JP2001244046A - 加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

加熱装置及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2001244046A
JP2001244046A JP2000054446A JP2000054446A JP2001244046A JP 2001244046 A JP2001244046 A JP 2001244046A JP 2000054446 A JP2000054446 A JP 2000054446A JP 2000054446 A JP2000054446 A JP 2000054446A JP 2001244046 A JP2001244046 A JP 2001244046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current supply
electric signal
heating device
current
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000054446A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Maeda
耕平 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000054446A priority Critical patent/JP2001244046A/ja
Publication of JP2001244046A publication Critical patent/JP2001244046A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Temperature (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒータ手段の異常温度上昇時に従来の安全機
能に加えて、さらなる安全性を考慮し、また、温度ヒュ
ーズよりも熱応答性の優れた安全で信頼性の高い加熱装
置及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 電流容量がAC電流供給経路106より
小さく設定される電気信号伝送経路130上、かつ、ヒ
ータ手段105の近傍に、所定以上の熱エネルギーが付
与された場合、電気信号伝送経路130を断線させてヒ
ータ手段105への電流供給をOFFさせる熱即断型ヒ
ューズワイヤ手段109を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート等の記録材
上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プ
リンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの画像形成装
置に関し、特に画像形成装置に備えられる加熱装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置として、画
像熱定着形成装置におけるヒータ手段の異常温度上昇時
の安全性確保に関する手段は、以下のような手段が一般
的であった。
【0003】(1)サーミスタ温度検知手段を利用して
ヒータ手段の温度状況を検知し、トライアックやACパ
ワーリレーのようなヒータ温度制御手段を異常温度上昇
時強制的にスイッチオフさせ、ヒータ手段へのAC電流
供給をOFFさせる手段。
【0004】(2)温度ヒューズのような所定以上の温
度上昇時温度ヒューズ内の接点固定部が接点開放となる
手段を、ヒータ手段へのAC電流供給経路上にシリアル
接続し、なおかつヒータ手段近傍に設置することで異常
温度上昇時にAC電流供給経路をオープンさせる手段。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような(1)と(2)の両方の機能を有する画像熱定
着装置において、ヒータ手段の異常温度上昇時に(1)
と(2)の両方の機能の他に、さらなる安全性を考慮し
た手段を設置することは一般的になかった。
【0006】又、(2)では温度ヒューズがヒータ手段
への通常のAC電流供給に耐えうるだけの電流容量を持
たせる必要がある為、そのことにより温度ヒューズ自体
の熱容量が大きくなってしまい、ヒータ手段の異常温度
上昇時の熱応答性の面で改善策が模索されてきた。
【0007】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、ヒー
タ手段の異常温度上昇時に従来の安全機能に加えて、さ
らなる安全性を考慮し、また、温度ヒューズよりも熱応
答性の優れた安全で信頼性の高い加熱装置及び画像形成
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、電流供給手段により通電され発熱
する発熱手段と、前記電流供給手段から前記発熱手段に
対する電流供給経路上で電流供給をON・OFF切換制
御する切換制御手段と、前記切換制御手段に接続され、
ON・OFFの切換え命令を電気信号として伝送すると
ともに、電流容量が前記電流供給経路より小さく設定さ
れる電気信号伝送経路と、を備えた加熱装置であって、
前記電気信号伝送経路上、かつ、前記発熱手段の近傍
に、所定以上の熱エネルギーが付与された場合、該電気
信号伝送経路を断線させて前記切換制御手段により前記
発熱手段への電流供給をOFFさせる第1の断線手段を
備えることを特徴とする。
【0009】前記電流供給手段は、前記発熱手段に対し
てAC電流供給を行い、前記電気信号伝送経路を伝送す
る電気信号には、DC低電圧を利用するか、または、D
C低電圧が生成される機能部前段である、AC側のAC
整流処理後の電圧を利用することも好適である。
【0010】前記第1の断線手段は、所定以上の熱エネ
ルギーが付与された場合、即座に溶け出し、前記電気信
号伝送経路を断線させるヒューズワイヤであることも好
適である。
【0011】前記切換制御手段は、前記電気信号伝送経
路に接続してON・OFFの切換え命令を電気信号とし
て受付ける命令受付部と、該命令受付部が受付けた電気
信号に応じてON・OFFの切換えを行う接点部とを備
えることも好適である。
【0012】前記発熱手段の温度を検知する温度検知手
段を備え、前記電流供給手段は、前記温度検知手段によ
り前記発熱手段が所定の温度以上であると検知された場
合、前記発熱手段への電流供給を停止することも好適で
ある。
【0013】前記電流供給経路上、かつ、前記発熱手段
の近傍に、所定以上の温度を検知した場合、該電流供給
経路を断線させる第2の断線手段を備えることも好適で
ある。
【0014】画像形成装置にあっては、画像形成手段に
よりトナー像が形成された記録材が通紙される上記記載
の加熱装置を備えることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される
装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもので
あり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣
旨のものではない。
【0016】(実施の形態1)図1〜図2を参照して、
実施の形態1に係る画像形成装置について説明する。図
1は実施の形態1に係る画像形成装置の概略説明図であ
る。
【0017】101は熱定着方式の画像形成装置であ
り、102はDC低電圧入力を表わしている。103は
マイクロコントローラ部(電流供給手段)であり、画像
形成装置101の制御部、リレーON・OFF制御部と
トライアック制御部を含む。
【0018】104はACパワーリレー(スイッチング
リレー、切換制御手段)であり、105は熱画像定着ヒ
ータ手段(発熱手段)、106はヒータ手段105への
AC電流供給経路、107はトライアック、108は内
部接点が所定の温度を超えると開放となる温度ヒューズ
(第2の断線手段)である。
【0019】109は所定の電流量を流すことができ、
所定以上の熱エネルギーにより即座に材料が溶断(溶け
出し断線)する熱即断型ヒューズワイヤ手段(第1の断
線手段)であり、DC電気信号伝送経路上、かつ、ヒー
タ手段105の近傍に配置されている。
【0020】110はACパワーリレー104のコイル
巻線部(命令受付部)であり、DC電気信号伝送経路1
30に接続され、ON・OFF切換え制御に関するON
・OFF命令を電気信号として受付ける。
【0021】111はACパワーリレー104の板ばね
スイッチング部(接点部)、112はマイクロコントロ
ーラ部103が制御する画像形成装置101の各機能部
を表わしている。
【0022】113は画像形成装置101のAC電源
側、114は画像形成装置101のDC電源側であり、
115はフォトトライアック、116はトランジスタ、
117は抵抗器、118はヒューズ抵抗器、119はサ
ーミスタ(温度検知手段)、120はコンデンサ(キャ
パシタ)である。
【0023】図2は本実施の形態に係るフローチャート
である。201は画像形成装置101の電源(ON)投
入、202は画像形成装置101がマイクロコントロー
ラ部103により正常動作する状態なのか判断、203
では画像形成装置101がマイクロコントローラ部10
3により正常動作する状態であると判断している。
【0024】204はACパワーリレー104がON
(板ばね接点部111が電気的に導通状態)、205は
ヒータ手段105に対して、トライアック107制御に
より電流供給が可能な状態(画像定着温度制御可能な状
態)を表わす。
【0025】206は画像形成装置101がマイクロコ
ントローラ部103により正常動作しない状態であると
判断、207はヒータ手段105の異常な(所定以上
の)温度上昇がある状態、208はACパワーリレー1
04やトライアック107のOFFのような、マイクロ
コンピュータ部103の制御によるヒータ手段105へ
のAC電流供給経路106を遮断する手段が正常動作し
ていない状態を表わす。
【0026】209は熱即断型ヒューズワイヤ手段10
9が即座に溶断、210はACパワーリレー104がO
FF(板ばね接点部111が電気的に非導通状態)、2
11はヒータ手段105に対して、AC電流供給が停止
した状態を表わす。
【0027】212はヒータ手段105の異常な(所定
以上の)温度上昇がない状態、213はマイクロコント
ローラ部103の故障が発生していない状態、214は
マイクロコントローラ部103の故障が発生している状
態、215はヒータ手段105の異常な(所定以上の)
温度上昇がある状態を表わす。
【0028】216はACパワーリレー104やトライ
アック107のOFFのような、マイクロコンピュータ
部103の制御によるヒータ手段105へのAC電流供
給経路106を遮断する手段が正常動作している状態、
217はACパワーリレー104やトライアック107
のOFFのような、マイクロコンピュータ部103の制
御によるヒータ手段105へのAC電流供給経路106
を遮断する手段が正常動作しているかどうかを表わす。
【0029】218はマイクロコントローラ部103の
故障が発生しているかどうか、219,220はヒータ
手段105の異常な(所定以上の)温度上昇が発生して
いるかどうか、221は温度ヒューズ108内部接点が
開放となった状態、222は熱即断型ヒューズワイヤ手
段109が即座に溶断したかどうかを表わす。
【0030】次に、図2を用いて、動作について説明す
る。
【0031】画像形成装置101において、電源投入
(201)後、DC低電圧102が立ち上がると、マイ
クロコントローラ部103が故障していなければ(21
3),画像形成装置101の各機能に異常がないか確認
を開始(202)し、マイクロコントローラ部103は
各機能の異常がなければ(203),ACパワーリレー
104をON(204)し、そしてヒータ手段105へ
のAC電流供給経路106をトライアック107制御に
よるループサーキットとする。
【0032】この状態において、トライアック107に
よるヒータ手段105へのAC電流供給制御、言い換え
ればヒータ手段105による画像定着温度制御が可能と
なる(205)。
【0033】又、各機能の異常が確認されれば異常回避
が確認されるまでACパワーリレーはOFF状態である
(206)。
【0034】画像定着温度制御が可能な状態(205)
以降ヒータ手段105が異常な温度上昇に至った場合
(207)に、又はマイクロコントローラ部103の故
障により(214),ヒータ手段105が異常な温度上
昇に至った場合(215)に、ACパワーリレー104
やトライアック107のOFFのような、マイクロコン
トローラ部103制御によるヒータ手段105へのAC
電流供給経路106を遮断するマイコン制御OFF手段
(217)が正常動作すれば(216),ヒータ手段1
05へのAC電流供給経路106は遮断される(21
1)。
【0035】しかしながら、前記したマイコン制御OF
F手段(217)が故障するような不具合に至った場合
(208),温度ヒューズ108が開放となるか(22
1),又はヒータ手段105近傍に設置されている熱即
断型ヒューズワイヤ手段109は所定の熱エネルギーに
到達次第即座に溶断し(209),電気信号伝送経路1
30を断線することで、ACパワーリレー104のDC
側コイル巻線部110へのDC低電圧の供給が断たれ、
そしてACパワーリレー104のAC側板ばね接点部1
11は開放となる(210)。
【0036】AC電流供給経路106は遮断され、ヒー
タ手段105へのAC電流供給がストップされる(21
1)。
【0037】本実施の形態のように、ヒータ手段の異常
温度上昇時に従来技術の項で説明した(1)と(2)の
両方の安全機能に加えて、さらなる安全性を考慮して、
温度ヒューズよりも熱応答性と溶断特性の設計自由度に
優れる熱即断型ヒューズワイヤ手段を、電流容量がヒー
タ手段電流経路より小さく設定可能であるDC低電圧側
に設置利用することで、熱即断型ヒューズワイヤ手段の
熱容量を温度ヒューズよりも小さく設計することがで
き、結果として温度ヒューズよりも熱応答性の優れた安
全装置を提供することが可能となる。
【0038】(実施の形態2)図3〜図4には、実施の
形態2が示されている。本実施の形態では、実施の形態
1のDC電気信号に代わり、DC低電圧回路の前段であ
る、AC側のダイオードアレーや大型電界コンデンサに
よるAC整流処理後の電圧を利用し、ヒューズ抵抗のよ
うな抵抗体とシリアルに接続することで、熱即断型ヒュ
ーズワイヤ手段の電気容量をできる限り小さくしてい
る。
【0039】図3は実施の形態2に係る画像形成装置の
概略説明図である。301は熱定着方式の画像形成装置
であり、302はDC低電圧入力を表わしている。30
3はマイクロコントローラ部(電流供給手段)であり、
画像形成装置301の制御部、リレーON・OFF制御
部とトライアック制御部を含む。
【0040】304はACパワーリレー(スイッチング
リレー、切換制御手段)であり、305は熱画像定着ヒ
ータ手段(発熱手段)、306はヒータ手段305への
AC電流供給経路、307はトライアック、308は内
部接点が所定の温度を超えると開放となる温度ヒューズ
(第2の断線手段)である。
【0041】309は所定の電流量を流すことができ、
所定以上の熱エネルギーにより即座に材料が溶け出し断
線する熱即断型ヒューズワイヤ手段(第1の断線手段)
であり、DC低電圧回路の前段である、AC側のダイオ
ードアレーや大型電界コンデンサによるAC整流処理後
の電圧を利用し、ヒューズ抵抗のような抵抗体とシリア
ルに接続され、かつ、ヒータ手段105の近傍に配置さ
れている。
【0042】310はACパワーリレー304のコイル
巻線部(命令受付部)であり、電気信号伝送経路330
に接続され、ON・OFF切換え制御に関するON・O
FF命令を電気信号として受付ける。
【0043】311はACパワーリレー304の板ばね
スイッチング部(接点部)、312はマイクロコントロ
ーラ部303が制御する画像形成装置301の各機能部
を表わしている。
【0044】313は画像形成装置301のAC電源側
(1次側)、314は画像形成装置301のDC電源側
(2次側)、315はフォトトライアック、316はト
ランジスタ、317は抵抗器、318はヒューズ抵抗器
である。
【0045】319はAC(1次側)・DC(2次側)
間トランスフォーマ、320はAC整流用ダイオードア
レー、321はAC整流用電解コンデンサ、322は整
流用ダイオードである。
【0046】図4は本実施の形態に係るフローチャート
である。401は画像形成装置301の電源(ON)投
入、402はヒータ手段305の異常な(所定以上の)
温度上昇がない状態、403はヒータ手段305の異常
な(所定以上の)温度上昇がある状態を表わす。
【0047】404はACパワーリレー304がON
(板ばね接点部311が電気的に導通状態)、405は
ヒータ手段305に対して、トライアック307制御に
より電流供給が可能な状態(画像定着温度制御可態な状
態)を表わす。
【0048】406はヒータ手段305の異常な(所定
以上の)温度上昇があるかどうか、407はヒータ手段
305の異常な(所定以上の)温度上昇がある状態、4
08はACパワーリレー304やトライアック307の
OFFのような、マイクロコンピュータ部303制御に
よるヒータ手段305へのAC電流供給経路306を遮
断する手段が正常動作していない状態を表わす。
【0049】409は熱即断型ヒューズワイヤ手段30
9が即座に溶断、410はACパワーリレー304がO
FF(板ばね接点部311が電気的に非導通状態)、4
11はヒータ手段305に対して、AC電流供給が停止
した状態を表わす。
【0050】412はACパワーリレー304やトライ
アック307のOFFのような、マイクロコンピュータ
部303制御によるヒータ手段305へのAC電流供給
経路306を遮断する手段が正常動作しているかどうか
を表わす。
【0051】413はACパワーリレー304やトライ
アック307のOFFのような、マイクロコンピュータ
部303制御によるヒータ手段305へのAC電流供給
経路(306)を遮断する手段が正常動作している状態
を表わす。
【0052】414はヒータ手段305の異常な(所定
以上の)温度上昇があるかどうか、415は熱即断型ヒ
ューズワイヤ手段309が即座に溶断したかどうか、4
16は温度ヒューズ308内部接点が開放になった状態
を表わす。
【0053】次に、図4を用いて、動作について説明す
る。
【0054】画像形成装置301において、電源投入
(401)後、AC側313に電力供給がなされると、
画像形成装置301の故障によるヒータ手段305の異
常温度上昇がなければ(402),DC側314の低電
圧302の状態にかかわらず、ACパワーリレー304
がON(404)となり、そしてヒータ手段305への
AC電流供給経路306がトライアック307制御によ
るループサーキットとなる。
【0055】この状態において、トライアック307に
よるヒータ手段305へのAC電流供給制御、言い換え
ればヒータ手段305による画像定着温度制御が可能と
なる(405)。
【0056】画像定着温度制御が可能な状態(405)
以降、ヒータ手段305が異常な温度上昇に至った場合
(407)に、又は束線類の電気的ショートのような画
像形成装置301の故障によりヒータ手段305が異常
な温度上昇に至った場合(403)に、ACパワーリレ
ー304やトライアック307のOFFのような、マイ
クロコントローラ部303制御によるヒータ手段305
へのAC電流供給経路306を遮断するマイコン制御O
FF手段(412)が正常動作すれば(413),ヒー
タ手段305へのAC電流供給経路306は遮断される
(411)。
【0057】しかしながら、マイコン制御OFF手段
(412)が故障するような不具合に至った場合(40
8),温度ヒューズ308が開放になるか(416),
又はヒータ手段305近傍に設置されている熱即断型ヒ
ューズワイヤ手段309は所定の熱エネルギーに到達次
第即座に溶断し(409),電気信号伝送経路330を
断線することで、ACパワーリレー304のコイル巻線
部310への電圧の供給が断たれ、そしてACパワーリ
レー304の板ばね接点部311は開放となる(41
0)。
【0058】AC電流供給経路306は遮断され、ヒー
タ手段305へのAC電流供給がストップされる(41
1)。
【0059】本実施の形態のように、ヒータ手段の異常
温度上昇時に従来技術の項で説明した(1)と(2)の
両方の安全機能に加えて、さらなる安全性を考慮して、
温度ヒューズよりも熱応答性と溶断特性の設計自由度に
優れる熱即断型ヒューズワイヤ手段を、電流容量がヒー
タ手段電流経路より小さく設定可能である、AC側で電
流量を小さくする抵抗体とシリアルに接続する構成にて
設置利用することで、熱即断型ヒューズワイヤ手段の熱
容量を温度ヒューズよりも小さく設計することができ、
結果として温度ヒューズよりも熱応答性の優れた安全装
置を提供することが可能となる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電流容量が電流供給経路より小さく設定される電気信号
伝送経路上、かつ、発熱手段の近傍に、所定以上の熱エ
ネルギーが付与された場合、前記電気信号伝送経路を断
線させて切換制御手段により前記発熱手段への電流供給
をOFFさせる第1の断線手段を備えることにより、熱
容量を温度ヒューズよりも小さく設計することができる
ので、温度ヒューズよりも熱応答性の優れた安全機能を
備えた信頼性の高い加熱装置及び画像形成装置を提供す
ることが可能となる。
【0061】また、発熱手段の異常温度上昇時に従来の
安全機能に加えて、さらなる安全性を考慮した装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の概
略説明図である。
【図2】本発明の実施の形態1を説明するフローチャー
ト図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の概
略説明図である。
【図4】本発明の実施の形態2を説明するフローチャー
ト図である。
【符号の説明】
101,301 画像形成装置 102,302 DC低電圧入力 103,303 マイクロコントローラ部 104,304 ACパワーリレー 105,305 熱画像定着ヒータ手段 106,306 ヒータ手段105へのAC電流供給経
路 107,307 トライアック 108,308 温度ヒューズ 109,309 熱即断型ヒューズワイヤ手段 110,310 ACパワーリレーのコイル巻線部 111,311 ACパワーリレーの板ばねスイッチン
グ部(接点部) 112 マイクロコントローラ部103が制御する本装
置101の各機能部 113 AC電源側 114 DC電源側 115,315 フォトトライアック 116,316 トランジスタ 117,317 抵抗器 118,318 ヒューズ抵抗器 119 サーミスタ 120 コンデンサ(キャパシタ) 130,330 電気信号伝送経路 312 マイクロコントローラ部303が制御する本装
置301の各機能部 313 AC電源側(1次側) 314 DC電源側(2次側) 319 AC(1次側)・DC(2次側)間トランスフ
ォーマ 320 AC整流用ダイオードアレー 321 AC整流用電解コンデンサ 322 整流用ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 AA42 BA25 BA30 BA38 CA02 CA07 CA23 CA24 CA27 CA45 CA48 3K058 AA12 AA26 BA18 CA04 CA23 CA78 CD02 5H323 AA36 BB17 CA08 CB02 DA01 DB04 DB06 DB21 GG04 KK05 TT06 TT20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流供給手段により通電され発熱する発
    熱手段と、 前記電流供給手段から前記発熱手段に対する電流供給経
    路上で電流供給をON・OFF切換制御する切換制御手
    段と、 前記切換制御手段に接続され、ON・OFFの切換え命
    令を電気信号として伝送するとともに、電流容量が前記
    電流供給経路より小さく設定される電気信号伝送経路
    と、を備えた加熱装置であって、 前記電気信号伝送経路上、かつ、前記発熱手段の近傍
    に、所定以上の熱エネルギーが付与された場合、該電気
    信号伝送経路を断線させて前記切換制御手段により前記
    発熱手段への電流供給をOFFさせる第1の断線手段を
    備えることを特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記電流供給手段は、前記発熱手段に対
    してAC電流供給を行い、 前記電気信号伝送経路を伝送する電気信号には、DC低
    電圧を利用するか、または、DC低電圧が生成される機
    能部前段である、AC側のAC整流処理後の電圧を利用
    することを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の断線手段は、所定以上の熱エ
    ネルギーが付与された場合、即座に溶け出し、前記電気
    信号伝送経路を断線させるヒューズワイヤであることを
    特徴とする請求項1または2に記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 前記切換制御手段は、前記電気信号伝送
    経路に接続してON・OFFの切換え命令を電気信号と
    して受付ける命令受付部と、該命令受付部が受付けた電
    気信号に応じてON・OFFの切換えを行う接点部とを
    備えることを特徴とする請求項1,2または3に記載の
    加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記発熱手段の温度を検知する温度検知
    手段を備え、 前記電流供給手段は、前記温度検知手段により前記発熱
    手段が所定の温度以上であると検知された場合、前記発
    熱手段への電流供給を停止することを特徴とする請求項
    1,2,3または4に記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】 前記電流供給経路上、かつ、前記発熱手
    段の近傍に、所定以上の温度を検知した場合、該電流供
    給経路を断線させる第2の断線手段を備えることを特徴
    とする請求項1,2,3,4または5に記載の加熱装
    置。
  7. 【請求項7】 画像形成手段によりトナー像が形成され
    た記録材が通紙される請求項1乃至6のいずれか1項に
    記載の加熱装置を備えることを特徴とする画像形成装
    置。
JP2000054446A 2000-02-25 2000-02-25 加熱装置及び画像形成装置 Withdrawn JP2001244046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000054446A JP2001244046A (ja) 2000-02-25 2000-02-25 加熱装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000054446A JP2001244046A (ja) 2000-02-25 2000-02-25 加熱装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001244046A true JP2001244046A (ja) 2001-09-07

Family

ID=18575696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000054446A Withdrawn JP2001244046A (ja) 2000-02-25 2000-02-25 加熱装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001244046A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009036915A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Canon Inc 回路及び加熱装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009036915A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Canon Inc 回路及び加熱装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8977155B2 (en) Image forming apparatus
US8744289B2 (en) Image forming apparatus
US20050232650A1 (en) Image forming apparatus capable of shortening start up time of fixing device
JPH10333755A (ja) ヒータ制御装置
CN111868446B (zh) 空调机
KR101928856B1 (ko) 전력 제어 장치 및 화상 형성 장치
EP1916573B1 (en) Image forming apparatus and control method thereof
JP2006094580A (ja) 給電装置
US7277654B2 (en) Electrophotographic power supply configuration for supplying power to a fuser
JP2001244046A (ja) 加熱装置及び画像形成装置
JP2003021981A (ja) 定着装置
JPH0631495Y2 (ja) 定着装置の異常防止装置
US7577373B2 (en) Image forming apparatus having warm-up and normal modes and control method thereof
US11892790B2 (en) Image forming apparatus and electrical equipment
TWI785833B (zh) 具備異常電壓保護功能之門機及門機之異常電壓保護方法
JP5008361B2 (ja) 画像形成装置
JP2727561B2 (ja) 温度制御装置の保護装置
JP3303570B2 (ja) 加熱装置
JP2017102402A (ja) 画像形成装置
JP2005057960A (ja) 省電力化モータ始動システム
JP2024034262A (ja) 通電遮断装置、画像形成装置、および電気機器
JP2003348836A (ja) スイッチング電源の保護装置
US20060221529A1 (en) Power supply apparatus
JPH05210335A (ja) 安全保護装置
KR101214163B1 (ko) 화상형성장치의 정착기 과열 방지 온도제어 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070501