JP2001243784A - 不揮発性メモリ - Google Patents

不揮発性メモリ

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JP2001243784A JP2000051528A JP2000051528A JP2001243784A JP 2001243784 A JP2001243784 A JP 2001243784A JP 2000051528 A JP2000051528 A JP 2000051528A JP 2000051528 A JP2000051528 A JP 2000051528A JP 2001243784 A JP2001243784 A JP 2001243784A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素化した回路で短いアクセス時間を達成す
ることができるセンスアンプを備えた不揮発性メモリを
提供する。 【解決手段】 負荷用のPMOS31,41は、常時オ
ンに設定されている。読出制御信号CEが“L”の待機
状態では、NMOS35により基準ノードN2は接地電
圧GNDとなり、NMOS32,33はオフである。読
出制御信号CEが活性化されて“H”になると、NMO
S32,33がオンとなり、既にオンとなっているPM
OS31を介して、NMOS33に基準セルアレイ20
からの基準電流INRが流れ込み、基準ノードN2に基
準電圧REFが直ちに出力される。基準電圧REFは各
検出回路40AのNMOS42のゲートに印加され、メ
モリセルアレイ10からNMOS43に流れ込むセル電
流INSと基準電流INRとが比較されて、出力ノード
N4に比較結果の検出信号Siが出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み出し専用メモ
リ(以下、「ROM」という)等の不揮発性メモリ、特
に動作時の立ち上がりの速いセンスアンプを有する不揮
発性メモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のROMの一例を示す概略
の構成図である。このROMは、平行に配置された複数
のワード線WL0,WL1,…,WLnと、これらのワ
ード線WL0〜WLnに直交して配置されたビット線B
L0,BL1,…,BL7と、基準ビット線RBLを有
している。ビット線BLi(但し、i=0〜7)とワー
ド線WL0〜WLnとの各交差箇所には、メモリセルア
レイ10を構成するMOSトランジスタ(以下、「M
OS」という)11i,0〜11i,nが設けられ、こ
れらのMOS11i,0〜11i,nのソースが、この
ビット線BLiに共通接続されている。MOS11
i,0〜11i,nのゲートは、それぞれワード線WL
0〜WLnに接続され、ドレインには電源電圧VI(例
えば、1V)が共通に与えられるようになっている。
【0003】これらのMOS11i,0〜11
i,nは、記憶内容に従って予め選択的にゲートにイオ
ン注入が行われ、データ“0”,“1”に従って異なる
閾値電圧が設定されている。即ち、データ“0”に対応
するMOSは、常にオフ状態となるように設定され、デ
ータ“1”に対応するMOSは、選択時にオン状態、非
選択時にオフ状態となるように設定されている。
【0004】また、基準ビット線RBLとワード線WL
0〜WLnとの各交差箇所には、基準セルアレイ20を
構成するMOS21〜21が設けられ、これらのM
OS21〜21のソースが、この基準ビット線RB
Lに共通接続されている。MOS21〜21のゲー
トは、それぞれワード線WL0〜WLnに接続され、各
ドレインにはメモリセルアレイ10と同じ電源電圧V
Iが共通に与えられるようになっている。MOS21
〜21には、すべてデータ“1”が記憶されている。
【0005】基準ビット線RBL及び各ビット線BLi
は、センスアンプを構成する基準回路30及び検出回路
40に、それぞれ接続されている。基準ビット線RB
Lは、PチャネルMOS(以下、「PMOS」という)
31と、NチャネルMOS(以下、「NMOS」とい
う)32,33を直列に接続して構成された基準回路3
0の入力ノードN1に接続されている。PMOS31の
ソースは電源電圧VCC(例えば、3.3V)に接続さ
れ、ゲートにはイネーブル信号/CE(但し、「/」は
反転を意味する)が与えられるようになっている。PM
OS31のドレインは基準ノードN2に接続され、この
基準ノードN2には、更にNMOS32のドレインとゲ
ートが接続されている。NMOS32のソースは、基準
ビット線RBLが接続された入力ノードN1に接続さ
れ、この入力ノードN1には更にNMOS33のドレイ
ンが接続されている。NMOS33のゲートは基準ノー
ドN2に接続され、ソースは接地電圧GNDに接続され
ている。
【0006】一方、ビット線BLiは、PMOS41
と、NMOS42,43を直列に接続して構成され
た検出回路40の入力ノードN3に接続されてい
る。PMOS41のソースは電源電圧VCCに接続さ
れ、ゲートにはイネーブル信号/CEが与えられるよう
になっている。PMOS41のドレインは出力ノード
N4に接続され、この出力ノードN4には更にNM
OS42のドレインとNMOS43のゲートが接続
されている。NMOS42のソースは、入力ノードN
に接続され、ゲートは基準回路30の基準ノードN
2に接続されている。入力ノードN3にはNMOS4
のドレインが接続され、このNMOS43のソー
スが接地電圧GNDに接続されている。
【0007】このようなROMにおいて、読み出し時に
ワード線WL0〜WLnのいずれか1つ(例えば、WL
0)が選択されると共に、イネーブル信号/CEが、待
機状態のレベル“H”から動作状態のレベル“L”に変
化すると、基準回路30内のPMOS31と、各検出回
路40内のPMOS41がオフ状態からオン状態に
変化する。これにより、基準回路30内のNMOS3
2,33に電流が流れ、基準セルアレイ20内のMOS
21を流れる電流が、基準回路30の入力ノードN1
に判定用の基準電流INRとして流れ込む。NMOS3
2,33を流れる電流により、入力ノードN1の電圧は
0.1V程度となり、基準ノードN2の電圧は接地電圧
GNDから基準電圧REF(例えば、1V)に変化す
る。
【0008】一方、ワード線WL0で選択された各メモ
リセルアレイ10内のMOS11 i,0には、記憶さ
れたデータに従ってセル電流INSiが流れ、このセル
電流INSiが入力ノードN3に流れ込む。入力ノー
ドN3の電圧は、読み出したデータが“1”即ちMO
S11i,0がオン状態のときに0.11Vとなり、デ
ータが“0”即ちMOS11i,0がオフ状態のときに
0.09V程度となる。また、出力ノードN4に出力
される検出電圧Siは、セル電流INSiが基準電流I
NRの例えば1/2よりも大きければ基準電圧REFよ
りも高い電圧(例えば、約1.1V)となり、小さけれ
ば低い電圧(例えば、約0.9V)となる。従って、出
力ノードN4の検出電圧Siにより、読み出したデー
タを判定することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ROMでは、次のような課題があった。基準回路30の
入力ノードN1及び各検出回路40の入力ノードN3
は、それぞれ基準セルアレイ20及びメモリセルアレ
イ10を構成するMOSのソース電極になるため、ゲ
ート・ソース間電圧Vgsが小さくなりセル電流を損な
わないように、接地電圧GNDに近い電圧に設定する必
要がある。このため、NMOS32,33、及びNMO
S42,43のトランジスタ・サイズを大きくして
オン抵抗を下げる必要がある。
【0010】一方、PMOS31及びPMOS41
トランジスタ・サイズは、セル電流の大きさによって決
まる。換言すると、基準回路30及び各検出回路40
のプルアップ能力は、負荷容量の大小に拘らず最大値が
セル電流に基づいて制限される。
【0011】図2のROMのように、1つの基準回路3
0から複数の検出回路40へ基準電圧REFを供給す
るように簡素化した回路構成では、この基準回路30に
かかる負荷容量が大きくなる。このため、待機状態から
動作状態に変化したときに、基準電圧REFの立ち上が
りの遅延が生じ、正しいデータを読み出すまでのアクセ
ス時間が長くなるという課題があった。本発明は、前記
従来技術が持っていた課題を解決し、簡素化した回路で
短いアクセス時間を達成することができるセンスアンプ
を有するROM等の不揮発性メモリを提供するものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内の第1の発明は、不揮発性メモリにおい
て、選択信号で選択されたときに記憶データに対応した
セル電流を出力するメモリセルを有する複数のメモリセ
ルアレイと、前記メモリセルの記憶データを識別するた
めの基準となる基準電流を出力する基準セルと、読出制
御信号で活性化されたときに基準ノードを負荷用のトラ
ンジスタを介してプルアップすると共に、前記基準電流
に対応した基準電圧を生成して該基準ノードに出力する
基準回路と、前記メモリセルアレイ毎に設けられ、前記
読出制御信号で活性化されたときに出力ノードを負荷用
のトランジスタを介してプルアップすると共に、該メモ
リセルアレイから出力されたセル電流に対応した電圧を
前記基準電圧と比較して前記記憶データに対応した検出
信号を該出力ノードに出力する複数の検出回路とを備え
ている。
【0013】第2の発明では、第1の発明の不揮発性メ
モリにおける基準回路は、電源電圧と第1のノードとの
間に設けられ、常時オン状態に設定された第1のトラン
ジスタと、前記第1のノードと基準電流が入力される第
2のノードとの間に設けられ、基準ノードの電圧でオン
/オフ制御される第2のトランジスタと、前記第2のノ
ードと接地電圧との間に設けられ、前記基準ノードの電
圧でオン/オフ制御される第3のトランジスタと、前記
第1のノードと前記基準ノードとの間に設けられ、読出
制御信号で活性化されたときにオン状態となる第4のト
ランジスタと、前記基準ノードと接地電圧との間に設け
られ、前記読出制御信号で活性化されたときにオフ状態
となる第5のトランジスタとを有している。
【0014】また、各検出回路は、電源電圧と検出信号
を出力する出力ノードとの間に設けられ、常時オン状態
に設定された第6のトランジスタと、前記出力ノードと
セル電流が入力される第3のノードとの間に設けられ、
前記基準ノードの電圧で導通状態が制御される第7のト
ランジスタと、前記第3のノードと接地電圧との間に設
けられ、前記出力ノードの電圧で導通状態が制御される
第8のトランジスタとを有している。
【0015】第3の発明では、第1の発明の不揮発性メ
モリにおける基準回路は、電源電圧と基準ノードとの間
に設けられ、常時オン状態に設定された第1のトランジ
スタと、前記基準電流が入力される第1のノードと前記
基準ノードとの間に設けられ、該基準ノードの電圧で導
通状態が制御される第2のトランジスタと、前記第1の
ノードと前記基準ノードとの間に前記第2のトランジス
タに直列に設けられ、読出制御信号で活性化されたとき
にオン状態となる第3のトランジスタと、前記第1のノ
ードと接地電圧との間に設けられ、前記基準ノードの電
圧で導通状態が制御される第4のトランジスタとを有し
ている。
【0016】また、各検出回路は、電源電圧と出力ノー
ドとの間に設けられ、常時オン状態に設定された第5の
トランジスタと、前記セル電流が入力される第2のノー
ドと前記出力ノードとの間に設けられ、前記基準ノード
の電圧で導通状態が制御される第6のトランジスタと、
前記第2のノードと前記出力ノードとの間に前記第6の
トランジスタに直列に設けられ、前記読出制御信号で活
性化されたときにオン状態となる第7のトランジスタ
と、前記第2のノードと接地電圧との間に設けられ、前
記出力ノードの電圧で導通状態が制御される第8のトラ
ンジスタとを有している。
【0017】第4の発明では、第1の発明の不揮発性メ
モリにおける基準回路は、電源電圧と基準ノードとの間
に設けられ、読出制御信号で活性化されたときにオン状
態となる第1のトランジスタと、前記基準ノードと基準
電流が入力される第1のノードとの間に設けられ、該基
準ノードの電圧で導通状態が制御される第2のトランジ
スタと、前記第1のノードと接地電圧との間に設けら
れ、前記基準ノードの電圧で導通状態が制御される第3
のトランジスタとを有している。
【0018】また、各検出回路は、電源電圧と出力ノー
ドとの間に設けられ、前記読出制御信号で活性化された
ときにオン状態となる第4のトランジスタと、前記出力
ノードとセル電流が入力される第2にノードとの間に設
けられ、前記基準ノードの電圧で導通状態が制御される
第5のトランジスタと、前記第2のノードと接地電圧と
の間に設けられ、前記出力ノードの電圧で導通状態が制
御される第6のトランジスタとを有している。更に、こ
の不揮発性メモリは、前記読出制御信号で活性化されて
いるとき、或いは活性化された直後の一定時間だけ、前
記基準ノードに所定の電圧を印加する定電圧回路を設け
ている。
【0019】第5の発明では、第1の発明の不揮発性メ
モリにおける基準回路は、電源電圧と基準ノードとの間
に設けられ、読出制御信号で活性化されたときにオン状
態となる第1のトランジスタと、前記基準ノードと基準
電流が入力される第1のノードとの間に設けられ、該基
準ノードの電圧で導通状態が制御される第2のトランジ
スタと、前記第1のノードと接地電圧との間に設けら
れ、前記基準ノードの電圧で導通状態が制御される第3
のトランジスタとを有している。
【0020】また、各検出回路は、電源電圧と出力ノー
ドとの間に設けられ、前記読出制御信号で活性化された
ときにオン状態となる第4のトランジスタと、前記出力
ノードとセル電流が入力される第2にノードとの間に設
けられ、第3のノードの電圧で導通状態が制御される第
5のトランジスタと、前記第2のノードと接地電圧との
間に設けられ、前記出力ノードの電圧で導通状態が制御
される第6のトランジスタとを有している。更に、この
不揮発性メモリは、前記読出制御信号で活性化されたと
きに前記基準ノードの信号の電力を増幅し、前記基準電
圧を前記第3のノードに出力する定電圧回路を設けてい
る。
【0021】第6の発明では、第1の発明の不揮発性メ
モリにおける基準回路は、電源電圧と基準ノードとの間
に設けられ、読出制御信号で活性化されたときにオン状
態となる第1のトランジスタと、前記基準ノードと基準
電流が入力される第1のノードとの間に設けられ、該基
準ノードの電圧で導通状態が制御される第2のトランジ
スタと、前記第1のノードと接地電圧との間に設けら
れ、前記基準ノードの電圧で導通状態が制御される第3
のトランジスタとを有している。
【0022】また、各検出回路は、電源電圧と出力ノー
ドとの間に設けられ、前記読出制御信号で活性化された
ときにオン状態となる第4のトランジスタと、前記出力
ノードとセル電流が入力される第2にノードとの間に設
けられ、前記基準電圧が与えられる第3のノードの電圧
で導通状態が制御される第5のトランジスタと、前記第
2のノードと接地電圧との間に設けられ、前記出力ノー
ドの電圧で導通状態が制御される第6のトランジスタ
と、前記出力ノードと前記第3のノードとの間に設けら
れ、第4のノードの電圧でオン/オフ制御される第7の
トランジスタとを有している。
【0023】更に、この不揮発性メモリは、前記読出制
御信号で活性化されたときに前記基準ノードのレベルを
検出し、該レベルが前記基準電圧に達したときに前記第
7のトランジスタをオフ状態に制御するための信号を前
記第4のノードに出力するレベル検出回路を設けてい
る。
【0024】本発明によれば、以上のように不揮発性メ
モリを構成したので、次のような作用が行われる。選択
信号が与えられると、複数のメモリセルアレイにおい
て、この選択信号で選択されたメモリセルから記憶デー
タに対応したセル電流が出力されて、それぞれ対応する
検出回路に与えられる。更に、基準セルからは、選択さ
れたメモリセルの記憶データを識別するための基準とな
る基準電流が出力されて、基準回路に与えられる。
【0025】基準回路では、読出制御信号で活性化され
ると、基準ノードが負荷用のトランジスタを介してプル
アップされると共に、基準セルから与えられた基準電流
に対応した基準電圧が生成されて、この基準ノードに出
力される。また、各検出回路では、読出制御信号で活性
化されると、出力ノードが負荷用のトランジスタを介し
てプルアップされると共に、メモリセルアレイから与え
られたセル電流に対応した電圧が生成され、この電圧が
基準電圧と比較される。そして、メモリセルの記憶デー
タに対応した検出信号が出力ノードから出力される。
【0026】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態を示すROMの概略の構成図であ
り、図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付され
ている。このROMは、平行に配置された複数のワード
線WL0,WL1,…,WLnと、これらのワード線W
L0〜WLnに直交して配置されたビット線BL0,B
L1,…,BL7と、基準ビット線RBLを有してい
る。ビット線BLi(但し、i=0〜7)とワード線W
L0〜WLnとの各交差箇所には、メモリセルアレイ1
を構成するメモリセル(例えば、MOS)11
i,0〜11i,nが設けられ、これらのMOS11
i,0〜11i,nのソースが、このビット線BLiに
共通接続されている。MOS11i,0〜11i,n
ゲートは、それぞれワード線WL0〜WLnに接続さ
れ、ドレインには電源電圧VI(例えば、1V)が共通
に与えられるようになっている。
【0027】これらのMOS11i,0〜11
i,nは、記憶内容に従って予め選択的にゲートにイオ
ン注入が行われ、データ“0”,“1”に従って異なる
閾値電圧が設定されている。即ち、データ“0”に対応
するMOSi,j(但し、j=0〜n)は、ワード線W
での選択の有無にかかわらず、常にオフ状態となる
ように設定されている。また、データ“1”に対応する
MOSi,jは、ワード線WL で選択されたときにオ
ン状態となり、選択されていないときにはオフ状態とな
るように設定されている。
【0028】また、基準ビット線RBLとワード線WL
0〜WLnとの各交差箇所には、基準セルアレイ20を
構成するMOS21〜21が設けられ、これらのM
OS21〜21のソースが、この基準ビット線RB
Lに共通接続されている。MOS21〜21のゲー
トは、それぞれワード線WL0〜WLnに接続され、各
ドレインにはメモリセルアレイ10と同じ電源電圧V
Iが共通に与えられるようになっている。MOS21
〜21には、すべてデータ“1”が記憶されている。
【0029】基準ビット線RBL及び各ビット線BLi
は、センスアンプを構成する基準回路30A及び検出回
路40Aに、それぞれ接続されている。基準ビット線
RBLは、プルアップ用のPMOS31と、NMOS3
2,33とを直列に接続して構成された基準回路30A
の入力ノードN1に接続されている。PMOS31のソ
ースは電源電圧VCC(例えば、3.3V)に接続さ
れ、ゲートは接地電圧GNDに固定接続されている。P
MOS31のドレインはNMOS32のドレインに接続
され、このNMOS32のゲートが基準ノードN2に、
ソースが入力ノードN1にそれぞれ接続されている。入
力ノードN1には、更にNMOS33のドレインが接続
されている。NMOS33のゲートは基準ノードN2
に、ソースは接地電圧GNDにそれぞれ接続されてい
る。
【0030】NMOS32のドレインと基準ノードN2
の間はNMOS34で接続され、このNMOS34がイ
ネーブル信号CEでオン/オフ制御されるようになって
いる。更に、基準ノードN2と接地電圧GNDの間はN
MOS35で接続され、このNMOS35がインバータ
36から与えられるイネーブル信号/CEでオン/オフ
制御されるようになっている。
【0031】一方、ビット線BLiは、プルアップ用の
PMOS41と、NMOS42,43とを直列に
接続して構成された検出回路40Aの入力ノードN3
に接続されている。PMOS41のソースは電源電
圧VCCに接続され、ゲートは接地電圧GNDに固定接
続されている。PMOS41のドレインは出力ノード
N4に接続され、この出力ノードN4にNMOS4
のドレインとNMOS43のゲートが接続されて
いる。NMOS42のソースは入力ノードN3に接
続され、ゲートは基準回路30Aの基準ノードN2に接
続されている。入力ノードN3には、更にNMOS4
のドレインが接続され、このNMOS43のソー
スが接地電圧GNDに接続されている。
【0032】図3は、図1中の基準回路30Aの出力信
号波形図である。以下、この図3を参照しつつ、図1の
動作を説明する。このROMが待機状態の場合、イネー
ブル信号CEは“L”となっているので、NMOS34
はオフ状態、NMOS35はオン状態である。更に、P
MOS31のゲートは接地電圧GNDに固定接続されて
いるので、このPMOS31は常にオン状態となり、ノ
ード34は、電源電圧VCCである。
【0033】次に、読み出し時にワード線WL0〜WL
nのいずれか1つ(例えば、WL0)が選択されると共
に、イネーブル信号CEが、動作状態のレベル“H”に
変化すると、基準回路30A内のNMOS34はオン状
態となり、NMOS35はオフ状態に変化する。
【0034】ノード34に待機時蓄えられていた電荷が
基準ノードN2に放出されるため、この基準ノードN2
の電位が初期的に急上昇し、NMOS32,33は即座
にオン状態となり、基準セルアレイ20内のMOS21
を流れる電流が、基準回路30Aの入力ノードN1に
判定用の基準電流INRとして流れ込む。基準ノードN
2の電圧Vは、図3中の実線Aで示すように、上記初期
充電の後は、PMOS31で制限される電流により時間
tの経過と共に接地電圧GNDから基準電圧REF(例
えば、1V)なだらかに変化する。また、入力ノードN
1の電圧は0.1V程度となる。
【0035】なお、図3中の破線Bは、図2の従来のR
OMにおける基準ノードN2の電圧Vの変化を示してい
る。図2の回路構成では、イネーブル信号CEが“L”
の時、PMOS31はオフ状態となっているため、基準
ノードN2の電圧Vは、接地電圧GNDからPMOS3
1で制限される電流のみで立上がるので基準電圧REF
に達するまでに長時間を有する。
【0036】一方、ワード線WL0で選択された各メモ
リセルアレイ10内のMOS11 i,0には、記憶さ
れたデータに従ってセル電流INSiが入力ノードN3
に流れ込む。入力ノードN3の電圧は、読み出した
データが“1”即ちMOS11i,0がオン状態のとき
に0.11Vとなり、データが“0”即ちMOS11
i,0がオフ状態のときに0.09V程度となる。ま
た、出力ノードN4の検出電圧Siは、セル電流IN
Siが基準電流INRの例えば1/2よりも大きければ
基準電圧REFよりも高い電圧(例えば、約1.1V)
となり、小さければ低い電圧(例えば、約0.9V)と
なる。従って、出力ノードN4の検出電圧Siによ
り、読み出したデータを判定することができる。
【0037】以上のように、この第1の実施形態のRO
Mは、常時オン状態に固定したプルアップ用のPMOS
31と、待機時にイネーブル信号CEによって基準ノー
ドN2を強制的に接地電圧GNDに接続するためのNM
OS34,35を備えた基準回路30Aを有している。
これにより、動作状態に切り替えられたときに、PMO
S31のトランジスタ・サイズにかかわらず、直ちに基
準電圧REFを出力することが可能になり、簡素化した
回路で短いアクセス時間を達成することができる。
【0038】(第2の実施形態)図4は、本発明の第2
の実施形態を示すセンスアンプの回路図であり、図1中
の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。こ
のセンスアンプは、基準回路30Bと複数の検出回路4
0B(但し、図には1組のみ表示)で構成されてい
る。基準回路30B及び検出回路40Bは、それぞれ
図1中の基準回路30A及び検出回路40Aに代えて
用いられるものである。
【0039】基準回路30Bは、プルアップ用のPMO
S31と、NMOS32,37,33とを直列に接続し
て構成されている。PMOS31のソースは電源電圧V
CCに接続され、ゲートは接地電圧GNDに固定接続さ
れている。PMOS31のドレインはNMOS32のド
レインに接続され、このNMOS32のゲートが基準ノ
ードN2に、ソースがNMOS37を介して入力ノード
N1に接続されている。NMOS37のゲートには、イ
ネーブル信号CEが与えられ、このイネーブル信号CE
によってオン/オフ制御されるようになっている。入力
ノードN1には、基準ビット線RBL及びNMOS33
のドレインが接続されている。NMOS33のゲートは
基準ノードN2に、ソースは接地電圧GNDにそれぞれ
接続されている。
【0040】一方、検出回路40Bは、プルアップ用
のPMOS41と、NMOS42 ,44,43
とを直列に接続して構成されている。PMOS41
ソースは電源電圧VCCに接続され、ゲートは接地電圧
GNDに固定接続されている。PMOS41のドレイ
ンは出力ノードN4に接続され、この出力ノードN4
にNMOS42のドレインとNMOS43のゲー
トが接続されている。NMOS42のソースは、NM
OS44を介して入力ノードN3に接続され、ゲー
トは基準回路30Bの基準ノードN2に接続されてい
る。NMOS44 のゲートには、イネーブル信号CE
が与えられ、このイネーブル信号CEによってオン/オ
フ制御されるようになっている。入力ノードN3
は、ビット線BLとNMOS43のドレインが接続
され、このNMOS43のソースが接地電圧GNDに
接続されている。
【0041】次に動作を説明する。このセンスアンプの
PMOS31,41のゲートは接地電圧GNDに固定
接続されているので、イネーブル信号CEにかかわら
ず、これらのPMOS31,41は常にオン状態であ
る。センスアンプが待機状態のとき、イネーブル信号C
Eは“L”となっているので、NMOS37,44
オフ状態で、基準ビット線RBL及び各ビット線BL
からの基準電流INRやセル電流INSiの流れ込みは
ない。従って、基準ノードN2及び出力ノードN4の電
圧は、ほぼ電源電圧VCCとなっている。
【0042】次に、読み出し時にイネーブル信号CEが
“H”に変化すると、基準回路30B内のNMOS37
はオン状態となり、検出回路40B内のNMOS44
も同時にオン状態に変化する。本実施例の場合、NM
OS32,33は待機時からオン状態であるので、基準
セルアレイ20から基準回路30Bの入力ノードN1に
基準電流INRが流れ込んだ電流に基づき、基準ノード
N2の電圧Vは、直ちに電源電圧VCCから基準電圧R
EFに変化する。一方、検出回路40Bにおいても、
NMOS44がオン状態になることにより、各メモリ
セルアレイ10から読み出されたデータに対応するセ
ル電流INSiが、入力ノードN3に流れ込む。これ
以降の動作は、第1の実施例と同様である。
【0043】以上のように、この第2の実施形態のセン
スアンプは、常時オン状態に固定したプルアップ用のP
MOS31,41と、待機時にイネーブル信号CEに
よってこれらのPMOS31,41の電流経路を遮断
するNMOS37,44を有している。これにより、
動作状態に切り替えられたときに、PMOS31のトラ
ンジスタ・サイズにかかわらず、直ちに基準ノードN2
に基準電圧REFを出力することが可能になり、簡素化
した回路で短いアクセス時間を達成することができる。
【0044】(第3の実施形態)図5は、本発明の第3
の実施形態を示すセンスアンプの回路図であり、図2中
の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。こ
のセンスアンプは、基準回路30、複数の検出回路40
、及び定電圧回路50で構成されている。基準回路3
0は、図2中のものと同様に、直列接続されたPMOS
31と、NMOS32,33とで構成されている。PM
OS31のソースは電源電圧VCCに接続され、ゲート
にはイネーブル信号/CEが与えられるようになってい
る。PMOS31のドレインは基準ノードN2に接続さ
れ、この基準ノードN2にNMOS32のドレインとゲ
ートが接続されている。NMOS32のソースは、入力
ノードN1に接続され、この入力ノードN1に基準ビッ
ト線RBLとNMOS33のドレインが接続されてい
る。NMOS33のゲートは基準ノードN2に接続さ
れ、ソースは接地電圧GNDに接続されている。
【0045】検出回路40は、図2中のものと同様
に、直列接続されたPMOS41と、NMOS4
,43とで構成されている。PMOS41のソ
ースは電源電圧VCCに接続され、ゲートにはイネーブ
ル信号/CEが与えられるようになっている。PMOS
41のドレインは出力ノードN4に接続され、この
出力ノードN4にNMOS42のドレインとNMO
S43のゲートが接続されている。NMOS42
ソースは入力ノードN3に接続され、ゲートは基準回
路30の基準ノードN2に接続されている。入力ノード
N3には、更にビット線BLiとNMOS43のド
レインが接続され、このNMOS43のソースが接地
電圧GNDに接続されている。
【0046】定電圧回路50は、イネーブル信号/CE
の立ち下がりのタイミングで一定時間(例えば、2n
s)のみ“L”となるパルスを出力する単安定マルチバ
イブレータ(以下、「単安定回路」という)51を有し
ている。単安定回路51の出力側には、PMOS52と
NMOS53のゲートが接続されている。PMOS52
のソースは電源電圧VCCに接続され、ドレインはノー
ドN5に接続されている。ノードN5と接地電圧GND
との間にはNMOS53,54が並列に接続され、この
NMOS54のゲートがノードN6に接続されている。
ノードN6と電源電圧VCCとの間にはNMOS55が
接続され、このNMOS55のゲートがノードN5に接
続されている。更に、ノードN6は、基準回路30の基
準ノードN2に接続されている。
【0047】このようなセンスアンプでは、待機状態に
おいてイネーブル信号/CEが“H”のとき、単安定回
路51の出力信号は“H”となっているので、NMOS
53がオン状態となり、ノードN6は接地電圧GNDと
なる。
【0048】次に動作状態となってイネーブル信号/C
Eが“L”に立ち下がると、単安定回路51の出力信号
が一定時間だけ“L”となり、PMOS52がオン状
態、NMOS53がオフ状態となる。これにより、ノー
ドN5の電圧が上昇し、更にNMOS55を介して、ノ
ードN6の電圧は急速に上昇する。ノードN5の電圧が
NMOS54の閾値電圧Vtを越えると、NMOS54
はオン状態となり、このノードN5の電圧上昇は抑制さ
れ、ノードN6の電圧はNMOS55の閾値電圧に平衡
した値となる。ノードN6の電圧は基準回路30の基準
ノードN2に出力される。
【0049】一方、基準回路30及び検出回路40
PMOS31,41もオン状態となって、このPMO
S31を介して基準ノードN2の電圧は上昇を開始す
る。この時、ノードN6の電圧が基準ノードN2に出力
されるので、この基準ノードN2の電圧は、急速に基準
電圧REFに収束する。イネーブル信号/CEが“L”
に立ち下がった後、一定時間が経過すると単安定回路5
1の出力信号が“H”となり、定電圧回路50の出力側
はハイインピーダンス状態となって、基準ノードN2か
ら切り離される。
【0050】以上のように、この第3の実施形態のセン
スアンプは、動作開始時のイネーブル信号/CEの立ち
下がりを検出して、一定時間だけ基準回路30の基準ノ
ードN2に基準電圧REFを印加する定電圧回路50を
有している。これにより、動作状態に切り替えられたと
きに、直ちに基準ノードN2に基準電圧REFを出力す
ることが可能になり、簡素化した回路で短いアクセス時
間を達成することができる。また、一定時間の経過後、
定電圧回路50は基準ノードN2から切り離されるの
で、基準回路30の動作に全く影響を与えることがな
い。
【0051】(第4の実施形態)図6は、本発明の第4
の実施形態を示すセンスアンプの回路図であり、図5中
の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。こ
のセンスアンプは、図5中のものと同じ基準回路30及
び検出回路40と、図5中のものとは異なる定電圧回
路60とで構成されている。
【0052】定電圧回路60は、電源電圧VCCとノー
ドN7との間に接続されたPMOS61、ノードN7,
N8間に接続されたPMOS62、及びノードN7,N
9間に接続されたPMOS63を有している。PMOS
62、63のゲートはノードN8に接続され、更にこの
ノードN8と接地電圧GNDとの間に、NMOS64が
接続されている。NMOS64のゲートは、基準回路3
0の基準ノードN2に接続されている。
【0053】ノードN9と接地電圧GNDとの間には、
NMOS65,66が並列に接続されており、このNM
OS65とPMOS61のゲートにイネーブル信号/C
Eが与えられるようになっている。NMOS66のゲー
トは、ノードN10に接続されている。電源電圧VCC
とノードN10との間、及びこのノードN10と接地電
圧GNDとの間には、それぞれNMOS67,68が接
続されている。NMOS67のゲートはノードN9に接
続されている。NMOS68のゲートは電源電圧VCC
に接続され、常時オン状態に設定されている。ノードN
10には、更に各検出回路40のNMOS42のゲ
ートが接続されている。
【0054】このようなセンスアンプでは、待機状態で
イネーブル信号/CEが“H”のとき、定電圧回路60
のPMOS61はオフ状態となり、NMOS65はオン
状態となっている。これにより、ノードN9は“L”と
なり、NMOS67はオフ状態となって、ノードN10
の出力インピーダンスはハイインピーダンス状態とな
る。
【0055】次に動作状態となってイネーブル信号/C
Eが“L”になると、PMOS61はオン状態となり、
NMOS65はオフ状態となる。これにより、基準回路
30と定電圧回路60は活性化し、基準ノードN2の電
圧とノードN10の電圧が同電位になるまで、NMOS
67のゲート電圧が制御される。ノードN10の電圧が
基準電圧REFとなったところで、NMOS67に流れ
る電流とNMOS68に流れる電流の大きさが一致し、
電気的平衡状態となる。
【0056】このセンスアンプは、基準回路30と定電
圧回路60を待機状態時にも活性化した状態に設定した
場合に、より有効に動作する。即ち、基準回路30のP
MOS31と、定電圧回路60のPMOS61及びNM
OS65のゲートを、“L”に固定接続することによ
り、ノードN10の電圧を基準電圧REFに一致させる
ことができる。この場合、待機状態時に基準回路30と
定電圧回路60での電力消費が発生するが、すべての検
出回路40で共用することにより、全体の消費電力を
小さく抑えることが可能である。
【0057】以上のように、この第4の実施形態のセン
スアンプは、基準回路30で生成した基準電圧REFを
増幅して出力する定電圧回路40を設けている。これに
より、動作状態に切り替えられたときに、立ち上がりが
速く、かつ電圧精度の良い基準電圧REFを出力するこ
とが可能になり、短いアクセス時間を達成することがで
きる。
【0058】(第5の実施形態)図7は、本発明の第5
の実施形態を示すセンスアンプの回路図であり、図5中
の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。こ
のセンスアンプは、図5中のものと同様の基準回路3
0、複数の検出回路40C、及びレベル検出回路70
で構成されている。検出回路40Cは、図5中の検出
回路40において、NMOS42のゲートと出力ノ
ードN4との間にNMOS45を設けたものであ
る。
【0059】レベル検出回路70は、電源電圧VCCと
接地電圧GNDとの間に、PMOS71及びNMOS7
2,73を直列に接続し、このPMOS71及びNMO
S73のゲートにインバータ74を介してイネーブル信
号/CEを与えるようにしたものである。NMOS72
のゲートは基準回路30の基準ノードN2に接続され、
PMOS71とNMOS72の接続点であるノードN1
1が、各検出回路40CのNMOS45のゲートに
接続されている。その他の構成は、図5と同様である。
【0060】このようなセンスアンプでは、待機状態で
イネーブル信号/CEが“H”のとき、レベル検出回路
70のPMOS71はオン状態となり、NMOS73は
オフ状態となっている。これにより、ノードN11は、
NMOS72の状態に無関係に“H”となり、検出回路
40CのNMOS45はオン状態となって、基準ノ
ードN2と出力ノードN4が、このNMOS45
介して接続される。
【0061】次に動作状態となってイネーブル信号/C
Eが“L”になると、PMOS71はオフ状態となり、
NMOS73はオン状態となる。基準ノードN2が接地
電圧GNDで、NMOS72がオフ状態であるので、こ
の基準ノードN2と出力ノードN4が電気的に接続さ
れたままの状態となっている。これにより、基準ノード
N2と出力ノードN4は、基準回路30のPMOS3
1と検出回路40CのPMOS41とで同時に充電
され、急速に電圧が上昇する。基準ノードN2の基準電
圧REFがNMOS72の閾値電圧を越えると、NMO
S72,73が共にオン状態となり、ノードN11が
“L”となって、基準ノードN2と出力ノードN4
電気的に切断される。
【0062】以上のように、この第5の実施形態のセン
スアンプは、検出回路40Cに基準ノードN2と出力
ノードN4との間の接続制御を行うNMOS45
と、このNMOS45のオン/オフ制御を行うため
のレベル検出回路70を設けている。これにより、動作
状態に切り替えられたときに、検出回路40Cの充電
能力を利用して基準ノードN2の高速充電が可能にな
り、簡素化した回路で短いアクセス時間を達成すること
ができる。
【0063】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次の(a)〜(g)のようなものがある。 (a) センスアンプを構成する負荷MOSを、イネー
ブル信号/CEで制御されるPMOS31,41で構
成しているが、ダイオード接続したPMOS、またはデ
ィプレッション型のNMOSを使用し、そのソース側に
オン/オフ制御するためのトランジスタを設けた構成に
しても良い。また、基準回路30等、及び検出回路40
等の接地電圧GNDは、実質的なGNDの意味であ
り、論理を取るためにそこにセンス動作に影響を与えな
いMOSが挿入される場合もある。
【0064】(b) 図1の基準回路30では、PMO
S31のドレインと基準ノードN2間にNMOS34の
みを設けているが、このPMOS31の閾値電圧の絶対
値が基準電圧REFよりも低いことが保証される場合に
は、イネーブル信号/CEで制御されるPMOSをNM
OS34に並列に設けても良い。 (c) 図3の定電圧回路50では、単安定回路51で
一定時間のパルス信号を生成してその時間だけノードN
6から基準電圧REFを出力しているが、この基準電圧
REFが正確な電圧であれば、単安定回路51を削除し
て動作状態時に常時基準電圧REFを出力するようにし
てもよい。
【0065】(d) 図5の検出回路40Cでは、N
MOS42のゲートと出力ノードN4間にNMOS
45のみを設けているが、PMOS41の閾値電圧
の絶対値が基準電圧REFよりも低いことが保証される
場合には、ノードN11の反転信号で制御されるPMO
SをNMOS45に並列に設けても良い。 (e) 図6の定電圧回路60は、基準電圧REFと同
じ電圧を生成する一例として示したものであり、回路構
成はこの図6に限定されない。例えば、NMOS67,
68に代えて、PMOSや抵抗を用いることもできる。
【0066】(f) 図7のレベル検出回路70は、基
準回路30の基準ノードN2の電圧が基準電圧REFよ
り高いか低いかを判定する手段であり、例えば単純なイ
ンバータで回路を構成することも可能である。 (g) 図4中のNMOS32とNMOS37の位置を
入れ替えると共に、NMOS42とNMOS44
位置を入れ替えた回路構成にしても良い。
【0067】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、読出制御信号で活性化されたときに基準ノー
ドを負荷用のトランジスタでプルアップする基準回路
と、同じく読出制御信号で活性化されたときに出力ノー
ドを負荷用のトランジスタでプルアップする検出回路を
有している。これにより、基準回路の供給能力が増加
し、1つの基準回路の基準ノードから、複数の検出回路
に対して遅延なく基準電圧を供給することができる。
【0068】第2の発明によれば、常時オン状態に設定
されたプルアップ用の第1及び第6のトランジスタと、
読出制御信号によって基準ノードへの基準電圧の出力を
制御する第4及び第5のトランジスタを有している。こ
れにより、簡単な回路構成で遅延を生じることなく確実
に、複数の検出回路に対して基準電圧を供給することが
できる。
【0069】第3の発明によれば、常時オン状態に設定
されたプルアップ用の第1及び第5のトランジスタと、
読出制御信号によって基準電流及びセル電流の流れをオ
ン/オフ制御する第3及び第7のトランジスタを有して
いる。これにより、簡単な回路構成で遅延を生じること
なく確実に、複数の検出回路に対して基準電圧を供給す
ることができる。
【0070】第4の発明によれば、読出制御信号で活性
化されたときに基準ノードに所定の電圧を印加する定電
圧回路を設けている。これにより、従来の基準回路をそ
のまま利用して、遅延を生じることなく複数の検出回路
に対して基準電圧を供給することができる。
【0071】第5の発明によれば、読出制御信号で活性
化されたときに基準ノードの信号の電力を増幅して基準
電圧を出力する定電圧回路を設けている。これにより、
従来の基準回路をそのまま利用して、遅延を生じること
なく複数の検出回路に対して基準電圧を供給することが
できる。
【0072】第6の発明によれば、常時オン状態に設定
されたプルアップ用の第1及び第4のトランジスタと、
読出制御信号で活性化されたときに基準ノードのレベル
によって出力ノードと基準ノードとの間の接続を制御す
るレベル検出回路を設けている。これにより、簡単な回
路構成で遅延を生じることなく、複数の検出回路に対し
て基準電圧を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すROMの概略の
構成図である。
【図2】従来のROMの一例を示す概略の構成図であ
る。
【図3】図1中の基準回路30Aの出力信号波形図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態を示すセンスアンプの
回路図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示すセンスアンプの
回路図である。
【図6】本発明の第4の実施形態を示すセンスアンプの
回路図である。
【図7】本発明の第5の実施形態を示すセンスアンプの
回路図である。
【符号の説明】
10 メモリセルアレイ 20 基準セルアレイ 30,30A,30B 基準回路 40,40A,40B,40C 検出回路 50,60 定電圧回路 70 レベル検出回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択信号で選択されたときに記憶データ
    に対応したセル電流を出力するメモリセルを有する複数
    のメモリセルアレイと、 前記メモリセルの記憶データを識別するための基準とな
    る基準電流を出力する基準セルと、 読出制御信号で活性化されたときに基準ノードを負荷用
    のトランジスタを介してプルアップすると共に、前記基
    準電流に対応した基準電圧を生成して該基準ノードに出
    力する基準回路と、 前記メモリセルアレイ毎に設けられ、前記読出制御信号
    で活性化されたときに出力ノードを負荷用のトランジス
    タを介してプルアップすると共に、該メモリセルアレイ
    から出力されたセル電流に対応した電圧を前記基準電圧
    と比較して前記記憶データに対応した検出信号を該出力
    ノードに出力する複数の検出回路とを、 備えたことを特徴とする不揮発性メモリ。
  2. 【請求項2】 前記基準回路は、 電源電圧と第1のノードとの間に設けられ、常時オン状
    態に設定された第1のトランジスタと、 前記第1のノードと前記基準電流が入力される第2のノ
    ードとの間に設けられ、前記基準ノードの電圧でオン/
    オフ制御される第2のトランジスタと、 前記第2のノードと接地電圧との間に設けられ、前記基
    準ノードの電圧でオン/オフ制御される第3のトランジ
    スタと、 前記第1のノードと前記基準ノードとの間に設けられ、
    前記読出制御信号で活性化されたときにオン状態となる
    第4のトランジスタと、 前記基準ノードと接地電圧との間に設けられ、前記読出
    制御信号で活性化されたときにオフ状態となる第5のト
    ランジスタとを有し、 前記各検出回路は、 電源電圧と前記検出信号を出力する出力ノードとの間に
    設けられ、常時オン状態に設定された第6のトランジス
    タと、 前記出力ノードと前記セル電流が入力される第3のノー
    ドとの間に設けられ、前記基準ノードの電圧で導通状態
    が制御される第7のトランジスタと、 前記第3のノードと接地電圧との間に設けられ、前記出
    力ノードの電圧で導通状態が制御される第8のトランジ
    スタとを有することを、 特徴とする請求項1記載の不揮発性メモリ。
  3. 【請求項3】 前記基準回路は、 電源電圧と前記基準ノードとの間に設けられ、常時オン
    状態に設定された第1のトランジスタと、 前記基準電流が入力される第1のノードと前記基準ノー
    ドとの間に設けられ、該基準ノードの電圧で導通状態が
    制御される第2のトランジスタと、 前記第1のノードと前記基準ノードとの間に前記第2の
    トランジスタに直列に設けられ、前記読出制御信号で活
    性化されたときにオン状態となる第3のトランジスタ
    と、 前記第1のノードと接地電圧との間に設けられ、前記基
    準ノードの電圧で導通状態が制御される第4のトランジ
    スタとを有し、 前記各検出回路は、 電源電圧と前記出力ノードとの間に設けられ、常時オン
    状態に設定された第5のトランジスタと、 前記セル電流が入力される第2のノードと前記出力ノー
    ドとの間に設けられ、前記基準ノードの電圧で導通状態
    が制御される第6のトランジスタと、 前記第2のノードと前記出力ノードとの間に前記第6の
    トランジスタに直列に設けられ、前記読出制御信号で活
    性化されたときにオン状態となる第7のトランジスタ
    と、 前記第2のノードと接地電圧との間に設けられ、前記出
    力ノードの電圧で導通状態が制御される第8のトランジ
    スタとを有することを、 特徴とする請求項1記載の不揮発性メモリ。
  4. 【請求項4】 前記基準回路は、 電源電圧と前記基準ノードとの間に設けられ、前記読出
    制御信号で活性化されたときにオン状態となる第1のト
    ランジスタと、 前記基準ノードと前記基準電流が入力される第1のノー
    ドとの間に設けられ、該基準ノードの電圧で導通状態が
    制御される第2のトランジスタと、 前記第1のノードと接地電圧との間に設けられ、前記基
    準ノードの電圧で導通状態が制御される第3のトランジ
    スタとを有し、 前記各検出回路は、 電源電圧と前記出力ノードとの間に設けられ、前記読出
    制御信号で活性化されたときにオン状態となる第4のト
    ランジスタと、 前記出力ノードと前記セル電流が入力される第2にノー
    ドとの間に設けられ、前記基準ノードの電圧で導通状態
    が制御される第5のトランジスタと、 前記第2のノードと接地電圧との間に設けられ、前記出
    力ノードの電圧で導通状態が制御される第6のトランジ
    スタとを有する構成とし、 前記読出制御信号で活性化されているとき、或いは活性
    化された直後の一定時間だけ、前記基準ノードに所定の
    電圧を印加する定電圧回路を設けたことを、 特徴とする請求項1記載の不揮発性メモリ。
  5. 【請求項5】 前記基準回路は、 電源電圧と前記基準ノードとの間に設けられ、前記読出
    制御信号で活性化されたときにオン状態となる第1のト
    ランジスタと、 前記基準ノードと前記基準電流が入力される第1のノー
    ドとの間に設けられ、該基準ノードの電圧で導通状態が
    制御される第2のトランジスタと、 前記第1のノードと接地電圧との間に設けられ、前記基
    準ノードの電圧で導通状態が制御される第3のトランジ
    スタとを有し、 前記各検出回路は、 電源電圧と前記出力ノードとの間に設けられ、前記読出
    制御信号で活性化されたときにオン状態となる第4のト
    ランジスタと、 前記出力ノードと前記セル電流が入力される第2にノー
    ドとの間に設けられ、第3のノードの電圧で導通状態が
    制御される第5のトランジスタと、 前記第2のノードと接地電圧との間に設けられ、前記出
    力ノードの電圧で導通状態が制御される第6のトランジ
    スタとを有する構成とし、 前記読出制御信号で活性化されたときに前記基準ノード
    の信号の電力を増幅し、前記基準電圧を前記第3のノー
    ドに出力する定電圧回路を設けたことを、 特徴とする請求項1記載の不揮発性メモリ。
  6. 【請求項6】 前記基準回路は、 電源電圧と前記基準ノードとの間に設けられ、前記読出
    制御信号で活性化されたときにオン状態となる第1のト
    ランジスタと、 前記基準ノードと前記基準電流が入力される第1のノー
    ドとの間に設けられ、該基準ノードの電圧で導通状態が
    制御される第2のトランジスタと、 前記第1のノードと接地電圧との間に設けられ、前記基
    準ノードの電圧で導通状態が制御される第3のトランジ
    スタとを有し、 前記各検出回路は、 電源電圧と前記出力ノードとの間に設けられ、前記読出
    制御信号で活性化されたときにオン状態となる第4のト
    ランジスタと、 前記出力ノードと前記セル電流が入力される第2にノー
    ドとの間に設けられ、前記基準電圧が与えられる第3の
    ノードの電圧で導通状態が制御される第5のトランジス
    タと、 前記第2のノードと接地電圧との間に設けられ、前記出
    力ノードの電圧で導通状態が制御される第6のトランジ
    スタと、 前記出力ノードと前記第3のノードとの間に設けられ、
    第4のノードの電圧でオン/オフ制御される第7のトラ
    ンジスタとを有する構成とし、 前記読出制御信号で活性化されたときに前記基準ノード
    のレベルを検出し、該レベルが前記基準電圧に達したと
    きに前記第7のトランジスタをオフ状態に制御するため
    の信号を前記第4のノードに出力するレベル検出回路を
    設けたことを、 特徴とする請求項1記載の不揮発性メモリ。
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JP2012133847A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Lapis Semiconductor Co Ltd 不揮発性記憶装置

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