JP2001243592A - 車両検出装置 - Google Patents

車両検出装置

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JP2001243592A
JP2001243592A JP2000051770A JP2000051770A JP2001243592A JP 2001243592 A JP2001243592 A JP 2001243592A JP 2000051770 A JP2000051770 A JP 2000051770A JP 2000051770 A JP2000051770 A JP 2000051770A JP 2001243592 A JP2001243592 A JP 2001243592A
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JP
Japan
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monitoring
vehicle
image
road
change
Prior art date
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JP2000051770A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Fujii
和義 藤井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路を横断する人間や、道路と監視カメラの
間を飛行する鳥などを、道路を通行する車両として誤検
出することを防止し、高精度に通行車両を検出すること
が可能な車両検出装置を提供する。 【解決手段】 監視カメラ10−1〜10−nは、監視
対象とする道路の上方に設置され、道路面を撮影し、こ
の撮影により得た映像信号を画像処理部20に伝送し、
この映像信号を画像処理部20は画像解析処理する。表
示部30は、画像処理部20より入力される映像信号を
表示する監視モニタである。そして、画像解析処理で
は、道路上を通過する車両を検出するのに、車両が監視
領域に進入するべき位置Aと、車両が監視領域から退出
するべき位置Bとを監視し、進入位置Aに続いて退出位
置Bにて画像の変動が生じる場合に、車両の通過が発生
したものとして検出するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、監視カメラにて
撮影した映像に基づいて、道路上の通行車両の検出に用
いられる車両検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、従来の車両検出装置は、
例えば高速道路や主要な幹線道路を遠隔監視する遠隔監
視システムに用いられ、道路上方に設置した監視カメラ
にて道路を撮影し、撮影した画像に対して所定の画像処
理を施し、道路を通行する車両を検出している。
【0003】しかしながら、このような従来の車両検出
装置では、道路を横断する人間や、道路と監視カメラの
間を飛行する鳥などについても、道路を通行する車両と
して誤検出してしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両検出装置で
は、道路を横断する人間や、道路と監視カメラの間を飛
行する鳥などについても、道路を通行する車両として誤
検出してしまうという問題があった。
【0005】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、道路を横断する人間や、道路と監視カメラの
間を飛行する鳥などを、道路を通行する車両として誤検
出することを防止し、高精度に通行車両を検出すること
が可能な車両検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係わる本発明は、監視カメラにて撮影
した映像に基づいて、道路を通行する車両を検出する車
両検出装置において、道路の所定領域を撮影し、映像信
号として出力する監視カメラと、この監視カメラより出
力される映像信号に基づいて、所定領域内の第1の特定
領域における映像の変化を監視する第1の変動監視手段
と、監視カメラより出力される映像信号に基づいて、所
定領域内の第2の特定領域における映像の変化を監視す
る第2の変動監視手段と、第1の変動監視手段が映像の
変化を検出したのに続いて、第2の変動監視手段が映像
の変化を検出した場合に、道路を通行する車両が生じた
ものと判定する車両検出手段とを具備して構成するよう
にした。
【0007】また、請求項2に係わる本発明は、互いに
異なる角度から道路の所定領域をそれぞれ撮影し、映像
信号として出力する複数の監視カメラと、これら複数の
監視カメラより出力される映像信号、それぞれに基づい
て、所定領域内の第1の特定領域における映像の変化を
監視する第1の変動監視手段と、複数の監視カメラより
出力される映像信号、それぞれに基づいて、所定領域内
の第2の特定領域における映像の変化を監視する第2の
変動監視手段と、各監視カメラの映像信号に基づいて、
第1の変動監視手段が映像の変化を検出したのに続い
て、第2の変動監視手段が映像の変化を検出した場合
に、道路を通行する車両が生じたものと判定する車両検
出手段とを具備して構成するようにした。
【0008】上記構成の車両検出装置では、監視対象領
域内の第1の特定領域における映像の変化を監視する第
1の変動監視手段が映像の変化を検出したのに続いて、
監視対象領域内の第2の特定領域における映像の変化を
監視する第2の変動監視手段が映像の変化を検出した場
合に、道路を通行する車両が生じたものと判定するよう
にしている。
【0009】したがって、上記構成の車両検出装置によ
れば、第1の特定領域を通過した後、第2の特定領域を
通過した物体に限り、車両として検出するため、他の方
向から進入する人や飛行する鳥などを通過車両として誤
検出することが防止でき、高精度に通行車両を検出する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わる車両検出装置の構成を示すものであ
る。この車両検出装置は、図1に示すように、監視カメ
ラ10−1〜10−nと、画像処理部20と、表示部3
0とを備えている。
【0011】監視カメラ10−1〜10−nは、監視対
象とする道路の上方に設置され、道路面を撮影し、この
撮影により得た映像信号を画像処理部20に伝送する。
また、監視カメラ10−1〜10−nは、監視対象とな
る道路に応じて、複数台が設置され、例えば図2に示す
ように、同じ監視領域を複数台の監視カメラにより監視
する。
【0012】図2に示すように、同一監視領域内におい
て複数台の監視カメラ(図2では、2台とし、監視カメ
ラ10−1、10−2とする)が設置される場合には、
設置される監視カメラが異なる位置より、同一監視領域
を撮影するように設置される。
【0013】画像処理部20は、監視カメラ10−1〜
10−nにて撮影された映像信号が入力され、各映像信
号について画像解析処理を実施する。この画像解析処理
では、上記映像信号に基づいて、各監視領域内を通過す
る車両を検出し、その数をカウントする処理を実施す
る。
【0014】表示部30は、画像処理部20より入力さ
れる映像信号を表示する監視モニタである。画像処理部
20より入力される映像信号は、監視カメラ10−1〜
10−nにて撮影された各映像信号が1つのモニタ画面
上に表示できるように、複数のサブ画面により構成され
るもので、監視カメラ10−1〜10−nにて撮影され
た複数の映像の他に、監視カメラ10−1〜10−nの
各監視領域内の通過車両のカウント結果を表示するもの
である。
【0015】次に、上記構成の車両検出装置の動作につ
いて説明する。なお、ここでは、同じ監視領域を撮影す
るために設置される監視カメラ10−1、10−2によ
って撮影された映像信号に基づく、車両検出処理につい
て説明する。
【0016】監視カメラ10−1、10−2によって撮
影された映像信号は、画像処理部20に入力される。こ
れに対して、画像処理部20は、入力される各映像信号
に対して画像解析処理を実施する。
【0017】この画像解析処理では、図3に示すような
フローチャートにしたがって行われ、各映像信号につい
て、この図に示す処理が並行して実行される。なお、以
下の説明では、便宜上、監視カメラ10−1の映像信号
に基づき、車線Lの通過車両を検出する処理について述
べるが、この処理に並行して、監視カメラ10−2の映
像信号に基づき、車線Lの通過車両を検出する処理が行
なわれているものとし、ここでは図示しない。
【0018】まず、ステップ3aでは、監視カメラ10
−1からの映像信号に基づいて、その連続するフレーム
間の差をとって差分データを求め、ステップ3bに移行
する。ステップ3bでは、ステップ3aで求めた差分デ
ータに基づき、生じている差が監視領域内に車両が進入
する位置Aであるか否かを判定する。ここで、差が位置
Aに生じている場合には、ステップ3cに移行し、差が
位置Aに生じていない場合には、ステップ3aに移行す
る。
【0019】ステップ3cでは、再び監視カメラ10−
1からの映像信号に基づき、その連続するフレーム間の
差をとって差分データを求め、ステップ3dに移行す
る。ステップ3dでは、ステップ3cで求めた差分デー
タに基づき、生じている差が監視領域内より車両が退出
する位置Bであるか否かを判定する。ここで、差が位置
Bに生じている場合には、ステップ3eに移行し、差が
位置Bに生じていない場合には、ステップ3cに移行す
る。
【0020】ステップ3eでは、この処理に並行して行
われている監視カメラ10−2の映像信号に基づく処理
にて、進入位置Aでの差分検出後に、退出位置Bでの差
分検出がなされているか否かを判定する。ここで、監視
カメラ10−2の映像信号に基づく処理においても、進
入位置Aでの差分検出に続き、退出位置Bでの差分検出
がなされている場合には、ステップ3fに移行し、一
方、上記検出がなされていない場合には、ステップ3a
に移行する。
【0021】ステップ3fでは、車線Lの通過車両を検
出したものと判定し、通過車両の積算数に「1」を加
え、ステップ3gに移行する。ステップ3gでは、当該
処置を中止する要求がシステムの管理者から生じたか否
かを判定し、中止要求があった場合には、当該処理を終
了し、中止要求がない場合には、ステップ3aに移行し
て、当該処理を継続する。
【0022】なお、この処理に並行して、画像処理部2
0は、監視カメラ10−1〜10−nにて撮影された各
映像信号が1つのモニタ画面上に表示できるように、複
数のサブ画面で構成される映像信号を生成し、表示部3
0に出力する。なお、この映像信号には、上記処理にて
求めた通過車両の積算数を表示する情報も含まれる。
【0023】以上のように、上記構成の車両検出装置で
は、車線L上を通過する車両を検出するのに、車両が監
視領域に進入するべき位置Aと、車両が監視領域から退
出するべき位置Bとを監視し、進入位置Aに続いて退出
位置Bにて画像の変動が生じる場合に、車両の通過が発
生したものとして検出するようにしている。
【0024】このため、例えば、監視領域の道路を横断
する人が生じたり、あるいは鳥が監視領域内を横切って
飛行し、車両程度の大きさで監視カメラ10−1〜10
−nにて撮影されるような場合でも、進入位置Aから退
出位置Bに移動することがない限り、車両の通過として
誤検出するようなことがなく、高精度に通行車両を検出
することができる。
【0025】また、上記構成の車両検出装置では、監視
カメラ10−1、10−2により異なる角度から同一監
視領域内を撮影し、各映像信号に基づいて上述の処理を
それぞれ実行し、各処理にて通過する車両が検出される
場合に限り、通過車両が生じたものとして検出するよう
にしている。
【0026】すなわち、複数の異なる角度からの映像に
基づく画像解析処理にて、それぞれ通過車両の発生が検
出される場合に限り、通過車両が生じたものと判定する
ようにしているので、高精度に通行車両を検出すること
ができる。
【0027】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。その他、この発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であること
はいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、監視
対象領域内の第1の特定領域における映像の変化を監視
する第1の変動監視手段が映像の変化を検出したのに続
いて、監視対象領域内の第2の特定領域における映像の
変化を監視する第2の変動監視手段が映像の変化を検出
した場合に、道路を通行する車両が生じたものと判定す
るようにしている。
【0029】したがって、この発明によれば、第1の特
定領域を通過した後、第2の特定領域を通過した物体に
限り、車両として検出するため、他の方向から進入する
人や飛行する鳥などを通過車両として誤検出することが
防止でき、高精度に通行車両を検出することが可能な車
両検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる車両検出装置の一実施形態の
構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した車両検出装置の動作を説明するた
めの図。
【図3】図1に示した車両検出装置の画像解析処理を説
明するためのフローチャート。
【符号の説明】
10−1〜10−n…監視カメラ 20…画像処理部 30…表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視カメラにて撮影した映像に基づい
    て、道路を通行する車両を検出する車両検出装置におい
    て、 道路の所定領域を撮影し、映像信号として出力する監視
    カメラと、 この監視カメラより出力される映像信号に基づいて、前
    記所定領域内の第1の特定領域における映像の変化を監
    視する第1の変動監視手段と、 前記監視カメラより出力される映像信号に基づいて、前
    記所定領域内の第2の特定領域における映像の変化を監
    視する第2の変動監視手段と、 前記第1の変動監視手段が映像の変化を検出したのに続
    いて、前記第2の変動監視手段が映像の変化を検出した
    場合に、前記道路を通行する車両が生じたものと判定す
    る車両検出手段とを具備することを特徴とする車両検出
    装置。
  2. 【請求項2】 互いに異なる角度から道路の所定領域を
    それぞれ撮影し、映像信号として出力する複数の監視カ
    メラと、 これら複数の監視カメラより出力される映像信号、それ
    ぞれに基づいて、前記所定領域内の第1の特定領域にお
    ける映像の変化を監視する第1の変動監視手段と、 前記複数の監視カメラより出力される映像信号、それぞ
    れに基づいて、前記所定領域内の第2の特定領域におけ
    る映像の変化を監視する第2の変動監視手段と、 各監視カメラの映像信号に基づいて、前記第1の変動監
    視手段が映像の変化を検出したのに続いて、前記第2の
    変動監視手段が映像の変化を検出した場合に、前記道路
    を通行する車両が生じたものと判定する車両検出手段と
    を具備することを特徴とする車両検出装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の変動検出手段が監視する第1
    の特定領域は、交通法規に従って前記所定領域内の道路
    を走行する車両が、前記所定領域内に進入する領域で、 前記第2の変動検出手段が監視する第2の特定領域は、
    交通法規に従って前記所定領域内の道路を走行する車両
    が、前記所定領域内より退出する領域であることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の車両検出装置。
JP2000051770A 2000-02-28 2000-02-28 車両検出装置 Pending JP2001243592A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014215074A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 富士通株式会社 検出プログラム、検出装置、検出システムおよび検出方法

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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