JP2005063303A - 通過対象物数計測方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】計数線上で通過対象物が衝突した場合にも、通過対象物の数を精度よく計測する。
【解決手段】計測ポイントに設けた複数の計数線108、109上を通過する対象物の画像から計測ポイントを通過する対象物113の数を計測する画像処理装置112を備える。
【選択図】 図9
【解決手段】計測ポイントに設けた複数の計数線108、109上を通過する対象物の画像から計測ポイントを通過する対象物113の数を計測する画像処理装置112を備える。
【選択図】 図9
Description
本発明は、ビルや遊園地のような場所で、入館者数や入場者数を管理するための通過対象物数計測方法に関する。
従来、ビデオカメラやCCD(Charge Coupled Device)カメラなどの撮像装置を用いた移動体通過検出装置は、画像入力部、信号処理部、表示部等で構成され、信号処理部にて背景画像とサンプル画像との差を二値化し、画素数を圧縮する固定差分処理を行い、この差分画素の数および位置を計数および判別して人の移動方向と数を演算する(例えば、特許文献1参照)。
特開平05−54142号公報
従来のビデオカメラやCCDカメラなどの撮像装置を用いた移動体通過検出装置では、一つの通過対象物計測場所における計測ポイントが一つであるため、その一つの計測ポイント上で突発的な事故などが発生した場合、その事故発生時の通過対象物の数を確実に計測することができなかった。
また、通過対象物の計測ポイントは線であるため、通過対象物が計数線上をその計数線に平行に通過した場合、通過対象物の数を確実に計測することができなかった。
このように、従来の移動体通過検出装置では、特に、計測ポイントにおける通過対象物の数が多い場合に、計数線上で通過対象物の衝突が発生しやすく、衝突が発生した計数線上での通過対象物の数の計測が困難となる。また、通過対象物が計数線上を計数線と平行に通過した場合に、通過対象物の数の計測が困難となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、計数線上で通過対象物が衝突した場合にも、通過対象物の数を精度よく計測することができる通過対象物数計測方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、通過対象物が計数線上を計数線に平行に通過した場合にも、通過対象物の数を精度よく計測することができる通過対象物数計測方法を提供することを目的とする。
本発明の通過対象物数計測方法は、計測ポイントに設けた平行な複数の計数線上を通過する対象物をカウントするカウントステップと、カウント結果に基づいて前記計測ポイントを通過する対象物の数を計測する計測ステップとを含む。
上記構成によれば、一つの計測ポイントにおける計数線を複数にし、通過対象物がそれぞれの計数線を通過する時刻に時間差を発生させることにより、ある計数線上で通過対象物の衝突が発生した場合にも、別の計数線上では通過対象物が衝突しないようにして、通過対象物の数を精度よく計測することができる。
前記カウントステップは、前記計数線上を通過する前記対象物を所定の時間間隔でカウントする。
上記構成によれば、計数線上を通過する対象物の数を所定の時間間隔で計測することにより、高速で通過する対象物をある計数線上では計測できなくても、別の計数線上では計測できる可能性が高くなり、通過対象物の数を精度よく計測することができる。
本発明は、計測ポイントに設けた互いに交差する複数の計数線上を通過する対象物を所定の時間間隔でカウントするカウントステップと、カウント結果に基づいて前記計測ポイントを通過する対象物の数を計測する計測ステップとを含む。
上記構成によれば、互いに交差する複数の計測線を設けることで、対象物がある計数線上を計数線に平行に通過する場合にも、別の計数線に対してはその計数線に平行に通過することがなくなり、通過対象物の数を精度よく計測することができる。
前記計測ステップは、前記カウント結果に基づいて、前記計数線上を通過する対象物の数を前記計数線の数で除算した平均値に基づいて前記計測ポイントを通過する対象物の数を計測する。
上記構成によれば、対象物が計数線上で衝突したり、計数線に平行に通過した場合においても、全ての計数線における通過対象物の数を加算して計数線の数で除算することにより、計測ポイントにおける通過対象物の数を平均化して、通過対象物の数を精度よく計測することができる。
本発明の通過対象物数計測装置は、上記通過対象物計数測定方法を実施する通過対象物数計測装置であって、前記計測ポイントに設けた複数の計数線上を通過する対象物の画像から前記計測ポイントを通過する対象物の数を計測する画像処理手段を備える。
上記構成によれば、画像処理技術を利用することで、計測ポイントを通過する対象物の数を精度よく計測することができる。
本発明によれば、一つの計測ポイントにおける計数線を複数にし、通過対象物がそれぞれの計数線を通過する時刻に時間差を発生させることにより、ある計数線上で通過対象物の衝突が発生した場合にも、別の計数線上では通過対象物が衝突しないようにして、通過対象物の数を精度よく計測することができる。
また、互いに交差する複数の計測線を設けることで、対象物がある計数線上を計数線に平行に通過する場合にも、別の計数線に対してはその計数線に平行に通過することがなくなり、通過対象物の数を精度よく計測することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態1の通過対象物数計測方法を説明するための図であり、後述する撮像装置で撮影した計測ポイントの画面を示す。図1に示すように、通過対象物数計測方法では、一つの計測ポイントに通過対象物の計測を行う為の複数の計測線101、102を設ける。図1では、計数線を2つ設けているが、計測線の数は2つに限定されるものではない。
図2は、通過対象物103が計数線101上を通過する状態、すなわち、計測ポイントの上方に設置された撮像装置で通過対象物(例えば、人)103を撮影した画像を示し、通過対象物103が矢印に示す右方向に進行している様子を示す。
図3は、図2の状態から一定時間後に、計数線102上で右方向に進行する通過対象物103と、左方向に進行する通過対象物104が衝突する状態を示す。本実施例の通過対象物数計測方法では、後述するように、通過対象物を計数線上で撮影した画像から通過対象物の数と方向を検出するが、図3のように、計数線102上で通過対象物が衝突すると、この計数線102においては通過対象物の数と方向を精度よく計測することができない。
図4は、図3の状態から一定時間後に、通過対象物104が計数線101上を通過し、通過対象物103が画像の右端に達している状態を示す。
図2、図3、図4に示すように、本実施例の通過対象物数計測方法によれば、通過対象物103、104が計数線102上で衝突した場合にも、計数線101上では衝突することがないので、例えば、画像処理において、通過対象物の衝突が発生した計数線102における計測結果を除外し、計数線101における計測結果だけを採用することにより、通過対象物の計測精度を向上することができる。
図5は、本発明の実施の形態2の通過対象物数計測方法を説明するための図である。図5に示すように、本実施形態の通過対象物数計測方法では、一つの計測ポイントに通過対象物の計測を行う為の複数の計数線105、106を備え、それらは互いに交差した状態で設置される。
図6は、通過対象物107が計数線105上を計数線105に対して平行に通過する状態を示す。図7は、通過対象物107が計数線105と計数線106が交差する地点を通過する状態を示す。図8は、通過対象物107が計数線106を横切り、計数線105上を計数線105に対して平行に通過する状態を示す。
図6、図7、図8に示すように、本実施例の通過対象物数計測方法によれば、通過対象物107が、計数線105上を計数線105に平行に通過した場合でも、計数線106に対しては平行に通過しないため、例えば、画像処理において、計数線105に平行に通過する通過対象物107に対して、計数線106における計測結果だけを採用することにより、通過対象物の計測精度を向上することができる。
図9は、本発明の通過対象物数計測装置を説明するための図である。図9に示すように、通過対象物数計測装置は、一つの計測ポイントに通過対象物の計測を行う為の複数の計数線108、109と、計測ポイントを上方から撮影する撮像装置110と、一定時間間隔を計測する時間間隔計測装置111と、撮影した画像を処理する画像処理装置112とを備える。
次に、図9に示した本実施例の通過対象物数計測装置の動作について説明する。撮像装置110は計測ポイントの上方に設置され、移動している通過対象物113を撮影して連続画像を取得する。撮像装置110の画面内には、計数線108、109が設定され、連続画像から計数線上の画像情報が抽出される。
画像処理装置112は、撮像装置110で撮影した連続画像から計数線の背景となる画像を取り出し、背景差分処理および2値化処理により、各フレームの画素毎に、入力画像と背景画像との差分処理を行ない、その結果を2値化することにより通過対象物領域を抽出する。
また、時間間隔計測装置111は、各フレームにおける通過対象物領域を時刻順に連結(ラベリング)して通過対象物の像を生成し、各通過対象物の像のラベリング終了を検出することにより通過対象物が計数線上を通過した時刻を検出し、通過対象物の数を計測する。
ここで、通過対象物の数の計測は、すべての計数線に対応した通過対象物の数を、設定した計数線の数で割ることにより、計測ポイントにおける通過対象物の数を平均化する。
これにより、通過対象物が計数線上で衝突する場合にも、通過対象物の数を精度よく計測することができる。
さらに、通過対象物の通過の向きを判定するため、ラベリング終了により示される通過時刻のフレーム画像に対して、計数線上の通過対象物の左右に方向判定領域を設定し、各方向判定領域において計数線上の画像で用いたのと同様な差分処理および2値化処理を行う。そして、各方向判定領域中で抽出された通過対象物領域の連続性の有無から通過対象物の通過の向きを判定する。
上記通過対象物数計測装置によれば、一つの計測ポイントにおける計数線を複数にし、通過対象物がそれぞれの計数線を通過する時刻に時間差を発生させることにより、ある計数線上で通過対象物の衝突が発生した場合にも、別の計数線上では通過対象物が衝突しないようにして、通過対象物の数を精度よく計測することができる。
本発明の通過対象物数計測方法は、一つの計測ポイントにおける計数線を複数にし、通過対象物がそれぞれの計数線を通過する時刻に時間差を発生させることにより、ある計数線上で通過対象物の衝突が発生した場合にも、別の計数線上では通過対象物が衝突しないようにして、通過対象物の数を精度よく計測することができるという効果を有し、ビルや遊園地のような場所で、入館者数や入場者数を管理するための通過対象物数計測方法等に有用である。
101、102、105、106、108、109 計数線
103、104、107 通過対象物
110 撮像装置
111 時間間隔計測装置
112 画像処理装置
103、104、107 通過対象物
110 撮像装置
111 時間間隔計測装置
112 画像処理装置
Claims (5)
- 計測ポイントに設けた平行な複数の計数線上を通過する対象物をカウントするカウントステップと、カウント結果に基づいて前記計測ポイントを通過する対象物の数を計測する計測ステップとを含む通過対象物数計測方法。
- 請求項1記載の通過対象物数計測方法であって、前記カウントステップは、前記計数線上を通過する前記対象物を所定の時間間隔でカウントする通過対象物数計測方法。
- 計測ポイントに設けた互いに交差する複数の計数線上を通過する対象物を所定の時間間隔でカウントするカウントステップと、カウント結果に基づいて前記計測ポイントを通過する対象物の数を計測する計測ステップとを含む通過対象物数計測方法。
- 請求項1から3のいずれか一項記載の通過対象物数計測方法であって、前記計測ステップは、前記カウント結果に基づいて、前記計数線上を通過する対象物の数を前記計数線の数で除算した平均値に基づいて前記計測ポイントを通過する対象物の数を計測する通過対象物数計測方法。
- 請求項1から4のいずれか一項記載の通過対象物計数測定方法を実施する通過対象物数計測装置であって、
前記計測ポイントに設けた複数の計数線上を通過する対象物の画像から前記計測ポイントを通過する対象物の数を計測する画像処理手段を備える通過対象物数計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003295310A JP2005063303A (ja) | 2003-08-19 | 2003-08-19 | 通過対象物数計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003295310A JP2005063303A (ja) | 2003-08-19 | 2003-08-19 | 通過対象物数計測方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005063303A true JP2005063303A (ja) | 2005-03-10 |
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ID=34371604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003295310A Pending JP2005063303A (ja) | 2003-08-19 | 2003-08-19 | 通過対象物数計測方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005063303A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2476500A (en) * | 2009-12-24 | 2011-06-29 | Infrared Integrated Syst Ltd | System for monitoring the activity of people |
JP2011219235A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-04 | Takeda Kankyo:Kk | 廃棄物回収システム及び廃棄物回収車 |
JP2021056599A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | 日本電気株式会社 | 情報処理装置、計数システム、計数方法およびコンピュータプログラム |
-
2003
- 2003-08-19 JP JP2003295310A patent/JP2005063303A/ja active Pending
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