JP2001243360A - 消費者紹介中継システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネット上において企業の商品・サービ
ス情報を収集し、販売促進の為の紹介者を広く募り、そ
の営業活動により企業の商品・サービス情報を消費者に
紹介することを目的とした消費者紹介中継システムを提
供する。 【解決手段】商品・サービス情報は、インターネット上
において企業２の端末より商品・サービス情報登録手段
２１により収集され、商品・サービス情報登録データベ
ース５１に登録される。その情報を管理センター１が、
会員（紹介者）登録手段３１により登録認証された多数
の紹介者３に情報伝達し、紹介者３は消費者１１に各種
営業手段により情報を伝達する。購入意志のある消費者
１１の情報は紹介者３より管理センター１を中継され企
業２へ伝達報告されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、企業がその商品・
サービスに対する情報をネットワークを介して、インタ
ーネット閲覧可能な紹介者に伝達することにより、不特
定多数の購入意志のある消費者情報を入手出来る様にし
たシステムに係り、特にインターネットのホームページ
上にて不特定多数の企業がその商品・サービス情報を登
録でき、その収集された情報を会員登録した紹介者が入
手し、営業活動を行う事によって広く商品・サービスの
販売促進が出来る、消費者紹介中継システムに関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】従来の企業による商品・サービスの販売
は、特定の営業力によって営業を行うもので、人件費等
のコスト面からみても非常に不経済な面が多く、販売エ
リアも限定されるものであった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】例えば、従来の企業
は、特定の営業力により営業を行うもので、人件費・営
業経費・広告宣伝費等の各種経費による負担が多かっ
た。

【０００４】また、従来の営業エリアでは、全国の消費
者に対してアプローチ出来る企業が少なく、従来の営業
エリアの中でも細部に渡るまで幅広く営業活動を行える
ものではなかった。本発明は、これらの欠点を解決する
ために発明されたものである。

【０００５】

【課題を解決する為の手段】本発明においては、企業の
商品・サービス情報を消費者に直接伝える一般の紹介者
を広く募る事により、簡易に情報を多くの消費者に伝え
る事が出来る。また営業活動は完全歩合による紹介料で
あり、人件費・営業経費・広告宣伝等の各種経費負担を
軽減できる。

【０００６】また紹介者をインターネットにより募る
為、営業エリアは全国又は、従来の営業エリアの細部に
至るまで、消費者の獲得をする事が出来る。

【０００７】すなわち本発明は、企業がその商品・サー
ビス情報をネットワークを介して登録し、インターネッ
ト閲覧可能な登録紹介者端末に前記情報を送信伝達する
消費者紹介中継システムであって、不特定多数の前記企
業端末から前記商品・サービス情報を収集する手段と、
前記収集された情報をデータベースとして管理する手段
と、前記登録紹介者端末へ前記商品・サービス情報を送
信し閲覧させる手段と、前記送信された情報をもとに購
入意志のある消費者情報をデータベースとして管理する
手段と、前記企業からの紹介料の入金情報を管理する手
段を備えた事を特徴とする、消費者紹介中継システムで
ある。

【０００８】

【発明実施の形態】図１は本発明の構成例を示すもので
ある。図１において、１は管理センター、２は企業、３
は紹介者、４は通信網、２１は商品・サービス情報登録
手段、２２は紹介料入金手段、３１は会員（紹介者）登
録手段、３２は消費者情報報告手段、４０はデータベー
ス管理システム、５１は商品・サービス情報登録データ
ベース、５２は紹介料入金データベース、６１は会員
（紹介者）登録データベース、６２は消費者情報報告デ
ータベースを表し、管理センター１と企業２と紹介者３
は、通信網４を介して接続される。

【０００９】商品サービス情報登録手段２１は、不特定
多数の企業２が端末よりその商品・サービス情報を通信
網４を介して管理センター１に登録する為の手段であ
る。

【００１０】紹介料入金手段２２は、企業２により管理
センター１に支払われる紹介料の支払情報を収集し紹介
料入金データベースへその情報を送り込む為の手段であ
る。

【００１１】会員（紹介者）登録手段３１は不特定多数
の紹介者３が企業２によって管理センター１に登録され
た商品・サービス情報を送信伝達してもらうにあたり、
端末により通信網４を介して管理センター１に登録する
為の手段である。

【００１２】消費者情報報告手段３２は、登録認証され
た紹介者３が購入意志のある消費者１１の情報を通信網
４を介して管理センター１に、報告する手段である。

【００１３】データベース管理システム４０は、企業２
から収集した、商品・サービス情報と、紹介料入金情報
と、紹介者の登録情報及び登録認証された紹介者３から
報告を受けた、消費者情報をデータベースとして管理す
る為のシステムである。

【００１４】商品・サービス情報登録データベース５１
は、企業２が商品・サービス情報登録手段２１により通
信網４を介して管理センター１に登録した情報を管理す
る為のデータベースである。

【００１５】紹介料入金データベース５２は、紹介料入
金手段２２により収集された企業２による管理センター
１への紹介料の入金情報を管理する為のデータベースで
ある。

【００１６】会員（紹介者）登録データベース６１は、
紹介者３が会員（紹介者）登録手段３１により通信網４
を介して管理センター１に登録した紹介者登録情報を管
理する為のデータベースである。

【００１７】消費者情報報告データベース６２は、紹介
者３が消費者情報報告手段３２により通信網４を介して
管理センター１に報告した消費者１１の情報を管理する
為のデータベースである。

【００１８】図２は、本発明の動作概要を示す図であ
る。以下では、インターネット上にて本発明を実施する
場合について図２のフローチャートにより説明する。

【００１９】まず、企業２の端末より通信網４を介しそ
の商品・サービス情報が管理センター１に商品・サービ
ス情報登録手段２１により収集され、その情報が商品・
サービス情報データベース５１に登録される（）。

【００２０】紹介者３はその端末より通信網４を介し、
会員（紹介者）登録手段３１により管理センター１へ会
員登録を行う（）。管理センター１は、会員（紹介
者）登録データベース６１により認証された紹介者３
（Ａ，Ｂ，Ｃ）へ商品・サービス情報データベース５１
による情報を送信伝達する（）。

【００２１】紹介者３（Ａ，Ｂ，Ｃ）は、消費者１１に
対し各自の営業手段により営業・情報伝達を行い
（）、購入意志のある消費者１１の情報を通信網４を
介して消費者情報報告手段３２により管理センター１へ
報告伝達し、その情報が消費者情報報告データベース６
２に登録される（）。

【００２２】管理センター１は、消費者情報報告データ
ベース６２よる消費者情報を通信網４を介し企業２へ伝
達する（）。企業２は消費者情報を伝達された後、消
費者１１と、直接取引きを行なう（）。

【００２３】企業２は、消費者１１と取引成立後、管理
センター１へ紹介料支払いを行い、入金情報が紹介料入
金手段２２により紹介料入金データベース５２へ格納さ
れる（）。管理センター１は、紹介料入金データベー
ス５２のデータに基づき、紹介者３へ紹介料の支払いを
行う（）。以上が本発明の動作概要である。

【００２４】例えば企業２を不動産会社に当てはめて説
明すると、企業２である不動産会社が端末により通信網
４を介し商品・サービス情報登録手段２１により土地な
どの自社物件を管理センター１の商品・サービス情報デ
ータベース５１に登録する。管理センター１の会員（紹
介者）登録手段３１により会員登録し、会員（紹介者）
登録データベース６１により認証を受けた紹介者３は端
末により通信網４を介し前記商品・サービス情報データ
ベース５１の情報を受信、閲覧し、前記企業２である不
動産会社の情報も含め、複数の商品・サービス情報を入
手できる。

【００２５】紹介者３は入手した情報、例えば前記企業
２である不動産会社の土地などの物件を積極的な営業
（自ら消費者１１の開拓活動を行う）若しくは消極的な
営業（消費者１１が土地や不動産物件を探しているとい
う情報を待つ）に係わらず、適宜機会に消費者１１に対
し前記情報を紹介伝達することができる。

【００２６】消費者１１が購入意志のあることを確認し
た段階で紹介者３は前記消費者１１の情報を通信網４を
介して管理センター１へ消費者情報報告手段３２により
報告伝達し、その情報が消費者情報報告データベース６
２に登録される。

【００２７】管理センター１は、前記企業２である不動
産会社へ消費者情報報告データベース６２より前記消費
者情報を通信網４を介し伝達する。前記企業２である不
動産会社は消費者情報を伝達された後、前記消費者１１
と、直接取引きを行なうことができる。

【００２８】前記取引が成立した場合、前記企業２であ
る不動産会社は管理センター１に対し紹介料の支払いを
行い、入金情報が紹介料入金手段２２により紹介料入金
データベース５２へ格納される。管理センター１は、紹
介料入金データベース５２のデータに基づき前記紹介者
３へ紹介料の支払いを行う。以上が本発明の企業２であ
る不動産会社を例にとった実施例である。

【００２９】図３は、企業２が、管理センター１へホー
ムページ上にてその商品・サービス情報を商品・サービ
ス情報登録手段２２により登録する為の画面の実施例を
示す図である。

【００３０】図４は、紹介者３が、管理センター１へホ
ームページ上にて会員（紹介者）登録手段３１により会
員登録する為の画面の実施例を示す図である。

【００３１】図５は、紹介者３が、管理センター１へホ
ームページ上にて購入意志のある消費者１１の情報を消
費者情報報告手段３２により報告伝達する為の画面の実
施例を示す図である。

【００３２】

【発明の効果】今日の企業２の中には、自社の持つ商品
・サービス等を一般顧客に紹介してくれた人に紹介料を
支払うシステムが多々ある。この情報を１箇所に集約
し、紹介者３を募り紹介者３にその集約された情報を流
すことにより紹介者３の商材として、幅広く柔軟に消費
者１１の要望に答える事ができる。本発明はインターネ
ットによって多くの人を集め、個人（紹介者３）の持っ
ているブレーン、出会い等の情報をビジネスチャンスと
して引き出すのに非常に効果的な役割も兼ね備えてい
る。又、企業２は紹介者３を通し自社の製品をアンケー
ト等により、発売前であってもリサーチを行う事も可能
となる。

【００３３】以上のように、本発明は企業２にとって経
費を削減でき、インターネットを介することで幅広い地
域の細部に至るまで営業及び、商品・サービスの提供を
行えるものであり、紹介者３にとっては独自の営業方法
により利益を得られる。又、紹介者３自身が消費者１１
となる事で、低価格にて商品・サービスの購入ができる
という可能性も自ずから生じる。これらの事により本発
明は今後の産業及び、流通の発展に深く貢献するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の構成例を示す図である。

【図２】本発明の動作概要を示す図である。

【図３】商品・サービス情報登録手段２２による画面の
実施例を示す図である。

【図４】会員（紹介者）登録手段３１による画面の実施
例を示す図である。

【図５】消費者情報報告手段３２による画面の実施例を
示す図である。

【符号の説明】

１、 管理センター ２、 企業 ３、 紹介者 ４、 通信網 １１、消費者 ２１、商品・サービス情報登録手段 ２２、紹介料入金手段 ３１、会員（紹介者）登録手段 ３２、消費者情報報告手段 ４０、データベース管理システム ５１、商品・サービス情報登録データベース ５２、紹介料入金データベース ６１、会員（紹介者）登録データベース ６２、消費者情報報告データベース

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】企業がその商品・サービス情報をネットワ
   ークを介して登録し、インターネット閲覧可能な登録紹
   介者端末に前記情報を送信伝達する消費者紹介中継シス
   テムであって、不特定多数の前記企業端末から前記商品
   ・サービス情報を収集する手段と、前記収集された情報
   をデータベースとして管理する手段と、前記登録紹介者
   端末へ前記商品・サービス情報を送信し閲覧させる手段
   と、前記送信された情報をもとに購入意志のある消費者
   情報をデータベースとして管理する手段と、前記企業か
   らの紹介料の入金情報を管理する手段を備えた事を特徴
   とする、消費者紹介中継システム。
2. 【請求項２】請求項１記載の消費者紹介中継システムに
   おいて、前記企業端末からの前記商品・サービス情報の
   収集および前記登録紹介者端末への前記商品・サービス
   情報の送信伝達を、インターネットのホームページを用
   いて行う事を特徴とする消費者紹介中継システム。