JP2001242240A - 障害物検出方法、レーダ装置及び車載用レーダ装置 - Google Patents

障害物検出方法、レーダ装置及び車載用レーダ装置

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JP2001242240A
JP2001242240A JP2000052391A JP2000052391A JP2001242240A JP 2001242240 A JP2001242240 A JP 2001242240A JP 2000052391 A JP2000052391 A JP 2000052391A JP 2000052391 A JP2000052391 A JP 2000052391A JP 2001242240 A JP2001242240 A JP 2001242240A
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signal
obstacle
beat
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JP2000052391A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Saiki
充義 斉木
Shoji Kawada
庄二 河田
Kunihiko Soshi
邦彦 曽雌
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】障害物検出の演算処理がより高速にでき、しか
も、より正確に複数の障害物を判断することができるレ
ーダ装置を提供する。 【解決手段】周波数変調がなされた送信信号の反射波を
第1及び第2の受信アンテナが受信すると、混合器1
6,17はその受信した第1及び2の受信信号に基づい
て第1及び第2のビート信号をそれぞれ生成する。第1
及び第2のビート信号はA/D変換器18,19にてデ
ジタル値にそれぞれ変換され、DSP20にて周波数分
析され第1及び第2のビート信号の両第アップ区間及び
ダウン区間のパワースペクトラムから閾値より大きいパ
ワースペクトラムの周波数であって方位角が略同一であ
るものをそれぞれ第1及び第2の障害物候補周波数とし
て選択する。DSP20は第1及び第2の障害物候補周
波数の中から共に方位角が略同一となる障害物候補周波
数のペアを同士とで相対距離と相対速度を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は障害物検出方法、レ
ーダ装置及び車載用レーダ装置に係り、詳しくは反射波
を複数の受信アンテナで受信し精度の高い障害物検出を
行う障害物検出方法、レーダ装置及び車載用レーダ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車間距離制御装置、衝突警報制御
装置及び自動走行制御装置が走行支援装置の周辺監視技
術として注目されている。これら各支援装置には、ミリ
波レーダ装置が用いられ、ミリ波レーダ装置から放射さ
れるビーム(送信波)の反射波を受信し、受信した反射
波に基づいて車間(障害物)距離及び相対速度を求め
る。そして、上記各支援装置はこの求めた車間(障害
物)距離及び相対速度を用いて車間距離制御、衝突警報
制御又は自動走行制御を実行する。
【0003】ところで、このミリ波レーダ装置としてF
M−CWレーダ装置(phase-comparision monopluse
frequency-modulate CW radar )が注目されてい
る。このFM−CWレーダ装置はFM−CW送信機にお
いて連続波の送信信号に三角状に周波数変調を施し、周
波数変調を施した送信信号を送信波として送信アンテナ
から放射する。
【0004】詳述すると、FM−CW送信機における三
角状の周波数変調は、周波数変調器にて行なわれる。 周
波数変調器は、ガン発振器から発振された連続波を伝搬
される誘電体線路よりなる導波路上に形成されている。
周波数変調器はバラクタダイオードを備え、該バラクタ
ダイオードのバイアス電圧を変更することにより略線形
的に周波数を変調させることができる。そして、周波数
変調器による三角状の周波数変調は、図5に示すよう
に、送信信号の周波数を上昇させる一定の期間(アップ
区間T1)と、送信信号の周波数を下降させる一定の期
間(ダウン区間T2)と、送信信号の周波数を変調を施
さない一定の期間(CW区間)とに区分され、アップ区
間T1→ダウン区間T2→CW区間の順番を繰り返すこ
とにより周波数変調が行なわれる。つまり、アップ区間
T1ではバイアス電圧を順番に上げて行き順次周波数を
上げて行く。続いて、ダウン区間T2に入ると、バイア
ス電圧を順番に下げて行き順次周波数を下げていく。や
がて、CW区間に入ると、バイアス電圧を一定にして、
周波数を一定、即ち周波数変調を行なわない。
【0005】そして、送信アンテナから放射された送信
波の反射波はFM−CWレーダ装置のFM−CW受信機
が受信する。図4は、車両に搭載されたFM−CWレー
ダ装置の回路構成を示すブロック回路を示す。
【0006】図4において、FM−CW送信機51から
周波数変調された送信信号は、送信アンテナ52から電
波(ビーム)として放射される。そして、放射されたビ
ームは障害物に当たって反射し、その反射波が受信アン
テナ53にて受信される。受信アンテナ53は、反射波
を受信信号として混合器54に出力する。混合器54
は、この受信信号の他に前記FM−CW送信機51から
周波数変調された送信信号とを入力し、両信号をミキシ
ングした後に検波してビート信号を生成する。このビー
ト信号は、障害物までの相対距離に対応した距離成分及
び相対速度に対応した速度成分のそれぞれ周波数成分が
含まれた信号である。
【0007】このビート信号は、A/D変換器55にて
所定のサンプリング時間毎にサンプリングされデジタル
値に変換され、該デジタル値は高速フーリエ変換回路部
(FFT)56に出力される。FFT56はそのデジタ
ル値に基づいてパワースペクトラムを求めて、その求め
たパワースペクトルはパワー検出回路部57にてビート
信号に含まれる周波数成分を分析する。つまり、パワー
検出回路部57は、求めたパワースペクトルの中からに
て予め定めた閾値Pth(障害物の候補と判断してもよ
い値)以上のパワースペクトルを求め、その大きなパワ
ースペクトルの周波数を障害物候補の周波数として抜き
出す。
【0008】この時、FFT56にて求められるパワー
スペクトラムは、前記したアップ区間T1に放射された
送信信号とその反射波(受信信号)とに基づくパワース
ペクトラムと、ダウン区間T2に放射された送信信号と
その反射波(受信信号)とに基づくパワースペクトラム
とがある。そのため、パワー検出回路部57は、アップ
区間T1における障害物候補の周波数と、ダウン区間T
2における障害物候補の周波数とが抜き出されることに
なる。
【0009】抜き出されたアップ区間T1とダウン区間
T2における障害物候補の周波数は、距離・速度演算回
路部58に出力される。距離・速度演算回路部58はこ
の二つの障害物候補の周波数に基づいて障害物までの相
対距離と障害物との間の相対速度を演算する。この演算
方法は一般的に行われる公知の演算方法であって、以下
のように行われる。
【0010】アップ区間T1における障害物候補の周波
数を「fup」、ダウン区間T2における障害物候補の周
波数を「fdown」とするとともに、相対距離周波数を
「fr」、相対速度周波数を「fd」とすると、 fup=fr−fd fdown=fr+fd 及び fr=(4・Δf・r)/(C・Tm) fd=(2・fo・v)/C r ;障害物までの距離(メートル) v ;障害物との間の相対速度(メートル/秒) C ;光速(2.998×10^8)(メートル/秒) Δf;送信信号の送信周波数が変化する変調幅(ヘル
ツ) Tm;三角状の周波数変調の繰返し周期周期(アップ区
間T1+ダウン区間T2)(秒) fo;送信信号の中心周波数(ヘルツ) という関係があることから、 fr=(fup+fdown)/2=(4・Δf・r)/(C
・Tm) fd=(fdown−fup)/2=(2・fo・v)/C となる。
【0011】従って、相対距離r及び相対速度vは、 r=(fup+fdown)(C・Tm)/(8・Δf) ……式(1) v=(fdown−fup)・C/(4・fo) ……式(2) となる。
【0012】そして、このように距離・速度演算回路部
58にて演算された相対距離r及び相対速度vが、車間
距離制御、衝突警報制御、自動走行制御に供されること
になる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記障害物
の相対距離r及び相対速度vにおいては、障害物が1つ
の場合には、前記アップ区間T1のビード信号(障害物
候補の周波数)と、ダウン区間T2のビート信号(障害
物候補の周波数)の組み合わせは容易に見つけだすこと
ができる。
【0014】しかしながら、障害物が複数存在すると
き、アップ区間T1のビード信号(障害物候補の周波
数)及びダウン区間T2のビート信号(障害物候補の周
波数)はそれぞれ複数存在することになる。従って、各
障害物毎にその障害物に対応するアップ区間T1とダウ
ン区間T2のビード信号(障害物候補の周波数)はどれ
かを特定することはできなかった。
【0015】従って、アップ区間T1の複数のビード信
号(複数の障害物候補の周波数)とダウン区間T2の複
数のビート信号(複数の障害物候補の周波数)の全ての
組み合わせについて、上記演算を行わなければならなか
った。そして、これら組み合わせの演算結果から予め設
定した条件から最適な演算結果のみ抽出して複数の障害
物の相対距離及び相対速度を求めていた。
【0016】このように、上記したFM−CWレーダ装
置では、障害物が複数存在するときの各障害物の相対距
離及び相対速度の演算処理は、複雑で時間を要し高速演
算処理を図る上で問題があった。つまり、前記したFF
T56、パワー検出回路部57及び距離・速度演算回路
部58は、一般にDSP(デジタル信号プロセッサ;Di
gital Signal Processor)59にて構成されている。従
って、このDSP59をより正確且つより高速演算処理
する上で問題であった。
【0017】本発明の目的は、複数の障害物に対して相
対距離及び相対速度をより正確に且つより高速に演算す
ることができる障害物検出方法、レーダ装置及び車載用
レーダ装置を提供するにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、周波数を変調させる第1の区間と、その第1の区間
とは異なるように周波数を変調させる第2の区間を周期
的に繰り返す周波数変調がなされた送信信号を1つの送
信アンテナから送信し、その送信信号の反射波を受信信
号として第1及び第2の受信アンテナにて受信し、前記
第1の受信アンテナで受信した第1の受信信号と前記送
信信号とをミキシングして第1のビート信号を生成する
とともに、前記第2の受信アンテナで受信した第2の受
信信号と前記送信信号とをミキシングして第2のビート
信号を生成し、第1及び第2のビート信号について第1
の区間と第2の区間毎にそれぞれ周波数分析し、第1及
び第2のビート信号の両第1の区間において予め定めた
閾値より大きいパワースペクトラムの周波数を選択し、
その選択したパワースペクトラムの周波数の中から方位
角が略同一であるものを第1の障害物候補周波数として
求めるとともに、第1及び第2のビート信号の両第2の
区間において予め定めた閾値より大きいパワースペクト
ラムの周波数を選択しかつ方位角が略同一であるものを
第2の障害物候補周波数として求め、前記両第1の区間
において求めた第1の障害物候補周波数と、前記両第2
の区間において求めた第2の障害物候補周波数の中か
ら、共に方位角が略同一となる障害物候補周波数をペア
として検出し、そのペアとなる第1の障害物候補周波数
と第2の障害物候補周波数とで、相対距離若しくは相対
速度の少なくともいずれか一方を演算するようにした障
害物検出方法をその要旨とする。
【0019】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の障害物検出方法において、前記周波数を変調させる第
1の区間は周波数を上昇させるアップ区間であり、前記
周波数を変調させる第2の区間は周波数を下降させるダ
ウン区間であることをその要旨とする。
【0020】請求項3に記載の発明は、周波数を変調さ
せる第1の区間とその第1の変調区間とは異なるように
周波数を変調させる第2の区間を周期的に繰り返す周波
数変調がなされた送信信号を送信する1つの送信アンテ
ナと、前記送信信号の反射波をそれぞれ第1の受信信号
と第2の受信信号としてそれぞれ受信する第1の受信ア
ンテナ及び第2の受信アンテナと、前記第1の受信アン
テナで受信した第1の受信信号と前記送信信号とをミキ
シングして第1のビート信号を生成する第1の混合器
と、前記第2の受信アンテナで受信した第2の受信信号
と前記送信信号とをミキシングして第2のビート信号を
生成する第2の混合器と、前記第1の混合器が生成した
第1のビート信号をサンプリングしてデジタル値に変換
する第1のA/D変換器と、前記第2の混合器が生成し
た第2のビート信号をサンプリングしてデジタル値に変
換する第2のA/D変換器と、第1及び第2のA/D変
換器からの第1及び第2のビート信号のデジタル値を周
波数分析する高速フーリエ変換処理回路部と、前記高速
フーリエ変換処理回路部にて求めた前記第1及び第2の
ビート信号の両第1の区間のパワースペクトラムから予
め定めた閾値より大きいパワースペクトラムの周波数を
選択しかつ方位角が略同一であるものを第1の障害物候
補周波数として選択するとともに、第1及び第2のビー
ト信号の両第2の区間のパワースペクトラムから予め定
めた閾値より大きいパワースペクトラムの周波数を選択
しかつ方位角が略同一であるものを第2の障害物候補周
波数として選択する選択処理回路部と、前記選択処理回
路部が選択した第1の障害物候補周波数と、第2の障害
物候補周波数の中から、共に方位角が略同一となる障害
物候補周波数をペアとして抽出するペア抽出処理回路部
と、前記ペア抽出処理回路部にて抽出したそのペアとな
る第1の障害物候補周波数と第2の障害物候補周波数と
で、相対距離若しくは相対速度の少なくともいずれか一
方を演算するように演算処理回路部とを備えたレーダ装
置をその要旨とする。
【0021】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のレーダ装置において、前記周波数を変調させる第1の
区間は周波数を上昇させるアップ区間であり、前記周波
数を変調させる第2の区間は周波数を下降させるダウン
区間であることをその要旨とする。
【0022】請求項5に記載した発明は、請求項3又は
4に記載のレーダ装置は車両に搭載され、車両と障害物
との相対距離と、車両と障害物との相対速度を演算する
車載用レーダ装置をその要旨とする。
【0023】(作用)請求項1及び2に記載の発明によ
れば、事前に方位角の同じ第1の区間(アップ区間)の
第1の障害物候補周波数と第2の区間(ダウン区間)の
第2の障害物候補周波数を抽出して相対距離・相対速度
を演算することから、無駄な組み合わせ(方位角の異な
るスペクトラムの周波数)同士、即ち、異なる障害物の
第1の区間(アップ区間)の第1の障害物候補周波数と
第2の区間(ダウン区間)の第2の障害物候補周波数に
基づく相対距離・相対速度を演算を行わない。従って、
複数の障害物検出のための演算処理がより高速に行え、
しかも、より正確に複数の障害物を判断することができ
る。
【0024】請求項3〜5に記載の発明によれば、選択
処理回路部は、高速フーリエ変換処理回路部にて求めた
前記第1及び第2のビート信号の両第1の区間(アップ
区間)のパワースペクトラムから予め定めた閾値より大
きいパワースペクトラムの周波数を選択しかつ方位角が
略同一であるものを第1の障害物候補周波数として求め
る。又、選択処理回路部は高速フーリエ変換処理回路部
にて求めた第1及び第2のビート信号の両第2の区間
(ダウン区間)のパワースペクトラムから予め定めた閾
値より大きいパワースペクトラムの周波数を選択しかつ
方位角が略同一であるものを第2の障害物候補周波数と
して求める。
【0025】前記選択処理回路部にて求められた前記両
第1の区間(アップ区間)において求めた第1の障害物
候補周波数と、前記両第2の区間(ダウン区間)におい
て求めた第2の障害物候補周波数の中から、共に方位角
が略同一となる障害物候補周波数をペアとしてペア抽出
処理回路部が抽出すると、演算処理回路部はその抽出し
たそのペアとなる第1の障害物候補周波数と第2の障害
物候補周波数とで、相対距離若しくは相対速度の少なく
ともいずれか一方を演算する。
【0026】従って、事前に方位角の略同一である第1
の障害物候補周波数と第2の障害物候補周波数を抽出し
て相対距離・相対速度を演算することから、無駄な組み
合わせ、方位角の異なるスペクトラムの周波数同士、即
ち、異なる障害物の第1の障害物候補周波数と第2の障
害物候補周波数に基づく相対距離・相対速度を演算を行
わない。従って、複数の障害物検出のための演算処理が
より高速に行え、しかも、より正確に複数の障害物を判
断することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車に搭載した
車載用レーダ装置としてのFM−CWレーダ装置に具体
化した一実施形態について図面に従って説明する。
【0028】図1において、FM−CW送信機11は、
図5に示すように、三角状(第1の区間としてのアップ
区間T1、第2の区間としてのダウン区間T2、CW区
間)に周波数変調を施した連続波の送信信号を生成し、
その送信信号を送信アンテナ12から電波(ビーム)と
して放射する。尚、本実施形態では、送信信号の中心周
波数foは60.5ギガヘルツ、三角状の周波数変調の
繰返し周期Tm(アップ区間T1+ダウン区間T2)は
1.0ミリ秒、送信信号の送信周波数が変化する変調幅
Δfは100メガヘルツとしている。
【0029】一方、FM−CW受信機13は、第1及び
第2の受信アンテナ14,15を備えている。第1及び
第2の受信アンテナ14,15は予め定めた間隔で併設
されていて、前記送信アンテナ12が放射した電波(ビ
ーム)の反射波を受信する。
【0030】第1の受信アンテナ14で受信した反射波
は第1の受信信号として第1の混合器16に入力され
る。又、第2の受信アンテナ15で受信した反射波は第
2の受信信号として第2の混合器17に入力される。第
1の混合器16は、この第1の受信信号と前記FM−C
W送信機11からの周波数変調を施した送信信号とを入
力し、両信号をミキシングして第1のビート信号を生成
する。又、第2の混合器17は、この第2の受信信号と
前記FM−CW送信機11からの周波数変調を施した送
信信号とを入力し、両信号をミキシングして第2のビー
ト信号を生成する。
【0031】第1の混合器16にて生成された第1のビ
ート信号は第1のA/D変換器18に出力される。第1
のA/D変換器18は、第1のビート信号を一定の間隔
(本実施例では1.0マイクロ秒の間隔)でサンプリン
グし、そのサンプリングした値をデジタル値に変換す
る。一方、第2の混合器17にて生成された第2のビー
ト信号は第2のA/D変換器19に出力される。第2の
A/D変換器19は、第2のビート信号を第1のA/D
変換器18と同じ一定の間隔(1.0マイクロ秒の間
隔)でサンプリングし、そのサンプリングした値をデジ
タル値に変換する。
【0032】第1のA/D変換器18及び第2の第2の
A/D変換器19のデジタル値は、高速フーリエ変換処
理回路部、選択処理回路部、ペア抽出処理回路部及び演
算処理回路部を構成するDSP(デジタル信号プロセッ
サ;Digital Signal Processor)20に出力される。図
2は、DSP20が行う信号処理動作を説明するための
フローチャートである。
【0033】DSP20は、ステップ1で初期化された
後、ステップ2において第1のA/D変換器18からの
第1のビート信号のデジタル値及び第2のA/D変換器
19からの第2のビート信号のデジタル値を入力する。
DSP20は、高速フーリエ変換(FFT)処理機能を
有し、ステップ3において第1のビート信号のデジタル
値及び第2のビート信号のデジタル値を使って行った周
波数解析を行う。そして、DSP20は、第1のビート
信号と第2のビート信号毎にパワースペクトラムを求め
るとともに、第1のビート信号と第2のビート信号とで
位相角をそれぞれ求める。
【0034】図3は第1のビート信号におけるアップ区
間T1のパワースペクトラムの一例を示す。尚、図示し
ないが、第1のビート信号におけるダウン区間T2のパ
ワースペクトラム、及び、第2のビート信号におけるア
ップ区間T1とダウン区間T2のパワースペクトラムも
それぞれ同様に求められる。
【0035】そして、DSP20は、ステップ4におい
て、アップ区間T1とダウン区間T2毎にそのパワース
ペクトラムから、それぞれ閾値Pth以上のパワースペ
クトラムを選択する。尚、前記した閾値Pthは、予め
定められていて路面からの反射成分及びレーダ固有のノ
イズ成分より大きな値であって、周波数に相対して変化
するとともに障害物による反射成分の候補として推定で
きる値に設定されている。
【0036】又、DSP20は、閾値Pth以上のパワ
ースペクトラムを選択すると、ステップ5において、そ
の選択したパワースペクトラムの周波数のグルーピング
処理を行うようになっている。このDSP20によるグ
ルーピング処理は、第1及び第2のビート信号の、即
ち、2つのアップ区間T1のパワースペクトラムから予
め設定した閾値Pth以上のパワースペクトラムを選択
し、2つのアップ区間T1の間で選択された閾値Pth
以上のパワースペクトラムの周波数同士から、それぞれ
の方位角が略同一であるパワースペクトラムの周波数か
どうかを判定し特定する。この場合のDSP20による
方位角の算出方式は、公知の位相比較モノパルスによる
方位角検出方法であって、二つの受信信号(第1のビー
ト信号と第2のビート信号)の位相差を検出することに
よって反射波の到来方向(方位角)を算出するようにな
っている。そして、DSP20は、このようにして求め
た閾値Pth以上であって方位角が略同一であるパワー
スペクトラムの周波数についてグループ化する。そし
て、この2つのアップ区間T1の間におけるグループと
同じ方法で2つのダウン区間T2の間におけるパワース
ペクトラムの周波数についてもグループ化する。
【0037】つまり、DSP20の演算処理は、こパワ
ースペクトラムの値の大きい周波数から順に閾値Pth
以上か否かの判定を2つのアップ区間T1の各パワース
ペクトラムについて交互に行い、2つのアップ区間T1
において閾値Pth以上のパワースペクトラムの周波数
があったときその都度両区間T1のパワースペクトラム
における方位角を求めながら順次演算処理していくよう
にしている。そして、閾値Pth以上であって方位角の
同じパワースペクトラム同士をグループ化する。
【0038】同様にDSP20は2つのダウン区間T2
のパワースペクトラムについても行う。DSP20は2
つのダウン区間T2のパワースペクトラムから予め設定
した閾値Pth以上のパワースペクトラムを選択し、選
択された閾値Pth以上のパワースペクトラム間から、
それぞれの方位角が略同一であるパワースペクトラムを
特定する。そして、DSP20は閾値Pth以上であっ
て方位角が略同一であるパワースペクトラムについてグ
ループ化する。
【0039】その結果、第1及び第2のFFT20a,
20bでそれぞれで求めたアップ区間T1とダウン区間
T2の閾値Pth以上のパワースペクトルの周波数であ
ってそのスペクトルの方位角が略同一である周波数のも
のがペアとなって特定されることになる。詳述すると、
アップ区間T1とダウン区間T2との間でペアとなるパ
ワースペクトラムの周波数は、同じ障害物に反射して得
られたパワースペクトラムであることがわかる。
【0040】続いて、DSP20は、ステップ6におい
て、アップ区間T1とダウン区間T2から方位角が略同
一であって閾値Pth以上のパワースペクトラムのペア
を読み出す。つまり、各ペアのパワースペクトルの周波
数をそれぞれ同一障害物候補の周波数fup,fdownとし
て抜き出す。例えば、障害物が3つあって各ペアのパワ
ースペクトルの周波数がそれぞれ第1の障害物候補の周
波数fup1 ,fdown1、第2の障害物候補の周波数fup2
,fdown2 、及び、第3の障害物候補の周波数fup3
,fdown3 の場合には、これらペアの周波数が抜き出
される。
【0041】そして、DSP20は、ステップ7におい
て、この抜き出した各障害物候補の周波数に基づいて前
記した式(1)(2)に従った演算を実行する。つま
り、DSP20は、各障害物までの相対距離及び障害物
との間の相対速度を求める。
【0042】因みに、第1の障害物までの相対距離r1
及び障害物との間の相対速度v1は、式(1)(2)に
より、 r1=(fup1 +fdown1 )(C・Tm)/(8・Δ
f) v1=(fdown1 −fup1 )・C/(4・fo) 又、第2の障害物までの相対距離r2及び障害物との間
の相対速度v2は、式(1)(2)により、 r2=(fup2 +fdown2 )(C・Tm)/(8・Δ
f) v2=(fdown2 −fup2 )・C/(4・fo) 又、第3の障害物までの相対距離r3及び障害物との間
の相対速度v3は、式(1)(2)により、 r3=(fup3 +fdown3 )(C・Tm)/(8・Δ
f) v3=(fdown3 −fup3 )・C/(4・fo) となる。
【0043】そして、DSP20は、ステップ8おい
て、このように演算した第1〜第3の障害物の相対距離
r1〜r3及び相対速度v1〜v3を、車間距離制御、
衝突警報制御、自動走行制御のための電子制御装置(E
CU)21に出力する。ECU21は、これら複数の障
害物に対する相対距離r1〜r3及び相対速度v1〜v
3のデータに基づいて自動車を走行制御を行うことにな
る。
【0044】次に、上記のように構成した、FM−CW
レーダ装置の特徴を以下に記載する。 (1)本実施形態では、送信アンテナ12が放射した三
角状(周波数を上げるアップ区間T1と周波数を下げる
ダウン区間T2が周期的に繰返されるように)に周波数
変調された電波(ビーム)の反射波を第1及び第2の受
信アンテナ14,15にて受信するようにした。第1及
び第2の受信アンテナ14,15はそれぞれ受信した第
1及び第2の受信信号を対応する第1及び第2の混合器
16,17に出力する。第1及び第2の混合器16,1
7は、それぞれ対応する第1及び第2の受信信号と送信
信号とに基づいて第1及び第2のビート信号を生成す
る。
【0045】そして、この第1及び第2のビート信号を
それぞれデジタル変換した後、DSP20において高速
フーリエ変換して周波数解析し求めたアップ区間T1と
ダウン区間T2の閾値Pth以上のパワースペクトラム
の周波数から、ペアとなるパワースペクトラムの周波
数、即ち、同一障害物のパワースペクトラムの周波数を
方位角に基づいて求めた後に、そのペアのパワースペク
トラムの周波数から障害物までの相対距離及び障害物と
の間の相対速度を求めるようにした。従って、複数の障
害物に対して相対距離及び相対速度をより正確に且つよ
り高速に演算することができる。
【0046】つまり、従来のように、求めたアップ区間
T1とダウン区間T2の閾値Pth以上のパワースペク
トラムについての全ての組み合わせについてペアとし、
そのペアのパワースペクトラムの周波数から、全ての組
み合わせについての障害物までの相対距離及び障害物と
の間の相対速度を求め、その中から複数の障害物の存在
を判別した後、その正しい各障害物する相対距離及び相
対速度を抽出するのに比べて、より正確且つより高速に
演算することができる。
【0047】(2)本実施形態では、第2の受信アンテ
ナ15、第2の混合器17及び第2のA/D変換器19
を追加しDSP20で信号処理するだけなので、回路を
複雑にすることなく簡単な回路構成でより正確且つより
高速に複数の障害物に対して相対距離及び相対速度を演
算することができる。
【0048】尚、発明の実施の形態は、上記実施形態に
限定されるものではなく、以下のように実施してもよ
い。 ・上記実施形態では、自動車に搭載した車載用レーダに
具体化したが、無人搬送車、鉄道車両、船舶等に具体化
してもよい。
【0049】・上記実施形態では、レーダ装置としての
FM−CWレーダ装置に具体化し、送信信号の周波数を
一定の期間だけ上昇させるアップ区間T1と、送信信号
の周波数を一定の期間だけ下降させるダウン区間T2を
繰り返す周波数変調であったが、これに限定されるもの
ではなく、2種類の異なる周波数変調区間を有し、相対
距離及び相対速度が求められる変調方法であればよい。
【0050】・上記実施形態のFM−CWレーダ装置
は、障害物までの相対距離及び障害物との間の相対速度
の両方を求めたが、相対距離又は障害物のいずれか一方
しか求めないレーダ装置に応用してもよい。
【0051】
【発明の効果】請求項1〜5に記載の発明によれば、複
数の障害物検出のための演算処理がより高速に行え、し
かも、より正確に複数の障害物を判断することができる
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するFM−CWレー
ダ装置の回路構成を示すブロック回路図。
【図2】FM−CW受信機中のDSPの処理動作を説明
するためのフローチャート図。
【図3】DSPの高速フーリエ変換(FFT)処理で得
られたパワースペクトラムの一例を示す図。
【図4】従来のFM−CWレーダ装置の回路構成を示す
ブロック回路図。
【図5】FM−CW送信機が発信する送信信号の周波数
変調を説明するための説明図。
【符号の説明】
11 FM−CW送信機 12 送信アンテナ 13 FM−CW受信機 14 第1の受信アンテナ 15 第2の受信アンテナ 16 第1の混合器 17 第2の混合器 18 第1のA/D変換器 19 第2のA/D変換器 20 DSP(デジタル信号プロセッサ;Digital Sign
al Processor) 21 電子制御装置(ECU) T1 アップ区間 T2 ダウン区間 Pth 閾値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽雌 邦彦 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機 株式会社内 Fターム(参考) 5J070 AB19 AC02 AC06 AD06 AE01 AE20 AF03 AH25 AH31 AH35 AK15 AK22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数を変調させる第1の区間と、そ
    の第1の区間とは異なるように周波数を変調させる第2
    の区間を周期的に繰り返す周波数変調がなされた送信信
    号を1つの送信アンテナから送信し、その送信信号の反
    射波を受信信号として第1及び第2の受信アンテナにて
    受信し、 前記第1の受信アンテナで受信した第1の受信信号と前
    記送信信号とをミキシングして第1のビート信号を生成
    するとともに、前記第2の受信アンテナで受信した第2
    の受信信号と前記送信信号とをミキシングして第2のビ
    ート信号を生成し、 第1及び第2のビート信号について第1の区間と第2の
    区間毎にそれぞれ周波数分析し、第1及び第2のビート
    信号の両第1の区間において予め定めた閾値より大きい
    パワースペクトラムの周波数を選択し、その選択したパ
    ワースペクトラムの周波数の中から方位角が略同一であ
    るものを第1の障害物候補周波数として求めるととも
    に、第1及び第2のビート信号の両第2の区間において
    予め定めた閾値より大きいパワースペクトラムの周波数
    を選択しかつ方位角が略同一であるものを第2の障害物
    候補周波数として求め、 前記両第1の区間において求めた第1の障害物候補周波
    数と、前記両第2の区間において求めた第2の障害物候
    補周波数の中から、共に方位角が略同一となる障害物候
    補周波数をペアとして検出し、 そのペアとなる第1の障害物候補周波数と第2の障害物
    候補周波数とで、相対距離若しくは相対速度の少なくと
    もいずれか一方を演算するようにしたことを特徴とする
    とともに障害物検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の障害物検出方法にお
    いて、 前記周波数を変調させる第1の区間は周波数を上昇させ
    るアップ区間であり、前記周波数を変調させる第2の区
    間は周波数を下降させるダウン区間である障害物検出方
    法。
  3. 【請求項3】 周波数を変調させる第1の区間とその
    第1の変調区間とは異なるように周波数を変調させる第
    2の区間を周期的に繰り返す周波数変調がなされた送信
    信号を送信する1つの送信アンテナと、 前記送信信号の反射波をそれぞれ第1の受信信号と第2
    の受信信号としてそれぞれ受信する第1の受信アンテナ
    及び第2の受信アンテナと、 前記第1の受信アンテナで受信した第1の受信信号と前
    記送信信号とをミキシングして第1のビート信号を生成
    する第1の混合器と、 前記第2の受信アンテナで受信した第2の受信信号と前
    記送信信号とをミキシングして第2のビート信号を生成
    する第2の混合器と、 前記第1の混合器が生成した第1のビート信号をサンプ
    リングしてデジタル値に変換する第1のA/D変換器
    と、 前記第2の混合器が生成した第2のビート信号をサンプ
    リングしてデジタル値に変換する第2のA/D変換器
    と、 第1及び第2のA/D変換器からの第1及び第2のビー
    ト信号のデジタル値を周波数分析する高速フーリエ変換
    処理回路部と、 前記高速フーリエ変換処理回路部にて求めた前記第1及
    び第2のビート信号の両第1の区間のパワースペクトラ
    ムから予め定めた閾値より大きいパワースペクトラムの
    周波数を選択しかつ方位角が略同一であるものを第1の
    障害物候補周波数として選択するとともに、第1及び第
    2のビート信号の両第2の区間のパワースペクトラムか
    ら予め定めた閾値より大きいパワースペクトラムの周波
    数を選択しかつ方位角が略同一であるものを第2の障害
    物候補周波数として選択する選択処理回路部と、 前記選択処理回路部が選択した第1の障害物候補周波数
    と、第2の障害物候補周波数の中から、共に方位角が略
    同一となる障害物候補周波数をペアとして抽出するペア
    抽出処理回路部と、 前記ペア抽出処理回路部にて抽出したそのペアとなる第
    1の障害物候補周波数と第2の障害物候補周波数とで、
    相対距離若しくは相対速度の少なくともいずれか一方を
    演算するように演算処理回路部とを備えたことを特徴と
    するレーダ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のレーダ装置におい
    て、 前記周波数を変調させる第1の区間は周波数を上昇させ
    るアップ区間であり、前記周波数を変調させる第2の区
    間は周波数を下降させるダウン区間であるレーダ装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載のレーダ装置は
    車両に搭載され、車両と障害物との相対距離と、車両と
    障害物との相対速度を演算することを特徴とする車載用
    レーダ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100645771B1 (ko) * 2001-12-13 2006-11-13 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 레이더
KR101264287B1 (ko) 2011-11-10 2013-05-22 재단법인대구경북과학기술원 Fmcw 레이더의 거리 정밀 측정방법 및 그 장치
KR101851079B1 (ko) * 2016-12-23 2018-04-20 재단법인대구경북과학기술원 Fmcw 레이더를 이용한 이동 타겟 탐지 장치 및 방법
CN112654888A (zh) * 2018-09-05 2021-04-13 京瓷株式会社 电子设备、电子设备的控制方法、以及电子设备的控制程序

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