JP2001242000A - 超音波レベル計 - Google Patents

超音波レベル計

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JP2001242000A
JP2001242000A JP2000055855A JP2000055855A JP2001242000A JP 2001242000 A JP2001242000 A JP 2001242000A JP 2000055855 A JP2000055855 A JP 2000055855A JP 2000055855 A JP2000055855 A JP 2000055855A JP 2001242000 A JP2001242000 A JP 2001242000A
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Toshiro Kurihara
敏郎 栗原
Yoshinori Matsunaga
義則 松永
Hitoshi Ueda
仁 上田
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近距離を可能な限り測定するとともに遠距離
も測定することができる超音波レベル計を提供する。 【解決手段】 判定回路55は、多重エコー波の間隔を
検出して、この間隔が広いときには第1エコー波を主エ
コー波と判定する。判定回路55がエコー波の間隔が狭
いと判定したときには、第1エコー波が残留波と重なっ
ている可能性がある。主エコー検索回路は、第2エコー
波と第3エコー波との間の間隔に基づいて第1エコー波
の位置を演算する。圧電素子20が浸水すると、エコー
波が大きくなって多重エコー波となって長時間にわたり
続く。判定回路55は、多重エコー波の継続時間及びレ
ベルを検出して、その値が極端に大きくなったときには
浸水と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、超音波を送信し
て反射面からのエコー波を受信面で受信し、この反射面
のレベルを測定する超音波レベル計に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は、従来の超音波レベル計の一例
を示す図である。駆動回路10は、トランスTを介し
て、数十KHzの駆動周波数fdで1KVP-P〜2KV
P-P程度のパルス列駆動信号を出力する。このパルス列
駆動信号は、ダイオード回路Dを介して超音波送受信器
(圧電素子が使用される例が多いため、以後圧電素子と
いう)20に印加される。
【0003】圧電素子20は、この駆動信号に応じて超
音波信号を送信すると共に反射した超音波を受信するセ
ンサとして働くもので、例えばPZT等が用いられる。
圧電素子20で受信されたエコー信号はダイオード回路
Dを介して受信回路30に入力され、その後信号処理回
路32に入力される。
【0004】図18は、従来の超音波レベル計において
多重エコー波が発生した状態を示す図である。従来の超
音波レベル計では、圧電素子20が発信した超音波Pは
被反射物体で反射してエコー波P1 となって圧電素子2
0に戻ってくる。そして、このエコー波P1 は、圧電素
子20で反射してから被反射物体で再び反射して、エコ
ー波P 2 となって圧電素子20に戻ってくる。このよ
うな超音波Pの多重反射により発生するエコー波P1
2 ,...は徐々に減衰して小さくなるが、エコー波
1 ,P2 ,...の信号レベルが略同じ大きさになる
ように、被反射物体までの距離に応じてゲインが上げら
れる。その結果、図18に示すように、被反射物体まで
の距離が近い場合には、信号レベルが略同じ大きさであ
る多数のエコー波P1 ,P2 ,...が発生する。例え
ば、距離Lxが0.5m程度の近距離である場合には、
10個程度のエコー波が現れる。
【0005】従来の超音波レベル計では、エコー波P
1 ,P2 ,...の信号レベルの最大値を100%とし
たときに、この最大値の20%〜25%にしきい値を設
定して、測定可能範囲内における最小距離からエコー波
1 ,P2 ,...を順次検索する。そして、最初にし
きい値を超えるエコー波P1 が主エコー波に決定され
て、圧電素子20が超音波Pを送信してからこのエコー
波P1 が到達するまでの時間が計測され、被反射物体ま
での距離Lxが算出される。
【0006】エコー波P1 が到達するまでの時間の計
測、換言すればエコー波の位置の検出は、通常超音波発
信後(測定開始後)から連続して信号の受信と、その受
信信号の振幅チェックを行って、エコー位置を検出する
ようにしている。従来の超音波レベル計では、圧電素子
20の送受信面の構造を斜めにカットしたり円錐状に変
形して、エコー波P1 ,P2 ,...の減衰を順次大き
くしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図19は、従来の超音
波レベル計において測定可能範囲外の近距離でエコー波
が発生した状態を示す図である。図19に示すように、
超音波レベル計の測定可能範囲が距離Lxa〜Lxbで
あるときに、主エコー波(第1エコー波)P1 が距離L
xaよりも近くで発生すると、信号処理回路32は第2
エコー波P2 を主エコー波として検索する。このよう
に、主エコー波P1 が測定可能範囲外(Lx1<Lx
a)であると、第2エコー波P2 を主エコー波として誤
って検索する。その結果、実際の距離よりも約2倍も遠
い距離を誤って測定してしまう。
【0008】また、従来の超音波レベル計では、圧電素
子20が超音波Pの発信を停止した後に、図19に示す
ように数msの共振振動が残留波形として存在する。こ
のために、測定可能範囲を距離Lx1以内に設定する
と、残留波形が減衰する間に、被反射物体で反射したエ
コー波P1 が現れて、このエコー波P1 と残留波P'と
が重なりこれらの波形を区別することが困難になる。そ
の結果、残留波P'の信号レベルがしきい値を超えてい
ると、この残留波P'を主エコー波として検索するおそ
れがあり、主エコー波P1 の検索が困難になる。
【0009】さらに、従来の超音波レベル計では、測定
可能範囲を超えて水位が上昇すると、図19に示す第2
エコー波P2 や第3エコー波P3 を主エコー波として検
索し、増水を未満水として誤って判断するおそれがあ
る。例えば、圧電素子20が浸水したときには、超音波
Pの伝搬速度が空間に比べて約5倍増加する。
【0010】この発明の課題は、反射面のレベルを正確
に測定することができるとともに、異常状態を検出する
ことができる超音波レベル計を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、以下のよう
な解決手段により、前記課題を解決する。なお、この発
明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これ
に限定するものではない。請求項1の発明は、超音波
(P)を送信して反射面からのエコー波を受信面(2
0)で受信し、この反射面のレベルを測定する超音波距
離計であって、前記受信面と前記反射面との間で前記超
音波が多重反射したときに発生する複数のエコー波(P
1 ,P2 ,...)の間隔を検出する検出手段(55)
と、前記検出手段の検出結果に基づいて、第1エコー波
を検索する検索手段(56)とを含む超音波レベル計で
ある。
【0012】請求項2の発明は、請求項1に記載の超音
波レベル計において、前記検索手段は、前記複数のエコ
ー波の間隔が所定値よりも大きいときには、前記第1エ
コー波が測定可能範囲内にあると判定することを特徴と
する超音波レベル計である。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の超音波レベル計において、前記検索手段は、前
記複数のエコー波の間隔が所定値よりも小さいときに
は、前記第1エコー波が測定可能範囲外の近距離にある
と判定することを特徴とする超音波レベル計である。
【0014】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載の超音波レベル計において、
前記検索手段は、前記複数のエコー波の間隔に基づいて
前記第1エコー波を検索することを特徴とする超音波レ
ベル計である。
【0015】請求項5の発明は、超音波(P)を送信し
て反射面からのエコー波を受信面(20)で受信し、こ
の反射面のレベルを測定する超音波距離計であって、前
記超音波が多重反射したときに発生する複数のエコー波
(P1 ,P2 ,...)の継続時間及びレベルを検出す
る検出手段(55)と、前記検出手段の検出結果に基づ
いて、前記受信面が浸水した状態であると判定する判定
手段(55)とを含む超音波レベル計である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について詳しく説明する。図1は、この発明
の実施形態に係る超音波レベル計の構成図である。な
お、図17に示す部分と同一の部分には同一の番号を付
して、その詳細な説明を省略する。
【0017】この発明の実施形態に係る超音波レベル計
は、圧電素子20から送信した超音波が液面で反射して
戻ってくるまでの往復時間を計測して、この液面のレベ
ルを測定する装置である。超音波レベル計は、図1に示
すように、駆動回路10、圧電素子20、受信回路3
0、2相同期積分回路40、演算回路50及び表示手段
60を備えている。
【0018】受信回路30は、プリアンプAlと、D/
A変換器DACと、メインアンプA2とが直列接続され
たものである。プリアンプAlは圧電素子20からのエ
コー信号を受けるが、圧電素子20に与えられた駆動信
号と同時に振幅の影響を取り除くために、ダイオード回
路Dにより駆動信号にリミッタをかけて信号を受信す
る。
【0019】D/A変換器DACは、デジタル・アナロ
グ変換処理と共に、プリアンプAlから入力された波形
信号に対してTVG(Time Variable Gain)処理を行う
ことができるように構成されている。このTVG処理と
は、距離や湿度、反射面の状態などによって変化する超
音波の減衰特性に合わせて、ゲインを増加させるように
する処理手段である。D/A変換器DACは、距離や湿
度などによってエコー波の減衰量が変化するときに、反
射面が遠くにあっても、このエコー波が一定出力になる
ようにゲインを可変する。
【0020】メインアンプA2は、D/A変換器DAC
の信号を受信して適宜に増幅し、その出力を2相同期積
分回路40に与えている。
【0021】2相同期積分回路40は、X位相積分部分
41、Y位相積分部分42より構成される。X位相積分
部分41は、第1の同期積分回路とも呼ばれ、フリップ
フロップ43、X位相側スイッチ44、X位相積分回路
45及びA/D変換器46で構成される。Y位相積分部
分42は、第2の同期積分回路とも呼ばれ、フリップフ
ロップ43、Y位相側スイッチ47、Y位相積分回路4
8及びA/D変換器49で構成される。
【0022】なお、フリップフロップ43には駆動回路
10の出力が印加され、P出力がX位相側スイッチ44
に印加され、Q出力がY位相側スイッチ47に印加され
る。P出力とQ出力は、位相が四半周期ずれたもので、
オンオフのデューティ比はいずれも50%になってい
る。
【0023】これにより、上記第1の同期積分回路41
では、圧電素子20を駆動する駆動周波数の位相(これ
を第1の位相と呼ぶ)でエコー信号が同期積分され、そ
の積分値(これを積分値Xと呼ぶ)はA/D変換して出
力される。他方、上記第2の同期積分回路42では、前
記第1の位相とは四半周期離れた第2の位相で同期積分
され、その積分値(これを積分値Xと呼ぶ)はA/D変
換して出力される。なお、エコー波に重畳するノイズ信
号は一般的に正負の領域をランダムに持っており、上記
の積分によりこのノイズ成分は除去される。
【0024】演算回路50は、2相同期積分回路40か
らの時系列の各積分値X,Yをそれぞれ記憶手段(図示
せず)に記憶し、その後積分値X,Yの有極加算、積分
値X,Yの合成を行い、その合成信号のピークの位置と
大きさからエコーの到来位置を求める。演算回路50
は、データ重ね回路51、移動加算回路52、ピーク位
置検索回路53、基準化回路54、判定回路55及び主
エコー検索回路56を備えている。演算回路50は、受
信回路30のDACのTVGを制御する機能も有する。
【0025】表示手段60は、液面のレベルを表示した
り、主エコー波が測定可能範囲外にあるときにオーバー
レンジ表示をしたり、圧電素子20が浸水したときに浸
水表示をする。
【0026】次に、この発明の実施形態に係る超音波レ
ベル計の動作を説明する。駆動回路10は、トランスT
を介して、駆動周波数fd=40KHzで0.8KV
P-P程度のパルス列駆動信号を出力する。このパルス列
駆動信号は、ダイオード回路Dを介して圧電素子20に
印加される。駆動回路10は、近距離測定用に圧電素子
20を16パルス駆動し、遠距離測定用に圧電素子20
を64パルス駆動して超音波を送受信し、演算回路50
がエコー位置を検出する。圧電素子20で受信されたエ
コー信号はダイオード回路Dを介して受信回路30に入
力する。
【0027】図2は、この発明の実施形態に係る超音波
レベル計における主エコー波の判定範囲を示す図であ
り、図2(a)は16パルス送信時の判定範囲を示し、
図2(b)は64パルス送信時の判定範囲を示す。図2
(b)に示す64パルス送信時では、1.5m〜20m
を測定可能範囲としており、測定可能範囲内の最小距離
が1.5mであって、2番目のエコー波(第2エコー
波)は3mの位置にあり、3番目のエコー波(第3エコ
ー波)は4.5mの位置にある。この測定可能範囲内で
は、第2エコー波、第3エコー波の減衰量が大きいため
に、1番目のエコー波(主エコー波)の検出を誤ること
がない。一方、図2(a)に示す16パルス送信時で
は、0.5m〜2.5mを測定可能範囲としており、距
離が1m以内では第2エコー波の減衰量が少なく、距離
が0.5mになると第3エコー波、第4エコー波と高次
のエコー波まで減衰量が少ない。このために、この実施
形態では、64パルス送信時には主エコーの判定を行わ
ず、16パルス送信時にのみ0.5mから3.6mまで
を主エコー波の判定範囲とする。
【0028】D/A変換器DACは、2相同期積分回路
40が処理するエコー波をある程度の一定レベルにする
ために、エコー波が戻ってくるまでの時間(距離)に応
じてゲインをコントロールする。D/A変換器DAC
は、エコー波のレベルが小さいときにはゲインを上げ、
エコー波のレベルが大きいときにはゲインを下げて、エ
コー波のレベルを検出可能な大きさに調節する。
【0029】2相同期積分回路40は、所定周期(例え
ば、12セル周期)で積分を行う。ここで、セルとは、
2相同期積分回路40が積分値を計測するときのワンス
テップの時間幅をいう。2相同期積分回路40は、12
セルごとのデータを1つのブロックデータとして扱う。
12セルは音速時間距離でほぼ14.4cmに相当す
る。ただし、12セル目はリセット期間である。
【0030】この実施形態では、12セルを1ブロック
として扱うため、エコー到達距離の分解能としては約
7.2cmとなる。なお、12セルごとにリセットする
のは、エコー位置検出にとってはそれで必要十分であ
り、また2相同期積分回路40の積分器のドリフト等を
考慮すると12セル目でリセットするのが好適であるか
らである。しかしながら、本願発明は12セル目に限定
するものではなく、例えば10セル〜100セル範囲内
の任意のセルを採用することができる。ただし、あまり
長くすると検出分解能が悪化するばかりでなく、積分器
のドリフト等が影響して好ましくない。
【0031】図3は、この発明の実施形態に係る超音波
レベル計における16パルス駆動時の超音波送信とエコ
ー位置の検出範囲との関係を示す図である。ここで、パ
ルス駆動は、超音波送受信器のパルス送信に対応するた
め、パルス送信とも言う。図3に示すように、エコー位
置の検出は、パルス駆動直後(送信開始0セル)から幅
広く行うのではなく、図示のように意味のある有効な範
囲(この範囲をWS(Window Search)と呼ぶ)に限定
して行うようにしている。16パルス駆動時では、74
セル(約46.25cm)でスタートして578セル
(約361cm)で終了する。2相同期積分回路40
は、12セル周期毎に積分のセット及びリセット(S/
R)を繰り返す。このときに、TVG処理は、WSの全
測定範囲において行われる。
【0032】図4は、この発明の実施形態に係る超音波
レベル計におけるX位相積分部分及びY位相積分部分の
動作を説明するための図である。図4(a)はX位相積
分回路及びY位相積分回路のON動作を示し、図4
(b)はX位相積分回路及びY位相積分回路のRESE
T動作を示し、図4(c)はX位相積分回路の出力波形
を示し、図4(d)はY位相積分回路の出力波形を示
す。
【0033】図4(a)(b)に示すように、X位相積
分回路45及びY位相積分回路積分器48は、74セル
目(WSスタート点)でON動作(積分開始)して11
セル分(積分区間:380.5μs)だけ積分を続け、
85セル目から86セル目までの1セル分(リセット区
間:34.586μs)だけリセットする。そして、X
位相積分回路45及びY位相積分回路積分器48は、8
6セル目でON動作を再び開始する。このように、X位
相積分回路45及びY位相積分回路積分器48は、12
セル周期(Interval:415.04μs)を1ブロック
として、WSの全範囲(74セルから578セルまで)
でセット及びリセットを繰り返す。その結果、図4
(c)(d)に示すように、X位相積分回路45及びY
位相積分回路積分器48からそれぞれ鋸刃状波形(積分
波形)を得ることができる。
【0034】図5は、この発明の実施形態に係る超音波
レベル計におけるA/D変換器の動作を説明するための
図である。図5(a)はX側A/D変換器による変換デ
ータを示し、図5(b)はY側A/D変換器による変換
データを示し、図5(c)はこれらの変換データを合成
した合成データを示す。
【0035】A/D変換器46,49は、図4(c)
(d)に示す積分波形をセル毎にA/D変換する。ここ
で、図5(a)(b)に示すB1x,B2x,B3
x,...及びB1y,B2y,B3y,...は12
セル毎のブロックを意味し、dl〜dllは各ブロック
内の11個のA/D変換データである。
【0036】データ重ね回路51は、図5(c)に示す
ように、各ブロックごとにA/D変換値を有極加算す
る。有極加算とは、データの極性を正負そのままで単純
に加算(例えば、B1xの有極加算=d1+d2
+...+d11)することを言う。有極加算は、同期
積分値のノイズを打ち消すための手法であり、ノイズは
正負に積分されて有極加算によりキャンセルされ、信号
分Bdのみが現れる。そして、各ブロックごとに、X側
とY側についてそれぞれ有極加算結果の絶対値をとり、
それを合成加算(例えば、Bd1の合成加算=|B1x
の有極加算|+|B1yの有極加算|)する。図5
(c)に示すBdl,Bd2,Bd3,...は、各ブ
ロック毎の合成データである。
【0037】図6は、この発明の実施形態に係る超音波
レベル計における移動加算によるピーク値の検出動作を
説明するための図であり、図6(a)は図5(c)の合
成データを示し、図6(b)は移動加算とエコー波の検
索動作を示し、図6(c)は基準化動作を示す。
【0038】移動加算回路52は、図6(a)(b)に
示すように、データ重ね回路51が出力した合成データ
について、図5(c)に示すB1からB42(WS終
点)まで2ブロックづつ移動加算(例えば、Bd1+B
d2,Bd2+Bd3,Bd3+Bd4,...)を行
う。ここでは、2ブロックづつの移動加算とした。2ブ
ロックとしたのは、エコー波形はブロックに対して任意
に到来するが、16パルス駆動においては少なくとも2
ブロックを合成することで16パルスすべてのエコー波
の積分値を捕らえることができるためである。
【0039】ピーク位置検索回路53は、図6(b)に
示すように、全ブロック内でピーク値(合成データ=B
dn+Bd(n+1)の最大値Bdn max)を検出
してこのピーク値の20%をしきい値に選び、このしき
い値を超えたブロックを検索する。
【0040】基準化回路54は、図6(c)に示すよう
に、全ブロック内でしきい値20%以上のブロックを
「1」とし、しきい値20%以下のブロックを「0」と
して、B1からB41(約3.6m/23°C)までコ
ンパレートする。基準化回路54は、「1」が続いてい
る場合には最初の「1」を第1エコーBnaとし、一回
でも「0」があればリセットして、つぎに現れる「1」
を第2エコーBnbとする。図6(c)に示すように、
多重エコーでは、第1エコーBna,第2エコーBn
b,第3エコーBnc,...と続く。ここで、Bのサ
フィックスは12セル毎のブロック位置を示す。この実
施形態では、12セルを1ブロックとしているために、
第1エコーBna,第2エコーBnb,...は12セ
ル(1ブロック)毎の判別となり、個々の距離計算は約
7.5cmの分解能となる。
【0041】判定回路55は、図6(c)に示す第1エ
コーBnaの「1」が連続して5個以内であって、か
つ、nb−naが6以上であるときには、第1エコーB
naが主エコーであると判定する。また、判定回路55
は、第1エコーBnaのみが存在し第2エコーBnb以
降が存在しないときにも、第1エコーBnaが主エコー
であると判定する。なお、判定回路55は、主エコーが
第2エコー、第3エコーの場合については判定しない。
【0042】図7は、測定可能範囲内に主エコー波があ
るときの図であり、図7(a)は実験データであり、図
7(b)は模式図である。図8は、測定可能範囲内に主
エコー波があるときの実験データと平均値とを示す図で
ある。図7及び図8に示すように、多重エコーでは、複
数のエコー波が略等間隔で続く。主エコー検索回路55
は、最初に検出されたエコー波とその次に検出されたエ
コー波との間の間隔を検出し、この間隔がある程度大き
いときには、最初に検出されたエコー波 が測定可能範
囲内にあり第1エコー波(主エコー波)であると判定す
る。具体的には、図7(b)に示すように、最初に検出
されたエコー波B1 とその次に検出されたエコー波B2
との間の間隔が、最初に検出されたエコー波B1 と原点
0との間隔に略等しい(L2 =2L1 )ときには、最初
に検出されたエコー波B1 が第1エコー波であると判定
される。
【0043】一方、第1エコー波が0.5m以下である
ときには、naとnbとの間の間隔が狭くなる。また、
これらの間隔がさらに狭くなると、残留波同士が重なり
全体が大きなエコー波となって現れて、エコー波と残留
波との判別が不明確になる。特に、反射の弱い物体の場
合には、エコー波と残留波との判別が困難になる。判定
回路55は、図6(c)に示す第1エコーBna,第2
エコーBnb,...のうち「1」が連続して6個以上
続く部分があり、かつ、nb−naが5以下であるとき
には、第1エコーBnaは第2エコー波又は高次エコー
波であると判定し、第1エコー波が測定可能範囲外であ
ると判定する。
【0044】図9は、測定可能範囲外の近距離に主エコ
ー波があるときの図であり、図9(a)は実験データで
あり、図9(b)は模式図である。図10は、測定可能
範囲外の近距離に主エコー波があるときの実験データと
平均値とを示す図である。主エコー検索回路55は、最
初に検出されたエコー波とその次に検出されたエコー波
との間の間隔を検出し、この間隔が狭いときには最初の
エコー波が主エコー波ではなく、主エコー波は残留波と
重なっていると判定する。具体的には、図9(b)に示
すように、最初に検出されたエコー波B2 とその次に検
出されたエコー波B3 との間の間隔が、最初に検出され
たエコー波B2 と原点0との間隔に比べて狭い(L3
2 <L2 )ときには、最初に検出されたエコー波B2
が第1エコー波ではないと判定される。主エコー検索
回路55は、エコー波B3 とエコー波B2 との間の間隔
を、エコー波B2 と原点0との間隔から減算して、残留
波に重なっているエコー波(主エコー波)B1 の位置を
検索する。表示手段60は、主エコー検索回路55が検
索した主エコー波の位置(レベル)を表示する。
【0045】図11は、超音波の送信直後に主エコー波
があるときの実験データである。図12は、超音波の送
信直後に主エコー波があるときの実験データと平均値と
を示す図である。図11及び図12に示すように、距離
が5cm程度の測定可能範囲外では、残留波同士が重な
り合って全体が大きなエコー波となって現れる。この場
合には、表示手段60がオーバーレンジ表示する。
【0046】図13は、開水路流量計内の通常面と浸水
面とを示す図である。図14は、超音波送受信面が浸水
したときの実験データである。図15は、超音波送受信
面が浸水したときの実験データと平均値とを示す図であ
る。図16は、この発明の実施形態に係る超音波レベル
計における浸水時の基準化動作を示す図である。
【0047】図13に示す開水路流量計は、パーマ・ボ
ーラスフリューム(以下、PBフリュームという)であ
る。このPBフリュームは、下水などの円形管路内に設
置され、図示しないスロート部と呼ばれる絞り部の上流
側水位を超音波レベル計によって測定し流量を演算する
流量計である。図13に示すように、PBフリューム内
で水位が上昇すると、圧電素子20が浸水することがあ
る。超音波は、伝達媒体が気体(空気)から液体(水)
に変化すると、速度が約5倍になるとともに、伝達損失
が大幅に減少する。その結果、図14及び図15に示す
ように、エコー波が大きくなるとともに、多重エコー波
となって長時間(距離3m以上)にわたり続く。判定回
路55は、多重エコー波の継続時間とレベルとを検出し
て、これらの値が極端に大きくなったときには浸水と判
定する。判定回路55は、D/A変換器DACが狭い範
囲でゲインをコントロールしており、かつ、図16に示
すように、Bnaの「1」がほとんどであるときには浸
水状態であると判定する。
【0048】この発明の実施形態に係る超音波レベル計
には、以下に記載するような効果がある。 (1) この実施形態では、圧電素子20と液面との間
で超音波が多重反射したときに発生する複数のエコー波
の間隔を検出し、この間隔に基づいて第1エコー波が測
定可能範囲内にあるか否かを判定する。このために、第
1エコー波が測定可能範囲外にあるときに、第2エコー
波や第3エコー波を誤って主エコー波として測定するこ
とがなくなり、主エコー波を正確に捉えることができ
る。
【0049】(2) この実施形態では、第1エコー波
が測定可能範囲外の近距離にあるときには、複数のエコ
ー波の間隔に基づいて第1エコー波を検索する。このた
めに、測定可能範囲外の近距離において、多重波と重な
って検出が困難な第1エコー波を、検出可能な第2エコ
ー波と第3エコー波との間の間隔から演算することがで
きる。
【0050】(3) この実施形態では、超音波が多重
反射したときに発生する複数のエコー波の継続時間及び
レベルを検出し、この検出結果に基づいて圧電素子20
が浸水した状態であると判定する。このために、従来の
超音波レベル計では表示せずに放置されていた異常状態
(浸水状態)を検出し表示することができるとともに、
フィールド機器として超音波レベル計を広く使用するこ
とができる。
【0051】この発明は、以上説明した実施形態に限定
するものではなく、種々の変形又は変更が可能であり、
これらもこの発明の範囲内である。例えば、この実施形
態では、液面のレベルを測定する超音波レベル計を例に
挙げて説明したが、反射面からのエコー波を受信してこ
の反射面までの距離を測定する超音波距離計についても
適用することができる。また、この実施形態では、最初
に検出されたエコー波とその次に検出されたエコー波と
の間の間隔を検出しているが、N番目のエコー波とN+
1番目のエコー波との間の間隔を検出してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による
と、超音波が多重反射したときに発生する複数のエコー
波の間隔に基づいて第1エコー波を検索するので、反射
面のレベルを正確に測定することができる。また、この
発明によると、超音波が多重反射したときに発生する複
数のエコー波の継続時間及びレベルに基づいて、受信面
が浸水した状態であるか否かを判定するので、以上状態
を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る超音波レベル計の構
成図である。
【図2】この発明の実施形態に係る超音波レベル計にお
ける主エコー波の判定範囲を示す図であり、(a)は1
6パルス送信時の判定範囲を示し、(b)は64パルス
送信時の判定範囲を示す。
【図3】この発明の実施形態に係る超音波レベル計にお
ける16パルス駆動時の超音波送信とエコー位置の検出
範囲との関係を示す図である。
【図4】この発明の実施形態に係る超音波レベル計にお
けるX位相積分部分及びY位相積分部分の動作を説明す
るための図である。(a)はX位相積分回路及びY位相
積分回路のON動作を示し、(b)はX位相積分回路及
びY位相積分回路のRESET動作を示し、(c)はX
位相積分回路の出力波形を示し、(d)はY位相積分回
路の出力波形を示す。
【図5】この発明の実施形態に係る超音波レベル計にお
けるA/D変換器の動作を説明するための図である。
(a)はX側A/D変換器による変換データを示し、
(b)はY側A/D変換器による変換データを示し、
(c)はこれらの変換データを合成した合成データを示
す。
【図6】この発明の実施形態に係る超音波レベル計にお
ける移動加算によるピーク値の検出動作を説明するため
の図であり、(a)は図5(c)の合成データを示し、
(b)は移動加算とエコー波の検索動作を示し、(c)
は基準化動作を示す。
【図7】測定可能範囲内に主エコー波があるときの図で
あり、(a)は実験データであり、(b)は模式図であ
る。
【図8】測定可能範囲内に主エコー波があるときの実験
データと平均値とを示す図である。
【図9】測定可能範囲外の近距離に主エコー波があると
きの図であり、(a)は実験データであり、(b)は模
式図である。
【図10】測定可能範囲外の近距離に主エコー波がある
ときの実験データと平均値とを示す図である。
【図11】超音波の送信直後に主エコー波があるときの
実験データである。
【図12】超音波の送信直後に主エコー波があるときの
実験データと平均値とを示す図である。
【図13】開水路流量計内の通常面と浸水面とを示す図
である。
【図14】超音波送受信面が浸水したときの実験データ
である。
【図15】超音波送受信面が浸水したときの実験データ
と平均値とを示す図である。
【図16】この発明の実施形態に係る超音波レベル計に
おける浸水時の基準化動作を示す図である。
【図17】従来の超音波レベル計の一例を示す図であ
る。
【図18】従来の超音波レベル計において多重エコー波
が発生した状態を示す図である。
【図19】従来の超音波レベル計において測定可能範囲
外の近距離でエコー波が発生した状態を示す図である。
【符号の説明】
10 駆動回路 20 圧電素子 30 受信回路 40 2相同期積分回路 50 演算回路 55 判定回路 56 主エコー検索回路 P 超音波 P' 残留波 P1 第1エコー波 P2 第2エコー波
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松永 義則 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 上田 仁 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 Fターム(参考) 2F014 FB01 GA01 5J083 AA02 AC05 AC17 AF01 BA01 BE06 BE18 BE49 CA01 CB03 CC02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を送信して反射面からのエコー波
    を受信面で受信し、この反射面のレベルを測定する超音
    波距離計であって、 前記受信面と前記反射面との間で前記超音波が多重反射
    したときに発生する複数のエコー波の間隔を検出する検
    出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、第1エコー波を検
    索する検索手段と、 を含む超音波レベル計。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の超音波レベル計におい
    て、 前記検索手段は、前記複数のエコー波の間隔が所定値よ
    りも大きいときには、前記第1エコー波が測定可能範囲
    内にあると判定すること、 を特徴とする超音波レベル計。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の超音波レ
    ベル計において、 前記検索手段は、前記複数のエコー波の間隔が所定値よ
    りも小さいときには、前記第1エコー波が測定可能範囲
    外の近距離にあると判定すること、 を特徴とする超音波レベル計。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載の超音波レベル計において、 前記検索手段は、前記複数のエコー波の間隔に基づいて
    前記第1エコー波を検索すること、 を特徴とする超音波レベル計。
  5. 【請求項5】 超音波を送信して反射面からのエコー波
    を受信面で受信し、この反射面のレベルを測定する超音
    波距離計であって、 前記超音波が多重反射したときに発生する複数のエコー
    波の継続時間及びレベルを検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記受信面が浸水
    した状態であると判定する判定手段と、 を含む超音波レベル計。
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