JP2001240882A - 固形燃料の製造方法及び固形燃料 - Google Patents
固形燃料の製造方法及び固形燃料Info
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- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Abstract
み炭にし、このごみ炭に廃プラスチック及び古紙を所定
の分量で混合し、混合したごみ炭、廃プラスチック及び
古紙を破砕装置で破砕して燃料ペレットし、この燃料ペ
レットを圧縮装置で圧縮し、圧縮した燃料ペレットを整
粒して固形燃料にする。 【効果】 可燃ごみを効果的に再利用することができ、
可燃ごみの量の削減をすることができる。
Description
る固形燃料の製造方法及び固形燃料に関する。
の処理手順を示すフロー図である。なお、ST×××は
ステップ番号を示す。(a)は従来の可燃ごみの処理手
順の一例を示す。 ST101:可燃ごみを焼却炉まで運搬し、焼却炉で焼
却する。 ST102:可燃ごみを焼却することで残る残灰を処分
場まで運搬し、投棄をする。 すなわち、従来は可燃ごみを焼却炉で焼却後、残灰を処
分場に運搬し投棄を行なっている (b)は従来の可燃ごみの別処理手順を示す。 ST111:可燃ごみを処分場まで直接運搬し投棄をす
る。
却炉で焼却後、残灰を処分場に投棄するので、可燃ごみ
の投棄する量は減らすことはできるものの、処理コスト
が嵩む。また、(b)では、処分場に運搬し直接投棄を
行なうので、見掛け上の処理コストは下がるものの、処
分場がすぐにいっぱいになるので新たな処分場が必要に
なる。すなわち、可燃ごみは(a)においても、(b)
においても捨てるしか処理方法がなかった。そこで、可
燃ごみの量を削減するためにも可燃ごみを効果的に再利
用する方法が望まれる。
形燃料の製造方法及び固形燃料を提供することにある。
に請求項1の固形燃料の製造方法は、可燃ごみを炭化装
置で蒸し焼きにしてごみ炭にする工程と、このごみ炭に
廃プラスチック及び古紙を所定の分量で混合する工程
と、混合したごみ炭、廃プラスチック及び古紙を破砕装
置で破砕して燃料ペレットとする工程と、この燃料ペレ
ットを圧縮装置で圧縮する工程と、圧縮した燃料ペレッ
トを整粒して固形燃料にする整粒工程とからなることを
特徴とする。
でごみ炭にし、このごみ炭に廃プラスチック及び古紙を
所定の分量で混合し、混合したごみ炭、廃プラスチック
及び古紙を破砕装置で破砕して燃料ペレットし、この燃
料ペレットを圧縮装置で圧縮し、圧縮した燃料ペレット
を整粒して固形燃料にする。すなわち、可燃ごみを効果
的に再利用することで可燃ごみの量の削減を図る。
みを原料とする固形燃料において、この固形燃料を可燃
ごみを蒸し焼きにしたごみ炭と、廃プラスチックと、古
紙とから構成し、一辺若しくは径が6〜25mmのピー
スであることを特徴とする。
炭と、廃プラスチックと、古紙とを原料にすることで、
固形燃料のコストの低減を図り、安価な固形燃料の実現
を図る。固形燃料を一辺若しくは径が6〜25mmのピ
ースにすることで、燃焼効率の向上を図り、高温で安定
した熱を得るようにする。
みを原料とする固形燃料において、この固形燃料は、可
燃ごみを蒸し焼きにしたごみ炭と、廃プラスチックと、
古紙とからなり、一辺若しくは径が8〜50mmのピー
スであることを特徴とする。
を取出す手段として、流動床燃焼式ボイラに代表される
流動床燃焼装置や火格子燃焼式ボイラに代表される火格
子燃焼装置が有力である。流動床燃焼装置は、砂と共に
固形燃料を流動させながら燃焼させるものであり、50
mmを超えると流動性が低下する虞れがある。また、火
格子燃焼装置では火格子の目の大きさによるが、固形燃
料の落下を避けるために6mm、好ましくは8mmを最
小寸法とする。このように、固形燃料を一辺若しくは径
が、8〜50mmのピースにすることで流動床燃焼装置
並びに火格子燃焼装置の双方で良好に燃焼させることが
できる。
づいて以下に説明する。図1は本発明に係る固形燃料の
製造方法を示すフロー図である。なお、ST××はステ
ップ番号を示す。 ST01:(炭化工程)可燃ごみを炭化処理、即ち、蒸
し焼きにしてごみ炭にする。ここで、可燃ごみは、野菜
屑、魚肉屑を含む主に家庭から排出されるごみを言う。
チック及び古紙を所定の重量で混合する。例えば、ごみ
炭を30重量%、廃プラスチックを20重量%及び古紙
を50重量%で混合する。ここで、廃プラスチックは、
熱可塑性の廃プラスチックが好ましく、熱可塑性の廃プ
ラスチックは、常温では固体であるが、熱を加えると溶
けて軟化し、流動体となり、また冷えると固まって固体
になるもので、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロ
ピレンなどがこれにあたる(以下、廃プラスチックは熱
可塑性の廃プラスチックを言うものとする)。また、古
紙の代表例はダンボールや雑誌や古新聞などの古い紙類
がこれにあたる。
したごみ炭、廃プラスチック及び古紙を8〜80mmの
大きさに破砕し、燃料ペレットを生成する。燃料ペレッ
トの大きさが80mmを超えると、ピース造粒に影響
し、6〜80mmのピースが製造困難になるからであ
る。従って、燃料ペレットの大きさは80mm以下であ
れば小さいほど良い。しかし、小さくするほど製造コス
トが嵩むので、8mmに止める。8〜80mmの大きさ
に破砕すればよいが、好ましくは40mm程度とする。
ットを、廃プラスチックが軟化するまで圧縮する。廃プ
ラスチックは高圧で圧縮すると、摩擦熱が発生し、この
熱で軟化し粘性がでるため、接着作用が発生し固形燃料
のバインダの役目をする。特に、後述するダイ孔を通じ
て燃料ペレットを押出すときに、ダイ孔の押出し抵抗に
より大きな摩擦熱が発生する。また、古紙は、その繊維
質が固形燃料の腰を強める作用をなす。
一辺若しくは径が6〜25mmのピースにする。ピース
の大きさが6mm未満であれば、ピースが粉になりやす
く、燃焼効率が低下して残灰の量も増える。ピースの大
きさが25mmを超えると、同一面積に投入できるピー
スの量が減りスペース効率が低下する。そこで、ピース
の大きさを一辺若しくは径が6〜25mmのピースにす
ることで、燃焼効率の向上を図り、高温で安定した熱を
得るようにする。
料の説明図であり、(a)は固形燃料10の1ピースの
正面形状を示し、(b)は固形燃料10の混合配分表を
示す。(a)において、固形燃料10は、野菜屑、魚肉
屑を含む可燃ごみを原料とする固形燃料において、可燃
ごみを蒸し焼きにしたごみ炭と、熱可塑性の廃プラスチ
ックと、古紙とからなり、一辺L(若しくは径)が6〜
25mmのピース14である。固形燃料10は、一辺L
(若しくは径)が6〜25mmのピース14にすること
で、燃焼効率の向上を図り、高温で安定した熱を得るよ
うにする。ここでは、固形燃料10の単体をピース14
と呼び、これらのピース14の集合体を固形燃料10と
呼ぶ。
ラスチック及び古紙の配合を設定することで、固形燃料
10の熱量を調整する。ごみ炭の熱量を4500kcal/k
g、廃プラスチックの熱量を11000kcal/kg、古紙の
熱量を3000kcal/kgとするときに、例えば、ごみ炭
を30重量%、廃プラスチックを20重量%、古紙を5
0重量%で混合すると、約熱量が5000kcal/kgの固
形燃料を作ることができる。すなわち、石炭並みの熱量
(石炭の熱量:4500〜7500kcal/kg)の固形燃
料10を作ることができ、一般のボイラなどで使用し易
い熱量の燃料にすることができる。当然ながら、廃プラ
スチック及び古紙の混合を変えることで熱量の調整が可
能である。従って、配合割合を適宜変更することは差支
えない。
な炭化装置の原理図であり、炭化装置20は、ハウジン
グ21と、このハウジング21に開閉自在に取付けた扉
22と、ハウジング21内に配置した加熱ヒータ23
と、この加熱ヒータ23の上方に取付けたごみ置き網2
4と、ハウジング21の上部に取付けた排気管25と、
この排気管25の中間に取付けた排気弁26と、排気管
25に取付けた脱臭・触媒ユニット27とからなる電気
炉である。なお、50は可燃ごみを示す。
な破砕装置の原理図であり、破砕装置30は、上から投
入したごみ炭、廃プラスチック及び古紙の混合物11
を、固定刃32と回転刃33とで切断し、8mm〜80
mmの目のスクリーン34を通じて落下させる装置であ
る。スクリーン34を替えることで燃料ペレットとして
の破砕物12の大きさを変更することができる。35は
プッシャであり、回転刃33の回転速度に応じて混合物
11を押出す作用をなす。36は排出コンベヤである。
この破砕装置30で混合物11を8〜80mmの破砕物
12にすることができる。なお、破砕装置30の構成は
一例を示すものであり、8〜80mmの破砕物12が得
られれば他の構造ものでも差支えない。
な圧縮・整粒装置の原理図であり、圧縮装置及び整粒装
置としての圧縮・整粒装置40は、破砕物12を回転ド
ラム状のダイ41に投入する投入ダクト42と、ダイ4
1を支えるとともに回転させるローラ43,44と、ダ
イ41に開けた多数のダイ孔45・・・(・・・は複数個を示
す。以下同様。)と、ダイ41の外周面に沿って配置し
たカッタ46と、ケーシング47とからなり、投入ダク
ト42を通じてダイ41に投入した破砕物12はローラ
43で強く押された結果、ダイ孔45・・・に進入する。
その後にカッタ46で切断することでピース14・・・に
なる。この作用は分かりにくいので次図で詳しく説明す
る。
な圧縮・整粒装置の作用原理図であり、便宜上、円筒形
状のダイ41は展開して平板形状にした。ダイ孔45に
は前の破砕物12が入っており、そこへローラ43で別
の破砕物12を押し込むと、「ところてん」のようにダ
イ41の厚さに相当するだけダイ41から破砕物12A
が食み出す。そこで、この食み出した破砕物12Aをカ
ッタ46で切断すれば、一定の径で、一定の長さのピー
ス14を切出すことができる。
明する。図7(a)〜(c)は本発明に係る固形燃料の
作用説明図であり、(a)は実施例を示し、(b),
(c)は比較例を示す。(a)において、実施例の固形
燃料10は、一辺L(若しくは径)が6〜25mmであ
るピース14・・・にした。従って、ピース14・・・間に適
当な大きさの空間S・・・をとることができ、燃焼効率の
向上を図ることができ、高温で安定した熱を得ることが
できる。
は、一辺若しくは径が6mm未満であるピース104・・
・であり、固形燃料100間に狭い空間S1・・・しかとる
ことができない。従って、残灰も多く発生し、燃焼効率
も悪い。(c)において、比較例の固形燃料110は、
一辺若しくは径が25mmを超えたピース114・・・で
あり、同一面積に投入できるピースの量が減る。すなわ
ち、固形燃料110のスペースファクタが悪化する。
示す作用説明図である。(a)は、比較例であり、従来
の可燃ごみ50の流れの一例を示す作用説明図であっ
て、可燃ごみ50は、トラック51で運搬し、矢印・・
・の如く処分場52に投棄するしかなかった。従って、
処分場52はごみの山となり、新たな処分場52が必要
となる。
たときの可燃ごみ50の流れを示す作用説明図であっ
て、可燃ごみ50の一部は矢印・・・の如く、固形燃料
10の原料して再利用する。残りの可燃ごみ50をトラ
ック51で矢印,の如く処分場52に投棄する。従
って、従来は投棄しなくては処理できなかった可燃ごみ
50を削減することができ、処分場52の寿命を延ばす
ことができる。すなわち、捨てるしか処理できなかった
可燃ごみ50を再利用する道を開くことで、環境保全に
も貢献することができる。
て以下に説明する。図9(a),(b)は本発明に係る
第2実施例の固形燃料の説明図であり、(a)は固形燃
料60の1ピースの正面形状を示し、(b)は固形燃料
60の混合配分表を示す。(a)において、固形燃料6
0は、野菜屑、魚肉屑を含む可燃ごみを原料とする固形
燃料において、可燃ごみを蒸し焼きにしたごみ炭と、熱
可塑性の廃プラスチックと、古紙とからなり、一辺L1
(若しくは径)が8〜50mmのピース64である。固
形燃料60は、一辺L1(若しくは径)が8〜50mm
のピース64にすることで、燃焼効率の向上を図り、高
温で安定した熱を得るようにする。ここでは、固形燃料
60の単体をピース64と呼び、これらのピース64の
集合体を固形燃料60と呼ぶ。
ラスチック及び古紙の配合を設定することで、固形燃料
60の熱量を調整する。ごみ炭の熱量を4500kcal/k
g、廃プラスチックの熱量を11000kcal/kg、古紙の
熱量を3000kcal/kgとするときに、例えば、ごみ炭
を30重量%、廃プラスチックを20重量%、古紙を5
0重量%で混合すると、約熱量が5000kcal/kgの固
形燃料を作ることができる。すなわち、石炭並みの熱量
(石炭の熱量:4500〜7500kcal/kg)の固形燃
料60を作ることができ、一般のボイラなどで使用し易
い熱量の燃料にすることができる。当然ながら、廃プラ
スチック及び古紙の混合を変えることで熱量の調整が可
能である。従って、配合割合を適宜変更することは差支
えない。
実施例の固形燃料を異なる燃焼装置で使用する場合の比
較例図であり、(a)は固形燃料10を火格子燃焼装置
70で使用する場合の問題点を示し、(b)は固形燃料
10を流動床燃焼装置80で使用する場合の問題点を示
す。(a)において、火格子燃焼装置70は、ガス混合
室71内に乾燥ステージ72、燃焼ステージ73及び後
燃焼ステージ74をこの順で配置し、乾燥、燃焼、後処
理の順で固形燃料を燃焼させるものである。燃焼工程で
は燃焼ステージ73に配置した火格子75に塊状又は粉
状の固形燃料を積載し、この固形燃料に空気を吹込んで
燃焼させる方式である。従って、固形燃料10のピース
14が小さすぎると火格子75から落下したり、燃焼用
吹込空気が偏った部位に集中し局所燃焼を引き起こす原
因ともなる。
上・下チャンバ81,82の間に流動床83を配置し、
流動床83に逐次、適量の固形燃料を供給し、この固形
燃料を流動させると共に、固形燃料を燃焼させるのに十
分な量の空気を上チャンバ81送り込み、下チャンバ8
2から砂等の不活性粒子を吹上げながら、固形燃料を流
動状態で燃焼させる方式の装置である。従って、固形燃
料10のピース14が大きすぎると重くなり流動床83
上を流動させにくい。ここで、矢印は固形燃料10の
ピース14の供給の流れ、矢印は空気の流れ、矢印
は砂の流れ、は砂から分離した不燃物の流れを示す。
床燃焼装置又は同ボイラーで使用する場合はピースが大
きいほうが使い易く浮遊燃焼を防止できる。火格子燃焼
装置又は同ボイラーで使用する場合は流動床方式に比較
しピースが小さいほうが使い易い。しかし、火格子燃焼
装置70においてピース14があまり小さいと火格子7
4から落下したり、燃焼用吹込空気が偏った部位に集中
し、局所燃焼を引き起こす原因ともなる。一方、流動床
燃焼装置80ではピース14が大きすぎると流動床83
で流動させにくくなる。すなわち、固形燃料10を一辺
若しくは径が8〜50mmのピース14にしたので、火
格子燃焼装置70、流動床燃焼装置80の双方で使用す
ることができる。この結果、固形燃料としての利便性を
向上させることができる。
料の製造を圧縮・整粒装置で圧縮工程と整粒工程とを同
時に行なうようにしたが、これに限るものではなく、圧
縮装置及び整粒装置を別々に設け、圧縮工程と整粒工程
とに分けて実施するものであってもよい。
する。請求項1は、可燃ごみを炭化装置で蒸し焼きにし
てごみ炭にし、このごみ炭に廃プラスチック及び古紙を
所定の分量で混合し、混合したごみ炭、廃プラスチック
及び古紙を破砕装置で破砕して燃料ペレットし、この燃
料ペレットを圧縮装置で圧縮し、圧縮した燃料ペレット
を整粒して固形燃料にするようにした。従って、可燃ご
みを効果的に再利用することができ、可燃ごみの量の削
減をすることができる。
きにしたごみ炭と、廃プラスチックと、古紙とを原料に
したので、固形燃料のコストの低減を図ることができ、
安価な固形燃料を提供することができる。また、固形燃
料を一辺若しくは径が6〜25mmのピースにしたの
で、燃焼効率の向上を図ることができ、高温で安定した
熱を得ることができる。
きにしたごみ炭と、廃プラスチックと、古紙とを原料に
したのでことで、固形燃料のコストの低減を図ることが
できる。この結果、安価な固形燃料を供給することがで
きる。そして、可燃ごみ、廃プラスチック及び古紙の有
効利用を通して資料循環型社会の実現に貢献することが
できる。また、固形燃料を一辺若しくは径が8〜50m
mのピースにしたので、燃焼方式の異なる燃焼装置又は
ボイラーでも使用できる。一般論として、例えば、流動
床燃焼式ボイラに代表される流動床燃焼装置で使用する
場合はピースが大きいほうが使い易く浮遊燃焼を防止で
きる。火格子燃焼式ボイラに代表される火格子燃焼装置
で使用する場合は流動床方式に比較しピースが小さいほ
うが使い易い。しかし、火格子方式においてピースがあ
まり小さいと火格子から落下したり、燃焼用吹込空気が
偏った部位に集中し、局所燃焼を引き起こす原因ともな
る。一方、流動床方式ではピースが大きすぎると流動床
で流動させにくくなる。すなわち、固形燃料を一辺若し
くは径が8〜50mmのピースにしたので、火格子燃焼
装置及び流動床燃焼装置の双方で使用することができ
る。この結果、固形燃料としての利便性を向上させるこ
とができる。
図
の原理図
の原理図
粒装置の原理図
粒装置の作用原理図
明図
燃焼装置で使用する場合の比較例図
物)、14,64…ピース、20…炭化装置、30…破
砕装置、40…圧縮装置及び整粒装置(圧縮・整粒装
置)。
Claims (3)
- 【請求項1】 可燃ごみを炭化装置で蒸し焼きにしてご
み炭にする工程と、このごみ炭に廃プラスチック及び古
紙を所定の分量で混合する工程と、混合したごみ炭、廃
プラスチック及び古紙を破砕装置で破砕して燃料ペレッ
トとする工程と、この燃料ペレットを圧縮装置で圧縮す
る工程と、圧縮した燃料ペレットを整粒して固形燃料に
する整粒工程と、からなる固形燃料の製造方法。 - 【請求項2】 野菜屑、魚肉屑を含む可燃ごみを原料と
する固形燃料において、 この固形燃料は、可燃ごみを蒸し焼きにしたごみ炭と、
廃プラスチックと、古紙とからなり、一辺若しくは径が
6〜25mmのピースであることを特徴とした固形燃
料。 - 【請求項3】 野菜屑、魚肉屑を含む可燃ごみを原料と
する固形燃料において、 この固形燃料は、可燃ごみを蒸し焼きにしたごみ炭と、
廃プラスチックと、古紙とからなり、一辺若しくは径が
8〜50mmのピースであることを特徴とした固形燃
料。
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2000
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