JP2001240259A - 給紙カセット装着装置 - Google Patents

給紙カセット装着装置

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JP2001240259A JP2000050625A JP2000050625A JP2001240259A JP 2001240259 A JP2001240259 A JP 2001240259A JP 2000050625 A JP2000050625 A JP 2000050625A JP 2000050625 A JP2000050625 A JP 2000050625A JP 2001240259 A JP2001240259 A JP 2001240259A
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俊和 小高
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Hiroyasu Okuda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙カセットの装着時、正規位置に維持させ
かつ記録ヘッドのゼロ桁側に確実に位置合わせできるこ
と。 【解決手段】 給紙カセット20は突起210とボス2
20を有し、給紙カセット装着部の底フレーム40に2
安定機構50とそのロック機構が配設されている。2安
定機構はボス連係部51を有する作動部材52と、この
作動部材を回転させるスプリング55とを備えている。
作動部材は給紙カセットのボスに押されて所定範囲内の
ある角度を超えて回転するとスプリングの作用が反転し
て安定位置へ強制的に回転させられる。給紙カセット装
着時、先ず突起210により2安定機構のロック解除
後、ボス220がボス連係部51を押しスプリング55
の作用が反転すると、給紙カセット20をストッパ58
に突き当てて維持し、同時にスプリングの分力により用
紙側端を揃えた側壁部が記録ヘッドの主走査方向の第2
ストッパ58bに位置合わせされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ等の記録
装置における給紙カセット装着装置に係り、特に給紙カ
セットを機器本体に装着する際に、給紙カセット装着部
の正規位置に確実かつ安定状態で給紙カセットを維持さ
せる機構を備えた給紙カセット装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置、複写機、プリ
ンタ装置等においては、複数枚の用紙を重ねて収納する
給紙カセットが一般的に使用されており、この給紙カセ
ットから用紙を給送し、記録を行っている。給送される
用紙に対し、記録ヘッドの印字開始位置(ゼロ桁)を一
致させるため、給紙カセットと用紙および給紙カセット
と給紙カセット装着部との関係を高い精度にする必要が
ある。その対策として、給紙カセットには、用紙側端を
揃えるガイド部材および用紙後端を押して最上位の用紙
を確実に分離給送するための用紙後端押し部材が設けら
れている。一方、機器本体の給紙カセット装着部には、
ストッパ部材が設けられており、給紙カセットを挿し込
み、ストッパ部材に給紙カセットの前壁部および側壁部
を突き当てることでゼロ桁側に位置合わせを行うように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、給紙カセット装
着部に対する給紙カセットの位置決めは、給紙カセット
の前壁部と給紙カセットの側壁部を2方向によって行わ
れているが、それぞれが別個のばね機構を用いて構成さ
れているため、複雑な構造になっていた。また、2方向
に付勢する機構のない装置もあった。従って、給紙カセ
ットを挿し込む際に、ストッパ部材への突き当て操作が
人によって異なるため、給紙カセットが正規位置に装着
されないことも起こり、それによってゼロ桁側の位置合
わせ精度や分離性能を低下させる等の問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記の問題を解決するた
め、給紙カセット脱着時に給紙カセット装着部の正規位
置または給紙カセット挿込口側へ給紙カセットを強制的
に移動させる2安定機構を備え、この2安定機構により
給紙カセットを正規位置に維持させかつ確実に記録ヘッ
ドの主走査方向に位置合わせできるようにした給紙カセ
ット装着装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、用紙
を収納する給紙カセットと、該給紙カセットを挿込み装
着される給紙カセット装着部と、給紙カセットから用紙
を送出する記録装置において、給紙カセット装着部に配
置され、挿込まれた給紙カセットが正規位置に装着され
る手前で該給紙カセットに対し挿込み方向に作用し、該
給紙カセットを正規位置へ強制的に移動させ、正規位置
に維持させる第1安定機能および給紙カセットを正規位
置から所定距離引抜くと該給紙カセットを給紙カセット
装着部の給紙カセット挿込口方向へ強制的に移動させる
第2安定機能を持った2安定機構を備えていることを特
徴とする。請求項1の発明によれば、2安定機構により
給紙カセットを確実に正規位置にセットし、維持するの
で、用紙の分離性能が向上されると共に、記録ヘッドの
主走査方向位置と給紙カセットの位置合わせ精度が良く
なる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、2安定機構が給紙カセットを装着している状態で、
2安定機構をロックすると共に、該ロック状態を給紙カ
セットの給紙カセット装着部への挿込によって解除する
ロック機構を備えていることを特徴とする。請求項2の
発明によれば、ロック機構により給紙カセットの非装着
時に、2安定機構がロックされるので、常に給紙カセッ
トの装着可能状態が確保されると共に、操作者の誤操作
等による2安定機構の作動を防止でき、信頼性が向上す
る。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、給紙カセットはカセット装着用ボスを有
し、2安定機構は給紙カセットの挿込み時にカセット装
着用ボスの進路を横切って伸びた2又形状のボス連係部
を有し、カセット装着用ボスにボス連係部が押されて回
転する作動部材と、該作動部材の回転を所定範囲に規制
する回転規制部と、作動部材に回転力を与える回転力付
与部材とを備え、作動部材は、第1安定位置または第2
安定位置から所定範囲内のある角度を超えて回転すると
回転力付与部材の作用が反転して他の安定位置へ強制的
に回転させられることを特徴とする。請求項3の発明に
よれば、回転力付与部材の作用を反転させて作動部材を
第1安定位置と第2安定位置へ強制的に回転させるの
で、給紙カセットの位置決めが確実に行われかつその状
態が維持される。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、回転力付与部材の一端は、作動部材の回転支点を対
称として作動部材のボス連係部とは反対側の該作動部材
上に支持され、回転力付与部材の他端は作動部材の回転
力付与部材支持点と回転支点およびボス連係部を結ぶ線
のボス連係部側の延長線上に固定されていることを特徴
とする。請求項4の発明によれば、単一の回転力付与部
材を用いて2安定機構を動作させるので、構成が簡素化
できる。
【0009】請求項5の発明は、請求項3の発明におい
て、ロック機構は、2安定機構の第1の安定位置にある
作動部材のボス連係部をロックするロックレバーと、該
ロックレバーをロック作動方向に付勢する付勢部材と、
給紙カセットに設けられ、該給紙カセットの挿込み方向
に伸びておりかつ2安定機構の第1安定位置と第2安定
位置の間をボス連係部が移動する距離にほぼ等しい長さ
を有するロックレバー解除用突起とから成り、ロックレ
バーは、ボス連係部が第1安定位置と第2安定位置の間
にあるとき、ロックレバー解除用突起によりロック解除
状態が保持されていることを特徴とする。請求項5の発
明によれば、給紙カセットのカセット装着用ボスが第1
安定位置と第2安定位置の間にあるときは、ロックレバ
ー解除用突起によってロックレバーがロック解除状態に
保持されている。すなわち、給紙カセットの装着状態で
はロック機構を操作することができず、また、振動、衝
撃などの外力が作用してもロック解除がなされないか
ら、給紙カセット引抜き時にロックレバーに作動部材が
引っ掛かるなどのトラブルを防止できる。
【0010】請求項6の発明は、請求項3または4の発
明において、給紙カセット装着部は、給紙カセットの用
紙送出し側の前壁部を規制するカセット前壁ストッパお
よび用紙側端揃えを行う側壁部を規制するカセット側壁
ストッパを備え、2安定機構の回転力付与部材が第2安
定位置で給紙カセットに作用する力の給紙カセットの挿
込み方向とそれと直角な方向の分力を利用して各ストッ
パへ給紙カセットを押し付けることを特徴とする。請求
項6の発明によれば、給紙カセットの正規位置への装着
を確実に行うことができると共に、2安定機構の回転力
付与部材を利用して給紙カセットをストッパに突き当て
た正規位置に安定して維持させることができ、更に用紙
側端を揃える側壁部を記録ヘッドの主走査方向位置に位
置合わせできる。このように簡単な構成によって用紙の
分離性能の向上や給紙精度の向上が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明に係る給紙カセット装着装置を適用し
たプリンタ装置のカバーを外した斜視図、図2はプリン
タ装置における給紙装置の模式図である。
【0012】先ず、プリンタ装置の概略を説明する。プ
リンタ装置1は、装置本体の正面側に給紙カセット挿込
口2Aが設けられた給紙カセット装着部2を備え、給紙
カセット挿込口2Aから複数枚の用紙Pを重ねて収納し
た給紙カセット20が挿入装着される。底フレーム40
に立設された主フレーム110には、記録ヘッド12を
搭載したキャリッジ111を主走査方向に移動可能に支
持する主軸112、キャリッジ111を駆動するモータ
113やベルト114からなるキャリッジ駆動部11
5、用紙Pの搬送部116、装置本体の後方に給紙部1
17、記録ヘッド12のクリーニングやインク吸引など
の保守を行うためのキャリッジホームホジション118
が設けられている。
【0013】給紙カセット装着部2には、図2に示すよ
うに給紙カセット挿込口2A側の底フレーム40に回転
支点3aを有する押し板操作レバー3が給紙ローラ6の
近傍まで伸びて配設されており、この押し板操作レバー
3はスプリング(図示省略)により給紙ローラ6側に付
勢されている。レリース軸4に取り付けられたカム体5
のカム5aが押し板操作レバー3に設けられたカムフォ
ロア3bに作用すると、押し板操作レバー3は用紙Pの
給紙毎に押し板21を図示の上方へ押し上げた位置(給
紙状態)と該位置から下方へ押し下げた位置(非給紙状
態)に作動させる。つまり、給紙スタートによりレリー
ス軸4が回転すると、パッド6Bは給紙ローラ6に押し
付けられると共に、押し板軸24を中心として回動する
押し板21は操作レバー3によって給紙ローラ6側に押
し上げられ、上層側の用紙先端が給紙ローラ6に押し付
けられる。
【0014】給紙カセット20の上層側の用紙Pは、パ
ッド6Bにより1枚つづ分離され、給紙ローラ6により
給送され、紙ガイドローラ7や紙案内部8にガイドさ
れ、紙検知器9によって紙検知が行われ、搬送ローラ1
0と従動ローラ11から成る搬送部116に送られる。
続いて、紙検知に基づいて搬送ローラ10の駆動制御を
行って用紙Pの頭出しを行い、記録タイミングに合わせ
て記録ヘッド12とプラテン13から成る記録域へ搬送
し、用紙Pに印字が行われて排出される。
【0015】次に、上述のプリンタ装置に適用される本
発明に係る給紙カセット装着装置を詳しく説明する。図
3は本発明に係る給紙カセット装着装置における給紙カ
セットを用紙収納部側から見た斜視図、図4は図3のI
−I矢視図、図5は給紙カセットの平面図、図6は給紙
カセットの背面図、図7は裏カバーを取外した給紙カセ
ットの背面図である。
【0016】図3において、給紙カセット20は、底板
部22と、この底板部22の前後および左右に設けられ
た側壁部23とによって箱状容器を形成している。給紙
カセット20の前側には、積載された用紙Pを給紙ロー
ラ6側に押し上げる押し板21が配置されており、この
押し板21は押し板軸24を底板部22の軸受け部25
に回動可能に支持し、給紙カセット20の前方の側壁部
側を上方に動き得るようになっている。
【0017】給紙カセット20の後側には、積載された
用紙Pの用紙後端に当てられる当接部26aを有する用
紙後端当て部材26が側壁方向に並行かつ離間して1対
設けられている。給紙カセット20の背面は、図6に示
すように押し板21側に位置して後述する2安定機構お
よびロック機構の為のロックレバー操作用突起210と
カセット装着用ボス220が設けられている。それより
後方には用紙後端当て部材26および用紙側端揃え部材
27の機構部が配設されており、その機構部を覆って裏
カバー38が取り付けられている。
【0018】図7において、用紙後端当て部材26は、
カセット背面において移動可能に配設されたスライドプ
レート261に連結されており、このスライドプレート
261とカセット背面との間にスプリング262が張設
され、給紙カセット20の前側へ付勢されている。用紙
後端当て部材26の当接部26aは、底板部22に向か
って給紙カセット20の後側に傾斜した当接面を有し、
この当接面がスプリング262の付勢力によって用紙後
端に当てられる。これにより用紙Pは、上層側から底板
部側の下層側に対して上側を下側より前方へ押し出さ
れ、給紙カセット20の前部の側壁部23に押しつけら
れ、給紙ローラ6およびパッド6Bにより上層側から1
枚つづ分離して給送される。
【0019】給紙カセット20の一方の側壁部側には、
図5に示すように用紙Pの一方の側端を押して対向する
側壁部に用紙側端を揃える為の用紙側端揃え部材27が
配置されている。用紙側端揃え部材27は、第1の押し
部27Aと第2の押し部27Bから成り、側壁部に沿っ
て配置されている。第1の押し部27Aおよび第2の押
し部27Bの一端は、給紙カセット20の背面に設けら
れたバー31に連係されて用紙側端揃え部材27のほぼ
中間部分を構成すると共に、それぞれの押し部27A,
27Bの他端は底板部22に回動可能に支持されてい
る。第1の押し部27Aと第2の押し部27Bの一端側
は、給紙カセット20の背面側に配設された付勢機構3
0により用紙側端を揃える側壁部に向かって付勢されて
いる。
【0020】付勢機構30は、図7に示すようにバー3
1、可動プレート32およびスプリング33,34,3
5からなっている。バー31は、第1の押し部27Aと
第2の押し部27Bの一端側に連結され、給紙カセット
20の側壁部に沿って回動可能に取り付けられている。
可動プレート32は、給紙カセット20の挿入方向とは
直角な方向にスライド可能に設けられており、給紙カセ
ット20の前記側壁部とは反対の側壁部側に用紙揃え用
ボス36aを有するボスプレート36が一体的に結合さ
れている。ボスプレート36の拡幅部36bは、給紙カ
セット20の背面に形成されたプレートガイド部37に
ガイドされ、その先端のL形部分に当たってボスプレー
ト36のバー31側への移動が規制される。
【0021】底板部22と可動プレート32の間にスプ
リング33、またバー31と可動プレート32の間に複
数のスプリング34,35がそれぞれ張設されている。
スプリング33は、図示の如く、ボスプレート36をプ
レートガイド部37のL形部分に突き当てて可動プレー
ト32を保持する。このとき、バー31は、可動プレー
ト32の延出部32aによって用紙側端を押す内向きの
動きが止められ、しかもスプリング34,35が共にバ
ー31に作用しない為、用紙側端揃え部材27は、図5
に示す位置にあって、外向きのみに動かすことができ
る。用紙側端揃え部材27と用紙側端揃え側の側壁部と
の間隔は、用紙幅より若干広く設定されているので、図
5に示す状態では用紙を収納する際に用紙側端揃え部材
が邪魔になることはない。
【0022】給紙カセット20を給紙カセット装着部2
に装着する際、給紙カセット20の挿入過程でスプリン
グ34、35による荷重が1又は2の組み合わせによっ
て作用する。その為のカム機構は、ボスプレート36の
用紙揃え用ボス36a、給紙カセット装着部2の底フレ
ーム40に設けられたく字形の溝カム41(図8参照)
からなっている。
【0023】給紙カセット20を給紙カセット装着部2
に挿込むと、図8に示すように用紙揃え用ボス36aが
溝カム41のカム面41aに接して案内され、先ずスプ
リング34を働かせて用紙側端揃え部材27により用紙
側端を押す。この押し力は、図8のからまで作用す
る。更に給紙カセット20を挿入するとスプリング34
が働くようになり、スプリング33との合成された荷重
によって用紙側端を押し、給紙カセット20の反対側の
側壁部に揃える。この押し力は、図8の〜の間で作
用し、の位置で最も大きくなる。との間ではスプ
リング35が働かなくなり、スプリング34のみで用紙
側端を押し、揃えた状態を維持する。
【0024】このように付勢機構を複数のスプリング3
4,35によって構成することで、給紙カセット20の
装着時に抵抗となる挿入方向とは直角な方向に加わる力
を極力小さくし、つまり用紙側端を揃えるときのみに必
要な力を働かせることができる。
【0025】本実施例の給紙カセットは、A4サイズや
レターサイズなど縦横のサイズが若干異なる用紙に対応
するため、図5に示すように用紙後端当て部材26およ
び用紙側端揃え部材27の配置を変える為の用紙後端当
て部材用取付け穴28および用紙側端揃え部材用取付け
穴29が穿設されている。各種の用紙サイズに対する用
紙後端当て部材26と用紙側端揃え部材27の配置につ
いては、例えば、A4サイズの用紙の場合には図7の位
置の取付け穴を、またレターサイズの場合には図中の符
号で指し示す取付け穴28,29をそれぞれ利用して配
置される。
【0026】次に、プリンタ本体の正規位置へ給紙カセ
ットを装着する為の機構について説明する。図8は給紙
カセット装着部の底フレーム40の平面図、図9は給紙
カセット装着部の底フレーム40と給紙カセット20の
関係を示す背面図である。
【0027】先ず、本発明に係る給紙カセット装着装置
に関する給紙カセットの構成について説明する。なお、
給紙カセットの全体構成については、図6〜7を参照す
る。
【0028】給紙カセット20の底板部22の背面に
は、プリンタ本体への挿入方向に伸びるリブ状のロック
レバー操作用突起210と給紙カセット20の巾方向の
ほぼ中央にカセット装着用ボス220が、図6に示され
ているように押し板21の軸受け部25とほぼ同列でか
つその内側に一体的に設けられている。ロックレバー操
作用突起210の先端は、カセット装着用ボス220の
位置より更に給紙カセット20の前側に位置されてい
る。
【0029】一方、プリンタ本体1の給紙カセット装着
部2には、給紙カセット20の挿入を案内する底フレー
ム40が設けられている。図9において、底フレーム4
0には、給紙カセット20の挿入時に動作する2安定機
構50が配設されている。底フレーム40の給紙カセッ
ト20の挿入側には、カセット装着用ボス220に関連
するボス用スリット42とロックレバー操作用突起21
0に関連する突起用スリット43が形成されており、各
スリット42、43は給紙カセット20の挿入側が開放
されている。
【0030】ボス用スリット42に対し、突起用スリッ
ト43とは反対側の底フレーム40には、ボス用スリッ
ト42を横切って配置されたボス連係部51を有する2
安定作動部材52が回転可能に設けられている。ボス連
係部51は、基部53から延出された平行な短片51a
と長片51bから成る2又構造になっており、カセット
装着用ボス220の進入方向の手前側に短片51a、奥
側に長片51bが位置されている。
【0031】基部53と底フレーム40の間には、ボス
連係部51が給紙カセット20の装着前の第1安定位置
(図9に示す位置)と装着後の第2安定位置(図12に
示す位置)の範囲で回動できるようにする為の回動規制
部が設けられている。回動規制部は、図8に示すように
底フレーム40に基部53の回動支点を中心として設け
られた円弧状のスリット44と、基部53に設けられ
た、スリット44内を移動可能な規制片54とからなっ
ている。
【0032】ボス連係部51を前述の2位置に安定状態
で維持させる為のトグル機構が設けられている。トグル
機構は、スプリング55の一端をボス連係部51とは反
対側でかつ回転中心より離れた基部53に掛け止めし、
他端を突起用スリット43の外側の底フレーム40に掛
け止めされており、基部53の回転中心が基部53のス
プリング掛け止め位置と底フレーム40のスプリング掛
け止め位置とを結ぶ線上にあるときを境にしていずれか
の方向にボス連係部51が振れるとその方向への基部5
3の回転に対してスプリング力が働き、給紙カセット2
0をストッパ58に突き当てる第2安定位置まで一気に
基部53を回転させる。
【0033】ボス連係部51が第1安定位置にあると
き、ボス連係部51の動きを停止させるロック機構が設
けられている。ロック機構は、ボス用スリット42と突
起用スリット43の間の底フレーム40に回動可能に支
持されたロックレバー56と、第1安定位置にあるボス
連係部51の長片51bが第2安定位置の方へ動くのを
阻止するようロックレバー56を回転させるスプリング
57から成っている。
【0034】ロックレバー56は、突起用スリット43
を横切るロック解除片56aを有し、このロック解除片
56aを給紙カセット20のロックレバー操作用突起2
10に突き当たる様に位置し、更にロックレバー操作用
突起210の進入により解除動作を行う。すなわち、ロ
ックレバー操作用突起210がロック解除片56aをカ
セット挿入方向に押すことで、ロックレバー56をスプ
リング57の付勢力に抗して回転させボス連係部51の
長片51bとの係止を外し、ロック状態を解除する。
【0035】ロック解除が行われると、給紙カセット2
0のカセット装着用ボス220の進入によりボス連係部
51の長片51bが押せる状態となる。符号58は、給
紙カセット装着部の正規位置に給紙カセット20を装着
するため、給紙カセット20の前の両側コーナを位置決
めするストッパ、また符号59は底フレーム40に設け
られたロックレバー56の回転規制部である。
【0036】本実施例の給紙カセット装着装置の作用に
ついて図9〜12を参照しながら説明する。給紙カセッ
ト20を給紙カセット挿込口2Aに挿し込むと用紙揃え
用ボス36a、ロックレバー操作用突起210、カセッ
ト装着用ボス220が底フレーム40の溝カム41、ボ
ス用スリット42、突起用スリット43にそれぞれが進
入する(図9)。なお、用紙揃え用ボス36aと溝カム
41による用紙側端の揃え動作については、先に説明し
たので、ここでは省略する。
【0037】先ず、ロックレバー操作用突起210がロ
ックレバー56のロック解除片56aに到達し、ロック
レバー56をスプリング57の付勢力に抗して矢印方向
へ回転させてロックを解除する(図10)。このときカ
セット装着用ボス220は、2安定作動部材52のボス
連係部51に達する。更に給紙カセット20を挿入する
とロックレバー操作用突起210によりロックレバー5
6のロック解除状態が維持されると共に、カセット装着
用ボス220はボス連係部51の長片51bを押し、2
安定作動部材52をスプリング55の作用に抗して回転
させる(図11)。2安定作動部材52の回転が図11
に示す位置を超えると、2安定作動部材52に対するス
プリング55の作用が反転し、ボス連係部51の短片5
1aがカセット装着用ボス220を押し、給紙カセット
20を一気に正規位置へ移動させ、ストッパ58に突き
当てる(図12)。
【0038】給紙カセット20をプリンタ本体から引抜
くときは、図12の状態からカセット装着用ボス220
にてボス連係部51の短片51aを押しながら給紙カセ
ット挿込口へ移動するので、その途中でスプリング55
の作用が反転し、図11から図10の第1安定位置へ2
安定作動部材52が回転する。更に給紙カセット20を
引抜くと、ロックレバー操作用突起210がロックレバ
ー56のロック解除片56aから離れ、ロックレバー5
6をスプリング57の付勢力によってボス連係部51側
に回転させ、ボス連係部51の長片51bを係止してロ
ックする。このように2安定作動部材52を第1安定位
置にてロックすることにより、給紙カセット20の非装
着時において、常に給紙カセット20の装着可能状態が
確保され、信頼性が向上する。
【0039】給紙カセット20がストッパ58に突き当
てられた状態のスプリング55の作用を図13に基づい
て説明する。スプリング55が図示の第2安定位置でカ
セット装着用ボス220を介して給紙カセット20に作
用する力Fは、用紙側端揃え側に向いており、給紙カセ
ット20の挿込み方向の力F1と一方の側壁部方向の力
F2に分力を発生させる。この分力F1を利用して給紙
カセット20の前壁部に配置されたストッパ58に給紙
カセット20の前壁部を押しつける。一方分力F2によ
って、用紙側端揃え側に配置された第2ストッパ58b
に給紙カセット20の側壁部を押しつける。このような
2安定機構により給紙カセット20の正規位置への装着
を確実に行うことができると共に、2安定機構のスプリ
ング55を利用して給紙カセット20をストッパ58と
第2ストッパ58bに突き当てた正規位置に安定して維
持させることができ、構成の簡素化が図れる。
【0040】本発明の実施の形態の説明においては、2
安定作動部材52に回転力を与える回転力付与部材とし
て単一のコイルスプリングにより構成したものを説明し
ているが、板状スプリングなどにより構成することもで
きる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、2安定機構により給紙
カセットを確実に正規位置にセットし、維持するので、
用紙の分離性能が向上されると共に、記録ヘッドのゼロ
桁側への給紙カセットの位置合わせ精度が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給紙カセット装着装置を適用した
プリンタ装置の斜視図である。
【図2】プリンタ装置における給紙装置の模式図であ
る。
【図3】本発明に係る給紙カセット装着装置における給
紙カセットを用紙収納部側から見た斜視図である。
【図4】図3のI−I矢視図である。
【図5】本発明に係る給紙カセット装着装置における給
紙カセットの平面図である。、
【図6】本発明に係る給紙カセット装着装置における給
紙カセットの背面図である。
【図7】図6の裏カバーを取り外した給紙カセットの背
面図である。
【図8】用紙揃え用ボスと溝カムの関係を示す図であ
る。
【図9】給紙カセット装着部のフレームと給紙カセット
の関係を示す図である。
【図10】ロック機構における解除動作の説明図であ
る。
【図11】2安定機構におけるスプリング作用の反転動
作の説明図である。
【図12】給紙カセットの装着完了状態の説明図であ
る。
【図13】2安定機構のスプリングを利用した給紙カセ
ットの位置決め動作の説明図である。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 2 給紙カセット装着部 20 給紙カセット 40 給紙カセット装着部の底フレーム 50 2安定機構 51 ボス連係部 52 2安定作動部材 55 スプリング(回転力付与部材) 56 ロックレバー 56a ロック解除片 58 ストッパ(カセット前壁ストッパ) 58b 第2ストッパ(カセット側壁ストッパ) 210 ロックレバー操作用突起 220 カセット装着用ボス P 用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小高 俊和 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 赤羽 孝志 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 奥田 泰康 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 3F343 FA02 FB04 FC01 GA03 GB01 GC01 GD01 HA27 HA28 HB03 HD18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を収納する給紙カセットと、該給紙
    カセットを挿込み装着される給紙カセット装着部とを有
    し、前記給紙カセットから用紙を送出する記録装置にお
    いて、 前記給紙カセット装着部に配置され、挿込まれた前記給
    紙カセットが正規位置に装着される手前で該給紙カセッ
    トに対し挿込み方向に作用し、該給紙カセットを前記正
    規位置へ強制的に移動させ、正規位置に維持させる第1
    安定機能および前記給紙カセットを正規位置から所定距
    離引抜くと該給紙カセットを前記給紙カセット装着部の
    給紙カセット挿込口方向へ強制的に移動させる第2安定
    機能を持った2安定機構を備えていることを特徴とする
    給紙カセット装着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、2安定機構が給紙カ
    セットを装着していない状態で、前記2安定機構をロッ
    クすると共に、該ロック状態を給紙カセットの給紙カセ
    ット装着部への挿込によって解除するロック機構を備え
    ていることを特徴とする給紙カセット装着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の記載において、給紙
    カセットはカセット装着用ボスを有し、2安定機構は給
    紙カセットの挿込み時に前記カセット装着用ボスの進路
    を横切って伸びた2又形状のボス連係部を有し、前記給
    紙カセットはカセット装着用ボスにボス連係部が押され
    て回転する作動部材と、該作動部材の回転を所定範囲に
    規制する回転規制部と、前記作動部材に回転力を与える
    回転力付与部材と、を備え、 前記作動部材は、第1安定位置または第2安定位置から
    前記所定範囲内のある角度を超えて回転すると前記回転
    力付与部材の作用が反転して他の安定位置へ強制的に回
    転させられることを特徴とする給紙カセット装着装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、回転力付与部材の一
    端は、作動部材の回転支点を対称として前記作動部材の
    ボス連係部とは反対側の該作動部材上に支持され、回転
    力付与部材の他端は前記作動部材の回転力付与部材支持
    点と回転支点およびボス連係部を結ぶ線の前記ボス連係
    部側の延長線上に固定されていることを特徴とする給紙
    カセット装着装置。
  5. 【請求項5】 請求項3の記載において、ロック機構
    は、2安定機構の第1の安定位置にある作動部材のボス
    連係部をロックするロックレバーと、該ロックレバーを
    ロック作動方向に付勢する付勢部材と、給紙カセットに
    設けられ、該給紙カセットの挿込み方向に伸びておりか
    つ前記2安定機構の第1安定位置と第2安定位置の間を
    前記ボス連係部が移動する距離にほぼ等しい長さを有す
    るロックレバー解除用突起とから成り、 前記ロックレバーは、前記ボス連係部が第1安定位置と
    第2安定位置の間にあるとき、前記ロックレバー解除用
    突起によりロック解除状態が保持されていることを特徴
    とする給紙カセット装着装置。
  6. 【請求項6】 請求項3または4の記載において、給紙
    カセット装着部は、前記給紙カセットの用紙送出し側の
    前壁部を規制するカセット前壁ストッパおよび側壁部を
    規制するカセット側壁ストッパを備え、2安定機構の回
    転力付与部材が第2安定位置で給紙カセットに作用する
    力の給紙カセットの挿込み方向とそれと直角な方向の分
    力を利用して前記各ストッパへ給紙カセットを押し付け
    ることを特徴とする給紙カセット装着装置。
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