JP2001239920A - シートベルトアンカ装置 - Google Patents

シートベルトアンカ装置

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JP2001239920A
JP2001239920A JP2000051905A JP2000051905A JP2001239920A JP 2001239920 A JP2001239920 A JP 2001239920A JP 2000051905 A JP2000051905 A JP 2000051905A JP 2000051905 A JP2000051905 A JP 2000051905A JP 2001239920 A JP2001239920 A JP 2001239920A
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rail
seat belt
rail member
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belt anchor
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JP2000051905A
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Kazuo Higuchi
和雄 樋口
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Takata Corp
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Takata Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗員の体格に応じて適切に衝突時の衝撃吸収
力を変化させることができるシートベルトアンカ装置を
提供する。 【解決手段】 シートベルトアンカ装置100は、レー
ル部材121と、レール部材121の上下方向に並んだ
複数個の係止孔123のいずれかに係合する係合部27
Aが設けられた操作部材27を有するスライドアンカ2
6を備えている。レール部材121の基底部121Bの
上部の厚さを下部の厚さよりも大きくしたことにより、
レール部材121の上部の衝撃吸収量が下部の衝撃吸収
量よりも大きくなっている。乗員の体格に合わせてスラ
イドアンカ26を上下に移動させ、最適な高さにて係合
部27Aを係止孔123に係合させることに伴い、衝撃
吸収量が変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の乗員保
護用のシートベルトを車体に取り付けると共に、車両衝
突時等の緊急時において乗員への衝撃を吸収するシート
ベルトアンカ装置に関するものであり、特に、乗員の体
格に合わせて衝撃吸収力を変化させることができるシー
トベルトアンカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ウェビングの車両への取付位置を簡単な
操作によって自由に変更し得ると共に、所定値以上の衝
撃力が加わった際においては、この衝撃力を吸収して乗
員を保護することができ、しかも振動等によるガタつき
の少ない安定性の高いシートベルトアンカ装置として、
実公昭59−6844号公報に記載のものがある。第8
〜11図は同号公報に記載のシートベルトアンカ装置を
示すものであり、第8図はこのシートベルトアンカ装置
を備えたシートベルト装置の斜視図、第9図はこのシー
トベルトアンカ装置の要部断面図、第10図はこのシー
トベルトアンカ装置のレール部材の正面図、第11図は
レール部材とスライドアンカの断面図である。
【0003】第8図に示すように、このシートベルトア
ンカ装置を備えたシートベルト装置は、乗員拘束用ウェ
ビング6の一端部がアンカプレート12により車体のロ
ッカパネル13に係止されており、他端部は、同様にロ
ッカパネル13に取り付けられた巻取装置14に巻き取
られている。この巻取装置14には、車両緊急時にウェ
ビング6の巻出しを急激に停止させるイナーシヤロック
機構が内蔵されている。
【0004】ウェビング6の中間部はスリップアンカ3
1に折り返されている。このスリップアンカ31は、車
体のセンターピラー1に設置されたアンカ装置20に取
付ボルトを介して係止されている。ウェビング6の中間
部には、タングプレート15がウェビング6の長手方向
へ移動可能に取り付けられている。このタングプレート
15を車体のほぼ中央から立設されたバックル装置16
に係合させることにより、シート11に着座した乗員を
拘束するようになっている。
【0005】第9〜11図の通り、このアンカ装置20
は、前記センターピラー1に取り付けられるレール部材
21と、このレール部材21に設けられた複数個の係止
孔23(第9,10図中、23a〜23cとして示して
いる。)に係合すると共にレール部材21内部を移動可
能に取り付けられたロック部材22とを備えている。
【0006】レール部材21は、例えば第10図及び第
11図に示すように、断面が略C字形状を呈しており、
その端縁部に長手方向に沿ったスライド面21Aが形成
されている。基底部21Bには長手方向に沿って複数の
係止孔23a,23b,23cが等間隔で穿設されてい
る。このレール部材21の内部21Cがスライドアンカ
26の収納部となる。
【0007】レール部材21の基底部21Bに設けられ
た係止孔23aと係止孔23bとの間、係止孔23bと
係止孔23cとの間及び係止孔23cの下方部分には、
衝撃力(衝撃荷重と称する場合もある。)を吸収する衝
撃吸収用穴(以下、単に「吸収穴」と称する場合があ
る。)34が穿設されている。この吸収穴34は、係止
孔23aと係止孔23b及び係止孔23bと係止孔23
cとを連通する案内溝35の相対向しない位置に突片3
6と凹部37とが交互に形成されることにより鋸歯状に
形成されている。そして、急激な衝撃力が加わった際
に、後述する操作部材27の係合部27Aが案内溝35
内の突片36をつぶしながら移動するように構成されて
いる。なお、第10図において、係止孔23は円形状と
なっているが、これに限られるものではなく、正方形、
楕円形及び横長な方形状等の種々のものを使用すること
ができるものである。また、突片36の形状も適宜の形
状とすることができるものである。
【0008】ロック部材22は、ブッシュ25と、空間
部26Aを有するスライドアンカ26を備えている。ブ
ッシュ25は、スライドアンカ26の一端部に設けられ
たねじ部26Bに螺合したボルト28によってスライド
アンカ26と結合している。ブッシュ25には、ピラー
カバー33を介してスリップアンカ31を回動自在に保
持する保持部材29の中間部が挿通されている。なお、
ボルト28と保持部材29とを総称して連結保持部と称
する。
【0009】スライドアンカ26の他端部には操作部材
27が設けられている。この操作部材27は、スライド
アンカ26が移動する方向と交叉する方向に移動自在に
配置されている。操作部材27の一端部には、円形の断
面形状を有し、レール部材21の基底部21Bに設けら
れた係止孔23a〜23cのうち、いずれか1個の係止
孔23に着脱自在に係合する係合部27Aが設けられて
いる。操作部材27の他端部には、レール部材21より
外方に突出した操作部27Bが成形されている。また、
この操作部材27は、スライドアンカ26の空間部26
Aに配置された付勢部材、例えば板バネ30によってレ
ール部材21の基底部21B側に付勢されている。
【0010】これにより、ロック部材22は、ボルト2
8、スリップアンカ用保持部29及び操作部材27の操
作部27Bがレール部材21のスライド面21A及びそ
の表面に設けられたカバー32よりも外方(車体の内
方)に突出し、且つスライドアンカ26の操作部材27
の係合部27Aがレール部材21に設けられた係止孔2
3、例えば係止孔23aに係止された状態で、スライド
アンカ26の空間部26Aに配設された板ばね30によ
って基底部21B側に付勢されて保持されている。
【0011】なお、レール部材21は、その両端部に設
けられた取付孔24を介して車体のセンターピラー1に
適宜の取付手段(例えばボルト)によって取り付けられ
ている。また、操作部材27の係合部27Aは、軸方向
に回転自在に設けられていてもよい。このようにするこ
とにより、操作部材27の移動をスムーズに行うことが
できる。
【0012】このように構成されたアンカ装置20にお
いては、ロック部材22の操作部27の係合部27Aが
レール部材21の係止孔23aに係止され、板ばね30
によって車体外方側に付勢されており、スリップアンカ
31が確実にセンターピラー1に取り付けられた状態と
なっている。乗員は、着座後にタングプレート15をバ
ックル装置16に係合させることにより、ウェビング6
によって3点式のシートベルト装着状態となることがで
きる。
【0013】通常の車両走行状態においてはウェビング
6を巻取装置14から巻き出すことが可能であるので、
ウェビング6を装着した乗員は自由に運転姿勢を変更す
ることができる。
【0014】車両が衝突時等の緊急状態となった場合に
は、巻取装置14内のイナーシヤロック機構が作動して
ウェビング6の巻出しを急激に停止させるため、乗員は
ウェビング6により確実に拘束される。
【0015】このとき、乗員の動きにより発生するウェ
ビング6の張力はロック部材22をレール部材21内か
ら抜き出すような方向に作用するが、レール部材21に
穿設された係止孔23aにスライドアンカ26の操作部
材27の係合部27Aが係合しており、ロック部材22
は確実に支持されている。このような支持状態において
は、緊急状態時以外に車両の振動あるいは乗員の動き等
によるウェビング6の引張りが生じてもロック部材22
が外れたり取付位置が変動したりすることは全くない。
【0016】車両衝突時等の緊急状態において、ウェビ
ング6に所定値以上の衝撃力が加わると、操作部材27
の係合部27Aが下方向に引張られるため、係合部27
Aが案内溝35内に食い込み、吸収穴34内の突片36
をつぶしながら下方に順次移動して衝撃を吸収する。係
合部27Aは、ウェビング6に加わった衝撃力の大きさ
に応じて適宜移動した後に移動を停止する。このように
なったレール部材21は、新たなレール部材21と交換
することとなる。
【0017】次に、乗員がスリップアンカ31の取付位
置を変更する場合には、操作部材27の操作部27Bを
把持して板ばね30の付勢力に抗して矢印X方向(第9
図右方向)に引張る。これにより、操作部材27の係合
部27Aがレール部材21の基底部21Bに設けた係止
孔23aより外れ、スライドアンカ26がレール部材2
1内をスライド面21Aに沿って移動可能な状態とな
る。次いで、ロック部材22を所望の位置に移動させ、
目的位置で操作部材27の引張力を解除すると、板ばね
30の付勢力によりスライドアンカ26の操作部材27
の係合部27Aがレール部材21の基底部21Bに設け
られた他の係止孔23、例えば係止孔23b又は23c
内に挿入されて係合し、前述同様確実な係止状態とな
る。
【0018】このようなシートベルトアンカ装置20に
よれば、乗員がロック部材22の操作部材27の操作部
27Bを把持して板ばね30の付勢力に抗して矢印X方
向に移動させるだけでスリップアンカ31の位置を自由
に移動させることができ、かつ、係止時においては、レ
ール部材21の基底部21Bに設けた係止孔23に係合
部27Aを係合させるだけの簡単な操作によって確実に
係止することができると共に、車両の振動やウェビング
6への引張力等によってロック部材22が外れたり、位
置が移動したりすることがない。また、スリップアンカ
31の取付けは、保持部材29をスライドアンカ26に
ボルト28を螺合させるだけで行えるため、取付けが簡
単である。さらに、レール部材21のセンターピラー1
への取付けは、上下2個所に設けられた取付孔24を介
して行うため、アンカ部の補強も容易である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】通常、シートに座って
いる乗員の体格によって、車両衝突時等の緊急時にシー
トベルトアンカ装置に加わる衝撃荷重は異なる。即ち、
車両の衝突等による衝撃が乗員に加えられた際に、この
乗員の体格が大きい場合にはその慣性力も大きく、この
結果、シートベルトアンカ装置に対してより大きな衝撃
荷重が加えられる。逆に、乗員の体格が小さい場合に
は、シートベルトアンカ装置に加わる衝撃荷重は比較的
小さいものとなる。
【0020】しかしながら、前述のような従来のシート
ベルトアンカ装置は、乗員の体格によらず一定値以上の
衝撃荷重がシートベルトアンカ装置に加えられた場合に
この衝撃力に対する吸収作用を発現させるものであり、
乗員の体格に応じて衝撃吸収力を変化させることはでき
なかった。
【0021】本発明は、乗員の体格に応じて衝撃吸収力
を変化させることができるシートベルトアンカ装置を提
供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明のシートベルトア
ンカ装置は、上下方向に設置されるレールと、該レール
に沿って移動自在なスライドアンカと、該レールに上下
位置を異ならせて設けられた複数個の係止孔と、該スラ
イドアンカに設けられており、該係止孔に挿抜自在な操
作部材と、該レールの該係止孔同士の間に設けられた衝
撃吸収用穴とを有するシートベルトアンカ装置におい
て、該レールの上部の衝撃吸収量を該レールの下部の衝
撃吸収量よりも大きくしたことを特徴とするものであ
る。
【0023】好ましくは、本発明では、レールの上方ほ
ど、この衝撃吸収量が増大する。
【0024】一般に、乗員の体格が比較的大きい場合に
はスライドアンカをレールの上部に係止させ、乗員の体
格が比較的小さい場合にはスライドアンカをレールの下
部に係止させる。本発明では、レールの上部の衝撃吸収
量がレールの下部の衝撃吸収量よりも大きくなるように
構成しているので、乗員の体格に合わせて乗員がスライ
ドアンカの上下位置を調整することに伴い、シートベル
トアンカ装置の衝撃吸収量も変化することになる。
【0025】本発明のシートベルトアンカ装置にあって
は、レールの上部の厚さを下部の厚さよりも大きくする
ことによりレールの上部の衝撃吸収量をレールの下部の
衝撃吸収量よりも大きくすることができる。また、レー
ルの衝撃吸収用穴の配置及び大きさをレールの上部と下
部とで異ならせることによりレールの上部の衝撃吸収量
をレールの下部の衝撃吸収量よりも大きくしてもよい。
レールの上部の硬さを下部の硬さよりも硬くすることに
よりレールの上部の衝撃吸収量をレールの下部の衝撃吸
収量よりも大きくしてもよい。これにより、容易に且つ
確実にレールの上部の衝撃吸収量をレールの下部の衝撃
吸収量よりも大きくすることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。第1図(a)はこの実施の形
態に係るシートベルトアンカ装置の平面図、第1図
(b)は第1図(a)のB−B線に沿う断面図、第1図
(c)は第1図(a)のC−C線に沿う断面図である。
【0027】このシートベルトアンカ装置100は、自
動車のセンターピラー1(第1〜7図では図示略)に取
り付けられるレール部材121と、このレール部材12
1に設けられた複数個の係止孔123a,123b及び
123cに係合すると共に、レール部材121内部を移
動可能に取り付けられた後述のロック部材22とを備え
ている。
【0028】レール部材121は、第1図(c)に示す
ように、断面が略C字形状を呈しており、その端縁部に
は、長手方向に沿って延在するスライド面121Aが形
成されている。このレール部材121の基底部121B
には、長手方向に沿って複数の係止孔123a,123
b,123cが等間隔で穿設されている。このレール部
材121の内部121Cが後述のスライドアンカ26の
収納部となる。
【0029】レール部材121の基底部121Bに設け
られた係止孔123aと係止孔123bとの間、係止孔
123bと係止孔123cとの間及び係止孔123cの
下方部分には、衝撃力(衝撃荷重と称する場合もあ
る。)を吸収する吸収穴134が設けられている。この
吸収穴134は、係止孔123aと係止孔123b及び
係止孔123bと係止孔123cを連通する案内溝13
5の左右の両縁部の相対向しない位置に突片136と凹
部137とが交互に形成されることにより鋸歯状に形成
されている。車両衝突時等の緊急時においてロック部材
22に急激な衝撃力が加わった際には、後述する操作部
材27の係合部27Aが吸収穴134内の突片136を
つぶしながら移動する。なお、この実施の形態において
は、係止孔123は円形状となっているが、これに限ら
れるものではなく、この係止孔123は、正方形、楕円
形、及び横長な方形状等の種々の形状に形成されること
ができる。また、突片136の形状も適宜の形状とする
ことができるものである。
【0030】また、レール部材121の基底部121B
は、第1図(b)に示すように、上部の厚さが下部の厚
さよりも大きく、その厚さが下方に向ってなめらかに減
少するテーパ状の断面形状を有している。これにより、
レール部材121の上部の衝撃吸収量が下部の衝撃吸収
量よりも大きく、この衝撃吸収量がレール部材121の
下方に向って徐々に減じるように構成されている。
【0031】なお、第1図(b)においては、基底部1
21Bの厚さ方向の縮尺を大きくすることにより、基底
部121Bの厚さの変化を強調して示している。
【0032】第8〜11図の従来例に係るシートベルト
アンカ装置20と同様に、シートベルトアンカ装置10
0は、ロック部材22及び操作部材27(いずれも第1
図では図示略)を有するスライドアンカ26とを備えて
いる。
【0033】ロック部材22は、前記第9,11図と同
一のものであり、ブッシュ25(第1図では図示略)
と、空間部26Aを有するスライドアンカ26を備えて
いる。ブッシュ25は、スライドアンカ26の一端部に
設けられたねじ部26Bに螺合したボルト28(第1図
では図示略)によってスライドアンカ26と結合してい
る。
【0034】なお、レール部材121は、その両端部に
設けられた取付孔124を介して車体のセンターピラー
1に適宜の取付手段(例えばボルト)によって取り付け
られている。
【0035】このシートベルトアンカ装置100のその
他の構成は、第9〜11図に示される前述のシートベル
トアンカ装置20と同様のものであり、このシートベル
トアンカ装置100を備えたシートベルト装置の構成は
第8図と同様のものである。
【0036】このように構成された第1図のシートベル
トアンカ装置100においても、第9〜11図と同じ
く、ロック部材22の操作部27の係合部27Aはレー
ル部材121の係止孔123、例えば係止孔123aに
係止される。
【0037】このシートベルト装着時には、乗員の体格
が比較的大きいときには、スライドアンカ26を上方へ
移動させ、係合部27Aをレール部材121の上部の係
止孔123aに係合させる。逆に、乗員の体格が比較的
小さいときには、スライドアンカ26を下方へ移動さ
せ、係合部27Aをレール部材121の下部の係止孔1
23cに係合させる。乗員の体格が中ぐらいのときに
は、係合部27Aをレール部材121の中央付近の係止
孔123bに係合させる。
【0038】このような状態において車両が衝突時等の
緊急状態となった場合には、巻取装置14内のイナーシ
ヤロック機構が作動してウェビング6の巻出しを急激に
停止させるため、乗員はウェビング6により確実に拘束
され、ウェビング6は衝突時の慣性力によって前方に移
動してきた乗員の体を受け止める。この時、ウェビング
6には乗員の体格によって異なった張力が作用し、乗員
の体格が大きい場合にはより大きな張力がウェビング6
に作用し、乗員の体格が小さい場合にはこの張力は比較
的小さなものとなる。
【0039】車両衝突時等の緊急状態において、ウェビ
ング6に対し、係合部27Aが係合しているいずれかの
係止孔123a,123b,123cの係止耐力以上の
衝撃力が加わると、操作部材27の係合部27Aが吸収
穴134内に食い込み、突片136をつぶしながら下方
に順次移動して衝撃を吸収する。係合部27Aは、ウェ
ビング6に加わった衝撃力の大きさに応じて適宜移動し
た後に移動を停止する。
【0040】このシートベルトアンカ装置100にあっ
ては、レール部材121の基底部121Bの上部の厚さ
を下部の厚さよりも大きくしたことにより、レール部材
121の上部の衝撃吸収量が下部の衝撃吸収量よりも大
きくなっている。この結果、乗員の体格に合わせてスラ
イドアンカ26を上下に移動させ、最適な高さにて係合
部27Aを係止孔123に係合させることに伴い、シー
トベルトアンカ装置100の衝撃吸収量が変化する。
【0041】本発明では、吸収穴134は、他の形状に
て形成されていてもよい。以下に、第3〜7図を参照し
て、他の形状を有する吸収穴及びその作用について具体
的に例を挙げて説明する。
【0042】第3図は吸収穴の第2の態様を示す説明図
である。
【0043】この吸収穴142は、レール部材121の
基底部121Bにおいて、係止孔123aと係止孔12
3b及び係止孔123bと係止孔123cとを結ぶ案内
溝335の両側部の相対向する位置に突片140と凹部
141とを交互に設けたものである。この吸収穴142
を備えたシートベルトアンカ装置のその他の構成は前述
のシートベルトアンカ装置100と同様のものであり、
レール部材121の基底部121Bの上部の厚さは下部
の厚さよりも大きく、これにより、レール部材121は
上部の衝撃吸収量が下部の衝撃吸収量よりも大きいもの
となっている。また、このシートベルトアンカ装置を備
えたシートベルト装置の構成は第8図と同様ものであ
り、同一符号は同一部分を示している。
【0044】このような吸収穴142が基底部121B
に設けられたレール部材121を備えたシートベルトア
ンカ装置にあっては、スライドアンカ26の係合部27
Aが係合したいずれかの係止孔123a,123b,1
23cの係止耐力以上の衝撃力がロック部材22に加わ
った際には、操作部27の係合部27Aが吸収穴142
内の両側の突片140を同時につぶしながら隣接する係
止孔123に向かって移動して衝撃力を吸収する。
【0045】このとき、レール部材121の基底部12
1Bの上部の厚さを下部の厚さよりも大きくしたことに
よりレール部材121の上部の衝撃吸収量が下部の衝撃
吸収量よりも大きくなっており、乗員の体格に合わせて
スライドアンカ26を上下に移動させ、最適な高さにて
係合部27Aを係止孔123に係合させることに伴い、
乗員の体格に応じてその衝撃吸収量が変化する。
【0046】第4図は吸収穴の第3の態様を示す説明図
である。
【0047】この吸収穴143は、レール部材121の
基底部121Bにおいて、係止孔123a,123b及
び係止孔123cの間にそれぞれ設けられた、複数のそ
れぞれ独立した横長な長穴よりなる。この吸収穴143
を備えたシートベルトアンカ装置のその他の構成は前述
のシートベルトアンカ装置100と同様のものであり、
レール部材121の基底部121Bの上部の厚さは下部
の厚さよりも大きく、これにより、レール部材121は
上部の衝撃吸収量が下部の衝撃吸収量よりも大きいもの
となっている。また、このシートベルトアンカ装置を備
えたシートベルト装置の構成は第8図と同様ものであ
り、同一符号は同一部分を示している。
【0048】このような吸収穴143が基底部121B
に設けられたレール部材121を備えたシートベルトア
ンカ装置にあっては、スライドアンカ26の係合部27
Aが係合したいずれかの係止孔123a,123b,1
23cの係止耐力以上の衝撃力がロック部材22に加わ
った際には、操作部27の係合部27Aが吸収穴143
の周縁部分をなす片部分144を押し潰して吸収穴14
3部分に移動し、あるいは片部分144を破断して隣接
する係止孔123に向かって移動して衝撃力を吸収す
る。
【0049】このとき、レール部材121の基底部12
1Bの上部の厚さを下部の厚さよりも大きくしたことに
よりレール部材121の上部の衝撃吸収量が下部の衝撃
吸収量よりも大きくなっており、乗員の体格に合わせて
スライドアンカ26を上下に移動させ、最適な高さにて
係合部27Aを係止孔123に係合させることに伴い、
乗員の体格に応じて衝撃吸収量が変化する。
【0050】第5図は吸収穴の第4の態様を示す説明図
である。
【0051】この吸収穴145は、レール部材121の
基底部121Bにおいて、係止孔123と同形状の穴を
レール部材121の上下方向に1列に複数個穿設したも
のであり、この吸収穴145には、係止孔123と同様
の機能を持たせることができる。この吸収穴145を備
えたシートベルトアンカ装置のその他の構成は前述のシ
ートベルトアンカ装置100と同様のものであり、レー
ル部材121の基底部121Bの上部の厚さは下部の厚
さよりも大きく、これにより、レール部材121は上部
の衝撃吸収量が下部の衝撃吸収量よりも大きいものとな
っている。また、このシートベルトアンカ装置を備えた
シートベルト装置の構成は第8図と同様ものであり、同
一符号は同一部分を示している。
【0052】このような吸収穴145が基底部121B
に設けられたレール部材121を備えたシートベルトア
ンカ装置にあっては、スライドアンカ26の係合部27
Aが係合したいずれかの係止孔123a,123b,1
23cの係止耐力以上の衝撃力がロック部材22に加わ
った際には、操作部27の係合部27Aが吸収穴145
の周縁部分をなす片部分146を押し潰して吸収穴14
5部分に移動し、あるいは片部分146を破断して隣接
する係止孔123に向かって移動して衝撃力を吸収す
る。
【0053】このとき、レール部材121の基底部12
1Bの上部の厚さを下部の厚さよりも大きくしたことに
よりレール部材121の上部の衝撃吸収量が下部の衝撃
吸収量よりも大きくなっており、乗員の体格に合わせて
スライドアンカ26を上下に移動させ、最適な高さにて
係合部27Aを係止孔123に係合させることに伴い、
乗員の体格に応じて衝撃吸収量が変化する。
【0054】第6図は吸収穴の第5の態様を示す説明図
である。
【0055】この吸収穴147は、レール部材121の
基底部121Bにおいて、隣接する係止孔123同士の
間に複数個の小径の穴を多孔状に穿設したものである。
この吸収穴147を備えたシートベルトアンカ装置のそ
の他の構成は前述のシートベルトアンカ装置100と同
様のものであり、レール部材121の基底部121Bの
上部の厚さは下部の厚さよりも大きく、これにより、レ
ール部材121は上部の衝撃吸収量が下部の衝撃吸収量
よりも大きいものとなっている。また、このシートベル
トアンカ装置を備えたシートベルト装置の構成は第8図
と同様ものであり、同一符号は同一部分を示している。
【0056】このような吸収穴147が基底部121B
に設けられたレール部材121を備えたシートベルトア
ンカ装置にあっては、スライドアンカ26の係合部27
Aが係合したいずれかの係止孔123a,123b,1
23cの係止耐力以上の衝撃力がロック部材22に加わ
った際には、操作部27の係合部27Aが吸収穴147
の周縁部分をなす片部分148を押し潰し、あるいは片
部分148を破断して隣接する係止孔123に向かって
移動して衝撃力を吸収する。
【0057】このとき、レール部材121の基底部12
1Bの上部の厚さを下部の厚さよりも大きくしたことに
よりレール部材121の上部の衝撃吸収量が下部の衝撃
吸収量よりも大きくなっており、乗員の体格に合わせて
スライドアンカ26を上下に移動させ、最適な高さにて
係合部27Aを係止孔123に係合させることに伴い、
乗員の体格に応じて衝撃吸収量が変化する。
【0058】第7図は吸収穴の第6の態様を示す説明図
である。
【0059】第7図(c)に示すように、この吸収穴1
49は、レール部材121の基底部121Bに切目を入
れ、一部をレール部材121の裏側に向かって略U字状
に折曲させて、この折曲部150の前面部分に横長な長
穴を形成したものである。この吸収穴149を備えたシ
ートベルトアンカ装置のその他の構成は前述のシートベ
ルトアンカ装置100と同様のものであり、レール部材
121の基底部121Bの上部の厚さは下部の厚さより
も大きく、これにより、レール部材121は上部の衝撃
吸収量が下部の衝撃吸収量よりも大きいものとなってい
る。また、このシートベルトアンカ装置を備えたシート
ベルト装置の構成は第8図と同様ものであり、同一符号
は同一部分を示している。
【0060】このような吸収穴149が基底部121B
に設けられたレール部材121を備えたシートベルトア
ンカ装置にあっては、スライドアンカ26の係合部27
Aが係合したいずれかの係止孔123a,123b,1
23cの係止耐力以上の衝撃力がロック部材22に加わ
った際には、操作部27の係合部27Aが吸収穴149
の周縁部分をなす片部分151を押し潰し、あるいは片
部分151を破断して隣接する係止孔123に向かって
移動して衝撃力を吸収する。
【0061】このとき、レール部材121の基底部12
1Bの上部の厚さを下部の厚さよりも大きくしたことに
よりレール部材121の上部の衝撃吸収量が下部の衝撃
吸収量よりも大きくなっており、乗員の体格に合わせて
スライドアンカ26を上下に移動させ、最適な高さにて
係合部27Aを係止孔123に係合させることに伴い、
乗員の体格に応じて衝撃吸収量が変化する。次に、第2
図を参照して本発明の実施の形態について説明する。こ
の第2図は、穴幅の変化により衝撃吸収量を変化させた
レールの要部正面図である。
【0062】このシートベルトアンカ装置200(図示
略)は、前述のシートベルトアンカ装置100と同様
に、自動車のセンターピラー1(図示略)に取り付けら
れるレール部材221を備えている。このレール部材2
21の基底部221Bには、複数個の係止孔223(こ
の実施の形態においては、第2図中、223a,223
b及び223cとして示している。)が設けられてい
る。
【0063】これらの係止孔223aと係止孔223b
との間および係止孔223bと係止孔223cとの間に
は、それぞれ案内溝235aおよび案内溝235bが設
けられている。案内溝235aは係止孔223aと係止
孔223bとを連通し、案内溝235bは係止孔223
bと係止孔223cとを連通している。また、係止孔2
23cの下方には、この係止孔223cに連通する案内
溝235cが設けられている。これらの案内溝235
a,235b,235cの幅(それぞれ第2図中W
,Wで示す。)は、レール部材221の下方に配
置されたものほど大きくなるように構成されている(即
ち、W<W<W)。
【0064】案内溝235a,235b,235cの左
右両側の縁部には、それぞれ案内溝235a,235
b,235cに臨む突片236及び凹部237が交互に
設けられている。これらの案内溝235a,235b,
235c、突片236及び凹部237により、鋸歯状の
連続した凹陥部を有した吸収穴234が形成されてい
る。この吸収穴234の対面する突片236の先端面同
士の間隔は、これらの突片236が設けられている案内
溝235a,235b又は235cの間隔とほぼ等しい
ものとなっている。
【0065】このレール部材221のその他の構成は前
述のレール部材21と同様のものとなっている。また、
図示はしないが、前述のシートベルトアンカ装置20及
びシートベルトアンカ装置100と同様に、シートベル
トアンカ装置200は、ロック部材22と、操作部材2
7を有するスライドアンカ26とを備えている。
【0066】このように構成したレール部材221にあ
っては、各係止孔223a,223b及び223cの下
方に延在する吸収穴234の幅をレール部材221の下
方に配置されたものほど大きくしたことにより、レール
部材221は、上部の衝撃吸収量が下部の衝撃吸収量よ
りも大きいものとなっている。
【0067】なお、このレール部材221の基底部22
1Bは、前述の実施の形態と同様に、その上部の厚さが
下部の厚さよりも大きなものであってもよく、一様な厚
さを有したものであってもよい。
【0068】なお、前述の実施の形態では、レール部材
の衝撃吸収用穴においてその上部の厚さを下部の厚さよ
りも大きくすることによって、あるいは、この基底部に
設けられた衝撃吸収用穴の幅をレール部材の下方に配置
されたものほど大きくすることによってレール部材の上
部の衝撃吸収量を下部の衝撃吸収量よりも大きくしてい
るが、これに限られるものではなく、例えば、レール部
材の焼入れ処理の程度を上部と下部とで異ならせてレー
ル部材上部の硬さを下部の硬さよりも硬くすることなど
によりレール部材の上部の衝撃吸収量を下部の衝撃吸収
量よりも大きくしてもよい。また、突片136,140
あるいは片部分144,146,148の幅、穴14
3,145,147の大きさや形状、配置密度等をレー
ルの上部と下部とで異ならせることによりレール部材の
上部の衝撃吸収量を下部の衝撃吸収量よりも大きくして
もよい。また、これらを組み合わせてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のシートベル
トアンカ装置によると、スライドアンカの上下位置を乗
員の体格に合わせて調節することにより、乗員の体格に
応じて適切にその衝撃吸収力を変化させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)図は本発明の実施の形態に係るシートベ
ルトアンカ装置の平面図、(b)図は(a)図のB−B
線に沿う断面図、(c)図は(a)図のC−C線に沿う
断面図である。
【図2】本発明の別の実施の形態に係るシートベルトア
ンカ装置の衝撃吸収用穴を示す説明図である。
【図3】図1のシートベルトアンカ装置の衝撃吸収用穴
の第2の態様を示す説明図である。
【図4】図1のシートベルトアンカ装置の衝撃吸収用穴
の第3の態様を示す説明図である。
【図5】図1のシートベルトアンカ装置の衝撃吸収用穴
の第4の態様を示す説明図である。
【図6】図1のシートベルトアンカ装置の衝撃吸収用穴
の第5の態様を示す説明図である。
【図7】図1のシートベルトアンカ装置の衝撃吸収用穴
の第6の態様を示す説明図である。
【図8】従来例に係るシートベルトアンカ装置を備えた
シートベルト装置を示す説明図である。
【図9】図8のシートベルトアンカ装置の要部断面図で
ある。
【図10】図8のシートベルトアンカ装置のレール部材
の正面図である。
【図11】図9のレール部材とスライドアンカの断面図
である。
【符号の説明】
121 レール部材 121B 基底部 123 係止孔 134,142,143,145,147 吸収穴 135,235a,235b,235c 案内溝 136,236 突片 137,237 凹部 144,146,148 片部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に設置されるレールと、 該レールに沿って移動自在なスライドアンカと、 該レールに上下位置を異ならせて設けられた複数個の係
    止孔と、 該スライドアンカに設けられており、該係止孔に挿抜自
    在な操作部材と、 該レールの該係止孔同士の間に設けられた衝撃吸収用穴
    とを有するシートベルトアンカ装置において、 該レールの上部の衝撃吸収量を該レールの下部の衝撃吸
    収量よりも大きくしたことを特徴とするシートベルトア
    ンカ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、レールの上部の厚さ
    を下部の厚さよりも大きくすることによりレールの上部
    の衝撃吸収量をレールの下部の衝撃吸収量よりも大きく
    したことを特徴とするシートベルトアンカ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記レールの衝撃吸
    収用穴の配置及び大きさをレールの上部と下部とで異な
    らせることによりレールの上部の衝撃吸収量をレールの
    下部の衝撃吸収量よりも大きくしたことを特徴とするシ
    ートベルトアンカ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記レールの上部の
    硬さを下部の硬さよりも硬くすることによりレールの上
    部の衝撃吸収量をレールの下部の衝撃吸収量よりも大き
    くしたことを特徴とするシートベルトアンカ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、レールの上方ほど衝撃吸収量が大きいことを特徴と
    するシートベルトアンカ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007326455A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Takata Corp シートベルト位置調節装置およびこれを備えたシートベルト装置
JP2018538199A (ja) * 2015-12-23 2018-12-27 サイベックス ゲーエムベーハー 自動車座席取付用チャイルドシート

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