JP2001239810A - サイド表示付きタイヤ及びタイヤ製造用成形型 - Google Patents

サイド表示付きタイヤ及びタイヤ製造用成形型

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JP2001239810A
JP2001239810A JP2000057379A JP2000057379A JP2001239810A JP 2001239810 A JP2001239810 A JP 2001239810A JP 2000057379 A JP2000057379 A JP 2000057379A JP 2000057379 A JP2000057379 A JP 2000057379A JP 2001239810 A JP2001239810 A JP 2001239810A
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Hitoo Umemoto
仁夫 梅本
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Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤのサイド部には、ブランド名等を表示
する文字が立体的に設けられている。この文字を更に目
立たせるようにする。 【解決手段】 文字3を立体縁取り15が付された白抜
き文字とすると共に、この白抜き部分16を粗粒面とし
て形成させた。これにより文字3は、ぼやけた感じで見
て取れるようになり、そのまわりの光沢面との間でコン
トラスト差が得られるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイド表示付きタ
イヤ及びタイヤ製造用成形型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タイヤ(空気入りタイヤを言う。以下同
じ)には、そのサイド部に、タイヤサイズ、用途記号、
ブランド名(メーカー名)、タイヤネーム(商品名)等
を示す文字、通常使用時(前進時)の回転方向を示す矢
印等の記号、或いは各種図形や模様等、様々な識別子が
設けられている。これらの識別子は、多くの場合、表示
内容を理解し易く、また目に付きやすいように(目立つ
ように)するために、様々な工夫がなされている。なか
でも、ブランド名やタイヤネーム等の識別子は、タイヤ
の印象を特徴づけるものとして、特に重要とされてい
る。
【0003】そこで従来は、図11及び図12に示すよ
うに、識別子100を白抜きの立体縁取り101付き画
として設け、更にこの識別子100における立体縁取り
101内の白抜き部分102にリッジ103を設けるこ
とが行われていた。このリッジ103は、凹凸によって
設ける多数本の線状部分を互いに平行状態にして密集さ
せたもの(縦縞状又は横縞状の模様)であって、各図中
に示す矢符Xのように、この識別子100をリッジ10
3の線方向に交差する方向から見るときには、線状部分
ごとの凹凸を、その視線の裏側にできる陰影をバックと
して浮き出させるかたちとなって、これを強調して視認
できるため、結果として識別子100とその周囲との間
にコントラスト差を生じさせ、この識別子100を目立
たせるというものであった。
【0004】なお、図示は省略するが、上記とは反対
に、識別子100における立体縁取り101内の白抜き
部分102を平滑面とさせたうえで、この識別子100
を取り囲む所定範囲部分(場合によってはタイヤサイド
部に沿った周方向の帯状部分全部)にリッジ103を設
ける手法もあった。これらの手法は、特開平9−482
17号公報、特開平9−39518号公報、特開平9−
11713号公報、特開平9−2028号公報等に記載
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、識別子100を
目立たせるために採用していたリッジ103では、これ
を図11や図12中に示した矢符X方向から見る場合で
あっても、その視線がある角度(各線状部分にあって凸
となっている側部傾斜面に対してこれと正対する角度)
に一致したときには、個々の線状部分の実体とそれらの
各陰影とがピッタリと重なるために、強調視認効果が得
られなくなり、識別子100の目立ち効果は十分に得ら
れないということがあった。
【0006】また、図11及び図12中に示す矢符Yの
ように、この識別子100を見る方向とリッジ103の
線方向との成す角度が、線方向に近づけば近づくほど
(平行状態に近づくほど)、線状部分ごとの凹凸に伴う
陰影は薄く、また小面積で見えることになり、この場合
も識別子100の目立ち効果が十分に得られないという
ことがあった。本発明は、上記事情に鑑みてなされたも
のであって、識別子を見る角度に制限されることなく、
どの角度から見ても、識別子の目立ち効果を得ることが
できるサイド表示付きタイヤと、この種、サイド表示付
きタイヤを製造するためのタイヤ製造用成形型とを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は次の手段を講じた。即ち、本発明に係るサ
イド表示付きタイヤは、サイド部に、文字、記号、図
形、模様その他で表示された識別子が白抜きの立体縁取
り付き画として設けられ、この識別子における立体縁取
り内の白抜き部分が粗粒面(梨地状)に形成されてい
る。ここで「白抜き」とは色彩の白に限定するものでは
なく、この白を含めて「無地」を意味している(請求項
および以下の説明も同じ)。
【0008】また、上記識別子における立体縁取り内の
白抜き部分が平滑面に形成されていると共に、この識別
子を取り囲む所定範囲部分が粗粒面に形成されているも
のでもよい。ここにおいて立体縁取り付き画とは、一つ
の識別子としての輪郭を線状に突出したもの(これを
「立体縁取り」と言う)で縁取るようにして、この識別
子とその周囲とを明確に区別できるようになったものを
言う。従って、この識別子(立体縁取り付き画)におけ
る立体縁取りの内側は窪み状に形成されるものとなる
(この窪みを「白抜き部分」と言う)。
【0009】なお、立体縁取りの太さや突出量、及びそ
の連続性については特に限定されるものではない。例え
ば点線状に突出したものでもよい。また、白抜き部分
は、あくまでも立体縁取りの内側にできる窪みを指して
いるものであり、平滑面等を意味するものではない。こ
の白抜き部分の表面レベル(立体縁取りの上面からの深
さ)が識別子の周囲(タイヤサイド部)の表面レベルと
同じであるか否かは、何ら限定されるものではない。ま
た、上記の粗粒面とは、微小な凹凸が同密度で混在する
状態の面をはじめとして、平面を基調として微小な凸部
が散在した状態の面や、平面を基調として微小な凹部が
散在した状態の面を含めて言うものとする。
【0010】上記のような粗粒面では、それを構成する
一つ一つの粒子突起(上記した微小な凸部だけでなく微
小な凹部の内部にできる内傾斜面をも含めて言うものと
する)に反射する光がその周囲の粒子突起を照らし合う
ようになり、もってこの状態が錯綜することで個々の粒
子突起に複雑な陰影がもたらされるので、これによって
粗粒面全体として乱反射状態が生起されることになり、
結果、粗粒面全体がボカシ状に見えるようになるという
効果がある。従って、このような粗粒面を識別子におけ
る立体縁取り内の白抜き部分又は識別子を取り囲む所定
範囲部分のういち、いずれか一方に設けるようにする
と、識別子とその周囲との間に光沢の差に伴うコントラ
スト差を生じさせ、この識別子を目立たせることができ
るものである。
【0011】そして、このような粗粒面では、光の当た
る角度がどのように変化しようとも、各粒子突起による
乱反射状態は多少の条件を変えながらも常に生起してい
る状態になるので、識別子をどの角度から見るとしても
(識別子を真正面から見る場合を含む)、その目立ち効
果を確実に得ることができるということになる。なお、
粗粒面は、セレーション模様とのオーバラップとして形
成することもで、また、その表面粗さは50μm以上
(粗いもの)とするのが効果的であることが、各種実験
により確かめられている。勿論、粗すぎることは好まし
くないが、特にその上限は限定されるものではない。
【0012】一方、本発明に係るタイヤ製造用成形型で
は、文字、記号、図形、模様その他で表示する識別子を
タイヤサイド部に付与可能にする識別子形成部が成形面
に対して所定配置で設けられて成るものであって、上記
識別子形成部は、タイヤサイド部に付与する表示を白抜
きの立体縁取り付き画として形成可能になっていると共
に、この識別子における立体縁取り内の白抜き部分又は
識別子を取り囲む所定範囲部分のうち一方を、粗粒面に
形成可能になっている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。図7は、本発明に係るサイド表示
付きタイヤ1としての適用例(チューブレスタイプの空
気入りラジアルタイヤ)を示す全体図であって、このタ
イヤ1のサイド部2には、その周方向に沿って各種の識
別子が設けられている。例えば、その一例を説明する
と、ブランド名を文字で表示した識別子3、タイヤネー
ムを文字で表示した識別子4、通常使用時(前進時)の
回転方向を矢印型記号で表示した識別子5、周方向に沿
った区画線として表示した識別子6,7等の各種の識別
子がある。また、図示は省略するが、径方向内側の区画
線として表示した識別子7よりも径方向内側(ビード部
10に沿った部分)には、タイヤサイズ、プライ数、製
造国等を文字や記号等で表示した識別子が設けられてい
る。
【0014】そして、このようなサイド部2は、タイヤ
1としての表裏面間で同じとなっている(なお、回転方
向を矢印型記号で表示した識別子5に関しては、当然の
ことながらタイヤ1のトレッド部12に対して共通の回
転方向を指示すべく、相対逆向きとなっている)。これ
らの識別子のうち、特に目立ち効果を要請されているも
のの例として、ブランド名を文字で表示した識別子3の
頭文字(「F」を図案化したもの)について、以下の説
明を行う。
【0015】図1は、本発明の第1実施形態を示してい
る。この第1実施形態の識別子3は、白抜きの立体縁取
り15が付けられた画体(立体縁取り付き画)として設
けられている。なお、「F」の文字形体としての上から
2段目の横一文字部3Aが、これを除いた鉤型の本体部
分3Bに上書きされるようなかたちのデザインとされて
いる。そして、これに伴って、この本体部分3Bに独自
に付された立体縁取り15Bの縦向き部分の上下中間部
を、横一文字部3Aに独自に設けられた立体縁取り15
Aの横向き部分が横切る(分断する)ようになってい
る。
【0016】そして、このような画体構成とされた識別
子3において、横一文字部3Aにおける立体縁取り15
A内の白抜き部分16A、及び本体部分3Bにおける立
体縁取り15B内の白抜き部分16Bが、いずれも粗粒
面として形成されている。なお、識別子3(3A,3
B)を取り囲む部分、すなわちタイヤ1としてのサイド
部2は平滑面として形成されている。これら両白抜き部
分16(16A,16B)に形成された粗粒面は、図示
は省略するが、微小な凹凸が略同密度で混在する状態の
面とされており、その表面粗さは50μm以上の(粗め
の)ものとされている。
【0017】従って、これら粗粒面では、微小な凸部で
ある粒子突起を要因として面全体が乱反射を起こす状態
となり、両白抜き部分16(16A,16B)の全域
(識別子3としての略全体)がボカシ状に見えるように
なるので、このボカシ状態の識別子3とその周囲の光沢
面との間に明確なコントラスト差が生じ、もって識別子
3がひときわ目立つようになる。このような識別子3の
目立ち効果は、識別子3をどの角度から見るときにも得
られるものである。
【0018】図2は、本発明の第2実施形態を示してい
る。この第2実施形態の識別子3でも、横一文字部3A
における立体縁取り15A内の白抜き部分16A、及び
本体部分3Bにおける立体縁取り15B内の白抜き部分
16Bのいずれもが、粗粒面として形成されている。但
し、上記第1実施形態とは異なり、横一文字部3Aにお
ける立体縁取り15A内の白抜き部分16A、及び本体
部分3Bにおける立体縁取り15B内の白抜き部分16
Bのいずれもが、粗粒面と、縦縞状のセレーション模様
とのオーバラップとして形成されている。
【0019】このようにすることにより、識別子3を図
2の左右方向から見たとき、即ち、タイヤ1のサイド部
2をその周方向(回転方向)に沿って見たときに、識別
子3がより強調されて、視認できるものとなっている。
図3は、本発明の第3実施形態を示している。この第3
実施形態の識別子3でも、横一文字部3Aにおける立体
縁取り15A内の白抜き部分16A、及び本体部分3B
における立体縁取り15B内の白抜き部分16Bのいず
れもが、粗粒面として形成され、且つこれらが縦縞状の
セレーション模様とのオーバラップとして形成されてい
る。
【0020】但し、上記第2実施形態とは異なり、横一
文字部3Aにおける立体縁取り15A内の白抜き部分1
6Aに設けられたセレーション模様は、本体部分3Bに
おける立体縁取り15B内の白抜き部分16Bに設けら
れたセレーション模様に比べて、ピッチの細かいものと
されている。従って、これを見る者に一種のアクセント
感を与えられるようになっている。このような一つの識
別子3の中でのアクセント違いを生じさせる手法として
は、他にも種々のものが考えられる。
【0021】例えば、図4に示した本発明の第4実施例
もその一つであり、本体部分3Bにおける立体縁取り1
5B内の白抜き部分16Bに設けられたセレーション模
様が縦縞状であるのに対し、横一文字部3Aにおける立
体縁取り15A内の白抜き部分16Aに設けられたセレ
ーション模様は、横縞状とされている。図5は、本発明
の第5実施形態を示している。この第5実施形態は、上
記した第1乃至第4実施形態とは粗粒面の設け方が異な
るもので、識別子3において、横一文字部3Aにおける
立体縁取り15A内の白抜き部分16Aも、また本体部
分3Bにおける立体縁取り15B内の白抜き部分16B
も、共に平滑面に形成されており、これに代わって識別
子3(3A,3B)の全体を取り囲む所定範囲部分17
が、粗粒面として形成されているものである。
【0022】このようにしても、粗粒面による乱反射状
態を起因として識別子3とその周囲との間で明確なコン
トラスト差が生じ(ただ、本第5実施形態の場合は識別
子3の周囲の所定範囲部分17がボカシ状態で、識別子
3の白抜き部分16が光沢面になるという、作用的な反
転がある)、もって識別子3がひときわ目立つという効
果が得られるものである。また、このような識別子3の
目立ち効果は、識別子3をどの角度から見るときにも得
られるものである。
【0023】なお、識別子3(3A,3B)の全体を取
り囲む所定範囲部分17は、タイヤサイド部2の全周面
としてもよいし、その一部面だけでもよい。図6は、本
発明の第6実施形態を示している。この第6実施形態
も、上記第5実施形態と同様に、識別子3において、横
一文字部3Aにおける立体縁取り15A内の白抜き部分
16Aも、また本体部分3Bにおける立体縁取り15B
内の白抜き部分16Bも、共に平滑面に形成されてお
り、これに代わって識別子3(3A,3B)の全体を取
り囲む所定範囲部分17が、粗粒面として形成されてい
るものである。
【0024】そして、そのうえで、これら粗粒面が縦縞
状のセレーション模様とのオーバラップとして形成され
たものである。従って、識別子3を図6の左右方向から
見たとき、即ち、タイヤ1のサイド部2をその周方向
(回転方向)に沿って見たときに、識別子3がより強調
されて、視認できるものとなっている。このような第1
乃至第6実施形態の識別子3を具備するタイヤ1を製造
するには、その加硫工程で図8に示すような上型50、
下型51を有する成形型52や、図9に示すような上型
50、下型51及びセグメント53を有する成形型54
(加硫型)を使用するが、これらの成形型52,54で
は、タイヤサイド部2を成形する上型50及び下型51
の各成形面(各図の矢符Sで示す部分)に対して、それ
ぞれ所定配置で、図10に示すように上記識別子3等を
付与可能にする識別子形成部57,58が設けられてい
る。
【0025】そして、これら識別子形成部57,58
は、識別子3等として白抜きの立体縁取り付き画に形成
すべく、立体縁取り15に対応する成形溝(図示略)を
具備したものとなっている。また同時に、これら識別子
形成部57,58は、識別子3等における立体縁取り1
5内の白抜き部分16又は識別子3等を取り囲む所定範
囲部分17のうち一方を、粗粒面に形成すべく、成形面
が粗粒反転面(図示略)として形成されている。このよ
うに成形面を粗粒反転面にするには、シボ加工又はショ
ットブラスト法を採用すればよいものである。
【0026】ところで、本発明は、上記各実施形態に限
定されるものではなく、実施の状況に応じて各部の寸法
的及び形状的な変更や、材質的な変更等が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係るサイド表示付きタイヤでは、識別子を白抜きの立体
縁取り付き画としたうえで、この識別子における立体縁
取り内の白抜き部分又は識別子を取り囲む所定範囲部分
のうち、いずれか一方を粗粒面に形成しているので、こ
の粗粒面をボカシ状に見せられるものとなり、結果とし
て、識別子とその周囲との間に光沢の差に伴うコントラ
スト差を生じさせ、この識別子を目立たせることができ
るものである。
【0028】そして、この目立ち効果は、識別子をどの
角度から見るとしても確実に得られるものとなってい
る。一方、本発明に係るタイヤ製造用成形型によって、
上記のような識別子を目立たせたタイヤを製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサイド表示付きタイヤの第1実施
形態を示す要部拡大図である。
【図2】本発明に係るサイド表示付きタイヤの第2実施
形態を示す要部拡大図である。
【図3】本発明に係るサイド表示付きタイヤの第3実施
形態を示す要部拡大図である。
【図4】本発明に係るサイド表示付きタイヤの第4実施
形態を示す要部拡大図である。
【図5】本発明に係るサイド表示付きタイヤの第5実施
形態を示す要部拡大図である。
【図6】本発明に係るサイド表示付きタイヤの第6実施
形態を示す要部拡大図である。
【図7】本発明を適用可能なサイド表示付きタイヤを示
す側面図である。
【図8】本発明を適用可能なタイヤ製造用成形型の一例
を示す要部断面図である。
【図9】図8とは別例のタイヤ製造用成形型の一例を示
す要部断面図である。
【図10】図8又は図9の矢符S部に対応する拡大断面
図である。
【図11】従来のサイド表示付きタイヤに設けられてい
る識別子の一例を示す要部拡大図である。
【図12】図11のA−A線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ 2 サイド部 3 識別子 15 立体縁取り 16 白抜き部 17 識別子を取り囲む所定範囲部分 52 成形型 54 成形型 57 識別子形成部 58 識別子形成部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:24 B29K 105:24 B29L 30:00 B29L 30:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイド部(2)に、文字、記号、図形、
    模様その他で表示された識別子(3)が白抜きの立体縁
    取り(15)付き画として設けられ、該識別子(3)に
    おける立体縁取り(15)内の白抜き部分(16)が粗
    粒面に形成されていることを特徴とするサイド表示付き
    タイヤ。
  2. 【請求項2】 サイド部(2)に、文字、記号、図形、
    模様その他で表示された識別子(3)が白抜きの立体縁
    取り(15)付き画として設けられ、該識別子(3)に
    おける立体縁取り(15)内の白抜き部分(16)が平
    滑面に形成されていると共に、該識別子(3)を取り囲
    む所定範囲部分(17)が粗粒面に形成されていること
    を特徴とするサイド表示付きタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記粗粒面は、セレーション模様とのオ
    ーバラップとして形成されていることを特徴とする特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のサイド表示付きタイ
    ヤ。
  4. 【請求項4】 前記粗粒面は、表面粗さが50μm以上
    であることを特徴とする特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載のサイド表示付きタイヤ。
  5. 【請求項5】 文字、記号、図形、模様その他で表示す
    る識別子(3)をタイヤサイド部(2)に付与可能にす
    る識別子形成部(57,58)が成形面に対して所定配
    置で設けられて成るタイヤ製造用成形型において、上記
    識別子形成部(57,58)は、タイヤサイド部(2)
    に付与する表示を白抜きの立体縁取り(15)付き画と
    して形成可能になっていると共に、該識別子(3)にお
    ける立体縁取り(15)内の白抜き部分(16)又は識
    別子(3)を取り囲む所定範囲部分(17)のうち一方
    を粗粒面に形成可能になっていることを特徴とするタイ
    ヤ製造用成形型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7464739B2 (en) * 2005-06-10 2008-12-16 Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. Pneumatic tire
JP2015529170A (ja) * 2012-09-12 2015-10-05 コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン 複数個の空所を含むハイコントラストパターンを有するタイヤ

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