JP2001238845A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】食器に水滴跡が付着するのを効率よく防止し、
かつ洗浄力も向上させる食器洗浄機を提供する。 【解決手段】食器類の洗浄もしくはすすぎに用いる給水
を軟水化する軟水化手段171と該軟水化手段171の
軟水化能力を再生する再生手段172とを有する第一の
軟水化装置17を、給水配管14の途中に設け、制御回
路部19は、最終のすすぎ工程を行なう前に、再生手段
172で軟水化手段171の軟水化能力を再生させ、最
終のすすぎ工程時に軟水化能力が再生した軟水化手段1
71で給水を軟水化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも食器の
洗浄工程とすすぎ工程を有する食器洗浄機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】食器を良好に運転、即ち効果的な洗浄、
少ない洗剤量、仕上がり時の輝きを得るには、硬度成分
の少ない軟水を利用した方がよい。
【0003】一般に、食器洗浄機において軟水が最も効
力を発揮するのは、すすぎ工程時の利用であり、すすぎ
時に軟水で食器類をすすぎ、その後乾燥させることによ
り、ガラスコップ等へ付着する水滴跡をなくし、輝きの
あるきれいな食器類を得ることができる。
【0004】これは、水の硬度が高いと、その硬度成分
であるカルシウムイオンやマグネシウムイオンが食器や
ガラスコップの食べ物等のかすの油分と結合し、見えな
い皮膜を作り、そこに汚れが付着したりするが、硬度成
分を除去した軟水では、それが生じないためである。
【0005】また、洗浄工程時に軟水を利用すると、洗
剤と硬度成分とが結合してできる金属石鹸(石鹸かす)
が減少し、洗剤を効率よく利用できるので、洗浄効率が
向上するという利点もある。
【0006】軟水化した水を利用する食器洗浄機に関す
る従来技術として、特開平4-161130号公報、および特開
平6-91260号公報がある。
【0007】特開平4-161130号公報では、水道水を利用
する第一すすぎ工程と軟水を利用する第二すすぎ工程を
設け、すすぎ工程を予め選択できるようにしている。
【0008】一方、特開平6-91260号公報では、蒸気発
生装置として、給水配管にイオン交換樹脂を設け、樹脂
再生には電気分解で得られた再生水を利用しており、食
器洗浄機等にも使えるとしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の特開平
4-161130号公報では、被洗浄物の種類によって、すすぎ
時に軟水を使用する場合と使用しない場合を選択するよ
うになっており、軟水器の再生回数を少なくできるとし
ているが、軟水器は食器洗浄機内臓式ではなく、給湯機
前に取り付ける外付け式であり、加熱ガスバーナや熱交
換器を有し、配管系が複雑になるという問題点がある。
また、軟水はすすぎ専用水で、洗浄時には使わない構成
である。
【0010】一方、特開平6-91260号公報では、給水配
管にイオン交換樹脂を設け、その再生には電気分解で陽
極側に得られた酸性水を利用しており、塩水の補給が不
要で連続的に軟水を供給できるとしているが、電気分解
で陰極側に得られた水は全て排水パイプを介して捨てら
れることになり、無駄水が多くなるという問題点があ
る。またコストやコンパクト性でやや不利になることも
懸念される。
【0011】本発明の目的は、食器に水滴跡が付着する
のを効率よく防止し、かつ洗浄力も向上させる食器洗浄
機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における食器洗浄機の特徴とするところは、
食器類の洗浄もしくはすすぎに用いる給水を軟水化する
軟水化手段と該軟水化手段の軟水化能力を再生する再生
手段とを有する第一の軟水化装置を、給水配管の途中に
設け、制御回路部は、最終のすすぎ工程を行なう前に、
再生手段で軟水化手段の軟水化能力を再生させ、最終の
すすぎ工程時に軟水化能力が再生した軟水化手段で給水
を軟水化させることにある。
【0013】具体的には本発明は次に掲げる洗浄機を提
供する。本発明は、食器類を収納する洗浄槽と、該洗浄
槽に前記食器類の洗浄もしくはすすぎに用いる給水を供
給する給水配管と、前記洗浄槽に供給された水を循環さ
せる循環配管と、前記洗浄および前記すすぎの工程を制
御する制御回路部とを有する食器洗浄機において、前記
給水を軟水化する軟水化手段と該軟水化手段の軟水化能
力を再生する再生手段とを有する第一の軟水化装置を、
前記食器洗浄機内の前記給水配管の途中に設け、前記制
御回路部は、最終のすすぎ工程を行なう前に、前記再生
手段で前記軟水化手段の軟水化能力を再生させ、前記最
終のすすぎ工程時に前記軟水化能力が再生した前記軟水
化手段で前記給水を軟水化させることを特徴とする食器
洗浄機を提供する。
【0014】即ち、食器洗浄機において、軟水が最も効
力を発揮するのは最終すすぎ工程時の利用であり、最終
すすぎ時に軟水で食器類をすすぎ、その後乾燥させるこ
とにより、ガラスコップ等へ付着する水滴跡をなくし、
輝きのあるきれいな食器類を得ることができる。このた
め、最終すすぎ工程に入る直前に、毎回、再生手段で軟
水化手段の軟水化能力を再生し、再生直後の最も効力の
ある軟水を最終すすぎ工程で利用するようにしている。
【0015】好ましくは、前記最終のすすぎ工程時に使
用した前記軟水化手段をそのままの状態で保持し、次回
の洗浄工程時および/またはすすぎ工程時に、前記保持
した軟水化手段で、引き続き給水を軟水化させる。
【0016】これにより、洗浄工程時および/またはす
すぎ工程時にも、最終すすぎ工程時に引き続いて軟水を
利用できるので、洗浄効率向上等にもつながる。
【0017】また、好ましくは、前記食器洗浄機内の前
記循環配管の途中に、前記循環水を軟水化する第二の軟
水化装置を設ける。
【0018】これにより、食器洗浄機内を循環する水が
軟水化され、軟水効果を一層高めることができる。
【0019】また、好ましくは、前記第一の軟水化装置
で前記給水を軟水化する部材は、前記第一の軟水化装置
の容器内に収納されたイオン交換機能材であり、前記第
二の軟水化装置で前記循環水を軟水化する部材は、前記
循環配管外壁周囲に装着された永久磁石である。
【0020】即ち、第一の軟水化装置は、給水が一度し
か通過しないので軟水化効率の良い軟水化部材が望まし
く、配管に連結した容器内に収納されて給水が直接接触
するイオン交換機能材等で構成すればよい。一方、第二
の軟水化装置は、何回も通過する循環水途中に設けられ
るので、効率が若干悪くても残さや汚れに影響され難い
軟水化部材が望ましく、配管外壁周囲に装着されて循環
水が直接接触しない永久磁石等で構成すればよい。
【0021】また、好ましくは、前記第一の軟水化装置
の容器は、前記イオン交換機能材が収納された第2の部
屋と、該第2の部屋の上部に直接設けられ前記イオン交
換機能材の軟水化能力を再生させる再生剤が収められた
第1の部屋とを有する。
【0022】このように、第1の部屋と第2の部屋は別
の配管系を有することなく連結して一体化されている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態例に
係る食器洗浄機を、食器洗い乾燥機を例にとって説明す
る。ここで、本発明で対象とする食器洗い乾燥機(食器
洗浄機)は、家庭のシステムキッチン等の上に置かれ
る、いわゆる「家庭用卓上型食器洗い乾燥機」でもよい
し、該システムキッチン内等に埋め込まれる、いわゆる
「ビルトイン型食器洗い乾燥機」でもよいし、さらに
は、もっと大容量の「業務用食器洗い乾燥機」等であっ
てもよい。
【0024】図1は、本発明の一実施の形態例に係わる
ビルトイン型の食器洗い乾燥機1の縦側面断面図で、内
部に洗浄槽3が配置された箱型の外枠2を有している。
食器洗い乾燥機1は、洗浄・すすぎ(洗浄機)と乾燥
(乾燥機)のすべての機能を具備している。
【0025】4はドアである。洗浄槽3の下部には食器
収納用のかご5が着脱自在に配置されている。洗浄槽3
の下方には循環ポンプ8が配置されており、循環ポンプ
8はモータ9により駆動される。食器収納用のかご5の
下部には、中央部を中心として回転するアームノズル1
0が配置されており、その上面には複数個の小孔10a
が設けられている。
【0026】また、ドア4の下方にはコントロールパネ
ル11が配置され、洗浄槽3の底部に配置された水溜部
12には洗浄水やすすぎ水が循環する循環配管13が連
結されている。14は給水配管、15は水道水の蛇口等
に連結する水栓である。ここで、14および15は、温
水を供給する給湯配管や給湯機に連結する水栓であって
もよい。
【0027】ここで、上記構成よりなる食器洗い乾燥機
1の洗浄、すすぎ、乾燥工程について、概略を説明す
る。
【0028】まず、洗浄工程では、電磁弁に通電して給
水配管14を介して洗浄槽3に洗浄水を供給し、ヒータ
に通電した状態でポンプ8のモータ9に通電し、水溜部
12より洗浄水を吸い込み、循環配管13を循環するこ
とによって加熱され、ポンプ吐出口からアームノズル1
0内に供給される。
【0029】そして、アームノズル10から食器収納用
のかご5上の食器に圧力の高い洗浄水を直接噴射し、該
食器に付着している汚れを剥離、分散させる。一定時間
洗浄後、モータ9及びヒータへの通電を停止して洗浄工
程を終了し、排水ポンプに通電して洗浄槽3内の洗浄水
を機外に排出させる。
【0030】次のすすぎ工程は、前記洗浄工程と同じ動
作を数回繰り返し行う。なお、このとき、すすぎは2回
以上連続して行われる場合が多く、ヒータへの通電は温
水すすぎ工程時のみ行われる。一般には、最後の温水す
すぎが「最終すすぎ工程」となる。このため、本発明で
は、複数回のすすぎ工程の内、一番最後のすすぎ工程を
「最終すすぎ工程」と呼ぶことにする。
【0031】最後の乾燥工程は、送風ユニット16に通
電して送風ファンを回転させ、洗浄槽3の下方に配置さ
れている送風ダクト、温風流路を介して洗浄槽3に温風
を送風する。該温風により洗浄槽3や食器等に付着して
いる水滴や残水を水蒸気に変え、排気口を介して機外に
排気される。一定時間乾燥工程が行われたならば、一連
の食器洗い乾燥機の運転を終了する。
【0032】次に、図1以降の実施の形態例を用いて、
本発明の構造とその動作を説明する。まず、構造では、
17は給水配管14の途中に設けた第一の軟水化装置、
18は循環配管13の途中に設けた第ニの軟水化装置で
あり、19はそれらの制御回路部である。
【0033】第一の軟水化装置17は、給水を軟水化す
る軟水化手段171と、軟水化手段171の軟水化能力
を再生する再生手段172とで構成されている。軟水化
手段は、食器洗浄機内の給水配管14に連結した容器内
に収納され、供給水が直接接触するイオン交換機能材で
あり、第二の軟水化装置18は、循環配管13外壁周囲
に装着され、循環水が直接接触することのない永久磁石
である。ここで、イオン交換機能材は陽イオン交換樹脂
等で構成すればよい。
【0034】図2は、図1の配管系の系統図で、洗浄槽
3の上部に示した第一の軟水化装置17に関係する配管
系では、21は軟水弁、22は再生弁であり、24は洗
浄槽に供給される軟水、25は再生水を表している。こ
こで、2つの弁21と22は電磁開閉弁等で構成され、
別々のものでもよいが、一体化されていてもよい。
【0035】図3は、第一の軟水化装置17の詳細断面
図で、給水を軟水化する軟水化手段171と、軟水化手
段171の軟水化能力を再生する再生手段172とに分
けられる。30は容器100内に収納される陽イオン交
換樹脂である。第一の軟水化装置17の容器100は、
陽イオン交換樹脂30を収めた第2の部屋26と、陽イ
オン交換樹脂30の上部に陽イオン交換樹脂30の軟水
化能力を再生させる再生剤である塩32を収める第1の
部屋27から構成されており、該第1の部屋27と第2
の部屋26は別の配管系を有することなく連結されて、
一体化している。
【0036】第1の部屋27と第2の部屋26との途中
には、フィルタ31および逆止弁29が備えられてい
る。フィルタ31のうち、31aは塩粒漏洩防止フィル
タであり、31bは陽イオン交換樹脂30への異物混入
や陽イオン交換樹脂30の漏洩を防止するメッシュフィ
ルタである。陽イオン交換樹脂30の2つのメッシュフ
ィルタ31bの上部と下部とに空間を設けるのは、陽イ
オン交換樹脂30の一部にのみ給水が流れるのを防止
し、陽イオン交換樹脂30全体に均一に給水を流し、効
率よくイオン交換させるためである。
【0037】ここで、陽イオン交換樹脂30としては、
ナトリウム型強酸性陽イオン交換樹脂等が用いられ、形
状はビーズ状や繊維状等でよい。イオン交換性能を良く
するには、たとえばビーズでは、ビーズ径が小さいほど
同じ容量でも表面積を多くとることができるので、径は
0.1から0.3mm程度または、それ以下が最も望まし
いが、0.5から1mm程度または、それ以上であって
も差し支えない。なお、ビーズ径が細かいと、水の圧力
損失増加につながるので、必要表面積と圧力損失等を考
慮し、最適なビーズ径を選ぶことが必要である。
【0038】また、交換性能を良くするには、樹脂量
(ビーズの容量)は当然多い方がよいが、食器洗い乾燥
機1に内蔵することを考えるとあまり多くはできず、5
0から200ミリリットル程度が望ましく、より望まし
くは100ミリリットル程度である。なお、システムキ
ッチン等にビルトインタイプで設置される大容量の食器
洗い乾燥機であれば、さらに多くても差し支えない。
【0039】このように陽イオン交換樹脂30を選定す
ることにより、たとえば硬度50ppm(日本全国の略
平均硬度)の給水を硬度10ppm以下の軟水に変化さ
せることができ、水量を調節することにより硬度がゼロ
に近い理想的な軟水も得ることが可能である。なお、こ
こで、陽イオン交換樹脂30はイオン交換機能を有する
材料であれば何でもよく、本発明の機能材としては、特
に樹脂に限る必要はない。
【0040】図4は、第一の軟水化装置17の容器10
0の形状例を示す外観斜視図で、該容器100は円筒状
容器100aと食器洗い乾燥機1の露出面から容易に開
閉できる容器蓋100bで構成されている。
【0041】容器蓋100bは円筒状容器100aに嵌
合する形で固定されているが、塩32の投入時等には簡
単に取り外しができるようになっている。ここで、容器
蓋100bには水圧が加わらないので、アクリル樹脂等
の透明な部材とし、内部の塩32の残量が容易に確認で
きるようになっていてもよい。
【0042】また、33は軟水24用の軟水流入管、3
4は再生水25用の再生水流入管、35は軟水流出管、
36は再生水流出管である。ここで、容器100は円筒
状に限る必要はなく、箱状であっても、任意形状であっ
ても何ら差し支えない。
【0043】図5は、軟水化運転制御パターンの一例で
あり、図1から図4の実施の形態例を用いて動作原理を
説明する。本発明の特徴は、常に最終すすぎ工程時に最
も効力のある再生直後の十分に性能回復した陽イオン交
換樹脂30を利用する構成となっていることである。こ
のため、基本的に、陽イオン交換樹脂30の再生は、常
に最終すすぎ工程直前に毎回行われる。
【0044】まず、食器洗い乾燥機1の設置後に、使用
者が、図4に示す円筒状容器100aの蓋100bを開
け、再生剤である塩32を第1の部屋27に投入する。
容器蓋100bは、図1に示す食器洗い乾燥機1の外表
面、たとえば上面から容易に取り外すことができるよう
になっている。
【0045】容器100の大きさにもよるが、第1の部
屋27に貯えておくための塩の投入量は、最低1回再生
分量でもよいし、数回再生分量でもよい。また、1週間
分または1ヶ月分まとめて投入しておいても差し支えな
い。1回再生分量のみ投入の場合は、食器洗い乾燥機1
を利用するたびに、塩を洗剤と同様、毎回投入すること
になる。1回再生分量としては、塩15〜30g程度で
よい。
【0046】次に、図5に示すように、第1回目(初
回;図5では片付け1に相当)の食器片付け時の洗浄工
程時には、図2及び図3の再生弁22を閉じ、軟水弁2
1を開くことにより新しい第一の軟水化装置17により
軟水化(軟水化X1)された洗浄用の軟水24が洗浄槽
3に供給され、食器等の洗浄が行われる。
【0047】次のすすぎ工程時の給水も同様で、軟水弁
21を開くことにより軟水化(軟水化X2)されたすす
ぎ用の軟水24が洗浄槽3に供給され、洗浄後の食器等
のすすぎが行われる。
【0048】そして、すすぎ工程の最後である最終すす
ぎ工程時の軟水化A1(43a)は、すすぎ水が洗浄槽
3に供給された後のすすぎ工程中、或いはすすぎ工程終
了直後に行われる再生A(38a)の直後に行われ、毎
回、最も効力のある陽イオン交換樹脂30が最終すすぎ
工程時の給水の軟水化に利用されるようになっている。
【0049】さらに、2回目(次回)の食器片付けで
は、1回目の食器片付けの最終すすぎ工程時の軟水化A
1(43a)で利用した陽イオン交換樹脂30をそのま
まの状態で保持し、そのまま洗浄工程時の軟水化A2
(43b)、および/または、すすぎ工程時の軟水化A
3(43c)の給水の軟水化に利用される。
【0050】そして、すすぎ工程時の軟水化A3(43
c)の直後に、最終すすぎ工程時の軟水化B1に用いる
陽イオン交換樹脂30の軟水化能力の再生Bが行われ、
軟水化性能が十分に回復させられる。
【0051】以下、同様の運転制御パターンが繰り返さ
れ、再生直後の最も効力の高い第一の軟水化装置17に
より、まず最終すすぎ工程時の軟水化が最優先で行わ
れ、続いて次回の洗浄工程時および/またはすすぎ工程
時の軟水化が順次行われる。ここで、本発明では、最初
の塩32の投入以外、つまり軟水化及び再生は、制御回
路部19等によりすべて自動的に行われる。
【0052】ここで、軟水化の場合、図3に示すよう
に、給水14は軟水弁21から第一の軟水化装置17の
容器100の下部から第2の部屋26に流入し、第2の
部屋26内の陽イオン交換樹脂30を下方から上方に向
かって細かいすきまを通過し、給水は軟水化されて軟水
24となって洗浄槽3に供給される。この時、逆止弁2
9は軟水24の水圧によって上方の隔壁28に押し付け
られ「閉」状態になっているが、給水が止まると大気圧
に戻るため逆止弁29を構成するボールは自重で落ち、
「開」状態になる。
【0053】ここでいう水道水等の給水の軟水化は、給
水中に含まれる硬度成分であるカルシウムイオンやマグ
ネシウムイオンが陽イオン交換樹脂30のナトリウムイ
オンと置き換わることにより、カルシウムイオンやマグ
ネシウムイオンが給水から除去されることで、軟水24
はカルシウムイオンやマグネシウムイオン等硬度成分の
非常に少ない、いわゆる軟水となる。本発明では、望ま
しくは硬度成分零(硬度ゼロ)の軟水にすることであ
り、より望ましくは水道水の供給流量を毎分10から1
5リットル確保して硬度成分が零に近い軟水を得ること
である。
【0054】そして、最終すすぎ工程時に軟水で食器類
をすすぎ、その後の乾燥工程で乾燥させることにより、
ガラスコップ等へ付着する水滴跡(湯あかや水あか、ウ
ォータースポット等)をなくし、輝きのあるきれいな食
器類を得ることができる。
【0055】また、再生の場合、図3に示すように、軟
水弁21を閉じ、再生弁22を開くことにより給水配管
14を介して給水が容器100内の第1の部屋27に注
水供給され、塩32と勢いよく混合して塩を溶解し、再
生水25として供給される。この時、逆止弁29は自重
で落ちて開いており、塩水となった再生水25は逆止弁
29を介して第2の部屋26の陽イオン交換樹脂30中
に落下流入し、その後、容器100の下部から排水され
る。該排水は洗浄水等の排水配管に接続されており、食
器洗い乾燥機1の排水として処理される。
【0056】再生水25が陽イオン交換樹脂30中を通
過する間に、今度は、該陽イオン交換樹脂30に吸着さ
れたカルシウムイオンやマグネシウムイオンが再生水2
5中のナトリウムイオンと置き換わり、陽イオン交換樹
脂30からカルシウムイオンやマグネシウムイオンが除
去されて排水に混ざって捨てられる。再生に用いる塩3
2は、一般家庭で使われる塩、食塩等でよい。
【0057】以上の食器洗い乾燥機において、洗浄工程
やすすぎ工程がそれぞれ2回以上行われる場合でも、本
発明では、再生直後の第一の軟水化装置17の軟水化手
段171により、まず最終すすぎ工程時の軟水化を最優
先で行い、軟水化手段171をそのままの状態で保持
し、次回の数回以上行われる洗浄工程およびすすぎ工程
時の軟水化に、保持された軟水化手段171を引き続い
て利用すればよい。
【0058】一方、図6は、第二の軟水化装置18の断
面図で、39は循環水、13は循環配管であり、図1の
洗浄槽3の下部に設けられている。配管系は図2の洗浄
槽3の下部に示す如く構成で、洗浄槽3から流出した循
環水39は、循環ポンプ8によって該循環配管13を通
り、第二の軟水化装置18を経由して、再び洗浄槽3に
流入する循環系を構成する。
【0059】図6に戻り、40と41は永久磁石で、そ
れぞれN極とS極を構成しており、第二の軟水化装置1
8は磁化(磁気処理)により水を軟水化させる原理を利
用している。つまり、循環水39が、第二の軟水化装置
18である磁石40、41の磁場中を垂直に勢いよく通
過する間に、循環配管13中にできる磁場作用によっ
て、水中に含まれる水溶性のカルシウムイオン等が不溶
性の結晶となって析出され、該結晶を含有する水はもは
や軟水に近い性状を示し、前記と同様の軟水効果を示す
ことになる。
【0060】しかし、一般に、永久磁石による磁気処理
は軟水化の効率が悪いため、本発明では循環水39に利
用し、何度も該磁石40、41内を通過させることによ
り、徐々に循環水を軟水化させようとするものである。
【0061】また、使用状況によっては、循環水39に
食器類等から出た食べ物かす等の異物が混じって流れて
いる場合があるが、本第二の軟水化装置18では、永久
磁石40,41を循環配管13の外壁周囲に装着するた
め、該磁石が内部の循環水39に直接接触することはな
いため、循環水39に異物等が混入していても、何ら問
題はない。
【0062】これに対し、前述の第一の軟水化装置17
では、水が直接、陽イオン交換樹脂30に接触するた
め、水に異物等が混入していると目詰まり等の問題が生
じるので、該循環水39には利用できない。ただし、軟
水化の効率が非常に優れているため、水が一度通過する
だけでも十分な軟水化が行われるので、本発明の如く給
水に用いるのは、最も望ましい使い方である。
【0063】ここで、図3から図5に示した第一の軟水
化装置17と、図6に示した第ニの軟水化装置18は、
それぞれ別個に用いてもよいが、図1のように両方を併
用してもよい。この使い方の説明は、図10で後述す
る。
【0064】かくして、第一の軟水化装置17および/
または第ニの軟水化装置18により、効率よく軟水化さ
れた水を最終すすぎ水に用いることにより、図7の比較
で示す如く、ガラスコップ43へ付着する水滴跡44を
なくし、輝きのあるきれいな食器を提供することができ
る。
【0065】図7に、左図が従来の水道水で最終すすぎ
を行ったガラスコップ43を、右が本発明の軟水で最終
すすぎを行ったガラスコップ43を示している。
【0066】図8は、第ニの軟水化装置18の他の実施
の形態例で、図6との相違点は、N/S永久磁石が循環
配管13の両側に2対構成されていることである。磁場
の流れは当然、図6と図8で異なるが、いずれも循環配
管13内を流れる循環水39に影響し、循環を繰り返す
度に軟水化が進行する。
【0067】このように、第二の軟水化装置18では、
N/S永久磁石の対は1対か2対でもよいし、更には3
対以上に構成されていてもよい。また、該複数個のN/
S永久磁石は循環配管13の一個所に集中して設けるの
ではなく、複数の場所にそれぞれ分離して設置してもよ
い。
【0068】図9は、たとえば食器洗い乾燥機1のドア
下方に設けられるコントロールパネル11の一実施の形
態例で、従来のパネルに対して本発明のパネル11で
は、再生用の塩32を投入する時期を利用者に教える
「塩セットランプ」45が付加されている。
【0069】一般には、食器洗い乾燥機1の機種毎に使
用水量は予め決まっているので、食器洗い乾燥機1の使
用回数および/または最終すすぎ回数を順次計数してお
けば、前に投入した塩32の減りかたが予測できるの
で、次の塩投入時期も容易に知らせることができる。こ
のため、塩セットランプ45は、制御回路部19による
前記制御等により、塩投入時に点灯又は点滅させればよ
い。この時、合わせてブザー等を鳴らしてもよい。な
お、塩セットランプ45は規定量の塩投入により消灯
し、リセット後、再び使用回数等の計数が新たにスター
トする。
【0070】図10は、第1の軟水化装置17及び第2
の軟水化装置18を用いた本発明の運転制御を示す幾つ
かの運転制御パターン図で、4つのケースを例として示
している。なお、永久磁石による第二の軟水化装置18
(図10では第2器として示す)は消費電力が全くかか
らないので、ここでは常時ON状態で運転している。
【0071】ケース1は図5で説明した運転制御パター
ンで、第一の軟水化装置17(図10では第1器として
示す)は、洗浄、すすぎ、最終すすぎ工程時すべてにわ
たりON状態で運転され、軟水が洗浄槽3に供給され
る。ただし、再生直後の第一の軟水化装置17は、まず
初めに最終すすぎ工程で使われ、続いて次回の洗浄およ
び/またはすすぎ工程で使われる順番は、前記した通り
である。
【0072】一方、ケース2は、軟水が最も効力を発揮
する最終すすぎ工程時のみON状態で運転され、最終す
すぎ水が軟水として供給され、洗浄およびすすぎ工程時
はOFF状態となっている。
【0073】また、ケース3は洗浄工程時のみOFF状
態で、すすぎおよび最終すすぎ工程時はいずれもON状
態で運転され、すすぎ水および最終すすぎ水24が軟水
として洗浄槽3に供給される。ケース3の場合、すすぎ
水も軟水化されるので、よりきれいな食器を提供できる
ことも期待できる。
【0074】さらに、ケース4はすすぎ工程時のみOF
F状態で、洗浄および最終すすぎ工程時はいずれもON
状態で運転され、洗浄水および最終すすぎ水24が軟水
として洗浄槽3に供給される。ケース4の場合、洗浄水
が軟水化されるので、洗浄力向上にも繋がることが期待
できる。
【0075】以上に説明した4つの運転制御パターン
は、状況に応じて使い分ければよい。
【0076】図11は、本発明の他の実施の形態例で、
図2に示した配管系統図に、すすぎ給水弁20を付加し
た例で、図10のケース2およびケース4等に適用でき
る。
【0077】一般には、すすぎ水をまず洗浄槽3に給水
して必要量を溜め、給水を停止後、その水を循環させな
がらすすぎ工程が行われるが、すすぎ工程の一例とし
て、随時給水しながら(随時排水しながら)きれいな水
を供給してすすぎ工程を行う方式が考えられる。
【0078】この場合、すすぎ工程中にすすぎ水の給水
が連続して行われているため、図2の実施の形態例にお
いて、最終すすぎ工程直前に第一の軟水化装置17の軟
水化手段171を再生するには、すすぎ工程(すすぎ水
の連続給水)が終了してから再生工程に入る必要がある
ため、再生時間が余計に必要となり、食器洗浄時間の増
加を招いてしまう。
【0079】図11は、この対策に繋がる一つの方法
で、付加したすすぎ給水弁20を開いて、すすぎ水23
を連続して洗浄槽3に給水しながらすすぎ工程を行う
が、その給水中に再生弁22を一時開いて、給水配管1
4の水の一部を第一の軟水化装置17に導き、再生水2
5を生成して再生させることができる。このように構成
すると、すすぎ工程中に再生工程が並行して行えるの
で、余計な再生時間が不要となり、食器洗浄時間の短縮
が図られる。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、再生直後の軟水化装置
の効力の最も高い状態で得た軟水を、最終すすぎ工程時
に最優先で利用するため、乾燥後の透明なガラスコップ
等への水滴跡付着を防止する。さらに、軟水化装置を、
引き続いて次回の洗浄工程および/またはすすぎ工程時
にも利用するため、洗浄力の向上にもつながる。
【0081】さらに、永久磁石による軟水化も併用する
と、前記効果は更に向上し、よりきれいな食器等を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例に係わる食器洗い乾燥
機の縦側面断面図である。
【図2】図1の食器洗い乾燥機の配管系の系統図であ
る。
【図3】図1の第一の軟水化装置の詳細断面図である。
【図4】図3の第一の軟水化装置の容器外観斜視図であ
る。
【図5】軟水化する運転制御パターン図である。
【図6】図1の第ニの軟水化装置の断面図である。
【図7】従来と本発明を比較するガラスコップ図であ
る。
【図8】図1の第ニの軟水化装置の他の実施の形態例の
断面図である。
【図9】図1のコントロールパネルの正面図である。
【図10】二つの軟水化手段の運転状態図である。
【図11】本発明の他の実施の形態例で、すすぎ給水弁
を有する配管系の系統図である。
【符号の説明】
1…食器洗い乾燥機、2…外枠、3…洗浄槽、4…ド
ア、5…食器収納用のかご、8…循環ポンプ、9…モー
タ、10…アームノズル、11…コントロールパネル、
12…水溜部、13…循環配管、14…給水配管、15
…水栓、16…送風ユニット、17…第一の軟水化装
置、18…第ニの軟水化装置、19…制御回路部、20
…すすぎ給水弁、21…軟水弁、22…再生弁、23…
すすぎ水、24…軟水、25…再生水、26…第2の部
屋、27…第1の部屋、28…隔壁、29…逆止弁、3
0…陽イオン交換樹脂、31…フィルタ、32…塩、3
3…軟水流入管、34…再生水流入管、35…軟水流出
管、36…再生水流出管、38…再生工程、39…循環
水、40…磁石のN極、41…磁石のS極、42…接続
板、43…ガラスコップ、44…水滴跡、45…塩セッ
トランプ、46…操作ボタン、171…軟水化手段、1
72…再生手段
フロントページの続き (72)発明者 太田 義注 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 小池 敏文 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Fターム(参考) 3B082 BD01 BD04 DC02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食器類を収納する洗浄槽と、該洗浄槽に前
    記食器類の洗浄もしくはすすぎに用いる給水を供給する
    給水配管と、前記洗浄槽に供給された水を循環させる循
    環配管と、前記洗浄および前記すすぎの工程を制御する
    制御回路部とを有する食器洗浄機において、 前記給水を軟水化する軟水化手段と該軟水化手段の軟水
    化能力を再生する再生手段とを有する第一の軟水化装置
    を、前記食器洗浄機内の前記給水配管の途中に設け、前
    記制御回路部は、最終のすすぎ工程を行なう前に、前記
    再生手段で前記軟水化手段の軟水化能力を再生させ、前
    記最終のすすぎ工程時に前記軟水化能力が再生した前記
    軟水化手段で前記給水を軟水化させることを特徴とする
    食器洗浄機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記最終のすすぎ工程
    時に使用した前記軟水化手段をそのままの状態で保持
    し、次回の洗浄工程時および/またはすすぎ工程時に、
    前記保持した軟水化手段で、引き続き給水を軟水化させ
    ることを特徴とする食器洗浄機。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記食器洗浄機内の前
    記循環配管の途中に、前記循環水を軟水化する第二の軟
    水化装置を設けることを特徴とする食器洗浄機。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項3において、前記第
    一の軟水化装置で前記給水を軟水化する部材は、前記第
    一の軟水化装置の容器内に収納されたイオン交換機能材
    であり、前記第二の軟水化装置で前記循環水を軟水化す
    る部材は、前記循環配管外壁周囲に装着された永久磁石
    であることを特徴とする食器洗浄機。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれか1項に
    おいて、前記第一の軟水化装置の容器は、前記イオン交
    換機能材が収納された第2の部屋と、該第2の部屋の上
    部に直接設けられ前記イオン交換機能材の軟水化能力を
    再生させる再生剤が収められた第1の部屋とを有するこ
    とを特徴とする食器洗浄機。
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