JP2001238740A - 収容ボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工が容易で、収容ボックス内の手入れを簡
便に行うことができる収容ボックスを提供する。 【解決手段】 流し台、調理台などのキッチンカウンタ
ー１に向って開口した凹所７に、少なくともその底面お
よび内周壁を覆う水密性が確保された内箱１２を配設
し、その内箱１２の底板１６の前端をキッチンカウンタ
ー１上に突出させる。内箱１２の底板の前端に沿って凸
条１７を形成し、その凸条１７にはその一部を窪ませた
排水部１８を形成してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、流し台、調理台な
どのキッチンカウンターに隣接して配設される収容ボッ
クスに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来から特開平１０−１１７８６６号公
報に記載されているように、キッチンカウンターに沿っ
て、調味料や洗浄後の食器を収容する収容ボックスを形
成することが知られている。このものにあっては、キッ
チンカウンターに向かって開口した凹所に、一部には洗
浄後の食器や調理器具を乾燥させるため受け皿や水切り
を配設し、他の箇所には調味料入れを配設する等してい
る。これにより、洗浄後の食器、調理器具などをこの水
切りに載置して乾燥させることができ、また、頻繁に使
用する調味料などをこの調味料入れに保存しておくこと
で便宜に炊事を行うことができる。同時にこれらをキッ
チンカウンター上に載置しておく必要がなくなるので、
キッチンカウンターを広く使用することができるもので
ある。

【０００３】この凹所は木製の収納キャビネットや、対
面カウンターなどで構成される。そのため、凹所の内部
に洗浄後の食器、調理器具などに付着した水滴や、それ
らの内部などに残った水が流出した場合には、これらを
濡らし損傷させる恐れがあるが、上述のように受け皿を
配設することでこれを回避している。しかし、調理器具
の内部に多量の水などが残っていた場合などには、誤っ
て多量の水が受け皿に流れ出し、これが受け皿から溢れ
出す恐れがある。そこで従来は、受け皿の底に排水管を
接続し、排水管から水を排出することにより、水が受け
皿から溢れて、その内部を損傷することを防止してい
た。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の技術においては、施工現場において、キャビネット
や対面カウンターの内部に排水管を配管する作業が必要
となって、その作業が煩雑であり、施工長期化の一因と
なっていた。また、この従来の技術では、食器や調理器
具を乾燥させる箇所にのみ受け皿を設けているので、調
味料を収納した箇所には受け皿が存在しない。そのた
め、調味料などがこぼれた場合には掃除が面倒な場合が
あった。さらには、この収容ボックスをシンクの正面に
設けた場合などには、シンク内で使用した水が飛散して
収容ボックス内を濡らす場合があった。

【０００５】本発明は、上記事由に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、施工が容易で、収容ボッ
クス内の手入れを簡便に行うことができる収容ボックス
を提供することである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の収容ボックスにあっては、流し台、調理台など
のキッチンカウンターに向って開口した凹所に、少なく
ともその底面および内周壁を覆う水密性が確保された内
箱を配設し、その内箱の底板の前端をキッチンカウンタ
ー上に突出させる。

【０００７】この収容ボックスによると、凹所の内部に
水密性の確保された内箱を配設するので、収容ボックス
内の少なくとも底面および内周壁を内箱で覆うことがで
き、水密性を確保することができる。また、その前端が
キッチンカウンター上に突出しているので、水をキッチ
ンカウンター上に直接排出することができる。

【０００８】また、前記内箱の底板の前端に沿って凸条
を形成し、その凸条にはその一部を窪ませた排水部を形
成することも好ましい。

【０００９】この場合には、収容ボックスからキッチン
カウンターに流れ落ちる水を凸条により受けることがで
き、凸条を設けた箇所から水が流れ出すことを防止する
ことができる一方、排水部からはその水を排出すること
ができる。

【００１０】また、前記内箱のキッチンカウンターに向
う壁面には収容物を係止するレールを形成することも好
ましい。

【００１１】この場合には、レールに収容物を係止する
ことができるので、収容ボックス内を立体的に使用する
ことができる。

【００１２】また、前記レールは少なくとも一部を溝型
に形成し、その溝底には水抜き孔を形成することも好ま
しい。

【００１３】この場合には、レール内に水が流入した場
合でも水抜き孔からこれが排出されるのでレール内に水
が溜まることが無く、レール内を清潔に保つことができ
る。

【００１４】また、少なくともキッチンカウンター上に
突出した前記内箱の底板の前端下方には、キッチンカウ
ンター上面に接着して立設されたバックガードが配設さ
れていることも好ましい。

【００１５】この場合には、収容ボックスから排出され
た水がキッチンカウンターに滴下し、水はねした場合で
も、凹所を構成する収納キャビネットや対面カウンター
などに直接水が付着して損傷させることを未然に防止す
ることができる。

【００１６】また、前記バックガードは、キッチンカウ
ンターに接着されて取り付けられ、バックガードの上端
を押圧する押圧片と、前記凹所の底部にビス止めされる
固定片と、該押圧片と固定片を連結する連結する連結片
とを有する断面略Ｚ字型の仮固定金具により仮固定され
ていることも好ましい。

【００１７】従来バックガードをキッチンカウンター上
面に接着するに際しては、接着剤を塗布したバックガー
ドをキッチンカウンターに載置し、上方に位置する吊り
戸棚の下面に上端を当接したあて木で突っ張ることによ
りバックガードをキッチンカウンター上に押し付け、そ
の反りを修正していた。この仮固定金具を用いることに
より、バックガードに反りがある場合でもこれをこの仮
固定金具で修正できる上、仮固定金具は断面略Ｚ字型で
あるので、その後の施工に障害と成らない為取り外す必
要が無く、接着剤が完全に硬化するのを待たなくても、
収容内箱の取り付けなどの次の工程に移ることができ
る。

【００１８】

【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について、
図面に基づき説明する。図１は、この収容ボックスを対
面カウンターの内部に配設した状態を示す斜視図であ
る。この実施の形態では、図示するように、一部にシン
ク２が配設されたキッチンカウンター１に接して対面カ
ウンター４が設置されており、対面カウンター４内かつ
前記シンク２の略正面に収容ボックス１１が形成されて
いる。

【００１９】キッチンカウンター１は、ステンレス、合
成樹脂などのカウンタートップ１ａを有し、その一部に
はシンク２が配設されている。また、シンク２の上方に
吐水口が位置するように混合水栓３が配設されている。

【００２０】対面カウンター４はキッチンカウンター１
の背面側に接するように配設され、天板５と対面カウン
ター本体６とからなる。この対面カウンター４は化粧合
板などの木質材料により構成されている。対面カウンタ
ー本体６には、図２に示すようにその底部がキッチンカ
ウンター１のカウンタートップ１ａと略同高さで、略矩
形の凹所７が形成されており、凹所７には、ステンレス
製の内箱１２が配設される。対面カウンター４の天板５
前端の凹所７に対応する位置には、切り欠き部５ａが形
成されている。この切り欠き部５ａを形成した場合に
は、収容ボックス１１の開口が広くなり、収容ボックス
１１への収容物の出し入れが容易となる。この切り欠き
部５ａは必要に応じて形成すれば良く、必ずしも形成し
なくてもよい。

【００２１】内箱１２は、図３に示すように、凹所７の
底面および内周壁を覆うように、底板１６と、その両側
に立設された側板１３，１３と、その後ろ側に立設され
た正面板１５とを有している。この内箱１２は、底板１
６を構成するステンレス板に連続するステンレス板を上
方に折り曲げて側板１３，１３および正面板１５を構成
し、その接合部を溶接しており、これにより水密性が保
たれている。この内箱１２の側板１３の前端には、外側
にＬ型に折り返して形成された折り返し部１４が形成さ
れている。内箱１２は、前記凹所に前方から挿入されて
取り付けられるが、この時折り返し部１４は凹所７の両
側部に被せられる。

【００２２】底板１６は、前方に向かって傾斜してお
り、これが水勾配となっている。そして、この底板１６
の前端は、内箱１２が凹所７に配置されたときキッチン
カウンター１上に突出する。またこの底板１６前端から
はステンレス板が垂下し、対面カウンター本体６の立ち
上がり面を覆っている。これにより、収容ボックス１１
内に流出した水は、一旦内箱１２の底板１６で受けら
れ、この水勾配により前端側に流れてその前端からキッ
チンカウンター１上に流下して排出される。

【００２３】ここで底板１６の前端に沿って図４及び図
５に示すような隆起した凸条１７を形成してもよい。こ
の凸条１７の一部には図５に示すような一部を窪ませた
排水部１８を形成しておく。この排水部１８は、その最
下部が底板１６の表面と同一平面となるように構成す
る。このように凸条１７を形成した場合には、底板１６
表面を水勾配に沿って流れた水がこの凸条１７により堰
き止められる。そして、堰き止められた水は排水部１８
から排出される。このようにすることで、水は排水部１
８のみから流出するので、水が流出する箇所を一定にす
ることができる。この排水部１８に向かって、底１６に
水勾配を形成しておいてもよい。そのようにすること
で、収容ボックス１１内の水をスムーズに排出すること
ができる。また、図４に示すように内箱１２に天井板を
設け、凹所７の天井も内箱１２で覆うようにしてもよ
い。

【００２４】尚、本実施の形態では、ステンレス板を折
り曲げると共に、接合部を相互に溶接して内箱１２を構
成したが、ステンレス板をプレス成形してこれを一体に
成形するようにしてもよい。また、一体成形した樹脂な
どによりこれを構成するようにしてもよい。

【００２５】正面板１５の上部にはビスを貫通させる貫
通孔１５ａが複数形成されている。内箱１２はこの貫通
孔１５ａに貫通させたビスにより凹所７に固定される。
この時、内箱１２を固定するビスは同時にレール２１を
固定する。これにより、ビス止め箇所を少なくすること
ができて、製造工数を減少させることができる。また、
内箱１２に余計なビス孔を設けなくてもよいので、ビス
孔から水漏れを起こす恐れを少なくすることができる。

【００２６】レール２１は、図６に示すような断面Ｊ字
型に構成されており、正面板１５に当接される立片２２
には前記貫通孔１５ａに対応する位置に貫通孔２２ａが
形成されている。レール２１の下端は溝型であり、その
溝底には水抜き孔２３が形成されている。

【００２７】このレール２１には例えば図７や図８に示
すような調味料入れ設置台３１や、まな板保持台３２な
どが係止される。これらもステンレス製であり、その背
板３３上端には、前記レール２１の端部に係合する下向
きに折り返した係止片３４が形成されている。更にその
背板の下端部には、水平突出片３５が形成されており、
この水平突出片３５が突っ張ることにより調味料入れ設
置台３１やまな板保持台３２は略水平に保持される。こ
のようにレール２１を用いることで、収容ボックス１１
の内部を立体的に使用することができ、効率よく便宜に
使用することができる。そして、レール２１の溝底には
水抜き孔２３が形成されているので、レール内に水が流
入した場合でもこれより排出され、レール２１内を乾燥
した状態に保つことができる。

【００２８】なお、収容ボックス１１の内部には図９に
示すような水切りプレート４１を載置しておいてもよ
い。この水切りプレート４１もステンレス製であり、端
縁を下向きに折り曲げた薄い箱状に形成されている。そ
の天板には多数の貫通孔４２が形成されており、この水
切りプレート４１上に洗浄後の食器や調理器具を載置し
た場合には、この貫通孔４２からその水が排出され、水
切りプレート４１上を乾燥状態に保つことができる。ま
た、これら調味料入れ設置台３１やまな板保持台３２は
収容ボックス１１の底から離間して保持されるので、収
容ボックス１１の底に水が拡散した場合でも、調味料入
れやまな板を濡らすことが無い。この水切りプレート４
１の前端には取っ手４３が形成されており、これにより
水切りプレート４１の設置、取り出しを容易に行うこと
ができる。

【００２９】尚、この水切りプレート４１の下方に、水
受け用のトレーを設けてもよい。この場合には、トレー
に水を溜めることができるので、収容ボックス１１内に
水が拡散することを防止することができる。このように
収容ボックス１１内に水切りプレート４１を設置した
り、その他に食器スタンドなどを用いて、あるいは収容
ボックス１１内に直接、洗浄後の食器や、調理器具を収
容し乾燥させることができる。これにより、キッチンカ
ウンター１上に、これらを載置する必要が無くなるので
キッチンカウンター１上を広く使うことができる。

【００３０】この収容ボックス１１は、上述のように対
面カウンター４の凹所７に、水密性の確保されたステン
レス製の内箱１２を配設して構成しているので、収容ボ
ックス１１内に流れ出た水をこれで受けることができ
る。そしてその水は、キッチンカウンター１の上面に排
出される。したがって、施工現場で別途排水管を接続し
たりする必要が無く、その施工が容易である。

【００３１】尚、上記実施の形態では、シンク２を備え
たキッチンカウンター１の正面に位置する対面カウンタ
ー４内に収容ボックス１１を形成したが、キッチンカウ
ンター１の側方に位置する収納キャビネットなどの内部
に形成してもよい。

【００３２】次に異なる実施の形態について図１０乃至
１２に基づき、前記実施の形態と異なる点のみを説明す
る。この実施の形態では、キッチンカウンター１上に突
出した前記内箱１２の底板１６の前端下方には、キッチ
ンカウンター１のカウンタートップ１ａ上面に接着して
立設されたバックガード５１を配設する。

【００３３】バックガード５１は、合成樹脂などのカウ
ンタートップ１ａと同一の材料にて構成され、カウンタ
ートップ１ａ後端縁に沿って一端から他端の略全長に亙
るように配設されている。このバックガード５１は、図
１１に示すように、接着剤にてカウンタートップ１ａに
接着して固定される。この接着剤は、隙間なく塗布さ
れ、接着剤によりバックガード５１とカウンタートップ
１ａとの間の水密性を確保することができる。

【００３４】このバックガード５１は、図１１及び図１
２に示すような仮固定金具５２により固定されている。
この仮固定金具５２は、ステンレスなどの金属製であ
り、金属板を折り曲げて構成されている。仮固定金具５
２は、バックガード５１の上端を押圧する押圧片５２ａ
と、前記凹所７の底面にビス止めされる固定片５２ｃ
と、この押圧片５２ａと固定片５２ｃを連結する連結す
る連結片５２ｂとを有する断面略Ｚ字型である。この押
圧片５２ａの前端には、下向きに折り返した折り返し部
が形成されており、折り返し部により、バックガード５
１をより確実に保持することができる。例えばバックガ
ード５１が前後方向に反っている場合でも、この折り返
し部と、連結片５２ｂとの間にバックガード５１を保持
することができるので、仮固定金具５２によりその反り
を矯正することができる。

【００３５】内箱１２の底板１６前端は、バックガード
５１上を覆っており、またその前端は、下方に折り曲げ
られて垂下し、バックガード５１の上端部前面を覆って
いる。これにより底板１６を流下した水は対面カウンタ
ー４内に流入することが無い。

【００３６】このバックガード５１の施工手順について
説明する。まず、接着剤を塗布したバックガード５１を
カウンタートップ１ａの適宜位置に配設する。次に、仮
固定金具５２の押圧片５２ａ及び前記折り返し部をバッ
クガード５１の上端に係合させ、そして仮固定金具５２
の固定片５２ｃを凹所７の底面にビス５３により固定す
る。この時、バックガード５１に反りがある場合には、
この仮固定金具５２によりそれを矯正しながら作業を行
う。この仮固定金具５２は適宜間隔で複数配置する。

【００３７】このように仮固定金具５２を用いて施工す
ることで、容易にバックガード５１の施工を行うことが
できる。また、この仮固定金具５２は、断面略Ｚ字型の
薄型であるので、内箱１２の施工の障害と成ることが無
く、取り外す必要が無い。これにより、接着剤が硬化す
るまで待つ必要が無いので、施工を短時間で行うことが
できる。この実施の形態では、カウンタートップ１ａと
バックガード５１を別体で構成したが、これらを一体に
構成してもよい。

【００３８】尚、本実施の形態においては、凹所７の底
面には横方向に沿って延びる保持桟が取り付けられ、こ
れにより内箱７の底面１６を支持している。

【００３９】

【発明の効果】本発明の収容ボックスは、上述の実施態
様の如く実施されて、請求項１記載の発明によると、収
容ボックス内部が汚れた場合でもその清掃を簡便に行う
ことができる。また、この水密性が確保された内箱によ
り、収容ボックス内部の水密性を確保することができる
上、その前端をキッチンカウンター上に突出させたの
で、この内箱の内部に流れ出た水はキッチンカウンター
上に排出され、従来のように別途排水管を設ける必要が
無く、施工現場での施工を簡便に行うことができる。

【００４０】請求項２記載の発明によると、収容ボック
スから水が流れ出る位置を一定にすることができる。

【００４１】請求項３記載の発明によると、収容ボック
ス内を効率的かつ使い勝手良く使用することができる。

【００４２】請求項４記載の発明によると、レール内に
水が流入した場合でも水抜き孔からこれが排出されるの
でレール内に水が溜まることが無く、レール内を清潔に
保つことができる。

【００４３】請求項５記載の発明によると、収容ボック
スから滴下した水が、隣接する収納キャビネットや、対
面カウンター等を損傷させることを防止することができ
る。

【００４４】請求項６記載の発明によると、バックガー
ドの施工が容易である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態の収容ボックスを示す斜視
図である。

【図２】同収容ボックスを示す縦断面図である。

【図３】同内箱を示す斜視図である。

【図４】同異なる形状の内箱を示す斜視図である。

【図５】同異なる形状の内箱の（ａ）は正面図、（ｂ）
は側面図である。

【図６】同レール示す斜視図である。

【図７】同調味料入れ設置台を示す斜視図である。

【図８】同まな板保持台を示す斜視図である。

【図９】同水切りプレートを示す斜視図である。

【図１０】本発明の異なる実施の形態の収容ボックスを
示す縦断面図である。

【図１１】同バックガードの取付構造を示す縦断面部で
ある。

【図１２】同バックガードの取付構造を示す斜視図であ
る。

【符号の説明】

１ キッチンカウンター １１ 収容ボックス １２ 内箱 １７ 凸条 １８ 排水部 ５１ バックガード ５２ 仮固定金具 ５２ａ 押圧片 ５２ｂ 連結片 ５２ｃ 固定片

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】流し台、調理台などのキッチンカウンター
   に向って開口した凹所に、少なくともその底面および内
   周壁を覆う水密性が確保された内箱を配設し、該内箱の
   底板の前端をキッチンカウンター上に突出させたことを
   特徴とする収容ボックス。
2. 【請求項２】前記内箱の底板の前端に沿って凸条を形成
   し、該凸条にはその一部を窪ませた排水部を形成したこ
   とを特徴とする請求項１記載の収容ボックス。
3. 【請求項３】前記内箱のキッチンカウンターに向う壁面
   には収容物を係止するレールが形成されていることを特
   徴とする請求項1または２記載の収容ボックス。
4. 【請求項４】前記レールは少なくとも一部が溝型に形成
   され、その溝底には水抜き孔が形成されていることを特
   徴とする請求項１、２または３記載の収容ボックス。
5. 【請求項５】少なくともキッチンカウンター上に突出し
   た前記内箱の底板の前端下方には、キッチンカウンター
   上面に立設されたバックガードが配設されていることを
   特徴とする請求項１、２、３または４記載の収容ボック
   ス。
6. 【請求項６】前記バックガードは、キッチンカウンター
   に接着されて取り付けられ、バックガードの上端を押圧
   する押圧片と、前記凹所の底面にビス止めされる固定片
   と、該押圧片と固定片を連結する連結する連結片とを有
   する断面略Ｚ字型の仮固定金具により仮固定されている
   ことを特徴とする請求項５記載の収容ボックス。