JP2001238091A - 多重収束点を利用した非線形色域幅圧縮装置及び方法 - Google Patents
多重収束点を利用した非線形色域幅圧縮装置及び方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスプレー装置上に表現されるイメージの
色と一致したカラー印刷を可能とする多重収支点を利用
した非線形色域幅圧縮装置を提供する。 【解決手段】 非線形色域幅圧縮装置は、カラーディス
プレー及び入力装置100のイメージを形成する赤、
緑、青色の座標入力変数を三刺激値X、Y、Z及びCI
E L*、a*、b*の色座標体系を用いて輝度L*、彩度
C*、色相h*に変換する色情報変換手段210と、色情
報変換手段210から受け取る色情報に基づいて輝度の
色域幅圧縮を非線形的に行うとともに、輝度−彩度の色
域幅圧縮を多重収束点に向けて行う色域幅圧縮手段22
0と、色域幅圧縮手段220によって圧縮された輝度L
*、輝度−彩度L*−C*、色相h*の変数を再び出力装置
300で使用できるシアン、マゼンタ、黄色、黒色の色
座標に逆変換する色情報逆変換手段230とを備える。
色と一致したカラー印刷を可能とする多重収支点を利用
した非線形色域幅圧縮装置を提供する。 【解決手段】 非線形色域幅圧縮装置は、カラーディス
プレー及び入力装置100のイメージを形成する赤、
緑、青色の座標入力変数を三刺激値X、Y、Z及びCI
E L*、a*、b*の色座標体系を用いて輝度L*、彩度
C*、色相h*に変換する色情報変換手段210と、色情
報変換手段210から受け取る色情報に基づいて輝度の
色域幅圧縮を非線形的に行うとともに、輝度−彩度の色
域幅圧縮を多重収束点に向けて行う色域幅圧縮手段22
0と、色域幅圧縮手段220によって圧縮された輝度L
*、輝度−彩度L*−C*、色相h*の変数を再び出力装置
300で使用できるシアン、マゼンタ、黄色、黒色の色
座標に逆変換する色情報逆変換手段230とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多重収束点を利用し
た非線形色域幅圧縮装置に関するものであり、詳しく
は、カラーディスプレー及び入力装置の色再現領域が出
力カラー印刷装置の色再現領域に比べて相対的に大きく
て該出力カラー印刷装置によって印刷されないカラー領
域を、最大限人間の視感特性に基づいて、原本及びディ
スプレー装置で見られるカラーイメージに一致できるよ
うにしてカラー印刷の正確性を高める多重収束点を利用
した非線形色域幅圧縮装置に関するものである。
た非線形色域幅圧縮装置に関するものであり、詳しく
は、カラーディスプレー及び入力装置の色再現領域が出
力カラー印刷装置の色再現領域に比べて相対的に大きく
て該出力カラー印刷装置によって印刷されないカラー領
域を、最大限人間の視感特性に基づいて、原本及びディ
スプレー装置で見られるカラーイメージに一致できるよ
うにしてカラー印刷の正確性を高める多重収束点を利用
した非線形色域幅圧縮装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近来カラー再現分野は、カラースキャナ
ー、モニター、プリンタ等カラー装置の需要が拡大され
ることによってその活用の重要性が日増しに増えてい
る。特にこの分野は、カラー装置生産業界への活用性も
高く、先進国で国家戦略産業として育成されている。
ー、モニター、プリンタ等カラー装置の需要が拡大され
ることによってその活用の重要性が日増しに増えてい
る。特にこの分野は、カラー装置生産業界への活用性も
高く、先進国で国家戦略産業として育成されている。
【0003】従来のカラー再現分野では、専門家の多年
間の経験により印刷が不可能であった色が捜し出された
り、相対的に色域外の色を切り出す(Clipping)
方法が活用されていた。
間の経験により印刷が不可能であった色が捜し出された
り、相対的に色域外の色を切り出す(Clipping)
方法が活用されていた。
【0004】しかし、このような従来の方法において
は、原本と異なった色が印刷される印刷物の品質低下、
プリント用紙のおびただしい使用等による不要な資源の
浪費、経験に基づいた方法による技術伝授の難しさ、及
び施行錯誤による処理時間の過多等の短所があった。
は、原本と異なった色が印刷される印刷物の品質低下、
プリント用紙のおびただしい使用等による不要な資源の
浪費、経験に基づいた方法による技術伝授の難しさ、及
び施行錯誤による処理時間の過多等の短所があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、前記短所を補完するために、人間の視感特性を基盤
として、カラーディスプレー及び入力装置とカラー印刷
装置との色域幅の相違によって生じる印刷物に表現され
ない色の部分を、多重収束を利用した非線形方法を用い
て表現可能とし、ディスプレー装置上に見られるイメー
ジと一致した印刷を可能とする非線形色域幅圧縮装置を
提供することを目的とする。
は、前記短所を補完するために、人間の視感特性を基盤
として、カラーディスプレー及び入力装置とカラー印刷
装置との色域幅の相違によって生じる印刷物に表現され
ない色の部分を、多重収束を利用した非線形方法を用い
て表現可能とし、ディスプレー装置上に見られるイメー
ジと一致した印刷を可能とする非線形色域幅圧縮装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記のような目的を達成
するために、本発明で提供する多重収束点を利用した非
線形色域幅圧縮装置は、カラーディスプレー及び入力装
置100のイメージを形成する赤(Red)、緑(Gre
en)、青(Blue)色の座標入力変数を三刺激値X、
Y、Z及びCIE L*、a*、b*の色座標体系を用い
て輝度L*、彩度C *、色相h*のカラー座標に変換する色
情報変換手段210と、前記色情報変換手段210から
受け取る色情報に基づいて輝度の色域幅圧縮を非線形的
に行うとともに、輝度−彩度の色域幅圧縮を多重収束点
を中心に行う色域幅圧縮手段220と、前記色域幅圧縮
手段220によって圧縮された輝度L*、輝度−彩度L*
−C *、及び色相h*の変数を再び出力装置300で使用
できるシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、
黄色(Yellow)、黒色(Black)の色座標に変
換する色情報逆変換手段230とを備えることを特徴と
して構成される。
するために、本発明で提供する多重収束点を利用した非
線形色域幅圧縮装置は、カラーディスプレー及び入力装
置100のイメージを形成する赤(Red)、緑(Gre
en)、青(Blue)色の座標入力変数を三刺激値X、
Y、Z及びCIE L*、a*、b*の色座標体系を用い
て輝度L*、彩度C *、色相h*のカラー座標に変換する色
情報変換手段210と、前記色情報変換手段210から
受け取る色情報に基づいて輝度の色域幅圧縮を非線形的
に行うとともに、輝度−彩度の色域幅圧縮を多重収束点
を中心に行う色域幅圧縮手段220と、前記色域幅圧縮
手段220によって圧縮された輝度L*、輝度−彩度L*
−C *、及び色相h*の変数を再び出力装置300で使用
できるシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、
黄色(Yellow)、黒色(Black)の色座標に変
換する色情報逆変換手段230とを備えることを特徴と
して構成される。
【0007】また、本発明で提供する多重収束点を利用
した非線形色域幅圧縮方法は、カラーディスプレー及び
入力装置100のイメージを形成する赤、緑、青の色座
標入力変数を三刺激値X、Y、Z及びCIE L*、
a*、b*の色座標体系を用いて輝度L*、彩度C*、色相
h*のカラー座標に変換する第1段階と、前記変換された
色情報に基づいて輝度の色域幅圧縮を非線形的に行うと
ともに、輝度−彩度の色域幅圧縮を多重収束点を中心に
行う第2段階と、前記圧縮された輝度L*、輝度−彩度
L*−C*、及び色相h*の変数を出力装置300で使用で
きるシアン、マゼンタ、黄色、黒色の色座標に逆変換す
る第3段階を備えることを特徴として構成される。
した非線形色域幅圧縮方法は、カラーディスプレー及び
入力装置100のイメージを形成する赤、緑、青の色座
標入力変数を三刺激値X、Y、Z及びCIE L*、
a*、b*の色座標体系を用いて輝度L*、彩度C*、色相
h*のカラー座標に変換する第1段階と、前記変換された
色情報に基づいて輝度の色域幅圧縮を非線形的に行うと
ともに、輝度−彩度の色域幅圧縮を多重収束点を中心に
行う第2段階と、前記圧縮された輝度L*、輝度−彩度
L*−C*、及び色相h*の変数を出力装置300で使用で
きるシアン、マゼンタ、黄色、黒色の色座標に逆変換す
る第3段階を備えることを特徴として構成される。
【0008】また、本発明で提供する多重収束点を利用
した非線形色域幅圧縮方法は、コンピュータで実行させ
ることができるようにプログラムの形態で記録媒体に記
録されることを特徴として構成される。
した非線形色域幅圧縮方法は、コンピュータで実行させ
ることができるようにプログラムの形態で記録媒体に記
録されることを特徴として構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例に
よる多重収束点を利用した非線形色域幅圧縮装置200
をカラーディスプレー及び入力装置100とカラー印刷
装置(出力装置)300と間に設けた構成を示す。
本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例に
よる多重収束点を利用した非線形色域幅圧縮装置200
をカラーディスプレー及び入力装置100とカラー印刷
装置(出力装置)300と間に設けた構成を示す。
【0010】本発明に関する多重収束点を利用した非線
形色域幅圧縮装置200は、色情報変換手段210と、
色域幅圧縮手段220、及び色情報逆変換手段230で
構成される。
形色域幅圧縮装置200は、色情報変換手段210と、
色域幅圧縮手段220、及び色情報逆変換手段230で
構成される。
【0011】カラーディスプレー及び入力装置100の
イメージを形成する赤、緑、青色の座標入力変数は、色
情報変換手段210によって三刺激値X、Y、Z及び国
際照明委員会(Commission Interna
tionale del’Eclairage:以下、
CIEとする)のL*、a*、b*の色座標体系を用いて輝
度L*、彩度C*、色相h*のカラー座標に変換される。
イメージを形成する赤、緑、青色の座標入力変数は、色
情報変換手段210によって三刺激値X、Y、Z及び国
際照明委員会(Commission Interna
tionale del’Eclairage:以下、
CIEとする)のL*、a*、b*の色座標体系を用いて輝
度L*、彩度C*、色相h*のカラー座標に変換される。
【0012】前記色情報変換手段210によって変換さ
れた色情報は、色域幅圧縮手段220によって輝度の色
域幅圧縮が非線形的に行われるとともに、輝度−彩度の
色域幅圧縮が多重収束点を中心に行われる。
れた色情報は、色域幅圧縮手段220によって輝度の色
域幅圧縮が非線形的に行われるとともに、輝度−彩度の
色域幅圧縮が多重収束点を中心に行われる。
【0013】前記色域幅圧縮手段220によって圧縮さ
れた輝度L*、彩度C*、及び色相h*の変数は、色情報逆
変換手段230によって再び出力装置300で使用でき
る色座標であるシアン、マゼンタ、黄色、黒色に逆変換
される。
れた輝度L*、彩度C*、及び色相h*の変数は、色情報逆
変換手段230によって再び出力装置300で使用でき
る色座標であるシアン、マゼンタ、黄色、黒色に逆変換
される。
【0014】図2は、本発明の一実施例による色情報変
換手段を示す。前記色情報変換手段210は、大別して
3個のルックアップテーブル(Look−Up Tabl
e)で構成されている。第一は輝度値L*生成ルックアッ
プテーブル211であり、第二は彩度値C*生成ルック
アップテーブル212であり、第三は色相値h*生成ルッ
クアップテーブル213である。前記ルックアップテー
ブルは、カラーディスプレー及び入力装置100の従属
的(Device Dependent)カラー座標、す
なわち赤色(Red)、緑色(Green)及び青色(Bl
ue)の色座標系を次の数式1を利用して独立的(Dev
ice Independent)CIE XYZ座標
に変換し、これを輝度L*、彩度C*、色相h*の情報に変
換する。 「数式1」 log Tr=c1r log[(1−c2r)D+c2
r] log Tg=c1g log[(1−c2g)D+c2
g] log Tb=c1b log[(1−c2b)D+c2
b] 輝度L*=116×(Y/Yn)1/3 −16.0 (Y/Y
n>0.008856) 輝度L*=903.3×(Y/Yn) (Y/Yn≦0.0
08856) a*=500×[(X/Xn)1/3−(Y/Yn)1/3] b*=200×[(Y/Yn)1/3−(Z/Zn)1/3] 彩度C*=(a*a*+b*b*)2 色相h*=Actan(b*/a*) ここで、Tr、Tg、TbはCRTモニターの赤色、緑
色、青色の輝度値(Luminance)である。またc
1r、c2r、c1g、c2g、c1b、c2bは、該
当する赤色ガン、緑色ガン、青色ガンに関連する関数の
最適係数(Optimization Coeffic
ients)である。
換手段を示す。前記色情報変換手段210は、大別して
3個のルックアップテーブル(Look−Up Tabl
e)で構成されている。第一は輝度値L*生成ルックアッ
プテーブル211であり、第二は彩度値C*生成ルック
アップテーブル212であり、第三は色相値h*生成ルッ
クアップテーブル213である。前記ルックアップテー
ブルは、カラーディスプレー及び入力装置100の従属
的(Device Dependent)カラー座標、す
なわち赤色(Red)、緑色(Green)及び青色(Bl
ue)の色座標系を次の数式1を利用して独立的(Dev
ice Independent)CIE XYZ座標
に変換し、これを輝度L*、彩度C*、色相h*の情報に変
換する。 「数式1」 log Tr=c1r log[(1−c2r)D+c2
r] log Tg=c1g log[(1−c2g)D+c2
g] log Tb=c1b log[(1−c2b)D+c2
b] 輝度L*=116×(Y/Yn)1/3 −16.0 (Y/Y
n>0.008856) 輝度L*=903.3×(Y/Yn) (Y/Yn≦0.0
08856) a*=500×[(X/Xn)1/3−(Y/Yn)1/3] b*=200×[(Y/Yn)1/3−(Z/Zn)1/3] 彩度C*=(a*a*+b*b*)2 色相h*=Actan(b*/a*) ここで、Tr、Tg、TbはCRTモニターの赤色、緑
色、青色の輝度値(Luminance)である。またc
1r、c2r、c1g、c2g、c1b、c2bは、該
当する赤色ガン、緑色ガン、青色ガンに関連する関数の
最適係数(Optimization Coeffic
ients)である。
【0015】図3は、本発明の一実施例による色域幅圧
縮手段を示す。色域幅圧縮手段220は、前記色情報変
換手段210から入力される輝度の圧縮を非線形的に行
う輝度色域幅圧縮部221と、前記輝度色域幅圧縮部2
21で圧縮された輝度と前記色情報変換手段210から
入力される彩度の圧縮を多重収束点を中心に行う輝度−
彩度色域幅圧縮部222と、前記輝度色域幅圧縮部22
1と輝度−彩度色域幅圧縮部222にその処理に必要な
色域幅情報を提供する色域幅情報貯蔵部223とで構成
されている。
縮手段を示す。色域幅圧縮手段220は、前記色情報変
換手段210から入力される輝度の圧縮を非線形的に行
う輝度色域幅圧縮部221と、前記輝度色域幅圧縮部2
21で圧縮された輝度と前記色情報変換手段210から
入力される彩度の圧縮を多重収束点を中心に行う輝度−
彩度色域幅圧縮部222と、前記輝度色域幅圧縮部22
1と輝度−彩度色域幅圧縮部222にその処理に必要な
色域幅情報を提供する色域幅情報貯蔵部223とで構成
されている。
【0016】図4は、本発明の一実施例による色域幅圧
縮手段220の動作過程を示した流れ図である。前記色
情報変換手段210から輝度L*、彩度C*、色相h*の情
報を入力する。(S410) 前記入力された変数中まず輝度圧縮を行い(S420)、
続いて彩度情報が1.0以上であるかどうかを判断す
る。(S430) 前記判断の結果、彩度情報が1.0未満であればこれ以
上の圧縮過程を経なくて色情報逆変換手段230に伝達
する。(S470) もしも、彩度情報が1.0以上であれば、さらに前記色
域幅情報貯蔵部223の情報に基づき出力装置300の
限界色域幅情報上のイメージカラーに該当する彩度が7
5%以上であるかどうかを判断する。(S450) 前記判断の結果、彩度が75%未満であればこれ以上の
圧縮過程を経なくて色情報逆変換手段230に伝達す
る。(S470) もしも、前記彩度が75%以上であれば輝度−彩度色域
幅を圧縮した後(S460)、色情報逆変換手段230に
伝達する。(S470) 図5は、本発明の一実施例による色域幅圧縮手段220
の輝度色域幅圧縮部221において輝度の色域幅圧縮を
非線形的に行う概念を示す。
縮手段220の動作過程を示した流れ図である。前記色
情報変換手段210から輝度L*、彩度C*、色相h*の情
報を入力する。(S410) 前記入力された変数中まず輝度圧縮を行い(S420)、
続いて彩度情報が1.0以上であるかどうかを判断す
る。(S430) 前記判断の結果、彩度情報が1.0未満であればこれ以
上の圧縮過程を経なくて色情報逆変換手段230に伝達
する。(S470) もしも、彩度情報が1.0以上であれば、さらに前記色
域幅情報貯蔵部223の情報に基づき出力装置300の
限界色域幅情報上のイメージカラーに該当する彩度が7
5%以上であるかどうかを判断する。(S450) 前記判断の結果、彩度が75%未満であればこれ以上の
圧縮過程を経なくて色情報逆変換手段230に伝達す
る。(S470) もしも、前記彩度が75%以上であれば輝度−彩度色域
幅を圧縮した後(S460)、色情報逆変換手段230に
伝達する。(S470) 図5は、本発明の一実施例による色域幅圧縮手段220
の輝度色域幅圧縮部221において輝度の色域幅圧縮を
非線形的に行う概念を示す。
【0017】図5に示されるように、一つの線形関数を
利用して横軸の入力輝度が縦軸の輝度に変形されるので
はなく、B点を屈曲点(Inflection Cur
ve)にして二つの相異なった線形関数、したがって全
体的に非線形の関数を利用して変形される。
利用して横軸の入力輝度が縦軸の輝度に変形されるので
はなく、B点を屈曲点(Inflection Cur
ve)にして二つの相異なった線形関数、したがって全
体的に非線形の関数を利用して変形される。
【0018】すなわち、輝度が低くて暗い領域では圧縮
度を低し、輝度が高くて明るい領域では圧縮度を大きく
する関数が利用される。ここで、横軸は前記色域幅変換
手段210から入力される輝度値であり、縦軸は圧縮処
理された輝度値である。
度を低し、輝度が高くて明るい領域では圧縮度を大きく
する関数が利用される。ここで、横軸は前記色域幅変換
手段210から入力される輝度値であり、縦軸は圧縮処
理された輝度値である。
【0019】前記非線形な関数を形成する屈曲点Bの座
標Bx、Byは次の数式2で決定される。 「数式2」 By=Ay Bx=(Cx−Ax)/5.26 ここで、Axは入力ディスプレー装置100が表現でき
る最少輝度値であり、Ayは出力装置300が表現でき
る最少輝度値である。Cxは入力ディスプレー装置が表
現できる最大輝度値である。
標Bx、Byは次の数式2で決定される。 「数式2」 By=Ay Bx=(Cx−Ax)/5.26 ここで、Axは入力ディスプレー装置100が表現でき
る最少輝度値であり、Ayは出力装置300が表現でき
る最少輝度値である。Cxは入力ディスプレー装置が表
現できる最大輝度値である。
【0020】図6は、本発明の一実施例による色域幅圧
縮手段220の輝度−彩度色域幅圧縮部222によって
輝度−彩度の色域幅圧縮が多重収束点を利用して行われ
る概念を示す。
縮手段220の輝度−彩度色域幅圧縮部222によって
輝度−彩度の色域幅圧縮が多重収束点を利用して行われ
る概念を示す。
【0021】図6において、縦軸は輝度L*、横軸は彩
度C*を示す。また、Aは本発明で提示する上位輝度領
域収束点、Bは本発明で提示する下位輝度領域収束点、
Cは出力装置固有の色域幅境界情報、すなわち出力装置
300が最大に示すことができる色の境界領域、Dは入
力/ディスプレー装置固有の色域幅境界情報、すなわち
入力/ディスプレー装置100が最大に示すことができ
る色の境界領域、EはCの最大彩度点の輝度値(L* o
f Cusp)、すなわち出力装置300が最大に表現
できる彩度点が有する輝度値、FはDの最大彩度点の輝
度値(Cusp)、すなわち入力装置100が最大に表現
できる彩度点が有する輝度値を示す。
度C*を示す。また、Aは本発明で提示する上位輝度領
域収束点、Bは本発明で提示する下位輝度領域収束点、
Cは出力装置固有の色域幅境界情報、すなわち出力装置
300が最大に示すことができる色の境界領域、Dは入
力/ディスプレー装置固有の色域幅境界情報、すなわち
入力/ディスプレー装置100が最大に示すことができ
る色の境界領域、EはCの最大彩度点の輝度値(L* o
f Cusp)、すなわち出力装置300が最大に表現
できる彩度点が有する輝度値、FはDの最大彩度点の輝
度値(Cusp)、すなわち入力装置100が最大に表現
できる彩度点が有する輝度値を示す。
【0022】すなわち、これを図6によって詳細に説明
すると、特定の色相(Hue)を基準に(例:色相が45
度の赤色カラーにおいて)輝度と彩度のみを示して考慮
する時、入力装置100が最大に色を再現する境界情報
をD、出力装置300が最大に色を再現する境界情報を
Cとした場合、Cの領域外のあらゆる色は、出力装置3
00で再現時(例:モニターのカラーイメージをプリン
ト時)、従来の出力装置を利用するならば出力されな
い。
すると、特定の色相(Hue)を基準に(例:色相が45
度の赤色カラーにおいて)輝度と彩度のみを示して考慮
する時、入力装置100が最大に色を再現する境界情報
をD、出力装置300が最大に色を再現する境界情報を
Cとした場合、Cの領域外のあらゆる色は、出力装置3
00で再現時(例:モニターのカラーイメージをプリン
ト時)、従来の出力装置を利用するならば出力されな
い。
【0023】したがって、Cの領域外の色を特定の方法
を利用して圧縮すべきであるが、この場合本発明ではそ
の圧縮方向(収束方向)を3種に定めている。A点以上の
輝度を有する(すなわち、A点より明るい)色の場合、A
点(収束点)に向けるように、B点以下の輝度を有する
(すなわち、B点より暗い)色の場合、B点(収束点)に向
けるように、それ以外の輝度を有する色の場合、横軸
(彩度)と平行するように圧縮を実施する。
を利用して圧縮すべきであるが、この場合本発明ではそ
の圧縮方向(収束方向)を3種に定めている。A点以上の
輝度を有する(すなわち、A点より明るい)色の場合、A
点(収束点)に向けるように、B点以下の輝度を有する
(すなわち、B点より暗い)色の場合、B点(収束点)に向
けるように、それ以外の輝度を有する色の場合、横軸
(彩度)と平行するように圧縮を実施する。
【0024】これを利用して色域幅圧縮を行うメカニズ
ムを下の式で示すことができる。下記(1)、(2)は多重
収束点を決定する式である。 (1)輝度色域幅圧縮部221によって圧縮された輝度L
*を利用して、下位輝度領域の収束点Bを決定する。
ムを下の式で示すことができる。下記(1)、(2)は多重
収束点を決定する式である。 (1)輝度色域幅圧縮部221によって圧縮された輝度L
*を利用して、下位輝度領域の収束点Bを決定する。
【0025】D<30.0であれば、収束点Bの輝度L
*=28.0; その他の場合(D≧30.0の場合) 収束点Bの輝度L*=19.17×eα (α=0.01
24×Dの輝度値) (2)輝度色域幅圧縮部221によって圧縮された輝度L
*を利用して、上位輝度領域の収束点Aを決定する。
*=28.0; その他の場合(D≧30.0の場合) 収束点Bの輝度L*=19.17×eα (α=0.01
24×Dの輝度値) (2)輝度色域幅圧縮部221によって圧縮された輝度L
*を利用して、上位輝度領域の収束点Aを決定する。
【0026】D<30.0であれば、収束点Aの輝度L
*=75.0; その他の場合(D≧30.0の場合) 収束点Aの輝度L*=0.0002×D3+0.0289
×D2+1.4559×D+51.872 (3)その他の場合 輝度色域幅圧縮部221によって圧縮された輝度L*を
利用して、横軸(彩度軸)と水平方向に色域幅圧縮を行
う。
*=75.0; その他の場合(D≧30.0の場合) 収束点Aの輝度L*=0.0002×D3+0.0289
×D2+1.4559×D+51.872 (3)その他の場合 輝度色域幅圧縮部221によって圧縮された輝度L*を
利用して、横軸(彩度軸)と水平方向に色域幅圧縮を行
う。
【0027】前記色域幅情報貯蔵部223は、ディスプ
レー100及び印刷装置300が最大に示すことができ
る色域(Gamut)の情報を二進数のファイルの形態
で貯蔵し、この色域情報を前記輝度色域幅圧縮部221
と輝度−彩度色域幅圧縮部222に対して色域幅限界情
報(Marginal Gamut Boundary
Information)として送る。
レー100及び印刷装置300が最大に示すことができ
る色域(Gamut)の情報を二進数のファイルの形態
で貯蔵し、この色域情報を前記輝度色域幅圧縮部221
と輝度−彩度色域幅圧縮部222に対して色域幅限界情
報(Marginal Gamut Boundary
Information)として送る。
【0028】図7は、本発明の一実施例による色情報逆
変換手段を示す。色情報逆変換手段230は、前記色域
幅圧縮手段220で変換された輝度L*、彩度C*及び色
相h*の情報を、4個のルックアップテーブル231、2
32、233、234を利用して出力装置300でプリ
ントできるようにシアン、マゼンタ、黄色、黒色の情報
に逆変換する。
変換手段を示す。色情報逆変換手段230は、前記色域
幅圧縮手段220で変換された輝度L*、彩度C*及び色
相h*の情報を、4個のルックアップテーブル231、2
32、233、234を利用して出力装置300でプリ
ントできるようにシアン、マゼンタ、黄色、黒色の情報
に逆変換する。
【0029】これを詳細に説明すると、前記色情報変換
手段210のルックアップテーブル211、212、2
13で用いられたマトリックスから数学的に逆マトリッ
クス(Inverse Matrix)を求め、この逆マ
トリックスによって得られた三刺激値(Tristim
ulus)及び出力装置300のデバイスカラー特性(D
evice Color Character)関数を利
用して4個のルックアップテーブルが形成される。
手段210のルックアップテーブル211、212、2
13で用いられたマトリックスから数学的に逆マトリッ
クス(Inverse Matrix)を求め、この逆マ
トリックスによって得られた三刺激値(Tristim
ulus)及び出力装置300のデバイスカラー特性(D
evice Color Character)関数を利
用して4個のルックアップテーブルが形成される。
【0030】出力装置300のデバイスカラー特性関数
は下記、数式3のように定義できる。 「数式3」 C=a11×X+a12×Y+a13×Z M=a21×X+a22×Y+a23×Z Y=a31×X+a32×Y+a33×Z K=a41×X+a42×Y+a43×Z ここで、X、Y、Zは逆マトリックスから得られる三刺
激値であり、Cはシアン、Mはマゼンタ、Yは黄色、K
は黒色の色情報であり、a11、a12、a13、a2
1、a22、a23、a31、a32、a33、a4
1、a42、a43は関数を構成する媒介変数と言え
る。これらは色域幅情報貯蔵部223から受け取る。
は下記、数式3のように定義できる。 「数式3」 C=a11×X+a12×Y+a13×Z M=a21×X+a22×Y+a23×Z Y=a31×X+a32×Y+a33×Z K=a41×X+a42×Y+a43×Z ここで、X、Y、Zは逆マトリックスから得られる三刺
激値であり、Cはシアン、Mはマゼンタ、Yは黄色、K
は黒色の色情報であり、a11、a12、a13、a2
1、a22、a23、a31、a32、a33、a4
1、a42、a43は関数を構成する媒介変数と言え
る。これらは色域幅情報貯蔵部223から受け取る。
【0031】上記では実施例に基づいて本発明を説明し
たが、このような実施例は本発明を制限することなく例
示するものであり、本発明が属する分野の技術者には本
発明が意図している技術思想の範囲内で多様に変形実施
できる。
たが、このような実施例は本発明を制限することなく例
示するものであり、本発明が属する分野の技術者には本
発明が意図している技術思想の範囲内で多様に変形実施
できる。
【0032】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明は、入力
カラー装置に入力されたりディスプレー装置で見られる
カラーイメージを印刷して出力する時、色域幅の差で再
現されない色領域を人間視感特性を基盤とした非線形、
多重収束方式を利用して最大限原本のイメージの色と一
致するように支援する。
カラー装置に入力されたりディスプレー装置で見られる
カラーイメージを印刷して出力する時、色域幅の差で再
現されない色領域を人間視感特性を基盤とした非線形、
多重収束方式を利用して最大限原本のイメージの色と一
致するように支援する。
【0033】したがって、正確性が向上され、グラフィ
ックス、映像処理、仮想現実、印刷業界等で、カラーモ
ニター等のディスプレー装置で見られるカラーイメージ
を最大限人間の視感に合致した色として印刷することが
でき、またカラー装置生産業界において、ハードウェア
の開発時、最適のカラーを再生することに利用できる。
ックス、映像処理、仮想現実、印刷業界等で、カラーモ
ニター等のディスプレー装置で見られるカラーイメージ
を最大限人間の視感に合致した色として印刷することが
でき、またカラー装置生産業界において、ハードウェア
の開発時、最適のカラーを再生することに利用できる。
【0034】同時に超高速情報通信網において、情報提
供者と最終ユーザー間のカラー情報の不一致を最小化す
るカラー運営システム(Color Manageme
ntSystem)の応用ライブラリーとしても使用が
可能である。
供者と最終ユーザー間のカラー情報の不一致を最小化す
るカラー運営システム(Color Manageme
ntSystem)の応用ライブラリーとしても使用が
可能である。
【図1】 本発明の一実施例によるカラーディスプレー
及び入力装置と出力カラー印刷装置間に設けらた多重収
束点を利用した非線形色域幅圧縮装置の構成図。
及び入力装置と出力カラー印刷装置間に設けらた多重収
束点を利用した非線形色域幅圧縮装置の構成図。
【図2】 図1の非線形色域幅圧縮装置の色情報変換手
段の構成図。
段の構成図。
【図3】 図1の非線形色域幅圧縮装置の色域幅圧縮手
段の構成図。
段の構成図。
【図4】 図3の色域幅圧縮手段の動作過程を示した流
れ図。
れ図。
【図5】 図3の色域幅圧縮手段の輝度色域幅圧縮部で
輝度の色域幅圧縮を非線形的に行う概念を示すグラフ。
輝度の色域幅圧縮を非線形的に行う概念を示すグラフ。
【図6】 図3の色域幅圧縮手段の輝度−彩度色域幅圧
縮部で輝度−彩度の色域幅圧縮を多重収束点を利用して
行う概念を示すグラフ。
縮部で輝度−彩度の色域幅圧縮を多重収束点を利用して
行う概念を示すグラフ。
【図7】 図1の非線形色域幅圧縮装置の色情報逆変換
手段の構成図。
手段の構成図。
100:カラーディスプレー及び入力装置 200:色域幅圧縮装置 210:色情報変換手段 220:色域幅圧縮手段 230:色情報逆変換手段 300:出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 呉 吉 祿 大韓民国 ソウル 江南区 三城洞 19− 4 象牙アパートメント 3−302 (72)発明者 ▲チョ▼ 孟 燮 大韓民国 大田市 儒城区 田民洞 エキ スポ アパートメント 404−601 (72)発明者 金 鎭 緒 大韓民国 ソウル 龍山区 葛越洞 6− 29番地 (72)発明者 金 洪 基 大韓民国 大田市 西区 屯山2洞 ユン ハソー アパートメント 102−201 (72)発明者 尹 昌 洛 大韓民国 大田市 儒城区 魚隱洞 1番 地 (72)発明者 韓 圭 瑞 大韓民国 仁川市 南区 桃花2洞 91− 18番地
Claims (16)
- 【請求項1】カラーディスプレー及び入力装置のイメー
ジを形成する赤、緑、青色の座標入力変数を三刺激値
X、Y、Z及びCIE L*、a*、b*の色座標体系を
用いて輝度L*、彩度C*、色相h*のカラー座標に変換す
る色情報変換手段と、 前記色情報変換手段から受け取る色情報に基づいて輝度
の色域幅圧縮を非線形的に行うとともに、輝度−彩度の
色域幅圧縮を多重収束点を中心に行う色域幅圧縮手段
と、 前記色域幅圧縮手段によって圧縮された輝度L*、輝度
−彩度L*−C*、及び色相h*の変数を再び出力装置で使
用できるシアン、マゼンタ、黄色、黒色の色座標に変換
する色情報逆変換手段とを備えることを特徴とする多重
収束点を利用した非線形色域幅圧縮装置。 - 【請求項2】 前記色情報変換手段は、 輝度値L*生成ルックアップテーブル、彩度値C*生成ル
ックアップテーブル及び色相値h*生成ルックアップテー
ブルを用いて前記輝度L*、彩度C*、色相h*の情報に変
換するとき、カラーディスプレー及び入力装置の従属的
カラー座標である赤色、緑色及び青色の色座標系を次の
数学式を利用して独立的CIE XYZ座標に変換する
ことを特徴とする請求項1に記載の多重収束点を利用し
た非線形色域幅圧縮装置。 log Tr=c1r log[(1−c2r)D+c2
r] log Tg=c1g log[(1−c2g)D+c2
g] log Tb=c1b log[(1−c2b)D+c2
b] 輝度L*=116× (Y/Yn)1/3 − 16.0(Y/
Yn>0.008856) 輝度L*=903.3×(Y/Yn) (Y/Yn≦0.0
08856) a*=500×[(X/Xn)1/3−(Y/Yn)1/3] b*=200×[(Y/Yn)1/3−(Z/Zn)1/3] 彩度C*=(a*a*+b*b*)2 色相h*=Actan(b*/a*) ここで、Tr、Tg、TbはCRTモニターの赤色、緑
色、青色の輝度値である。またc1r、c2r、c1
g、c2g、c1b、c2bは該当する赤色ガン、緑色
ガン、青色ガンに関連する関数の最適係数である。 - 【請求項3】 前記色域幅圧縮手段は、 前記色情報変換手段から入力される輝度の圧縮を非線形
的に行う輝度色域幅圧縮部と、 前記輝度色域幅圧縮部で圧縮された輝度と前記色情報変
換手段から入力される彩度の圧縮を多重収束点を中心に
行う輝度−彩度色域幅圧縮部と、 前記輝度色域幅圧縮部と輝度−彩度色域幅圧縮部に色域
幅情報を提供する色域幅情報貯蔵部とを備えることを特
徴とする請求項1に記載の多重収束点を利用した非線形
色域幅圧縮装置。 - 【請求項4】 前記色域幅情報貯蔵部は、 ディスプレーや印刷装置が最大に示すことができる色域
の情報を貯蔵し、その貯蔵された色域情報を前記輝度色
域幅圧縮部と輝度−彩度色域幅圧縮部に対して処理に必
要な色域幅限界情報として送ることを特徴とする請求項
3に記載の多重収束点を利用した非線形色域幅圧縮装
置。 - 【請求項5】 前記輝度色域幅圧縮部は、 輝度を非線形に圧縮するための屈曲点Bの座標Bx、B
yを次の式で決定することを特徴とする請求項3に記載
の多重収束点を利用した非線形色域幅圧縮装置。 By=Ay Bx=(Cx−Ax)/5.26 ここで、Axは入力ディスプレー装置が表現できる最少
輝度値であり、Ayは出力装置が表現できる最少輝度値
であり、Cxは入力ディスプレー装置が表現できる最大
輝度値である。 - 【請求項6】 前記輝度−彩度色域幅圧縮部は、 前記輝度色域幅圧縮部によって圧縮された輝度L*を利
用して下位輝度領域の収束点Bを、D<30.0であれ
ば輝度L*=28.0の点とし、D≧30.0の場合は
下位輝度領域収束点Bを輝度L*=19.17×e
α(α=0.0124×Dの輝度値)の点とし、上位輝
度領域の収束点Aを、D<30.0であれば輝度L*=
75.0の点とし、D≧30.0の場合は上位輝度領域
収束点Aを輝度L*=0.0002×D3+0.0289
×D2+1.4559×D+51.872の点として決
定し、下位及び上位輝度領域以外の場合には彩度軸に水
平に色域幅圧縮を行うことを特徴とする請求項3に記載
の多重収束点を利用した非線形色域幅圧縮装置。ここ
で、Dは入力/ディスプレー装置色域幅境界情報であ
る。 - 【請求項7】 前記色情報逆変換手段は、前記色域幅圧
縮手段によって変換された輝度L*、彩度C*及び色相h*
の情報を4個のルックアップテーブルを用いて出力装置
でプリントできるように逆変換するとき、次のカラー特
性関数式を利用してシアン、マゼンタ、黄色、黒色の情
報に逆変換することを特徴とする請求項1に記載の多重
収束点を利用した非線形色域幅圧縮装置。 C=a11×X+a12×Y+a13×Z M=a21×X+a22×Y+a23×Z Y=a31×X+a32×Y+a33×Z K=a41×X+a42×Y+a43×Z ここで、X、Y、Zは逆マトリックスから得られる三刺
激値であり、Cはシアン、Mはマゼンタ、Yは黄色、K
は黒色の色情報であり、a11、a12、a13、a2
1、a22、a23、a31、a32、a33、a4
1、a42、a43は関数を構成する媒介変数である。 - 【請求項8】 カラーディスプレー及び入力装置のイメ
ージを形成する赤、緑、青の色座標入力変数を、三刺激
値X、Y、Z及びCIE L*、a*、b*の色座標体系
を用いて輝度L*、彩度C*、色相h*のカラー座標に変換
する第1段階と、 前記変換された色情報に基づいて輝度の色域幅圧縮を非
線形的に行うとともに、輝度−彩度の色域幅圧縮を多重
収束点を中心に行う第2段階と、 前記圧縮された輝度L*、輝度−彩度L*−C*、及び色
相h*の変数を出力装置で使用できるシアン、マゼンタ、
黄色、黒色の色座標に逆変換する第3段階とを備えるこ
とを特徴とする多重収束点を利用した非線形色域幅圧縮
方法。 - 【請求項9】 第1段階の輝度L*、彩度C*、色相h*の
カラー座標への変換は、 カラーディスプレー及び入力装置の従属的カラー座標で
ある赤色、緑色及び青色の色座標系を次の数学式を用い
て独立的CIE XYZ座標に変換して行われることを
特徴とする請求項8に記載の多重収束点を利用した非線
形色域幅圧縮方法。 log Tr=c1r log[(1−c2r)D+c2
r] log Tg=c1g log[(1−c2g)D+c2
g] log Tb=c1b log[(1−c2b)D+c2
b] 輝度L*=116×(Y/Yn)1/3 − 16.0(Y/Y
n>0.008856) 輝度L*=903.3×(Y/Yn) (Y/Yn≦0.0
08856) a*=500×[(X/Xn)1/3−(Y/Yn)1/3] b*=200×[(Y/Yn)1/3−(Z/Zn)1/3] 彩度C*=(a*a*+b*b*)2 色相h*=Actan(b*/a*) ここで、Tr、Tg、TbはCRTモニターの赤色、緑
色、青色の輝度値である。またc1r、c2r、c1
g、c2g、c1b、c2bは該当する赤色ガン、緑色
ガン、青色ガンに関連する関数の最適係数である。 - 【請求項10】 前記色域幅圧縮を行う第2段階は、 前記変換された輝度L*、彩度C*、色相h*の情報を受け
取って輝度圧縮を行う第1副段階と、 前記彩度情報が1.0以上であるかどうかを判断し、彩
度情報が1.0未満であればこれ以上の圧縮過程を経な
くて色情報を逆変換する第2副段階と、 前記彩度情報が1.0以上であれば、さらに出力装置の
限界色域幅情報のイメージカラーに該当する彩度が75
%以上であるかどうかを判断し、彩度が75%未満であ
ればこれ以上の圧縮過程を経なくて色情報を逆変換し、
彩度が75%以上であれば輝度−彩度色域幅の圧縮を行
なった後、色情報を逆変換する第3副段階とを備えるこ
とを特徴とする請求項8に記載の多重収束点を利用した
非線形色域幅圧縮方法。 - 【請求項11】 前記第1副段階の輝度の圧縮におい
て、 輝度を非線形に圧縮するための屈曲点Bの座標Bx、B
yが次の式で決定されることを特徴とする請求項10に
記載の多重収束点を利用した非線形色域幅圧縮方法。 By=Ay Bx=(Cx−Ax)/5.26 ここで、Axは入力ディスプレー装置が表現できる最少
輝度値であり、Ayは出力装置が表現できる最少輝度値
であり、Cxは入力ディスプレー装置が表現できる最大
輝度値である。 - 【請求項12】 前記第3副段階の輝度−彩度色域幅圧
縮において、 前記第1副段階で圧縮された輝度L*を利用して下位輝
度領域の収束点BがD<30.0の場合は輝度L*=2
8.0の点とされ、D≧30.0の場合は下位輝度領域
収束点Bが輝度L*=19.17×eα(α=0.01
24×Dの輝度値)の点とされ、上位輝度領域の収束点
AがD<30.0の場合は輝度L*=75.0の点とさ
れ、D≧30.0の場合は上位輝度領域収束点Aが輝度
L*=0.0002×D3+0.0289×D2+1.4
559×D+51.872として決定され、下位及び上
位輝度領域以外の場合には彩度軸に水平に色域幅圧縮が
行われることを特徴とする請求項10に記載の多重収束
点を利用した非線形色域幅圧縮方法。ここで、Dは入力
/ディスプレー装置色域幅境界情報である。 - 【請求項13】 前記第3副段階の色域幅情報は、ディ
スプレーや印刷装置が最大に示すことができる色域の情
報として貯蔵され、その貯蔵された色域幅情報は前記輝
度色域幅圧縮及び輝度−彩度色域幅圧縮に対して処理に
必要な色域幅限界情報として送られることを特徴とする
請求項10に記載の多重収束点を利用した非線形色域幅
圧縮方法。 - 【請求項14】 前記第3段階の色情報逆変換におい
て、 前記色域幅圧縮によって変換された輝度L*、彩度C*及
び色相h*の情報が、出力装置でプリントできるように逆
変換されるとき、次のカラー特性関数式を用いてシア
ン、マゼンタ、黄色、黒色の情報に逆変換されることを
特徴とする請求項8に記載の多重収束点を利用した非線
形色域幅圧縮方法。 C=a11×X+a12×Y+a13×Z M=a21×X+a22×Y+a23×Z Y=a31×X+a32×Y+a33×Z K=a41×X+a42×Y+a43×Z ここで、X、Y、Zは逆マトリックスから得られる三刺
激値であり、Cはシアン、Mはマゼンタ、Yは黄色、K
は黒色の色情報であり、a11、a12、a13、a2
1、a22、a23、a31、a32、a33、a4
1、a42、a43は関数を構成する媒介変数である。 - 【請求項15】 多重収束点を利用した非線形色域幅圧
縮を行うためのコンピュータ読み取り可能なプログラム
コードが格納された記憶媒体であって、 そのプログラムは、 カラーディスプレー及び入力装置のイメージを形成する
赤、緑、青の色座標入力変数を三刺激値X、Y、Z及び
CIE L*、a*、b*の色座標体系を用いて輝度L*、
彩度C*、色相h*のカラー座標に変換させる第1段階
と、 前記変換された色情報から輝度の色域幅圧縮を非線形的
に行うとともに輝度−彩度の色域幅圧縮を多重収束点を
中心に行う第2段階と、 前記圧縮された輝度L*、輝度−彩度L*−C*、及び色
相h*の変数を出力装置で使用できるシアン、マゼンタ、
黄色、黒色の色座標に逆変換する第3段階とを備える方
法を、実行する。 - 【請求項16】 前記色域幅圧縮を行う第2段階は、 前記変換された輝度L*、彩度C*、色相h*の情報を受け
取って輝度圧縮を行う第1副段階と、 前記彩度情報が1.0以上であるかどうかを判断し、彩
度情報が1.0未満であればこれ以上の圧縮過程を経な
くて色情報を逆変換する第2副段階と、 前記彩度情報が1.0以上であれば、さらに出力装置の
限界色域幅情報のイメージカラーに該当する彩度が75
%以下であるかどうかを判断し、彩度が75%以下であ
ればこれ以上の圧縮過程を経なくて色情報を逆変換し、
彩度が75%以上であれば輝度−彩度色域幅の圧縮を行
なった後、色情報を逆変換する第3副段階とを備えるこ
とを特徴とする請求項15に記載の記録媒体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019990062431A KR100362379B1 (ko) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 다중 수렴점을 이용한 비선형 색역폭 압축 장치 및 방법 |
KR99/62431 | 1999-12-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001238091A true JP2001238091A (ja) | 2001-08-31 |
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ID=19629976
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000398924A Pending JP2001238091A (ja) | 1999-12-27 | 2000-12-27 | 多重収束点を利用した非線形色域幅圧縮装置及び方法 |
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---|---|
JP (1) | JP2001238091A (ja) |
KR (1) | KR100362379B1 (ja) |
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