JP2001237776A - 光増幅中継伝送システムとそのシステムを用いた光伝送系 - Google Patents

光増幅中継伝送システムとそのシステムを用いた光伝送系

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JP2001237776A
JP2001237776A JP2000042549A JP2000042549A JP2001237776A JP 2001237776 A JP2001237776 A JP 2001237776A JP 2000042549 A JP2000042549 A JP 2000042549A JP 2000042549 A JP2000042549 A JP 2000042549A JP 2001237776 A JP2001237776 A JP 2001237776A
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optical
switch
fiber
pumping light
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Kaoru Imai
薫 今井
Masatoshi Suzuki
正敏 鈴木
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KDDI Submarine Cable Systems Inc
KDDI Corp
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KDDI Corp
KDD Submarine Cable System Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】適切な光利得プロファイルを適切な状態に調整
することができる光増幅中継伝送システム及びそのシス
テムを用いた光伝送系を提供する。 【解決手段】光中継伝送システムは、光中継器に、励起
用ファイバヘ入力する励起光の方向を切り換えるための
切り替え手段と、伝送される光信号の各スペクトルのレ
ベルを調整する調整手段と、これらの切り換え手段と調
整手段とをローカル制御又はリモート制御により外部制
御するための制御手段とを設けた構成を有している。ま
た、光伝送系では、送信端局と受信端局との間に設置さ
れた光ファイバ伝送路内に所要間隔をおいて該光ファイ
バ伝送路で伝送される光信号の各スペクトルのレベルを
調整するための光増幅中継システムが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光中継システム及び
そのシステムを用いた光伝送系に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで、光中継器の内部において、励
起光を励起用ファイバヘ挿入する方向は光中継器の製造
段階で固定されており、方向を自由に外部から制御する
機構は組み込まれていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】将来、中継器と中継器
の間には伝送用のファイバ以外に、伝送路の途中に例え
ば光利得プロファイルを調整するための装置が挿入され
る可能性があり、このとき、励起用ファイバヘ挿入する
励起光の方向が固定されていることが原因で、光利得プ
ロファイルを最適な状態に調整しきれないケースが想定
され得る。光中継器の出力パワーと伝送ファイバの伝送
損失とのバランスが保たれている場合には、例えば図8
(a),図9(a)のような大きな利得傾斜は存在せ
ず、またそのようにケーブルがあらかじめ設計されてい
る。しかし、実際に敷設された後に何らかのトラブル
で、このバランスが崩れた場合、平坦性が損なわれ、右
上がりもしくは左上がりの傾斜が発生する。こうした状
態で波長多重信号が伝送されると、信号レベルの高い波
長信号はさらに強調され、落ち込んだ部分の信号は劣化
し、その後の伝送特性に大きく影響を及ぼす。そのよう
なときに、この励起光の挿入方向を切り替えることがで
きれば、光利得プロファイルをより適切な状態に調整す
ることが期待される。
【0004】本発明は、励起光の挿入方向を切り換えか
つレベル調整することにより、光利得プロファイルを適
切な状態に調整することができる光増幅中継伝送システ
ム及びそのシステムを用いた光伝送系を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明による光中継伝送システムは、光中継器に、
励起用ファイバヘ入力する励起光の方向を切り換えるた
めの切り替え手段と、伝送される光信号の各スペクトル
のレベルを調整する調整手段と、これらの切り換え手段
と調整手段とを外部制御するための制御手段とを設けた
構成を有している。また、本発明による光中継伝送シス
テムを備えた光伝送系は、送信端局と受信端局との間に
設置された光ファイバ伝送路内に所要間隔をおいて該光
ファイバ伝送路で伝送される光信号の各スペクトルのレ
ベルを調整するための光増幅中継システムが設けられ、
該光増幅中継システムは、少なくとも一つの励起光源
と、二つの被励起ファイバと、該二つの被励起ファイバ
への前記少なくとも一つの励起光源からの励起光の励起
方向を切り換えるための光スイッチ手段と、該励起光の
レベルを調整するためのレベル調整手段と、該光スイッ
チ手段と該レベル調整手段とを制御するための制御回路
とを備え、該制御回路は外部コントロール制御端末から
のローカル制御入力又は前記光ファイバ伝送路で伝送さ
れる光信号内に含まれるリモート制御用光信号によるリ
モート制御入力により制御されるように構成されてお
り、前記ローカル制御入力又は前記リモート制御入力に
より、前記光ファイバ伝送路の光利得プロファイルが所
望の特性になるように構成されている。
【0006】
【発明の実施形態】以下図面を参照して、本発明の実施
例を説明する。 (実施例1)この実施例1は、図1に示すように、2つ
の励起用ファイバ(励起用ファイバ1ー1,励起用ファ
イバ1ー2)と、1つの励起光源2と、5つの光切り替
えスイッチ3ー1,3ー2,3ー3,3ー4,3ー5
と、1つの分波器7ー1と、4つの分波器(WDMカプ
ラ)5ー1,5ー2,5ー3,5ー4,5ー5と、1つ
の光アイソレータ9と、4つのレベル調整器10ー1,
10ー2,10ー3,10ー4と、2つの10dBカプ
ラ11ー1,11ー2と、を使用して、入力ファイバ伝
送路13ー1と出力ファイバ伝送路13ー2との間で、 1)励起用ファイバ1ー1の後方励起のみ 2)励起用ファイバ1ー2の前方励起のみ 3)励起用ファイバ1ー1の後方励起と励起用ファイバ
1ー2の前方励起 の3つの選択状態を切り替え制御するように構成されて
いる。
【0007】図2は、この場合の制御を行う制御回路1
2の1例であり、10dBカプラ11ー1により光スイ
ッチ3ー4の入力側からとり出した光信号により制御動
作を行う。
【0008】即ち、この実施例1では、図1に示すよう
に、入力ファイバ伝送路12ー1と出力ファイバ伝送路
12ー2との間に、第1の光ファイバ伝送路4ー1,第
2の光ファイバ伝送路4ー2と、該第1の光ファイバ伝
送路4ー1に挿入接続された第1の被励起ファイバ1ー
1と、第3の光ファイバ伝送路4ー3,第4の光ファイ
バ伝送路4ー4と、該第3の光ファイバ伝送路4ー3に
挿入接続された第2の被励起ファイバ1ー2と、第1の
ファイバ選択光伝送路8ー1,第2のファイバ選択光伝
送路8ー2,第3のファイバ選択光伝送路8ー3及び第
4のファイバ選択光伝送路8ー4と、前記第1の光ファ
イバ伝送路4ー1と前記第2の光ファイバ伝送路4ー2
との各一端部を前記第1のファイバ選択光伝送路8ー
1,第2のファイバ選択光伝送路8ー2,第3のファイ
バ選択光伝送路8ー3及び第4のファイバ選択光伝送路
8ー4の各一端部の何れかに接続するために配置された
第1の光スイッチ3ー1と、前記第3の光ファイバ伝送
路4ー3と前記第4の光ファイバ伝送路4ー2との各一
端部を前記第1のファイバ選択光伝送路8ー1,第2の
ファイバ選択光伝送路8ー2,第3のファイバ選択光伝
送路8ー3,第4のファイバ選択光伝送路8ー4の各他
端部の何れかに接続するために配置された第2の光スイ
ッチ3ー2と、前記第2のファイバ選択光伝送路8ー2
に、出力側が前記第1の光スイッチ3ー1の選択路に接
続され一方の入力が該第2の光ファイバ選択光伝送路8
ー2に接続されるように挿入された第1の合波器(WD
Mカプラ)5ー1と、前記第2の励起光伝送路8ー2
に、出力側が前記第2の光スイッチ3ー2の選択路に接
続され一方の入力が該第2のファイバ選択光伝送路8ー
2に接続されるように挿入された第2の合波器(WDM
カプラ)5ー2と、前記第2のファイバ選択光伝送路8
ー2の、該第1の合波器5ー1と該第2の合波器5ー2
との間に該第1の合波器から該第2の合波器への方向
が、順方向になるように挿入されたアイソレータ9と、
前記第3のファイバ選択光伝送路8ー3に、出力側が前
記第1の光スイッチ3ー1の選択路に接続され一方の入
力が該第3のファイバ選択光伝送路8ー3に接続される
ように挿入された第3の合波器(WDMカプラ)5ー3
と、前記第4のファイバ選択光伝送路8ー4に、出力側
が前記第2の光スイッチ3ー2の選択路に接続され一方
の入力が該第4のファイバ選択光伝送路8ー4に接続さ
れるように挿入された第4の合波器(WDMカプラ)5
ー4と、励起光を発生するための励起光源2と、前記第
1の合波器5ー1の他方の入力に一端が接続された第1
の励起光伝送路6ー1と、前記第2の合波器5ー2の他
方の入力に一端が接続された第2の励起光伝送路6ー2
と、前記第3の合波器5ー3の他方の入力に一端が接続
された第3の励起光伝送路6ー3と、前記第4の合波器
5ー4の他方の入力に一端が接続された第4の励起光伝
送路6ー4と、前記第1の励起光伝送路6ー1の他端と
前記第2の励起光伝送路6ー2の他端に二つの出力端が
それぞれ接続された第1の分波器7ー1と、前記励起光
源2からの前記励起光を前記第3の励起光伝送路6ー3
の他端,前記第4の励起光伝送路6ー4の他端、また
は、前記第1の分波器7ー1の入力への追加選択路A,
B,Cに接続するために配置された第3の光スイッチ3
ー3と、前記第1の励起光伝送路6ー1,前記第2の励
起光伝送路6ー2,前記第3の励起光伝送路6ー3,前
記第4の励起光伝送路6ー4に、それぞれ、挿入された
レベル調整器10ー1,10ー2,10ー3,10ー4
とを備えている。
【0009】図1の回路における光スイッチ3ー1,3
ー2,3ー3,3ー4,3ー5とレベル調整器10ー
1,10ー2,10ー3,10ー4を制御する制御回路
の1例は図2に示されており、光スイッチ3ー4の入力
側に配置されている10dBカプラ11ー1により分岐
されたリモート制御用光信号λc は光フィルタ12ー1
で切り出され、光電変換器12ー2によりリモート制御
用電気信号E1 に変換される。ローカル制御端末12ー
3は、ローカル制御用電気信号E2 を送出するために配
置されている。リモート/ローカル切替器12ー4は、
リモート制御用電気信号E1 又はローカル制御用電気信
号E2 を選択して次のフリップフロップ回路12ー5の
入力I1 に入力され、フリップフロップ回路12ー5の
出力は中央処理装置(CPU)12ー6に伝達される。
CPU12ー6は、フリップフロップ回路12ー5の出
力に従って、各光スイッチ3ー1,3ー2,3ー3,3
ー4,3ー5及びレベル調整器10ー1,10ー2,1
0ー3,10ー4の制御を行うための状態信号を出力
し、この状態信号か又はこれに対応する状態信号をフリ
ップフロップ回路12ー5の入力I2 に入力する。フリ
ップフロップ回路12ー5では、入力I2 側の入力と現
在の制御状態信号である入力I2 とが比較され、両者間
に差が生じたときに、フリップフロップ回路12ー5か
らCPU12ー6へ制御状態の変更のための制御信号が
伝達される。これにより、CPU12ー6は各光スイッ
チ及び各レベル調整器に対して、後述の如き所定の設定
命令を送出して所望の設定制御を行う。フリップフロッ
プ12ー5の入力I1 と入力I2 との間に変化がないと
きには、CPUによる各光スイッチと各レベル調整器の
制御状態が維持される。
【0010】この実施例1では、表1に示すように、前
記第1の光スイッチ3ー1が前記第1の光ファイバ伝送
路4ー1の一端を前記第3のファイバ選択光伝送路8ー
3の一端に接続し、前記第2の光スイッチ3ー2が前記
第4の光ファイバ伝送路4ー4を前記第3のファイバ選
択光伝送路8ー3の他端に接続し、前記第3の光スイッ
チ3ー3が前記励起光源2からの前記励起光を前記第4
の励起光伝送路6ー4の他端に接続し、前記第4の光ス
イッチ3ー4が前記入力ファイバ伝送路13ー1を前記
第1の光ファイバ伝送路の他端に接続し、前記第5の光
スイッチ3ー5が前記第4の光ファイバ伝送路4ー4の
他端を前記出力ファイバ伝送路13ー2に接続したとき
に、前記第1の被励起ファイバ1ー1への該励起光の後
方向流入が行なわれる第1の選択状態1)と、前記第1
のスイッチ3ー1が前記第2の光ファイバ伝送路4ー2
を前記第4のファイバ選択光伝送路8ー4の一端に接続
し、前記第2のスイッチ3ー2が前記第3の光ファイバ
伝送路4ー3を前記第4のファイバ選択光伝送路8ー4
の他端に接続し、さらに前記第3のスイッチ3ー3が前
記励起光源2からの前記励起光を前記第3の励起光伝送
路6ー3の他端に接続し、前記第4の光スイッチ3ー4
が前記入力光ファイバ伝送路13ー1を前記第2の光フ
ァイバ伝送路の他端に接続し、前記第5の光スイッチ3
ー5が前記第3の光ファイバ伝送路の他端を前記出力フ
ァイバ伝送路13ー2に接続したときに、前記第2の被
励起ファイバ1ー2への該励起光の前方向流入が行なわ
れる第2の選択状態2)と、さらに、前記第1のスイッ
チ3ー1が前記第1の光ファイバ伝送路4ー1を前記第
2のファイバ選択光伝送路8ー2の一端に接続し、前記
第2のスイッチ3ー2が前記第3の光ファイバ伝送路4
ー3を前記第2のファイバ選択光伝送路8ー2の他端に
接続し、さらに前記第3のスイッチ3ー3が前記励起光
源2からの前記励起光を前記第1の分波器7ー1の入力
への追加選択路に接続し、前記第4の光スイッチ3ー4
が前記入力ファイバ伝送路13ー1を前記第1の光ファ
イバ伝送路4ー1の他端に接続し、前記第5の光スイッ
チ3ー5が前記出力ファイバ伝送路13ー2を前記第3
の光ファイバ伝送路4ー3の他端に接続したときに、前
記第1の被励起ファイバ1ー1への該励起光の後方向流
入と前記第2の被励起ファイバ1ー2への該励起光の前
方向流入とが行なわれる第3の選択状態3)と、の何れ
かの選択状態が得られるように構成されている。
【0011】
【表1】
【0012】これらの選択状態において、伝送される光
信号の各スペクトルのレベルを調整するための調整制御
がレベル調整器10ー1,10ー2,10ー3,10ー
4を制御することにより行われる。その詳細については
後述する。
【0013】なお、この実施例4において、出力が足り
ない場合には、図3のように励起光源を合波器で合波さ
せた後に切り替え装置を接続するように変更することが
できる。
【0014】(実施例2)この実施例2は、図3に示す
ように、2つの励起用ファイバ(励起用ファイバ1ー
1,励起用ファイバ1ー2)と、1つの光源2と、7つ
の光切替えスイッチ3ー1,3ー2,3ー3,3ー4,
3ー5,3ー6,3ー7と、8つの分波器(WDM)カ
プラ5ー1,5ー2,5ー3,5ー4,5ー5,5ー
6,5ー7,5ー8と、2つの分波器7ー1,7ー2
と、1つの光アイソレータ9と、8つのレベル調整器1
0ー1,10ー2,10ー3,10ー4,10ー5,1
0ー6,10ー7,10ー8と、2つの10dBカプラ
11ー1,11ー2とを使用して、入力ファイバ伝送路
13ー1と出力ファイバ伝送路13ー2との関係で、 1)被励起ファイバ1ー1を前方励起 2)被励起ファイバ1ー2を前方励起 3)被励起ファイバ1ー1を後方励起しかつ被励起ファ
イバ1ー2を前方励起 4)被励起ファイバ1ー1を後方励起 5)被励起ファイバ1ー2を後方励起 6)被励起ファイバ1ー1を方励起としかつ被励起ファ
イバ1ー2を後方励起の6つの選択状態を切り替える場
合である。図4は、この場合の制御を行う制御回路12
aの1例であり、前述の図2に示す制御回路と同様の構
成を有し、10dBカプラ11ー1により光スイッチ3
ー6の入力側からとり出した光信号により制御動作を行
う。
【0015】即ち、この実施例2では、図1に示す実施
例1の光増幅中継伝送システムにおいて、さらに、図3
に示すように、第1の光ファイバ伝送路4ー1,第2の
光ファイバ伝送路4ー2の側に、第5の光ファイバ伝送
路4ー5,第6の光ファイバ伝送路4ー6,第7の光フ
ァイバ伝送路4ー7と、該第5の光ファイバ伝送路4ー
5の端部に一方の入力が接続された第5の合波器5ー5
と、第6の光ファイバ伝送路4ー6の端部に一方の入力
が接続された第6の合波器5ー6とを備え、前記光スイ
ッチ3ー4の代わりに、該第5の合波器5ー5の出力側
と該第6の合波器5ー6の出力側と該第7の光ファイバ
伝送路4ー7を前記第1の光ファイバ伝送路4ー1と第
2の光ファイバ伝送路4ー2に選択的に接続するための
第4の代替光スイッチ3ー4aとを備え、さらに、前記
入力ファイバ伝送路13ー1を前記光ファイバ伝送路4
ー5,4ー6,4ー7のいずれかに選択的に接続するた
めの光スイッチ3ー6を備え、第3の光ファイバ伝送路
4ー3,第4の光ファイバ伝送路4ー4の側に、第8の
光ファイバ伝送路4ー8,第9の光ファイバ伝送路4ー
9,第10の光ファイバ伝送路4ー10と、該第8の光
ファイバ伝送路4ー8の端部に一方の入力が接続された
第7の合波器5ー7と、第9の光ファイバ伝送路4ー9
の端部に一方の入力が接続された第8の合波器5ー8と
を備え、前記光スイッチ3ー4の代わりに、該第7の合
波器5ー7の出力側と該第8の合波器5ー8の出力側と
該第10の光ファイバ伝送路5ー10を前記第3の光フ
ァイバ伝送路4ー3,第4の光ファイバ伝送路4ー4に
選択的に接続するための第5の代替光スイッチ3ー5a
とを備え、さらに、前記出力ファイバ伝送路13ー2に
前記光ファイバ伝送路4ー8,4ー9,4ー10を選択
的に接続するための光スイッチ3ー7を備え、前記第5
の合波器5ー5の他方の入力に一端が接続された第5の
励起光伝送路6ー5と、前記第6の合波器5ー6の他方
の入力に一端が接続された第6の励起光伝送路6ー6
と、前記第7の合波器5ー7の他方の入力に一端が接続
された第7の励起光伝送路6ー7と、前記第8の合波器
5ー7の他方の入力に一端が接続された第8の励起光伝
送路6ー8とを備え、前記第3のスイッチ3ー3aは、
前記第5の励起光伝送路6ー5の他端が接続された第1
の付加選択路(D)と、前記第7の励起光伝送路6ー7
の他端が接続された第2の付加選択路(E)と、第3の
付加選択路(F)とを備え、該第3の付加選択路(F)
には第1の追加の励起光伝送路6aの一端が接続されて
おり、前記第1の追加の励起光伝送路6aの他端には前
記分波器7ー2の入力側が接続されその二つの出力は前
記第6の励起光伝送路6ー6と前記第8の励起光伝送路
6ー8との各他端に接続されている。前記第5の励起光
伝送路6ー5,前記第6の励起光伝送路6ー6,前記第
7の励起光伝送路6ー7,前記第8の励起光伝送路には
それぞれレベル調整器10ー5,10ー6,10ー7,
10ー8が挿入されている。
【0016】光スイッチ3ー1,3ー2,3ー3a,3
ー4a,3ー5a,3ー6,3ー7及びレベル調整器
は、図2と同様の構成を有する図4の制御回路12aに
より制御される。
【0017】この実施例2では、表2に示すように、前
記第1の選択状態,前記第2の選択状態,及び前記第3
の選択状態の外に、前記第1のスイッチ3ー1が前記第
1の被励起ファイバ1ー1を前記第1のファイバ選択光
伝送路8ー1の一端に接続し、前記第2のスイッチ3ー
2が前記第4の光ファイバ伝送路4ー4を前記第1のフ
ァイバ選択光伝送路8ー1の他端に接続し、前記第3の
スイッチ3ー3aが前記励起光を前記第5の励起光伝送
路6ー5の他端に接続し、前記第4のスイッチ3ー4a
が前記第5の合波器5ー5の出力側と前記第1の被励起
ファイバ1ー1とを接続し、前記第5のスイッチ3ー5
aが前記第4の光ファイバ伝送路4ー4を前記第10の
光ファイバ伝送路4ー10に接続したときに、前記第1
の被励起ファイバ1ー1への該励起光の前方向流入が行
なわれる第4の選択状態4)と、前記第1のスイッチ3
ー1が前記第2の光ファイバ伝送路4ー2を前記第1の
ファイバ選択光伝送路8ー1の他端に接続し、前記第2
のスイッチ3ー2が前記第2の被励起ファイバ1ー2を
前記第1のファイバ選択光伝送路8ー1の他端に接続
し、前記第3のスイッチ3ー3aが前記励起光を前記第
7の励起光伝送路4ー7の他端に接続し、前記第4のス
イッチ3ー4aが前記第7の光ファイバ伝送路4ー7を
前記第2の光ファイバ伝送路4ー2に接続し、前記第5
のスイッチ3ー5aが前記第7の合波器5ー7の出力側
を前記第2の被励起ファイバ1ー2に接続したときに、
前記第2の被励起ファイバ1ー2への該励起光の後方向
流入が行なわれる第5の選択状態5)と、前記第1のス
イッチ3ー1が前記第1の被励起ファイバ1ー1を第2
のファイバ選択光伝送路8ー2の一端に接続し、前記第
2のスイッチ3ー2が前記第2の被励起ファイバ1ー2
を前記第2のファイバ選択光伝送路8ー2の他端に接続
し、前記第3のスイッチ3ー3aが前記励起光を第1の
追加の励起光伝送路6aに接続し、前記第4のスイッチ
3ー4aが前記第6の光ファイバ伝送路4ー6を前記第
1の被励起ファイバ1ー1に接続し、前記第5のスイッ
チ3ー5aが前記第7の合波器5ー7の出力側を前記第
2の被励起ファイバ1ー2に接続したときに、前記第1
の被励起ファイバ1ー1への該励起光の前方向流入が行
なわれるとともに前記第2の被励起ファイバ1ー2への
該励起光の後方向流入が行なわれる第6の選択状態6)
と、の何れかの選択状態が得られるように構成されてい
る。
【0018】
【表2】
【0019】この選択状態において、伝送される光信号
の各スペクトルのレベルを調整するための調整制御がレ
ベル調整器10ー1,10ー2,10ー3,10ー4を
制御することにより行われる。その詳細については後述
する。なお、出力が足りない場合には、図3のように励
起光源を合波器で合波させた後に切替え装置を接続する
ことができる。。
【0020】(実施例3)この実施例3は、図5に示す
ように、2つの被励起ファイバ1ー1,1ー2と、1つ
の励起光源2と、7つの切り替えスイッチ3ー1a,3
ー2a,3ー3b,3ー4b,3ー5,3−6,3−7
と、12個の合波器(WDMカプラ)5ー1,5ー2,
5ー3,5ー4,5ー5,5ー6,5ー7,5ー8,5
ー9,5ー10,5ー11,5ー12と、4つの分波器
7ー1,7ー2,7ー3,7ー4と、1つの光アイソレ
ータ9と、12個のレベル調整器10ー1,10ー2,
10ー3,10ー4,10ー5,10ー6,10ー7,
10ー8,10ー9,10ー10,10ー11,10ー
12と、2つの10dBカプラ11ー1,11ー2とを
使用して、入力ファイバ伝送路13ー1と出力ファイバ
伝送路13ー2との間で、 1)被励起用ファイバ1ー1を前方励起 2)被励起用ファイバ1ー1を後方励起 3)被励起用ファイバ1ー1を双方向励起 4)被励起用ファイバ1ー1を前方励起 5)被励起用ファイバ1ー2を後方励起 6)被励起用ファイバ1ー2を双方向励起 7)被励起用ファイバ1ー1を後方励起とし、かつ被励
起用ファイバ1ー2を前方励起 8)被励起用ファイバ1ー1を前方励起とし、かつ被励
起用ファイバ1ー2を後方励起 の8つの選択状態を切り替えることができるように構成
されている。
【0021】図6は、この場合の制御を行う制御回路1
2bの1例であり、10dBカプラ11ー1により光ス
イッチ3ー6aの入力側からとり出した光信号により制
御動作を行う。
【0022】即ち、 この実施例3は、図3に示す実施
例2の光増幅中継伝送システムにおいて、さらに、図5
に示すように、第1の光ファイバ伝送路4ー1,第2の
光ファイバ伝送路4ー2の側に、第11の光ファイバ伝
送路4ー11と、該第11の光ファイバ伝送路4ー11
の端部に一方の入力が接続された第11の合波器5ー1
1とを備え、前記第4のスイッチ3ー4は前記第11の
合波器5ー11の出力を選択するための選択路()を
さらに備え、第3の光ファイバ伝送路4ー3,第4の光
ファイバ伝送路4ー4の側に、第12の光ファイバ伝送
路4ー12と、該第12の光ファイバ伝送路4ー12の
端部に一方の入力が接続された第12の合波器5ー12
とを備え、前記第5のスイッチ3ー5は前記第12の合
波器5ー12の出力を選択するための選択路(D)をさ
らにに備え、前記第1のスイッチ3ー1aと前記第2の
スイッチ3ー2aとの間には、さらに、第5の光ファイ
バ選択伝送路8ー5と、第6の光ファイバ選択伝送路8
ー6と、該第5の光ファイバ選択伝送路8ー5の一端部
に一方の入力が接続された第9の合波器5ー9と、該第
6の光ファイバ選択伝送路8ー6の他端部に一方の入力
が接続された第10の合波器5ー10とが備えられ、前
記第9の合波器5ー9の他方の入力に一端が接続された
第9の励起光伝送路6ー9と前記第10の合波器5ー1
0の他方の入力に一端が接続された第10の励起光伝送
路6ー10と、前記第11の合波器5ー11の他方の入
力に一端が接続された第11の励起光伝送路6ー11
と、前記第12の合波器5ー12の他方の入力に一端が
接続された第12の励起伝送路6ー12とが備えられ、
前記第9の励起光伝送路6ー9の他端と該第11の追加
の励起光伝送路6ー11の他端に二つの出力がそれぞれ
接続された第3の分波器7ー3と、前記第10の励起光
伝送路6ー10の他端と該第12の励起光伝送路6ー1
2の他端に二つの出力がそれぞれ接続された第4の分波
器7ー4とが備えられ、該第3の分波器5ー3と該第4
の分波器5ー4との各入力に各一端がそれぞれ接続され
た第2の追加の励起光伝送路6bと第3の追加の励起光
伝送路6cとが備えられ、前記第3のスイッチ3ー3b
には、該第2の追加の励起光伝送路6b又は該第3の追
加の励起光伝送路6を選択するための第1,第2の追加
の選択路(G,H)が備えられている。前記第9の励起
光伝送路6ー9と、前記第10の励起光伝送路6ー10
と、前記第11の励起光伝送路6ー11と、前記第12
の励起光伝送路には、それぞれ、レベル調整器10ー
9,10ー10,10ー11,10ー12が挿入接続さ
れている。光スイッチ3ー1a,3ー2a,3ー3b,
3ー4b,3ー5b,3ー6a,3ー7aとレベル調整
器10ー1,10ー2,10ー3,10ー4,10ー
5,10ー6,10ー7,10ー8,10ー9,10ー
10,10ー11,10ー12は、図2と図4に示した
構成と同様の構成を有する図6の制御回路により制御さ
れる。
【0023】この実施例3では、表3に示すように、前
記第1の選択状態,前記第2の選択状態,前記第3の選
択状態,前記第4の選択状態,前記第5の選択状態,及
び前記第6の選択状態の外に、前記第1のスイッチ3ー
1aが前記第9の合波器5ー9の出力側と前記第1の被
励起ファイバ1ー1とを接続し、前記第2のスイッチ3
ー2aが前記第4の光ファイバ伝送路4ー4を前記第5
のファイバ選択光伝送路8ー5の他端に接続し、前記第
3のスイッチ3ー3bが前記励起光を前記第2の追加の
励起光伝送路6bの他端に接続し、前記第4のスイッチ
3ー4aが前記第11の合波器5ー11の出力側と前記
第1の被励起ファイバ1ー1とを接続し、前記第5のス
イッチ3ー5bが前記第4の光ファイバ伝送路4ー4を
前記第10の光ファイバ伝送路4ー10に接続したとき
に、前記第1の被励起ファイバ1ー1への該励起光の双
方向流入が行なわれる第7の選択状態7)と、前記第1
のスイッチ3ー1が前記第2の光ファイバ伝送路4ー2
を前記第6のファイバ選択光伝送路8ー6の他端に接続
し、前記第2のスイッチ3ー2が前記第2の被励起ファ
イバ1ー2を前記第10の合波器5ー10の出力端に接
続し、前記第3のスイッチ3ー3が前記励起光を前記第
3の追加の励起光伝送路6cの他端に接続し、前記第4
のスイッチ3ー4が前記第7の光ファイバ伝送路4ー7
を前記第2の光ファイバ伝送路4ー2に接続し、前記第
5のスイッチ3ー5が前記第12の合波器5ー12の出
力側を前記第2の被励起ファイバ1ー2に接続したとき
に、前記第2の被励起ファイバ1ー2への該励起光の双
逆方向流入が行なわれる第8の選択状態8)と、の何れ
かの選択状態が得られるように構成されている。
【0024】
【表3】
【0025】これらの選択状態において、伝送される光
信号の各スペクトルのレベルを調整するための調整制御
がレベル調整器10ー1,10ー2,10ー3,10ー
4を制御することにより行われる。その詳細については
後述する。なお、出力が足りない場合には、図3のよう
に励起光源を合波器で合波させた後に切替え装置を接続
する。
【0026】(実施例4)この実施例4は、図7に示す
ように、2つの光ファイバ伝送路13ー1,13ー2間
において、2つの被励起光増え1ー1,1ー2と、6つ
の光スイッチ3ー11,3ー12,3ー13,3ー1
4,3ー15,3ー16と、4つの光ファイバ伝送路4
ー21,4ー22,4ー23,4ー24と、4つの合波
器(WDMカプラ)5ー21,5ー22,5ー23,5
ー24と、1つの合波器7ー10と、3つの分波器7ー
11,7ー12,7ー13と、10個のレベル調整器1
0ー21,10ー22,10ー23,10ー24,10
ー25,10ー26,10ー27,10ー28,10ー
29,10ー30と、2つの10dBカプラ11ー1,
11ー2を用いて構成されている。光スイッチ3ー16
はマトリックススイッチである。
【0027】すなわち、この実施例4は、図4に示すよ
うに、入力側光ファイバ伝送路13ー1と出力側光ファ
イバ伝送路13ー2間において、第1の光ファイバ伝送
路4ー21,第2の光ファイバ伝送路4ー22,第3の
光ファイバ伝送路4ー23,第4の光ファイバ伝送路4
ー24と、該第2の光ファイバ伝送路4ー22に挿入接
続された第1の被励起ファイバ1−1と、第4の光ファ
イバ伝送路4ー24に挿入接続された第2の被励起ファ
イバ1ー2と、前記第2の光ファイバ伝送路4ー22の
一端側にその出力が前記第1の被励起ファイバ1ー1側
に配置されるように挿入接続された第1の合波器5ー2
1と、前記第2の光ファイバ伝送路4ー22の他端側に
その出力が前記第1の被励起ファイバ1ー1側に配置さ
れるように挿入接続された第2の合波器5ー22と、前
記第4の光ファイバ伝送路4ー24の一端側にその出力
が前記第2の被励起ファイバ1ー2側に配置されるよう
に挿入接続された第3の合波器5ー23と、前記第4の
光ファイバ伝送路4ー24の他端側にその出力が前記第
2の被励起ファイバ1ー2側に配置されるように挿入接
続された第4の合波器5ー24と、前記入力側光ファイ
バ伝送路13ー1を前記第1の光ファイバ伝送路4ー2
1の一端又は前記第1の合波器5ー21の一方の入力端
に切り換え接続するための第1の光スイッチ3ー11
と、前記第1の光ファイバ伝送路4ー21の他端と前記
第2の合波器5ー22の一方の入力端とを前記第3の光
ファイバ伝送路4ー23の一端と前記第3の合波器5ー
23の一方の入力端とに分離して切り換え接続するため
の第2の光スイッチ3ー12と、前記第3の光ファイバ
伝送路4ー23の他端と前記第5の合波器5ー24の一
方の入力端とを前記出力側光ファイバ伝送路12ー2に
切り換え接続するための第3の光スイッチ3ー13と、
前記第1の合波器5ー21の他方の入力端に一端が接続
された第1の励起光伝送路6ー21と、前記第2の合波
器5ー22の他方の入力端に一端が接続された第2の励
起光伝送路6ー22と、前記第3の合波器5ー23の他
方の入力端に一端が接続された第3の励起光伝送路6ー
23と、前記第4の合波器5ー24の他方の入力端に一
端が接続された第4の励起光伝送路6ー24と、第1の
励起光源2ー1と、第2の励起光源2ー2と、第1の選
択路A,第2の選択路B,第3の選択路Cを有し、前記
第1の励起光源2ー1を該第1の選択路A,該第2の選
択路B又は該第3の選択路Cのいずれかに切り換え接続
するための第4の光スイッチ3ー14と、第1の選択路
A,第2の選択路B,第3の選択路Cを有し、前記第2
の励起光源2ー2を該第1の選択路A,該第2の選択路
B又は該第3の選択路Cのいずれかに切り換え接続する
ための第5の光スイッチ3ー15と、前記第4の光スイ
ッチ3ー14の第1の選択路Aに一端が接続された第1
の励起光制御伝送路6ー31と、前記第4の光スイッチ
3ー14の第2の選択路Bに一端が接続された第1の励
起光付加伝送路6ー30aと、前記第4の光スイッチ3
ー14の第3の選択路Cに一端が接続された第2の励起
光付加伝送路6ー30bと、前記第5の光スイッチ3ー
15の第1の選択路Aに一端が接続された第8の励起光
制御伝送路6ー38と、前記第5の光スイッチ3ー15
の第2の選択路Bに一端が接続された第3の励起光付加
伝送路6ー30cと、前記第5の光スイッチ3ー15の
第3の選択路Cに一端が接続された第4の励起光付加伝
送路6ー30dと、前記第2の励起光付加伝送路6ー3
0bの他端と前記第4の励起光付加伝送路6−30dの
他端とが2つの入力端に接続された合波器7ー10と、
該合波器7ー10の出力端に一端が接続された第5の励
起光付加伝送路6ー30eと、前記第1の励起光付加伝
送路6ー30aの他端に入力端が接続された第1の分波
器7ー11と、前記第5の励起光付加伝送路6ー30e
の他端に入力端が接続された第2の分波器7ー12と、
前記第3の励起光付加伝送路6ー30cの他端に入力端
が接続された第3の分波器7ー13と、前記第1の分波
器7ー11の2つの出力端にそれぞれ各一端が接続され
た第2の励起光制御伝送路6ー32,第3の励起光制御
伝送路6ー33と、前記第2の分波器7ー12の2つの
出力端にそれぞれ各一端が接続された第4の励起光制御
伝送路6ー34,第5の励起光制御伝送路6ー35と、
前記第3の分波器7ー13の2つの出力端にそれぞれ一
端が接続された第6の励起光制御伝送路6ー36,第7
の励起光制御伝送路6ー36と、前記第1の励起光制御
伝送路6ー31,前記第2の励起光制御伝送路6ー3
2,前記第3の励起光制御伝送路6ー33,前記第4の
励起光制御伝送路6ー34,前記第5の励起光制御伝送
路6ー35,前記第6の励起光制御伝送路6ー36,前
記第7の励起光制御伝送路6ー37及び前記第8の励起
光制御伝送路6ー38と前記第2の励起光付加伝送路6
ー30b及び前記第4の励起光付加伝送路6ー30dと
に、それぞれ、挿入された第1のレベル調整器10ー2
1,第2のレベル調整器10ー22,第3のレベル調整
器10ー23,第4のレベル調整器10ー24,第5の
レベル調整器10ー25,第6のレベル調整器10ー2
6,第7のレベル調整器10ー27,第8のレベル調整
器10ー28,第9のレベル調整器10ー29,第10
のレベル調整器10ー30と、前記第1の励起光制御伝
送路6ー31,前記第2の励起光制御伝送路6ー32,
前記第3の励起光制御伝送路6ー33,前記第4の励起
光制御伝送路6ー34,前記第5の励起光制御伝送路6
ー35,前記第6の励起光制御伝送路6ー36,前記第
7の励起光制御伝送路6ー37及び前記第8の励起光制
御伝送路6ー38の各一端がそれぞれ接続された第1乃
至第8の入力側端子,,,,,,,
と、前記第1の励起光伝送路6ー21,前記第2の励起
光伝送路6ー22,前記第3の励起光伝送路6−23及
び前記第4の励起光伝送路6ー23の各他端に接続され
た出力側端子A,B,C,Dとを有するマトリックスス
イッチ3ー6とを備えた構成を有している。
【0028】以上のような構成により、この実施例4に
おいて、(1)励起光源1ー1と励起光源1ー2のいず
れか一つを選択して使用する場合、(2)励起光源1ー
1と励起光源1ー2とをのおのお独立して使用する場
合、(3)励起光源1ー1と励起光源1ー2とを合波し
て使用する場合の3つの使用形態をとることができる。
以下これらについて分説する。
【0029】(1)励起光源2ー1と励起光源2ー2の
いずれか一つの選択して使用する場合には、表4に示す
ような動作となる。
【0030】
【表4】
【0031】状態番号(1)ー1のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
点線で示すBが、第3のスイッチ3ー13ではーAが
選択され、第4のスイッチ3ー14ではーAが、第5
のスイッチ15ではーOFFが、第6のスイッチ3ー
16ではーAが選択される。これにより、「励起光源
2ー1のみを、被励起ファイバ1ー1のみに前方励起す
る」選択状態(1)ー1が得られる。
【0032】状態番号(1)ー2のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Bが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーAが、第5のスイッチ
15ではーOFFが、第6のスイッチ3ー16では
ーBが選択される。これにより、「励起光源2ー1のみ
を、被励起ファイバ1ー1のみに後方励起する」選択状
態(1)ー2が得られる。
【0033】状態番号(1)ー3のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Bが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーBが、第5のスイッチ
15ではーOFFが、第6のスイッチ3ー16では
ーAとーBが選択される。これにより、「励起光源2
ー1のみを、被励起ファイバ1ー1のみに双方向励起す
る」選択状態(1)ー3が選択される。
【0034】状態番号(1)ー4のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーAが、第2のスイッチ3ー12では
Bが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーAが、第5のスイッチ
15ではーOFFが、第6のスイッチ3ー16では
ーCが選択される。これにより、「励起光源2ー1のみ
を、被励起ファイバ1ー2のみに前方励起する」選択状
態(1)ー4が選択される。
【0035】状態番号(1)ー5のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーAが、第2のスイッチ3ー12では
Bが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーAが、第5のスイッチ
15ではーOFFが、第6のスイッチ3ー16では
ーDが選択される。これにより、「励起光源2ー1のみ
を、被励起ファイバ1ー2のみに後方励起する」選択状
態(1)ー5が選択される。
【0036】状態番号(1)ー6のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーAが、第2のスイッチ3ー12では
Bが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーBが、第5のスイッチ
15ではーOFFが、第6のスイッチ3ー16では
ーCとーDが選択される。これにより、「励起光源2
ー1のみを、被励起ファイバ1ー2のみに双方向励起す
る」選択状態(1)ー6が選択される。
【0037】状態番号(1)ー7のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーBが、第5のスイッチ
15ではーOFFが、第6のスイッチ3ー16では
ーAとーCが選択される。これにより、「励起光源2
ー1のみを、被励起ファイバ1ー1と被励起ファイバ1
ー2にいずれも前方励起する」選択状態(1)ー7が選
択される。
【0038】状態番号(1)ー8のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーBが、第5のスイッチ
15ではーOFFが、第6のスイッチ3ー16では
ーBとーDが選択される。これにより、「励起光源2
ー1のみを、被励起ファイバ1ー1と被励起ファイバ1
ー2いずれも後方励起する」選択状態(1)ー8が選択
される。
【0039】状態番号(1)ー9のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーBが、第5のスイッチ
15ではーOFFが、第6のスイッチ3ー16では
ーAとーDが選択される。これにより、「励起光源2
ー1のみを、被励起ファイバ1ー1に前方励起し、被励
起ファイバ1ー2に後方励起する」選択状態(1)ー9
が選択される。
【0040】状態番号(1)ー10のとき、第1のスイ
ッチ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12で
はAが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択さ
れ、第4のスイッチ3ー14ではーBが、第5のスイ
ッチ15ではーOFFが、第6のスイッチ3ー16で
はーBとーCが選択される。これにより、「励起光
源2ー1のみを、被励起ファイバ1ー1に後方励起し、
被励起ファイバ1ー2に前方励起する」選択状態(1)
ー10が選択される。
【0041】状態番号(1)ー11とき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Bが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーOFFが、第5のスイ
ッチ15ではーAが、第6のスイッチ3ー16では
ーAが選択される。これにより、「励起光源2ー2のみ
を、被励起ファイバ1ー1のみに前方励起する」選択状
態(1)ー11が選択される。
【0042】状態番号(1)ー12のとき、第1のスイ
ッチ3ー11ではーAが、第2のスイッチ3ー12で
はBが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択さ
れ、第4のスイッチ3ー14ではーOFFが、第5の
スイッチ15ではーAが、第6のスイッチ3ー16で
はーBが選択される。これにより、「励起光源2ー2
のみを、被励起ファイバ1ー1のみに後方励起する」選
択状態(1)ー12が選択される。
【0043】状態番号(1)ー13のとき、第1のスイ
ッチ3ー11ではーAが、第2のスイッチ3ー12で
はBが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択さ
れ、第4のスイッチ3ー14ではーOFFが、第5の
スイッチ15ではーBが、第6のスイッチ3ー16で
はーA,ーBが選択される。これにより、「励起光
源2ー2のみを、被励起ファイバ1ー1のみに双方向励
起する」選択状態(1)ー13が選択される。
【0044】状態番号(1)ー14のとき、第1のスイ
ッチ3ー11ではーAが、第2のスイッチ3ー12で
はBが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択さ
れ、第4のスイッチ3ー14ではーOFFが、第5の
スイッチ15ではーAが、第6のスイッチ3ー16で
はーCが選択される。これにより、「励起光源2ー2
のみを、被励起ファイバ1ー2に前方励起する」選択状
態(1)ー14が選択される。
【0045】状態番号(1)ー15のとき、第1のスイ
ッチ3ー11ではーAが、第2のスイッチ3ー12で
はBが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択さ
れ、第4のスイッチ3ー14ではーOFFが、第5の
スイッチ15ではーAが、第6のスイッチ3ー16で
はーDが選択される。これにより、「励起光源2ー2
のみを、被励起ファイバ1ー2のみに後方励起する」選
択状態(1)ー15が選択される。
【0046】状態番号(1)ー16のとき、第1のスイ
ッチ3ー11ではーAが、第2のスイッチ3ー12で
はBが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択さ
れ、第4のスイッチ3ー14ではーOFFが、第5の
スイッチ15ではーBが、第6のスイッチ3ー16で
はーCとーDが選択される。これにより、「励起光
源2ー2のみを、被励起ファイバ1ー2のみに双方向励
起する」選択状態(1)ー16が選択される。
【0047】状態番号(1)ー17のとき、第1のスイ
ッチ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12で
はAが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択さ
れ、第4のスイッチ3ー14ではーOFFが、第5の
スイッチ15ではーBが、第6のスイッチ3ー16で
はーA,ーCが選択される。これにより、「励起光
源2ー2のみを、被励起ファイバ1ー1と被励起ファイ
バ1ー2にいずれも前方励起する」選択状態(1)ー1
7が選択される。
【0048】状態番号(1)ー18のとき、第1のスイ
ッチ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12で
はAが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択さ
れ、第4のスイッチ3ー14ではーOFFが、第5の
スイッチ15ではーBが、第6のスイッチ3ー16で
はーBとーDが選択される。これにより、「励起光
源2ー2のみを、被励起ファイバ1ー1と被励起ファイ
バ1ー2にいずれも後方励起する」選択状態(1)ー1
8が選択される。
【0049】状態番号(1)ー19のとき、第1のスイ
ッチ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12で
はAが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択さ
れ、第4のスイッチ3ー14ではーOFFが、第5の
スイッチ15ではーBが、第6のスイッチ3ー16で
はーAとーDが選択される。これにより、「励起光
源2ー2のみを、被励起ファイバ1ー1に前方励起し、
被励起ファイバ1ー2に後方励起する」選択状態(1)
ー19が選択される。
【0050】状態番号(1)ー20のとき、第1のスイ
ッチ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12で
はAが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択さ
れ、第4のスイッチ3ー14ではーOFFが、第5の
スイッチ15ではーBが、第6のスイッチ3ー16で
はーBとーCが選択される。これにより、「励起光
源2ー2のみを、被励起ファイバ1ー1に後方励起し、
被励起ファイバ1ー2に前方励起する」選択状態(1)
ー20が選択される。
【0051】(2)励起光源1ー1と励起光源1ー2と
をおのおの独立して使用する場合には、表5に示すよう
な動作となる。
【0052】
【表5】
【0053】状態番号(2)ー1のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーAが、第5のスイッチ
3ー15ではーAが、第6のスイッチ3ー16では
ーAとーCが選択される。これにより「励起光源2ー
1で被励起ファイバ1ー1を前方励起し、励起光源2ー
2で被励起ファイバ1ー2を前方励起する」選択状態
(2)ー1が得られる。
【0054】状態番号(2)ー2のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーAが、第5のスイッチ
3ー15ではーAが、第6のスイッチ3ー16では
ーCとーAが選択される。これにより「励起光源2ー
1で被励起ファイバ1ー1を前方励起し、励起光源2ー
2で被励起ファイバ1ー1を前方励起する」選択状態
(2)ー1が得られる。
【0055】状態番号(2)ー3のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーAが、第5のスイッチ
3ー15ではーAが、第6のスイッチ3ー16では
ーBとーDが選択される。これにより「励起光源2ー
1で被励起ファイバ1ー1を後方励起し、励起光源2ー
2で被励起ファイバ1ー2を後方励起する」選択状態
(2)ー3が得られる。
【0056】状態番号(2)ー4のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーAが、第5のスイッチ
3ー15ではーAが、第6のスイッチ3ー16では
ーDとーBが選択される。これにより「励起光源2ー
1で被励起ファイバ1ー2を後方励起し、励起光源2ー
2で被励起ファイバ1ー1を後方励起する」選択状態
(2)ー4が得られる。
【0057】状態番号(2)ー5のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーAが、第5のスイッチ
3ー15ではーAが、第6のスイッチ3ー16では
ーAとーDが選択される。これにより「励起光源2ー
1で被励起ファイバ1ー1を前方励起し、励起光源2ー
2で被励起ファイバ1ー2を後方励起する」選択状態
(2)ー5が得られる。
【0058】状態番号(2)ー6のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーAが、第5のスイッチ
3ー15ではーAが、第6のスイッチ3ー16では
ーCとーBが選択される。これにより「励起光源2ー
1で被励起ファイバ1ー2を前方励起し、励起光源2ー
2で被励起ファイバ1ー1を後方励起する」選択状態
(2)ー6が得られる。
【0059】状態番号(2)ー7のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーAが、第5のスイッチ
3ー15ではーAが、第6のスイッチ3ー16では
ーBとーCが選択される。これにより「励起光源2ー
1で被励起ファイバ1ー1を後方励起し、励起光源2ー
2で被励起ファイバ1ー2を前方励起する」選択状態
(2)ー7が得られる。
【0060】状態番号(2)ー8のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーAが、第5のスイッチ
3ー15ではーAが、第6のスイッチ3ー16では
ーDとーAが選択される。これにより「励起光源2ー
1で被励起ファイバ1ー2を後方励起し、励起光源2ー
2で被励起ファイバ1ー1を前方励起する」選択状態
(2)ー8が得られる。
【0061】状態番号(2)ー9のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択され、
第4のスイッチ3ー14ではーBが、第5のスイッチ
3ー15ではーBが、第6のスイッチ3ー16では
ー1,ーC,ーB及びーDが選択される。これに
より「励起光源2ー1で被励起ファイバ1ー1及び被励
起ファイバ1ー2を前方励起し、励起光源2ー2で被励
起ファイバ1ー1及び被励起ファイバ1ー2を後方励起
する」選択状態(2)ー9が得られる。
【0062】状態番号(2)ー10のとき、第1のスイ
ッチ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12で
はAが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択さ
れ、第4のスイッチ3ー14ではーBが、第5のスイ
ッチ3ー15ではーBが、第6のスイッチ3ー16で
はーB,ーD,ーA及びーCが選択される。こ
れにより「励起光源2ー1で被励起ファイバ1ー1及び
被励起ファイバ1ー2を後方励起し、励起光源2ー2で
被励起ファイバ1ー1及び被励起ファイバ1ー2を前方
励起する」選択状態(2)ー10が得られる。
【0063】状態番号(2)ー11のとき、第1のスイ
ッチ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12で
はAが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択さ
れ、第4のスイッチ3ー14ではーBが、第5のスイ
ッチ3ー15ではーBが、第6のスイッチ3ー16で
はーA,ーD,ーB及びーCが選択される。こ
れにより「励起光源2ー1で被励起ファイバ1ー1を前
方励起しかつ被励起ファイバ1ー2を後方励起し、励起
光源2ー2で被励起ファイバ1ー1を後方励起しかつ被
励起ファイバ1ー2を前方励起する」選択状態(2)ー
11が得られる。
【0064】状態番号(2)ー12のとき、第1のスイ
ッチ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12で
はAが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択さ
れ、第4のスイッチ3ー14ではーBが、第5のスイ
ッチ3ー15ではーBが、第6のスイッチ3ー16で
はーB,ーC,ーA及びーDが選択される。こ
れにより「励起光源2ー1で被励起ファイバ1ー1を後
方励起しかつ被励起ファイバ1ー2を前方励起し、励起
光源2ー2で被励起ファイバ1ー1を前方励起しかつ被
励起ファイバ1ー2を後方励起する」選択状態(2)ー
12が得られる。
【0065】状態番号(2)ー13のとき、第1のスイ
ッチ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12で
はAが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択さ
れ、第4のスイッチ3ー14ではーBが、第5のスイ
ッチ3ー15ではーBが、第6のスイッチ3ー16で
はーA,ーB,ーC及びーDが選択される。こ
れにより「励起光源2ー1で被励起ファイバ1ー1を双
方向励起し、励起光源2ー2で被励起ファイバ1ー2を
双方向励起する」選択状態(2)ー13が得られる。
【0066】状態番号(2)ー14のとき、第1のスイ
ッチ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12で
はAが、第3のスイッチ3ー13ではーAが選択さ
れ、第4のスイッチ3ー14ではーBが、第5のスイ
ッチ3ー15ではーBが、第6のスイッチ3ー16で
はーC,ーD,ーA及びーBが選択される。こ
れにより「励起光源2ー1で被励起ファイバ1ー2を双
方向励起し、励起光源2ー2で被励起ファイバ1ー1を
双方向励起する」選択状態(2)ー14が得られる。
【0067】(3)励起光源2ー1と励起光源2ー2と
を合波して使用する場合には、表6に示すような動作と
なる。
【0068】
【表6】
【0069】状態番号(3)ー1のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが、第4のス
イッチ3ー14ではーCが、第5のスイッチ3ー15
ではーCが、第6のスイッチ3ー16ではーAと
ーCが選択される。これにより、「励起光源2ー1と励
起光源2ー2を合波したものを2分し、被励起ファイバ
1ー1と被励起ファイバ1ー2とを前方励起する」選択
状態(3)ー1が得られる。
【0070】状態番号(3)ー2のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが、第4のス
イッチ3ー14ではーCが、第5のスイッチ3ー15
ではーCが、第6のスイッチ3ー16ではーBと
ーDが選択される。これにより、「励起光源2ー1と励
起光源2ー2を合波したものを2分し、被励起ファイバ
1ー1と被励起ファイバ1ー2を後方励起する」選択状
態(3)ー2が得られる。
【0071】状態番号(3)ー3のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが、第4のス
イッチ3ー14ではーCが、第5のスイッチ3ー15
ではーCが、第6のスイッチ3ー16ではーAと
ーDが選択される。これにより、「励起光源2ー1と励
起光源2ー2を合波したものを2分し、被励起ファイバ
1ー1を前方励起しかつ被励起ファイバ1ー2を後方励
起する」選択状態(3)ー3が得られる。
【0072】状態番号(3)ー4のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Aが、第3のスイッチ3ー13ではーAが、第4のス
イッチ3ー14ではーCが、第5のスイッチ3ー15
ではーCが、第6のスイッチ3ー16ではーBと
ーCが選択される。これにより、「励起光源2ー1と励
起光源2ー2を合波したものを2分し、被励起ファイバ
1ー2を前方励起しかつ被励起ファイバ1ー1を後方励
起する」選択状態(3)ー4が得られる。
【0073】状態番号(3)ー5のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーBが、第2のスイッチ3ー12では
Bが、第3のスイッチ3ー13ではーAが、第4のス
イッチ3ー14ではーCが、第5のスイッチ3ー15
ではーCが、第6のスイッチ3ー16ではーAと
ーBが選択される。これにより、「励起光源2ー1と励
起光源2ー2を合波したものを2分し、被励起ファイバ
1ー1のみを双方向励起する」選択状態(3)ー5が得
られる。
【0074】状態番号(3)ー6のとき、第1のスイッ
チ3ー11ではーAが、第2のスイッチ3ー12では
Bが、第3のスイッチ3ー13ではーAが、第4のス
イッチ3ー14ではーCが、第5のスイッチ3ー15
ではーCが、第6のスイッチ3ー16ではーCと
ーDが選択される。これにより、「励起光源2ー1と励
起光源2ー2を合波したものを2分し、被励起ファイバ
1ー1のみを双方向励起する」選択状態(3)ー6が得
られる。
【0075】この光増幅中継伝送システム(以下システ
ムAPともいう)は基本的に光中継器の役割を果たすた
め、伝送路ファイバL1 ,L2 間に挿入される。図9に
示すように、システムAP入力を、システムA出力を
,とし、このうちはシステムAPを制御する前の
状態、はシステムAを制御した後の状態とする。この
システムAPにおいて考えられるケースが大きく分けて
次の2通り存在する。
【0076】<case1>システムAP入力において光
スペクトルに左上がりの傾斜が存在する場合の1例を図
10(a)に示す。本発明による光増幅中継伝送システ
ムAPによるが制御されない状態でこの信号が出力され
た場合に、図10(a)と同様に左上がりの傾斜が図1
0(b)のように存在し、その後の伝送特性に影響を及
ぼす恐れがある。そこで、このシステムAPを適切に制
御することにより、図10(c)に示すように、左上が
りの傾斜をなくすることができるか、もしくはこの傾斜
を軽減することができる。
【0077】<case2>入力部において光スペクトル
が右上がりの傾斜が存在する場合の他の例を図11
(a)に示す。本発明による制御されていないシステム
APにこのような光スペクトルの信号が入力された場合
に、図11(a)と同様に右上がりの傾斜が図11
(b)のように存在し、その後の伝送特性に影響を及ぼ
す恐れがある。そこでシステムAを適切に制御すること
により、図11(c)のように、右上がりの傾斜をなく
するか、もしくはこの傾斜を軽減することができる。
【0078】本発明の「光増幅中継伝送システム」への
光入力の光利得プロファイル特性の例と本発明システム
の例として図7に示す実施例でのスイッチ動作による光
利得プロファイルの調整との関係について説明する。 <caseA>増幅前の利得プロファイルが図12(a)の
ように左側(短波長側)に盛り上がっている場合: (1)「励起光源2ー1」が被励起ファイバ1ー1,1
ー2の短波長側増幅に寄与し、「励起光源2ー2」が被
励起ファイバ1ー1,1ー2の長波長側増幅に寄与する
ように構成されているとき、スイッチ状態番号は、表4
の(1)−1〜(1)−10のいずれかのうち最適なも
のが選択される。 (2)「励起光源2ー1」が被励起ファイバ1ー1,1
ー2の長波長側増幅に寄与し、「励起光源2ー2」が被
励起ファイバ1ー1,1ー2の短波長側増幅に寄与する
ように構成されているとき、スイッチ状態番号は、表4
の(1)−11〜(1)−20のいずれかのうち最適な
ものが選択される。これにより、本発明システムの出力
側に、図12(b)に示す平坦化された光利得プロファ
イル特性を得ることができる。
【0079】<caseB>増幅前の利得プロファイルが図
13(a)のように右側(長波長側)に盛り上がってい
る場合: (1)「励起光源2ー1」が被励起ファイバ1ー1,1
ー2の短波長側増幅に寄与し、「励起光源2ー2」が被
励起ファイバ1ー1,1ー2の長波長側増幅に寄与する
ように構成されているとき、スイッチ状態番号は、表4
の(1)−11〜(1)−20のいずれかのうち最適な
ものが選択される。 (2)「励起光源2ー1」が被励起ファイバ1ー1,1
ー2の長波長側増幅に寄与し、「励起光源2ー2」が被
励起ファイバ1ー1,1ー2の短波長側増幅に寄与する
ように構成されているとき、スイッチ状態番号は、表4
の(1)−1〜(1)−10のいずれかのうち最適なも
のが選択される。これにより、本発明システムの出力側
に、図13(b)に示す平坦化された光利得プロファイ
ル特性を得ることができる。
【0080】<caseC>増幅前の利得プロファイルが平
坦、もしくは図14(a)に示すように左右同程度の盛
り上がりの場合:スイッチ状態番号は、表6の(3)−
1〜(3)−6のいずれかのうち最適なものが選択さ
れ、図14(b)に示す盛り上がり軽減された光利得プ
ロファイル特性を得ることできる。
【0081】<caseD> 通過前のスペクトルが<caseA>,<caseB>のいずれ
かの場合:表4の状態番号(1)−1〜(1)−20又
は表6の(3)−1〜(3)−6ではうまく利得の傾斜
が平坦化されないときには、スイッチ状態番号は、表5
の(2)−1〜(2)−14のいずれかのうち最適なも
のが選択され、平坦化特性に近づける調整が可能であ
る。
【0082】本願発明による「光増幅中継伝送システ
ム」の実用回線への光利得プロファイル特性の調整への
適用の場合、実際には組み込まれた励起光源2−1,2
−2と被励起ファイバ1−1,1−2との関係に大きく
依存するため、あらかじめここで厳密にスイッチの動作
を規定することは不可能である。しかし、本システムが
実際に光伝送系に組み込まれた後に、数通りのスイッチ
状態の中から最適なものを現場で選択して利得プロファ
イル制御を行うことができる。
【0083】図15は、送信端局Tと受信端局Rとの間
に、複数区間の光ファイバ伝送路L 1 ,…,Ln ,L
n+1 と各区間毎の光中継器RG1 ,…RGn ,RGn+1
が配置される場合に、本発明による複数のシステムAP
1 〜APn を図示のように配置した一方向光伝送システ
ムの例を示している。各システムAP1 〜APn は、図
1,図3,図5又は図7を参照して説明した実施例1,
2,3,4の構成と、これらのシステムAP1 〜APn
をそれぞれ制御するために図2,図4,図6又は図8を
参照して説明した対応する実施例1,2,3,4の制御
回路12,12a,12b,12cに示す構成を有して
いる。各ローカル制御端末C1 〜Cn はこれらの制御回
路12,12a,12b,12cのローカル制御端末1
2ー3を理解し易いように別に図示している。
【0084】図15の伝送系が、陸上の光ファイバ伝送
システムである場合、又は光ファイバ海底ケーブルシス
テムの敷設時である場合には、各ローカル制御回路C1
〜C n は、各システムAP1 〜APn の各出力側の10
dBカプラ11ー2からの光モニタ信号を監視しなが
ら、各制御回路12,12a,12b,12cのリモー
ト/ローカル切替器12ー4への入力E2 を送出して、
フリップフロップ回路12ー5,CPU12ー6を用い
て各スイッチと各レベル調整器を各表1,表2,表3,
表4,表5,表6のように制御することによって、各シ
ステムAP1 〜APn の光利得プロファイル特性が所定
の特性になるように制御することにより、所望の光利得
プロファイル特性を有する全伝送システムを実現するこ
とができる。
【0085】また、リモート制御の場合には、コマンド
が送信端局Tから光WDMチャネルλc を介して配信さ
れ、各システムAP1 〜APn の入力側10dBカプラ
11ー1を介して分岐された上で、光フィルタ12ー1
で抽出されて光電変換器12ー2により制御電気信号E
1 となって、前述の通りフリップフロップ12ー5とC
PU12ー6を用いて各スイッチと各レベル調整器を各
表1,表2,表3,表4,表5,表6のように制御する
ことによって陸上又は海底の光ファイバ伝送システムに
おいて、敷設後の全システムの光利得プロファイル特性
を所望の特性になるように調整制御することができる。
【0086】図16は、図15に示す−方向光伝送系と
同様の伝送系により、送信端局Tuから受信端局Ruま
での上り方向光伝送系と、送信端局Tdから受信端局R
dまでの下り方向光伝送系とを形成した場合の上り方向
と下り方向の光伝送系を示している。この場合には、上
り方向光伝送系のシステムAP1 (…APn )と下り方
向光伝送系のシステムAP1a(…APna)とを、各対毎
に同一の筐体内に収納し、陸上光ファイバ伝送システム
と光ファイバ海底ケーブルシステムともに敷設後の上り
又は下りの全伝送システムの光利得プロファイル特性を
制御する条件の形態を示しており、下り伝送系のシステ
ムAP1a〜APnaへの制御信号は、受信端局Rdと送信
端局Tuからチャネルλc を使用しかつシステムAP1
〜APnをそれぞれ介して配信される。また、上り伝送
系のシステムAP1 〜APn の制御信号は、受信端局R
uと送信端局Tdからチャネルλc を使用しかつシステ
ムAP1a〜APnaをそれぞれ介して配信される。
【0087】図17は、図16の上り下り光伝送システ
ムにおいて、各システムAP1 ,AP1a〜APn ,AP
naにおける対応する制御回路Cu,Cdの構成例を示し
ている。各制御回路Cu,Cdの構成は、図2,図4,
図6,図8を参照して説明した構成と同様である。各シ
ステムAP1 〜APn ,APn 〜APna内における制御
は図2,図4,図6,図8を参照して図15を用いて説
明した制御動作と同様であるから詳細な説明は省略す
る。これにより、上り方向の光スペクトルと下り方向の
光スペクトルも所望の光利得プロファイル特性を有する
ように制御することができる。
【0088】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、従来固定して接続されていた励起光源を、切替え
装置等を使用または組み合わせて、被励起ファイバヘの
挿入方向と励起光レベルを変えることにより、光ファイ
バ伝送路の光利得プロファイルを適正に調整することが
できる。従って、陸上及び海底設置用の光ファイバ伝送
路の建設時及び実用後の光ファイバ伝送路の光利得プロ
ファイルの調整と適正特性の維持管理に適用して、その
効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光増幅中継伝送システムの実施例
1の主構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例における制御回路の構成例を示す
ブロック図である。
【図3】本発明による光増幅中継伝送システムの実施例
2の主構成を示すブロック図である。
【図4】図3の実施例における制御回路の構成例を示す
ブロック図である。
【図5】本発明による光増幅中継伝送システムの実施例
3の主構成を示すブロック図である。
【図6】図5の実施例における制御回路の構成例を示す
ブロック図である。
【図7】本発明による光増幅中継伝送システムの実施例
4の主構成を示すブロック図である。
【図8】図7の実施例における制御回路の構成例を示す
ブロック図である。
【図9】本発明の効果を説明するための系統図である。
【図10】本発明の効果を説明するための伝送特性図で
ある。
【図11】本発明の効果を説明するための伝送特性図で
ある。
【図12】本発明による光増幅中継伝送システムへの光
入力の光利得プロファイル特性の例とその本発明システ
ムでのスイッチ動作による光利得プロファイルの調整と
の関係を説明するための光利得プロファイル特性であ
る。
【図13】本発明による光増幅中継伝送システムへの光
入力の光利得プロファイル特性の例とその本発明システ
ムでのスイッチ動作による光利得プロファイルの調整と
の関係を説明するための光利得プロファイル特性であ
る。
【図14】本発明による光増幅中継伝送システムへの光
入力の光利得プロファイル特性の例とその本発明システ
ムでのスイッチ動作による光利得プロファイルの調整と
の関係を説明するための光利得プロファイル特性であ
る。
【図15】本発明による光増幅中継伝送システムを用い
た伝送系の実施例1の構成を示すブロック図である。
【図16】本発明による光増幅中継伝送システムを用い
た伝送系の実施例2の構成を示すブロック図である。
【図17】図16の実施例に用いる制御回路の構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1ー1 第1の被励起ファイバ 1ー2 第2の被励起ファイバ 2 励起光源 2ー1 第1励起光源 2ー2 第2励起光源 3ー1,3ー1a,3ー11 第1のスイッチ 3ー2,3ー2a,3ー12 第2のスイッチ 3ー3,3ー3a,3ー3b,3ー13 第3のスイッ
チ 3ー4,3ー4a,3ー4b,3ー14 第4のスイッ
チ 3ー5,3ー5a,3ー5b,3ー15 第5のスイッ
チ 3ー6,3ー6a 第6のスイッチ 3ー7,3ー7a 第7のスイッチ 3ー16 第6のスイッチ(マトリックススイッチ) 4ー1,4ー21 第1の光ファイバ伝送路 4ー2,4ー22 第2の光ファイバ伝送路 4ー3,4ー23 第3の光ファイバ伝送路 4ー4,4ー24 第4の光ファイバ伝送路 4ー5 第5の光ファイバ伝送路 4ー6 第6の光ファイバ伝送路 4ー7 第7の光ファイバ伝送路 4ー8 第8の光ファイバ伝送路 4ー9 第9の光ファイバ伝送路 4ー10 第10の光ファイバ伝送路 4ー11 第11の光ファイバ伝送路 4ー12 第12の光ファイバ伝送路 5ー1,5ー21 第1の合波器 5ー2,5ー22 第2の合波器 5ー3,5ー23 第3の合波器 5ー4,5ー24 第4の合波器 5ー5 第5の合波器 5ー6 第6の合波器 5ー7 第7の合波器 5ー8 第8の合波器 5ー9 第9の合波器 5ー10 第10の合波器 5ー11 第11の合波器 5ー12 第12の合波器 6ー1 第1の励起光伝送路 6ー2 第2の励起光伝送路 6ー3 第3の励起光伝送路 6ー4 第4の励起光伝送路 6ー5 第5の励起光伝送路 6ー6 第6の励起光伝送路 6ー7 第7の励起光伝送路 6ー8 第8の励起光伝送路 6ー9 第9の励起光伝送路 6ー10 第10の励起光伝送路 6ー11 第11の励起光伝送路 6ー12 第12の励起光伝送路 6a 第1の追加の励起光伝送路 6b 第2の追加の励起光伝送路 6c 第3の追加の励起光伝送路 7ー1 第1の分波器 7ー2 第2の分波器 7ー3 第3の分波器 7ー4 第4の分波器 8ー1 第1のファイバ選択光伝送路 8ー2 第2のファイバ選択光伝送路 8ー3 第3のファイバ選択光伝送路 8ー4 第4のファイバ選択光伝送路 8ー5 第5のファイバ選択光伝送路 8ー6 第6のファイバ選択光伝送路 9 アイソレータ 10ー1,10ー2,10ー3,10ー4,10ー5,
10ー6,10ー7,10ー8,10ー9,10ー1
0,10ー11,10ー12,10ー21,10ー2
2,10ー23,10ー24,10ー25,10ー2
6,10ー27,10ー28,10ー29,10ー30
レベル調整器 11ー1,11ー1a,11ー2 10dBカプラ 12,12a,12b,12c 制御回路 12ー1 光フィルタ 12ー2 光電変換器 12ー3 ローカル制御端末 12ー4 リモート/ローカル切替器 12ー5 フリップ/フロップ回路 12ー6 中央処理装置(CPU) 13ー1 入力ファイバ伝送路 13ー2 出力ファイバ伝送路 RG1 ,RG1a,RG2 ,RGn ,RGna 光中継器 L1 ,L2 伝送路 AP,AP1 ,AP1a,APn ,APna 光増幅中継伝
送システム C1 ,Cn ローカル制御端末 T 送信端末 R 受信端末 Tu 上り送信端末 Ru 上り受信端末 Td 下り送信端末 Cu 上り制御回路 Cd 下り制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 正敏 埼玉県上福岡市大原2−1−15 株式会社 ケイディディ研究所内 Fターム(参考) 2H038 AA22 AA34 5F072 AB07 AK06 HH02 HH03 JJ05 KK30 YY17 5K002 AA06 BA04 BA05 BA06 CA09 CA13 DA02 FA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ファイバ伝送路と出力ファイバ伝送
    路との間に、 第1,第2の光ファイバ伝送路と、 該第1の光ファイバ伝送路に接続された第1の被励起フ
    ァイバと、 第3,第4の光ファイバ伝送路と、 該第3の光ファイバ伝送路に接続された第2の被励起フ
    ァイバと、 第1,第2,第3及び第4のファイバ選択光伝送路と、 前記第1の光ファイバ伝送路と前記第2の光ファイバ伝
    送路との各端部を前記第1,第2,第3及び第4のファ
    イバ選択光伝送路の各一端部の何れかに接続するために
    配置された第1のスイッチと、 前記第3の光ファイバ伝送路と前記第4の光ファイバ伝
    送路との各端部を前記第1,第2,第3及び第4のファ
    イバ選択光伝送路の各他端部の何れかに接続するために
    配置された第2のスイッチと、 前記第2のファイバ選択光伝送路に、出力側が前記第1
    のスイッチの選択路に接続され一方の入力が該第2のフ
    ァイバ選択光伝送路に接続されるように挿入された第1
    の合波器と、 前記第2の励起光伝送路に、出力側が前記第2のスイッ
    チの選択路に接続され一方の入力が該第2のファイバ選
    択光伝送路に接続されるように挿入された第2の合波器
    と、 前記第2のファイバ選択光伝送路の、該第1の合波器と
    該第2の合波器との間に該第1の合波器から該第2の合
    波器の向きが順方向となるように挿入されたアイソレー
    タと、 前記第3のファイバ選択光伝送路に、出力側が前記第1
    のスイッチの選択路に接続され一方の入力が該第3のフ
    ァイバ選択光伝送路に接続されるように挿入された第3
    の合波器と、 前記第4のファイバ選択光伝送路に、出力側が前記第2
    のスイッチの選択路に接続され一方の入力が該第4のフ
    ァイバ選択光伝送路に接続されるように挿入された第4
    の合波器と、 励起光を発生するための励起光源と、 前記第1の合波器の他方の入力に一端が接続された第1
    の励起光伝送路と、 前記第2の合波器の他方の入力に一端が接続された第2
    の励起光伝送路と、 前記第3の合波器の他方の入力に一端が接続された第3
    の励起光伝送路と、 前記第4の合波器の他方の入力に一端が接続された第4
    の励起光伝送路と、 前記第1の励起光伝送路の他端と前記第2の励起光伝送
    路の他端に二つの出力端がそれぞれ接続された第1の分
    波器と、 前記励起光源からの前記励起光を前記第3の励起光伝送
    路の他端,前記第4の励起光伝送路の他端、または、前
    記第1の分波器の入力への追加選択路に接続するために
    配置された第3のスイッチと、 前記入力ファイバ伝送路を前記第1の光ファイバ伝送路
    の他端又は前記第2の光ファイバ伝送路の他端に接続す
    るための第4のスイッチと、 前記出力ファイバ伝送路を前記第3の光ファイバ伝送路
    の他端又は前記第4の光ファイバ伝送路の他端に接続す
    るための第5のスイッチと、 前記第1の励起光伝送路,前記第2の励起光伝送路,前
    記第3の励起光伝送路,前記第4の励起光伝送路にそれ
    ぞれ挿入された第1のレベル調整器,第2のレベル調整
    器,第3のレベル調整器,第4のレベル調整器と、 ローカル制御入力又は前記入力ファイバ伝送路からの分
    岐出力に含まれるリモート制御入力を用いて前記第1の
    スイッチ,前記第2のスイッチ,前記第3のスイッチ,
    前記第4のスイッチ,前記第5のスイッチの各切り換え
    状態の制御及び、前記第1のレベル調整器,前記第2の
    レベル調整器,前記第3のレベル調整器,前記第4のレ
    ベル調整器の各レベル調整状態の制御を行う制御回路と
    を備え、 該制御回路に対する前記ローカル制御入力又は前記リモ
    ート制御入力により、前記第1の被励起ファイバへの該
    励起光の後方向流入が行われる第1の選択状態と、前記
    第2の被励起ファイバへの該励起光の順方向流入が行わ
    れる第2の選択状態と、さらに、前記第1の被励起ファ
    イバへの該励起光の後方向流入と前記第2の被励起ファ
    イバへの該励起光の前方向流入とが行なわれる第3の選
    択状態と、の何れかの選択状態が得られ、 前記入力ファイバ伝送路と前記出力ファイバ伝送路との
    間の光利得プロファイルを適正な状態に調整が可能なる
    ように構成された光増幅中継伝送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光増幅中継伝送システ
    ムにおいて、 さらに、 第1,第2の光ファイバ伝送路の側に、第5,第6,第
    7の光ファイバ伝送路と、該第5の光ファイバ伝送路の
    端部に一方の入力が接続された第5の合波器と、第6の
    光ファイバ伝送路の端部に一方の入力が接続された第6
    の合波器と、前記第4のスイッチの代わりに、該第5の
    合波器の出力側と該第6の合波器の出力側と該第7の光
    ファイバ伝送路を前記第1,第2の光ファイバ伝送路に
    選択的に接続するための第4の代替スイッチとを備え、 第3,第4の光ファイバ伝送路の側に、第8,第9,第
    10の光ファイバ伝送路と、該第8の光ファイバ伝送路
    の端部に一方の入力が接続された第7の合波器と、第9
    の光ファイバ伝送路の端部に一方の入力が接続された第
    8の合波器と、前記第4のスイッチの代わりに、該第7
    の合波器の出力側と該第8の合波器の出力側と該第10
    の光ファイバ伝送路を前記第3,第4の光ファイバ伝送
    路に選択的に接続するための第5の代替スイッチとを備
    え、 前記第5の合波器の他方の入力に一端が接続された第5
    の励起光伝送路と、 前記第6の合波器の他方の入力に一端が接続された第6
    の励起光伝送路と、 前記第7の合波器の他方の入力に一端が接続された第7
    の励起光伝送路と、 前記第8の合波器の他方の入力に一端が接続された第8
    の励起光伝送路とを備え、 前記第3のスイッチは、前記第5の励起光伝送路の他端
    が接続された第1の付加選択路と、前記第7の励起光伝
    送路の他端が接続された第2の付加選択路と、第3の付
    加選択路とをさらに、備え、 該第3の付加選択路には第1の追加の励起光伝送路の一
    端が接続されており、 前記第1の追加の励起光伝送路の他端に入力側が接続さ
    れ二つの出力は前記第6の励起光伝送路と前記第8の励
    起光伝送路との各他端に接続されている第2の分波器
    と、 前記入力ファイバ伝送路を前記第1の光ファイバ伝送路
    の他端又は前記第2の光ファイバ伝送路の他端に接続す
    るための第6のスイッチと、 前記出力ファイバ伝送路を前記第3の光ファイバ伝送路
    の他端又は前記第4の光ファイバ伝送路の他端に接続す
    るための第7のスイッチと、 前記第5の励起光伝送路,第6の励起光伝送路,前記第
    7の励起光伝送路,第7の励起光伝送路にそれぞれ挿入
    された第5のレベル調整器,第6のレベル調整器,第7
    のレベル調整器,第8のレベル調整器とを備え、 さらに、前記制御回路は前記第6のスイッチ,前記第7
    のスイッチをさらに切り換え制御し、前記第5のレベル
    調整器,第6のレベル調整器,第7のレベル調整器,第
    8のレベル調整器をさらにレベル調整制御するように構
    成され、 前記制御回路に対する前記ローカル制御入力又は前記リ
    モート制御入力により、 前記第1の選択状態,前記第2の選択状態,及び前記第
    3の選択状態の外に、 前記第1の被励起ファイバへの該励起光の前方向流入が
    行なわれる第4の選択状態と、 前記第2の被励起ファイバへの該励起光の後方向流入が
    行なわれる第5の選択状態と、 前記第1の被励起ファイバへの該励起光の前方向流入が
    行なわれるとともに前記第2の被励起ファイバへの該励
    起光の後方向流入が行なわれる第6の選択状態と、 の何れかの選択状態が得られ、 前記入力ファイバ伝送路と前記出力ファイバ伝送路との
    間の光利得プロファイルを適正な状態に調整可能なるよ
    うに構成された光増幅中継伝送システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の光増幅中継伝送システ
    ムにおいて、 さらに、 第1,第2の光ファイバ伝送路の側に、第11の光ファ
    イバ伝送路と、該第11の光ファイバ伝送路の端部に一
    方の入力が接続された第11の合波器とを備え、 前記第4の代替スイッチは前記第11の合波器の出力を
    選択するための選択路をさらに備え、 第3,第4の光ファイバ伝送路の側に、第12の光ファ
    イバ伝送路と、該第12の光ファイバ伝送路の端部に一
    方の入力が接続された第12の合波器とを備え、 前記第5の代替スイッチは前記第12の合波器の出力を
    選択するための選択路をさらに備え、 前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとの間には、
    さらに、第5の光ファイバ選択伝送路と、第6の光ファ
    イバ選択伝送路と、該第5の光ファイバ選択伝送路の一
    端部に一方の入力が接続された第9の合波器と、該第6
    の光ファイバ選択伝送路の他端部に一方の入力が接続さ
    れた第10の合波器とが備えられ、 前記第9の合波器の他方の入力に一端が接続された第9
    の励起光伝送路と、前記第10の合波器の他方の入力に
    一端が接続された第10の励起光伝送路と、前記第11
    の合波器の他端の入力に一端が接続された第11の励起
    光伝送路と、前記第12の合波器の他方の入力に一端が
    接続された第12の励起光伝送路とが備えられ、 前記第11の励起光伝送路の他端と該第9の励起光伝送
    路の他端に二つの出力がそれぞれ接続された第3の分波
    器と、前記第10の励起光伝送路の他端と該第12の追
    加の励起光伝送路の他端に二つの出力がそれぞれ接続さ
    れた第4の分波器とが備えられ、 該第3の分波器と該第4の分波器との各入力に各一端が
    それぞれ接続された第2の追加の励起光伝送路と第3の
    追加の励起光伝送路とが備えられ、 前記第3のスイッチは、該第2の追加の励起光伝送路を
    選択する第1の追加選択路と該第3の追加の励起光伝送
    路を選択する第2の追加選択路とを備え、 前記制御回路への前記リモート制御入力又は前記ローカ
    ル制御入力により、 前記第1の選択状態,前記第2の選択状態,前記第3の
    選択状態,前記第4の選択状態,前記第5の選択状態,
    及び前記第6の選択状態の外に、 前記第1の被励起ファイバへの該励起光の双方向流入が
    行なわれる第7の選択状態と、 前記第2の被励起ファイバへの該励起光の双逆方向流入
    が行なわれる第8の選択状態と、 の何れかの選択状態が得られ、 前記入力ファイバ伝送路と前記出力ファイバ伝送路との
    間の光利得プロファイルを適正な状態に調整可能なるよ
    うに構成された光増幅中継伝送システム。
  4. 【請求項4】 入力側光ファイバ伝送路と出力側光ファ
    イバ伝送路間において、 第1の光ファイバ伝送路,第2の光ファイバ伝送路,第
    3の光ファイバ伝送路,第4の光ファイバ伝送路と、 該第2の光ファイバ伝送路に挿入接続された第1の被励
    起ファイバと、 第4の光ファイバ伝送路に挿入接続された第2の被励起
    ファイバと、 前記第2の光ファイバ伝送路の一端側にその出力が前記
    第1の被励起ファイバ側に配置されるように挿入接続さ
    れた第1の合波器と、 前記第2の光ファイバ伝送路の他端側にその出力が前記
    第1の被励起ファイバ側に配置されるように挿入接続さ
    れた第2の合波器と、 前記第4の光ファイバ伝送路の一端側にその出力が前記
    第2の被励起ファイバ側に配置されるように挿入接続さ
    れた第3の合波器と、 前記第4の光ファイバ伝送路の他端側にその出力が前記
    第2の被励起ファイバ側に配置されるように挿入接続さ
    れた第4の合波器と、 前記入力側光ファイバ伝送路を前記第1の光ファイバ伝
    送路の一端又は前記第1の合波器の一方の入力端に切り
    換え接続するための第1の光スイッチと、 前記第1の光ファイバ伝送路の他端と前記第2の合波器
    の一方の入力端とを前記第3の光ファイバ伝送路の一端
    と前記第3の合波器の一方の入力端とに分離して切り換
    え接続するための第2の光スイッチと、 前記第3の光ファイバ伝送路の他端と前記第5の合波器
    の一方の入力端とを前記出力側光ファイバ伝送路に切り
    換え接続するための第3の光スイッチと、 前記第1の合波器の他方の入力端に一端が接続された第
    1の励起光伝送路と、 前記第2の合波器の他方の入力端に一端が接続された第
    2の励起光伝送路と、 前記第3の合波器の他方の入力端に一端が接続された第
    3の励起光伝送路と、 前記第4の合波器の他方の入力端に一端が接続された第
    4の励起光伝送路と、 第1の励起光源と、 第2の励起光源と、 第1の選択路A,第2の選択路B,第3の選択路Cを有
    し、前記第1の励起光源を該第1の選択路A,該第2の
    選択路B又は該第3の選択路Cのいずれかに切り換え接
    続するための第4の光スイッチと、 第1の選択路A,第2の選択路B,第3の選択路Cを有
    し、前記第2の励起光源を該第1の選択路A,該第2の
    選択路B又は該第3の選択路Cのいずれかに切り換え接
    続するための第5の光スイッチと、 前記第4の光スイッチの第1の選択路Aに一端が接続さ
    れた第1の励起光制御伝送路と、 前記第4の光スイッチの第2の選択路Bに一端が接続さ
    れた第1の励起光付加伝送路と、 前記第4の光スイッチの第3の選択路Cに一端が接続さ
    れた第2の励起光付加伝送路と、 前記第5の光スイッチの第1の選択路Aに一端が接続さ
    れた第8の励起光制御伝送路と、 前記第5の光スイッチの第2の選択路Bに一端が接続さ
    れた第3の励起光付加伝送路と、 前記第5の光スイッチの第3の選択路Cに一端が接続さ
    れた第4の励起光付加伝送路と、 前記第2の励起光付加伝送路の他端と前記第4の励起光
    付加伝送路の他端とが2つの入力端に接続された合波器
    と、 該合波器の出力端に一端が接続された第5の励起光付加
    伝送路と、 前記第1の励起光付加伝送路の他端に入力端が接続され
    た第1の分波器と、 前記第5の励起光付加伝送路の他端に入力端が接続され
    た第2の分波器と、 前記第3の励起光付加伝送路の他端に入力端が接続され
    た第3の分波器と、 前記第1の分波器の2つの出力端にそれぞれ各一端が接
    続された第2の励起光制御伝送路,第3の励起光制御伝
    送路と、 前記第2の分波器の2つの出力端にそれぞれ各一端が接
    続された第4の励起光制御伝送路,第5の励起光制御伝
    送路と、 前記第3の分波器の2つの出力端にそれぞれ一端が接続
    された第6の励起光制御伝送路,第7の励起光制御伝送
    路と、 前記第1の励起光制御伝送路,前記第2の励起光制御伝
    送路,前記第3の励起光制御伝送路,前記第4の励起光
    制御伝送路,前記第5の励起光制御伝送路,前記第6の
    励起光制御伝送路,前記第7の励起光制御伝送路及び前
    記第8の励起光制御伝送路と前記第2の励起光付加伝送
    路及び前記第4の励起光付加伝送路とに、それぞれ、挿
    入された第1のレベル調整器,第2のレベル調整器,第
    3のレベル調整器,第4のレベル調整器,第5のレベル
    調整器,第6のレベル調整器,第7のレベル調整器,第
    8のレベル調整器,第9のレベル調整器,第10のレベ
    ル調整器と、 前記第1の励起光制御伝送路,前記第2の励起光制御伝
    送路,前記第3の励起光制御伝送路,前記第4の励起光
    制御伝送路,前記第5の励起光制御伝送路,前記第6の
    励起光制御伝送路,前記第7の励起光制御伝送路及び前
    記第8の励起光制御伝送路の各一端がそれぞれ接続され
    た第1乃至第8の入力側端子,,,,,,
    ,と、 前記第1の励起光伝送路,前記第2の励起光伝送路,前
    記第3の励起光伝送路及び前記第4の励起光伝送路の各
    他端に接続された出力側端子A,B,C,Dとを有する
    マトリックススイッチと、 ローカル制御入力又は前記入力ファイバ伝送路からの分
    岐出力に含まれるリモート制御入力を用いて前記第1の
    スイッチ,前記第2のスイッチ,前記第3のスイッチ,
    前記第4のスイッチ,前記第5のスイッチ,前記第6の
    スイッチの各切り換え状態の制御、及び、前記第1のレ
    ベル調整器,前記第2のレベル調整器,前記第3のレベ
    ル調整器,前記第4のレベル調整器,前記第5のレベル
    調整器,前記第6のレベル調整,前記第7のレベル調
    整,前記第8のレベル調整器,第9のレベル調整器,第
    10のレベル調整器の各レベル調整状態の制御を行う制
    御回路とを備え、 該制御回路に対する前記ローカル制御入力又は前記リモ
    ート制御入力により、前記第1の励起光源もしくは前記
    第2の励起光源を使用する第1の場合には、該第1の励
    起光源のみもしくは該第2の励起光源のみを、前記第1
    の被励起ファイバのみまたは前記第1の被励起ファイバ
    のみに、前方もしくは後方又は双方向の励起をするか、
    もしくは、前記第1の被励起ファイバと前記第2の被励
    起ファイバとにいずれも前方もしくは後方の励起をする
    か、又は、前記第1の被励起ファイバと前記第2の被励
    起ファイバの一方を前方励起し他方を後方励起すること
    が可能であり、 前記第1の励起光源と前記第2の励起光源とをおのおの
    独立して使用する第2の場合には、該第1の励起光源と
    該第2の励起光源のおのおのが前記第1の被励起ファイ
    バを前方もしくは後方又は前方と後方の励起をし前記第
    2の被励起ファイバを前方もしくは後方又は前方と後方
    の励起をするか、又は、前記第1の励起光源と前記第2
    の励起光源との一方が前記第1の被励起ファイバと前記
    第2の被励起ファイバとを前方励起し他方が該第1の励
    起ファイバと前記第2の被励起ファイバとを後方励起す
    るか、もしくは、一方又は他方が前記第1の被励起ファ
    イバと前記第2の被励起ファイバとの一方を双方向励起
    し他方が他方を双方向励起することが可能であり、 前記第1の励起光源と前記第2の励起光源とを合波して
    使用する第3の場合には、前記第1の被励起ファイバと
    前記第2の被励起ファイバとを前方もしくは後方励起す
    るか、もしくは、一方を前方励起し他方を後方励起する
    か、又は一方又は他方を双方向励起することが可能であ
    り、 前記入力ファイバ伝送路と前記出力ファイバ伝送路との
    間の光利得プロファイルを適正な状態に調整が可能なる
    ように構成された光増幅中継システム。
  5. 【請求項5】 送信端局と受信端局との間に設置された
    光ファイバ伝送路内に所要間隔をおいて該光ファイバ伝
    送路で伝送される光信号の各スペクトルのレベルを調整
    するための光増幅中継システムが設けられ、 該光増幅中継システムは、少なくとも一つの励起光源
    と、二つの被励起ファイバと、該二つの被励起ファイバ
    への前記少なくとも一つの励起光源からの励起光の励起
    方向を切り換えるための光スイッチ手段と、該励起光の
    レベルを調整するためのレベル調整手段と、該光スイッ
    チ手段と該レベル調整手段とを制御するための制御回路
    とを備え、 該制御回路は外部コントロール制御端末からのローカル
    制御入力又は前記光ファイバ伝送路で伝送される光信号
    内に含まれるリモート制御用光信号によるリモート制御
    入力により制御されるように構成されており、 前記ローカル制御入力又は前記リモート制御入力によ
    り、前記光ファイバ伝送路の光利得プロファイルが所望
    の特性になるように構成された光中継伝送システムを備
    えた光伝送系。
  6. 【請求項6】 前記光伝送系は、上り送信端局と上り受
    信端局との間に設置された上り方向光ファイバ伝送路
    と、下り送信端局と下り受信端局との間に設置された下
    り方向光ファイバ伝送路とにより構成され、前記光増幅
    中継システムは該上り方向光ファイバ伝送路と該下り方
    向光ファイバ伝送路において各対毎に同一の筐体内に収
    容され、該上り方向光ファイバ伝送路の前記光増幅中継
    システムへの前記リモート制御入力は当該光増幅中継シ
    ステムと同一の筐体に収容された該下り方向光ファイバ
    伝送路の前記光増幅中継システムを介して供給され、該
    下り方向光ファイバ伝送路の前記光増幅中継システムへ
    の前記リモート制御入力は当該光増幅中継システムと同
    一の筐体に収容された該上り方向光ファイバ伝送路の前
    記光増幅中継システムを介して供給されるように構成さ
    れたことを特徴とする請求項5に記載の光中継伝送シス
    テムを備えた光伝送系。
  7. 【請求項7】 前記光増幅中継システムは、前記請求項
    1乃至請求項4のいずれかに記載の構成を有することを
    特徴とする請求項5又は請求項6に記載の光中継伝送シ
    ステムを備えた光伝送系。
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