JP4095159B2 - 光通信システム及び光増幅システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、2本の光ファイバ線から成る、信頼性を改良した、光学的に増幅された光通信システム、及び光学的増幅システム、及び信頼性を改良した光通信システム又は光増幅システムの方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、光学的に増幅された長距離の光通信システムは、益々一般的になりつつある。実際上、長距離の通信システムにおいて、信号の減衰を無くすために、光電子変換器及び電子再生器/リピータに対する魅力的な代替手段として周期的な光増幅器が使用されている。その結果、極めて信頼性が高く、しかも低コストの光増幅システムを開発することに多大の関心が寄せられるに至っている。
【0003】
海中で使用する場合のように、通信システムに容易にアクセスできないときに、この信頼性は特に重要である。
【0004】
比較的低コストにて高品質の光増幅を可能にするため、希土類金属でドープされた光増幅ファイバが開発されている。ドープした増幅ファイバの内、エルビウムでドープしたファイバの場合に優れた結果が得られている。ドープした光増幅ファイバに対しレーザポンプを使用してエネルギが提供される。このドープした増幅ファイバ及びレーザポンプは、波長分割マルチプレクサ(WDM)を使用して光ファイバ内に一体化することができる。このポンプレーザは、希土類イオンの変換を介して、希土類イオンをより高エネルギ準位に励起して、適当な増幅媒体を形成する。これにより、エルビウムでドープした増幅ファイバの入力側における信号の増幅が誘導した放出体により為される。
【0005】
レーザポンプは、増幅システム内における唯一の活性構成要素であるため、このレーザポンプは劣化し、又は故障する可能性が大きい。かかる故障が生ずると、光増幅器、従って、光通信システムが不作動になる可能性がある。かかる欠点を無くすため、レーザポンプの故障、又は劣化による影響を制限することのできる光通信システムを設計すべく幾つかの技術が開発されている。
【0006】
光増幅器の故障を軽減するため、冗長性が数多く示唆されている。
【0007】
ベルガノ(Bergano)及びその他の者に対して付与された米国特許第5,173,957号は、光ファイバ増幅器に対するレーザポンプの冗長性に関するものであり、この場合、3dBの光カプラーを介して少なくとも2つのレーザダイオードが結合され、ポンプパワーが2つの1段の光ファイバ増幅器の各々に同時に供給される(添付した図8)。レーザダイオードポンプの1つが故障したならば、その他のレーザダイオードポンプが光ファイバ増幅器の各々にパワーを提供する。このように、1つのレーザポンプが故障したならば、2つの1段光ファイバ増幅器の各々の励起パワーが50%低下することになる。
【0008】
ガイレス(Giles)及びその他の者に対して付与された米国特許第5,241,414号には、レーザ列からのポンプビームがスターカプラーにより共に混合されて、複数の複合ポンプビームを形成する、光増幅器の群が開示されている。これら複合ポンプビームの各々は、光増幅器の群における1つの特定の光増幅器のポンプポートに分配される。
【0009】
デラボックス(Delavaux)に対して付与された米国特許第5,253,104号には、釣り合ったドープ光ファイバ増幅器が開示されている。図7には、同一の光ファイバ線に沿って段状に配置された、前置増幅器の第一の段と、パワーブースタの第二の段とから成る増幅器が示されている。この形態において、節約的な配置を可能にするため、ポンプ源を共用してポンプ信号が第一及び第二の段の間にて分配され且つ結合される。
【0010】
公告された英国特許第2,272,202−A号には、その増幅ファイバが2つの部分に分割され、共にレーザダイオードにより励起される2つの増幅器の段が存在するようにした、ダイオード励起式の光ファイバ増幅器が開示されている。冗長性が得られるように、第二のダイオードを含めることができ、その出力は、一対の偏光ビームスプリッタ/組み合わせ体を介して結合される。
【0011】
公開された国際特許出願第92/05642号には、作用ファイバの各々がポンプ信号に対して少なくとも1つの入力を有するように光通信線に結合された1つ以上の作用ファイバを有する光ファイバ増幅器が開示されている。光ファイバ増幅器は、それぞれのポンプレーザに結合された複数の入力を有する光組み合わせ回路網を備えている。組み合わせ回路網の出力は、作用可能なファイバにおけるポンプ信号入力に結合される。この回路網は、ポンプレーザから追加された光エネルギを組み合わせ得るようにされ、幾つかのポンプレーザから組み合わせ回路網の出力の各1つにおける光エネルギが発生する。
【0012】
上述した解決策の更なる改良として、2段の光増幅器の場合、2つのレーザポンプにより信頼性を得ることができる。レーザポンプの各々は、上記の光増幅器の双方の段に接続される。図1に図示するように、光ファイバ402用の光増幅器は、第一段の増幅ファイバ404と、第二段の増幅ファイバ406と、第一のWDM408と、第二のWDM410と、カプラー412と、レーザポンプ414、416とを備えている。この場合、レーザポンプ414、416からの励起信号は、カプラー412により結合され、該カプラーは、その結合された励起信号をWDM408、410を介して第一段404及び第二段406に分配する。第一のWDM408は、光ファイバ402を励起信号と相互に接続する。このようにして、第一段の増幅ファイバ404は励起されて、このため、光ファイバ402から受け取った信号が増幅される。同様にして、第二のWDM410は、励起信号を受け取り、このため、第二段の増幅ファイバ406が励起される。従って、第二段の増幅ファイバ406は、第一段の増幅ファイバ404から受け取った信号を増幅する。
【0013】
しかしながら、上記の増幅器において、1つのレーザポンプが故障すると、励起パワーが50%減少することになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、通信線の各々に図1に図示した2段の光増幅器が設けられる、2本の線から成る光通信システムと比較して、何ら追加的なコストを必要とせずに、2本の光ファイバ線から成る光通信システムの各光ファイバ線における励起パワーの上記、50%の低下を制限することを目的とするものである。
【0015】
より具体的には、本発明の一つの目的は、2本の光ファイバ線と、第一の光通信線を通じて少なくとも1つの信号を伝送する第一の送信機と、第二の光通信線を通じて少なくとも1つの信号を伝送する第二の送信機と、該第一及び第二の通信線の各々における少なくとも1つの2段の増幅器と、増幅器の上記段に対し励起信号を提供するレーザポンプと、第一の光通信線から信号を受け取る第一の受信機と、第二の光通信線から信号を受け取る第二の受信機とを備え、1つのレーザポンプの起こり得る故障により光ファイバ線の各々における励起パワーの低下が50%以下に制限されるような方法にて信頼性が増すように光通信システムの信頼性を改良することである。
【0016】
本発明の第二の目的は、2本の光ファイバ線と、各通信線における少なくとも1つの2段の増幅器と、増幅器の上記段に対して励起信号を提供するレーザポンプとを備え、1つのレーザポンプの起こり得る故障により光ファイバ線の各々における励起パワーの低下が50%以下に制限されるような方法にて信頼性が増すように光通信システムの信頼性を改良することである。
【0017】
本発明の第三の目的は、2本の光ファイバ線と、各通信線における少なくとも1つの2段の増幅器と、増幅器の上記段に対して励起信号を提供するレーザポンプとを備える増幅器において、レーザポンプの故障に起因する利得の損失及び騒音の増大が実質的に制限されるように、増幅装置を改良することである。
【0018】
本発明の更に別の目的は、第一及び第二の光ファイバ線を備える光通信システムにおいて、1つのレーザポンプの起こり得る故障により、光ファイバ線の各々における励起パワーの低下が50%以下に制限されるように光通信システムにてレーザ励起信号を提供する方法を改良することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
以下に説明する光通信システム、増幅システム及び方法により上記及びその他の目的は達成される。
【0020】
上記の目的は、光ファイバ線の各々にて2段の増幅器の少なくとも1段に対し第一の励起信号を提供する単一のレーザ励起システムを提供することにより、達成されることが分かった。
【0021】
従って、本発明の一つの目的は、2本の光ファイバ線と、第一の光通信線を通じて、少なくとも1つの信号を伝送する第一の送信機と、第二の光通信線を通じて、少なくとも1つの信号を伝送する第二の送信機と、上記第一及び第二の通信線の各々における少なくとも1つの2段の増幅器と、増幅器の上記段に対し励起信号を提供するレーザポンプと、第一の光通信線から信号を受け取る第一の受信機と、第二の光通信線から信号を受け取る第二の受信機とを備える光通信システムの信頼性を改良することであり、その改良点は、上記レーザポンプが、上記第一及び第二の通信線の各々の上記少なくとも1つの増幅器の少なくとも1段に対し第一の励起信号を提供する単一のシステムを形成することにある。
【0022】
上記のシステムは、上記第一及び第二の通信線の上記少なくとも1つの増幅器の他の段に対し第二の励起信号を更に提供することが好ましい。
【0023】
上記レーザポンプは、少なくとも4台であることがより好ましい。
【0024】
本発明の第二の目的は、2本の光ファイバ線と、各通信線内の少なくとも1つの2段の増幅器と、該増幅器の上記段に対して励起信号を提供するレーザポンプとを備える光増幅システムの信頼性を改良することであり、この改良点は、上記レーザポンプが、上記第一及び第二の通信線の各々の少なくとも1つの増幅器の少なくとも1つの段に対し第一の励起信号を提供する単一のシステムを形成する点にある。
【0025】
上記のシステムは、上記第一及び第二の通信線の各々の上記少なくとも1つの増幅器の他の段に対して第二の励起信号を更に提供することが好ましい。
【0026】
上記レーザポンプは、少なくとも4台であることがより好ましい。
【0027】
本発明の更に別の目的は、第一及び第二の光ファイバ線から成る光通信システムにてレーザ励起信号を提供する方法であって、
a)第一及び第二のレーザ励起信号を発生させるステップと、
b)第一及び第二の出力信号を形成し得るように第一及び第二のレーザ励起信号を結合するステップと、
c)第三及び第四のレーザ励起信号を発生させるステップと、
d)第三及び第四の出力信号を形成し得るように前記第三及び第四のレーザ励起信号を結合するステップを備える方法において、
1)第一及び第二の出力信号が前記第一の光ファイバ線の増幅器の第一及び第二の段の一方に供給され、前記第二の光ファイバ線の増幅器の第一及び第二の段の一方に供給されることと、
2)第三及び第四の出力信号が、前記第一の光ファイバ線の増幅器の第一及び第二の段のもう一方に供給され、前記第二の光ファイバ線の増幅器の第一及び第二の段のもう一方に供給されることとから成るように改良された方法を提供することである。
【0028】
第一及び第三の出力信号は、第五及び第六の出力信号を形成し得るように結合される一方、第二及び第四の出力信号は、第七及び第八の出力信号を形成し得るように結合され、前記第五、第六、第七、第八の出力信号の各々は、増幅器の単一の段に供給される。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明は、添付図面と共に、本発明の特定の一例としての実施の形態に関する以下の説明を読むことにより、一層完全に理解することができよう。
【0030】
米国特許第5,173,957号による図8の公知の光増幅システムは、第一の光ファイバ線302と、第二の光ファイバ線304と、第一及び第二の増幅ファイバ306、308と、第一及び第二のWDM310、312と、カプラー314と、レーザポンプ316、318を備えている。レーザポンプ316、318は、カプラー314により結合される励起信号を提供する。結合された励起信号は、カプラー314から第一及び第二のWDM310、312をそれぞれ介して、第一及び第二の増幅ファイバ306、308に分配される。このようにして、第一及び第二の光ファイバ線の信号をそれぞれ増幅することができる。
【0031】
このシステムにおいて、レーザポンプ316、318の一方が故障したならば、残りのレーザポンプは、増幅ファイバ306、308の励起を続行する。残りのレーザポンプのパワーが同一のまま(性能が低下した高温の待機モード)であるならば、レーザポンプが故障した場合、各光増幅器の励起パワーが低下することになる。これと代替的に、光増幅システムは、残りのレーザポンプ(性能が低下しない高温の待機モード)のパワーを増すことにより、励起パワーを低下させることなく、作動可能であるようにしてもよい。しかしながら、この場合、レーザポンプのパワーは約2倍にする必要があろう。
【0032】
しかしながら、一方のレーザポンプが故障したならば、各増幅ファイバ内の励起パワーは、50%低下する。
【0033】
図2の光増幅システムは、2本の光ファイバ線502、504と、第一の光通信線502用の増幅ファイバ506、508と、第二の光通信線504用の増幅ファイバ510、512と、波長分割マルチプレクサ(WDM)514、516、518、520と、カプラー522、524と、レーザポンプ526、528、530、532とを備えている。
【0034】
この場合、レーザポンプ526、528の出力は、カプラー522により結合される。カプラー522からの結合した励起信号は、WDM514、520を介して、それぞれ増幅ファイバ506、512を励起する。更に、レーザポンプ530、532の出力は、カプラー524により結合される。カプラー524からの結合された励起信号は、WDM516、518を介して、それぞれ増幅器ファイバ508、510を励起する。従って、励起された増幅ファイバ506、508は、光ファイバ502から受け取った信号を増幅し、その励起された増幅ファイバ510、512は、光ファイバ504から受け取った信号を増幅する。図2の光増幅システムは、光ファイバ線502、504を通じて両方向に伝播する信号の増幅に適している。
【0035】
図3において、光ファイバ線502は、送り線として機能する一方、光ファイバ線504は、戻り線として機能する。
【0036】
この場合、光増幅システムは、2段の増幅器の各々における第一の段から第二の段にのみ光信号を伝送する光絶縁体634、636を更に備えている。これらの絶縁体634、636は、信号を実質的に伝送し、反対方向への光線の伝播を実質的に遮断する。更に、現在の利用可能な絶縁体と共に、例えば、980nmという絶縁体の伝送帯域外の励起波長が使用されるならば、これらの絶縁体は励起光の通信線を遮断することができる。これらの絶縁体634、636は、それぞれの光ファイバ線の第一及び第二の増幅器の段の間に配置されて、反対方向に伝播するASEを低下させることにより、騒音値及び利得の性能を最大にする。この場合、図示していないが、増幅器の1つが第一の段内の同一方向への伝播ポンプと、第二の段内の反対方向への伝播ポンプとを有しており、絶縁体は、2つのポンプの結合を更に防止する。
【0037】
絶縁体を光増幅器内に使用することに関する更なる説明は、米国特許第5,204,923号に、及びSPIEvol.1789のファイバレーザ源及び増幅器(Fiber Laser Sources and Amplifiers)IV(1992)、145−154ページにM.N.ゼルヴァス(Zervas)、R.I.ラミング(Laming)、及びD.N.ペイン(Payne)が発表した「光絶縁体を内蔵する、エルビウムでドープした効率的なファイバ増幅器(Efficient Erbium−Doped Fibre Amplifiers Incorporating an Optical Isolator)」に開示されている。
【0038】
光絶縁体634、636に代えて、又は、これらの光絶縁体634、636の一方、又はその双方と組み合わせて、公知の技術に従って、公知の手段を使用し、当業者は、本発明の具体的な実施の形態の必要条件を具体化することができる。かかる手段の例としては、例えば、光循環器のような単方向手段、例えば、ASEを除去するフィルタのようなフィルタ手段、通信線へ光信号を選択的に追加し且つ通信線から光信号を減少させる選択的、即ち時間選択型のマルチプレキシング/デマルチプレキシング手段、波長の分散を補正する分散補正手段である。上述の手段は、組み合わせることができる。例えば、フィルタ、マルチプレクサ/デマルチプレクサ及び/又は分散補正器と組み合わせて、光学的サーキュレータを使用することができる。
【0039】
図3の増幅ファイバ506、508、510、512は、エルビウムをドープしたファイバである。一例において、増幅ファイバは、ゲルマニウムエルビウム(Ge/Er)でドープしたコアを有する、0.3の口径を持つ二酸化ケイ素ファイバである。エルビウムは、活性ドーパントとして機能する。上述の状態にて7dB/mの信号損失を生じさせる光ファイバのコアのEr濃度であるならば、例えば、長さ約17mの増幅ファイバにより、組み合わせた第一及び第二の段に対し適正な増幅が為される。
【0040】
図3に開示するように、信号Sin及びSoutは、単一チャネル、又は多数チャネル(例えば、WDM)伝送に対して、ファイバの活性ドーパントの増幅帯域にて選択された1つ以上の別個の波長を含んでいる。
【0041】
レーザポンプ526、528、530、532は、予め選択された励起波長にて励起信号を発生させるレーザダイオードポンプであることが好ましい。その他の波長を選択することができるが、図3の例におけるエルビウムでドープしたファイバは、980nmの励起信号により励起される。上述した実験において、1536nmの波長の単一のチャネルを伝送した。
【0042】
980nmの励起波長は、エルビウムをドープしたファイバ内で低騒音にて比較的大きい利得が得られる。これと代替的に、例えば、励起ポンプに対し1480nmを使用してもよい。信号及び励起信号についてその他の波長を使用することができる一方、励起信号の波長は、一般に、信号よりも短い。
【0043】
異なる分割比を適宜に選択することができるが、この好適な実施の形態において、カプラー522、524は、3dBカプラーであり、このため、カプラー522から流れる結合励起信号は、互いに等しく、カプラー524から流れる結合励起信号もまた、互いに等しい。
【0044】
対応する増幅ファイバ及びWDMの位置は、信号の方向に関して同一方向に励起し、又は反対方向に励起可能な形態とすることができる。即ち、励起信号及び信号の方向は、同一方向、又は反対方向とすることができる。図3には、全ての増幅ファイバを同一方向に励起する状態が示されている。更に、各2段の増幅器のそれぞれの段の各々の励起方向が異なるようにすることができる。
【0045】
対の結合レーザダイオードポンプ526、528、又は530、532は、好適な実施の形態にて2つのモード、即ち、性能が低下した高温の待機モード、又は性能が低下しない高温の待機モードの一方にて作動可能である。即ち、性能が低下した高温の待機モードにおいて、1つのレーザダイオードポンプが故障したならば、残りのレーザダイオードポンプが同一のパワー準位にて作動を続ける。性能が低下しない高温の待機モードにおいて、対の結合レーザダイオードの残りのもののパワーは、損失を補い得るように増大する。
【0046】
光ファイバ線の各々に対し2段の増幅器から成り、性能が低下し、及び性能が低下しない高温の待機モードにて作動する、図3の光増幅システムにて行った実験結果が表1及び表2にそれぞれまとめてある。この場合、第一及び第二の2段の増幅器に沿った利得G1、G2は、対数dB単位で示してある。表1において、1つのレーザポンプが故障したならば(Pp2=0)、小さい信号のとき、最大の利得損失は約2.5dBであり、増幅器が飽和状態で作動しているとき、約3dBとなる一方、最大の騒音値の増大は、約0.5dBである。上記利得損失における多少の差は、第二段の増幅ファイバ508、512と比較したときの第一段の増幅ファイバ506、510における対応する性能の相違に依存する。このように、利得の損失は、上記第一又は第二の段に対する励起パワーの低下に依存して僅かに相違する。
【0047】
本発明の有利な点を評価すべく、図8の公知の増幅システムにより追加的な実験を行った。該当する結果は、表4及び表5にまとめてあり、性能が低下し、及び性能が低下しない高温の待機モードにてそれぞれ作動したときの図8の光増幅システムの性能が示してある。この場合、1段増幅器の第一及び第二の段に沿った利得G1、G2は、対数dB単位で示してある。表4から、1つのレーザポンプが故障したとき(Pp2=0)、小さい信号の場合、利得損失は約5dBであり、増幅器が飽和状態で作動しているとき、約4dBである一方、騒音値の増大は、小さい信号の場合、約1dBであり、増幅器が飽和状態で作動しているとき、約1.5dBであることが分かる。
【0048】
表4のデータと比較するならば、本発明の第一の好適な実施の形態による、図3の増幅システムの性能は、レーザポンプが故障した場合、利得損失に関して少なくとも約2dBだけ優れ、また、騒音値に関して少なくとも約0.5dBだけ優れることが表1のデータから理解される。
【0049】
図4の光増幅システムは、第一の実施の形態と同様の方法にて作動するが、その唯一の相違点は、カプラー722は、WDM714、718を介して増幅ファイバ706、710にそれぞれ接続され、カプラー724は、WDM716、720を介して増幅ファイバ708、712にそれぞれ接続される点である。
【0050】
上記第二の実施の形態には、図3に示した方法と同様の方法にて絶縁体が設けられることが好ましい。
【0051】
更に、光ファイバ線702、704がそれぞれ送り線及び戻り線として作用するとき、第一段の増幅ファイバ706、710は、カプラー722からの出力内の同一の結合励起信号により励起され、第二段の増幅ファイバ708、712は、カプラー724からの出力内の同一の結合励起信号により励起される。このため、レーザポンプが故障すると、双方の2段増幅器の第一段の増幅ファイバ706、710、又は第二段の増幅ファイバ708、712の双方における励起パワーが低下することになる。このことは、2本のファイバ線の2段の増幅器は、完全に等しい利得の損失が生じ、それは、第一段の増幅ファイバ706、710の性能は、互いに等しく、また、第二段の増幅ファイバ708、712の性能も互いに等しい一方、それぞれの第二段と比較したとき(708、712)、各第一段(706、710)の性能が僅かに相違するためである。
【0052】
図5の第三の実施の形態は、2本の光ファイバ線802、804と、第一の光ファイバ802用の増幅ファイバ806、808と、第二の光ファイバ804用の増幅ファイバ810、812と、レーザポンプ814、816、818、820と、カプラー822、824、826、828と、WDM830、832、834、836を備えている。
【0053】
この場合、レーザポンプ814、816、818、820の出力は、カプラー822、824によりそれぞれ結合される。一方、カプラー822からの第一の結合励起信号、及びカプラー824からの第一の結合励起信号は、カプラー826により結合される一方、カプラー822からの第二の結合励起信号及びカプラー824からの第二の結合励起信号は、カプラー828により結合される。次に、カプラー826、828からの励起信号は、任意の所望の組み合わせて、それぞれのWDM830、832、834、836を介して増幅ファイバ806、808、810、812に入る、この第三の実施の形態もまた、光ファイバ線802、804を通って両方向に伝播する信号の増幅に適している。
【0054】
図6に開示した実施の形態において、光ファイバ線802は、送り線として機能する一方、光ファイバ線804は、戻り線として機能する。
【0055】
この場合、該光増幅システムは、絶縁体938、940を更に備えている。この好適な実施の形態において、絶縁体938、940は、反対方向に伝播する騒音を遮断する一方で、信号を完全に伝送する。第一の実施の形態について説明したように、それぞれの光ファイバ線の第一及び第二の増幅器段の間に絶縁体938、940が配置されている。
【0056】
図6の増幅ファイバ806、808、810、812は、上述したようにエルビウムでドープしたファイバである。エルビウムでドープした図6のファイバは、励起信号によって励起される。このようにして、この信号は増幅ファイバ内の誘導された放出体により増幅が為される。
【0057】
図6に図示するように、信号Sin及びSoutは、ファイバの活性ドーパントの増幅帯域内で選択された1つ以上の別個の波長を含むことが好ましい。更に、レーザポンプ814、816、818、820は、予め選択された励起波長にて励起信号を発生させるレーザダイオードポンプである。図6のエルビウムをドープしたファイバは、980nmの励起信号で励起される一方、上述したように、その他の波長を選択することも可能である。該励起信号の波長は、一般に、該信号よりも短い。
【0058】
この好適な実施の形態において、カプラー822、824、826、828は、カプラー826、828から流れる結合励起信号は互いに等しいように3dBカプラーである。
【0059】
更に、対応する増幅ファイバ及びWDMの位置は、信号の方向に関して同一方向に又は反対方向に励起し得る設計とすることができる。即ち、励起信号及び信号の方向は等しくし又は反対にすることができる。更に、各二段増幅器のそれぞれの段の励起方向は同一である必要はない。例えば、図6には、増幅ファイバ808、812が同一方向に励起され、増幅ファイバ806、810が反対方向に励起される状態が示してある。
【0060】
この第三の実施の形態において、対の結合レーザダイオードポンプ814、816、818、820は2つのモード、即ち、性能が低下した高温の待機モード、又は性能が低下しない高温の待機モードの一方にて作動する。即ち、性能が低下した高温の待機モードにおいて、レーザダイオードポンプが故障したとき、残りのレーザダイオードポンプは同一のパワー準位でその作動を続ける。一方、性能が低下しない高温の待機モードにおいて、1つのレーザダイオードポンプが故障したとき、この損失を補い得るように少なくとも1つの残りのレーザダイオードポンプのパワーが増大する。
【0061】
このシステムの残りの全てのレーザダイオードポンプのパワーは損失を補い得るように増大することが好ましい。この配置は、対の結合レーザポンプの残りのもののパワーのみが増大する場合と比べて、レーザポンプを少ない駆動電流で作動することを可能にする。このようにして、レーザの寿命は長くなり、通信システムの信頼性が増す。
【0062】
図6の光増幅システムの性能を示し、性能が低下した高温の待機モードにて作動したときの実験結果が表3に示してあり、この場合、第一及び第二の二段増幅器の利得G1、G2はdBの単位で示してある。1つのレーザポンプが故障したとき(Pp2=0)、利得は、小さい信号利得の場合、1dBだけ低下し、増幅器が飽和状態で作動しているとき、1.5dBだけ低下する一方、最大の騒音値の増大は約0.5dBである。
【0063】
表4のデータと比較すれば、1つのレーザポンプが故障した場合、本発明の第三の好適な実施の形態に従い、図6の増幅システムにて得られる利得の改良程度は約2.5dB乃至約4dBの範囲にある一方、騒音値の改良程度は約0.5dB乃至約1dBの範囲にあることが表3のデータから理解される。
【0064】
図7において、受信機/送信機ステーション1002は、光ファイバ線1004、1006に対し光ファイバ信号を受け取り且つ送信する。受信機/送信機1002の各々は、双方の受信機と、1つ以上の光チャネルを備えており、光ファイバ線1004、1006の各々が信号を両方向に送ることができるようにする。この場合、増幅器は、双方向に作動可能な形態でなければならない。
【0065】
これと代替的に、1つの光ファイバ線の一端の受信機/送信機ステーション1002は、1つ以上の受信機を有し、その光ファイバ線の他端の受信機/送信機ステーション1002は、1つ以上の送信機を有するようにしてもよい。この場合、光ファイバ線1004、1006の各々は信号を一方向にしか伝送しない。その2本の線は、同一方向に作動し、又はそれぞれ送り線及び戻し線として機能するようにすることができる。何れの場合でも、ステーション1002の受信機/送信機は、1つ以上の独立的な光チャネルを伝送し得るようにすることができる。これらのチャネルは、例えば、WDM、TDM又は偏光マルチプレクサ手段のような公知の任意の手段により多重化することができる。この光通信システムは、信号を増幅する光増幅システム1008を更に備えている。該光増幅システム1008は、本明細書に記載した型式の任意のものとすることが好ましい。
【0066】
2本の独立的な光通信線に関して上述したが、本発明は、例えば、双方向光通信線にて作動する双方向増幅装置を形成し得るように2つの増幅器を共に配置するその他の場合にも適用される。
【0067】
更に、本発明による2本の通信線から成る対の増幅器は単一の装置を形成し、単一のケース内に容易に収容することができる。このことは、よりコンパクトな通信システムの設計が可能となる。
【0068】
本発明の精神又は範囲から逸脱せずに、本発明の光増幅システムに種々の改変例及び変更を加え得ることが当業者に明らかであろう。このため、本発明は、上記の改変例及び変更例をも包含することを意図するものである。
【0069】
【0070】
【0071】
【0072】
【0073】
【図面の簡単な説明】
【図1】2段の増幅器を備える可能な光増幅システムの線図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態による光増幅システムの線図である。
【図3】図2に図示した型式の光増幅システムの一つの好適な実施の形態の線図である。
【図4】本発明の第二の実施の形態による光増幅システムの線図である。
【図5】本発明の第三の実施の形態による光増幅システムの線図である。
【図6】図5に図示した型式の光増幅システムの一つの好適な実施の形態の線図である。
【図7】本発明による光通信システムの概略図的な線図である。
【図8】米国特許第5,173,957号による従来の光通信システムの線図である。
【符号の説明】
802 第一の光ファイバ線 804 第二の光ファイバ線
806、808 第一の光ファイバ用の増幅ファイバ
810、812 第二の光ファイバ用の増幅ファイバ
814、816、818、820 レーザポンプ
822、824、826、828 カプラー
830、832、834、836 WDM
Claims (8)
- 第一の光ファイバ線(502,702,802)及び第二の光ファイバ線(504,704,804)と、
前記第一の光ファイバ線及び第二の光ファイバ線の各々における少なくとも1つの2段の増幅器と、
第一及び第二のレーザポンプ信号を提供するレーザポンプ対(526,528,726,728,814,816)と、
前記第一及び第二のレーザポンプ信号を結合して第一及び第二の出力信号を生成する第一のカプラ−(522,722,822)と、
第三及び第四のレーザポンプ信号を生成する別のレーザポンプ対(530,532,730,732,818,820)と、
前記第三及び第四のレーザポンプ信号を結合して第三及び第四の出力信号を生成する第二のカプラ−(524,724,824)とを備える光通信システムにおいて、
前記第一の光ファイバ線(502,702,802)の増幅器の第一及び第二の段の1つに対し、及び前記第二の光ファイバ線(504,704,804)の増幅器の第一及び第二の段の1つに対し、第一及び第二の出力信号が供給され、
前記第一の光ファイバ線(502,702,802)の増幅器の第一及び第二の段の他方に対し、及び前記第二の光ファイバ線(504,704,804)の増幅器の第一及び第二の段の他方に対し、第三及び第四の出力信号が供給されるようにした光通信システム。 - 請求項1に記載の光通信システムにおいて、該光通信システムは、
前記第一の光ファイバ線(502,702,802)において少なくとも1つの信号を送信する第一の送信機と、
前記第二の光ファイバ線(504,704,804)において少なくとも1つの信号を送信する第二の送信機と、
前記第一の光ファイバ線(502,702,802)から前記信号を受信する第一の受信機と、
前記第二の光ファイバ線(504,704,804)から前記信号を受信する第二の受信機と、を更に備える光通信システム。 - 請求項1又は2に記載の光通信システムにおいて、
前記レーザポンプがレーザダイオードポンプである、光通信システム。 - 請求項3に記載の光通信システムにおいて、
前記第一のカプラー(822)からの前記第一の出力信号と、前記第二のカプラー(824)からの前記第三の出力信号とを結合する第三のカプラー(826)と、
前記第一のカプラー(822)からの前記第二の出力信号と、前記第二のカプラー(824)からの前記第四の出力信号とを結合する第四のカプラー(828)と、
を更に備える、光通信システム。 - 請求項1乃至4の何れかに記載の光通信システムにおいて、
前記第一の光ファイバ線及び第二の光ファイバ線における増幅器の前記段の各々が波長を分割するマルチプレクサ(multiplexer)(514,516;518,520)に接続される、光通信システム。 - 請求項1乃至5の何れかに記載の光通信システムにおいて、
前記第一の光ファイバ線及び第二の光ファイバ線(502,504)の各々における前記少なくとも1つの2段増幅器(506,508;510,512)が、前記増幅器の前記第一及び第二の段の間に配置された絶縁体(634,636)を更に備える、光通信システム。 - 第一及び第二の光ファイバ線(502,702,802,504,704,804)を備える光通信システムにてレーザポンプ信号を提供する方法であって、
a)第一及び第二のレーザポンプ信号を発生させるステップと、
b)第一及び第二の出力信号を形成し得るように、前記第一及び第二のレーザポンプ信号を結合するステップと、
c)第三及び第四のレーザポンプ信号を発生させるステップと、
d)第三及び第四の出力信号を形成し得るように、前記第三及び第四のレーザポンプ信号を結合するステップとを備える方法において、
1)前記第一の光ファイバ線(502,702,802)の増幅器の第一及び第二の段の1つに対し、及び前記第二の光ファイバ線(504,704,804)の増幅器の第一及び第二の段の1つに対し、第一及び第二の出力信号が供給され、
2)前記第一の光ファイバ線(502,702,802)の増幅器の第一及び第二の段の他方に対し、及び前記第二の光ファイバ線(504,704,804)の増幅器の第一及び第二の段の他方に対し、第三及び第四の出力信号が供給されるようにした、方法。 - 請求項7に記載の方法において、
第一及び第三の出力信号が第五及び第六の出力信号を形成し得るように結合される一方、第二及び第四の出力信号が第七及び第八の出力信号を形成し得るように結合され、
前記第五、第六、第七及び第八の出力信号の各々が、前記第二の光ファイバ線の増幅器の単一の段に供給されるようにした、方法。
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