JP2001236583A - 安否確認システム - Google Patents

安否確認システム

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JP2001236583A
JP2001236583A JP2000384872A JP2000384872A JP2001236583A JP 2001236583 A JP2001236583 A JP 2001236583A JP 2000384872 A JP2000384872 A JP 2000384872A JP 2000384872 A JP2000384872 A JP 2000384872A JP 2001236583 A JP2001236583 A JP 2001236583A
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JP
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subject
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confirmation system
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Application number
JP2000384872A
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English (en)
Inventor
Takuo Shimada
拓生 嶋田
Yoshiyuki Yamauchi
美幸 山内
Hideki Takahashi
英樹 高橋
Eiichi Tanaka
栄一 田中
Teruo Yamamoto
照夫 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は在宅における独居老人などの安否を
監視し、通報するもので、真に異常が生じている時のみ
通報すること。 【解決手段】 対象者1の動作または生体信号から異常
を検出した場合、音、振動、光などの刺激により対象者
1を呼び出す呼出手段3と、これに対する対象者1の反
応を確認する確認手段4を設けることで、通報前に使用
者1の安否状態が精度よく把握でき、誤報が低減でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は在宅における独居老
人、身障者、患者などの安否を監視し、異常検出時に緊
急通報する安否確認システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の安否確認システムは、例
えば特開平6−46160号公報に示すようなものが一
般的であった。以下、その構成について図19を参照に
しながら説明する。図19に示すように、住戸側100
には、加入電話回線200に接続される双方向通信可能
なT−NCU101と、アダプタ装置102と、電子式
水道メータ103と、住人の在・不在を検出するための
動体センサや電気錠からなる在・不在検出手段104
と、火災等の異常検出手段105と、押ボタン等の緊急
通報手段106と、表示灯やブザー等の警報手段107
とが設けられている。
【0003】アダプタ装置102は、電子式水道メータ
103によって所定時間の水使用量が一定に満たない場
合および押ボタン等の緊急通報手段106からの緊急通
報信号があると自動通報する。また動体センサや電気錠
からなる在・不在検出手段104が不在の場合、通報を
止める。さらに火災センサ等の異常検出手段105が作
動した場合および電子式水道メータ103から明らかに
水機器異常または漏水等と判断される場合は、表示灯や
ブザー等の警報手段107によって居住者に知らせる構
成になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の上
記のような構成では、電子式水道メータや在・不在検出
手段の情報だけから安否を判断しているので、通報を要
するほど重大な対象者の異常が本当に住戸内で発生して
いるのかはっきりしない。すなわちあらかじめ設定した
通報条件が成立すれば無条件に通報してしまうので、セ
ンタ側は不要な出動を余儀なくされたり、電話回線使用
料金や通報時間が無駄になることが多かった。そして誤
報でないかどうかを調べるには、再度センタ側の監視員
が対象者宅に電話をかけ、応答するかどうかで安否を確
かめないといけないといった煩わしさがあった。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決す
るもので、対象者の安否状態を再確認し、真に異常が生
じている時のみ通報することを第1の目的とする。
【0006】第2の目的は、対象者の通報前に、対象者
自身の意識の有無を確かめておくことである。
【0007】また第3の目的は、対象者の無事が確認さ
れた場合は通報しないことで電話回線使用料金や通報時
間の無駄をなくすことである。
【0008】また第4の目的は、対象者に対し、新たに
機器の操作を習得させるといった困難を排除することで
ある。
【0009】第5の目的は、いつからいつの間にどのよ
うな事故が起きたのか、日常生活パターンからどの程度
逸脱しているのか、事故に至る前の前兆はどうだったか
といった詳細な安否情報を把握することである。
【0010】第6の目的は、対象者の異常時だけ通報を
受けるのではなく、日常的に外部から現在の対象者の安
否状態を把握し、安心感を提供する。
【0011】第7の目的は、重大な対象者の異常に対し
ては迅速に通報されることである。第8の目的は、対象
者自身からも意識的に通報できることである。
【0012】第9の目的は、装置の小型化を図ることで
ある。
【0013】第10の目的は、対象者がどこにいても安
否が確認できるようにすることである。
【0014】第11の目的は、対象者が日常生活を送る
中で、監視されているといった意識を全く持たずまたプ
ライバシーを損なわないまま、対象者の安否を確認する
ことである。
【0015】第12の目的は、対象者自身に測定装置を
常時装着させるといった煩わしさを全く与えずに対象者
の安否を確認することである。
【0016】第13の目的は、既存設備に簡単に接続で
き、調整やメンテナンスを不要とすることである。
【0017】第14の目的は、リビングルームなど頻繁
に使用する部屋における対象者の安否を確認することで
ある。
【0018】第15の目的は、対象者の意識ははっきり
しているのに動けないといったきめの細かい安否状態に
も対応することである。
【0019】第16の目的は、転倒、卒倒、失神、昏
睡、発熱、突然死といった家庭内事故を早期に発見、通
報することである。
【0020】第17の目的は、緊急の家庭内事故だけで
なく、自覚症状として現れにくい循環器系等の慢性疾患
の兆候を早期に発見、通報することである。
【0021】第18の目的は、対象者の大まかな動作だ
けでは検出しきれない体調変化を把握し、日々の健康管
理にも役立てることである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は第1の目的を達
成するために、対象者の動作または生体信号から対象者
の異常を検出する異常検出手段と、音、振動、光などの
物理的刺激によって対象者を呼び出す呼出手段と、異常
検出手段の出力に応じ呼出手段を駆動し、物理的刺激に
対する対象者の反応を確認する確認手段と、確認手段の
出力に基づいて外部装置へ前記対象者の安否情報を自動
通報する通報手段とを備え、前記呼出手段と前記確認手
段とを一体化したものである。
【0023】また、本発明の第2の目的を達成するため
に呼出手段は呼出音発生部を備え、また確認手段は対象
者が呼出音を停止させることで対象者の無事を確認する
着信操作部を備えた構成としてある。
【0024】また、本発明の第3の目的を達成するため
に確認手段によって対象者の反応が確認された場合、通
報手段による外部装置への自動通報を禁止する通報禁止
手段を備えた構成としてある。
【0025】また、本発明の第4の目的を達成するため
に呼出手段および確認手段は電話機と一体化し、通報手
段側と電話機側を切り替える回線切替部を備えたもので
ある。
【0026】また、本発明の第5の目的を達成するため
に異常検出手段または確認手段に入力される信号の時系
列履歴を蓄積し、自動通報時に通報手段へ前記時系列履
歴を付与する履歴蓄積手段を備えた構成としてある。
【0027】また、本発明の第6の目的を達成するため
に外部装置からの状態要求信号を受信し、異常検出手段
または確認手段を駆動することで対象者の状態を外部装
置へ伝える遠隔制御手段を備えた構成としてある。
【0028】また、本発明の第7の目的を達成するため
に異常検出手段は、対象者の異常度合いを少なくとも2
段階以上に分類する分類部と、所定段階より深刻な異常
の場合無条件に外部装置へ自動通報する判定部とを備え
た構成としてある。
【0029】また、本発明の第8の目的を達成するため
に無条件に対象者から外部装置を呼び出すための手動呼
出操作部を備えた構成としてある。
【0030】また、本発明の第9の目的を達成するため
に異常検出手段と呼出手段とをあるいは呼出手段と手動
呼出操作部とを一体化した構成としてある。
【0031】また、本発明の第10の目的を達成するた
めに異常検出手段、呼出手段あるいは手動呼出操作部
は、対象者近傍に装着し携帯可能とし、信号を無線化し
た構成としてある。
【0032】また、本発明の第11の目的を達成するた
めに異常検出手段は、寝具、ベッド、浴槽、便座、椅
子、キッチン、絨毯などの生活用品に設置され、対象者
の動作によって生じる物理信号を検出する生存検出手段
を備えた構成としてある。
【0033】また、本発明の第12の目的を達成するた
めに異常検出手段は、空調機器、給湯器、調理器具、映
像音響機器、電話機、照明器具などの電化機器に対する
手動操作によって生じる制御信号を検出する操作検出部
を備えた構成としてある。
【0034】また、本発明の第13の目的を達成するた
めに異常検出手段は、電気、ガス、水道などの消費量計
量部および計時手段を備え、消費量計量部の流量継続時
間から対象者の異常を検出する構成としてある。
【0035】さらに異常検出手段は、電気、ガス、水道
などの検針メーターに接続され、外部装置は電気、ガ
ス、水道などの検針値を遠隔検針する構成としてある。
【0036】また、本発明の第14の目的を達成するた
めに異常検出手段は、照度検出部を備え、室内照度の変
化から対象者の異常を検出する構成としてある。
【0037】また、本発明の第15の目的を達成するた
めに異常検出手段は、音声検出部を備え、対象者が発す
る音声によって異常を検出する構成としてある。
【0038】また、本発明の第16の目的を達成するた
めに異常検出手段は、衝撃検出部を備え、外部から前記
衝撃検出部に与えられた衝撃の大きさによって異常を検
出する構成としてある。
【0039】また、本発明の第17の目的を達成するた
めに異常検出手段は、振動検出部と、前記振動検出部の
出力から対象者の発した振動成分を抽出する人体振動抽
出部とを備え、対象者の異常を検出する構成としてあ
る。
【0040】また、本発明の第18の目的を達成するた
めに異常検出手段は、圧力検出部を備え、圧力変化によ
って対象者の異常を検出する構成としてある。
【0041】また異常検出手段は、姿勢検出部および計
時部を備え、対象者の同一姿勢継続時間から異常を検出
する構成としてある。
【0042】また異常検出手段は、位置検出部および計
時部を備え、対象者の同一位置滞在継続時間から異常を
検出する構成としてある。
【0043】また異常検出手段は、心拍検出部を備え、
対象者の心拍有無、心拍数または心拍間隔から異常を検
出する構成としてある。
【0044】また異常検出手段は、呼吸検出部を備え、
対象者の呼吸有無、呼吸数または呼吸間隔から異常を検
出する構成としてある。
【0045】また異常検出手段は、体温検出部を備え、
対象者の体温から異常を検出する構成としてある。
【0046】また異常検出手段は、発汗検出部を備え、
対象者の発汗量から異常を検出する構成としてある。
【0047】また異常検出手段は、排泄有無検出部およ
び計時部を備え、対象者の排泄間隔から異常を検出する
構成としてある。
【0048】また異常検出手段は、排泄成分検出部を備
え、対象者の排泄物の含有成分から異常を検出する構成
としてある。
【0049】
【発明の実施の形態】本発明は上記構成によって、異常
検出手段により対象者の異常が検出された後、さらに呼
出手段および確認手段により対象者への物理的刺激に対
する反応を確認して通報するので、通報前に対象者の安
否状態が高い精度で得られることになる。
【0050】また対象者が呼出音を停止させることで対
象者の無事を確認する呼出音発生部と着信操作部とを備
えたので、通報前に対象者の意識の有無が確かめられ
る。
【0051】また確認手段によって対象者の反応が確認
された場合、通報を禁止するので誤報をなくすことがで
きる。故障や想定外の異常でない事態によって異常検出
した場合、その原因を早期に発見しやすい。
【0052】また呼出手段および確認手段は電話機と一
体化し、通報手段側と電話機側を切り替える回線切替部
を備えたので、対象者は日常使用される電話機をそのま
ま用いるだけで安否が確認できることになる。あたかも
内線電話やインターホンのように自動的に宅内で電話機
のベルが鳴り、対象者の着信を確認するので、対象者の
無事が電話回線を使用しなくても確認できる。装置全体
の構成も小さくなる。
【0053】また履歴蓄積手段が対象者の安否状態の変
化を長期間分蓄積把握し、通報に至る前からの履歴が通
報内容に付与されるので、いつからいつの間にどのよう
な事故が起きたのか、日常生活パターンからどの程度逸
脱しているのか、事故に至る前兆はあったかといった詳
細な安否情報が外部装置で得られる。
【0054】また遠隔制御手段によって、現在の対象者
の安否状態が外部装置から強制的に確認することができ
る。
【0055】また異常検出手段が対象者の異常度合いを
分類し、重大な対象者の異常に対しては呼出手段や確認
手段による動作とは無関係に強制的に通報するので、緊
急事態により迅速な対応をとることができる。
【0056】また無条件に対象者から外部装置を呼び出
すための手動呼出操作部を備えたので、意識的に対象者
自身からの通報ができる。異常には、対象者の動作また
は生体信号からだけでは検出しえない不安、悩み等の精
神状態があり、手動呼出操作部を備えることでこれに対
処できる。また万一異常検出手段が作動しない場合も、
対象者の意識さえはっきりしていれば確実に通報するこ
とが可能となる。
【0057】また異常検出手段と呼出手段、あるいは呼
出手段と手動呼出操作部とを一体化したので、装置が小
型になる。
【0058】また異常検出手段、呼出手段、手動呼出操
作部の少なくとも1つは、対象者近傍に装着し携帯可能
とし、信号を無線化したので、対象者がどこにいても安
否が確認できる。対象者本人にとっても信号線を引き回
されるなどの煩わしさから解放される。
【0059】また異常検出手段は、寝具、ベッド、浴
槽、便座、椅子、キッチン、絨毯などの生活用品に設置
され、対象者の動作によって生じる物理信号を検出する
生存検出手段を備えたので、対象者が日常生活を送る中
で、監視されているといった意識を全く持たずまたプラ
イバシーを損なわないまま、対象者の安否を確認するこ
とができ、対象者自身に測定装置を常時装着させるとい
った煩わしさを全く与えることもない。
【0060】また異常検出手段は、空調機器、給湯器、
調理器具、映像音響機器、電話機、照明器具などの電化
機器に対する手動操作によって生じる制御信号を検出す
る操作検出部を備えたので、通常に電化機器を操作する
だけで対象者の無事が確認され、外部に自らの安否を知
らしめるための新たな操作や手続きは全く不要となる。
【0061】また異常検出手段は、電気、ガス、水道な
どの消費量計量部および計時手段を備え、消費量計量部
の流量継続時間から対象者の異常を検出するので、対象
者の目に触れない場所で、間接的に対象者の生活行動を
監視することになる。
【0062】また異常検出手段は、電気、ガス、水道な
どの検針メーターに接続され、外部装置は電気、ガス、
水道などの検針値を遠隔検針するものであるため、既存
の自動検針システムに簡単に付加することができる。異
常検出手段の取付も限定された箇所ですむ。一般の自動
検針システムは課金の自動化という観点に立ち、低頻度
にしか外部装置に検針値を伝送しない。一方対象者の安
否という観点からは検針値の変化をできるだけ連続的に
把握しておきたいが、連続時系列データを全て外部装置
側に転送することは回線使用料金、回線補足時間、デー
タ量の面から不都合があるため、宅内の異常検出手段に
よって対象者の異常を判定し、異常発生時にのみ通報す
ることになる。
【0063】また異常検出手段は、照度検出部を備え、
室内照度の変化から対象者の異常を検出するので、照明
器具の点灯消灯やカーテン開閉による採光など対象者の
日常生活が通常に営まれているかどうかを各部屋ごとに
検出することになる。
【0064】また異常検出手段は、音声検出手段を備
え、対象者が発する音声によって異常を検出するので、
手動呼出操作部が操作できなくなった場合でも外部装置
に緊急呼出をかけることができる。
【0065】また異常検出手段は、衝撃検出部を備え、
外部から前記衝撃検出部に与えられた衝撃の大きさによ
って異常を検出するので、対象者の転倒、物体との衝突
等を即時に検出できる。
【0066】また異常検出手段は、振動検出部と、前記
振動検出部の出力から対象者の発した振動成分を抽出す
る人体振動抽出部とを備えたので、対象者以外の外乱振
動要因が除外できる。例えば生体が活動している場合、
振動の振幅や周波数は、所定範囲内に入るし、全く一定
の振動や周波数が継続することもない。生体特有のゆら
ぎが存在する。これは月日単位の巨視的なスケールで見
ても、分秒単位の微視的なスケールで見ても言える特性
である。性差、年齢差、体格、体力、体調等によっても
異なるが、地震、車両、風雨、電化機器、電動工具など
人体以外の物が発する振動とは明確に分離抽出される。
【0067】また異常検出手段は、圧力検出部を備え、
圧力変化によって対象者の異常を検出するので、例えば
寝具や便座上における対象者の体圧が変化しないなどに
よって突然死や失神の有無が検出できる。床ずれの発生
も検出できる。
【0068】また異常検出手段は、姿勢検出部および計
時部を備え、対象者の同一姿勢継続時間から異常を検出
するので、より正確に対象者の安否を確認できる。
【0069】また異常検出手段は、位置検出部および計
時部を備え、対象者の同一位置滞在継続時間から異常を
検出するので、より正確に対象者の安否を確認できる。
【0070】また異常検出手段は、心拍検出部を備え、
対象者の心拍有無、心拍数または心拍間隔から異常を検
出するので、対象者の大まかな動作だけでは検出しきれ
ない心室細動といった重大事故、重度の不整脈、循環器
系の疾患が検出できる。
【0071】また異常検出手段は、呼吸検出部を備え、
対象者の呼吸有無、呼吸数または呼吸間隔から異常を検
出するので、対象者の大まかな動作だけでは検出しきれ
ない呼吸器系の疾患を検出できる。特に睡眠時無呼吸症
といった呼吸障害を迅速に検出することができる。
【0072】また異常検出手段は、体温検出部を備え、
対象者の体温から異常を検出するので、体温を判断材料
として対象者の大まかな動作だけでは検出しきれない体
調変化から、きめの細かい安否の確認ができる。
【0073】また異常検出手段は、発汗検出部を備え、
対象者の発汗量から異常を検出するので、発汗量を判断
材料として対象者の大まかな動作だけでは検出しきれな
い体調変化から、きめの細かい安否の確認ができる。
【0074】また異常検出手段は、排泄有無検出部およ
び計時部を備え、対象者の排泄間隔から異常を検出する
ので、宅内での日常生活に異変が起きていないかどうか
が検出できる。
【0075】また異常検出手段は、排泄成分検出部を備
え、対象者の排泄物の含有成分から異常を検出するの
で、糖尿、蛋白、潜血といった慢性疾患につながる要因
の発生有無が日常生活を営む中で自動的に検出される。
【0076】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例を図
1から図3を用いて説明する。図1において1は対象者
であり、2は対象者1の生活動作から非接触に異常を検
出する異常検出手段である。異常検出手段2は、例えば
図2のように赤外線画像センサ2a、人体抽出部2b、
位置検出部2c、静止時間計時部2d、姿勢検出部2
e、寝姿勢時間計時部2f、倒れ検出部2g、体温検出
部2h、体温異常時間計時部2iおよび異常判定部2j
からなり、図3のように住宅内のリビングルーム壁面上
部に設置されている。赤外線画像センサ2aはリビング
ルーム全体の熱画像を非接触で検出し、人体抽出部2b
では所定温度帯で所定形状を有する人体部分を切り出
す。人体が複数存在する場合は、最も活動量が多い人を
対象者1とする。人体が監視領域から外部に出た場合
は、人体存在なしとするが、はじめから人体が複数存在
していた場合は、2番目に活動量が多い人を監視の対象
者1に切り替える。
【0077】位置検出部2cは人体抽出部2bで切り出
された対象者1の位置を監視し動きが静止した場合、静
止中信号を静止時間計時部2dに出力し、静止時間計時
部2dで継続時間をカウントする。同様に姿勢検出部2
eは対象者1の現在の姿勢を分類し、寝姿勢時間計時部
2fおよび倒れ検出部2gに出力する。寝姿勢時間計時
部2fは対象者1がリビングルームで寝姿勢を保持して
いる継続時間をカウントする。倒れ検出部2gは、対象
者1が立位や着座などの姿勢から床面方向へ所定速度以
上の速度で姿勢変化した場合に倒れ検出信号を出力す
る。体温検出部2hは、人体抽出部2bで切り出された
対象者1の熱画像形状のうち最も高い温度点を対象者1
の現在の体温として出力する。体温異常時間計時部2i
は、体温検出部2hで求めた対象者1の体温が例えば所
定範囲例えば34℃〜39℃を逸脱している継続時間を
カウントする。異常判定部2jは、静止時間計時部2
d、寝姿勢時間計時部2f、倒れ検出部2gおよび体温
異常時間計時部2iに接続され、対象者1の所定時間以
上の静止継続、所定時間以上の寝姿勢継続、倒れ発生、
所定時間以上の異常体温継続のいずれかが成立していれ
ば通報要求信号を出力する。
【0078】また3は対象者1へ合成音によって緊急呼
出音を与える呼出手段であり、4はこの緊急呼出音に対
する対象者1からの応答(返事)の声を検出する確認手
段である。5は異常検出手段2の出力に基づき、電話回
線を介して外部装置6に自動通報する通報手段である。
【0079】上記構成において、異常検出手段2は得ら
れた赤外線画像から対象者1が所定時間以上経過しても
動かなかった場合や立位姿勢や着座姿勢から急激に寝姿
勢に変化した場合などに、呼出手段3を駆動して「只
今、安否確認装置が作動しました。どうかなさいました
か。安否状況をお答え下さい。」といった緊急呼出音を
発するとともに、通報手段5に通報要求信号を送出す
る。確認手段4は、この緊急呼出音に対する対象者1の
返事を検出するための応答確認マイクを備え、対象者の
音声信号を通報手段5に送出する。通報手段5は異常検
出手段2からの通報要求信号を受け、電話回線を介して
予め定められた外部装置6に対し自動通報を行うととも
に、確認手段4から入力された対象者の音声信号を伝送
するようになる。
【0080】本発明の実施例1によれば、異常検出手段
2により対象者1の異常が検出された後、さらに呼出手
段3および確認手段4により対象者1への呼び出し刺激
に対する返事の反応を確認して通報するので、対象者1
の意識の有無を確実に把握できるとともに不要な出動を
未然に防ぐことができる。壁面に設置された赤外線画像
センサ2aによって非接触に対象者1の安否状態を監視
できるので、対象者1は通常の生活動作を行うだけで何
の拘束も受けない。赤外線という非可視画像を用いてい
るのでプライバシーを損なうこともない。所定時間以上
の静止継続、所定時間以上の寝姿勢継続、倒れ発生、所
定時間以上の異常体温継続といった異常を判定するの
で、転倒、卒倒、失神、昏睡、発熱、突然死といった家
庭内事故を早期に発見、通報することができる。
【0081】なお、ここでは緊急通報動作についてのみ
述べたが、異常がなくても独居老人などを対象に日々の
生活行動を遠隔から監視する構成にしても構わない。異
常検出手段2を各部屋独立に備え、例えば寝室では寝姿
勢が15時間継続しなければ異常でないのに対し、トイ
レや浴室で立位や着座姿勢以外の姿勢が5分継続しただ
けで異常と判定するようにするなど異常判定条件を変更
しても構わない。またこの異常判定条件は対象者や設置
環境に応じて手動で任意に設定できるようにしても構わ
ない。対象者1の日々の生活動作から学習して自動で設
定できるようにしてもよいし、外部装置6側から遠隔に
設定できるようにしても構わない。
【0082】(実施例2)次に本発明の実施例2を図4
を用いて説明する。なお、第1の実施例で示したものと
同様の機能ブロックには同一の番号を付与し、説明を省
略する。図4において7は呼出音発生部であり、電話機
11のベルと兼用している。同様に8は着信操作部であ
り、電話機11の受話器と兼用している。つまり対象者
1から見れば電話機12のベルが鳴って、受話器をとる
(オフフックする)ことと同じである。9は通報制御手
段であり、異常検出手段2により対象者1の異常が検出
された場合、呼出音発生部7による対象者1の呼び出し
後、所定時間以内に着信操作部8による着信の有無を検
出し、着信があれば通報を禁止するものである。10は
回線切替部であり、通報手段5側と電話機11側を切り
替える。呼出音発生部7、着信操作部8、通報制御手段
9、通報手段5、回線切替部10および電話機11は一
体化され、安否確認装置12を形成している。
【0083】上記構成において、異常検出手段2によっ
て対象者1の異常が検出された場合、電話機11のベル
が鳴り出し、対象者1がこのベルに応じて受話器を上げ
た場合は、通報が禁止されるので、通報前に対象者1の
意識の有無を確かめておくことができる。また対象者1
が電話口に出た場合は通報しないことで電話回線使用料
金を節約でき、無駄に電話回線を捕捉されることもな
い。不要な通報をなくすことで、外部装置6側も緊急通
報の受信に専念できる。対象者1にとっても、電話機1
1を使用するだけなので、新たに機器の操作を習得させ
るといった困難を排除することができる。電話機11と
一体になっているので、小型軽量化を図ることもでき
る。
【0084】なお、異常検出手段2によって対象者1の
異常が検出された場合、電話機11のベルが鳴り出し、
対象者1がこのベルに応じて受話器を上げた場合は、音
声合成音で「安否確認中です。何かお困りの点があれ
ば、短縮ダイヤル番号1を押して下さい。」というメッ
セージを流してもよい。また安否確認装置12を既存の
電話機やファクシミリ装置などに接続できるようにして
もよい。通報制御装置7に印字装置を接続し、異常検出
内容を日付時刻情報とともに印刷するようにしてもよ
い。
【0085】(実施例3)次に本発明の実施例3を図5
を用いて説明する。なお、第1、第2の実施例で示した
ものと同様の機能ブロックには同一の番号を付与し、説
明を省略する。図5(a)において13は遠隔制御手段
であり、外部装置6からの状態要求信号を受信し、異常
検出手段16、呼出手段3、履歴蓄積手段14を駆動す
ることで、対象者1の安否状態に関する情報を吸い上げ
る。履歴蓄積手段14は、異常検出手段16および確認
手段4に入力される信号の最新24時間分の時系列履歴
を常時蓄積している。履歴蓄積手段14は、異常検出手
段16によって対象者1の異常が検出された場合あるい
は遠隔制御手段13から状態要求信号を受信した場合こ
の時系列履歴の情報を出力し、通報手段5を介して外部
装置6に伝送する。また手動呼出操作部15を備え、対
象者1から無条件に外部装置6を呼び出せる構成であ
る。
【0086】異常検出手段16は、第1の実施例で示し
た異常検出手段2における異常判定部2jと比べ、最終
の異常判定部16mの構成のみ異なる。図5(b)に示
すように異常検出手段16における異常判定部16m
は、異常深刻度分類部16nおよび比較判定部16oか
らなり、まず異常深刻度分類部16nで対象者1の所定
時間以上の静止継続、所定時間以上の寝姿勢継続、倒れ
発生、所定時間以上の異常体温継続の4項目のそれぞれ
について継続時間や姿勢変化速度などをもとにファジー
メンバーシップ関数の形式で異常深刻度を表現する。次
にこれら4つの異常深刻度を合成して総合異常深刻度を
0〜1の連続量で表現し、比較判定部16oでは例えば
この総合異常深刻度が0.7以上であれば通報手段5に
対し通報要求信号を出力する構成である。
【0087】上記構成において、履歴蓄積手段14が対
象者1の安否状態の変化を長期間分蓄積把握し、通報に
至る前からの履歴が通報内容に付与されるので、いつか
らいつの間にどのような事故が起きたのか、日常生活パ
ターンからどの程度逸脱しているのか、事故に至る前兆
はあったかといった詳細な安否情報が通報時に外部装置
6で得られる。また遠隔制御手段13によって、現在の
対象者1の安否状態が外部装置6からいつでも確認する
ことができる。また異常検出手段16が対象者1の総合
異常深刻度を分類し、重大な対象者1の異常に対して迅
速に通報する一方、軽微な異常に対して通報を抑制する
ことで誤報を防ぐことができる。さらに無条件に対象者
1から外部装置6を呼び出すための手動呼出操作部15
を備えたので、意識的に対象者1自身からの通報ができ
る。異常には、対象者1の動作または生体信号からだけ
では検出しえない不安、悩み等の精神状態があり、手動
呼出操作部を備えることでこれに対処できる。また万一
異常検出手段16が作動しない場合も、対象者1の意識
さえはっきりしていれば確実に通報することが可能とな
る。
【0088】(実施例4)次に本発明の実施例4を図6
〜図8を用いて説明する。なお、第1〜第3の実施例で
示したものと同様の機能ブロックには同一の番号を付与
し、説明を省略する。図6において16は異常検出手段
であり、対象者1の異常を検出するものである。この異
常検出手段16は、呼出音発生部7、着信操作部8、通
報制御手段9、手動呼出操作部15および無線送受信手
段17と一体となり、安否確認装置18を構成してい
る。安否確認装置18は、図7に示すような腕時計形状
をしており、電源は小型リチウム電池が搭載されてい
る。5は通報手段であり、安否確認装置18とは特定小
電力無線を用いて通信する。安否確認装置18のうち、
異常検出手段16の構成を図8に示す。腕時計構造の内
側面と外側面とは緩衝材、断熱材、防水材で遮断されて
いる。対象者1に接触する内側面には内側圧電センサ1
6b、インピーダンスセンサ16c、内側温度センサ1
6eが取り付けられ、外側面には外側圧電センサ16
a、外側温度センサ16dが取り付けられている。
【0089】人体振動抽出部16fは、外側圧電センサ
16aおよび内側圧電センサ16bから対象者1自身が
発している人体振動を抽出するものであり、他方外部衝
撃検出部16gは、外部から対象者1に対して加えられ
た衝撃を検出するものである。人体振動抽出部16fに
はさらに装着判定部16j、心脈拍数検出部16k、運
動量検出部16lが接続され、対象者1がこの安否確認
装置18を正規に装着しているかどうか、対象者1の心
拍数、運動量をそれぞれ検出している。インピーダンス
センサ16cには発汗量検出部16hが接続され、対象
者1の発汗量を検出する。また外部温度センサ16dお
よび内部温度センサ16eは体温検出部16iに接続さ
れ、対象者1の体温を検出している。16mは異常判定
部であり、装着判定部16jの出力により対象者1の装
着を確認し、心拍数、運動量、体温が所定範囲を逸脱し
た場合、通報要求信号を出力する。
【0090】安否確認装置18には、呼出音発生部7、
着信操作部8、通報制御手段9が内蔵され、異常検出手
段16が呼出音発生部7に通報要求信号を出力した場
合、呼出のベルが鳴るが、対象者1が所定時間以内に着
信操作部8を操作することによって呼出音を止めれば、
実際の通報はキャンセルされる。また手動呼出操作部1
5を設け、対象者1から強制的に通報をかけることもで
きる。ここで着信操作部8と手動呼出操作部15のボタ
ンは共用され、呼出音が鳴っているときは着信操作部8
として機能し、そうでない通常時は手動呼出操作部15
として機能する。
【0091】上記構成において、安否確認装置18は、
腕時計形状をしているので、対象者1がどこにいても安
否が確認できる。小型なので対象者1に拘束感を与え
ず、他人から見て違和感を与えるものでもない。特に心
拍数検出部16k、運動量検出部16l、発汗量検出部
16h、体温検出部16iを設けているので、対象者1
の急性異変に加え、自覚症状が現れにくい循環器系の疾
病や慢性疾患を早期に発見することができる。外部衝撃
検出部16gを備えたので、転倒などによって外部から
対象者1自身に所定値以上の衝撃が加わっていないかど
うかを即時に検出することができる。装着判定部16j
を備えているので、対象者1がこの安否確認装置18を
装着していない時に誤って異常を検出し、通報してしま
うこともない。
【0092】尚ここには詳述しないが、腕時計形状の安
否確認装置18を時計と兼用してもよい。また長時間に
わたり対象者1がこの安否確認装置18を装着しなかっ
た場合、呼出音発生部7を駆動して、対象者1に装着を
促してもよい。表示部を設け、現在の脈拍数や発汗量、
体温などの他に電池切れのサインを示してもよい。あら
かじめ日常の対象者1の脈拍数、発汗量、体温などの健
康管理情報を蓄積しておき現在の値がそれらと比較して
大きく逸脱する場合や、日単位の平均値から傾向曲線を
作成し、日々悪化の方向に向かっている場合に通報する
ようにしてもよい。日々得られる健康管理情報をもとに
学習によって異常判定条件を変更していってもよい。
【0093】(実施例5)次に本発明の実施例5を図9
〜図10を用いて説明する。第5の実施例が、第4の実
施例と異なるのは機能ブロックとしては、異常検出手段
19の構成だけである。図9は異常検出手段19の外観
図であり、腹部にベルトとして装着するものである。図
10に異常検出手段19のブロック構成を示す。ベルト
状の周囲には伸縮性導電ゴムセンサ19aがあり、ベル
トに通すように箱型のピエゾ抵抗型加速度計19bが備
えられている。伸縮性導電ゴムセンサ19aは、引っ張
り力によって抵抗値が変化するカーボン繊維からなり、
その抵抗値や抵抗値変化から、対象者1装着の有無を判
定する装着判定部cと呼吸数検出部19dが接続されて
いる。ピエゾ抵抗型加速度計19bは、センサ内部でブ
リッジ回路を形成しており、センサに加わった加速度の
感受面に並行な成分は相殺され、鉛直な方向成分の加速
度のみが検出されるしくみである。つまり加速度変化の
直流成分を得ることができる。ピエゾ抵抗型加速度計1
9bは体動検出部19eおよび姿勢検出部19fに接続
され、対象者1の体動量および姿勢を検出する。異常判
定部19gは、装着判定部19c、呼吸数検出部19
d、体動検出部19eおよび姿勢検出部19fからの出
力に基づき、対象者1の異常を検出するものである。
【0094】上記構成において、安否確認装置19は、
腹部ベルト形状をしているので、対象者1がどこにいて
も安否が確認できる。対象者1に拘束感を与えず、他人
から見て違和感を与えるものでもない。特に呼吸数検出
部16d、体動検出部19eおよび姿勢検出部19fを
備えているので、無呼吸や頻呼吸等呼吸器系の障害をは
じめ、転倒、卒倒、失神、昏睡、発熱、突然死といった
家庭内事故を早期に発見、通報することができる。
【0095】尚ここで安否確認装置19は、腹部に装着
するものとしたが、衣服内側に取り付けられるようにし
てもかわまない。頭部や胸部、脚部などに取り付けるよ
うにしてもよい。眼鏡、補聴器、帽子、靴、装身具、下
着などに内蔵してもよい。
【0096】(実施例6)次に本発明の実施例6を図1
1〜図12を用いて説明する。なお、第1〜第5の実施
例で示したものと同様の機能ブロックには同一の番号を
付与し、説明を省略する。第6の実施例が、第4、第5
の実施例と異なるのは機能ブロックとしては、異常検出
手段20の構成だけである。図11(a)は安否確認装
置全体の外観図であり、(b)は要部拡大図である。2
0は異常検出手段であり、ベッドパッドの中に可撓性の
圧電振動センサ20aが埋め込まれ、さらにその下側に
複数本の空気袋形状を持った圧力センサ20bが取り付
けられている。通常、この圧力センサ20cの下側には
マットレスさらにベッドフレームないし補強があるが、
畳や床部に直接置いても差し支えない。
【0097】図12に異常検出手段20の構成を示す。
20aは1本の同軸ケーブルの可撓性材質からなる圧電
振動センサであり、ベッドパッド内に一筆書き状に配設
され、ベッド21上で発生する振動加速度を検出する。
一方、20bは例えば入床によってかかる対象者1の体
圧を測定する圧力センサである。8本の空気袋形状を持
った柔らかい密閉空間が長手方向にアレイ状に並べら
れ、それぞれにかかる圧力を独立に測定している。20
fは在床判定部であり、圧電振動センサ20aの出力お
よび圧力センサ20bの出力から、現在ベッド21に対
象者1が存在するか否かを判定する。体動量検出部20
cおよび心拍成分検出部20dは圧電振動センサ20a
に接続され、対象者1の動作ないし生体表面から発する
微小振動から、それぞれ対象者1の体動量、心拍成分、
呼吸成分を検出する。また体圧分布検出部20gは、圧
力センサ20bに接続され、対象者1の体圧がベッド2
1上のどの領域に分布しているかを検出している。呼吸
成分検出部20eは圧電振動センサ20aおよび圧力セ
ンサ20bに接続され両者のセンサ出力波形を合成する
ことで、対象者1の呼吸波形を検出している。圧電振動
センサ20aは、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)と
いった高分子圧電材料からなり動的な力の変化に反応す
る微分型のセンサである。逆に圧力センサ20bは静的
な体圧(体重)を測定するセンサである。つまり入離床
や寝返りに伴う体動量や10Hz以上の比較的急峻なR波
を有する心拍成分を検出するには、圧電振動センサ20
aが適しているのに対し、1Hz以下の呼吸成分や体圧そ
のもの(DC成分)を検出するには圧力センサ20bの
方が適している。
【0098】20hは生存確認部であり、在床判定部2
0f、体動量検出部20c、心拍成分検出部20d、呼
吸成分検出部20e、体圧分布検出部20gの出力に基
づいて対象者1が在床時に確かに生存しているか否かを
確認している。不整脈検出部20iは、対象者1がベッ
ド21上で生存確認された場合、心拍成分検出部20d
の出力から心拍波形におけるR−R間隔を1拍毎に算出
し、不整脈状態の有無を検出する。無呼吸検出部20j
は、対象者1がベッド21上で生存確認された場合、呼
吸成分検出部20eの出力から呼吸間隔を算出し、無呼
吸状態の有無を検出する。在/不在継続計時部20k
は、対象者1がベッド21上で生存確認された場合、在
床判定部20fの出力から在床または不在床状態の継続
時間をカウントする。同一姿勢継続計時部20lは、対
象者1がベッド21上で生存確認された場合、体圧分布
検出部20gの出力から同一姿勢の継続時間をカウント
する。異常判定部20mは、生存確認部20h、不整脈
検出部20i、無呼吸検出部20j、在/不在継続計時
部20k、同一姿勢計時部20lに接続され、対象者1
がベッド21上で心拍、呼吸など生命活動に必要な微小
振動を生じなくなくなった場合(つまり死亡時)、不整
脈や無呼吸状態が継続した場合、在床または不在床状態
が長時間継続した場合、同一姿勢が長時間継続した場合
などに異常と判定し、通報要求信号を出力する。
【0099】上記構成において異常検出手段20はベッ
ド21上に埋設されているだけなので、対象者1が日常
生活を送る中で、監視されているといった意識を全く持
たずまたプライバシーを損なわないまま、対象者1の安
否を確認することができる。また対象者1自身に異常検
出手段を常時装着させるといった煩わしさを全く与えず
に対象者1の安否を確認することができる。ベッド21
内部に組み込むのではなく、マットレスの上に置くだけ
でよいため、既存のベッドや畳の上にも簡単に設置する
ことができる。設置時の配線工事や調整、メンテナンス
も不要である。生存確認部20hを備えているので、独
居老人などのベッド21上の突然死を即時に発見、通報
することができる。また在/不在継続計時部20kによ
り、「夜間トイレに立ったままベッド21に戻ってこな
い。食事もとらず長時間寝たままで起きてこない。」と
いった異常を検出できる。同一姿勢継続計時部20lに
より、床ずれ発生の異常を検出できる。不整脈検出部2
0iや無呼吸検出部20jにより、就寝中など対象者1
が無意識状態にある時に発生している身体上の異常を的
確に検出できる。家庭用のベッドで循環器系、呼吸器系
の慢性疾患の前兆を捉えることもできるので、通院回数
を減らす在宅医療用の健康管理装置として使うこともで
きる。
【0100】尚ベッド21で検出できる対象者1の安否
状態、健康状態の項目はこれに限るものではない。体
温、血圧、体重、発汗量といったものを検出してもよ
い。またベッドではなく、浴槽、便座、椅子、キッチ
ン、絨毯といった他の生活用品に異常検出手段を組み込
んでもよい。
【0101】(実施例7)次に本発明の実施例7を図1
3〜図14を用いて説明する。なお、第1〜第6の実施
例で示したものと同様の機能ブロックには同一の番号を
付与し、説明を省略する。第7の実施例が、第4〜第6
の実施例と異なるのは機能ブロックとしては、異常検出
手段22の構成だけである。図13において、22は異
常検出手段であり、便器23上の温水洗浄便座装置24
に取り付けている。22aはリモコンに取り付けられ、
対象者1の音声を検出する音声検出部である。22dは
対象者1がこの便座に着座したかどうかを検出する着座
センサである。22e、22f、22gは便座後方に取
り付けられ、排泄物を非接触に検出するための距離セン
サ、赤外線センサ、色センサである。
【0102】図14において、異常検出手段22は便座
本体側とリモコン側に分かれている。リモコン側にある
音声検出部22aは、発話音量抽出部22bに接続され
ている。発話音量抽出部22bは、対象者1の発した音
声成分のみを抽出し、その音量を異常判定部22cに出
力する。一方、便座本体側に取り付けられた着座センサ
22dは、着座継続計時部22lに接続され、着座継続
時間をカウントする。レーザーないし超音波を用いた距
離センサ22e、1次元アレイ配列で輻射温度を検出す
る赤外線センサ22fおよび色センサ22gはそれぞれ
便器23に落下する排泄物を捕らえる位置に取り付けら
れている。距離センサ22e、赤外線センサ22f、色
センサ22gは、図14に示すように排泄有無検出部2
2h、排泄量検出部22i、体温検出部22j、排泄成
分検出部22kに接続され、それぞれ対象者1の排泄有
無、排泄物の体積、排泄物の温度(対象者1の体温)、
排泄物の色成分を検出する。排泄間隔計時部22mは、
排泄有無検出部22hの出力に基づき前回の排泄行為か
らの経過時間をカウントする。着座継続計時部22l、
排泄間隔計時部22m、排泄量検出部22i、体温検出
部22jおよび排泄成分検出部22kの出力は、無線送
受信部22nを介し異常判定部22cに接続されてい
る。異常判定部22cでは発話音量抽出部で抽出した対
象者1の音量が所定音量以上の場合に加え、着座継続時
間や排泄をしない時間が所定時間以上経過した場合、1
日の排泄量が所定範囲を逸脱した場合、異常体温、異常
な排泄物の色のうちいずれかがあった場合、通報要求信
号を出力する。
【0103】上記構成において異常検出手段22は便器
23上の温水洗浄便座装置24中に埋設されているの
で、対象者1が日常生活を送る中で、監視されていると
いった意識を全く持たずまたプライバシーを損なわない
まま、対象者1の安否を確認することができる。また対
象者1自身に異常検出手段を常時装着させるといった煩
わしさを全く与えずに対象者1の安否を確認することが
できる。一般の温水洗浄便座装置同様、既存の便器に簡
単に設置することができる。設置時の配線工事や調整、
メンテナンスも不要である。便座本体への着座ではなく
排泄の有無や排泄物そのものによって安否を確認してい
るので、よりきめの細かい体調監視ができる。また音声
検出部22aを設け、対象者の発した音声のみを常時検
出し、対象者1が所定音量以上の声を発した場合通報で
きることから、意識ははっきりしているのに動けない、
ボタン操作ができないといった状態にも対応することが
できる。立ち眩みなどにより目が見えない状態になって
も、声を張り上げることで緊急呼出のための通報ができ
る。
【0104】(実施例8)次に本発明の実施例8を図1
5〜図16を用いて説明する。なお、第1〜第7の実施
例で示したものと同様の機能ブロックには同一の番号を
付与し、説明を省略する。第8の実施例が、第4〜第7
の実施例と異なるのは機能ブロックとしては、異常検出
手段25の構成だけである。図15において、26はテ
レビであり、27はテレビ26用のリモコンである。ま
た28は室内照明器具である。異常検出手段25のブロ
ック構成を図16に示す。25aはリモコン受信部であ
り、本来リモコン27からテレビ26本体に対して送出
される赤外線信号のデータコードを受信、解読する。2
5bは室内照度検出部であり、異常検出手段25が設置
されている場所から見て上方の室内照度を測定する。2
5cは現在時刻を月日時分の単位で計時している現在時
刻計時部である。25dは操作間隔計時部であり、対象
者1がリモコン27によってテレビ26を操作した場合
リセットされる計時カウンタである。照明操作判定部2
5eはリモコン受信部25a、室内照度検出部25b、
現在時刻計時部25cに接続され、室内照明器具28の
手動操作を検出している。すなわち室内照度検出部25
bによって得た室内照度のうち、自然光の影響やテレビ
26の発光要因を除去し、対象者1が室内照明器具28
を操作したかどうかを判定している。操作間隔計時部2
5fは、対象者1がリモコン受信27によってテレビ2
6を操作した場合リセットされる計時カウンタである。
25gは異常判定部であり、対象者1が長時間にわたり
リモコン27や室内照明器具28を操作しない場合、異
常と判定して、通報要求信号を送出する。
【0105】上記構成において異常検出手段25はテレ
ビ26の上部に設置されており、対象者1が日常生活を
送る中で、監視されているといった意識を全く持たずま
たプライバシーを損なわないまま、対象者1の安否を確
認することができる。また対象者1自身に異常検出手段
25を常時装着させるといった煩わしさを全く与えずに
対象者1の安否を確認することができる。室内照明が得
られ、リモコン27の信号が受信できればどこに置いて
もよいので、簡単に設置できる。常時使用する部屋にお
いて、室内照度を左右する程の照明器具を1日中つけな
いことは一般には考えられず、こういった事態の発生を
対象者1の異常と見なすのは充分妥当性がある。
【0106】尚ここで異常検出手段25とテレビ26は
分離するようにしたが、テレビ26の中に異常検出手段
25を内蔵させてもよい。リモコンを持つ空調機器、給
湯器、ステレオ、照明器具といった他の電化機器に装着
してもよい。
【0107】(実施例9)次に本発明の実施例9を図1
7〜図18を用いて説明する。なお、第1〜第8の実施
例で示したものと同様の機能ブロックには同一の番号を
付与し、説明を省略する。図17において、29は電力
メーター、30は水道メーター、31はガスメーターで
ある。また32は自動検針機能を有する安否確認装置で
あり、外部装置6との間をノーリンギング電話回線で接
続している。また電話機11が接続されている。
【0108】安否確認装置32のブロック構成を図18
に示す。33は異常検出手段であり、また電力メーター
29からの電力検針値読み取り部34、水道メーター3
0からの水道検針値読み取り部35、ガスメーター31
からのガス検針値読み取り部36が備えられている。こ
こでは詳述しないが、各メーター29〜31と各読み取
り部34〜36の両者を結ぶ信号線は、有線または無線
のいずれかを選択できる構成である。異常検出手段33
には電力検針値読み取り部34の電力消費量の時間微分
を行う微分手段33aがあり、この微分手段33aの出
力が所定範囲以下である場合に継続時間をカウントする
無変化継続計時部33dが備えられている。同様に水
道、ガスに対応する微分手段33b、33cおよび無変
化継続計時部33e、33fが備えられている。さらに
水道検針値読み取り部35、ガス検針値読み取り部には
それぞれ流量あり継続計時部33g、流量あり継続計時
部33hが接続され、水道またはガスが流れ続けている
場合にその継続時間をカウントする。異常判定部33i
には、これら無変化継続計時部33d、33e、33f
および流量あり継続計時部33g、33hが接続され電
気、水道、ガスすべての流量が長時間ほとんど変化しな
い場合や水道またはガス流量が流れ続けている状態が所
定時間以上継続した場合に対象者1の異常と判定し、通
報要求信号を出力する。37は端末網制御装置(T−N
CU)と呼ばれる自動検針装置であり、電力、ガス、水
道の検針値を遠隔から監視するものであるが、通報手段
5と接続することで、同一電話回線を用いた対象者1の
安否確認システムを構築している。
【0109】上記構成において、対象者1の安否状態は
電力、ガス、水道メーターの検針値に基づいて検出して
いるので、どんな家屋構造、部屋レイアウトの住宅にも
簡単確実に取り付けられ、性能品質を統一化できる。生
体信号を得るためのセンサが全く不要で、対象者1に監
視されているという意識を持たれることはない。プライ
バシーも確保される。既存の自動検針システムに対し、
そのままこの構成を付加することも可能である。
【0110】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
安否確認システムによれば、次の効果が得られる。
【0111】(1)対象者の安否状態を再確認し、真に
異常が生じている時のみ通報するので、誤報が激減す
る。
【0112】(2)通報前に、対象者自身の意識の有無
を確かめておくことができる。
【0113】(3)対象者の無事が確認された場合は通
報しないことで電話回線使用料金や通報時間の無駄をな
くすことができる。
【0114】(4)対象者に対し、新たに機器の操作を
習得させるといった困難を排除することができる。
【0115】(5)いつからいつの間にどのような事故
が起きたのか、日常生活パターンからどの程度逸脱して
いるのか、事故に至る前の前兆はどうだったかといった
詳細な安否情報を把握することができる。
【0116】(6)外部から現在の対象者の安否状態を
把握することができる。
【0117】(7)重大な対象者の異常に対しては迅速
に通報することができる。
【0118】(8)対象者自身からも意識的に通報する
ことができる。
【0119】(9)装置の小型化を図ることができる。
【0120】(10)対象者がどこにいても安否が確認
できるようにすることができる。
【0121】(11)対象者が日常生活を送る中で、監
視されているといった意識を全く持たずまたプライバシ
ーを損なわないまま、対象者の安否を確認することがで
きる。
【0122】(12)対象者自身に測定装置を常時装着
させるといった煩わしさを全く与えずに対象者の安否を
確認することができる。
【0123】(13)既存設備に簡単に接続でき、調整
やメンテナンスが不要となる。
【0124】(14)リビングルームなど頻繁に使用す
る部屋における対象者の安否を確認することができる。
【0125】(15)対象者の意識ははっきりしている
のに動けないといったきめの細かい安否状態にも対応す
ることができる。
【0126】(16)転倒、卒倒、失神、昏睡、発熱、
突然死といった家庭内事故を早期に発見、通報すること
ができる。
【0127】(17)緊急の家庭内事故だけでなく、自
覚症状として現れにくい循環器系等の慢性疾患の兆候を
早期に発見、通報することができる。
【0128】(18)対象者の大まかな動作だけでは検
出しきれない体調変化を把握し、日々の健康管理にも役
立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における安否確認システ
ムのブロック図
【図2】同実施例の異常検出手段のブロック図
【図3】同実施例における異常検出手段の設置場所を示
した斜視図
【図4】本発明の第2の実施例における安否確認システ
ムのブロック図
【図5】(a)本発明の第3の実施例における安否確認
システムのブロック図(b)同実施例の異常判定部のブ
ロック図
【図6】本発明の第4の実施例における安否確認システ
ムのブロック図
【図7】同実施例の安否確認装置の外観図
【図8】同実施例における異常検出手段のブロック図
【図9】本発明の第5の実施例における異常検出手段の
外観図
【図10】同実施例における異常検出手段のブロック図
【図11】(a)本発明の第6の実施例における異常検
出手段の設置場所を示した斜視図 (b)同実施例の異常検出手段の要部外観図
【図12】同実施例における異常検出手段のブロック図
【図13】本発明の第7の実施例における異常検出手段
の設置場所を示した斜視図
【図14】同実施例における異常検出手段のブロック図
【図15】本発明の第8の実施例における異常検出手段
の設置場所を示した斜視図
【図16】同実施例における異常検出手段のブロック図
【図17】本発明の第9の実施例における安否確認装置
の設置場所を示したブロック図
【図18】同実施例における安否確認装置のブロック図
【図19】従来の安否確認システムのブロック図
【符号の説明】
1 対象者 2 異常検出手段 2c 位置検出部 2e 姿勢検出部 2h 体温検出部 3 呼出手段 4 確認手段 5 通報手段 6 外部装置 7 呼出音発生部 8 着信操作部 9 通報制御手段 10 回線切替部 11 電話機 13 遠隔制御手段 14 履歴蓄積手段 15 手動呼出操作部 16 異常検出手段 16f 人体振動抽出部 16g 衝撃抽出部 16h 発汗検出部 16i 体温検出部 16k 心拍検出部 16m 異常判定部 16n 異常深刻度分類部 16o 比較判定部 17 無線送受信手段 19 異常検出手段 19d 呼吸検出部 19e 体動検出部 19f 姿勢検出部 20 異常検出手段 20a 振動検出部 20b 圧力検出部 20c 体動量検出部 20g 体圧分布検出部 20i 不整脈検出部 20j 無呼吸検出部 20k 在/不在継続計時部 20l 同一姿勢継続計時部 22 異常検出手段 22a 音声検出部 22h 排泄有無検出部 22j 体温検出部 22k 排泄成分検出部 22m 計時部 22n 無線送受信部 25 異常検出手段 25a リモコン操作検出部 25b 室内照度検出部 25e 照明操作判定部 33 異常検出手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61B 5/0245 A61B 5/08 5/08 5/20 5/11 H04M 11/00 301 5/20 A61B 5/02 321T H04M 11/00 301 5/10 310Z (72)発明者 高橋 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 栄一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山本 照夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象者の動作または生体信号から前記対
    象者の異常を検出する異常検出手段と、音、振動、光な
    どの物理的刺激によって前記対象者を呼び出す呼出手段
    と、前記異常検出手段の出力に応じ前記呼出手段を駆動
    し、前記物理的刺激に対する前記対象者の反応を確認す
    る確認手段と、前記確認手段の出力に基づいて外部装置
    へ前記対象者の安否情報を自動通報する通報手段とを備
    え、前記呼出手段と前記確認手段とを一体化した安否確
    認システム。
  2. 【請求項2】 呼出手段は物理的刺激として呼出音を発
    生する呼出音発生部を備え、確認手段は対象者が前記呼
    出音を停止させることで前記対象者の無事を確認する着
    信操作部を備えた請求項1記載の安否確認システム。
  3. 【請求項3】 確認手段によって対象者の反応が確認さ
    れた場合、通報手段による外部装置への自動通報を禁止
    する通報制御手段を備えた請求項1記載の安否確認シス
    テム。
  4. 【請求項4】 呼出手段および確認手段は電話機と一体
    化し、通報手段側と前記電話機側を切り替える回線切替
    部を備えた請求項1〜3のいずれか1項記載の安否確認
    システム。
  5. 【請求項5】 異常検出手段または確認手段に入力され
    る信号の時系列履歴を蓄積し、自動通報時に通報手段へ
    前記時系列履歴を付与する履歴蓄積手段を備えた請求項
    1記載の安否確認システム。
  6. 【請求項6】 外部装置からの状態要求信号を受信し、
    異常検出手段または確認手段を駆動することで対象者の
    状態を前記外部装置へ伝える遠隔制御手段を備えた請求
    項1記載の安否確認システム。
  7. 【請求項7】 異常検出手段は、対象者の異常度合いを
    少なくとも2段階以上に分類する分類部と、所定段階よ
    り深刻な異常の場合無条件に外部装置へ自動通報する判
    定部とを備えた請求項1記載の安否確認システム。
  8. 【請求項8】 無条件に対象者から外部装置を呼び出す
    ための手動呼出操作部を備えた請求項1記載の安否確認
    システム。
  9. 【請求項9】 異常検出手段と呼出手段とをあるいは呼
    出手段と手動呼出操作部とを一体化した請求項8記載の
    安否確認システム。
  10. 【請求項10】 異常検出手段、呼出手段、手動呼出操
    作部の少なくとも1つは、対象者近傍に装着し携帯可能
    とし、信号を無線化した請求項8記載の安否確認システ
    ム。
  11. 【請求項11】 異常検出手段は、寝具、ベッド、浴
    槽、便座、椅子、キッチン、絨毯などの生活用品に設置
    され、対象者の動作によって生じる物理信号を検出する
    動作検出手段を備えた請求項1記載の安否確認システ
    ム。
  12. 【請求項12】 異常検出手段は、空調機器、給湯器、
    調理器具、映像音響機器、電話機、照明器具などの電化
    機器に対する手動操作によって生じる制御信号を検出す
    る操作検出部を備えた請求項1記載の安否確認システ
    ム。
  13. 【請求項13】 異常検出手段は、電気、ガス、水道な
    どの消費量計量部および計時手段を備え、前記消費量計
    量部の流量継続時間から対象者の異常を検出する請求項
    1記載の安否確認システム。
  14. 【請求項14】 異常検出手段は、電気、ガス、水道な
    どの検針メーターに接続され、外部装置は電気、ガス、
    水道などの検針値を遠隔検針する請求項1記載の安否確
    認システム。
  15. 【請求項15】 異常検出手段は、照度検出部を備え、
    室内照度の変化から対象者の異常を検出する請求項1記
    載の安否確認システム。
  16. 【請求項16】 異常検出手段は、音声検出部を備え、
    対象者が発する音声によって異常を検出する請求項10
    または11記載の安否確認システム。
  17. 【請求項17】 異常検出手段は、衝撃検出部を備え、
    外部から前記衝撃検出部に与えられた衝撃の大きさによ
    って異常を検出する請求項10または11記載の安否確
    認システム。
  18. 【請求項18】 異常検出手段は、振動検出部と、前記
    振動検出部の出力から対象者の発した振動成分を抽出す
    る人体振動抽出部とを備え、対象者の異常を検出する請
    求項10または11記載の安否確認システム。
  19. 【請求項19】 異常検出手段は、圧力検出部を備え、
    圧力変化によって対象者の異常を検出する請求項10ま
    たは11記載の安否確認システム。
  20. 【請求項20】 異常検出手段は、姿勢検出部および計
    時部を備え、対象者の同一姿勢継続時間から異常を検出
    する請求項10または11記載の安否確認システム。
  21. 【請求項21】 異常検出手段は、位置検出部および計
    時部を備え、対象者の同一位置滞在継続時間から異常を
    検出する請求項10または11記載の安否確認システ
    ム。
  22. 【請求項22】 異常検出手段は、心拍検出部を備え、
    対象者の心拍有無、心拍数または心拍間隔から異常を検
    出する請求項10または11記載の安否確認システム。
  23. 【請求項23】 異常検出手段は、呼吸検出部を備え、
    対象者の呼吸有無、呼吸数または呼吸間隔から異常を検
    出する請求項10または11記載の安否確認システム。
  24. 【請求項24】 異常検出手段は、体温検出部を備え、
    対象者の体温から異常を検出する請求項10または11
    記載の安否確認システム。
  25. 【請求項25】 異常検出手段は、発汗検出部を備え、
    対象者の発汗量から異常を検出する請求項10または1
    1記載の安否確認システム。
  26. 【請求項26】 異常検出手段は、排泄有無検出部およ
    び計時部を備え、対象者の排泄間隔から異常を検出する
    請求項10または11記載の安否確認システム。
  27. 【請求項27】 異常検出手段は、排泄成分検出部を備
    え、対象者の排泄物の含有成分から異常を検出する請求
    項10または11記載の安否確認システム。
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