JP2008004084A - 緊急通報システム - Google Patents

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JP2008004084A JP2007134508A JP2007134508A JP2008004084A JP 2008004084 A JP2008004084 A JP 2008004084A JP 2007134508 A JP2007134508 A JP 2007134508A JP 2007134508 A JP2007134508 A JP 2007134508A JP 2008004084 A JP2008004084 A JP 2008004084A
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Abstract

【課題】本発明は、主として一人暮らしの老人や徘徊癖のある老人或いは身障者等の要補助者の状況を監視し、異常が発生した場合には警報を発する緊急通報システムに関するものである。
【解決手段】一人暮らしの老人や在宅患者等の要補助者(12)の異常を検知して支援機関(6)に通報する緊急通報システムであって、前記要補助者(12)が横臥するベッド(11)に装着して該補助者の心拍又は呼吸拍の何れか一方又は双方を検出する心拍・呼吸拍検出センサー(2a)と、該心拍・呼吸拍検出センサー(2a)からの信号に基づいて所定の警報信号を出力する制御装置(3)を有し、該制御装置(3)は、前記心拍・呼吸拍検出センサー(2a)から送信される心拍又は呼吸拍信号のいずれか一方又は双方を常時受信する共に、該信号が予め定められた一定時間途絶すると支援機関(6)に警報信号を発するようにしたことを特徴とする緊急通報システム
【選択図】図1

Description

本発明は、主として一人暮らしの老人や徘徊癖のある老人或いは身障者等の要補助者の状況を監視し、異常が発生した場合には消防、警察、警備会社、介護機関、介護ボランテア或いは知人等の外部支援機関、又は肉親、親戚等の内部支援者(以下総称して「支援機関」と記載する)に警報信号を発する緊急通報システムに関するものである。
一人暮らしの老人、独自で行動の取り難い身障者或いは在宅患者等の要補助者に対する社会的支援体制の確立が急務となっている。特に、阪神大震災後の仮設住宅における一人暮らしの老人の孤独死の頻発と発見されないままの状態で時が経過し、極端な場合には死後1ヶ月以上も経過して発見される事態もあって、大きな社会問題になっており、自治体や介護関係者等から多くの提案がなされている。例えば、前記一人暮らしの老人等の要補助者にペンダント型の発信器を保持させておき、緊急時には該ペンダントのスイッチを押すと、自治体等の緊急通信受信センターに向けて緊急事態発生信号が発信され、この緊急信号を受信したセンターは、これをボランティアや近隣者等の支援員に連絡して状況を調査させ、支援員は、必要に応じて消防署や病院に連絡して適切な対応を行う様にしたものが一般的な方法として採用されている。
又、腕時計の如く脈拍検知センサーを保持させたリストバンドを前記要補助者の手首に装着しておき、該脈拍検知センサーから脈拍を検知して発信された電波を検知して点滅するランプを設け、このランプの点滅をモニターすることにより、要補助者の状態を遠隔監視する方式も提案されている(特許文献1参照)。
更に、同様の目的で使用するための心電信号を検出する心電センサーを設けた腹部バンドを前記要補助者の腹部に巻き付けておき、該心電センサーから発信される心拍信号を計数して、心拍数が所定の範囲外に至ると、これを検知して警報信号を発生する異常脈拍警
報信号バンド(特許文献2)等も提案されている。
特開2000−36091号公報 特許第3503574号公報
しかしながら、上記従来の技術のうち、要補助者にペンダント型発信器を保持させておく方式においては、要補助者が支援を受けたい状態に至った時点で自らスイッチを押して緊急事態の発生を知らせる必要があり、ペンダントを常時携帯しておかねばならず、又、比較的自由行動の取れる要補助者には有効であるが、殆ど寝たきりの状態の在宅患者には適用困難なシステムであった。同時に、信号処理過程で人が介在する結果、その人の判断によって要補助者への対応が異なる問題が指摘されている。
又、特許文献1や特許文献2に記載のシステムでは、常時センサー付きバンドを手首や腹部に装着しておく必要があり、要補助者にとっては装着忘れや装着の煩わしさが存在する問題がある。
そこで、本発明は、前述のペンダントやセンサー類の如く体に装着する必要のないセンサーを用いた緊急通報システムの提供を目的とするものであり、又、信号処理過程において人の介在を最小限に抑えることにより、要補助者への対応を適切になすことをも目的とするものである。
本発明は、係る観点の下になされたものであって、一人暮らしの老人や在宅患者等の要補助者の異常を検知して支援機関に通報する緊急通報システムであって、要補助者の脈拍や呼吸拍を検出するセンサーを、人体ではなくベッドに配置しておき、このセンサーからの信号の有無によって要補助者の状況を判断して、前記支援機関に自動通報するものである。具体的には、3種のシステムがある。
先ず、第1のシステムは、前記要補助者が横臥するベッドに装着して該補助者の心拍又は呼吸拍の何れか一方又は双方を検出する心拍・呼吸拍検出センサーと、該心拍・呼吸拍検出センサーからの信号に基づいて所定の警報信号を出力する制御装置を有し、該制御装置は、前記心拍・呼吸拍検出センサーから送信される心拍又は呼吸拍信号のいずれか一方又は双方を常時受信する共に、該信号が予め定められた一定時間途絶すると支援機関に所定の警報信号を発するようにしたものである。
次に第2のシステムは、前記心拍・呼吸拍検出センサーと共にベッド上の要補助者の体重を検出する荷重センサーの2種のセンサーを用いるものであって、これら2種のセンサーからの検出信号に基づいて所定の警報信号を出力する制御装置として、前記心拍・呼吸拍検出センサーから送信される心拍又は呼吸拍信号のいずれか一方又は双方を常時受信する共に、該心拍又は呼吸拍信号が途絶し且つ前記荷重センサーによる荷重信号が検出されている場合には、直ちに支援機関に向けて警報信号を出力し、前記心拍又は呼吸拍信号が絶え且つ前記荷重センサーによる荷重信号が検出されてない場合には、予め定められた一定時間経過後に前記支援機関に所定の警報信号を出力するようにしたものである。
次に第3のシステムは、前記第2のシステムの荷重センサーに代えて要補助者がベッドから離れる際に踏む位置に配置されて体重を検出するマットセンサーを用いるものであり、これら2種のセンサーからの検出信号に基づいて所定の警報信号を出力する制御装置として、前記心拍・呼吸拍検出センサーから送信される心拍又は呼吸拍信号のいずれか一方又は双方を常時受信する共に、該心拍又は呼吸拍信号が途絶し且つ前記マットセンサーによる荷重信号が検出されていない場合には、直ちに支援機関に向けた警報信号を出力し、前記心拍又は呼吸拍信号が途絶し且つ前記マットセンサーによる荷重信号が検出されている場合には、予め定められた一定時間経過後に前記支援機関に所定の警報信号を出力するようにしたものである。
具体的な実施態様としては、前記一定時間経過後に発せられる警報信号は2種の警報信号で構成し、第1の警報信号は、前記心拍又は呼吸拍信号の途絶後に予め設定された第1設定時間経過後に発せられて前記制御装置に表示されるものであり、第2の警報信号は、前記心拍又は呼吸拍信号の途絶後に予め設定され且つ前記第1設定時間よりも長い第2設定時間経過後に支援機関に発せられるようになすのが実用的である。
又、所定の支援機関向けの警報信号は、該支援機関に対して自動発信する様にするのが好ましく、又、前記警報信号を住居の外部に設けられた警報信号機を作動させる様になすことも可能であり、更に、病院においては、入院患者の状態を検出してナースセンターに警報信号を発する様になすことも可能である。
上記した構成の本発明の緊急警報信号システムによると、ベッドに装着した心拍・呼吸拍検出センサーによって、ベッド上に横臥した状態の要補助者の心拍や呼吸拍という生命活動を直接検出する様にしているので、心拍停止或いは呼吸拍停止という最大の異常状態を速やかに検出することができ孤独死の発生を確実に防止することが可能となる。
又、ベッドから離れて用を足す様な場合には、荷重センサーやベッド脇のシートセンサ
ーとの併用により、異常状態の検出精度を高めることが可能となる。
以下に、本発明について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係る緊急通報システムの全体概念図であり、図2は、その使用状態を説明するための概念図である。両図において、本発明の要部をなす緊急通報システム1は、要補助者12がベッド11に横臥した状態で該要補助者12の状態を検出する状態検出センサー2と制御装置3を必須構成部品としている。状態検出センサー2は、図2に示している通り、ベッド11のベッドパッド13とマット14との間又はベッドパッド13とシーツとの間の要補助者12の胸部直下に配置されて要補助者12の心拍又は呼吸拍によって生じる微少振動を検出する心拍・呼吸拍検出センサー2aを必須としている。用法としては、該心拍・呼吸拍検出センサー2a単独で使用するケースと、該センサー2aと要補助者12の横臥状態の有無をセン
サーに作用する荷重の有無によって検出する荷重センサー2b若しくはベッド11の脇に配置され、要補助者12がトイレに行く等のためにベッド12から降りる際に必ず足で踏む位置に配置されて要補助者12が踏んだことを検出するマットセンサー7のいずれかとの組合せで使用するケースとがある。各センサー2a,2b,7は、前記制御装置3に接続されており、該制御装置3はコード15により家庭用100V電源に接続して使用可能に構成されている。
前記心拍・呼吸拍検出センサー2aは、高感度のメンブレン状の感圧センサーとも言うべきものであり、既に種々のものが公開され市販されているが、フィンランドEMFiT社の超高感度感圧センサーが好ましい。このセンサー2aの概略断面構造を図6に示す。図6において、センサー2aは、エレクトレット層100とその両側面に貼着されている外装フィルム104,105とから構成されている。前記エレクトレット層100は、厚さは約30μ〜100μ程度のポリプロピレン製のシートであり、そのシート内部には平均直径1μから数μ程度の無数の空洞(バブル)106が形成されている。このエレクトレット層100の両面には、電極膜102、103を形成する導電性ペーストが塗布された導電性フィルム104,105が貼着されており、これにより心拍・呼吸拍検出センサー2aを構成している。ここで前記エレクトレット層100に電位を印加してチャージ(荷電)させと、電荷は前記エレクトレット層100内の空洞106に保持されて容易には逸散しない性質を有している。このセンサーは、一種の静電容量センサーと考えられている。但し、電解質に相当する部材がポリプロピレンであり、通常のキャパシターとは異なっており、原理は必ずしも解明されていない。
心拍・呼吸拍検出センサー2aは、ロール状で製造したセンサ・エレメント素材を、一定間隔でセンサー区画を形成し、例えば30cm四方の単位で印刷された電極を張り合わせれば、その大きさの倍数の大きさのセンサーを切り取り作成できる。適当な大きさに切り出されたセンサ・エレメントをその一端にあるランド部分にクリンプターミナルをカシメで取り付け、更にそのターミナルにシールドワイヤの端子を半田で取り付け、その上から保護カバーを圧接などの方法で覆い、ワイヤの他の端子に金属性プラグなどを取り付けて構成される。この心拍・呼吸拍検出センサー2aは、上に載せた静止荷重の検出はしないが、比較的広い周波数で変動する荷重(人の心拍や呼吸拍等)には敏感に反応する特性を備えている。従って、ベッドパッド13とマット14との間に設置してもベッドパッド13の重力には反応せず要補助者12の人の心拍や呼吸拍にのみに確実に反応して出力信号を発生する。
次に、前記荷重センサー2bは、静的荷重の変化を感知可能なセンサーであり、人の体重を感知できる程度の感度を有するものであれば如何なる構造のものであってもよい。
次に、これらの各種センサーを用いた実施態様について以下に説明する。先ず、心拍・呼吸拍検出センサー2aのみを用いた場合の例について図3に示したフローチャートに従って説明する。制御装置3は、各種制御データを入力し、これに基づいて各種センサーからの信号を処理する演算装置であり、各種センサーの感度や測定対象(心拍、呼吸拍)及びデータサンプリング頻度並びに警報発生タイミング等のシステム制御に必要な入力を行うものであり、屋内コンセントに接続して作動するようになっている。先ず、この制御装置3に配置されている電源スイッチをONとなし(ブロック30)、ベッド上の要補助者12の監視を開始する(ブロック31)。監視する項目は、心臓の鼓動による心拍振動或いは呼吸による胸部の振動の何れでもよい。心拍と呼吸拍とは周期が異なるので、短周期の振動は心拍、長周期の振動は呼吸拍と判断し、これらの一方或いは両方を常時検出することができる。この検出した心拍・呼吸拍振動信号は、前記制御装置3に送信され、ここで、検出信号の有無を確認する(ブロック32)。検出信号が確認された場合(ブロック32でYesの場合)にはブロック31に戻り、心拍・呼吸拍の有無を監視し続ける。
心拍や呼吸拍の信号が検出されなくなると(ブロック32でNoの場合)には、前記制御装置3内に内臓されているタイマーを作動させる(ブロック33)。この状態は、要補助者12がベッドを離れているのかいないのかが判別されていないので、2段階に分けて判別する。先ず、要補助者12がトイレに行っている場合等の短時間でベッドに戻る場合を想定し、タイマーでの経過時間を予め設定された5分程度の第1設定時間と比較し(ブロック34a)、所定時間を経過していない場合(ブロック34aでNoの場合)には、再度心拍或いは呼吸拍の有無を確認し(ブロック32a)、心拍や呼吸拍が検出される(ブロック32aでYesの場合)と要補助者12がベッドに戻っていることを意味するから、再度スタート状態(ブロック31)に戻って心拍や呼吸拍の検出を行う。ブロック32aでNoの場合には、未だ要補助者12がベッドに戻っていないことを意味しているから、タイマー33を経て再度ブロック34aに戻り、第1設定時間との比較を行い、上記判断を繰り返す。尚、要補助者12が、朝目覚めてベッドから離れる場合には、前記制御装置3に付設の電源をOFFとし、警報装置を停止させる(ブロック39)。
一方、所定の時間が経過した場合(ブロック34aでYesの場合)には、心拍や呼吸拍が途絶したまま或る程度の時間(例えばトイレに行って帰ってくる時間)が経過するも、未だにベッドに戻っていないことを意味するから、先ず、制御装置3に付設の要補助者向けの簡易警報装置、即ち予備警報とも言うべき警報装置を作動させる(ブロック35)。この警報装置は、点灯又は点滅する警報ランプや一定音量又は小音から大音に向けて徐々に変化する警報ブザー等が用いられる。この警報装置の作動に要補助者12が気付けば、制御装置3の警報スイッチ或いは警報装置に設けられたスイッチをOFFにして警報装置を停止させる(ブロック38)が、警報装置が作動したまま更に時間が経過し、前記第1設定時間よりも長く設定されている第2設定時間と比較し(ブロック34b)、第2設定時間内にベッドに戻れば心拍や呼吸拍が検出され(ブロック32bでYesの場合)、前述の場合と同様にスタートの状態に戻って心拍や呼吸拍の検出を行い(ブロック31)、同時に警報装置の警報を切る(ブロック38)。
次に、前記第2設定時間を経過した場合(ブロック34bでYesの場合)には、トイ
レに行って帰る程度の時間を超過しても心拍や呼吸拍が途絶した状態が継続していること
を意味しているから、異常事態発生と判断し、予め決められている支援機関に自動電話や非常ベル等のアラーム手段により通報される(ブロック36,37,6)。
尚、図1に示した様に、要補助者12の住居する家の戸口の警報ランプやブザー或いは集合住宅では管理人室の警報ランプやブザー若しくは同居する肉親等の別室に配置された警報ランプやブザー等のアラーム装置4を作動させて近所の人や管理人若しくは別室の同居人に通報する様になすことも可能である。同様に、要補助者12を入院患者とし、支援機関をナースセンターとなすことも可能である。
以上の通報システムにより、要補助者12の心拍や呼吸拍の検出が途絶した場合には、速やかに支援機関に通報され対応が可能となるので、徘徊癖のある要補助者12の場合には遠くに行かないうちに保護することが可能となり、又、死亡した場合でもて死後相当期間発見されずに放置される事が防止されることになる。
次に、前記心拍・呼吸拍検出センサー2aと共に、メンブレン状の荷重センサー2bをベッドに装着した場合の例について図4に示したフローチャートに基づいて説明する。この場合も、心拍・呼吸拍検出センサー2aにより心拍・呼吸拍が検出されている間は、図3の場合と同一であるが、心拍・呼吸拍の検出が途絶すると(ブロック42でNoの場合)には、荷重センサー2bによる要補助者12の存在の有無が制御装置3によって検出され、要補助者12がベッド上に存在する場合(荷重が検出される場合。ブロック43でYesの場合)には、心拍・呼吸拍が途絶えた状態の人がベッド上に存在することを意味しているので、直ちに支援機関に向けて自動電話等により警報信号が発せられる(ブロック36,37,6)。
一方、前記荷重センサー2bによる荷重が検出されていない場合(ブロック43でN0の場合)には、ベッド上に人がいないことを意味しているので、制御装置3のタイマーを作動させ、トイレに行っている等の一時的な不在を想定し、前述の通り2段階に分けて時間の経過を監視する。先ず、要補助者12が短時間でベッドに戻る場合を想定し、タイマー44での経過時間を予め設定された5分程度の第1設定時間と比較し(ブロック45a)、所定時間を経過していない場合(ブロック45aでNoの場合)には、再度荷重センサー2bによる荷重の有無(即ち、要補助者12がベッドに戻ってきたか否か)を確認し(ブロック42a)、荷重が検出されると(ブロック42aでYesの場合)、要補助者12がベッドに戻っていることを意味するから、再度スタート状態(ブロック41)に戻って心拍や呼吸拍の検出を行う。尚、要補助者12が、朝目覚めてベッドから離れる場合には、前記制御装置3に付設の電源をOFFとし、警報装置を停止させる(ブロック46)。
一方、所定の時間が経過した場合(ブロック45aでYesの場合)には、要補助者12が不在のまま或る程度の時間(例えばトイレに行って帰ってくる時間)が経過するも、未だにベッドに戻っていないことを意味するから、前述の図3の場合と同様に制御装置3に付設の警報装置(警報ランプ或いはブザー)を作動させる(ブロック35)。これに要補助者12が気付けば、制御装置3の警報信号スイッチを切り(ブロック46)、同時に装置を停止させるが、警報装置が作動したまま更に時間が経過し、前記第1設定時間よりも長く設定されている第2設定時間と比較し(ブロック45b)、第2設定時間内にベッドに戻れば要補助者12の体重が荷重センサー2bによって検出され(ブロック42bでYesの場合)、前述の場合と同様にスタートの状態に戻って心拍や呼吸拍の検出を開始する(ブロック41)。同時に警報装置3の警報を切る(ブロック38)。
次に、前記第2設定時間を経過した場合(ブロック45bでYesの場合)には、トイレに行って帰る程度の時間を超過しても要補助者12がベッドに戻っていないことを意味しているから、徘徊やトイレ等で倒れている可能性を想定して異常事態発生と判断し、支援機関に自動電話や非常ベル等のアラーム手段により通報される(ブロック36,37,6)。
尚、図3において説明したと同様に、要補助者12の住居する家の戸口の警報ランプやブザー或いは集合住宅では管理人室の警報ランプやブザー若しくは同居する肉親等の別室に配置された警報ランプやブザー等のアラーム装置4を作動させて近所の人や管理人若しくは別室の同居人に通報する様になすことも可能であり、同様に、要補助者12を入院患者とし、外部支援機関をナースセンターとなすことも可能である。
以上の通報システムにより、要補助者12の心拍や呼吸拍の検出が途絶してもベッドに要補助者12が存在している場合とそうでない場合とに分けて判断し、心拍や呼吸拍の検出が途絶し且つ荷重センサーによってベッド上に要補助者12が存在することが確認されている場合には、速やかに支援機関に通報され対応が可能となるので、数分以内に要補助者12の元に駆けつけることも可能になり、突然死の防止に寄与することが可能となる。一方、ベッドに不在のままの状態が一定時間以上継続している場合には、室内で倒れているか或いは徘徊癖のある要補助者12の場合には徘徊しているおそれもあるが、遠くに行かないうちに保護することが可能となる。又、死亡した場合でも死後直ちに駆けつけることが可能となり、死後長期間発見されずに放置される事が防止されることになる。
次に、図4の荷重センサー2bに代えて図2に示したマットセンサー7をベッド脇のフロアーに設置した場合の例について図5に示したフローチャートに基づいて説明する。この場合も、心拍・呼吸拍検出センサー2aにより心拍・呼吸拍が検出されている間は、図3の場合と同一であるが、心拍・呼吸拍の検出が途絶すると(ブロック52でNoの場合)には、要補助者12がマットセンサー7を踏んでベッドから離れているか否かを制御装置3によって検出し、要補助者12がマットセンサー7を踏んでいない場合(ブロック53でNoの場合)には、心拍・呼吸拍が途絶えた状態の要補助者12がベッド上に存在していると判断し、直ちに支援機関に向けて自動電話や非常ベル等のアラーム手段により警報信号が発せられる(ブロック36,37,6)。
一方、前記マットセンサー7による荷重が検出されている場合(ブロック53でYesの場合)には、要補助者12がベッドから離れたことを意味しているので、制御装置3のタイマーを作動させ、トイレに行っている等の一時的な不在を想定し、前述の通り2段階に分けて時間の経過を監視する。先ず、要補助者12が短時間でベッドに戻る場合を想定し、タイマーでの経過時間を予め設定された5分程度の第1設定時間と比較し(ブロック55a)、所定時間を経過していない場合(ブロック55aでNoの場合)には、再度マットセンサー7による荷重の有無(即ち、要補助者12が該マットセンサー7を踏んでベッドに戻ってきたか否か)を確認し(ブロック53a)、荷重が検出されると(ブロック53aでYesの場合)、要補助者12がベッドに戻っていることを意味するから、再度スタート状態(ブロック51)に戻って心拍や呼吸拍の検出を行う。尚、要補助者12が、朝目覚めてベッドから離れる等の場合には、要補助者12が自ら前記制御装置3に付設の電源をOFFとし、警報装置を停止させる(ブロック56)。
一方、所定の時間が経過した場合(ブロック55aでYesの場合)には、要補助者12がベッドを離れたまま或る程度の時間(例えばトイレに行って帰ってくる時間)が経過するも、未だにベッドに戻っていないことを意味するから、前述の図3,4の場合と同様に制御装置3に付設の警報装置(警報ランプ或いはブザー)を作動させる(ブロック35)。これに要補助者12が気付けば、警報装置の警報スイッチを切り、警報装置を停止させる(ブロック56)が、警報装置が作動したまま更に時間が経過し、前記第1設定時間よりも長く設定されている第2設定時間と比較し(ブロック55b)、第2設定時間内にベッドに戻ればマットセンサー7がこれを検出し(ブロック53bでYesの場合)、前述の場合と同様にスタートの状態に戻って心拍や呼吸拍の検出を開始する(ブロック41)。同時に警報装置の警報を切る(ブロック38)。
次に、前記第2設定時間を経過した場合(ブロック55bでYesの場合)には、トイレに行って帰る程度の時間を超過しても要補助者12がベッドに戻っていないことを意味しているから、徘徊やトイレ等で倒れている可能性を想定して異常事態発生と判断し、前述の場合と同様に予め決められている支援機関に自動電話により通報される(ブロック36,37,6)。
尚、図3,4において説明したと同様に、要補助者12の住居する家の戸口の警報ランプやブザー或いは集合住宅では管理人室の警報ランプやブザー若しくは同居する肉親等の別室に配置された警報ランプやブザー等のアラーム装置4を作動させて近所の人や管理人若しくは別室の同居人に通報する様になすことも可能であり、同様に、要補助者12を入院患者とし、外部支援機関をナースセンターとなすことも可能である。
以上の説明においては、第1設定時間や第2設定時間は予め設定されているが、この設定時間が短過ぎると異常事態でもないのに頻繁にアラームが発生することになり、設定時間が長過ぎると異常事態発生の通報が遅れて対応が手遅れになるおそれが生じることになる。そこで、この設定時間の変更方法について以下に説明する。
第1の変更方法は、システム自体の学習による自己変更方式であり、第2の変更方法は、外部の支援機関からの指示による変更方法である。先ず、第1のシステム自体の学習による自己変更方式について説明する。前記第1設定時間ts1は、要補助者がトイレに行く等の一時的にベッドから離れて再び戻るまでの時間を想定しているが、歩行困難な人と歩行には問題のない人とでは、当然ながらこの時間には差がある。そこで、予め或る第1設定時間ts1を設定していても、常にts1よりも短い時間でベッドに戻ってきている場合には、この設定時間ts1が不適切であると言える。そこで、その対策について図7に示した一例により説明する。図7は図3の改良例の要部のみを示すもので、同図において、要補助者がベッドから離れて心拍・呼吸拍が検出されなくなると、タイマー33が作動し、時間の経過の計測を始める。計測された時間tを予め設定されている第1設定時間ts1と比較し(ブロック34a)、経過時間tが前記設定値ts1に達していない時点で心拍・呼吸拍が検出されると(ブロック32aでYES)、要補助者がベッドに戻っていることを示しているので、その時の経過時間t1を検出する(ブロック60)。この経過時間t1と前記設定値ts1の差Δt1を算出し(ブロック61)、この差Δt1を予め設定されている差の許容値Δtsxと比較し(ブロック62)、これが許容値より小さい場合(ブロック62でYESの場合)には、第1設定時間ts1は妥当な値であると判断するが、Δt1がΔtsxよりも大きな場合(ブロック62でNOの場合)には、前記設定値ts1が大き過ぎることを意味しているので新しい第1時間に設定変更を行う。この設定変更の簡便な例としては、ブロック63に示している通り、ts1+t1の平均値を新たな第1設定時間となす方式である。この第1設定時間ts1の修正に合わせて第2時間設定値ts2も修正をおこなう。例えばブロック64に示している通り、前記第1設定時間ts1と要補助者が実際にベッドに戻ってきた時間t1との差Δt1の半分を短縮した時間を新たな第2設定時時間とする。この様に第1設定時間が要介護者の行動パターンにより自動修正され、これに合わせて第2設定時間も自動修正されるので、異常事態が発生しても、その発見や対応が適切に行える様になる。
以上の説明は、第1設定時間が長過ぎる場合の修正例であるが、逆に短過ぎると頻繁に警報が発せられる様になるので、この対策例を図7により説明する。同図において、前記タイマーで計測された時間tが第一設定時間ts1に達する(ブロック34aでYESの場合)と、前述の通り要補助者向けの警報装置を作動させ(ブロック35)、要補助者がこれに気付いて警報装置のスイッチをOFFにする(ブロック38)と、その時の時間tと検出し(ブロック65)、この値と前記第1設定時間ts1との差Δt1を演算し(ブロック66)、この差を予め設定されている許容値Δtsyと比較し(ブロック67)、この差Δt1が所定の許容値Δtsy以下の場合(ブロック67でYESの場合)には、許容範囲内の値として通常の心拍・呼吸拍検出モードに戻るが、この差Δt1が所定の許容値Δtsyを越える場合(ブロック67でNOの場合)には、第1設定時間ts1の値が短過ぎると判断し、前記検出時間t2と現第1設定時間ts1との平均値を新たな第1設定時間ts1に修正設定し(ブロック68)、元の演算モードに戻る。同時に、第1設定時間の修正に伴い第2設定時間の修正も行なう(ブロック69)。この新たな第2時間ts2は、前記第1設定時間ts1と要補助者が実際にベッドに戻ってきた時間t2との差Δt1の半分を長くした時間を新たな第2設定時時間ts2とする。この様に第1設定時間が要介護者の行動パターンに対して短すぎるので、これを長くする自動修正を行ない、これに合わせて第2設定時間も自動修正されるので、異常事態に一層適切に対応することが可能となる。
上記説明では、説明を簡単にするために第1設定時間と第2設定時間の自動修正を毎回行なっているが、この頻度は、適当に設定することになる。図8は、その例を示すもので、図7のブロック32aにおいて、要補助者がトイレ等から戻って心拍・呼吸拍が検出されると、通常の検出モードに戻る点は、前述の通りであるが、同時に要補助者が実際に戻って来た時間tiを計測し(ブロック60)、この時間tiと前記第1設定時間ts1との差Δtiを演算し(ブロック61)、この差Δtiを平均値演算回路(ブロック70)に送信してm個のΔtiの平均値Δtmを求める。この演算した時間tiの回数(個数)が予め設定した回数mに達すると(ブロック71)、ブロック63で新たな第1時間を設定し、同様にブロック64で第2時間の設定を行う。この場合に、前記Δtiの全ての平均を求めるのではなく、異常に小さな値や異常に大きな値は計測ミスあるは、異常現象として無視して(ノイズカットして)演算を行うようになす等は常法に従って行えばよい。これにより、要補助者の行動パターンに応じて随時警報発タイミングが自動修正されることになるので、システムの信頼性を向上させることが出来る。
次に、これら第1設定時間や第2設定時間を外部から修正する第2の方式について説明する。本発明のシステムは、図1に示している通り、通信回線を通して支援機関と接続可能であるので、この通信回線を通して修正を行なう方式である。即ち、本システム1の制御装置3は、支援機関6のパソコン等の入力装置と通信回線5で接続されているので、前記図7及び図8に示した第1設定時間や第2設定時間の修正のための演算システムを支援機関のパソコンにインストールしておき、外部機関のパソコンから制御装置3に入力されている前記時間設定値を自動変更するものである。勿論、支援機関のパソコンからマニアルでこれらの値のみならず、センサー感度等の入力を行ったり、その変更修正を行なうことも可能である。
更に、他の実施例としては、要補助者のベッドには、センサー部分のみ或いは、該センサー部分と予備警報部分のみを配置しておき、センサーからの信号に基づく演算は、全て支援機関側に設置された演算装置(パソコン)にて行うようになすことも可能である。
以上に説明した通り、本発明の緊急通報システムによれば、ベッドに装着された心拍・呼吸拍検出センサー2aによってベッド上の要補助者12の心拍や呼吸拍を検出しているので、この心拍や呼吸拍が検出されなくなると、図3に示した第1の方式では、一定時間の経過を待って支援機関に自動通報するようになし、屋内で倒れている場合には速やかに救助処置を行うことが可能となり、又、徘徊癖のある者に対しては遠方に行かないうちに保護する事が可能となる。又、心拍・呼吸拍が途絶して死亡する様な事態でも、人知れず長期間に亘って放置される様な孤独死の発生を防ぐことも可能となる。
更に、前記心拍・呼吸拍検出センサー2aと共に、ベッドに配置した要補助者12の体重を検知する荷重センサー2bを用いる図4に示した第2の方式では、心拍・呼吸拍検出センサー2aによる要補助者12の心拍や呼吸拍の検出が途絶し、しかも荷重センサー2bによって要補助者12がベッド上に検出されている場合には、直ちに緊急事態と判断して支援機関に自動通報されるので、速やかな救急措置も可能となり、最悪の場合でも人知れず長期間に亘って死の状態が放置される様な事態を避けることが可能となる。
又、前記心拍・呼吸拍検出センサー2aと共に、ベッド脇の位置で、要補助者12がベッドを離れる際には必ず踏む床面に配置したマットセンサー7を用いる図5に示した第3の方式では、心拍・呼吸拍検出センサー2aによる要補助者12の心拍や呼吸拍の検出が途絶し、しかもマットセンサー7によって要補助者12がベッドから離れたことが検知されていない場合には、前記第2の方式と同様に、直ちに緊急事態と判断して支援機関に自動通報されるので、速やかな救急措置も可能となり、最悪の場合でも、人知れず長期間に亘って死の状態が放置される様な事態を避けることが可能となる。
又、本発明のシステムによると、人体に装着する必要はなく、ベッドに入る際に装置のスイッチをONにしておくだけで良いので、センサー類の人体に装着することの煩わしさがなく、且つ、センサーによる判断に人為的な判断が入らないので、公正且つ恣意的な判断を避けることが可能となる。
以上説明した本発明システムは、一人暮らしの老人に適用すれば、老人に暮らしの安全と安心を提供することになり、在宅患者や自宅介護の要介護者に適用すれば、ベッドにいるだけで常時見守ってくれているという安心感を与え、更に夜間に徘徊癖のある者に適用すれば、夜間にベッドから離れて徘徊を初めても、短期間で徘徊を始めたことが検知されて速やかの保護することが可能となるので、在宅用の緊急通報システムとして極めて有用である。
又、病院の患者の監視システムに適用すれば、重体患者の心拍や呼吸拍が体にセンサーを装着することなく検出し、心臓や呼吸が止まると直ちにナースセンターに警報信号を発することができる。
本発明に係る緊急通報システムの構成を示す概念図である。 本発明に係る緊急通報システムの使用状態を示す概念図である。 本発明に係る第1の緊急通報システムのフローチャートである。 本発明に係る第2の緊急通報システムのフローチャートである。 本発明に係る第3の緊急通報システムのフローチャートである。 本発明で使用する心拍・呼吸拍検知センサーセンサーの構造を示す概念図である。 本発明に係る第1の緊急通報システムの変形例を示すフローチャートである。 本発明に係る第1の緊急通報システムの他の変形例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 緊急通報システム
2 ベッド装着センサー
2a 心拍・呼吸拍検知センサー
2b メンブレン状荷重センサー
3 制御装置
4 アラーム装置
5 通信回線
6 外部支援機関
7 マットセンサー

Claims (10)

  1. 一人暮らしの老人や在宅患者等の要補助者(12)の異常を検知して支援機関(6)に通報する緊急通報システムであって、
    前記要補助者(12)が横臥するベッド(11)に装着して該補助者の心拍又は呼吸拍の何れか一方又は双方を検出する心拍・呼吸拍検出センサー(2a)と、
    該心拍・呼吸拍検出センサー(2a)からの信号に基づいて所定の警報信号を出力する制御装置(3)を有し、
    該制御装置(3)は、前記心拍・呼吸拍検出センサー(2a)から送信される心拍又は呼吸拍信号のいずれか一方又は双方を常時受信する共に、該信号が予め定められた一定時間途絶すると前記支援機関に所定の警報信号を発するようにしたことを特徴とする緊急通報システム
  2. 一人暮らしの老人や在宅患者等の要補助者(12)の異常を検知して支援機関(6)に通報する緊急通報システムであって、
    前記要補助者(12)が横臥するベッド(11)に装着して該補助者の心拍又は呼吸拍の何れか一方又は双方を検出する心拍・呼吸拍検出センサー(2a)と、該要補助者の横臥状態での荷重を検出する荷重センサー(2b)とを検出する荷重センサー(2b)と、
    前記心拍・呼吸拍検出センサー(2a)及び荷重センサー(2b)からの検出信号に基づいて所定の警報信号を出力する制御装置(3)を有し、
    該制御装置(3)は、前記心拍・呼吸拍検出センサー(2a)から送信される心拍又は呼吸拍信号のいずれか一方又は双方を常時受信する共に、該心拍又は呼吸拍信号が途絶し且つ前記荷重センサー(2b)による荷重信号が検出されている場合には、直ちに前記支援機関に所定の警報信号を出力し、
    前記心拍又は呼吸拍信号が途絶し且つ前記荷重センサー(2b)による荷重信号が検出されていない場合には、予め定められた一定時間経過後に前記支援機関に所定の警報信号を出力するようにしたことを特徴とする緊急通報システム
  3. 一人暮らしの老人や在宅患者等の要補助者(12)の異常を検知して支援機関(6)に通報する緊急通報システムであって、
    前記要補助者(12)が横臥するベッド(11)に装着して該要補助者の心拍又は呼吸拍の何れか一方又は双方を検出する心拍・呼吸拍検出センサー(2a)と、
    ベッド脇の該要補助者がベッドから離れる際に踏む位置に配置されて荷重を検出するマットセンサー(7)と、
    前記心拍・呼吸拍検出センサー(2a)及びマットセンサー(7)からの検出信号に基づいて所定の警報信号を出力する制御装置(3)を有し、
    該制御装置(3)は、
    前記心拍・呼吸拍検出センサー(2a)から送信される心拍又は呼吸拍信号のいずれか一方又は双方を常時受信する共に、
    該心拍又は呼吸拍信号が途絶し且つ前記マットセンサー(7)による荷重信号が検出されていない場合には、直ちに前記支援機関に所定の警報信号を出力し、
    前記心拍又は呼吸拍信号が途絶し且つ前記マットセンサー(7)による荷重信号が検出されている場合には、予め定められた一定時間経過後に前記支援機関に所定の警報信号を出力するようにしたことを特徴とする緊急通報システム
  4. 前記一定時間経過後に発せられる警報は2種の警報で構成され、
    第1の警報は、前記心拍又は呼吸拍信号の途絶後に予め設定された第1設定時間経過後に発せられ且つ前記要補助者(12)によって解除可能な警報であり、
    第2の警報は、前記心拍又は呼吸拍信号の途絶後に予め設定され且つ前記第1設定時間よりも長い第2設定時間経過後に発せられて前記支援機関に向けて発せられるものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の緊急通報システム
  5. 制御装置(3)に入力されるシステムの設定値を、前記支援機関(6)から通信回線(5)を介して変更可能にしてなる請求項1乃至4の何れかに記載の緊急通報システム
  6. 前記制御装置(3)が前記支援機関(6)に設けられている請求項1乃至4のいずれかに記載の緊急通報システム
  7. 前記第1設定時間(ts1)及び第2設定時間(ts2)の設定値を、実際のシステムの稼動実績に応じて自動的に変更する自己変更機能を有してなる請求項4に記載の緊急通報システム
  8. 前記支援機関向けの警報が、消防、警備会社、警察、介護機関、肉親、親戚、知人、介護ボランティア等の当該要補助者の支援機関に対して自動発信されるものであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の緊急通報システム
  9. 前記支援機関向けの警報信号は、住居の外部に設けられた警報機を作動させるものであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の緊急通報システム
  10. 前記要補助者(12)が入院患者であり、警報信号はナースセンターに発せられるものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の緊急通報システム




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