JP2006055189A - 活動把握システム - Google Patents

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Abstract

【課題】センサーを用いて身体状態の検出を行う端末は、予め設定された異常レベルでしか検出することができないか、端末毎に異常レベルを設定しなければならず、誤報が多かった。
【解決手段】身体情報発信端末は、複数の異なる状態を取得可能なセンサーを有し、センサーが取得した情報と個人情報と気象情報と時刻の情報とを利用して判断する情報を、活動情報として発信し、身体情報受信端末は、活動情報の受信を行い、活動情報を文字や記号や音により得ることができる。これによって、身体情報受信端末所有者は、活動情報の変化情報を得ることが可能となるため、異常レベルを設定しなくても、身体情報発信端末装着者の異常状態を察知することが可能となる。
【選択図】図1

Description

この発明は、介護が必要な者や高齢者や疾病を患っている者の状態を、離れた場所で把握することができるシステムに関する。詳しくは、体温などの身体情報や動作しているかなどの動作情報を検出し、活動情報として発信する端末と、その活動情報を受信する端末とを有するシステムに関する。
近年、病気社会や高年齢化社会といわれるように、疾病を抱えた者や核家族化により専門の施設に入居して生活している高齢者などが増えている。このような介護が必要な者や高齢者や疾病を患っている者(以後、単に患者と称する)は、急に疾病を発病したり容態が変化する場合がある。このような患者には、看護士や介護をする者(以下、単に介護者と称する)が常に近くに待機することで容態の変化を察することができ、早急な処置や対応が可能である。しかしながら、介護者にとっては、常に患者の近くに待機しなければならず、その負担は大きい。
そこで、患者の生活行動や状態を少ない負担で把握するシステムが望まれている。通常の生活行動や状態から異なる生活行動や状態への様子の変化が得られた場合、急な疾病や怪我等の予測が可能となることから、このようなシステムは非常に重要である。
このようなシステムは、多くの提案がなされている。例えば、患者に端末を装着し、この端末が患者の異常状態を検出し、ナースステーション等に通知するものである(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に示した従来技術は、患者の体に装着した状態検出手段が転倒等の異常事態を検出すると、ナースステーションや介護者にその緊急信号を送信するものである。
状態検出手段は、センサーを有しており、このセンサーが患者の状態を検出する。状態検出手段が異常状態を検出すると、発信手段が緊急信号を発信する。緊急信号を受信機が受信し、患者の位置を特定する位置検出手段により、患者の異常状態と患者のいる場所とを介護者が知り得るものである。
この特許文献1に示した従来技術では、状態検出手段のセンサーとして2つのセンサーを用いている。加速度を検出する加速度変換器と傾きを検出する水銀リレーである。
特許文献1に示した従来技術では、患者の転倒などの異常状態を検出するためにこれらの2つのセンサーを用いているが、加速度と傾きとから得られる情報だけでは患者の異常状態を正確に知ることはできない。例えば、患者が誤って状態検出手段を他の物体にぶつけたり、患者が入浴等で状態検出手段を身体から外した際にこれを落下させたりするなど、身体の状態とは無関係に状態検出手段に衝撃等が加わった場合に、患者の異常状態として緊急信号が送信されてしまうのである。所謂、誤報である。
このような誤報の問題を回避するために、患者の状態が異常か正常かを検出する際に、検出した衝撃等が適正かどうかを判断し、異常状態を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特許文献2に示した従来技術は、患者の身体に取り付けたセンサーが、患者の身体に起こる衝撃などの力学的な運動を検出する。その力学的な運動が異常状態かどうかを予め設定した異常レベルとの比較によって検出するものである。異常レベルは患者によってそれぞれ異なるので、患者ごとに適正なレベル設定を行い、一定の水準以上の異常状態を患者に起こった異常状態とするものである。
特開昭63−2428号公報(第2頁、第1図) 特開平6−217948号公報(第2頁、第1図)
特許文献2に示した従来技術は、患者の身体に取り付けたセンサーが検出した異常状態のレベルを決めることができるため、誤報をある程度低減することができる。しかしながら、センサーが患者の身体に装着しているかどうかを判断することはできないため、センサーを外した状態でのセンサーの落下など、患者の転倒と同じような大きさの衝撃の発生に際しては、誤報は免れないという問題があった。
さらに、特許文献1と特許文献2とに示した従来技術では、患者の異常状態を検出する際に、加速度や傾きなどの情報を利用しているが、患者の状態を検出するにはこれらの情報だけでは充分ではない。例えば、患者の心拍数や血圧、体温などの身体的情報を検出することにより、異常状態の検出はより正確になる。しかしながら、それらの検出手段やセンサーを装着すると、総じて患者の身体に取り付けたセンサーは大掛かりになってしまい、患者の負担が大きくなってしまうという問題があった。
したがって、患者の負担が大きくならず、より簡便な手法で患者の異常状態の検出が可能で、誤報の少ないシステムが求められているものである。
以上のような問題を解決するために、本発明では以下に示す構成を採用する。
身体に装着し身体の状態を検出して活動情報として発信する身体情報発信端末と、活動情報を受信するとともに内容を表現する身体情報受信端末と、を有し、
身体情報発信端末は、温度センサーと振動センサーと光センサーと加速度センサーとを有する検出手段と、時刻の計測を行う計時手段と、計時手段から時刻情報を利用してカレンダー情報を得るカレンダー情報生成手段と、身体の情報を格納する個人情報格納手段と、気象情報を格納する気象情報格納手段と、検出手段から得られた情報と時刻情報とカレンダー情報と個人情報格納手段に格納している情報と気象情報格納手段に格納している情報とを利用して身体の状態を判断する判断手段と、判断手段の内容を活動情報として送信する送受信手段と、を有し、
身体情報受信端末は、活動情報を受信する受信手段と、利用者に対して活動情報を文字や記号や音を利用しての伝達する情報表現手段と、を有することを特徴とする。
温度センサーは、身体の皮膚表面の温度を検出する第1の温度センサーと気温を検出する第2の温度センサーとからなり、振動センサーは、身体の動作を振動として検出し、光センサーは、身体情報発信端末の周囲の照度を検出し、加速度センサーは、身体情報発信端末に加わる衝撃や急激な加速度を検出し、送受信手段は、電波もしくは赤外線を利用し、活動情報を身体情報受信端末に送信することを特徴とする。
光センサーは、身体情報発信端末の駆動電圧を発生する太陽電池からの発電電圧から身体情報発信端末の周囲の照度を検出することを特徴とする。
身体情報発信端末は、入力手段を有し、個人情報格納手段と気象情報格納手段との内容の書き換えができることを特徴とする。
本発明の活動把握システムは、患者の身体に装着し、身体の状態、例えば、体温などの身体情報や患者が動作しているかなどの動作情報を検出する。そして、予め格納してある情報を利用して、身体情報と動作情報とを利用し活動情報として発信する身体情報発信端末と、活動情報を受信するとともに内容を表現する身体情報受信端末と、を有している。
身体情報発信端末は、温度センサーと振動センサーと加速度センサーと光センサーとを有する検出手段と、時刻情報と、カレンダー情報と、身体の情報を格納する個人情報格納手段と、気象情報を格納する気象情報格納手段と、検出手段から得られた情報と個人情報格納手段に格納している情報と気象情報格納手段に格納している情報と、から身体の状態を判断する判断手段によって、身体の状態の判断が行われる。
温度センサーは、身体の皮膚表面の温度を検出する第1の温度センサーと、気温を検出する第2の温度センサーとからなり、身体情報発信端末が身体に装着されているかの判断材料となる。振動センサーは、身体の動作を振動として検出することによって、活動があるかの判断材料となる。光センサーは、身体情報発信端末の周囲の照度を検出することによって、就寝しているかの判断材料となる。加速度センサーは、身体情報発信端末に加わる衝撃や急激な加速度を検出することによって、転倒の判断材料となる。
計時手段は、時刻情報の計測を行うものである。カレンダー情報生成手段は、この時刻情報を利用してカレンダー情報を生成するものである。
身体情報発信端末に設ける各種センサーが検出した情報の一部または全ては、身体情報発信端末に設ける送受信手段から発信され、身体情報受信端末の受信手段によって受信される。受信した各種情報は、文字や記号または音によって、身体情報受信端末の利用者に伝達することができ、情報の内容から患者が平常状態であるのか、異常状態であるかの判断材料を提供することが可能となる。
本発明の最大の特徴は、複数のセンサーと格納手段に格納している情報とを利用して患者の状態の判断を行う点である。
例えば、光センサーが検出する照度と、計時手段によって計測する時刻情報、時刻情報を利用して生成するカレンダー情報、気象情報に含まれる日の出/日の入時刻情報によって、身体情報発信端末装着者(患者)が活動している環境を知り得ることができる。これによって、時刻情報と、カレンダー情報と、日の出/日の入時刻情報から、光センサーが検出した照度が明るいにも関らず、時刻情報が、日の出/日の入時刻の範囲を越えている場合には、室内で活動していると知り得ることができる。
また、第1の温度センサーから検出する温度と第2の温度センサーから検出する温度とに大きな差がある場合は、身体情報発信端末を装着しており、そうでない場合は外していると知り得ることができる。
すなわち、2つの温度センサーと振動センサーと加速度センサーと光センサーとから得られる情報と、患者の個人の情報や気象情報、さらには時間情報やカレンダー情報を利用して患者の状態の判断を行うことで、身体情報受信端末の利用者(例えば、介護者)に対して誤報が少なくなるのである。
以下図面を用いて本発明を実施する最良の形態における活動把握システムについての構成を説明する。
図1は、本発明の活動把握システムの構成を示す概略図である。
図2は、本発明の活動把握システムの身体情報発信端末を構成する回路ブロック図である。
図3は、本発明の活動把握システムの身体情報受信端末を構成する回路ブロック図である。
図4は、本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の、第1の温度センサーと、第2の温度センサーとを、装着した様子を示した図である。
図5は、本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の個人情報格納手段に格納している情報の構成を示したブロック図である。
図6は、本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の気象情報格納手段に格納している情報の構成を示したブロック図である。
図7は、本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の中央演算処理装置での割り込み処理の流れを示すフロー図である。
図8は、本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の判断手段および送受信手段での処理の流れを示すフロー図である。
図9は、本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の判断手段および送受信手段での処理の流れを示すフロー図である。
図10は、本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の判断手段および送受信手段での処理の流れを示すフロー図である。
図11は、本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の判断手段での端末装着状態を判断する条件を示すマトリックス図である。
図12は、本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の判断手段での端末照度を判断する条件を示すマトリックス図である。
図13は、本発明の活動把握システムの身体情報受信端末で情報を受信した場合の表示例を示した図である。
[全体システムの説明:図1]
まず、図1を用いて本発明の活動把握システムの構成を説明する。図1は本発明の活動把握システムの構成を示す概略図である。
図1において、1は活動把握システム、2は身体情報発信端末、3は身体情報受信端末、16は第1の温度センサー、17は第2の温度センサー、18は振動センサー、19は加速度センサー、20は光センサー、36は表示装置、50は個人情報格納手段、51は気象情報格納手段、52は計時手段、53は判断手段、54は送受信手段、55は検出手段、62はカレンダー情報生成手段である。表示装置36は、情報表現手段として文字や記号を表示し情報を表現するものであり、液晶表示装置などを用いる。
活動把握システム1は、身体情報発信端末2と身体情報受信端末3とから構成されている。身体情報発信端末2は、患者の身体に装着し、身体情報受信端末3は、身体情報発信端末2の装着者以外の者、例えば、介護者が携帯する。
身体情報発信端末2の送受信手段54によって送信された活動情報は、身体情報受信端末3に設ける無線通信回路によって受信され、受信された情報は表示装置36に表示される。身体情報受信端末3は、無線通信回路によって身体情報発信端末2との間で電波もしくは赤外線を利用して情報を送受信する。無線通信回路については後述する。
活動情報とは、各センサーを有する検出手段55によって検出する身体の情報と行動の情報と、時間に関する情報である時刻やカレンダーの情報と、予め格納してある個人情報や気象情報と、を利用して得るものである。
すなわち、第1の温度センサー16と第2の温度センサー17とで検出する身体の情報と、振動センサー18と加速度センサー19と光センサー20とで検出する行動の情報と、計時手段によって検出する時刻情報と、カレンダー情報生成手段によって得られるカレンダー情報と、個人情報格納手段50に格納している個人情報と、気象情報格納手段51に格納している気象情報と、によって判断する情報である。
身体情報発信端末2は、検出手段55と個人情報格納手段50と気象情報格納手段51と計時手段52と判断手段53と送受信手段54と警告手段57とを有している。
検出手段55は、身体の皮膚表面の温度を検出する第1の温度センサー16と、気温を検出する第2の温度センサー17と、身体の動作を振動として検出する振動センサー18
と、身体情報発信端末2に加わる衝撃や急激な加速度を検出する加速度センサー19と、身体情報発信端末2の周囲の照度を検出する光センサー20と、から構成している。
図1では、第1の温度センサー16と第2の温度センサー17とは、隣接して設けるように記載しているが、これらの温度センサーは、身体の表面温度と気温という各々異なる温度を検出する必要があるから、互いの影響を受けないようにするため離間して設けることが好ましい。これについては後述する。
第1の温度センサー16は、身体の皮膚表面の温度を検出するが、一般に、身体の本当の温度、すなわち、真の体温と皮膚表面の温度とは異なっている。真の体温を直接検出することは難しいため、一般には、身体の皮膚温度を検出し、その結果から計算などにより身体の真の体温を算出する方法が知られている。このように、ある値から別の値を導出することを外挿と呼ぶ。本発明の身体情報発信端末2では、計測した身体の皮膚表面の温度から、予め入力してある情報を用いて、真の体温を外挿することができる。これについても後述する。
個人情報格納手段50は、身体情報発信端末2を装着する患者の情報を格納する。患者の情報とは、例えば、おおよその起床/就寝時間などの習慣情報や平穏時の体温、その他の情報である。
気象情報格納手段51は、天候や気温の情報、季節ごとの平均気温などの環境情報を格納する。
計時手段52は、時刻情報の計測を行う。カレンダー情報生成手段62は、計時手段52によって計測された時刻情報を利用してカレンダー情報を生成する。
警告手段57は、患者の異常状態時に警告を発するものである。警告は、例えば、振動を発生したり、アラーム音などの音やランプの点灯/点滅などである。
判断手段53は、検出手段55の各種センサーにより検出する情報と、計時手段52により計測する時刻情報と、時刻情報を利用して得るカレンダー情報と、個人情報格納手段50に格納している情報と、時刻情報とカレンダー情報とに関係付けられて引き出される気象情報格納手段51に格納している情報と、を利用して、身体情報受信端末3に送信する活動情報の判断を行うとともに、警告手段57を使って警告を発するかどうかの判断を行うものである。
身体情報受信端末3に活動情報を送信する場合は、送受信手段54によって送信する。送信された活動情報は、身体情報受信端末3の図示されていない無線通信回路によって受信され、表示装置36に情報の表示が行われる。同時に警告手段57を利用して、警告を発する。警告は、例えば、アラーム音などである。
警告手段57は、身体情報発信端末2を装着している患者本人と周囲にいる者とに対して、患者が異常状態であることを警告するものである。特に、患者本人に異常状態を警告することで、その警告が刺激となり、異常状態からの復帰を催促することができる。これは例えば、患者が転倒などによって意識を失いそうになったときに、アラーム音などの刺激が意識を取り戻す手助けになるためである。
身体情報発信端末2の送受信手段54が活動情報を送信し、身体情報受信端末3の図示されていない受信手段がその情報を受信することで、電波を利用した無線データ通信が行われた場合、身体情報受信端末3を持つ介護者と身体情報発信端末2を装着する患者とが離れた場所にいても、患者の身体情報を介護者が確認することが可能となる。
[身体情報発信端末回路ブロックの説明:図2]
図2は、本発明の活動把握システム1の身体情報発信端末2を構成する回路ブロック図
である。図1と図2とを用いて説明する。
図2において、10は中央演算処理装置、11は水晶発振回路、12は水晶振動子、13は格納装置、14はランダムアクセスメモリ、15はリードオンリーメモリ、21は無線通信回路、22は通信回路、23は通信インタフェース、24はA/D変換器、25はコンパレータ回路、56は入力手段である。図2において、図1と同一の構成には同一の番号を付与しているために説明を省略する。
本発明の実施形態においては、計時手段52は、中央演算処理装置10に内装している場合を例にしている。
個人情報格納手段50と気象情報格納手段51との制御機構と、判断手段53の判断機構とは、動作プログラムとして図2に示す格納装置13に格納し、また、カレンダー情報生成手段62の生成機構も動作プログラムとして、格納装置13に格納し、それらを中央演算処理装置10が利用する場合を説明する。すなわち、動作プログラムや動作に必要なデータを格納装置13に格納し、ソフトウェア的に動作をする場合を例にしている。
中央演算処理装置10には、水晶振動子12と水晶発振回路11とによって発生したクロック信号が入力され、入力されたクロック信号を基準として中央演算処理装置10が動作する。
計時手段52は、中央演算処理装置10に内装しているので、時間を計測(以下、計時という)する動作にこのクロック信号を利用する。例えば、クロック信号を分周して1秒のパルスを作成し、これを利用して時刻の情報である時刻情報を得るのである。
カレンダー情報生成手段62は、時刻情報を利用して曜日や日付を算出する計算式やカレンダーデータマップなどから、カレンダー情報を得るものである。
本発明の活動把握システム1を最初に使用する際には、現在の時刻と年月日と曜日とを規定しておく必要がある。この作業によって、その後はカレンダー情報を自動で生成することができる。これは、知られている電子時計におけるカレンダー情報の生成と同様である。カレンダー情報の生成に必要な計算式やデータマップなどは格納装置13のリードオンリーメモリ15に格納している。
格納装置13は、時刻情報やカレンダー情報や、図1に示す判断手段53などの判断処理途中の情報などのデータを一時的に格納するランダムアクセスメモリ14と身体情報発信端末2で実行される機能や動作プログラムなどを記録しているリードオンリーメモリ15とから構成されており、中央演算処理装置10と接続している。
格納装置13にあるランダムアクセスメモリ14は、身体情報発信端末2の機能を実行するために必要なデータと、計時手段52によって計時する時刻情報とカレンダー情報生成手段62によって得るカレンダー情報とを格納している。
リードオンリーメモリ15には、図1に示す個人情報格納手段50と気象情報格納手段51と計時手段52と判断手段53と計時手段52とカレンダー情報生成手段62との動作プログラムを格納している。計時手段52は、中央演算処理装置10に内装され計時を行うが、得られた時刻情報を管理するための動作プログラムがリードオンリーメモリ15に格納している。
本発明の実施形態においては、リードオンリーメモリ15は、電気的書き換え可能なものであり、例えば、EEPROMを採用する。
リードオンリーメモリ15に格納しているデータは、中央演算処理装置10に読み込まれ、読み込まれたデータは中央演算処理装置10の内部で処理が行われ、中央演算処理装置10は読み込まれたデータに応じた信号を外部に出力する。
検出手段55は、温度センサーである第1の温度センサー16と第2の温度センサー17と、振動センサー18と、光センサー20と、加速度センサー19と、によって構成している。本発明の実施形態においては、第1の温度センサー16と第2の温度センサー17と光センサー20とは、電圧検出型のセンサーを用い、これら3つのセンサーは、A/D変換器24に接続することによって、センサーの検出した情報であるアナログ電圧値をデジタル値に変換し、中央演算処理装置10に読み込むことが可能となる。
温度センサーである第1の温度センサー16は、身体の皮膚表面の温度を検出する。一般に、人体の体温は、皮膚表面の温度を体温とする場合と、この皮膚表面の温度から、身体の真の体温を外挿する場合とがある。一般に知られている電子体温計も身体の皮膚表面の温度を計測し、身体の真の体温を算出するものがある。
本発明の身体情報発信端末2も、患者の体温を皮膚表面の温度か真の体温か、どちらを体温とするかを選択することができる。
身体の皮膚表面の温度を測定し、この温度から、真の体温を外挿するには、外挿に必要な計算式とデータとを格納装置13に格納しておき、それを中央演算処理装置10が利用して計算によって求める。
平常時における患者の体温が日々の検温などにより知られている温度範囲に概ね入っており、そこから予め真の体温が外挿できる場合は、その体温値を患者の真の体温として入力手段56を利用して入力しておくことができる。患者の身体の表面温度を患者の体温として用いる場合は、外挿のための計算を行わないような条件を入力手段56を用いて入力しておく。
第2の温度センサー17は、室温などの外気の温度を検出する。詳しくは、患者の身体の周囲の温度である。患者が部屋にいればそれは室温であり、就寝時に布団などの就寝具を利用していれば、就寝具と患者の身体との間の温度を検出する。
振動センサー18は、身体情報発信端末2装着者である患者の動作を振動として検出する。本発明の実施形態においては、半導体素子を用いた振動センサー18を採用し、身体情報発信端末2が振動した場合、振動センサー18は振動の周期に応じた電圧値を交流信号として出力する。この交流信号は、コンパレータ回路25によってパルス波形に変換され、中央演算処理装置10に設ける図示しない外部割り込み端子に入力する。振動センサー18が振動したことによって発生した中央演算処理装置10の割り込み処理によって、患者が活動しているという判断が行われる。
加速度センサー19は、身体情報発信端末2装着者である患者の急激な動作の検出を行う。本発明の実施形態においては、半導体素子を用いた加速度センサー19を採用し、身体情報発信端末2に急激な加速度が加わった場合、加速度センサー19は動きの強さに応じた電圧値を交流信号として出力する。この交流信号は、コンパレータ回路25によってパルス波形に変換され、中央演算処理装置10に設ける図示しない外部割り込み端子に入力する。加速度センサー19で検出する加速度は、中央演算処理装置10の割り込み処理によって、患者が急激な動作をしたとの判断が行われる。
光センサー20は、身体情報発信端末2の周囲の照度の検出を行う。本発明の実施形態においては、半導体素子を用いた電圧検出型のセンサーであって、光発電素子を採用している。光発電素子において発電された電力は、照度を測定する他に、図示しない制御回路と充電可能な2次電池とにより充電され、身体情報発信端末2の動作に必要な駆動電力としても利用する。
無線通信回路21は、図1に示す判断手段53によって判断された活動情報を、電波もしくは赤外線を利用して図3に示す身体情報受信端末3に送信を行ったり、身体情報受信端末3からの情報を受信する送受信可能な回路であり、送受信可能なデータに変換するた
めの回路も有している。
例えば、個人情報格納手段50に格納する個人情報や気象情報格納手段51に格納する気象情報などを身体情報受信端末3の送受信可能な無線通信回路39から、電波もしくは赤外線を利用して受信を行うものである。
無線通信回路21は、中央演算処理装置10と接続している。
計時手段52は、中央演算処理装置10に内装している。水晶振動子12と水晶発振回路11とによって発生したクロック信号を中央演算処理装置10に入力し、中央演算処理装置10内の分周回路などにより周期的なパルス(例えば、1秒のパルス)を生成し、この周期的なパルスを利用して時刻の計時を行うものである。この計時された時刻の情報は、リードオンリーメモリ15に記録している動作プログラムなどによって、時刻情報の管理に用いられる。
さらに中央演算処理装置10は、リードオンリーメモリ15に記録しているカレンダー情報生成手段62用の動作プログラムによって、計算式やデータマップを用いて、カレンダー情報を生成する。例えば、向こう100年間の年月日と曜日とのデータマップを用意しておけば、時刻情報から計算によって本発明の活動把握システム1を使用するのに概ね問題の無い期間のカレンダー情報を生成することができる。
また、カレンダー情報には、個人的な日程の情報や、定期的に活動を行う活動の情報などを組み込むことができる。例えば、本発明の活動把握システム1を使用する使用者独自の休日情報など、公の休日/祭日情報とは異なるプライベートなカレンダー情報もカレンダー情報として格納しておくこともできる。すなわち、生成したカレンダー情報を利用者が任意でその一部もしくは全部を書き換えることができるのである。この書き換えについては、入力手段56を利用して行う。
入力手段56は、通信に必要な要素、例えば、通信回路や通信インタフェース、もしくは、釦やスイッチなどを含むものであり、情報を入力する手段である。
入力手段56は、中央演算処理装置10と接続されており、入力手段56が操作されると、中央演算処理装置10では割込み処理が行われ、入力手段56が操作されたことを直ちに関知することが可能である。
図2に示す例では、入力手段56は、通信により情報を入力する例を示している。入力手段56は、通信回路22と通信インタフェース23とを有する。通信インタフェース23は、中央演算処理装置10と接続している通信回路22によって、電気信号を発生し、通信インタフェース23を介して外部に電気信号を出力することができる。また、通信インタフェース23から入力された電気信号は、通信回路22で電気信号を中央演算処理装置10が処理可能なデータに変換される。
入力手段56を利用して情報を入力するときは、図示しないホストコンピュータなどの入力装置を利用し、この入力装置から所望の情報を送信することができる。
カレンダー情報の一部もしくは全部の書き換えは、入力手段56を利用して行われる。個人的な休日情報を含んだカレンダー情報を、例えば、ホストコンピュータなどの入力装置を利用して通信インタフェース23から電気信号として入力する。通信回路22で電気信号を中央演算処理装置10が処理可能なデータに変換し、変換されたデータは、身体情報発信端末2のランダムアクセスメモリ14に格納しているカレンダー情報の書き換えを行う。また、ホストコンピュータなどに対して入力装置56を利用してカレンダー情報を一旦送信し、カレンダー情報を更新した後、再び身体情報送信端末2へ情報を送信してもかまわない。
もちろん、本発明においては、これに限定されるものではなく、入力手段56は、釦やスイッチを利用して、利用者が直接情報を入力するようにしてもよい。また、身体情報受信端末3の無線通信回路39を利用して入力手段56を介して情報を入力することもでき
る。重要なことは、カレンダー情報などは後からその一部または全部を書き換えることができるという点である。
警告手段57は、振動機器やアラーム、光による表示手段などから構成されており、身体情報発信端末2を装着している患者本人とその周囲にいる者とに異常状態を警告することで、患者の異常状態からの復帰を促進させるものである。
警告手段57は、例えば患者が転倒などをし、失神などの意識を失う状況に陥ったとしても、このような状況を周囲に伝えることができるとともに、患者自身が意識を取り戻す手助けをすることができる。
[身体情報受信端末回路ブロックの説明:図3]
図3は、本発明の活動把握システム1の身体情報受信端末3を構成する回路ブロック図である。
図3において、30は中央演算処理装置、31は水晶発振回路、32は水晶振動子、33は格納装置、34はランダムアクセスメモリ、35はリードオンリーメモリ、36は表示装置、37は表示装置駆動回路、38は入力装置、39は無線通信回路である。図3に示す構成では、中央演算処理装置30と格納装置33に格納している情報(データ)や動作プログラムとの組み合わせにより、ソフトウェア的に動作を制御できる例を示している。
中央演算処理装置30には、水晶振動子32と水晶発振回路31とによって発生したクロック信号が入力され、入力されたクロック信号を基準として中央演算処理装置30が動作する。
入力装置38は、中央演算処理装置30と接続されており、入力装置38が操作されると、中央演算処理装置30では割込み処理が行われ、入力装置38が操作されたことを直ちに関知することが可能である。入力装置38を用いて、身体情報受信端末3の電源のオン、オフを行うこともできる。
表示装置36は、中央演算処理装置30に接続している表示装置駆動回路37によって駆動され、表示装置36に文字の表示や、画像データの表示を行う。表示装置36は、液晶表示装置などを利用することができる。
格納装置33は、身体情報発信端末2から送信された情報などのデータを一時的に格納するランダムアクセスメモリ34と、身体情報受信端末3で実行される機能や動作プログラムなどを記録しているリードオンリーメモリ35とから構成されており、中央演算処理装置30と接続している。
格納装置33にあるランダムアクセスメモリ34は、身体情報受信端末3の機能を実行するために必要なデータと身体情報発信端末2から送信された情報とを格納している。リードオンリーメモリ35には、身体情報受信端末3の動作プログラムを格納している。
リードオンリーメモリ35に格納しているデータは、中央演算処理装置30に読み込まれ、読み込まれたデータは中央演算処理装置30の内部で処理が行われ、中央演算処理装置30は読み込まれたデータに応じた信号を外部に出力する。
無線通信回路39は、身体情報発信端末2から電波もしくは赤外線を利用して送信された情報を受信したり、入力手段38によって入力された情報を身体情報発信端末2に送信することができる。
無線通信回路39は、身体情報発信端末2の個人情報格納手段50に格納する個人情報
や気象情報格納手段51に格納する気象情報などを電波もしくは赤外線を利用して送信を行うことが可能なデータに変換するための回路も有しており、無線データとして送受信されてきたデータを、中央演算処理装置30で処理を行うことが可能なデータに変換することができる。
無線通信回路39は、中央演算処理装置30と接続している。
[温度センサーの配置の説明:図4]
図4は、身体の皮膚表面の温度を検出する第1の温度センサー16と、気温を検出する第2の温度センサー17とを、身体情報発信端末2に配置した様子を示した図である。
本発明の実施形態においては、身体情報発信端末2は腕時計型として腕への装着を想定している。このように腕時計型の形状とすることによって、患者に違和感やストレスを感じさせることが無くなるのである。
図4(A)は、腕時計型の身体情報発信端末2を文字盤が見える方向から見た平面図である。気温の検出を行う第2の温度センサー17は、リューズの反対側の外装ケース脇に配置し、直接身体に接しない場所に配置を行っている。
図4(B)は、腕時計型の身体情報発信端末2を文字盤の裏側から見た平面図である。身体の皮膚表面の温度を検出する第1の温度センサー16は、身体情報発信端末2の文字盤の裏側のケース内側に配置され、身体と接触するケースを介して身体の皮膚表面の温度の検出を行う。無論、第1の温度センサー16の設置の方法は、これに限定されるものではない。文字盤の裏側のケースに開口部を設け、そこに第1の温度センサー16を設けても構わない。
第1の温度センサー16と第2の温度センサー17との配置は一例であって、重要な点は、この二つの温度センサーが同一の温度を測らないという点である。したがって、第1の温度センサー16は文字盤の裏側のケース内側でなくてもよく、バンド部分でもよい。第2の温度センサー17もリューズの反対側の外装ケース脇ではなくてもよく、例えば、文字盤の12時方向の外装ケースに配置してもよいのである。
[個人情報格納手段の説明:図2、図5]
図5は、身体情報発信端末2を装着する患者の個人情報が格納している個人情報格納手段50の構成を示した図である。図2と図5とを用いて説明する。
図5において、100は地域情報、101は情報送信先情報、102は端末装着者情報、103は端末装着者特有情報である。
本発明の実施形態において、個人情報格納手段50は、身体情報発信端末2の格納装置13に設ける電気的書き換え可能なリードオンリーメモリ15に格納する。
個人情報格納手段50は、患者が居住している地域情報100と、身体情報発信端末2で取得した活動情報の送信先を指定する情報送信先情報101と、端末のID照合用の情報である端末装着者情報102と、患者の特有情報(例えば、体温情報、習慣情報など)と、から構成している。
図5に図示する例では、地域情報100に「東京都西東京市」、情報送信先情報101に「端末1」、端末装着者情報102に「端末番号001」、端末装着者特有情報103に「“体温35.6度”、“身体の皮膚表面温度を体温に利用”、“起床時間6時”、“就寝時間21時”、“施設内温度管理有り”、“施設内設定温度27度”」の情報を格納している。
また、個人情報格納手段50に格納している情報は、入力手段56を用いてその内容を書き換えることもできる。本発明の実施形態においては、入力手段56は、通信により情報の入力が行われる場合について説明する。
例えば、図示しないホストコンピュータなどから入力手段56を利用して受信した個人情報は、通信インタフェース23から電気信号として入力が行われ、通信回路22で電気信号を中央演算処理装置10が処理可能なデータに変換される。変換されたデータは、身体情報発信端末2の格納装置13に設けられている電気的書き換え可能なリードオンリーメモリ15の一部である、個人情報格納手段50の情報の書き換えを行う。
[気象情報格納手段の説明:図2、図6]
図6は、身体情報発信端末2に格納している気象情報格納手段51の内容を示した図である。図2と図6とを用いて説明する。
図6において、120は地域情報、121は日の出/日の入時刻情報、122は平年気温情報、124は気象情報である。図6の例においては、気象情報124は、124aから124dまで4つの情報を気象情報格納手段51に格納している場合を説明する。
本発明の実施形態において、気象情報格納手段51は、身体情報発信端末2の格納装置13に設ける電気的書き換え可能なリードオンリーメモリ15に格納する。
気象情報格納手段51は、気象情報124がどの地域の情報であるかを示す地域情報120と、地域情報120が示す地域での日の出時刻と日の入時刻とを格納している日の出/日の入時刻情報121と、地域情報120が示す地域での月ごとの平年平均気温と、平年最高気温と、平年最低気温とを格納している平年気温情報122と、から構成する情報を、複数格納している。
例えば、気象情報124aには首都圏の特定地域の気象情報、気象情報124bには東北地方の特定地域の気象情報、気象情報124cには関西地方の特定地域の気象情報、気象情報124dには九州地方の特定地域の気象情報などである。図6に示す例では、地域情報124aは、東京都西東京市の気象情報を示している。
また、気象情報格納手段51に格納している情報は、入力手段56を用いてその内容を書き換えることもできる。本発明の実施形態においては、入力手段56は、通信により情報の入力が行われる場合について説明する。
例えば、図示しないホストコンピュータなどから入力手段56を利用して受信した気象情報は、通信インタフェース23から電気信号として入力が行われ、通信回路22で電気信号を中央演算処理装置10が処理可能なデータに変換される。変換されたデータは、身体情報発信端末2の格納装置13に設けられている電気的書き換え可能なリードオンリーメモリ15の一部である、気象情報格納手段51の情報の書き換えを行う。
気象情報格納手段51の内容を書き換えることができることによって、今まで格納されていた地域除法120と異なる地域に移転した場合でも、同じ身体情報発信端末2を使い続けることができる。
[中央演算処理装置の割り込み処理の説明:図7]
図7は、身体情報発信端末2に用いる中央演算処理装置10においての割り込み処理の流れを示したフロー図である。
本発明の実施形態において、振動センサー18と加速度センサー19とは、半導体素子を用いたセンサーを採用している。振動センサー18は、振動の周期に応じた交流波形を電圧出力する。電圧出力された交流波形は、コンパレータ回路25によってパルス波形に変換され、中央演算処理装置10に設けられている外部割り込み端子に入力している。加速度センサー19は、動きの強さに応じた交流波形を電圧出力する。電圧出力された交流
波形は、コンパレータ回路25によってパルス波形に変換され、中央演算処理装置10に設けられている外部割り込み端子に入力している。
中央演算処理装置10において、割り込みが発生した場合、振動センサー18での割り込みか判断を行う。(ステップ1)
もし、割り込み要因が振動センサー18からの割り込みと判断された場合、前回検出された振動センサー18の割り込み処理から経過した時間を格納している振動センサー検出タイマーの初期化を行う。(ステップ2)
振動センサーの状態を表す振動センサー情報に、振動を検出したという情報を保持し、割り込み処理を終了する。(ステップ3)
ステップ1において、振動センサー18での割り込み処理と判断されなかった場合、割り込み要因が加速度センサー19での割り込みであるか判断を行う。(ステップ4)
もし、割り込み要因が加速度センサー19からの割り込みと判断された場合、加速度センサーの状態を表す加速度センサー情報に、加速度を検出したという情報を保持する。(ステップ5)
割り込み要因が加速度センサー19からの割り込みと判断した場合、身体情報発信端末2の装着者が、転倒した可能性があるため、すぐさま活動情報を身体情報受信端末3に対して送信を行う必要がある。検出手段55で検出された情報と、計時手段52の時刻情報、カレンダー情報と、個人情報格納手段50の情報と、気象情報格納手段51の情報とを、活動情報として、送受信手段54を用いて情報の送信を行う。(ステップ6)
ステップ4において、加速度センサー19での割り込み処理と判断されなかった場合、割り込み要因がタイマーでの割り込みであるか判断を行う。(ステップ7)。
割り込み要因がタイマー割り込みと判断した場合、前回検出された振動センサー18の割り込み処理から経過した時間を格納している振動センサー検出タイマーの値を加算する。(ステップ8)
ステップ7において、加速度センサー19での割り込み処理と判断されなかった場合、割り込み処理を終了する。
[判断手段での処理の説明:図5、図8から図12]
図8と図9と図10とは、身体情報発信端末2の検出手段55で検出された情報と、個人情報格納手段50と、気象情報格納手段51と、計時手段52とから得られる情報と、を利用した活動情報を処理する際の処理を示したフロー図である。図8と図9とに示すフローは、判断手段53での処理を示し、図10に示すフローは、送受信手段54での処理を示している。
図11は、身体情報発信端末2の判断手段53で判断される端末装着状態の条件を示すマトリックス図である。
図12は、身体情報発信端末2の判断手段53で判断される端末照度の条件を示すマトリックス図である。
図8から図10のフロー図と図11および図12のマトリックス図とを交互に参照しながら説明を行う。
まず、身体の温度を検出する第1の温度センサー16と気温を検出する第2の温度セン
サー17とから温度の取得を行う。(ステップ10)
ちなみに、第1の温度センサー16は身体の皮膚表面の温度を測定するものであり、第1の温度センサー16単体で身体の真の体温を測るものではない。
つぎに、身体情報発信端末2が患者に装着されているかどうかの判断を行う。第1の温度センサー16と第2の温度センサー17とから取得した温度が、ほぼ同じであるかどうかの比較を行う。これが図11に示す第1条件である。(ステップ11)
患者が身体情報発信端末2を装着していないときには、第1の温度センサー16は人体の皮膚表面の温度ではなく、外気の温度を計測してしまうので、第1の温度センサー16で検出する温度と第2の温度センサー17で検出する温度とは等しくなる。したがって、第1の温度センサー16で検出する温度と第2の温度センサー17で検出する温度とが、明らかに等しくないと判断された場合、患者は身体情報発信端末2を装着していると判断する。そして、個人情報格納手段50の端末装着者特有情報103の確認を行う。(ステップ12)
図5に示す端末装着者特有情報103に「身体の皮膚表面温度を体温に利用」との情報が格納している場合には、第1の温度センサー16の情報を患者の体温として利用する。
もし、端末装着者特有情報103に「身体の真の体温を利用」との情報が格納している場合には、第1の温度センサー16の情報である身体の皮膚表面の温度から外挿し、身体の真の体温の算出を行い、第1の温度センサー16からの情報を算出した真の体温と置き換えを行う。(ステップ13)
第1の温度センサー16で検出する温度と第2の温度センサー17で検出する温度とが明らかに等しくないと判断する場合であるから、身体情報発信端末2が身体に装着されていると判断し、“端末装着中“のフラグを立てる。そして、このフラグを利用して温度センサーの状態を表す温度センサー情報に、身体情報発信端末2が身体に装着されていることを示す情報の保持を行う。さらに、温度センサーの状態を表す温度センサー情報に、第1の温度センサー16で検出する温度と、第2の温度センサー17で検出する温度との保持を行う。(ステップ14)
もしステップ11において、第1の温度センサー16で検出する温度と第2の温度センサー17で検出する温度とから取得した温度が、ほぼ同じであると判断された場合、患者は身体情報発信端末2を装着していない可能性があると判断する。そして、個人情報格納手段50の端末装着者特有情報103の確認を行う。(ステップ15)
図5に示す端末装着者特有情報103に「身体の皮膚表面温度を体温に利用」と情報を格納している場合には、第1の温度センサー16の情報を患者の体温として利用する。
もし、端末装着者特有情報103に「身体の真の体温を利用」との情報を格納している場合には、第1の温度センサー16の情報である身体の皮膚表面の温度から、身体の真の体温の算出を行い、第1の温度センサー16からの情報を算出した真の体温と置き換えを行う。(ステップ16)
患者が身体情報発信端末2を装着していない可能性を確認するため、別の条件で身体情報発信端末2が身体に装着されているかどうかの判定を行う。
個人情報格納手段50に格納している地域情報100と、この地域情報100に対応する気象情報格納手段51に格納している地域情報120の平年気温情報122と、計時手段52で計時している時刻情報と、カレンダー情報生成手段62で得られるカレンダー情報と、の取得を行う。(ステップ17)
気温を検出する第2の温度センサー17で検出する温度が、気象情報格納手段51に格納している平年気温情報122の平年最低気温から平年最高気温の間の気温であるか判断を行う。これが図11に示す第2条件である。(ステップ18)
ステップ18において、気温を検出する第2の温度センサー17で検出する温度が、気象情報格納手段51に格納している平年気温情報122の平年最低気温から平年最高気温の間の気温でないと判断された場合、身体情報発信端末2が布団など就寝器具に入るなどして身体の皮膚表面温度とほぼ同じになってしまったと判断し、“端末装着就寝中”のフラグを立てる。そして、このフラグを利用して温度センサーの状態を表す温度センサー情報に、就寝中であることを示す情報の保持を行う。さらに、温度センサーの状態を表す温度センサー情報に、第1の温度センサー16で検出する温度と、第2の温度センサー17で検出する温度との保持を行う。(ステップ19)
ステップ18において、気温を検出する第2の温度センサー17で検出する温度が、気象情報格納手段51に格納している平年気温情報122の平年最低気温から平年最高気温の間の気温と判断された場合、どの条件にも一致しないため、身体情報発信端末2は身体に装着されていないと判断し、“端末未装着”のフラグを立てる。そして、このフラグを利用して温度センサーの状態を表す温度センサー情報に、身体情報発信端末2が未装着であることを示す情報の保持を行う。さらに、温度センサーの状態を表す温度センサー情報に、第1の温度センサー16で検出する温度と、第2の温度センサー17で検出する温度との保持を行う。(ステップ20)
以上の判断の状態を図11に示す。第1条件と第2条件とを利用して患者が端末を装着しているかどうかの判断ができる。
つぎに、光センサーが検出した照度の情報の取得を行う。本発明の実施の形態において採用する光センサーは、明るいところではアナログ電圧値が高く検出され、暗くなるに従ってアナログ電圧値は低く検出されるものを想定して説明する。また明かりが存在しない真っ暗な場所においては、光センサーはアナログ電圧値を検出されない。(ステップ30)
図5に示す個人情報格納手段50の端末装着者特有情報103に、施設内温度管理有りという情報が格納しているかの判断を行う。(ステップ31)
もしステップ31での判断で、個人情報格納手段50の端末装着者特有情報103に、施設内温度管理有りと情報が格納されていなかった場合、光センサーが検出した照度が明るいかの判断を行う。本発明の実施の形態において、明るいと定義する照度は、晴天時に光センサーで計測する値とする。これが図12に示す第3条件である。(ステップ32)
ステップ32での判断で、光センサーが検出した照度が明るいと判断された場合、身体情報発信端末2に太陽光が当たっていると判断され、“外出中”のフラグを立てる。そして、このフラグを利用して光センサーの状態を表す光センサー情報に、外出中であることを示す情報の保持を行う。(ステップ33)
ステップ32での判断で、光センサーが検出した照度が明るくないと判断された場合、光センサーが検出した照度が暗いかの判断を行う。これも図12に示す第3条件である。(ステップ34)
ステップ34での判断で、光センサーが検出した照度が暗いと判断された場合、身体情報発信端末2を布団など就寝器具に入れるか、患者が就寝中であるため室内の明かりを消
灯している状態と判断され、“就寝中” のフラグを立てる。そして、このフラグを利用して光センサーの状態を表す光センサー情報に、就寝中であることを示す情報の保持を行う。(ステップ35)
ステップ34での判断で、光センサーが検出した照度が暗いと判断されなかった場合、身体情報発信端末2に室内の照明器具などの太陽光に比べて弱い明かりが当たっていると判断され、“室内” のフラグを立てる。そして、このフラグを利用して光センサーの状態を表す光センサー情報に、室内にいることを示す情報の保持を行う。(ステップ36)
ステップ32の判断で、光センサーが検出した照度が明るいと判断された場合、身体情報発信端末2に太陽光が当たっているのか、それとも明るい室内にいるのかの判断を行うため、別の条件で判定を行う。
個人情報格納手段50に格納している地域情報100と、この地域情報100に対応する気象情報格納手段51に格納している地域情報120の日の出/日の入時刻情報121と、計時手段52で計時している時刻情報と、カレンダー情報生成手段62で得られるカレンダー情報と、を利用して、日の出/日の入時刻情報121の取得を行う。(ステップ37)
ステップ37において取得した日の出/日の入時刻情報121と、計時手段52で計測している時刻情報との比較を行い、太陽が出ている時刻であるかの判断を行う。これが図12に示す第4条件である。(ステップ38)
もし、ステップ38での判断で、太陽が出ていない時刻と判断された場合には、外出している可能性が低いと判断して、“外出中” のフラグを“室内”に書き換える。そして、このフラグを利用して光センサーの状態を表す光センサー情報に、室内にいることを示す情報に修正を行う。(ステップ39)
もし、ステップ31での判断で、個人情報格納手段50の端末装着者特有情報103に、施設内温度管理有りという情報が格納している場合、個人情報格納手段50の端末装着者特有情報103に格納している施設内設定温度の取得を行う。(ステップ40)
気温を検出する第2の温度センサー17で検出した温度が、端末装着者特有情報103に格納している施設内設定温度とほぼ等しいかの判断を行う(ステップ41)
もし、ステップ41での判断で、気温を検出する第2の温度センサー17で検出した温度が、端末装着者特有情報103に格納している施設内設定温度とほぼ等しいと判断された場合、光センサーの情報に関らず、光りセンサー情報のフラグを“室内”に設定する。
もし、ステップ41での判断で、気温を検出する第2の温度センサー17で検出した温度が、端末装着者特有情報103に格納している施設内設定温度と等しくないと判断された場合、端末装着者特有情報103に、施設内温度管理有りという情報が格納していない場合と同じく、ステップ32からの処理を行う。
以上の判断の状態を図12に示す。第3条件と第4条件とを利用して患者が外出中であるか室内にいるか、就寝中であるかなどの判断ができる。
つぎに、判断手段53によって活動状況の判断が行われた情報である、振動センサー情報と加速度センサー情報と温度センサー情報と光センサー情報との取得を行う。(ステップ50)
身体情報発信端末2から身体情報受信端末3へ活動情報の送信を行うために、身体情報発信端末2の端末装着者情報102と情報送信先情報101と端末装着者特有情報103とを、個人情報格納手段50から取得する。(ステップ51)
ステップ40で取得した情報とステップ51で取得した情報とによって、身体情報受信端末3へ活動情報の送信を行う。(ステップ52)
身体情報発信端末2で活動情報の検出が行われる場合、検出手段55と送受信手段54と判断手段53とで処理が行われるが、設定された間隔で繰り返して活動情報の検出を行うことが可能であり、この繰り返し期間を任意に設けることも可能である。この活動情報の繰り返し検出の有無は、入力手段56から設定することができる。
繰り返し期間を設けることによって、図10のステップ52に示す情報の送信が行われた場合、中央演算処理装置10は休止状態となり、割り込み処理しか受け付けない状態となる。繰り返し期間をカウントするタイマーによって、繰り返し期間の終了を意味する割り込みを発生させ、中央演算処理装置10が休止状態から復帰し、図8のステップ10から再び処理が開始される。
さらに繰り返し期間を設けることによって、身体情報発信端末2の消費電力を押さえることが可能となる。加速度センサー19によって転倒などの急激な運動が検出された場合など、繰り返し期間を短く設定することによって、情報の送信間隔を短く身体情報受信端末3に情報送信することが可能となり、より詳細な活動状態を把握することも可能となる。
[身体情報受信端末での情報表示の説明:図13]
図13は、身体情報発信端末2から送信された情報が、身体情報受信端末3で受信され表示装置36に表示する様子を示した図である。
身体情報発信端末2の検出手段55によって検出された活動情報は、身体情報発信端末2の格納装置13に設けられているリードオンリーメモリ14に保持される。図13に示す例では、リードオンリーメモリメモリ14に保持している活動情報は、振動センサー情報「検出」、振動センサー検出タイマー「1分」、加速度センサー情報「なし」、温度センサー情報「端末装着中、第1の温度センサー情報:35度、第2の温度センサー情報:25度」、光センサー情報「室内」である。計時手段52で計時している時刻情報からの取得情報は、「15:30」、この時刻情報を利用してカレンダー情報生成手段62で得られるカレンダー情報は、「2004年6月1日」である。個人情報格納手段50からの取得情報は、情報送信先「端末1」、端末装着者「端末番号001」、「“体温35.6度”、“身体の皮膚表面温度を体温に利用”、“起床時間6時”、“就寝時間21時”、“施設内温度管理有り”」である。これらを送受信手段54によって、身体情報受信端末3に活動情報としての送信を行う。
身体情報受信端末3の図示されていない受信手段によって受信された情報は、格納装置33にあるランダムアクセスメモリ34に格納され、リードオンリーメモリ35に格納している身体情報受信端末3の動作プログラムによって、表示装置36に情報の表示が行われる。図13に示す例では、表示装置36には、患者の状態を文字で表現するように示しているが、もちろんこれに限定するものではない。身体情報発信端末2からの活動情報をグラフで表示したりアイコンのような絵文字で表現したりしても構わない。それらの動作は、格納装置33のリードオンリーメモリ35に動作プログラムとして格納しておけば、用途に応じて切り換えることも可能である。
図13に示すように、身体情報受信端末3を携帯する介護者は、身体情報発信端末2からの情報を、身体情報発信端末2の近くにいることなく得ることが可能である。この情報から、患者の状態を把握することができるため、患者の転倒などの危険予測を行うことも可能である。例えば、身体情報受信端末3の表示装置36に表示している情報が、11時現在の情報、装着状態の検出が「装着中」、起床時間が6時、就寝時間が21時、装着者の活動状態が「活動中」という内容の情報であったとする。この状態において、活動の検出時間の間隔が30分経過している場合、日中であるため就寝中であるとは考にくく、なぜ30分もの間、患者が活動していないのかと気がつく。この結果、介護者は、患者の様子が通常の状態ではないと予測することが可能となる。
また、本発明の身体情報発信端末3は、複数のセンサーを備え、個人情報や気象情報や時刻情報、カレンダー情報などから患者の状態を判断するために、誤報が少ないという特徴を有するものである。
本発明の活動把握システムは、より簡便な手法で身体情報発信端末の装着者の異常状態の検出が可能であるから、介護の支援システムに適する。さらに、患者の異常状態の検出に大掛かりな装置を必要としないため、疾病や加齢などの患者の介護に用いるシステムとして好適である。
本発明の活動把握システム全体を示す概略図である。 本発明の活動把握システムの身体情報発信端末を構成する回路ブロック図である。 本発明の活動把握システムの身体情報受信端末を構成する回路ブロック図である。 本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の第1の温度センサーと第2の温度センサーとを装着した様子を示した図である。 本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の個人情報格納手段に格納している情報の構成を示したブロック図である。 本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の気象情報格納手段に格納している情報の構成を示したブロック図である。 本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の中央演算処理装置での割り込み処理の流れを示すフロー図である。 本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の判断手段および送受信手段での処理の流れを示すフロー図である。 本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の判断手段および送受信手段での処理の流れを示すフロー図である。 本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の判断手段および送受信手段での処理の流れを示すフロー図である。 本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の判断手段での端末装着状態を判断する条件を示すマトリックス図である。 本発明の活動把握システムの身体情報発信端末の判断手段での端末照度を判断する条件を示すマトリックス図である。 本発明の活動把握システムの身体情報受信端末で情報を受信した場合の表示例を示した図である。
符号の説明
1 活動把握システム
2 身体情報発信端末
3 身体情報受信端末
10 中央演算処理装置
11 水晶発振回路
12 水晶振動子
13 格納装置
14 ランダムアクセスメモリ
15 リードオンリーメモリ
16 第1の温度センサー
17 第2の温度センサー
18 振動センサー
19 加速度センサー
20 光センサー
21 無線通信回路
22 通信回路
23 通信インタフェース
24 A/D変換器
25 コンパレータ回路
30 中央演算処理装置
31 水晶発振回路
32 水晶振動子
33 格納装置
34 ランダムアクセスメモリ
35 リードオンリーメモリ
36 表示装置
37 表示装置駆動回路
38 入力装置
39 無線通信回路
50 個人情報格納手段
51 気象情報格納手段
52 計時手段
53 判断手段
54 送受信手段
55 検出手段
56 入力手段
57 警告手段
62 カレンダー情報生成手段
100 地域情報
101 情報送信先情報
102 端末装着者情報
103 端末装着者特有情報
120 地域情報
121 日の出/日の入時刻情報
122 平年気温情報
124 気象情報

Claims (4)

  1. 身体に装着し身体の状態を検出して活動情報として発信する身体情報発信端末と、該活動情報を受信するとともに内容を表現する身体情報受信端末と、を有し、
    前記身体情報発信端末は、温度センサーと振動センサーと光センサーと加速度センサーとを有する検出手段と、
    時刻の計測を行う計時手段と、該計時手段から時刻情報を利用してカレンダー情報を得るカレンダー情報生成手段と、
    身体の情報を格納する個人情報格納手段と、
    気象情報を格納する気象情報格納手段と、
    前記検出手段から得られた情報と前記時刻情報と前記カレンダー情報と前記個人情報格納手段に格納している情報と前記気象情報格納手段に格納している情報とを利用して身体の状態を判断する判断手段と、
    該判断手段の内容を前記活動情報として送信する送受信手段と、を有し、
    前記身体情報受信端末は、前記活動情報を受信する受信手段と、利用者に対して前記活動情報を文字や記号や音を利用しての伝達する情報表現手段と、
    を有することを特徴とする活動把握システム。
  2. 前記温度センサーは、身体の皮膚表面の温度を検出する第1の温度センサーと、気温を検出する第2の温度センサーとからなり、
    前記振動センサーは、身体の動作を振動として検出し、
    前記光センサーは、前記身体情報発信端末の周囲の照度を検出し、
    前記加速度センサーは、前記身体情報発信端末に加わる衝撃や急激な加速度を検出し、
    前記送受信手段は、電波もしくは赤外線を利用し、前記活動情報を前記身体情報受信端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の活動把握システム。
  3. 前記光センサーは、前記身体情報発信端末の駆動電圧を発生する太陽電池からの発電電圧から前記身体情報発信端末の周囲の照度を検出することを特徴とする請求項2に記載の活動把握システム。
  4. 前記身体情報発信端末は、入力手段を有し、前記個人情報格納手段と前記気象情報格納手段とに格納している情報と前記カレンダー情報との内容の書き換えができることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の活動把握システム。
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