JP2001236288A - コンテンツ配信システム - Google Patents

コンテンツ配信システム

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JP2001236288A
JP2001236288A JP2000047671A JP2000047671A JP2001236288A JP 2001236288 A JP2001236288 A JP 2001236288A JP 2000047671 A JP2000047671 A JP 2000047671A JP 2000047671 A JP2000047671 A JP 2000047671A JP 2001236288 A JP2001236288 A JP 2001236288A
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JP
Japan
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terminal
content
capability
server device
distribution system
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Application number
JP2000047671A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Yamauchi
敏彰 山内
Nobuyuki Ema
信行 江間
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末装置に端末能力を通知する処理をさせず
に、端末能力を特定して、その能力に適合するコンテン
ツを配信できるようにする。 【解決手段】 端末14は、GW装置4に、LAN8を
通じてコンテンツ要求1000を通知する。コンテンツ
要求1000は、コンテンツサーバ装置1を特定する情
報、コンテンツサーバ装置1上のコンテンツを特定する
情報、端末14を特定する情報が含まれる。GW装置4
は、端末14からコンテンツ要求1000を受け取る
と、コンテンツ要求1000を解析し、コンテンツサー
バ装置1を特定する情報を解析し、コンテンツサーバ装
置1に対して、基幹通信回線3を通じて能力通知200
0をコンテンツサーバ装置1に通知する。こうしてコン
テンツサーバ装置1は、端末14に適合したコンテンツ
5000を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツサーバ
装置に置かれた画像や音声やホームページなどのコンテ
ンツを、基幹通信回線、ゲートウエイ装置、ローカルエ
リアネットワーク、アクセスサーバ装置、アクセス回線
などを使用して受信端末に送信するコンテンツ配信シス
テムに関するものである。特に、インターネットやイン
トラネットなどを通してコンテンツサーバ装置からコン
テンツを受信端末に提供するサービスのために使用する
ことを主な目的としている。
【0002】
【従来の技術】図13は従来のコンテンツ配信システム
の構成を示すブロック図である。この配信システムは、
コンテンツサーバ101,102、基幹通信回線10
3、ゲートウエイ(GW)装置104、ローカルエリア
ネットワーク(LAN)105、アクセスサーバ10
6,107、ISDN回線108、GSTN回線10
9、端末110,111からなる構成である。
【0003】コンテンツの受信端末である端末110
は、ISDN回線108、アクセスサーバ装置106、
LAN105、GW装置104、基幹通信回線103を
通じてコンテンツサーバ装置101,102に接続し、
コンテンツサーバ装置101,102に置かれているコ
ンテンツを受信する。コンテンツの受信端末である端末
111は、GSTN回線109、アクセスサーバ装置1
07、LAN105、GW装置104、基幹通信回線1
03を通じてコンテンツサーバ装置101,102に接
続し、コンテンツサーバ装置101,102に置かれて
いるコンテンツを受信する。
【0004】基幹通信回線103は、プロバイダ間を結
ぶインターネット回線などであり、ISDN回線10
8、およびGSTN回線109はアクセス回線として使
用される。LAN105の帯域幅は、128kbps以
上、ISDN回線108の帯域幅は64kbps、GS
TN回線109の帯域幅は28.8kbpsである。
【0005】図14にコンテンツサーバ装置102に置
かれているコンテンツの例を示す。コンテンツ5000
は、28.8kbps以上の帯域幅を有する通信路を使
用して受信することができる動画像である。GSTN回
線109は28.8kbps、ISDN回線108は6
4kbpsの帯域幅であるので、コンテンツ5000は
端末110、端末111のどちらでも受信可能である。
【0006】図15は、端末の能力や通信路に関係な
く、コンテンツサーバ装置102に置かれているコンテ
ンツを受信する際のシーケンス図である。端末110,
111はGW装置104経由でコンテンツサーバ装置1
02にコンテンツを要求し、コンテンツサーバ装置10
2は要求されたコンテンツをGW装置104経由で端末
110,111に送信する。
【0007】しかし、64kbpsの帯域幅を持つIS
DN回線108を使用してコンテンツ5000を受信す
る場合、回線の容量にさらに35.2kbps分の余裕
がある。一般に動画像データは、ビットレートを上げる
ことで画質の向上が見込める。64kbpsの帯域幅を
有効に使った場合、28.8kbpsの帯域幅の通信路
を使ったときに比べて、より高い画質の動画像を送信す
ることが可能となる。そこで通信路ごとに異なる帯域幅
を考慮し、複数のコンテンツを用意したのが図13のコ
ンテンツサーバ装置101である。
【0008】図16に、コンテンツサーバ装置101に
置かれているコンテンツの例を示す。コンテンツ500
0は、図13に示したコンテンツサーバ装置102で置
いているものと同じであり、28.8kbps以上の帯
域幅を有する通信路を使用して受信することができる動
画像である。コンテンツ5001は、64kbps以上
の帯域幅を有する通信路を使用して受信することがで
き、コンテンツ5002は、128kbps以上の帯域
幅を有する通信路を使用して受信することができる。同
じ内容であるが、コンテンツ5000よりも高画質の動
画像である。このように3種類のコンテンツを用意する
ことで、端末110,111は、ISDN回線108お
よびGSTN回線109のそれぞれの回線における最高
の画質の動画像コンテンツを受信することができる。
【0009】また、コンテンツサーバ装置101でコン
テンツを複数のオブジェクトに分割するか、あるいはコ
ンテンツサーバ装置102から送られてきたコンテンツ
をGW装置104で複数のオブジェクトに分割して送信
することにより、端末装置110,111は、その受信
能力や回線の帯域幅に対応したコンテンツを受信するこ
とができる。
【0010】コンテンツサーバ装置101は、コンテン
ツをオブジェクトに分割する際に、オブジェクトにオブ
ジェクト属性情報を付加する手段が設けられ、属性情報
を付加して端末110,111に送信する。また、コン
テンツサーバ装置101は、オブジェクトを送信する際
に通信路の特性を判断する手段と送信するオブジェクト
を選択する手段が設けられ、オブジェクト属性情報と通
信路の特性から送信するオブジェクトを選択して送信す
る。
【0011】こうして、コンテンツサーバ装置101
は、送信するオブジェクトを選択する際に、使用する通
信路の帯域幅がオブジェクトを送信するために必要な帯
域幅より狭い場合には、オブジェクト単位に分割して順
番に送信する、あるいは送信できるオブジェクトのみを
選択して送信する。
【0012】また、コンテンツサーバ装置101は、通
信中に変化する帯域幅を検知する手段が設けられ、通信
中に帯域幅が変化した場合、通信路の帯域幅がオブジェ
クトを送信するために必要な帯域幅より狭い場合には、
オブジェクト単位に分割して順番に送信する、あるいは
送信できるオブジェクトのみを選択して送信する。
【0013】端末装置110,111は、その処理能力
をコンテンツサーバ装置101あるいはGW装置104
に通知する手段を備え、コンテンツサーバ101は、コ
ンテンツ送信時にオブジェクトのいずれかを受信するた
めに必要な能力が受信端末にない場合には、受信可能な
オブジェクトのみを選択して送信する。
【0014】また、端末装置110,111は、通信中
の受信端末の使用可能なリソースをコンテンツサーバ装
置101あるいはGW装置104に通知する手段を備
え、受信端末のリソースが、オブジェクトを受信するた
めに必要なリソースより少ない場合には、コンテンツサ
ーバ装置101は受信可能なオブジェクトのみを選択し
て送信する。
【0015】図17は、コンテンツサーバ装置101で
コンテンツを複数のオブジェクトに分割して送信する場
合のシーケンス図である。端末110,111は、GW
装置104経由でその能力をコンテンツサーバ装置10
1に通知し、コンテンツサーバ装置101は、GW装置
104経由で端末110,111にAckを返し、端末
110,111はGW装置104経由でコンテンツサー
バ装置101にコンテンツの要求を送信し、コンテンツ
サーバ装置101はGW装置104経由で端末110,
111に合ったコンテンツを送信する。
【0016】図18は、コンテンツサーバ装置から送ら
れてきたコンテンツをGW装置で複数のオブジェクトに
分割して送信する場合のシーケンス図である。端末11
0,111は、その能力をGW装置104に通知し、G
W装置104は端末110,111にAckを返す。さ
らに、端末110,111はGW装置104経由でコン
テンツサーバ装置101にコンテンツの要求を送信し、
コンテンツサーバ装置101はGW装置104にコンテ
ンツを送信し、GW装置104は受信端末110,11
1に合ったコンテンツに分割し、分割されたコンテンツ
を端末110,111に送信する。いずれの方法でも、
端末110,111はその能力をコンテンツサーバ装置
101やGW装置104に通知する機能やシーケンスが
必要になる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、端末に自端末
の能力を通知する機能を持たせると、そのための処理を
するハードウェアやソフトウェアを搭載する必要があ
り、端末コストが高くなる。また、受信端末に携帯電話
やページャなどの貧弱なパフォーマンスしかないものを
用いることもあり、端末の能力を通知する処理が大きな
負担になる場合もある。
【0018】本発明は、端末装置に端末能力を通知する
処理をさせずに、端末能力を特定して、その能力に適合
するコンテンツを配信できるコンテンツ配信システムを
提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、基幹通信回線に接続されたコンテンツの
配信元となるコンテンツサーバ装置と、基幹通信回線及
びLANに接続するゲートウエイ装置と、LANに接続
された複数の端末装置とからなり、コンテンツサーバ装
置から基幹通信回線、ゲートウエイ装置、LANを経由
して複数の端末装置にコンテンツを配信するコンテンツ
配信システムである。そして、前記ゲートウエイ装置
は、前記端末装置の端末能力を特定する能力特定手段
と、該端末能力をコンテンツサーバ装置に通知する通知
手段とを備え、前記コンテンツサーバ装置は、前記ゲー
トウエイ装置から通知された前記端末能力により、該端
末能力に適合したコンテンツを選択し配信する配信手段
を備えたことを特徴とする。
【0020】前記ゲートウエイ装置は、LAN内で端末
を特定できるIPアドレスと該IPアドレスに対応する
端末の端末能力とを記憶する手段を備え、前記能力特定
手段は、端末装置から送られた前記IPアドレスに基づ
いて前記憶手段に記憶された情報により端末能力を特定
することを特徴とする。前記端末装置は、前記IPアド
レスと前記端末能力とを前記記憶手段に登録する手段を
備えてもよい。
【0021】前記ゲートウエイ装置は、端末能力別に割
り当てた接続ポートと、該接続ポート番号と該接続ポー
ト番号に対応する前記端末能力とを記憶する手段とを備
え、前記能力特定手段は、端末装置がアクセスしたポー
ト番号に基づいて前記憶手段に記憶された情報により端
末能力を特定することを特徴とする。前記ゲートウエイ
装置は、その管理者が前記端末能力に対応したポート番
号を前記記憶手段に登録できる手段を備えてもよい。
【0022】複数の前記ゲートウエイ装置は、前記端末
能力毎にそれぞれ割り当てられており、前記能力特定手
段は、前記端末装置がアクセスした前記ゲートウエイ装
置によって前記端末能力を特定することを特徴とする。
前記ゲートウエイ装置は、該ゲートウエイ装置ごとに接
続する前記端末装置の端末能力を管理者が登録できる手
段を備えてもよい。
【0023】また、本発明は、基幹通信回線に接続され
たコンテンツの配信元となるコンテンツサーバ装置と、
基幹通信回線及びLANに接続するゲートウエイ装置
と、LAN及び複数のアクセス回線に接続するアクセス
サーバ装置と、アクセス回線に接続された複数の端末装
置とからなり、コンテンツサーバ装置から基幹通信回
線、ゲートウエイ装置、LAN、アクセスサーバ装置、
アクセス回線を経由して複数の端末にコンテンツを配信
するコンテンツ配信システムである。そして、前記ゲー
トウエイ装置は、前記端末装置の端末能力を特定する能
力特定手段と、該端末能力をコンテンツサーバ装置に通
知する通知手段とを備え、コンテンツサーバ装置は、ゲ
ートウエイ装置から通知された前記端末能力により、該
端末能力に適合したコンテンツを選択し配信する配信手
段を備えたことを特徴とする。
【0024】前記ゲートウエイ装置は、前記端末装置が
アクセス回線、アクセスサーバ装置、LANを経由して
ゲートウエイ装置と接続するときに用いるアカウント名
とアカウント名に対応する前記端末装置の端末能力とを
記憶する手段と、接続した端末装置のIPアドレスから
該端末装置が接続するときに用いたアカウント名を取得
する手段とを備え、前記能力特定手段は、前記アカウン
ト取得手段により取得したアカウント名に基づいて前記
記憶手段に記憶された情報により端末能力を特定するこ
とを特徴とする。
【0025】前記ゲートウエイ装置は、前記端末装置が
アクセス回線、アクセスサーバ装置、LANを経由して
該ゲートウエイ装置と接続するときに用いるアカウント
名と、アカウント名に対応する端末装置の端末能力を記
憶する手段を備え、前記アクセスサーバ装置は、接続し
た端末装置のIPアドレスから該端末装置が接続すると
きに用いたアカウント名を前記ゲートウエイ装置に通知
し、前記能力特定手段は、該アカウント名に基づいて前
記記憶手段に記憶された情報により前記端末能力を特定
することを特徴とする。
【0026】前記端末装置は、該端末装置がアクセス回
線、アクセスサーバ装置、LANを経由してゲートウエ
イ装置と接続するときに用いるアカウント名と、アカウ
ント名に対応する端末装置の端末能力を、前記記憶手段
に登録する手段を備えてもよい。
【0027】前記アクセスサーバ装置は、端末能力別に
設けられ、該アクセスサーバ装置のIPアドレスと、前
記端末能力とを記憶する手段を備えることを特徴とす
る。前記ゲートウエイ装置は、その管理者が、アクセス
サーバのIPアドレスと、アクセスサーバに対応した端
末能力を前記記憶手段に登録できる手段を備えてもよ
い。
【0028】上記構成を備えた本発明において、GW装
置が端末の能力を特定することにより、GW装置がコン
テンツサーバに端末の能力を通知することができ、コン
テンツサーバは端末の能力に応じたコンテンツを送信す
ることができる。また、GW装置が端末能力を特定する
手段により、ユーザはGW装置に対して端末装置の設定
を一度行うだけで、それ以外は従来と同様に端末装置を
利用することができる。こうして、従来のように、端末
装置に端末能力を通知する手段を搭載する必要がなく、
GW装置を介してコンテンツサーバに接続を行うことに
よって、回線や受信能力にあわせたコンテンツを受信す
ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0030】図1は、本発明に係るコンテンツ配信シス
テムを示す構成図である。この配信システムはコンテン
ツサーバ1,2、基幹通信回線3、GW装置4、ISP
(Internet Service Provider)5と、LAN8、IS
DN回線12、GSTN回線13、端末装置14〜19
とから構成される。ISP5は、GW装置6と、管理サ
ーバ7と、LAN9、AS(アクセスサーバ)10,1
1とから構成される。
【0031】コンテンツサーバ1,2は、基幹通信回線
3を介してGW装置4,6に接続されている。GW装置
4は、LAN(Local Aria Network)8を介して端末1
4,15に接続されている。GW装置6は、LAN9を
介して管理サーバ7とAS10,11と接続している。
AS10は、ISDN回線12を介して端末16,17
と接続し、AS11は、GSTN回線13を介して端末
18,19と接続している。
【0032】コンテンツサーバ装置1,2は、動画像や
音声を配信するビデオサーバ(例えばVDOシステムサ
ーバなど)、Webページなどを配信するHTTPサー
バ、ファイル転送を行うFTPサーバ、携帯電話で使用
されるWAP(Wireless Application Protocol)サー
バなどである。基幹通信回線3は、インターネットなど
の広域通信網である。GW装置4は、基幹通信回線3と
LAN8を接続し、端末14,15がLAN8を通じて
基幹通信回線3へ送信する情報や、コンテンツサーバ装
置1,2が基幹通信回線を通じてLAN8へ送信する情
報を選別して送信する。LAN8に接続された端末1
4、15は、PC(Personal Computer)や、HPC(H
andheld Personal Computer)、携帯情報端末など、L
AN8に接続し、コンテンツサーバ装置1,2からの情
報を受信することができる端末である。
【0033】ISP5は、基幹通信回線3と、ISDN
回線12やGSTN回線13や、その他PHS回線、P
DC回線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber
Line)、ケーブルモデムなどのアクセス回線と接続し、
端末16〜19がアクセス回線を通じて基幹通信回線3
へ送信する情報や,コンテンツサーバ装置1,2が基幹
通信回線3を通じてアクセス回線の接続先端末16から
19へ送信する情報を選別して送信する。端末16〜1
9は、PC、HPC、携帯情報端末、携帯電話などであ
り、アクセス回線を通じてISP5と接続し、コンテン
ツサーバ装置1,2からの情報を受信することができ
る。
【0034】本システムで、LAN8に接続している端
末14,15がコンテンツサーバ装置1にアクセスし、
コンテンツサーバ装置1が端末14,15にコンテンツ
を配信する場合の構成は、図2のようになる。このとき
の動作を端末14を例にとり、図3を用いて説明する。
【0035】端末14は、GW装置4に、LAN8を通
じてコンテンツ要求1000を通知する。コンテンツ要
求1000は、コンテンツサーバ装置1を特定する情
報、コンテンツサーバ装置1上のコンテンツを特定する
情報、端末14を特定する情報が含まれる。コンテンツ
サーバ装置1がHTTPサーバの場合、コンテンツ要求
1000は、コンテンツサーバ装置1のURLと、端末
14のIPアドレスとなる。
【0036】GW装置4は、端末14からコンテンツ要
求1000を受け取ると、コンテンツ要求1000を解
析し、コンテンツサーバ装置1を特定する情報を解析
し、コンテンツサーバ装置1に対して、基幹通信回線3
を通じて能力通知2000をコンテンツサーバ装置1に
通知する。能力通知2000は、端末14の画面サイ
ズ、画素数、色数、音声の有無、JAVAのバージョ
ン、パフォーマンスなどである。
【0037】コンテンツサーバ装置1は、GW装置4よ
り能力通知2000を受信すると、Ack2001をG
W装置4に通知し、能力通知2000を受信したことを
GW装置4に通知する。GW装置4は、コンテンツ要求
3000をコンテンツサーバ装置1に通知する。コンテ
ンツ情報3000は、端末14がコンテンツ要求100
0によって要求したコンテンツを特定する情報である。
コンテンツ要求3000を受信したコンテンツサーバ装
置1は、コンテンツ要求3000で特定されたコンテツ
の中で、能力通知2000に適合したコンテンツ500
0を選択し、GW装置4に送信する。GW装置4は、コ
ンテンツサーバ装置1から送信されたコンテン5000
を端末14に送信し、端末14は適合したコンテンツ5
000を受信する。
【0038】図2に示した構成のシステムの動作は、上
記の通りであるが、次にLAN8に接続している端末1
4がコンテンツサーバ装置1にアクセスし、コンテンツ
サーバ装置1が端末14にコンテンツを配信する場合
に、GW装置4が端末14の端末能力を通知する方法を
3種類(第1〜第3の方法)述べる。
【0039】第1の方法は、GW装置4にIPアドレス
と端末能力の表を備えることにより、GW装置4にアク
セスした端末14の能力を特定する方法である。IPア
ドレスと端末能力の表の例を図4に示す。GW装置4は
この表を記憶部に記憶しておく。ここで、IPアドレス
は、LAN8に接続する端末や、GW装置4など全ての
機器にユニークにつけられる番号である。端末14はG
W装置4にコンテンツ要求を通知すると、GW装置4は
通知した端末14のIPアドレスを知ることができ、記
憶部から表を読み出して、このIPアドレスに対応した
端末能力を特定することができる。そして端末能力をコ
ンテンツサーバ装置1に通知する。
【0040】このようにGW装置4上にIPアドレスと
端末能力の表を作るためには、あらかじめGW装置4に
IPアドレスに対応した端末能力を入力しなければなら
ない。IPアドレスと端末能力を入力する方法の一つと
して、HTMLを使用する例を挙げる。GW装置4にH
TTPサーバの機能を備えることによって、Webペー
ジを立ち上げる。このWebページはHTMLやXML
を使用して記述され、このWebページはLAN8に接
続されたどの端末からも表示することができる。このW
ebページの例を図5に示す。このWebページからユ
ーザが端末14のIPアドレスや端末14の能力を入力
して登録する。このように、GW装置4に端末能力が通
知され、GW装置4は図4のようなIPアドレスと端末
能力の表を作り記憶することができる。
【0041】第2の方法は、GW装置4内に、端末の能
力別に接続ポートを備えることにより、接続ポートによ
って端末の能力を特定する方法である。GW装置4の接
続ポート番号と端末能力の表の例を図6に示す。接続ポ
ート番号とは、TCPやUDPを使用して端末がGW装
置4に接続や通知をする際に指定することができる番号
である。GW装置4の記憶部に、この表を記憶させてお
く。
【0042】GW装置4において、接続ポート番号別に
端末能力を設定する。図6では、11080番の接続ポ
ートは、画面サイズが17インチ以上で、画素数が12
80×1024以上、色数が24bit以上、音声あ
り、JAVAあり、パフォーマンスはPentiumII
300MHz以上の端末が接続できる接続ポートであ
る。端末14は、端末の能力に適合した接続ポート番号
を使って、GW装置4にコンテンツ要求1000を通知
することにより、GW装置4は端末の能力を知ることが
できる。
【0043】GW装置4の接続ポート番号と端末能力の
表は、GW装置4の管理者によってあらかじめ用意され
る。端末14を利用するユーザがどのポート番号へ接続
すればよいかは、ポート番号の情報をあらかじめ知って
いて、ユーザの責任で端末に適合したポート番号へ接続
しなければならない。また、端末能力の種類は、画面サ
イズ、画素数、色数、音声などの項目の組み合わせが考
えられ、全ての組み合わせをポート番号で対応させるの
は多くのポートを用意する必要があり、現実的でない。
そこで、端末能力として、代表的な組み合わせをいくつ
か用意し、その数だけポート番号を用意してもよい。
【0044】第3の方法は、端末の能力別にGW装置を
用意する方法である。この方法での構成を、図7に示
す。基幹通信回線3とLAN8を接続するGW装置を端
末能力別に、端末能力の種類の数だけ用意する。端末1
4,15は、端末14,15の能力に適合したGW装置
4,41にコンテンツ要求1000を通知する。GW装
置4,41は、コンテンツ要求1000を通知される
と、GW装置4,41には端末能力がそれぞれに1種類
だけ記憶されており、この端末能力を能力通知2000
としてコンテンツサーバ装置1に通知する。
【0045】どのGW装置にどの端末能力を割り振るか
は、GW装置の管理者が行う。端末を利用するユーザが
どのGW装置へ接続すればよいかは、GW装置のIPア
ドレスと端末能力の情報をユーザがあらかじめ知ってい
て、ユーザの責任で端末に適合したGW装置へ接続しな
ければならない。
【0046】また、端末能力の種類は、画面サイズ、画
素数、色数、音声などの項目の組み合わせが考えられ、
全ての組み合わせをGW装置で対応させるのは多くのG
W装置を用意する必要があり、現実的でない。そこで、
端末能力として、代表的な組み合わせをいくつか用意
し、その数だけGW装置を用意してもよい。
【0047】次に、図1のシステムにおいて、端末16
〜19がISP5にダイヤルアップ接続をする場合の構
成を図8に示す。端末16,17は、ISDN回線12
を用いてアクセスサーバ装置10に接続している。同様
に、端末18、19は、GSTN回線13を用いてアク
セスサーバ装置11に接続している。アクセスサーバ装
置10,11は、LAN9を通じてGW装置6に接続し
ている。また、管理サーバ装置7は、LAN9を通じ
て、GW装置6、アクセスサーバ装置10、11と接続
している。GW装置6は、基幹通信回線3を通じ、コン
テンツサーバ装置1と接続している。例えば、端末16
がISDN回線12、アクセスサーバ装置10、LAN
9、GW6、基幹通信回線3を経由してコンテンツサー
バ装置1のコンテンツを受信する動作を図9により説明
する。
【0048】まず、端末16がISP5と接続するシー
ケンスを説明する。端末16は、アクセスサーバ装置1
0とISDN回線12を用いて接続する。ISDN回線
12に接続されたら、端末16はアクセスサーバ装置1
0に、アカウント名とパスワード6000を通知する。
アカウント名は、ユーザがISP5と契約したときに決
められる文字列である。パスワードは、アカウント名を
使用しているユーザが契約したユーザと同一かを確認す
るための文字列である。
【0049】ここでは、端末16を例にとって説明す
る。アカウント名とパスワードは、管理サーバ装置7で
管理される。アクセスサーバ装置10は端末16からア
カウント名とパスワード6000を受信すると、管理サ
ーバ装置7にアカウント名とパスワード6001を通知
し、アカウント名とパスワードが正しいかの認証を管理
サーバ装置7に問い合わせる。管理サーバ装置7は、ア
カウント名とパスワードが正しい場合、接続許可通知6
005をアクセスサーバ装置10に送信し、アクセスサ
ーバ装置10は、端末16に接続許可通知6006を送
信する。端末16が接続許可通知6006を受信するこ
とにより、ISP5と端末16の接続が完了する。この
とき、端末16のIPアドレスが決定し、接続許可通知
6006を通じてIPアドレスが端末16に通知され
る。
【0050】次に、端末16がコンテンツサーバ装置1
からコンテンツを受信するシーケンスを説明する。端末
16はISDN回線12を通じて、アクセスサーバ装置
10にコンテンツ要求1000を通知する。コンテンツ
要求1000は、コンテンツサーバ装置1を特定する情
報、コンテンツサーバ装置1上のコンテンツを特定する
情報、端末16を特定する情報が含まれる。この中で、
端末16を特定する情報は、IPアドレスである。
【0051】ここで、本システムでダイヤルアップ接続
を用いる場合のGW装置6が端末16の能力を特定する
方法は3種類(第4〜第6の方法)あり、まず、第4の
方法を述べる。
【0052】アクセスサーバ装置10は、端末からコン
テンツ要求1000を受け取ると、コンテンツ要求10
01をGW装置6に通知する。コンテンツ要求1001
は、コンテンツ要求1000と同様である。GW装置6
は、端末16を使用するユーザのアカウント名をアクセ
スサーバ装置10に問い合わせる。GW装置6は、端末
16のIPアドレス1500をアクセスサーバ装置10
に通知し、アクセスサーバ装置10は、IPアドレスに
対応するアカウント名1501をGW装置6に通知す
る。
【0053】GW装置6は、図10のようなアカウント
名と端末能力の表を記憶しており、アカウント名に対応
した端末能力をコンテンツサーバ装置1に能力通知20
00として通知する。端末能力は、図10で管理した端
末そのものの能力と、端末がアクセスサーバ装置に接続
するための回線の種類別に、回線の帯域なども含めるこ
とができる。これが、GW装置6が端末の能力を特定す
る第4の方法である。
【0054】GW装置6に対して、アカウントと端末能
力を入力する方法の一つとして、HTMLを使用する例
を説明する。まず、GW装置6にHTTPサーバの機能
を備えることによって、Webページを立ち上げる。こ
のWebページはHTMLを使用して記述され、このW
ebページはLAN9に接続されたどの端末からも表示
することができる。このWebページの例としては、図
5に示す端末能力設定画面の中で、端末のIPアドレス
の部分がアカウントとなっているものが挙げられる。こ
のWebページからユーザが端末16のアカウントや端
末16の能力を入力することにより、GW装置6に端末
能力が通知され、GW装置6は図10のようなアカウン
トと端末能力の表を作り、記憶部に記憶する。
【0055】コンテンツサーバ装置1は、GW装置6よ
り能力通知2000を受信すると、Ack2001をG
W装置6に通知し、能力通知2000を受信したことを
GW装置6に通知する。GW装置6は、コンテンツ要求
3000をコンテンツサーバ装置1に通知する。コンテ
ンツ情報3000は、端末14がコンテンツ要求100
1によって要求したコンテンツを特定する情報である。
コンテンツ要求3000を受信したコンテンツサーバ装
置1は、コンテンツ要求3000で特定されたコンテン
ツの中で、能力通知2000に適合したコンテンツ50
00を選択し、GW装置6に送信する。GW装置6は、
コンテンツサーバ装置1から送信されたコンテンツ50
00をアクセスサーバ装置10経由で端末14に送信
し、端末14は端末14に適合したコンテンツ5000
を受信する。
【0056】本システムでダイヤルアップ接続を用い
て、アクセスサーバ装置に接続する場合の、GW装置が
端末の能力を特定する第5の方法を述べる。図9におい
て、GW装置6が端末16のアカウント名を問い合わせ
る手順を省略するための方法を図11により説明する。
【0057】端末16からコンテンツ要求1000を受
信したアクセスサーバ装置10は、コンテンツ要求10
01をGW装置6に通知する。このコンテンツ要求10
01に、コンテンツサーバ装置1を特定する情報、コン
テンツサーバ装置1上のコンテンツを特定する情報と、
端末16のアカウント名を含めることにより、GW装置
6はアクセスサーバ装置10にアカウント名を問い合わ
せずに、端末16のアカウント名を特定し、端末16の
端末能力を特定することができる。GW装置に対して、
アカウントと端末能力を入力する方法としては、GW装
置が端末の能力を特定する第4の方法で述べたHTML
を使用する例と同様な方法を用いることができる。
【0058】本システムでダイヤルアップ接続を用い
て、アクセスサーバ装置に接続する場合のGW装置が端
末の能力を特定する第6の方法を述べる。端末の能力別
にアクセスサーバ装置を用意し、端末は端末能力に適合
したアクセスサーバ装置に接続することにより、GW装
置6は端末能力を特定する。LAN9と端末を接続する
アクセスサーバ装置を端末能力別に、端末能力の種類の
数だけ用意する。
【0059】図8に示すように、端末16〜19は、端
末能力に適合したアクセスサーバ装置10,11にアク
セスし、接続する。端末から見ると、アクセスサーバ装
置10,11への接続の切り替えは、電話番号を変更す
ればよい。つまり、アクセスサーバ装置10,11ごと
に異なる電話番号が用意され、端末16〜19は端末能
力に適合するアクセスサーバ装置10,11の電話番号
を使用することにより、端末能力に適合するアクセスサ
ーバ装置10、11に接続する。例えば、端末16は、
アクセスサーバ装置10にコンテンツ要求1000を送
信し、アクセスサーバ装置10はコンテンツ要求100
1をGW装置6に送信する。コンテンツ要求1001に
は、アクセスサーバ装置10のIPアドレスが含まれて
いる。GW装置6は図12のようなアクセスサーバ装置
のIPアドレスと端末能力の表を記憶部に記憶してお
り、アクセスサーバ装置10に対応した端末能力を能力
通知2000としてコンテンツサーバ装置1に通知す
る。
【0060】この方法を用いた場合、アクセスサーバ装
置ごとに接続する端末能力が決められているため、GW
装置6に対して、端末能力を入力する方法としては、あ
らかじめ、アクセスサーバ装置10,11のIPアドレ
スと端末能力を管理者が入力しておく方法を用いること
ができる。つまり、管理者は、あらかじめGW装置6に
対して、図12で示すようなアクセスサーバ装置10,
11のIPアドレスと端末能力を入力することになる。
【0061】また、端末能力の種類は、画面サイズ、画
素数、色数、音声などの項目の組み合わせが考えられ、
全ての組み合わせをアクセスサーバ装置で対応させるの
は多くのアクセスサーバ装置を用意する必要があり、現
実的でない。そこで、端末能力として、代表的な組み合
わせをいくつか用意し、その数だけアクセスサーバ装置
を用意してもよい。
【0062】本システムのいずれの場合も、端末から見
たときのシーケンスが、従来のシーケンスと同じにな
る。従来のシーケンスは、端末から見たとき、コンテン
ツ要求1000を送信し、コンテンツ5000を受信す
るだけである。本システムのいずれのシーケンスも、端
末から見ると、コンテンツ要求を送信し、コンテンツを
受信するだけであり、端末の機能としては、従来の端末
をそのまま利用することができる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、GW装置が端末や回線
の帯域幅を管理することにより、従来から端末が持って
いる機能を使用して、または、あらかじめ端末の受信能
力をGW装置に登録することにより、端末に対して受信
能力をコンテンツサーバに伝えるような新たな機能を追
加する必要がなく、上記のGW装置を介してコンテンツ
サーバに接続を行うことによって、回線や受信能力にあ
わせたコンテンツを受信することができる。
【0064】これより、端末に、端末の能力を通知する
処理をするための新たなハードウェアやソフトウェアを
搭載する必要がなくなる。また、端末が携帯電話やペー
ジャなどの貧弱なパフォーマンス及びリソースしかない
ものであっても、端末の能力を通知する処理を必要とせ
ず、端末に新たな負担をかけることなく、端末能力に対
応したコンテンツを受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンテンツ配信システムを示す全
体構成図である。
【図2】図1において、LANに端末が接続されている
構成例を示す図である。
【図3】LANに端末が接続されている場合のシーケン
スを示す図である。
【図4】端末がLANに接続されている場合のGW装置
が管理する端末能力管理表の例を示す図である。
【図5】端末能力管理表を作成するための端末能力設定
画面の例を示す図である。
【図6】GW装置の接続ポート番号で端末能力を管理す
る場合の端末能力管理表の例を示す図である。
【図7】端末能力別にGW装置を用意した構成例を示す
図である。
【図8】端末がダイヤルアップ接続を使用する場合の構
成例を示す図である。
【図9】アクセスサーバ装置に接続する場合のシーケン
スを示す図である。
【図10】アクセスサーバ装置に接続する場合のアカウ
ント名で端末能力を管理する端末能力管理表の例を示す
図である。
【図11】アクセスサーバ装置に接続する場合のシーケ
ンスの例を示す図である。
【図12】アクセスサーバ装置に接続する場合にアクセ
スサーバ装置のIPアドレスで端末能力を管理する場合
の端末能力を管理する表の例を示す囲である。
【図13】従来のコンテンツ配信システムを示す構成図
である。
【図14】コンテンツサーバ装置に置かれるコンテンツ
の例である。
【図15】端末がGW装置を経由してコンテンツサーバ
装置からコンテンツを取得する従来のシーケンスの例を
示す図である。
【図16】コンテンツサーバ装置に置かれる端末の能力
別のコンテンツの例である。
【図17】端末の能力に適合したコンテンツを端末に送
信する従来のシーケンスの例を示す図である。
【図18】端末の能力に適合したコンテンツを端末に送
信する従来のシーケンスの他の例を示す図である。
【符号の説明】
1,2 コンテンツサーバ装置 3 基幹通信回線 4,6 GW装置 7 管理サーバ装置 8,9 LAN 10,11 アクセスサーバ装置 14〜19 端末 1000 コンテンツ要求 1001 コンテンツ要求 1500 アドレス 1501 アカウント名 2000 能力通知 2001 Ack 3000 コンテンツ要求 5000 コンテンツ 5001 コンテンツ 5002 コンテンツ 6000 パスワード 6001 パスワード 6005 接続許可通知 6006 接続許可通知
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 GA31 HA06 HA10 JA33 JB02 JB03 JB04 JB05 JB14 KA04 KA06 KB06 KC15 KC23 KC59 5K030 HA08 HC14 HD03 JT02 KA04 LC01 5K034 EE11 FF02 FF13 MM08 9A001 BB03 BB04 CC08 DD10 JZ25

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基幹通信回線に接続されたコンテンツの
    配信元となるコンテンツサーバ装置と、基幹通信回線及
    びローカルエリアネットワークに接続するゲートウエイ
    装置と、ローカルエリアネットワークに接続された複数
    の端末装置とからなり、コンテンツサーバ装置から基幹
    通信回線、ゲートウエイ装置、ローカルエリアネットワ
    ークを経由して複数の端末装置にコンテンツを配信する
    コンテンツ配信システムにおいて、 前記ゲートウエイ装置は、前記端末装置の端末能力を特
    定する能力特定手段と、該端末能力をコンテンツサーバ
    装置に通知する通知手段とを備え、 前記コンテンツサーバ装置は、前記ゲートウエイ装置か
    ら通知された前記端末能力により、該端末能力に適合し
    たコンテンツを選択し配信する配信手段を備えたことを
    特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 【請求項2】 前記ゲートウエイ装置は、ローカルエリ
    アネットワーク内で端末を特定できるIPアドレスと該
    IPアドレスに対応する端末の端末能力とを記憶する手
    段を備え、 前記能力特定手段は、端末装置から送られた前記IPア
    ドレスに基づいて前記憶手段に記憶された情報により端
    末能力を特定することを特徴とする請求項1記載のコン
    テンツ配信システム。
  3. 【請求項3】 前記端末装置は、前記IPアドレスと前
    記端末能力とを前記記憶手段に登録する手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項2のコンテンツ配信システム。
  4. 【請求項4】 前記ゲートウエイ装置は、端末能力別に
    割り当てた接続ポートと、該接続ポート番号と該接続ポ
    ート番号に対応する前記端末能力とを記憶する手段とを
    備え、 前記能力特定手段は、端末装置がアクセスしたポート番
    号に基づいて前記憶手段に記憶された情報により端末能
    力を特定することを特徴とする請求項1記載のコンテン
    ツ配信システム。
  5. 【請求項5】 前記ゲートウエイ装置は、その管理者が
    前記端末能力に対応したポート番号を前記記憶手段に登
    録できる手段を備えることを特徴とする請求項4記載の
    コンテンツ配信システム。
  6. 【請求項6】 複数の前記ゲートウエイ装置は、前記端
    末能力毎にそれぞれ割り当てられており、 前記能力特定手段は、前記端末装置がアクセスした前記
    ゲートウエイ装置によって前記端末能力を特定すること
    を特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  7. 【請求項7】 前記ゲートウエイ装置は、該ゲートウエ
    イ装置ごとに接続する前記端末装置の端末能力を管理者
    が登録できる手段を備えることを特徴とする請求項6の
    コンテンツ配信システム。
  8. 【請求項8】 基幹通信回線に接続されたコンテンツの
    配信元となるコンテンツサーバ装置と、基幹通信回線及
    びローカルエリアネットワークに接続するゲートウエイ
    装置と、ローカルエリアネットワーク及び複数のアクセ
    ス回線に接続するアクセスサーバ装置と、アクセス回線
    に接続された複数の端末装置とからなり、コンテンツサ
    ーバ装置から基幹通信回線、ゲートウエイ装置、ローカ
    ルエリアネットワーク、アクセスサーバ装置、アクセス
    回線を経由して複数の端末にコンテンツを配信するコン
    テンツ配信システムにおいて、 前記ゲートウエイ装置は、前記端末装置の端末能力を特
    定する能力特定手段と、該端末能力をコンテンツサーバ
    装置に通知する通知手段とを備え、 コンテンツサーバ装置は、ゲートウエイ装置から通知さ
    れた前記端末能力により、該端末能力に適合したコンテ
    ンツを選択し配信する配信手段を備えたことを特徴とす
    るコンテンツ配信システム。
  9. 【請求項9】 前記ゲートウエイ装置は、前記端末装置
    がアクセス回線、アクセスサーバ装置、ローカルエリア
    ネットワークを経由してゲートウエイ装置と接続すると
    きに用いるアカウント名とアカウント名に対応する前記
    端末装置の端末能力とを記憶する手段と、接続した端末
    装置のIPアドレスから該端末装置が接続するときに用
    いたアカウント名を取得する手段とを備え、 前記能力特定手段は、前記アカウント取得手段により取
    得したアカウント名に基づいて前記記憶手段に記憶され
    た情報により端末能力を特定することを特徴とする請求
    項8記載のコンテンツ配信システム。
  10. 【請求項10】 前記ゲートウエイ装置は、前記端末装
    置がアクセス回線、アクセスサーバ装置、ローカルエリ
    アネットワークを経由して該ゲートウエイ装置と接続す
    るときに用いるアカウント名と、アカウント名に対応す
    る端末装置の端末能力を記憶する手段を備え、 前記アクセスサーバ装置は、接続した端末装置のIPア
    ドレスから該端末装置が接続するときに用いたアカウン
    ト名を前記ゲートウエイ装置に通知し、 前記能力特定手段は、該アカウント名に基づいて前記記
    憶手段に記憶された情報により前記端末能力を特定する
    ことを特徴とする請求項8記載のコンテンツ配信システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記端末装置は、該端末装置がアクセ
    ス回線、アクセスサーバ装置、ローカルエリアネットワ
    ークを経由してゲートウエイ装置と接続するときに用い
    るアカウント名と、アカウント名に対応する端末装置の
    端末能力を、前記記憶手段に登録する手段を備えること
    を特徴とする請求項9又は10記載のコンテンツ配信シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記アクセスサーバ装置は、端末能力
    別に設けられ、該アクセスサーバ装置のIPアドレス
    と、前記端末能力とを記憶する手段を備えることを特徴
    とする請求項8記載のコンテンツ配信システム。
  13. 【請求項13】 前記ゲートウエイ装置は、その管理者
    が、アクセスサーバのIPアドレスと、アクセスサーバ
    に対応した端末能力を前記記憶手段に登録できる手段を
    備えることを特徴とする請求項12記載のコンテンツ配
    信システム。
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