JP2001234773A - エンジンの制御装置 - Google Patents
エンジンの制御装置Info
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- JP2001234773A JP2001234773A JP2000052091A JP2000052091A JP2001234773A JP 2001234773 A JP2001234773 A JP 2001234773A JP 2000052091 A JP2000052091 A JP 2000052091A JP 2000052091 A JP2000052091 A JP 2000052091A JP 2001234773 A JP2001234773 A JP 2001234773A
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- Japan
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- air
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- Pending
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】アイドル回転数制御の制御量の学習更新を改善
し比較的短期的な負荷変動にも良好なエンジン制御を行
う。 【解決手段】アイドル回転数制御の目標エンジン回転数
に対する帰還制御量の学習値への反映回数を制限し、ま
た帰還制御量の絶対値が所定の値をこえた時に行うよう
に構成する。 【効果】冷媒を圧縮するコンプレッサの容量が状況に応
じて変化する可変容量エアコンの負荷変動にも安定した
アイドル回転数制御の学習及びエンジン制御を行うこと
ができる。
し比較的短期的な負荷変動にも良好なエンジン制御を行
う。 【解決手段】アイドル回転数制御の目標エンジン回転数
に対する帰還制御量の学習値への反映回数を制限し、ま
た帰還制御量の絶対値が所定の値をこえた時に行うよう
に構成する。 【効果】冷媒を圧縮するコンプレッサの容量が状況に応
じて変化する可変容量エアコンの負荷変動にも安定した
アイドル回転数制御の学習及びエンジン制御を行うこと
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのアイド
ル回転数制御手段を備えたエンジンの制御装置に関し、
特にエアコンの負荷変動に対応した、制御を行うエンジ
ン制御に関する。
ル回転数制御手段を備えたエンジンの制御装置に関し、
特にエアコンの負荷変動に対応した、制御を行うエンジ
ン制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、特開平9−72237号で示さ
れるように、機関の製造後から所定期間を経過するまで
に、第1の所定条件が満たされたときに行う急速学習
と、前記急速学習手段による学習の終了後、前記急速学
習手段で学習された学習値を初期値として前記学習値を
更新する通常学習手段を有し、製造上発生する部品や期
間の初期ばらつきによる制御値と目標吸入空気流量との
相関のずれに対しては、急速学習手段によって速やかに
学習を完了し、その後、部品の劣化や機関のフリクショ
ン等により徐々に変化する目標吸入空気流量との相関の
ずれに対しては、通常学習手段でゆっくりと学習するよ
うに学習の切替えを行うことができるとしている。
れるように、機関の製造後から所定期間を経過するまで
に、第1の所定条件が満たされたときに行う急速学習
と、前記急速学習手段による学習の終了後、前記急速学
習手段で学習された学習値を初期値として前記学習値を
更新する通常学習手段を有し、製造上発生する部品や期
間の初期ばらつきによる制御値と目標吸入空気流量との
相関のずれに対しては、急速学習手段によって速やかに
学習を完了し、その後、部品の劣化や機関のフリクショ
ン等により徐々に変化する目標吸入空気流量との相関の
ずれに対しては、通常学習手段でゆっくりと学習するよ
うに学習の切替えを行うことができるとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの手法では、
前述した冷媒を圧縮するコンプレッサの容量が状況に応
じて変化する可変容量エアコンの負荷変動を追従して学
習値が常に変化することとなり、前記可変容量エアコン
の負荷変動周期と、学習更新周期によっては、アイドル
回転数が安定しないことがある。
前述した冷媒を圧縮するコンプレッサの容量が状況に応
じて変化する可変容量エアコンの負荷変動を追従して学
習値が常に変化することとなり、前記可変容量エアコン
の負荷変動周期と、学習更新周期によっては、アイドル
回転数が安定しないことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題を解決するためのエ
ンジンの制御装置は、エンジンの吸入する空気量を制御
する手段と、エンジンの回転数を検出する手段と、エン
ジンのアイドル時に目標とする回転数を得る手段と、前
記エンジンの回転数と前記目標とする回転数から前記エ
ンジンの吸入する空気量を制御する手段に制御量を与え
る手段と、前記エンジンの吸入する空気量の制御量に基
本量と基本量からのずれを補う帰還制御量を有する手段
と、エンジンからエアコンの動力を得る手段と、エアコ
ンが作動中であることを検出する手段と、エアコンが作
動中に前記空気量の制御量の基本量からのずれを補う帰
還制御量の絶対値の大きさに応じて前記帰還制御量を格
納する手段と、前記帰還制御量を格納した時点で前記帰
還制御量を初期化する手段と、前記格納された帰還制御
量をエアコン動作中に前記空気量を制御する手段に反映
する手段と、前記帰還制御量を格納する回数を予め定め
られた所定の回数に制限する手段とを備えたことを特徴
とするものである。
ンジンの制御装置は、エンジンの吸入する空気量を制御
する手段と、エンジンの回転数を検出する手段と、エン
ジンのアイドル時に目標とする回転数を得る手段と、前
記エンジンの回転数と前記目標とする回転数から前記エ
ンジンの吸入する空気量を制御する手段に制御量を与え
る手段と、前記エンジンの吸入する空気量の制御量に基
本量と基本量からのずれを補う帰還制御量を有する手段
と、エンジンからエアコンの動力を得る手段と、エアコ
ンが作動中であることを検出する手段と、エアコンが作
動中に前記空気量の制御量の基本量からのずれを補う帰
還制御量の絶対値の大きさに応じて前記帰還制御量を格
納する手段と、前記帰還制御量を格納した時点で前記帰
還制御量を初期化する手段と、前記格納された帰還制御
量をエアコン動作中に前記空気量を制御する手段に反映
する手段と、前記帰還制御量を格納する回数を予め定め
られた所定の回数に制限する手段とを備えたことを特徴
とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図を用いて
説明する。図1は、本発明のエンジン制御のアイドル回
転数制御の主な構成を示している。ブロック101は、
エンジン水温を読み込み、エンジンのアイドル時の目標
回転数を検索する。ブロック102は、前記検索された
目標回転数とエンジン回転数の差分からアイドル回転数
を制御するための補正値ISCFBを演算するものであ
る。ブロック103はイグニッションスイッチ,バッテ
リ電圧を読み込み、前記目標回転数との差分及びISCFB
を取り込み可変容量エアコンのアイドル回転数制御学習
を行うものである。ブロック106はスイッチとなって
おり、エアコンクラッチがONしたとき、前記可変容量
エアコンのアイドル回転数制御学習値をISCFBに反
映させるようになっている。ブロック107は、切替ス
イッチとなっており、エアコンクラッチの状態に応じ
て、アイドル回転数制御の基本空気流量テーブルをエア
コンOFF時の基本空気流量(ブロック104)とエア
コンON時の基本空気流量に切替えるようにしている。
上記の如く演算された前記可変容量エアコンの学習値と
前記基本空気流量はブロック108と109の加算器で
加算され、ブロック110のスロットル通過空気量制御
手段へ送られる。尚、本実施例では前記スロットル通過
空気量制御手段にスロットル開度調整手段とスロットル
補助空気量制御手段の2つが含まれているが、実際に
は、どちらか1つの制御手段でも目的を達成できる。
説明する。図1は、本発明のエンジン制御のアイドル回
転数制御の主な構成を示している。ブロック101は、
エンジン水温を読み込み、エンジンのアイドル時の目標
回転数を検索する。ブロック102は、前記検索された
目標回転数とエンジン回転数の差分からアイドル回転数
を制御するための補正値ISCFBを演算するものであ
る。ブロック103はイグニッションスイッチ,バッテ
リ電圧を読み込み、前記目標回転数との差分及びISCFB
を取り込み可変容量エアコンのアイドル回転数制御学習
を行うものである。ブロック106はスイッチとなって
おり、エアコンクラッチがONしたとき、前記可変容量
エアコンのアイドル回転数制御学習値をISCFBに反
映させるようになっている。ブロック107は、切替ス
イッチとなっており、エアコンクラッチの状態に応じ
て、アイドル回転数制御の基本空気流量テーブルをエア
コンOFF時の基本空気流量(ブロック104)とエア
コンON時の基本空気流量に切替えるようにしている。
上記の如く演算された前記可変容量エアコンの学習値と
前記基本空気流量はブロック108と109の加算器で
加算され、ブロック110のスロットル通過空気量制御
手段へ送られる。尚、本実施例では前記スロットル通過
空気量制御手段にスロットル開度調整手段とスロットル
補助空気量制御手段の2つが含まれているが、実際に
は、どちらか1つの制御手段でも目的を達成できる。
【0006】図2は、本実施例のエンジン回りの構成の
一例である。エンジン201には、エンジンの吸気管の
入り口側近辺に設定され、電気的信号に基づいてエンジ
ンの吸入する空気流量を制御するスロットル開度制御装
置202,吸気管の圧力を検出する吸気管圧力センサ2
03,エンジンの回転数を検出するクランク角度センサ
204,電気的信号に基づいてエンジンに燃料を供給す
る燃料噴射弁205,電気的信号に基づいてエンジンの
シリンダ内の燃料混合気に点火する点火栓206,エンジン
の排気管に設定され排気ガス中の酸素濃度を検出する酸
素濃度センサ207,運転者の意図するアクセル開度を
電気的信号に変換するアクセルペダルセンサ208,エ
ンジンの回転を動力とし、冷媒を圧縮する可変容量エア
コンコンプレッサ及び電気的信号に基づいてON/OF
Fするエアコンクラッチ209,排気管の下流に設定さ
れ排気ガスの有害成分を酸化,還元を行う触媒210、
及び前記センサ類の電気的信号を処理し、前記アクチュ
エータを電気的信号で駆動し、エンジンを制御するコン
トロールユニット211から構成されている。本実施例
では、アクセルペダルの開度を電気的信号に変換、コン
トロールユニットで処理し、スロットルバルブを電気的
信号で制御する構成としているが、アクセルペダルとス
ロットルバルブがワイヤで連結されている構成でもよ
い。また、本実施例の可変容量コンプレッサは、冷媒の
圧縮するストロークを変化させるものや、圧縮された冷
媒を再循環させるタイプが相当する。
一例である。エンジン201には、エンジンの吸気管の
入り口側近辺に設定され、電気的信号に基づいてエンジ
ンの吸入する空気流量を制御するスロットル開度制御装
置202,吸気管の圧力を検出する吸気管圧力センサ2
03,エンジンの回転数を検出するクランク角度センサ
204,電気的信号に基づいてエンジンに燃料を供給す
る燃料噴射弁205,電気的信号に基づいてエンジンの
シリンダ内の燃料混合気に点火する点火栓206,エンジン
の排気管に設定され排気ガス中の酸素濃度を検出する酸
素濃度センサ207,運転者の意図するアクセル開度を
電気的信号に変換するアクセルペダルセンサ208,エ
ンジンの回転を動力とし、冷媒を圧縮する可変容量エア
コンコンプレッサ及び電気的信号に基づいてON/OF
Fするエアコンクラッチ209,排気管の下流に設定さ
れ排気ガスの有害成分を酸化,還元を行う触媒210、
及び前記センサ類の電気的信号を処理し、前記アクチュ
エータを電気的信号で駆動し、エンジンを制御するコン
トロールユニット211から構成されている。本実施例
では、アクセルペダルの開度を電気的信号に変換、コン
トロールユニットで処理し、スロットルバルブを電気的
信号で制御する構成としているが、アクセルペダルとス
ロットルバルブがワイヤで連結されている構成でもよ
い。また、本実施例の可変容量コンプレッサは、冷媒の
圧縮するストロークを変化させるものや、圧縮された冷
媒を再循環させるタイプが相当する。
【0007】図3は、本実施例のエンジンの吸入する空
気流量を制御する一例である。前記コントロールユニッ
トから送られるスロットル開度指令値301の電気的信
号に基づいてスロットルバルブ駆動モータ302を駆動
し、スロットルバルブ303を制御する構成である。
気流量を制御する一例である。前記コントロールユニッ
トから送られるスロットル開度指令値301の電気的信
号に基づいてスロットルバルブ駆動モータ302を駆動
し、スロットルバルブ303を制御する構成である。
【0008】図4は、本実施例のエンジンの吸入する空
気流量を制御する他の例である。前記コントロールユニ
ットから送られる補助空気系開度指令403の電気的信
号に基づいて補助空気系駆動アクチュエータ404を駆
動し、スロットルバルブ401をバイパスする通路に設定
された補助空気系バルブ402を制御する構成である。
気流量を制御する他の例である。前記コントロールユニ
ットから送られる補助空気系開度指令403の電気的信
号に基づいて補助空気系駆動アクチュエータ404を駆
動し、スロットルバルブ401をバイパスする通路に設定
された補助空気系バルブ402を制御する構成である。
【0009】尚、スロットルバルブ401は、前記アク
セルペダルとワイヤで連結されて運転者に直接駆動され
る。
セルペダルとワイヤで連結されて運転者に直接駆動され
る。
【0010】図5は、前記コントロールユニットの内部
回路の構成の一例である。外部のアクチュエータ,セン
サ等の電気的信号を直接取り扱う外部デバイス入出力回
路501,デジタル演算処理を行うマイクロコンピュー
タ、もしくはそれに準ずる回路を保有する演算回路50
2,演算回路502の予め定められた処理手続き、処理
手続きに用いる定数及び変数を格納する記憶装置50
3,504(記憶装置503は不揮発性記憶装置、記憶
装置504は揮発性記憶装置)から構成されている。
回路の構成の一例である。外部のアクチュエータ,セン
サ等の電気的信号を直接取り扱う外部デバイス入出力回
路501,デジタル演算処理を行うマイクロコンピュー
タ、もしくはそれに準ずる回路を保有する演算回路50
2,演算回路502の予め定められた処理手続き、処理
手続きに用いる定数及び変数を格納する記憶装置50
3,504(記憶装置503は不揮発性記憶装置、記憶
装置504は揮発性記憶装置)から構成されている。
【0011】本実施例のコントロールユニットの内部回
路には、スロットルセンサ入力505,クランク角センサ入
力506,空燃比センサ入力507,アクセルセンサ入
力508,吸気管圧力センサ入力509,イグニッショ
ンスイッチ入力510,バッテリ電圧入力511の電気
信号が前記外部デバイス入出力回路に入力され、燃料噴
射弁出力512〜513,スロットル開度指令値出力5
14または補助空気系開度指令値出力515,点火栓出
力516が出力される構成となっている。
路には、スロットルセンサ入力505,クランク角センサ入
力506,空燃比センサ入力507,アクセルセンサ入
力508,吸気管圧力センサ入力509,イグニッショ
ンスイッチ入力510,バッテリ電圧入力511の電気
信号が前記外部デバイス入出力回路に入力され、燃料噴
射弁出力512〜513,スロットル開度指令値出力5
14または補助空気系開度指令値出力515,点火栓出
力516が出力される構成となっている。
【0012】前述したが、スロットル開度指令値出力、
及び補助空気系開度指令値出力はどちらか1つが設定さ
れておればよい。
及び補助空気系開度指令値出力はどちらか1つが設定さ
れておればよい。
【0013】図6は本実施例の前記コントロールユニッ
トの制御の全体の構成を示している。ブロック601で
検出したエンジン回転数と吸気管圧力からエンジンに供
給する燃料の基準パルス幅を計算する。ブロック602
で前記のエンジン回転数と吸気管圧力から前記基準パル
ス幅の補正値を計算する。ブロック603で、検出した
排気ガスの排気空燃比とエンジン水温から、エンジンに
供給する燃料が最適な混合比となるように、空燃比帰還
制御を行い空燃比補正係数を計算する。前記基準パルス
幅の補正値と空燃比補正係数はブロック604で基準パ
ルス幅を補正する。補正された基準パルス幅はブロック
605の燃料噴射手段である燃料噴射弁に送られ予め定
められたタイミングでエンジンに燃料を供給する。ブロ
ック606で前記エンジン回転数とエンジン水温に基づい
て、所定のアイドル回転数となる吸入空気流量補正値を
演算する。ブロック607で、検出されたアクセル開度
と前記吸入吸気流量補正から、要求されるスロットル開
度となるよう、スロットル開度指令値を計算する。前記
スロットル開度指令値は、ブロック608に送られスロ
ットル開度を制御する。前述したが、アクセルペダルと
スロットルバルブがワイヤで連結されている場合、スロ
ットル開度指令値は補助空気系開度指令値として補助空
気系開度制御手段に送られることとなる。尚、本図では
補助空気系開度制御手段は割愛する。
トの制御の全体の構成を示している。ブロック601で
検出したエンジン回転数と吸気管圧力からエンジンに供
給する燃料の基準パルス幅を計算する。ブロック602
で前記のエンジン回転数と吸気管圧力から前記基準パル
ス幅の補正値を計算する。ブロック603で、検出した
排気ガスの排気空燃比とエンジン水温から、エンジンに
供給する燃料が最適な混合比となるように、空燃比帰還
制御を行い空燃比補正係数を計算する。前記基準パルス
幅の補正値と空燃比補正係数はブロック604で基準パ
ルス幅を補正する。補正された基準パルス幅はブロック
605の燃料噴射手段である燃料噴射弁に送られ予め定
められたタイミングでエンジンに燃料を供給する。ブロ
ック606で前記エンジン回転数とエンジン水温に基づい
て、所定のアイドル回転数となる吸入空気流量補正値を
演算する。ブロック607で、検出されたアクセル開度
と前記吸入吸気流量補正から、要求されるスロットル開
度となるよう、スロットル開度指令値を計算する。前記
スロットル開度指令値は、ブロック608に送られスロ
ットル開度を制御する。前述したが、アクセルペダルと
スロットルバルブがワイヤで連結されている場合、スロ
ットル開度指令値は補助空気系開度指令値として補助空
気系開度制御手段に送られることとなる。尚、本図では
補助空気系開度制御手段は割愛する。
【0014】図7は前述の図6のアイドル回転数制御手
段のブロック構成の一例である。ブロック701で検出
されたエンジン回転数と演算されたアイドル回転の目標
回転数の差分を計算する。ブロック702で前記回転数
の差分に応じたアイドル回転フィードバック値(以下I
SCFBと略する。)の加算量を検索する。検索された
加算量は、ブロック703の遅延回路から出力されたI
SCFBとブロック704で加算され新たなISCFB
として演算される。ブロック705では、検出されたエ
ンジン水温からP分ゲインを検索する。検索されたP分
ゲインは乗算器706で前記回転数の差分と乗算しP分
補正量として計算される。前記計算されたISCFBと
P分補正量はブロック707で可変容量エアコン学習値
(以下LNVACと略する。)とともに加算されブロッ
ク708のスロットル開度演算手段へ吸入空気流量補正
値として送られる。
段のブロック構成の一例である。ブロック701で検出
されたエンジン回転数と演算されたアイドル回転の目標
回転数の差分を計算する。ブロック702で前記回転数
の差分に応じたアイドル回転フィードバック値(以下I
SCFBと略する。)の加算量を検索する。検索された
加算量は、ブロック703の遅延回路から出力されたI
SCFBとブロック704で加算され新たなISCFB
として演算される。ブロック705では、検出されたエ
ンジン水温からP分ゲインを検索する。検索されたP分
ゲインは乗算器706で前記回転数の差分と乗算しP分
補正量として計算される。前記計算されたISCFBと
P分補正量はブロック707で可変容量エアコン学習値
(以下LNVACと略する。)とともに加算されブロッ
ク708のスロットル開度演算手段へ吸入空気流量補正
値として送られる。
【0015】図8は前述の図6のアイドル回転数制御手
段のブロック構成の他の例である。前述の図7の例と同
様に、ブロック801で検出されたエンジン回転数と演
算されたアイドル回転の目標回転数の差分を計算する。
ブロック802で検出されたエンジン水温からI分ゲイ
ンを検索する。検索されたI分ゲインは乗算器803で
前記回転数の差分と乗算しI分補正量として計算され
る。計算された前記I分補正量は、ブロック804の遅
延回路から出力されたISCFBとブロック805で加算
され新たなISCFBとして演算される。ブロック80
6,807は前述の図7と同様にP分補正量を計算す
る。前記計算されたISCFBとP分補正量はブロック
808で可変容量エアコン学習値(以下LNVACと略
する。)とともに加算されブロック809のスロットル
開度演算手段へ吸入空気流量補正値として送られる。
段のブロック構成の他の例である。前述の図7の例と同
様に、ブロック801で検出されたエンジン回転数と演
算されたアイドル回転の目標回転数の差分を計算する。
ブロック802で検出されたエンジン水温からI分ゲイ
ンを検索する。検索されたI分ゲインは乗算器803で
前記回転数の差分と乗算しI分補正量として計算され
る。計算された前記I分補正量は、ブロック804の遅
延回路から出力されたISCFBとブロック805で加算
され新たなISCFBとして演算される。ブロック80
6,807は前述の図7と同様にP分補正量を計算す
る。前記計算されたISCFBとP分補正量はブロック
808で可変容量エアコン学習値(以下LNVACと略
する。)とともに加算されブロック809のスロットル
開度演算手段へ吸入空気流量補正値として送られる。
【0016】図9は、前述の可変容量エアコンのアイド
ル回転数学習制御手段のブロック構成の一例である。前
記LNVACを算出し記憶する。ブロック901は前記
のISCFBの演算手段である。エアコンクラッチがO
NするとISCFBは、スイッチ902を介してブロッ
ク903の絶対値演算器へ送られる。計算されたISC
FB絶対値は、比較器904でしきい値905と比較さ
れ、ISCFB絶対値がしきい値905より大きい時
は、スイッチ906がONし、その時のISCFBの値
がブロック908に送られる。また、比較器904の出
力信号は遅延器907を通し、ブロック901のISC
FBのリセット信号となる。本実施例の遅延器907
は、スイッチ906がONしISCFBがブロック90
8に送られた後にISCFBをリセットするために設定
されている。尚、ブロック908のLNVAC記憶手段
では、スイッチ906を介して送られてきたISCFBを記
憶手段に積算して記憶する。また、本実施例には図示し
ていないが、スイッチ906がONし、ISCFBがL
NVAC記憶手段に送られるのは、イグニッションスイ
ッチがONからOFFの間に予め定められた回数に限定
する。また、ブロック908のLNVAC記憶手段は、
バックアップ電源等でバックアップされ、イグニッショ
ンスイッチOFF後も記憶値は保管されている。
ル回転数学習制御手段のブロック構成の一例である。前
記LNVACを算出し記憶する。ブロック901は前記
のISCFBの演算手段である。エアコンクラッチがO
NするとISCFBは、スイッチ902を介してブロッ
ク903の絶対値演算器へ送られる。計算されたISC
FB絶対値は、比較器904でしきい値905と比較さ
れ、ISCFB絶対値がしきい値905より大きい時
は、スイッチ906がONし、その時のISCFBの値
がブロック908に送られる。また、比較器904の出
力信号は遅延器907を通し、ブロック901のISC
FBのリセット信号となる。本実施例の遅延器907
は、スイッチ906がONしISCFBがブロック90
8に送られた後にISCFBをリセットするために設定
されている。尚、ブロック908のLNVAC記憶手段
では、スイッチ906を介して送られてきたISCFBを記
憶手段に積算して記憶する。また、本実施例には図示し
ていないが、スイッチ906がONし、ISCFBがL
NVAC記憶手段に送られるのは、イグニッションスイ
ッチがONからOFFの間に予め定められた回数に限定
する。また、ブロック908のLNVAC記憶手段は、
バックアップ電源等でバックアップされ、イグニッショ
ンスイッチOFF後も記憶値は保管されている。
【0017】図10は、前述の可変容量エアコンのアイ
ドル回転数学習制御手段のブロック構成の他の例であ
る。前述の図9の例と異なる点は、ISCFB絶対値と
比較するしきい値が複数あり、各々にタイマが設定され
ている。ISCFB絶対値がしきい値を超えた状態を、
そのしきい値に対応したタイマの時間以上継続したとき
ISCFBがスイッチ1009を介してブロック101
1のLNVAC記憶手段へ送られる。他の動作内容は前
述の図9と同様である。
ドル回転数学習制御手段のブロック構成の他の例であ
る。前述の図9の例と異なる点は、ISCFB絶対値と
比較するしきい値が複数あり、各々にタイマが設定され
ている。ISCFB絶対値がしきい値を超えた状態を、
そのしきい値に対応したタイマの時間以上継続したとき
ISCFBがスイッチ1009を介してブロック101
1のLNVAC記憶手段へ送られる。他の動作内容は前
述の図9と同様である。
【0018】尚、しきい値の設定例としては、しきい値
1<しきい値2<しきい値3 タイマしきい値1>タイ
マしきい値2>タイマしきい値3のようにする。
1<しきい値2<しきい値3 タイマしきい値1>タイ
マしきい値2>タイマしきい値3のようにする。
【0019】図11は前述の図8のアイドル回転数制御
手段のブロック構成のタイミングチャートの一例であ
る。チャート1101はエアコンクラッチのON/OF
F状態、チャート1102はアイドルスイッチON/O
FF状態、チャート1103はISCFB挙動、チャー
ト1104はISCの供給空気量の挙動、チャート1105
はLNVACの挙動を示している。チャート1102の
アイドルスイッチがONするとチャート1103のIS
CFBが所定の目標回転数になるように制御を開始す
る。その後、チャート1101のエアコンクラッチがO
Nすると、エアコンの負荷分を補正するように、チャー
ト1103のISCFBが増加する。ISCFBの絶対値が
所定値をこえた時点で、チャート1105のLNVAC
にISCFBが加算され、チャート1103のISCF
Bがリセットされている。尚、前述したがISCFBの
LNVACへの加算及びISCFBのリセットはイグニ
ッションスイッチがONからOFFするまでに予め定め
られた所定の回数しか行わない。
手段のブロック構成のタイミングチャートの一例であ
る。チャート1101はエアコンクラッチのON/OF
F状態、チャート1102はアイドルスイッチON/O
FF状態、チャート1103はISCFB挙動、チャー
ト1104はISCの供給空気量の挙動、チャート1105
はLNVACの挙動を示している。チャート1102の
アイドルスイッチがONするとチャート1103のIS
CFBが所定の目標回転数になるように制御を開始す
る。その後、チャート1101のエアコンクラッチがO
Nすると、エアコンの負荷分を補正するように、チャー
ト1103のISCFBが増加する。ISCFBの絶対値が
所定値をこえた時点で、チャート1105のLNVAC
にISCFBが加算され、チャート1103のISCF
Bがリセットされている。尚、前述したがISCFBの
LNVACへの加算及びISCFBのリセットはイグニ
ッションスイッチがONからOFFするまでに予め定め
られた所定の回数しか行わない。
【0020】図12は前述の図9のアイドル回転数制御
手段のブロック構成のタイミングチャートの一例であ
る。チャート1201とチャート1202及びチャート
1203は前述の図11の例と同様にエアコンクラッチ,ア
イドルスイッチ,ISCFBを示している。チャート1
204は、ISCFB絶対値が所定値をこえている継続
時間のタイマとなっている。前述の図11の例と同様に
アイドルスイッチON,エアコンクラッチON状態でI
SCFBが所定の目標回転数になるように制御を開始す
る。ISCFB絶対値がしきい値1をこえ、かつしきい
値2をこえた点よりタイマ2が起動する。タイマ2の値
がタイマしきい値2をこえた時点で、ISCFBのLN
VACへの加算、及びISCFBのリセットが行われ
る。前述の図11と同様、本動作は、イグニッションス
イッチONからOFFの間、所定の回数行われる。
手段のブロック構成のタイミングチャートの一例であ
る。チャート1201とチャート1202及びチャート
1203は前述の図11の例と同様にエアコンクラッチ,ア
イドルスイッチ,ISCFBを示している。チャート1
204は、ISCFB絶対値が所定値をこえている継続
時間のタイマとなっている。前述の図11の例と同様に
アイドルスイッチON,エアコンクラッチON状態でI
SCFBが所定の目標回転数になるように制御を開始す
る。ISCFB絶対値がしきい値1をこえ、かつしきい
値2をこえた点よりタイマ2が起動する。タイマ2の値
がタイマしきい値2をこえた時点で、ISCFBのLN
VACへの加算、及びISCFBのリセットが行われ
る。前述の図11と同様、本動作は、イグニッションス
イッチONからOFFの間、所定の回数行われる。
【0021】図13は本実施例のコントロールユニット
の制御の全体のフローチャートを示している。ブロック
1301,1302でエンジン回転数及び吸気管圧力を
読み込む。ブロック1303で前記のエンジン回転数及
び吸気管圧力から燃料基準パルス幅を演算する。ブロッ
ク1304で前記のエンジン回転数及び吸気管圧力から
燃料基準パルス幅の補正値を演算する。ブロック130
5でエンジンの排気ガスの排気空燃比を読み込み、ブロ
ック1306でエンジンの空燃比を良好に保つための空
燃比帰還制御補正値を計算する。ブロック1307で前
記燃料基準パルス幅の補正値と空燃比帰還制御補正値で
燃料基準パルス幅を補正する。ブロック1308でエン
ジン水温を読み込み、ブロック1309でアイドル時の
エンジン回転数を良好に保つためのアイドル回転数制御
値である吸入空気流量補正値を演算する。ブロック13
10でアクセル開度を読み込み、ブロック1311で前
記の吸入空気流量補正値とあわせスロットル開度を演算
する。
の制御の全体のフローチャートを示している。ブロック
1301,1302でエンジン回転数及び吸気管圧力を
読み込む。ブロック1303で前記のエンジン回転数及
び吸気管圧力から燃料基準パルス幅を演算する。ブロッ
ク1304で前記のエンジン回転数及び吸気管圧力から
燃料基準パルス幅の補正値を演算する。ブロック130
5でエンジンの排気ガスの排気空燃比を読み込み、ブロ
ック1306でエンジンの空燃比を良好に保つための空
燃比帰還制御補正値を計算する。ブロック1307で前
記燃料基準パルス幅の補正値と空燃比帰還制御補正値で
燃料基準パルス幅を補正する。ブロック1308でエン
ジン水温を読み込み、ブロック1309でアイドル時の
エンジン回転数を良好に保つためのアイドル回転数制御
値である吸入空気流量補正値を演算する。ブロック13
10でアクセル開度を読み込み、ブロック1311で前
記の吸入空気流量補正値とあわせスロットル開度を演算
する。
【0022】図14は前述の図1のエンジン制御のアイ
ドル回転数制御のフローチャートを示している。ブロッ
ク1401,1402でエンジン水温とエンジン回転数
を読み込む。ブロック1403で前記のエンジン水温か
らアイドル時の目標エンジン回転数を計算する。ブロッ
ク1404で前記の目標エンジン回転数と実際のエンジ
ン回転数の差分を計算する。ブロック1405で前記回
転数の差分からアイドル回転数を制御するための補正値
ISCFBを計算する。ブロック1406,1407で
バッテリ電圧とイグニッションスイッチを読み込む。
尚、バッテリ電圧は、実用上可変容量エアコンのアイド
ル回転数制御学習を行うか否かの判定に用いるが、本実
施例では、詳細は割愛する。またイグニッションスイッ
チは、可変容量エアコンのアイドル回転数制御学習の回
数のカウンタの初期化を行うために読み込むものであ
る。ブロック1408では、エアコンクラッチのON/
OFFを判定する。エアコンクラッチがONであれば、ア
イドル回転数制御の空気流量検索テーブルをエアコンO
N時のテーブルとし、基本空気量(ISCQA)を検索
する。ブロック1410で可変容量エアコンのアイドル
回転数制御学習を行い、ブロック1411で基本空気量
に反映する。前記ブロック1408でエアコンクラッチ
OFFの時は、空気流量検索テーブルをエアコンOFF
時のテーブルとし、基本空気量を検索する。
ドル回転数制御のフローチャートを示している。ブロッ
ク1401,1402でエンジン水温とエンジン回転数
を読み込む。ブロック1403で前記のエンジン水温か
らアイドル時の目標エンジン回転数を計算する。ブロッ
ク1404で前記の目標エンジン回転数と実際のエンジ
ン回転数の差分を計算する。ブロック1405で前記回
転数の差分からアイドル回転数を制御するための補正値
ISCFBを計算する。ブロック1406,1407で
バッテリ電圧とイグニッションスイッチを読み込む。
尚、バッテリ電圧は、実用上可変容量エアコンのアイド
ル回転数制御学習を行うか否かの判定に用いるが、本実
施例では、詳細は割愛する。またイグニッションスイッ
チは、可変容量エアコンのアイドル回転数制御学習の回
数のカウンタの初期化を行うために読み込むものであ
る。ブロック1408では、エアコンクラッチのON/
OFFを判定する。エアコンクラッチがONであれば、ア
イドル回転数制御の空気流量検索テーブルをエアコンO
N時のテーブルとし、基本空気量(ISCQA)を検索
する。ブロック1410で可変容量エアコンのアイドル
回転数制御学習を行い、ブロック1411で基本空気量
に反映する。前記ブロック1408でエアコンクラッチ
OFFの時は、空気流量検索テーブルをエアコンOFF
時のテーブルとし、基本空気量を検索する。
【0023】図15は前述の図7のアイドル回転数制御
手段のフローチャートを示している。ブロック150
1,1502でエンジン回転数と前述の目標エンジン回
転数を読み込む。ブロック1503で前記目標エンジン
回転数とエンジン回転数の差分を計算する。ブロック1
504で前記回転数の差分からISCFBに加算する加
算分を検索し、ブロック1505でISCFBの積算を
行う。ブロック1506でエンジン水温を読み込み、ブ
ロック1507で前記エンジン水温でP分のゲインを検
索する。ブロック1508,1509でP分計算,基本
空気流量への反映を行う。ブロック1510で可変容量
エアコンの回転数制御学習値を基本空気流量へ反映す
る。
手段のフローチャートを示している。ブロック150
1,1502でエンジン回転数と前述の目標エンジン回
転数を読み込む。ブロック1503で前記目標エンジン
回転数とエンジン回転数の差分を計算する。ブロック1
504で前記回転数の差分からISCFBに加算する加
算分を検索し、ブロック1505でISCFBの積算を
行う。ブロック1506でエンジン水温を読み込み、ブ
ロック1507で前記エンジン水温でP分のゲインを検
索する。ブロック1508,1509でP分計算,基本
空気流量への反映を行う。ブロック1510で可変容量
エアコンの回転数制御学習値を基本空気流量へ反映す
る。
【0024】図16は前述の図8のアイドル回転数制御
手段のフローチャートを示している。前述の図15の例
とブロック1601,1602,1603,1607,16
08,1609,1610,1611は同様な動作を行
う。本図の例では、前述の図15の例のISCFBの積
算計算が前述の回転数の差分から検索された加算分で積
算するのに対して、回転数の差分にブロック1605で
検索されたISCFBゲインを乗じたものを積算してい
くようになっている。
手段のフローチャートを示している。前述の図15の例
とブロック1601,1602,1603,1607,16
08,1609,1610,1611は同様な動作を行
う。本図の例では、前述の図15の例のISCFBの積
算計算が前述の回転数の差分から検索された加算分で積
算するのに対して、回転数の差分にブロック1605で
検索されたISCFBゲインを乗じたものを積算してい
くようになっている。
【0025】図17は前述の図9の可変容量エアコンの
アイドル回転数学習制御手段のフローチャートを示して
いる。ブロック1701で前述のISCFBを読み込
む。ブロック1702でエアコンクラッチのON/OF
Fを判定する。エアコンクラッチON時は、ブロック1
703でISCFBの絶対値を計算し、ブロック1704で
前記絶対値が所定のしきい値以上かどうか判断する。し
きい値が所定値以上のときはブロック1705でISC
FBをLNVACに加算し、ブロック1706でISC
FBを初期化する。
アイドル回転数学習制御手段のフローチャートを示して
いる。ブロック1701で前述のISCFBを読み込
む。ブロック1702でエアコンクラッチのON/OF
Fを判定する。エアコンクラッチON時は、ブロック1
703でISCFBの絶対値を計算し、ブロック1704で
前記絶対値が所定のしきい値以上かどうか判断する。し
きい値が所定値以上のときはブロック1705でISC
FBをLNVACに加算し、ブロック1706でISC
FBを初期化する。
【0026】図18は前述の図10の可変容量エアコン
のアイドル回転数学習制御手段のフローチャートを示し
ている。前述の図17の例と異なるのは、ISCFB絶
対値の比較するしきい値が1つであったのに対して、ブ
ロック1804,1805,1806,1807,18
08,1809に示すように複数のしきい値を持ち、そ
れぞれのしきい値をこえた継続時間のタイマが設定され
ている。それぞれのタイマの継続時間が各タイマしきい
値をこえた時点でブロック1810でISCFB をLNVA
Cに加算し、ブロック1811でISCFBを初期化す
るようにしている。
のアイドル回転数学習制御手段のフローチャートを示し
ている。前述の図17の例と異なるのは、ISCFB絶
対値の比較するしきい値が1つであったのに対して、ブ
ロック1804,1805,1806,1807,18
08,1809に示すように複数のしきい値を持ち、そ
れぞれのしきい値をこえた継続時間のタイマが設定され
ている。それぞれのタイマの継続時間が各タイマしきい
値をこえた時点でブロック1810でISCFB をLNVA
Cに加算し、ブロック1811でISCFBを初期化す
るようにしている。
【0027】
【発明の効果】本発明によればアイドリング中の比較的
短期的な負荷変動、特に冷媒を圧縮するコンプレッサの
容量が状況に応じて変化する可変容量エアコンの負荷変
動に対しても、負荷変動に追従したアイドル回転数制御
量の学習値変動が無く安定したアイドル回転数を得るこ
とができる。また、アイドル回転数制御の帰還制御量の
学習値への反映を、イグニッションスイッチON時の間
に所定の回数とすることで、低地から高地への移動,気
温変化等の比較的長期の可変容量エアコンの負荷変動に
も対応できる。
短期的な負荷変動、特に冷媒を圧縮するコンプレッサの
容量が状況に応じて変化する可変容量エアコンの負荷変
動に対しても、負荷変動に追従したアイドル回転数制御
量の学習値変動が無く安定したアイドル回転数を得るこ
とができる。また、アイドル回転数制御の帰還制御量の
学習値への反映を、イグニッションスイッチON時の間
に所定の回数とすることで、低地から高地への移動,気
温変化等の比較的長期の可変容量エアコンの負荷変動に
も対応できる。
【図1】本発明のエンジン制御のアイドル回転数制御の
主な構成。
主な構成。
【図2】本発明の実施例のエンジン回りの構成の一例。
【図3】本発明の実施例のエンジンの吸入する空気流量
の制御の一例。
の制御の一例。
【図4】本発明の実施例のエンジンの吸入する空気流量
の制御の他の例。
の制御の他の例。
【図5】本発明のコントロールユニットの内部回路の構
成の一例。
成の一例。
【図6】本発明のコントロールユニットの制御の全体の
構成。
構成。
【図7】本発明のアイドル回転数制御手段のブロック構
成の一例。
成の一例。
【図8】本発明のアイドル回転数制御手段のブロック構
成の他の例。
成の他の例。
【図9】本発明の可変容量エアコンのアイドル回転数学
習制御手段のブロック構成の一例。
習制御手段のブロック構成の一例。
【図10】本発明の可変容量エアコンのアイドル回転数
学習制御手段のブロック構成の他の例。
学習制御手段のブロック構成の他の例。
【図11】本発明のアイドル回転数制御手段のブロック
構成のタイミングチャートの一例。
構成のタイミングチャートの一例。
【図12】本発明のアイドル回転数制御手段のブロック
構成のタイミングチャートの他の例。
構成のタイミングチャートの他の例。
【図13】本実施例のコントロールユニットの制御の全
体のフローチャート。
体のフローチャート。
【図14】エンジン制御のアイドル回転数制御のフロー
チャートの一例。
チャートの一例。
【図15】エンジン制御のアイドル回転数制御のフロー
チャートの他の例。
チャートの他の例。
【図16】エンジン制御のアイドル回転数制御のフロー
チャートの他の例。
チャートの他の例。
【図17】可変容量エアコンのアイドル回転数学習制御
手段のフローチャートの一例。
手段のフローチャートの一例。
【図18】可変容量エアコンのアイドル回転数学習制御
手段のフローチャートの他の例。
手段のフローチャートの他の例。
102…アイドル回転数を制御するための補正値ISC
FBを演算するブロック、103…可変容量エアコンの
アイドル回転数制御学習を行うブロック、202…スロッ
トル開度制御装置、209…可変容量エアコンコンプレ
ッサ及びエアコンクラッチ、211…エンジンを制御す
るコントロールユニット。
FBを演算するブロック、103…可変容量エアコンの
アイドル回転数制御学習を行うブロック、202…スロッ
トル開度制御装置、209…可変容量エアコンコンプレ
ッサ及びエアコンクラッチ、211…エンジンを制御す
るコントロールユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 340 F02D 45/00 340F (72)発明者 永野 正美 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 染野 禎 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 Fターム(参考) 3G084 BA05 BA06 CA03 DA05 DA11 EA11 EB03 EB06 EB09 EB15 EB20 EB24 EC01 FA11 FA18 FA20 FA29 FA33 FA38 3G093 AA01 AA12 BA15 CA04 CA08 DA01 DA03 DA05 DA06 DA07 DB25 EA03 EA07 EA09 EC01 FA04 FA06 FB03 3G301 HA01 JA06 JA07 KA07 KA10 LA01 LA04 LC03 NA06 NA08 NB03 NC01 ND03 ND07 ND23 ND27 ND30 NE01 NE06 NE19 NE23 PA01A PA01Z PA07Z PA11A PA11Z PA15A PE01A PE01Z PE03Z PE08Z PF13Z PF16Z
Claims (6)
- 【請求項1】エンジンの吸入する空気量を制御する手段
と、 エンジンの回転数を検出する手段と、 エンジンのアイドル時に目標とする回転数を得る手段
と、 前記エンジンの回転数と前記目標とする回転数から前記
エンジンの吸入する空気量を制御する手段に制御量を与
える手段と、 前記エンジンの吸入する空気量の制御量に基本量と基本
量からのずれを補う帰還制御量を有する手段と、 エンジンからエアコンの動力を得る手段と、 エアコンが作動中であることを検出する手段と、 エアコンが作動中に前記空気量の制御量の基本量からの
ずれを補う帰還制御量の絶対値の大きさに応じて前記帰
還制御量を格納する手段と、 前記帰還制御量を格納した時点で前記帰還制御量を初期
化する手段と、 前記格納された帰還制御量をエアコン動作中に前記空気
量を制御する手段に反映する手段と、 前記帰還制御量を格納する回数を予め定められた所定の
回数に制限する手段とを備えたことを特徴とするエンジ
ンの制御装置。 - 【請求項2】前記エンジンの吸入する空気量を制御する
手段は、スロットルバルブを駆動するモータに電気的な
信号を送り、スロットルバルブ開度を制御することを特
徴とした請求項1記載のエンジンの制御装置。 - 【請求項3】前記エンジンの吸入する空気量を制御する
手段は、スロットルバルブをバイパスした空気流路に設
定されたバルブを制御することを特徴とした請求項1記
載のエンジンの制御装置。 - 【請求項4】前記エアコンが作動中に前記空気量の制御
量の基本量からのずれを補う帰還制御量の絶対値の大き
さに応じて前記帰還制御量を格納する手段は、前記帰還
制御量の絶対値の大きさが所定のしきい値をこえた時に
行うことを特徴とした請求項1記載のエンジンの制御装
置。 - 【請求項5】前記エアコンが作動中に前記空気量の制御
量の基本量からのずれを補う帰還制御量の絶対値の大き
さに応じて前記帰還制御量を格納する手段は、前記帰還
制御量の絶対値の大きさが所定のしきい値をこえた継続
時間が所定時間以上の時に行うことを特徴とした請求項
1記載のエンジンの制御装置。 - 【請求項6】前記帰還制御量の絶対値の大きさを比較す
る所定のしきい値及び所定の継続時間は、複数の設定値
を持つことを特徴とした請求項1,4記載、または請求
項1,5記載のエンジンの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000052091A JP2001234773A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | エンジンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000052091A JP2001234773A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | エンジンの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001234773A true JP2001234773A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18573659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000052091A Pending JP2001234773A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | エンジンの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001234773A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110645111A (zh) * | 2018-06-27 | 2020-01-03 | 上海汽车集团股份有限公司 | 发动机怠速稳定性控制方法及控制系统 |
-
2000
- 2000-02-23 JP JP2000052091A patent/JP2001234773A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110645111A (zh) * | 2018-06-27 | 2020-01-03 | 上海汽车集团股份有限公司 | 发动机怠速稳定性控制方法及控制系统 |
CN110645111B (zh) * | 2018-06-27 | 2022-04-22 | 上海汽车集团股份有限公司 | 发动机怠速稳定性控制方法及控制系统 |
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