JP2001234378A - 電気分解式ガス変換装置 - Google Patents

電気分解式ガス変換装置

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JP2001234378A JP2000048496A JP2000048496A JP2001234378A JP 2001234378 A JP2001234378 A JP 2001234378A JP 2000048496 A JP2000048496 A JP 2000048496A JP 2000048496 A JP2000048496 A JP 2000048496A JP 2001234378 A JP2001234378 A JP 2001234378A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湿度などの外気環境が変化した場合にも、過
剰なガス発生等がなく安定なガス変換量を維持できる電
気分解式ガス変換装置を得る。 【解決手段】 導電性多孔体からなる基材に触媒層を有
する陽極1および陰極2と、これら両極間に配置された
固体高分子電解質膜3とを有する電気化学素子接合体8
を、直流電源6と接続し、上記電気化学素子接合体に直
流電圧を印加して空気中に含まれる水分をオゾンガス、
酸素ガスまたは水素ガスに変換する電気分解式ガス変換
装置において、上記電気化学素子接合体に一定の電流が
流れるように制御する手段11,17を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体高分子電解質
膜を用いた電気化学反応にもとづく電気分解式ガス変換
装置に関し、さらに詳しくは、固体高分子電解質膜を挟
んで陽極と陰極を対峙させて直流電圧を印加し、電気化
学反応によって、空気中に含まれる水分をオゾンガス、
酸素ガスまたは水素ガス等に変換する、例えばオゾン発
生装置、酸素発生装置、水素発生装置、除湿装置などの
ような、電気分解式ガス変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば特開平11−13127
6号公報に示された従来の電気分解式ガス変換装置の1
つであるオゾン発生装置の構成図である。図において、
1は導電性多孔体からなる陽極基材に陽極触媒層を有す
る陽極、2は導電性多孔体からなる陰極基材に陰極触媒
層を有する陰極、3は固体高分子電解質膜であり、固体
高分子電解質膜3の表裏に陽極1と陰極2を配置して熱
圧着することにより電気化学素子接合体8が形成され
る。4は陽極1に設けた陽極端子、5は陰極2に設けた
陰極端子、6は直流電源、7は直流電源6と陽極1およ
び陰極2を結ぶ結線である。なお、陽極1には、例えば
白金メッキ下地が施されたチタン製のエキスバンドメタ
ル基材にβ型またはα型の二酸化鉛を薄く電着したもの
が用いられ、陰極2には、例えば多孔質なカーボン繊維
基材に、白金微粒子を坦持したカーボン粉末を液化した
固体高分子電解質をバインダーとして固着したものが用
いられる。
【0003】次に動作について説明する。電気化学素子
接合体8に直流電源6により例えば3Vの電圧が印加さ
れると、陽極1と固体高分子電解質膜3の接合面におい
て、電気化学反応式(1)および(2)により、空気中
に含まれる水分が電気分解されてオゾンガスと酸素ガス
および電子が生成されると同時に水素イオンが生成され
る。 2H2O→O2+4H++4e (1) 3H2O→O3+6H++6e (2)
【0004】このようにして生成されたオゾンガスおよ
び酸素ガスは多孔質な陽極1を通って外気に流出する。
一方、生成された水素イオンは固体高分子電解質膜3を
通って陰極2に移動し、陰極2と固体高分子電解質膜3
との接合面において、水素イオンと空気中の酸素ガスお
よび結線7を通って陰極2に導かれた電子とが反応して
水が生成され、多孔質な陰極2を通って外気に流出す
る。
【0005】なお、電気化学素子接合体8を酸素ガス発
生または除湿のために用いる場合、すなわち電気分解式
ガス変換装置が酸素ガス発生装置または除湿装置である
場合には、電気化学素子接合体8の陽極1には例えばチ
タン製の多孔質なエキスバンドメタル基材に白金メッキ
を施したものなどが用いられ、陽極から酸素が発生する
と共に陰極の背面から水が放出する。また、水素ガス発
生に用いる場合、陽極1および陰極2には例えばチタン
製の多孔質なエキスバンドメタル基材に白金メッキを施
したものなどが用いられ、陰極において水素ガスが発生
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
気分解式ガス変換装置は、例えばオゾン発生装置の場合
は、空気中に含まれる水分を電気化学素子接合体8によ
り電気分解してオゾンガスを生成するものであるため、
外気湿度が変化するとオゾン発生量が変化し、安定なオ
ゾン発生量が得られないという問題があった。また、湿
度が高くなるとオゾン発生量が多くなり過ぎて人体に悪
影響を与える恐れがあるといった問題があった。また、
従来の他の電気分解式ガス変換装置である除湿装置や酸
素ガス発生装置や水素ガス発生装置においても、オゾン
発生装置の場合と同様に空気中に含まれる水分を電気化
学素子接合体8により電気分解してガス変換するもので
あるため、外気湿度の変化に伴ってガス変換量が変化
し、安定なガス変換量が得られないという問題があっ
た。
【0007】本発明は、上記のような従来のものの問題
点を解決するためになされたものであり、湿度などの外
気環境が変化した場合にも、過剰なガス発生等がなく安
定なガス変換量を維持できる電気分解式ガス変換装置を
得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、湿度条件を種
々に変化させて従来の電気分解式ガス変換装置のガス変
換量と印加電圧および電気化学素子接合体に流れる電流
の関係を鋭意検討した結果、電気化学素子接合体に流れ
る電流を一定に維持することによってガス変換量を一定
に維持できることを見出してなされた。
【0009】本発明に係る電気分解式ガス変換装置は、
導電性多孔体からなる基材に触媒層を有する陽極および
陰極と、これら両極間に配置された固体高分子電解質膜
とを有する電気化学素子接合体を、直流電源と接続し、
上記電気化学素子接合体に直流電圧を印加して空気中に
含まれる水分をオゾンガス、酸素ガスまたは水素ガスに
変換する電気分解式ガス変換装置において、上記電気化
学素子接合体に一定の電流が流れるように制御する手段
を備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1による電気分解式ガス変換装置をオゾン発生
装置を例に説明する。図1は、本発明の実施の形態1に
よる電気分解式ガス変換装置の構成を説明する図であ
る。図において、1は導電性多孔体からなる基材に触媒
層を有する陽極、2は導電性多孔体からなる基材に触媒
層を有する陰極、3は固体高分子電解質膜、4は陽極1
に設けた陽極端子、5は陰極2に設けた陰極端子、6は
直流電源、8は固体高分子電解質膜3の表裏に陽極1と
陰極2を配置して熱圧着により形成した電気化学素子接
合体、11は例えばPNP型トランジスタ、12はPN
P型トランジスタ11のエミッタ、13はベース、14
はコレクタ、15はエミッタ12とベース13の間を流
れる電流、16はコレクタ14に流れるコレクタ電流、
17は抵抗、18は直流電源6とPNP型トランジスタ
11および抵抗17から成る直流定電流電源である。直
流電源6の低電位側出力とPNP型トランジスタのコレ
クタ14との間に電気化学素子接合体8を接続し、エミ
ッタ12を他方の直流電源6の出力に接続している。ま
た、直流電源6の低電位側出力とPNP型トランジスタ
のベース13との間に抵抗17を接続している。本実施
の形態ではPNP型トランジスタ11と抵抗17とで電
気化学素子接合体8に流れる電流が一定値となるように
制御する手段を構成している。なお、陽極1には、例え
ば白金メッキ下地が施されたチタン製のエキスバンドメ
タル基材にβ型またはα型の二酸化鉛を薄く電着したも
のが用いられ、陰極2には、例えば多孔質なカーボン繊
維基材に、白金微粒子を坦持したカーボン粉末を液化し
た固体高分子電解質をバインダーとして固着したものが
用いられる。
【0011】図2は、実験結果であり、温度20℃にお
いて直流電源6により電気化学素子接合体8(陽極1と
陰極2が対峙してなす電気化学反応面積は4cm2)に
3Vの電圧を印加した場合の、電気化学素子接合体8の
電気化学反応面積1cm2当たりのオゾン発生量および
電流密度と外気の相対湿度との関係を示す特性図であ
る。また、図3は、本実施の形態の効果を実証するため
に実施した実験結果であり、直流定電流電源18により
電気化学素子接合体8に直流電圧3Vを印加するととも
に例えば5mA/cm2(図中A)および15mA/c
2(図中B)の一定の電流を流した場合の、電気化学
素子接合体8の電気化学反応面積1cm2当たりのオゾ
ン発生量と外気の相対湿度との関係を示す特性図であ
る。また、図4は、実験結果であり、温度20℃、相対
湿度60%における電気化学素子接合体8の電気化学反
応面積1cm2当たりのオゾン発生量および電流密度と
印加電圧との関係を示す特性図である。
【0012】次に動作について説明する。図2に示した
ように、電気化学素子接合体8のオゾン発生量および電
流密度は外気湿度が高くなると増加し、オゾン発生量は
電気化学素子接合体8を流れる電流の増加に追随して増
加する。そこで、図1に示すように直流電源6とPNP
型トランジスタ11および抵抗17からなる直流定電流
電源18により、湿度が高くなった場合にも電気化学素
子接合体8に一定の電流を流すようにした。
【0013】すなわち、図1の回路において、PNP型
トランジスタ11のエミッタ12とベース13間には直
流電源6の出力電圧を抵抗17の抵抗値とベース13と
エミッタ12間の抵抗値の和で除した値の電流15が流
れるが、このエミッタ電流はPNP型トランジスタ11
のコレクタ14側に設けられた電気化学素子接合体8の
特性に影響されずに一定となる。従って、コレクタ14
にはエミッタ12とベース13間を流れる電流15にP
NP型トランジスタ11の増幅倍率を乗じた一定の電流
16が流れるので、電気化学素子接合体8には一定の電
流が流れる。このように、直流定電流電源18の抵抗1
7に流れる電流15を一定に維持すれば、電気化学素子
接合体8に一定の電流を流すことができる。なお、電気
化学素子接合体8に流す電流値はトランジスタ11と、
直流電源6の電圧値と、抵抗17の抵抗値とを適切に選
定することにより設定することができる。
【0014】なお、上記の直流定電流電源18の直流電
源6は、交流を直流電圧に変換する機能を備えた回路を
有するもの、または複数の乾電池等の1次電池または再
充電が可能な二次電池等を用いてよい。
【0015】次に本実施の形態の効果について説明す
る。図3に示したように、直流定電流電源18により電
気化学素子接合体8に直流電圧3Vを印加するととも
に、電流を5mA/cm2(図中A)または15mA/
cm2(図中B)に一定に調節した結果、オゾン発生量
は外気の相対湿度が40%〜ほぼ100%に変化して
も、過剰なオゾン発生が防止されるとともに安定なオゾ
ン発生量を維持できる効果が得られた。
【0016】なお、上記実施の形態では電気化学素子接
合体8の陽極1と陰極2が対峙してなす電気化学反応面
積を4cm2としたが、実験結果によれば電気化学反応
面積は4cm2に限らず、これより小さくてもまたは大
きくても同様の効果が得られた。
【0017】また、上記実施の形態では電気化学素子接
合体8に流れる電流を5mA/cm 2および15mA/
cm2で一定とたが、これに限るものではなく、5mA
/cm 2と15mA/cm2の間の定電流密度、5mA/
cm2より低い定電流密度、または15mA/cm2より
高い定電流密度に設定しても同様の効果が得られた。
【0018】また、上記実施の形態では直流定電流電源
18により電気化学素子接合体8に直流電圧3Vを印加
した場合について説明したが、図4に示したように電気
化学素子接合体8のオゾン発生量および電流密度は印加
電圧によって変化し、印加電圧が1.5V〜4.5Vの
範囲で大きく変化する特性があることが見出された。従
って、電気化学素子接合体8のオゾン発生量および電流
密度が急激に変化する1.5V〜4.5Vの印加電圧の
範囲で電気化学素子接合体8に流れる電流を一定に制御
するのが好ましい。さらには、オゾン発生量および電流
密度がより急激に変化する1.5V〜3.5Vの範囲で
電気化学素子接合体8に流れる電流を一定に制御するの
がより好ましい。
【0019】また、直流電源6を複数の乾電池とする場
合、例えば印加電圧を高いオゾン発生量が得られる3V
よりも低い電圧にするととともに5mA/cm2〜10
mA/cm2程度の定電流密度に設定すると、オゾン発
生量は印加電圧が3Vの場合よりも低下するが乾電池の
交換時期をより長くできる効果が得られる。
【0020】また、上記実施の形態ではオゾン発生装置
について説明したが、酸素ガス発生装置や除湿のための
除湿装置や水素ガス発生装置においても、電気化学素子
接合体8の動作原理および駆動条件がオゾン発生の場合
と同様であり、本実施の形態を適用することができる。
すなわち、電気化学素子接合体8に直流電圧が印加され
るとともに一定の電流が流れるように構成することによ
り、湿度などの外気環境の変化に対しても過剰なガス発
生が生じることなく安定なガス変換量を維持できる効果
が得られる。なお、電気化学素子接合体8を酸素ガス発
生または除湿のために用いる場合、すなわち電気分解式
ガス変換装置が酸素ガス発生装置または除湿装置である
場合には、電気化学素子接合体8の陽極1には例えばチ
タン製の多孔質なエキスバンドメタル基材に白金メッキ
を施したものなどが用いられ、陽極から酸素が発生する
と共に陰極の背面から水が漏出する。また、水素ガス発
生に用いる場合すなわち電気分解式ガス変換装置が除湿
装置である場合には、陽極1および陰極2には例えばチ
タン製の多孔質なエキスバンドメタル基材に白金メッキ
を施したものなどが用いられ、陰極において水素ガスが
発生される。
【0021】実施の形態2.上記実施の形態1において
は、電流を一定にするためのトランジスタとしてPNP
型トランジスタを用いたが、図5に示すようにNPN型
トランジスタを用いても同じ効果が得られる。図5は本
発明の実施の形態2による電気分解式ガス変換装置の構
成を説明する図であり、図において、20はNPN型ト
ランジスタ、21は直流電源6とNPN型トランジスタ
20および抵抗17からなる直流定電流電源である。こ
の場合、直流電源6の高電位側出力とNPN型トランジ
スタのコレクタ14との間に電気化学素子接合体8を接
続し、エミッタ12を直流電源6の低電位側の出力に接
続する。また、直流電源6の高電位側出力とNPN型ト
ランジスタのベース13との間に抵抗17を接続する。
【0022】実施の形態3.図6は本発明の実施の形態
3による電気分解式ガス変換装置の構成を説明する図で
ある。本実施の形態は、電気化学素子接合体8に実際に
流れる電流を検出するとともにそれを一定に制御するも
のである。図において、30は電気化学素子接合体8に
流れる電流を検出するための抵抗、31はゼナーダイオ
ード、32、33は例えばPNP型のトランジスタ、3
4は抵抗、35は電気化学素子接合体8に流れる電流を
一定に制御する直流定電流電源である。また、Rfは抵
抗30の抵抗値、Ifは電気化学素子接合体8に流れる
電流である。
【0023】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態3による電気分解式ガス変換装置の動作につい
て説明する。電気化学素子接合体8は、経時変化によっ
て抵抗が増大し流れる電流Ifが減少するが、抵抗30
の抵抗値Rfは予め分かっているので、電気化学素子接
合体8に流れる電流Ifは、抵抗30の両端で電圧(R
f×If)を測定することにより容易に検出することが
できる。したがって、この電圧を測定することにより電
気化学素子接合体8の取り替え時期を知ることができ
る。また、この電流Ifに比例した電圧値がゼナーダイ
オード31のゼナー電圧と比較され、その差に応じた電
流がトランジスタ32のベース13の電流となり、電流
Ifが所要値より大きくなろうとすればこのベース13
の電流値が小さくなって、結果としてトランジスタ33
のベース13の電流値が小さくなる。これに伴い、トラ
ンジスタ33のエミッタ12の電流すなわち電気化学素
子接合体8の電流値がより小さくなろうとし、結果とし
て電気化学素子接合体8の電流値は所要の一定値とする
ことができる。
【0024】このように、本実施の形態では、電気化学
素子接合体8に実際に流れる電流を検出できるので、電
気化学素子接合体8の取り替え時期を知ることができ、
しかも、電気化学素子接合体8に実際に流れる電流の変
化に対応してそれをより精度良く一定に制御することが
できる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、導電性
多孔体からなる基材に触媒層を有する陽極および陰極
と、これら両極間に配置された固体高分子電解質膜とを
有する電気化学素子接合体を、直流電源と接続し、上記
電気化学素子接合体に直流電圧を印加して空気中に含ま
れる水分をオゾンガス、酸素ガスまたは水素ガスに変換
する電気分解式ガス変換装置において、上記電気化学素
子接合体に一定の電流が流れるように制御する手段を備
えたので、湿度やなどの外気環境の変化に影響されず、
過剰なガス発生がなく安定なガス変換量を維持できる電
気分解式ガス変換装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による電気分解式ガス
変換装置の構成を説明する図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係り、電気化学素子
接合体のオゾン発生量および電流密度と外気の相対湿度
との関係を示す特性図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係り、電気化学素子
接合体に流れる電流密度を一定に制御した場合の、オゾ
ン発生量と外気の相対湿度との関係を示す特性図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態1に係り、電気化学素子
接合体のオゾン発生量および電流密度と印加電圧との関
係を示す特性図である。
【図5】 本発明の実施の形態2による電気分解式ガス
変換装置の構成を説明する図である。
【図6】 本発明の実施の形態3による電気分解式ガス
変換装置の構成を説明する図である。
【図7】 従来の電気分解式ガス変換装置の構成を説明
する図である。
【符号の説明】
1 陽極、2 陰極、3 固体高分子電解質膜、4 陽
極端子、5 陰極端子、6 直流電源、8 電気化学素
子接合体、11,32,33 PNP型トランジスタ、
12 エミッタ、13 ベース、14 コレクタ、1
7,30,34抵抗、18,21,35 直流定電流電
源、20 NPN型トランジスタ、31ゼナーダイオー
ド、32、33 PNP型トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 殖栗 成夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4K021 AA01 AA09 AB15 CA05 CA06 DB18 DB19 DB21 DB22 DB31 DB53 DC01 DC03 DC15

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性多孔体からなる基材に触媒層を有
    する陽極および陰極と、これら両極間に配置された固体
    高分子電解質膜とを有する電気化学素子接合体を、直流
    電源と接続し、上記電気化学素子接合体に直流電圧を印
    加して空気中に含まれる水分をオゾンガス、酸素ガスま
    たは水素ガスに変換する電気分解式ガス変換装置におい
    て、上記電気化学素子接合体に一定の電流が流れるよう
    に制御する手段を備えたことを特徴とする電気分解式ガ
    ス変換装置。
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