JP2001233690A - 有機質肥料 - Google Patents

有機質肥料

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JP2001233690A JP2000380270A JP2000380270A JP2001233690A JP 2001233690 A JP2001233690 A JP 2001233690A JP 2000380270 A JP2000380270 A JP 2000380270A JP 2000380270 A JP2000380270 A JP 2000380270A JP 2001233690 A JP2001233690 A JP 2001233690A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土壌に施しやすく、土壌に施した場合に、悪
臭が発生せず、樹木、花、野菜、米等の生育が良好であ
り、土壌中の有用微生物が活性化され、土壌の浄菌性や
病原対策としての効果も有する有機質肥料を提供する。 【解決手段】 本発明の有機質肥料は、本発明は、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム、メタルシリコン、硼酸及
び水を反応させて生成した水溶性液体又は水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、メタルシリコン、硼酸、ホウ砂及
び水を反応させて生成した水溶性液体を含んで成る。ま
た、上記有機質肥料は、リン酸、カオリン、リン酸カル
シウムのいずれか一種以上を含み、また、多孔質担体
に、上記水溶性液体及び/又は木酢液を添加して培養さ
れた菌類を含み、さらに、炭素源及び/又は籾殻を含
み、木酢液を含んで成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹木、花、野菜、
米等を栽培する際に使用される有機質肥料に係り、特
に、水溶性の無機反応生成物を含む有機質肥料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】これまで多用されてきた化学肥料は、即
効性があるものの、連用により、土やせが生じ、植物が
病弱化するという欠点がある。これらの欠点を補うた
め、農薬が散布され、化学肥料が大量に投与された。農
薬や多量の化学肥料の使用により一定の効果は得られた
ものの、その使用量は増加の一途をたどり、その結果、
土中の微生物が死滅し、土地本来の機能を失った農地が
激増した。一方、近年の健康ブームにより、化学肥料及
び農薬を一切使用せずに栽培された農作物が消費者に好
まれている。このような事情により、一旦ほとんど使用
されなくなった有機質肥料が見直されてきている。
【0003】一般的に、有機質肥料は、鶏、豚、牛等の
家畜糞尿を主成分とし、おが屑、藁、バーク等が混合さ
れた動物由来のもの、脱脂米糠等に油粕や魚粕などを配
合した植物由来のものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの有機
質肥料は、分解しやすい糖類などを多量に含み、その分
解中に土中の酸素を奪うため、一時的な酸欠状態を生じ
易く、植物の育成を阻害するおそれがある。また、家畜
糞尿は水分含量が多く、種々の成分が混ざっているた
め、家畜糞尿を主成分とする有機質肥料を土壌に施した
場合には、土壌中のpHが不安定となり、発酵が円滑に
進行せず、長期にわたって悪臭が発生しやすい。一方、
脱脂米糠等に油粕や魚粕などを配合した有機質肥料は、
土壌に施した場合にも悪臭が発生しないが、米糠は、次
第に酸化して塊状となるため、土壌に施し難く、また米
糠自体には、バクテリアが存在しないため、腐食しにく
く、土壌の浄菌性や病原対策としての効果がない。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的とするところは、土壌に
施しやすく、土壌に施した場合に、悪臭が発生せず、樹
木、花、野菜、米等の生育が良好であり、土壌中の有用
微生物が活性化され、土壌の浄菌性や病原対策としての
効果も有する有機質肥料を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成すべく様々な検討を重ねた結果、特定の水溶性の無
機反応生成物を添加した有機質肥料が上記目的を達成す
ることを見出し、本発明をするに至った。
【0007】即ち、本発明は、水酸化カリウム、炭酸ナ
トリウム、メタルシリコン、硼酸及び水を反応させて生
成した水溶性液体を含んで成る有機質肥料であり、ま
た、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、メタルシリコ
ン、硼酸、ホウ砂及び水を反応させて生成した水溶性液
体を含んで成る有機質肥料である。
【0008】本発明の好適形態においては、上記有機質
肥料は、リン酸カルシウム、カオリン、リン酸のいずれ
か一種以上を含んで成る。また、多孔質担体に、上記水
溶性液体及び/又は木酢液を添加して培養された菌類を
含み、さらに、炭素源及び/又は籾殻を含み、木酢液を
含んで成る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の有機質肥料は、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウム、メタルシリコン、硼酸及び水
を反応させて生成した水溶性液体又は水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、メタルシリコン、硼酸、ホウ砂及び水
を反応させて生成した水溶性液体を含んで成る。
【0010】本発明では、水酸化カリウム及び炭酸ナト
リウムは粉末状又は粒状のものを使用し、メタルシリコ
ンは塊状のものを使用する。この場合、粉末、粒、塊の
それぞれの大きさ(直径等)は、特に限定されず、粉末
状又は粒状の水酸化カリウム、粉末状又は粒状の炭酸ナ
トリウム、塊状のメタルシリコンであれば、市販品を用
いることができる。また、硼酸及びホウ砂も市販品を使
用することができる。なお、炭酸ナトリウムは、炭酸ナ
トリウムの無水塩(俗称「ソーダ灰」)を用いるのが好
ましく、ホウ砂は数マイクロメートル程度の粒径のもの
を用いるのが好ましい。
【0011】本発明で使用する水溶性液体は、反応槽内
に、粉末状若しくは粒状の水酸化カリウム、粉末状若し
くは粒状の炭酸ナトリウム、メタルシリコンの塊、硼酸
を順次投入するか又は粉末状若しくは粒状の水酸化カリ
ウム、粉末状若しくは粒状の炭酸ナトリウム、メタルシ
リコンの塊、ホウ砂、硼酸を順次投入した後、最後に水
を投入すると、自然に反応が開始され、生成される。
【0012】反応槽に投入する水の量は、水酸化カリウ
ムと炭酸ナトリウムの総重量の2.5倍程度から4.7
倍程度が好ましい。水の量が水酸化カリウムと炭酸ナト
リウムの総重量の2.5倍程度より少なくなると、生成
反応が順調に進まなくなり、逆に水の量が水酸化カリウ
ムと炭酸ナトリウムの総重量の4.7倍程度より多くな
ると、多孔質担体に添加した場合に菌類が発生しにくく
なるからである。
【0013】水溶性液体の生成反応は、60℃〜90℃
まで温度が上昇し、2時間〜10時間で終了する。反応
に供する水酸化カリウムなどの量が少なければ、生成反
応に要する時間が短くなり、逆に水酸化カリウムなどの
量が多ければ、生成反応に要する時間が長くなる。水を
40℃〜50℃まで加熱して反応槽に投入すれば、生成
反応に要する時間を短縮することができる。
【0014】反応により得られる水溶性液体のpHは4
〜7となる。この水溶性液体のpHは水や硼酸、ホウ砂
を加える量により調整することができる。反応が終了し
た後には、未反応のメタルシリコンが残るが、この残留
メタルシリコンを水で洗浄すると、水溶性液体の原料と
して再利用することができる。
【0015】本発明においては、水溶性液体を調製する
際又は水溶性液体を調製した後の水溶性液体に、リン
酸、カオリン、リン酸カルシウムのいずれか一種以上を
混合することは好ましい。リン酸が含まれている水溶性
液体を原料として本発明に従い調製した有機質肥料を施
肥すると、地熱が発生し、カオリンが含まれている水溶
性液体を原料として本発明に従い調製した有機質肥料を
施肥すると、遠赤外線が発生し、リン酸カルシウムが含
まれている水溶性液体を原料として本発明に従い調製し
た有機質肥料を施肥すると、植物の生育を増進するから
である。ここにいうカオリンは、カオリナイト、ナクラ
イト、ディッカイト、ハロイサイト、加水ハロイサイト
などの一種又は二種以上から成る白色に焼ける粘土で、
陶磁器の主原料となるものであり、基本化学式は、Al
Si(OH)、ハロイサイトではさらにnH
Oがつく。
【0016】本発明の有機質肥料は、多孔質担体に、木
酢液及び/又は上述の水溶性液体を添加して培養された
菌類を含むことが好ましい。本発明の有機質肥料に上述
に従い培養された菌類を配合すると、土壌に施肥した場
合、土壌中の有用微生物が活性化されるからである。
【0017】本発明に使用可能な多孔質担体としては、
活性炭、木炭、石炭、コークスが挙げられるが、中でも
ヤシガラの内殻から造られたヤシガラ活性炭が好まし
い。ヤシガラ活性炭は、粗繊維含量が多いからである。
【0018】本発明においては、多孔質担体にアルコー
ル成分を含ませることは好ましく、これにより、土中の
微生物の活性化に有効な菌類が生育しやすくなる。多孔
質担体にアルコール成分を含ませる方法は、特に限定さ
れない。アルコール成分を含ませた多孔質単体として
は、例えば、酒造会社で廃棄される酒を搾る際に使用し
たヤシガラ活性炭や酒粕を例示することができる。酒を
搾る際に使用したヤシガラ活性炭や酒粕は粒状でも粉末
状でも用いることができるが、粉末状の方が混ぜやすい
という点で好ましく使用することができる。
【0019】本発明において、多孔質担体に木酢液を添
加すると、菌類の生長を促進し、培養時間を短縮する等
の効果がある。ここにいう木酢液は、木材の乾燥重量1
00重量部に対し25〜45重量部得られる、暗褐色の
特有の刺激臭を有する液体で、全体の80〜90重量%
程度が水分であり、タール分、浮遊物、塵芥、さらに
は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、パレロ
ラクトン、カプロン酸等の有機酸類及びラクトン、メチ
ルアルコール、アリルアルコール等のアルコール類、酢
酸メチル、ギ酸メチル等のエステル類、ホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、フルフラール等のアルデヒド
類、アセトン、ジエチルケトン、メチルエチルケトン等
のケトン類を含み、木材や植物を炭化する際、その熱分
解時に発生する煙を冷却することにより得られる。
【0020】本発明において、多孔質担体に上述の水溶
性液体を添加すると、菌類のうち、土中の微生物の活性
化に有効なものが選択的に生育する等の効果がある。
【0021】本発明では、多孔質担体に、木酢液及び上
述の水溶性液体の双方を添加することもでき、双方を添
加すると、前述したそれぞれの効果が相加的に発揮され
る。双方を添加する場合には、多孔質担体に木酢液を添
加した後、その上に水溶性液体を添加するのが好まし
い。木酢液を添加した場合の効果をより発揮させるため
である。
【0022】本発明において、多孔質担体に木酢液及び
/又は上述の水溶性液体を添加する方法は、特に限定さ
れず、例えば、浸積、塗布、噴霧が挙げられるが、噴霧
が好ましい。噴霧すると、木酢液及び/又は水溶性液体
が多孔質単体の各部にこまかく行きわたるからである。
【0023】多孔質担体への菌類の培養は、常温で行
う。木酢液及び/又は水溶性液体の添加は、多孔質担体
が湿った状態を保てばよいため、特に限定されないが、
例えば、1日おきに1〜3回位添加する。通常、多孔質
担体に木酢液又は/及び水溶性液体を添加してから2〜
3ヶ月後に青かび等の菌類が発生する。
【0024】本発明の有機質肥料には、上述の水溶性液
体及び上述に従い培養された菌類の他、さらに、炭素源
及び/又は籾殻を配合するのが好ましい。
【0025】本発明の有機質肥料に炭素源を配合する
と、土壌に施肥した場合、植物に必要な栄養分を土壌に
付与することができる。本発明の有機質肥料に配合可能
な炭素源としては、米糠、フスマ、闊葉樹の枝、葉、樹
皮、おが屑、大豆の絞り粕、稲切りわらが挙げられる
が、その中でも、米糠、闊葉樹のおが屑を用いることが
好ましい。米糠の中には、植物の生育によいとされる栄
養分が多く含まれているため、肥料を散布した土壌に栄
養素を多く含ませることができるからであり、闊葉樹の
おがくずは、植物の生育を助長するのに大変優れ、また
闊葉樹は広葉樹の一種で、ぶな、なら等で代表される幅
の広い葉を持つ落葉樹であるが、腐りやすいため、土壌
中で自然発酵が行われ、酸素が豊富に存在して土質が柔
軟化するからである。
【0026】本発明の有機質肥料に籾殻を配合すると、
土壌に施肥した場合、適度な通気性と保水性を確保する
ことができる。籾殻は穀物廃材であるが、最終的に土に
帰るため、土壌中に残留せず、資源の再利用にも資する
ことから、本発明の有機質肥料の配合成分として好適で
ある。本発明においては、籾殻は粉末にして配合するの
が好ましい。
【0027】さらに、本発明の有機質肥料には、木酢液
を配合するのが好ましい。本発明の有機質肥料に木酢液
を配合すると、虫が付かず、土壌に施肥した場合、植物
が活性化され、肥効が更に向上するという効果があるか
らである。
【0028】なお、前記においては、水溶性液体を調製
する際又は水溶性液体を調製した後の水溶性液体に、リ
ン酸、カオリン、リン酸カルシウムのいずれか一種以上
を添加混合していたが、水溶性液体を調製する際又は調
製した後に添加混合せず、前述した菌類、炭素源、籾
殻、木酢液などを用いて有機質肥料を製造する時にリン
酸、カオリン、リン酸カルシウムのいずれか一種以上を
配合しても、水溶性液体を調製する際又は水溶性液体を
調製した後の水溶性液体にリン酸及び/又はカオリンを
混合した場合における効果と同様の効果が得られる。
【0029】本発明の有機質肥料には、その他、油粕、
魚粕、骨粉などを本発明の効果を妨げない範囲で配合す
ることができる。
【0030】
【実施例】(1)水溶性液体の作成 (実施例1)反応槽内に、粒状の水酸化カリウム3k
g、粉末状の炭酸ナトリウムの無水塩(株式会社旭硝子
製)2kg、メタルシリコンの塊15kg、市販の硼酸
4.8kgを順次投入し、水20リットルを投入したと
ころ、自然に反応が開始され、最下層の水酸化カリウム
が激しく反応し、反応槽内で下側から上側への対流が生
じることが確認された。反応温度は、自然に80℃〜9
0℃に上昇し、3.5時間程度で反応が終了した。その
結果、約29kgの水溶性液体1を得た。
【0031】(実施例2)粒状の水酸化カリウムを粉末
状の水酸化カリウムに代え、粉末状の炭酸ナトリウムの
無水塩を粒状の炭酸ナトリウムの無水塩に代え、硼酸
4.8kgを1.2kgに代えた以外は実施例1と同様
の操作を繰り返し、反応が終了した後、反応槽にリン酸
1.2kgを投入し、約27kgの水溶性液体2を得
た。
【0032】(実施例3)粉末状の炭酸ナトリウムの無
水塩を粒状の炭酸ナトリウムの無水塩に代え、硼酸4.
8kgを1.2kgに代えた以外は実施例1と同様の操
作を繰り返し、反応が終了した後、反応槽にカオリン
1.2kgを投入し、約27kgの水溶性液体3を得
た。
【0033】(実施例4)粒状の水酸化カリウムを粉末
状の水酸化カリウムに代え、硼酸4.8kgを1.2k
gに代えた以外は実施例1と同様の操作を繰り返し、反
応が終了した後、反応槽にリン酸カルシウム1.2kg
及びカオリン1.2kgを投入し、約28kgの水溶性
液体4を得た。
【0034】(実施例5)粒状の水酸化カリウムを粉末
状の水酸化カリウムに代え、硼酸4.8kgを1.2k
gに代えた以外は実施例1と同様の操作を繰り返し、反
応が終了した後、反応槽にリン酸カルシウム1.2k
g、カオリン1.2kg及びリン酸1.2kgを投入
し、約29kgの水溶性液体5を得た。
【0035】(実施例6)反応槽内に、粒状の水酸化カ
リウム3kg、粉末状の炭酸ナトリウムの無水塩(株式
会社旭硝子製)2kg、メタルシリコンの塊15kg、
市販のホウ砂1.6kg、市販の硼酸1.2kgを順次
投入し、水20リットルを投入したところ、自然に反応
が開始され、最下層の水酸化カリウムが激しく反応し、
反応槽内で下側から上側への対流が生じることが確認さ
れた。反応温度は、自然に80℃〜90℃に上昇し、
3.5時間程度で反応が終了した。反応が終了した後、
反応槽にリン酸カルシウム1.2kg、カオリン1.2
kg及びリン酸1.2kgを投入し、約30kgの水溶
性液体6を得た。
【0036】実施例1〜6について、水酸化カリウム及
び炭酸ナトリウムの形状並びにリン酸、カオリン、リン
酸カルシウム及びホウ砂の有無の一覧を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】(2)菌類の培養 (実施例7)酒を搾った際に使用したヤシガラ活性炭を
粉末にし、粉末ヤシガラ活性炭7aを得た。粉末ヤシガ
ラ活性炭7aの表面全体に炭焼きで発生した木酢液をむ
らなく噴霧した。木酢液の噴霧は、1日おきに3回行っ
た。常温で2ヶ月間放置した結果、ヤシガラ活性炭が固
くなり、青かび等の菌類が付着した菌類付着ヤシガラ活
性炭7bを得た。
【0039】(実施例8)木酢液を水溶性液体1に代え
て噴霧した以外は実施例7と同様の操作を繰り返し、青
かび等の菌類が付着した菌類付着ヤシガラ活性炭8bを
得た。
【0040】(実施例9)酒を搾った際に使用したヤシ
ガラ活性炭を粉末にし、粉末ヤシガラ活性炭9aを得
た。粉末ヤシガラ活性炭9aの表面全体に炭焼きで発生
した木酢液をむらなく噴霧し、木酢液添加活性炭9bを
得た。その後9bの表面に水溶性液体1をむらなく噴霧
し、水溶性液体添加活性炭9cを得た。木酢液及び水溶
性液体1の噴霧は、1日おきに3回行った。常温で2ヶ
月間放置した結果、ヤシガラ活性炭が固くなり、青かび
等の菌類が付着した菌類付着ヤシガラ活性炭9dを得
た。
【0041】実施例7〜9について、噴霧した液体の一
覧を表2に示す。
【0042】
【表2】
【0043】(3)肥料の作成 (実施例10)水溶性液体1を3kg、米糠を7kg、
菌類付着ヤシガラ活性炭7bを0.3kg順次投入し、
ミキサーで攪拌混合し、粉状の有機質肥料10を得た。
有機質肥料10は長期間放置しても塊状にならず、粉状
のままであった。
【0044】(実施例11)菌類付着ヤシガラ活性炭7
bを菌類付着ヤシガラ活性炭8bに代えた以外は実施例
10と同様の操作を繰り返し、粉状の有機質肥料11を
得た。有機質肥料11は長期間放置しても塊状になら
ず、粉状のままであった。
【0045】(実施例12)菌類付着ヤシガラ活性炭7
bを菌類付着ヤシガラ活性炭9dに代えた以外は実施例
10と同様の操作を繰り返し、粉状の有機質肥料12を
得た。有機質肥料12は長期間放置しても塊状になら
ず、粉状のままであった。
【0046】(実施例13)水溶性液体1を水溶性液体
2に代えた以外は実施例12と同様の操作を繰り返し、
粉状の有機質肥料13を得た。有機質肥料13は長期間
放置しても塊状にならず、粉状のままであった。
【0047】(実施例14)水溶性液体1を水溶性液体
3に代えた以外は実施例12と同様の操作を繰り返し、
粉状の有機質肥料14を得た。有機質肥料14は長期間
放置しても塊状にならず、粉状のままであった。
【0048】(実施例15)水溶性液体1を水溶性液体
4に代えた以外は実施例12と同様の操作を繰り返し、
粉状の有機質肥料15を得た。有機質肥料15は長期間
放置しても塊状にならず、粉状のままであった。
【0049】(実施例16)水溶性液体1を水溶性液体
5に代えた以外は実施例12と同様の操作を繰り返し、
粉状の有機質肥料16を得た。有機質肥料16は長期間
放置しても塊状にならず、粉状のままであった。
【0050】(実施例17)炭焼きで発生した木酢液を
5kg、水溶性液体5を3kg、米糠を7kg、菌類付
着ヤシガラ活性炭9dを0.3kg順次投入し、ミキサ
ーで攪拌混合し、粉状の有機質肥料17を得た。有機質
肥料17は長期間放置しても塊状にならず、粉状のまま
であった。
【0051】(実施例18)水溶性液体5を水溶性液体
6に代えた以外は実施例17と同様の操作を繰り返し、
粉状の有機質肥料18を得た。有機質肥料18は長期間
放置しても塊状にならず、粉状のままであった。
【0052】(実施例19)籾殻をミキサーで粉砕した
粉状籾殻を7kg、水溶性液体1を3kg、菌類付着ヤ
シガラ活性炭7bを0.3kg順次投入し、ミキサーで
攪拌混合し、粉状の有機質肥料19を得た。有機質肥料
19は長期間放置しても塊状にならず、粉状のままであ
った。
【0053】(実施例20)菌類付着ヤシガラ活性炭7
bを菌類付着ヤシガラ活性炭8bに代えた以外は実施例
19と同様の操作を繰り返し、粉状の有機質肥料20を
得た。有機質肥料20は長期間放置しても塊状になら
ず、粉状のままであった。
【0054】(実施例21)菌類付着ヤシガラ活性炭7
bを菌類付着ヤシガラ活性炭9dに代えた以外は実施例
19と同様の操作を繰り返し、粉状の有機質肥料21を
得た。有機質肥料21は長期間放置しても塊状になら
ず、粉状のままであった。
【0055】(実施例22)水溶性液体1を水溶性液体
2に代えた以外は実施例21と同様の操作を繰り返し、
粉状の有機質肥料22を得た。有機質肥料22は長期間
放置しても塊状にならず、粉状のままであった。
【0056】(実施例23)水溶性液体1を水溶性液体
3に代えた以外は実施例21と同様の操作を繰り返し、
粉状の有機質肥料23を得た。有機質肥料23は長期間
放置しても塊状にならず、粉状のままであった。
【0057】(実施例24)水溶性液体1を水溶性液体
4に代えた以外は実施例21と同様の操作を繰り返し、
粉状の有機質肥料24を得た。有機質肥料24は長期間
放置しても塊状にならず、粉状のままであった。
【0058】(実施例25)水溶性液体1を水溶性液体
5に代えた以外は実施例21と同様の操作を繰り返し、
粉状の有機質肥料25を得た。有機質肥料25は長期間
放置しても塊状にならず、粉状のままであった。
【0059】(実施例26)籾殻をミキサーで粉砕した
粉状籾殻を7kg、炭焼きで発生した木酢液を5kg、
水溶性液体5を3kg、菌類付着ヤシガラ活性炭9dを
0.3kg順次投入し、ミキサーで攪拌混合し、粉状の
有機質肥料26を得た。有機質肥料26は長期間放置し
ても塊状にならず、粉状のままであった。
【0060】(実施例27)水溶性液体5を水溶性液体
6に代えた以外は実施例26と同様の操作を繰り返し、
粉状の有機質肥料27を得た。有機質肥料27は長期間
放置しても塊状にならず、粉状のままであった。
【0061】(実施例28)籾殻をミキサーで粉砕した
粉状籾殻を7kg、水溶性液体1を3kg、米糠を7k
g、菌類付着ヤシガラ活性炭7bを0.3kg順次投入
し、ミキサーで攪拌混合し、粉状の有機質肥料28を得
た。有機質肥料28は長期間放置しても塊状にならず、
粉状のままであった。
【0062】(実施例29)菌類付着ヤシガラ活性炭7
bを菌類付着ヤシガラ活性炭8bに代えた以外は実施例
28と同様の操作を繰り返し、粉状の有機質肥料29を
得た。有機質肥料29は長期間放置しても塊状になら
ず、粉状のままであった。
【0063】(実施例30)菌類付着ヤシガラ活性炭7
bを菌類付着ヤシガラ活性炭9dに代えた以外は実施例
28と同様の操作を繰り返し、粉状の有機質肥料30を
得た。有機質肥料30は長期間放置しても塊状になら
ず、粉状のままであった。
【0064】(実施例31)水溶性液体1を水溶性液体
2に代えた以外は実施例30と同様の操作を繰り返し、
粉状の有機質肥料31を得た。有機質肥料31は長期間
放置しても塊状にならず、粉状のままであった。
【0065】(実施例32)水溶性液体1を水溶性液体
3に代えた以外は実施例30と同様の操作を繰り返し、
粉状の有機質肥料32を得た。有機質肥料32は長期間
放置しても塊状にならず、粉状のままであった。
【0066】(実施例33)水溶性液体1を水溶性液体
4に代えた以外は実施例30と同様の操作を繰り返し、
粉状の有機質肥料33を得た。有機質肥料33は長期間
放置しても塊状にならず、粉状のままであった。
【0067】(実施例34)水溶性液体1を水溶性液体
5に代えた以外は実施例30と同様の操作を繰り返し、
粉状の有機質肥料34を得た。有機質肥料34は長期間
放置しても塊状にならず、粉状のままであった。
【0068】(実施例35)籾殻をミキサーで粉砕した
粉状籾殻を7kg、炭焼きで発生した木酢液を5kg、
水溶性液体5を3kg、米糠を7kg、菌類付着ヤシガ
ラ活性炭9dを0.3kg順次投入し、ミキサーで攪拌
混合し、粉状の有機質肥料35を得た。有機質肥料35
は長期間放置しても塊状にならず、粉状のままであっ
た。
【0069】(実施例36)水溶性液体5を水溶性液体
6に代えた以外は実施例35と同様の操作を繰り返し、
粉状の有機質肥料36を得た。有機質肥料36は長期間
放置しても塊状にならず、粉状のままであった。
【0070】実施例10〜36について、混合した物質
の一覧を表3に示す。
【0071】
【表3】
【0072】(4)農作物への施肥 (実施例37)化学肥料の連用により土やせが生じ、植
物が正常に生育しにくい農地から土を採取した。その土
を入れた鉢植えを30体用意した。そのうち27体の鉢
植えの土には、実施例10〜36によって得られた有機
質肥料10〜36を単独でそれぞれ一掴み混合した。そ
れぞれの鉢に茄子の苗を植え、同一条件で栽培したとこ
ろ、以下の結果が得られた。
【0073】本発明の有機質肥料10〜36をそれぞれ
施肥した鉢は、いずれも花が咲いて実をつけるに至っ
た。
【0074】有機質肥料10〜12、19〜21、28
〜30を土壌に施肥した結果から、菌類付着ヤシガラ活
性炭は、木酢液及び水溶性液体を添加して造った場合
(9d)、多孔質担体に木酢液のみを添加して造った場
合(7b)、多孔質担体に水溶性液体のみを添加して造
った場合(8b)のいずれであっても、本発明の有機質
肥料の原料とすることができることがわかった。
【0075】また、リン酸、カオリン、リン酸カルシウ
ムのいずれか一種以上が含まれている有機質肥料13〜
18、22〜27、31〜36を施肥したものは、特に
生育状態がよく、できた茄子の実も大きかった。その中
でも、リン酸カルシウムが含まれている有機質肥料15
〜18、24〜27、33〜36を施肥したものは良好
であり、リン酸カルシウムに加えて、カオリン及びリン
酸が含まれている有機質肥料16〜18、25〜27、
34〜36を施肥したものは特に良好であった。
【0076】木酢液を配合するかどうかは収穫量に関係
した。即ち、有機質肥料を調製する際、木酢液を配合し
た場合17、26、35は、木酢液を配合しなかった場
合16、25、34に比べ、土壌に施肥した結果、より
多くの実をつけた。
【0077】一方、本発明の有機質肥料を与えなかった
3体の鉢は、いずれも生育が悪く、花も咲かなかった。
【0078】(実施例38)化学肥料の連用により土や
せが生じ、植物が正常に生育しにくい農地にトマトの苗
を等間隔に30本植え、そのうちの27本に実施例10
〜36によって得られた有機質肥料10〜36を単独で
それぞれ施肥した。同一条件で栽培したところ、本発明
の有機質肥料10〜36を施肥したトマトの苗は、いず
れも花が咲き、実をつけるに至った。特に、リン酸、カ
オリン、リン酸カルシウムのいずれか一種以上が含まれ
ている有機質肥料13〜18、22〜27、31〜36
を施肥したものは、通常より多くのトマトが収穫でき、
その実も大きく、適度な甘さがあった。一方、本発明の
有機質肥料を与えなかった3本のトマトの苗は、いずれ
も生育が悪く、枯れてしまったものもあり、花も咲かな
かった。
【0079】
【発明の効果】本発明の有機質肥料は、土壌に施しやす
く、土壌に施肥すると、土壌の浄菌性が向上し、植物の
生育が促進される。
【0080】また、本発明の有機質肥料は、土壌に施肥
すると、一時的な酸欠状態も発生せず土壌中の有用微生
物が活性化され、肥料の吸収率が増大され、植物の対病
性も高まり、さらに、植物が酸性雨やダイオキシン等を
摂取する量を減少させ、農作物の生産性の向上を図るこ
とができる。
【0081】さらに、本発明の有機質肥料は、家畜糞尿
を一切使用していないため、土壌に施肥したときに、悪
臭が発生せず、人工飼料に含まれているカルシウム剤、
消毒剤等の有害物を含まない安全な農作物を生み出すこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C05G 3/00 (C05G 3/00 1:00 1:00 K C05F 11:08) C05F 11:08)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、メタ
    ルシリコン、硼酸及び水を反応させて生成した水溶性液
    体を含んで成ることを特徴とする有機質肥料。
  2. 【請求項2】 水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、メタ
    ルシリコン、硼酸、ホウ砂及び水を反応させて生成した
    水溶性液体を含んで成ることを特徴とする有機質肥料。
  3. 【請求項3】 有機質肥料は、さらに、リン酸カルシウ
    ムを含んで成ることを特徴とする請求項1又は2記載の
    有機質肥料。
  4. 【請求項4】 有機質肥料は、さらに、カオリンを含ん
    で成ることを特徴とする請求項1、2又は3記載の有機
    質肥料。
  5. 【請求項5】 有機質肥料は、さらに、リン酸を含んで
    成ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の有機質肥料。
  6. 【請求項6】 有機質肥料は、さらに、多孔質担体に、
    請求項1記載の水溶性液体及び/又は木酢液を添加して
    培養された菌類を含んで成ることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の有機質肥料。
  7. 【請求項7】 有機質肥料は、さらに、多孔質担体に、
    請求項2記載の水溶性液体及び/又は木酢液を添加して
    培養された菌類を含んで成ることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の有機質肥料。
  8. 【請求項8】 有機質肥料は、さらに、炭素源及び/又
    は籾殻を含んで成ることを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれか1項に記載の有機質肥料。
  9. 【請求項9】 有機質肥料は、さらに、木酢液を含んで
    成ることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記
    載の有機質肥料。
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