JP2001233453A - 粉粒体食品原料の輸送装置 - Google Patents
粉粒体食品原料の輸送装置Info
- Publication number
- JP2001233453A JP2001233453A JP2000045435A JP2000045435A JP2001233453A JP 2001233453 A JP2001233453 A JP 2001233453A JP 2000045435 A JP2000045435 A JP 2000045435A JP 2000045435 A JP2000045435 A JP 2000045435A JP 2001233453 A JP2001233453 A JP 2001233453A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- container
- arm
- food material
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 主として食品工業並びに醸造工業に使用する
原料の輸送装置に関する。 【解決手段】 先端が所定の範囲内に移動可能なアーム
機構Ｍを設け、このアーム機構Ｍによりホース10と分離
機Ｓを支持し、ホース10の先端に分離機Ｓを接続して、分
離機Ｓから排出される粉粒体食品原料を所定の範囲内に
設けた任意の容器13に供給可能とする。
原料の輸送装置に関する。 【解決手段】 先端が所定の範囲内に移動可能なアーム
機構Ｍを設け、このアーム機構Ｍによりホース10と分離
機Ｓを支持し、ホース10の先端に分離機Ｓを接続して、分
離機Ｓから排出される粉粒体食品原料を所定の範囲内に
設けた任意の容器13に供給可能とする。
Description
【０００１】
【産業上の技術分野】この発明は、主として食品工業並
びに醸造工業に使用する原料の輸送装置に関するもので
ある。
びに醸造工業に使用する原料の輸送装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】容器に原料を投入する場合には、バケッ
トコンベア、ベルトコンベア及びホースを利用可能な液
体又は空気輸送装置が主に用いられていた。液体又は空
気輸送装置ではホースの末端に液体分離機又はサイクロ
ンを設け、液体分離機又はサイクロンをレールにより支
持していた。このレールに沿って液体分離機又はサイク
ロンを空の容器の上部に順次移動することで、複数の容
器に原料を投入していた。
トコンベア、ベルトコンベア及びホースを利用可能な液
体又は空気輸送装置が主に用いられていた。液体又は空
気輸送装置ではホースの末端に液体分離機又はサイクロ
ンを設け、液体分離機又はサイクロンをレールにより支
持していた。このレールに沿って液体分離機又はサイク
ロンを空の容器の上部に順次移動することで、複数の容
器に原料を投入していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】バケットコンベアで
は、水分を多量に含んだ粉粒体を搬送することができな
い。また、ベルトコンベアでは、複数の容器に原料を順
次投入する場合に、コンベア本体を移動させる必要があ
る。
は、水分を多量に含んだ粉粒体を搬送することができな
い。また、ベルトコンベアでは、複数の容器に原料を順
次投入する場合に、コンベア本体を移動させる必要があ
る。
【０００４】原料の搬送に液体又は空気輸送装置を使用
する場合には、設置されたレールに沿って液体分離機又
はサイクロンからなる分離機を移動させるため、容器の
配置が限定されてしまう。また、水平方向への移動のみ
で上下方向に移動できないレール方式では、容器の上方
に位置する分離機からの排出時に、原料の飛散が発生す
る場合がある。さらに、分離機の移動が直線的にしか行
えないため、堆積表面が凸状となりほぼ平面状とするこ
とができない。
する場合には、設置されたレールに沿って液体分離機又
はサイクロンからなる分離機を移動させるため、容器の
配置が限定されてしまう。また、水平方向への移動のみ
で上下方向に移動できないレール方式では、容器の上方
に位置する分離機からの排出時に、原料の飛散が発生す
る場合がある。さらに、分離機の移動が直線的にしか行
えないため、堆積表面が凸状となりほぼ平面状とするこ
とができない。
【０００５】この発明の課題は、所定の範囲内に設けた
任意の容器に粉粒体食品原料を供給可能とし、容器周辺
の飛散を低減させながら、容器内部の粉粒体食品原料の
堆積表面をほぼ平面状とする、粉粒体食品原料の輸送装
置を提供することにある。
任意の容器に粉粒体食品原料を供給可能とし、容器周辺
の飛散を低減させながら、容器内部の粉粒体食品原料の
堆積表面をほぼ平面状とする、粉粒体食品原料の輸送装
置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項１で
は、先端が所定の範囲内に移動可能なアーム機構を設け
る。このアーム機構によりホースと分離機を支持する。
ホースの先端に分離機を接続する。分離機から排出され
る粉粒体食品原料を所定の範囲内に設けた任意の容器に
供給可能とする。この発明の請求項２では、アーム機構
の先端に上下方向に伸縮する昇降駆動装置を設ける。分
離機を昇降駆動装置により支持する。この発明の請求項
３では、アーム機構の先端が容器の開口部分の形状に合
わせて自動的に移動する分離機を設ける。この分離機の
動きに同調して、アーム機構の先端に設けた分離機の排
出口が容器内部を移動する。粉粒体食品原料の堆積表面
は、ほぼ平面状となる。
は、先端が所定の範囲内に移動可能なアーム機構を設け
る。このアーム機構によりホースと分離機を支持する。
ホースの先端に分離機を接続する。分離機から排出され
る粉粒体食品原料を所定の範囲内に設けた任意の容器に
供給可能とする。この発明の請求項２では、アーム機構
の先端に上下方向に伸縮する昇降駆動装置を設ける。分
離機を昇降駆動装置により支持する。この発明の請求項
３では、アーム機構の先端が容器の開口部分の形状に合
わせて自動的に移動する分離機を設ける。この分離機の
動きに同調して、アーム機構の先端に設けた分離機の排
出口が容器内部を移動する。粉粒体食品原料の堆積表面
は、ほぼ平面状となる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面によりこの発明の実施
例を説明する。図１は、屈曲型輸送装置の側面図であ
る。図２は、伸縮型輸送装置の側面図である。図３は、
屈曲型輸送装置と容器の位置を示す配置図である。図４
は、容器内部の原料堆積状態を示す縦断面図である。図
５は、容器内部の分離機の移動状態を示す平面図であ
る。図１に示す屈曲型輸送装置１は、壁面に固定プレー
ト２を固定し、第１旋回軸３を中心として水平方向に旋
回移動する第１旋回アーム４を接続する。第１旋回アー
ム４には第２旋回軸５を中心として鉛直方向に旋回移動
する第２旋回アーム６を接続する。第２旋回アーム６に
は第３旋回軸７を中心として水平方向に旋回移動する第
３旋回アーム８を接続する。第３旋回アーム８の先端
は、第１旋回軸３、第２旋回軸５及び第３旋回軸７の旋
回移動により、固定プレート２近傍以外の範囲を自在に
移動することができる。これら第１旋回アーム４、第２
旋回アーム６及び第３旋回アーム８を含んでアーム機構
Ｍを構成する。
例を説明する。図１は、屈曲型輸送装置の側面図であ
る。図２は、伸縮型輸送装置の側面図である。図３は、
屈曲型輸送装置と容器の位置を示す配置図である。図４
は、容器内部の原料堆積状態を示す縦断面図である。図
５は、容器内部の分離機の移動状態を示す平面図であ
る。図１に示す屈曲型輸送装置１は、壁面に固定プレー
ト２を固定し、第１旋回軸３を中心として水平方向に旋
回移動する第１旋回アーム４を接続する。第１旋回アー
ム４には第２旋回軸５を中心として鉛直方向に旋回移動
する第２旋回アーム６を接続する。第２旋回アーム６に
は第３旋回軸７を中心として水平方向に旋回移動する第
３旋回アーム８を接続する。第３旋回アーム８の先端
は、第１旋回軸３、第２旋回軸５及び第３旋回軸７の旋
回移動により、固定プレート２近傍以外の範囲を自在に
移動することができる。これら第１旋回アーム４、第２
旋回アーム６及び第３旋回アーム８を含んでアーム機構
Ｍを構成する。
【０００８】第１旋回アーム４に固定金具９を吊り下
げ、ホース10を第１旋回アーム４に沿うように固定す
る。固定金具９を吊り下げる位置は、ホース10の柔軟度
や長さにより変更してもよい。ホース10はこれら第１旋
回アーム４、第２旋回アーム６、第３旋回アーム８の動
きにしたがって屈曲する必要のない部分には柔軟性のな
い材質を使用し、屈曲する必要のある部分には柔軟性の
ある材質を使用してもよい。空気輸送の場合には、第３
旋回アーム機構８の先端に設けたサイクロン11に輸送ホ
ース10を接続する。液体輸送の場合には、サイクロン11
の代りに図２に示す液体分離装置12を設ける。これらサ
イクロン11及び液体分離装置12を分離機Ｓとする。
げ、ホース10を第１旋回アーム４に沿うように固定す
る。固定金具９を吊り下げる位置は、ホース10の柔軟度
や長さにより変更してもよい。ホース10はこれら第１旋
回アーム４、第２旋回アーム６、第３旋回アーム８の動
きにしたがって屈曲する必要のない部分には柔軟性のな
い材質を使用し、屈曲する必要のある部分には柔軟性の
ある材質を使用してもよい。空気輸送の場合には、第３
旋回アーム機構８の先端に設けたサイクロン11に輸送ホ
ース10を接続する。液体輸送の場合には、サイクロン11
の代りに図２に示す液体分離装置12を設ける。これらサ
イクロン11及び液体分離装置12を分離機Ｓとする。
【０００９】屈曲型輸送装置１によりサイクロン11を各
容器13上に移動させ、容器13内部に原料を投入すること
ができる。しかし、固定プレート２に近い位置にある容
器13aでは、第２旋回アーム６を鉛直方向に立ち上げた
状態で容器13a内部に原料を投入することになるため、
原料の性状によってはタンク周辺に飛散する可能性があ
る。このため、第３旋回アーム８の先端に昇降駆動装置
14を設け、分離機Ｓのサイクロン11を容器13内部まで下
降させた後、原料を投入してもよい。図２に示す伸縮型
輸送装置15は、壁面に固定プレート２を固定し、旋回軸
16を中心として水平方向に旋回移動する第１伸縮アーム
17を接続する。第１伸縮アーム17には、第１伸縮アーム
17の内部に収納可能な第２伸縮アーム18を設ける。第２
伸縮アーム18には、第２伸縮アーム18の内部に収納可能
な第３伸縮アーム19を設ける。第３伸縮アーム19の先端
は、旋回軸16と各アームの伸縮により、固定プレート２
近傍以外の範囲を自在に移動することができる。これら
第１伸縮アーム17、第２伸縮アーム18、第３伸縮アーム
19によってもアーム機構Ｍを構成する。
容器13上に移動させ、容器13内部に原料を投入すること
ができる。しかし、固定プレート２に近い位置にある容
器13aでは、第２旋回アーム６を鉛直方向に立ち上げた
状態で容器13a内部に原料を投入することになるため、
原料の性状によってはタンク周辺に飛散する可能性があ
る。このため、第３旋回アーム８の先端に昇降駆動装置
14を設け、分離機Ｓのサイクロン11を容器13内部まで下
降させた後、原料を投入してもよい。図２に示す伸縮型
輸送装置15は、壁面に固定プレート２を固定し、旋回軸
16を中心として水平方向に旋回移動する第１伸縮アーム
17を接続する。第１伸縮アーム17には、第１伸縮アーム
17の内部に収納可能な第２伸縮アーム18を設ける。第２
伸縮アーム18には、第２伸縮アーム18の内部に収納可能
な第３伸縮アーム19を設ける。第３伸縮アーム19の先端
は、旋回軸16と各アームの伸縮により、固定プレート２
近傍以外の範囲を自在に移動することができる。これら
第１伸縮アーム17、第２伸縮アーム18、第３伸縮アーム
19によってもアーム機構Ｍを構成する。
【００１０】第１伸縮アーム17と第２伸縮アーム18に固
定金具９を吊り下げ、柔軟性のある輸送ホース10と返水
ホース20を第１旋回アーム４に沿うように固定する。固
定金具９を吊り下げる位置は、ホースの柔軟度や長さに
より変更してもよい。液体輸送の場合には、第３伸縮ア
ーム19の先端に設けた液体分離装置12に輸送ホース10と
返水ホース20を接続する。空気輸送の場合には、分離機
Ｓとしての液体分離装置12の代りに図１に示す分離機Ｓ
としてのサイクロン11を設ける。
定金具９を吊り下げ、柔軟性のある輸送ホース10と返水
ホース20を第１旋回アーム４に沿うように固定する。固
定金具９を吊り下げる位置は、ホースの柔軟度や長さに
より変更してもよい。液体輸送の場合には、第３伸縮ア
ーム19の先端に設けた液体分離装置12に輸送ホース10と
返水ホース20を接続する。空気輸送の場合には、分離機
Ｓとしての液体分離装置12の代りに図１に示す分離機Ｓ
としてのサイクロン11を設ける。
【００１１】伸縮型輸送装置15により液体分離装置12を
各容器13上に移動させ、容器13内部に原料Ｇを投入する
ことができる。しかし、液体分離装置12の排出口と容器
13の間に空間が発生すると、原料Ｇの性状によってはタ
ンク周辺に飛散する可能性がある。このため、第３伸縮
アーム19の先端に昇降駆動装置14を設け、液体分離装置
12を容器13内部まで下降させた後、原料Ｇを投入しても
よい。昇降駆動装置14には、空気又は油圧シリンダ、パ
ワーシリンダ及びワイヤを使用する巻取り装置等を使用
することができる。
各容器13上に移動させ、容器13内部に原料Ｇを投入する
ことができる。しかし、液体分離装置12の排出口と容器
13の間に空間が発生すると、原料Ｇの性状によってはタ
ンク周辺に飛散する可能性がある。このため、第３伸縮
アーム19の先端に昇降駆動装置14を設け、液体分離装置
12を容器13内部まで下降させた後、原料Ｇを投入しても
よい。昇降駆動装置14には、空気又は油圧シリンダ、パ
ワーシリンダ及びワイヤを使用する巻取り装置等を使用
することができる。
【００１２】屈曲型輸送装置１と伸縮型輸送装置15は、
各々の先端に設けた分離機Ｓとしてのサイクロン11又は
液体分離装置12を所定の範囲内にある容器13上に移動す
ることができる。このため、図３に示すように、容器13
の配置が不規則であっても、サイクロン11や液体分離装
置12を移動させるレールを設ける必要がないため、容易
に原料Ｇを投入することができる。
各々の先端に設けた分離機Ｓとしてのサイクロン11又は
液体分離装置12を所定の範囲内にある容器13上に移動す
ることができる。このため、図３に示すように、容器13
の配置が不規則であっても、サイクロン11や液体分離装
置12を移動させるレールを設ける必要がないため、容易
に原料Ｇを投入することができる。
【００１３】屈曲型輸送装置１と伸縮型輸送装置15のア
ーム機構Ｍは、動力を使用することなく手動操作で移動
させることもできるが、モータ又は油圧を使用して手動
制御することもできる。また、容器の配置を制御装置に
入力して、自動的に原料を順次投入することも可能であ
る。
ーム機構Ｍは、動力を使用することなく手動操作で移動
させることもできるが、モータ又は油圧を使用して手動
制御することもできる。また、容器の配置を制御装置に
入力して、自動的に原料を順次投入することも可能であ
る。
【００１４】分離機Ｓとしてのサイクロン11や液体分離
装置12を固定して容器13に原料Ｇを投入する図４のＡで
は、原料Ｇの堆積状態が凸状の堆積となる。容器13に水
を供給して原料を浸漬する場合には、原料Ｇの頂点まで
水を供給しなければならないため、多量の浸漬水を必要
とし、原料Ｇの下層と上層では接水時間に大きな差が発
生する。
装置12を固定して容器13に原料Ｇを投入する図４のＡで
は、原料Ｇの堆積状態が凸状の堆積となる。容器13に水
を供給して原料を浸漬する場合には、原料Ｇの頂点まで
水を供給しなければならないため、多量の浸漬水を必要
とし、原料Ｇの下層と上層では接水時間に大きな差が発
生する。
【００１５】屈曲型輸送装置１と伸縮型輸送装置15のア
ーム機構Ｍの先端を、容器13の開口部の形状に合わせて
自動的に移動することにより、サイクロン11や液体分離
装置12を容器13の開口部内で移動させる移動手段21を設
けるこの手段21は容器13の配置が決まった状態で、容器1
3の位置を制御装置に入力することで、屈曲型輸送装置１
と伸縮型輸送装置15のアーム機構Ｍの先端を容器13の位
置まで自動的に移動させることができる。
ーム機構Ｍの先端を、容器13の開口部の形状に合わせて
自動的に移動することにより、サイクロン11や液体分離
装置12を容器13の開口部内で移動させる移動手段21を設
けるこの手段21は容器13の配置が決まった状態で、容器1
3の位置を制御装置に入力することで、屈曲型輸送装置１
と伸縮型輸送装置15のアーム機構Ｍの先端を容器13の位
置まで自動的に移動させることができる。
【００１６】サイクロン11や液体分離装置12が容器13の
開口部内で固定されている場合と比較して、自動的に移
動すことにより図４のＢに示すように、ほぼ平面状の堆
積状態とすることができる。分離機Ｓとしてのサイクロ
ン11や液体分離装置12の移動は、容器13の形状に合わせ
て図５のＡとＢに示す円状や矩形状に移動させてもよい
が、図５のＣに示すようにジグザグ形でもよい。
開口部内で固定されている場合と比較して、自動的に移
動すことにより図４のＢに示すように、ほぼ平面状の堆
積状態とすることができる。分離機Ｓとしてのサイクロ
ン11や液体分離装置12の移動は、容器13の形状に合わせ
て図５のＡとＢに示す円状や矩形状に移動させてもよい
が、図５のＣに示すようにジグザグ形でもよい。
【００１７】
【発明の効果】アーム機構の動きにより分離機が自在に
移動可能となるため、建築物に固定されたレールに沿っ
て分離機を移動させる場合に比較して、建物の構造や容
器の配置を限定する必要がなく、既設の建物にも対応す
ることができる。また、分離機を上下方向に移動可能と
することで、分離機の排出口を容器の内部に降下させ、原
料の飛散を防止することができる。さらに、分離機を容
器内部で自動的に移動させることにより、堆積表面が凸
状となることなく、ほぼ平面状の堆積面とすることがで
きる。以上の効果により、所定の範囲内に設けた任意の
容器に粉粒体食品原料を供給可能とし、容器周辺の飛散
を低減させながら、容器内部の粉粒体食品原料の堆積表
面をほぼ平面とする、粉粒体食品原料の輸送装置を提供
することができる。
移動可能となるため、建築物に固定されたレールに沿っ
て分離機を移動させる場合に比較して、建物の構造や容
器の配置を限定する必要がなく、既設の建物にも対応す
ることができる。また、分離機を上下方向に移動可能と
することで、分離機の排出口を容器の内部に降下させ、原
料の飛散を防止することができる。さらに、分離機を容
器内部で自動的に移動させることにより、堆積表面が凸
状となることなく、ほぼ平面状の堆積面とすることがで
きる。以上の効果により、所定の範囲内に設けた任意の
容器に粉粒体食品原料を供給可能とし、容器周辺の飛散
を低減させながら、容器内部の粉粒体食品原料の堆積表
面をほぼ平面とする、粉粒体食品原料の輸送装置を提供
することができる。
【図１】屈曲型輸送装置の側面図である。
【図２】伸縮型輸送装置の側面図である。
【図３】屈曲型輸送装置と容器の位置を示す配置図であ
る。
る。
【図４】容器内部の原料堆積状態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図５】容器内部の分離機の移動状態を示す平面図であ
る。
る。
１ 屈曲型輸送装置 ２ 固定プレート ３ 第１旋回軸 ４ 第１旋回アーム ５ 第２旋回軸 ６ 第２旋回アーム ７ 第３旋回軸 ８ 第３旋回アーム ９ 固定金具 10 ホース 11 サイクロン 12 液体分離装置 13,13a〜ｉ 容器 14 上下駆動装置 15 伸縮型輸送装置 16 旋回軸 17 第１伸縮アーム 18 第２伸縮アーム 19 第３伸縮アーム 20 返水ホース Ｍ アーム機構 Ｓ 分離機 Ｇ 原料
Claims (3)
- 【請求項１】 先端が所定の範囲内に移動可能なアーム
機構を設け、このアーム機構によりホースと分離機を支
持し、ホースの先端に分離機を接続して、分離機から排出
される粉粒体食品原料を所定の範囲内に設けた任意の容
器に供給可能とする、粉粒体食品原料の輸送装置。 - 【請求項２】 アーム機構の先端に上下方向に伸縮する
昇降駆動装置を設け、分離機を昇降駆動装置により支持
する、請求項１記載の粉粒体食品原料の輸送装置。 - 【請求項３】 アーム機構の先端が容器の開口部分の形
状に合わせて自動的に移動する分離機を設け、もってア
ーム機構の先端に設けた分離機の排出口が容器内部で移
動しつつ粉粒体食品原料を供給し、粉粒体食品原料の堆
積表面をほぼ平面状とする、請求項１又は２記載の粉粒
体食品原料の輸送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000045435A JP2001233453A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | 粉粒体食品原料の輸送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000045435A JP2001233453A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | 粉粒体食品原料の輸送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001233453A true JP2001233453A (ja) | 2001-08-28 |
Family
ID=18568018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000045435A Pending JP2001233453A (ja) | 2000-02-23 | 2000-02-23 | 粉粒体食品原料の輸送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001233453A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102745513A (zh) * | 2012-06-14 | 2012-10-24 | 山东鼎泰盛食品工业装备股份有限公司 | 杀菌釜自动输送装料装置 |
| CN103101773A (zh) * | 2013-01-18 | 2013-05-15 | 常州铭赛机器人科技有限公司 | 全自动装甑系统及其装甑方法 |
| CN103101051A (zh) * | 2013-01-18 | 2013-05-15 | 常州铭赛机器人科技有限公司 | 一种装甑机器人 |
| JP2015042556A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | Ｊｆｅケミカル株式会社 | 袋状容器への粉粒体の充填方法 |
| CN105199894A (zh) * | 2015-07-14 | 2015-12-30 | 湖南博雅智能装备股份有限公司 | 一种酿酒用自动装甑机器人系统及其控制方法 |
| CN105600498A (zh) * | 2016-02-25 | 2016-05-25 | 常州机电职业技术学院 | 酿酒自动堆料系统及其撒料方法 |
| CN107674800A (zh) * | 2017-11-06 | 2018-02-09 | 常州机电职业技术学院 | 一种自动装甄装置及其料面溢汽区域跟踪方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5285295U (ja) * | 1975-12-22 | 1977-06-25 | ||
| JPS5451171A (en) * | 1977-09-30 | 1979-04-21 | Hitachi Metals Ltd | Expansible chute for loader |
| JPS63142157A (ja) * | 1986-12-04 | 1988-06-14 | 株式会社大林組 | コンクリ−ト打設装置 |
| JPH01261125A (ja) * | 1988-04-12 | 1989-10-18 | Mitsubishi Electric Corp | スタッカーの制御装置 |
-
2000
- 2000-02-23 JP JP2000045435A patent/JP2001233453A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5285295U (ja) * | 1975-12-22 | 1977-06-25 | ||
| JPS5451171A (en) * | 1977-09-30 | 1979-04-21 | Hitachi Metals Ltd | Expansible chute for loader |
| JPS63142157A (ja) * | 1986-12-04 | 1988-06-14 | 株式会社大林組 | コンクリ−ト打設装置 |
| JPH01261125A (ja) * | 1988-04-12 | 1989-10-18 | Mitsubishi Electric Corp | スタッカーの制御装置 |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102745513A (zh) * | 2012-06-14 | 2012-10-24 | 山东鼎泰盛食品工业装备股份有限公司 | 杀菌釜自动输送装料装置 |
| CN103101773A (zh) * | 2013-01-18 | 2013-05-15 | 常州铭赛机器人科技有限公司 | 全自动装甑系统及其装甑方法 |
| CN103101051A (zh) * | 2013-01-18 | 2013-05-15 | 常州铭赛机器人科技有限公司 | 一种装甑机器人 |
| JP2015042556A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | Ｊｆｅケミカル株式会社 | 袋状容器への粉粒体の充填方法 |
| CN105199894A (zh) * | 2015-07-14 | 2015-12-30 | 湖南博雅智能装备股份有限公司 | 一种酿酒用自动装甑机器人系统及其控制方法 |
| CN105199894B (zh) * | 2015-07-14 | 2018-05-18 | 湖南博雅智能装备股份有限公司 | 一种酿酒用自动装甄机器人系统及其控制方法 |
| CN105600498A (zh) * | 2016-02-25 | 2016-05-25 | 常州机电职业技术学院 | 酿酒自动堆料系统及其撒料方法 |
| CN107674800A (zh) * | 2017-11-06 | 2018-02-09 | 常州机电职业技术学院 | 一种自动装甄装置及其料面溢汽区域跟踪方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2701905B2 (ja) | サイロ車輌等に粉粒物を積載する装置 | |
| US10781063B2 (en) | Fully automated cement horizontal storage | |
| JP2001233453A (ja) | 粉粒体食品原料の輸送装置 | |
| CN105032698A (zh) | 用于运送细粒介质的设备 | |
| US3944090A (en) | Method for loading grain cars | |
| AU2017313388B2 (en) | Container for a bulk material | |
| US5622291A (en) | Material transfer apparatus with extensible conduit | |
| WO1984001562A1 (en) | Process and apparatus for the transport of powdered or particulate material | |
| CN106626060A (zh) | 煤矿防爆运输小车 | |
| JP2008280150A (ja) | ボルト状物供給装置 | |
| US5709517A (en) | Apparatus for unloading of bulk material from the cargo holds of ships | |
| KR101245320B1 (ko) | 살수 장치를 가진 원료 처리용 이동장비의 물 공급 시스템 | |
| JP6719712B2 (ja) | 容器リフター | |
| CN204076523U (zh) | 砂浆设备 | |
| KR20020035874A (ko) | 야금용기 내에 벌크 재료를 도입하기 위한 방법 및 장치 | |
| BE1028782B1 (nl) | Installatie voor het lossen van een bulkgoed uit een vaartuig | |
| JP2012126494A (ja) | クレーン用吊り具および同吊り具を用いた揚重搬送方法 | |
| CN211034447U (zh) | 一种涂料粉末原料上料装置 | |
| KR20090093580A (ko) | 하역 장치 및 그 제어 방법 | |
| JP2005104510A (ja) | 粉粒体供給装置 | |
| CN208161533U (zh) | 一种粉料搅拌罐的出料装置 | |
| US1422492A (en) | Conveyer | |
| KR20160075048A (ko) | 연속식 하역 장치 및 그 제어 방법 | |
| US1746359A (en) | Material-handling plant | |
| EP0136122B1 (en) | Preparation of tundishes |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20031121 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040304 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040521 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040603 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070214 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091105 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091201 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091228 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100524 |