JP2001233228A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JP2001233228A JP2000042534A JP2000042534A JP2001233228A JP 2001233228 A JP2001233228 A JP 2001233228A JP 2000042534 A JP2000042534 A JP 2000042534A JP 2000042534 A JP2000042534 A JP 2000042534A JP 2001233228 A JP2001233228 A JP 2001233228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車速センサの故障の際に、車両の加速状態で
は安全な操舵フィーリングを得ることができ、車両の減
速状態では違和感のない操舵フィーリングを得ることが
できる電動パワーステアリング装置を提供する。 【解決手段】 目標電流値設定部(12B)に対して車
速センサ(11)の検出信号に基づく制御車速信号(V
EL)を所定時間毎に更新して出力する制御車速設定部
(12A)を有する。制御車速設定部(12A)は、エ
ンジン回転数センサ(15)の検出信号に基づき、車速
センサ(11)が故障した際には、その直前に更新され
た制御車速信号値を基準値としてこれにエンジン回転数
に応じて増加する加算値を所定時間毎に順次加算補正
し、その補正値を制御車速信号(VEL)として目標電
流値設定部(12B)に所定時間毎に更新して出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機によりステ
アリング系に補助操舵トルクを付加する電動パワーステ
アリング装置に関し、詳しくは、車速センサの故障の際
にも安全でかつ違和感のない操舵フィーリングを得るこ
とができる電動パワーステアリング装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】車両のステアリング装置として、ステア
リングホイールの操舵時に電動機による補助操舵トルク
をステアリング系に付加して運転者の操舵力を軽減す
る、いわゆる電動パワーステアリング装置が近年普及し
つつある。この種の電動パワーステアリング装置は、通
常、ステアリング系の操舵トルクの増大に伴ない増大
し、かつ、車速の増大に伴ない減少する基本特性の補助
操舵トルクを電動機に発生させるように構成されてい
る。
【0003】前記の電動パワーステアリング装置におい
ては、ステアリングホイールの操作に伴なうステアリン
グ系の操舵トルクの方向および大きさを操舵トルクセン
サにより検出し、また、車両の速度を車速センサにより
検出し、これらの検出信号に応じて電動機に流す目標電
流値を制御装置により設定し、この目標電流値に対して
前記電動機に流れる実際の電流値が収束するように制御
している。
【0004】このため、車速センサに断線等の故障が発
生すると、電動機による補助操舵トルクを車速の増大に
応じて減少補正させることができなくなり、車両の高速
走行時には補助操舵トルクが過剰となる。そこで、車速
センサが故障した場合のフェールセーフ対策として、特
開昭60−80967号公報に記載のパワーステアリン
グ装置においては、車速センサの故障時に擬似的車速信
号を生成し、この車速信号を以って電動機による補助操
舵トルクを減少補正している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の公報
に記載されたフェールセーフ対策では、車両の加速状態
または減速状態に拘わらず、常に一定勾配で所定の車速
まで増大もしくは減少する擬似的車速信号によって電動
機による補助操舵トルクを補正している。このため、車
両の加速状態では電動機による補助操舵トルクの大きさ
を実際の車速に応じて減少させることができないという
問題があった。また、車両の減速状態では補助操舵トル
クの大きさを実際の車速に応じて増加させることができ
ないという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、車速センサの故障の際
に、車両の加速状態をエンジン回転数より推定して補助
操舵トルクの大きさを減少させることにより安全な操舵
フィーリングを得ることができ、また、車両の減速状態
をエンジン回転数より推定して補助操舵トルクの大きさ
を増加させることにより違和感のない操舵フィーリング
を得ることができる電動パワーステアリング装置を提供
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明は、車両のステアリング系に補助操舵トルク
を付加する電動機と、ステアリング系の操舵トルクを検
出する操舵トルクセンサと、車両の速度を検出する車速
センサと、車両のエンジン回転数を検出するエンジン回
転数センサと、少なくとも前記操舵トルクセンサおよび
車速センサの検出信号に基づいて前記電動機に流す目標
電流値を設定し、かつ、この目標電流値により前記電動
機の駆動を制御する制御装置とを備えた電動パワーステ
アリング装置において、前記制御装置は、前記目標電流
値を設定する目標電流値設定部と、この目標電流値設定
部に対して前記車速センサの検出信号に基づく制御車速
信号を所定時間毎に更新して出力する制御車速設定部と
を有し、この制御車速設定部は、前記エンジン回転数セ
ンサの検出信号に基づき、前記車速センサが故障した際
には、その直前に更新された制御車速信号値を基準値と
してこれにエンジン回転数に応じて増減する加算値また
は減算値を所定時間毎に順次加算または減算補正し、そ
の補正値を制御車速信号値として前記目標電流値設定部
に所定時間毎に更新して出力する構成としたことを手段
としている。
【0008】本発明の電動パワーステアリング装置で
は、操舵トルクセンサがステアリング系の操舵トルクの
検出信号を出力し、制御車速設定部が車両の速度に応じ
た車速センサの検出信号に基づく制御車速信号を所定時
間毎に更新して出力することにより、目標電流値設定部
が前記操舵トルクの検出信号および制御車速信号に基づ
いて電動機に流す目標電流値を設定する。そして、この
目標電流値により、制御装置が電動機の駆動を制御す
る。その際、車速センサが故障すると、制御車速設定部
は、車速センサの故障直前に更新された制御車速信号を
基準値としてこれにエンジン回転数に応じて増減する加
算値または減算値を所定時間毎に順次加算または減算補
正し、その補正値を制御車速信号値として前記目標電流
値設定部に所定時間毎に更新して出力する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る電動パワーステアリング装置の実施の形態を説明す
る。参照する図面において、図1は一実施形態の電動パ
ワーステアリング装置が適用されたステアリング系の構
成図、図2は一実施形態の電動パワーステアリング装置
のブロック構成図である。
【0010】一実施形態の電動パワーステアリング装置
を説明するに当たり、まず、この電動パワーステアリン
グ装置が適用されたステアリング系の構造を図1により
説明する。このステアリング系は、いわゆるラック・ピ
ニオン式のステアリング系であり、ステアリングホイー
ル1に一体に連結されたステアリングシャフト2の下端
部は、連結軸3を介して相互に連結された一対のユニバ
ーサルジョイント4,4を介して操舵トルクセンサ5の
入力軸5Aに連結されている。そして、この操舵トルク
センサ5の出力軸には、ラック・ピニオン機構6のピニ
オン6Aが一体に形成されている。
【0011】前記ラック・ピニオン機構6は、ピニオン
6Aに噛み合うラック歯6Bが形成されたラック軸6C
を備え、このラック軸6Cの両端部には、車両の左右の
前輪7,7に付設されたナックルアーム(図示省略)が
タイロッド8,8を介してそれぞれ連結されている。そ
して、前記ラック軸6Cには、これと同軸にボールネジ
機構9のボールネジ部9Aが形成され、このボールネジ
部9Aに噛み合うボールナット9Bは、前記ラック軸6
Cが貫通する状態でその周囲に配置された電動機10の
ロータ10Aに固定されている。
【0012】ここで、図1および図2に示すように、一
実施形態の電動パワーステアリング装置は、図示しない
変速機出力軸の回転数を検出する車速センサ11と、少
なくともこの車速センサ11および前記操舵トルクセン
サ5の検出信号を入力する制御装置12と、この制御装
置12の出力信号を入力する電動機駆動回路13と、こ
の電動機駆動回路13から前記電動機10に供給される
電流値を検出してその信号を前記制御装置12に出力す
る電流センサ14と、図示しないエンジンのクランクシ
ャフトの回転数を検出してその信号を前記制御装置12
に出力するエンジン回転数センサ15と、イグニッショ
ンスイッチのオン・オフ信号を前記制御装置12に出力
するイグニッションスイッチ16とを備えている。
【0013】操舵トルクセンサ5は、入力軸5Aと出力
軸であるピニオン6Aとの間の捩れ角に応じた操舵トル
クの方向および大きさを検出し、その検出信号である操
舵トルク信号TSを制御装置12に出力する。また、前
記車速センサ11は、図示しない変速機出力軸の回転数
に応じた車速信号VPを制御装置12に出力する。
【0014】電流センサ14は、直流サーボモータから
なる前記電動機10に直列に接続された抵抗またはホー
ル素子を備えており、電動機10に流れる電流の方向お
よび大きさに応じたモータ電流信号(検出電流値信号)
IMを制御装置12に出力する。また、前記エンジン回
転数センサ15は、図示しないエンジンのクランクシャ
フトの回転数に応じたエンジン回転数信号NEを制御装
置12に出力する。そして、イグニッションスイッチ1
6は、そのオン・オフに応じたイグニッション信号IG
を制御装置12に出力する。
【0015】制御装置12は、前記操舵トルクセンサ
5、車速センサ11、電流センサ14、エンジン回転数
センサ15、イグニッションスイッチ16等との間の入
出力インターフェースI/O、および、操舵トルクセン
サ5、電流センサ14から入力されるアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するA/Dコンバータの他、各種のデ
ータやプログラムを記憶しているROM、各種のデータ
等を一時記憶するRAM、各種の演算処理を行うCPU
等をハードウェアとして備えている。また、ソフトウェ
ア構成として、図2に示すように、制御車速設定部12
A、目標電流値設定部12B、偏差演算部12C、PI
D制御部12DおよびPWM信号生成部12Eを備えて
いる。一方、前記電動機駆動回路13は、ゲート駆動回
路13Aおよびブリッジ回路13Bにより構成されてい
る。
【0016】前記制御装置12の制御車速設定部12A
には、車速センサ11から出力される車速信号VP、エ
ンジン回転数センサ15から出力されるエンジン回転数
信号NEおよびイグニッションスイッチ16から出力さ
れるイグニッション信号IGが入力される。この制御車
速設定部12Aは、後述するように、車速センサ11か
らの車速信号VPに基づいて設定した制御車速信号VE
Lを目標電流値設定部12Bに出力する。
【0017】目標電流値設定部12Bには、前記制御車
速設定部12Aからの制御車速信号VELと共に、前記
操舵トルクセンサ5から出力される操舵トルク信号TS
がデジタル信号に変換されて入力される。この目標電流
値設定部12Bは、ステアリング系の操舵トルクの増大
に伴ない増大し、かつ、車速の増大に伴ない減少する基
本特性の補助操舵トルクを電動機10に発生させるため
の目標電流値信号ITを、前記操舵トルク信号TSおよ
び制御車速信号VELをアドレスとするデータエリアか
ら検索し、検索した目標電流値信号ITを偏差演算部1
2Cに出力する。
【0018】前記偏差演算部12Cには、目標電流値信
号ITの他に、前記電流センサ14から出力されるモー
タ電流信号IMがデジタル信号に変換されて入力され
る。この偏差演算部12Cは、目標電流値信号ITとモ
ータ電流信号IMとの偏差を演算し、その偏差信号ΔI
をPID制御部12Dに出力する。
【0019】前記PID制御部12Dは、前記偏差信号
ΔIに対して比例(P)、積分(I)、微分(D)等の
処理を施すことにより、その偏差がゼロに収束するよう
に前記電動機10の駆動を制御するための駆動制御信号
SOをPWM信号生成部12Eに出力する。そして、こ
のPWM信号生成部12Eは、前記駆動制御信号SOに
基づいて電動機10をPWM(パルス幅変調)運転する
ためのPWM信号VOを生成し、これを電動機駆動回路
13のゲート駆動回路13Aに出力する。
【0020】一方、前記電動機駆動回路13のゲート駆
動回路13Aは、前記PWM信号VOに基づいてブリッ
ジ回路13Bをスイッチング駆動する。このブリッジ回
路13Bは、図3に示すように、直流12Vの電源(車
載バッテリ)と電動機10との間にブリッジ回路を構成
する4個のパワーFET(電界効果トランジスタ)T
1,T2,T3,T4を備えている。そして、前記ゲー
ト駆動回路13Aは、偏差信号ΔIの大きさに応じた駆
動信号を偏差信号ΔIの極性に応じてパワーFET(T
1,T2)のゲートG1,G2の何れか一方に出力し、
他方にはオフ信号を出力する。その際、パワーFET
(T3,T4)のゲートG3,G4の何れか一方にオン
信号を出力し、他方にオフ信号を出力する。例えば、パ
ワーFET(T1)のゲートG1に駆動信号を出力する
場合には、パワーFET(T4)のゲートG4にオン信
号を出力し、他のパワーFET(T2,T3)のゲート
G2,G3にはオフ信号を出力する。
【0021】ここで、前記制御装置12の制御車速設定
部12Aは、図4に示すように、制御車速更新部12A
1、故障判定部12A2、フェールセーフ部12A3、
制御車速フェード係数検索部12A4および制御車速選
択部12A5により構成されている。以下、これらの機
能について順次説明する。
【0022】制御車速更新部12A1は、車速に応じて
変化する車速センサ11からの車速信号VP(km/
h)を例えば0.01秒毎に順次入力する。そして、例
えば10回目に入力した車速信号VPを制御車速信号V
EL(km/h)としてフェールセーフ部12A3およ
び制御車速選択部12A5に0.1秒毎に更新して出力
する。
【0023】故障判定部12A2は、制御車速更新部1
2A1と同様に、車速に応じて変化する車速センサ11
からの車速信号VPを例えば0.01秒毎に順次入力す
る。そして、この故障判定部12A2は、前回入力した
車速信号をVP1とし、今回入力した車速信号をVPと
し、重み変換係数をGとしたとき、次式(1)により車
両の車速変化度VPGを演算する。 VPG=(VP−VP1)×G………(1)
【0024】前記故障判定部12A2は、(1)式によ
る車速変化度VPGが2.5G以上のときには車速セン
サ11が故障したものと推定し、その故障推定信号N
G’をフェールセーフ部12A3に出力する。そして、
この故障推定信号NG’が出力され、かつ、車速センサ
11からの車速信号VPが0km/hを示す状態が例え
ば5秒間継続すると、故障判定部12A2は、車速セン
サ11が故障したものと判定し、その故障判定信号NG
をフェールセーフ部12A3に出力する。
【0025】フェールセーフ部12A3は、故障判定部
12A2から故障推定信号NG’を入力すると、制御車
速更新部12A1から入力した前回の制御車速信号VE
L1を制御車速信号VELとして制御車速選択部12A
5に出力する。また、フェールセーフ部12A3は、故
障判定部12A2から故障判定信号NGを入力すると、
次式(2)により補正した制御車速信号VELを制御車
速選択部12A5に出力する。なお、次式(2)におい
て、VEL1は制御車速更新部12A1から入力した前
回の制御車速信号、Aは例えば0.1秒毎の車速変化度
を示す単位係数(1km/h/0.1s)、Kneは制
御車速フェード係数検索部12A4から入力する制御車
速フェード係数を示している。 VEL=VEL1+(A×Kne)………(2)
【0026】制御車速フェード係数検索部12A4は、
エンジン回転数NE(rpm)をアドレスとするデータ
エリアに例えばK1,K2,K3の3種からなる制御車
速フェード係数Kneを格納している。この制御車速フ
ェード係数検索部12A4は、前記エンジン回転数セン
サ15からのエンジン回転数信号NEおよびイグニッシ
ョンスイッチ16からのイグニッション信号IGを入力
することにより、そのエンジン回転数信号NEに対応し
た制御車速フェード係数Kne(K1,K2,K3)の
何れかを瞬時に検索し、これを前記フェールセーフ部1
2A3に出力する。
【0027】前記制御車速フェード係数Kneの変化特
性は、図5のグラフに示すように設定されている。制御
車速フェード係数K1は、前記故障判定部12A2が車
速センサ11の故障を判定した以後、イグニッションス
イッチ16がオフされ、その後、イグニッションスイッ
チ16がオンされる車両の始動時の5分間の暖機時間に
対応した係数である。この制御車速フェード係数K1
は、エンジン回転数NEが例えば2,000(rpm)
のときに「K1=0」となる所定の傾きの1次増加関数
として設定されている。また、制御車速フェード係数K
2は、前記暖機時間が経過した以後に対応した係数であ
り、前記制御車速フェード係数K1と同じ傾きで、か
つ、エンジン回転数NEが例えば1500(rpm)の
アイドル回転数のときに「K2=0」となる1次増加関
数として設定されている。さらに、制御車速フェード係
数K3は、前記故障判定部12A2が車両の走行中に車
速センサ11の故障を判定してからイグニッションスイ
ッチ16がオフされるまでの期間に対応した係数であ
り、前記制御車速フェード係数K1,K2より傾きが大
きく、かつ、エンジン回転数NEが例えば1500(r
pm)のアイドル回転数のときに「K3=0」となる1
次増加関数として設定されている。
【0028】制御車速選択部12A5は、通常、制御車
速更新部12A1から入力した制御車速信号VELをそ
のまま目標電流値設定部12Bに出力し、フェールセー
フ部12A3から制御車速信号VELを入力すると、そ
の制御車速信号VELを選択して目標電流値設定部12
Bに出力する機能を有する。
【0029】以上のように構成された一実施形態の電動
パワーステアリング装置においては、図1に示すステア
リングホイール1の操作に伴ない、操舵トルクセンサ5
がステアリング系に発生する操舵トルクの方向および大
きさを検出し、その検出した操舵トルク信号TSを図2
に示す制御装置12の目標電流値設定部12Bに出力す
る。また、車速センサ11が車両の速度を検出し、その
検出した車速信号VPを制御装置12の制御車速設定部
12Aに出力する。さらに、エンジン回転数センサ15
がそのエンジン回転数信号NEを制御装置12の制御車
速設定部12Aに出力し、イグニッションスイッチ16
がそのイグニッション信号IGを制御装置12の制御車
速設定部12Aに出力する。
【0030】制御装置12においては、図4に示す制御
車速設定部12Aの制御車速更新部12A1が車速セン
サ11からの車速信号VPを制御車速信号VELとして
フェールセーフ部12A3および制御車速選択部12A
5に0.1秒毎に更新して出力する。そして、制御車速
選択部12A5は、通常、制御車速更新部12A1から
入力した制御車速信号VELを選択して図2に示す目標
電流値設定部12Bに出力する。
【0031】前記目標電流値設定部12Bは、操舵トル
クセンサ5からの操舵トルク信号TSおよび制御車速設
定部12Aからの制御車速信号VELを入力することに
より、ステアリング系の操舵トルクの増大に伴ない増大
し、かつ、車速の増大に伴ない減少する基本特性の補助
操舵トルクを電動機10に発生させるための目標電流値
信号ITを瞬時に検索し、その目標電流値信号ITを偏
差演算部12Cに出力する。
【0032】偏差演算部12Cは、目標電流値設定部1
2Bからの目標電流値信号ITと、電流センサ14から
のモータ電流信号IMとの偏差信号ΔIをPID制御部
12Dに出力し、PID制御部12Dは前記偏差をゼロ
に収束させるための駆動制御信号SOをPWM信号生成
部12Eに出力し、PWM信号生成部12Eは駆動制御
信号SOに応じたPWM信号VOを電動機駆動回路13
に出力する。そして、電動機駆動回路13が制御装置1
2からのPWM信号VOに応じて電動機10を回転駆動
することにより、図1に示すステアリング系において
は、ボールネジ機構9を介してラック軸6Cに補助操舵
力が付与され、ステアリングホイール1の操舵トルクが
軽減される。
【0033】ここで、車両の走行中に前記車速センサ1
1に断線などの故障が発生すると、図4に示す制御車速
設定部12Aにおいては、車速センサ11から故障判定
部12A2に入力する車速信号VPが急変して「0値
(0km/h)」となる。この場合、車速が例えば20
km/h以上であると、通常、前記の式(1)で演算さ
れる車速変化度VPGが2.5G以上となるため、故障
判定部12A2は車速センサ11が故障したものと推定
して故障推定信号NG’をフェールセーフ部12A3に
出力する。その結果、フェールセーフ部12A3は制御
車速更新部12A1から入力した前回の制御車速信号V
EL1を制御車速信号VELとして制御車速選択部12
A5に出力し、制御車速選択部12A5はこの制御車速
信号VELを目標電流値設定部12Bに出力する。
【0034】従って、車速センサ11の故障が推定され
ると、その直前の制御車速信号VEL1に応じて目標電
流値設定部12Bが目標電流値信号ITを補正するので
あり、電動機10による補助操舵トルクの急変が防止さ
れ、違和感のない操舵フィーリングが得られる。
【0035】そして、車速センサ11の故障が推定さ
れ、かつ、車速センサ11からの車速信号VPが0km
/hを示す状態が例えば5秒間が経過すると、故障判定
部12A2は車速センサ11が故障したものと判定して
故障判定信号NGをフェールセーフ部12A3に出力す
る。その結果、フェールセーフ部12A3は、エンジン
回転数信号NEに対応した制御車速フェード係数K3を
制御車速フェード係数検索部12A4から入力し、この
制御車速フェード係数K3を前記の式(2)に代入して
演算した制御車速信号VELを制御車速選択部12A5
に出力する。そして、制御車速選択部12A5は、この
制御車速信号VELを選択して目標電流値設定部12B
に出力する。
【0036】従って、車両の走行中に車速センサ11の
故障が判定されると、目標電流値設定部12Bは、図6
に示すように故障直前の制御車速信号VEL1から制御
車速フェード係数K3に応じた勾配で変化する制御車速
信号VELに応じて目標電流値信号ITを補正する。こ
のため、電動機10による補助操舵トルクの大きさは、
車速センサ11の故障直前の大きさからエンジン回転数
NEに応じて変化するのであり、補助操舵トルクの急変
が防止され、違和感のない操舵フィーリングが得られ
る。
【0037】ここで、前記制御車速フェード係数K3は
エンジン回転数NEに応じて増減するため、車両の急激
な加速時に車速センサ11が故障判定された場合、制御
車速フェード係数K3はエンジン回転数NEに応じた大
きな値となり、制御車速信号VELは一層急な勾配でV
Maxまで変化する。このため、電動機10による補助
操舵トルクの大きさを車両の加速状態に応じて迅速に減
少させることができ、一層安全な操舵フィーリングを得
ることができる。反対に、車両の緩やかな加速時に車速
センサ11の故障が判定された場合、制御車速フェード
係数K3はエンジン回転数NEに応じた小さな値とな
り、制御車速信号VELは一層緩い勾配でVMaxまで
変化する。このため、電動機10による補助操舵トルク
の大きさを車両の緩やかな加速状態に応じて緩慢に減少
させることができ、一層違和感のない操舵フィーリング
を得ることができる。更に、車両の減速時に車速センサ
11の故障が判定された場合、制御車速フェード係数K
3は負の値となり、制御車速信号VELは0km/hま
で変化する。このため、電動機10による補助操舵トル
クの大きさを車両の減速状態に応じて増加させることが
でき、違和感のない操舵フィーリングを得ることができ
る。
【0038】一方、前記の故障判定部12A2が車速セ
ンサ11の故障を判定した以後、イグニッションスイッ
チ16がオフされ、その後、イグニッションスイッチ1
6がオンされる車両の始動時の5分間の暖機時間におい
ては、制御車速フェード係数検索部12A4は、入力さ
れるイグニッション信号IGに応じて図5に示す制御車
速フェード係数K1をフェールセーフ部12A3に出力
する。また、前記の暖機時間が経過した以後において
は、制御車速フェード係数検索部12A4は、図5に示
す制御車速フェード係数K2をフェールセーフ部12A
3に出力する。その結果、フェールセーフ部12A3
は、エンジン回転数信号NEに対応した制御車速フェー
ド係数K1またはK2を前記の式(2)に代入する。こ
の場合、式(2)のVEL1の項を「0」とみなして演
算した制御車速信号VELを制御車速選択部12A5に
出力する。そして、制御車速選択部12A5は、この制
御車速信号VELを選択して目標電流値設定部12Bに
出力する。
【0039】従って、車速センサ11の故障が判定され
た以後の車両の始動時には、目標電流値設定部12B
は、図7に示すように0値から制御車速フェード係数K
1またはK2に応じた勾配で変化する制御車速信号VE
Lに応じて目標電流値信号ITを補正する。このため、
電動機10による補助操舵トルクの大きさは、据切り操
舵が可能な大きさからエンジン回転数NEに応じて変化
するのであり、違和感のない操舵フィーリングが得られ
る。
【0040】なお、一実施形態の電動パワーステアリン
グ装置において、図5に示す前記制御車速フェード係数
K3の変化特性をエンジン回転数NEが例えば600
(rpm)のときに「K3=0」となる1次増加関数と
して設定すれば、制御車速フェード係数K3は常に正の
値となる。このため、車速センサ11の故障が判定され
ると、制御車速信号VELは故障直前の制御車速信号V
EL1から常にVMax側へ移行する。従って、電動機
10による補助操舵トルクの大きさは、車速センサ11
の故障直前の大きさから漸次減少されるのであり、車速
センサ11の故障時には、常に電動機10による補助操
舵トルクの付加を中止させることもできる。
【0041】また、車両の変速機の変速比を検出するセ
ンサを別途設け、図5の制御車速フェード係数Kneを
エンジン回転数NEと変速機の変速比から求めるように
すれば、実際の車速をより正確に推定できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の電動パワー
ステアリング装置においては、操舵トルクセンサがステ
アリング系の操舵トルクの検出信号を出力し、制御車速
設定部が車両の速度に応じた車速センサの検出信号に基
づく制御車速信号を所定時間毎に更新して出力すること
により、目標電流値設定部が前記操舵トルクの検出信号
および制御車速信号に基づいて電動機に流す目標電流値
を設定する。そして、この目標電流値により、制御装置
が電動機の駆動を制御する。その際、車速センサが故障
すると、制御車速設定部は、車速センサの故障直前に更
新された制御車速信号を基準値としてこれにエンジン回
転数に応じて増減する加算値または減算値を所定時間毎
に順次加算または減算補正し、その補正値を制御車速信
号値として前記目標電流値設定部に所定時間毎に更新し
て出力する。
【0043】すなわち、本発明の電動パワーステアリン
グ装置によれば、車速センサの故障直前に更新された制
御車速信号を基準値としてこれにエンジン回転数に応じ
て増減する加算値を所定時間毎に順次加算補正し、その
補正値を制御車速信号値として前記目標電流値設定部に
所定時間毎に更新して出力することにより、エンジン回
転数が大きくなる車両の加速時に車速センサが故障した
場合には、制御車速信号を前記基準値から急な勾配で増
大させ、電動機による補助操舵トルクの大きさを車両の
加速状態に応じて迅速に減少させることができ、安全な
操舵フィーリングを得ることができる。また、反対にエ
ンジン回転数が小さくなる車両の減速時に車速センサが
故障した場合には、制御車速信号を前記基準値から減少
させ、電動機による補助操舵トルクの大きさを車両の減
速状態に応じて増加させることができ、違和感のない操
舵フィーリングを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリ
ング装置が適用されたステアリング系の構成図である。
【図2】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
のブロック構成図である。
【図3】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
のブリッジ回路の回路図である。
【図4】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
の制御車速設定部のブロック構成図である。
【図5】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
の制御車速設定部がデータ処理する制御車速フェード係
数の特性グラフである。
【図6】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
の制御車速設定部が出力する制御車速の変化の特性を示
すグラフである。
【図7】一実施形態に係る電動パワーステアリング装置
の制御車速設定部が出力する制御車速の変化の他の特性
を示すグラフである。
【符号の説明】
1 :ステアリングホイール 2 :ステアリングシャフト 5 :操舵トルクセンサ 6 :ラック・ピニオン機構 9 :ボールネジ機構 10 :電動機 11 :車速センサ 12 :制御装置 12A:制御車速設定部 12B:目標電流値設定部 12C:偏差演算部 12D:PID制御部 12E:PWM信号生成部 13 :電動機駆動回路 13A:ゲート駆動回路 13B:ブリッジ回路 14 :電流センサ 15 :エンジン回転数センサ 16 :イグニッションスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D032 CC33 DA15 DA23 DA49 DA64 DA91 DA99 DC03 DC09 DD02 DD10 EC23 GG01 3D033 CA03 CA13 CA16 CA20 CA28 CA31

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のステアリング系に補助操舵トルク
    を付加する電動機と、ステアリング系の操舵トルクを検
    出する操舵トルクセンサと、車両の速度を検出する車速
    センサと、車両のエンジン回転数を検出するエンジン回
    転数センサと、少なくとも前記操舵トルクセンサおよび
    車速センサの検出信号に基づいて前記電動機に流す目標
    電流値を設定し、かつ、この目標電流値により前記電動
    機の駆動を制御する制御装置とを備えた電動パワーステ
    アリング装置において、前記制御装置は、前記目標電流
    値を設定する目標電流値設定部と、この目標電流値設定
    部に対して前記車速センサの検出信号に基づく制御車速
    信号を所定時間毎に更新して出力する制御車速設定部と
    を有し、この制御車速設定部は、前記エンジン回転数セ
    ンサの検出信号に基づき、前記車速センサが故障した際
    には、その直前に更新された制御車速信号値を基準値と
    してこれにエンジン回転数に応じて増減する加算値また
    は減算値を所定時間毎に順次加算または減算補正し、そ
    の補正値を制御車速信号値として前記目標電流値設定部
    に所定時間毎に更新して出力することを特徴とする電動
    パワーステアリング装置。
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