JP2001231718A - 暖房便座の組付け構造 - Google Patents

暖房便座の組付け構造

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JP2001231718A
JP2001231718A JP2000045231A JP2000045231A JP2001231718A JP 2001231718 A JP2001231718 A JP 2001231718A JP 2000045231 A JP2000045231 A JP 2000045231A JP 2000045231 A JP2000045231 A JP 2000045231A JP 2001231718 A JP2001231718 A JP 2001231718A
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JP
Japan
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seat
surface portion
heating toilet
toilet seat
back surface
Prior art date
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Application number
JP2000045231A
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English (en)
Inventor
Yoshito Ishida
嘉登 石田
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 廃棄の時等に、内部のヒーターシートを容易
に取り出して分別でき、リサイクル化が可能となる暖房
便座の組付け構造の提供を目的とする。 【構成】 座面部2の底に裏面部5を結合させ、内部に
ヒーターシート10が設けられた暖房便座であって、座
面部2の下端には、裏面部5の外周下端に無理嵌めされ
る爪部2cが形成されているとともに、座面部2の内側
には、使用者の体重により爪部2cが外側へ広がるのを
防ぐリブ3,3が縦設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、暖房便座の組付け構
造に関するものでる。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、暖房便座は、その内
部にヒーターシートが設けられており、使用者のお尻が
乗る上面側の座面部と、底面側の裏面部が、接着剤とか
超音波振動溶着あるいは加熱溶着により接合されて一体
化されたものとなっている。このような従来の暖房便座
においては、廃棄する際に、座面部と裏面部が強固に結
合されているため、内部のヒーターシートを取り出すこ
とが困難となり、ヒーターシートを分別することができ
ず、資源のリサイクル化が困難で、環境に負荷を掛けて
しまうという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の問
題点に鑑み案出したものであって、廃棄の際に良好にヒ
ーターシートを分別して材料のリサイクル化が可能とな
る暖房便座の組付け構造を提供せんことを目的とし、そ
の第1の要旨は、使用者のお尻が乗る座面部の底に、裏
面部を結合させ、内部にヒーターシートが設けられた暖
房便座であって、前記座面部の下端には、前記裏面部の
外周下端に無理嵌めされる爪部が形成されているととも
に、前記座面部内側には、前記使用者の体重により前記
爪部が外側へ広がるのを防止するリブが縦設されている
ことである。また、第2の要旨は、前記裏面部には、ヒ
ーターシートを前記座面部の上面側へ押圧する押圧突起
が立設されていることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、暖房便座の構成部材の裏表を逆転させた
分解斜視構成図であり、また、図2は組付け状態の縦断
面構成図である。暖房便座1は、使用時に使用者のお尻
が乗る座面部2と、この座面部2の底に結合される裏面
部5と、座面部2及び裏面部5の内部に配置されるヒー
ターシート10で構成されており、前記座面部2は、使
用者のお尻が乗る上面2aから下方側へ向かって側面2
b,2bが湾曲状に形成されており、側面2b,2bの
下端には、内側へ向かって爪部2cが突出形成されたも
のとなっている。また、上面2aから側面2bに至る内
側に、複数のリブ3,3,3が一体状に立設されてお
り、またその内側には、上面2aから下方へ垂下状に4
個のボス4,4,4が垂設されたものとなっている。
【0005】また、前記裏面部5は、外周に立上部5a
が一体形成されており、底側からこの立上部5aに至る
外周下端には、前記座面部2の爪部2cが係合する係合
傾斜面5bが形成されたものとなっている。また、上向
きに間隔をおいて、複数の押圧突起7が突出形成されて
いる。また、裏面部5の底には、間隔をおいて4個の取
付ベース部6,6,6,6が形成されており、各取付ベ
ース部6には、上下に貫通してネジ通し孔6a,6a,
6aがそれぞれ形成されて、このネジ通し孔6a内に、
それぞれネジ8を通すことができるように構成されてお
り、各取付ベース部6の下面にそれぞれゴム脚9が取り
付けられるものとなっている。
【0006】また、ヒーターシート10は、内部にヒー
ター10aが設けられて、その表裏面側がアルミシート
でサンドイッチされて形成されており、このようなヒー
ターシート10を、座面部2の上面2aの裏側に配設さ
せて、座面部2の下端の爪部2cを裏面部5の外周下端
の係合傾斜面5bに無理嵌めさせて、座面部2の底に裏
面部5を結合させることができる。この結合状態で、座
面部2のリブ3に裏面部5の立上部5aが差し込み状に
係合されるように構成しておけば、さらに強固な結合状
態を得ることができるものである。また、裏側から、裏
面部5のネジ通し孔6aにそれぞれネジ8を通して、ネ
ジ8を座面部2のボス4にネジ込んでゆき、4本のネジ
8を締め付けて、座面部2と裏面部5を強固に一体化す
ることができるものである。その後に、裏面部5の各取
付ベース部6にゴム脚9を嵌め込んで完成することがで
きる。
【0007】このような、組付け状態においては、裏面
部5に形成された複数の押圧突起7の上端が、ヒーター
シート10を座面部2の上面2aの裏に押し付け、ヒー
ターシート10は座面部2の上面2aに敷設状態で配置
されて、ヒーター10aに通電された時に、良好に座面
部2の上面2aを暖めることができるものとなる。な
お、使用時に座面部2の上面2a上に使用者のお尻が乗
り、使用者の体重が座面部2の側面2bに加わっても、
リブ3が形成されているため、爪部2cが外側に広がる
ことがなく、爪部2cは係合傾斜面5bに対し係合状態
を維持することができ、座面部2と裏面部5が外れるこ
とがない。
【0008】このように本例では、座面部2と裏面部5
の結合は、爪部2cの係合傾斜面5bに対する係合と、
4本のネジ8,8,8,8によるため、この暖房便座を
廃棄する場合には、4本のネジ8,8,8,8を取り外
し、爪部2cを係合傾斜面5bから離脱させることによ
り、容易に座面部2と裏面部5を分離させることがで
き、内部のヒーターシート10を容易に分別することが
できる。なお、座面部2及び裏面部5は、ポリプロピレ
ン等の樹脂で形成されているため、樹脂材料としてリサ
イクル化することができる。また、ヒーターシート10
は別の材料としてリサイクルでき、環境への負荷を低減
することができる。
【0009】
【発明の効果】本発明は、使用者のお尻が乗る座面部の
底に、裏面部を結合させ、内部にヒーターシートが設け
られた暖房便座であって、座面部の下端には、裏面部の
外周下端に無理嵌めされる爪部が形成されているととも
に、座面部内側には、使用者の体重により爪部が外側へ
広がるのを防止するリブが縦設されていることにより、
接着剤を用いることなく、座面部の下端の爪部を裏面部
の外周下端に無理嵌めさせて、座面部と裏面部を結合さ
せることができ、使用時に座面部に使用者の体重が加わ
った時にも、リブにより、爪部の外側への広がりが防が
れて良好な結合状態を維持できるものであり、廃棄など
する際には、容易に爪部を外して裏面部と座面部を分離
して、内部のヒーターシートを取り出し、分別すること
ができ、材料のリサイクル化が容易となり、環境への負
荷が低減できるものとなる。
【0010】また、前記裏面部には、ヒーターシートを
座面部の上面側へ押圧する押圧突起が立設されているこ
とにより、組付け状態では押圧突起によりヒーターシー
トが座面部側へ押圧されて、ヒーターシートは座面部に
当接状態で配置され、ヒーターシートを介し良好に座面
部を暖房することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】暖房便座の構成部材を裏表逆転させた分解斜視
図である。
【図2】暖房便座の構成部材の組付け状態の縦断面構成
図である。
【符号の説明】
1 暖房便座 2 座面部 2a 上面 2b 側面 2c 爪部 3 リブ 4 ボス 5 裏面部 5a 立上部 5b 係合傾斜面 6 取付ベース部 6a ネジ通し孔 7 押圧突起 8 ネジ 9 ゴム脚 10 ヒーターシート 10a ヒーター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者のお尻が乗る座面部の底に、裏面
    部を結合させ、内部にヒーターシートが設けられた暖房
    便座であって、前記座面部の下端には、前記裏面部の外
    周下端に無理嵌めされる爪部が形成されているととも
    に、前記座面部内側には、前記使用者の体重により前記
    爪部が外側へ広がるのを防止するリブが縦設されている
    ことを特徴とする暖房便座の組付け構造。
  2. 【請求項2】 前記裏面部には、ヒーターシートを前記
    座面部の上面側へ押圧する押圧突起が立設されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の暖房便座の組付け構
    造。
JP2000045231A 2000-02-22 2000-02-22 暖房便座の組付け構造 Pending JP2001231718A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008026199A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温度センサとそれを備えた暖房便座装置
JP2008026200A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温度センサとそれを備えた暖房便座装置
JP2021115227A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 株式会社Lixil 便座

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JP7432375B2 (ja) 2020-01-24 2024-02-16 株式会社Lixil 便座

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