JP2001231685A - 焼肉用鋳物網清掃機 - Google Patents

焼肉用鋳物網清掃機

Info

Publication number
JP2001231685A
JP2001231685A JP2000049092A JP2000049092A JP2001231685A JP 2001231685 A JP2001231685 A JP 2001231685A JP 2000049092 A JP2000049092 A JP 2000049092A JP 2000049092 A JP2000049092 A JP 2000049092A JP 2001231685 A JP2001231685 A JP 2001231685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
rack
casting net
net
casting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000049092A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Nishina
英雄 仁科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000049092A priority Critical patent/JP2001231685A/ja
Publication of JP2001231685A publication Critical patent/JP2001231685A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コスト増加を招くこと無く、焼肉料理等に用
いられる鋳物網を効率良く清掃することが可能な焼肉用
鋳物網の清掃機を提供すること。 【解決手段】 清掃機本体と、該本体内において移動自
在に備えられた、鋳物網を載置固定するためのラック
(4)と、少なくとも前記ラック(4)の上部及び下部
の一方側において回動自在に備えられた、前記ラック
(4)上に載置固定された鋳物網を清掃するためのブラ
シ(8)と、該ブラシ(8)を回動させるための駆動手
段(13)と、前記ブラシ(8)を鋳物網面に押圧する
ための押圧手段と、を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼肉等に用いられ
る鋳物網を清掃するための焼肉用鋳物網清掃機に係り、
より詳しくは、自動により焼肉用の鋳物網を清掃可能な
焼肉用鋳物網清掃機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、焼肉料理等においては鋳物網
が用いられることが一般的であり、即ち、ロースター等
の上部にこの鋳物網を載置し、その後、この鋳物網をガ
スバーナー等で熱するとともに、鋳物網上の肉、野菜等
の被調理物を調理することが一般的である。
【0003】ところで、前述したように従来から焼肉料
理等を行う場合には鋳物網上で肉、野菜等を熱して調理
するが、このとき、肉汁等が鋳物網に付着してしまう場
合が多い。また、焼き加減が良くない場合には肉、野菜
等が焦げてしまい、この焦げてしまった肉、野菜等が鋳
物網に付着してしまうこともある。そして、この鋳物網
に付着した肉汁や肉、野菜等をそのまま放置したのでは
衛生上も好ましくないため、一般的には、焼肉料理等の
後には使用した鋳物網を清掃し、鋳物網に付着した肉
汁、肉、野菜等を落とす必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鋳物網
に付着した肉汁、肉、野菜等を落とすためには、相当の
力を入れて鋳物網表面を擦る必要があり、それに要する
労力は甚大であり、一般的には敬遠されがちである。
【0005】特に焼肉店等の店舗においては、店舗の規
模によっては相当数の鋳物網を使用する一方、衛生面の
徹底が求められるため、この鋳物網の清掃を怠ることは
できないために、この要求を満たすために、人件費等の
コストの増加を招いてしまう。
【0006】そこで、本発明は、コスト増加を招くこと
無く、焼肉料理等に用いられる鋳物網を効率良く清掃す
ることが可能な焼肉用鋳物網の清掃機を提供することを
課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、焼肉料理等に用いられた使用済みの鋳物網を清掃す
るための焼肉用鋳物網清掃機であって、本体と、該本体
内において移動自在に備えられた、鋳物網を載置固定す
るためのラックと、少なくとも前記ラックの上部及び下
部の一方側において回動自在に備えられた、前記ラック
上に載置固定された鋳物網を清掃するためのブラシと、
該ブラシを回動させるための駆動手段と、前記ブラシを
鋳物網面に押圧するための押圧手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0008】本発明において使用済み鋳物網を清掃する
場合には、ラック上に使用済み鋳物網を載置固定した後
に、駆動手段を作動させてブラシ回動させるとともに、
ラックを前方及び後方へ移動させる。
【0009】そうすると、回転するブラシによって、ラ
ック上に載置固定された使用済み鋳物網の表面を自動的
に清掃することができる。
【0010】このように、本発明によれば、従来人手に
よって行わなければならなかった使用済み鋳物網の清掃
を自動的に行うことができ、人件費等のコストを増加さ
せることなく、使用済み鋳物網の清掃を行うことが可能
である。
【0011】また、本発明では、ブラシを鋳物網面に押
圧するための押圧手段を備えているために、効率良く鋳
物網を清掃することができるとともに、この押圧手段を
調整することにより、ブラシの先端部分が摩耗した場合
でも鋳物網とブラシ間の距離を一定に維持することが可
能である。
【0012】次に、請求項2に記載の本発明は、焼肉料
理等に用いられた使用済みの鋳物網を清掃するための焼
肉用鋳物網清掃機であって、本体と、該本体内において
移動自在に備えられた、前記鋳物網を載置固定するため
のラックと、該ラックを移動させるためのピニオンと、
少なくとも前記ラックの上部及び下部の一方側において
回動自在に備えられた、前記ラック上に載置固定された
鋳物網を清掃するためのブラシと、前記ピニオン及び前
記ブラシを回動させるための駆動手段と、前記ブラシを
鋳物網面に押圧するための押圧手段と、を具備したこと
を特徴とする。
【0013】そして、本発明を用いて使用済み鋳物網を
清掃する場合には、ラック上に鋳物網を載置固定すると
ともに、駆動手段を作動させてピニオン及びブラシを回
転させる。
【0014】そうすると、ピニオンの回転に伴ってラッ
クが移動することにより、このラック上に載置固定した
鋳物網も移動するとともに、回転しているブラシによっ
て、この移動する鋳物網を自動的に清掃することができ
る。
【0015】このように、本発明によれば、使用済み鋳
物網を自動的に清掃することができるとともに、自動的
にラック上の鋳物網を移動させることができるため、人
手によってラックを前方方向及び後方方向に移動させる
必要が無く、より人件費等のコストを抑えながら使用済
み鋳物網を清掃することが可能である。
【0016】また、前述した本発明の焼肉用鋳物網清掃
機と同様に、ブラシを鋳物網面に押圧するための押圧手
段を備えているため、効率良く鋳物網を清掃可能である
とともに、この押圧手段を調整することにより、ブラシ
の先端部分が摩耗した場合でも鋳物網とブラシ間の距離
を一定に維持することが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の本発明の焼肉用
鋳物網清掃機では、鋳物網を載置してその位置を固定可
能な一対のラックが、前方及び後方に移動自在に、本体
内に備えられている。また、ラックの上部及び下部に
は、ラック上に載置固定された鋳物網を清掃するための
ブラシが、軸受を介して、本体に回動自在に備えられて
いるとともに、この軸受は、スプリングによりラック側
に押圧されている。
【0018】また、前記ブラシは、ベルトを介してモー
ターに連結されており、これにより、モーターを駆動す
ることによりブラシを回動可能としている。
【0019】ここで、ブラシを回転させるためのモータ
ーは正転及び逆転が可能なものを用いるとよく、これに
より、ブラシを正逆双方に回転可能とでき、鋳物網に付
着した肉汁、肉、野菜等を効率よく落とすことができる
とともに、ブラシにくせが付くのを有効に防止すること
ができ、これによりブラシの寿命を長くすることができ
る。
【0020】次に、請求項2に記載の本発明の焼肉用鋳
物網清掃機では、鋳物網を載置してその位置を固定可能
な一対のラックが、前方及び後方に移動自在に、本体内
に備えられているとともに、この一対のラックの少なく
とも一方にはピニオンが連結され、このピンイオンを回
転させることによりラックを移動可能としている。
【0021】また、ラックの上部及び下部には、鋳物網
を清掃するためのブラシが、軸受を介して本体に回動自
在に備えられているとともに、軸受は、スプリングによ
りラック側に押圧されている。そしてその結果、ブラシ
は鋳物網面に押圧可能となっている。
【0022】また、前記ブラシは、ベルトを介してモー
ターに連結されており、これにより、モーターを駆動す
ることによりブラシを回動可能としている。
【0023】更に、前記ピニオンは、ギヤを介して前記
ブラシを回動させるためのモーターと同一のモーターに
連結されており、これにより、モーターを駆動すること
により、ピニオンをも回転させ、これによってラックを
自動的に移動自在としている。
【0024】ここで、ブラシ及びピニオンを回転させる
ためのモーターは正転及び逆転が可能なものを用いると
よく、これにより、ブラシ及びピニオンを正逆双方に回
転可能とでき、鋳物網に付着した肉汁、肉、野菜等を効
率よく落とすことができるとともに、ブラシにくせが付
くのを有効に防止することができる。そしてそれにより
ブラシの寿命を長くさせることができる。
【0025】
【実施例】本発明の焼肉用鋳物網清掃機の第一実施例に
ついて説明すると、図1は本実施例の構成を平面から見
た図であり、また、図2は本実施例の構成を側面から見
た図である。そして、図において1が本実施例の焼肉用
鋳物網清掃機(以下単に「清掃機」という。)である。
【0026】また、図において2は一対のサイドプレー
トであり、この一対のサイドプレート2は、プレート固
定ステイ3により連結されており、これにより本体が構
成されている。
【0027】次に、図において4はラックであり、本実
施例においてこのラック4は、側面形状がL字形状の長
尺状物により構成されるとともに、前記本体内におい
て、前方及び後方に移動自在に備えられている。そし
て、この一対のラック4間には2本のラック固定ステイ
5が連結されており、この一対のラック4及び2本のラ
ック固定ステイ5により形成される空間内に鋳物網を載
置固定可能としている。
【0028】ここで、図3はこのラック4を説明するた
めの図であり、図に示されているように、前記一対のサ
イドプレート2のそれぞれには、対向する側に、高さ方
向に直交する方向に沿って、溝201が形成されてい
る。そして、前記一対のラック4のそれぞれには、サイ
ドプレート2側に、軸402を介して、カムフォロアー
401が回動自在に連結されており、このカムフォロア
ー401が前記サイドプレート2に形成された溝201
内に挿入されている。そしてこれにより、ラック4を、
前方及び後方に移動自在に本体内に連結している。
【0029】また、前述したように前記一対のラック4
は側面形状をL字形状とすることにより、図3に示され
るように段差部403が形成されているとともに、この
一対のラック4間には、前記ラック4と同様に段差部を
備える2本のラック固定ステイ5が、対向する側に前記
段差部が向くようにして連結されている。そしてこれに
より、前記一対のラック4及び前記2本のラック固定ス
テイ5によって空間6が形成されるとともに、この空間
6内には、前記一対のラック4における段差部403、
及び前記2本のラック固定ステイ5における段差部によ
り、鋳物網を載置固定可能な載置部7が形成されてい
る。
【0030】なお、本実施例においては、段差部を有す
るラック4及びラック固定ステイ5により、鋳物網を載
置するための載置部を形成したが、必ずしもこのような
構成とする必要はなく、ラック上に鋳物網を載置固定可
能な方法であればいずれの方法を用いても良い。
【0031】また、ラック及びラック固定ステイは必ず
しも一対個にする必要は無く、ラックと本体との連結の
方法に関しても、ラックを移動自在に本体に連結可能な
方法であればいずれの方法を採用しても良い。
【0032】次に、図1において8は、前記ラック4上
に載置固定した鋳物網を清掃するためのブラシであり、
本実施例においてこのブラシ8は、前記ラック4の上部
及び下部に回動自在に備えている。
【0033】そして、本実施例においては、この一対の
ブラシ8を、スプリングによりラック4側に押圧するこ
とにより、ブラシ8とラック4との距離、又はブラシが
鋳物網面を押しつける力を弾力的に調整可能としてい
る。
【0034】この関係を図4を用いて説明すると、本実
施例においては、前記ブラシ軸8のブラシ軸801が、
ベアリングを備えた軸受9に連結されるとともに、この
軸受9は、サイドプレート2に固定されたスライドベア
リング10に上下動自在に連結されている。
【0035】そしてそれとともに、前記スライドベアリ
ング10に上下動自在に連結された軸受9は、スプリン
グ11を介して、サイドプレート2に螺合された調整ボ
ルト12に連結されている。そしてこれにより、前記ブ
ラシ8は常にスプリング11によりラック4側に押圧さ
れるとともに、前記調整ボルト12を回すことにより、
ブラシ8とラック4との距離、又はブラシが鋳物網面を
押しつける力を調整することが可能となる。
【0036】このように、本実施例ではスプリングを介
してブラシをラック側に押圧する構造としているため
に、ブラシとラックとの距離を弾力的にすることがで
き、ブラシとラックとの距離を固定した場合と異なり、
効率良く鋳物網を清掃することができる。
【0037】また、前記調整ボルト12を回すことによ
って、ブラシ8とラック4との距離を調整することが可
能であるため、ブラシの先端部分が摩耗した場合でも、
調整ボルト12によって、鋳物網とブラシ間の距離を一
定に維持することが可能であるとともに、ブラシ8が鋳
物網面を押しつける力を調整することが可能である。
【0038】次に、図1及び図2において13は駆動手
段としてのモーターであり、このモーター13には、第
一のギヤ14が連結されるとともに、この第一のギヤ1
4は、ベルト16を介して、前記ラック4の下部に備え
たブラシ8(以下「下側のブラシ」という。)のブラシ
軸801の一方側先端に備えてあるプーリー802A
(図4参照)に連結されている。そのため、本実施例に
おいては、前記モーター13を駆動することにより、第
一のギヤ14、下側のベルト16及びプーリー802A
を介して下側のブラシ8を回転させることを可能として
いる。
【0039】また、前記第一のギヤ14の上方には第二
のギヤ15が連結されており、この第二のギヤ15は、
ベルト17を介して、前記ラック4の上部に備えたブラ
シ8(以下「上側のブラシ」という。)のブラシ軸80
1に備えてあるプーリー802B(図4参照)に連結さ
れ、これにより、第一のギヤ14、第二のギヤ15、上
側のベルト16及びプーリー802Bを介して、モータ
ー13の回転が上側のブラシ8に伝導する構造としてい
る。そのため、本実施例では、前記モーター13を駆動
することにより、上側のブラシ8及び下側のブラシの双
方を、同一の方向へ回転させることが可能である。
【0040】なお、本実施例において前記モーター13
としては、正転及び逆転の双方が可能なモーターを用い
ており、これにより、ラック4の移動方向に対応して有
効にブラシ8を回転させることが可能であるとともに、
一方向にのみ回転可能なモーターを用いた場合に生じる
ブラシのくせを防止することができ、ブラシの寿命を長
くすることができる。
【0041】このように構成される本実施例の焼肉用鋳
物網清掃機1を用いて使用済み鋳物網の清掃を行う場合
には、まずラック4を手前側、図1における左側に引き
出すとともに、一対のラック及び2本のラック固定ステ
イ5により形成される載置部7上に鋳物網を載置固定す
る。
【0042】次に、モーター13を駆動することによっ
てブラシ8を回転させながら、鋳物網がブラシ8を通過
するまで、ラック4を前方へ移動させる。そうすると、
鋳物網がブラシ8の位置まで到達してブラシ8の位置を
越えるまで、ブラシ8により鋳物網の上面及び裏面を清
掃することができる。
【0043】そして、鋳物網が完全にブラシ8の位置を
越えた後は、モーター13を逆に回転させるとともに、
ラック4を手前側へ移動させる。そうすると、再び、鋳
物網がブラシ8の位置まで到達してブラシ8の位置を越
えるまで、ブラシ8により鋳物網の上面及び裏面を清掃
することができる。
【0044】なおこのとき、ブラシ8がラック4の移動
方向と反対方向に向かいながら鋳物網と接触するように
モーター13を調整することにより、より有効に鋳物網
を清掃することができる。
【0045】例えば、図2において矢印で示すように、
モーター13を左側に回転させた場合には、第一のギヤ
14がモーター13と反対方向に回転するとともに、下
側のブラシ8もモーター13と反対方向に回転する。一
方、第二のギヤ15はモーター13と同一方向に回転す
るとともに、上側のブラシ8もモーター13と同一方向
に回転する。そしてこの状態でラック4を後方側、図2
における左側へ移動させると、ブラシ8は、ラックの移
動方向と反対方向に向かいながら鋳物網と接触すること
になり、有効に鋳物網に付着した肉汁等を落とすことが
できる。
【0046】このように、本実施例の焼肉用鋳物網清掃
機1を用いることにより、従来のように手作業により使
用済み鋳物網を清掃する必要が無くなり、鋳物網の清掃
に要する人件費等を抑えることが可能となる。
【0047】また、前述したように、本実施例の焼肉用
鋳物網清掃機では、鋳物網を清掃するためのブラシを正
逆双方に回転可能としているとともに、このブラシをス
プリングによって適当な力でラック側へ押圧することに
よりブラシが鋳物網面を適宜な力で押圧しながら回転す
ることを可能としているため、鋳物網に付着した肉汁、
肉、野菜等を有効に落とすことができるとともに、ブラ
シが摩耗した場合であってもブラシの清掃機能が落ちる
ことが無く、更に前述したようにブラシの寿命を長くす
ることができる。
【0048】次に、本発明の焼肉用鋳物網清掃機の第二
実施例について説明すると、本実施例の清掃機では、ラ
ックピニオンの機構を用いることにより、清掃対象の鋳
物網を自動的に移動可能としている。
【0049】なお、このラックピニオンの機構に関係す
る部分以外は前述した実施例と同様であるため、同一部
品には同一符号を付するとともに、重複した説明は省略
する。
【0050】即ち、図5は本実施例の清掃機の構造を上
面から示した図であり、また図6は本実施例の清掃機の
構造を側面から見た図であり、図において1が本実施例
の清掃機である。そして、本実施例の清掃機1は、前述
した実施例と同様に、一対のサイドプレート2及びプレ
ート固定ステイ3により本体が構成されるとともに、こ
の本体内に一対のラック4が前後動自在に連結されると
ともに、この一対のラック4と2本のラック固定ステイ
5によって鋳物網を載置するための載置部7が形成され
ている。また、前記ラック4の上部及び下部にはブラシ
8が回動自在に備えられるとともに、このブラシはそれ
ぞれ、スプリングを介してラック側に押圧されている。
【0051】次に、図7は、前記ラック4を背面側から
見た状態を示す図であり、本実施例においては、前記一
対のラック4のそれぞれの下側にピニオン18を歯合さ
せており、これにより、ピニオン18を回転させるとラ
ック4が移動する構造としている。そして、このピニオ
ン18はピニオン軸1801により連結するとともに、
このピニオン軸1801の一方の先端側に第三のギヤ1
802を固定している。
【0052】そして更に、図6に示すように、この第三
のギヤ1802は、第四のギヤ19を介してモーター1
3に連結されており、これにより、モーター13を駆動
すると、ブラシ8が回転するとともに、第四のギヤ1
9、及び第三のギヤ1802を介してピニオン18が回
転し、ラック4が自動的に移動する構造としている。
【0053】そして、また、図5及び図6に示すよう
に、サイドプレート2の一方の内側任意の2個所にリミ
ットスイッチ20を備えるとともに、このリミットスイ
ッチ20を前記モーター13に接続して、これによりラ
ック4の位置を検出可能とするとともに、リミットスイ
ッチ20により検出したラック4の位置に基づいてモー
ター13の正転、逆転を切り替えることとしている。
【0054】次に、このように構成される本実施例の清
掃機の作用を説明すると、本実施例によって使用済み鋳
物網を清掃する場合には、ラック4上に鋳物網を載置固
定して、その後にモーター13を駆動させるのみで良
い。
【0055】そうすると、モーター13の回転に伴って
回転するブラシ8によりラック4上に載置固定された鋳
物網の清掃が行われるとともに、同じくモーター13の
回転に伴って回転するピニオン18によりラック4が自
動的に移動し、これにより、人手によらず自動的にラッ
ク4を前方及び後方に移動させながらブラシによって鋳
物網に付着した肉汁等を落とすことができる。
【0056】そして、そのとき、本実施例ではリミット
スイッチ20を備えており、これによりラック4の位置
を検出可能にするとともに、このリミットスイッチ20
とモーター13の回転とを連動させているため、鋳物網
がブラシを通過した時点でリミットスイッチ20が入る
ようにリミットスイッチ20の装着個所を調整すること
により、ブラシ8により鋳物網を清掃すると同時にモー
ター13の正転逆転を切り替えてラック4を逆方向へ移
動して再びブラシ8により鋳物網を清掃することがで
き、有効に鋳物網に付着した肉汁等を落とすことが可能
である。
【0057】また、本実施例では、ピニオン18を回転
させるために第三のギヤ1802及び第四のギヤ19を
用い、これにより、図6に矢印で示すように、ブラシ8
と反対方向にピニオン18が回転するように構成してい
るため、ブラシ18はラックの移動方向と反対方向に向
かいながら鋳物網に接触するため、鋳物網に付着した肉
汁等を効率よく落とすことができる。
【0058】なお、前記リミットスイッチは必ずしも必
要なものでは無く、例えばタイマー等を用いてモーター
13の正転逆転を切り替える構成としても良い。
【0059】また、本実施例では一つのモーターを用い
てこれによりブラシとピニオンを回転させる構成とした
が、必ずしもこのような構成にする必要は無く、別個の
モーターを用いても良い。
【0060】
【発明の効果】本発明の焼肉用鋳物網清掃機は、以上説
明したような形態で実施され、以下に記載するような効
果を奏する。
【0061】本発明によれば、従来人手によって行わな
ければならなかった使用済み鋳物網の清掃を自動的に行
うことができ、人件費等のコストを増加させることな
く、使用済み鋳物網の清掃を行うことが可能である。
【0062】また、本発明では、ブラシを鋳物網面に押
圧するための押圧手段を備えているために、効率良く鋳
物網を清掃することができるとともに、この押圧手段を
調整することにより、ブラシの先端部分が摩耗した場合
でも鋳物網とブラシ間の距離を一定に維持することが可
能である。
【0063】更に、ラックピニオンの機構によりラック
を自動的に移動可能とすることにより、人手によってラ
ックを前方方向及び後方方向に移動させる必要が無くな
り、より人件費等のコストを抑えながら使用済み鋳物網
を清掃することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を平面から示した図であ
る。
【図2】本発明の第一実施例を側面から示した図であ
る。
【図3】ラックを説明するための図である。
【図4】ブラシを鋳物網面に押圧するための押圧手段を
説明するための図である。
【図5】本発明の第二実施例を平面から示した図であ
る。
【図6】本発明の第二実施例を側面から示した図であ
る。
【図7】ラックピニオンの機構を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 焼肉用鋳物網清掃機 2 サイドプレート 3 プレート固定ステイ 4 ラック 5 ラック固定ステイ 6 ラックとラック固定ステイにより形成される空間 7 載置部 8 ブラシ 9 軸受 10 スライドベアリング 11 スプリング 12 調整ボルト 13 モーター 14 第一のギヤ 15 第二のギヤ 16、17 ベルト 18 ピニオン 1801 ピニオン軸 1802 第三のギヤ 19 第四のギヤ 20 リミットスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼肉料理等に用いられた使用済みの鋳物網
    を清掃するための焼肉用鋳物網清掃機であって、 清掃機本体と、該本体内において移動自在に備えられ
    た、鋳物網を載置固定するためのラック(4)と、少な
    くとも前記ラック(4)の上部及び下部の一方側におい
    て回動自在に備えられた、前記ラック(4)上に載置固
    定された鋳物網を清掃するためのブラシ(8)と、該ブ
    ラシ(8)を回動させるための駆動手段(13)と、前
    記ブラシ(8)を鋳物網面に押圧するための押圧手段
    と、を備えたことを特徴とする焼肉用鋳物網清掃機。
  2. 【請求項2】焼肉料理等に用いられた使用済みの鋳物網
    を清掃するための焼肉用鋳物網清掃機であって、 清掃機本体と、該本体内において移動自在に備えられ
    た、前記鋳物網を載置固定するためのラック(4)と、
    該ラック(4)を移動させるためのピニオン(18)
    と、少なくとも前記ラック(4)の上部及び下部の一方
    側において回動自在に備えられた、前記ラック(4)上
    に載置固定された鋳物網を清掃するためのブラシ(8)
    と、前記ピニオン(18)及び前記ブラシ(8)を回動
    させるための駆動手段(13)と、前記ブラシ(8)を
    鋳物網面に押圧するための押圧手段と、を具備したこと
    を特徴とする焼肉用鋳物網清掃機。
  3. 【請求項3】前記ブラシ(8)を正転方向及び逆転方向
    に回動自在としたことを特徴とする請求項1に記載の焼
    肉用鋳物網清掃機。
  4. 【請求項4】前記ピニオン(18)及び前記ブラシ
    (8)を正転方向及び逆転方向に回動自在としたことを
    特徴とする請求項2に記載の焼肉用鋳物網清掃機。
JP2000049092A 2000-02-25 2000-02-25 焼肉用鋳物網清掃機 Pending JP2001231685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000049092A JP2001231685A (ja) 2000-02-25 2000-02-25 焼肉用鋳物網清掃機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000049092A JP2001231685A (ja) 2000-02-25 2000-02-25 焼肉用鋳物網清掃機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001231685A true JP2001231685A (ja) 2001-08-28

Family

ID=18571078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000049092A Pending JP2001231685A (ja) 2000-02-25 2000-02-25 焼肉用鋳物網清掃機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001231685A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109629120A (zh) * 2018-12-24 2019-04-16 象山平悦环保科技有限公司 一种防堵塞针刺机
CN113070250A (zh) * 2021-03-23 2021-07-06 河南晶鑫科技股份有限公司 造纸网验网清洁架体
CN115502130A (zh) * 2022-09-29 2022-12-23 重庆天泰观复新材料有限公司 一种铝锭铸造机的清洁装置
CN115722468A (zh) * 2022-10-13 2023-03-03 安徽省欣雨环卫机械有限公司 一种环卫刷清洗装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109629120A (zh) * 2018-12-24 2019-04-16 象山平悦环保科技有限公司 一种防堵塞针刺机
CN113070250A (zh) * 2021-03-23 2021-07-06 河南晶鑫科技股份有限公司 造纸网验网清洁架体
CN115502130A (zh) * 2022-09-29 2022-12-23 重庆天泰观复新材料有限公司 一种铝锭铸造机的清洁装置
CN115502130B (zh) * 2022-09-29 2023-05-23 重庆天泰观复新材料有限公司 一种铝锭铸造机的清洁装置
CN115722468A (zh) * 2022-10-13 2023-03-03 安徽省欣雨环卫机械有限公司 一种环卫刷清洗装置
CN115722468B (zh) * 2022-10-13 2024-05-28 安徽省欣雨环卫机械有限公司 一种环卫刷清洗装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200478957Y1 (ko) 회전식 구이기
FR2588062A1 (fr) Appareil de cuisson double face
NZ550943A (en) Electric cooking apparatus having removable heating plates and method for using same
CN113183216B (zh) 一种黄瓜快速切片设备
US5140896A (en) Rotisserie grill
JP2001231685A (ja) 焼肉用鋳物網清掃機
JP4873350B2 (ja) 回転式の炭火焼き板
WO2003008869A3 (en) Basting apparatus
JP3821818B2 (ja) 焼き網の焦げ除去装置
CN210169810U (zh) 一种带有废屑收集功能的烤面包机
CN113894898A (zh) 一种家具加工用木材削皮设备
KR200452002Y1 (ko) 절단수단의 크리닝이 용이한 오징어 즉석 구이기
KR20100119832A (ko) 구이기구의 자동 세척방법
KR200386648Y1 (ko) 산적 및 고기 구이 장치
CN217827589U (zh) 一种多功能空气炸煎烤器
KR200336244Y1 (ko) 고기구이판의 각도 조절장치
KR200316671Y1 (ko) 구이판 세척장치
KR101896006B1 (ko) 불판유닛 이동형 스크래핑 불판 장치
KR101347695B1 (ko) 체인식 구이용 불판을 갖는 식탁
CN219679625U (zh) 一种肉质松弛拍打装置
CN215605114U (zh) 一种便于清洁的抗变形不锈钢烤架
KR20010036348A (ko) 고기구이판 세척시스템
KR920008643Y1 (ko) 석쇠 세척기
CN210961592U (zh) 一种夹持部件可拆卸的烤面包机
KR200342613Y1 (ko) 고기구이장치