JP2001231105A - 電気車制御装置 - Google Patents
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Abstract
ても、外乱オブザーバを用いて接線力係数とその時間微
分値を推定する手法を用いた再粘着制御系について、常
に安定な再粘着制御系を構成し、粘着力の有効利用を図
ることにある。 【解決手段】 それぞれの動軸の推定接線力係数と接線
力係数の時間微分値の推定値を互いに他方の主電動機へ
のトルク指令値を演算する前記制御器へ入力して各主電
動機へのトルク指令値を演算し、より一層再粘着制御の
安定化を図るよう構成したものである。
Description
り心地を維持しつつ粘着力の有効利用を図った再粘着制
御を実現する電気車制御装置に関するものである。
力ともいう)によって加減速を行っているが、この接線
力は、一般にすべり速度に対して図14に破線で示すよう
な特性を有している。この接線力を軸重(車軸1軸当た
りのレールに加わる垂直荷重)で割ったものを接線力係
数、接線力係数の最大値を粘着係数という。図示の如
く、接線力の最大値を超えないトルクを主電動機あるい
はブレーキ時に主電動機トルクに併せて主電動機に機械
的に結合された動軸(以下単に動軸と称する)の空気ブ
レーキ力と発生している場合は、空転・滑走は発生せ
ず、接線力の最大値より左側の微小なすべり速度の粘着
領域で電気車は走行する。
すべり速度は増大し、接線力が低下するのでますますす
べり速度が増大する空転・滑走状態になるが、車輪およ
びレールが乾燥状態では主電動機で発生するトルクある
いはブレーキ時には動軸の空気ブレーキ力と主電動機ト
ルクの合算値は接線力の最大値を超えないように車両の
性能が設定されるので、空転・滑走は発生しない。しか
し、実線で示すように、レール面が雨等によって湿潤状
態にある場合は、粘着係数が低下して接線力の最大値が
車両の設定性能に対応したトルクより小さくなる。
状態になり、そのまま放置するとこれに対応して接線力
が低下し、車両の加速・減速に必要な加減速力がますま
す低下してしまうので、迅速に空転・滑走を検出し、主
電動機が発生するトルクあるいはブレーキ時には動軸の
空気ブレーキ力と主電動機発生トルクとの合算値を低減
して再粘着させることが必要になる。このようにトルク
の制御を行って再粘着させる場合、小さなすべり速度に
抑制しつつ、主電動機の発生トルクあるいは動軸の空気
ブレーキ力と主電動機発生トルクとの合算値を極力接線
力の最大値近傍の値になるように制御することが、電気
車の加減速性能を高める上で必要である。
方法として、主電動機の回転速度を検出し、この情報と
主電動機発生トルクの演算値または計測値を入力情報と
して最小次元外乱オブザーバを用いて車輪・レール間の
接線力係数を各制御周期毎に推定して、主電動機の発生
トルクを制御する方式が、最近提案されている (文献
(1) :外乱オブザーバを用いた電気車の接線力係数の推
定方法−第2報−、電気学会半導体電力変換器研究会、
平成10年1月30日) 。
数の他に、接線力係数の時間に対する微分値を推定し
て、空転・滑走をより速く検出することで再粘着制御性
能をより一層向上するための提案もなされている(文献
(2) :1次外乱オブザーバに基づく電気車のロバストな
粘着制御の一方式、平成11年電気学会産業応用部門大会
論文集、平成11年8月) 。
電動機への指令トルクを制御する場合、各台車の進行方
向前方の動軸と後方の動軸の軸重が、車両が停止してい
る時の軸重から変化する。しかも、時々刻々指令トルク
(したがって、発生トルク)が変化すると、それに対応
して各動軸の軸重もダイナミックに変化する。そのた
め、これらの外乱オブザーバを用いて推定した接線力係
数に軸重変動に伴う推定誤差が発生する。再粘着制御に
は、このような状況においても、安定な再粘着制御系を
構成して良好な乗り心地を維持しつつ粘着力の有効利用
が達成できることが求められる。もちろん、上記の文献
の制御手法もこのような目的の実現を目指したものであ
るが、台車の動的な挙動を十分に考慮に入れて、これに
対して非常にロバストな制御系を構成することが求めら
れる。
来の各軸独立に再粘着制御系を構成する場合の一例を示
す図、図8は空転・滑走検知したときに発生するトルク
低減関数C(t)の例を示す図、図9は台車の簡略図、図10
は従来の各軸独立に再粘着制御系を構成した場合の再粘
着制御のシミュレーション結果の例、図11は従来の各軸
独立に再粘着制御系を構成した再粘着制御系・主電動機
トルク制御系および台車を包含した全体の系を示す図、
図12は図11に対応した系のインパルス応答の例(微分ゲ
インK L =100のとき)、図13は図11に対応した系のイ
ンパルス応答の例(微分ゲインK L = 0 のとき)、図14
は接線力係数あるいは接線力のすべり速度に対する一般
的な特性を示す図である。例えば、図7に示すように、
台車内の各動軸毎に独立に再粘着制御系を構成する方式
が考えられる。図7において、例えば第1軸について
は、図示しない第1軸の主電動機制御系に対するトルク
指令値T PI1 と、同じく図示しないエンコーダから
の第1軸の主電動機の回転角速度ωm1を外乱オブザーバ
9に入力する。外乱オブザーバ9は、後述する図2に示
すような1次外乱オブザーバを想定し(文献(2)参照)、
このオブザーバで接線力係数の推定値μh1と接線力係数
の時間微分値の推定値μdh1を演算し、トルク指令値演
算器11に出力する。トルク指令値演算器11では(1)式に
従って第一のトルク指令値T'PI1 を求め、加算器15
に出力する。
係数の時間微分値の推定値μdh1 は、外乱オブザーバ9
からトルク低減関数発生器13に対して出力される。トル
ク低減関数発生器13では、入力された接線力係数の時間
微分値の推定値μdh1 について、μdh1 <0の条件があ
る時間継続して成立すると空転が発生したと認識し(ブ
レーキの場合は滑走が発生したと認識して) 、図8に示
すようなトルク低減関数C(t)を発生し、加算器15に対し
て出力する (以下力行の場合について説明するが、ブレ
ーキの場合も同様である) 。したがって、加算器15の出
力である図示しない第1軸の主電動機トルク制御系に対
するトルク指令値T PI1 は空転検知していない場合
には(2) 式で、空転検知した場合は(3) 式によって求め
られる。
ルク指令値演算器12、トルク低減関数14、加算器16によ
って、第2軸の主電動機トルク制御系に対するトルク指
令値T PI2 を演算する。このように、各軸独立にそ
れぞれの主電動機制御系に対してトルク指令値を指令す
る上記のような再粘着制御系を構成した場合、次のよう
な問題点が発生する場合がある。
台車の台車枠17の慣性モーメントや軸バネ18、19のバネ
定数によっては、図7に示した再粘着制御系、主電動機
トルク制御系および台車を包含した全体の系(図11参
照)が不安定系になり、図7に示した再粘着制御系のト
ルク指令値演算器11、12のゲインを如何に調整しようと
も、安定な系を実現できない場合が発生する。
の台車にみられるように大きく設定し(例えば10,000 N/
m程度)、軸バネのバネ定数も例えば6400×103 N/m 程
度にとると、図11に示す如く、第1軸のトルクインパ
ルス入力に対して、第1軸主電動機トルク制御系へのト
ルク指令値T PI1 を出力とした場合の、図11に示
す全体系のインパルス応答は図12に示すように、発散す
る結果となる (微分ゲインK L = 100とした場合) 。
のインパルス応答で、この場合も発散系であることがわ
かる (第2軸についても同様である)。この例の如く、
図7に示すような再粘着制御系を第1軸、第2軸独立に
構成した場合には、系を発散系から収斂系にすることが
できない(比例ゲインKIの調整は制御系の安定・不安
定に無関係である) 。
場合のシミュレーション結果の例を示す。進行方向第1
軸については、空転が収束した後もトルク指令値を徐々
に絞ってトルク指令値がゼロになり、第2軸については
空転が発生することなく徐々にトルクを絞っている。こ
のように不安定な制御系になり、(4) 式で定義される粘
着力の利用率ηtは非常に小さくなってしまっている(粘
着力の利用率ηt は100 % が利用率が最大であることを
意味している)。
枠慣性モーメント・軸バネ定数等のパラメータを有する
台車では、図7に示した各軸独立に再粘着制御系を構成
した場合、台車内のいずれかの軸での発生トルクの変化
が引き金となって、台車のピッチングによる動揺を引起
し、トルク指令値が徐々に増大して空転が発散したり、
粘着状態にあるにもかかわらずトルク指令値を小さくし
過ぎてしまうというように(図10はこの場合の例)、不
安定制御になり、粘着力の有効利用は望めない。以上に
述べたように、図7に示した如く各軸の再粘着制御系を
独立に構成した場合、台車によっては安定な制御系を構
成できない可能性があるという問題点がある。
に独立に再粘着制御系を構成した場合、台車のパラメー
タの値(台車枠の慣性モーメント、軸バネ定数の値等)
によっては、台車の軸重変動等の動的な挙動によって再
粘着制御系を含む系全体が不安定系になって、粘着力の
有効利用が図れなくなる事態の発生が想定されるが、こ
れを回避することが必要である。
機を別々の電力変換器で駆動するシステムにおいて、台
車のパラメータがいかなる値の場合であっても、外乱オ
ブザーバを用いて接線力係数とその時間微分値を推定す
る手法を用いた再粘着制御系について、常に安定な再粘
着制御系を構成し、粘着力の有効利用を図ることができ
るようにすることである。
するための手段は、二台の主電動機それぞれのトルク指
令値または発生トルクの演算値と、速度センサによって
検出した前記二台の主電動機軸の回転速度をそれぞれの
主電動機に対応した外乱オブザーバへの入力情報とし
て、前記外乱オブザーバそれぞれを用いて推定した各主
電動機に対応した電気車の動輪の推定接線力係数と接線
力係数の時間微分値の推定値を用いて前記二台の主電動
機のトルク指令値または発生トルクをそれぞれ独立に制
御する制御器を設けた電気車制御装置であって、前記そ
れぞれの動軸の推定接線力係数と接線力係数の時間微分
値の推定値を互いに他方の主電動機へのトルク指令値を
演算する前記制御器へ入力して各主電動機へのトルク指
令値を演算し、より一層再粘着制御の安定化を図るよう
構成したことを特徴とする電気車制御装置である。
ついて、図示の実施例を用いて詳細に説明する。図1は
本発明の再粘着制御系の実施例を示すブロック図、図2
は本発明の実施例で用いる外乱オブザーバのブロック
図、図3は本発明の実施例を用いて再粘着制御したシミ
ュレーション結果の例を示す図、図4は本発明の再粘着
制御系・主電動機トルク制御系および台車を包含した全
体の系を示す図、図5は図4に対応した系のインパルス
応答の例(微分ゲインK L =100のとき)、図6は図4に
対応した系のインパルス応答の例(微分ゲインK L = 0
のとき)である。
トルク指令値または発生トルクの演算値と、速度センサ
によって検出した前記二台の主電動機軸の回転速度をそ
れぞれの主電動機に対応した外乱オブザーバへの入力情
報として、前記外乱オブザーバそれぞれを用いて推定し
た各主電動機に対応した電気車の動輪の推定接線力係数
と接線力係数の時間微分値の推定値を用いて前記二台の
主電動機のトルク指令値または発生トルクをそれぞれ独
立に制御する制御器を設けた電気車制御装置であって、
前記それぞれの動軸の推定接線力係数と接線力係数の時
間微分値の推定値を互いに他方の主電動機へのトルク指
令値を演算する前記制御器へ入力して各主電動機へのト
ルク指令値を演算し、より一層再粘着制御の安定化を図
るよう構成したものである。
検出した第一の主電動機回転速度ωm1と、第一の主電動
機へのトルク指令値T PI1 が第一の外乱オブザーバ
1に入力され、第一の外乱オブザーバ1によって第一の
動軸の接線力係数の推定値μh1と接線力係数の時間微分
値の推定値μdh1 が、前述した手段と同様にして演算さ
れる。そして、第一の動軸の接線力係数の推定値μh1と
接線力係数の時間微分値の推定値μdh1 が、第二の主電
動機へのトルク指令値演算器(制御器)4に入力され
る。
て検出した第二の主電動機回転速度ωm2と、第二の主電
動機へのトルク指令値T PI2 が第二の外乱オブザー
バ2に入力され、第二の外乱オブザーバ2によって第二
の動軸の接線力係数の推定値μh2と接線力係数の時間微
分値の推定値μdh2 が演算され、これが第一の主電動機
へのトルク指令値演算器(制御器)3へ入力される。そ
して、外乱オブザーバ1は、図2(公知技術であるため
説明を割愛する)に示すような1次外乱オブザーバを想
定し、このオブザーバで接線力係数の推定値μh1と接線
力係数の時間微分値の推定値μdh1 を演算し、第2軸の
トルク指令値演算器4に出力する。トルク指令値演算器
4では(5)式に従って第2軸のトルク指令値T'PI2
を求め、加算器8に出力する。
数の時間微分値の推定値μdh2 は、外乱オブザーバ2か
らトルク低減関数発生器6に対して出力される。トルク
低減関数発生器6では、入力された接線力係数の時間微
分値の推定値μdh2 について、μdh2 <0の条件がある
時間継続して成立すると空転が発生したと認識して、図
8に示すようなトルク低減関数C(t)を発生し、加算器8
に対して出力する。したがって、加算器8の出力である
図示しない第2軸の主電動機トルク制御系に対するトル
ク指令値T PI2 は空転検知していない場合には(6)
式で、空転検知した場合は(7) 式によって求められる。
定された第2軸の接線力係数の推定値μh2と第2軸の接
線力係数の時間微分値の推定値μdh2を第1軸のトルク
指令値演算器3に入力し、トルク指令値演算器3では
(8) 式に従って第1軸のトルク指令値T'PI1 を求
め、加算器7に出力する。
係数の時間微分値の推定値μdh1 は、外乱オブザーバ1
からトルク低減関数発生器5に対して出力される。トル
ク低減関数発生器5では、入力された接線力係数の時間
微分値の推定値μdh1 について、μdh1 <0の条件があ
る時間継続して成立すると空転が発生したと認識して、
図8に示すようなトルク低減関数C(t)を発生し、加算器
7に対して出力する。したがって、加算器7の出力であ
る図示しない第1軸の主電動機トルク制御系に対するト
ルク指令値T PI1 は空転検知していない場合には
(9)式で、空転検知した場合は(10)式によって求められ
る。
値を、互いに他の軸の主電動機トルク指令値演算器に入
力させるようにした再粘着制御系を構成すると、図4に
示したこの再粘着制御系と主電動機トルク制御系および
台車を包含した全体系のブロック図において、第1軸の
トルクインパルス入力に対して、第1軸主電動機トルク
制御系へのトルク指令値T PI1 を出力とした場合
の、図4に示す全体系のインパルス応答は図5に示すよ
うに、収斂系とすることができる (微分ゲインK L =
100とした場合) 。微分ゲインK L = 0とした場合に
ついても、図6に示すように収斂系とすることができ
る。
きるので、図3に示したこのような再粘着制御系を構成
した場合の再粘着制御状態のシミュレーション結果をみ
ればわかるように、安定な制御状態が得られ、また、粘
着力の有効利用が図れることが、接線力係数の利用率か
らも了解できる。なお、上記においてはトルク指令値を
用いるものとして実施例の説明を行なったが、主電動機
の発生トルクの演算値をトルク指令の代わりに外乱オブ
ザーバへ入力するように構成しても、同じ制御動作が得
られるので、発生トルクの演算値を用いる場合について
は説明を割愛する。
同一台車内の各軸の主電動機を別々の電力変換器を用い
て駆動するシステムにおいて、第1軸の外乱オブザーバ
によって推定した接線力係数の推定値と接線力係数の時
間微分値の推定値を第2軸の主電動機トルク指令値演算
器に入力し、第2軸の外乱オブザーバによって推定した
接線力係数の推定値と接線力係数の時間微分値の推定値
を第1軸の主電動機トルク指令値演算器に入力するよう
にすることで、再粘着制御系・台車等を含む系全体を台
車のパラメータ(台車枠の慣性モーメント、軸バネ定数
等)の如何によらず、常に安定な制御系を構成できるの
で、粘着力の有効利用を図ることができる。
図である。
ック図である。
レーション結果の例を示す図である。
および台車を包含した全体の系を示す図である。
ゲインK L =100のとき)である。
ゲインK L = 0 のとき)である。
の一例を示す図である。
関数C(t)の例を示す図である。
の再粘着制御のシミュレーション結果の例である。
粘着制御系・主電動機トルク制御系および台車を包含し
た全体の系を示す図である。
ゲインK L =100のとき)である。
ゲインK L = 0 のとき)である。
る一般的な特性を示す図である。
トルク指令値制御器 4、12 第2軸の主電動機へのトルク指令値を演算する
トルク指令値制御器 5、6、13、14 トルク低減関数発生器 7、8、15、16 加算器 17 台車枠 18、19 軸バネ 20、21 吊りリンク 22、23 主電動機 24、25 歯車箱 25、26 大歯車 27、32 第1軸の外乱オブザーバ 28、33 第2軸の外乱オブザーバ 29、34 第1軸の主電動機へのトルク指令値を演算する
トルク指令値制御器 30、35 第2軸の主電動機へのトルク指令値を演算する
トルク指令値制御器 31、36 主電動機トルク制御系および台車 37、38、39、40 加算器 ωm1 第一軸の主電動機回転速度 ωm2 第二軸の主電動機回転速度 T PI1 第一軸の主電動機へのトルク指令値 T PI2 第二軸の主電動機へのトルク指令値 μh1 第一軸の動軸の接線力係数の推定値 μh2 第二軸の動軸の接線力係数の推定値 μdh1 第一軸の動軸の接線力係数時間微分値の推定値 μdh2 第二軸の動軸の接線力係数時間微分値の推定値 C(t) トルク低減関数 Tm トルク指令値 ωm 主電動機の回転角速度 ThL 負荷トルクの推定値 TdhL 負荷トルクの時間微分値の推定値 μdh 接線力係数時間微分値の推定値 μh 接線力係数の推定値 Jm 主電動機軸でみた慣性モーメント a 、b 定数 s ラプラス演算子 Rg 歯車比 W ・g 軸重 r 動輪の半径
Claims (1)
- 【請求項1】 二台の主電動機それぞれのトルク指令値
または発生トルクの演算値と、速度センサによって検出
した前記二台の主電動機軸の回転速度をそれぞれの主電
動機に対応した外乱オブザーバへの入力情報として、前
記外乱オブザーバそれぞれを用いて推定した各主電動機
に対応した電気車の動輪の推定接線力係数と接線力係数
の時間微分値の推定値を用いて前記二台の主電動機のト
ルク指令値または発生トルクをそれぞれ独立に制御する
制御器を設けた電気車制御装置において、 前記それぞれの動軸の推定接線力係数と接線力係数の時
間微分値の推定値を互いに他方の主電動機へのトルク指
令値を演算する前記制御器へ入力して各主電動機へのト
ルク指令値を演算し、より一層再粘着制御の安定化を図
るよう構成したことを特徴とする電気車制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000036637A JP4495819B2 (ja) | 2000-02-15 | 2000-02-15 | 電気車制御装置 |
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2005261113A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Kiyoshi Oishi | 電気車制御装置 |
JP2010028982A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Railway Technical Res Inst | 電気車制御方法及び電気車制御装置 |
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-
2000
- 2000-02-15 JP JP2000036637A patent/JP4495819B2/ja not_active Expired - Fee Related
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