JP2001230893A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001230893A
JP2001230893A JP2000035714A JP2000035714A JP2001230893A JP 2001230893 A JP2001230893 A JP 2001230893A JP 2000035714 A JP2000035714 A JP 2000035714A JP 2000035714 A JP2000035714 A JP 2000035714A JP 2001230893 A JP2001230893 A JP 2001230893A
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JP2000035714A
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English (en)
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Isao Yoshihara
功 吉原
Akihisa Shiozaki
彰久 塩崎
Takashi Kusanagi
喬 草薙
Masataka Isomoto
正隆 礒本
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク化、デジタル技術の進歩に伴う
オフィス環境の変化に対応した、オフィスのOA機器の
中心的役割を果たすことが可能な多機能な画像処理装置
を提供する。 【解決手段】 シートに画像を形成する画像形成手段2
と、画像情報を有する媒体若しくは画像データに対して
所定の処理を行う画像処理手段4と、画像形成手段2及
び画像処理手段4についての操作を行うための操作部5
と、外部端末と無線通信を行うための少なくとも1の送
受信部20とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク等に
よって入力された画像情報に所定の処理を行なう画像処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機やファクシミリ、プリンタ
等のOA機器は、デジタル技術、ネットワーク技術の進
歩によってマルチファンクション化が進み、従来のスタ
ンドアローンタイプから、ネットワークの一端をなす情
報機器へと変化してきている。
【0003】さらに、今後のオフィス環境の変化を考慮
すると、情報機器化したOA機器を情報ターミナルと
し、そこに集まる電子情報や紙情報をリアルタイムに取
り出したり、読み込ませたりしながらオフィスワークを
行なっていける空間の創造が考えられる。そうした新し
いオフィス空間における新世代型の情報機器として、マ
ルチ機能を有する画像処理装置が更に発展することが予
想されるわけである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在の
マルチ機能を有する画像処理装置には上述したオフィス
環境の今後の変化に対応したものはなく、あくまでも従
来のオフィス環境と同様、オフィス機器が集められたル
ームや、部屋や居室の隅などに設置されることを前提に
考え出されたものばかりである。つまり、今後、オフィ
ス環境が上述した通り変化したとしても、その変化に対
応可能な装置が現状は存在しないということである。
【0005】本発明は、こうした課題を鑑みなされたも
のであり、今後のオフィス環境の変化に対応することが
できる多機能な画像処理装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置の第1の構成は、シートに画像を形成する画像形成手
段と、画像情報を有する媒体若しくは画像データに対し
て所定の処理を行う画像処理手段と、画像形成手段及び
画像処理手段についての操作を行うための操作部と、外
部端末と無線通信を行うための少なくとも1の送受信部
とを有することを特徴とする。
【0007】本発明に係る画像処理装置の第2の構成
は、第1の構成において、操作部は、画像形成手段及び
画像処理手段の上方に配置され、送受信部は、操作部の
枠部に配置されたことを特徴とする。
【0008】本発明に係る画像処理装置の第3の構成
は、第1又は第2の構成において、操作部は、画像形成
手段及び画像処理手段の状態を表示する表示手段を備
え、送受信部は、表示手段の枠部に配置されたことを特
徴とする。
【0009】本発明に係る画像処理装置の第4の構成
は、第3の構成において、表示手段は、操作部の主面に
対して立ち上がり可能に回動することを特徴とする。
【0010】本発明に係る画像処理装置の第5の構成
は、第3又は第4の構成において、表示手段は、画像形
成手段及び画像処理手段の操作についての入力が可能な
タッチセンサ式の液晶パネルであることを特徴とする。
【0011】本発明に係る画像処理装置の第6の構成
は、第1乃至第5のいずれか1の構成において、操作部
は、画像形成手段及び画像処理手段が収容されている枠
体に設けられた支持部を中心として水平方向に回動する
ことを特徴とする。
【0012】本発明に係る画像処理装置の第7の構成
は、第6の構成において、支持部の側面部には、外部端
末と無線通信を行うための第2の送受信部が配置された
ことを特徴とする。
【0013】本発明に係る画像処理装置の第8の構成
は、第1乃至第7のいずれか1の構成において、送受信
部及び/又は第2の送受信部は、外部端末と赤外線によ
る無線通信を行うことを特徴とする。
【0014】本発明に係る画像処理装置の第9の構成
は、第1乃至第7のいずれか1の構成において、送受信
部及び/又は第2の送受信部は、外部端末と電磁波によ
る無線通信を行うことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1 の実施の形態)本発明を実
施した画像処理装置について、図面を用いて詳細に説明
する。図1は本発明を実施した画像処理装置としてのデ
ジタルタイプの複写機1の概略斜視図である。
【0016】図1を用いて複写機1の構成について説明
する。シートに画像を形成する画像形成手段を収容する
枠体を有する画像形成部2は、その枠体の下部に画像を
形成するためのシートを積載収容するシートカセット9
を有し、不図示の給紙手段によってシートカセット9内
に収容されたシートを画像形成手段へと送り出す。な
お、画像形成手段は、感光体に静電潜像を形成した後に
それをトナーなどの現像剤によって現像し、現像した画
像をシートに転写する電子写真方式、インクをシートに
吐出してシート上に画像を形成するインクジェット記録
方式、熱転写方式など、如何なる画像形成方式であって
も良い。
【0017】また、複写機1を自由に移動させることが
可能なように、キャスター11が装置底部に設けられ、
また、支持部3には、ユーザが装置を移動させやすいよ
うに、引き出し収納自在な把手12が設けられている。
このようにキャスター11や把手12を複写機1に設け
たことでユーザは複写機1を所望のスペースに自在に移
動させることができ、種々のシチュエーションで装置を
利用することが可能になる。
【0018】なお、複写機1を自在に移動させることが
可能な構成であれば、その手段はキャスターだけに限る
ものではなく、また、把手12についてもユーザが装置
を移動させやすいものであれば、如何なる形状であって
も良い。
【0019】画像読取部4は、原稿に記録されている画
像情報に光を照射してミラーやセンサなどの光学手段
(不図示)で読み取り、読み取った光学的画像情報をデ
ジタル信号処理する変換手段(不図示)を有している。
変換手段によってデジタル信号化された原稿の画像情報
は、画像形成部2に伝送されて画像形成手段でシートに
画像を形成したり、外部のネットワーク回線を介してフ
ァクシミリや電子メールとして送信することも可能であ
る。
【0020】なお、画像読取部4の画像読取手段は、原
稿画像をプラテンガラスに載置し、原稿面を光学手段で
走査する読取方式でも、一定の速度で搬送している原稿
に光を照射し、その反射光をコンタクトイメージセンサ
で読み取る流し読み方式でもよい。
【0021】3は画像形成部2の上部に空間を隔てて設
けられた画像読取手段を有する画像読取部4を支持する
支持部である。支持部3は、画像形成部2の枠体と一体
的に設けられており、画像読取手段を支持するのに充分
な強度を保つことができるようになっている。
【0022】また、支持部3には複写機1への電力を供
給するためのバッテリー13を設置するスペース14が
用意されている。図に示すように、バッテリー13をこ
の設置スペース14に接続することで、複写機1の電力
供給のために装置外のコンセントに複写機1を電源コー
ドで接続する必要がなくなるため、さらに複写機1の設
置スペースの自由度が高まり、ユーザは該複写機1を任
意のスペースへと移動させることが可能となる。これに
より、ユーザが欲する環境に複写機1を移動させて利用
することが可能となり、従来の装置に比べてユーザビリ
ティを向上させることができる。
【0023】支持部3によって支持された画像読取部4
と画像形成部2との間に形成された空間部10には、画
像形成手段によって画像が記録されたシートが排出され
るようになっており、画像形成部2の上面8に設けられ
たシート排出トレイ7上に排出、積載される。
【0024】支持部3の上部には装置の動作を制御した
り、装置自体の操作をユーザが指示することが可能な操
作部5が設けられており、操作部5にはユーザが画面に
触れることで装置の操作入力を行なうことが可能なタッ
チセンサ式の液晶パネル6が組み込まれている。この液
晶パネル6は、装置の状態等を表示する表示手段として
も機能する。
【0025】続いて、図2を用いて本装置の動作や機構
について説明を行なう。図2は画像読取部4を矢印方向
に支持部3を回動中心として回動させたことを示してい
る。このように、支持部3に対して画像読取部4は水平
方向に回動可能に保持されているため、画像読取部4と
画像形成部2とは支持部3を中心に相対的に自由に配置
することが可能である。
【0026】こうした画像読取部4の回動は、支持部3
と画像読取部4との接続部に設けられた不図示のベアリ
ングやギアなどのメカニカルな機構で行なうことが可能
である。また、支持部3の内部にモータなどの駆動手段
を収容しておくことで、ユーザの操作などによって自動
で回動させることも可能である。
【0027】図2に示した矢印のように画像読取部4を
回動させることでシート排出トレイ7に排出された画像
形成済みのシートをユーザは容易に認識することができ
るため、シートの取り忘れを防止し、また身体を屈めて
シートを取り出す動作が必要なくなるため、ユーザビリ
ティの向上に寄与することができる。
【0028】また、図2に示した通り、支持部3の上部
に設けられている操作部5の液晶パネル6は不図示のチ
ルトアップ機構によりユーザが操作し易いよう、また視
認性を高めることができるように自由な傾斜で起こすこ
とが可能である。
【0029】さらに、液晶パネル6の枠部には、赤外線
や電磁波(電波)などの無線信号を介して外部端末とデ
ータ通信を行うための無線信号の送受信部20が設けら
れている。これにより、例えばIrDA等の赤外線通信
による無線通信機能を備えた携帯型情報端末などとワイ
ヤレスでのアクセスを可能にしている。こうした外部端
末とのネットワーク接続をワイヤレスで行うことによ
り、複写機1の設置自由度が向上するだけでなく、ユー
ザが複写機1を仲介してデータの受け渡しをしたり、複
写機1をデータサーバやネットワークサーバとして利用
することができる。
【0030】以上、本実施の形態で示したように、画像
読取部4を画像形成部2に対して支持部3を中心として
水平方向に自在に回動させることができるため、シート
排出トレイ7に排出されたシートの取り出しや視認性を
高めることができる。
【0031】また、支持部3の上面に操作部5を設けて
いるため、読取部4を回動させても操作部5はその回動
には連動することがない。それによってユーザによる装
置の操作性を落とすことが無い。
【0032】また、操作部5に設けられている液晶パネ
ル6はユーザにとって操作し易いように自在に起こすこ
とができる。これによってユーザの操作性をさらに高め
ることができる。
【0033】なお、こうした液晶パネル6にネットワー
クを介して伝送された画像情報や、電子メールなどの文
字情報を映し出すことも可能であり、ユーザがそうした
情報をパネル6で確認し、そうした情報を画像形成部2
でシートに記録してドキュメントとすることも可能であ
り、また、赤外線や電波などのワイヤレス通信によって
他の情報端末間との間でデータの送受信をすることも可
能である。
【0034】なお、液晶パネル6では該装置に関する全
ての操作や状態の表示を行うことが可能である。なお、
本装置はネットワークに接続されているため、同じよう
に接続されている他の端末や装置の稼動状況を把握する
ことが可能であり、当然、ネットワークを介してそれら
の装置を操作することもできる。
【0035】さらに、タッチセンサ式のパネルであるこ
とを利用して、利用者の指紋による身分照合を行うこと
も可能である。装置のスタートキーと指紋による身分照
合をリンクさせることで、ユーザは指紋を照合されてい
るという意識を持たずに装置を利用することができる。
【0036】さらに、本装置を利用することで発生した
料金や費用は、指紋を利用した身分照合の身元データを
利用し、装置利用者に自動的に課金することができる。
【0037】また、指紋照合によって身分が照会された
ユーザだけが共有可能なデータにアクセス可能となる、
などの個人間のプライバシー等に関するセキュリティに
関しても指紋照合は利用することができる。
【0038】さらに、指紋照合によって得られた身分デ
ータにより、その個人独自に設定されたパーソナルデー
タをユーザに意識させることなく利用することもでき
る。例えば、ドキュメントをプリントする際、自分用の
好みのフォントを設定しておくことで、指紋照合によっ
て装置を利用してプリントする際には、自動で設定内容
どおりにプリントアウトすることができるようになる。
【0039】なお、本装置に言語自動翻訳機能をもたせ
ることで、装置に送られてきた他国語のデータを、所望
する言語に翻訳してプリントアウトや、送信することな
ども可能である。また、その逆に読み込んだデータを他
国語に変換して送信することなども可能である。
【0040】また、本装置に音声認識機能をもたせるこ
とで、装置を会議室などに設置した場合など、自動的に
会議の議事録を作成したり、その内容を出席者に自動で
送信したり、会議の内容を録音することなども可能であ
る。
【0041】(第2の実施の形態)続いて、図3及び図
4を用いて、本発明を実施した第2の実施の形態につい
て詳細に説明する。なお、上述した第1の実施の形態で
説明したものと同様の構成、同様の機能を有する部材に
は、同じ符号を付して説明を省略する。
【0042】図4には画像読取部4の下方に支持部3を
中心として水平方向に回動可能に保持されたテーブル部
材としてのテーブル15が示されている。このテーブル
15は、画像読取部4が有する占有面積と略同等もしく
はそれ以下の面積を有しており、画像読取部4とは独立
して、図4に示した矢印の通り回動可能に支持部3に保
持されている。テーブル15の回動部の構成は、第1の
実施の形態で記載した、画像読取部4と支持部3との構
成と同等であることからここでは説明を省略する。
【0043】また、テーブル15の内部には、制御基板
等のコントローラ(不図示)やメモリ(不図示)などの
制御部材を収納することができるようになっている。こ
れにより、画像形成部2や画像読取部4などの省スペー
ス化を図ることができる。
【0044】また、テーブル15の上面部に、モバイル
コンピュータなどの携帯情報端末とUSBやIEEE1
394等の通信インターフェースが設けられたコネクタ
部16が設けられている。
【0045】さらに、支持部3の側面部と、液晶パネル
6の枠部には、ワイヤレス通信を可能とする送受信部1
7が設けられている。
【0046】また、支持部3の上面に設けられている操
作部5も画像読取部4及びテーブル15に独立して矢印
のように回動させることが可能である。つまり、操作部
5、画像読取部4、テーブル15がそれぞれ独立して回
動させることが可能となっている。操作部5の回動部の
構成についても、上述した支持部3と画像読取部4にお
ける回動部の構成と同等であることから、説明を省略す
る。
【0047】図4は画像読取部4とテーブル15がそれ
ぞれ独立して回動した状態を装置の上方から見た概略図
である。
【0048】このように、画像読取部4の下方から自由
に回動させて引き出すことが可能なテーブル15を設け
たことにより、ユーザがテーブル15上に原稿やシート
を置いて画像形成や画像読み取りの作業をすることがで
き、ユーザビリティを向上さることができる。
【0049】さらに、テーブル15の上面にモバイルコ
ンピュータなどの携帯情報端末と接続することができる
コネクタ部16が設けられているため、テーブル15を
引き出してその上にデジタルカメラやモバイルコンピュ
ータなどの携帯情報端末を置き、複写機1と携帯情報端
末を接続することで携帯情報端末からの情報を簡単かつ
容易に複写機1に伝送することができ、そうした情報を
プリントすることや、ネットワークを介して送信もしく
は受信することが容易に行なえる。また、携帯情報端末
が所有する情報を液晶パネル6に表示して複数の人数で
打ち合わせを行なったりすることができる。
【0050】また、支持部3の上面に設けられている操
作部5も画像読取部4及びテーブル15に独立して回動
させることが可能である。これにより、複写機1の周囲
360°からユーザは複写機1を操作することが可能と
なる。よって、OA機器をオフィスの中央のスペースに
設置したとしても、如何なる方向からでも操作すること
ができるため、ユーザの使い勝手が向上する。
【0051】また、支持部3の側面部及び液晶パネル6
の枠部には、赤外線や電磁波(電波)などの無線信号の
送受信によりワイヤレス通信を可能とする送受信部17
が設けられているため、複写機1から離れた位置からで
も複写機1にアクセスすることができ、データの送受信
や会議などのデータの共有が容易に行える。
【0052】特に、液晶パネル6の枠部に設けられた送
受信部は、操作部5が回動可能な構成のため、装置の周
囲の如何なる方向からでもワイヤレスで装置にアクセス
することが可能である。一方、支持部3の側面部に設け
られた送受信部は、テーブル15の上面にモバイルコン
ピュータなどの携帯情報端末を置いた場合に、この携帯
情報端末とワイヤレスによる通信が可能となる。
【0053】なお、送受信部17に関しては赤外線など
を利用したタイプでも良いし、電波等、障害物に影響を
受けずらいものを用いても良い。さらにテーブル15の
内部に携帯情報端末のターミナルを設け、携帯情報端末
と該ターミナルを接続することで情報端末の充電やデー
タの送受信が可能な構成としても良い。
【0054】なお、このようなテーブルを複数積層して
設けることも可能である。
【0055】(第3の実施の形態)続いて、本発明の第
3の実施の形態としての複写機1を図5に基づいて説明
する。本発明を実施した第3の実施の形態は、画像形成
部2としてのプリンタに対してテーブル部27、画像読
取部4、ディスプレイ部23、コントローラ部24、プ
ロジェクタ部25等の機能をそれぞれ有するシステムを
モジュールユニット化し、必要なシステムを選択して多
機能型画像処理装置を実現するものである。装置構成に
ついて説明する。
【0056】23は液晶ディスプレイを搭載したディス
プレイ部、24は該装置のコントローラやネットワーク
サーバとしての機能を設置することができるコントロー
ラ部、25はスクリーンなどに画像を投影することがで
きるプロジェクタ部、26はタッチセンサ内蔵の液晶パ
ネル6を有し、装置の稼動状態の表示や各種操作入力を
行うための操作部、27は画像形成部2を脚とするテー
ブル部である。また、22は上述した第1、第2の実施
の形態に記載した、USB等のインターフェースやワイ
ヤレス通信の送受信部を備えたポート部である。
【0057】上記した各モジュールユニットには画像形
成部2に設けられた支持部21にそれぞれ独立して回動
可能に取り付けるための接続部28が設けられている。
これらの接続部の構成はすべて共通化されており、如何
なる組み合わせ、如何なる順序であっても画像形成部2
の支持部21に取り付けることが可能である。これによ
り、必要最小限な装置構成や、設置場所に適した装置構
成など、ユーザの多種多様なニーズに応えることのでき
る画像処理装置を提供することができる。
【0058】例えば、会議室などに本装置を設置するの
であれば、複数人数が打ち合わせできるようにテーブル
部27とプロジェクタ部25で装置を構成するなどの細
かい設定ができる。これに第1の実施の形態で説明した
音声認識機能などをもたせることで会議形態をより効率
化、かつ簡略化させることができ、ひいては業務の効率
化を果たすことが可能となる。
【0059】なお、本実施の形態では、モジュールユニ
ット化されたシステム構成として、上記のシステムを例
示したが、本発明はこれらのシステムのみに限るもので
はない。
【0060】以上、3種の実施の形態を用いて本発明を
説明してきたが、従来の技術の課題で述べたようなオフ
ィス環境の変化に対応する多機能な画像処理装置におい
て、ユーザビリティを向上させ、さらに業務の効率をも
高めることが可能な画像処理装置を提供することができ
る。
【0061】なお、上述した実施の形態に記載されてい
る構成部品の寸法、形状などは特に特定的な記載がない
限りは、この発明をそれらの範囲に限定するものではな
い。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワーク化、デジタル技術の進歩に伴うオフィス環
境の変化に対応した、オフィスのOA機器の中心的役割
を果たすことが可能な多機能な画像処理装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した画像処理装置の概略断面図で
ある。
【図2】第1の実施の形態における画像処理装置の動作
を示した図である。
【図3】第2の実施の形態における画像処理装置の動作
を示した図である。
【図4】第2の実施の形態における画像処理装置を上方
から見た図である。
【図5】第3の実施の形態における画像処理装置のシス
テム構成概略図である。
【符号の説明】
1 複写機(画像処理装置) 2 画像形成部(画像形成手段) 3、21 支持部 4 画像読取部 5、26 操作部 6 液晶パネル(表示手段) 7 シート排出トレイ 8 画像形成部上面 9 シートカセット 10 空間部 11 キャスター 12 把手 13 バッテリー 15、27 テーブル部 16 コネクタ部 17、20 送受信部 22 ポート部 23 ディスプレイ部 24 コントローラ部 25 プロジェクタ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 草薙 喬 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 礒本 正隆 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 EJ15 GA01 GA03 GA20 GA21 GA25 5C062 AA37 AA38 AB20 AB22 AB25 AB38 AD01 AD06 BA00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートに画像を形成する画像形成手段
    と、 画像情報を有する媒体若しくは画像データに対して所定
    の処理を行う画像処理手段と、 前記画像形成手段及び前記画像処理手段についての操作
    を行うための操作部と、 外部端末と無線通信を行うための少なくとも1の送受信
    部とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部は、前記画像形成手段及び前
    記画像処理手段の上方に配置され、 前記送受信部は、前記操作部の枠部に配置されたことを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部は、前記画像形成手段及び前
    記画像処理手段の状態を表示する表示手段を備え、 前記送受信部は、前記表示手段の枠部に配置されたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記操作部の主面に対
    して立ち上がり可能に回動することを特徴とする請求項
    3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、前記画像形成手段及び
    前記画像処理手段の操作についての入力が可能なタッチ
    センサ式の液晶パネルであることを特徴とする請求項3
    又は4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記操作部は、前記画像形成手段及び前
    記画像処理手段が収容されている枠体に設けられた支持
    部を中心として水平方向に回動することを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれか1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記支持部の側面部には、外部端末と無
    線通信を行うための第2の送受信部が配置されたことを
    特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記送受信部及び/又は前記第2の送受
    信部は、前記外部端末と赤外線による無線通信を行うこ
    とを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載の画
    像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記送受信部及び/又は前記第2の送受
    信部は、前記外部端末と電磁波による無線通信を行うこ
    とを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載の画
    像処理装置。
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JP (1) JP2001230893A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015150709A (ja) * 2014-02-10 2015-08-24 株式会社寺岡精工 ラベルプリンタ
US10785378B2 (en) 2018-03-16 2020-09-22 Ricoh Company, Ltd. Display-and-operation device and image forming apparatus
US10897545B2 (en) 2018-03-16 2021-01-19 Ricoh Company, Ltd. Display-and-operation device and image forming apparatus

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