JP2001230683A - 誤り訂正装置 - Google Patents

誤り訂正装置

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JP2001230683A JP2000039321A JP2000039321A JP2001230683A JP 2001230683 A JP2001230683 A JP 2001230683A JP 2000039321 A JP2000039321 A JP 2000039321A JP 2000039321 A JP2000039321 A JP 2000039321A JP 2001230683 A JP2001230683 A JP 2001230683A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レペティション再生後の軟判定データのビッ
ト幅を削減し、しかも、ビット幅削減による誤り訂正の
特性劣化を抑制する。 【解決手段】 誤り訂正装置において、(1) レペティシ
ョン再生器53は、送信側からレペティション処理によ
り繰り返し送信されたビット位置を求め、該ビット位置
に応じた軟判定データを加え合わせて元の誤り訂正符号
列に応じた軟判定データ列を発生し、(2) レペティショ
ンレート算出部は、レペティション処理を施された受信
信号のレペティションレートRrを算出し、(3) 軟判定
データ切り取り位置決定部64は、レペティション再生
器53が発生する軟判定データよりレペティションレー
トRrに基づいて軟判定誤り訂正復号器55に入力する
軟判定データ部分の切り取り位置を決定し、(4) ビット
選択部65は、決定された切り取り位置より軟判定デー
タ部分を切り取って軟判定誤り訂正復号器55に入力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は誤り訂正装置に係わ
り、特に、誤り訂正符号列の一部ビットを繰り返し送信
するレペティション処理が施された信号を受信し、該受
信信号にレペティション再生処理、誤り訂正復号処理を
施して原データ列を復元する誤り訂正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】誤り訂正符号技術は、受信情報や再生情
報などに含まれる誤りを訂正して正しく元の情報を復号
できるようにするためのもので、誤り訂正符号として畳
み込み符号やターボ符号などが知られており、種々のシ
ステムに適用されている。例えば、CDMA移動通信では図
12に示すように誤り訂正符号化部1において伝送情報
に誤り訂正処理を施し、得られた誤り訂正符号をCDMA送
信部2で拡散変調してアンテナより送信する。一方、受
信側ではCDMA受信部3で逆拡散、レーク合成して得られ
た軟判定データ列に軟判定誤り訂正復号器4で誤り訂正
処理を施し、誤り訂正前の原伝送情報(復号データ)を
復号して出力する。尚、軟判定データとは1ビットデー
タをレベルにより複数ビットで表現したものである。
【0003】図13は移動局におけるCDMA送信機の構成
図である。誤り訂正符号化部1は送信データに誤り訂正
処理を施してマッピング部21に入力し、又、コントロ
ールデータ発生部22はパイロットPILOT等の制御デー
タを発生してマッピング部22に入力する。マッピング
部21は誤り訂正符号を直交変調の同相成分(IN-Phase
component)データとして所定のシンボルレートで出力
すると共に、制御データを直交成分(Quadrature compon
ent)データとして一定シンボル速度で出力する。拡散器
23a,23bはマッピング部から入力される同相成分
(I成分),直交成分(Q成分)に所定の拡散コードを
用いて拡散変調を施し、拡散データを波形成形用フィル
タ24a,24bを介してDA変換器25a,25bに入
力する。直交変調回路26は各DA変換器より出力するI
ch信号、Qch信号にQPSK直交変調を施し、無線部27は
直交変調回路26から出力するベースバンド信号を高周
波数に周波数変換(IF→RF)すると共に、高周波増幅等を
行ってアンテナより送信する。
【0004】図14は基地局のCDMA受信機における1チ
ャンネル分のCDMA受信部の構成図である。無線部31
は、アンテナにより受信した高周波信号をベースバンド
信号に周波数変換(RF→IF変換)する。直交検波器32は
ベースバンド信号を直交検波し、同相成分(I成分)デ
ータと直交成分(Q成分)データを出力する。直交検波
器32において、32aは受信キャリア発生部、32b
は受信キャリアの位相をπ/2シフトする位相シフト部、
32c,32dは乗算器でありベースバンド信号に受信
キャリアを乗算してI成分信号及びQ成分信号を出力す
るものである。ローパスフィルタ(LPF)33a,33b
は出力信号の帯域を制限し、AD変換器35a,35b
はI成分信号、Q成分信号をそれぞれディジタル信号に
変換し、サーチャ36と各フィンガー部37a1〜37
4に入力する。
【0005】サーチャ36はマルチパスの影響を受けた
直接拡散信号(DS信号)が入力すると、マッチトフィル
タ(図示せず)を用いて自己相関演算を行ってマルチパ
スを検出し、各パスにおける逆拡散開始のタイミングデ
ータ及び遅延時間調整データをフィンガー部37a1
37a4に入力する。各フィンガー部37a1〜37a4
の逆拡散/遅延時間調整部41は、所定のパスを介して
到来する直接波あるいは遅延波に拡散符号と同じ符号を
用いて逆拡散処理を施してダンプ積分し、しかる後、パ
スに応じた遅延処理を施し、パイロット信号(参照信
号)、情報信号を出力する。位相補償部(チャネル推定
部)42はパイロット信号のI成分、Q成分をそれぞれ
所定スロット数分電圧平均して、チャネル推定信号I
t,Qtを出力する。同期検波部43は受信信号に含まれ
るパイロット信号と既知のパイロット信号間の位相差θ
に基づいて、逆拡散された情報信号I′、Q′の位相を元
に戻す。すなわち、チャネル推定信号It,Qtは位相差
θのcos成分、sin成分であるから、同期検波部43はチ
ャネル推定信号(It,Qt)を用いて次式
【数1】 により受信情報信号(I′,Q′)に位相回転処理を施して
受信情報信号(I,Q)の復調(同期検波)を行う。RAKE合成
部37bは各フィンガー部37a1〜37a4から出力す
る信号を合成して軟判定データ列として軟判定誤り訂正
復号器4(図12)に出力する。
【0006】図15は移動局から基地局への上り信号の
フレームフォーマット説明図であり、1フレームは10mse
cで、15スロットS0〜S14で構成されている。データ部
はQPSK変調の直交するIチャンネルにマッピングされ、
データ部以外の部分はQPSK変調の直交するQチャンネル
にマッピングされる。データ部分を送るチャンネルはDP
DCH(Dedicated Physical Data Channel)と呼ばれ、デー
タ部以外の部分を送るチャンネルはDPCCH(Dedicated Ph
ysical Control Channel)と呼ばれる。データ部を送信
するDPDCH(Iチャンネル)の各スロットはnビットで構成
され、nはシンボル速度に応じて変化する。図16(a)
に、シンボルレート(ksps)と1スロット当たりのビット
数nと1フレーム当たりのデータ長Nm(=15×n)の対応
を示す。データ部DPDCHには1以上のトランスポートチ
ャネルのデータを多重して送信する。例えば、音声デー
タを重要度が高い音声データ部分と重要度が低い音声デ
ータ部分に分け、1フレーム当たり所定のビット数をそ
れぞれに割り当てて異なるトランスポートチャネルで送
信するものとし、これら各トランスポートチャネルのデ
ータをデータ部に多重して伝送する。
【0007】制御データを送信するDPCCH(Qチャンネル)
の各スロットは10ビットで構成され(図15参照)、シ
ンボル速度は15ksps一定であり、パイロットPILOT、送
信電力制御データTPC、トランスポート・フォーマット・
コンビネーション・インジケータTFCI、フィードバック
情報FBIを送信する。PILOT、TPC、TFCI、FBIのビット数
は図16(b)に示すように必要に応じて変更することが
できる。PILOTは受信側で同期検波したり、SIRを測定す
る際に利用するもの、TPCは送信電力制御に利用するも
の、TFCIはデータのシンボル速度や1フレーム当たりの
ビット数、レペティションにより増加するビット数等を
送信するもの、FBIは基地局における送信ダイバーシテ
ィを制御するものである。
【0008】図17は基地局から移動局への下り信号の
フレームフォーマット及びスロット構成説明図であり、
1フレームは10msecで、15スロットS0〜S14で構成され
ている。各スロットはkビットで構成され、kはシンボ
ル速度に応じて変化する。又、各スロットは、第1デー
タ部DATA1,第2データ部DATA2、パイロットPILOT、送信
電力制御データTPC、トランスポート・フォーマット・コ
ンビネーション・インジケータTFCI、フィードバック情
報FBIを送信する。PILOT、TPC、TFCI、FBIのビット数は
図17(b)に示すようにシンボル速度に応じて変化し、
又、同一シンボル速度であっても必要に応じて変化す
る。各スロットのデータは1ビットづつ交互にQPSK直交
変調のIチャンネルとQチャンネルに振り分けられ、しか
る後、拡散変調、直交変調を施され、周波数変換されて
移動局に送信される。
【0009】図16(a)、図17(b)に示すようにシンボ
ル速度等の接続方式により1フレーム当りに送信できる
データの最大ビット数(データ長Nm)は決まる。一方、
伝送情報に誤り訂正符号処理を施して得られる誤り訂正
符号長NCは伝送情報長NIにより変化し、NC=Nmとな
らない。このため、図18に示すようにNC<Nmとなれ
ば、データを送信していない期間Sが発生する。又、複
数のトランスポートチャンネルの伝送情報を多重する場
合も各トランスポートチャネルの伝送情報の長さの和は
通常最大データ長Nmと一致せず、データを送信してい
ない期間が発生する。
【0010】このデータを送信していない期間を有効に
利用するためにレペティション処理を施し、誤り訂正符
号列(データ列)の一部ビットを繰り返し送信し、トー
タルの伝送情報長を最大データ長Nmに一致させる。こ
のレペティション処理によれば1ビット当りの送信エネ
ルギーが増加し、受信側での誤り訂正能力を増大でき
る。図19(a),(b)はレペティション機能を備えた送受
信系の構成図であり、(a)の送信系では誤り訂正符号器
1とCDMA送信部2の間にレペティション処理部5を設け
ており、(b)の受信系ではCDMA受信部3と軟判定誤り訂
正復号器4の間にレペティション再生器6を設けてい
る。
【0011】送信系において、誤り訂正符号器1は伝送
情報に誤り訂正処理を施して誤り訂正符号化し、レペテ
ィション処理部5はレペティションアルゴリズムにした
がって誤り訂正符号に対してレペティション処理を施
す。このレペティション処理により、図20に示すよう
に、誤り訂正符号系列の一部がレペティションを行った
後の系列の中に複数回現われるようになる。図20の例
では第2、第5、第8、第11、第14ビット...が繰
り返されている。CDMA送信部2はレペティション処理後
のデータを拡散変調して送信する。受信系において、CD
MA受信部3は受信信号を復調し、所定ビット幅をもった
軟判定データ列A(図21参照)としてレペティション
再生器6に入力する。レペティション再生器6はレペテ
ィションアルゴリズムを実行してレペティション処理に
より複数回送られているビット(第2、第5、第8、第
11、第14ビット...)を識別し、該ビットに対応
する軟判定データを加算して、元の誤り訂正符号系列に
応じた軟判定データ系列Bに変換する。尚、軟判定デー
タは符号ビットと軟判定ビットで構成されている。以
後、軟判定誤り訂正復号器4はレペティション再生器6
から出力する軟判定データ列Bを用いて誤り訂正復号処
理を行って誤り訂正符号化前の原データ列を復元する。
【0012】レペティション処理部5、レペティション
再生器6はそれぞれ以下のレペティションアルゴリズム
を実行する。ただし、アルゴリズム中のパラメータは以
下の通りである。 (1) N:レペティションを施す前のデータのビット数 (2) △N:レペティションにより繰り返されるビット数 (3) (N+△N):レペティション後のデータのビット数 (4) e:アルゴリズム中で更新されるエラーパラメータ
(このエラーeを判定することでビットを繰り返すか否か
を決定する) (5) eini:エラーeの初期値を決定するパラメータ (6) eplus:エラーeが0以下になって所定のビットを
繰り返した場合、エラーeに加算する定数(eplus=a・
N) (7) eminus:エラーeを更新する際に用いる定数(eminu
s=a・△N) (8) a:eplus,eminusを決定する際に用いるパラメー
タで例えばa=2 すなわち、レペティションアルゴリズムは、上記N,△N,
eini,eplus,eminusの5つのパラメータを与えることによ
り実行可能になり、レペティションビットを決めること
ができる。
【0013】 レペティションアルゴリズム: e=eini m=1 ・・mは着目ビット do while m≦N ・・この式が満足される限り以下を実行する e=e-eminus ・・(eminus=a・|△N|) do while e≦0 ・・この条件が満足する限り以下を実行する repeat bit xm ・・第mビットxmを繰り返す e=e+eplus ・・エラーeの更新(epuls=a・N) end do m=m+1 ・・着目ビットをインクリメント end do レペティションアルゴリズムの具体例として、トランス
ポートチャネルの多重数が1、誤り訂正符号のデータ長
Nが216ビット、レペティション後のデータ長(N+ΔN)が2
40ビットの例を、図22〜図26に示す。レペティショ
ンに用いるパラメータは、N=216,△N=24,eini=1,eplus=
432,eminus=48である。図22〜図26よりわかるよう
にエラーeが48づつ減算されて負になったときのビット
が繰り返され、図では1, 10, 19, 28,...,208ビットが
繰り返される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、レペテ
ィション再生器6(図19)は、レペティションにより
繰り返し送られてくるビットを加算して、元の誤り訂正
符号系列に応じた軟判定データ列を発生するが、図21
より明らかなように、加算により、軟判定データのビッ
ト幅が1ビット増加する。図21の例では、レペティシ
ョン再生前は軟判定ビット数は符号ビットを含めて5ビ
ットであったのが、レペティション再生後は符号ビット
を含めて6ビットとなる。このように誤り訂正復号器4
に入力する軟判定データのビット幅が増加すると、畳み
込み復号あるいはターボ復号を行う誤り訂正復号器の回
路規模が大きくなる。そこで、誤り訂正復号器4の回路
規模を大きくしないために、レペティション再生器6か
ら出力する軟判定データのビット幅を削減して誤り訂正
復号器に入力する方法がある。この方法では、レペティ
ション再生器6が発生する(符号+(m+1)ビット)の
軟判定データより(符号+上位のmビット)あるいは(符
号ビット+下位のmビット)を切り取って軟判定誤り訂正
復号器4に入力する。図21の例では、軟判定データ列
Bの(符号+上位4ビット)を軟判定誤り訂正復号器4
に入力する場合(1)、あるいは、(符号+下位4ビッ
ト)を軟判定誤り訂正復号器4に入力する場合(2)であ
る。
【0015】しかし、レペティションレートRr(=(N+
ΔN)/N)に関わらず同じビット位置から軟判定データ部
分を切り取ってビット削減を行うと、誤り訂正復号器4
における誤り訂正率の劣化量が大きくなる問題がある。
図27はレペティションレートと特性劣化量の関係を示
す図であり、上位mビットを選択する(1)の場合には、
レペティションレートRrが小さいと誤り訂正の特性劣
化が大きくなり、下位mビットを選択する(2)の場合に
は、レペティションレートRrが大きくなると誤り訂正
の特性劣化が大きくなる。これは、以下の理由によるも
のである。レペティションレートRrの大小に応じて信
号の大きさとその割合の分布は図28に示すようにな
り、レペティションレートが大きくなる程最上位ビット
が有効となる割合が大きくなる(斜線部参照)。換言すれ
ば、レペティションレートRrが大きくなるにしたがっ
て下位mビットでレペティション再生器から出力する軟
判定データを正確に表現できなくなり、一方、上位mビ
ットで正確に表現できるようになる。この結果、レペテ
ィションレートRrが大きくなると最上位ビットが有効
の場合が多くなり、レペティションレートRrが小さい
と最上位ビットが無効の場合が多くなり、図27に示す
傾向を示すのである。以上から本発明の目的は、レペテ
ィション再生後の軟判定データのビット幅を削減でき、
しかも、ビット幅削減による誤り訂正の特性劣化を抑制
することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の誤り訂正装置に
おいて、(1) レペティション再生器は、レペティション
処理により繰り返し送信されたビット位置を求め、該ビ
ット位置に応じた軟判定データを加え合わせて元の誤り
訂正符号列に応じた軟判定データ列を発生し、(2) レペ
ティションレート算出部は、レペティション処理を施さ
れた受信信号のレペティションレートを算出し、(3) 軟
判定データ切り取り位置決定部は、レペティション再生
器が発生する軟判定データよりレペティションレートに
基づいて軟判定誤り訂正復号器に入力する軟判定データ
部分の切り取り位置を決定し、(4) 軟判定データ切り取
り手段は、決定された切り取り位置より軟判定データ部
分を切り取って軟判定誤り訂正復号器に入力する。この
場合、レペティションレート算出部は、通信先より通知
されるレペティションを施す前のデータビット数N、レ
ペティションにより繰り返されるビット数ΔNに基づい
て、レペティションレートRr=(N+ΔN)/Nを計算する。
又、レペティション再生器は、通信先より通知されるレ
ペティションを施す前のデータビット数N、レペティシ
ョンにより繰り返されるビット数ΔNに基づいて、レペ
ティションアルゴリズムを実行して送信側よりレペティ
ション処理により繰り返し送信されたビット位置を求め
る。
【0017】所定レペティションレートRTH(図2参
照)を境界にして軟判定データ部分の切り取り位置によ
り特性劣化量の大小が逆転する。すなわち、実際のレペ
ティションレートRrがRTH以下では(Rr≦RTH)、第
1の切り取り位置より軟判定データを切り取った方が特
性劣化量は小さくなるが、RTHより大きくなると(Rr
>RTH)、第2の切り取り位置より軟判定データを切り
取った方が特性劣化量は小さくなる。本発明では、レペ
ティションレートに基づいて軟判定データの切り取り位
置を切り替えることにより特性劣化を抑えることができ
る。
【0018】本発明の別の誤り訂正装置において、(1)
レペティション再生器は、レペティション処理により繰
り返し送信されたビット位置を求め、該ビット位置に応
じた軟判定データを加え合わせて元の誤り訂正符号列に
応じた軟判定データ列を発生し、(2) 平均値算出部は、
レペティション再生器が出力する軟判定データの平均値
を算出し、(3) 軟判定データ切り取り位置決定部は、レ
ペティション再生器が出力する軟判定データより前記平
均値に基づいて軟判定誤り訂正復号器に入力する軟判定
データ部分の切り取り位置を決定し、(4) 軟判定データ
切り取り手段は、決定された切り取り位置より軟判定デ
ータ部分を切り取って軟判定誤り訂正復号器に入力す
る。所定の平均値VTHを境界にして、軟判定データ部分
の切り取り位置により特性劣化量の大小が逆転する。す
なわち、実際の平均値VaがVTH以下では(Va≦
TH)、第1の切り取り位置より軟判定データを切り取
った方が特性劣化量は小さくなるが、VTHより大きくな
ると(Va>VTH)、第2の切り取り位置より軟判定デ
ータを切り取った方が特性劣化量は小さくなる。本発明
では、レペティション再生器が出力する軟判定データの
平均値に基づいて軟判定データの切り取り位置を切り替
えることにより特性劣化を抑えることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】(A)第1実施例の概略 図1は本発明の第1実施例概略構成図である。CDMA受信
部51は受信信号に対して復調、逆拡散、レーク合成な
どの処理を行ってm(=5)ビットの軟判定データ(符号ビ
ット+4軟判定ビット)を出力する。レペティション再生
器53は、レペティションの再生アルゴリズムにより、
繰り返し送信されたビット位置を求め、該ビット位置に
応じた軟判定データを加え合わせて元の誤り訂正符号列
に応じた(m+1)(=6)ビットの軟判定データ列を発生す
る。軟判定データ取り出し位置制御部54におけるしき
い値判定部63は、受信信号のレペティションレートR
rと予め設定されているレペティションレートRTHの大
小を判別し、判別結果を軟判定データ切り取り位置決定
部64に入力する。
【0020】軟判定データ切り取り位置決定部64は、
(1)Rr>RTHであれば、符号ビットと上位(m-1)ビット
を切り取るようにビット選択部65に指示すると共に、
(2)Rr≦RTHであれば、符号ビットと下位(m-1)ビット
を切り取るようにビット選択部65に指示する。ビット
選択部65は該指示により、(1) Rr>RTHであれば、
レペティション再生器53が発生する(m+1)ビットの軟
判定データより符号ビットと上位(m-1)ビットを切り取
って軟判定誤り訂正復号器55に入力し、(2)Rr≦RTH
であれば、レペティション再生器53が発生する(m+1)
ビットの軟判定データより符号ビットと下位(m-1)ビッ
トを切り取って軟判定誤り訂正復号器55に入力する。
軟判定誤り訂正復号器55は入力された軟判定データに
対して誤り訂正復号処理を施して誤り訂正符号化前の原
データ列を復元する。
【0021】m=5の場合、レペティションレートと特
性劣化量の関係は図2に示すようになる。すなわち、レ
ペティション再生器53より上位(m-1)(=4)ビットを選
択する(1)の場合、レペティションレートRrが小さいと
誤り訂正の特性劣化が大きくなり、下位(m-1)ビットを
選択する(2)の場合、レペティションレートRrが大きく
なると誤り訂正の特性劣化が大きくなる。そこで、両特
性が交差するときのレペティションレートをしきい値R
THとして設定し、実際のレペティションレートRrとし
きい値RTHの大小に基づいて切り取り位置を切り替え
る。例えば、図3に示すように、実際のレペティション
レートRrがRTHより大きければ(Rr>R TH)、符号ビ
ットと上位4ビットを切り取って軟判定誤り訂正復号器
55に入力し、Rr≦RTHであれば、符号ビットと下位
4ビットを切り取って軟判定誤り訂正復号器55に入力
する。このように、レペティションレートRrに基づい
て軟判定データの切り取り位置を切り替えることにより
特性劣化を小さく抑えることができる。
【0022】(B)第2実施例の概略 図4は本発明の第2実施例概略構成図である。CDMA受信
部51は受信信号に対して復調、逆拡散、レーク合成な
どの処理を行ってm(=5)ビットの軟判定データ(符号ビ
ット+4軟判定ビット)を出力する。レペティション再生
器53は、レペティションの再生アルゴリズムにより、
繰り返し送信されたビット位置を求め、該ビット位置に
応じた軟判定データを加え合わせて元の誤り訂正符号列
に応じた(m+1)(=6)ビットの軟判定データ列を発生す
る。軟判定データ取り出し位置制御部54における平均
値算出部62は、レペティション再生器から出力する軟
判定データの平均値Vaを算出し、しきい値判定部63
は該平均値Vaと予め設定されている平均値VTHの大小
を判別し、判別結果を軟判定データ切り取り位置決定部
64に入力する。
【0023】軟判定データ切り取り位置決定部64は、
(1)Va>VTHであれば、符号ビットと上位(m-1)ビット
を切り取るようにビット選択部65に指示すると共に、
(2)Va≦VTHであれば、符号ビットと下位(m-1)ビット
を切り取るようにビット選択部65に指示する。ビット
選択部65は該指示により、(1) Va>VTHであれば、
レペティション再生器53が発生する(m+1)ビットの軟
判定データより符号ビットと上位(m-1)ビットを切り取
って軟判定誤り訂正復号器55に入力し、(2)Va≦VTH
であれば、レペティション再生器53が発生する(m+1)
ビットの軟判定データより符号ビットと下位(m-1)ビッ
トを切り取って軟判定誤り訂正復号器55に入力する。
軟判定誤り訂正復号器55は入力された軟判定データに
対して誤り訂正復号処理を施して誤り訂正符号化前の原
データ列を復元する。
【0024】レペティションレートが大きくなれば軟判
定データの平均値が大きくなり、レペティションレート
が小さくなれば軟判定データの平均値が小さくなる(図
28参照)。このため、第1実施例のレペティションレ
ートを平均値で置き換えることができる。すなわち、図
2の両特性が交差するときのレペティションレートR TH
に応じた軟判定データの平均値をしきい値VTHとして設
定し、実際の平均値Vaとしきい値VTHの大小に基づい
て軟判定データの切り取り位置を切り替える。例えば、
図5に示すように、実際の平均値VaがVTHより大きけ
れば(Va>VTH)、符号ビットと上位4ビットを切り
取って軟判定誤り訂正復号器55に入力し、Va≦VTH
であれば、符号ビットと下位4ビットを切り取って軟判
定誤り訂正復号器55に入力する。このように、レペテ
ィション再生器53から出力する軟判定データの平均値
Vaに基づいて軟判定データの切り取り位置を切り替え
ることにより第1実施例と同様に特性劣化を小さく抑え
ることができる。
【0025】(C)第1実施例 (a)構成 図6は本発明に第1実施例の誤り訂正装置の構成図であ
り、図1と同一部分には同一符号を付している。CDMA受
信機51は図14で説明したと同様の構成を備えてい
る。すなわち、CDMA受信機51は、アンテナ50により
受信した高周波信号を増幅すると共に高周波信号をベー
スバンド信号に周波数変換して出力する無線部51a、
ベースバンド信号に直交検波処理を施す直交検波器(復
調器)51b、直交検波出力信号(I成分、Q成分)を
AD変換するAD変換器51c、直交検波されたI,Q
成分に逆拡散処理を施す逆拡散部51d、パイロット信
号を用いて逆拡散データに同期検波処理を施す同期検波
部51e、マルチパスの各パスに応じた同期検波出力信
号を合成し、合成結果を32ビットの軟判定データとして
出力するRAKE合成部51fを有している。
【0026】ALC(Automatic Level Controller)回路5
2はRAKE合成部51fから入力する軟判定データの平均
値Vavrを計算し、該平均値Vavrに応じた軟判定部分を
切り取ってレペティション再生器53に入力する。ALC
回路52において、記憶部52aはRAKE合成部51fよ
り出力する1フレームの軟判定データを保存し、平均値
算出部52bは例えば1フレーム分の軟判定データの平
均値Vavrを演算し、軟判定データ切り取り位置決定部
52cは、ビット数を削減しても元の軟判定データを忠
実に表現できるように、平均値Vavrに基づいて軟判定
データ部分の切り取り位置を決定する。ビット選択部5
2dは記憶部52aより順番に32ビットの軟判定データ
を読み出し、前記決定された切り取り位置より5ビット
(符号ビット+4軟判定ビット)の軟判定データを切り
取ってレペティション再生器53に入力する。ビット切
り取り位置は、例えば図7に示すように、2進数の平均
値Vavrにおいて“1”である最上位ビット位置が、4軟
判定ビットの第3ビット目となるように切り取り位置を
決定する。
【0027】レペティション再生器53は、レペティシ
ョン処理により繰り返し送信されたビット位置を求め、
該ビット位置に応じた軟判定データを加え合わせて元の
誤り訂正符号列に応じた6ビットの軟判定データ列を発
生する。図8(a)はレペティション再生器53の構成例
であり、図8(b)は入力信号セレクト条件説明図であ
る。レペティションアルゴリズム実行部53aは、別途
与えられるN(レペティション前の1フレーム当りのビ
ット数)、ΔN(レペティションにより増加するビット
数)を用いてレペティションアルゴリズムを実行し、繰
り返し送信されたビット位置でリピート信号RIS="1"を
出力する。レジスタ53bはALC回路52から出力する
軟判定データAを記憶し、加算器53cは前回と今回の
軟判定データを加算する。セレクタ53dは、(1) 前回
も今回もRIS=“0”であれば(“0”→“0”)、軟判定
データAを6ビットデータにして出力し、(2) 今回RIS=
“1”であれば何も出力せず、(3) 前回RIS=“1”、今回
RIS=“0”であれば(“1”→“0”)、6ビットの加算結
果Bを選択して出力する。尚、加算処理、セレクト処理
を含めてソフト的にレペティション再生器53を構成す
ることも可能である。
【0028】図6に戻って、軟判定データ取り出し位置
制御部54はレペティション再生器53が発生する6ビ
ットの軟判定データよりレペティションレートRrに基
づいて5ビットの軟判定部分を切り取って軟判定誤り訂
正復号器55に入力する。軟判定データ取り出し位置制
御部54において、変換テーブル61は、TFCI解析結果
(例えば番号)に対応させて、N(レペティション前の1
フレーム当りのビット数)、ΔN(レペティションにより
増加するビット数)を記憶するもので、通信開始前のネ
ゴシエーションにおいて通信相手から送られてくる情報
に基づいて作成される。DSP(ディジタル・シグナル・プ
ロセッサ)62は、(1) TFCIビットを1フレーム分つな
ぎ合わせて解析し、解析したTFCI(番号)と前記変換テー
ブル61を参照して送信側のレペティション処理で用い
たN,ΔNを求め、(2) これらをレペティション再生器5
3に入力すると共に、(3) 次式 Rr=(N+ΔN)/N によりレペティションレートRrを計算して出力する。
尚、ネゴシエーション時におけるN、ΔNは予め固定され
ている。又、N、ΔNは通信中に変更可能であり、送信側
はTFCIビットでN、ΔNに応じた番号を送信し、受信側DS
Pは該番号を識別して上記処理を行う。
【0029】しきい値判定部63は、受信信号のレペテ
ィションレートRrと予め設定されているレペティショ
ンレートRTHの大小を判別し、判別結果を軟判定データ
切り取り位置決定部64に入力する。軟判定データ切り
取り位置決定部64は、Rr>RTHであれば、符号ビッ
トと上位4ビットを切り出すようにビット選択部65に
指示すると共に、Rr≦RTHであれば、符号ビットと下
位4ビットを切り出すようにビット選択部65に指示す
る。ビット選択部65は、該指示により、(1) Rr>R
THであれば、レペティション再生器53が発生する6ビ
ットの軟判定データより符号ビットと上位4ビットを切
り取って軟判定誤り訂正復号器55に入力し、(2) Rr
≦RTHであれば、レペティション再生器53が発生する
6ビットの軟判定データより符号ビットと下位4ビットを
切り取って軟判定誤り訂正復号器55に入力する。
【0030】軟判定誤り訂正復号器55は入力された軟
判定データに対して誤り訂正復号処理を施して誤り訂正
符号化前の原データ列を復元する。接続設定部56は、
通信開始前のネゴシエーションにおいて送信側から送ら
れてくる情報に基づいて変換テーブル61を作成する。
TFCI検出部57はTFCIビットを検出し、該TFCIビットを
DSP 62に送出する。
【0031】(b)動作 通信開始前のネゴシエーション時、DSP 62はN、ΔNと
して予め設定されているN0,ΔN0をレペティション再生
器53に入力すると共に、N0,ΔN0を用いて算出したレ
ペティションレートRr0をしきい値判定部63に入力す
る。CDMA受信機51は受信信号を32ビットの軟判定デー
タ列として出力し、ALC回路52は軟判定データの平均
値Vavrに応じた切り取り位置から5ビットの軟判定デー
タ部分を切り取ってレペティション再生器53に入力す
る。レペティション再生器53は、N0,ΔN0に基づいて
レペティションの再生アルゴリズムを実行して繰り返し
送信されたビット位置を求め、該ビット位置に応じた軟
判定データを加え合わせて元の誤り訂正符号列に応じた
6ビットの軟判定データ列を発生する。軟判定データ取
り出し位置制御部54はレペティションレートRr0と予
め設定されているレペティションレートRTHの大小に基
づいて、すなわち、前述の(1),(2)にしたがって、符号
ビットと上位4ビットあるいは符号ビットと下位4ビッ
トを切り取って軟判定誤り訂正復号器55に入力する。
軟判定誤り訂正復号器55は入力された軟判定データに
対して誤り訂正復号処理を施して復号データを出力す
る。接続設定部56は復号データより変換テーブル61
を作成して軟判定データ取り出し位置制御部54に設定
する。
【0032】ネゴシエーション終了後、DSPはTFCIビッ
トで送られてくる番号に応じたN、ΔNを求めてレペティ
ション再生器53に入力すると共に、N、ΔNによりレペ
ティションレートRrを演算してしきい値判定部63に
入力する。CDMA受信機51は受信信号を32ビットの軟判
定データ列として出力し、ALC回路52は軟判定データ
の平均値Vavrに応じた切り取り位置から5ビットの軟判
定データ部分を切り取ってレペティション再生器53に
入力する。レペティション再生器53は、前記入力され
たN,ΔNに基づいてレペティションアルゴリズムを実行
し、繰り返し送信されたビット位置を求め、該ビット位
置に応じた軟判定データを加え合わせて元の(レペティ
ション前の)誤り訂正符号列に応じた6ビットの軟判定
データ列を発生する。軟判定データ取り出し位置制御部
54は前記算出されたレペティションレートRrと予め
設定されているレペティションレートRTHの大小に基づ
いて、符号ビットと上位4ビットあるいは符号ビットと
下位4ビットを切り取って軟判定誤り訂正復号器55に
入力する。軟判定誤り訂正復号器55は入力された軟判
定データに対して誤り訂正復号処理を施して復号データ
を出力する。
【0033】以上と並行して、TFCI検出部57はTFCIビ
ットを検出してDSP 62に入力する。DSP 62はTFCIビ
ットを1フレーム分つなぎ合わせて解析し、解析したTF
CI(番号)と変換テーブル61を参照してN,ΔNを求め
る。N,ΔNがそれまでの値と異なれば、DSP 62は新た
なN,ΔNをレペティション再生器53に入力すると共
に、新たなレペティションレートRrを演算してしきい
値判定部63に入力する。以後、CDMA受信機51、ALC
回路52、レペティション再生器53、軟判定データ取
り出し位置制御部54、軟判定誤り制定復号器55は、
上記と同様の動作を行う。第1実施例によれば、レペテ
ィションレートRrに基づいて軟判定データの切り取り
位置を切り替えることにより特性劣化を小さく抑えるこ
とができる。
【0034】(c)変形例 図9は第1実施例の変形例であり、図6の第1実施例と
同一部分には同一符号を付している。異なる点は、(1)
ALC回路52がRAKE合成部51fから出力する32ビット
の軟判定データのビット削減を行わない点、(2) 32ビッ
トの軟判定データの平均値Vavr演算完了後、レペティ
ション再生器53は記憶部52aより順番に32ビットの
軟判定データを読み出し、レペティション再生処理を実
行して33ビットの軟判定データにして出力する点、(3)
レペティションレートRrと設定値RTHの大小関係並び
に平均値演算部52bから出力する軟判定データの平均
値Vavrとに基づいて、軟判定データ切り取り位置決定
部64は軟判定データ部分(4軟判定ビット)の切り取
り位置を決定する点、(4) ビット選択部65は、レペテ
ィション再生器53から出力する33ビットの軟判定デー
タのうち前記決定された切り取り位置より5ビットの軟
判定データ(=符号ビット+4軟判定ビット)を切り取って
出力する点、である。
【0035】軟判定データ切り取り位置決定部64は、
(1) Rr≦RTHであれば、2進数の平均値Vavrにおいて
“1”である最上位ビット位置が4軟判定ビットの第3
ビット目となるように切り取り位置を決定し、(2) Rr
>RTHであれば、2進数の平均値Vavrにおいて“1”
である最上位ビット位置が4軟判定ビットの第2ビット
目となるように切り取り位置を決定する。変形例によれ
ば、レペティションレートRrに基づいて軟判定データ
の切り取り位置を切り替えることにより特性劣化を小さ
く抑えることができ、しかも、回路構成を簡単化でき
る。
【0036】(D)第2実施例 図10は本発明の第2実施例の誤り訂正装置の構成図で
あり、図6の第1実施例と同一部分には同一符号を付し
ている。異なる点は、(1) DSP 62がレペティション再
生器53から出力する6ビットの軟判定データの平均値
Vaを演算する点、(2) 1フレーム分の軟判定データを
記憶する記憶部66を軟判定データ取り出し位置制御部
54に設けた点、(3) しきい値判定部63は平均値Va
と予め設定されているしきい値VTHの大小を比較する
点、(4) 軟判定データ切り取り位置決定部64は、平均
値Vaとしきい値VTHの大小に基づいて5ビットの軟判定
データ(=符号ビット+4軟判定ビット)の切り取り位置を
決定する点である。
【0037】CDMA受信機51は受信信号を32ビットの軟
判定データ列として出力し、ALC回路52は軟判定デー
タの平均値Vavrに応じた切り取り位置から5ビットの軟
判定データ部分を切り取ってレペティション再生器53
に入力する。レペティション再生器53はレペティショ
ンアルゴリズムを実行し、繰り返し送信されたビット位
置を求め、該ビット位置に応じた軟判定データを加え合
わせて元の(レペティション前の)誤り訂正符号列に応
じた6ビットの軟判定データ列を出力する。軟判定デー
タ取り出し位置制御部54の記憶部66はレペティショ
ン再生器53から出力する軟判定データを順番に記憶
し、DSP 62は該軟判定データの1フレーム分の平均値
Vaを演算する。
【0038】1フレーム分の平均値Vaの演算が完了す
れば、しきい値判定部63は該平均値Vaとしきい値V
THの大小を比較し、比較結果を軟判定データ切り取り位
置決定部64に入力する。軟判定データ切り取り位置決
定部64は、Va>VTHであれば、符号ビットと上位4ビ
ットを切り出すようにビット選択部65に指示すると共
に、Va≦VTHであれば符号ビットと下位4ビットを切り
出すようにビット選択部65に指示する。ビット選択部
65は該指示により、Va>VTHであれば記憶部66よ
り順番に6ビットの軟判定データを読み出し、符号ビッ
トと上位4ビットを切り取って軟判定誤り訂正復号器5
5に入力し、(2) Va≦VTHであれば符号ビットと下位4
ビットを切り取って軟判定誤り訂正復号器55に入力す
る。軟判定誤り訂正復号器55は入力された軟判定デー
タに対して誤り訂正復号処理を施して誤り訂正符号化前
の原データ列を復元する。以上のように、レペティショ
ン再生器53から出力する軟判定データの平均値Vaに
基づいて軟判定データの切り取り位置を切り替えること
により特性劣化を小さく抑えることができる。
【0039】図11は第2実施例の変形例であり、図1
0の第1実施例と同一部分には同一符号を付している。
第2実施例と異なる点は、(1) ALC回路52を削除した
点、(2) レペティション再生器53がCDMA受信機より出
力する32ビットの軟判定データに直接レペティション再
生処理を施して33ビットの軟判定データにして出力する
点、(3) DSP 62が、レペティション再生器53から出
力する33ビットの軟判定データ平均値Vaを出力する
点、(4) 軟判定データ切り取り位置決定部64は平均値
Va、該平均値Vaと設定値VTHの大小関係とに基づい
て、軟判定データ部分(4軟判定ビット)の切り取り位
置を決定する点、(5) ビット選択部65は、レペティシ
ョン再生器53から出力する33ビットの軟判定データの
うち前記決定された切り取り位置より5ビットの軟判定
データ(=符号ビット+4軟判定ビット)を切り取って出力
する点、である。
【0040】軟判定データ切り取り位置決定部64は、
(1) Va≦VTHであれば、2進数の平均値Vaにおいて
“1”である最上位ビット位置が4軟判定ビットの第3
ビット目となるように切り取り位置を決定し、(2) Va
>VTHであれば、2進数の平均値Vavrにおいて“1”
である最上位ビット位置が4軟判定ビットの第2ビット
目となるように切り取り位置を決定する。変形例によれ
ば、軟判定データの平均値に基づいて軟判定データ部分
の切り取り位置を切り替えることにより特性劣化を小さ
く抑えることができ、しかも、回路構成を簡単化でき
る。以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は
請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が
可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0041】
【発明の効果】以上本発明によれば、レペティションレ
ートに基づいて軟判定データ部分(例えば4軟判定ビッ
ト)の切り取り位置を切り替えるようにしたから、レペ
ティションレートに起因する特性劣化を抑えることがで
きる。又、本発明によれば、レペティションレートに基
づいてレペティション再生器から出力する軟判定データ
のビット数を減少して軟判定誤り訂正復号器が扱えるビ
ット数の軟判定データに変換するから、軟判定誤り訂正
復号器の回路規模の増大を防止することができる。又、
本発明によれば、CDMA受信機から出力する軟判定データ
の平均値並びにレペティションレートとしきい値の大小
関係とに基づいて、切り取り位置を決定し、該位置より
軟判定データ部分(4軟判定ビット)を切り取ってビッ
ト削減するから、全体の回路規模を縮小することができ
る。
【0042】本発明によれば、軟判定データの平均値に
基づいて軟判定データ部分(例えば4軟判定ビット)の
切り取り位置を切り替えるようにしたから、レペティシ
ョンレートに起因する特性劣化を抑えることができる。
又、本発明によれば、軟判定データの平均値に基づいて
レペティション再生器から出力する軟判定データのビッ
ト数を減少して軟判定誤り訂正復号器が扱えるビット数
の軟判定データに変換するから、軟判定誤り訂正復号器
の回路規模の増大を防止することができる。又、本発明
によれば、CDMA受信機から出力する軟判定データの平均
値並びに該平均値としきい値の大小関係とに基づいて、
切り取り位置を決定し、該位置より軟判定データ部分
(4軟判定ビット)を切り取ってビット削減するから、
全体の回路規模を縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の誤り訂正措置の概略構成である。
【図2】レペティションレートと特性劣化の関係図であ
る。
【図3】第1実施例のレペティションの再生と軟判定ビ
ットの選択説明図である。
【図4】第2実施例の誤り訂正装置の概略構成である。
【図5】第2実施例のレペティションの再生と軟判定ビ
ットの選択説明図である。
【図6】第1実施例の誤り訂正装置の構成図である。
【図7】軟判定データ部分の切り取り位置説明図であ
る。
【図8】レペティション再生器の説明図である。
【図9】第1実施例の誤り訂正装置の変形例である。
【図10】第2実施例の誤り訂正装置の構成図である。
【図11】第2実施例の誤り訂正装置の変形例である。
【図12】従来の送受信系の簡単な構成図である。
【図13】CDMA送信機の構成図である。
【図14】CDMA受信機の構成図である。
【図15】上りリンクのフレームフォーマット説明図で
ある。
【図16】上りリンクのデータチャネル、コントロール
チャネルの構成説明図である。
【図17】下りリンクのフレームフォーマット、スロッ
ト構成説明図である。
【図18】レペティションの必要性説明図である。
【図19】従来の送受信系の別の構成図である。
【図20】レペティション説明図である。
【図21】レペティション再生の説明図である。
【図22】レペティションアルゴリズムによるレピート
ビットの第1説明図表である。
【図23】レペティションアルゴリズムによるレピート
ビットの第2説明図表である。
【図24】レペティションアルゴリズムによるレピート
ビットの第3説明図表である。
【図25】レペティションアルゴリズムによるレピート
ビットの第4説明図表である。
【図26】レペティションアルゴリズムによるレピート
ビットの第5説明図表である。
【図27】レペティションレートと特性劣化量の関係図
である。
【図28】レペティション再生前後の軟判定情報の分布
説明図である。
【符号の説明】
51・・CDMA受信部 53・・レペティション再生器 54・・軟判定データ取り出し位置制御部 55・・軟判定誤り訂正復号器 63・・しきい値判定部 64・・軟判定データ切り取り位置決定部 65・・ビット選択部65
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B001 AB02 AC04 AD06 5J065 AC02 AE06 AF02 AG04 AH12 AH15 AH19 AH21 5K022 DD01 DD12 DD18 DD22 DD28 DD29 DD32 DD38 DD39 DD42

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤り訂正符号列の一部ビットを繰り返し
    送信するレペティション処理が施された信号を受信、復
    調して軟判定データ列で出力し、繰り返し送信されたビ
    ットに応じた軟判定データを加え合わせて元の誤り訂正
    符号列に応じた軟判定データ列を発生し、該軟判定デー
    タ列を用いて誤り訂正符号化前の原データ列を復元する
    誤り訂正装置において、 レペティション処理により繰り返し送信されたビット位
    置を求め、該ビット位置に応じた軟判定データを加え合
    わせて元の誤り訂正符号列に応じた軟判定データ列を発
    生するレペティション再生器、 レペティション処理を施された受信信号のレペティショ
    ンレートを算出するレペティションレート算出部、 レペティション再生器が発生する軟判定データよりレペ
    ティションレートに基づいて軟判定誤り訂正復号器に入
    力する軟判定データ部分の切り取り位置を決定する第1
    の軟判定データ切り取り位置決定部、 決定された切り取り位置より軟判定データ部分を切り取
    って軟判定誤り訂正復号器に入力する第1の軟判定デー
    タ切り取り手段、 を備えたことを特徴とする誤り訂正装置。
  2. 【請求項2】 前記レペティションレート算出部は、通
    信先より通知されるレペティションを施す前のデータビ
    ット数N、レペティションにより繰り返されるビット数
    ΔNに基づいて、レペティションレートを計算するこ
    と、 を特徴とする請求項1記載の誤り訂正装置。
  3. 【請求項3】 前記レペティション再生器は通信先より
    通知されるレペティションを施す前のデータビット数
    N、レペティションにより繰り返されるビット数ΔNに
    基づいて、レペティションアルゴリズムを実行して繰り
    返し送信されたビット位置を求めること、 を特徴とする請求項1記載の誤り訂正装置。
  4. 【請求項4】 復調部で復調された軟判定データの平均
    値を演算する平均値演算部、 該平均値に基づいて前記復調された軟判定データよりレ
    ペティション再生器に入力する軟判定データ部分の切り
    取り位置を決定する第2の軟判定データ切り取り位置決
    定部、 前記復調された軟判定データより前記決定された切り取
    り位置に基づいてmビットの軟判定データ部分を切り取
    ってレペティション再生器に入力する第2の軟判定デー
    タ切り取り手段、 前記レペティションレートと設定値を比較する比較部、 を備え、前記第1の軟判定データ切り取り手段は、レペ
    ティションレートが設定値より大きいとき、レペティシ
    ョン再生器が発生する(m+1)ビットの軟判定データ
    より上位のmビットを切り取って軟判定誤り訂正復号器
    に入力し、レペティションレートが設定値より小さいと
    き、下位のmビットを切り取って軟判定誤り訂正復号器
    に入力することを特徴とする請求項1記載の誤り訂正装
    置。
  5. 【請求項5】 復調部で復調された軟判定データの平均
    値を演算する平均値演算部、 前記レペティションレートと設定値を比較する比較部、 を備え、前記第1の軟判定データ切り取り位置決定部
    は、レペティションレートと設定値の大小関係及び前記
    平均値に基づいて、レペティション再生器で発生した軟
    判定データより軟判定誤り訂正復号器に入力する軟判定
    データ部分の切り取り位置を決定することを特徴とする
    請求項1記載の誤り訂正装置。
  6. 【請求項6】 誤り訂正符号列の一部ビットを繰り返し
    送信するレペティション処理が施された信号を受信、復
    調して軟判定データ列で出力し、繰り返し送信されたビ
    ットに応じた軟判定データを加え合わせて元の誤り訂正
    符号列に応じた軟判定データ列を発生し、該軟判定デー
    タ列を用いて誤り訂正符号化前の原データ列を復元する
    誤り訂正装置において、 レペティション処理により繰り返し送信されたビット位
    置を求め、該ビット位置に応じた軟判定データを加え合
    わせて元の誤り訂正符号列に応じた軟判定データ列を発
    生するレペティション再生器、 レペティション再生器が出力する軟判定データの平均値
    を算出する平均値算出部、 前記平均値に基づいてレペティション再生器が出力する
    軟判定データより軟判定誤り訂正復号器に入力する軟判
    定データ部分の切り取り位置を決定する第1の軟判定デ
    ータ切り取り位置決定部、 決定された切り取り位置より軟判定データ部分を切り取
    って軟判定誤り訂正復号器に入力する第1の軟判定デー
    タ切り取り手段、 を備えたことを特徴とする誤り訂正装置。
  7. 【請求項7】 復調部で復調された軟判定データの平均
    値(第2の平均値)を演算する平均値演算部、 第2の平均値に基づいて該復調された軟判定データより
    レペティション再生器に入力する軟判定データ部分の切
    り取り位置を決定する第2の軟判定データ切り取り位置
    決定部、 該復調された軟判定データから前記決定された切り取り
    位置に基づいてmビットの軟判定データ部分を切り取っ
    てレペティション再生器に入力する第2の軟判定データ
    切り取り手段、 レペティション再生器が出力する(m+1)ビットの軟
    判定データの平均値(第1の平均値)と設定値の大小を
    比較する比較部、 を備え、前記第1の軟判定データ切り取り手段は、第1
    の平均値が設定値より大きいとき、レペティション再生
    器が発生する(m+1)ビットの軟判定データより上位
    のmビットを切り取って軟判定誤り訂正復号器に入力
    し、第1の平均値が設定値より小さいとき、下位のmビ
    ットを切り取って軟判定誤り訂正復号器に入力すること
    を特徴とする請求項6記載の誤り訂正装置。
  8. 【請求項8】 復調部で復調された軟判定データの平均
    値(第2の平均値)を演算する平均値演算部、 レペティション再生器が出力する軟判定データの平均値
    (第1の平均値)と設定値の大小を比較する比較部、 を備え、前記第1の軟判定データ切り取り位置決定部
    は、第1の平均値と設定値の大小関係及び前記第2の平
    均値とに基づいて、レペティション再生器で発生した軟
    判定データより軟判定誤り訂正復号器に入力する軟判定
    データ部分の切り取り位置を決定することを特徴とする
    請求項6記載の誤り訂正装置。
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