JP4652632B2 - 軟判定処理ビット数削減装置、受信機および軟判定処理ビット数削減方法 - Google Patents

軟判定処理ビット数削減装置、受信機および軟判定処理ビット数削減方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、誤り訂正符号装置およびビットインタリーブ装置を備えた送信機から送られてくるデータを復号する受信機に関するものであり、特に、誤り訂正復号装置における軟判定処理ビット数の削減を実現する軟判定処理ビット数削減装置、前記軟判定処理ビット数削減装置と誤り訂正復号装置とを備えた受信機、および軟判定処理ビット数削減方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の受信機について説明する。 無線通信の受信機、特に、移動通信用の受信機においては、復調処理後の受信ビットの軟判定値がフェージングや距離変動などの伝播路に依存した振幅値変動が大きく、広範なダイナミックレンジとなっている。一般に、広範なダイナミックレンジの受信信号を劣化なく復調するためには、回路規模や消費電流などの増大が伴う。たとえば、受信機におけるディジタル部において、強大な信号から微弱な信号までを劣化なく表現するためには、軟判定処理ビット数を増やす必要が生じてしまう。そのため、誤り訂正復号装置においても、軟判定処理ビット数削減のための措置が必要となる。
【0003】
つぎに、従来の受信機における軟判定処理ビット数の削減方法について説明する。図19は、特開2001−77704号公報に開示されている、従来の受信機における誤り訂正復号装置(本例では誤り訂正符号としてターボ符号が取り上げられている)の構成を示す図である。200は誤り訂正復号装置であり、201は受信ビットの信頼度(軟判定情報の絶対値)について平均値を計算する平均値計算回路であり、202は受信ビットを記憶するための記憶回路であり、203は復号する受信ビット列に対して信頼度の補正を行う復号用軟判定情報計算回路であり、204は誤り訂正復号処理を行う軟判定情報計算回路であり、205は軟判定情報計算回路204の出力から硬判定値を計算する硬判定回路である。
【0004】
ここで、図19に示す誤り訂正復号装置200の動作概要について説明する。前段の無線復調部によって検波された軟判定の受信ビットが、図中左から、誤り訂正復号装置200中の平均値計算回路201と記憶回路202に入力される。平均値計算回路201では、軟判定値となっている受信ビットの平均レベルを計算し、その結果を復号用軟判定情報計算回路203に対して出力する。同時に、記憶回路202では、平均値計算回路201の平均化処理に要した時間だけ受信ビットを遅延させて、その結果を復号用軟判定情報計算回路203に対して出力する。
【0005】
復号用軟判定情報計算回路203では、平均値計算回路201の出力である平均値を用いて、記憶回路202の出力である遅延後の受信ビットを調整し、その結果を軟判定情報計算回路204に対して出力する。そして、軟判定情報計算回路204では、誤り訂正符号の復号処理を行い、最後に、硬判定回路205では、復号結果を硬判定し、復調データを出力する。
【0006】
このような構成によって、従来の受信機では、入力される受信ビットが伝送路変動などによるレベル変動を受けた場合であっても、軟判定情報計算回路204にて受信ビットの信頼度情報を誤り訂正復号性能上好適な入力レベル(平均値)に調整する。これにより、軟判定情報計算回路204における軟判定処理ビット数を必要最小限に抑えることが可能となり、さらに回路規模削減や消費電流削減をもたらす。
【0007】
また、無線通信の受信機においては、フェージングによる受信信号のレベル変動による受信ビット判定誤りを防ぐため、誤り訂正復号装置と共にビットインタリーブ/デインタリーブ装置(ビットインタリーバ/デインタリーバ)が広く用いられる。図20は、第3世代移動通信システムの国際標準であるIMT−2000の規格書3GPP TS25.212中に示されている下り回線(基地局→移動機)の送信フォーマットに対応した、受信機のベースバンド処理部の一部を示す図である。図20において、300と400はデインタリーバであり、301はフレーム化器であり、302,402はデインタリーバであり、401はブロック化器である。ここでは、前段の検波装置から受け取った検波後ビット列に対して、ビットデインタリーブ処理を行ってバースト誤りをランダム誤りへ変換する。その後、これらのデインタリーバ出力に対して誤り訂正復号処理が行われる。一般に、誤り訂正符号/復号装置は、ランダム誤りについての誤り訂正能力が高いため、デインタリーバを用いることで伝送路変動による受信誤りを効果的に抑えることができる。
【0008】
なお、図20に示されるように、上記の規格における下り回線の受信機には、複数のビットデインタリーバを接続することが可能であり、これにより、バースト誤りのランダム誤りへの変換をさらに効果的に実現する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記、従来の受信機の誤り訂正復号装置においては、伝播路等による受信ビットの振幅値変動においても、最善の誤り復号能力を得るための処理が可能となるが、この場合、平均化処理に要する時間に相当する時間遅延を付加する記憶素子の追加が必要になる。そのため、特に今後需要増が予想される高速伝送時においては、この記憶素子の追加が、受信機ディジタル部全体の回路規模増加の要因になってしまう、という問題点があった。
【0010】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、受信ビットの振幅値変動を吸収するための時間(平均化処理時間)に対応する遅延時間を付加する記憶素子を新たに追加することなく、誤り訂正復号装置の軟判定処理ビット数を削減可能な軟判定処理ビット数削減装置、受信機、および軟判定処理ビット数削減方法を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる軟判定処理ビット数削減装置にあっては、受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果からビット数削減制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記ビット数削減制御信号に基づいて、ビットデインタリーブ処理後の受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行うビット数削減手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】
つぎの発明にかかる軟判定処理ビット数削減装置にあっては、受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果からビット数削減制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記ビット数削減制御信号に基づいて、ビットデインタリーブ処理後の受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択するビット数削減手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】
つぎの発明にかかる軟判定処理ビット数削減装置にあっては、受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果からビット数削減制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記ビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行うビット数削減手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】
つぎの発明にかかる軟判定処理ビット数削減装置にあっては、受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果からビット数削減制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記ビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択するビット数削減手段と、を備えることを特徴とする。
【0015】
つぎの発明にかかる軟判定処理ビット数削減装置において、第1の軟判定処理ビット数削減回路は、受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第1のビット数削減制御信号を生成する第1の制御信号生成手段と、前記第1のビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行う第1のビット数削減手段と、を備え、第2の軟判定処理ビット数削減回路は、前記削減処理後の受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第2のビット数削減制御信号を生成する第2の制御信号生成手段と、前記削減処理後の受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、前記第2のビット数削減制御信号に基づいて、前記ビットデインタリーブ処理後の受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行う第2のビット数削減手段と、を備えることを特徴とする。
【0016】
つぎの発明にかかる軟判定処理ビット数削減装置において、第1の軟判定処理ビット数削減回路は、受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第1のビット数削減制御信号を生成する第1の制御信号生成手段と、前記第1のビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択する第1のビット数削減手段と、を備え、第2の軟判定処理ビット数削減回路は、前記削減処理後の受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第2のビット数削減制御信号を生成する第2の制御信号生成手段と、前記削減処理後の受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、前記第2のビット数削減制御信号に基づいて、前記ビットデインタリーブ処理後の受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択する第2のビット数削減手段と、を備えることを特徴とする。
【0017】
つぎの発明にかかる軟判定処理ビット数削減装置にあっては、前記第1の制御信号生成手段が、第1のビット数削減制御信号とともに、第2のビット数削減制御信号を生成し、前記第2の制御信号生成手段が、前記第1の制御信号生成手段にて生成した第2のビット数削減制御信号に対して前記ビットデインタリーブ処理時間分の遅延を付加することを特徴とする。
【0018】
つぎの発明にかかる軟判定処理ビット数削減装置において、前記制御信号生成手段における平均値の更新周期は、前記誤り訂正復号装置による誤り訂正復号周期の整数倍とすることを特徴とする。
【0019】
つぎの発明にかかる軟判定処理ビット数削減装置において、前記制御信号生成手段は、保護回路として平均化回路を備えることを特徴とする。
【0020】
つぎの発明にかかる受信機にあっては、受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果からビット数削減制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記ビット数削減制御信号に基づいて、ビットデインタリーブ処理後の受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行うビット数削減手段と、前記ビット数削減手段の出力ビットに対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号手段と、を備えることを特徴とする。
【0021】
つぎの発明にかかる受信機にあっては、受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果からビット数削減制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記ビット数削減制御信号に基づいて、ビットデインタリーブ処理後の受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択するビット数削減手段と、前記ビット数削減手段の出力ビットに対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号手段と、を備えることを特徴とする。
【0022】
つぎの発明にかかる受信機にあっては、受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果からビット数削減制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記ビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行うビット数削減手段と、前記ビット数削減手段の出力ビットに対して所定のビットインタリーブ処理を行うビットインタリーブ処理手段と、前記ビットインタリーブ処理後の出力ビットに対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号手段と、を備えることを特徴とする。
【0023】
つぎの発明にかかる受信機にあっては、受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果からビット数削減制御信号を生成する制御信号生成手段と、前記ビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択するビット数削減手段と、前記ビット数削減手段の出力ビットに対して所定のビットインタリーブ処理を行うビットインタリーブ処理手段と、前記ビットインタリーブ処理後の出力ビットに対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号手段と、を備えることを特徴とする。
【0024】
つぎの発明にかかる受信機にあっては、受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第1のビット数削減制御信号を生成する第1の制御信号生成手段と、前記第1のビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行う第1のビット数削減手段と、前記削減処理後の受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第2のビット数削減制御信号を生成する第2の制御信号生成手段と、前記削減処理後の受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、前記第2のビット数削減制御信号に基づいて、前記ビットデインタリーブ処理後の受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行う第2のビット数削減手段と、前記第2のビット数削減手段の出力ビットに対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号手段と、を備えることを特徴とする。
【0025】
つぎの発明にかかる受信機にあっては、受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第1のビット数削減制御信号を生成する第1の制御信号生成手段と、前記第1のビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択する第1のビット数削減手段と、前記削減処理後の受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第2のビット数削減制御信号を生成する第2の制御信号生成手段と、前記削減処理後の受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、前記第2のビット数削減制御信号に基づいて、前記ビットデインタリーブ処理後の受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択する第2のビット数削減手段と、前記第2のビット数削減手段の出力ビットに対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号手段と、を備えることを特徴とする。
【0026】
つぎの発明にかかる軟判定処理ビット数削減方法にあっては、送信機から受け取った受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果からビット数削減制御信号を生成する第1の工程と、前記受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、前記ビット数削減制御信号に基づいて、前記ビットデインタリーブ処理後の受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行う第2の工程と、を含むことを特徴とする。
【0027】
つぎの発明にかかる軟判定処理ビット数削減方法にあっては、送信機から受け取った受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果からビット数削減制御信号を生成する第1の工程と、前記受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、前記ビット数削減制御信号に基づいて、前記ビットデインタリーブ処理後の受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択する第2の工程と、を含むことを特徴とする。
【0028】
つぎの発明にかかる軟判定処理ビット数削減方法にあっては、送信機から受け取った受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果からビット数削減制御信号を生成する第1の工程と、前記ビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行う第2の工程と、を含むことを特徴とする。
【0029】
つぎの発明にかかる軟判定処理ビット数削減方法にあっては、送信機から受け取った受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果からビット数削減制御信号を生成する第1の工程と、前記ビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択する第2の工程と、を含むことを特徴とする。
【0030】
つぎの発明にかかる軟判定処理ビット数削減方法にあっては、送信機から受け取った受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第1のビット数削減制御信号を生成する第1の工程と、前記第1のビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行う第2の工程と、前記削減処理後の受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第2のビット数削減制御信号を生成する第3の工程と、前記削減処理後の受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、前記第2のビット数削減制御信号に基づいて、前記ビットデインタリーブ処理後の受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行う第4の工程と、を含むことを特徴とする。
【0031】
つぎの発明にかかる軟判定処理ビット数削減方法にあっては、送信機から受け取った受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第1のビット数削減制御信号を生成する第1の工程と、前記第1のビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択する第2の工程と、前記削減処理後の受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第2のビット数削減制御信号を生成する第3の工程と、前記削減処理後の受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、前記第2のビット数削減制御信号に基づいて、前記ビットデインタリーブ処理後の受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択する第4の工程と、を含むことを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる軟判定処理ビット数削減装置、受信機および軟判定処理ビット数削減方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0033】
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる受信機における実施の形態1の軟判定処理ビット数削減装置1の構成を示す図である。図1において、1は後段の誤り訂正復号装置の軟判定処理ビット数を削減するための軟判定処理ビット数削減装置であり、10はビットデインタリーブ回路であり、20は平均レベル検出回路であり、30はビット数削減回路である。また、ビットデインタリーブ回路10において、11はデインタリーブ単位であるブロック毎に受信ビットを集めるブロック化器であり、12はデインタリーバである。
【0034】
ここで、上記軟判定処理ビット数削減装置1の動作を説明する。まず、前段の無線復調部によって検波された軟判定の受信ビットが、図中左から、ビットデインタリーブ回路10と平均レベル検出回路20に入力される。
【0035】
ビットデインタリーブ回路10では、ビットデインタリーブ単位になるまで受信ビットをブロック化器11で蓄積し、蓄積した受信ビット数が当該単位に達した段階で、デインタリーバ12が、蓄積した受信ビットに対してビットデインタリーブ処理を行う。なお、このビットデインタリーブ処理、およびそれに対応した送信機のビットインタリーブ処理については、一般にその通信システムによって処理時間長(すなわちブロック化器11で蓄積する時間)が定められている。
たとえば、第3世代移動通信システムの国際標準規格であるIMT−2000においては、TTI(Transmission Time Interval)長として規定されており、フレーム長(10ms)の1倍(10ms)、2倍(20ms)、4倍(40ms)、8倍(80ms)の4通りが用いられる。
【0036】
平均レベル検出回路20では、軟判定の受信ビットの振幅レベル(信頼度)の平均値を算出し、その平均値と所望のレベル(平均値)とを比較し、前者を後者に最も近づけるための制御信号をビット数削減回路30に対して出力する。
【0037】
ビット数削減回路30では、受け取った制御信号に応じて、ビットデインタリーブ回路10から出力されたデインタリーブ処理後の受信ビットの軟判定処理ビット数を削減する。
【0038】
以上の動作により、軟判定処理ビット数削減装置1では、検波後の受信ビット列の平均値を所望レベル(信頼度)の近傍に補正しつつ、軟判定処理ビット数を削減できる。
【0039】
また、図2は、上記平均レベル検出回路20とビット数削減回路30の内部構成を示す図である。図2の平均レベル検出回路20において、21はブロック内信頼度加算回路であり、22はブロック内データ数カウント回路であり、23は除算器であり、24は平均値変換係数生成回路である。また、図2のビット数削減回路30において、31は乗算器であり、32は上位nビット選択回路である。
【0040】
ここで、平均レベル検出回路20とビット数削減回路30の動作を詳細に説明する。平均レベル検出回路20では、まず、検波後の受信ビット列を受け取ったブロック内信頼度加算回路21が、受信ビット列の振幅値(信頼度)を1ブロック(ビットインタリーバ/デインタリーバでの1処理時間長あるいは誤り訂正符号の1周期、すなわち、IMT−2000規格においてはTTI長に相当)間にわたって加算する。同時に、ブロック内データ数カウント回路22では、1ブロック内に含まれる受信ビットの到来数(図示のbに相当)をカウントする。
【0041】
除算器23では、その到来数でブロック内信頼度加算回路21の出力(図示のaに相当)を除算し、1ブロック内の受信ビットの平均レベル(図示のa/bに相当)を求める。
【0042】
平均値変換係数生成回路24では、上記平均レベルに基づいて、受信ビット列の平均レベルを後段の誤り訂正復号部における所望の値に変換するための変換係数を求める。図3は、平均値変換係数生成回路24の内部構成を示す図であり、101は除算器である。この平均値変換係数生成回路24では、後段の誤り訂正復号部における所望の値(図示のyに相当)を受信ビット列の平均レベル(図示のxに相当)で除算し、その結果を変換係数、すなわち、平均値変換信号(図示のy/xに相当)とする。
【0043】
また、ビット数削減回路30では、乗算器31が、上記平均値変換信号をビットデインタリーブ回路10の出力と乗算し、ビットインタリーブ処理後の受信ビットの平均値を所望の値の近傍に補正する。上位nビット選択回路32(nはm未満の自然数)では、出力ビット数を、軟判定処理ビット数削減装置1の入力ビット数mより少ない軟判定ビット数nに変換する。
【0044】
なお、上記の動作において、平均レベル検出回路20における平均値の更新周期は任意の値を取り得るが、ブロック化器11における蓄積時間(遅延時間)毎に更新を行った場合には、ビットデインタリーブ処理対象の受信ビットから得られる平均化情報に基づいて、当該ビットインタリーブ処理後の受信ビットの平均値を補正することとなるため、後段の誤り訂正復号部における受信性能が好適となる。
【0045】
図4は、ビットデインタリーブ処理および平均化処理のタイミングを示す図である。ここでは、10msの受信フレームの4倍長(40ms)がブロック長(ビットインタリーブ/デインタリーブ処理の単位)である場合について示している。たとえば、図4では、受信フレームが4つまとまって((a)参照)ビットデインタリーバ処理の対象となり((b)参照)、その区間で平均化が行われる((c)参照)。また、平均化処理はデインタリーブ処理単位に行われ((d)参照)、得られるビットデインタリーブ処理後の平均値は、当該ビットデインタリーブ処理対象の受信ビット列の平均化結果に基づいて補正される((e)参照)。
【0046】
なお、平均レベル検出回路20での平均値の更新周期は、ブロック化器11での蓄積時間毎の更新だけでなく、当該蓄積時間の整数倍を用いることとしてもよい。たとえば、図4は、平均化時間をビットインタリーブ/デインタリーブ処理単位の2倍すなわち80msとして実施することも可能である。
【0047】
以上、本実施の形態においては、受信ビットの振幅レベル(信頼度)の平均値を計算し、この計算結果に基づいて、ビットデインタリーブ処理後の受信ビットの信頼度を補正しつつ、かつ軟判定ビット数の削減を行う構成とした。これにより、ダイナミックレンジを確保しつつ、かつ遅延時間を付加するための記憶素子を新たに追加することなく、後続の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減することができる。また、記憶素子を新たに追加する必要がないため、受信機全体として、回路規模および消費電力を削減できる。
【0048】
実施の形態2.
実施の形態2では、前述の実施の形態1のビット数削減回路30にて実現する機能を、乗算器を包含しない、より簡易な構成で実現する。
【0049】
図5は、本発明にかかる受信機における実施の形態2の軟判定処理ビット数削減装置1aの構成を示す図である。図5において、1aは後段の誤り訂正復号装置の軟判定処理ビット数を削減するための実施の形態2の軟判定処理ビット数削減装置であり、20aは実施の形態2の平均レベル検出回路であり、30aは前述のビット数削減回路30の機能を異なる方法で実現するビット位置選択回路である。なお、前述の実施の形態1と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。本実施の形態では、ビット数削減回路30がビット位置選択回路30aに置き換わり、平均レベル検出回路20が平均レベル検出回路20aに置き換わっている。
【0050】
図6は、上記平均レベル検出回路20aの内部構成を示す図である。図2の平均レベル検出回路20aにおいて、24aはビット位置選択信号生成回路である。また、図7は、ビット位置選択信号生成回路24aの内部構成を示す図であり、103は対数計算回路である。
【0051】
上記ビット位置選択信号生成回路24aの除算器101では、受信ビット列の平均レベル(図示のxに相当)を後段の誤り訂正復号部における所望の入力平均値(図示のyに相当)で除算し、両者の比(図示のx/yに相当)を得る。対数計算回路103では、上記比の値をビット位置選択信号に変換する。ビット位置選択回路30aでは、その情報に基づいて、出力ビット数を入力ビット数mより少ない軟判定ビット数nに変換する。
【0052】
なお、図7のビット位置選択信号生成回路24aは、図8に示すような構成によっても同様に実現可能である。図8において、104,105は対数計算回路であり、106はビット位置選択信号を生成する減算器である。また、図5に示す軟判定処理ビット数削減装置1aの後段に接続される誤り訂正復号部の入力ダイナミックレンジの急激な変動を抑える目的で、図7の除算器101や図8の減算器106や対数計算回路104の前または後ろに、保護回路として平均化回路などを入れることとしてもよい。
【0053】
図9は、上記ビット位置選択回路30aの内部構成を示す図であり、102は多ビット入出力セレクタである。ここでは、入力が20ビット(m)であり、出力が8ビット(n)であり、ビット位置選択信号が4ビット(p)である場合の回路構成を示している。たとえば、ビット位置選択信号が0の場合には、入力20ビット中の下位8ビットを選択/出力し、ビット位置選択信号が1の場合には、入力20ビット中の最下位1ビットを除いた下位8ビット、すなわち、下位から数えて1ビット目から8ビット目までの8ビットを選択/出力する。以降、ビット位置選択信号が1増える毎に入力より切り出すビット位置を上位へ1ビットずつシフトする。また、ビット位置選択信号入力がDh以上となった場合には、上位に符号ビット(図中では<19>と記載)を繰り返し出力する。このように、多ビット入出力セレクタ102を用いて、入力信号より少ないビット数を選択して出力することによって、軟判定処理ビット数の削減を実現できる。
【0054】
以上、本実施の形態においては、受信ビットの振幅レベル(信頼度)の平均値からビット位置選択信号を生成し、このビット位置選択信号に基づいて軟判定ビット数の削減を行う構成とした。これにより、ダイナミックレンジを確保しつつ、かつ遅延時間を付加するための記憶素子を新たに追加することなく、後続の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減することができる。また、記憶素子を新たに追加する必要がないため、受信機全体として、回路規模および消費電力を削減できる。
【0055】
実施の形態3.
先に説明した実施の形態1および2では、受信機中のビットデインタリーブ回路を、受信ビットの信頼度の平均化処理による遅延時間分の記憶素子(遅延回路)として使用し、ビットデインタリーブ処理後に軟判定処理ビット数の削減を実現していた。実施の形態3では、ビットデインタリーブ回路の処理ビット数も削減する。
【0056】
図10は、本発明にかかる受信機における実施の形態3の軟判定処理ビット数削減装置2の構成を示す図である。なお、先に説明した実施の形態1または2と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0057】
本実施の形態では、軟判定処理ビット数削減装置2が、平均レベル検出回路20とビット数削減回路30によって構成され、ビットデインタリーブ回路10を包含しない。
【0058】
図11は、上記軟判定処理ビット数削減装置2の処理タイミングを示す図である。ここでは、図4と同様に、10msの受信フレームの4倍長(40ms)がブロック長(後段のビットデインタリーブ/インタリーブ処理単位)である場合について示している。たとえば、平均レベル検出回路20では、連続4つの受信フレーム((a)参照)で構成されるビットデインタリーブ処理の対象ブロックに対して平均化処理を行う((c)参照)。そして、ビット数削減回路30では、得られた平均値を用いて、前記ビットデインタリーブ処理の対象ブロックの次のブロックに対して信頼度情報の補正を行う。
【0059】
なお、平均レベル検出回路20における平均値の更新周期は、ブロック化器11における蓄積時間(遅延時間)毎の更新だけでなく、当該蓄積時間の整数倍を用いることとしてもよい。たとえば、図11は、平均化処理時間をビットインタリーブ/デインタリーブ処理単位の2倍、すなわち、80msとして実施することもできる。
【0060】
また、図10では、軟判定処理ビット数削減装置2の出力をビットデインタリーブ回路10に入力する構成とした。これによって、ビットデインタリーブ回路10の後段の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減することができる。
【0061】
また、IMT−2000の標準化規格として規定されているような変調/復調処理において、たとえば、図20に示すようなビットインタリーブ/デインタリーブ処理を複数回にわたって行う場合には、図12に示すように、複数のビットデインタリーブ回路(40,50)の前段に、軟判定処理ビット数削減装置2を配置する。これにより、信頼度情報の補正、および複数のビットデインタリーブ回路(40,50)の後段に配置される誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数の削減、を実現できる。ただし、図12において、41はフレーム化器であり、42,52はデインタリーバであり、51はブロック化器である。
【0062】
また、図13は、上記軟判定処理ビット数削減装置2の内部構成を示す図である。ただし、軟判定処理ビット数削減装置2は、図14に示すように、多入出力セレクタ(図5参照)を用いた構成でも実現できる。この場合、図10の平均レベル検出回路20が平均レベル検出回路20aに置き換えられ、図10のビット数削減回路30がビット位置選択回路30aに置き換えられる。
【0063】
また、ビット数削減回路30およびビット位置選択回路30aへの制御信号の急激な変動を抑える目的で、図10や図12の軟判定処理ビット数削減装置2や、図13の平均値変換係数生成回路24や、図14のビット位置選択信号生成回路24aの前または後ろに、保護回路として平均化回路などを入れることとしてもよい。
【0064】
以上、本実施の形態においては、軟判定処理ビット数削減装置を平均レベル検出回路とビット数削減回路のみによって構成し、ビットデインタリーブ回路を包含しない構成とした。これにより、ダイナミックレンジを確保しつつ、かつ遅延時間を付加するための記憶素子を新たに追加することなく、後続の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減することができる。また、記憶素子を新たに追加する必要がないため、受信機全体として、回路規模および消費電力を削減できる。
【0065】
実施の形態4.
実施の形態4では、前述の実施の形態1または2の軟判定処理ビット数削減装置(1または1a)と、実施の形態3の軟判定処理ビット数削減装置2(図10または図12)と、を併用して、1つの軟判定処理ビット数削減装置を構成する。
【0066】
図15は、本発明にかかる受信機における実施の形態4の軟判定処理ビット数削減装置の構成を示す図である。図15において、2cは実施の形態3の軟判定処理ビット数削減装置と同様の第1の軟判定処理ビット数削減回路であり、1cは、たとえば、実施の形態1の軟判定処理ビット数削減装置1と同様の第2の軟判定処理ビット数削減回路である。なお、先に説明した実施の形態1〜3と同様の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0067】
図15に示す2つの軟判定処理ビット数削減回路(2c,1c)は、先に説明した軟判定処理ビット数削減装置2および1と構成は同一であるが、処理ビット数が異なっている。この構成では、第1の軟判定処理ビット数削減回路2cが、図15左より入力される受信ビット列に対して過去の情報によるおおまかな処理ビット数の削減処理を行い、後続の第2の軟判定処理ビット数削減回路1cが、第1の軟判定処理ビット数削減回路2c出力の受信ビット列に対してビットデインタリーブ処理のブロック単位に詳細な処理ビット数の削減処理を行う。
【0068】
また、IMT−2000の標準化規格として規定されているような変調/復調処理において、たとえば、図20に示すようなビットインタリーブ/デインタリーブ処理を複数回にわたって行う場合には、図16に示すように、第2の軟判定処理ビット数削減回路1cの前段にビットインタリーブ回路40を配置し、さらにビットデインタリーブ回路40の前段に第1の軟判定処理ビット数削減回路2cを配置する。これにより、信頼度情報の補正、および複数のビットデインタリーブ回路(40,50)の後段に配置される誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数の削減、を実現できる。
【0069】
また、図15と図16における第1の軟判定処理ビット数削減回路2c内の平均レベル検出回路20と、第2の軟判定処理ビット数削減回路1c内の平均レベル検出回路20と、を一つに統合することもできる。図17および図18は、上記2つの平均レベル検出回路20を統合した場合の軟判定処理ビット数削減装置の構成を示す図である。図17および図18において、1dは第2の軟判定処理ビット数削減回路であり、20dは平均レベル検出回路であり、60dは遅延回路である。第1の軟判定処理ビット数削減回路2c内の平均レベル検出回路20dは、ビット数削減回路30の出力である受信ビットの平均レベルを認識できるため、上記第2の軟判定処理ビット数削減回路1c内(平均レベル検出回路20)で算出されていた平均レベルを、ビット数(精度の)換算などを行って得ることができる。したがって、図17および図18における平均レベル検出回路20dでは、両方のビット数削減回路30へのビット数削減制御信号を生成することができる。
【0070】
なお、図15および図16における2つの平均レベル検出回路の各ビット数削減制御信号の更新タイミングには、ビットデインタリーブ処理に伴う時間差がある。具体的にいうと、図15では、ビットデインタリーブ回路10による処理分の時間差があり、図16では、ビットデインタリーブ回路40および50による処理分の時間差がある。したがって、これらの時間差を吸収するために、図17および図18では、遅延回路60dを平均レベル検出回路20dの出力に挿入する。
【0071】
また、第1の軟判定処理ビット数削減回路2c、第2の軟判定処理ビット数削減回路1cおよび第2の軟判定処理ビット数削減回路1dは、多入出力セレクタ(図5参照)を用いた構成でも実現できる。この場合、対応するビット数削減回路30がビット位置選択回路30aに置き換えられる。
【0072】
また、ビット数削減回路30およびビット位置選択回路30aへの制御信号の急激な変動を抑える目的で、図15〜図18の各平均レベル検出回路の前または後ろに、保護回路として平均化回路などを入れることとしてもよい。
【0073】
以上、本実施の形態においては、第1の軟判定処理ビット数削減回路が、受信ビット列に対して過去の情報によるおおまかな処理ビット数の削減処理を行い、後続の第2の軟判定処理ビット数削減回路が、第1の軟判定処理ビット数削減回路出力の受信ビット列に対してビットデインタリーブ処理のブロック単位に詳細な処理ビット数の削減処理を行う構成とした。これにより、より詳細な軟判定ビット数削減処理を実現できる。
【0074】
【発明の効果】
以上、説明したとおり、本発明によれば、受信ビットの振幅レベルの平均値を計算し、この処理と並行して所定のビットデインタリーブ処理を行い、前記計算結果に基づいて、ビットデインタリーブ処理後の受信ビットの信頼度を補正しつつ、かつ軟判定ビット数の削減を行う構成とした。これにより、遅延時間を付加するための記憶素子を新たに追加することなく、後続の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減することが可能な軟判定処理ビット数削減装置を得ることができる、という効果を奏する。
【0075】
つぎの発明によれば、受信ビットの振幅レベルの平均値からビット位置選択信号を生成し、この処理と並行して所定のビットデインタリーブ処理を行い、前記ビット位置選択信号に基づいて軟判定ビット数の削減を行う構成とした。これにより、遅延時間を付加するための記憶素子を新たに追加することなく、後続の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減することが可能な軟判定処理ビット数削減装置を得ることができる、という効果を奏する。
【0076】
つぎの発明によれば、軟判定処理ビット数削減装置を平均レベル検出回路とビット数削減回路によって構成し、ビットデインタリーブ回路を包含しない構成とした。また、受信ビットの振幅レベルの平均値から平均値変換信号(ビット数削減制御信号)を生成し、この平均値変換信号に基づいて軟判定ビット数を削減する構成とした。これにより、遅延時間を付加するための記憶素子を新たに追加することなく、後続の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減することが可能な軟判定処理ビット数削減装置を得ることができる、という効果を奏する。
【0077】
つぎの発明によれば、軟判定処理ビット数削減装置を平均レベル検出回路とビット数削減回路によって構成し、ビットデインタリーブ回路を包含しない構成とした。また、受信ビットの振幅レベルの平均値からビット位置選択信号(ビット数削減制御信号)を生成し、このビット位置選択信号に基づいて軟判定ビット数を削減する構成とした。これにより、遅延時間を付加するための記憶素子を新たに追加することなく、後続の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減することが可能な軟判定処理ビット数削減装置を得ることができる、という効果を奏する。
【0078】
つぎの発明によれば、第1の軟判定処理ビット数削減回路が、受信ビット列に対して過去の情報によるおおまかな処理ビット数の削減処理を行い、後続の第2の軟判定処理ビット数削減回路が、第1の軟判定処理ビット数削減回路出力の受信ビット列に対してビットデインタリーブ処理のブロック単位に詳細な処理ビット数の削減処理を行う構成とした。また、上記各回路では、受信ビットの振幅レベルの平均値から平均値変換信号(ビット数削減制御信号)を生成し、この平均値変換信号に基づいて軟判定ビット数を削減する構成とした。これにより、より詳細な軟判定ビット数削減処理を実現可能な軟判定処理ビット数削減装置を得ることができる、という効果を奏する。
【0079】
つぎの発明によれば、第1の軟判定処理ビット数削減回路が、受信ビット列に対して過去の情報によるおおまかな処理ビット数の削減処理を行い、後続の第2の軟判定処理ビット数削減回路が、第1の軟判定処理ビット数削減回路出力の受信ビット列に対してビットデインタリーブ処理のブロック単位に詳細な処理ビット数の削減処理を行う構成とした。また、上記各回路では、受信ビットの振幅レベルの平均値からビット位置選択信号(ビット数削減制御信号)を生成し、このビット位置選択信号に基づいて軟判定ビット数を削減する構成とした。これにより、より詳細な軟判定ビット数削減処理を実現可能な軟判定処理ビット数削減装置を得ることができる、という効果を奏する。
【0080】
つぎの発明によれば、第1の制御信号生成手段にて、第1のビット数削減制御信号と第2のビット数削減制御信号の両方を生成する構成とした。これにより、同一処理の回路を共用化できるため、回路規模を削減できる、という効果を奏する。
【0081】
つぎの発明によれば、制御信号生成手段における平均値の更新周期を誤り訂正復号周期の整数倍としたため、伝送路の状況に応じて、平均値の更新周期を変更できる、という効果を奏する。
【0082】
つぎの発明によれば、制御信号生成手段に保護回路(平均化回路)を備える構成としたため、ビット数削減制御信号の急激な変動を抑えることができる、という効果を奏する。
【0083】
つぎの発明によれば、受信ビットの振幅レベルの平均値を計算し、この処理と並行して所定のビットデインタリーブ処理を行い、前記計算結果に基づいて、ビットデインタリーブ処理後の受信ビットの信頼度を補正しつつ、かつ軟判定ビット数を削減する軟判定処理ビット数削減装置を備える構成とした。これにより、遅延時間を付加するための記憶素子を新たに追加することなく、後続の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減することが可能な受信機を得ることができる、という効果を奏する。また、記憶素子を新たに追加する必要がないため、回路規模および消費電力を大幅に削減することが可能な受信機を得ることができる、という効果を奏する。
【0084】
つぎの発明によれば、受信ビットの振幅レベル(信頼度)の平均値からビット位置選択信号を生成し、この処理と並行して所定のビットデインタリーブ処理を行い、前記ビット位置選択信号に基づいて軟判定ビット数を削減する軟判定処理ビット数削減装置を備える構成とした。これにより、遅延時間を付加するための記憶素子を新たに追加することなく、後続の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減することが可能な受信機を得ることができる、という効果を奏する。また、記憶素子を新たに追加する必要がないため、回路規模および消費電力を大幅に削減することが可能な受信機を得ることができる、という効果を奏する。
【0085】
つぎの発明によれば、軟判定処理ビット数削減装置を平均レベル検出回路とビット数削減回路によって構成し、ビットデインタリーブ回路を包含しない構成とした。また、軟判定処理ビット数削減装置では、受信ビットの振幅レベルの平均値から平均値変換信号(ビット数削減制御信号)を生成し、この平均値変換信号に基づいて軟判定ビット数を削減する構成とした。これにより、遅延時間を付加するための記憶素子を新たに追加することなく、後続の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減することが可能な受信機を得ることができる、という効果を奏する。また、記憶素子を新たに追加する必要がないため、回路規模および消費電力を大幅に削減することが可能な受信機を得ることができる、という効果を奏する。
【0086】
つぎの発明によれば、軟判定処理ビット数削減装置を平均レベル検出回路とビット数削減回路によって構成し、ビットデインタリーブ回路を包含しない構成とした。また、軟判定処理ビット数削減装置では、受信ビットの振幅レベルの平均値からビット位置選択信号(ビット数削減制御信号)を生成し、このビット位置選択信号に基づいて軟判定ビット数を削減する構成とした。これにより、遅延時間を付加するための記憶素子を新たに追加することなく、後続の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減することが可能な受信機を得ることができる、という効果を奏する。また、記憶素子を新たに追加する必要がないため、回路規模および消費電力を大幅に削減することが可能な受信機を得ることができる、という効果を奏する。
【0087】
つぎの発明によれば、第1の軟判定処理ビット数削減回路が、受信ビット列に対して過去の情報によるおおまかな処理ビット数の削減処理を行い、後続の第2の軟判定処理ビット数削減回路が、第1の軟判定処理ビット数削減回路出力の受信ビット列に対してビットデインタリーブ処理のブロック単位に詳細な処理ビット数の削減処理を行う構成とした。また、上記各回路では、受信ビットの振幅レベルの平均値から平均値変換信号(ビット数削減制御信号)を生成し、この平均値変換信号に基づいて軟判定ビット数を削減する構成とした。これにより、より詳細な軟判定ビット数削減処理を実現可能な受信機を得ることができる、という効果を奏する。
【0088】
つぎの発明によれば、第1の軟判定処理ビット数削減回路が、受信ビット列に対して過去の情報によるおおまかな処理ビット数の削減処理を行い、後続の第2の軟判定処理ビット数削減回路が、第1の軟判定処理ビット数削減回路出力の受信ビット列に対してビットデインタリーブ処理のブロック単位に詳細な処理ビット数の削減処理を行う構成とした。また、上記各回路では、受信ビットの振幅レベルの平均値からビット位置選択信号(ビット数削減制御信号)を生成し、このビット位置選択信号に基づいて軟判定ビット数を削減する構成とした。これにより、より詳細な軟判定ビット数削減処理を実現可能な受信機を得ることができる、という効果を奏する。
【0089】
つぎの発明によれば、受信ビットの振幅レベルの平均値を計算し、この処理と並行して所定のビットデインタリーブ処理を行い、前記計算結果に基づいて、ビットデインタリーブ処理後の受信ビットの信頼度を補正しつつ、かつ軟判定ビット数の削減を行う。これにより、遅延時間を付加するための記憶素子を新たに追加することなく、後続の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減できる、という効果を奏する。
【0090】
つぎの発明によれば、受信ビットの振幅レベルの平均値からビット位置選択信号を生成し、この処理と並行して所定のビットデインタリーブ処理を行い、前記ビット位置選択信号に基づいて軟判定ビット数の削減を行う。これにより、遅延時間を付加するための記憶素子を新たに追加することなく、後続の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減できる、という効果を奏する。
【0091】
つぎの発明によれば、受信ビットの振幅レベルの平均値から平均値変換信号(ビット数削減制御信号)を生成し、この平均値変換信号に基づいて軟判定ビット数を削減する。これにより、遅延時間を付加するための記憶素子を新たに追加することなく、後続の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減できる、という効果を奏する。
【0092】
つぎの発明によれば、受信ビットの振幅レベルの平均値からビット位置選択信号(ビット数削減制御信号)を生成し、このビット位置選択信号に基づいて軟判定ビット数を削減する。これにより、遅延時間を付加するための記憶素子を新たに追加することなく、後続の誤り訂正復号部の軟判定処理ビット数を削減できる、という効果を奏する。
【0093】
つぎの発明によれば、受信ビット列に対して過去の情報によるおおまかな処理ビット数の削減処理を行った後、前記削減処理後の受信ビット列に対してさらに詳細な処理ビット数の削減処理を行う。また、各削減処理では、受信ビットの振幅レベルの平均値から平均値変換信号(ビット数削減制御信号)を生成し、この平均値変換信号に基づいて軟判定ビット数を削減する。これにより、より詳細な軟判定ビット数削減処理を実現できる、という効果を奏する。
【0094】
つぎの発明によれば、受信ビット列に対して過去の情報によるおおまかな処理ビット数の削減処理を行った後、前記削減処理後の受信ビット列に対してさらに詳細な処理ビット数の削減処理を行う。また、各削減処理では、受信ビットの振幅レベルの平均値からビット位置選択信号(ビット数削減制御信号)を生成し、このビット位置選択信号に基づいて軟判定ビット数を削減する。これにより、より詳細な軟判定ビット数削減処理を実現できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる受信機における実施の形態1の軟判定処理ビット数削減装置1の構成を示す図である。
【図2】 平均レベル検出回路20とビット数削減回路30の内部構成を示す図である。
【図3】 平均値変換係数生成回路24の内部構成を示す図である。
【図4】 ビットデインタリーブ処理および平均化処理のタイミングを示す図である。
【図5】 本発明にかかる受信機における実施の形態2の軟判定処理ビット数削減装置の構成を示す図である。
【図6】 平均レベル検出回路20aの内部構成を示す図である。
【図7】 ビット位置選択信号生成回路24aの内部構成を示す図である。
【図8】 ビット位置選択信号生成回路24aの内部構成を示す図である。
【図9】 ビット位置選択回路30aの内部構成を示す図である。
【図10】 本発明にかかる受信機における実施の形態3の軟判定処理ビット数削減装置2の構成を示す図である。
【図11】 軟判定処理ビット数削減装置2の処理タイミングを示す図である。
【図12】 本発明にかかる受信機における実施の形態3の軟判定処理ビット数削減装置2の構成を示す図である。
【図13】 軟判定処理ビット数削減装置2の内部構成を示す図である。
【図14】 軟判定処理ビット数削減装置2の内部構成を示す図である。
【図15】 本発明にかかる受信機における実施の形態4の軟判定処理ビット数削減装置の構成を示す図である。
【図16】 本発明にかかる受信機における実施の形態4の軟判定処理ビット数削減装置の構成を示す図である。
【図17】 本発明にかかる受信機における実施の形態4の軟判定処理ビット数削減装置の構成を示す図である。
【図18】 本発明にかかる受信機における実施の形態4の軟判定処理ビット数削減装置の構成を示す図である。
【図19】 従来の受信機における誤り訂正復号装置の構成を示す図である。
【図20】 従来の受信機の構成を示す図である。
【符号の説明】
1,1a,2 軟判定処理ビット数削減装置、1c,1d 第2の軟判定処理ビット数削減装回路、2c 第1の軟判定処理ビット数削減回路、10 ビットデインタリーブ回路、20,20a,20d 平均レベル検出回路、21 ブロック内信頼度加算回路、22 ブロック内データ数カウント回路、23 除算器、24 平均値変換係数生成回路、24a ビット位置選択信号生成回路、30ビット数削減回路、30a ビット位置選択回路、31 乗算器、32 上位nビット選択回路、41 フレーム化器、42,52 デインタリーバ、51 ブロック化器、60d 遅延回路、101 除算器、102 多ビット入出力セレクタ、103 対数計算回路、104,105 対数計算回路、106 減算器。

Claims (9)

  1. おおまかな軟判定処理ビット数の削減処理を行う第1の軟判定処理ビット数削減回路と、詳細な軟判定処理ビット数の削減処理を行う第2の軟判定処理ビット数削減回路と、を用いて、後段の誤り訂正復号装置の軟判定処理ビット数を送信機から受け取った受信ビット数よりも少なくする軟判定処理ビット数削減装置において、
    前記第1の軟判定処理ビット数削減回路は、
    前記受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第1のビット数削減制御信号を生成する第1の制御信号生成手段と、
    前記第1のビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行う第1のビット数削減手段と、
    を備え、
    前記第2の軟判定処理ビット数削減回路は、
    前記削減処理後の受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第2のビット数削減制御信号を生成する第2の制御信号生成手段と、
    前記削減処理後の受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、前記第2のビット数削減制御信号に基づいて、前記ビットデインタリーブ処理後の受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行う第2のビット数削減手段と、
    を備えることを特徴とする軟判定処理ビット数削減装置。
  2. おおまかな軟判定処理ビット数の削減処理を行う第1の軟判定処理ビット数削減回路と、詳細な軟判定処理ビット数の削減処理を行う第2の軟判定処理ビット数削減回路と、を用いて、後段の誤り訂正復号装置の軟判定処理ビット数を送信機から受け取った受信ビット数よりも少なくする軟判定処理ビット数削減装置において、
    前記第1の軟判定処理ビット数削減回路は、
    前記受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第1のビット数削減制御信号を生成する第1の制御信号生成手段と、
    前記第1のビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択する第1のビット数削減手段と、
    を備え、
    前記第2の軟判定処理ビット数削減回路は、
    前記削減処理後の受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第2のビット数削減制御信号を生成する第2の制御信号生成手段と、
    前記削減処理後の受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、前記第2のビット数削減制御信号に基づいて、前記ビットデインタリーブ処理後の受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択する第2のビット数削減手段と、
    を備えることを特徴とする軟判定処理ビット数削減装置。
  3. 前記第1の制御信号生成手段が、第1のビット数削減制御信号とともに、第2のビット数削減制御信号を生成し、
    前記第2の制御信号生成手段が、前記第1の制御信号生成手段にて生成した第2のビット数削減制御信号に対して前記ビットデインタリーブ処理時間分の遅延を付加することを特徴とする請求項1または2に記載の軟判定処理ビット数削減装置。
  4. 前記制御信号生成手段における平均値の更新周期は、前記誤り訂正復号装置による誤り訂正復号周期の整数倍とすることを特徴とする請求項1、2または3に記載の軟判定処理ビット数削減装置。
  5. 前記制御信号生成手段は、保護回路として平均化回路を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の軟判定処理ビット数削減装置。
  6. 誤り訂正符号の符号化装置およびビットインタリーブ装置を含む送信機から送られてくる送信ビットを受信し、当該受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、当該ビットデインタリーブ処理後の受信ビットを復号する受信機において、
    前記受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第1のビット数削減制御信号を生成する第1の制御信号生成手段と、
    前記第1のビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行う第1のビット数削減手段と、
    前記削減処理後の受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第2のビット数削減制御信号を生成する第2の制御信号生成手段と、
    前記削減処理後の受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、前記第2のビット数削減制御信号に基づいて、前記ビットデインタリーブ処理後の受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行う第2のビット数削減手段と、
    前記第2のビット数削減手段の出力ビットに対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号手段と、
    を備えることを特徴とする受信機。
  7. 誤り訂正符号の符号化装置およびビットインタリーブ装置を含む送信機から送られてくる送信ビットを受信し、当該受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、当該ビットデインタリーブ処理後の受信ビットを復号する受信機において、
    前記受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第1のビット数削減制御信号を生成する第1の制御信号生成手段と、
    前記第1のビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択する第1のビット数削減手段と、
    前記削減処理後の受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第2のビット数削減制御信号を生成する第2の制御信号生成手段と、
    前記削減処理後の受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、前記第2のビット数削減制御信号に基づいて、前記ビットデインタリーブ処理後の受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択する第2のビット数削減手段と、
    前記第2のビット数削減手段の出力ビットに対して誤り訂正復号処理を行う誤り訂正復号手段と、
    を備えることを特徴とする受信機。
  8. 送信機から受け取った受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第1のビット数削減制御信号を生成する第1の工程と、
    前記第1のビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行う第2の工程と、
    前記削減処理後の受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第2のビット数削減制御信号を生成する第3の工程と、
    前記削減処理後の受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、前記第2のビット数削減制御信号に基づいて、前記ビットデインタリーブ処理後の受信ビットの信頼度の補正処理、および軟判定処理ビット数の削減処理、を行う第4の工程と、
    を含むことを特徴とする軟判定処理ビット数削減方法。
  9. 送信機から受け取った受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第1のビット数削減制御信号を生成する第1の工程と、
    前記第1のビット数削減制御信号に基づいて、前記受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択する第2の工程と、
    前記削減処理後の受信ビットの信頼度の平均値を計算し、当該計算結果から第2のビット数削減制御信号を生成する第3の工程と、
    前記削減処理後の受信ビットに対して所定のビットデインタリーブ処理を行い、その後、前記第2のビット数削減制御信号に基づいて、前記ビットデインタリーブ処理後の受信ビットから軟判定処理対象のビット位置を選択する第4の工程と、
    を含むことを特徴とする軟判定処理ビット数削減方法。
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