JP2001077704A - ターボ符号の誤り訂正復号装置およびターボ符号の誤り訂正復号方法 - Google Patents

ターボ符号の誤り訂正復号装置およびターボ符号の誤り訂正復号方法

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    • H03M13/2984Particular arrangement of the component decoders using less component decoders than component codes, e.g. multiplexed decoders and scheduling thereof

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のターボ符号の誤り訂正復号装置では、
受信ビットの信頼度の平均値(A)と分散値(σ2)と
を用いて補正した軟判定情報を求め、この軟判定情報で
硬判定情報を得ていたが、この計算は複雑であるため
に、処理速度が遅延したり、回路が複雑になるという問
題があった。 【解決手段】 受信した情報ビットの信頼度についての
平均値を求め、この平均値と軟判定情報との比から、信
頼度を補正した軟判定情報を変換テーブルで変換するこ
とで求め、この補正した軟判定情報を用いて硬判定情報
を求める構成の装置、および方法とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線通信装置な
どの通信分野におけるターボ符号の誤り訂正復号方法お
よび装置、特に、軟判定情報の計算を高速におこなうこ
とができるターボ符号の誤り訂正復号方法および装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、TDA Progress
ReportのP.63〜P.87に記載された"So
ft−Output Decoding Algori
thms in Interative Decodi
ng of Turbo Codes"(D.Divs
alar and F.Pollara 1996年2
月15日)で示された、従来のターボ符号の誤り訂正復
号装置の構成を示すブロック図である。
【0003】図10中、100は、ターボ符号の誤り訂
正復号装置である。101は、受信ビットの信頼度情報
(軟判定情報の絶対値)の平均値および分散値を計算
し、その値から軟判定情報を変換するための値を計算
し、各軟判定情報に掛け合わせる演算手段である。10
2は、演算手段101の出力結果と、前回の軟判定出力
結果とを加算する第1の加算手段である。103は、第
1の加算手段102の結果を記憶するための第1の記憶
手段である。104は、演算手段101の出力と第1の
加算手段102の出力から軟判定情報を計算する第1の
軟判定情報計算手段である。105は、第1の記憶手段
103に記憶された第1の加算手段102の結果と、第
1の軟判定情報計算手段104で算出された軟判定情報
との差分である軟判定出力結果を計算するための第1の
減算手段である。
【0004】106は、演算手段101の出力結果と、
第1の減算手段105の出力結果とを加算する第2の加
算手段である。107は、第2の加算手段106の結果
を記憶するための第2の記憶手段である。108は、順
序の並べ替えを行うインタリーバである。109は、イ
ンタリーバ108の出力と演算手段101の出力から軟
判定情報を計算する第2の軟判定情報計算手段である。
110は、インタリーバ108で並び替えられた順序を
元に戻すデインタリーバである。111は、第2の記憶
手段107に記憶された第2の加算手段106の結果
と、第2の軟判定情報計算手段109で算出された軟判
定情報との差分である軟判定出力結果を計算するための
第2の減算手段である。112は、硬判定情報を生成す
るための硬判定生成手段である。
【0005】次に、一般的なターボ符号の符号化装置の
構成について説明する。図11は、従来のターボ符号の
符号化装置を示すブロック図であり、第1系列、第2系
列、第3系列を定義するものである。図11中、120
は、ターボ符号の符号化装置である。121および12
2は、符号化系列を生成するための第1の帰還型畳込み
符号化器および第2の帰還型畳込み符号化器である。1
23は、インタリーバである。なお、以下の説明では、
情報ビット系列をそのまま出力したものおよびその受信
系列を第1系列、第1の帰還型畳込み符号化器121に
よって生成された系列およびその受信系列を第2系列、
第2の帰還型畳込み符号化器122およびインタリーバ
123において生成された系列およびその受信系列を第
3系列と呼ぶことにする。
【0006】次に、ターボ符号の符号化装置120で符
号化された送信ビットを受信した場合の、ターボ符号の
誤り訂正復号装置100の動作について、図10に基づ
き説明する。まず、ターボ符号の符号化装置120か
ら、回線や無線等を通じて第1系列・第2系列・第3系
列からなる送信系列ビットが送られ、ターボ符号の誤り
訂正復号装置100で受信する。
【0007】復号装置100では、演算手段101にお
いて、第1系列、第2系列、および第3系列の受信ビッ
トが入力されるとその信頼度情報の平均値Aおよび分散
値σ 2が計算される。この値をもとに2A/σ2の計算を
行い、演算手段101においてその値を各々の入力され
る軟判定情報に掛け合わせる。
【0008】次に、演算装置101での演算結果は第1
の加算手段102に送られ、演算手段101において計
算された軟判定情報のうち第1系列と、第2の減算手段
111の軟判定出力結果とが加算される。なお、最初の
復号のときは第2の減算手段111から出力される軟判
定出力結果は0であるから、第1の加算手段102から
は演算手段101の結果がそのまま出力される。
【0009】第1の加算手段102における加算結果は
第1の記憶手段103に送られ記憶される。また、この
加算結果は第1の軟出力情報計算手段104に入力さ
れ、演算手段101において補正された第2系列の信頼
度情報とともにMAP復号あるいはlog−MAP復号
などの軟判定復号アルゴリズムを用いて、第1系列の復
号後の軟判定情報を計算し出力する。
【0010】次に、減算手段105において、第1の軟
判定情報計算手段104からの軟判定情報から第1の記
憶手段103に記憶されている値を引いて差分値を軟判
定出力結果として出力する。
【0011】次に、演算装置101での演算結果は第2
の加算手段106に送られ、演算手段101において計
算された第1系列の軟判定情報は、第1の減算手段10
5からの軟判定出力結果と加算される。
【0012】第2の加算手段106における加算結果は
第2の記憶手段107に送られ、記憶される。また、第
2の加算手段106における加算結果は、インタリーバ
108にも送られ、順序の変更が行われる。その後、イ
ンタリーバ108からの出力は、第2の軟判定情報計算
手段109に入力され、演算手段101において補正さ
れた第3系列の軟判定情報とともにMAP復号あるいは
log−MAP復号などの軟判定復号アルゴリズムを用
いて第1系列の復号後の軟判定情報を計算し出力する。
【0013】次に、デインタリーバ110において、順
序が元に戻される。その後、第2の減算手段111にお
いて、デインタリーバ110から出力された順序が元に
戻った軟判定情報から第2の記憶手段107に記憶され
ている値を引いて、差分値である軟判定出力結果を計算
する。
【0014】以下、上記の操作を繰り返し行い、あらか
じめ定められた繰り返し回数の操作を行った結果、デイ
ンタリーバ110から出力された値を硬判定手段112
において0か1の硬判定の判定を行い、それを復号結果
として出力する。なお、繰り返し回数のカウント、およ
び硬判定手段112への値への入力制御は、制御手段
(図示せず)にて行なわれている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のタ
ーボ符号の誤り訂正復号装置においては、いかなる受信
状態に対しても復号性能を上げるために、受信後の信頼
度の平均値と分散値を用いて軟判定情報の補正を行う必
要がある。しかし、このためには信頼度の平均と分散値
とを計算する必要があり、この計算は非常に複雑である
ために、処理速度が遅延したり、回路が複雑になるとい
う問題があった。
【0016】この発明は、上述の問題を解決するために
なされたものであり、各受信ビットの軟判定情報の補正
を少ない演算量で行うことにより、処理速度を高速化で
きるターボ符号の誤り訂正復号方法、および、回路規模
を小さくしたターボ符号の誤り訂正復号装置を提供する
ことを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるターボ
符号の誤り訂正復号装置においては、信頼度についての
平均値を計算する平均値計算手段と、受信ビットの軟判
定情報と平均値との比から信頼度を補正した軟判定情報
を求める復号用軟判定情報計算手段とを有するものとし
た。
【0018】さらに、復号用軟判定情報計算手段は、受
信ビットの軟判定情報と平均値との比を求める除算手段
と、除算手段で求めた比を、予め記憶された変換テーブ
ルを用いて変換することで信頼度を補正した軟判定情報
を求めるテーブル変換手段とを有するものとした。
【0019】さらに、復号用軟判定情報計算手段は、受
信ビットの軟判定情報と平均値との比を求める除算手段
と、除算手段で求めた比に予め記憶された定数を乗算す
ることで信頼度を補正した軟判定情報を求める乗算手段
とを有するものとした。
【0020】また、この発明にかかるターボ符号の誤り
訂正復号装置においては、信頼度についての平均値を計
算する平均値計算手段と、平均値からビットシフト量を
求めるビットシフト量計算手段と、受信ビットの信頼度
情報をビットシフト量でビットシフトすることで信頼度
を補正した軟判定情報を求めるビットシフト演算手段と
を有するものとした。
【0021】また、この発明にかかるターボ符号の誤り
訂正復号方法においては、信頼度についての平均値を計
算するステップと、受信ビットの軟判定情報と平均値と
の比を求め、この比を予め記憶された変換テーブルを用
いて変換することで信頼度を補正した軟判定情報を求め
るステップとを有するものとした。
【0022】また、この発明にかかるターボ符号の誤り
訂正復号方法においては、信頼度についての平均値を計
算するステップと、受信ビットの軟判定情報と平均値と
の比を求め、この比に予め記憶された定数を乗算するこ
とで信頼度を補正した軟判定情報を求めるステップとを
有するものとした。
【0023】また、この発明にかかるターボ符号の誤り
訂正復号方法においては、信頼度についての平均値を計
算するステップと、平均値からビットシフト量を求め、
受信ビットの信頼度情報をビットシフト量でビットシフ
トすることで信頼度を補正した軟判定情報を求めるステ
ップとを有するものとした。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1におけるターボ符号の誤り訂正復号装置
の構成を示すブロック図である。図1中、1はターボ符
号の誤り訂正復号装置である。2は、受信ビットの特定
ビットの信頼度(軟判定情報の絶対値)について平均値
を計算する平均値計算手段である。3は、第1系列を記
憶するための第1の記憶手段である。4は、第2系列を
記憶するための第2の記憶手段である。5は、第3系列
を記憶するための第3の記憶手段である。6は、軟判定
情報の計算を行う検査ビットとして、第2の記憶手段4
と第3の記憶手段5に記憶されているいずれかの系列を
選択する選択手段である。7は、第1の記憶手段3に記
憶されている第1系列の軟判定情報の値を、平均値計算
手段1において計算された平均値で除算する第1の除算
手段である。
【0025】8は、第2の記憶手段4または第3の記憶
手段5に記憶されている各系列の軟判定情報を、平均値
計算手段1において計算された平均値で除算する第2の
除算手段である。9は、第1の除算手段7で計算された
値を復号に用いる軟判定情報に変換するための第1のテ
ーブル変換手段である。10は、第2の除算手段8で計
算された値を復号に用いる軟判定情報に変換するための
第2のテーブル変換手段である。なお、第1のテーブル
変換手段9および第2のテーブル変換手段10は、受信
ビットの軟判定情報を信頼度の平均値で除算した値をア
ドレスとした変換テーブルを有しており、この変換テー
ブルで、復号に用いる信頼度を補正した軟判定情報への
変換を行っている。
【0026】11は、前段の第1系列の軟判定出力結果
に対して、入力の軟判定情報の差分を取った値を記憶す
るための第4の記憶手段である。12は、第1系列の復
号後の軟判定情報を計算するための軟判定情報計算手段
である。13は、軟判定情報計算手段12に入力される
第1系列の各ビットの軟判定情報を加算するための加算
手段である。14は、軟判定情報計算手段12の出力と
加算手段13からの出力との差分を計算する減算手段で
ある。15は、軟判定情報計算手段12の出力から硬判
定出力結果を計算する硬判定手段である。なお、第1の
除算手段7および第1のテーブル変換手段9で、第1の
復号用軟判定情報計算手段16が構成され、第2の除算
手段8および第2のテーブル変換手段10で、第2の復
号用軟判定情報計算手段17が構成されている。
【0027】次に、ターボ符号の符号化装置から送信ビ
ットを受信し、硬判定情報を出力するまでの動作を、図
1、および図2のターボ符号の誤り訂正復号方法を示す
フローチャートを用いて説明する。
【0028】まず、回線等を通じて送信ビットが送られ
たことを検出し、内部の繰り返し復号回数を示すカウン
タ(図示せず)を初期状態にする(ステップ(以降、
「S」とする)1)。また、受信ビットの軟判定情報が第
1系列、第2系列、第3系列に対してそれぞれ、x1i,
x2i,x3i (i=0,1,・・,N-1)として入力され、それぞれ
第1の記憶手段3、第2の記憶手段4、第3の記憶手段
5に記憶される。さらに、平均値計算手段2では、あら
かじめ定まっているビットの信頼度、例えば軟判定情報
の絶対値について平均値Aを計算する(S2)。
【0029】次に、くり返し復号回数を示すカウンタが
予め定められた値Kになったかが判断される(S3)。
S3で、Kになっていない場合には、まず、平均値計算
手段2から第1の除算手段7および第2の除算手段8に
平均値Aが送られる。さらに、第1の記憶手段3から第
1系列の軟判定情報が第1の除算手段7に送られ、選択
手段6が第2の記憶手段4と第2の除算手段8との経路
を設定することにより、第2の記憶手段4から第2系列
の軟判定情報が第2の除算手段8に送られる。第1の除
算手段7では、
【0030】 Bji=xji/A(j=1,2,3) …(数1)
【0031】により(ここではj=1である)、第1系列
の各軟判定情報と平均値Aとの間での比を計算する。こ
の比B1iは、第1のテーブル変換手段9に送られ、内部
に記憶された変換テーブルを用いた変換により、y1i=
σ(B1i)とされ、軟判定情報の信頼度が補正される。
なお、同様の動作は、第2系列の軟判定情報に対して
も、第2の除算手段8でB2iが計算され、第2のテーブ
ル変換手段10でy2iが計算される(S4)。
【0032】次に、第1のテーブル変換手段9から信頼
度の補正がなされた第1系列y1iが、第2のテーブル変
換手段10から信頼度の補正がなされた第2系列y2i
が、第4の記憶手段11から前段の軟判定出力結果qi
が軟判定情報計算手段12に送られ、MAP復号やlo
g−MAP復号といった軟判定アルゴリズムにより第1
系列の軟判定情報z1iを計算する(S5)。なお、1回
目の軟判定情報生成の時には、第4の記憶手段11には
0が記憶されている。
【0033】次に、加算手段13では、第1のテーブル
変換手段9から送られた補正された第1系列の軟判定情
報y1iと、第4の記憶手段11から送られた第1系列の
軟判定情報の和qiとの和を求め、減算手段14にて、
軟判定情報計算手段12から送られた軟判定情報から加
算手段13から送られた値を減算し、軟判定出力結果p
iを得る。この軟判定出力結果piを先頭から順に第4の
記憶手段11に記憶させる(S6)。
【0034】次に、平均値計算手段2から第2の除算手
段8に平均値Aが送られる。さらに、選択手段6が第3
の記憶手段5と第2の除算手段8との経路を設定するこ
とにより、第3の記憶手段5から第3系列の軟判定情報
が第2の除算手段8に送られる。第3の除算手段8で
は、S4と同様に、B3iが計算され、第2のテーブル変
換手段10では、y3i=σ(B3i)とされ、信頼度が補
正される(S7)。
【0035】次に、第2のテーブル変換手段10から信
頼度の補正がなされた第3系列y3iが、第4の記憶手段
11から前段の軟判定出力結果π(pi)が、第1のテー
ブル変換手段9から軟判定情報の補正がなされた第1系
列π(y1i)が、軟判定情報計算手段12に送られ、MA
P復号やlog−MAP復号といった軟判定アルゴリズ
ムにより第1系列の軟判定情報π(z2i)を生成する(S
8)。
【0036】次に、加算手段13では、第1のテーブル
変換手段9から送られた信頼度が補正された第1系列π
(y1i)と、第4の記憶手段11から送られた第1系列の
軟判情報π(pi)との和を求め、減算手段14にて、軟
判定情報計算手段12から送られた軟判定情報π(z2i)
から加算手段13から送られ和を減算し、軟判定出力結
果π(qi)を得る。なお、この軟判定出力結果はインタ
リーブ順に第4の記憶手段11に記憶させる(S9)。
従って、qiが記憶されたことになる。
【0037】次に、くり返し復号回数を示すカウンタを
インクリメントし(S10)、S3に移動する。この様
な操作を、mはKになるまで繰り返す。S3で、mがK
になった時には、硬判定手段15で、軟判定情報計算手
段12で生成された軟判定情報π(z2i)に対して、硬判
定情報を計算し、0あるいは1の判断を行い、その結果
を先頭から順に並べて、最終的な復号結果としてz2iを
出力する(S11)。なお、これはデインタリーバπ-1
に指定される順に順序変更をして出力することに相当す
る。
【0038】このような方法では、特定の受信ビットの
信頼度について平均を計算し、その平均値により変換テ
ーブルを用いて各受信ビットの信頼度を補正するように
したので、複雑な計算が必要なくなり処理速度を向上さ
せることができる。
【0039】また同時に、複雑な計算をする必要がない
分、回路構成を簡単にし、回路規模を小さくすることが
できる。
【0040】なお、この実施の形態1では、第1および
第2系列の軟判定情報から変換テーブルを用いて復号に
用いる信頼度が補正された軟判定情報を求める変換と、
第3系列の軟判定情報から変換テーブルを用いて復号に
用いる信頼度が補正された軟判定情報を求める変換とを
異なるステップで行う構成にしているが、この処理を1
度に、すなはち、第1・第2・第3系列の軟判定情報か
ら変換テーブルを用いて復号に用いる軟判定情報を求め
る変換を最初に実施してバッファに保存し、それを利用
して、その後の処理を実施してもよい。
【0041】これは、図2のフローチャートで、S4お
よびS7を1つとし、S2とS3の間にこのステップを
挿入するようにするものであり、図3に示したフローチ
ャートの様な方法になる。なお、図3では、S12が、
S4およびS7に相当する処理を実行している。
【0042】これにより、復号に用いる軟判定情報の計
算は、1度実行すればよいことになり、処理速度をさら
に早めることができる。
【0043】実施の形態2.図4は、この発明の実施の
形態2におけるターボ符号の誤り訂正復号装置の構成を
示すブロック図であり、図1のターボ符号の誤り訂正復
号装置において、第1の除算手段および第2の除算手段
で計算された値を、復号に用いる信頼度を補正した軟判
定情報に変換する際に、予め定められた定数を乗算する
方式としたものである。
【0044】図4中、20は、第1の除算手段で計算さ
れた値を、予め定められた定数を乗算することで復号に
用いる信頼度を補正した軟判定情報に変換するための第
1の定数乗算手段である。21は、第2の除算手段で計
算された値を、予め定められた定数を乗算することで復
号に用いる信頼度を補正した軟判定情報に変換するため
の第2の定数乗算手段である。なお、第1の除算手段7
および第1の定数乗算手段20で、第1の復号用軟判定
情報計算手段22が構成され、第2の除算手段8および
第2の定数乗算手段21で、第2の復号用軟判定情報計
算手段23が構成されている。
【0045】次に、ターボ符号の符号化装置から送信ビ
ットを受信し、硬判定情報を出力するまでの動作を、図
4、および図5のターボ符号の誤り訂正復号方法を示す
フローチャートを用いて説明する。
【0046】まず、S1、S2、S3が実行される。
【0047】S3で、mがKになっていない場合には、
まず、平均値計算手段2から第1の除算手段7および第
2の除算手段8に平均値Aが送られる。さらに、第1の
記憶手段3から第1系列の軟判定情報が第1の除算手段
7に送られ、選択手段6が第2の記憶手段4と第2の除
算手段8との経路を設定することにより、第2の記憶手
段4から第2系列の軟判定情報が第2の除算手段8に送
られる。第1の除算手段7では、数式1を用いて第1系
列の各軟判定情報と平均値Aとの間での比B1iを計算す
る。この比B1iは、第1の定数乗算手段20に送られ、
【0048】 yji=M・Bji(=M・xji/A)(j=1,2,3) …(数2)
【0049】の計算(ここでは、j=1である)がなされ
て、軟判定情報の信頼度が補正される。なお、ここでM
は予め定めた乗数であり、0.2から0.4程度の値と
するのが好ましい。なお、同様の動作は、第2系列の軟
判定情報に対しても、第2の除算手段8でB2iが計算さ
れ、第2の定数乗算手段21でy2iが計算される、(S
20)
【0050】次に、S5、S6が実行される。
【0051】次に、平均値計算手段2から第2の除算手
段8に平均値Aが送られる。さらに、選択手段6が第3
の記憶手段5と第2の除算手段8との経路を設定するこ
とにより、第3の記憶手段5から第3系列の軟判定情報
が第2の除算手段8に送られる。第3の除算手段8で
は、S20と同様に、B3iが計算され、第2の定数乗算
手段21で、y3i=M・B3iとされ、信頼度が補正され
る(S21)。
【0052】次に、S8、S9、S10が実行される。
【0053】S3で、mがKになった時には、S11を
実行する。なお、図5のフローチャートにおけるS1・
S2・S3・S5・S6・S8・S9・S10・S11
の動作は、図2のフローチャートのものと同様である。
【0054】このような方法では、特定の受信ビットの
信頼度について平均を計算し、その平均値に乗数Mを乗
算することによって各受信ビットを補正した軟判定情報
を得る構成にしたので、テーブル変換をするのに比較し
て処理速度を向上させることができる。
【0055】また同時に、このような装置では、変換テ
ーブルを持つ必要がなくなるので回路規模をさらに小さ
くすることができる。
【0056】なお、この実施の形態2では、第1および
第2系列の軟判定情報から復号で用いる軟判定情報を計
算する処理と、第3系列の軟判定情報から復号で用いる
軟判定情報を計算する処理とを異なるステップで行う構
成にしているが、この処理を1度に、すなはち、第1・
第2・第3系列の軟判定情報から復号で用いる軟判定情
報を計算する処理を最初に実施してバッファに保存して
おき、それを利用して、その後の処理を実施してもよ
い。
【0057】これは、図5のフローチャートで、S20
およびS21を1つとし、S2とS3の間にこのステッ
プを挿入するようにしたものであり、図6に示したフロ
ーチャートの様になる。なお、図6では、S22がS2
0およびS21に相当する処理を実行している。
【0058】これにより、復号に用いる軟判定情報の計
算は、1度実行すればよいことになり、処理速度をさら
に早めることができる。
【0059】実施の形態3.図7は、この発明の実施の
形態3におけるターボ符号の誤り訂正復号装置の構成を
示すブロック図であり、図1のターボ符号の誤り訂正復
号装置において、第1の記憶手段・第2の記憶手段・第
3の記憶手段に記憶された軟判定情報を、平均値計算手
段で用いた平均値を使用し、ビットシフトをすることで
復号に用いる信頼度を補正した軟判定情報に変換する方
式にしたものである。
【0060】図7中、30は、平均値計算手段2により
計算された平均値に基づいて、受信ビットの信頼度情報
のビットシフト量を計算するビットシフト量計算手段で
ある。31は、第1系列の信頼度情報についてビットシ
フトを行う第1のビットシフト演算手段、32は、第2
系列または第3系列の信頼度情報についてビットシフト
を行う第2のビットシフト演算手段である。
【0061】次に、ターボ符号の符号化装置から送信ビ
ットを受信し、硬判定情報を出力するまでの動作を、図
7、および図8のターボ符号の誤り訂正復号方法を示す
フローチャートを用いて説明する。
【0062】まず、S1、S2、S3が実行される。
【0063】S3で、mがKになっていない場合には、
まず、平均値計算手段2からビットシフト量計算手段3
0に平均値Aが送られる。ビットシフト量計算手段30
では、この平均値から最適なビットシフト量を計算す
る。なお、最適なビットシフト量とは、平均値を予め定
められた値に一番近くなるようなビットシフト量のこと
であり、これにより信頼度の平均のばらつきを無くすこ
とになる。さらに、このビットシフト量は、ビットシフ
ト量計算手段30から第1のビットシフト演算手段31
に送られ、さらに第1の記憶手段3から第1系列の軟判
定情報がビットシフト演算手段31に送られる。第1の
ビットシフト演算手段31では、ビットシフト量に従っ
て、第1系列の信頼度情報をビットシフトし、信頼度が
補正された、復号で用いる軟判定情報y1iが求まる。な
お、第1のビットシフト演算手段31と同様の動作は、
第2系列の軟判定情報に対しても、第2のビットシフト
演算手段32でビットシフトが行なわれ、復号で用いる
軟判定情報がy2iが求まる(S30)。
【0064】次に、S5、S6が実行される。
【0065】次に、平均値計算手段2から送られた平均
値に基づき、ビットシフト量計算手段30でビットシフ
ト量が求められ、このビットシフト量がビットシフト量
計算手段30から第2のビットシフト演算手段32に送
られる。さらに、選択手段6が第3の記憶手段5と第2
のビットシフト演算手段32との経路を設定することに
より、第3の記憶手段5から第3系列の軟判定情報が第
2のビットシフト演算手段32に送られる。第2のビッ
トシフト演算手段32では、S30と同様に、ビットシ
フトが行なわれ、復号で用いる軟判定情報y3iが求まる
(S31)。
【0066】次に、S8、S9、S10が実行される。
【0067】S3で、mがKになった時には、S11を
実行する。なお、図8のフローチャートにおけるS1・
S2・S3・S5・S6・S8・S9・S10・S11
の動作は、図2のフローチャートのものと同様である。
【0068】このような方法では、乗算をすることな
く、単純なビットシフトのみで復号に用いる軟判定情報
を求めることができるので、処理速度をさらに向上させ
ることができる。
【0069】また同時に、このような装置では、復号に
用いる軟判定情報を求めるのに計算回路ではなくビット
シフト回路を用いることができ、回路規模をさらに小さ
くすることができる。
【0070】なお、この実施の形態3では、第1および
第2系列の軟判定情報からビットシフトで復号で用いる
軟判定情報を計算する処理と、第3系列の軟判定情報か
らビットシフトで復号で用いる軟判定情報を計算する処
理とを異なるステップで行う構成にしているが、この処
理を1度に、すなはち、第1・第2・第3系列の軟判定
情報からビッチシフトで復号で用いる軟判定情報を計算
する処理を最初に実施し、それをバッファに保存してお
いて、それを利用しれその後の軟判定情報の補正処理を
実施してもよい。
【0071】これは、図8のフローチャートで、S30
およびS31を1つとし、S2とS3の間にこのステッ
プを挿入するようにするものであり、図9に示したフロ
ーチャートの様になる。なお、図9では、S32がS3
0およびS31に相当する処理を実行している。
【0072】これにより、復号に用いる軟判定情報の計
算は、1度実行すればよいことになり、処理速度をさら
に早めることができる。
【0073】
【発明の効果】この発明にかかるターボ符号の誤り訂正
復号装置においては、信頼度についての平均値を計算す
る平均値計算手段と、受信ビットの軟判定情報と平均値
との比から信頼度を補正した軟判定情報を求める復号用
軟判定情報計算手段とを有するものとした。
【0074】さらに、復号用軟判定情報計算手段は、受
信ビットの軟判定情報と平均値との比を求める除算手段
と、除算手段で求めた比を、予め記憶された変換テーブ
ルを用いて変換することで信頼度を補正した軟判定情報
を求めるテーブル変換手段とを有するものとした。
【0075】これにより、複雑な計算をする必要がなく
なり、回路構成を簡単にし、回路規模を小さくすること
ができる。
【0076】さらに、復号用軟判定情報計算手段は、受
信ビットの軟判定情報と平均値との比を求める除算手段
と、除算手段で求めた比に予め記憶された定数を乗算す
ることで信頼度を補正した軟判定情報を求める乗算手段
とを有するものとした。
【0077】これにより、変換テーブルを持つ必要もな
くなるので回路規模をさらに小さくすることができる。
【0078】また、この発明にかかるターボ符号の誤り
訂正復号装置においては、信頼度についての平均値を計
算する平均値計算手段と、平均値からビットシフト量を
求めるビットシフト量計算手段と、受信ビットの信頼度
情報をビットシフト量でビットシフトすることで信頼度
を補正した軟判定情報を求めるビットシフト演算手段と
を有するものとした。
【0079】これにより、計算回路ではなくビットシフ
ト回路を用いることができ、回路規模をさらに小さくす
ることができる。
【0080】また、この発明にかかるターボ符号の誤り
訂正復号方法においては、信頼度についての平均値を計
算するステップと、受信ビットの軟判定情報と平均値と
の比を求め、この比を予め記憶された変換テーブルを用
いて変換することで信頼度を補正した軟判定情報を求め
るステップとを有するものとした。
【0081】これにより、複雑な計算が必要なくなり処
理速度を向上させることができる。
【0082】また、この発明にかかるターボ符号の誤り
訂正復号方法においては、信頼度についての平均値を計
算するステップと、受信ビットの軟判定情報と平均値と
の比を求め、この比に予め記憶された定数を乗算するこ
とで信頼度を補正した軟判定情報を求めるステップとを
有するものとした。
【0083】これにより、テーブル変換をするのに比較
して処理速度を向上させることができる。
【0084】また、この発明にかかるターボ符号の誤り
訂正復号方法においては、信頼度についての平均値を計
算するステップと、平均値からビットシフト量を求め、
受信ビットの信頼度情報をビットシフト量でビットシフ
トすることで信頼度を補正した軟判定情報を求めるステ
ップとを有するものとした。
【0085】これにより、乗算をすることなく、単純な
ビットシフトのみで復号に用いる軟判定情報を求めるこ
とができるので、処理速度をさらに向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるターボ符号
の誤り訂正復号装置を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるターボ符号
の誤り訂正復号方法を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1における、他のター
ボ符号の誤り訂正復号方法を示すフローチャートであ
る。
【図4】 この発明の実施の形態2におけるターボ符号
の誤り訂正復号装置を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態2におけるターボ符号
の誤り訂正復号方法を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2における、他のター
ボ符号の誤り訂正復号方法を示すフローチャートであ
る。
【図7】 この発明の実施の形態3におけるターボ符号
の誤り訂正復号装置を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態3におけるターボ符号
の誤り訂正復号方法を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態3における、他のター
ボ符号の誤り訂正復号方法を示すフローチャートであ
る。
【図10】 従来のターボ符号の誤り訂正復号装置を示
すブロック図である。
【図11】 従来のターボ符号の符号化装置を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 ターボ符号の誤り訂正復号装置、 2 平均値計算
手段、3 第1の記憶手段、 4 第2の記憶手段、
5 第3の記憶手段、6 選択手段、 7 第1の除算
手段、 8 第2の除算手段、9 第1のテーブル変換
手段、 10 第2のテーブル変換手段、11 第4の
記憶手段、 12 軟判定情報計算手段、 13 加算
手段、14 減算手段、 15 硬判定手段、16 第
1の復号用軟判定情報計算手段、17 第2の復号用軟
判定情報計算手段、 20 第1の定数乗算手段、21
第2の定数乗算手段、 22 第1の復号用軟判定情
報計算手段、23 第2の復号用軟判定情報計算手段、
30 ビットシフト手段、31 第1のビットシフト
演算手段、 32 第2のビットシフト演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 英夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B001 AA10 AB02 AC01 AC02 AC05 AD06 5J065 AB01 AC02 AD10 AD13 AF01 AF03 AG06 AH02 AH03 AH06 AH09 AH12 AH15 AH21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターボ符号の符号化装置から送られた送
    信ビットを受信し、受信ビットから信頼度を補正した軟
    判定情報を求め、前記補正した軟判定情報を用いて硬判
    定情報を求めるターボ符号の誤り訂正復号装置におい
    て、前記信頼度についての平均値を計算する平均値計算
    手段と、前記受信ビットの軟判定情報と前記平均値との
    比から前記信頼度を補正した軟判定情報を求める復号用
    軟判定情報計算手段とを有していることを特徴とするタ
    ーボ符号の誤り訂正復号装置。
  2. 【請求項2】 復号用軟判定情報計算手段は、受信ビッ
    トの軟判定情報と前記平均値との比を求める除算手段
    と、前記除算手段で求めた比を、予め記憶された変換テ
    ーブルを用いて変換することで信頼度を補正した軟判定
    情報を求めるテーブル変換手段とを有していることを特
    徴とする請求項1に記載のターボ符号の誤り訂正復号装
    置。
  3. 【請求項3】 復号用軟判定情報計算手段は、受信ビッ
    トの軟判定情報と平均値との比を求める除算手段と、前
    記除算手段で求めた比に予め記憶された定数を乗算する
    ことで信頼度を補正した軟判定情報を求める乗算手段と
    を有していることを特徴とする請求項1に記載のターボ
    符号の誤り訂正復号装置。
  4. 【請求項4】 ターボ符号の符号化装置から送られた送
    信ビットを受信し、受信ビットから信頼度を補正した軟
    判定情報を求め、前記補正した軟判定情報を用いて硬判
    定情報を求めるターボ符号の誤り訂正復号装置におい
    て、前記信頼度についての平均値を計算する平均値計算
    手段と、前記平均値からビットシフト量を求めるビット
    シフト量計算手段と、前記受信ビットの信頼度情報を前
    記ビットシフト量でビットシフトすることで前記信頼度
    を補正した軟判定情報を求めるビットシフト演算手段と
    を有していることを特徴とするターボ符号の誤り訂正復
    号装置。
  5. 【請求項5】 ターボ符号の符号化装置から送られた送
    信ビットを受信し、受信ビットから信頼度を補正した軟
    判定情報を求め、前記補正した軟判定情報を用いて硬判
    定情報を求めるターボ符号の誤り訂正復号方法におい
    て、前記信頼度についての平均値を計算するステップ
    と、前記受信ビットの軟判定情報と前記平均値との比を
    求め、この比を予め記憶された変換テーブルを用いて変
    換することで前記信頼度を補正した軟判定情報を求める
    ステップとを有していることを特徴とするターボ符号の
    誤り訂正復号方法。
  6. 【請求項6】 ターボ符号の符号化装置から送られた送
    信ビットを受信し、受信ビットから信頼度を補正した軟
    判定情報を求め、前記補正した軟判定情報を用いて硬判
    定情報を求めるターボ符号の誤り訂正復号方法におい
    て、前記信頼度についての平均値を計算するステップ
    と、前記受信ビットの軟判定情報と前記平均値との比を
    求め、この比に予め記憶された定数を乗算することで前
    記信頼度を補正した軟判定情報を求めるステップとを有
    していることを特徴とするターボ符号の誤り訂正復号方
    法。
  7. 【請求項7】 ターボ符号の符号化装置から送られた送
    信ビットを受信し、受信ビットから信頼度を補正した軟
    判定情報を求め、前記補正した軟判定情報を用いて硬判
    定情報を求めるターボ符号の誤り訂正復号方法におい
    て、前記信頼度についての平均値を計算するステップ
    と、前記平均値からビットシフト量を求め、前記受信ビ
    ットの軟判定情報を前記ビットシフト量でビットシフト
    することで前記信頼度を補正した軟判定情報を求めるス
    テップとを有していることを特徴とするターボ符号の誤
    り訂正復号方法。
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