JP2001230678A - データ伝送誤り監視システム、データ送信装置、データ受信装置およびデータ伝送誤り監視方法 - Google Patents

データ伝送誤り監視システム、データ送信装置、データ受信装置およびデータ伝送誤り監視方法

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JP2001230678A
JP2001230678A JP2000040653A JP2000040653A JP2001230678A JP 2001230678 A JP2001230678 A JP 2001230678A JP 2000040653 A JP2000040653 A JP 2000040653A JP 2000040653 A JP2000040653 A JP 2000040653A JP 2001230678 A JP2001230678 A JP 2001230678A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続ビット誤りを検出し、さらに各中継区間
での誤り発生有無を容易に検出する。 【解決手段】 データ送信装置11は、パリティカウン
タ2で連続データ列をn’本のデータ系列に分割して各
パリティを計数し、符号器3でこれら計数値をn’B/
mB符号変換則でmビットのパリティ符号語に変換し、
置換器4で連続データ列のアイドルセットを符号器3か
らのパリティ符号語を含むパリティセットに置き換えて
送信し、データ受信装置13は、受信した連続データ列
から検出器6で検出されたパリティセットから、復号器
7で各パリティ計数値を復元し、パリティカウンタ8で
連続データ列をn’本のデータ系列に分割して各データ
系列ごとにパリティセットを除外してパリティを計数
し、比較器9で復号器7およびパリティカウンタ8の出
力を比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データパケットを
複数区間にわたり中継伝送する際に伝送ビット誤りを監
視する技術に関し、特に、ギガビット・イーサネット
(登録商標)などパケットをnB/mB符号変換してシ
リアル伝送するシステムにおいて中継区間ごとの伝送誤
り監視する監視システム、その送信装置、その受信装置
または監視方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ,記憶装置,ルータ
などの各種装置間で伝送されるデータパケット量は増加
の一途をたどり、Gbps級の伝送路容量が要求されて
いる。また、装置間の距離が100mを超え、場合によ
っては数百kmに及ぶ例もある。このため、装置間伝送
路に光ファイバを用いてシリアル(直列)データ伝送を
行う例が増えている。一般に、パケットをシリアル光伝
送するには、光伝送に適した符号変換を行なうととも
に、パケットとパケットの間に適当な数の「アイドルセ
ット」を挟んだ連続データ列に変換する。このような方
式の1つに、nB/mB符号変換(n,mはn<mの自
然数)を用いるものがある。
【0003】この方式は、予め定められた規則にしたが
ってnビットごとにmビットの符号語に変換し、“1”
や“0”の連続を防止してクロック抽出の便宜をはか
り、また、“1”と“0”の発生頻度をなるべく等しく
して光受信器の識別レベル調整を容易にする。さらに、
符号変換に使用しない符号語の中から「特殊符号語」を
定義して、これを含む「アイドルセット」をパケット間
の空隙に挿入する。
【0004】伝送路符号として有名なマンチェスタ符号
は、元のデータの“0”を“01”に、“1”を“1
0”に変換する1B/2B符号である。また、4B/5
B符号はFDDI(Fiber-distributed data interfac
e:IS09314-2,IS09314-3.1992)や、Fast Ethenet(100B
ASE-X:ANSI/IEEE 802.3u,1995)に採用され、8B/1
0B符号はファイバチャネル(Fibre Channel:ANSI X3T
11,Fibre Channel Physical and Signaling Interface,
1994)や、ギガビット・イーサネット(GigabitEtherne
t:ANSI/IEEE 802.3z,1998)に採用されている。
【0005】ここで、ギガビット・イーサネットを例
に、図11〜図14を参照して、8B/10B符号変換
を利用した従来のデータ伝送システムにおける誤り監視
方法について説明する。なお、ここで用いる8B/10
B符号変換則の詳細は、特開昭59−10056号公報
などに記載されている。図11は、従来のデータ伝送シ
ステムの一例を示しており、図中の110は送信器、1
20は中継器(リピータ)、130は受信器、5a,5
bは光伝送路である。また、111は8B/10B符号
変換を行う符号器、121は受信データ列を再生する再
生器、129,139は8B/10B符号逆変換を行な
う復号器である。
【0006】送信器110の入力端1にはデータパケッ
トが入力される。符号器111は、8B/10B符号変
換則に基づいて1バイト(8ビット)ごとに10ビット
の符号語に変換し、さらに、符号語に変換されたパケッ
ト間(パケット入力がない場合を含む)に20ビットの
アイドルセットを複数組挿入した上で、連続データ列と
して光伝送路5aに送出する。
【0007】図12は、このような連続データ列のフォ
ーマットを示す。各々10ビットの符号語 Dk,Dk+1,…(kは自然数) が連続して出力される。k番目の符号語Dkはビット Dk 0,Dk 1,…,Dk 9 の順に直列(シリアル)伝送され、続いて、次の符号語
k+1の1ビット目Dk+1 0が伝送される。
【0008】図13は、8B/10B符号変換則の一例
を示す。便宜上、256通りの元データ各々を Dx.y(0≦x≦31,0≦y≦7) と表記する。これを10ビットの符号語に変換すると
き、“0”と“1”の発生頻度を等しくするため、それ
までの履歴(“0”と“1”どちらが多かったか)に応
じて2つの変換規則を使い分ける。この履歴をランニン
グ・ディスパリティ(RD:Running Disparity)と呼ぶ。
“0”が多かった時には、図中「current RD−」欄の
符号語に変換し、逆に“1”が多かった時には「curren
t RD+」欄の符号語に変換する。
【0009】10ビット符号語には、1024通りのう
ちで“1”と“0”の数が等しいか、もしくは一方が2
つだけ多いものが選ばれ、後者のうち“1”が多い符号
語は「current RD−」欄に、“0”が多い符号語は
「current RD+」欄に割り当てる。初期状態に
「“0”が1つ多い状況」を仮定すれば、符号語と符号
語の境目における履歴(RD)は「RD−」(“0”が
1つ多い状況)と「RD+」(“1”が1つ多い状況)
のいずれかになる。
【0010】例えば、元データ “00000000”(D0.0) は、それまでに“0”が多ければ “1001110100” に、“1”が多ければ “0110001011” に変換される。この10ビット符号語は“0”と“1”
の数が等しいので履歴(RD)は変化しない。
【0011】一方、例えば、元データ “00000011”(D3.0) は、それまで“0”が多ければ “1100011011” に、“1”が多ければ “1100010100” に変換される。この10ビット符号語は“0”と“1”
の数が等しくないので履歴(RD)は反転する。
【0012】また、これら256通りの元データとは別
に、特殊符号語K28.5が定義されている。これが含
むビットパターン“0011111”および“1100
000”は、256通りの元データに対応するいかなる
符号語Dx.yにも含まれず、また、それら任意の2つ
の符号語の境界を跨いでも発生しない。したがって、受
信側では、上記ビットパターンを検出することで連続デ
ータ列中での10ビット符号語の区切り位置を特定でき
る。
【0013】図14は、このような8B/10B符号変
換を用いるギガビット・イーサネットにおいてパケット
を伝送するときの符号語列のフォーマットを示す。すべ
てのパケットは、その大きさが2バイト(2符号語=2
0ビット)の整数倍にあらかじめ調整され、また、パケ
ット終了後の履歴(RD)がパケット開始時と同じ「R
D−」となるように調整される。n番目のパケットPn
の伝送が終了してから次のパケットPn+1の伝送を開始
するまでの期間Inは、20ビットのアイドルセットが
1ないし複数組挿入される。
【0014】このアイドルセットは、特殊符号語K2
8.5と符号語D16.2の組み合わせ(セット)であ
る。 −/K28.5/D16.2/(符号語による表現) 00111110101001000101(伝送され
るビット列) 符号語による表現の先頭に付された“−”は、送信する
直前の履歴が「RD−」であることを表す。K28.5
とD16.2は、いずれも履歴(RD)を反転させる符
号語なのでアイドルセット送出後の履歴(RD)は常に
送出前と同じ「RD−」に戻る。
【0015】次に、このように連続データ列化されたパ
ケットを、送信器110から受信器130まで中継器
(リピータ)120を介して中継伝送する。図11に示
す従来のデータ伝送システムにおいて、伝送ビット誤り
を監視する方法を説明する。中継器120においては、
再生器121により、光伝送路5aを伝播して減衰した
信号を増幅し、必要があれば識別再生による波形整形や
クロック乗換を行なってから、光伝送路5bに送出す
る。クロック乗換とは、入力データ列から抽出したクロ
ック周期から、中継器120自体が保有する自走クロッ
ク周期に乗せかえて連続データ列を送出するものであ
り、ジッタ(クロック周期揺らぎ)が中継器ごとに蓄積
することを防止できる。中継器ごとに自走クロック周期
は微妙に異なるのでパケット間のアイドルセットを挿抜
することで調整する。
【0016】ここで、上記再生器121の出力を復号器
129にも入力し、連続データ列から8B/10B符号
逆変換を行なう。まず連続データ列中から特殊符号語K
28.5を検出して、符号語の区切りとその時点での履
歴(RD)を認識し、次に、認識した履歴(RD)に基
づいて受信した10ビット符号語から元の8ビットデー
タを復号する。光伝送路5aにおいて単一ビット誤りが
発生すると、受信された符号語と履歴(RD)が整合し
なくなって誤り発生を検知できる。
【0017】例えば「RD−」で送信される D2.0“1011010100” は履歴(RD)を変化させないので、その次に「RD
−」の符号語が続いている。この10ビット目に伝送ビ
ット誤りを生じて “1011010101”(D2.2) と復号されると、この符号語は履歴(RD)を反転させ
るので次に続くのは「RD+」の符号語のはずで矛盾が
生じる。受信器130においても、光伝送路5bから入
力された連続データ列を復号器139に入力することで
同様に誤り発生を検知できる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデータ伝送誤り監視システムにおいては、 連続ビット誤りを検出できないことが多く、 中継器の前後いずれかでビット誤りが発生したかを、
受信器において特定できない という問題点があった。以下に、この2つの問題点を説
明する。
【0019】履歴(RD)は連続データ列中の“0”,
“1”いずれが多いかを示すため、同一符号語中で連続
する2ビット“01”が連続ビット誤りにより“10”
と検出されても履歴(RD)に矛盾は生じない。例えば
「RD+」で送信される “0100101011”(D2.0) の1ビット目と2ビット目に伝送誤りが発生して“10
00101011”と受信されると、符号語D1.0が
正常に受信したと見なされ、誤り発生が検知できない。
【0020】また、図11を用いて説明した従来のデー
タ伝送システムでは、受信器130で誤り発生を検知し
ても、それが光伝送路5a,5bのいずれで発生したも
のかを特定できない。障害区間を特定するには、中継器
120の復号器129における誤り検出有無を監視用の
別回線を布設して受信器130に通知する必要があり、
保守管理コストがかかる。本発明はこれらの事情を鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、連続ビッ
ト誤りが検出可能で、さらには、パケットを複数区間に
わたって中継伝送する際に、各区間での誤り発生有無を
容易に検出でき、経済効率のよいデータ伝送誤り監視シ
ステムを提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるデータ伝送誤り監視システムお
よびデータ伝送誤り監視方法は、データパケットをnビ
ット(nは自然数)ごとに所定のnB/mB符号変換則
(mはn<mの自然数)でmビットの符号語に変換する
とともに、符号語に変換されたデータパケット間に1な
いし複数の符号語からなるiビット(iはmの倍数)の
アイドルセットを1ないし複数個挿入し、これらを連続
データ列としてデータ送信装置からデータ受信装置へシ
リアル伝送するデータ伝送誤り監視システムを前提とす
るものである。
【0022】そして、データ送信装置では、パリティカ
ウンタで、連続データ列を、n’本(n’はiの因数で
1<n’<m)のデータ系列に分割して各データ系列ご
とに1ビットのパリティを計数し、符号器で、パリティ
カウンタの出力するn’個(n’ビット)のパリティを
所定のn’B/mB符号変換則でmビットのパリティ符
号語に変換し、置換器で、連続データ列から1ないし連
続する複数のアイドルセットを検出し、これを符号器の
出力するパリティ符号語を含むjビット(jはiの倍
数)のパリティセットに置き換えて送出する。またデー
タ受信装置では、検出器で受信連続データ列からパリテ
ィセットを検出し、復号器で、パリティセットからn’
個のパリティを復元し、パリティカウンタで、受信連続
データ列をn’本のデータ系列に分割して各データ系列
ごとにパリティセットを除外してパリティを計数し、比
較器で復号器出力とパリティカウンタ出力を比較するよ
うにしたものである。
【0023】データ系列数n’はm以上であってもよ
い。この場合、データ送信装置では、パリティカウンタ
で、連続データ列を、n’本(n’はiの因数でm≦
n’)のデータ系列に分割して各データ系列ごとに1ビ
ットのパリティを計数し、符号器で、計数されたn’個
(n’ビット)のパリティをmビットより小さくなるよ
うに複数の計数値に分割し、これら計数値をそのビット
数に対応する所定の符号変換則でmビットのパリティ符
号語にそれぞれ変換すればよい。
【0024】n’本のデータ系列については、少なくと
も1つの系列に属するデータのシリアル連続データ列上
におけるビット間隔が周期的に複数の値を繰返し、アイ
ドルセット前後でパリティが不変となるように選んでも
よい。さらに、(n,m,i,n’)=(8,10,2
0,5)であって、かつ最小ビット間隔を4としてもよ
い。また、パリティ符号語については、nB/mB符号
変換規則で生成される符号語のいずれかに必ず一致する
ものとしてもよく、パリティセットとして、パリティ符
号語の他に識別符号語を含むようにしてもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態である
データ伝送誤り監視システムのブロック図である。この
データ伝送誤り監視システムでは、連続データ列をデー
タ送信装置(送信端)11からデータ受信装置(受信
端)13へ光伝送路5を介して中継伝送する際の伝送ビ
ット誤りを監視している。なお、本発明では、上述した
ように、データパケットをnビット(nは自然数)ごと
に所定のnB/mB符号変換則(mはn<mの自然数)
でmビットの符号語に変換するとともに、このmビット
の符号語に変換されたデータパケット間に1ないし複数
のmビット符号語からなるiビット(iはmの倍数)の
アイドルセットを1ないし複数個挿入し、これらを連続
データ列としてデータ送信装置からデータ受信装置へシ
リアル伝送するデータ伝送誤り監視システムを前提とし
て説明する。
【0026】データ送信装置11には、連続データ列
を、n’本(n’はiの因数で1<n’<m)のデータ
系列に分割して各データ系列ごとに1ビットのパリティ
を計数するパリティカウンタ2と、パリティカウンタ2
の出力するn’個(n’ビット)のパリティ(計数値)
を所定のn’B/mB符号変換則でmビットのパリティ
符号語に変換する符号器3と、連続データ列から1ない
し連続する複数のアイドルセットを検出し、これを符号
器3の出力するパリティ符号語を含むjビット(jはi
の倍数)のパリティセットに置き換えて送出する置換器
4とが設けられている。
【0027】データ受信装置13には、受信した連続デ
ータ列からパリティセットを検出する検出器6と、パリ
ティセットからn’個のパリティを復元する復号器7
と、受信した連続データ列をn’本のデータ系列に分割
して各データ系列ごとにパリティセットを除外してパリ
ティを計数するパリティカウンタ8と、復号器7の出力
とパリティカウンタ8の出力を比較する比較器9とが設
けられている。
【0028】次に、本実施の形態の動作として、ギガビ
ット・イーサネット規格に基づく連続データを扱う場合
を例に説明する。データ送信装置11への入力端子1に
は、ギガビット・イーサネット規格に基づいてパケット
を8B/10B符号化した連続データを入力する。図2
にこの連続データ列のフォーマットを示す。なお、以下
の例は、アイドルセットが20ビット(i=20)、デ
ータパケットが8ビット(n=8)、符号語が10ビッ
ト(m=10)、そして連続データ列の分割数(データ
系列数)を4(n’=4)とした場合に対応する。
【0029】図14を用いて説明した通り、アイドルセ
ットを基準に20ビット(i=20)ごとの符号セット
に区切ることができる。つまり、各々20ビットの符号
セット Sk,Sk+1,…(kは自然数) が連続して入力される。以下、k番目の符号セットSk
のpビット目(0≦p≦19)をSk pと表記する。この
連続データ列はパリティカウンタ2に導かれ、4本
(n’=4)のデータ系列に分割(分離)されて各系列
ごとに1ビットのパリティが計数される。このパリティ
(計数値)は、後述する置換器4からの信号入力で初期
値ヘリセットされる。
【0030】次に4本のデータ系列の選び方を説明す
る。たとえばk番目の符号セットSkがアイドルセット
ならば (Sk 0,Sk 1,…,Sk 19) =(D2k 0,…,D2k 9,D2k+1 0,…,D2k+1 9) =(0,0,1,1,1,1,1,0,1,0,1,0,0,1,0,0,0,1,0,1) である。
【0031】単純に4ビットごとにインタリーブして、
4本のデータ系列に分離すると、 データ系列#0 (Sk 0,Sk 4,…,Sk 16)=(0,1,1,0,0) データ系列#1 (Sk 1,Sk 5,…,Sk 17)=(0,1,0,1,1) データ系列#2 (Sk 2,Sk 6,…,Sk 18)=(1,1,1,0,0) データ系列#3 (Sk 3,Sk 7,…,Sk 19)=(1,0,0,0,1) となる。
【0032】各データ系列の連続データ列上におけるビ
ット間隔はすべて等しく4であり、いわゆる「BIP
4」(Bit Interleaved Parity4)に相当する。ここ
で、偶パリティ(‘1’:出現回数が奇数の時にパリテ
ィは‘1’で偶数の時は‘0’)を仮定すると、このア
イドルセット前後でデータ系列#0,#3のパリティは
変化しないが、データ系列#1,#2のパリティは変化
する。
【0033】そこで、例えばSk 1とSk 2を入れ替え、 データ系列#0 (Sk 0,Sk 4,…,Sk 16)=(0,1,1,0,0) データ系列#1’ (Sk 2,Sk 5,…,Sk 17)=(1,1,0,1,1) データ系列#2’ (Sk 1,Sk 6,…,Sk 18)=(0,1,1,0,0) データ系列#3 (Sk 3,Sk 7,…,Sk 19)=(1,0,0,0,1) という4本のデータ系列に分離してもよい。
【0034】データ系列#1’,#2’の連続データ列
上におけるビット間隔は、それぞれ、 (3,4,4,4,5) (5,4,4,4,3) を周期的繰返している。すべてのデータ系列において
‘1’出現回数は偶数なので、このアイドルセットの前
後で4つのパリティは変化しない。
【0035】図1の符号器3は、符号セットごとにこの
4ビット(n’=4)のパリティ現在値を入力して4B
/10B符号変換により10ビット(m=10)のパリ
ティ符号語を生成する。図3に、4B/10B符号変換
規則の一例を示す。4ビットのパリティ ‘abcd’(a,b,c,d∈{0,1}) を、10ビットのパリティ符号語P ‘00aAbBcCdD’ に変換する。
【0036】ここで、大文字は小文字を反転させた符号
を示す。例えば、パリティ‘0000’は、 ‘0001010101’ に変換する。これは、前述した8B/10B符号におい
て、履歴が「‘1’が1つ多い」(RD+)ときの符号
語D23.2と等しい。図中、これを+D23.2と表
記した。
【0037】同様に、パリティ‘0000’〜‘111
1’の16通りすべてを、8B/10B符号語のいずれ
かと一致させている。図4(a)にこの4B/10B符
号変換を実現する符号器3の回路構成例を示した。な
お、図3を用いて説明した‘00aAbBcCdD’以
外に、例えば、‘00AaBbCcDd’‘00Aab
BcCDd’‘00BbAaDdCc’など、abcd
の順序を入れ替えたり、大文字と小文字の順序を任意に
反転させた符号変換を用いてもよい。
【0038】図1の置換器4は、入力端子1から入力さ
れた連続データ列の中からギガビット・イーサネット規
格のアイドルセット (/−K28.5/+D16.2/) を検出し、おおよそ一定の周期でアイドルセットのうち
の1つの2番目の符号語(+D16.2)を符号器3の
出力するパリティ符号語P ‘00aAbBcCdD’ に入れ替える。すなわち、アイドルセット (/−K28.5/+D16.2/) をパリティセット (/−K28.5/P/) に置換して光伝送路5に送出する。図2(b)に置換器
4の出力するデータ列のフォーマットを示す。
【0039】さらに置換器4は、アイドルセットからパ
リティセットヘの置換を実施した際にパリティカウンタ
2に指示を送ってリセットする。このため、置換挿入さ
れたパリティセットに、前回の置換挿入直後の符号セッ
トから当該パリティセット直前までのパリティ情報が含
まれる。前述したように、連続データ列上でのビット間
隔が複数の値を周期的に繰返してアイドルセット前後で
パリティが不変となるよう巧妙にデータ系列に分離すれ
ば、置換に伴うアイドルセット抜取りに伴うパリティ補
正回路は不要である。そうでない場合は、送信側もしく
は受信側でアイドルセット抜取りに伴うパリティ補正が
要る。
【0040】図1のデータ受信装置13においては、光
伝送路5からの連続データ列は検出器6とパリティカウ
ンタ8に入力されるとともに、そのまま出力端子10に
も出力される。検出器6は、データ列の中からパリティ
セットを検出してパリティ符号語P(10ビット)を復
号器7に導くとともに、パリティセット検出をパリティ
カウンタ8に通知する。復号器7は、元の4ビットパリ
ティ計数値を復元して比較器9に出力する。
【0041】一方、パリティカウンタ8は、入力された
連続データ列を前述した4本のデータ系列に分割して各
系列ごとにパリティを計数する。そして、検出器6から
のパリティセット検出通知に基づき、当該パリティセッ
ト直前までの計数値を比較器9に出力するとともに、カ
ウンタを初期化してパリティセット直後の符号セットか
ら再び計数を行なう。比較器9は、復号器7の出力する
送信側での4ビットパリティ値と、パリティカウンタ8
の出力する受信側での4ビットパイディ値とを比較し、
誤りの有無を検出する。
【0042】図4(b)に検出器6の回路構成を示す。
入力データ列の連続する20ビットをQ0〜Q19に入
力する。パリティセットP検出時にのみ出力段のAND
ゲートに出力が生じる。また、図4(c)に復号器7の
回路構成を示す。図3に示した4B/10B符号変換則
では‘abcd’の検出に論理回路は不要である。
【0043】このように、図1を用いて説明したデータ
伝送誤り監視システムによれば、連続データ列を4本の
データ系列に分割してそれぞれのパリティを検査できる
ので、光伝送路5において連続してビット誤りが発生し
ても検出することができる。前述した4本のデータ系列
#0,1,2,3では、同一系列内でのビット間隔Wは
すべて4なので、4ビットまでの連続誤りを正しく検出
できる。一方、#0,1’,2’,3では、同一系列内
での最小ビット間隔Wは系列#1’(Sk 2とS k 5の間)
と#2’(Sk 18とSk+1 1の間)の3なので、3ビット
までの連続誤りを正しく検出できる。
【0044】データ送信装置11においてパリティ情報
を伝送データ上に追加するので、データ受信装置13に
おいて検出されるのは光伝送路5における伝送誤りであ
ることが特定できる。図5は、第1の実施の形態である
データ伝送誤り監視システムの一部変更例を示すブロッ
ク図である。図中、11はデータ送信装置、13はデー
タ受信装置であり、図1を用いて説明した本発明実施例
である。また、図11を用いて説明した従来データ伝送
システムと同一の構成については同一符号を付してあ
り、その説明を省略する。
【0045】中継器220では、再生器121により、
光伝送路5aを伝播して減衰した信号を増幅し、必要が
あれば識別再生による波形整形を行ない、データ送信装
置11を介して光伝送路5bに送出する。受信器230
では、光伝送路5bから入力された連続データ列をデー
タ受信装置13を介して復号器139に入力する。デー
タ受信装置13では光伝送路5bにおける伝送誤り発生
だけが検知される。一方、データ受信装置13を透過し
た連続データ列を復号器139に入力することで、従来
通り、符号器111と復号器139間でのビット誤りが
検出が可能である。なぜなら、図3を用いて説明した通
り、パリティ符号語Pが全て履歴(RD)を「RD+」
から「RD−」に反転させる8B/10B符号語にマッ
ピングされるように4B/10B符号変換規則を選んだ
ため、アイドルセットをパリティセットに置換した後で
も、符号化時の正しい履歴(RD)が保たれているから
である。
【0046】したがって、受信器230では、データ受
信装置13と復号器139の出力する2つの誤り検出情
報を組み合わて判断することで、光伝送路5a,5bい
ずれの区間で誤りが発生したのか特定可能である。従来
システムのように、中継器220に復号器を設けたり、
さらにその情報を別回線で受信器まで伝達する必要がな
い。なお、前述した4本のデータ系列#0,1’,
2’,3を用いれば、アイドルセットの前後でパリティ
計数値が不変なので、中継器220の再生器121でク
ロック乗換(アイドルセット抜挿)を行える。つまり、
中継器によるジッタの蓄積を防止することができる。
【0047】以上の説明において分離するデータ系列の
本数n’は4を用いたが、これに限定されるものではな
く、次のようにn’B/10B符号変換規則を設定でき
る最大のn’を選ぶとよい。まず、前述したように、ア
イドルセット挿抜に対して各系列のパリティが不変であ
ることが望ましい。そのためには、アイドルセットがi
ビット長(iは自然数)とするとn’はiの因数である
ことが必要がある。
【0048】n’B/10B変換によって生成されるパ
リティ符号語が、ファイバチャネル規格やギガビット・
イーサネット規格などで、特殊符号語K28.5と組み
合わせて特殊符号セット(たとえばアイドルセット)と
して使用される符号語と一致しないことが望ましい。こ
の条件を満たさないときは、例えば、図6に示すように
データ受信装置13内での配線を変更して出力端子10
には検出器6’を介して連続デ二タを出力するように変
更し、置換器4で特殊符号セットを検出したら予め異な
る所定の符号セットに置き換え、検出器6’で元の特殊
符号セットに戻して出力する必要がある。
【0049】生成されるパリティ符号語は、8B/10
B符号の履歴(RD)規則を満たすことが望ましい。こ
の条件を満たさないときは、やはり図6に示す構成をと
り、検出器6’でパリティセットを検出した際に、再び
元のアイドルセットに戻して出力端子10へ導く必要が
ある。さらに、パリティ符号語が、8B/10B符号変
換で生成される符号語のいずれかと必ず一致していると
都合がよい。この条件が満たされないと、パリティセッ
トを含む連続データ列を従来の装置に入力した時に「同
期はずれ」エラーとなる可能性がある。これは、例えば
ギガビット・イーサネット規格では、ランニング・ディ
スパリティ(RD)が正しくても8B/10B符号変換
で存在しない符号語を複数回断続的に連続して検出する
と「同期はずれ」状態に移行するためである。この条件
を満たさないときは、やはり図6に示す構成をとる必要
がある。
【0050】図3を用いて説明した4B/10B変換符
号は、これらの条件をすべて満たす。一方、ギガビット
・イーサネット規格は、特殊符号/−K28.5/に続
く符号語が特殊符号セット(0rdered Set)として規定
した2番目の符号語のいずれとも合致しないと、それを
アイドルセットと見なして復号することに決めている。
よって、図3の符号変換則を用いれば、パリティセット
を含む連続データ列を、従来の装置にそのまま入力して
も差し支えない。すなわち、互換性が保たれ、従来の装
置との混在が可能となるため、大規模システムにおいて
も必要に応じて部分的にシステムを更改できて、経済的
である。
【0051】次に、上述した条件をすべて満たす最大の
n’の選び方を説明し、20ビット長のアイドルセット
を用いる場合にはそれが「5」であることを示す。それ
には、20(i=20)の因数でかつ10(m=10)
より小さいn’の最大値は「5」なので、条件を満たす
5B/10B符号の存在を示せばよい。パリティセット
で置換するアイドルセットの2番目の符号語は、“1”
を4つと“0”を6つ含み、履歴を「RD+」から「R
D−」に変化させる。そこで、連続する2ビット4組で
1B/2B符号変換(マンチェスタ符号)を行ない、残
り2ビットは“0”“0”とする。
【0052】すなわち、4ビットデータ‘abcd’
を、 ‘00aAbBcCdD’, ‘aA00bBcCdD’, ‘aAbB00cCdD’, ‘aAbBcC00dD’, ‘aAbBcCdD00’ のように符号化すれば、ランニング・ディスパリティの
条件を満足する。連続する2ビットを組むのは、
“1”、“0”の反転が頻繁に起こるので、8B/10
B符号則で生成されるいずれかの符号語と一致する場合
が多いからである。
【0053】このうち、 ‘00aAbBcCdD’ と ‘aAbBcC00dD’ は条件をすべて満たす。
【0054】図7は、このような二つの4B/10B変
換符号則を組み合わせて創設した5B/10B変換符号
則を示す。5ビットのパリティ ‘stxyz’(s,t,x,y,z∈{0,1}) を、10ビットのパリティ符号語 ‘tTxXyY00zZ’(sが“0”の場合) または ‘00xXyYtTzZ’(sが“1”の場合) に変換する。
【0055】例えば、パリティ ‘00000’ は ‘0101010001’ に変換する。これは、8B/10B符号+D10.7と
一致する。同様に、パリティ‘00000’〜‘111
11’の32通りすべてが、8B/10B符号語のいず
れかと一致している。また、ギガビット・イーサネット
規格の特殊符号セットにおける2番目の符号語と重なる
こともない。
【0056】図8(a)〜(c)は、それぞれ、図7に
示した5B/10B符号を実現する符号器3、検出器
6、復号器7の回路構成例を示す。図4を用いて説明し
た4B/10B符号の回路構成よりは複雑だが、それで
も、たかだか50個程度のゲート回路で実現できる。
【0057】一方、このような5B/10B符号変換規
則を用いれば、連続データ列を5本のデータ系列に分離
してそれぞれのパリティを転送できる。アイドルセット
を単純に5ビットごとにインタリーブして5本のデータ
系列に分離すると、 データ系列#a (Sk 0,Sk 5,Sk 10,Sk 15)=(0,1,1,0) データ系列#b (Sk 1,Sk 6,Sk 11,Sk 16)=(0,1,0,0) データ系列#c (Sk 2,Sk 7,Sk 12,Sk 17)=(1,0,0,1) データ系列#d (Sk 3,Sk 8,Sk 13,Sk 18)=(1,1,1,0) データ系列#e (Sk 4,Sk 9,Sk 14,Sk 19)=(1,0,0,1) となる。
【0058】これはいわゆる「BIP5」(Bit Interl
eaved Parity5)である。同一データ系列内でのビット
間隔Wはすべて5なので、5ビットまでの連続誤りを正
しく検出できる。しかし、データ系列#a,#c,#e
は‘1’が偶数回出現するのでパリティは変化しない
が、#b,#dは奇数なのでパリティが変化してしま
う。したがって、アイドルセットに対してパリティ不変
な5本のデータ系列を選ぶ場合には、同一データ系列内
での最小ビット間隔Wの最大値は少なくとも4以下であ
る。
【0059】アイドルセットに対してパリティ不変とす
るには、例えばSk 1とSk 3を入れ替え、 データ系列#a (Sk 0,Sk 5,Sk 10,Sk 15)=(0,1,1,0) データ系列#b’ (Sk 3,Sk 6,Sk 11,Sk 16)=(1,1,0,0) データ系列#c (Sk 2,Sk 7,Sk 12,Sk 17)=(1,0,0,1) データ系列#d’ (Sk 1,Sk 8,Sk 13,Sk 18)=(0,1,1,0) データ系列#e (Sk 4,Sk 9,Sk 14,Sk 19)=(1,0,0,1) という5本のデータ系列に分離すればよい。
【0060】いずれのデータ系列においても‘1’の出
現回数は偶数なので、符号セットの前後で5つのパリテ
ィ計数値は変化しない。同一系列内での最小ビット間隔
Wは、 データ系列#b’(Sk 3とSk 6の間) と データ系列#d’(Sk 18とSk+1 1の間) の3なので、3ビットまでの連続誤りを正しく検出でき
る。
【0061】さらに、データ系列#b,#dのみなら
ず、本来は入れ替えの必要のないデータ系列#cの要素
を含めて入れ替えを行ない、かつ、#bと#c間、もし
くは#cと#d間の入れ替えに限定するという巧妙な手
法を用いることで、最小ビット間隔Wを「4」(すなわ
ち最大値)にすることができる。その一例を以下に示
す。
【0062】 データ系列#a (Sk 0,Sk 5,Sk 10,Sk 15)=(0,1,1,0) データ系列#B (Sk 1,Sk 7,Sk 11,Sk 16)=(0,0,0,0) データ系列#C (Sk 3,Sk 8,Sk 13,Sk 17)=(1,1,1,1) データ系列#D (Sk 2,Sk 6,Sk 12,Sk 18)=(1,1,0,0) データ系列#e (Sk 4,Sk 9,Sk 14,Sk 19)=(1,0,0,1) こうして4ビットまでの連続誤りを正しく検出できる。
なお、データ系列の本数n’が多ければ、単位時間あた
りに正しく検出できるランダム誤り個数が多くなるので
小さいビット誤り率まで正しく観測できるという効果も
ある。
【0063】また、以上詳述した第1の実施の形態にお
いては、8B/10B符号変換を用いたギガビット・イ
ーサネット規格(アイドルセットは20ビット)の場合
を想定しているが、なんらこれに限定されるものではな
い。例えば、同じ8B/10B符号変換を用いたファイ
バチャネル規格のアイドルセットは、40ビット長(4
符号語)の ‘00111110101010100001010101010101010101010’ (/−K28.5/+D21.4/−D21.5/−D
21.5/) となる。
【0064】したがって、これと同様の手法により、5
本(n’=5)のデータ系列を (Sk 0,Sk 5,Sk 10,Sk 15,Sk 20,Sk 25,Sk 30
k 35)=(0,1,1,0,1,0,1,0) (Sk 1,Sk 7,Sk 11,Sk 16,Sk 21,Sk 26,Sk 31
k 36)=(0,0,0,0,0,1,0,1) (Sk 2,Sk 6,Sk 12,Sk 18,Sk 22,Sk 27,Sk 32
k 37)=(1,1,1,1,1,0,1,0) (Sk 3,Sk 8,Sk 13,Sk 17,Sk 23,Sk 28,Sk 33
k 38)=(1,1,0,0,0,1,0,1) (Sk 4,Sk 9,Sk 14,Sk 19,Sk 24,Sk 29,Sk 34
k 39)=(1,0,1,0,1,0,1,0) と選べば、アイドルセットに不感でかつ最小ビット間隔
Wが「4」の誤り監視を実現できる。一般のnB/mB
符号則を用いた場合についても同様に実現できることは
以上の説明により容易に理解される。
【0065】また上述では、データ系列数n’をn’<
mに設定した場合を例に説明したが、これに限定される
ものではなく、n’をm以上に設定し、n’個(n’ビ
ット)のパリティをmビットより小さいビット数の複数
の計数値に分割し、これら計数値をmビット符号語にそ
れぞれ変換して伝送するようにしてもよい。例えば、上
述したファイバチャネル規格の場合、10(n’=10
=m)本のデータ系列を、 (Sk 0,Sk 11,Sk 20,Sk 30)=(0,0,1,1) (Sk 1,Sk 10,Sk 22,Sk 31)=(0,1,1,0) (Sk 2,Sk 12,Sk 21,Sk 33)=(1,1,0,0) (Sk 3,Sk 13,Sk 23,Sk 32)=(1,0,0,1) (Sk 4,Sk 14,Sk 24,Sk 34)=(1,1,1,1) (Sk 5,Sk 15,Sk 25,Sk 35)=(1,0,0,1) (Sk 6,Sk 16,Sk 26,Sk 36)=(1,0,1,0) (Sk 7,Sk 17,Sk 27,Sk 37)=(0,0,0,0) (Sk 8,Sk 18,Sk 28,Sk 38)=(1,1,1,1) (Sk 9,Sk 19,Sk 29,Sk 39)=(0,0,0,0) と選ぶ。
【0066】そして、これら10本のデータ系列から計
数した10ビットのパリティを、5本のデータ系列に対
応する5ビット(5<m)の計数値に2分割し、5B/
10B符号変換則を用いて、これら計数値の一方を第1
のパリティ符号語に変換し、他方の計数値を第2のパリ
ティ符号語に変換する。さらに、40ビット長アイドル
セットの2〜4番目の符号語のうちいずれか2つの符号
語を、これらパリティ符号語で置換して、40ビット長
パリティセットとして送出すればよい。
【0067】なお、n’ビット(m<n’)のパリティ
を等ビットの計数値へ分割する必要はない。例えば10
ビットのバリティを6ビットと4ビットの計数値に分割
してもよい。この場合は、それぞれの計数値のビット数
に対応した符号変換則、すなわち6ビットの計数値は6
B/10B符号変換則を用い、4ビットの計数値は4B
/10/Bを用いて、それぞれ10ビットのバリティ符
号語を生成すればよい。
【0068】ファイバチャネル規格は、等価的には、デ
ータパケットを32ビットごとに所定の32B/40B
符号変換則で40ビット符号語に変換するとともに、符
号語に変換されたデータパケット間に、1個の40ビッ
ト符号語からなるアイドルセットを1ないし複数個挿入
し、これを連続データ列としてシリアル伝送するシステ
ムと見なすこともできる。したがって、m≦n’の場合
も、上述したように、複数のパリティ符号語にパリティ
情報を分割して符号化する場合についてn’<mの場合
と同等とも言える。
【0069】次に、図9を参照して、本発明の第2の実
施の形態であるデータ伝送誤り監視システムについて説
明する。図9は、本発明の請求項7記載のデータ伝送誤
り監視システムを説明するブロック図である。図5を用
いて説明した実施例と異なるのは、送信器310の符号
器111後段にデータ送信装置11aを配備しているこ
と、中継器320にデータ送信装置11のかわりにデー
タ送信装置11bを配備していること、受信器330に
データ受信装置13のかわりにデータ受信装置13a
b,13bを配備していることである。
【0070】送信器310中のデータ送信装置11aお
よび中継器320中のデータ送信装置11bは、図1を
用いて説明したデータ送信装置11と置換器4の機能が
異なる。この置換器4は、入力端子1から入力された連
続データ列の中からギガビット・イーサネット規格の連
続する2つのアイドルセット (/−K28.5/+D16.2/−K28.5/+D
16.2/) を検出し、おおよそ一定の周期で2連続アイドルセット
のうちの2番目,4番目の符号語(+D16.2)を、
所定の識別符号語P’とパリティ符号語Pに入れ替え
る。
【0071】すなわち、2番目の符号語(+D16.
2)は、識別符号語P’、例えば ‘00a'A'b'B'c'C'd'D'’ に入れ替え、2番目の符号語(+D16.2)は、符号
器3の出力するパリティ符号語P ‘00aAbBcCdD’ に入れ替える。これにより、連続する2つのアイドルセ
ットが40ビットのパリティセット/−K28.5/
P’/−K28.5/P/に置き換えられる。図10
(a),(b)に置換されるアイドルセットと置換器4
の出力するデータ列のフォーマットを示した。
【0072】一方、受信器330中のデータ受信装置1
3ab,13bは、図1を用いて説明したデータ受信装
置13と検出器6とパリティカウンタ8の機能が異な
る。この検出器6は、データ列の中から40ビットパリ
ティセットを検出し、さらにそのパリティセットの2番
目の符号語P’が所定の ‘00a'A'b'B'c’C'd'D'’ であるか否かをパリティカウンタ8に通知し、4番目の
パリティ符号語P(10ビット)を復号器7に導く。
【0073】パリティカウンタ8では、検出器6からの
パリティセット検出通知があるときにはカウントを休止
し、さらにパリティセット2番目の符号語P’が所定値
の場合には当該パリティセット直前までの計数値を比較
器9に出力するとともに、カウンタを初期化してパリテ
ィセット直後の符号語から再び累積計数を行なう。
【0074】図9を用いた実施例によれば、データ送信
装置11a,11bにおいて、置換挿入するパリティセ
ット中にパリティ符号語とは異なる所定の識別符号語
P’を含めることができ、かつ、データ受信装置13
a,13bでは特定の識別符号語P’を含むパリティセ
ットについてパリティ比較を実施するため、複数区間ご
とのデータ伝送誤り発生を識別検出が可能になる。例え
ばデータ送信装置11a,11bにそれぞれ識別符号語 ‘0001010101’(+D23.2) ‘0001010110’(+D23.6) を割当て、データ受信装置13ab,13bでそれぞれ
の識別符号語を含むパリティセットについてパリティ比
較を行なえばよい。
【0075】これにより、データ受信装置13bにおい
て光ファイバ伝送路5bにおける誤り発生有無を検出
し、データ受信装置13abにおいて光ファイバ伝送路
5a,5b両方における誤り発生有無を検出できるの
で、どこで誤りが発生しているかを受信器330で識別
することができる。なお、図9には、受信器330に複
数のデータ受信装置13ab,13bを配備した例を示
したが、検出器6、復号器7、パリティカウンタ8、比
較器9の機能は共通なので、単一のデータ受信装置13
を配備してパリティセット2番目の符号語P’に応じて
2つの処理を識別実行するように構成してももちろんよ
い。
【0076】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に関わるデータ伝送誤り監視システムならびに方法によ
れば、nB/mB符号化された連続データ列をn’本の
データ系列に分割してそれぞれのパリティを計数し、ア
イドルセットを置換してその計数値情報を転送するよう
にしたので、連続するビット誤りが発生してもそれぞれ
のデータ系列内でパリティ不一致が生じるため、連続す
るビット誤りを確実に検出できる。また、中継器におい
てパリティを計数して置換挿入するようにしたので、ビ
ット誤り発生区間が中継器より下流であると特定でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態であるデータ伝送
誤り監視システムのブロック図である。
【図2】 図1の監視システムの入力データ列および伝
送データ列を示すフォーマット図である。
【図3】 図1の監視システムで用いる符号変換則の説
明図である。
【図4】 図1の監視システムで用いる符号器、検出
器、復号器の回路構成例である。
【図5】 図1の監視システムを用いた中継伝送システ
ムのブロック図である。
【図6】 図1の監視システムの一部変更例を示すブロ
ック図である。
【図7】 図1の監視システムで用いる他の符号変換則
の説明図である。
【図8】 図7の符号変換則の符号器、検出器、復号器
の回路構成例である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態であるデータ伝送
誤り監視システムのブロック図である。
【図10】 図9の監視システムの入力データ列および
伝送データ列を示すフォーマット図である。
【図11】 従来のデータ伝送誤り監視システムのブロ
ック図である。
【図12】 8B/10B符号変換により直列化された
データ列を示すフォーマット図である。
【図13】 8B/10B符号変換則の説明図である。
【図14】 図11の監視システムの伝送データ列を示
すフォーマット図である。
【符号の説明】
1…入力端子、2…パリティカウンタ、3…符号器、4
…置換器、5…光伝送路、6,6’…検出器、7…復号
器、8…パリティカウンタ、9…比較器、10…出力端
子、11,11a,11b…データ送信装置、13,1
3ab,13b…データ受信装置、110…送信器、2
20…中継器、230…受信器、111…符号器、12
1…再生器、129,139…復号器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 1/00 H04L 1/00 A (72)発明者 市野 晴彦 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B001 AA01 AB01 AC04 AC05 AD06 AE02 5J065 AA01 AB01 AC02 AD01 AE01 AF02 AG06 AH01 AH04 AH15 5K014 AA02 BA02 FA16 5K042 CA10 DA27 EA01 GA12 JA01 LA09 MA02

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データパケットをnビット(nは自然
    数)ごとに所定のnB/mB符号変換則(mはn<mの
    自然数)でmビットの符号語に変換するとともに、この
    mビットの符号語に変換されたデータパケット間に1な
    いし複数のmビット符号語からなるiビット(iはmの
    倍数)のアイドルセットを1ないし複数個挿入し、これ
    らを連続データ列としてデータ送信装置からデータ受信
    装置へシリアル伝送するデータ伝送誤り監視システムで
    あって、 前記データ送信装置は、 前記連続データ列を、n’本(n’はiの因数で1<
    n’<m)のデータ系列に分割して各データ系列ごとに
    1ビットのパリティを計数するパリティカウンタと、 前記パリティカウンタの出力するn’個(n’ビット)
    のパリティを所定のn’B/mB符号変換則でmビット
    のパリティ符号語に変換する符号器と、 前記連続データ列から1ないし連続する複数のアイドル
    セットを検出し、これを前記符号器の出力するパリティ
    符号語を含むjビット(jはiの倍数)のパリティセッ
    トに置き換えて送出する置換器とを有し、 前記データ受信装置は、 受信連続データ列から前記パリティセットを検出する検
    出器と、 前記パリティセットから前記n’個のパリティを復元す
    る復号器と、 前記受信連続データ列を前記n’本のデータ系列に分割
    して各データ系列ごとに前記パリティセットを除外して
    パリティを計数するパリティカウンタと、 前記復号器出力と前記パリティカウンタ出力を比較する
    比較器とを有することを特徴とするデータ伝送誤り監視
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ伝送誤り監視シス
    テムにおいて、 前記データ送信装置は、 前記パリティカウンタに代えて、前記連続データ列を、
    n’本(n’はiの因数でm≦n’)のデータ系列に分
    割して各データ系列ごとに1ビットのパリティを計数す
    るパリティカウンタを有し、 前記符号器に代えて、前記パリティカウンタの出力する
    n’個(n’ビット)のパリティをmビットより小さく
    なるように複数の計数値に分割し、これら計数値をその
    ビット数に対応する所定の符号変換則でmビットのパリ
    ティ符号語にそれぞれ変換する符号器を有することを特
    徴とするデータ伝送誤り監視システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータ伝送誤り監視シス
    テムにおいて、 前記n’本のデータ系列は、少なくとも1つの系列に属
    するデータの前記シリアル連続データ列上におけるビッ
    ト間隔が周期的に複数の値を繰返し、アイドルセット前
    後でパリティが不変となるように選ぶことを特徴とする
    データ伝送誤り監視システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のデータ伝送誤り監視シス
    テムにおいて、 前記n’本のデータ系列は、同一系列に属するデータの
    前記シリアル連続データ列上における最小ビット間隔が
    最大となるように選ぶことを特徴とするデータ伝送誤り
    監視システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデータ伝送誤り監視シス
    テムにおいて、 (n,m,i,n’)=(8,10,20,5)であっ
    て、かつ前記最小ビット間隔が4であることを特徴とす
    るデータ伝送誤り監視システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5記載のデータ伝送誤り監視
    システムにおいて、 前記パリティ符号語は前記nB/mB符号変換規則で生
    成される符号語のいずれかに必ず一致することを特徴と
    するデータ伝送誤り監視システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6記載のデータ伝送誤り監視
    システムにおいて、 前記パリティセットには、前記パリティ符号語の他に識
    別符号語を含むことを特徴とするデータ伝送誤り監視シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 データパケットをnビット(nは自然
    数)ごとに所定のnB/mB符号変換則(mはn<mの
    自然数)でmビットの符号語に変換するとともに、この
    mビットの符号語に変換されたデータパケット間に1な
    いし複数のmビット符号語からなるiビット(iはmの
    倍数)のアイドルセットを1ないし複数個挿入し、これ
    らを連続データ列としてデータ送信装置からデータ受信
    装置へシリアル伝送するデータ伝送誤り監視システムに
    用いられるデータ送信装置において、 前記連続データ列を、n’本(n’はiの因数で1<
    n’<m)のデータ系列に分割して各データ系列ごとに
    1ビットのパリティを計数するパリティカウンタと、 前記パリティカウンタの出力するn’個(n’ビット)
    のパリティを所定のn’B/mB符号変換則でmビット
    のパリティ符号語に変換する符号器と、 前記連続データ列から1ないし連続する複数のアイドル
    セットを検出し、これを前記符号器の出力するパリティ
    符号語を含むjビット(jはiの倍数)のパリティセッ
    トに置き換えて送出する置換器とを備えることを特徴と
    するデータ送信装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のデータ送信装置におい
    て、 前記パリティカウンタに代えて、前記連続データ列を、
    n’本(n’はiの因数でm≦n’)のデータ系列に分
    割して各データ系列ごとに1ビットのパリティを計数す
    るパリティカウンタを有し、 前記符号器に代えて、前記パリティカウンタの出力する
    n’個(n’ビット)のパリティをmビットより小さく
    なるように複数の計数値に分割し、これら計数値をその
    ビット数に対応する所定の符号変換則でmビットのパリ
    ティ符号語にそれぞれ変換する符号器を有することを特
    徴とするデータ送信装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のデータ送信装置におい
    て、 前記n’本のデータ系列は、少なくとも1つの系列に属
    するデータの前記シリアル連続データ列上におけるビッ
    ト間隔が周期的に複数の値を繰返し、アイドルセット前
    後でパリティが不変となるように選ぶことを特徴とする
    データ送信装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のデータ送信装置にお
    いて、 前記n’本のデータ系列は、同一系列に属するデータの
    前記シリアル連続データ列上における最小ビット間隔が
    最大となるように選ぶことを特徴とするデータ送信装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のデータ送信装置にお
    いて、 (n,m,i,n’)=(8,10,20,5)であっ
    て、かつ前記最小ビット間隔が4であることを特徴とす
    るデータ送信装置。
  13. 【請求項13】 請求項8〜12記載のデータ送信装置
    において、 前記パリティ符号語は前記nB/mB符号変換規則で生
    成される符号語のいずれかに必ず一致することを特徴と
    するデータ送信装置。
  14. 【請求項14】 請求項8〜13記載のデータ送信装置
    において、 前記パリティセットには、前記パリティ符号語の他に識
    別符号語を含むことを特徴とするデータ送信装置。
  15. 【請求項15】 データパケットをnビット(nは自然
    数)ごとに所定のnB/mB符号変換則(mはn<mの
    自然数)でmビットの符号語に変換するとともに、この
    mビットの符号語に変換されたデータパケット間に1な
    いし複数のmビット符号語からなるiビット(iはmの
    倍数)のアイドルセットを1ないし複数個挿入し、これ
    らを連続データ列としてデータ送信装置からデータ受信
    装置へシリアル伝送するデータ伝送誤り監視システムに
    用いられるデータ受信装置において、 受信連続データ列から前記アイドルセットの代わりに挿
    入されている所定のパリティセットを検出する検出器
    と、 前記パリティセットからn’個のパリティを復元する復
    号器と、 前記受信連続データ列をn’本のデータ系列に分割して
    各データ系列ごとに前記パリティセットを除外してパリ
    ティを計数するパリティカウンタと、 前記復号器出力と前記パリティカウンタ出力を比較する
    比較器とを備えることを特徴とするデータ受信装置。
  16. 【請求項16】 データパケットをnビット(nは自然
    数)ごとに所定のnB/mB符号変換則(mはn<mの
    自然数)でmビットの符号語に変換するとともに、この
    mビットの符号語に変換されたデータパケット間に1な
    いし複数のmビット符号語からなるiビット(iはmの
    倍数)のアイドルセットを1ないし複数個挿入し、これ
    らを連続データ列として送信側から受信側へシリアル伝
    送するデータ伝送誤り監視方法であって、 送信側では、 前記連続データ列を、n’本(n’はiの因数で1<
    n’<m)のデータ系列に分割して各データ系列ごとに
    1ビットのパリティを計数し、 計数されたn’個(n’ビット)のパリティを所定の
    n’B/mB符号変換則でmビットのパリティ符号語に
    変換し、 前記連続データ列から1ないし連続する複数のアイドル
    セットを検出して、これを前記パリティ符号語を含むj
    ビット(jはiの倍数)のパリティセットに置き換えて
    送出し、 受信側では、 受信連続データ列から前記パリティセットを検出し、 前記パリティセットから前記n’個のパリティを復元
    し、 前記受信連続データ列を前記n’本のデータ系列に分割
    して各データ系列ごとに前記パリティセットを除外して
    パリティを計数し、 前記復元したパリティと前記計数したパリティとを比較
    することを特徴とするデータ伝送誤り監視方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のデータ伝送誤り監視
    方法において、 前記送信側では、 前記連続データ列を、n’本(n’はiの因数でm≦
    n’)のデータ系列に分割して各データ系列ごとに1ビ
    ットのパリティを計数し、 計数されたn’個(n’ビット)のパリティをmビット
    より小さくなるように複数の計数値に分割し、これら計
    数値をそのビット数に対応する所定の符号変換則でmビ
    ットのパリティ符号語にそれぞれ変換することを特徴と
    するデータ伝送誤り監視方法。
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