JP2001230443A - 光半導体装置 - Google Patents

光半導体装置

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JP2001230443A
JP2001230443A JP2000037698A JP2000037698A JP2001230443A JP 2001230443 A JP2001230443 A JP 2001230443A JP 2000037698 A JP2000037698 A JP 2000037698A JP 2000037698 A JP2000037698 A JP 2000037698A JP 2001230443 A JP2001230443 A JP 2001230443A
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JP
Japan
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semiconductor device
optical semiconductor
gate electrode
insulating film
silicon oxide
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JP2000037698A
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Hiroshi Nakao
宏 中尾
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境に悪影響を与える材料を用いることな
く、しかも自然界に豊富に存在する材料を用いて、遠赤
外領域の波長の長い光を受光しうる光半導体装置を提供
する。 【解決手段】 半導体基板10上に形成された第1の絶
縁膜12と、第1の絶縁膜上に形成されたβ−FeSi
2より成るフローティングゲート14と、フローティン
グゲート上に形成された第2の絶縁膜16と、第2の絶
縁膜上に形成されたゲート電極18と、ゲート電極の両
側の半導体基板に形成されたソース/ドレイン24とを
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光半導体装置に係
り、特に遠赤外領域の光半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、受光素子や発光素子の半導体材料
としては、InAsやGaP等の化合物半導体が用いら
れている。
【0003】しかし、化合物半導体は、As、P等の毒
性が高い物質を含んでいる場合が多く、環境に悪影響を
及ぼすことが懸念される。また、AsやIn等は、自然
界における埋蔵量がSi等に比べて少ないため、将来に
わたって安定的な供給ができるか否か不明である。
【0004】そこで、環境に悪影響を与えることもな
く、資源も豊富な材料であるSi系の材料を光半導体装
置に適用することが注目されている。
【0005】Si系の材料を用いた受光素子としては、
PINダイオードが知られている。PINダイオード
は、AsやP等の毒性の高い材料を用いておらず、また
自然界に豊富に存在する材料を用いて構成されているた
め、化合物半導体のような問題は生じない。
【0006】しかし、PINダイオードの発光波長は、
長くても1.1μm程度であり、光通信に広く用いられ
ている1.55μm帯の受光素子の主流はInAs等の
化合物半導体であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時では、
禁制帯幅が0.8eVの直接遷移型半導体であり、発光
波長が1.55μmと光通信に用いられる波長に等しい
ことから、β−FeSi 2という材料が注目されてい
る。β−FeSi2は、毒性の強いAsやP等を含んで
おらず、また、自然界に豊富に存在するFeとSiとに
よって構成されているため、上記の問題を解決する材料
として期待できる。なお、D. Leong, et. al.Nature Vo
l. 387 p.686, 1997では、β−FeSi2を用いた発光
ダイオードが提案されている。
【0008】しかしながら、β−FeSi2を用いた受
光素子については一切提案されていず、β−FeSi2
を受光素子に適用する技術が待望されていた。
【0009】更に、β−FeSi2は主成分がSiであ
るため、Si系の半導体素子との混載に適していると考
えられ、その点からも有望な材料であると考えられる。
【0010】本発明の目的は、環境に悪影響を与える材
料を用いることなく、しかも自然界に豊富に存在する材
料を用いて、遠赤外領域の波長の長い光を受光しうる光
半導体装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、半導体基板
上に形成された第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜上に
形成されたβ−FeSi2より成るフローティングゲー
トと、前記フローティングゲート上に形成された第2の
絶縁膜と、前記第2の絶縁膜上に形成されたゲート電極
と、前記ゲート電極の両側の前記半導体基板に形成され
たソース/ドレインとを有することを特徴とする光半導
体装置により達成される。これにより、環境に悪影響を
与えることなく、しかも自然界に豊富に存在する材料で
あるβ−FeSi2を用いて、遠赤外領域の波長の長い
光を受光しうる光半導体装置を提供することができる。
【0012】また、上記の光半導体装置において、前記
第1の絶縁膜は、前記ゲート電極に電圧を印加しない状
態で電子が前記半導体基板方向にトンネルしうる膜厚で
あり、前記第2の絶縁膜は、前記ゲート電極に電圧を印
加しない状態で正孔が前記ゲート電極方向にトンネルせ
ず、前記ゲート電極に電圧を印加した状態で正孔が前記
ゲート電極方向にトンネルしうる膜厚であることが望ま
しい。
【0013】また、上記目的は、半導体基板上に形成さ
れた絶縁膜と、前記絶縁膜中に埋め込まれた粒状のβ−
FeSi2より成るフローティングゲートと、前記絶縁
膜上に形成されたゲート電極と、前記ゲート電極の両側
の前記半導体基板に形成されたソース/ドレインとを有
することを特徴とする光半導体装置により達成される。
これにより、環境に悪影響を与えることなく、しかも自
然界に豊富に存在する材料であるβ−FeSi2を用い
て、遠赤外領域の波長の長い光を受光しうる光半導体装
置を提供することができる。
【0014】また、上記の光半導体装置において、前記
粒状のβ−FeSi2より成るフローティングゲート
は、前記絶縁膜の膜厚の中心より前記半導体基板側に偏
在しており、前記絶縁膜の前記半導体基板と前記フロー
ティングゲートとの間の厚さは、前記ゲート電極に電圧
を印加しない状態で電子が前記半導体基板方向にトンネ
ルしうる厚さであり、前記絶縁膜の前記ゲート電極と前
記フローティングゲートとの間の厚さは、前記ゲート電
極に電圧を印加しない状態で正孔が前記ゲート電極方向
にトンネルせず、前記ゲート電極に電圧を印加した状態
で正孔が前記ゲート電極方向にトンネルしうる厚さであ
ることが望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]本発明の第1実
施形態による光半導体装置及びその製造方法を図1乃至
図8を用いて説明する。図1は、本実施形態による光半
導体装置を示す断面図である。図2は、本実施形態によ
る光半導体装置のバンド構造を示す概念図である。図3
は、シリコン酸化膜の膜厚を変化させた際のリーク電流
を示すグラフである。図4は、本実施形態による光半導
体装置の動作を示す概念図である。図5は、本実施形態
による光半導体装置の動作を示すタイムチャートであ
る。図6乃至図8は、本実施形態による光半導体装置の
製造方法を示す工程断面図である。
【0016】(半導体装置)図1に示すように、p-
のシリコン基板10上には、膜厚2nmのシリコン酸化
膜12が形成されている。シリコン酸化膜12上には、
膜厚10nmの多結晶β−FeSi2より成るフローテ
ィングゲート14が形成されている。
【0017】フローティングゲート14上には、膜厚4
nmのシリコン酸化膜16が形成されている。シリコン
酸化膜16上には、膜厚200nmのITO(Indium T
in Oxide)より成るゲート電極18が形成されている。
【0018】シリコン酸化膜12、フローティングゲー
ト14、シリコン酸化膜16及びゲート電極18の側面
には、シリコン酸化膜より成るサイドウォール絶縁膜2
2が形成されている。サイドウォール絶縁膜22が形成
されたゲート電極18の両側には、ゲート電極18に自
己整合でソース/ドレイン拡散層24が形成されてい
る。こうして本実施形態による光半導体装置が構成され
ている。
【0019】次に、本実施形態による光半導体装置の原
理を図2を用いて説明する。図中において白い丸は電子
を示しており、黒く塗りつぶされた丸は正孔を示してい
る。
【0020】本実施形態による光半導体装置は、図2に
示すようなバンド構造を有している。このようなバンド
構造を有する光半導体装置のフローティングゲート14
に、β−FeSi2の吸収端である1.55μmよりも
短い波長の光を当てると、フローティングゲート14の
内部では光吸収が生じ、電子正孔対が発生する。
【0021】フローティングゲート14において電子正
孔対が発生すると、電子は、Siの伝導帯よりエネルギ
ー的に高い位置にあるため、シリコン酸化膜12をトン
ネルして、ポテンシャルのより低いシリコン基板10側
に抜けていく。
【0022】一方、正孔は、ポテンシャルのより高いシ
リコン基板側10には抜けにくいため、ゲート電極18
側に抜けようとする。しかし、シリコン酸化膜16の膜
厚は4nmと厚いため、正孔はシリコン酸化膜16をト
ンネルしにくい。このため、光の入射に応じてフローテ
ィングゲート14は、正に帯電する。
【0023】フローティングゲート14が正に帯電する
と、フローティングゲート14の下方のチャネルが開
き、これによりソース/ドレイン間に電流が流れる。そ
して、ソース/ドレイン間の電流を検出することによ
り、光半導体装置への光の入射の有無を検出することが
可能となる。
【0024】図3は、シリコン酸化膜の膜厚を変化させ
た際の、ゲート電圧とリーク電流との関係を示す図であ
る。横軸はゲート電圧を示しており、縦軸はリーク電流
を示している。
【0025】図3から分かるように、シリコン酸化膜の
膜厚が2.5nm以下の場合には、トンネル電流が流れ
やすいが、シリコン酸化膜の膜厚が3nm以上の場合に
は、ゲートに一定の電圧を加えなければリーク電流は流
れない。
【0026】従って、本実施形態のようにシリコン酸化
膜12の膜厚を2nmと薄く設定し、シリコン酸化膜1
6の膜厚を4nmと厚く設定すれば、シリコン酸化膜1
2における電子のトンネルを多くすることができる一
方、シリコン酸化膜16における正孔のトンネルを少な
くすることができる。
【0027】次に、本実施形態による光半導体装置の動
作を図4を用いて具体的に説明する。なお、図4におい
ては、一部の構成要素が省略されている。
【0028】図4(a)は、光半導体装置に光が入射し
ていない状態を示している。
【0029】次に、図4(b)に示すようにフローティ
ングゲート14に光が入射すると、フローティングゲー
ト14において光吸収が生じ、電子正孔対が発生する。
そして、上述したような原理により、フローティングゲ
ート14は正に帯電することとなる。
【0030】フローティングゲート14が正に帯電する
と、図4(c)に示すように、チャネル25が開く。そ
して、ソース/ドレイン間に電流が流れることとなる。
【0031】更に、図4(d)に示すようにゲート電極
18に負の電圧を加えると、フローティングゲート14
に蓄積されていた正孔がゲート電極18側に掃き出さ
れ、チャネル25が閉じる。そして、ソース/ドレイン
間には、電流が流れなくなる。即ち、ゲート電極18に
負の電圧を加えることにより、初期状態に設定すること
ができる。
【0032】次に、本実施形態による光半導体装置の動
作のタイムチャートを図5を用いて説明する。図5にお
いて、Linは光の入射状態を示しており、Vgateはゲー
ト電極に加える負のパルス信号を示しており、ISDはソ
ース/ドレイン間に流れる電流を示している。
【0033】図5に示すように、光半導体装置に光が入
射した際、Vgateが0Vになっていると、Tonだけ遅れ
てソース/ドレイン間に電流ISDが流れる。なお、Ton
は、電子正孔対が発生してから電子がシリコン酸化膜1
2をトンネルしてシリコン基板10側に抜けるまでのタ
イムラグによるものである。
【0034】一方、光が入射していないときに、Vgate
が負になると、Toffだけ遅れてソース/ドレイン間に
電流が流れなくなる。即ち、Vgateは、フローティング
ゲート14の帯電状態を初期状態に戻す役割を果たす。
なお、Toffは、フローティングゲート14に帯電した
正孔がシリコン酸化膜16をトンネルしてゲート電極1
8側に抜けるまでのタイムラグによるものである。ま
た、ToffがTonより長いのは、シリコン酸化膜16の
厚さがシリコン酸化膜12の厚さより厚いこと、及び正
孔の移動度が電子の移動度より遅いことによるものであ
る。
【0035】このように、本実施形態による光半導体装
置では、ゲート電極18に負のパルスを適宜印加するこ
とによりフローティングゲート14の耐電状態を初期状
態に設定することができる。
【0036】そして、更に光半導体装置に光が入射する
と、上記と同様に動作する。
【0037】こうして本実施形態によれば、遠赤外領域
の光の入射の有無を随時検出することができる。
【0038】(光半導体装置の製造方法)次に、本実施
形態による光半導体装置の製造方法を図6乃至図8を用
いて説明する。
【0039】まず、図6(a)に示すp-形のシリコン
基板10上に、ドライ酸化法により、膜厚2nmのシリ
コン酸化膜12を形成する(図6(b)参照)。
【0040】次に、全面に、スパッタ法により、総膜厚
が10nmになるように、SiとFeとを元素比2:1
で堆積する。この後、真空中で、700℃、1時間のア
ニールを行うことにより、多結晶のβ−FeSi2膜1
4を形成する(図6(c)参照)。
【0041】次に、全面に、熱CVD(Chemical Vapor
Deposition、化学気相堆積)法により、膜厚4nmの
シリコン酸化膜16を形成する(図6(d)参照)。
【0042】次に、全面に、スパッタ法により、膜厚2
00nmのITO(Indium Tin Oxide)膜18を形成す
る。
【0043】次に、フォトリソグラフィ技術を用いて、
ITO膜18、シリコン酸化膜16、及びβ−FeSi
2膜14をパターニングする。こうしてITO膜より成
るゲート電極18、β−FeSi2膜より成るフローテ
ィングゲート14が形成される(図7(a)参照)。
【0044】次に、全面に、熱CVD法により、膜厚1
00nmのシリコン酸化膜20を形成する(図7(b)
参照)。
【0045】次に、シリコン酸化膜20を異方性エッチ
ングすることにより、ゲート電極18、フローティング
ゲート14の側面に、シリコン酸化膜20より成るサイ
ドウォール絶縁膜22を形成する(図7(c)参照)。
【0046】次に、サイドウォール絶縁膜22が形成さ
れたゲート電極18に自己整合で、シリコン基板10に
Pイオンを導入する(図8(a)参照)。
【0047】この後、RTA(Rapid Thermal Aneal)を
行うことにより、ソース/ドレイン拡散層24を形成す
る(図8(b)参照)。
【0048】こうして、本実施形態による光半導体装置
が製造される。
【0049】このように本実施形態によれば、β−Fe
Si2より成るフローティングゲートの下側に薄いシリ
コン酸化膜を形成し、フローティングゲートの上側に厚
いシリコン酸化膜を形成したので、遠赤外領域の光の入
射に応じてフローティングゲートを正に帯電することが
でき、これによりチャネルを開閉することができる。従
って、チャネルの開閉に応じてソース/ドレイン間を流
れる電流を検出すれば、遠赤外領域の光の入射の有無を
検出することができる。
【0050】しかも、本実施形態による光半導体装置
は、FET構造になっているので、増幅作用を得ること
ができ、また低電圧で動作することもできる。
【0051】また、本実施形態によれば、フローティン
グゲートの材料としてβ−FeSi 2を用いているの
で、Si系の半導体素子との混載を実現することもでき
る。
【0052】[第2実施形態]本発明の第2実施形態に
よる光半導体装置及びその製造方法を図9乃至図12を
用いて説明する。図9は、本実施形態による光半導体装
置を示す断面図である。図10乃至図12は、本実施形
態による光半導体装置の製造方法を示す工程断面図であ
る。図1乃至図8に示す第1実施形態による光半導体装
置及びその製造方法と同一の構成要素には、同一の符号
を付して説明を省略または簡潔にする。
【0053】(光半導体装置)まず、本実施形態による
光半導体装置を図9を用いて説明する。
【0054】本実施形態による光半導体装置は、第1実
施形態によるフローティングゲート14の代わりに、β
−FeSi2の結晶粒によりフローティングゲートが構
成されていることに主な特徴がある。
【0055】図9に示すように、p-形のシリコン基板
10上には、膜厚6nmのシリコン酸化膜26が形成さ
れている。
【0056】シリコン酸化膜26には、β−FeSi2
より成る結晶粒30が、シリコン基板10表面から約2
nm離間した位置を中心として厚さ1nm程度の領域に
埋め込まれている。
【0057】シリコン酸化膜26上には、不純物が導入
された膜厚200nmのポリシリコン膜32が形成され
ている。ポリシリコン膜32上には、ITOより成るゲ
ート電極34が形成されている。
【0058】(光半導体装置の製造方法)次に、本実施
形態による光半導体装置の製造方法を図10乃至図12
を用いて説明する。
【0059】まず、図10(a)に示すp-形のシリコ
ン基板10の表面に、ドライ酸化法により、膜厚6nm
のシリコン酸化膜26を形成する(図10(b)参
照)。
【0060】次に、イオン注入法により、シリコン酸化
膜26にSi及びFeを導入する。Si及びFeの平均
飛程は、シリコン酸化膜26の表面から例えば4nmに
なるようにし、飛程の広がりは例えば1nmとする。ま
た、Siの導入量は例えば4×1015個/cm2とし、
Feの導入量は例えば2×1015個/cm2とする。イ
オン注入を行う際のエネルギーは、例えば、6keVと
する。こうして、SiとFeとを含む不純物層28が形
成される(図10(c)参照)。
【0061】次に、窒素雰囲気中で、900℃、1時間
のアニールを行う。これにより、Si及びFeを凝集さ
せ、β−FeSi2よりなる微結晶30を生成する(図
10(d)参照)。
【0062】次に、熱CVD法により、不純物が導入さ
れた膜厚200nmのポリシリコン膜32を形成する
(図11(a)参照)。
【0063】次に、スパッタ法により、膜厚20nmの
ITO膜34を形成する(図11(b)参照)。
【0064】この後の図11(c)乃至図12(b)に
示す光半導体装置の製造方法は、図7(a)乃至図8
(b)に示す第1実施形態による光半導体装置の製造方
法と同様であるので、説明を省略する。
【0065】こうして、本実施形態による光半導体装置
が製造される。
【0066】このように、本実施形態によれば、β−F
eSi2の結晶粒を用いてフローティングゲートを構成
した場合であっても、第1実施形態と同様に遠赤外領域
の光を検出する光半導体装置を提供することができる。
【0067】[第3実施形態]本発明の第3実施形態に
よる光半導体装置を図13を用いて説明する。図13
は、本実施形態による光半導体装置を示す断面図であ
る。図14乃至図17は、本実施形態による光半導体装
置の製造方法を示す工程断面図である。図1乃至図13
に示す第1又は第2実施形態による光半導体装置と同一
の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または
簡潔にする。
【0068】図13に示すように、p-形のシリコン基
板10にはn形のウェル40が形成されている。n形の
ウェル40内にはp形の半導体領域46が形成されてい
る。n形のウェル40とp形の半導体領域46とにより
構成されるpn接合部には、β−FeSi2より成る微
結晶50が形成されている。こうして、波長約1.55
μmの遠赤外領域で発光する発光素子51が構成されて
いる。
【0069】一方、p-形のシリコン基板10上には、
膜厚6nmのシリコン酸化膜52が形成されている。シ
リコン酸化膜52には、β−FeSi2より成る微結晶
68が埋め込まれている。β−FeSi2より成る微結
晶68は、第2実施形態による光半導体装置と同様に、
シリコン酸化膜52の膜厚の中心よりシリコン基板10
側に偏在するように埋め込まれている。
【0070】シリコン酸化膜52上には、ITOより成
るゲート電極62が形成されている。ゲート電極62の
両側のシリコン基板10には、ゲート電極62に自己整
合でソース/ドレイン拡散層66が形成されている。こ
うして、波長約1.55μmの遠赤外領域の光を受光す
る受光素子69が構成されている。
【0071】発光素子51と受光素子69とが形成され
たシリコン基板10上の全面には、膜厚10μmのシリ
コン酸化膜70が形成されている。シリコン酸化膜10
には、シリコン酸化膜10と屈折率が異なるGd(Gado
linium、ガドリニウム)より成るライトパイプ72が形
成されている。
【0072】こうして本実施形態による光半導体装置が
構成されている。
【0073】(光半導体装置の製造方法)次に、本実施
形態による光半導体装置の製造方法を図14乃至図17
を用いて説明する。
【0074】まず、p-形のシリコン基板10上に、シ
リコン基板10に達する開口部36が形成されたフォト
レジストマスク38を形成する(図14(a)参照)。
【0075】次に、フォトレジストマスク38をマスク
として、シリコン基板10にAsイオンを注入し、これ
によりn形ウェル40を形成する。Asイオンを注入す
る際のエネルギーは例えば30keVとし、イオン注入
量は例えば3×1015個/cm2とする(図14(b)
参照)。
【0076】次に、シリコン基板10上に、n形のウェ
ル40に達する開口部42が形成されたフォトレジスト
マスク44を形成する。次に、フォトレジストマスク4
4をマスクとして、シリコン基板10にBイオンを注入
し、これによりp形の半導体領域46を形成する。Bイ
オンを注入する際のエネルギーは例えば20keVと
し、イオン注入量は例えば3×1015個/cm2とす
る。こうして、n形のウェル40とp形の半導体層46
とによりpn接合が構成される(図14(c)参照)。
【0077】次に、フォトレジストマスク44をマスク
として、シリコン基板10にFeイオンを注入し、これ
により不純物層48を形成する。Feイオンを注入する
際のエネルギーは例えば20keVとし、イオン注入量
は例えば5×1015個/cm 2とする。なお、イオン注
入のエネルギーは、pn接合部に不純物層48が形成さ
れるように適宜設定する(図14(d)参照)。
【0078】次に、900℃、1時間の熱処理を行う。
これにより、pn接合を活性化するとともに、β−Fe
Si2より成る微結晶50を形成する。
【0079】次に、全面に、ドライ酸化を行うことによ
り、膜厚6nmのシリコン酸化膜52を形成する(図1
5(a)参照)。
【0080】次に、シリコン酸化膜52上に、シリコン
酸化膜52に達する開口部54が形成されたフォトレジ
ストマスク56を形成する(図15(b)参照)。
【0081】次に、フォトレジストマスク56をマスク
として、Feイオン及びSiイオンを注入し、これによ
りシリコン酸化膜52中にFe及びSiを含む不純物層
58を形成する。Si及びFeの平均飛程は、シリコン
酸化膜52の表面から例えば4nmになるようにし、飛
程の広がりは例えば1nmとする。この場合、イオン注
入のエネルギーは例えば8keVとし、Feイオンの注
入量は例えば2×10 15個/cm2、Siイオンの注入
量は例えば4×1015個/cm2とすればよい(図15
(c)参照)。
【0082】次に、全面に、膜厚500nmのITO膜
60を蒸着し(図15(d)参照)、リフトオフ法によ
り、ITOより成るゲート電極62を形成する(図16
(a)参照)。
【0083】次に、フォトリソグラフィ技術を用いて、
フォトレジストマスク64を形成する(図16(b)参
照)。
【0084】次に、フォトレジストマスク64をマスク
とし、ゲート電極62に自己整合でAsイオンを導入
し、これによりソース/ドレイン拡散層66を形成する
(図16(c)参照)。イオン注入のエネルギーは例え
ば20keVとし、イオン注入量は例えば2×1015
/cm2とする。
【0085】次に、900℃、1時間のアニールを行
い、これにより、β−FeSi2の微結晶68を形成す
るとともに、ソース/ドレイン拡散層66を活性化す
る。こうして、β−FeSi2の微結晶68によりフロ
ーティングゲートが構成される(図16(d)参照)。
【0086】次に、プラズマCVD法により、膜厚10
μmのシリコン酸化膜70を形成する(図17(a)参
照)。
【0087】次に、FIB(Focused Ion Beam、集束イ
オンビーム)法により、シリコン酸化膜70中にGdイ
オンを注入し、これにより発光素子51と受光素子69
とを光学的に結合するライトパイプ72を形成する。図
に示すようなライトパイプ72は、イオン注入のエネル
ギーを例えば20〜50keVの範囲で適宜変化させ、
注入されるイオンの飛程を異ならせることにより形成す
ることができる。なお、ライトパイプ72の材料として
は、Gdに限定されるものではなく、シリコン酸化膜7
0の屈折率を変化させる材料、例えばEr(Erbium、エ
ルビウム)等を適宜用いることができる(図17(b)
参照)。
【0088】次に、シリコン酸化膜70に、コンタクト
ホール(図示せず)や配線(図示せず)等を形成する。
こうして、本実施形態による光半導体装置が製造され
る。
【0089】このように本実施形態によれば、β−Fe
Si2系の材料を用いた発光素子と受光素子とが同一基
板上に設けられており、これら発光素子と受光素子とが
ライトパイプにより光学的に結合されているので、一つ
のチップ内に発光素子及び受光素子が形成された光半導
体装置を提供することができる。
【0090】[第4実施形態]本発明の第4実施形態に
よる光半導体アレイ装置を図18を用いて説明する。図
18は、本実施形態による光半導体アレイ装置を示す概
念図である。図1乃至図17に示す第1乃至第3実施形
態による光半導体装置と同一の構成要素には、同一の符
号を付して説明を省略または簡潔にする。
【0091】図18に示すように、本実施形態による光
半導体アレイ装置には、受光素子100a〜100iが
マトリクス状に設けられている。受光素子100a〜1
00iとしては、図1に示す第1実施形態による光半導
体装置又は図9に示す第2実施形態による光半導体装置
を用いることができる。
【0092】受光素子100a〜100iのソース/ド
レインは、それぞれワード線102a〜102c、ビッ
ト線104a〜104cに接続されている。受光素子1
00のゲートは、リセット線106a〜106cに接続
されている。なお、受光素子100のソース/ドレイン
は、逆流防止用のダイオード108を介してビット線1
04a〜104cに接続されている。
【0093】ワード線102a〜102cには、選択回
路(図示せず)を介して電源電圧V CCが供給されるよう
になっている。ビット線104a〜104cには、セン
スアンプ110a〜110cが接続されている。
【0094】次に、本実施形態による光半導体アレイ装
置の動作について図18を用いて説明する。
【0095】まず、受光素子100f、100g、10
0iに光が入射したとする。光が入射すると、これら受
光素子100f、100g、100iは、チャネルが開
いた状態となる。
【0096】この後、ワード線102a〜102cを順
次選択していく。そして、例えば、ワード線102bが
選択されると、受光素子100fのチャネルが開いてい
るため、受光素子100fのソース/ドレイン間が導通
する。
【0097】受光素子100fのソース/ドレイン間が
導通すると、ビット線104cを介してセンスアンプ1
10cに電圧が入力されるため、センスアンプ110c
は、入力電圧に応じた信号を出力する。
【0098】こうして、ワード線102a〜102cを
順次選択することにより、受光素子100a〜100i
に光が入射したか否かを検出することができる。
【0099】なお、リセット線106a〜106cを介
して受光素子100a〜100iのゲートに負の電圧を
印加すれば、初期状態に戻すことができ、上記と同様に
して順次光の入射の有無を検出することができる。
【0100】また、図18では、逆流防止用のダイオー
ド108が設けられているが、受光素子100a〜10
0iのオン抵抗が大きく、またS/N比が低くてもよい
場合には、かかる逆流防止用ダイオード108を設けな
くてもよい。
【0101】このように本実施形態によれば、受光素子
の材料にβ−FeSi2を用いて、遠赤外領域の光を受
光し得る光半導体アレイ装置を提供することができる。
【0102】[変形実施形態]本発明は上記実施形態に
限らず種々の変形が可能である。
【0103】例えば、上記実施形態では、スパッタ法に
よりβ−FeSi2膜を形成したが、スパッタ法のみな
らず、CVD法等によりβ−FeSi2膜を形成しても
よい。CVD法によりβ−FeSi2膜を形成する場合
には、Feの原料ガスとして、例えばFe(CO)4
ス等を用いることができる。
【0104】また、第1及び第2実施形態では、受光素
子に適用する場合を例に説明したが、通常の受光素子の
みならず、光スイッチ、光メモリ等に適用することも可
能である。
【0105】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、環境に悪
影響を与えることなく、しかも自然界に豊富に存在する
材料であるβ−FeSi2を用いて、遠赤外領域の波長
の長い光を受光しうる光半導体装置を提供することがで
きる。
【0106】また、本発明によれば、β−FeSi2
り成るフローティングゲートの下側に薄いシリコン酸化
膜を形成し、フローティングゲートの上側に厚いシリコ
ン酸化膜を形成したので、遠赤外領域の光の入射に応じ
てフローティングゲートを正に帯電することができ、こ
れによりチャネルを開閉することができる。従って、チ
ャネルの開閉に応じてソース/ドレイン間を流れる電流
を検出すれば、遠赤外領域の光の入射の有無を検出する
ことができる。
【0107】また、本発明によれば、フローティングゲ
ートの材料としてβ−FeSi2を用いているので、S
i系の半導体素子との混載を実現することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による光半導体装置を示
す断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態による光半導体装置のバ
ンド構造を示す概念図である。
【図3】シリコン酸化膜の膜厚を変化させた際のゲート
リーク電流を示すグラフである。
【図4】本発明の第1実施形態による光半導体装置の動
作を示す概念図である。
【図5】本発明の第1実施形態による光半導体装置の動
作を示すタイムチャートである。
【図6】本発明の第1実施形態による光半導体装置の製
造方法を示す工程断面図(その1)である。
【図7】本発明の第1実施形態による光半導体装置の製
造方法を示す工程断面図(その2)である。
【図8】本発明の第1実施形態による光半導体装置の製
造方法を示す工程断面図(その3)である。
【図9】本発明の第2実施形態による光半導体装置を示
す断面図である。
【図10】本発明の第2実施形態による光半導体装置の
製造方法を示す工程断面図(その1)である。
【図11】本発明の第2実施形態による光半導体装置の
製造方法を示す工程断面図(その2)である。
【図12】本発明の第2実施形態による光半導体装置の
製造方法を示す工程断面図(その3)である。
【図13】本発明の第3実施形態による光半導体装置を
示す断面図である。
【図14】本発明の第3実施形態による光半導体装置の
製造方法を示す工程断面図(その1)である。
【図15】本発明の第3実施形態による光半導体装置の
製造方法を示す工程断面図(その2)である。
【図16】本発明の第3実施形態による光半導体装置の
製造方法を示す工程断面図(その3)である。
【図17】本発明の第3実施形態による光半導体装置の
製造方法を示す工程断面図(その4)である。
【図18】本発明の第4実施形態による光半導体アレイ
装置を示す概念図である。
【符号の説明】
10…シリコン基板 12…シリコン酸化膜 14…フローティングゲート 16…シリコン酸化膜 18…ゲート電極 20…シリコン酸化膜 22…サイドウォール絶縁膜 24…ソース/ドレイン拡散層 25…チャネル 26…シリコン酸化膜 28…不純物層 30…結晶粒 32…ポリシリコン膜 34…ゲート電極 36…開口部 38…フォトレジストマスク 40…ウェル 42…開口部 44…フォトレジストマスク 46…半導体領域 48…不純物層 50…微結晶 51…発光素子 52…シリコン酸化膜 54…開口部 56…フォトレジストマスク 58…不純物層 60…ITO膜 62…ゲート電極 64…フォトレジストマスク 66…ソース/ドレイン拡散層 68…微結晶 69…受光素子 70…シリコン酸化膜 72…ライトパイプ 100a〜100i…受光素子 102a〜102c…ワード線 104a〜104c…ビット線 106a〜106c…リセット線 108…ダイオード 110a〜110c…センスアンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された第1の絶縁膜
    と、 前記第1の絶縁膜上に形成されたβ−FeSi2より成
    るフローティングゲートと、 前記フローティングゲート上に形成された第2の絶縁膜
    と、 前記第2の絶縁膜上に形成されたゲート電極と、 前記ゲート電極の両側の前記半導体基板に形成されたソ
    ース/ドレインとを有することを特徴とする光半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光半導体装置において、 前記第1の絶縁膜は、前記ゲート電極に電圧を印加しな
    い状態で電子が前記半導体基板方向にトンネルしうる膜
    厚であり、 前記第2の絶縁膜は、前記ゲート電極に電圧を印加しな
    い状態で正孔が前記ゲート電極方向にトンネルせず、前
    記ゲート電極に電圧を印加した状態で正孔が前記ゲート
    電極方向にトンネルしうる膜厚であることを特徴とする
    光半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に形成された絶縁膜と、 前記絶縁膜中に埋め込まれた粒状のβ−FeSi2より
    成るフローティングゲートと、 前記絶縁膜上に形成されたゲート電極と、 前記ゲート電極の両側の前記半導体基板に形成されたソ
    ース/ドレインとを有することを特徴とする光半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光半導体装置において、 前記粒状のβ−FeSi2より成るフローティングゲー
    トは、前記絶縁膜の膜厚の中心より前記半導体基板側に
    偏在しており、 前記絶縁膜の前記半導体基板と前記フローティングゲー
    トとの間の厚さは、前記ゲート電極に電圧を印加しない
    状態で電子が前記半導体基板方向にトンネルしうる厚さ
    であり、 前記絶縁膜の前記ゲート電極と前記フローティングゲー
    トとの間の厚さは、前記ゲート電極に電圧を印加しない
    状態で正孔が前記ゲート電極方向にトンネルせず、前記
    ゲート電極に電圧を印加した状態で正孔が前記ゲート電
    極方向にトンネルしうる厚さであることを特徴とする光
    半導体装置。
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