JP2001229707A - 車両用前照灯 - Google Patents

車両用前照灯

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JP2001229707A
JP2001229707A JP2000034797A JP2000034797A JP2001229707A JP 2001229707 A JP2001229707 A JP 2001229707A JP 2000034797 A JP2000034797 A JP 2000034797A JP 2000034797 A JP2000034797 A JP 2000034797A JP 2001229707 A JP2001229707 A JP 2001229707A
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electromagnet
output shaft
wheel gear
force
reflecting mirror
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Katsuhiko Kono
克彦 河野
Hiroo Koyama
広雄 小山
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Stanley Electric Co Ltd
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Stanley Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】配光切り替え手段を持つ車両用前照灯は、重量
物を動かす配光制御のものには不適用、これを解決。 【解決手段】ホイールギア64と、電磁石65と、出力
軸65aと、リターンスプリング66と、ホイールギア
64と電磁石65とを一定の間隔をとり対峙させるバネ
部材とを備えて成り、電磁石65への非通電時には、出
力軸65aは第一の位置で止められており、電磁石65
への通電時には、出力軸65aを第一の位置から第二の
位置へと回動し、その後、電磁石65を非通電状態とす
ると、出力軸65aを回動し、出力軸65aの第一の位
置と第二の位置との間の回動に連動させて反射鏡可動部
を動かすことで配光の切り替えが行われる車両用前照灯
としたことで、モータ62が動力源として用いられてい
るため反射面の一部や複数の反射面といった重量物を動
かす配光の制御が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用の前照灯に関
するものであり、詳細にはメタルハライドランプなどの
1つの光源で、走行ビーム配光とすれ違いビーム配光と
の切り替え等の配光制御を可能とした車両用前照灯に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用前照灯90は、例
えば図9及び図10に示すように構成されており、図9
はこの車両用前照灯90の走行ビーム配光形成時の状態
の要部を示す垂直断面図であり、図10はこの車両用前
照灯90のすれ違いビーム配光形成時の状態の要部を示
す垂直断面図である。
【0003】これらの図において前照灯90は、メタル
ハライドランプ等の光源91と、この光源91の位置に
焦点f1を有する第一反射面92aと光源91の光軸Z
方向後方の位置に焦点f2を有する第二反射面92bと
から成る反射鏡92とが組み合わされている。
【0004】また、光源91前方には光源91からの直
射光を遮蔽する固定フード93と光軸Z方向前後に移動
する移動フード94とが設けられている。このとき移動
フード94は、図9に示すようにソレノイド95により
固定フード93と重なる収納位置Pと、図10に示すよ
うに重ならない展開位置Qとに移動される。
【0005】このようにすることで、まず図9では上記
移動フード94が収納位置Pとされ、光源91からの光
は第一反射面92aと第二反射面92bの双方に達する
ものとなり、第一反射面92aは光源91の位置に焦点
f1を有するものであるので略水平方向の反射光を生
じ、第二反射面92bは光源91の位置よりも後方に焦
点f2を有するものであるので下向きの反射光を生じる
ものとなり、これら第一反射面92aの反射光と第二反
射面92bの反射光との合成により走行ビーム配光が形
成されるものである。
【0006】図10では上記移動フード94が展開位置
Qとされ、これにより移動フード94は第一反射面92
aを光源91から遮蔽する位置に設置されるため、光源
91からの光は第二反射面92bのみに達するものとな
って、第二反射面92bからの下向きの反射光によって
すれ違いビーム配光が形成されるものである。なお、反
射鏡92は必ずしも上記の構成でなくとも良く、要は走
行ビーム配光を構成する水平光を生じる部分が移動フー
ド94を展開位置としたときに覆われれば良いものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の車両用前照灯90の場合、ソレノイド95を使
用しているため、フードや遮光板程度の軽量のものしか
動かすことができず、反射面の一部や複数の反射面等の
重量物を動かして配光を制御する構成のものには適用で
きず用途が限られてしまうといった問題点を生じ、この
点の解決が課題とされるものとなっている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、光源と、少な
くとも一部に可動部を備えた反射鏡と、該反射鏡の可動
部を動かす駆動装置とを備え、該駆動装置によって前記
反射鏡の可動部を動かすことで配光を切り替えて成る車
両用前照灯において、前記駆動装置は、動力源としての
モータと、該モータの駆動によって回転する金属製のホ
イールギアと、該ホイールギアと同じ中心軸で回転する
略円盤状の電磁石と、該電磁石の回転の中心軸に沿って
設けられ電磁石と共に回転する出力軸と、前記電磁石に
設けられ前記ホイールギアが回転する方向とは反対の方
向に対し力を加えるリターンスプリングと、前記ホイー
ルギアと電磁石とを一定の間隔を空けて対峙させるバネ
部材とを備えて成り、前記電磁石への非通電時には、前
記出力軸はリターンスプリングの力によって第一の位置
で止められており、前記電磁石への通電時には、電磁石
の磁力によって前記バネ部材の力に反して電磁石とホイ
ールギアとが引き合った状態で固定され、モータによる
駆動がホイールギアと電磁石を介して出力軸へと伝達さ
れ、前記リターンスプリングの力に反して出力軸を前記
第一の位置から第二の位置へと回動し、その後前記電磁
石を非通電状態とすると、前記バネ部材の力によってホ
イールギアと電磁石とが離れ再びリターンスプリングの
力によって前記第二の位置から第一の位置に戻るように
出力軸を回動し、前記出力軸の第一の位置と第二の位置
との間の回動に連動させて前記反射鏡の可動部を動かす
ことで配光の切り替えが行なわれることを特徴とする車
両用前照灯を提供することで課題を解決するものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明を図に示す実施形態に
基づいて詳細に説明する。
【0010】図1に符号1で示すものは本発明に係る車
両用前照灯であり、この車両用前照灯1は、灯具ハウジ
ング2の前面開口部にレンズ3が配設されて形成された
灯室内に収納されていて、メタルハライドランプ等の光
源4を略回転楕円面を呈する主反射鏡5の第一焦点位置
に配設し、主反射鏡5の第二焦点位置近傍にはシェード
11が設けられていて、さらに前方には同じくこの第二
焦点位置近傍に焦点を有する非球面レンズ10が設けら
れている。そして、シェード11によって上向き光がカ
ットされてすれ違いビーム配光が形成されるものであ
る。なお、9は主反射鏡5と非球面レンズ10とを一体
的に支持、固定すると共にシェード11の位置も支持、
固定しているフレームであり、こうしてプロジェクタ型
のランプユニットが形成されている。ここまでは従来よ
り周知のプロジェクタ型前照灯と同様の構成である。
【0011】ここで本発明では、主反射鏡5は可動反射
鏡5aと固定反射鏡5bとから成っていて、可動反射鏡
5aは固定反射鏡5bに形成された開口を開閉自在に移
動する構成となっている。このとき、可動反射鏡5aの
駆動は駆動装置6とその駆動力を伝達する連結アーム7
とによって行なわれ、可動反射鏡5aが図1のすれ違い
配光位置Sのときは、光源4からの光は全て主反射鏡5
によって反射され、上記のようにシェード11によって
上向き光がカットされてすれ違いビーム配光が形成され
るものである。
【0012】次に、可動反射鏡5aが図1の走行配光位
置Mのときは、固定反射鏡5bの開口部が可動反射鏡5
aによって覆われていないため、光源4からの光はこの
開口部を通り抜けて、主反射鏡5の外側の灯室内に別途
設けられた回転放物面状の副反射面8によって略平行光
線として前方に向けて反射され、走行ビーム配光が形成
されるものである。
【0013】ここで、副反射鏡8は同じ光源4を略焦点
位置とし高さ方向に異なる位置に設置された4つの回転
放物面反射鏡即ち第一反射鏡8a、第二反射鏡8b、第
三反射鏡8c、第四反射鏡8dによって構成されてお
り、第一反射鏡8aには開口部80が形成され、この開
口部80を通り抜けた光が最も高い位置に設置された第
四反射鏡8dによって略平行光線として前方に反射され
る構成となっている。これは、前照灯1が車体に取り付
けられる際にデザイン上の制約を受ける場合に副反射鏡
8を複数に分割して設定し、スペースを有効に活用して
明るく遠方視認性の良い走行ビーム配光パターンを得る
ための構成の一例であって、特にこの構成に限定される
ものではない。
【0014】図2乃至図4は本発明の駆動装置6を示し
ており、図2は斜視図であり、全体がケース61内に収
納されており、出力軸65aのみがケース61の開口部
から突出している。図3は図2において出力軸65aの
延びる方向に水平な面で切断した状態を示す垂直断面図
であり、図4は図2において出力軸65aの延びる方向
に垂直な面で切断した状態を示す垂直断面図である。こ
れら図に沿って本発明の駆動装置6の構成について以下
に詳細に説明する。
【0015】本発明の駆動装置6は、図3乃至図4に示
すように、ケース61内に動力源としてのモータ62が
設置され、モータ62の出力軸62aにはウォームギア
63が取り付けられている。そして、ウォームギア63
に噛み合うように金属製のホイールギア64が取り付け
られていて、モータ62が駆動されるとウォームギア6
3が回転し、その回転によってホイールギア64が回転
するようになっている。なお、このとき、ホイールギア
64からウォームギア63に対しては動力が伝わらない
ようになっている。また、図示は省略するがモータ62
はケース61外部のバッテリーに接続されて駆動電源が
供給されていて、例えば運転席に設置されたスイッチ、
レバー等によってON、OFFが制御されるようになっ
ている。
【0016】さらに、ケース61内にはホイールギア6
4と平行に略円盤状の電磁石65が設けられていて、ホ
イールギア64と中心軸が一致するように回転する構成
となっている。
【0017】電磁石65には、回転の中心軸に沿って出
力軸65aが一体に形成されていると共に、円周側面に
は放射状に1本のアーム65bが一体に形成されてい
る。なお、出力軸65aは電磁石65と一体でなくても
別体で作成したものを組み付けても良く、要は電磁石6
5の回転と共に中心軸上で回転する構成であれば良いも
のである。
【0018】また、電磁石65にはリターンスプリング
66が取り付けられており、モータ62の駆動によって
回転するホイールギア64の回転方向とは反対の方向に
力が加えられている。そして、ケース61内には係止部
67が設けられていて、この係止部67に対し電磁石6
5のアーム65bが当接することにより、電磁石65の
リターンスプリング66の反発力によって回転が止めら
れ固定されている。
【0019】そして、この電磁石65に通電が行なわれ
ると、電磁石65とホイールギア64とは電磁石65の
磁力によって引き合った状態で固定され、ホイールギア
64の回転と一緒に電磁石65も回転するようになって
いる。なお、電磁石65が非導通状態では図6に示すよ
うに、ケース61内に組み込まれたバネ部材69とバネ
受け69aとによって電磁石65はホイールギア64と
は一定の間隔を空けた状態で押し上げられている。
【0020】このようにして駆動装置6は、モータ62
及び電磁石65への通電状態によって電磁石65の回転
即ち出力軸65aの回転を制御し、その駆動力を連結ア
ーム7を介して可動反射鏡5aに伝達して可動反射鏡5
aを移動させることで、前述のようにすれ違いビーム配
光と走行ビーム配光との切り替えが行なわれるものであ
る。
【0021】次に、本発明の車両用前照灯1の配光パタ
ーンの切り替えが上記駆動装置6の動作によってどのよ
うに行なわれるかについてより具体的に説明する。
【0022】まず、すれ違いビーム配光時は、駆動装置
6のモータ62及び電磁石65は非導通状態となってお
り、出力軸65aに回転を伝える電磁石65は、リター
ンスプリング66の反発力によって電磁石65に設けら
れたアーム65bが係止部67に当接され、回転しない
第一の位置で止められている。即ち、この第一の位置を
可動反射鏡5aの図1のすれ違い配光位置Sに対応させ
れば、光源3からの光は全て主反射鏡5によって反射さ
れ、すれ違いビーム配光が形成されるものである。
【0023】次に、すれ違いビーム配光から走行ビーム
配光への切り替え時は、電磁石65が通電され、電磁石
65の磁力によって電磁石65とホイールギア64とが
引き合った状態で固定され、同時にモータ62に通電さ
れてモータ62が駆動し、モータ62の出力軸62aの
回転がウォームギア63、ホイールギア64、電磁石6
5を介して伝達され、出力軸65aが回転を始める。こ
れにより、図4に示したように、電磁石65のアーム6
5bが矢印Aの方向に回転を始める。
【0024】そして、電磁石65に設けられたアーム6
5bはA方向に回転していき、図5の第二の位置とな
り、この第二の位置を図1の可動反射鏡5aの走行配光
位置Mと対応させれば走行ビーム配光となる。ここで、
電磁石65のアーム65bは、図5に示すようにリミッ
トスイッチ68を押すことによってモータ62への通電
が切られるようになっていて、省電力化が図られてい
る。このとき、電磁石65は通電状態なのでホイールギ
ア64と磁力によって固定されており、また、ホイール
ギア64はウォームギア63と反転しないように噛み合
っているので、走行ビーム配光の状態は保たれている。
【0025】次に、走行ビーム配光からすれ違いビーム
配光への切り替え時は、電磁石65への通電を切ること
によって、電磁石65とホイールギア64が離れ、リタ
ーンスプリング66の反発力によって出力軸65aが図
4の矢印Bの方向に反転し、すれ違いビーム配光の状態
に戻るようになっている。
【0026】なお、全ての電源の供給が断たれた場合に
すれ違いビーム配光の状態に戻ることが必要とされるフ
ェールセーフ機構については、本実施形態の場合では、
上記走行ビーム配光からすれ違いビーム配光への切り替
え時の状態と同様であり、リターンスプリング66の反
発力によってすれ違いビーム配光の状態に戻ることがで
きる。
【0027】図7は、本発明の駆動装置6の他の実施形
態を示す断面図であり、先の実施形態では、出力軸65
aは電磁石65の片側の面のみに設けられていたが、こ
の実施形態では電磁石65の両側の面に出力軸65aが
設けられていて、ケース61からは2本の出力軸65a
が突出されている。これにより、1つのモータで2つの
反射面を同時に動かすことが可能であり、また、すれ違
いビーム配光と走行ビーム配光との配光パターンの切り
替えだけに限らず、1つのモータで異なる反射面を動か
すことも可能であり、例えばコーナリングランプのよう
に反射面の一部をコーナリングと連動させて動かす機能
を追加することも可能である。
【0028】図8は、先の実施形態と構成上は同じであ
るが、動作の異なる例であり、モータ62が段階的に止
められて制御される。すなわち、図8のC位置からD位
置、D位置からE位置へと段階的にアーム65bが制御
されるものであり、反射面の一部分を動かしてより細か
な配光制御を行なう前照灯への応用も可能である。
【0029】なお、上記実施例では反射鏡を3段階に分
けて制御する例で説明したが、必要に応じてさらに細か
く複数段階に分けて制御しても良い。また、反射鏡の可
動部は反射面の一部分のみとしたが、反射鏡全体を動か
すものとしても良い。
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
両用前照灯の反射鏡可動部の駆動装置の動力源としてモ
ータを用い、該モータの駆動によって回転する金属製の
ホイールギアと、該ホイールギアと同じ中心軸で回転す
る略円盤状の電磁石と、該電磁石の回転の中心軸に沿っ
て設けられ電磁石と共に回転する出力軸と、前記電磁石
に設けられ前記ホイールギアが回転する方向とは反対の
方向に対し力を加えるリターンスプリングと、前記ホイ
ールギアと電磁石とを一定の間隔を空けて対峙させるバ
ネ部材とを備えて成り、前記電磁石への非通電時には、
前記出力軸はリターンスプリングの力によって第一の位
置で止められており、前記電磁石への通電時には、電磁
石の磁力によって前記バネ部材の力に反して電磁石とホ
イールギアとが引き合った状態で固定され、モータによ
る駆動がホイールギアと電磁石を介して出力軸へと伝達
され、前記リターンスプリングの力に反して出力軸を前
記第一の位置から第二の位置へと回動し、その後、前記
電磁石を非通電状態とすると、前記バネ部材の力によっ
てホイールギアと電磁石とが離れ再びリターンスプリン
グの力によって前記第二の位置から第一の位置に戻るよ
うに出力軸を回動し、これら出力軸の第一の位置と第二
の位置との間の回動に連動させて前記反射鏡の可動部を
動かすことで配光の切り替えが行なわれる車両用前照灯
としたことで、モータが動力源として用いられているた
め反射面の一部や複数の反射面といった重量物を動かし
て配光を制御することが可能となり、様々な構成の車両
用前照灯に対して適用が可能となり用途が広がるといっ
た優れた効果を奏するものである。また、電磁石への非
導通の場合、リターンスプリングの反発力によって第一
の位置に戻るようになっているため、例えば、第一の位
置をすれ違い配光位置と対応させることで、全ての電源
の供給が断たれた場合にすれ違いビーム配光の状態に戻
ることが必要とされるフェールセーフ機構が備わった構
造の車両用前照灯とすることができるといった優れた効
果をも奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用前照灯の実施形態を示す断
面図である。
【図2】同じ実施形態の駆動装置を示す斜視図である。
【図3】図2の出力軸の延びる方向に沿った面で切断し
た状態を示す垂直断面図である。
【図4】図2の出力軸の延びる方向に垂直な面で切断し
た状態を示す垂直断面図である。
【図5】図4の走行ビーム配光時の状態を示す図であ
る。
【図6】図3の要部を拡大して示す断面図である。
【図7】駆動装置の他の実施形態を示す断面図である。
【図8】駆動装置の他の動作例を示す説明図である。
【図9】従来例における車両用前照灯の走行ビーム配光
時の状態を示す説明図である。
【図10】従来例における車両用前照灯のすれ違いビー
ム配光時の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1……車両用前照灯 2……ハウジング 3……レンズ 4……光源 5……主反射鏡 5a……可動反射鏡 5b……固定反射鏡 6……駆動装置 61……ケース 62……モータ 62a……モータ出力軸 63……ウォームギア 64……ホイールギア 65……電磁石 65a……出力軸 65b……アーム 66……リターンスプリング 67……係止部 68……リミットスイッチ 69……バネ部材 69a……バネ受け 7……連結アーム 8……副反射鏡 8a……第一反射鏡 8b……第二反射鏡 8c……第三反射鏡 8d……第四反射鏡 80……開口部 9……フレーム 10……非球面レンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と、少なくとも一部に可動部を備えた
    反射鏡と、該反射鏡の可動部を動かす駆動装置とを備
    え、該駆動装置によって前記反射鏡の可動部を動かすこ
    とで配光を切り替えて成る車両用前照灯において、前記
    駆動装置は、動力源としてのモータと、該モータの駆動
    によって回転する金属製のホイールギアと、該ホイール
    ギアと同じ中心軸で回転する略円盤状の電磁石と、該電
    磁石の回転の中心軸に沿って設けられ電磁石と共に回転
    する出力軸と、前記電磁石に設けられ前記ホイールギア
    が回転する方向とは反対の方向に対し力を加えるリター
    ンスプリングと、前記ホイールギアと電磁石とを一定の
    間隔を空けて対峙させるバネ部材とを備えて成り、前記
    電磁石への非通電時には、前記出力軸はリターンスプリ
    ングの力によって第一の位置で止められており、前記電
    磁石への通電時には、電磁石の磁力によって前記バネ部
    材の力に反して電磁石とホイールギアとが引き合った状
    態で固定され、モータによる駆動がホイールギアと電磁
    石を介して出力軸へと伝達され、前記リターンスプリン
    グの力に反して出力軸を前記第一の位置から第二の位置
    へと回動し、その後、前記電磁石を非通電状態とする
    と、前記バネ部材の力によってホイールギアと電磁石と
    が離れ再びリターンスプリングの力によって前記第二の
    位置から第一の位置に戻るように出力軸を回動し、前記
    出力軸の第一の位置と第二の位置との間の回動に連動さ
    せて前記反射鏡の可動部を動かすことで配光の切り替え
    が行なわれることを特徴とする車両用前照灯。
  2. 【請求項2】前記電磁石には、円周側面に放射状に一本
    のアームが設けられていると共に、該アームを前記第一
    の位置で係止する係止部と、該アームが前記第二の位置
    となったときに前記モータの電源をオフするリミットス
    イッチが設置されていることを特徴とする請求項1記載
    の車両用前照灯。
  3. 【請求項3】前記出力軸が第一の位置のときは、すれ違
    いビーム配光が形成され、前記出力軸が第二の位置のと
    きは、走行ビーム配光が形成されることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の車両用前照灯。
  4. 【請求項4】前記電磁石には出力軸が複数設けられてい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の車両用
    前照灯。
  5. 【請求項5】前記出力軸は、第一の位置と第二の位置と
    の間を複数段階に分けて制御することを特徴とする請求
    項1乃至請求項4記載の車両用前照灯。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108895370A (zh) * 2018-04-12 2018-11-27 安徽正飞信息科技有限公司 一种便于调节照明角度的新型led景观灯
CN110630934A (zh) * 2019-09-26 2019-12-31 姚凌华 一种隧道照明用可调节光照角度的照明设施

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