JP2001228952A - 商品情報入力装置、及びそれを備えた商品情報出力装置 - Google Patents

商品情報入力装置、及びそれを備えた商品情報出力装置

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JP2001228952A JP2000038976A JP2000038976A JP2001228952A JP 2001228952 A JP2001228952 A JP 2001228952A JP 2000038976 A JP2000038976 A JP 2000038976A JP 2000038976 A JP2000038976 A JP 2000038976A JP 2001228952 A JP2001228952 A JP 2001228952A
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Kenichi Nakaoka
建一 中岡
Kencho Chin
建超 沈
Satoshi Funatsu
訓 船津
Kazunori Wada
一典 和田
Kazuo Mesaki
和男 目崎
Shinji Horibe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品情報の入力作業が容易になる商品情報入
力装置を提供する。 【解決手段】 計量ラベラー50は、表示画面53と、
操作パネル52と、原産地マスターテーブル74bと、
制御部70とを備えている。操作パネル52は、原産地
のテキストデータの入力が可能である。原産地マスター
テーブル74bは、入力された原産地データを、既入力
の原産地データとして記憶する。制御部70は、入力作
業中に、既入力の原産地データを原産地マスターテーブ
ル74bから呼び出して表示画面53に選択可能に表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品情報入力装
置、及びそれを備えた商品情報出力装置、特に、複数の
商品情報データを表示画面に選択可能に表示して入力手
段から選択入力させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】商品に貼付するラベルや商品の広告を行
うPOP広告、消費者に発行するレシート等には、商品
名や価格、添加物など、表示すべき項目が多数存在して
いる。例えば、生鮮食品の原産地なども、表示すべき項
目の1つである。したがって、ラベル発行機能を有する
ラベルプリンターや包装値付既装置、POP作成装置、
レシートを発行するレジスターなどの装置では、指定の
商品に関する各項目を入力する作業が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、原産地など長
い文字列から成る比較的入力に手間がかかる項目を入力
する場合を考えると、同じ文字列(原産地名など)を何
度も入力する作業が想定される。しかし、そのような繰
り返し作業は効率が悪い。この繰り返し作業を回避する
ために、予め登録されている複数の商品情報データ(原
産地名データなど)から選択入力できるようにすること
が考えられるが、商品情報データの数が多い場合には選
択作業も容易なものではない。
【0004】本発明の課題は、商品情報の入力作業が容
易になる商品情報入力装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る商品情報
入力装置は、表示画面と、入力手段と、既入力データ記
憶部と、制御部とを備えている。入力手段は、所定項目
に対して商品情報の入力を可能とする手段である。既入
力データ記憶部は、入力手段から入力された所定項目に
対する商品情報を、既入力データとして記憶する。制御
部は、入力手段による所定項目の入力作業中に、その所
定項目の既入力データを既入力データ記憶部から呼び出
して表示画面に選択可能に表示する制御を行う。
【0006】本請求項の装置では、入力手段による所定
項目の入力作業中に、以前に入力して既入力データ記憶
部に記憶されている既入力データが、表示画面上に選択
可能に表示される。このため、入力作業を行うオペレー
タは、同じ内容を繰り返し入力するという効率の低い作
業から解放される。また、ここでは予め選択肢である複
数の商品情報データを記憶させておいて一覧表示させる
のではなく、入力に応じて既入力データ記憶部にデータ
が蓄積されていく構成を採っている。このため、実際の
使用に即した選択表示が為されることになる。すなわ
ち、選択される可能性のある商品情報データ全てを予め
記憶させておいたのでは、そのデータ数が膨大となるこ
とが多く、表示画面上での選択作業が困難になるが、こ
こでは入力実績のある既入力データが表示されるため、
選択作業を容易且つ迅速に行うことができるようにな
る。
【0007】なお、具体的な表示画面の例としてはディ
スプレイが、具体的な入力手段の例としてはキーボード
やタッチ式パネルなどが挙げられる。請求項2に係る商
品情報入力装置は、請求項1に記載の装置であって、制
御部は、入力手段による所定項目の入力作業中に、入力
途中の文字あるいは文字列を先頭に有する既入力データ
を既入力データ記憶部から検索し、該当する既入力デー
タがある場合にそれを表示画面に選択可能に表示する制
御を行う。
【0008】ここでは、手入力で所定項目について文字
を入力し始めると、それを先頭に有する既入力データが
表示される。このため、オペレータは、該当する既入力
データがある場合には、全ての手入力を終える前に表示
画面上の既入力データを選択することによって、より少
ない労力で入力を終えることができる。また、手入力し
始めることによって該当する既入力データが絞られてく
るため、表示画面上において段々と表示される既入力デ
ータの数が減り、それに従って選択する作業も容易とな
っていく。例えば、既入力データの数が多くなりスクロ
ール表示や分割表示しなければ表示画面に表示しきれな
くなった場合にも、所定項目に対して文字を手入力し始
めれば、該当する既入力データが少なくなり、オペレー
タによる表示画面からの選択作業が容易となる。
【0009】請求項3に係る商品情報入力装置は、請求
項1又は2に記載の装置であって、既入力データ記憶部
の既入力データは、入力作業において選択された頻度に
関する頻度データと関連づけられている。そして、制御
部は、表示画面に選択可能に既入力データを表示すると
きに、選択頻度の高いものを優先的に表示する制御を行
う。
【0010】既入力データの数が多くなってくると、ス
クロール表示や分割表示しなければ表示画面に表示しき
れなくなる。すると、オペレータは表示画面を変えなが
ら該当する既入力データを探さなければならなくなり、
選択作業に時間がかかるようになる。これを回避するた
めに、本請求項の装置では、既入力データを、それが入
力作業において選択された頻度に関する頻度データと関
連づけるようにしている。このように既入力データと頻
度データとを関連づけた上で、選択実績の高い、すなわ
ち選択頻度の高い既入力データを優先的に表示させるよ
うにしている。これにより、既入力データの数が増えた
場合においても、選択実績の高い既入力データが優先し
て表示画面に表示されているため、複数の入力作業のト
ータルとしての作業時間は短縮されることになる。
【0011】請求項4に係る商品情報入力装置は、請求
項1から3のいずれかに記載の装置であって、商品情報
データ記憶部をさらに備えている。商品情報データ記憶
部は、所定項目に対する複数の商品情報データが記憶さ
れている。また、入力手段による所定項目の入力は、商
品番号あるいは商品名の入力後に、その商品について行
われる。そして、制御部は、入力手段による所定項目の
入力作業中に、その商品あるいはその商品が属する商品
群に関して以前入力のあった既入力データを他の商品情
報データに優先させて表示画面に選択可能に表示する制
御を行う。
【0012】本請求項の装置では、既入力データを蓄積
して入力作業における繰り返しを回避させるとともに、
入力される可能性のある商品情報データを予め商品情報
データ記憶部に記憶させておき、入力を支援する構成を
採っている。このように商品情報データを存在させてい
るため、オペレータは、初めて入力する商品情報であっ
ても選択入力することができる。
【0013】そして、選択入力を促す表示画面への選択
肢となるデータの表示においては、オペレータによる選
択作業の負荷軽減を図るために、その商品(あるいはそ
の商品が属する商品群)に関して以前入力のあった既入
力データを他の商品情報データに優先させて表示させて
いる。このように、選択の可能性の高い既入力データを
他の商品情報データに対して優先的に表示させているた
め、オペレータによる選択入力作業は、複数の商品に関
する入力を考えたときには、その作業時間がトータルと
して短縮されることになる。
【0014】請求項5に係る商品情報入力装置は、表示
画面と、入力手段と、産地名データ記憶部と、制御部
と、既選択産地名データ記憶部とを備えている。入力手
段は、商品情報の入力を可能とする手段である。産地名
データ記憶部には、複数の産地名データが記憶されてい
る。制御部は、入力手段による商品番号あるいは商品名
の入力後に、表示画面に複数の産地名データを選択可能
に表示させ、その商品の産地名を選択入力させる制御を
行う。既選択産地名データ記憶部は、選択入力された商
品の産地名データを、その商品あるいはその商品が属す
る商品群にリンクさせて既選択産地名データとして記憶
する。また、制御部は、表示画面に複数の産地名データ
を選択可能に表示させるときに、既選択産地名データを
他の産地名データに優先させて表示する制御を行う。
【0015】本請求項の装置では、商品の産地名を入力
させるときに、産地名データ記憶部にある複数の産地名
データが選択可能に表示画面上に表示される。このた
め、オペレータは、初めて入力する産地名であっても選
択によって入力を行うことができる。また、本装置で
は、選択入力された産地名データが、その商品(あるい
はその商品が属する商品群)にリンクさせた形で、既選
択産地名データとして蓄積されていく。そして、商品に
対して既選択産地名データが存在するときには、入力を
支援する表示画面の表示において、既選択産地名データ
を他の産地名データに優先させて表示する。これによ
り、オペレータは、以前入力しており選択する可能性の
高い既選択産地名データを見た上で、該当しない場合に
他の産地名データを見るということが自然にできるよう
になる。このため、オペレータの入力作業にかかる時間
がトータルとして短縮されることになる。
【0016】請求項6に係る商品情報入力装置は、請求
項5に記載の装置であって、産地名データには、価格デ
ータがリンクしている。そして、制御部は、入力された
商品番号あるいは商品名の商品に対して為される産地名
データの選択入力に従い、その産地名データにリンクし
ている価格データを選択肢として表示画面に表示する制
御を行う。
【0017】商品は、その産地によって、価格帯が異な
ることがある。すなわち、産地と価格との間には、相対
関係が存在することも多い。これに鑑み、本請求項の装
置では、産地名データそれぞれに単数あるいは複数の価
格データを対応させ、産地名データが選択入力されたと
きに、その産地名データに対応(リンク)している価格
データを表示画面に選択肢として表示させる。これによ
り、オペレータは、商品の価格の入力において、それら
の選択肢の中から選ぶ入力方法を採ることができる。も
ちろん、その商品に対して選択される可能性のある全て
の価格データを選択可能に表示させることも考えられる
が、本装置のように産地名データによって価格データの
数を限定しておいたほうが、より選択作業が容易とな
る。
【0018】なお、表示された選択肢と異なる価格を別
の選択肢から選択入力したり手入力したりすることを可
能としておけば、商品が通常と異なる価格となった場合
にも対応することができる。請求項7に係る商品情報入
力装置は、請求項5又は6に記載の装置であって、ブラ
ンド名記憶部をさらに備えている。ブランド名記憶部に
は、産地に関係する複数のブランド名データが記憶され
ている。そして、これらのブランド名データと産地名デ
ータとはリンクしている。
【0019】産地を絡めた表示(松阪牛、近江牛、稚内
産、瀬戸内産など)を、ブランド名として、商品に貼付
するラベルやPOP広告などに印字させることが一般に
行われている。その一方、都道府県名などから構成され
る産地名についても、商品情報としてラベルなどに印字
すべき項目であると言える。このようなブランドイメー
ジによる広告的機能を主目的としたブランド名と産地を
消費者に伝えることを主目的とした産地名とを両方とも
登録しようとした場合、それぞれについて登録(入力)
を行う必要がある。
【0020】一方、産地に関係するブランド名は、ある
程度その産地が限定されており、1つのブランド名に対
して1個乃至は少数個の産地名が存在する。そこで、本
請求項の装置では、産地名データとリンクしたブランド
名データを、ブランド名記憶部に記憶させている。この
ため、ブランド名と産地名とを両方入力しようとする場
合においては、どちらか片方を選択すれば、ある程度他
方の選択肢が絞られるようになり、それぞれを全く別に
選択入力させる場合に較べて作業が容易となる。
【0021】請求項8に係る商品情報入力装置は、請求
項7に記載の装置であって、制御部は、入力手段による
商品番号あるいは商品名の入力後に、まず表示画面に複
数のブランド名データを選択可能に表示させてその商品
のブランド名を選択入力させ、次に選択入力されたブラ
ンド名とリンクしている産地名データを自動入力あるい
は選択入力させる制御を行う。
【0022】ここでは、ブランド名の選択によって産地
名を絞り込み、産地名データの選択を容易な作業にして
いる。なお、選択入力したブランド名にリンクする産地
名データが1つの場合には自動的にその産地名データが
入力されるようにし、選択入力したブランド名にリンク
する産地名データが複数の場合には、それらから選択入
力させるように制御を行えばよい。
【0023】請求項9に係る商品情報入力装置は、請求
項5に記載の装置であって、産地名データ記憶部は、大
項目産地名データ記憶部と、小項目産地名データ記憶部
とを有している。大項目産地名データ記憶部には、大項
目の産地名が記憶されている。小項目産地名データ記憶
部には、大項目の産地名に従属する複数の小項目の産地
名が記憶されている。
【0024】商品によっては、産地名として都道府県名
や国名(あるいは国産か輸入品か)だけを入力すれば十
分なものもあれば、さらに詳細な小項目、例えば地名や
生産業者名などを都道府県名などと合わせて入力すべき
ものも存在する。すると、都道府県名などの大項目の産
地名だけならば産地名データの総数はそれ程多くならな
いが、この大項目の産地名に小項目の産地名が従属した
ものを合わせると産地名データの総数はかなり多い数と
なる。そして、これら全てを並列に記憶させていると、
表示画面に選択可能に表示される産地名データの表示件
数が多くなり、検索して選択入力する作業時間が増大す
ることになる。
【0025】そこで、本請求項に係る装置では、産地名
データを、大項目産地名データ記憶部と、小項目産地名
データ記憶部とに分けて記憶させている。このように構
成することで、制御部は、まず大項目の産地名を入力さ
せ、その大項目の産地名に対応する小項目の産地名だけ
を表示画面に表示させることができるようになる。この
表示では、入力された大項目の産地名に対応するものだ
けが表示されるため、その表示件数は必要最小限に抑え
られる。これにより、オペレータが産地名データを入力
する際の作業が容易となり、作業時間も短くなる。
【0026】また、産地名を大項目の産地名と小項目の
産地名とに分けているので、産地名データを修正するよ
うな場合にもその修正に係る労力が少なくなる。請求項
10に係る商品情報入力装置は、請求項9に記載の装置
であって、制御部は、入力手段による商品番号あるいは
商品名の入力後に、表示画面に複数の大項目の産地名デ
ータを選択可能に表示させて商品の大項目の産地名を選
択入力させ、さらに小項目の産地名を入力させる場合に
は、選択入力された大項目の産地名に従属する複数の小
項目の産地名を選択可能に表示させて商品の小項目の産
地名を選択入力させる。
【0027】本請求項に係る装置の制御では、まず、複
数の大項目の産地名データから選択的に大項目の産地名
を入力させている。そして、大項目の産地名の入力だけ
で事足りる場合には、そこで産地名の入力を終了させ
る。一方、オペレータが望む場合、あるいは商品の特性
から更に小項目の産地名の入力が必要な場合には、入力
された大項目の産地名に従属している複数の小項目の産
地名を小項目産地名データ記憶部から呼び出し、それら
を表示画面に選択可能に表示させてオペレータに入力を
促す。
【0028】請求項11に係る商品情報出力装置は、請
求項1から10のいずれかに記載の商品情報入力装置
と、出力手段とを備えている。出力手段は、指定商品に
対して入力手段により入力された商品情報、及びその商
品に関係する他の商品情報を出力する。なお、出力手段
による出力には、表示画面への出力、ラベルへの出力、
レシートへの出力、POP広告への出力、記憶装置への
出力など、種々の形態の出力が含まれる。
【0029】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]本発明の第1実
施形態に係る計量ラベラー(商品情報出力装置)を図1
に示す。計量ラベラー50は、商品に貼付するラベルを
発行する装置であって、精肉などの商品を計量し単価及
び重量から価格を演算する機能を有している。
【0030】<計量ラベラーの概略構成>この計量ラベ
ラー50は、ほぼ直方体状の本体51を有している。本
体51の手前側の側面には、オペレータによる操作のた
めの操作パネル52やデータ表示のための液晶の表示画
面53が設けられている。操作パネル52は、選択した
商品に関する各種の情報(データ)を呼び出すための呼
出キー55、商品等を選択するためのテンキー56、直
接タッチすることによって商品名などを指示し商品に関
するデータを呼び出すためのPLU(Price Look Up)
キー57等が設けられている。
【0031】また、本体51の上部には、商品の重量を
検出するための計量部58が設けられている。計量部5
8は、図1において示された計量台58a、及びこの計
量台58aの下方に設けられたロードセル等(図示せ
ず)から構成されている。さらに、本体51の内部の右
側方部分には、ラベル発行のためのラベル発行部62が
設けられている。そして、操作パネル52の側方にはラ
ベル発行口63が形成されており、このラベル発行口6
3から印字されたラベルが排出される。ラベル発行部6
2は、複数のラベルLが連続して貼付されたロール状の
ラベル台紙が収納されたラベル収納部64と、ラベル収
納部64からラベルを取り出すとともにラベル発行口6
3までラベルを搬送する搬送機構65と、ラベルに対し
て印字を行う印字部66とを備えている。
【0032】<計量レジスターの制御部の構成>図2
は、計量ラベラー50の概略制御ブロック図である。計
量ラベラー50の制御を司る制御部70は、本体51の
内部に配置されている。この制御部70は、主として、
CPU71,ROM72,RAM73,HDD(ハード
ディスク)74等を有するマイクロコンピュータから構
成されている。そして、この制御部70には、操作パネ
ル52、表示画面53、計量部58、搬送機構65、印
字部66などが接続されている。
【0033】制御部70のHDD74内には、商品マス
ターテーブル74a、及び原産地マスターテーブル74
bが記憶される。商品マスターテーブル74aには、図
3に示すように、各呼出番号(商品番号)に対応して、
商品名、商品コード、単価(価格)、風袋重量等が格納
される。原産地マスターテーブル74bは、図4(b)
に示すようなテーブルであり、原産地番号に対応する形
で原産地名のテキストデータが格納される。原産地名に
は、都道府県名の他、タイやカナダといった外国の国名
が記憶される。
【0034】これらのテーブル74a〜74cは、店舗
内のネットワークや接続されている上位コンピュータな
どからデータを受けて作成されることもあるが、原則的
にはオペレータの手入力によって作成される。 <商品情報の入力操作>本計量ラベラー50において
は、商品販売における使用を始める前に、必要な商品情
報を入力する必要がある。オペレータは、操作パネル5
2を操作することによって、各商品の情報の手入力を行
う。上位コンピュータなどから基本的な商品情報データ
を受け取っている場合にも、追加の商品が出たときや商
品情報が修正されたときには手入力が行われる。
【0035】オペレータは、商品毎に、商品名、商品コ
ード、単価などの各項目について入力していく。これら
には順番に呼出番号が付けられるが、後に呼出番号を付
け替えることも可能である。したがって、青果商品群、
精肉商品群、鮮魚製品群などの商品群を連続する呼出番
号にまとめておくことができ、商品販売において商品を
呼び出すときに便宜である。このように入力された商品
名等の商品情報データは、商品マスターテーブル74a
に記憶・蓄積される。
【0036】(原産地の入力操作)商品名や商品コード
に続き、ラベルに原産地を印字する必要のある商品の場
合には、オペレータは原産地データの入力をすることに
なる。原産地データの入力は青果物や精肉など特定の商
品群についてのみ行えばよいため、表示画面53におけ
る原産地データの入力を促す表示は特定の商品群の場合
にだけ出される。ここでは、商品コードの一部分が商品
群の種類を表していることを利用して、入力された商品
コードから特定の商品群であるか否かを判断している。
しかし、これに代えて、他の方法(制御)を採ることも
可能である。例えば、部門番号を入力させるようにし、
それが生鮮部門の番号であれば原産地を入力させるよう
にしたり、予め原産地入力の対象となる商品名テーブル
を作成しておいて、それに一致する商品名が入力された
ときに原産地入力させたりする制御が考えられる。
【0037】原産地データの入力は、原則として、テキ
ストデータの手入力である。このときには、表示画面5
3に、図5に示すような表示がされる。対象商品に対す
る既入力の原産地データがあれば、それが表示画面53
の右サイドに選択可能に表示されるが、最初の入力時
は、操作パネル52内のタッチパネル式のキーボードか
らの手入力となる。
【0038】原産地の入力が終わると、その入力された
原産地のテキストデータ(以下、原産地データとい
う。)は、原産地マスターテーブル74bに記憶され
る。制御部70は、原産地データに自動的に原産地番号
と付加し、両者を原産地マスターテーブル74bに記憶
する。また、制御部70は、商品マスターテーブル74
a内のその商品の原産地番号欄に、その原産地データに
対応する原産地番号を記憶する。
【0039】また、原産地入力の対象となる各商品は日
や月、季節などによって仕入先が異なるため、オペレー
タは、原産地の修正入力を何回も行うことになる。この
ように入力が繰り返されていくと、段々と原産地マスタ
ーテーブル74b内に原産地データが蓄積されていく。
一方、商品マスターテーブル74a内の原産地番号欄は
原産地の修正の度に書き換えられるが、以前の原産地番
号については、商品マスターテーブル74a内の別の欄
(図示せず)に頻度を表す数値とともに記憶される。こ
こでは、この頻度を表す数値(頻度データ)として、選
択されて原産地番号欄に登場した回数を用いている。こ
の数値は、登場した日数にしてもよい。
【0040】このように、原産地マスターテーブル74
bに原産地データが蓄積されていくとともに、商品マス
ターテーブル74aに各原産地番号が頻度を表す数値を
伴って記憶されるため、原産地の入力作業は、日を追う
毎に楽になる。以下に、これらのデータを用いた入力支
援の制御について詳述する。ある程度原産地データの入
力がされると、原産地の入力において、選択入力が可能
となる。例えば、「若鶏ササミ」という商品名の商品に
対して既入力の原産地データがあり、それらが頻度の高
い順に「愛知県」、「高知県」、「岩手県」、「宮崎
県」、「滋賀県」、「京都府」、「兵庫県」、「秋田
県」、「アメリカ」、「青森県」だったとする。この場
合には、図5に示すように、これらの既入力の原産地デ
ータが表示画面53の右サイドに選択可能に表示され
る。表示順序は、頻度の高い順である。表示しきれない
ものについては、画面をスクロールさせることで表示さ
れるようにしている。
【0041】ここで、原産地として「愛知県」を入力し
たい場合には、キーボードによる手間のかかる入力を行
わなくても、「愛知県」の部分をタッチするだけで入力
を行うことができる。また、選択肢の中にあるものと同
じ原産地をキーボードから手入力しようとした場合、入
力された最初の文字を先頭に含む選択肢が表示画面53
の右サイドに表示される。例えば、図5に示す表示画面
53において「秋田県」と入力するために「あ」を入力
し始めると、制御部70は、図6に示すように、選択肢
の中で「あ」で始まる原産地を検索して表示画面53の
右サイドに表示する。この段階で、オペレータが、「秋
田県」が選択肢に存在することを認識するとともに、キ
ーボード入力を止めて図7に示すように選択入力を行え
ば、比較的短い時間で入力作業を終えることができる。
【0042】(商品名の検索操作)原産地の修正等、商
品マスターテーブル74a内のデータを修正・変更する
際には、商品を特定して、その商品に関するデータを表
示画面53に呼び出さなくてはならない。そこで、計量
ラベラー50では、種々の検索機能を有している。商品
を特定するためには商品名を検索することが便宜である
が、計量ラベラー50の商品名の検索機能として、登録
商品の一覧表示機能が存在する。一覧表示の方法として
は、均等振り表示が採用されている。これは、例えば呼
び出したい商品が呼出番号100番付近にあると思われ
る場合に、100番を中心にその前後の商品を一覧表示
する機能である。さらに、ページ送り/戻しの機能もあ
り、複数ページのスクロール表示が可能となっている
(図8及び図9参照)。
【0043】また、100番付近からページ送りを連続
的に行ったが該当する商品を見つけられなかった場合に
ページ戻しを行わなければならないのでは不便であるた
め、最初の100番付近の表示に一気に戻れるように、
「初期」キーを設けている(図8等参照)。このキーを
押せば、ページ送りやページ戻しを行う前に最初の画面
に戻すことができる。これにより、例えば100番付近
から1度ページ戻しを行った画面に該当する商品名があ
る場合に逆のページ送りを多数回行ってしまったときに
も、「初期」キーを押して100番付近の画面に戻し、
そこからページ戻しを行うことができる。
【0044】さらに、商品名の検索をサポートする機能
として、表示切り換え機能が存在する。1ページ内に表
示する商品名の数が多ければページを送ったり戻したり
する手間が軽減されるが、それを増やしすぎると情報量
(例えば、商品名の文字数)が減って、選択ミスが発生
する恐れが出てくる。これに鑑みて設けられた機能が表
示切り換え機能であり、表示される商品名の数を2段階
に切り換えることが可能とされている。切換キー(図示
せず)を押すと、図8に示す表示状態と図10に示す表
示状態とが切り換わる。
【0045】(その他の操作)各データテーブルの名称
は、使用者の操作によって、変更が可能である。これに
より、使用者がデータテーブルの内容を別の用途に使い
たいと思った場合に、名称変更によって別の用途で便宜
に使うことが可能である。<計量ラベラーのラベル発行
動作>販売対象の各商品に関する商品情報の入力が終わ
ると、計量ラベラー50は、商品販売に使うことが可能
になる。
【0046】客が商品(例えば、精肉)を希望すると、
オペレータは、呼出番号や商品名を基に対象商品を表示
画面53に呼び出す。そして、客が希望する重量に相当
する位の量を計量部58の計量台58aに商品を載せ
る。商品の重量を調整して客の希望する量になれば、そ
こでラベル発行のキーを押す。この段階では、表示画面
53に商品重量、単価、及び演算された価格が表示され
ている。これらの商品情報を含む内容が印字部66にお
いてラベルに印字され、ラベル発行口63から印字済の
ラベルLが発行される(図1参照)。このラベルLの一
例を、図11に示す。ここに示すように、ラベルLに
は、商品名、原産地名、ブランド名、単価、重量、価
格、他の商品情報の他、バーコードなどが印字される。
【0047】<第1実施形態の計量ラベラーの特徴> (1)第1実施形態の計量ラベラー50では、操作パネ
ル52からの原産地名称の入力作業中に、以前に入力し
て原産地マスターテーブル74bに記憶されている既入
力の原産地データが、表示画面53上に選択可能に表示
される。このため、入力作業を行うオペレータは、同じ
内容を繰り返し入力するという効率の低い作業から解放
される。
【0048】また、ここでは予め選択肢である複数の原
産地データを記憶させておいて一覧表示させるのではな
く、入力に応じて原産地マスターテーブル74b及び商
品マスターテーブル74aにデータが蓄積されていく構
成を採っている。このため、実際の使用に即した選択表
示が為されることになる。すなわち、選択される可能性
のある原産地データ全てを予め記憶させておいたので
は、そのデータ数が膨大となることが多く、表示画面5
3上での選択作業が困難になるが、ここでは入力実績の
ある既入力の原産地データが表示されるため、選択作業
が容易且つ迅速になる。
【0049】(2)第1実施形態の計量ラベラー50で
は、手入力で原産地入力を始めると、最初の文字を先頭
に有する既入力の原産地データが表示画面53の右サイ
ドに表示される。このため、オペレータは、該当する原
産地データが表示された場合には、全ての手入力を終え
る前に表示画面53上の原産地データを選択することに
よって、より少ない労力で入力を終えることができる。
【0050】また、手入力し始めることによって該当す
る既入力の原産地データが絞られてくるため、表示画面
53上において段々と表示される原産地データの数が減
り、それに従って選択する作業も容易となっていく。例
えば、既入力の原産地データの数が多くなりスクロール
表示や分割表示しなければ表示画面に表示しきれなくな
った場合にも、原産地入力において文字を手入力し始め
れば、該当する原産地データが少なくなり、オペレータ
による選択作業が容易となる。
【0051】(3)第1実施形態の計量ラベラー50で
は、既入力の原産地データが、商品マスターテーブル7
4aにおいて、頻度を表す数値に関連づけられている。
すなわち、商品マスターテーブル74a内の原産地番号
の欄は原産地の修正の度に書き換えられるが、以前の原
産地番号については、商品マスターテーブル74a内の
別の欄に頻度を表す数値とともに記憶されている。そし
て、原産地入力において、選択実績の高い、すなわち頻
度を表す数値が大きいものを優先的に表示させるように
している。これにより、原産地データの数が増えた場合
においても、選択実績の高いものが優先して表示画面5
3に表示されるため、複数の原産地入力作業のトータル
としての作業時間は短縮されることになる。
【0052】<変形例> (A)上記第1実施形態では、原産地入力時において対
象商品に対する既入力の原産地データが表示画面53の
右サイドに選択可能に表示されるようになっているが、
対象商品に対する既入力の原産地データに限らず、さら
に対象商品が属する商品群に対する既入力の原産地デー
タも表示させるようにしてもよい。
【0053】(B)上記第1実施形態では、オペレータ
の手入力によって商品マスターテーブル74aや原産地
マスターテーブル74bを作成することを前提にしてい
るが、入力される可能性のある商品情報データを積極的
に店舗内のネットワークや接続されている上位コンピュ
ータなどから受け取るようにして、入力を支援させても
よい。このようにすれば、オペレータは、初めて入力す
る商品情報であっても選択入力をすることができる。
【0054】この場合、原産地入力において選択入力を
促す表示画面53の右サイドへの原産地データの表示に
ついては、その商品に関して以前入力のあった既入力の
原産地データを他の商品情報データに優先させて表示さ
せることが望ましい。 [第2実施形態]本発明の第2実施形態に係る計量ラベ
ラー(商品情報出力装置)も、外観及び構成は図1に示
すものである。計量ラベラーの概略構成については、上
記第1実施形態と同じである。
【0055】<計量レジスターの制御部の構成>計量ラ
ベラーの制御ブロック構成についても、第1実施形態と
同様であり、制御部70は、CPU71,ROM72,
RAM73,HDD74等を有するマイクロコンピュー
タから構成され、操作パネル52、表示画面53、計量
部58、搬送機構65、印字部66などが接続されてい
る。また、本実施形態の計量ラベラーの制御部70は、
図12に示すように、店舗内ネットワークを介して、店
舗の商品情報を統括するストアコントローラ(上位コン
ピュータ)に接続されている。
【0056】制御部70のHDD74内には、商品マス
ターテーブル74a、原産地マスターテーブル74bの
他に、図13に示すブランド名マスターテーブル74c
が記憶される。ブランド名マスターテーブル74cに
は、ブランド番号に対応する形でブランド名のテキスト
データが格納されている。また、各ブランド番号にリン
クする原産地番号も格納されている。
【0057】これらのテーブル74a〜74cは、店舗
内のネットワークを介してストアコントローラから送ら
れてくるテーブルが基本となっている。このテーブル7
4a〜74cを基本として、オペレータは、日々の商品
情報の修正や変更に対応して、テーブル74a〜74c
への入力を行うことになる。また、制御部70のHDD
74には、後述する単価・価格履歴マスターテーブル7
4dも用意されている。
【0058】<商品情報の修正操作> (原産地入力の操作)オペレータは、操作パネル52を
操作することによって、各商品の情報を修正するための
入力を行う。ここでは、その一例として、原産地の確定
が為されておらず、あるいは対象商品の仕入れに変化が
あって原産地を修正入力しなければならないときの原産
地入力について説明する。
【0059】対象商品に対する初めての原産地入力にお
いては、ストアコントローラから送られてきた膨大な原
産地データの中から選択を行い、原産地名を入力するこ
とになる。この選択は容易ではないため、選択を支援す
る制御が行われている。操作パネル52にあるキーボー
ドから選びたい原産地の最初の1文字を入力すると、入
力された文字を先頭に含む選択肢が表示画面53の右サ
イドに表示される。これにより、選択肢が絞られるた
め、選択を比較的容易に行うことができるようになる。
【0060】何回か原産地の変更を行っている商品につ
いて原産地変更入力を行う場合には、以下のような支援
制御が働き、選択入力の労力が軽減される。ある商品に
対して原産地の変更が繰り返されると、商品マスターテ
ーブル74a内の原産地番号が書き換えられるととも
に、以前の原産地番号については、商品マスターテーブ
ル74a内の別の欄に頻度を表す数値とともに記憶され
る。この頻度を表す数値は、選択されて原産地番号の欄
に登場した回数である。そして、原産地変更入力におい
ては、頻度を表す数値が大きい原産地番号に対応する原
産地データが、表示画面53に優先的に表示される。こ
のため、選択入力を行うオペレータは、選ぶ可能性の薄
い原産地データを後回しにして、以前に選んだ実績のあ
る原産地データを頻度の高いものから見ることができ
る。
【0061】(ブランド名及び原産地の入力の操作)ま
た、精肉などの商品では、「松阪牛」や「神戸牛」とい
った産地に関連するブランド名をラベルに印字させるこ
とが多い。このようなブランド名の表示は、商品に高級
感を出すとともに、品質を保証する役割を果たす。この
ブランド名と原産地とを両方ともラベルに印字させる場
合には、まず対象商品に対してブランド名及び原産地を
関連づけなければならない。この作業は、ブランド番号
及び原産地番号の商品マスターテーブル74aへの登録
作業となるが、以下のような操作で入力(登録)するこ
とになる。
【0062】商品名や呼出番号によって対象商品を表示
画面53に呼び出すと、原産地の入力画面ではなく、先
にブランド名の入力画面が表示される。すなわち、ここ
では、従来からラベルに印字させることが多くオペレー
タも入力慣れしているブランド名の入力を先行させてい
る。一覧表示からブランド名を選択すると、ブランド名
マスターテーブル74cの対応するブランド番号が商品
マスターテーブル74aのブランド番号欄に登録される
とともに、ブランド名マスターテーブル74cの対応す
る原産地番号が商品マスターテーブル74aの原産地番
号欄に登録される。これは、ブランド名と原産地とが1
対1に対応している場合であり、ブランド名マスターテ
ーブル74cにおいて1つのブランド名に対し複数の原
産地が登録されている場合には、ブランド名の選択に従
い、ブランド名マスターテーブル74cの対応する複数
の原産地番号を持つ原産地データが原産地マスターテー
ブル74bから読み出されて表示画面53に選択可能に
表示される。ここでは、ブランド名の選択入力によって
絞られた原産地データのみが表示されるため、選択入力
作業は容易である。
【0063】(単価・価格履歴マスターテーブル)図1
2に示す制御部70のHDD74には、単価・価格履歴
マスターテーブル74dが用意されている。特価商品の
単価や価格を印字する場合において、通常の単価(以
下、特価前単価という。)や通常の価格(以下、特価前
価格という。)を二重線などで消して、その近くに特価
となった単価や価格を表示することがある。この場合に
は、消費者に安さをアピールすることができるが、間違
って特価期間が終わったにもかかわらず上記のような表
示を続けていると、店舗の信用を失うことになる。そこ
で、この計量ラベラーにおいては、単価・価格履歴マス
ターテーブル74dを設けている。
【0064】単価・価格履歴マスターテーブル74dに
は、各商品の値付けを行う毎に、その日付及び単価(定
額の場合には価格)のデータが追加される。そして、特
価商品の単価や価格を設定する際には、単価・価格履歴
マスターテーブル74dを参照して、過去3ヶ月間の間
に特価前単価あるいは特価前価格で販売を行っていた実
績があるか否かを判断し、履歴に該当するデータが存在
しない場合にはエラー表示を行う。このエラー表示は、
過去3ヶ月において販売実績のない単価(価格)を特価
前単価(特価前価格)として表示することに対するエラ
ー表示であり、この場合には特価前単価あるいは特価前
価格の変更を行い表示を是正することになる。
【0065】なお、単価・価格履歴マスターテーブル7
4dの個々のデータは、3ヶ月経過後に自動的に消去さ
れる。 <第2実施形態の計量ラベラーの特徴>生鮮食品の原産
地名を表示する機構として、一般には、商品名の一部と
して原産地名を登録しておく方法と、商品とは別に登録
された原産地名のテキストデータの中から1商品につい
て1つの原産地名をリンクさせる方法とがある。
【0066】前者の問題点としては、同一商品名に対し
て原産地が数多くある場合には産地毎に商品情報を持つ
必要があり、記憶メモリの浪費や呼び出しにかかる時間
が長くなるといった不具合が想定される。後者の問題点
としては、前者のように産地毎に商品名を登録する必要
はないが、登録及びリンクは1商品に対して1産地のみ
となるため、通常の登録操作でいちいち産地名を選択す
る手間がかかる。この作業は全商品に対応している原産
地マスター内の膨大な産地データの中から産地を選択す
る作業であり、手間が大きい。
【0067】これに対して、第2実施形態の計量ラベラ
ーでは、原産地入力において、予めストアコントローラ
から送られてきている原産地マスターテーブル74bに
ある複数の原産地データから選択を行うことができる。
そして、以前に選択入力された原産地データが、原産地
番号をその商品にリンクさせた形で、商品マスターテー
ブル74aに既選択データとして蓄積されていく。そし
て、商品に対して以前に選択された原産地データが存在
するときには、表示画面53において、既選択の原産地
データが他の原産地データに優先して表示される。これ
により、オペレータの入力作業にかかる時間がトータル
として短縮される。
【0068】<変形例>上記第2実施形態では、ブラン
ド名と原産地とをリンクさせることによって、原産地入
力にかかる労力を軽減しているが、ブランド名や原産地
が決まると商品の価格帯もある程度絞られることが多い
ため、これを利用してブランド名や原産地に単価のデー
タ(価格データ)をリンクさせてもよい。この場合に
は、商品の価格(単価)を入力するオペレータの労力を
軽減することができる。
【0069】[第3実施形態]図14に示すような商品
情報管理システムに属している計量ラベラーの場合に
は、上記のように各計量ラベラー内で入力支援制御を行
う他に、接続している上位コンピュータ(サーバー)に
よる入力支援を受けることも可能である。図14に示す
商品情報管理システムは、チェーン展開を行っているス
ーパーマーケットの複数の店舗3、それらの店舗3を管
理する本部2、及び本部2からの指令で商品の仕入れを
行う仕入れ担当者の間で商品に関する情報を送り、商品
情報を管理するシステムである。
【0070】仕入れ担当者は、ハンディ端末(携帯端末
機)1を持っており、このハンディ端末1を利用して生
鮮商品の仕入れ作業を行う。ハンディ端末1での原産地
の入力は、アイテム毎に複数の原産地データが表示画面
に表示されるので、その中から仕入れしたものの原産地
を選べばよい。ハンディ端末1内には本部2から送られ
た原産地マスターテーブルM2が収められており、アイ
テムを呼び出すと、原産地マスターテーブルM2からデ
ータが呼び出されて表示画面に表示される。
【0071】本部2は、各仕入れ担当者に生鮮商品の仕
入れに関する指示を与え、仕入れに関する情報を仕入れ
データ送信ファイルの形で仕入れ担当者から受け取る。
また、本部2は、当日の早朝(あるいは前日)に仕入れ
られた生鮮商品の仕入れ情報を基に売価を決定して、原
産地情報や有機農法の有無に関する情報とともに各店舗
3に送信する。なお、本部2にあるLANには、原産地
マスターテーブルM2や商品マスターテーブルM1を有
するサーバー20の他、操作端末21などが接続されて
いる。商品マスターテーブルM1には、商品毎に、商品
コード、商品名、価格、原産地番号、有機農法の有無と
いったデータの他、特売情報や売り上げ情報、在庫数な
どの種々のデータが記憶される。この商品マスターテー
ブルM1は、店舗3毎に作成されており、商品編成が変
わったときに本部2で変更が加わり各店舗3に配布され
る。
【0072】仕入れ担当者のハンディ端末1から仕入れ
データ送信ファイルが送られてくると、本部2は、仕入
れ価格からその生鮮商品の売価を決定する。そして、以
前に各店舗3に対して送っているデータからデータの変
更があったアイテムについてのみを各店舗3に送信す
る。各店舗3は、本部2からの変更データ送信ファイル
を毎営業日の朝に受信し、生鮮商品を含む各商品に関す
る変更データを反映させて、その日の朝に入荷された生
鮮商品についても最新の仕入れ情報を基にした商品情報
を生鮮商品とともに消費者に提供する。
【0073】店舗3内のLANには、サーバー30と、
操作端末31と、POP作成装置32と、ラベル印字機
能付き装置33と、POSシステム34と、ESLシス
テム35とが接続されている。サーバー30は、ストア
コントローラとも呼ばれるもので、内部に商品マスター
テーブルM1及び原産地マスターテーブルM2を有して
いる。これらのテーブルM1,M2は、本部2で作成さ
れ各店舗3に送られてくるものである。サーバー30
は、商品マスターテーブルM1を基に、商品の価格管
理、在庫管理、発注入庫管理、売上管理等の店舗内の各
業務に関する管理を行う。
【0074】POP作成装置32は、商品の紹介やセー
ル内容の広告等を行うために店頭あるいは商品近傍に付
されるPOP広告を作成する装置であって、例えば、P
OP作成ソフトウェアがインストールされたコンピュー
タと、それに接続されたプリンターとから構成される。
このPOP作成装置32は、サーバー30の商品マスタ
ーテーブルM1から必要な商品情報を取り込み、操作画
面上で適当に印字内容を配置した上で、プリンターによ
ってPOP広告を出力する。
【0075】ラベル印字機能付き装置33は、商品に関
する情報を消費者に提示するために商品に付されるラベ
ルへの印字を行う機能を有する装置である。具体的に
は、ラベルだけを発行するラベル発行装置、商品の包装
及びラベルの貼付を行う包装値付装置、商品の計量を行
い計量値を基に価格を決定してラベル貼付を行う計量ラ
ベラー、計量から包装・ラベル貼付までを一貫して行う
計量包装値付装置などのうち幾つかが、必要に応じて店
舗3内に配備されている。
【0076】この装置33は、サーバー30内の商品マ
スターテーブルM1から原産地番号や有機農法の有無を
含む商品情報を取り込み、これらの情報を発行するラベ
ルに印字する。例えば、装置33の1つが図1に示す計
量ラベラー50であるとすると、計量ラベラー50は、
サーバー30から原産地マスターテーブルM2をコピー
して取り込むとともに、商品マスターテーブルM1を取
り込むことができる。さらに、計量ラベラー50は、そ
の日の朝に入荷された生鮮商品についての最新の仕入れ
情報(原産地データ含む)を取り込むことができるた
め、オペレータの入力作業を不要としたりオペレータの
商品情報の入力作業を大幅に軽減したりすることが可能
となる。
【0077】また、野菜などの商品についても、本部2
のサーバー20で納品や検品時に原産地マスターテーブ
ルM2を販売予定日毎に作成しておけば、それを取り込
むことになる各店舗3の計量ラベラー50における原産
地入力の作業が極めて簡単なものとなる。 [第4実施形態]本発明の第4実施形態に係る計量ラベ
ラー(商品情報出力装置)も、外観及び構成は図1に示
すものである。計量ラベラーの概略構成については、上
記第1実施形態と同じである。
【0078】<計量レジスターの制御部の構成>計量ラ
ベラーの制御ブロック構成についても、第1実施形態と
同様であり、制御部70は、CPU71,ROM72,
RAM73,HDD74等を有するマイクロコンピュー
タから構成され、操作パネル52、表示画面53、計量
部58、搬送機構65、印字部66などが接続されてい
る。
【0079】制御部70のHDD74内には、図15に
示すように、商品マスターテーブル74a、原産地マス
ターテーブル74e、及び複数の原産地サブマスターテ
ーブル74fが記憶される。これらのテーブル74a,
74e,74fは、店舗内のネットワークを介してスト
アコントローラから送られてくるテーブルが基本となっ
ている。このテーブル74a〜74cを基本として、オ
ペレータは、日々の商品情報の修正や変更に対応して、
テーブル74a〜74cへの入力を行うことになる。
【0080】商品マスターテーブル74aには、図3に
示すように、各呼出番号(商品番号)に対応して、商品
名、商品コード、単価(価格)、風袋重量等が格納され
る。原産地マスターテーブル(大項目産地名データ記憶
部)74eには、「国産」、「輸入品」といった大項目
の原産地名の他に、都道府県名や外国の国名といった大
項目の原産地名、鮮魚の水揚げ漁港名や遠洋でとれた鮮
魚の海域名といった大項目の原産地名が、原産地番号と
ともに記憶されている(図16参照)。
【0081】原産地サブマスターテーブル(小項目産地
名データ記憶部)74fは、原則として、原産地マスタ
ーテーブル74eに納められている大項目の原産地デー
タに対してそれぞれ設けられている。但し、小項目の原
産地名が存在しない大項目の原産地データに対しては、
原産地サブマスターテーブルは設けられない。原産地サ
ブマスターテーブル74fには、大項目の原産地データ
に従属する小項目の原産地データが納められている。例
えば、図16に示すように、原産地マスターテーブル7
4e内にある原産地番号「0028」,大項目の原産地
名「兵庫県」という原産地データに対しては、「兵庫県
サブマスターテーブル」という原産地サブマスターテー
ブル74fが存在する。この「兵庫県サブマスターテー
ブル」には、詳細な地名や生産業者の名称などが小項目
の原産地名(サブ原産地名)として記憶されている。
【0082】<商品情報の修正操作> (原産地入力の操作)オペレータは、操作パネル52を
操作することによって、各商品の情報を修正するための
入力を行う。ここでは、その一例として、原産地の確定
が為されておらず、あるいは対象商品の仕入れに変化が
あって原産地を修正入力しなければならないときの原産
地入力について説明する。
【0083】対象商品に対する初めての原産地入力にお
いては、ストアコントローラから送られてきた膨大な原
産地データの中から選択を行い、原産地名を入力するこ
とになる。この選択は容易ではないため、本装置では、
図15及び図16に示すように、原産地データを原産地
マスターテーブル74eと原産地サブマスターテーブル
74とに分けて記憶させている。そして、制御部70
は、以下のような制御を行う。
【0084】オペレータに原産地名を選択によって入力
してもらうために、制御部70は、まず、商品名や呼出
番号によって指定された対象商品に対応する複数の大項
目の原産地名を原産地マスターテーブル74eから呼び
出して、それらを選択可能に表示画面53に列挙する。
呼び出される大項目の原産地名は商品の種類によって異
なり、例えば、青果であれば都道府県名や国名などが呼
び出され、鮮魚であれば、近海物は水揚げ漁港名、遠洋
物は海域名、養殖物は都道府県名が呼び出される。
【0085】ここで、オペレータが大項目の原産地名を
選択入力すると、次に、サブマスターテーブル使用許可
フラグが立っている商品の場合にのみ小項目の原産地名
が原産地サブマスターテーブル74fから呼び出され
る。サブマスターテーブル使用許可フラグは、商品マス
ターテーブル74aに納められている商品情報の1つで
あって、商品毎、あるいは商品種別毎に設定されるデー
タである。このサブマスターテーブル使用許可フラグ
は、小項目の原産地名を入力する可能性のある商品に対
して立てられるものである。したがって、サブマスター
テーブル使用許可フラグが立っていない商品について
は、大項目の原産地名の選択入力によって原産地入力が
終了する。一方。サブマスターテーブル使用許可フラグ
が立っている商品については、原産地サブマスターテー
ブル74fから呼び出された小項目の原産地名(サブ原
産地名)が表示画面53に列挙される。ここで、小項目
の原産地名を選択入力すると、大項目の原産地名に小項
目の原産地名が付加された形で原産地名が確定し、原産
地入力が終了する。ここで選ばれた大項目の原産地デー
タの原産地番号及び小項目の原産地データのサブ原産地
番号(図16参照)は、商品マスターテーブル74aに
記憶される。
【0086】例えば、大項目の原産地名について「兵庫
県」を選択し、小項目の原産地名について「イシダ漁
協」を選択したとすると、原産地名は「兵庫県イシダ漁
協」に確定して、その表示が表示画面53に為される。
そして、ラベルを発行するときには、「兵庫県イシダ漁
協」が原産地名の欄に印字されることになる。また、何
回か原産地の変更を行っている商品について原産地変更
入力を行う場合には、以下のような支援制御が働き、選
択入力の労力が軽減される。
【0087】ある商品に対して原産地の変更が繰り返さ
れると、商品マスターテーブル74a内の原産地番号及
びサブ原産地番号が書き換えられるとともに、以前の原
産地番号及びサブ原産地番号については、商品マスター
テーブル74a内の別の欄に頻度を表す数値とともに記
憶される。この頻度を表す数値は、選択されて原産地番
号(あるいはサブ原産地番号)の欄に登場した回数であ
る。そして、原産地変更入力においては、頻度を表す数
値が大きい原産地番号(サブ原産地番号)に対応する原
産地データが、表示画面53に優先的に表示される。こ
のため、選択入力を行うオペレータは、選ぶ可能性の薄
い原産地データを後回しにして、以前に選んだ実績のあ
る原産地データを頻度の高いものから見ることができ
る。
【0088】<第4実施形態の計量ラベラーの特徴>第
4実施形態に係る計量ラベラーでは、原産地データを、
原産地マスターテーブル74eと、複数の原産地サブマ
スターテーブル74fとに分けて記憶させている。この
ように構成した上で、制御部70は、まず大項目の原産
地名を入力させ、その大項目の原産地データに対応する
小項目の原産地名だけを表示画面53に表示させてい
る。この小項目の原産地名の一覧表示では、入力された
大項目の原産地データに対応するものだけが表示される
ため、その表示件数は必要最小限に抑えられる。これに
より、オペレータが原産地入力する際の作業が容易とな
り、作業時間も短くなる。
【0089】また、原産地データを大項目と小項目とに
分けているので、原産地データを修正するような場合に
もその修正に係る労力が少なくなる。 <変形例>上記第4実施形態では、大項目の原産地デー
タの選択入力に従って小項目の原産地名(サブ原産地
名)が表示画面53に列挙されるように制御を行ってい
るが、これに加えて、「サブ原産地名表示」といったフ
ァンクションキーを設け、現在表示画面53に表示され
ている原産地名の大項目の原産地名に対応するサブ原産
地名を呼び出すことができるようにしてもよい。こうす
れば、例えば「兵庫県イシダ漁協」が選択されていて
「兵庫県淡路島」に変更したい場合に、直接「兵庫県サ
ブマスターテーブル」にあるサブ原産地名を呼び出すこ
とが可能となり、変更作業が非常に早くなる。
【0090】[他の実施形態]本発明は、上記のような
計量ラベラーに限らず、連続的に商品の計量,ラベルの
発行,及び商品へのラベルの貼付を行う自動計量値付装
置、対面販売において使用される計量値付装置、計量か
ら包装・ラベル貼付までを一貫して行う自動計量包装値
付装置、商品を広告するためのPOPラベルをパソコン
等を利用して作成するPOP作成システムなど、種々の
装置において適用が可能である。
【0091】
【発明の効果】本発明では、入力作業中に、以前入力し
た既入力データが表示画面上に選択可能に表示されるた
め、オペレータは、効率の低い繰り返し作業から解放さ
れる。また、入力に応じて既入力データ記憶部にデータ
が蓄積されていくため、実際の使用に即した選択表示が
為されることになり、選択作業を容易且つ迅速に行うこ
とができる。
【0092】また、別の本発明では、産地名入力におい
て、産地名データ記憶部にある複数の産地名データが選
択可能に表示画面上に表示されるため、オペレータは、
初めて入力する産地名であっても選択によって入力を行
うことができる。また、選択入力された産地名データが
商品にリンクした形で蓄積され、表示画面において既選
択産地名データが他の産地名データに優先して表示され
るため、オペレータの入力作業にかかる時間が短縮され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る計量ラベラーの一部
透視斜視図。
【図2】第1実施形態の制御部のブロック構成図。
【図3】商品マスターテーブルの構成図。
【図4】原産地マスターテーブルの構成図。
【図5】原産地入力時の表示画面の一表示例。
【図6】原産地入力時の表示画面の一表示例。
【図7】原産地入力時の表示画面の一表示例。
【図8】商品選択時の表示画面の一表示例。
【図9】商品選択時の表示画面の一表示例。
【図10】商品選択時の表示画面の一表示例。
【図11】ラベルの印字構成図。
【図12】第2実施形態の制御部のブロック構成図。
【図13】ブランド名マスターテーブルの構成図。
【図14】第3実施形態の商品情報管理システムのブロ
ック構成図。
【図15】第4実施形態の制御部のブロック構成図。
【図16】原産地マスターテーブル及び原産地サブマス
ターテーブルの構成図。
【符号の説明】
51 計量ラベラー(商品情報出力装置) 52 操作パネル(入力手段) 53 表示画面 70 制御部 74 HDD 74a 商品マスターテーブル(既入力データ記憶
部;既選択産地名データ記憶部) 74b 原産地マスターテーブル(既入力データ記憶
部;商品情報データ記憶部;産地名データ記憶部) 74c ブランド名マスターテーブル(ブランド名記
憶部) 74e 原産地マスターテーブル(大項目産地名デー
タ記憶部) 74f 原産地サブマスターテーブル(小項目産地名
データ記憶部)
フロントページの続き (72)発明者 中岡 建一 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 (72)発明者 沈 建超 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 (72)発明者 船津 訓 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 (72)発明者 和田 一典 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 (72)発明者 目崎 和男 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 (72)発明者 堀部 真司 京都市左京区聖護院山王町44番地 株式会 社イシダ内 Fターム(参考) 5B020 BB10 CC13 DD02 GG22 5E501 AA30 AC34 BA05 CA02 CB02 CB05 DA08 DA15 EA10 EA12 EB05 FA23 FB28 FB43

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面と、 所定項目に対して商品情報の入力が可能な入力手段と、 前記入力手段から入力された所定項目に対する商品情報
    を既入力データとして記憶する既入力データ記憶部と、 前記入力手段による所定項目の入力作業中に、その所定
    項目の既入力データを前記既入力データ記憶部から呼び
    出して前記表示画面に選択可能に表示する制御部と、を
    備えた商品情報入力装置。
  2. 【請求項2】前記制御部は、前記入力手段による所定項
    目の入力作業中に、入力途中の文字あるいは文字列を先
    頭に有する既入力データを前記既入力データ記憶部から
    検索し、該当する既入力データがある場合にそれを表示
    画面に選択可能に表示する、請求項1に記載の商品情報
    入力装置。
  3. 【請求項3】前記既入力データ記憶部の既入力データ
    は、入力作業において選択された頻度に関する頻度デー
    タと関連づけられ、 前記制御部は、前記表示画面に選択可能に既入力データ
    を表示するときに、選択頻度の高いものを優先的に表示
    する、請求項1又は2に記載の商品情報入力装置。
  4. 【請求項4】所定項目に対する複数の商品情報データが
    記憶された商品情報データ記憶部をさらに備え、 前記入力手段による所定項目の入力は、商品番号あるい
    は商品名の入力後に、その商品について行われ、 前記制御部は、前記入力手段による所定項目の入力作業
    中に、その商品あるいはその商品が属する商品群に関し
    て以前入力のあった既入力データを他の商品情報データ
    に優先させて前記表示画面に選択可能に表示する、請求
    項1から3のいずれかに記載の商品情報入力装置。
  5. 【請求項5】表示画面と、 商品情報の入力が可能な入力手段と、 複数の産地名データが記憶されている産地名データ記憶
    部と、 前記入力手段による商品番号あるいは商品名の入力後
    に、前記表示画面に複数の産地名データを選択可能に表
    示させ、その商品の産地名を選択入力させる制御部と、 選択入力された商品の産地名データを、その商品あるい
    はその商品が属する商品群にリンクさせて既選択産地名
    データとして記憶する既選択産地名データ記憶部と、を
    備え、 前記制御部は、前記表示画面に複数の産地名データを選
    択可能に表示させるときに、既選択産地名データを他の
    産地名データに優先させて表示する、商品情報入力装
    置。
  6. 【請求項6】前記産地名データには、価格データがリン
    クしており、 前記制御部は、入力された商品番号あるいは商品名の商
    品に対して為される産地名データの選択入力に従い、そ
    の産地名データにリンクしている価格データを選択肢と
    して前記表示画面に表示する、請求項5に記載の商品情
    報入力装置。
  7. 【請求項7】産地に関係する複数のブランド名データが
    記憶されているブランド名記憶部をさらに備え、 前記産地名データと前記ブランド名データとがリンクし
    ている、請求項5又は6に記載の商品情報入力装置。
  8. 【請求項8】前記制御部は、前記入力手段による商品番
    号あるいは商品名の入力後に、まず前記表示画面に複数
    のブランド名データを選択可能に表示させてその商品の
    ブランド名を選択入力させ、次に選択入力されたブラン
    ド名とリンクしている産地名データを自動入力あるいは
    選択入力させる、請求項7に記載の商品情報入力装置。
  9. 【請求項9】前記産地名データ記憶部は、大項目の産地
    名が記憶されている大項目産地名データ記憶部と、前記
    大項目の産地名に従属する複数の小項目の産地名が記憶
    されている小項目産地名データ記憶部とを有している、
    請求項5に記載の商品情報入力装置。
  10. 【請求項10】前記制御部は、前記入力手段による商品
    番号あるいは商品名の入力後に、前記表示画面に複数の
    大項目の産地名データを選択可能に表示させて商品の大
    項目の産地名を選択入力させ、さらに小項目の産地名を
    入力させる場合には、選択入力された大項目の産地名に
    従属する複数の小項目の産地名を選択可能に表示させて
    商品の小項目の産地名を選択入力させる、請求項9に記
    載の商品情報入力装置。
  11. 【請求項11】前記請求項1から10のいずれかに記載
    の商品情報入力装置と、 指定商品に対して前記入力手段により入力された商品情
    報、及びその商品に関係する他の商品情報を出力する出
    力手段と、を備えた商品情報出力装置。
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JP2007265338A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Sato Corp 商品管理システム

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