JP2001227221A - ステアリングロック装置 - Google Patents
ステアリングロック装置Info
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Abstract
ら抜き取られないようにしたステアリングロック装置を
提供する。 【解決手段】 キーの挿入により回動するシリンダイン
ナ1と、該シリンダインナ1を回動可能に収容するシリ
ンダアウタ3と、該シリンダアウタ3を収容保持するボ
デー9と、該ボデーに9からステアリングシャフト側に
付勢され突出してステアリングシャフトを回動不能にす
るロックシャフト7と、前記ロックシャフト7の端部に
形成された操作部7aに係合するカム部5cを備え、前
記シリンダインナ1の回動に応動してロックシャフト7
をボデー9内に引き込むカム部材5と、該カム部材5を
シリンダインナ1側に付勢する付勢手段とを備え、前記
シリンダインナ1が取り除かれると前記カム部材5がシ
リンダインナ1側に移動してカム部5cと前記ロックシ
ャフト7の操作部7aとの係合が外れるようにした。
Description
ク装置における盗難防止を図ったシリンダ錠の固定構造
に関するものである。
ンナとシリンダアウタ等で構成されるシリンダ錠と、シ
リンダインナの回動に応じてロック位置でステアリング
シャフトの回動を阻止するロックシャフトとがボデー内
に収納されている。ボデー内に収納されたシリンダ錠は
かしめなどで固定されるものもあるが、交換を可能にし
てサービス性を向上させるため、外周方向に突出するよ
うに付勢されたロックピンをシリンダアウタに設け、こ
のロックピンをボデーの係合部に係合させると共に、シ
リンダインナの所定の回動位置でロックピンの押し込み
を可能として、シリンダ錠を取り外すことができるよう
にしたものも知られている。
は、不正を目的としてシリンダ錠をボデーから抜き取る
ため、例えば、前述のものにおいてはたがねのような工
具でかしめ部を破壊してシリンダ錠をボデーから抜き取
ったり、後述のものにおいてはポンチでロックピンをた
たき込んで無理やりピンを押し込んだり、ドリルで穴を
明けてロックピンを取り去ったりして、シリンダ錠をボ
デーから抜き取り、ドライバーのようなものでカム部材
を回動させて、ロックシャフトが移動させられることが
考えられる。ロックシャフトが移動させられると、ステ
アリングの回動が可能になり、自動車が盗難に合う可能
性があった。
目し、工具を使用して万一、シリンダ錠がボデーから抜
き取られてもロックシャフトをボデー内に引き込むこと
ができないようにすることを課題としてなされたもので
ある。
めに、この発明のステアリングロック装置では、キーの
挿入により回動するシリンダインナと、該シリンダイン
ナを回動可能に収容するシリンダアウタと、該シリンダ
アウタを収容保持するボデーと、該ボデーからステアリ
ングシャフト側に付勢され突出してステアリングシャフ
トを回動不能にするロックシャフトと、前記ロックシャ
フトの端部に形成された操作部に係合するカム部を備え
前記シリンダインナの回動に応動してロックシャフトを
ボデー内に引き込むカム部材と、該カム部材をシリンダ
インナ側に付勢する付勢手段とを備え、前記シリンダイ
ンナが取り除かれると前記カム部材がシリンダインナ側
に移動してカム部と前記ロックシャフトの操作部との係
合が外れるようにしている。
との係合が外れると、ロックシャフトの操作部がステア
リングシャフト側に更に移動してカム部の後端と係合
し、カム部材の後端側への移動を阻止するようにするの
が好ましい。
の移動を規制する移動規制手段を設け、この移動規制手
段によるシリンダインナの移動量はシリンダインナへの
キー挿入位置では前記ロックシャフトの操作部との係合
が外れ、シリンダインナの回動位置ではカム部と前記ロ
ックシャフトの操作部との係合状態を維持する量とする
のが好ましい。
の所定以上の移動を規制する移動規制手段を設け、前記
カム部材のカム部の後端には突出部を形成して、シリン
ダインナの回動位置ではカム部と前記ロックシャフトの
操作部との係合を維持するようにしてもよい。
移動位置ではボデーの内周面で保持されていることが好
ましい。
がボデーから抜き取られてもロックシャフトをボデー内
に引き込むことができないようにするという目的を、簡
単な構造で実現した。
図であり、図2において、キーは図の右側の前面側から
挿入される。1はシリンダインナ、2はロックシール、
3はシリンダアウタであり、図の左側からロックシール
2とシリンダインナ1をシリンダアウタ3に順次挿入
し、これらを回動可能に保持することによって周知のシ
リンダ錠4が構成されている。5はシリンダインナ1に
連結されたカム部材であり、キーをシリンダインナ1に
挿入して回動させるとカム部材5が共に回動し、同軸上
に設けられたスイッチ部6のロータ6aが回転して所定
のスイッチ操作が行われる。
3、カム部材5は亜鉛ダイカストで成形されている。
るロックシャフト、7aはその操作部、8はロックシャ
フト付勢用スプリングであり、ロック位置でキーが抜か
れるとロックシャフト7がスプリング8で押されて上方
に突出し、図示しないステアリングシャフトをロックす
るように構成されている。9は上記の各部材を収容する
ボデー、10はシリンダアウタ3の後端上部に形成され
ている突部3aに取り付けられたロックピンである。
をシリンダアウタ3に挿入した後、シリンダアウタ3の
突部3aに形成された凹部3bにスプリング10aと共
に挿入し、押さえ板10bをかしめなどの手段で固定す
ることによってシリンダアウタ3に取り付けられてお
り、スプリング10aによる外周方向への付勢力でばね
受け10cが押さえ板10bに当たる位置まで突出し、
その外端部10dがボデー9に形成された係合穴11に
係合している。
おいて左側)に外径の大きな鍔状部12とこれより径の
小さい段部13とが形成されている。ロックピン10は
この段部13に対応する位置に設けられており、その長
さは外端部10dが係合穴11に係合している状態でそ
の内端部10eが凹部3bを貫通し、段部13の外周部
にほぼ接するように選定されている。従って、シリンダ
インナ1をシリンダアウタ3に挿入してロックピン10
を取り付けると、シリンダインナ1はロックピン10に
鍔状部12が当たって抜け止めされ、シリンダ錠4を中
心としたシリンダアセンブリの仮組み状態が維持され
る。
ック位置(LOCK)からACC位置及びON位置を経
てスタート位置(START)まで回動可能であって、
段部13の外周部にはシリンダインナ1がACC位置に
ある時にロックピン10と合致する位置に凹部14を形
成している。この凹部14はロックピン10の内端部1
0eを挿入できる大きさに選定してあり、ロックピン1
0はACC位置でのみ外端部10dが係合穴11から抜
け出る位置まで押し込み可能である。
リンダインナ1をこのACC位置に回動させることによ
って、ロックピン10を押し込むことができ、この状態
でシリンダ錠4をボデー9に挿入できる。挿入後はロッ
クピン10の外端部10dが係合穴11に係合してシリ
ンダアウタ3がボデー9に固定され、シリンダインナ1
も背面側へは移動ができない。またシリンダアウタ3を
ボデー9から取り出す操作もシリンダインナ1をACC
位置に合わせ、ロックピン10を押し込むことによって
行うことができる。なお、ロックピン10の押し込み可
能な位置はACC位置に限定されるものではなく、他の
適宜の回動位置を選ぶことができる。
うに、金属製の補強板15が、ボデー9の係合穴11を
覆った位置にワンウェイねじ16で締め付け固定されて
いる。
属材料、例えば、鉄板に焼入れした材料からなり、基部
15aから両側(図1においては上下方向)に折り曲げ
て形成された一対の取付部15b,15bと、一方にの
びたカバー部15cが形成されている。そして、取付部
15b,15bには、ワンウェイねじ16が挿通する取
付穴(図示せず)が形成され、カバー部15cにはボデ
ー9の係合穴11やロックピン10の径よりもさらに小
径でφ1.5mm程度のピン穴15dが形成されてい
る。このピン穴15dは概略ロックピン10の上部中心
に位置している。従って細いドリルを使用してもロック
ピン10を破壊することはできない。
に、プラスドライバーが嵌まり込み、ドライバーを時計
方向(ねじ締付方向)に回転させた時にはドライバーに
係合してねじの締め付けを可能とするとともに、反時計
方向に回転させた場合にはドライバーが空転するような
十字溝16aが形成されている。
固定された後、不正な方法で(キーを使用せず)シリン
ダ錠4をボデー9から取り除こうとして、ポンチ等でロ
ックピン10の上部を打ち込んだり、ドリルで穴を明け
ようとしても、補強板15により阻止される。また、ピ
ン穴15dを通る程度の細い金属棒では、無理やりロッ
クピン10を押し込むことはできない。すなわち、キー
をシリンダインナ1に挿入して、シリンダインナ1をA
CC位置まで回動させ、細い金属棒等でロックピン10
を押し込んだ時のみ、ロックピン10が押し込み可能と
なり、シリンダ錠4をボデー9から取り除くことができ
るのである。
ル2は、キー挿入口からドライバーのような工具をたた
き込んでもシリンダインナ1を回動できないようにする
ための盗難防止用であるが、背面組み込み方式は一般に
シリンダインナ1の背面側への移動を阻止する保持力は
比較的小さく、ロックシール2を設けてあってもシリン
ダインナ1が背面方向に外れて盗難防止効果が低下する
という弱点がある。しかし、この例では図2に示すよう
にボデー9の一部に段部9aを設けてここに鍔状部12
を当接させ、シリンダインナ1の背面側への移動はこれ
によっても阻止されて背面方向に外れることが確実に防
止されるようにしている。
ロック装置は、不正な方法で(キーを使用せず)シリン
ダ錠4をボデー9から取り除くことができないようにし
たものであるが、それでも何らかの不正な方法でシリン
ダ錠4がボデー9から取り除かれた場合には、下記の手
段により、ロックシャフト7がボデー9内に引き込まれ
ないようにしている。
5aと、ボデー9の内周面9bに保持された状態で回動
する大径部5bと、ロックシャフト7の端部に形成され
た操作部7aに係合してロックシャフト7をボデー9の
内部に引き込むカム部5cと、ロックシャフト7の中空
部7bに貫入しカム部5cより小いさな径の中径部5d
と、端部がロータ6aに連結する小径部5eと、この小
径部より突出して形成されロータ6aに係合して回動さ
せる凸部5fからなる。
嵌されてカム部材5をシリンダインナ1側に付勢してい
る。
の背面側には前記小径部5eが貫挿可能な貫通穴9cが
形成され、この貫通穴9cには、小径部に突設された凸
部5fが挿通可能な切欠部9dが形成されている。そし
て、背面9eには切欠部9dに概略対向する位置に窪部
9fが形成されている。
面側に向かって、すなわち図6(b)の紙面の向こう側
から手前側に向かってボデー9の貫通穴9cを挿通し、
凸部5fが切欠部9dを貫通した後、図6(c)の位置
まで回転した状態でボデーに収容される。すなわち、シ
リンダインナ1がロック位置にあるとき、前記凸部5f
は窪部9fの上面に位置している。そして、ACC位置
からからスタート位置までの回動範囲では、前記凸部5
fは切欠部9dと窪部9f以外の上面に位置している。
正な手段でシリンダ錠4がボデー9から取り除かれた場
合には、すなわちロック位置でシリンダ錠4が取り除か
れた場合には、図4に示すように、カム部材5がスプリ
ング17の付勢力によって、前面側(図においては右
側)に移動する。これによって、カム部5cとロックシ
ャフト7の操作部7aとの係合が外れ、ロックシャフト
7はスプリング8の付勢力でステアリングシャフト側
(図において上側)に移動し中径部5dに当接する。こ
のとき、カム部材5の凸部5fはシリンダインナ1側へ
の所定以上の移動を規制する移動規制手段としての機能
を持ち、ボデー9の窪部9fに入り込んだ状態でその底
部に当接している。
込んでも、カム部5cの後端が操作部7aに当接してい
るのでそれ以上の移動ができず、もとの状態に戻ること
ができない。また、背面側からスイッチ部6を取り外し
て小径部5eの後端部を前面側に移動させようとして
も、凸部5fがボデー9の窪部9fに入り込んだ状態で
その底部に当接しているので、それ以上の移動はでき
ず、カム部材5は軸方向に対し微小ながたつき程度の移
動しかできなくなっている。また、ドライバーのような
ものでカム部材5を回動させても、カム部材5は凸部5
fがボデー9の窪部9fに入り込んでいるため回動が不
能であり、軸方向への移動もできないため窪部9fから
脱出することができない。従って、凸部5fを切欠部9
dを通して外すこともできない。さらに、カム部材5の
大径部5bと中径部5dはそれぞれボデー9の内周面9
b、9gで保持されているため、カム部材5がこじられ
てもロックシャフト7の付近は変形や破壊することがな
い。
側に引き込まれることはないので、ステアリングシャフ
トの回動をすることができず、自動車が盗難に合うこと
がない。
をボデー9から取り除く場合には、シリンダ錠4はロッ
ク位置以外の位置で取り除かれるため、カム部材5の凸
部5fは窪部9f以外の背面9e上にある。従って、カ
ム部材5はそれ以上移動することができず、カム部5c
とロックシャフトの操作部7aとの係合が外れることは
なく、再度シリンダ錠4を組付けて正常に使用すること
ができる。
す図で、カム部材5のシリンダインナ1側への所定以上
の移動を規制する移動規制手段として、凸部5fに代え
て中径部5dの端部に鍔部5gを形成し、この鍔部5g
がロックシャフト7の中空部7bに当接するようにした
ものである。この場合小径部5eの端部は断面小判形の
接続部5hとしロータ6aを回転できる形状にしてい
る。なお、第1実施例の凸部5fをそのまま移動規制手
段として使用してもよい。
部5の後方に連続した突出部5iを形成し、シリンダイ
ンナ1がロック位置以外の位置にあるときには、シリン
ダ錠が取り除かれてカム部材5がシリンダインナ1側に
移動してもロックシャフト7がステアリングシャフト側
に飛び出さないようにしている。
上部には、前記鍔部5gが挿通できる幅広部7cが形成
されている。この場合、カム部材5の鍔部5gをロック
シャフト7の中空部7bを挿通させるには、予めスプリ
ング8に付勢された状態でボデー9内に収容されたロッ
クシャフト7を押し下げることにより、前面側からカム
部材5の小径部5eをロックシャフト7の中空部7bを
挿通させ、図11(b)に示すように鍔部5gを幅広部
7cに挿通させることができる。そしてロックシャフト
7の押し下げを解除するとロックシャフト7がスプリン
グ8の付勢力でステアリングシャフト側に突出し図11
(c)に示すように鍔部5gは中空部7bに係合する位
置にある。
ことができる押し下げ位置は、カム部材5の回動により
ロックシャフト7が押し下げられる位置よりも低く設定
してあり、カム部材5の回動によりロックシャフト7が
押し下げられた位置では鍔部5gは中空部7bに係合す
るようになっている。
位置でシリンダ錠4が取り除かれた場合には、第1実施
例と同じように、カム部材5がスプリング17の付勢力
によって、前面側に移動し、カム部5cとロックシャフ
トの操作部7aとの係合が外れ、ロックシャフト7は中
径部5dに当接する。このとき、カム部材5の鍔部5g
はロックシャフト7の中空部7bの後部7dと係合し、
カム部材5のシリンダインナ1側への所定以上の移動を
規制する移動規制手段としての機能を持つ。
ム部材5は空回りするだけでロックシャフト7がボデー
9側に引き込まれることはない。また、背面側からスイ
ッチ部6を取り外して小径部5eの後端部を前面側に移
動させようとしても、鍔部5gロックシャフト7の中空
部7bの後部7dと係合し、それ以上の移動はできず、
カム部材5は軸方向に対し微小ながたつき程度の移動し
かできなくなる。
をボデー9から取り除く場合には、シリンダ錠4はロッ
ク位置以外の位置で取り除かれるため、カム部材5の突
出部5iがロックシャフト7の操作部7aと係合してい
るので、再度シリンダ錠4を組付けて正常に使用するこ
とができる。
明のステアリングロック装置は、不正な手段でシリンダ
インナが取り除かれるとカム部材がシリンダインナ側に
移動してカム部とロックシャフトの操作部との係合が外
れるようにしてロックシャフトをボデーの内部に引き込
むことができないようにしているので、ロックシャフト
はステアリングシャフトと係合した状態となっており、
盗難を防止することができる。
係合が外れると、ロックシャフトの操作部がステアリン
グシャフト側に更に移動してカム部の後端と係合し、カ
ム部材の後端側への移動を阻止するようにすれば、もと
の状態に戻すことができないので、より盗難防止性を向
上させることができる。
動を規制する移動規制手段を設け、シリンダインナへの
キー挿入位置ではロックシャフトの操作部との係合が外
れ、シリンダインナの回動位置ではカム部と前記ロック
シャフトの操作部との係合状態を維持するようにすれ
ば、スイッチ部を取り外しての背面側からの攻撃に対し
ても強固な盗難防止を図ることができ、正常な状態での
シリンダ錠の交換が容易にできる。
段による所定の移動位置ではボデーの内周面で保持され
るようにすれば、カム部材がこじられてもロックシャフ
トの付近は変形や破壊することがなく、さらに高盗難性
を向上させることができる。
の平面図である。
が取り除かれた状態を示す断面図である。
状態の左側面図である。
ーの貫通穴に挿入する状態を示す説明図で、(a)はボ
デーを背面から見た図、(b)小径部を挿入する状態の
図、(c)は小径部を挿入した後ロック位置にある状
態、(e)は(c)のB−B断面図である。
る。
が取り除かれた状態を示す要部断面図である。
錠が取り除かれた状態を示す要部断面図である。
クシャフトの中空部に挿通する状態を示す説明図で、
(a)はロックシャフトを背面から見た図、(b)鍔部
を挿入する状態の図、(c)は鍔部を挿入した後ロック
位置にある状態の図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 キーの挿入により回動するシリンダイン
ナと、該シリンダインナを回動可能に収容するシリンダ
アウタと、該シリンダアウタを収容保持するボデーと、
該ボデーからステアリングシャフト側に付勢され突出し
てステアリングシャフトを回動不能にするロックシャフ
トと、前記ロックシャフトの端部に形成された操作部に
係合するカム部を備え前記シリンダインナの回動に応動
してロックシャフトをボデー内に引き込むカム部材と、
該カム部材をシリンダインナ側に付勢する付勢手段とを
備えたステアリングロック装置において、前記シリンダ
インナが取り除かれると前記カム部材がシリンダインナ
側に移動してカム部と前記ロックシャフトの操作部との
係合が外れるようにしたことを特徴とするステアリング
ロック装置。 - 【請求項2】 前記カム部と前記ロックシャフトの操作
部との係合が外れると、ロックシャフトの操作部がステ
アリングシャフト側に更に移動してカム部の後端と係合
し、カム部材の後端側への移動を阻止するようにしたこ
とを特徴とする請求項1記載ステアリングロック装置。 - 【請求項3】 前記カム部材のシリンダインナ側への移
動を規制する移動規制手段を設け、この移動規制手段に
よるシリンダインナの移動量はシリンダインナへのキー
挿入位置では前記ロックシャフトの操作部との係合が外
れ、シリンダインナの回動位置ではカム部と前記ロック
シャフトの操作部との係合状態を維持する量としたこと
を特徴とする請求項2記載のステアリングロック装置。 - 【請求項4】 前記カム部材のシリンダインナ側への所
定以上の移動を規制する移動規制手段を設け、前記カム
部材のカム部の後端には突出部を形成して、シリンダイ
ンナの回動位置ではカム部と前記ロックシャフトの操作
部との係合を維持するようにしたことを特徴とする請求
項2記載のステアリングロック装置。 - 【請求項5】 前記カム部材は少なくとも前記所定の移
動位置ではボデーの内周面で保持されていることを特徴
とする請求項3若しくは請求項4記載のステアリングロ
ック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000039249A JP3739246B2 (ja) | 2000-02-17 | 2000-02-17 | ステアリングロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publications (2)
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JP2001227221A true JP2001227221A (ja) | 2001-08-24 |
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ID=18562846
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP (1) | JP3739246B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006044394A (ja) * | 2004-08-02 | 2006-02-16 | Tokai Rika Co Ltd | ステアリングロック装置 |
JP2008030556A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-02-14 | Suzuki Motor Corp | 自動二輪車のハンドルロック装置 |
DE10262210B4 (de) * | 2001-10-31 | 2008-11-06 | U-Shin Ltd. | Lenkradschlosseinrichtung |
JP2018001341A (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-11 | 株式会社アルプスツール | 操作装置、回転装置 |
-
2000
- 2000-02-17 JP JP2000039249A patent/JP3739246B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2018001341A (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-11 | 株式会社アルプスツール | 操作装置、回転装置 |
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