JP2001226501A - 面光源反射部材用白色ポリエステルフィルム - Google Patents

面光源反射部材用白色ポリエステルフィルム

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JP2001226501A
JP2001226501A JP2000041270A JP2000041270A JP2001226501A JP 2001226501 A JP2001226501 A JP 2001226501A JP 2000041270 A JP2000041270 A JP 2000041270A JP 2000041270 A JP2000041270 A JP 2000041270A JP 2001226501 A JP2001226501 A JP 2001226501A
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white polyester
surface light
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JP2000041270A
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Hisashi Owatari
寿士 大渡
Hagumu Takada
育 高田
Takashi Mimura
尚 三村
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射特性、耐光性に優れる面光源反射部材用
白色ポリエステルフィルムを提供する。 【解決手段】 微細な気泡を含有する白色ポリエステル
フィルムであって、該フィルムが耐光剤を含有して成る
ことを特徴とする面光源反射部材用の白色積層ポリエス
テルフィルムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白色ポリエステル
フィルムに関するものである。更に詳しくは、液晶画面
用の光源としてサイドライト(エッジライトとも言う)
方式の面光源を用いた場合、該面光源用の反射板やリフ
レクターとして最適な白色ポリエステルフィルムであっ
て、より明るく、かつ耐久性にも優れた液晶画面を得る
ことの出来る、面光源反射部材用白色ポリエステルフィ
ルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶画面などの照明用器材として平板状
の面光源が一般に用いられるが、この面光源として、従
来はバックライト方式が採用されていた。しかし近年で
は、特開昭63−62104号公報に示されるようなサ
イドライト方式の面光源が、薄型で均一に照明できると
いうメリットを有することから、広く用いられるように
なっている。サイドライト方式とは、片面に網点印刷の
施されたアクリル板などの透明性基材の端部(エッジ)
より冷陰極線管などの照明光源からの光を当てる方式で
あり、別名エッジライト方式とも呼ばれている。この方
式では照明光源からの光が面光源の周囲へ逃げるのを防
止し、より効率的に液晶画面を照明する目的で、面光源
の背面側に反射板、さらに照明光源の周囲にリフレクタ
ーが設けられている。この反射板、リフレクターは共に
光反射機能を有するものであり、以降では両者を「面光
源反射部材」と総称する。
【0003】サイドライト方式の面光源を用いた装置構
造の一例を図1を示す。図1において、片面に網点印刷
16が施された透明性基材からなる透明導光板15の片
面(網点印刷側)に反射板11、他方の側に拡散板1
4、液晶画面13が設けられ、さらに透明導光板15の
端部に照明光源として冷陰極線管17が配置される。ま
た、冷陰極線管17の周囲にはリフレクター12が設け
られる。以上がサイドライト方式の装置構造の概略であ
り、次にこの方式の基本原理を説明する。冷陰極線管1
7からの光は、直接に、またはリフレクター12により
反射されて透明導光板15の端部に入射光として導入さ
れる。該入射光は、網点印刷16により均一に分散さ
れ、反射板11により反射される。そして、この反射光
は再度、透明導光板15を通り、さらに拡散板14によ
り拡散されることによって液晶画面13を明るく均一に
照らすのである。
【0004】サイドライト方式では、照明光源が面光源
のエッジ側に設置されるため、背面側に該照明光源が設
置されるバックライト方式よりも薄型にできるという大
きな特徴がある。
【0005】上記の面光源反射部材には、第一に薄さと
光の高反射特性が要求されることから、従来より、白色
染料や白色顔料を添加したり、あるいは微細な気泡を含
有せしめる等の方法で光の反射特性を高めた白色フィル
ムが用いられてきた。特に、気泡による光の反射は基本
的に光の吸収がなく、また反射特性が乱反射(拡散反
射)であることから液晶画面をより明るく、かつ広く均
一に照らすことができる点で優れている。このような点
で、微細な気泡を含有する白色フィルムは面光源反射部
材として特に好ましいものである。上述の微細な気泡を
含有する白色フィルムとしては、例えば特開平6−32
2153号公報、特開平7−118433号公報などに
開示されているものが挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶画面の
用途は、従来からのノート型パソコンに加えて、近年で
は据置型のパソコンやテレビ、携帯電話のディスプレイ
など、様々な機器に採用されており、需要は急速に増大
している。一方、液晶画面の画像もより高精細なものが
求められるのに伴い、液晶画面の明るさを増して画像を
より鮮明に、より見やすくする改良が進められており、
照明光源(例えば、冷陰極線管)もより高輝度、高出力
のものとなってきている。しかしながら、面光源反射部
材である反射板やリフレクターとして上記フィルムを用
いた場合には、長期間使用していると照明光源の光によ
りフィルムが次第に劣化して黄味がかった色になり、つ
いには光の反射特性が低下して液晶画面の明るさが不十
分となる問題が指摘されており、白色フィルムの耐光性
向上が強く求められている。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決し、
高度の耐光性を保持し、しかも優れた反射特性を有する
面光源反射部材用白色ポリエステルフィルムを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の、本発明の面光源反射部材用白色ポリエステルフィル
ムは、微細な気泡を含有する白色ポリエステルフィルム
であって、該フィルムが耐光剤を含有して成ることを特
徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において、ポリエステルと
は、ジオールとジカルボン酸とから縮重合によって得ら
れるポリマーであり、ジカルボン酸は、テレフタル酸、
イソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ア
ジピン酸、セバシン酸等で代表されるものであり、また
ジオールは、エチレングリコール、トリメチレングリコ
ール、テトラメチレングリコール、シクロヘキサンジメ
タノール等で代表されものである。具体的には例えば、
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−p−オキ
シベンゾエート、ポリ−1,4−シクロヘキシレンジメ
チレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタ
レンジカルボキシレート(ポリエチレンナフタレート)
等を使用することができる。
【0010】もちろん、これらのポリエステルは、ホモ
ポリエステルであっても、コポリエステルであってもよ
く、共重合成分として、例えば、ジエチレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、ポリアルキレングリコー
ル等のジオール成分、アジピン酸、セバシン酸、フタル
酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、
5−ナトリウムスルホイソフタル酸等のジカルボン酸成
分を用いることもできる。また、このポリエステルの中
には、必要に応じて、本発明の効果が損なわれない量で
適宜な添加剤、例えば耐熱安定剤、耐酸化安定剤、有機
の易滑剤、有機系微粒子、充填剤、帯電防止剤、核剤、
染料、分散剤、カップリング剤等が配合されていてもよ
い。
【0011】本発明に用いられるポリエステルとして
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レートが耐水性、耐久性、耐薬品性等に優れているた
め、特に好ましいものである。
【0012】本発明の白色ポリエステルフィルムは、ポ
リエステル中に微細な気泡が含有せしめられたものであ
って、さらに耐光剤を含有することが必要である。耐光
剤を含有することにより、本発明の白色ポリエステルフ
ィルムの耐光性が著しく向上し、面光源反射部材である
反射板やリフレクターとして長期間使用された場合でも
液晶画面の明るさは初期の状態を保ち、画像がより鮮明
で見やすい優れた液晶画面を得ることができるのであ
る。
【0013】本発明における耐光剤の含有量は、0.0
5〜10重量%であることが好ましく、より好ましくは
0.1〜5重量%、更には0.15〜3重量%であるこ
とが最も好ましい。耐光剤の含有量が0.05重量%未
満の場合には、耐光性が不十分となり、長期間使用して
いる間にフィルムが劣化して、その反射特性が低下しや
すくなる問題がある。一方、10重量%を超える場合に
は、耐光剤による着色によって反射特性が低下すること
があり、好ましくない。
【0014】本発明で使用する耐光剤は、耐熱性に優
れ、前述のポリエステルとの相溶性がよく均一分散でき
ると共に、着色が少なく樹脂およびフィルムの反射特性
に悪影響を及ぼさないものの選択が望ましい。先の条件
を満たす耐光剤であれば特に限定されないが、例えば、
サリチル酸系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール
系、シアノアクリレート系等の紫外線吸収剤、ヒンダー
ドアミン系等の紫外線安定剤の各種のものが適用可能で
ある。より具体的な適用例は以下のとおりである。 (紫外線吸収剤) サリチル酸系:p−t−ブチルフェニルサリシレート、
p−オクチルフェニルサリシレート ベンゾフェノン系:2,4−ジヒドロキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノ
ン、2,2’−4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
ェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキ
シベンゾフェノン、ビス(2−メトキシ−4−ヒドロキ
シ−5−ベンゾイルフェニル)メタン ベンゾトリアゾール系:2−(2’−ヒドロキシ−5’
−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−
ヒドロキシ−5’−t−ブチルフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t
−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−
ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−3’,5’−ジ・t−ブチルフェニル)−5
−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ
−5’−t−オクチルフェノール)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ・t−ア
ミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2,2’−メチレ
ンビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)
−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノ
ール]、2(2’ヒドロキシ−5’−メタアクリロキシ
フェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−[2’−
ヒドロキシ−3’−(3″,4″,5″,6″−テトラ
ヒドロフタルイミドメチル)−5’−メチルフェニル]
ベンゾトリアゾール シアノアクリレート系:エチル−2−シアノ−3,3’
−ジフェニルアクリレート 上記以外:2−エトキシ−2’−エチルオキザックアシ
ッドビスアニリド、2−(4,6−ジフェニル−1,
3,5−トリアジン−2−イル)−5−[(ヘキシル)
オキシ]−フェノール (紫外線安定剤) ヒンダードアミン系:ビス(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジル)セバケート、コハク酸ジメチル
・1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン重縮合物 上記以外:ニッケルビス(オクチルフェニル)サルファ
イド、[2−チオビス(4−tーオクチルフェノラー
ト)]−n−ブチルアミンニッケル、ニッケルコンプレ
ックス−3,5−ジ・t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル・リン酸モノエチレート、ニッケル・ジブチルジチ
オカーバメート、2,4−ジ−t−ブチルフェニル−
3’,5’−ジ・t−ブチル−4’−ヒドロキシベンゾ
エート、2,4−ジ・t−ブチルフェニル−3’,5’
−ジ・t−ブチル−4’−ハイドロキシベンゾエート これらの耐光剤の中でも、ポリエステルとの相溶性に優
れる2,2’,4,4’−テトラヒドロキシ−ベンゾフ
ェノン、ビス(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベ
ンゾイルフェニル)メタン、2,2’−メチレンビス
[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−
(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノー
ル]、2−(4,6−ジフェニル−1,3,5−トリア
ジン−2−イル)−5−[(ヘキシル)オキシ]−フェ
ノールの適用が好ましい。上記の耐光剤は、単独でも2
種以上の併用であってもよい。
【0015】前述したように、本発明の白色ポリエステ
ルフィルムには、微細な気泡が含有せしめられている。
微細な気泡を含有せしめる方法としては、発泡剤を含
有せしめ、押出や製膜時の加熱により発泡、あるいは化
学的分解により発泡させて気泡を形成する方法、押出
時にガスまたは気化可能物質を添加する方法、ポリエ
ステルと非相溶の熱可塑性樹脂(非相溶樹脂)を添加
し、それを一軸または二軸延伸することにより微細な気
泡を発生させる方法、前記の非相溶樹脂の代わりに気
泡形成性の無機系微粒子を多量添加する方法等が一般に
用いられる。本発明の目的の範囲内であれば、いずれの
方法を用いてもよいが、製膜性、内部に含有せしめる気
泡の量の調整しやすさ、より微細で均一な大きさの気泡
の形成しやすさ、さらに軽量性などの総合的な点から
非相溶樹脂の使用が特に好ましい。
【0016】本発明における気泡とは、上述したように
フィルムへの反射特性(乱反射)付与に寄与することの
できるものを言うのであって、具体的には、ポリエステ
ル中に含有せしめた該非相溶樹脂を核として生成された
ものであることが好ましい。さらに具体的には、フィル
ムの断面(厚み方向)を走査型電子顕微鏡(SEM)ま
たは透過型電子顕微鏡(TEM)などによって観察した
とき、気泡部分の断面積の平均値が0.5〜25μm2
にあるものが好ましく、更には1〜20μm2の範囲内
にあるものがより好ましい。
【0017】本発明でいう非相溶樹脂とは、ポリエステ
ル以外の熱可塑性樹脂であって、かつ該ポリエステルに
対して非相溶性を示す熱可塑性樹脂であり、ポリエステ
ル中では粒子状に分散し、延伸によりフィルム中に気泡
を形成せしめる効果が大きい。より具体的に述べれば、
示差走査熱量計(DSC)等を用いた公知の方法での測
定において、ポリエステルと上記非相溶樹脂とを溶融し
た系において、ポリエステルに相当するガラス転移温度
(以降、Tgと省略する)以外に該非相溶樹脂に相当す
るTgが観察される樹脂である。
【0018】このような非相溶樹脂の融点は、ポリエス
テルの融点よりも低温であって、かつ製膜時にフィルム
を熱固定して配向させる際の温度(熱処理温度)よりも
高温であることが好ましい。かかる点から該非相溶樹脂
の中でも、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテ
ン、ポリメチルペンテンのようなオレフィン樹脂、ポリ
スチレン樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、ポリフェニレンス
ルフィド樹脂、フッ素系樹脂などが好ましく用いられ
る。これらは単独重合体であっても共重合体であっても
よく、さらには2種以上の非相溶樹脂を併用してもよ
い。これらの中でも、臨界表面張力の小さなポリプロピ
レン、ポリメチルペンテンのようなポリオレフィンが好
ましく、さらにはポリメチルペンテンが最も好ましい。
該ポリメチルペンテンは相対的にポリエステルとの表面
張力差が大きく、かつ融点が高いため、添加量当たりの
気泡形成の効果が大きいという特徴があり、非相溶樹脂
として特に好ましいものである。
【0019】フィルム中の非相溶樹脂の含有量は特に限
定されないが1〜35重量%が好ましく、3〜20重量
%の範囲内であることがより好ましい。添加量が上記範
囲より少ない場合にはフィルムの反射特性あるいは隠蔽
性(光学濃度)などを向上させることが難しく、逆に上
記範囲より多い場合には延伸時にフィルム破れ等が生じ
やすくなって、製膜性が低下する場合がある。
【0020】本発明においては、上述のポリエステルと
非相溶樹脂に、さらに分散剤を添加することは、非相溶
樹脂の分散径が小さくなり、ひいては延伸により発生す
る気泡をより微細化でき、結果的にフィルムの反射特性
を向上させることができるので、より好ましいものであ
る。上記の効果を示す分散剤としては、カルボキシル基
やエポキシ基等の極性基やポリエステルと反応性のある
官能基をもったオレフィン系の重合体または共重合体、
ポリアルキレングリコール、界面活性剤、熱接着性樹脂
等を用いることができる。もちろん、これらは単独でも
2種以上を併用してもよい。分散剤を添加する方法とし
ては、ポリエステルとの混合であるブレンド化や、ラン
ダム共重合、ブロック共重合などの共重合化が採用でき
る。また両者の中間状態である部分共重合化であっても
よい。
【0021】本発明における分散剤の添加量は、0.0
5〜10重量%が好ましく、より好ましくは0.1〜7
重量%、最も好ましくは0.2〜5重量%である。添加
量が0.05重量%より少ない場合、気泡を微細化する
効果が小さい。また、10重量%より多い場合には、逆
に非相溶樹脂を添加する効果が小さくなり、反射特性の
低下やコスト上昇などの問題が発生しやすい。
【0022】本発明においては、微細な気泡を含有せし
める方法として前述の〜、特にの方法を用いた場
合、反射特性、隠蔽性を向上させるため、フィルム中
に、さらに無機系微粒子を含有せしめることが好まし
い。該無機系微粒子は、気泡形成性を有していても、有
していなくてもよく、その一例としては、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、酸化チタン、酸化亜
鉛、酸化セリウム、酸化マグネシウム、硫酸バリウム、
硫化亜鉛、リン酸カルシウム、シリカ、アルミナ、マイ
カ、雲母チタン、タルク、クレー、カオリン、フッ化リ
チウム、フッ化カルシウム等を用いることができる。無
機系微粒子の気泡形成性は、ポリエステルとの表面張力
差以外にも、平均粒子径や凝集性などにも依存するが、
気泡形成性を有する無機系微粒子の代表的なものとして
は、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、炭酸マグネシウム
などである。一方、気泡形成性を有しない無機系微粒子
とは、主にポリエステルとの屈折率差によってフィルム
を白色化せしめるものであって、その代表例は、酸化チ
タン、酸化亜鉛、酸化セリウム、雲母チタンなどであ
る。これらの無機系微粒子は単独でも2種以上を併用し
てもよい。また、該無機系微粒子は多孔質や中空多孔質
等の形態であってもよく、さらには本発明の効果を阻害
しない範囲内において、樹脂に対する分散性を向上させ
るために、さらに表面処理が施されていてもよい。
【0023】また、本発明における無機系微粒子は、ポ
リエステル中での平均粒子径が0.05〜3μmである
ことが好ましく、より好ましくは0.07〜1μmであ
る。該平均粒子径が上記範囲外である場合、凝集などに
よる無機系微粒子の均一分散性不良によって反射特性が
低下したり、あるいは表面での乱反射(拡散反射)特性
が低下して、観る角度によって液晶画面の明るさにムラ
が発生する場合があるので好ましくない。また、無機系
微粒子の添加量は、特に限定されないが、1〜30重量
%が好ましく、さらには5〜25重量%の範囲にあるも
のがより好ましい。添加量が上記範囲より少ない場合に
はフィルムの反射特性、隠蔽性などを向上させることが
難しく、逆に上記範囲より多い場合には延伸時にフィル
ム破れが発生しやすく、また後加工の際に粉発生等の不
都合を生じる場合がある。
【0024】また、上述の場合における非相溶樹脂と無
機系微粒子の含有量の合計が40重量%以下であること
が好ましく、さらには35重量%以下であることがより
好ましい。合計量が40重量%を越えると、延伸時にフ
ィルム破れが発生し、製膜性が低下しやすい傾向があ
る。
【0025】本発明では、本発明の白色ポリエステルフ
ィルムに、より高度な反射特性を与えるため、蛍光増白
剤を含有せしめることが望ましい。
【0026】本発明において、蛍光増白剤とは、太陽光
中や人工光中の紫外線を吸収し、これを紫〜青色の可視
光線に変え輻射する機能を保持し、その蛍光作用により
高分子物質の明度を低下させることなく白度を助長させ
る化合物である。蛍光増白剤としては、商品名“ユビテ
ック”(チバガイギー社)、“OB−1”(イーストマ
ン社)、“TBO”(住友精化(株))、“ケイコー
ル”(日本曹達(株))、“カヤライト”(日本化薬
(株))、“リューコプア”EGM(クライアントジャ
パン(株))等を用いることができる。蛍光増白剤は、
特に限定されるものではなく、単独、場合によっては2
種以上の併用であってもよいが、本発明では、特に耐熱
性に優れ、前述ポリエステルとの相溶性がよく均一分散
できると共に、着色が少なく、樹脂に悪影響を及ぼさな
いものの選択が望ましい。
【0027】フィルム中における蛍光増白剤の含有量
は、0.005〜1重量%が好ましく、0.05〜0.
5重量%の範囲にあるものがより好ましい。含有量が上
記範囲より少ないと充分な増白効果が得にくく、上記範
囲を越えるものは均一分散性の低下や着色により、かえ
って反射特性、耐光性が低下しやすくなる等の問題があ
る。
【0028】本発明の白色ポリエステルフィルムの反射
特性としては、400〜700nmの平均反射率が85
%以上であることが好ましく、より好ましくは87%以
上、さらには90%以上が最も好ましい。上記平均反射
率が85%未満の場合、反射特性が不十分となって、液
晶画面の明るさも低下しやすくなるため好ましくない。
【0029】本発明においては、フィルムの比重が0.
4以上1.3未満であることが好ましく、より好ましく
は0.45以上1.2以下、更には0.5以上1.1以
下が最も好ましい。比重が0.4より小さい場合、低比
重化のために気泡を大量に含有せしめねばならず、その
ためにフィルム強度が低下したり、製膜時にフィルム破
れ等が発生しやすくなって生産性が低下することがあり
好ましくない。また、比重が1.3以上の場合には、フ
ィルムの反射特性が不十分となるため好ましくない。
【0030】また、本発明の白色ポリエステルフィルム
は、フィルム表面の光沢度が5〜60%であることが好
ましく、より好ましくは10〜55%、最も好ましくは
10〜50%である。光沢度が60%より大きい場合、
フィルム表面の反射のうち、鏡面反射の割合が多くな
り、乱反射(拡散反射)特性が低下し、観る角度によっ
て液晶画面の明るさにムラが発生することがあるので好
ましくない。一方、光沢度が5%未満の場合には、フィ
ルム表面が粗くなりすぎて、例えば、反射板として面光
源の背面に用いたとき導光板との重なりが不均一になっ
て、結果的には液晶画面の明るさにムラが発生すること
があるので好ましくない。
【0031】さらに、本発明の白色ポリエステルフィル
ムの光学濃度(O.D)は、フィルム厚み100μm換
算で0.6〜2の範囲内であることが好ましく、より好
ましくは0.7〜1.8、さらには0.8〜1.5が最
も好ましい。光学濃度は隠蔽性を表す指標となるもので
あるが、この光学濃度が0.6未満であると、フィルム
の隠蔽性が小さいため裏側が透けて見え、反射特性が不
十分となるため好ましくない。また、光学濃度を2より
大きくするためには多量の非相溶樹脂、あるいは無機系
微粒子を添加せしめねばならず、そのためにフィルム強
度が低下したり、製膜時にフィルム破れ等が発生しやす
くなって生産性が低下することがあり好ましくない。
【0032】本発明の白色ポリエステルフィルムの厚み
は、特に限定されないが、通常10〜500μm、好ま
しくは20〜300μm程度の範囲にあるものが、面光
源反射板、リフレクターの反射特性や実用面での取扱性
に優れるので好ましい。
【0033】次に、本発明の白色ポリエステルフィルム
の製造方法について、その一例を説明するが、かかる例
のみに限定されるものではない。
【0034】ポリエステルのチップ、および非相溶樹
脂、無機系微粒子、耐光剤を各々含む各マスターチップ
を、非相溶樹脂が1〜35重量%、無機系微粒子が1〜
30重量%、耐光剤が0.05〜10重量%となるよう
混合して十分に真空乾燥する。非相溶樹脂の添加は、必
要に応じて乾燥した非相溶樹脂のチップを使用してもよ
い。また、非相溶樹脂と無機系微粒子の合計量が40重
量%以下となるようにする。以上の混合原料チップを2
70〜300℃に加熱された押出機に供給し、Tダイ口
金より押出してシート状に成形された溶融シートを得
る。
【0035】この溶融シートを、表面温度10〜60℃
に冷却されたドラム上で静電気により密着冷却固化し、
未延伸フィルムを作製する。さらに該未延伸フィルムを
70〜120℃に加熱したロール群に導き、長手方向
(縦方向、すなわちフィルムの進行方向)に2〜5倍延
伸し、20〜30℃のロール群で冷却する。
【0036】続いて長手方向に延伸したフィルムの両端
をクリップで把持しながらテンターに導き90〜140
℃に加熱した雰囲気中で長手方向に垂直な方向(横方
向)に延伸する。
【0037】延伸倍率は、縦、横それぞれ2〜5倍に延
伸するが、その面積倍率(縦延伸倍率×横延伸倍率)は
6〜20倍であることが好ましい。面積倍率が6倍未満
であると得られるフィルムの反射特性が不十分となり、
逆に20倍を越えると延伸時に破れを生じやすくなる傾
向がある。
【0038】こうして得られた二軸延伸フィルムの平面
性、寸法安定性を付与するために、引き続いてテンター
内で150〜230℃の熱固定を行い、均一に徐冷後、
室温まで冷やして巻き取り、本発明の白色ポリエステル
フィルムを得ることができる。
【0039】このようにして得られた本発明の白色ポリ
エステルフィルムは、耐光性、反射特性に優れるため、
該フィルムを面光源反射部材である反射板やリフレクタ
ーに用いた面光源は長期間使用した場合でも液晶画面を
明るく均一に照らすことができ、さらに、画面上の画像
も高度に鮮明で非常に見やすいものとすることができ
る。従って、本発明の白色ポリエステルフィルムは面光
源反射部材として最適の特性を有するフィルムである。
【0040】[特性の測定方法および評価方法]本発明
の特性値は、次の評価方法、評価基準による。 (1)粒子の平均粒子径 粒子の平均粒子径は、その粒子を含有させて得られたポ
リエステルフィルムの断面を、透過型電子顕微鏡HU−
12型((株)日立製作所製)を用い、3,000〜2
00,000倍に拡大観察した断面写真から求めた。す
なわち、断面写真の粒子部分をマーキングして、その粒
子部分をハイビジョン画像解析処理装置PIAS−IV
((株)ピアス製)を用いて画像処理を行い、測定視野
内の計100個の粒子を真円に換算した時の平均径を算
出し、粒子の平均粒子径とした。 (2)平均反射率 白色ポリエステルフィルムについて、分光式色差計SE
−2000型(日本電色工業(株)製)を用い、JIS
Z−8722に準じて400〜700nmの範囲の分
光反射率を10nm間隔で測定し、各値を平均して求め
た。 (3)耐光性 紫外線劣化促進試験機アイスーパーUVテスターSUV
−W131(岩崎電気(株)製)を用いて、下記の条件
で紫外線照射5時間の強制耐光試験を行った。 「紫外線照射条件」 照度:100mW/cm2、温度:60℃、相対湿度:
50%RH 次に、紫外線照射前後の平均反射率を上記(2)項の測
定方法に従って測定し、その差(照射前の平均反射率−
照射後の平均反射率)について以下の3段階評価を行っ
た。○が良好であった。 ○:3%未満 △:3%以上5%未満 ×:5%以上
【0041】(4)光沢度 デジタル変角光沢度計UGV−5B(スガ試験機(株)
製)を用いて、JISZ−8741に準じて測定した。
なお、測定条件は入射角=60゜、受光角=60゜とし
た。 (5)比重 フィルムを50mm×60mmの大きさにカットして得
たサンプルを、高精度電子比重計SD−120L(ミラ
ージュ貿易(株)製)を用いて浮沈法により測定した。
なお、該測定では予め測定時の室内温度による補正を行
った。 (6)隠蔽性 光学濃度計TR927(マクベス社製)を用い、透過方
式で測定した光学濃度(O.D)で求めた。この値が大
きい程、隠蔽性が高い。 (7)面光源輝度 図1の装置構成と同様にして、厚み2mmのアクリル板
に網点印刷を施したものを用意し、該アクリル板の網点
印刷側に白色ポリエステルフィルムを、反対側に拡散板
として半透明シートを重ね合わせてセットした。次に、
端面の片側より6Wの蛍光管にて照明し、拡散板側より
デジタル光度計J16と輝度測定用プローブJ6503
(テクトロニクス社製)を用いて輝度(cd/m2)を
測定し、画面の輝度を得た。なお、該測定は光度計に取
付た輝度測定用プローブの受光子部分を拡散板に垂直に
押し当てて測定した。また、平均の取り方としては、9
カ所の定点上を3回測定し、該3回の測定値の平均を取
った後、各9カ所での測定値の平均を取って面光源輝度
とした。面光源輝度の値が高いほど、白色ポリエステル
フィルムが反射板として優れていることを表す。
【0042】
【実施例】本発明を以下の実施例、比較例を用いて説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0043】実施例1 ポリエチレンテレフタレート(以降、PETと省略す
る)チップにポリメチルペンテン(以降、PMPと省略
する)を10重量%、さらに分散剤として分子量400
0のポリエチレングリコール(以降、PEGと省略す
る)を1重量%、また耐光剤としてベンゾトリアゾール
系紫外線吸収剤“アデカスタブ”LA−31(旭電化工
業(株)製)を1重量%添加した原料を180℃で3時
間乾燥した後、押出機に供給し、常法により285℃で
溶融してTダイ複合口金に導入し、シート状に押出して
溶融シートとした。該溶融シートを表面温度25℃に保
たれた冷却ドラム上に静電荷法で密着冷却固化させ未延
伸フィルムを得た。続いて、該未延伸フィルムを常法に
従い98℃に加熱されたロール群を用いて長手方向に
3.2倍延伸し、25℃のロール群で冷却した。さらに
該延伸フィルムをテンターに導き125℃に加熱された
雰囲気中で長手方向に垂直な方向に3.4倍延伸した。
その後テンター内で220℃の熱固定を行い均一に徐冷
後巻き取り、厚み100μmの白色ポリエステルフィル
ムを得た。
【0044】かくして得られたフィルムの特性は、表1
のとおりであり、平均反射率が87%と反射特性に優
れ、かつ耐光性にも優れていることが分かる。また、面
光源輝度も高いレベルであって、反射板として非常に優
れていることが分かる。
【0045】実施例2 実施例1の押出機に供給する原料として、さらに平均粒
子径1μmの炭酸カルシウム微粒子を5重量%添加した
こと以外は、実施例1と同一手法で白色ポリエステルフ
ィルムを得た。このフィルムの特性は、表1に示したと
おり各特性に優れており、特に反射特性や面光源輝度に
優れるものであった。
【0046】実施例3 実施例2の押出機に供給する原料として、さらに蛍光増
白剤“OB−1”(イ−ストマン社製)を0.03重量
%添加したこと以外は、実施例2と同一手法で白色ポリ
エステルフィルムを得た。このフィルムの特性は、表1
に示したとおり各特性に優れており、特に反射特性や面
光源輝度に優れるものであった。
【0047】実施例4 実施例3の押出機に供給する原料のうち、耐光剤をベン
ゾフェノン系紫外線吸収剤“アデカスタブ”LA−51
(旭電化工業(株)製)に変更したこと以外は、実施例
3と同一手法で白色ポリエステルフィルムを得た。この
フィルムも、表1に示したとおり耐光性をはじめとする
各特性に優れるものであった。
【0048】実施例5、6 実施例3の押出機に供給する原料のうち、耐光剤の添加
量を各々0.3重量%、2.5重量%としたこと以外
は、実施例3と同一手法で白色ポリエステルフィルムを
得た。このフィルムの特性は、表1に示したとおり各特
性に優れ、特に実施例5は反射特性や面光源輝度に、実
施例6は耐光性に優れるものであった。
【0049】実施例7 実施例2の押出機に供給する原料のうち、炭酸カルシウ
ム微粒子を平均粒子径0.2μmのアナターゼ型酸化チ
タン微粒子に変えたこと以外は、実施例2と同一手法で
白色ポリエステルフィルムを得た。表1に示したとお
り、このフィルムの特性は各特性に優れており、特に耐
光性に優れるものであった。
【0050】比較例1 実施例1の押出機に供給する原料のうち、耐光剤を除い
たこと以外は実施例1と同一手法で白色ポリエステルフ
ィルムを得た。このフィルムの特性は、表1に示したと
おり、平均反射率は88%と高い値を示すものの、耐光
性に劣るものであった。
【0051】比較例2 実施例1の押出機に供給する原料のうち、PMPを除い
たこと以外は、実施例1と同一手法で白色ポリエステル
フィルムを得た。このフィルムの特性は、表1に示した
とおり、耐光性は良好であるものの、平均反射率が82
%と低レベルであり反射特性や面光源輝度に劣るもので
あった。
【0052】
【表1】
【0053】
【発明の効果】本発明の面光源反射部材用白色ポリエス
テルフィルムは、微細な気泡と耐光剤を含有して成るこ
とから、反射特性、耐光性などに優れており、液晶画面
を照明する面光源内の反射板やリフレクターとして用い
られた時、液晶画面を明るく照らして液晶画像をより鮮
明にかつ見やすくできると共に、長期間使用後にも優れ
た反射特性を示すので、面光源としての耐久性も著しく
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】反射板を組み込んだサイドライト方式面光源の
装置構造の一例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
11 反射板 12 リフレクター 13 液晶画面 14 拡散板 15 透明導光板(透明性基材) 16 網点印刷 17 冷陰極線管
フロントページの続き Fターム(参考) 4F071 AA14 AA21 AA43 AA51 AB18 AB21 AC12 AE05 AE09 AF29 BA01 BA09 BB06 BB08 BC09 BC10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微細な気泡を含有する白色ポリエステル
    フィルムであって、該フィルムが耐光剤を含有して成る
    ことを特徴とする面光源反射部材用白色ポリエステルフ
    ィルム。
  2. 【請求項2】 フィルム中の耐光剤の含有量が0.05
    〜10重量%であることを特徴とする請求項1に記載の
    面光源反射部材用白色ポリエステルフィルム。
  3. 【請求項3】 400〜700nmの平均反射率が85
    %以上であることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の面光源反射部材用白色ポリエステルフィルム。
  4. 【請求項4】 白色ポリエステルフィルムが、ポリエス
    テルと非相溶の熱可塑性樹脂を含有して成ることを特徴
    とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の面光源反
    射部材用白色ポリエステルフィルム。
  5. 【請求項5】 ポリエステルと非相溶の熱可塑性樹脂が
    ポリオレフィンであることを特徴とする請求項4に記載
    の面光源反射部材用白色ポリエステルフィルム。
  6. 【請求項6】 白色ポリエステルフィルムが、さらに無
    機系微粒子を1〜30重量%含有し、かつ該無機系微粒
    子とポリエステルと非相溶の熱可塑性樹脂との合計量が
    40重量%以下であることを特徴とする請求項4〜請求
    項5のいずれかに記載の面光源反射部材用白色ポリエス
    テルフィルム。
  7. 【請求項7】 白色ポリエステルフィルムに蛍光増白剤
    を含有せしめたことを特徴とする請求項1〜請求項6の
    いずれかに記載の面光源反射部材用白色ポリエステルフ
    ィルム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007007882A1 (ja) 2005-07-11 2007-01-18 Teijin Dupont Films Japan Limited 積層フィルム
JP2007146014A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Mitsubishi Polyester Film Copp 反射板用ポリエステルフィルム
JP2007308539A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 反射フィルムおよびそれを用いた反射板
CN101265335B (zh) * 2007-03-14 2012-09-19 东丽株式会社 反射板用聚酯薄膜
US9383479B2 (en) 2008-03-31 2016-07-05 Fujifilm Corporation Optical film, process of producing the same, and polarizing plate and image displaying device employing the same

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