JP2001226214A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JP2001226214A JP2001226214A JP2000034478A JP2000034478A JP2001226214A JP 2001226214 A JP2001226214 A JP 2001226214A JP 2000034478 A JP2000034478 A JP 2000034478A JP 2000034478 A JP2000034478 A JP 2000034478A JP 2001226214 A JP2001226214 A JP 2001226214A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】経時安定性に優れ、皮膚に対して安全な水溶性
高分子化合物含有化粧料を提供する。 【解決手段】紫外線吸収極大波長が250〜265nm
である化合物、例えばクエルセチン又はクエルセチン配
糖体の1種以上を含む、ボリアクリル酸ナトリウム、ボ
リアクリル酸アミド、アクリル、メタクリル酸アルキル
供重合体又はアルギン酸ナトリウム等の水溶性高分子化
合物の安定化剤、及びこれらを含有する化粧料。
高分子化合物含有化粧料を提供する。 【解決手段】紫外線吸収極大波長が250〜265nm
である化合物、例えばクエルセチン又はクエルセチン配
糖体の1種以上を含む、ボリアクリル酸ナトリウム、ボ
リアクリル酸アミド、アクリル、メタクリル酸アルキル
供重合体又はアルギン酸ナトリウム等の水溶性高分子化
合物の安定化剤、及びこれらを含有する化粧料。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、水溶性高分子化合
物を含む化粧料であって、日光暴露の際に生じる水溶性
高分子化合物の粘度低下を防止した、経時安定性のよい
化粧料に関するものである。
物を含む化粧料であって、日光暴露の際に生じる水溶性
高分子化合物の粘度低下を防止した、経時安定性のよい
化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧料において、水溶性高分子化
合物はゲル形成或いは乳化物の安定性の向上及び特徴あ
る独特な剤型をつくること、また、その保湿効果を得る
ため配合されている。
合物はゲル形成或いは乳化物の安定性の向上及び特徴あ
る独特な剤型をつくること、また、その保湿効果を得る
ため配合されている。
【0003】しかし、これらの水溶性高分子化合物を配
合した化粧料、例えば皮膚化粧料を日光暴露した場合、
経時的に粘度低下が認められ、剤型の安定性に問題があ
った。特に水溶性合成高分子であるカルボキシビニルポ
リマー等は、長時間紫外線に照射されると、解重合を起
こし粘度低下がみられる。
合した化粧料、例えば皮膚化粧料を日光暴露した場合、
経時的に粘度低下が認められ、剤型の安定性に問題があ
った。特に水溶性合成高分子であるカルボキシビニルポ
リマー等は、長時間紫外線に照射されると、解重合を起
こし粘度低下がみられる。
【0004】カルボキシビニルポリマー等の水溶性高分
子化合物の紫外線による粘度低下を防止するために、p
−アミノ安息香酸やサリチル酸誘導体のような紫外線吸
収剤が安定剤として用いられているが、このような紫外
線吸収剤は、皮膚に対する安全性の面で問題を有してい
る。
子化合物の紫外線による粘度低下を防止するために、p
−アミノ安息香酸やサリチル酸誘導体のような紫外線吸
収剤が安定剤として用いられているが、このような紫外
線吸収剤は、皮膚に対する安全性の面で問題を有してい
る。
【0005】ルチン配糖体は、酸化防止、紫外線吸収能
(260nm、360nm)、色素の退色防止、血管補
強等を有することが知られているが、水溶性高分子化合
物の粘度低下防止に有効であり、これを安定化させるこ
とは知られていなかった。
(260nm、360nm)、色素の退色防止、血管補
強等を有することが知られているが、水溶性高分子化合
物の粘度低下防止に有効であり、これを安定化させるこ
とは知られていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、日光暴露の
際に生じる水溶性高分子化合物の粘度低下を防いで安定
化すること、さらに、皮膚に対して安全な、経時安定性
のよい水溶性高分子化合物含有化粧料を提供することを
課題とする。
際に生じる水溶性高分子化合物の粘度低下を防いで安定
化すること、さらに、皮膚に対して安全な、経時安定性
のよい水溶性高分子化合物含有化粧料を提供することを
課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、クエルセ
チン又はクエルセチン配糖体の1種以上、紫外線吸収極
大波長が250〜265nmである化合物を配合するこ
とにより、水溶性高分子化合物の粘度低下が防止され安
定であること、さらに、経時安定性がよく皮膚に対して
安全な、水溶性高分子化合物含有化粧料が得られること
を見い出し、本発明を完成した。
チン又はクエルセチン配糖体の1種以上、紫外線吸収極
大波長が250〜265nmである化合物を配合するこ
とにより、水溶性高分子化合物の粘度低下が防止され安
定であること、さらに、経時安定性がよく皮膚に対して
安全な、水溶性高分子化合物含有化粧料が得られること
を見い出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、 1.クエルセチン又はクエルセチン配糖体の1種以上を
含む、水溶性高分子化合物含有化粧料の安定化剤、 2.クエルセチン又はクエルセチン配糖体の1種以上
(ルチン配糖体を除く)及び水溶性高分子化合物を含
む、化粧料、 3.クエルセチン又はクエルセチン配糖体の1種以上及
びポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アミド、
アクリル・メタクリル酸アルキル共重合体又はアルギン
酸ナトリウムを含む、化粧料、 4.紫外線吸収極大波長が250〜265nmである化
合物を含む、水溶性高分子化合物含有化粧料の安定化
剤、 5.紫外線吸収極大波長が250〜265nmである化
合物を含む、水溶性高分子化合物の安定化剤、 6.紫外線吸収極大波長が250〜265nmである化
合物及びポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸ア
ミド、アクリル・メタクリル酸アルキル共重合体又はア
ルギン酸ナトリウムを含む、化粧料に関する。
含む、水溶性高分子化合物含有化粧料の安定化剤、 2.クエルセチン又はクエルセチン配糖体の1種以上
(ルチン配糖体を除く)及び水溶性高分子化合物を含
む、化粧料、 3.クエルセチン又はクエルセチン配糖体の1種以上及
びポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アミド、
アクリル・メタクリル酸アルキル共重合体又はアルギン
酸ナトリウムを含む、化粧料、 4.紫外線吸収極大波長が250〜265nmである化
合物を含む、水溶性高分子化合物含有化粧料の安定化
剤、 5.紫外線吸収極大波長が250〜265nmである化
合物を含む、水溶性高分子化合物の安定化剤、 6.紫外線吸収極大波長が250〜265nmである化
合物及びポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸ア
ミド、アクリル・メタクリル酸アルキル共重合体又はア
ルギン酸ナトリウムを含む、化粧料に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、詳述す
る。
る。
【0010】本発明で用いる、クエルセチン又はクエル
セチン配糖体、紫外線吸収極大波長が250〜265n
mである化合物としては、クエルセチン、クエルシトリ
ン、クエルシメリトリン、ルチン、α−グルコシルルチ
ン等を挙げることができる。これらの化合物は、皮膚に
対する安全性という点での問題がない。
セチン配糖体、紫外線吸収極大波長が250〜265n
mである化合物としては、クエルセチン、クエルシトリ
ン、クエルシメリトリン、ルチン、α−グルコシルルチ
ン等を挙げることができる。これらの化合物は、皮膚に
対する安全性という点での問題がない。
【0011】本発明に適用される水溶性ルチン配糖体
は、公知の手法により得られるものであるが、もちろ
ん、その他の手法により得られたものでも使用可能であ
り、市販されているルチンのグルコース配糖体(例え
ば、東洋精糖(株)の「αGルチン」等)が使用可能であ
る(特開平03−58790号公報、特開平03−27
293号公報、特開平03−115292号公報)。ク
エルセチン、クエルシトリン、クエルシメリトリンも、
公知の物質であり、市販されているもの(例えば、和光
純薬工業(株)の「クエルセチン二水和物」等)を用い
ることができる。
は、公知の手法により得られるものであるが、もちろ
ん、その他の手法により得られたものでも使用可能であ
り、市販されているルチンのグルコース配糖体(例え
ば、東洋精糖(株)の「αGルチン」等)が使用可能であ
る(特開平03−58790号公報、特開平03−27
293号公報、特開平03−115292号公報)。ク
エルセチン、クエルシトリン、クエルシメリトリンも、
公知の物質であり、市販されているもの(例えば、和光
純薬工業(株)の「クエルセチン二水和物」等)を用い
ることができる。
【0012】このような化合物については、紫外線波長
260nm付近(250nm〜265nmの範囲)での
分子吸光係数は、10,000以上の値を示し、例え
ば、クエルセチンでは、22,000程度の分子吸光係
数(257nm)を有している。α−グルコシルルチン
では、16,000程度(260nm)である。
260nm付近(250nm〜265nmの範囲)での
分子吸光係数は、10,000以上の値を示し、例え
ば、クエルセチンでは、22,000程度の分子吸光係
数(257nm)を有している。α−グルコシルルチン
では、16,000程度(260nm)である。
【0013】クエルセチン又はクエルセチン配糖体の化
粧料への配合量は化粧料全体中の0.0001〜10重
量%が好ましいが、着色及び化粧料としてべたつき等を
考慮して、0.001〜5重量%配合することが特に好
ましい。
粧料への配合量は化粧料全体中の0.0001〜10重
量%が好ましいが、着色及び化粧料としてべたつき等を
考慮して、0.001〜5重量%配合することが特に好
ましい。
【0014】紫外線吸収極大波長が250〜265nm
である化合物の化粧料への配合量は化粧料全体中の0.
0001〜10重量%が好ましいが、化粧料としてべた
つき等を考慮して、0.001〜5重量%配合すること
が特に好ましい。
である化合物の化粧料への配合量は化粧料全体中の0.
0001〜10重量%が好ましいが、化粧料としてべた
つき等を考慮して、0.001〜5重量%配合すること
が特に好ましい。
【0015】本発明で用いられる水溶性高分子化合物
は、化粧料、特に皮膚化粧料に使用されるものであり、
天然にある植物から分泌される樹脂、もしくは、細菌が
生産する多糖類、水または有機溶媒に溶けて高粘度粘液
質を形成するもの、合成水溶性高分子等である。水溶性
高分子化合物の中、特にカルボキシビニルポリマー、ポ
リアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アミド、アク
リル・メタクリル酸アルキル共重合体、アルギン酸ナト
リウムが例示できる。これらの水溶性高分子化合物は単
独で用いてもよく、1種又は2種以上を混合して用いて
もよい。
は、化粧料、特に皮膚化粧料に使用されるものであり、
天然にある植物から分泌される樹脂、もしくは、細菌が
生産する多糖類、水または有機溶媒に溶けて高粘度粘液
質を形成するもの、合成水溶性高分子等である。水溶性
高分子化合物の中、特にカルボキシビニルポリマー、ポ
リアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アミド、アク
リル・メタクリル酸アルキル共重合体、アルギン酸ナト
リウムが例示できる。これらの水溶性高分子化合物は単
独で用いてもよく、1種又は2種以上を混合して用いて
もよい。
【0016】これらの水溶性高分子化合物の配合量は、
化粧料全体中の0.001〜10質量%が好ましいが、
化粧料として、しっとり感を保持しつつ、べたつきや経
時による変臭、変色をおこさない点で0.01〜5質量
%配合が特に好ましい。
化粧料全体中の0.001〜10質量%が好ましいが、
化粧料として、しっとり感を保持しつつ、べたつきや経
時による変臭、変色をおこさない点で0.01〜5質量
%配合が特に好ましい。
【0017】得られる化粧料としては、次のものが例示
できる。 1)クエルセチン又はクエルセチン配糖体の1種以上
(ルチン配糖体を除く)及び水溶性高分子化合物を含
む、化粧料、 2)ルチン配糖体及び、カルボキシビニルポリマー又は
アルキルカルボキシビニルポリマーを含む、化粧料、 3)クエルセチン又はクエルセチン配糖体の1種以上
(ルチン配糖体を除く)及びカルボキシビニルポリマー
を含む、化粧料、 4)クエルセチン又はクエルセチン配糖体の1種以上及
びポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アミド、
アクリル・メタクリル酸アルキル共重合体又はアルギン
酸ナトリウムを含む、化粧料、 5)紫外線吸収極大波長が250〜265nmである化
合物(ルチン配糖体を除く)及び水溶性高分子化合物を
含む、化粧料、 6)紫外線吸収極大波長が250〜265nmである化
合物及びカルボキシビニルポリマーを含む、化粧料、 7)紫外線吸収極大波長が250〜265nmである化
合物及びポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸ア
ミド、アクリル・メタクリル酸アルキル共重合体又はア
ルギン酸ナトリウムを含む、化粧料。 8)クエルセチン及びカルボキシビニルポリマー、ポリ
アクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アミド、アクリ
ル・メタクリル酸アルキル共重合体又はアルギン酸ナト
リウムを含む、化粧料。
できる。 1)クエルセチン又はクエルセチン配糖体の1種以上
(ルチン配糖体を除く)及び水溶性高分子化合物を含
む、化粧料、 2)ルチン配糖体及び、カルボキシビニルポリマー又は
アルキルカルボキシビニルポリマーを含む、化粧料、 3)クエルセチン又はクエルセチン配糖体の1種以上
(ルチン配糖体を除く)及びカルボキシビニルポリマー
を含む、化粧料、 4)クエルセチン又はクエルセチン配糖体の1種以上及
びポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アミド、
アクリル・メタクリル酸アルキル共重合体又はアルギン
酸ナトリウムを含む、化粧料、 5)紫外線吸収極大波長が250〜265nmである化
合物(ルチン配糖体を除く)及び水溶性高分子化合物を
含む、化粧料、 6)紫外線吸収極大波長が250〜265nmである化
合物及びカルボキシビニルポリマーを含む、化粧料、 7)紫外線吸収極大波長が250〜265nmである化
合物及びポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸ア
ミド、アクリル・メタクリル酸アルキル共重合体又はア
ルギン酸ナトリウムを含む、化粧料。 8)クエルセチン及びカルボキシビニルポリマー、ポリ
アクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸アミド、アクリ
ル・メタクリル酸アルキル共重合体又はアルギン酸ナト
リウムを含む、化粧料。
【0018】本発明の化粧料には、上記必須成分の他
に、粉末、顔料、油分、保湿剤、界面活性剤、抗酸化
剤、防腐剤、色素、香料などを、本発明の目的を達成す
る範囲内で適宜配合することができる。
に、粉末、顔料、油分、保湿剤、界面活性剤、抗酸化
剤、防腐剤、色素、香料などを、本発明の目的を達成す
る範囲内で適宜配合することができる。
【0019】本発明の皮膚化粧料の剤型は任意であり、
溶液系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、水−二層系、
水−油−粉末三層系等どのような剤型でも構わない。ま
た、本発明の化粧料の用途は任意であるが、化粧液、乳
液、クリーム、パック、ファンデーション、ボディー化
粧料、洗顔料等の化粧料を挙げることができる。
溶液系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、水−二層系、
水−油−粉末三層系等どのような剤型でも構わない。ま
た、本発明の化粧料の用途は任意であるが、化粧液、乳
液、クリーム、パック、ファンデーション、ボディー化
粧料、洗顔料等の化粧料を挙げることができる。
【0020】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれによってなんら限定されるもの
ではない。尚、配合量は全て質量%である。実施例に先
立ち、本実施例で用いた試験法、評価法を説明する。
明するが、本発明はこれによってなんら限定されるもの
ではない。尚、配合量は全て質量%である。実施例に先
立ち、本実施例で用いた試験法、評価法を説明する。
【0021】[紫外線照射での評価] 各試料を254n
m、365nmの紫外線を約12時間照射し、粘度が低
下しているか観察した。
m、365nmの紫外線を約12時間照射し、粘度が低
下しているか観察した。
【0022】[日光暴露での評価]各試料を日光暴露下で
2週間保存した時の粘度低下を観察した。
2週間保存した時の粘度低下を観察した。
【0023】評価 ○ : ほとんど変化なし △ : わずかに粘度が低下している × : 明らかに粘度が低下した
【0024】
【表1】 (製法)精製水に原料を加え攪拌溶解する。
【0025】表1の結果から明らかなように、本発明品
(αGルチン PS−Cを配合したもの)は比較品に比
べて、254nmの紫外線照射において、特に顕著に粘
度低下を防止できることが解った。
(αGルチン PS−Cを配合したもの)は比較品に比
べて、254nmの紫外線照射において、特に顕著に粘
度低下を防止できることが解った。
【0026】 (製造法)精製水にB成分を分散させ、A、D成分を添加
し70℃に加熱調整する。C成分で中和し、30℃まで
冷却する。 上記で得られたモイスチャージェルは、経時安定性に優
れていた。
し70℃に加熱調整する。C成分で中和し、30℃まで
冷却する。 上記で得られたモイスチャージェルは、経時安定性に優
れていた。
【0027】 (製造法)A、B成分をそれぞれ70℃に加熱溶解し、
B成分にA成分をホモミキサーにて乳化する。その後、
常温まで冷却する。 上記で得られたエモリエントクリームは、経時安定性に
優れていた。
B成分にA成分をホモミキサーにて乳化する。その後、
常温まで冷却する。 上記で得られたエモリエントクリームは、経時安定性に
優れていた。
【0028】 (製造法)C成分を予め分散させる。B成分を70℃に
加熱調整し、C成分を添加する。次に十分混合粉砕され
たD成分を添加し、ホモミキサー処理する。これに70
℃に加熱したA成分を加え、70℃でホモミキサー処理
する。攪拌しながら30℃まで冷却する。 上記で得られたファンデーションは、経時安定性に優れ
ていた。
加熱調整し、C成分を添加する。次に十分混合粉砕され
たD成分を添加し、ホモミキサー処理する。これに70
℃に加熱したA成分を加え、70℃でホモミキサー処理
する。攪拌しながら30℃まで冷却する。 上記で得られたファンデーションは、経時安定性に優れ
ていた。
【0029】 (製造法)各相を常温分散する。A成分を攪拌しながら
B成分を加えゲル状とする。ついで順次C、D成分を加
え、均一ゲル状とし、放置する。 上記で得られたクレンジングジェルは、経時安定性に優
れていた。
B成分を加えゲル状とする。ついで順次C、D成分を加
え、均一ゲル状とし、放置する。 上記で得られたクレンジングジェルは、経時安定性に優
れていた。
【0030】 (製造法)D成分を80℃に加熱溶解し、常温まで冷却
する。A、B、C成分を常温で混合し、均一に溶解す
る。Aを攪拌しながらB、C、Dの順に加え、攪拌して
均一にし、放置する。 上記で得られたスタイリングジェルは、経時安定性に優
れていた。
する。A、B、C成分を常温で混合し、均一に溶解す
る。Aを攪拌しながらB、C、Dの順に加え、攪拌して
均一にし、放置する。 上記で得られたスタイリングジェルは、経時安定性に優
れていた。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
水溶性高分子化合物を安定化することができ、経時安定
性に優れ、しかも皮膚に対して安全な水溶性高分子化合
物含有化粧料が提供される。
水溶性高分子化合物を安定化することができ、経時安定
性に優れ、しかも皮膚に対して安全な水溶性高分子化合
物含有化粧料が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/021 A61K 7/021 7/06 7/06 7/50 7/50 C08K 5/13 C08K 5/13 C08L 101/14 C08L 101/14 // C11D 3/22 C11D 3/22 3/37 3/37 7/26 7/26 7/32 7/32 Fターム(参考) 4C083 AA122 AB032 AB232 AB242 AB432 AC022 AC072 AC102 AC122 AC182 AC432 AC542 AC662 AD042 AD091 AD092 AD162 AD172 AD301 AD302 AD352 AD391 AD392 AD512 BB36 BB46 CC01 CC03 CC05 CC12 CC23 CC33 DD23 DD27 DD31 DD41 EE01 EE07 EE10 EE12 FF05 4H003 BA12 BA15 DA02 EA21 EB05 EB11 EB28 EB30 EB41 ED02 ED28 FA02 FA16 FA30 4J002 AB051 BG011 BG051 BG121 EJ016 FD056 GC00
Claims (6)
- 【請求項1】クエルセチン又はクエルセチン配糖体の1
種以上を含む、水溶性高分子化合物含有化粧料の安定化
剤。 - 【請求項2】クエルセチン又はクエルセチン配糖体の1
種以上(ルチン配糖体を除く)及び水溶性高分子化合物
を含む、化粧料。 - 【請求項3】クエルセチン又はクエルセチン配糖体の1
種以上及びポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸
アミド、アクリル・メタクリル酸アルキル共重合体又は
アルギン酸ナトリウムを含む、化粧料。 - 【請求項4】紫外線吸収極大波長が250〜265nm
である化合物を含む、水溶性高分子化合物含有化粧料の
安定化剤。 - 【請求項5】紫外線吸収極大波長が250〜265nm
である化合物を含む、水溶性高分子化合物の安定化剤。 - 【請求項6】紫外線吸収極大波長が250〜265nm
である化合物及びポリアクリル酸ナトリウム、ポリアク
リル酸アミド、アクリル・メタクリル酸アルキル共重合
体又はアルギン酸ナトリウムを含む、化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000034478A JP2001226214A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000034478A JP2001226214A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001226214A true JP2001226214A (ja) | 2001-08-21 |
Family
ID=18558819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000034478A Pending JP2001226214A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001226214A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002193731A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Kanebo Ltd | 化粧料 |
KR100836037B1 (ko) * | 2004-08-23 | 2008-06-09 | (주)아모레퍼시픽 | 꿀 제형을 갖는 화장료 조성물 |
-
2000
- 2000-02-14 JP JP2000034478A patent/JP2001226214A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002193731A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Kanebo Ltd | 化粧料 |
KR100836037B1 (ko) * | 2004-08-23 | 2008-06-09 | (주)아모레퍼시픽 | 꿀 제형을 갖는 화장료 조성물 |
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A02 | Decision of refusal |
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