JP2001225136A - 金 網 - Google Patents
金 網Info
- Publication number
- JP2001225136A JP2001225136A JP2000034639A JP2000034639A JP2001225136A JP 2001225136 A JP2001225136 A JP 2001225136A JP 2000034639 A JP2000034639 A JP 2000034639A JP 2000034639 A JP2000034639 A JP 2000034639A JP 2001225136 A JP2001225136 A JP 2001225136A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strand
- wire
- metal net
- coating
- slope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 衝撃性にすぐれ、製網が容易な金網を提
供することにある。 【解決手段】 所要本数の針金1を束ねて撚って設けた
ストランド2と、このストランドの外側を被う被膜4と
で構成した素材aを用いて金網Aを製網する。
供することにある。 【解決手段】 所要本数の針金1を束ねて撚って設けた
ストランド2と、このストランドの外側を被う被膜4と
で構成した素材aを用いて金網Aを製網する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オープンカット
工法などにより構成した高速道路や各種施設などに面す
る傾斜した法面或いは崩壊のおそれのある急傾斜地など
の斜面安定工法に用いる金網に関する。
工法などにより構成した高速道路や各種施設などに面す
る傾斜した法面或いは崩壊のおそれのある急傾斜地など
の斜面安定工法に用いる金網に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の斜面安定工法は、図4に示すよう
に斜面上に、左右方向及び上下方向に所定の間隔を存し
てワイヤ11を沿わせると共に、斜面にアンカー(図示
省略)を介し緊張状態に各ワイヤ11の端末を止める。
に斜面上に、左右方向及び上下方向に所定の間隔を存し
てワイヤ11を沿わせると共に、斜面にアンカー(図示
省略)を介し緊張状態に各ワイヤ11の端末を止める。
【0003】次ぎに、縦列と横列との各ワイヤ11の交
差部分をクランプ金具12により固定している。
差部分をクランプ金具12により固定している。
【0004】このような斜面安定工法によると、斜面に
各ワイヤの端末を止め、また縦列と横列とのワイヤの交
差した部分をクランプ金具により固定するので、著しく
手数がかかると共に、広面積の作業のため多くの作業者
が必要になる。このため、大幅なコストアップになるな
どの問題があった。
各ワイヤの端末を止め、また縦列と横列とのワイヤの交
差した部分をクランプ金具により固定するので、著しく
手数がかかると共に、広面積の作業のため多くの作業者
が必要になる。このため、大幅なコストアップになるな
どの問題があった。
【0005】そこで、各ワイヤの端末毎の止め(定着)
作業数を軽減すると共に、ワイヤの交差部分の固定作業
を省略するため図5に示すような金網13を用いてい
る。
作業数を軽減すると共に、ワイヤの交差部分の固定作業
を省略するため図5に示すような金網13を用いてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記斜面安定方法に用
いる金網は、太い針金(番線)を用いて製網するので、
落石などの崩壊にともなう金網に対する衝撃の吸収エネ
ルギーが弱くて針金が切断(剪断)される。このため、
大きな事故が発生する。
いる金網は、太い針金(番線)を用いて製網するので、
落石などの崩壊にともなう金網に対する衝撃の吸収エネ
ルギーが弱くて針金が切断(剪断)される。このため、
大きな事故が発生する。
【0007】そこで、この発明は、衝撃吸収性にすぐれ
た金網を提供することにある。
た金網を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、所要本数の針金を束ねて撚って設け
たストランドと、このストランドの外側を被う被膜とで
構成した素材を用いて製網した金網を提供することにあ
る。
めに、この発明は、所要本数の針金を束ねて撚って設け
たストランドと、このストランドの外側を被う被膜とで
構成した素材を用いて製網した金網を提供することにあ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0010】この発明の実施形態では、図1から図3に
示すように、製網用の素材aは、所要本数の針金1を束
ねて撚って設けたストランド2と、このストランド2の
外側を被う被膜4とで構成されている。
示すように、製網用の素材aは、所要本数の針金1を束
ねて撚って設けたストランド2と、このストランド2の
外側を被う被膜4とで構成されている。
【0011】上記の被膜4は、例えば合成樹脂の溶液を
付着(塗布などにより)させて、硬化によって被膜にし
たり、或いはストランド2に金属接着液(溶液など)を
付着(塗布などにより)させて、硬化により被膜にする
方法などを採用して設ける。
付着(塗布などにより)させて、硬化によって被膜にし
たり、或いはストランド2に金属接着液(溶液など)を
付着(塗布などにより)させて、硬化により被膜にする
方法などを採用して設ける。
【0012】当然接着液や被膜4の溶融液がストランド
2間の空隙に侵入して強力な結合や補強をもかねる。
2間の空隙に侵入して強力な結合や補強をもかねる。
【0013】次に、上記で得られた素材aを用いて製網
機により金網Aを製網する。
機により金網Aを製網する。
【0014】上記製網した金網Aの編目は、図示の菱形
に限定されず、亀甲などであってもよい。
に限定されず、亀甲などであってもよい。
【0015】
【発明の効果】この発明の金網は、以上のように構成し
てあるので、ストランドの外側を被う被膜により製網機
への供給(送り込み)や取り扱いが容易になって製網が
可能になると共に、番線による金網よりもすぐれた強度
が得られ、落石などの衝撃の吸収性がストランドと共に
被膜により一段と向上して切断による不都合をなくする
ことができる。
てあるので、ストランドの外側を被う被膜により製網機
への供給(送り込み)や取り扱いが容易になって製網が
可能になると共に、番線による金網よりもすぐれた強度
が得られ、落石などの衝撃の吸収性がストランドと共に
被膜により一段と向上して切断による不都合をなくする
ことができる。
【0016】また、ストランドのいかなる部分を切断し
てもストランドの切断端の外側に被膜があるので、スト
ランド形成する針金のバラツキがなく、取り扱いが容易
になると共に、作業者の負傷をなくすることもできる。
てもストランドの切断端の外側に被膜があるので、スト
ランド形成する針金のバラツキがなく、取り扱いが容易
になると共に、作業者の負傷をなくすることもできる。
【0017】さらに、ストランドを被う被膜の着色が可
能になるので、緑化や周囲の樹木の色に合わせることも
できる。
能になるので、緑化や周囲の樹木の色に合わせることも
できる。
【図1】この発明の金網を示す一部切欠平面図
【図2】製網用ストランドの一部切欠斜視図
【図3】ストランドの縦断拡大正面図
【図4】従来例の平面図
【図5】他の従来例の平面図
A 金網 a 素材 1 針金 2 ストランド 4 被膜
Claims (1)
- 【請求項1】 所要本数の針金を束ねて撚って設けたス
トランドと、このストランドの外側を被う被膜とで構成
した素材を用いて製網したことを特徴とする金網。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000034639A JP2001225136A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 金 網 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000034639A JP2001225136A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 金 網 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001225136A true JP2001225136A (ja) | 2001-08-21 |
Family
ID=18558942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000034639A Pending JP2001225136A (ja) | 2000-02-14 | 2000-02-14 | 金 網 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001225136A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100594496B1 (ko) * | 2002-10-25 | 2006-07-03 | 서동현 | 고장력 고탄성 압착망을 이용한 사면보강공법 |
JP2011063908A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Nippon Miniature Rope Co Ltd | ネット及びその製造方法 |
CN102747627A (zh) * | 2012-06-20 | 2012-10-24 | 宁波大学 | 一种提高拦截绳连接头结节强度的方法 |
-
2000
- 2000-02-14 JP JP2000034639A patent/JP2001225136A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100594496B1 (ko) * | 2002-10-25 | 2006-07-03 | 서동현 | 고장력 고탄성 압착망을 이용한 사면보강공법 |
JP2011063908A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Nippon Miniature Rope Co Ltd | ネット及びその製造方法 |
CN102747627A (zh) * | 2012-06-20 | 2012-10-24 | 宁波大学 | 一种提高拦截绳连接头结节强度的方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040127 |