JP2908318B2 - 紙製緩衝材 - Google Patents

紙製緩衝材

Info

Publication number
JP2908318B2
JP2908318B2 JP8157180A JP15718096A JP2908318B2 JP 2908318 B2 JP2908318 B2 JP 2908318B2 JP 8157180 A JP8157180 A JP 8157180A JP 15718096 A JP15718096 A JP 15718096A JP 2908318 B2 JP2908318 B2 JP 2908318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
twisted
folded
cross
cushioning material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8157180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH101166A (ja
Inventor
幸秀 齋藤
昌徳 河口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KEIO SEISHI KK
Original Assignee
KEIO SEISHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KEIO SEISHI KK filed Critical KEIO SEISHI KK
Priority to JP8157180A priority Critical patent/JP2908318B2/ja
Publication of JPH101166A publication Critical patent/JPH101166A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2908318B2 publication Critical patent/JP2908318B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Buffer Packaging (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は梱包用紙製緩衝材
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、梱包用緩衝材の代表例としてはプ
ラスチック発泡体や多数のエアー突起を有するポリエチ
レンフィルム等が用いられている。
【0003】又紙製の梱包用緩衝材としては段ボールが
一般的であり、その他クレープ紙やエンボス紙等が用い
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上記プラスチ
ック発泡体等は軽量で緩衝効果に優れ、多用されている
が、包装物に対する馴染み性に欠け、包装物に適合する
形状に成形しなければならず、外形が過大となる欠点を
有している。
【0005】加えて廃棄処理や焼却処理において公害や
環境汚染の原因となることから、処理が容易で環境汚染
の少ない紙製緩衝材への転換が思考されるに至ってい
る。
【0006】然しながら、従来の紙製緩衝材として多用
されている上記段ボールは、耐衝撃強度が高く緩衝効果
に優れている反面、包装物に対する馴染み性に欠け、加
えて比較的高価であることと、木材資源の節減に応えら
れない等の問題を有している。
【0007】更にその他のクレープ紙やエンボス紙等の
紙製緩衝材は総じて耐衝撃強度に欠け、重度の衝撃に対
して緩衝効果に劣る欠点を有している。
【0008】而して本発明は比較的大きな耐衝撃強度を
具有しながら、重度の衝撃から軽度の衝撃に対する緩衝
材として巾広く活用でき、加えて包装物に良好に馴染ん
で優れた緩衝効果を発揮し得ると共に、少ない紙材の使
用量で安価に生産できると共に、古紙パルプとして再生
使用が可能な省資源形紙製緩衝材を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この紙製緩衝材は一条の
帯紙を重ね折りし、又は複数条の帯紙を重ね合わせに
し、又はこの重ね合わせ帯紙を重ね折りにし、これらに
軽度の撚りと求心方向への圧縮を与えて撚り合わせ間に
粗空隙を重層せる撚り紐を形成し、この撚り紐を交叉組
みして網状にし、この交叉組間に目の粗い多数の窓を形
成して成る。
【0010】上記撚り紐は横方向撚り紐(又は左傾斜撚
り紐)と縦方向撚り紐(又は右傾斜撚り紐)を単に上下
に重ね合わせて交叉組みするか、又は前者と後者の撚り
紐が交互に上下になるように編成し交叉組みする。
【0011】上記交叉組した撚り紐の交叉部は接着剤を
介して接着し、各撚り紐のずれを防止し網状体を保持す
る。
【0012】又上記帯紙は比較的巾広のものを用い、こ
れを長手方向の折線を介して短手方向に重ね折して上記
圧縮と撚りを施す。これにより撚り紐の充分な太さを確
保し空隙度を増加する。
【0013】又上記帯紙を二枚以上長手方向に亘って重
ね合わせにし、これに上記圧縮と撚りを与えることによ
って上記太さと空隙度が確保でき、この際、上記短手方
向への折り重ねを施して上記圧縮と撚りを与える構成を
採ることにより、緩衝効果は一層向上する。その帯紙の
巾や枚数、折り重ねの選択により上記太さと空隙度を自
在に設定できる。
【0014】
【発明の実施の形態】上記帯紙1としては、坪量15〜
50g/m2の範囲で選択し、これを15〜200mm
の範囲の短手方向紙幅を有する帯紙にし、この帯紙を3
00mmの長さの間に2〜10回の軽度の撚りと求心方
向への圧縮を与え、撚り合わせ間(紐内部)に粗空隙
2′が重層して形成された撚り紐2にする。
【0015】次で、この撚り紐2を交叉組して網状シー
ト4にし、該交叉組み間に一辺が5〜100mmの大き
さを有する多数の窓3を形成する。
【0016】上記撚り紐1は図5に示すように、図1
A、1Bの帯紙1を貫通孔を有する通紐具6内を通走さ
せつつ、入口側で帯紙1に軸線の周りに回転を与える。
これによって通紐具6の出口側から、通紐具6の孔の直
径を持った撚り紐2が得られる。従ってこの撚り紐2は
帯紙1に求心方向の圧縮を与えつつ、撚りを与えた特異
な構造であり、内部に複雑な重なり合いを持つ多層体で
あり、この層間に撚り合わせと圧縮によって形成された
長手方向に亘る粗空隙2′を具有する。
【0017】又上記帯紙1は図1Aに示すように、一条
の比較的巾広の帯紙1を用い、これを長手方向の折線を
介して短手方向に重ね折して上記撚りと圧縮を施す。こ
れにより撚り紐の充分な太さを確保し空隙度を増加す
る。
【0018】又は図1Bに示すように、上記帯紙1を二
枚以上長手方向に亘って重ね合わせにし、これに上記撚
りと圧縮を与えることによって上記太さと空隙度が確保
でき、この際、上記短手方向への折り重ねを施して撚り
と圧縮を与える構成を採ることにより、緩衝効果は一層
向上する。その帯紙1の巾や枚数、折り重ねの選択によ
り上記太さと空隙度を自在に設定できる。上記帯紙1の
坪量は30〜40g/m2、紙幅は30〜130mm程
度、撚り数は300mmの長さ間に5〜8回程度が最も
良好である。
【0019】上記撚り紐2を交叉組して網状にする態様
としては、図3A、Bに示すように、撚り紐2が略直角
に交叉するように交叉組みする方法、即ち、横方向撚り
紐2aと縦方向撚り紐2bとが略直角に交叉するように
配して網状にし、交叉組間に多数の方形窓3を有するシ
ート4を形成する。
【0020】又他例としては、図3Cに示すように、撚
り紐2が傾斜角を以って交叉するように交叉組みする方
法、即ち、左傾斜撚り紐2cと右傾斜撚り紐2dとが一
方の対角で90度以下、他方の対角で90度以上となる
ように交叉させて網状にし、交叉組間に多数の菱形窓3
を有する網状シート4を形成する。
【0021】更に上記図3A、B、Cに示す網状のシー
ト4は図3A、Bに示す如く編成構造にするか、図3C
に示すように被編成構造にする。
【0022】即ち、横方向撚り紐2a(又は左傾斜撚り
紐2c)と縦方向撚り紐2b(又は右傾斜撚り紐2d)
とが交互に上下になるように編成し交叉組みするか、又
は図3Cに示すように、横方向撚り紐2a(又は左傾斜
撚り紐2c)と縦方向撚り紐2b(又は右傾斜撚り紐2
d)とが、一方が上位に他方が下位になるように上下に
重ね合わせて交叉組みする。
【0023】上記の如く編成又は非編成にした網状シー
ト4は、図4A、Bに示すように一方の撚り紐2a,2
cと他方の撚り紐2bと2dをその交叉部において接着
剤5を介し接着し、撚り紐のずれを防止し網状体を保持
する。
【0024】図3Aに示す如く撚り紐2aと2bを編成
した場合には、上記交叉部接着は全く行なわれずに編成
組みのみにて保形するか、又は接着する場合には、限定
された要所の交叉部を接着することを妨げない。
【0025】上記撚り紐2a,2b又は2c,2dを編
成した場合には、図4に示すように交叉部に上下に突出
する受圧点Pを形成し、この受圧点Pが均一に配在され
て非緩衝物に接するので、有効な緩衝効果が得られる。
【0026】又撚り紐2a,2b又は2c,2dを図3
Cに示すように上下に重ねて交叉させ網状にする場合に
は、上記交叉部における接着は必須となる。この場合に
も各一本の撚り紐に対し少なくとも二個所以上の交叉部
において接着する等、限定された要所の交叉部を接着す
ることを妨げない。
【0027】上記撚り紐2には衝撃や引張りに対する強
度を持たせるため紙力増強材を含有させることができ
る。例えばこの紙力補強材は原紙を抄造する場合に抄き
込む。
【0028】又生鮮食品に対する包装効果を高めるた
め、上記撚り紐2に抗菌剤、防カビ剤、鮮度保持剤等の
品質保持用薬剤を選択して保有させることができる。こ
れら品質保持用薬剤は原紙抄造スラリーに内添するか、
又は前記撚り紐2の形成時に撚り合わせ間に撚り込む構
造とする。又は塗布又は含浸等により保有させることが
できる。
【0029】又金属製の被緩衝品の品質を保持するた
め、上記撚り紐2に防錆剤を保有させることができる。
【0030】上記紙力増強剤及び品質保持剤は緩衝材が
前記の如き撚り紐構造であることによって適正な量を適
正な保持力を以って保有せしめることが容易となる。
【0031】上記帯紙1は天然繊維(パルプ)を抄造し
たものか、又はこれに合成樹脂繊維等の合成繊維を混抄
したものを用いることができる。
【0032】上記網状シート4は平シートのまま緩衝材
として供するか、又は筒形、袋形等に付形して緩衝材と
して供せられ、被緩衝材に対し包み込んだり、周囲に詰
め込んだり、敷いたり、重ねたりして梱包する。
【0033】又図3A、B、Cに示した網状シート4を
二枚以上重ね、要所を接着して複層構造の緩衝材とする
場合を含む。
【0034】(実施例1) 緩衝材の原料としてNUKP30部、LUKP30部、
色上質古紙60部の配合で叩解度30°SRに調製し
て、円網抄紙で坪量37g/m2の原紙を抄造し、これ
らの抄造原紙をボビン機で巾130mmにスリットす
る。これを撚り機にかけ、撚り紐状にして巻きとる。こ
の時の撚り紐の直径は6mm〜8mmとする。
【0035】この撚り紐を用いて織機にかけ、撚り紐間
隔を縦15mm、横15mm(100×100mm2
に縦6本、横6本、1m2当り530g)の編成網状シ
ートを製造した。
【0036】又撚り紐間隔縦25mm、横25mm(1
00×100mm2内に縦4本横4本、1m2当り322
g)の編成網状シートを製造した。これらを実際に機械
部品類の梱包緩衝材として使用し、輸送テストを繰り返
したところ、部品損傷は皆無で、緩衝材として適正であ
ることを認め得た。
【0037】(実施例2) LBKPパルプ100%でソフトな紙を抄造し、実施例
1と同じように撚り紐を作る途中でスプレーガンを使用
して抗菌剤、防カビ剤を微量塗布(1.5wt〜3wt
%)した。直径5mmの撚り紐を織機にかけ撚り紐間隔
を横20mm、縦20mmに編成した編成網状シートを
青果物の梱包に利用し、これら薬剤を保有させない網状
シートと対比し経日変化状態を検査したところ、顕著な
防カビ、抗菌効果が認められた。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る緩衝材は耐衝撃強度が大き
く、緩衝効果に優れ、加えて包装物(被緩衝材)に対す
る馴染み性が良好で、各種の被緩衝品に対する緩衝材と
して巾広く適用できる。上記効果は紙独特の剛性を生か
した撚り合わせ構造と、撚り紐の柔軟性と、重ね折り等
した撚り合わせ間の空隙と、網状にしたことによる線状
支持と交叉部に形成された受圧点支持、多数の窓の存在
等の各種要素が相乗的に生かされて惹起されるものであ
る。
【0039】又複数枚の網状シートを単に重ね合わせて
被緩衝材を被包することにより、紐内空隙が重畳される
ことに加え、各シートの重ね合わせ間に著しい空隙度の
増加をもたらし、緩衝効果は加乗的に増加する。
【0040】又焼却処理等が容易であることに加えて、
少ない紙材消費で良好な緩衝効果を得ることができると
共に、紙原料として再生使用が可能で省資源形緩衝材と
して有効である。又製造コストが安く、備蓄運搬時には
嵩張らずに、使用時には比較的コンパクトに梱包して大
きな緩衝効果が得られる。
【0041】又撚り紐構造を利用して充分な量の品質保
持剤や防錆剤や紙力増強剤等を安定に保有させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは折り重ねした帯紙の一部を表わす斜視図、
Bは複数条の帯紙を重ね合わせた状態を示す斜視図。
【図2】上記図1のA、Bの帯紙に撚りを与えて形成し
た撚り紐の一部を拡大して示す斜視図。
【図3】Aは撚り紐を略直角に交叉し編成した網状シー
トの要部斜視図、Bは同平面図、Cは撚り紐を斜めに交
叉組みした網状シートの要部平面図。
【図4】Aは上記図3Aの網状シートの要部断面図、B
は図3Cの網状シートの要部断面図。
【図5】撚り紐の形成方法を説明する概略側面図。
【符号の説明】
1 帯紙 2 撚り紐 2′ 粗空隙 3 窓 4 網状シート 5 接着剤 P 受圧点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−280624(JP,A) 特開 平7−237669(JP,A) 実開 昭61−132260(JP,U) 実開 昭61−156672(JP,U) 実公 昭50−8141(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 81/00 - 81/17 B65D 65/04 D04C 1/02 D04C 1/06 D02G 3/08 B31C 1/00 - 13/00 B31D 1/00 - 5/04 B31F 1/00 - 7/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一条の帯紙を長手方向の折線を介して短手
    方向に重ね折りし、該重ね折りした帯紙に軽度の撚りと
    求心方向への圧縮を与えて撚り合わせ間に粗空隙を重層
    せる撚り紐を形成し、該撚り紐を交叉組みして網状に
    し、該交叉組間に多数の窓を形成して成る紙製緩衝材。
  2. 【請求項2】複数条の帯紙を長手方向に亘って重ね合わ
    せにし、該重ね合わせにした帯紙に軽度の撚りと求心方
    向への圧縮を与えて撚り合わせ間に粗空隙を重層せる撚
    り紐を形成し、該撚り紐を交叉組みして網状にし、該交
    叉組間に多数の窓を形成して成る紙製緩衝材。
  3. 【請求項3】複数条の帯紙を長手方向に亘って重ね合わ
    せにし、該重ね合わせにした帯紙を長手方向の折線を介
    して短手方向に重ね折りし、該重ね折りした帯紙に軽度
    の撚りと求心方向への圧縮を与えて撚り合わせ間に粗空
    隙を重層せる撚り紐を形成し、該撚り紐を交叉組みして
    網状にし、該交叉組間に多数の窓を形成して成る紙製緩
    衝材。
JP8157180A 1996-06-18 1996-06-18 紙製緩衝材 Expired - Lifetime JP2908318B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8157180A JP2908318B2 (ja) 1996-06-18 1996-06-18 紙製緩衝材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8157180A JP2908318B2 (ja) 1996-06-18 1996-06-18 紙製緩衝材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH101166A JPH101166A (ja) 1998-01-06
JP2908318B2 true JP2908318B2 (ja) 1999-06-21

Family

ID=15643945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8157180A Expired - Lifetime JP2908318B2 (ja) 1996-06-18 1996-06-18 紙製緩衝材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2908318B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60306284T2 (de) * 2002-09-26 2006-10-12 Tomoegawa Paper Co., Ltd. Netzwerkstruktur aus Papiergarn
CN109672401B (zh) * 2019-01-16 2020-03-31 哈尔滨工业大学 一种模块化柔性连接的支撑框架
JP7349476B2 (ja) * 2021-06-30 2023-09-22 大建工業株式会社 抗菌性撚糸の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH101166A (ja) 1998-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2944559C (en) Open mesh material and bags made therefrom
CA2566878A1 (en) Packaging for insulation products
US11345494B2 (en) Stretchable shipping/pallet wrap and method for use
JP2908318B2 (ja) 紙製緩衝材
US7820260B2 (en) Package, particularly for horticultural products and food products in general, manufacturable with automatic packaging machines
JP4902645B2 (ja) 帯紙のロール
US2251402A (en) Tie for boxes, bales, and the like
US5791020A (en) Apparatus for and method of securing articles and/or packaging containers on transport pallets
CA2537652C (en) Reinforcing net
CA2502713A1 (en) Roll of paperband
CA3212888A1 (en) Systems and methods for wrapping pallets and the like with expandable paper
US2103892A (en) Wrapper
US20070068641A1 (en) Strap and Methods for Making and Using Such
PT2108509E (pt) Fita de papel multicamada
CN219604046U (zh) 一种多功能多层瓦楞纸
AU2003286665A1 (en) Reinforced paper product and method for making same
JP3226518B2 (ja) 強化包装紙
WO2023062134A1 (de) Verpackungsmaterial aus ungebleichtem kraftpapier, banderole daraus sowie verfahren zu deren herstellung
US20050008816A1 (en) Roll of paperband
KR960004335Y1 (ko) 그물망 삽입형 포장지
JPH0617747Y2 (ja) 重量物梱包用緩衝材
EP1106531A1 (de) Verpackungs- und/oder Transporteinheit für Dämmstoffe
JPS6359874B2 (ja)
JPH0455939B2 (ja)