JP2001224984A - サイクロン集塵器 - Google Patents

サイクロン集塵器

Info

Publication number
JP2001224984A
JP2001224984A JP2000036751A JP2000036751A JP2001224984A JP 2001224984 A JP2001224984 A JP 2001224984A JP 2000036751 A JP2000036751 A JP 2000036751A JP 2000036751 A JP2000036751 A JP 2000036751A JP 2001224984 A JP2001224984 A JP 2001224984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cyclone dust
dust collector
inner cylinder
upper wall
combustion gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000036751A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Nakada
進 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000036751A priority Critical patent/JP2001224984A/ja
Publication of JP2001224984A publication Critical patent/JP2001224984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chimneys And Flues (AREA)
  • Cyclones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも耐用年数に優れるサイクロン集塵
器を提供しようとするもの。 【解決手段】 燃焼ガスの分離のために用いられ、円筒
部15と円錐部16の側壁17と上壁18が耐火性材で画定され
ると共に、上壁18には主として金属製の内筒19が交換可
能に配設されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、焼却炉等に使用
されるサイクロン集塵器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、焼却炉には燃焼室に引き続い
て金属製の円筒部と円錐部と内筒を有するサイクロン集
塵器が設けられており、これによって燃焼室で発生した
燃焼ガスと塵とを分離し、塵などが分離された燃焼ガス
は次工程のスクラバー等へと送る。
【0003】このサイクロン集塵器では、塵等は円錐の
尖端部にある下方の排出口から分離・排出され、塵等が
分離された燃焼ガスは円筒部の中心にある内筒から上方
へと排出される。
【0004】しかし、サイクロン集塵器は金属製であっ
て燃焼ガスの分離という極めて高温で使用されるので耐
用年数が短いという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、従
来よりも耐用年数に優れるサイクロン集塵器を提供しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明では次のような技術的手段を講じている。
【0007】 この発明のサイクロン集塵器は、燃焼
ガスの分離のために用いられ、円筒部と円錐部の側壁と
上壁が耐火性材で画定されると共に、上壁には主として
金属製の内筒が交換可能に配設されるようにしたことを
特徴とする。
【0008】このサイクロン集塵器は、主として金属製
の内筒は別体として形成され、耐火性材で画定され耐熱
性に優れる円筒部と円錐部の側壁と上壁に対し前記内筒
は上壁に交換可能に配設されるようにしたので、金属製
の内筒はいたんでくると交換することができる。
【0009】 複数の集塵器からの燃焼ガスを集めて
まとめて次工程へと送るヘッド部が上壁に載置されたこ
ととしてもよい。
【0010】このように構成すると、いたんだ内筒はヘ
ッド部の空間領域から交換することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0012】図1乃至図6に示すように、この実施形態
のサイクロン集塵器1は、焼却炉2に設けている。
【0013】図1及び図2に示すように、処理すべきゴ
ミ3等は焼却炉2の燃焼室4への投入口扉5から投入さ
れ、投入されたゴミ3はプッシャー・シリンダー6によ
って燃焼室4の奥の方へと送り込んでいく。燃焼室4に
は、熱交換器7(図1参照)によって昇温した空気を供
給するためのエアーノズル8が配設されている。燃焼室
4内で、バーナー9の炎によりゴミ3等を加熱焼却す
る。焼却炉2の炉体の下方には、焼却後の灰を取り出す
灰出し口10を設けている。なお11は緊急排気筒、12は点
検扉(図2参照)、13は切替えダンパー(図1参照)、
14はエキスパンション(図2参照)である。
【0014】図3に示すように、燃焼室4で発生した燃
焼ガスは、サイクロン集塵器1内で塵等と排ガスとなる
燃焼ガスとに分離される。このサイクロン集塵器1は、
円筒部15と円錐部16の側壁17と上壁18が耐火性材で画定
されると共に、上壁18には金属製の内筒19(図2乃至図
4参照)が交換可能に配設されるようにしている。サイ
クロン集塵器1では、塵等は円錐の尖端部20にある下方
の排出口21から分離・排出され、塵等が分離された燃焼
ガスは円筒部15の中心にある内筒19から上方へと排出さ
れる。
【0015】図4に示すように、金属製の内筒19はその
上端に鍔部22が外周に張り出していると共に、載置用の
突出部23を4箇所に溶接して固設している。そして内筒
19は、前記鍔部22と突出部23によってサイクロン集塵器
1の上壁18の穴部の上側に載置している。
【0016】サイクロン集塵器1を複数設けた際(図5
及び図6に3個の場合の円筒部と円錐部を図示)の処理
後の燃焼ガスは、金属製の内筒19を介して上壁18に載置
したヘッド部24により全部まとめて次工程のスクラバー
25(湿式集塵塔)へと送り出す。26は誘引排風機、27は
煙突である。
【0017】ところでヘッド部24には熱交換器7が内蔵
・形成され、昇温した熱交換器7にファン28によって空
気を送り込んで通過させ、こうして昇温された空気は上
記エアーノズル8から燃焼室4へと送り込まれる。前記
ヘッド部24も耐火性材から成り、この耐火性材に熱交換
器7を形成している。
【0018】次に、この実施形態のサイクロン集塵器1
の使用状態を説明する。
【0019】このサイクロン集塵器1は、金属製の内筒
19は別体として形成され、耐火性材で画定され耐熱性に
優れる円筒部15と円錐部16の側壁17と上壁18に対し前記
内筒19は上壁18に交換可能に配設されるようにしたの
で、金属製の内筒19がいたんでくると交換することがで
きる。したがって、従来よりも耐用年数に優れるという
利点がある。
【0020】また、複数の集塵器1からの燃焼ガスを集
めてまとめて次工程へと送るヘッド部24を上壁18に載置
したので、いたんだ内筒19はヘッド部24の空間領域から
交換することができるという利点がある。
【0021】
【発明の効果】この発明は上述のような構成であり、次
の効果を有する。
【0022】円筒部と円錐部は耐火性材であって耐熱性
に優れると共に主として金属製の内筒はいたんでくると
交換することができるので、従来よりも耐用年数に優れ
るサイクロン集塵器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のサイクロン集塵器の実施形態の概略
を説明する焼却炉のフローシート図。
【図2】この発明のサイクロン集塵器の実施形態を説明
する焼却炉の側面図。
【図3】この発明のサイクロン集塵器の実施形態を説明
する一部破断斜視図。
【図4】図3のサイクロン集塵器の内筒を説明する斜視
図。
【図5】図3のサイクロン集塵器を複数設けた場合の一
部透視側面図。
【図6】図5のサイクロン集塵器の平面図。
【符号の説明】
15 円筒部 16 円錐部 17 側壁 18 上壁 19 内筒 24 ヘッド部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼ガスの分離のために用いられ、円筒
    部と円錐部の側壁と上壁が耐火性材で画定されると共
    に、上壁には主として金属製の内筒が交換可能に配設さ
    れるようにしたことを特徴とするサイクロン集塵器。
  2. 【請求項2】 複数の集塵器からの燃焼ガスを集めてま
    とめて次工程へと送るヘッド部が上壁に載置された請求
    項1記載のサイクロン集塵器。
JP2000036751A 2000-02-15 2000-02-15 サイクロン集塵器 Pending JP2001224984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000036751A JP2001224984A (ja) 2000-02-15 2000-02-15 サイクロン集塵器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000036751A JP2001224984A (ja) 2000-02-15 2000-02-15 サイクロン集塵器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001224984A true JP2001224984A (ja) 2001-08-21

Family

ID=18560756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000036751A Pending JP2001224984A (ja) 2000-02-15 2000-02-15 サイクロン集塵器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001224984A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003093925A (ja) * 2001-09-25 2003-04-02 Sumitomo Heavy Ind Ltd サイクロン及び循環流動床炉
CN103574622A (zh) * 2013-09-09 2014-02-12 洛阳瑞昌石油化工设备有限公司 一种立式焚烧炉

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003093925A (ja) * 2001-09-25 2003-04-02 Sumitomo Heavy Ind Ltd サイクロン及び循環流動床炉
CN103574622A (zh) * 2013-09-09 2014-02-12 洛阳瑞昌石油化工设备有限公司 一种立式焚烧炉

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8646441B2 (en) Fume box for a domestic heating appliance using solid fuel
JP2001224984A (ja) サイクロン集塵器
KR100916684B1 (ko) 고체 연료용 기화 보일러
JPS6226312A (ja) 集塵器
JPH07239110A (ja) 廃棄物焼却装置
KR19990009788A (ko) 소각로
KR20060088799A (ko) 배기가스 재연소실을 구비한 폐기물 소각 시스템
JP3164755B2 (ja) 焼却炉の空冷壁構造
KR200352792Y1 (ko) 소각보일러의 배기가스 정화장치
JPH0241451Y2 (ja)
JP2003279012A (ja) 単炉小型焼却炉
JP4010773B2 (ja) 焼却炉
KR100251891B1 (ko) 소각장치의 보조 소각로
JP2001227729A (ja) 焼却炉
CN1491752A (zh) 旋风除尘器
JP3130180U (ja) 焼却炉
JPH1182963A (ja) 廃棄物焼却炉
JP2665440B2 (ja) 廃タイヤ燃焼用ボイラー
JPH0249465Y2 (ja)
JPH0249464Y2 (ja)
JP2005127535A (ja) 焼却炉
JP3905635B2 (ja) 灰溶融炉
JP2000291926A (ja) 高熱ガス化燃焼方式による焼却装置
CN2490442Y (zh) 焚化炉的旋风集尘器
JP2000304230A (ja) 焼却炉の排気構造