JP2001223226A - ダイボンド方法及びダイボンディング装置 - Google Patents

ダイボンド方法及びダイボンディング装置

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JP2001223226A
JP2001223226A JP2000031830A JP2000031830A JP2001223226A JP 2001223226 A JP2001223226 A JP 2001223226A JP 2000031830 A JP2000031830 A JP 2000031830A JP 2000031830 A JP2000031830 A JP 2000031830A JP 2001223226 A JP2001223226 A JP 2001223226A
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bonding
semiconductor chip
die
die pad
solder
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Junji Fujino
純司 藤野
Kohei Murakami
光平 村上
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L24/26Layer connectors, e.g. plate connectors, solder or adhesive layers; Manufacturing methods related thereto
    • H01L24/31Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process
    • H01L24/32Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process of an individual layer connector
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L2924/013Alloys
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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接合材中に発生するボンドを低減することが
でき、さらに正確に位置決めをすることが可能なダイボ
ンド方法及びダイボンディング装置を提供すること。 【解決手段】 本発明に係るダイボンド方法は、ダイパ
ッド12の接合面上に接合材13を供給する工程と、ダ
イパッド12の接合面に対して半導体チップ14の接合
面が傾斜するように、ダイパッド12上に半導体チップ
14を配置する配置工程と、ダイパッド12の接合面に
対して、半導体チップ14の接合面の傾斜角が小さくな
るように半導体チップ14を移動させ、接合材13を介
してダイパッド12と半導体チップ14とを接合する接
合工程とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体パッケージ
等のダイパッドに半導体チップを接合するダイボンド方
法、及びダイボンディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、はんだ等の接合材により、半導
体チップを半導体パッケージ等のダイパッド(基板や金
属基板)に接合する際には、この接合材にボイドが発生
する。このボイドが発生すると、接合材における熱伝導
性が低下して、半導体チップが発熱してしまうことにな
る。そこで、従来、様々な手法を用いて、このボイドの
発生を抑制してダイボンドする手法が提案されている。
【0003】図6、図7は、従来のダイボンド方法を示
す工程図である。まず、ホットプレート101上に配置
されたダイパッド(ヒートシンク)102上に、はんだ
103を介して半導体チップ104を配置し(図6
(a))、はんだ103を溶融させる(図6(b))。
このときには、図6(b)に示すように、溶融したはん
だ103中にボイド105が発生する。そこで、このボ
イド105を外部に露出させるため、ヒートシンク10
2上で半導体チップ104をスクラブさせる(図6
(c)、図7(a))。その後、半導体チップ104を
所定位置に位置決めし、はんだを乾燥させ、ヒートシン
ク102に半導体チップ104が接合される(図7
(b))。
【0004】なお、特開平07−297329号公報に
は、ダイパッドと半導体チップとの接合に用いられるは
んだ中のボイドを取り除くものではないが、図8に示す
ように、半導体チップ104が接合されるヒートシンク
102の裏面をテーパ状にすることで、基板106とヒ
ートシンク102とを接合するはんだ接合部の等方性を
崩し、基板106とヒートシンク102との接合に用い
られるはんだ103a中のボイドを取り除くようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のダイボンド方法
は、上記のようになされていたので、はんだ接合部のボ
イドを低減させて、高い熱伝導性を持たせることはでき
るが、図6、図7に示したように、半導体チップ1をス
クラブさせることでボイドを取り除く方法では、図7
(b)に示すように、スクラブさせることで、あふれた
はんだがヒートシンク102の周辺に付着したり、位置
ずれをおこすという不具合が発生するという問題点があ
った。
【0006】また、特開平07−297329号公報の
手法では、ヒートシンク裏面の機械加工が必要なため、
材料コストが大きくなってしまうという問題点があっ
た。さらに、この手法では、半導体チップとヒートシン
ク表面との間のはんだ中のボイドを取り除くことができ
なかった。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、接合材中に発生するボンド
を低減することができ、さらに正確に位置決めをするこ
とが可能なダイボンド方法及びダイボンディング装置を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダイボンド
方法は、ダイパッドの接合面上に接合材を供給する工程
と、上記ダイパッドの接合面に対して半導体チップの接
合面が傾斜するように、上記ダイパッド上に上記半導体
チップを配置する配置工程と、上記ダイパッドの接合面
に対して、上記半導体チップの接合面の傾斜角が小さく
なるように上記半導体チップを移動させ、上記接合材を
介して上記ダイパッドと上記半導体チップとを接合する
接合工程とを含んでいる。
【0009】また、配置工程において、半導体チップの
一辺がダイパッドの接合面と接触するように上記半導体
チップを配置し、接合工程において、上記半導体チップ
の一辺を中心軸とした円弧軌道を上記半導体チップが移
動するようにしてもよい。
【0010】さらに、接合工程において、半導体チップ
が接合材から受ける反力を測定し、この反力に応じて上
記半導体チップの移動を制御するようにしてもよい。
【0011】また、本発明に係るダイボンド方法は、ダ
イパッドの接合面と半導体チップの接合面との間に設け
られた接合材中に板状部材を配置する工程と、上記板状
部材を上記接合材から引き抜き、上記接合材を介して上
記ダイパッドと上記半導体チップとを接合する工程とを
含んでいる。
【0012】また、板状部材を、網目状に形成してもよ
い。
【0013】さらに、接合材をはんだにし、このはんだ
に対する板状部材のぬれ性が、ダイパッドまたは半導体
チップのぬれ性よりも高くなるようにしてもよい。
【0014】また、本発明に係るダイボンディング装置
は、ダイパッドを所定位置に配置する載置台を有する配
置装置と、上記載置台の表面に対して略垂直な平面に設
けられた円弧状のレールと、一端が上記円弧状のレール
に沿って摺動することで、円弧軌道を移動するアーム
と、上記アームの他端に設けられ、半導体チップを保持
することが可能な保持部とを備えている。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この実施
の形態1によるダイボンディング装置を示す斜視図であ
る。図において、1はダイパッドを載置する載置台を有
する配置装置としてのX−Y−θステージで、この載置
台はX方向、Y方向の移動、及び回転が可能なようにな
っている。2は垂直方向に立設されたレール設置用部材
で、このレール設置用部材には、円弧レールガイド3が
設けられている。すなわち、載置台の表面に対して略垂
直な平面に円弧状のレールが設けられている。
【0016】4は一端が円弧レールガイド3に取り付け
られるとともに、他端に、半導体チップを保持可能な保
持具5を有したアームで、このアームの一端が円弧レー
ル3に沿って摺動するようになっている。5はアームの
先端に取り付けられた保持具としての吸着ヘッド、6は
吸着ヘッドから真空吸引をするための真空吸引パイプ、
7はアーム4の一端を保持する弾性体としてのバネであ
る。
【0017】次に、この実施の形態1のダイボンドの方
法を説明する。図2は、この実施の形態1によるダイボ
ンド方法を説明するための工程図である。
【0018】まず、図1に示したダイボンディング装置
における載置装置1の載置台上に、ホットプレート11
を載せ、このホットプレート11上にダイパッド12を
配置する。なお、このダイパッド12としては、基板、
あるいは、金属基板等が挙げられる。以下、この実施の
形態では、金属基板(ヒートシンク)を用いることにす
る。
【0019】その後、ヒートシンク12上に接合材とし
てのはんだ13供給し、ホットプレート11による加熱
処理により、はんだ13を溶融させる。ヒートシンク1
2に供給するはんだ13は、Sn−Pb共晶はんだ、S
n−Agはんだ等を用いればよく、Sn−Pb共晶はん
だとしては、例えば、ニホンゲンマ製ソルダペースト6
3GL−110GK−L等を使用すればよい。なお、こ
の実施の形態では、Sn−Pb共晶はんだ(融点183
℃)を用いることにした。また、ホットプレート11は
250℃に設定した。
【0020】一方、ヒートシンク12の接合面(あるい
は載置台の表面)に対して半導体チップ14の接合面が
傾斜するように、半導体チップ14をダイボンディング
装置の吸着ヘッド5で保持するようにする。このときの
傾斜角としては、特に限定するものではないが、約45
度に設定すればよい。なお、吸着ヘッド5により半導体
チップ14を保持する工程は、載置台1にヒートシンク
12を載置する前に行ってもよい。
【0021】このように、溶融したはんだ13が配置さ
れた載置台をX、Y方向に移動させ、あるいは、回転さ
せて、図2(a)に示すように、吸着ヘッド5に保持さ
れている半導体チップ14に対して、載置台のヒートシ
ンク12を位置合わせする。このとき、半導体チップ1
4の一辺がヒートシンク12の接合面と接触するように
する。
【0022】そして、半導体チップ14の裏面と、ダイ
パッド12にはんだ13がぬれはじめてから、吸着ヘッ
ド5を取り付けているアーム4を円弧レールガイド3に
沿わせておろしていく。このようにすることで、半導体
チップ14の接合面の傾斜角が小さくなるように半導体
チップ14が移動していき、最後には、図2(b)に示
すように、はんだ13を介してヒートシンク12と半導
体チップ14とが接合される。このときには、はんだ1
3が図2に示すように変化することより、ボイドのない
はんだ接合部を形成することが可能となる。
【0023】ここで、円弧レールガイド3の中心は半導
体チップ14の一辺の延長上に位置させるのが望まし
い。このようにすることで、半導体チップ14の一辺を
中心軸とした円弧軌道を半導体チップ14が移動するよ
うになり、中心軸の一辺の方向から空気等が侵入するの
を防止することができる。
【0024】この実施の形態では、ダイパッドの接合面
に対して半導体チップの接合面が所定角度傾斜するよう
に、ダイパッド上に半導体チップを配置し、その後、ダ
イパッドの接合面に対して、半導体チップの接合面の傾
斜角が小さくなるように半導体チップを移動させてい
き、接合材を介してダイパッドと半導体チップとを接合
するようにしているので、接合材中に発生するボンドを
低減することができ、さらに正確に位置決めをすること
ができる。
【0025】実施の形態2.実施の形態2では、実施の
形態1のダイボンディング装置の保持具に動力計を配置
し、この動力計により測定される接合材の反力に応じて
半導体チップの移動を制御するようにしたものである。
【0026】図3は、この実施の形態2によるダイボン
ディング装置を示す斜視図である。なお、図3では、接
合すべきダイパッド、半導体チップもあわせて示してい
る。図において、21は保持具である吸着ヘッド5に取
り付けられた動力計センサ、22は動力計センサからの
信号を伝達する動力計ケーブルで、これら動力計を用い
て、吸着ヘッド5から吸収される空気圧を計測すること
により、被吸着部材の反力を測定することができるよう
になっている。なお、ここで、保持具を吸着ヘッドにし
た場合について説明しているが、これは特に限定するも
のではなく、他の保持具を用いる場合には、それに応じ
た動力計を用いればよい。
【0027】次に、この実施の形態2のダイボンドの方
法を説明する。なお、半導体チップの移動方法以外は、
実施の形態1と同様であるので他の説明は省略する。
【0028】この実施の形態2では、吸着ヘッド5に保
持された半導体チップ14を移動させる際に、半導体チ
ップ14がはんだ13から受ける反力を測定するように
し、この測定した反力に応じて半導体チップ14の移動
を制御するようにする。
【0029】はんだ13中にボイドがある場合には、は
んだ13が半導体チップ14を引き込む力が小さくなる
ために、反力が小さくなり、逆に、はんだ13中のボイ
ドがなくなると、はんだ13が半導体チップ14を引き
込む力が大きくなるために、上記のように反力を測定す
ることでボイドの有無を検出することが可能になる。
【0030】なお、制御方法としては、測定結果より、
はんだ13中にボイドが存在することが判明すると、半
導体チップ14をヒートシンク12に接合させた後、吸
着ヘッド5を取り付けているアーム4を円弧レールガイ
ド3に沿わせてあげていき、再び、アーム4を円弧レー
ルガイド3に沿わせておろしていくことで、はんだ13
中のボイドを除去するようにする。以下、ボイドが十分
になくなるまで、これらの動作を繰り返すようにする。
【0031】この実施の形態では、接合工程において、
半導体チップが接合材から受ける反力を測定し、この反
力に応じて半導体チップの移動を制御するようにしてい
るので、ボイドの有無をリアルタイムに検出しながらダ
イボンドが可能となる。
【0032】実施の形態3.図4、図5は、この実施の
形態3によるダイボンド方法を説明するための工程図で
ある。まず、図4(a)に示すように、ホットプレート
11上にダイパッド(ヒートシンク)12を配置し、こ
のヒートシンク12の接合面と半導体チップ14の接合
面との間にシート状の接合材(はんだ)13a、13b
をそれぞれ配置する。なお、接合材は、実施の形態1と
同様の接合材を用いればよい。
【0033】そして、その間に板状部材31を配置し、
この板状部材31を配置した状態で加熱する。すると、
図4(b)に示すように、ダイパッド12と板状部材3
1との間のはんだ13a、及び板状部材31と半導体チ
ップ14との間のはんだ13bがそれぞれ溶融される。
この際に、はんだ13a、13b中にそれぞれボイド3
2が発生することになる。なお、板状部材としては、一
般には銅板等の金属部材を用いればよい。以下の説明で
は銅板を用いることにする。
【0034】このように、はんだ13a、13bを溶融
させた後、図5(a)に示すように、銅板31をはんだ
13a、13bから引き抜くようにする。このように、
銅板31をはんだ13a、13bから引き抜くことによ
って、先に発生したボイド32が取り除かれることにな
る。その結果として、図5(b)に示すような、ボイド
のない接合部が形成され、ダイパッド12と半導体チッ
プ14とが接合される。
【0035】ここで、板状部材31を接合材13a、1
3bから引き抜く際に、ダイパッド12を載置台に固定
し、半導体チップ14を吸着ヘッド等を用いて固定する
ようにする。このようにすることで、位置ずれやはんだ
のはみ出しを抑制することが可能となる。
【0036】また、この実施の形態では、板状部材とし
て金属板を用いているが、これは特に限定するものでは
なく、例えば、金属メッキしたもの等、板状部材を引く
抜くことでボンドを取り除くことができる部材であれば
よい。また、金属板に代えて、網目状に形成された金属
繊維シートを用いるようにした場合には、はんだにぬれ
る表面積を大きくすることができるので、ボイドの除去
をさらに容易にすることできる。
【0037】また、接合材がはんだ、ダイパッドがニッ
ケルめっき、板状部材が金めっきを施した板状部材のよ
うに、はんだに対する板状部材のぬれ性が、ダイパッド
または半導体チップのぬれ性よりも高くなるようにする
と、引き抜く板状部材へのはんだのぬれ性がダイパッド
または半導体チップより良好になり、よりボイドの除去
を容易にすることができる。
【0038】この実施の形態では、ダイパッドの接合面
と半導体チップの接合面との間に設けられた接合材中に
配置された板状部材を接合材から引き抜き、接合材を介
してダイパッドと半導体チップとを接合するようにして
いるので、接合材中に発生するボンドを低減することが
でき、さらに正確に位置決めをすることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明に係るダイボンド方法は、ダイパ
ッドの接合面上に接合材を供給する工程と、上記ダイパ
ッドの接合面に対して半導体チップの接合面が傾斜する
ように、上記ダイパッド上に上記半導体チップを配置す
る配置工程と、上記ダイパッドの接合面に対して、上記
半導体チップの接合面の傾斜角が小さくなるように上記
半導体チップを移動させ、上記接合材を介して上記ダイ
パッドと上記半導体チップとを接合する接合工程とを含
んでいるので、接合材中に発生するボンドを低減するこ
とができる。
【0040】また、配置工程において、半導体チップの
一辺がダイパッドの接合面と接触するように上記半導体
チップを配置し、接合工程において、上記半導体チップ
の一辺を中心軸とした円弧軌道を上記半導体チップが移
動するようにした場合には、中心軸側から接合面間に空
気等が侵入するのを防止することができる。
【0041】さらに、接合工程において、半導体チップ
が接合材から受ける反力を測定し、この反力に応じて上
記半導体チップの移動を制御する場合には、ボイドの有
無を検出しながらダインパッドと半導体チップとを接合
することができる。
【0042】また、本発明に係るダイボンド方法は、ダ
イパッドの接合面と半導体チップの接合面との間に設け
られた接合材中に板状部材を配置する工程と、上記板状
部材を上記接合材から引き抜き、上記接合材を介して上
記ダイパッドと上記半導体チップとを接合する工程とを
含んでいるので、接合材中に発生するボンドを低減する
ことができ、さらに、位置ずれやはんだのはみ出しとい
った不良を抑制することができる。
【0043】また、板状部材が、網目状に形成されてい
る場合には、接合材にぬれる表面積を大きくすることが
できるので、ボイドの除去をさらに容易にすることでき
る。
【0044】さらに、接合材を、はんだにし、このはん
だに対する板状部材のぬれ性が、ダイパッドまたは半導
体チップのぬれ性よりも高くなるようにした場合には、
引き抜く板状部材へのはんだのぬれ性がダイパッドまた
は半導体チップより良好になり、よりボイドの除去を容
易にすることができる。
【0045】また、本発明に係るダイボンディング装置
は、ダイパッドを所定位置に配置する載置台を有する配
置装置と、上記載置台の表面に対して略垂直な平面に設
けられた円弧状のレールと、一端が上記円弧状のレール
に摺動し、円弧軌道を移動するアームと、上記アームの
他端に設けられ、半導体チップを保持することが可能な
保持部とを備えているので、半導体チップがその一辺を
中心軸として円弧軌道を移動することができるようにな
り、ダイボンド工程において、接合材中に発生するボン
ドを低減することができるとともに、中心軸側から半導
体チップとダイパッドとの接合面間に空気等が侵入する
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1のダイボンディング装置を示す
斜視図である。
【図2】 実施の形態1のダイボンド方法を説明するた
めの図である。
【図3】 実施の形態2のダイボンディング装置を示す
斜視図である。
【図4】 実施の形態3のダイボンド方法を説明するた
めの図である。
【図5】 実施の形態3のダイボンド方法を説明するた
めの図である。
【図6】 従来のダイボンド方法を説明するための図で
ある。
【図7】 従来のダイボンド方法を説明するための図で
ある。
【図8】 従来の半導体装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 X−Y−θステージ 2 レール設置用部
材 3 円弧レールガイド 4 アーム 5 吸着ヘッド 6 真空吸引パイプ 7 バネ 11 ホットプレート 12 ダイパッド(ヒートシンク) 13、13a、13b、13c はんだ 14 半導体チップ 21 動力計センサ 22 動力計ケーブ
ル 31 板状部材 32 ボイド 101 ホットプレート 102 ダイパッド 103、103a はんだ 104 半導体チッ
プ 105 ボイド 106 基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイパッドの接合面上に接合材を供給す
    る工程と、上記ダイパッドの接合面に対して半導体チッ
    プの接合面が傾斜するように、上記ダイパッド上に上記
    半導体チップを配置する配置工程と、上記ダイパッドの
    接合面に対して、上記半導体チップの接合面の傾斜角が
    小さくなるように上記半導体チップを移動させ、上記接
    合材を介して上記ダイパッドと上記半導体チップとを接
    合する接合工程とを含んでいることを特徴とするダイボ
    ンド方法。
  2. 【請求項2】 配置工程において、半導体チップの一辺
    がダイパッドの接合面と接触するように上記半導体チッ
    プを配置し、接合工程において、上記半導体チップの一
    辺を中心軸とした円弧軌道を上記半導体チップが移動す
    るようにすることを特徴とする請求項1記載のダイボン
    ド方法。
  3. 【請求項3】 接合工程において、半導体チップが接合
    材から受ける反力を測定し、この反力に応じて上記半導
    体チップの移動を制御することを特徴とする請求項1記
    載のダイボンド方法。
  4. 【請求項4】 ダイパッドの接合面と半導体チップの接
    合面との間に設けられた接合材中に板状部材を配置する
    工程と、上記板状部材を上記接合材から引き抜き、上記
    接合材を介して上記ダイパッドと上記半導体チップとを
    接合する工程とを含んでいることを特徴とするダイボン
    ド方法。
  5. 【請求項5】 板状部材が、網目状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項4記載のダイボンド方法。
  6. 【請求項6】 接合材は、はんだであり、このはんだに
    対する板状部材のぬれ性が、ダイパッドまたは半導体チ
    ップのぬれ性よりも高いことを特徴とする請求項4記載
    のダイボンド方法。
  7. 【請求項7】 ダイパッドを所定位置に配置する載置台
    を有する配置装置と、上記載置台の表面に対して略垂直
    な平面に設けられた円弧状のレールと、一端が上記円弧
    状のレールに沿って摺動することで、円弧軌道を移動す
    るアームと、上記アームの他端に設けられ、半導体チッ
    プを保持することが可能な保持部とを備えたことを特徴
    とするダイボンディング装置。
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