JP2001223086A - 有機発光素子及びそれを用いる画像形成方法 - Google Patents

有機発光素子及びそれを用いる画像形成方法

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JP2001223086A JP2000033144A JP2000033144A JP2001223086A JP 2001223086 A JP2001223086 A JP 2001223086A JP 2000033144 A JP2000033144 A JP 2000033144A JP 2000033144 A JP2000033144 A JP 2000033144A JP 2001223086 A JP2001223086 A JP 2001223086A
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Hiroyuki Hirai
博幸 平井
Yasushi Araki
康 荒木
Seiji Tokito
静士 時任
Takahiro Shiga
孝広 志賀
Yasunori Taga
康訓 多賀
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Toyota Central R&D Labs Inc
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Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動耐久性に優れた光共振器型有機発光素子
及び露光光源用有機発光素子アレイ、並びにそれらのい
ずれかを用いることにより高い色再現性でカラー画像を
得ることのできる画像形成方法を提供する。 【課題手段】 光透過性基板及びその上に形成された誘
電体多層膜、膜厚が100nm以上であり表面抵抗が30Ω/
□以下である透明電極、少なくとも一層の有機発光層を
含む有機化合物層、並びに背面電極を有し、光学長が目
的の共振波長の2倍以上3倍以下である光共振器型有機
発光素子、該有機発光素子を画素サイズ10〜500μmで、
1〜50μmの間隔を置いて複数個並べてなる露光光源用
有機発光素子アレイ、並びにそれらのいずれかを用いて
感光材料に露光し、該感光材料を現像することにより画
像を得ることを特徴とする画像形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機発光素子及び有
機発光素子アレイ、並びにそれらのいずれかを用いた画
像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】有機発光素子はディスプレイ、LCD用バ
ックライト、照明用光源、光通信用光源、情報ファイル
用読み取り/書き込みヘッド等の様々な用途への利用が
期待されており、近年活発な研究開発が進められてい
る。一般に有機発光素子は1μm以下の膜厚の有機化合
物層及び該有機化合物層を挟んだ二つの電極から構成さ
れている。このような有機発光素子は、両電極間に電圧
を印加することにより一方の電極(陰極)から生じた電
子ともう一方の電極(陽極)から生じたホールとが有機
化合物層中で再結合し発光材料を励起して光を放出す
る、自発光型の素子である。
【0003】有機発光素子をハロゲン化銀カラー感光材
料のような、可視光領域(例えば赤(R)、緑(G)及び青
(B)の3つの領域)に分光感度を有する感光材料の書き
込み光源として用いる場合、中央領域(通常、緑(G))
の発光スペクトルの半値幅が非常に重要である。すなわ
ち、半値幅の広い通常の緑(G)発光有機発光素子を用い
ると赤(R)や青(B)の領域も一部露光され、得られた画像
に色濁り(ネガ型感光材料の場合)や色抜け(ポジ型感
光材料の場合)が生じてしまう。また、有機発光素子は
無機LEDと同様に完全拡散光源であるため、プリンター
の露光光源等として使用する場合に光量ロスが大きいこ
とが問題となっている。従って、発光スペクトルの半値
幅が狭く、且つ発光の指向性に優れた有機発光素子の開
発が望まれており、幾つか提案されている。例えば特開
平9-180883号には、有機化合物層を誘電体多層薄膜ミラ
ーと金属ミラーとの間に挟んで素子内に微小光共振器を
形成し、且つ共振波長をELスペクトルのピーク波長の短
波側に設定することにより、高い指向性を有し発光スペ
クトルの半値幅が狭い光共振器型有機発光素子が得られ
ることが記載されている。このような光共振器型有機発
光素子を用いることにより、色濁りや色抜けのない優れ
たカラー画像を得ることが可能となった。
【0004】光共振器型有機発光素子は光学長を短くす
ると単一モードで共振することが知られている。しかし
ながら、光学長を短くするためにはITO(酸化インジウ
ム酸化錫)等からなる電極の膜厚を小さくせざるを得
ず、必然的に表面抵抗が上昇し、素子の耐久性が低下す
るという問題があり、これを改善することのできる技術
の開発が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、駆動
耐久性に優れた光共振器型有機発光素子及び露光光源用
有機発光素子アレイ、並びにそれらのいずれかを用いる
ことにより高い色再現性でカラー画像を得ることのでき
る画像形成方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み鋭意研究
の結果、本発明者らは基板上に誘電体多層膜を形成し、
更にその上に膜厚が大きく表面抵抗の小さい電極、有機
化合物層及び背面電極を積層してなり、適当な光学長を
有する光共振器型有機発光素子は、優れた駆動耐久性を
示すことを発見し、本発明に想到した。
【0007】すなわち、本発明の光共振器型有機発光素
子は、光透過性基板及びその上に形成された誘電体多層
膜、膜厚が100nm以上であり表面抵抗が30Ω/□以下で
ある透明電極、少なくとも一層の有機発光層を含む有機
化合物層、並びに背面電極を有し、光学長が目的の共振
波長の2倍以上3倍以下であることを特徴とする。
【0008】本発明の有機発光素子は、光透過性基板中
及び/又は光透過性基板の誘電体多層膜を形成した面と
は反対の面上に、低次モードの光をカットするフィルタ
ーを有するのが好ましい。
【0009】本発明の露光光源用有機発光素子アレイ
は、上記有機発光素子を画素サイズ10〜500μmで、1〜
50μmの間隔を置いて複数個並べて形成する。また、本
発明の画像形成方法は、上記有機発光素子又は有機発光
素子アレイを用いて感光材料に露光し、該感光材料を現
像することにより画像を得ることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】[1]光共振器型有機発光素子 本発明の光共振器型有機発光素子は光透過性基板及びそ
の上に形成された誘電体多層膜、透明電極、少なくとも
一層の有機発光層を含む有機化合物層、並びに背面電極
を有する。通常、透明電極は陽極であり背面電極は陰極
であるが、その逆でもよい。誘電体多層膜は屈折率の異
なる二種の誘電体(例えばTiO2とSiO2、SiNXとSiO2、Ta
2O5とSiO2等)を交互に積層して形成され、光透過性基
板の透明電極側の面上に設置される。誘電体多層膜は目
的の共振波長の1/4に等しい光学的膜厚を持つ。
【0011】本発明の光共振器型有機発光素子の光学長
(L)は背面電極〜誘電体多層膜間の光学長に、誘電体
多層膜への光の染み込み分を考慮した下記式により表さ
れる。なお誘電体多層膜の反射率は60%以上、好ましく
は80%以上である。
【数1】 式中、λは共振波長、neffは誘電体多層膜の有効屈折
率、Δnは誘電体多層膜における二種の層の屈折率差、n
iとdiは有機化合物層及び透明電極の屈折率と膜厚、θ
は有機化合物層中の各層同士又は有機化合物層と透明電
極との各界面に入射する光と界面に立てた法線とのなす
角度である。上記式中、第1項は誘電体多層膜の構成要
素によりほぼ決定されるので、ある波長λの光を共振さ
せるためには、第2項により光学長Lを調整しなければ
ならない。第2項のうち有機化合物層の膜厚(通常100n
m前後)は素子の発光特性によりほぼ決まってしまうた
め、実質は透明電極の膜厚を変えることにより光学長L
を制御する。
【0012】波長λの光を共振させるためには、光学長
Lを(λ/2)の整数(m)倍とする必要がある。mを大きく
設定すると透明電極の膜厚を大きく設定でき、表面抵抗
を下げることができる。本発明では透明電極の膜厚は10
0nm以上であり、表面抵抗は30Ω/□以下である。表面
抵抗は好ましくは10Ω/□以下であり、より好ましくは
5Ω/□以下である。すなわち透明電極の表面抵抗は小
さいほど好ましい。表面抵抗の低下に伴い膜厚は増加す
るが、600nm程度までは許容できる。膜厚が600nmを超え
ると、成膜に時間がかかり現実的ではない。また、光学
長Lを大きくしすぎると目的の共振波長より長波長側に
多くの低次モード発光ピークが現れ効率が低下するので
好ましくない。従って本発明では光学長Lを目的の共振
波長λの2倍(m=4)以上3倍(m=6)以下とする。
【0013】光学長Lを大きくすると生じる低次モード
の発光が感光材料の分光感度領域と重なると、光カブリ
が起こり得られる画像が混色したり色抜けしたりする。
この現象は、例えばRGB領域に分光感度を有する感光材
料を3つの光共振器型有機発光素子を用いて露光する場
合、短波であるB素子ほど問題となる。B素子は低次モー
ドの発光ピークがRの分光感度領域に重なりやすいから
である。そのため、露光に必要な光以外の低次モードの
光をフィルターを用いてカットするのが好ましい。本発
明で使用するフィルターは、有機発光素子と感光材料の
間に設置できるものであれば特に限定されない。有機発
光素子と感光材料の間にセルフォックレンズ等の光学系
を配置する場合、フィルターはそのどちら側に設置して
もよい。フィルターは有機発光素子の光透過性基板中及
び/又は光透過性基板の誘電体多層膜とは反対の面上に
設置するのが好ましい。本発明で使用可能なフィルター
の具体例としては、屈折率の異なる材料を積層した誘電
体多層膜、真空蒸着法や塗布法等により形成した無機又
は有機の顔料や染料の膜、光透過性基板の材料中に顔料
や染料を含有させてなるもの等が挙げられる。
【0014】本発明においては、違う波長の光を放出す
る複数の有機発光素子を同一基板状に配置してもよい。
そのような場合、それぞれの光学長をうまくコントロー
ルし、1種のフィルターで感光材料に有害な低次モード
の光をカットするのが好ましい。1種のフィルターであ
れば基板全面に配置することができ、加工が非常に簡便
となり露光用光源の作製が容易となる。
【0015】本発明の光共振器型有機発光素子におい
て、基板上に積層する具体的構成としては、陽極/有機
発光層/陰極、陽極/有機発光層/電子輸送層/陰極、
陽極/ホール輸送層/有機発光層/電子輸送層/陰極、
陽極/ホール輸送層/有機発光層/陰極、これらの逆の
構成等が可能である。またホール輸送層、発光層及び/
又は電子輸送層を複数層設けたり、ホール注入層、電子
注入層等を設けてもよい。特に本発明においては電子注
入層として絶縁層薄膜を設けることが非常に好ましい。
更に、陽極とホール輸送層との間に、陽極に接して導電
性高分子層を設置してもよい。導電性高分子層を設置す
ることにより駆動電圧がほとんど上昇することなく有機
化合物層の膜を厚くすることができ、輝度ムラやショー
トの発生を抑えることができる。
【0016】本発明においては、有機層は真空蒸着法、
スパッタ法、ディッピング法、スピンコーティング法、
キャスティング法、バーコート法、ロールコート法等の
公知の方法を用いて形成することができる。また溶媒を
使い分けることにより多層塗布も可能である。
【0017】陽極、陰極等が無機物の層である場合、真
空蒸着法、スパッタ法、イオンプレーティング法等の公
知の方法で形成できる。また、電極のパターニングはフ
ォトリソグラフィー等による化学的エッチング、レーザ
ー等を用いた物理的エッチング等により行うのが好まし
い。マスクを重ねて真空蒸着やスパッタリング等を行な
ってパターニングしてもよい。
【0018】以下、本発明の光共振器型有機発光素子の
各構成要素について詳述する。 (A)光透過性基板 本発明において、光透過性基板として通常のガラス基板
の他にプラスチック基板を使用することができる。基板
として用いるプラスチックは耐熱性、寸法安定性、耐溶
剤性、電気絶縁性及び加工性に優れており、且つ低通気
性及び低吸湿性であることが必要である。このようなプ
ラスチック材料としては、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レート、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリエーテ
ルスルホン、ポリアリレート、アリルジグリコールカー
ボネート、ポリイミド等が挙げられる。
【0019】基板の電極側の面、電極と反対側の面又は
その両方に透湿防止層(ガスバリア層)を設置するのが
好ましい。透湿防止層を構成する材料としては窒化ケイ
素や酸化ケイ素等の無機物が好ましい。透湿防止層は高
周波スパッタリング法等により成膜できる。また、必要
に応じてハードコート層やアンダーコート層を設けても
よい。
【0020】(B)電極 本発明で用いる陽極の材料としては、酸化スズ、酸化ス
ズインジウム(ITO)、酸化亜鉛インジウム(IZO)等の公
知の材料を用いてよく、金、白金等の仕事関数が大きい
金属薄膜も使用可能である。また、ポリアニリン、ポリ
チオフェン、ポリピロール、それらの誘導体等の有機材
料も使用可能である。更に「透明導電膜の新展開」(沢
田豊監修、シーエムシー刊、1999年)等に詳細に記載さ
れている透明導電膜も本発明に適用できる。
【0021】本発明では、陰極材料として仕事関数の低
いLi、K等のアルカリ金属やMg、Ca等のアルカリ土類金
属を用いるのが、電子注入性の観点から好ましい。ま
た、酸化されにくく安定なAl等も好ましい。安定性と電
子注入性を両立させるために2種以上の材料を含む層に
してもよく、それらの材料については特開平2-15595
号、同5-121172号等に詳しく記載されている。
【0022】(C)ホール輸送層 ホール輸送層に用いるホール輸送材料としては、ポリ-N
-ビニルカルバゾール誘導体、ポリフェニレンビニレン
誘導体、ポリフェニレン、ポリチオフェン、ポリメチル
フェニルシラン、ポリアニリン、トリアゾール誘導体、
オキサジアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、ポリア
リールアルカン誘導体、ピラゾリン誘導体及びピラゾロ
ン誘導体、フェニレンジアミン誘導体、アリールアミン
誘導体、アミノ置換カルコン誘導体、オキサゾール誘導
体、カルバゾール誘導体、スチリルアントラセン誘導
体、フルオレノン誘導体、ヒドラゾン誘導体、スチルベ
ン誘導体、ポルフィリン誘導体(フタロシアニン等)、
芳香族三級アミン化合物及びスチリルアミン化合物、ブ
タジエン化合物、ベンジジン誘導体、ポリスチレン誘導
体、トリフェニルメタン誘導体、テトラフェニルベンジ
ン誘導体、スターバーストポリアミン誘導体等が使用可
能である。
【0023】(D)発光層 本発明で使用する発光材料は励起されて蛍光を発するこ
とのできるものであればよく、例えばオキシノイド化合
物、ペリレン化合物、クマリン化合物、アザクマリン化
合物、オキサゾール化合物、オキサジアゾール化合物、
ペリノン化合物、ピロロピロール化合物、ナフタレン化
合物、アントラセン化合物、フルオレン化合物、フルオ
ランテン化合物、テトラセン化合物、ピレン化合物、コ
ロネン化合物、キノロン化合物及びアザキノロン化合
物、ピラゾリン化合物及びピラゾロン化合物、ローダミ
ン化合物、クリセン化合物、フェナントレン化合物、シ
クロペンタジエン化合物、スチルベン化合物、ジフェニ
ルキノン化合物、スチリル化合物、ジスチリルベンゼン
化合物、ブタジエン化合物、ジシアノメチレンピラン化
合物、ジシアノメチレンチオピラン化合物、フルオレセ
イン化合物、ピリリウム化合物、チアピリリウム化合
物、セレナピリリウム化合物、テルロピリリウム化合
物、芳香族アルダジエン化合物、オリゴフェニレン化合
物、キサンテン化合物及びチオキサンテン化合物、シア
ニン化合物、アクリジン化合物、アクリドン化合物、キ
ノリン化合物、8-ヒドロキシキノリン化合物の金属錯
体、ベンゾキノリノールベリリウム錯体、2,2'-ビピリ
ジン化合物の金属錯体、シッフ塩基とIII族金属との錯
体、オキサジアゾール化合物の金属錯体、希土類錯体等
が使用可能である。
【0024】これらの発光材料は単独で用いても複数併
用してもよい。上述の電子輸送材料やホール輸送材料中
にドープして発光層としてもよい。また、発光材料とし
て高分子発光材料を用いてもよい。高分子発光材料の例
としては、ポリ-p-フェニレンビニレン誘導体、ポリフ
ルオレン誘導体、ポリチオフェン誘導体等のπ共役系高
分子や、低分子色素とテトラフェニルジアミン、トリフ
ェニルアミン等を主鎖や側鎖に導入した高分子等が挙げ
られる。高分子発光材料に低分子発光材料を混合して使
用してもよい。
【0025】(E)電子輸送層 本発明の有機発光素子の電子輸送層に用いる電子輸送材
料としては、オキサジアゾール誘導体、トリアゾール誘
導体、トリアジン誘導体、ニトロ置換フルオレノン誘導
体、チオピランジオキサイド誘導体、ジフェニルキノン
誘導体、ペリレンテトラカルボキシル誘導体、アントラ
キノジメタン誘導体、フレオレニリデンメタン誘導体、
アントロン誘導体、ペリノン誘導体、オキシン誘導体、
キノリン錯体誘導体等が挙げられる。
【0026】(F)電子注入層 本発明においては、電子注入層として絶縁層薄膜を設け
ることが好ましい。絶縁層薄膜としては、公知の酸化ア
ルミニウム、フッ化リチウム、フッ化セシウム等の0.01
〜10nm程度の薄層等が使用できる。
【0027】(G)導電性高分子層 導電性高分子層を形成する導電性高分子としては、WO 9
8/05187等に記載のポリアニリン誘導体、ポリチオフェ
ン誘導体及びポリピロール誘導体が好ましい。これらは
プロトン酸(例えば樟脳スルホン酸、p-トルエンスルホ
ン酸、スチレンスルホン酸、ポリスチレンスルホン酸
等)と混合した状態で使用してもよく、必要に応じて他
の高分子(ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリ-N
-ビニルカルバゾール(PVCz)等)と混合して使用して
もよい。導電性高分子層の表面抵抗は10000Ω/□以下
であるのが好ましく、膜厚は好ましくは10nm〜1000nmで
あり、より好ましくは20nm〜200nmである。
【0028】(H)封止層 また、有機発光素子には一般に水分や酸素の侵入を防止
するための封止層を設ける。封止層を形成する封止材料
としては、テトラフルオロエチレンと少なくとも1種の
コモノマーとの共重合体、共重合主鎖に環状構造を有す
る含フッ素共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリメチルメタクリレート、ポリイミド、ポリユリア、
ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロ
エチレン、ポリジクロロジフルオロエチレン、クロロト
リフルオロエチレンとジクロロジフルオロエチレンの共
重合体、吸水率1%以上の吸水性物質と吸水率0.1%以
下の防湿性物質の混合物、金属(In、Sn、Pb、Au、Cu、
Ag、Al、Ti、Ni等)、金属酸化物(MgO、SiO、SiO2、Al
2O3、GeO、NiO、CaO、BaO、Fe2O3、Y2O3、TiO2等)、金
属フッ化物(MgF2、LiF、AlF3、CaF2等)、液状フッ素
化炭素(パーフルオロアルカン、パーフルオロアミン、
パーフルオロエーテル等)、該液状フッ素化炭素に水分
や酸素を吸着する吸着剤を分散させたもの等が使用可能
である。
【0029】[2]露光光源用有機発光素子アレイ 本発明の露光光源用有機発光素子アレイは上記本発明の
有機発光素子を複数個並べて形成する。本発明の有機発
光素子は単一の画素でも使用できるが、発光色別に複数
列設けられたドットアレイとして使用するのが好まし
い。各発光色は1ラインでも、複数のラインになってい
てもよい。1画素のサイズは10〜500μm、好ましくは50
〜300μmである。各画素の間隔は1〜50μmとする。特
に、各画素は好ましくは3〜50μm、より好ましくは5
〜20μmの遮光性材料により分離されているのが望まし
い。
【0030】[3]画像形成方法 本発明の画像形成方法においては、上記本発明の有機発
光素子又は有機発光素子アレイを用いて感光材料に露光
し、該感光材料を現像することにより画像を得る。本発
明の有機発光素子又は有機発光素子アレイにより露光で
きる感光材料としては、ハロゲン化銀感光材料、「公知
技術第5号」(アズテック有限会社、1991年3月22日発
行)等に記載の銀トリガー型感光材料、非銀の感光材料
(例えばサイカラーシステム株式会社製「サイカラー」
等)等が挙げられる。ハロゲン化銀感光材料としては、
通常の撮影用カラーネガフィルム、カラーリバーサルフ
ィルム、カラープリント用材料、インスタントフィル
ム、熱現像型カラー感光材料等のカラー感光材料のみな
らず、撮影用白黒ネガフィルム、白黒プリント用材料、
熱現像型白黒感光材料等、ほとんど全てのものが適用可
能である。
【0031】露光は有機発光素子の陽極と陰極の間に直
流電圧(通常2〜30ボルトのパルス電圧、必要に応じて
交流成分を含んでもよい)又はパルス電流を印加するこ
とにより得られる発光を利用して行うのが好ましい。本
発明においては、1画面の書き込み時間を考慮すると1
画素の露光時間(素子の発光時間)は10-7〜1秒である
のが好ましく、10-6〜10-1秒であるのがより好ましい。
露光量は強度変調方式、時間変調方式等により調節す
る。強度変調方式は素子に流す電流を制御することによ
り発光強度をコントロールし、露光量を調節する方法で
ある。時間変調方式は素子を一定の強度で光らせ、その
照射時間を変えることにより露光量を調節する方法であ
る。また、素子をパルス状に発光させ、パルスのカウン
トで露光量をコントロールする方式、すなわちパルス変
調方式により露光量を調節してもよい。
【0032】露光済みの感光材料を現像処理することに
より画像を得る。本発明において使用できる感光材料及
び現像処理についての詳細は、「写真過程の理論(The
Theory of The Photographic Process)」第4版, 353
頁〜372頁(ジェームス編、1977年)、「カラー写真の
染料拡散系(Dye Diffusion Systems in Colour Photog
raphy)」(バン・デ・サンデ(Van de Sande))、Ang
ew. Chem. Int. Ed. Engl., 22, 191 (1983)、「画像形
成系(Imaging Systems)」86頁〜103頁(Jacobson & J
acobson, Focal Press、1976年)、「改訂写真工学の基
礎」(日本写真学会編、コロナ社刊、1998年)等に記載
されている。
【0033】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。実施例1 5.0cm角のガラス基板上に、各々の膜厚が共振波長の1/4
に相当する光学長となるようにTiO2及びSiO2の誘電体薄
膜をこの順で6層積層し、誘電体多層膜を形成した。こ
の上にDCマグネトロンスパッタにより330nmの膜厚でITO
を成膜し、パターニングして陽極を形成した。陽極の表
面抵抗は5Ω/□であった。これをIPA洗浄し、酸素プ
ラズマ処理した後、陽極上にN,N'-ジフェニル-N,N'-ビ
ス(1-ナフチル)(1,1'-ビフェニル)-4,4'-ジアミン(NP
D)からなるホール輸送層(膜厚40nm)、キナクリドン
を1%ドープしたキノリノールアルミニウム錯体(Al
q)からなる発光層(膜厚20nm)、Alqからなる電子輸送
層(膜厚40nm)及びLiFからなる電子注入層(膜厚1n
m)を順に真空蒸着し、更にマスクを用いてAl陰極(膜
厚150nm)を真空蒸着し、窒素で満たされたグローブボ
ックス中でガラスおよびUV硬化性接着剤を用いて封止し
て本発明の発光素子Iを作製した。素子の光学長は、発
光ピーク波長である537nmの2.5倍となるようにITO膜と
誘電体反射ミラーとの間に設けたSiO2スぺーサーにより
調節した。この発光素子Iに100mA/cm2の電流を通じて
発光させたところ10分後も初期の85%の輝度で発光して
おり、十分安定であることがわかった。なお発光素子I
は537nmの発光ピーク以外に670nmに小さな発光ピークを
示した。
【0034】実施例2 5.0cm角のガラス基板上に実施例1と同様に誘電体多層
膜を形成した。この上にDCマグネトロンスパッタにより
400nmの膜厚でITOを成膜し、パターニングして陽極を形
成した。陽極の表面抵抗は4.5Ω/□であった。これをI
PA洗浄し、酸素プラズマ処理した後、陽極上に銅フタロ
シアニンからなるホール注入層(膜厚10nm)、NPDから
なるホール輸送層(膜厚40nm)、2-(4-ジフェニルアミ
ノ-ベンジリデン)-2H-シクロペンタ〈b〉ナフタレン-1,
3-ジオンを1%ドープしたAlqからなる発光層(膜厚20n
m)、Alqからなる電子輸送層(膜厚40nm)及びLiFから
なる電子注入層(膜厚1nm)を順に真空蒸着し、更にマ
スクを用いてAl陰極(膜厚150nm)を真空蒸着し、実施
例1と同様に封止して本発明の発光素子IIを作製した。
素子の光学長は、発光ピーク波長である645nmの2.5倍と
なるように実施例1と同様に調節した。この発光素子II
に100mA/cm2の電流を通じて発光させたところ10分後も
初期の83%の輝度で発光していた。なお発光素子IIは64
5nmの発光ピーク以外に近赤外域に小さな発光ピークを
示した。
【0035】実施例3 5.0cm角のガラス基板上に実施例1と同様に誘電体多層
膜を形成した。この上にDCマグネトロンスパッタにより
260nmの膜厚でITOを成膜し、パターニングして陽極を形
成した。陽極の表面抵抗は7Ω/□であった。これをIP
A洗浄し、酸素プラズマ処理した後、陽極上にNPDからな
るホール輸送層(膜厚40nm)、4,4'-ビス[2-(トリフェ
ニルシリル)ビニル]ビフェニルからなる発光層(膜厚20
nm)、2-フェニル-5-(2-ヒドロキシフェニル)-1,3,4-オ
キサジアゾールからなる電子輸送層(膜厚40nm)及びLi
Fからなる電子注入層(膜厚1nm)を順に真空蒸着し、
更にマスクを用いてAl陰極(膜厚150nm)を真空蒸着
し、実施例1と同様に封止して本発明の発光素子IIIを
作製した。素子の光学長は、発光ピーク波長である450n
mの2.5倍となるように実施例1と同様に調節した。この
発光素子IIIに100mA/cm 2の電流を通じて発光させたとこ
ろ10分後も初期の60%の輝度で発光していた。なお発光
素子IIIは450nmの発光ピーク以外に560nmに小さな発光
ピークを示した。
【0036】比較例1 ITOの膜厚を40nmとし、素子の光学長を発光ピーク波長
である537nmの1.5倍となるように調節したこと以外は実
施例1と同様に、発光素子IVを作製した。なお陽極の表
面抵抗は90Ω/□であった。この発光素子IVに100mA/cm
2の電流を通じて発光させたところ約10分で全く光らな
くなった。
【0037】実施例4 上記のように作製した発光素子I〜IIIを用いてインス
タントフィルム(富士写真フイルム株式会社製「フォト
ラマ800」)を露光し、カメラ内で加圧ローラーを使用
して展開処理した。なお露光は発光素子のガラス基板と
インスタントフィルムの露光面の間にセルフォックレン
ズを設置し、焦点距離を合わせ、露光時間を変えて(す
なわち画像濃度を変えて)行った。得られた画像の色抜
けの程度を調べたところ、本発明の発光素子IおよびII
を用いて露光して得た画像は、長波長側に現れる低次モ
ードの発光ピークが感光材料の分光感度と実質的に重な
らないため、それぞれ色再現性の良好な緑色及び赤色を
示した。一方、発光素子IIIを用いて露光して得た画像
は、低次モードの発光ピークが感光材料のGの分光感度
と重なり、マゼンタが少し抜けてシアン味がかった青色
を示したが、発光素子IIIのガラス基板に540〜800nmの
光の透過率を10%にカットするフイルム状のフィルター
を貼り付けて再度露光したところ、色再現性の良い青色
となった。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、膜厚が大きく表面
抵抗の小さい透明電極を有し、共振波長の2倍以上3倍
以下の光学長を有する本発明の光共振器型有機発光素子
は、駆動耐久性に優れている。この発光素子を用いる本
発明の画像形成方法によれば、色再現性の優れたカラー
画像を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/12 B41J 3/21 L 33/14 33/28 (72)発明者 荒木 康 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 時任 静士 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 志賀 孝広 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 多賀 康訓 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 1 株式会社豊田中央研究所内 Fターム(参考) 2C162 AE12 AE23 AE28 AE47 AE52 AE77 FA04 FA15 FA36 FA45 2H106 AA41 AA48 BH00 3K007 AB00 AB02 AB04 AB05 AB13 AB18 BB00 BB05 BB06 CA01 CA05 CB01 DA00 DB03 EB00 FA01 FA02 FA03 GA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過性基板及びその上に形成された誘
    電体多層膜、膜厚が100nm以上であり表面抵抗が30Ω/
    □以下である透明電極、少なくとも一層の有機発光層を
    含む有機化合物層、並びに背面電極を有する光共振器型
    有機発光素子において、光学長が目的の共振波長の2倍
    以上3倍以下であることを特徴とする光共振器型有機発
    光素子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光共振器型有機発光素
    子において、前記光透過性基板中及び/又は前記光透過
    性基板の前記誘電体多層膜を形成した面とは反対の面上
    に、低次モードの光をカットするフィルターを有するこ
    とを特徴とする光共振器型有機発光素子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の有機発光素子を
    画素サイズ10〜500μmで、1〜50μmの間隔を置いて複
    数個並べてなることを特徴とする露光光源用有機発光素
    子アレイ。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の有機発光素子或
    いは請求項3に記載の有機発光素子アレイを用いて感光
    材料に露光し、該感光材料を現像することにより画像を
    得ることを特徴とする画像形成方法。
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