JP2001222930A - 複数の固定位置を有する制御機器、特にシガーライタに用いられる制御機器 - Google Patents

複数の固定位置を有する制御機器、特にシガーライタに用いられる制御機器

Info

Publication number
JP2001222930A
JP2001222930A JP2000365243A JP2000365243A JP2001222930A JP 2001222930 A JP2001222930 A JP 2001222930A JP 2000365243 A JP2000365243 A JP 2000365243A JP 2000365243 A JP2000365243 A JP 2000365243A JP 2001222930 A JP2001222930 A JP 2001222930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
finger
button
cigar lighter
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000365243A
Other languages
English (en)
Inventor
Philippe Rostan
ロスタン フィリップ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valeo Vision SAS
Original Assignee
Valeo Vision SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Valeo Vision SAS filed Critical Valeo Vision SAS
Publication of JP2001222930A publication Critical patent/JP2001222930A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/02Controlling members for hand actuation by linear movement, e.g. push buttons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/14Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of electrically-heated lighters
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G5/00Means for preventing, limiting or returning the movements of parts of a control mechanism, e.g. locking controlling member
    • G05G5/06Means for preventing, limiting or returning the movements of parts of a control mechanism, e.g. locking controlling member for holding members in one or a limited number of definite positions only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の固定位置を有する小型制御機器を提供
する。 【解決手段】 本発明は、カムとフィンガとを具備し、
フィンガとカムが移動時に互いに移動するとき、フィン
ガがカムの周りをカムトラックに沿って進み、移動中に
フィンガとカムが互いに回転して移動するように、カム
トラックが移動軸に平行な回転軸の周りに湾曲している
複数の固定位置を有する制御機器に関する。本発明によ
れば、フィンガとカムは、それぞれ円筒状のリングから
なり、これらの2つのリングが同軸であり、回転軸に沿
って互いに回転運動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の固定位置を
有する制御機器、特に自動車に用いられる制御機器の分
野に関する。さらに詳しく言えば、本発明は、オン−オ
フスイッチ、切換スイッチ、プッシュボタンなどとして
用いられるための機器に関する。
【0002】
【従来の分野】フィンガ3およびハートカム5からなる
双安定機械スイッチは、すでに知られている(空気調和
制御、警戒灯制御など)。その原理の概要を、図1aお
よび図1b示す。
【0003】これらのスイッチが作動させられると、フ
ィンガ3およびカム5は、互いに移動する状態に移行さ
れる(運動D、図1a)。この移動の過程において、フ
ィンガ3は、スイッチのボタンの動作方向と平行の平面
にある平坦部上で補助運動(運動A、図1b)を行い、
一方向にカムトラック上を移動して、カム5の周辺に案
内される。カムトラックをたどるために、フィンガ3
は、移動(運動D)と垂直の軸の周りを回転する。
【0004】また、このタイプの機器のフィンガ3は、
ばね7により、高さを変化させることを特徴とし、スイ
ッチのボタンの動作方向に対して、垂直にフィンガ3が
移行する(運動B、図1a)ように促すカムトラックの
底部に適用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、上述した従来のものよりも小型で、複数の固定位置
を有する制御機器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、カムとフィ
ンガとを具備し、フィンガとカムが移動時に互いに移動
するとき、フィンガがカムの周りをカムトラックに沿っ
て進み、移動中に、フィンガとカムが互いに回転して移
動するように、カムトラックが、移動軸と平行な回転軸
の周りに湾曲している複数の固定位置を有する制御機器
により達成される。
【0007】カムとフィンガを互いに回転運動させるに
は、フィンガとカムがそれぞれ円筒状のリングからな
り、これらの2つのリングが同軸で、互いに回転運動可
能とすることにより達成される。軸対称の円筒状の場合
が多いボタンなどの機器では、2つのリングは、機器に
容易に組込み可能である。さらに、一方が他方内に配置
されている同軸の2つのリングでは、本発明による機器
は、非常に小型となる。
【0008】フィンガは、配置するリングと同じ材料か
らなる弾力性を備えたタブ(34)に取付けられたスタ
ッドにより、カムトラック上を案内されるようにすると
有利である。これにより、フィンガをカムトラックの底
部にあてるストリップまたはばね(上述した従来技術に
あるように)を用いることなく、機器の部品数を少なく
することが可能となる。これにより、組立てが容易にな
り、製造コストが安くなる。
【0009】さらに、本発明による制御機器は、移動軸
に沿って、前記制御機器にかかる大きな力を吸収するた
めの少なくとも1つの終端停止部を具備する点を特徴と
している。この終端停止部により、ユーザーは、機器の
移動軸に平行に非常に強い力をかけても、カムまたはフ
ィンガにダメージを与えることがない。終端停止部の数
は、2以上であるのがよい。
【0010】本発明による機器は、固定位置で、前記フ
ィンガをカージオイドカムに隣接させる恒久的な力を与
えるばねを含んでいると有利である。
【0011】本発明の別の態様は、シガーライタであ
る。
【0012】プッシュボタンを含むシガーライタはすで
に知られており、このプッシュボタンは押したり、引い
たりすることが可能である。このタイプの従来のシガー
ライタボタンの動作を、図2a〜2dに示す。
【0013】シガーライタの不使用時には、シガーライ
タが載置されるダッシュボードから突出している(図2
a)。この位置は、静止位置に相当する。シガーライタ
を加熱モードに設定するために、プッシュボタンに圧力
がかけられる(図2b)。電源ユニットでの加熱機関
中、ボタンは押されたままである(図2c)。
【0014】加熱期間が終了すると、ボタンは上昇して
戻り、再度ダッシュボードから突き出た状態になるた
め、ユーザーがボタンと一体になった加熱アセンブリを
使用することができる(図2d)。このボタンの位置
は、上述した静止位置と同一である(図2a)。また、
この位置で、ユーザーはボタンを引いて、シガーライタ
の電源ユニットから加熱アセンブリを抜き取り、電源ソ
ケットとしてユニットを用いることもできる。
【0015】このタイプの制御機器は、静止位置で取付
けられている表面から突出するという欠点がある。
【0016】本発明の別の目的は、この欠点をなくした
シガーライタを提供することである。
【0017】この目的は、電源本体と取外し可能な加熱
プッシュボタンとを具備し、押圧面を含み、ユニットか
ら掴んで引き抜くことができるように、ボタンが、ダッ
シュボードに対して少なくとも部分的に突出するユニッ
トの第1の位置と、ボタンを加熱可能な第2の位置を、
ボタンが占めることが可能である特に自動車のダッシュ
ボード上に取り付けられるようにしたシガーライタであ
って、さらに、ボタンが、加熱されず、押圧面が前記ダ
ッシュボードの一帯に沿う第3の固定位置を取ることが
可能であることを特徴とするシガーライタにより達成さ
れる。
【0018】さらに、本発明によるシガーライタは、カ
ムとフィンガとを含み、フィンガとカムが移動時に互い
に移動するとき、フィンガは、ムの周りをカムトラック
に沿って進むようにすると有利である。
【0019】また、カムトラックは、移動時に、フィン
ガとカムが互いに回転して移動するように、カムトラッ
クが移動軸に平行な回転軸の周りに湾曲していることを
特徴としている。
【0020】この場合、シガーライタは、皿穴クリップ
により行われるピボット接続により、フィンガに固定さ
れたグリップ用ボタンを具備していると有利である。こ
れにより、本発明によるボタンを形成するために組み立
てる部品の数を少なくすることができる。
【0021】シガーライタのプッシュボタンは、グリッ
プ用ボタンと、フィンガと、カムとからなる3つの部品
で構成されていると有利である。
【0022】本発明の他の態様、目的および利点は、以
下の詳細な記載から明らかになると思う。本発明を、図
面を参照して説明する。
【発明の実施の形態】
【0023】本発明を、特定の例を用いて詳細に記載す
るが、本発明はこの例に限定されるものではない。本発
明による装置は、車両用、特に自動車用のシガーライタ
のプッシュボタンを構成するものである。
【0024】図において、同様の部品には同様の符合を
付してある。
【0025】本発明によるシガーライタ1の特定の非制
限的な実施形態を、図3〜図10とを参照して、詳細に
説明する。
【0026】これは、自動車のダッシュボード2内に沈
ませた状態にあるシガーライタ1を備えている。シガー
ライタ1は、電源本体4と、加熱プラグ6と、接続モジ
ュール8と、照明リング10と、点火モジュール12と
を備えている(図3および図9a〜図9g)。
【0027】電源本体4は、プラグ6を受けるようにな
っており、プラグ6に螺旋状に巻かれた加熱抵抗要素に
電気的に動力を供給する電流の出口を内部に備えるソケ
ットを有する。
【0028】接続モジュール8は、電源本体4を軸方向
に延び、その上に保持されている。接続モジュール8
は、自動車の一般回路と接続モジュール8と電気的に接
続する電気ハーネスにより、電源本体4に電力を供給す
る。
【0029】照明リング10は、電源本体4を囲み、そ
れをダッシュボード2に固定可能にし、夜間でもシガー
ライタ1を確認できるように、カラー11により光のリ
ングを点灯させる。
【0030】点火モジュール12は、照明リング10か
ら突出している。
【0031】上述したような、電源本体4、接続モジュ
ール8、照明リング10、および点灯モジュール12の
実施形態は、フランス国特許公開第2758111号公
報に記載されている。
【0032】プラグ6は、螺旋状のばねと反対に、互い
が軸方向に可動の2つの部品を備えている。
【0033】これらの部品の中の1つの部品14は、プ
ラグ6が電源本体4の適所にあるとき固定されているの
に対し、もう1つの部品15は、固定部品14に対して
移動方向となっている。
【0034】固定部品14は、主に、アッシュガード1
6とリング17を有する。リング17は、ユーザーの指
を熱から保護するためのものであると同時に、美的要素
でもある。アッシュガード16は、図示しない加熱本体
を囲み、プラグ6を電源本体4内に挿入するように案内
する。
【0035】固定部品14のさらに完全な説明に関して
は、フランス国特許公開第2758111号公報の例を
参照されたい。可動部品15は、加熱本体とプッシュボ
タン18を備えている。
【0036】加熱本体は、カップ内に螺旋状に巻かれた
加熱抵抗要素を備えている。
【0037】図4に示すように、プッシュボタン18
は、螺旋タイプのばね27と、カム23と、フィンガ2
5と、グリップ用ボタン28とを有する。
【0038】カム23と、フィンガ25と、グリップ用
ボタン28は、それぞれ、中空シリンダからなってい
る。フィンガ25のシリンダは、カム23のシリンダに
嵌入している。グリップ用ボタン28のシリンダは、フ
ィンガ25のシリンダに嵌入している。これら3つのシ
リンダは、共通の長手方向軸O−Oを有する。
【0039】グリップ用ボタン28のシリンダは、横方
向のディスク状の壁29により閉鎖されている。このデ
ィスクの直径は、グリップ用ボタン28のシリンダの直
径よりも大きく、グリップ用ボタン28を引くときに、
より効果的に捕らえやすいようにするリム31を形成し
ている。横壁29の外面は、ユーザーがプッシュボタン
18を作動させるように押す押圧面39となる。
【0040】グリップ用ボタン28のシリンダは、その
自由縁端に、直径方向に対向する2つのスロット対32
を備えていることにより、グリップ用ボタンのシリンダ
が、各スロット対のスロット32間で弾性的に変形でき
るようにする。各スロット対の2つのスロット32間に
あるグリップ用ボタン28のシリンダの内面は、斜面を
有する突出要素を備えているため、グリップ用ボタン2
8をフィンガ25に挿入しやすくなり、さらにグリップ
用ボタンのシリンダの内面に垂直な一面を備えること
で、フィンガ25用の軸端停止部として作用して、それ
がグリップ用ボタン28から抜けないようにする。
【0041】グリップ用ボタン28のシリンダのこのよ
うな突出要素と弾性的に変形可能な領域は、皿穴クリッ
プ26を形成している。グリップ用ボタン28のシリン
ダの自由縁は、軸O−Oを有する、グリップ用ボタンの
シリンダの外径よりも小さい外径の2つの部分的に円筒
状の要素を形成する2つの凹状部を備え、これらの要素
の1つの外径は、もう1つの要素の外径よりも小さい。
【0042】グリップ用ボタン28のシリンダと同軸の
凹状部は、段付き構造を形成するもので、軸O−Oに対
して半径方向に延びる面で形成されたその階段状部の1
つは、特に、グリップ用ボタン28に圧力がかけられた
ときに圧縮されると、ばね27の接触部として作用す
る。ばね27を固定して収容するように作用するこのよ
うな段付き構造を、面取部で置き換えてもよい。
【0043】図5に示すように、フィンガ25は2次の
軸対称となっている。フィンガ25のシリンダ壁は、2
つのタブ34を備えている。これらのタブ34は、フィ
ンガ25のシリンダ壁を切り取った切取部35により形
成されている。これらの切取部35の形状はU状であ
り、U状のブランチは軸O−Oと平行である。これらの
U形状のブランチの自由端は、各タブ34のベース36
から始まり、このベースは、フィンガ25のシリンダ壁
へとつながっている。このベース36は、フィンガ25
のシリンダ壁の自由端の1つの近接している。
【0044】各タブ34は、フィンガ25のシリンダ壁
と一体に形成され、ベース36から長手方向にシリンダ
壁に対して平行に、その他方の自由端へと延びている。
この他方の自由端は、グリップ用ボタン28にフィンガ
25を保持するための要素40を備えている。
【0045】各タブ34が、軸O−Oに対して半径方向
の長さと厚みを有するため、各タブ34は、この半径方
向に弾性的に変形可能である。
【0046】各タブ34は、その自由端、すなわちベー
ス36と長手方向に反対側にある端部にスタッド38を
有する。このスタッド38は、各タブ34と一体に形成
され、フィンガ25のシリンダの内側へ向かって、タブ
から数mm延びる小さな中実要素からなっている。この
スタッド38の利点は、断面の形状が長円状であるた
め、カム23との接触表面領域が増大することにより、
接触圧力を制限して、摩擦部品の磨耗を低減することで
ある。
【0047】保持要素40は、主に、軸O−Oを中心と
して、フィンガ25のシリンダ壁の外面上に形成された
円形溝42からなっている。保持要素40およびクリッ
プ26は、フィンガ25およびグリップ用フィンガ28
をピボット結合している。
【0048】フィンガ25のシリンダの内面は、2つの
直径方向に対面するガイドリブ44を備えている。各ガ
イドリブ44は、保持要素40が配置されているフィン
ガ25のシリンダ壁の領域下に長手方向に延び、さらに
およそ1mmの厚さをもって、半径方向に延びている。
このガイド手段44により、カム23上でフィンガ25
の移動を案内しやすくなっている。
【0049】図6に示すように、カム23は、中空シリ
ンダからなり、1対のガイド溝46と、1対のカムトラ
ックを有する2次の軸対称となっており、各対の要素
は、軸O−Oに対して互いに対称である。
【0050】各ガイド溝46は、カム23のシリンダに
形成されたチャネルからなっている。このチャネルは、
カム23がフィンガ25に嵌入されるとき、保持要素4
0と同じ片側にあり、ガイド溝44の位置に配置され、
カム23のシリンダの自由端から長手方向に延びてい
る。このチャネルは、カム23のシリンダの他方の自由
端まで延びていないため、カム23と、フィンガ25
と、グリップ用ボタン28が互いに嵌合されると、カム
23は、一方では横壁20により、他方ではガイド溝4
6の底部と接するガイドリブ44により、長手方向に閉
鎖される。
【0051】このガイド溝46は、カム23のシリンダ
の外周に沿う幅をもち、この幅は、フィンガ25とカム
23が互いに回転できる程の大きさのものであり、この
ためには、スタッド38がカムトラック48全体を進む
必要がある。
【0052】また、各カムトラック48は、カム23の
シリンダに形成されたチャネルからなっている。このチ
ャネルの形状はU状であり、その1つのブランチは他方
よりも長い。長い方のブランチ30に対応する各カムト
ラック48の部分は、カム23がフィンガ25内に嵌入
されるとき、保持構造40と同じ片側にあり、フィンガ
25の位置に配置され、カム23のシリンダの自由端か
ら長手方向に延びる。このチャネルは、カム23の他方
の自由端まで延びてはいないが、ヘアピンカーブを描く
ため、U字の底部の形状をもっている。
【0053】U字の短い方のブランチ52は、長い方の
ブランチと平行に引き返されている。2つのブランチ5
0、52は、短い方のブランチ52の端部の前に配置さ
れた通路54を介して互いに連通している。
【0054】カムトラック48のチャネルの特徴は、深
さが可変なことである。図7は、カムトラック48を平
面で示す線図である。カム23はカージオイドカムであ
り、カムトラック48はハート状である。文字A〜N
は、カムトラック48上でのスタッド38のさまざまな
連続した位置を示している。
【0055】図8は、図7のさまざまな位置A〜Nの関
数として、カムトラック48におけるスタッド38の高
度の変動プロファイルを示す線図である。
【0056】基準を1にした場合、カムトラック48に
沿った高度の変動の最大幅をもつ点Aは、高さ0の位置
にある。
【0057】グリップ用ボタン28が押されると、スタ
ッド38は、高さ0のままAからBへと進む。次いで、
スタッド38は、斜面を登りながら、高さ0から、高さ
1へとBからCに進んだ後、高さ1を維持したまま、C
からDへと進む。
【0058】スタッド38は、カムトラック48に沿っ
て、A〜D間を逆に進むこともできる。ばね27に反す
るグリップ用ボタン28への圧力が解放されると、スタ
ッド38は、ばね27の戻り力作用によりAへ戻る。
【0059】これに対して、グリップ用ボタン28がさ
らにダッシュボード2内に押されると、スタッド38
は、DからEへと高さ0.6まで下がる。
【0060】DからEへの通路は、階段状になっている
か、または斜面であるが、この場合の傾斜は、カムトラ
ック48のこの位置で、スタッド38が逆方向に移動し
ない程度に急勾配のものである。すなわち、グリップ用
ボタン28への圧力が解放され、ばね27による力が加
わっても、スタッド38はBの方向に戻ることができな
い。
【0061】グリップ用ボタン28が解放されると、ス
タッド38は、単一のトラックに沿って、EからG、さ
らにHへと進み、GおよびH間に傾斜があるため、スタ
ッド38は戻ることができない。これに対して、グリッ
プ用ボタン28がさらにダッシュボード2内に押され、
スタッド38がFの位置にあるとき、横壁29と隣接し
た状態になる。ユーザーが圧力を解放すると、前述した
ように、スタッド38はEからHへと戻る。
【0062】Hの位置で、カム23はフィンガ25の固
定位置にあり、これは、一方では、Hの高度がGよりも
低く、他方では、スタッド38がばね27の戻り力の作
用により位置Eから戻るときに、通路54がスタッド3
8を保持可能な凹形の表面の特徴をもつためである。
【0063】この固定位置Hから、ユーザーが再度グリ
ップ用ボタン28を押すと、スタッド38は、HからG
へとは戻ることができないため、高さ0のIへと進む。
ユーザーがグリップ用ボタン28を押し続けると、スタ
ッドは位置Kに達し、この位置で、カム23は横壁29
と隣接した状態になる。
【0064】ユーザーがグリップ用ボタン28を解放す
ると、ばね27の戻り力により、高さ0.75で、スタ
ッド38はI、J、Mへと戻る。
【0065】JとM間の傾斜は、ばね27の戻り力の作
用のみで、スタッド38がこの行程を進むことが可能な
程度の緩い勾配である。Mに達すると、スタッド38
は、ばね27の戻り力の作用により自発的にN、Aへと
戻り、この間のMとN間の高さは変わらず、NとA間の
高さは急峻に0へと下がる。Aでは、AとN間の傾斜が
非常に急峻であるため、スタッド38はNへと戻ること
ができない。
【0066】位置Aにおいて、ガイドリブ44は、ガイ
ド溝46の底部と隣接しており、ばね27は、カム23
とフィンガ25をこのように隣接させた状態に維持す
る。したがって、カム23/フィンガ25からなるアセ
ンブリは、別の固定位置にある。ユーザーが再度グリッ
プ用ボタン2を押すときのみ、この状態は変更可能であ
る。
【0067】このように、スタッド38は、上述したも
のと同様の新しいA〜Nサイクルの待機状態になる。
【0068】上述したようにA〜Nを進む間、タブ34
の弾性により、スタッド38の自由端は、カムトラック
48のチャネルの底部と絶えず接触する。
【0069】ユーザーがグリップ用ボタン28を押す
か、またはばね27の戻り力が作用するとき、カムトラ
ック48を形成するチャネルの側壁に、軸O−Oの周り
でカム23に対してフィンガ25が回転運動を行うよう
に力をかける。これは、特に、A〜B、E〜G、H〜I
およびM〜Nの場合である。
【0070】上述したカムトラック48のさまざまな位
置は、ダッシュボード2に対するグリップ用ボタン28
の異なる位置に相当する。これを図9a〜図9gに示
す。
【0071】図9aは、固定位置Hを示す。ユーザーが
グリップ用ボタン28を軽く押すと(図9b)、スタッ
ド38はHからIまたはKに移動する。次いで、ユーザ
ーがグリップ用ボタン28への圧力を解放すると、スタ
ッド38はIまたはKからAに移動する。
【0072】この位置で、グリップ用ボタン28は、ダ
ッシュボードから突出している(図9c)。次いで、プ
ラグ6は、グリップ用ボタン28を引き抜いて電源本体
4からの取外しが可能であるため、自動車電話用充電器
などの別の物を電源本体4に差し込んだり、葉巻やタバ
コに火をつけたりすることができる。
【0073】次いで、ユーザーは、グリップ用ボタン2
8を再度押すことも可能であり(図9d)、スタッド3
8は位置AからDまたはF、さらにはEへと移動し、ユ
ーザーが圧力を解放すると、固定位置Hへと戻り、この
位置でグリップボタン28は、ダッシュボード2の表面
と同一平面になる(図9a)。
【0074】タバコまたは葉巻に火をつけたければ、ユ
ーザーは、固定位置H(図9a)から別の手順をとるこ
とが可能である。ユーザーは、グリップ用ボタン28を
押すが、スタッド38が位置Kに達し、フィンガ25と
カム23が隣接しても、グリップ用ボタン28をダッシ
ュボード2内に押し続ける(図9a)。このようにする
と、プラグ6は、従来のシガーライタとして機能する。
【0075】加熱抵抗要素が配置されているカップは、
加熱抵抗要素が所望の温度になるときのみ、プラグ6を
解放する2種の金属からなるストリップに保持された状
態を維持する(図9f)。ユーザーがグリップボタン2
8にかけている圧力を解放すると、スタッドは位置Aに
戻り、この位置でグリップ用ボタン28は、例えば、ダ
ッシュボード2の表面と同一平面になるのに対し、カッ
プは2種の金属からなるストリップに保持された状態の
ままである。
【0076】最後に、加熱抵抗要素が所望の温度にある
とき、カップは上昇し、キャッチ56によりカップに保
持されたグリップ用ボタン28がダッシュボード2の表
面情報に上昇するため、ユーザーは、電源本体4からプ
ラグ6を取り外すことができる(図9g)。ユーザーが
電源本体4の適所にプラグ6を戻すと、ユーザーは再度
グリップ用ボタン28を押すだけでよい(図9d)。ス
タッド38は、トラックA〜Fに沿って進む。
【0077】フィンガ25とプラグ6を隣接させたま
ま、ユーザーは電源本体4にプラグ6を置き換えること
ができる。ユーザーが圧力を解放すると、スタッド38
はHに戻り、グリップ用ボタン28は、ダッシュボード
2の表面と同一表面になる(図9a)。
【0078】図10a、図10bおよび図10cは、ス
タッドが位置Aと位置Hにある場合のフィンガ25とカ
ム23のそれぞれの位置を示す線図である。図10aに
おいて、カム23が横壁29に隣接している状態がはっ
きりと分かる。図10aおよび図10bの断面は、互い
に90°回転させたものである。したがって、フィンガ
25はグリップ用ボタン28に保持されているが、図1
0aと図10bにそれぞれ相当する位置間で、軸O−O
の周りを回転したものであることが分かる。図10cに
対応する断面は、図10bと比較すると、軸O−Oの周
りに90°回転させたものである。
【0079】したがって、上述したように、カムトラッ
ク48は、2つの終端停止部で長手方向に画定されてい
る。これらの終端停止部の1つは、カム23と横壁29
間の接触に相当するもの(図10a)と、ガイド溝56
の底部でのガイドリブ4間の接触に相当するもの(図1
0c)である。これらの終端停止部により、これらの対
応位置において、カム23に対してフィンガ25の相対
運動を制限するものは、スタッド38自体ではない。そ
のため、ユーザーがグリップ用ボタン28を押すか、プ
ラグまたは加熱本体4を引き抜くか、またはばね27の
戻り力が作用する場合、ユーザーは、長手軸O−Oに平
行な方向に向けてスタッド38に圧力をかけない。
【0080】矢印X(図10a)および矢印Y(図10
c)は、ユーザーがグリップ用ボタン28を押すか、ま
たはそれをダッシュボード2から引き抜くときの力の伝
達経路をそれぞれ示している。これらの矢印XおよびY
は、上述した終端停止部を通る。
【0081】以上、シガーライタで使用される複数の固
定位置を備える制御機器の一実施形態を詳細に記載して
きた。しかし、この実施形態のさまざまな変更は考え得
ることである。例えば、図11および図12は、本発明
の別の変形例を示すものである。
【0082】この変形例によると、上述したように、フ
ィンガ25の軸終端停止部として作用する皿穴クリップ
26を備えたグリップ用ボタン28の代わりに、グリッ
プ用ボタン28は、2つの部品、すなわち、キャップ5
8とリング60からなるものであってもよい。
【0083】この場合、保持要素40とその溝42は、
フィンガシリンダ25の外面から突出するリング62で
置き換えられる。
【0084】キャップ58は、上述したものと同様の横
壁29により、一端が閉鎖されたシリンダにより形成さ
れる。キャップ58は、シリンダの外面から突出するよ
うに回転させた2つのフック64を有する。
【0085】キャップ58のリング60は、シリンダに
より形成され、その壁には、2つの孔66が設けれてい
る。フック64と孔66は、相互に作用して、クリップ
タイプの組立手段を形成する。リング60の開口部の1
つは、リング62を備えるフィンガ25のレベルを保持
するように狭くされている。このようにして、キャップ
58とリング60は、フック64が孔66と係合すると
きに、フィンガ25が保持された状態を維持するケージ
を形成する。
【0086】キャップ58とリング60を組み立てるた
めに、ねじ締め、接着、超音波溶接など、多数の他の手
段を採用してもよい。
【0087】グリップ用ボタン28の周辺には、プラス
チック製のカラー68が配置されている。このカラー6
8は、グリップ用ボタン28が加熱プラグ6の外部シリ
ンダガイド70に隣接するとき、ユーザーがかけがちな
半径方向の力を吸収するためのものである。
【0088】ガイド70は、光導体として作用するよう
に、透明または半透明のプラスチックから作られる。
【0089】さらなる変形例として、カムトラック48
とスタッド38の数をが3以上としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】aは、従来技術の制御機器のフィンガ−カムシ
ステムの線図であり、フィンガの回転軸に平行な平面に
あるフィンガの長手軸に沿った断面図であり、bは、従
来技術の制御機器のフィンガ−カムシステムの線図であ
り、aに示すフィンガの平面図である。
【図2】aは、ボタンが押されて移動する軸に平行な断
面で示す従来のシガーライタボタンの図であり、ボタン
が静止時の位置にある状態を示す。bは、ボタンが押さ
れて移動する軸に平行な断面で示す従来のシガーライタ
ボタンの図であり、aのボタンが押されているときの状
態を示す。cは、ボタンが押されて移動する軸に平行な
断面で示す従来のシガーライタボタンの図であり、aお
よびbのボタンが加熱位置にあるときの状態を示す。d
は、ボタンが押されて移動する軸に平行な断面で示す従
来のシガーライタボタンの図であり、ダッシュボードか
らボタンを引き抜くためにユーザーが引張力をかけてい
るときのa〜cのボタンの状態を示す。
【図3】本発明によるシガーライタの分解組立図を示す
側面斜視図である。
【図4】図3に示すシガーライタのプッシュボタンの分
解組立図を示す側面図である。
【図5】図4に示す本発明によるプッシュボタンのフィ
ンガの斜視図である。
【図6】図4に示す本発明によるプッシュボタンのカム
の斜視図である。
【図7】図6に示すカムの平坦に描いたカムトラックの
図である。
【図8】図7に示すカムトラックにおいて、図4に示す
プッシュボタンフィンガの高さの変動を示す図である。
【図9】aは、シガーライタのプッシュボタンが押され
て移動する軸と平行な断面に沿って、図4に示すシガー
ライタのプッシュボタンを示す図であり、ボタンが静止
時の位置にある状態を示す。bは、シガーライタのプッ
シュボタンが押されて移動する軸と平行な断面に沿っ
て、図4に示すシガーライタのプッシュボタンを示す図
であり、aのボタンが軽く押されたときの状態を示すc
は、シガーライタのプッシュボタンが押されて移動する
軸と平行な断面に沿って、図4に示すシガーライタのプ
ッシュボタンを示す図であり、aおよびbのボタンが引
かれ、本発明によるシガーライタが載置されたダッシュ
ボードから引き抜かれる位置にある状態を示す。dは、
シガーライタのプッシュボタンが押されて移動する軸と
平行な断面に沿って、図4に示すシガーライタのプッシ
ュボタンを示す図であり、a〜cのボタンが静止状態に
戻るように押される位置にある状態を示す。eは、シガ
ーライタのプッシュボタンが押されて移動する軸と平行
な断面に沿って、図4に示すシガーライタのプッシュボ
タンを示す図であり、aのボタンに押圧を加えるときの
状態を示す。fは、シガーライタのプッシュボタンが押
されて移動する軸と平行な断面に沿って、図4に示すシ
ガーライタのプッシュボタンを示す図であり、a〜eの
ボタンが加熱位置にあるときの状態を示す。gは、シガ
ーライタのプッシュボタンが押されて移動する軸と平行
な断面に沿って、図4に示すシガーライタのプッシュボ
タンを示す図であり、a〜gのボタンが加熱期間の終わ
りにダッシュボードから再度出るときの状態を示す。
【図10】aは、図4に示すプッシュボタンの断面図で
あり、プッシュボタンが第1の固定位置にあるときの状
態を示す。bは、図4に示すプッシュボタンの断面図で
あり、プッシュボタンが第2の固定位置にあるときの状
態を示す。cは、図4に示すプッシュボタンの断面図で
あり、プッシュボタンが図10bの位置にあるが、図1
0bに対して軸O−Oを90°回転した状態を示す。
【図11】本発明によるプッシュボタンの変形例を示す
分解組立図を示す斜視図である。
【図12】本発明によるプッシュボタンの別の変形例を
示す部分的切欠図を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 シガーライタ 2 ダッシュボード 3 フィンガ 4 電源本体 5 カム 6 加熱プラグ 7 ばね 8 接続モジュール 10 照明リング 12 点火モジュール 16 アッシュガード 17 リング 18 プッシュボタン 23 カム 25 フィンガ 26 クリップ 27 ばね 28 グリップ用ボタン 29 横壁 34 タブ 35 切取部 36 ベース 38 スタッド 40 保持要素 42 円形溝 44 ガイドリブ 46 ガイド溝 48 カムトラック 56 キャッチ 58 キャップ 60 リング 64 フック 68 カラー
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 25/12 F16H 25/12 Z

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カム(23)とフィンガ(25)とを具
    備し、前記フィンガ(25)は前記カム(23)が互い
    に移動するとき、前記フィンガ(25)が前記カム(2
    3)の周りをカムトラックに沿って進み、移動中に前記
    フィンガ(25)と前記カム(23)が互いに回転して
    移動するように、前記カムトラックが、移動軸に平行な
    回転軸(O−O)の周りに湾曲している複数の固定位置
    (A、H)を有する制御機器であって、前記フィンガ
    (25)と前記カム(23)が、それぞれ円筒状のリン
    グからなり、これらの2つのリングが同軸であり、かつ
    回転軸(O−O)に沿って互いに回転運動できるように
    なっていることを特徴とする制御機器。
  2. 【請求項2】 前記フィンガ(25)が、リングと同じ
    材料からなる弾力性を備えるタブ(34)に当接されて
    いるスタッド(38)により、カムトラック上を案内さ
    れていることを特徴とする、請求項1記載の制御機器。
  3. 【請求項3】 移動軸に沿って、前記制御機器にかかる
    大きな力を吸収するための少なくとも1つの終端停止部
    を具備することを特徴とする、請求項1または2に記載
    の制御機器。
  4. 【請求項4】 固定位置で、前記フィンガをカージオイ
    ドカムに隣接させる恒久的な力を与えるばねを含むこと
    を特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の制御機
    器。
  5. 【請求項5】 電源本体(4)と、取外し可能な加熱プ
    ッシュボタン(6)とを具備し、押圧面を含み、ユニッ
    ト(4)から掴んで引き抜くことができるように、前記
    ボタンが、ダッシュボード(2)に対して少なくとも部
    分的に突出するユニットの第1の位置と、前記ボタン
    (6)を加熱可能な第2の位置を占めることができるよ
    うになっている、特に自動車のダッシュボード(2)上
    に取り付けられるシガーライタであって、前記ボタン
    (6)が、加熱されず、押圧面が前記ダッシュボード
    (2)に沿う第3の固定位置を取ることができるように
    なっていることを特徴とするシガーライタ。
  6. 【請求項6】 前記プッシュボタン(6)が、グリップ
    用ボタン(28)と、フィンガ(25)と、カム(2
    3)の3つの部品で構成されていることを特徴とする、
    請求項5記載のシガーライタ。
  7. 【請求項7】 カム(23)とフィンガ(25)とを含
    み、前記フィンガ(25)と前記カム(23)が互いに
    移動するとき、前記フィンガ(25)は、前記カム(2
    3)の周りをカムトラックに沿って進み、移動中に前記
    フィンガ(25)と前記カム(23)が互いに回転する
    ように、前記カムトラックが、移動軸に平行な回転軸
    (O−O)の周りに湾曲していることを特徴とする、請
    求項5記載のシガーライタ。
  8. 【請求項8】 前記フィンガ(25)と前記カム(2
    3)が、それぞれ円筒状のリングからなり、これらの2
    つのリングが同軸であり、かつ回転軸(O−O)に沿っ
    て互いに回転運動できるようになっていることを特徴と
    する、請求項5〜7のいずれかに記載のシガーライタ。
  9. 【請求項9】 前記フィンガ(25)が、リングと同じ
    材料からなる弾力性を備えるタブ(34)に設けたスタ
    ッド(38)により、カムトラック上を案内されている
    ことを特徴とする、請求項5〜8のいずれかに記載のシ
    ガーライタ。
  10. 【請求項10】 移動軸に沿って、前記制御機器にかか
    る大きな力を吸収するための少なくとも1つの終端停止
    部を具備することを特徴とする、請求項5〜9のいずれ
    かに記載のシガーライタ。
  11. 【請求項11】 固定位置で、前記フィンガをカージオ
    イドカムに隣接させる恒久的な力を与えるばねを含むこ
    とを特徴とする、請求項5〜10のいずれか1項に記載
    のシガーライタ。
  12. 【請求項12】 前記グリップ用ボタン(28)が、皿
    穴クリップ(26)により行われるピボット接続によ
    り、前記フィンガ(25)に固定されていることを特徴
    とする、請求項6〜11のいずれかに記載のシガーライ
    タ。
  13. 【請求項13】 前記フィンガ(25)が、リング(6
    0)とキャップ(58)で形成されたケージに保持され
    ていることを特徴とする、請求項6〜11のいずれかに
    記載のシガーライタ。
  14. 【請求項14】 前記グリップ用ボタン(28)が、前
    記加熱プラグ(6)の円筒状の外側ガイド(70)に隣
    接するとき、ユーザーが加えがちな半径方向の力を吸収
    するカラー(60)を具備することを特徴とする、請求
    項6〜13のいずれか記載のシガーライタ。
JP2000365243A 1999-11-30 2000-11-30 複数の固定位置を有する制御機器、特にシガーライタに用いられる制御機器 Pending JP2001222930A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9915070 1999-11-30
FR9915070A FR2801691B1 (fr) 1999-11-30 1999-11-30 Dispositif de commande a plusieurs positions stables, notamment pour allume-cigares

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001222930A true JP2001222930A (ja) 2001-08-17

Family

ID=9552713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000365243A Pending JP2001222930A (ja) 1999-11-30 2000-11-30 複数の固定位置を有する制御機器、特にシガーライタに用いられる制御機器

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6414272B2 (ja)
EP (1) EP1107087B1 (ja)
JP (1) JP2001222930A (ja)
DE (1) DE60017536T2 (ja)
ES (1) ES2235805T3 (ja)
FR (1) FR2801691B1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0010238D0 (en) 2000-04-28 2000-06-14 Northeastern Components Intern Locking mechanism for chair and pushbutton control therefor
DE10306583A1 (de) * 2003-02-17 2004-09-02 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Lagervorrichtung für einen versenkbaren Knebel
DE102005004724B4 (de) * 2005-02-02 2006-11-23 Casco Schoeller Gmbh Betätigungseinheit für einen Heizeinsatz eines Zigarettenanzünders
US7628632B2 (en) * 2008-04-25 2009-12-08 Casco Products Corporation Locking mechanism

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS406766Y1 (ja) * 1964-04-10 1965-03-01

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2535080C2 (de) * 1975-08-06 1977-12-08 Schoeller & Co, Elektrotechnische Fabrik Gmbh & Co, 6000 Frankfurt Beleuchtungseinrichtung für Zigarrenanzünder
DE3642833A1 (de) * 1985-12-21 1987-06-25 Vaillant Joh Gmbh & Co Schalter mit einer drucktaste
US4713733A (en) * 1987-03-25 1987-12-15 Casco Products Corporation Cigar lighter incorporating glow ring
DE3908617A1 (de) * 1989-03-16 1990-09-27 Schoeller & Co Elektrotech Automatisch montierbarer und beleuchteter elektrischer zigarrenanzuender
EP0468365B1 (de) * 1990-07-24 1993-09-29 SCHOELLER & CO. Elektrotechnische Fabrik GmbH & Co. Elektrischer Zigarettenanzünder
JPH08512266A (ja) * 1994-01-12 1996-12-24 ヴァレオ ヴィジョン 特に自動車用ライターのボディ
FR2724610B1 (fr) * 1994-09-02 1996-12-13 Valeo Vision Corps d'allumage pour allume-cigares, notamment pour vehicules automobiles
US5403996A (en) * 1994-02-25 1995-04-04 Casco Products Corporation Connector receptacle construction for electric cigar lighters
US5493098A (en) * 1994-08-11 1996-02-20 Casco Products Corporation Electric cigar lighter having combined assembler and connector plug at its rear
JP3474016B2 (ja) * 1994-12-28 2003-12-08 ジヤトコ株式会社 自動車用制御装置
FR2758111B1 (fr) * 1997-01-06 1999-03-05 Valeo Vision Allume-cigares a moyens de verrouillage, notamment pour vehicules automobiles

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS406766Y1 (ja) * 1964-04-10 1965-03-01

Also Published As

Publication number Publication date
ES2235805T3 (es) 2005-07-16
DE60017536T2 (de) 2006-01-12
EP1107087A1 (fr) 2001-06-13
FR2801691B1 (fr) 2005-04-08
US20010019047A1 (en) 2001-09-06
DE60017536D1 (de) 2005-02-24
US6414272B2 (en) 2002-07-02
FR2801691A1 (fr) 2001-06-01
EP1107087B1 (fr) 2005-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4283757A (en) Illuminated screwdriver
JP4184821B2 (ja) ロータリープッシュスイッチ装置
US4517628A (en) Portable lighting device
US4500774A (en) Car cigar lighter
US4713733A (en) Cigar lighter incorporating glow ring
JP2001222930A (ja) 複数の固定位置を有する制御機器、特にシガーライタに用いられる制御機器
US10871222B2 (en) Electronic shift control device
US6126302A (en) Recessed slide out vanity mirror assembly
JP2001206130A (ja) 発光シガーライター
JP3902436B2 (ja) 車載用ステアリングスイッチ
US4041304A (en) Flashlight
US2737574A (en) Keyholder and flashlight
KR101109417B1 (ko) 자동차용 기계식 킥 다운 스위치 장치
EP0577500B1 (fr) Commutateur électrique, combiné des feux principaux d'éclairage et d'au moins un feu antibrouillard d'un véhicule automobile
US4387292A (en) Electric lighter for motor vehicles and the like
US4255645A (en) Electric cigarette-lighter device
US4549070A (en) Combined cigarette and chart/map lighter
JP3163444U (ja) 手動スイッチ
GB2029559A (en) Cigar Lighter
FR2468198A1 (fr) Dispositif commutateur, notamment pour la commande d'un moteur electrique faisant partie de l'equipement d'un vehicule automobile
JP2003327003A (ja) シフトレバーの支点部ソケット
JP2003040049A (ja) 車載用ステアリングスイッチ
JPS6136018Y2 (ja)
JPH064135Y2 (ja) 自動変速機のシフトレバーロック装置用アクチュエータ
KR870002679Y1 (ko) 완구용 자동차

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100406

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100409

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100928