JP2003040049A - 車載用ステアリングスイッチ - Google Patents

車載用ステアリングスイッチ

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JP2003040049A
JP2003040049A JP2001226366A JP2001226366A JP2003040049A JP 2003040049 A JP2003040049 A JP 2003040049A JP 2001226366 A JP2001226366 A JP 2001226366A JP 2001226366 A JP2001226366 A JP 2001226366A JP 2003040049 A JP2003040049 A JP 2003040049A
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push button
switch
pair
vehicle
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Naoki Sugino
尚樹 杉野
Hidenori Kumagai
秀徳 熊谷
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性に優れ設置スペースも少なくて済む車
載用ステアリングスイッチを提供すること。 【解決手段】 車載用ステアリングスイッチ3は、ステ
アリングホイール1に装着された支持部材4と、ステア
リングホイール1の空間部2内へ突出して支持部材4に
支持された傾倒操作可能な操作ノブ5と、一対の押釦ス
イッチ7,8を有して操作ノブ5の傾倒方向に応じて異
なる2種類の電気信号を出力可能な出力切換え手段6と
を備え、運転者が操作ノブ5を手指で奥側へ押したり手
前側へ引いて傾倒させると、この操作ノブ5が傾倒方向
に応じて一対の押釦スイッチ7,8を選択的に押圧駆動
するように構成した。これにより、1つの操作ノブ5の
プッシュ/プル操作によって異なる2つの制御を行うこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ングホイールに付設され、自動変速機などの各種機器を
操作するために使用される車載用ステアリングスイッチ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ステアリングホイールの任意
位置に複数のステアリングスイッチを搭載し、運転者が
これらステアリングスイッチを選択的に操作することに
より、例えばドライブレンジで走行中にマニュアル的に
シフトアップやシフトダウンが行えるようにした技術が
知られている。
【0003】かかる車載用ステアリングスイッチの従来
例として、ステアリングホイールのリング部の内側に設
けられたパッド部の表面あるいは表裏両面に複数の操作
ノブを配置し、各操作ノブの内部にそれぞれプッシュス
イッチを収納したものが提案されている。これらプッシ
ュスイッチは可動接点と固定接点を内蔵しており、操作
ノブが非押圧状態にあるとき、プッシュスイッチ内の可
動接点は固定接点から離反してオフ状態に保たれてお
り、任意の操作ノブが押圧操作されると、対応するプッ
シュスイッチ内の可動接点が固定接点に接触してオン動
作するように構成されている。
【0004】このように構成された車載用ステアリング
スイッチにおいて、運転者がステアリングホイールのリ
ング部を握ったまま任意の操作ノブを選択的に押圧操作
すると、該操作ノブの内部に収納されたプッシュスイッ
チがオン動作し、そのオン信号に基づいて例えばシフト
アップさせることができる。また、運転者が別の操作ノ
ブを押圧操作すると、該操作ノブの内部に収納されたプ
ッシュスイッチがオン動作し、そのオン信号に基づいて
例えばシフトダウンさせることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の車載用ステアリングスイッチは、ステアリングホイー
ルのパッド部に複数の操作ノブを配置し、これら操作ノ
ブを運転者の手指で選択的に押圧操作することにより、
各操作ノブの内部に収納されたプッシュスイッチをオン
/オフ動作させるように構成されている。したがって、
各プッシュスイッチのオン/オフの切換え信号に基づい
て、例えばシフトアップとシフトダウンという異なる2
つの制御を行う場合、運転者は最低でも2つの操作ノブ
を選択的に押圧操作する必要があり、特に、2つの制御
切換えを連続的に行う場合、運転者は手指を一方の操作
ノブから他方の操作ノブへ大きく移動させなければなら
ず、操作性の点で改善の余地があった。
【0006】また、従来の車載用ステアリングスイッチ
にあっては、上述したように異なる2つの制御を行うた
めに最低でも2つの操作ノブが必要であり、これら操作
ノブをステアリングホイールのパッド部に配置している
が、通常、ステアリングホイールのパッド部にはホーン
スイッチやエアバッグ等の設置スペースを確保する必要
があるので、操作ノブ用の設置スペースを確保すること
が容易でなかった。特に、操作性を向上させるために左
右の操作ノブに同一の制御機能を持たせる場合、ステア
リングホイールのパッド部の左右両側に2つずつ、合計
で4つの操作ノブを配置しなければならないが、このよ
うに数多くの操作ノブをステアリングホイールの限られ
たスペースに配置するとなると、設計上の自由度が大き
く制約されるという問題が起こる。
【0007】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、操作性に優れ設置ス
ペースも少なくて済む車載用ステアリングスイッチを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車載用ステアリングスイッチは、円環状の
リング部の内側にスポーク部を延設してなるステアリン
グホイールに装着された支持部材と、前記リング部と前
記スポーク部との間に画成された空間内へ突出して前記
支持部材に支持された傾倒操作可能な操作ノブと、この
操作ノブによって押圧駆動される一対の押釦スイッチを
有し、該操作ノブの傾倒方向に応じて異なる2種類の電
気信号を出力可能な出力切換え手段とを備え、前記操作
ノブを非傾倒時の中立位置を基準にして互いに逆向きな
2方向へ傾倒操作することにより、その傾倒方向に応じ
て前記一対の押釦スイッチが選択的に押圧駆動されるよ
うに構成した。
【0009】このように構成された車載用ステアリング
スイッチは、ステアリングホイールのリング部とスポー
ク部間の空間に突出する1つの操作ノブを運転者が手指
で奥側へ押したり手前側へ引いて傾倒させることによ
り、つまりプッシュ操作やプル操作を行うことにより、
該操作ノブにて一対の押釦スイッチを選択的に押圧駆動
することができるので、該操作ノブの傾倒方向に応じて
異なる2種類の電気信号を出力切換え手段から出力させ
ることができ、こうして1つの操作ノブのプッシュ/プ
ル操作によって異なる2つの制御を行うことができれ
ば、操作性が向上するのみならず、設置スペースの削減
が図れる。
【0010】また、上述した構成において、前記操作ノ
ブの底部に前記一対の押釦スイッチ上にそれぞれ配置さ
れる一対の押圧突起を設けると共に、前記出力切換え手
段に、前記支持部材に固定されて前記操作ノブを回動自
在に支持するケースと、このケースに一体化されて前記
一対の押釦スイッチを実装した基板と、前記操作ノブの
底部と係合して該操作ノブを前記中立位置に自動復帰さ
せる係合部材とを設けることが好ましく、このようにす
ると簡素な構成でありながら、操作ノブの傾倒操作時に
確実に押釦スイッチを押圧駆動でき、その操作力を除去
すると操作ノブを中立位置に自動復帰させるという所望
の支持構造に設定することができる。
【0011】さらに、この場合において、前記操作ノブ
の底部にカム面を設けると共に、前記出力切換え手段に
前記係合部材としての押圧子を設け、この押圧子を前記
カム面に常時弾接するように構成すると、簡単な機構で
操作ノブの底部と係合部材とを確実にカム係合させるこ
とができるので好ましい。
【0012】また、上述したいずれかの構成において、
前記押釦スイッチとして押圧駆動時にクリック感を生起
するクリック付きタイプのものを使用すれば、操作ノブ
の傾倒操作時に、押釦スイッチがスイッチオンしたか否
かを運転者の手指に伝わるクリック感の有無によって明
確に知ることができる。
【0013】また、上述したいずれかの構成において、
前記支持部材に前記押釦スイッチとは別の電気素子を組
み込んでおけば、支持部材の内部空間等を有効に活用し
て多機能化を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明すると、図1は本実施形態例に係る
車載用ステアリングスイッチの分解斜視図、図2は該車
載用ステアリングスイッチを付設したステアリングホイ
ールの正面図、図3は該ステアリングホイールの背面
図、図4は該ステアリングホイールの斜視図、図5は該
車載用ステアリングスイッチの動作説明図である。
【0015】図2〜図4に示すように、ステアリングホ
イール1は、円環状のリング部1aと、リング部1aの
内側に延設されたスポーク部1bと、スポーク部1bを
その基端部を除いて広く覆うパッド部1cとで概略構成
されており、リング部1aの内周縁とパッド部1cとの
間には上下2か所に空間部2が画成されている。そし
て、パッド部1cの左右両側にそれぞれ車載用ステアリ
ングスイッチ3が配設されており、各車載用ステアリン
グスイッチ3の一部が上方の空間部2内へ突出してい
る。なお、本実施形態例において、パッド部1cの左右
に位置する2つの車載用ステアリングスイッチ3は、そ
の形状が左右対称であるだけで構造や動作は基本的に同
じであるため、以後、図2中の左側に示す車載用ステア
リングスイッチ3について説明する。
【0016】この車載用ステアリングスイッチ3は、図
1から明らかなように、ステアリングホイール1に装着
される支持部材4と、ステアリングホイール1の空間部
2内へ突出した状態で支持部材4に支持される傾倒操作
(プッシュ/プル操作)可能な操作ノブ5と、この操作
ノブ5によって押圧駆動される一対の押釦スイッチ7,
8を内蔵し、該操作ノブ5の傾倒方向に応じて異なる2
種類の電気信号(オン信号)を出力可能な出力切換え手
段6と、支持部材4の内部に組み込まれた複数のプッシ
ュスイッチ9とによって主に構成されており、運転者の
手指で操作ノブ5をプッシュ操作またはプル操作する
と、操作ノブ5が非傾倒時の中立位置を基準にして互い
に逆向きな2方向へ傾倒するようになっている。また、
こうして操作ノブ5をプッシュ/プル操作して傾倒させ
ると、その傾倒方向に応じて一対の押釦スイッチ7,8
が選択的に押圧駆動されるため、出力切換え手段6が異
なる2種類の電気信号を選択的に出力し、かかる2種類
の電気信号に基づいてシフトアップとシフトダウンとい
う2つの制御切換えが行えるようになっている。
【0017】支持部材4は一対の合成樹脂製のカバー部
材40,41を嵌め合わせて一体化したものであり、こ
れらのカバー部材40,41はステアリングホイール1
のスポーク部1bを前後から挟み込んだ状態で位置決め
され、このスポーク部1bにねじ26(図3参照)によ
って固定される。両カバー部材40,41の上部には前
記出力切換え手段6を搭載・固定するための平板部40
a,41aが設けられている。また、前側のカバー部材
40にはプッシュスイッチ9の操作釦10を配置させる
ための透孔40bが設けられており、両カバー部材4
0,41に覆われた空間、つまり支持部材4の内部空間
にプッシュスイッチ9の構成要素である回路基板11お
よびゴム接点12が組み込まれる。このプッシュスイッ
チ9は前方から操作釦10を押し込むことによりスイッ
チオンさせることができる。
【0018】操作ノブ5は合成樹脂製の外殻部材13,
14と駆動体15とを一体化して構成されており、両外
殻部材13,14が被着される駆動体15の底部には複
数の脚片15aが突設されている。これらの脚片15a
は後述するケース16の軸部16aに回動自在に取り付
けられるので、操作ノブ5は該軸部16aを回転軸とし
て互いに逆向きな2方向へ傾倒させることができる。ま
た、図5に示すように、駆動体15の底部には、前記押
釦スイッチ7,8の真上に配置される一対の押圧突起1
5b,15cと、後述する押圧子24の摺動面となる逆
V字状のカム面15dとが設けられている。なお、この
操作ノブ5は、所定量傾倒させると支持部材4に当接し
て規制され、それ以上の傾倒が不能となるように設計し
てあるので、操作ノブ5を過度に傾倒させた場合に懸念
される押釦スイッチ7,8等の損傷は未然に防止されて
いる。
【0019】出力切換え手段6は、軸部16aや筒状受
け部16bを有して支持部材4の平板部40a,41a
上にねじ17を用いて固定される合成樹脂製のケース1
6と、オン動作時にクリック感を生起する一対の押釦ス
イッチ7,8と、両押釦スイッチ7,8を実装してケー
ス16と一体的に平板部40a,41a上にねじ止め固
定される基板18と、外部回路との接続部位であるコネ
クタ19と、押釦スイッチ7,8上に配置されて操作ノ
ブ5の押圧突起15b,15cと対向する昇降可能な一
対のスライダ20,21と、各スライダ20,21を上
方へ弾性付勢する一対のコイルばね22,23と、筒状
受け部16bに保持されて操作ノブ5のカム面15dと
カム係合する押圧子24と、この押圧子24をカム面1
5dに向けて弾性付勢するコイルばね25とによって主
に構成されており、前述したように軸部16aには駆動
体15の脚片15aが取り付けられる。スライダ20,
21はそれぞれ操作ノブ5の傾倒時に押圧突起15b,
15cによって下方へ押し込まれ、所定ストローク下降
すると押釦スイッチ7,8を押圧駆動するようになって
いる。
【0020】また、押圧子24とカム面15dとのカム
係合について説明すると、押圧子24がカム面15dの
谷部に弾接しているとき、操作ノブ5は押圧子24から
回転力を受けないので、安定した中立位置(非傾倒位
置)に保持されている。しかるに、操作ノブ5を傾倒さ
せると、コイルばね25を圧縮させながら押圧子24が
カム面15dの谷部から山部(傾斜面)へと接触位置を
変化させるので、コイルばね25の弾発力を受けてカム
面15dの谷部へ戻ろうとする押圧子24が、操作ノブ
5に対して中立位置へ戻す向きに回転力を付与すること
となる。
【0021】次に、このように構成された車載用ステア
リングスイッチ3の動作について、主として図5を参照
しつつ説明する。
【0022】操作ノブ5に操作力を加えていない非操作
時には、図5(a)に示すように、操作ノブ5は安定し
た中立位置(非傾倒位置)に保持されているので、スラ
イダ20,21は共に押釦スイッチ7,8から離反した
位置に保持されており、よって押釦スイッチ7,8は共
にスイッチオフ状態となっている。
【0023】かかるスイッチオフ状態において、ステア
リングホイール1のリング部1aを握っている運転者
が、操作ノブ5を親指等で押し込むプッシュ操作を行う
と、図5(b)に示すように、操作ノブ5が軸部16a
を回転軸としてプッシュ方向へ傾倒し、それに伴い図示
右側の押圧突起15bが下方のスライダ20を押し込ん
で下降させていく。そして、このプッシュ操作で操作ノ
ブ5を所定角度傾倒させた時点で、スライダ20が下方
の押釦スイッチ7を押圧駆動するため、押釦スイッチ7
がスイッチオン状態となってプッシュ操作中の手指にク
リック感が伝わると共に、コネクタ19を介して外部回
路に第1のオン信号が出力される。したがって、この第
1のオン信号に基づいて、ドライブレンジで走行中にマ
ニュアル的にシフトアップさせることができる。なお、
この操作ノブ5に対するプッシュ操作力を除去すると、
カム面15dの山部から谷部へ戻ろうとする押圧子24
によって操作ノブ5は自動的に中立位置へと戻され、そ
れに伴いコイルばね22がスライダ20を押し上げ、押
釦スイッチ7がスイッチオフ状態に復帰するので、元の
ドライブレンジに戻すことができる。
【0024】また、図5(a)に示すスイッチオフ状態
において、運転者が操作ノブ5を人差指や中指等で手前
へ引き寄せるプル操作を行うと、操作ノブ5が軸部16
aを回転軸としてプル方向へ傾倒するので、図示左側の
押圧突起15cが下方のスライダ21を押し込んで下降
させていく。そして、このプル操作で操作ノブ5を所定
角度傾倒させた時点で、スライダ21が下方の押釦スイ
ッチ8を押圧駆動するため、押釦スイッチ8がスイッチ
オン状態となってプル操作中の手指にクリック感が伝わ
ると共に、コネクタ19を介して外部回路に第2のオン
信号が出力される。したがって、この第2のオン信号に
基づいて、ドライブレンジで走行中にマニュアル的にシ
フトダウンさせることができる。この場合も、操作ノブ
5に対するプル操作力を除去すれば、押圧子24によっ
て操作ノブ5は自動的に中立位置へと戻されるので、元
のドライブレンジに戻すことができる。
【0025】なお、図2中の右側に示す車載用ステアリ
ングスイッチ3の動作も全く同様なので、運転者は左右
どちらの操作ノブ5でも任意にプッシュ/プル操作する
ことができる。
【0026】また、本実施形態例では、支持部材4の内
部空間を利用して複数のプッシュスイッチ9が組み込ん
であり、その操作釦10を運転者が手指で押し込むと、
下方のゴム接点12が撓んで回路基板11上の接点回路
が導通され、外部回路に所定のオン信号が出力されるよ
うになっている。これらのプッシュスイッチ9は、例え
ばホーンスイッチや音響機器の各種切換えスイッチなど
に用いられる。
【0027】上述したように、本実施形態例に係る車載
用ステアリングスイッチ3にあっては、ステアリングホ
イール1の空間部2内へ突出する1つの操作ノブ5を、
運転者が手指で奥側へ押したり手前側へ引いて傾倒させ
るというプッシュ操作やプル操作を行うことにより、シ
フトアップとシフトダウンという2つの制御を選択的に
行うことができるため、操作性が極めて良好であると共
に、操作ノブ5の設置スペースが少なくて済む。また、
この車載用ステアリングスイッチ3にあっては、操作ノ
ブ5の底部に一対の押圧突起15b,15cを設けてあ
ると共に、出力切換え手段6に、操作ノブ5を回動自在
に支持するケース16や、一対の押釦スイッチ7,8を
実装した基板18や、カム面15dと係合して操作ノブ
5を中立位置に自動復帰させる押圧子24等が設けてあ
るので、簡素な構成でありながら、プッシュ/プル操作
時には押釦スイッチ7,8を確実にスイッチオンさせる
ことができて信頼性が高く、しかも操作力を除去すれば
操作ノブ5が中立位置へ自動復帰するため使い勝手もよ
い。
【0028】なお、上述した実施形態例では、操作ノブ
5のプッシュ/プル操作によってシフトアップとシフト
ダウンの制御切換えを行う場合について説明したが、本
発明が他の制御切換え、例えばオートクルージングの設
定切換え等にも適用できることは言うまでもない。
【0029】また、上述した実施形態例では、同一機能
の車載用ステアリングスイッチ3を左右に1つずつ配置
した場合について説明したが、いずれか一方の車載用ス
テアリングスイッチ3を省略したり、左右の車載用ステ
アリングスイッチ3で異なる制御切換えを行うようにし
てもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0031】ステアリングホイールのリング部とスポー
ク部間の空間に突出する1つの操作ノブを運転者が手指
で奥側へ押したり手前側へ引いて傾倒させれば、一対の
押釦スイッチを選択的に押圧駆動することができ、該操
作ノブの傾倒方向に応じて異なる2種類の電気信号を出
力させることができる。すなわち、1つの操作ノブのプ
ッシュ/プル操作によって異なる2つの制御を行うこと
ができるので、操作性に優れ設置スペースも少なくて済
む車載用ステアリングスイッチを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例に係る車載用ステアリング
スイッチの分解斜視図である。
【図2】該車載用ステアリングスイッチを付設したステ
アリングホイールの正面図である。
【図3】該ステアリングホイールの背面図である。
【図4】該ステアリングホイールの斜視図である。
【図5】該車載用ステアリングスイッチの動作説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 1a リング部 1b スポーク部 1c パッド部 2 空間部 3 車載用ステアリングスイッチ 4 支持部材 5 操作ノブ 6 出力切換え手段 7,8 押釦スイッチ 9 プッシュスイッチ 15 駆動体 15b,15c 押圧突起 15d カム面 16 ケース 16a 軸部 18 基板 20,21 スライダ 22,23,25 コイルばね 24 押圧子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円環状のリング部の内側にスポーク部を
    延設してなるステアリングホイールに装着された支持部
    材と、前記リング部と前記スポーク部との間に画成され
    た空間内へ突出して前記支持部材に支持された傾倒操作
    可能な操作ノブと、この操作ノブによって押圧駆動され
    る一対の押釦スイッチを有し、該操作ノブの傾倒方向に
    応じて異なる2種類の電気信号を出力可能な出力切換え
    手段とを備え、前記操作ノブを非傾倒時の中立位置を基
    準にして互いに逆向きな2方向へ傾倒操作することによ
    り、その傾倒方向に応じて前記一対の押釦スイッチが選
    択的に押圧駆動されるように構成したことを特徴とする
    車載用ステアリングスイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記操作ノブ
    の底部に前記一対の押釦スイッチ上にそれぞれ配置され
    る一対の押圧突起を設けると共に、前記出力切換え手段
    に、前記支持部材に固定されて前記操作ノブを回動自在
    に支持するケースと、このケースに一体化されて前記一
    対の押釦スイッチを実装した基板と、前記操作ノブの底
    部と係合して該操作ノブを前記中立位置に自動復帰させ
    る係合部材とを設けたことを特徴とする車載用ステアリ
    ングスイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項2の記載において、前記操作ノブ
    の底部にカム面を設けると共に、前記出力切換え手段に
    前記係合部材としての押圧子を設け、この押圧子を前記
    カム面に常時弾接したことを特徴とする車載用ステアリ
    ングスイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの記載におい
    て、前記押釦スイッチが押圧駆動時にクリック感を生起
    するクリック付き押釦スイッチであることを特徴とする
    車載用ステアリングスイッチ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの記載におい
    て、前記支持部材に前記押釦スイッチとは別の電気素子
    を組み込んだことを特徴とする車載用ステアリングスイ
    ッチ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006027492A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Mazda Motor Corp エアバッグ装置を備えたステアリングホイール
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