JP2001222498A - コミュニケーションシステム、そのためのサーバ装置、コミュニケーション方法、および、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

コミュニケーションシステム、そのためのサーバ装置、コミュニケーション方法、および、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001222498A
JP2001222498A JP2000029537A JP2000029537A JP2001222498A JP 2001222498 A JP2001222498 A JP 2001222498A JP 2000029537 A JP2000029537 A JP 2000029537A JP 2000029537 A JP2000029537 A JP 2000029537A JP 2001222498 A JP2001222498 A JP 2001222498A
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功 大川
Tetsuo Takakura
鉄夫 高倉
Masaomi Sato
正臣 佐藤
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/1813Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast for computer conferences, e.g. chat rooms
    • H04L12/1822Conducting the conference, e.g. admission, detection, selection or grouping of participants, correlating users to one or more conference sessions, prioritising transmission
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Systems or methods specially adapted for specific business sectors, e.g. utilities or tourism

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ネットワークにアクセスしている
複数の不特定の利用者が、仮想的な対話空間やメッセー
ジ配信等を利用して、簡易で楽しい新規なコミュニケー
ションを図ることのできるコミュニケーションシステム
等を提供する。 【解決手段】 本発明にかかるコミュニケーションシス
テムは、サーバ装置にネットワークを介して接続された
クライアント装置を用いてコミュニケーションを行うも
のであって、サーバ装置は、チャットの参加者の候補と
なる利用者に関する情報をクライアント装置に送信する
マッチング部13と、チャット開始の要求があった際、
選択された利用者のクライアント装置と、要求を発した
クライアント装置とに対して、チャットを開始するため
の情報を送信するチャット処理部18とを備える。この
発明によれば、能動的にチャットルームを開設でき、リ
アルタイムでダイナミックなコミュニケーションを図る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークにア
クセスしている複数の不特定の利用者が、仮想的な対話
空間やメッセージ配信等を利用して、簡易にコミュニケ
ーションを図ることのできるコミュニケーションシステ
ムに関する。また、本発明は、このようなコミュニケー
ションシステムを実現するための、サーバ装置、コミュ
ニケーション方法、および、プログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネット技術の発達に伴
い、このインターネット技術を利用して複数の人が相互
にコミュニケーションを図るためのコミュニケーション
システムが広く普及してきている。このようなインター
ネットによる一般的なコミュニケーションシステムとし
ては、サーバ装置に格納したWebページをクライアン
ト装置の閲覧ソフト(ブラウザ)にて閲覧するWWW
(World Wide Web)、文字データや画像データ等をサー
バ装置を介して電子配信する電子メール、あるいは、サ
ーバ装置に格納したWebページに複数人が対話的に文
章等を書き込むことのできるチャットがある。
【0003】しかしながら、このような従来のコミュニ
ケーションシステムは、リアルタイム性に欠けたり、対
話相手を選択する際の自由度が低いという点において、
現実のコミュニケーションとは異なるものになってしま
い、利用者を完全に満足させることができないものであ
った。
【0004】例えば、WWWにおいては、一般的に、サ
ーバ装置に格納されたWebページは利用者が自発的に
ダウンロードしなければ閲覧することができない。した
がって、リアルタイム性に乏しく、さらには、受動的な
利用者に対して能動的に情報を発信することが困難であ
るという問題を有している。
【0005】また、電子メールにおいては、特定の利用
者に対してある程度は能動的に情報を発信することがで
きるが、サーバ装置に格納されたメールデータは、利用
者が自発的にダウンロードしなければ見ることができな
い。したがって、Webページと同様に、リアルタイム
性に欠けるという欠点を有し、また、能動性においても
充分であるとは言い難いものである。
【0006】一方、チャットは、クライアント装置を介
して入力された対話文章が、サーバ装置に格納されたチ
ャット用のWebページ(チャットページ)にほぼリア
ルタイムで反映される点において、リアルタイム性に優
れており、仮想的な対話空間としては優れたものであ
る。しかしながら、従来のチャットにおいては、利用者
が自発的にチャットページを開いて対話文章の入力等を
行わない限り、対話を行うことができない。したがっ
て、チャットページを開いていない利用者や、チャット
ページを開いてはいるものの対話を行うことを躊躇して
いる利用者等に対しては、能動的にコミュニケーション
を図ることができない。この点において、チャットは、
Webページや電子メールと同様に、受動的な利用者に
対して、能動的に情報を発信することが困難であるとい
う共通の問題を有している。
【0007】さらに、これら従来のコミュニケーション
システムにおける他の問題点として、各システムが個別
的に提供されているために、システム間の連携性が悪い
という点が挙げられる。例えば、チャットの利用者が、
同じチャットに参加している複数の利用者のうちの一部
の利用者と個別的に対話をしたい場合には、別途に電子
メールシステムを起動して電子メールを送信する必要が
ある等、スムーズなコミュニケーションを行うことがで
きなかった。
【0008】そこで、各システム間の連携性を向上させ
ること等により、このような問題点を解決するためのコ
ミュニケーションシステムも提案されていた。例えば、
特開平9−182046には、電子メール、テレビ電
話、あるいは、ホワイトボード等といったコミュニケー
ションツールを相互に連係させるため、各コミュニケー
ションツールのモジュールを統一管理するインターフェ
ース制御プログラムを設ける点等が開示されている。こ
のシステムにおいては、テレビ電話画面やホワイトボー
ド画面が同一画面上に表示される。また、このシステム
においては、各コミュニケーションツールにおいて共通
に使用される情報を一元管理し、この情報に基づいて各
コミュニケーションツールを使用等することが可能であ
る。
【0009】また、特開平11−110179には、ホ
ームページ、掲示板、あるいは、チャットといったコミ
ュニケーションツールを相互に連係させるため、ホーム
ページやチャットページを同一画面上に並列配置する点
が開示されている。このシステムにおいては、ホームペ
ージやチャットページをそれぞれ他の内容に個別的に切
り替えることができる。
【0010】あるいは、特開平9−128343には、
クライアント相互間の通信を促進するため、同一情報の
利用者を画面上に自動表示し、希望に応じてクライアン
ト同士の通信を確立する点が開示されている。また、こ
のシステムにおいては、利用者の情報を共有情報として
蓄積し、各人がこの蓄積情報を参照して他の利用者に関
する情報を得ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来のコミュニケーションシステムにおいては、
コミュニケーションシステム間の連携性をある程度は向
上させることができるものの、各コミュニケーションシ
ステムが本質的に抱えている問題は依然として解決され
ていない。すなわち、電子メールやチャットを行うため
には、依然として利用者が自発的にページを開いて発言
等する必要があり、受動的な利用者に対して、能動的に
情報を発信することが困難であるという問題は何ら解決
されていない。また、電子メールを行うためには、依然
として利用者がメールデータをダウンロードする必要が
あり、リアルタイム性に欠けるという問題は未解決であ
る。
【0012】これに対して現実のコミュニケーションで
は、自発的に対話をしない人に対しても声を掛けること
等ができ、受動的な人に対しても能動的にコミュニケー
ションを図ることができる。そして、多くの場合には、
このような能動的なコミュニケーションが行われること
によって、今まで気がつかなかった情報を知ることがで
きたり、未知の人と偶発的な出会いを行うことができ
る。このようなコミュニケーション上の偶発性は、上記
従来のコミュニケーションシステムにおいては全く得る
ことのできないものである一方、利用者にとって最も興
味を引かれる要素である。したがって、本願の目的の一
つは、不特定の利用者間でコミュニケーションを行うこ
とができるサイバースペースを提供することであり、特
に、偶発的なコミュニケーションを可能とすることによ
って、利用者の興味を新たに喚起することのできる新規
なコミュニケーションシステムを構築することである。
【0013】また、現実のコミュニケーションでは、対
話内容が音声等によって相手方にリアルタイムに伝達さ
れる。このようなリアルタイムでの情報伝達は、スムー
ズなコミュニケーションを促進することにつながり、コ
ミュニケーションを始める際の煩わしさを解消すること
ができると共に、利用者を対話に引き付けることができ
る。したがって、本願の他の目的は、コミュニケーショ
ンシステムにおいて対話のリアルタイム性を向上させる
ことにより、一層円滑なコミュニケーションシステムを
提供することである。
【0014】また、このようなコミュニケーションシス
テムにおいて多数の利用者がコミュニケーションを行う
場合、さらに好適なコミュニケーション環境を構築する
ためには、利用者相互の適切なコミュニケーションを促
進するための環境と、逆に不適切なコミュニケーション
を制限するための環境があることが好ましい。前者の環
境としては、例えば、Webページを閲覧している利用
者に対して、同一のWebページを閲覧している他の利
用者の情報を提供することが挙げられる。この場合に
は、同一の趣味等を持った他の利用者を探すことが容易
になるため、コミュニケーションが促進される。
【0015】このような情報提供のシステムは、上述の
特開平9−128343においても、同一の情報を参照
している各人の個人情報をアイコンとして表示すること
によって、ある程度は達成されている。しかしながら、
このシステムにおいては、単に各人の個人情報を画面上
に表示しているため、利用者が膨大になる広域システム
上においては、画面上に情報を表示し切れなかったり、
表示できた場合であっても膨大な利用者の中から趣味に
応じた利用者を選択することが困難である。
【0016】また、単に同一の情報を参照しているとい
うだけでは、必ずしも趣味等が一致するとは限らないた
め、より直接的には、利用者の趣味や職業等の属性に応
じて利用者を選択可能であることが好ましい。したがっ
て、本発明の他の目的は、利用者に関する情報を属性等
に基づいて利用容易な形態にて選択できるようにし、利
用者相互の適切なコミュニケーションを促進することで
ある。
【0017】さらに望ましくは、偶発的なコミュニケー
ション等によって出会った利用者同士が、友達等の親密
な関係になった場合には、他の利用者よりも頻繁にコミ
ュニケーションを取ることが予想されるため、再度のコ
ミュニケーションを一層容易に行えることが好ましい。
しかしながら上述の特開平9−128343のようなシ
ステムにおいては、一般の利用者と、親密な関係にある
利用者とが、相互に区別されることなく単に同一レベル
の利用者として管理されていた。したがって、親密な利
用者の情報を参照すること等が困難であり、スムーズな
コミュニケーションを取ることが困難であった。したが
って、本発明の他の目的は、利用者に関する情報を親密
度に応じて個別に管理できるようにし、一層スムーズな
コミュニケーションを図ることである。
【0018】一方、不適切なコミュニケーションを制限
するためのシステムとしては、例えば、各利用者に対し
て固有のIDを付すと共に、システム利用時には自己の
IDを特定することを課すID管理システムが挙げられ
る。このようなID管理システムにおいては、法律上や
倫理上において好ましくない行動を取った利用者がいる
場合には、この利用者に付与されているIDの入力を監
視し、このIDを用いてシステムを利用することを禁止
することによって、不適切な利用者をシステムから排除
することができる。
【0019】しかしながら、このようなID管理システ
ムにおいては、一旦は不適切な利用者であるとして排除
された者であっても、システムに再入会することによっ
て新たなIDを取得することができるため、再び不適切
な行為を行う可能性があり、これを充分に防止すること
ができなかった。したがって、本発明の他の目的は、不
適切な利用者によるシステム利用を確実に防止すること
によって、利用者相互の不適切な出会いを制限すること
である。
【0020】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1記載のコミュニケーションシステム
は、サーバ装置にネットワークを介して接続された複数
のクライアント装置を用いて、各クライアント装置の利
用者が相互にコミュニケーションを行うコミュニケーシ
ョンシステムであって、サーバ装置は、チャットの参加
者の候補となる利用者を所定の基準にて選択して、この
利用者に関する情報をクライアント装置に送信するマッ
チング手段と、1のクライアント装置から、利用者選択
手段にて選択された利用者の全部または一部を特定して
チャット開始の要求があった際、この特定された利用者
のクライアント装置と、要求を発した上記1のクライア
ント装置とに対して、チャットを開始するための所定の
情報を送信するチャット処理手段とを備え、クライアン
ト装置は、サーバ装置からチャットを開始するための所
定の情報が送信された際、この情報に基づいてチャット
用の領域を表示する表示手段を備えることを特徴として
構成されている。
【0021】この発明によれば、クライアント装置の利
用者が、マッチング手段にて選択された利用者を特定し
てチャット開設を要求すると、このクライアント装置の
利用者と、特定された利用者に対して、チャットルーム
が開設される。すなわち、各利用者は、ここで特定され
た利用者に対して、能動的にチャットルームを開設して
対話を行うことができる。したがって、現実と同様に、
または、現実以上に、リアルタイムでダイナミックなコ
ミュニケーションを図ることができ、利用者の興味を新
たに喚起することのできる新規なコミュニケーションシ
ステムを構築することができる。
【0022】また、請求項2記載のコミュニケーション
システムは、サーバ装置にネットワークを介して接続さ
れた複数のクライアント装置を用いて、各クライアント
装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うコミュ
ニケーションシステムであって、サーバ装置は、メッセ
ージの送信先の候補となる利用者を所定の基準にて選択
して、この利用者に関する情報をクライアント装置に送
信するマッチング手段と、1のクライアント装置から、
利用者選択手段にて選択された利用者の全部または一部
を特定してメッセージ送信の要求があると共に、メッセ
ージの内容が特定された際、このメッセージの内容を、
上記特定された利用者のクライアント装置に対して送信
するメッセージ処理手段とを備え、クライアント装置
は、サーバ装置からメッセージの内容が送信された場合
に、少なくともその存在を当該クライアント装置の利用
者に認識させるための所定の出力を行う出力手段を備え
ることを特徴として構成されている。
【0023】この発明によれば、クライアント装置の利
用者が、マッチング手段にて選択された利用者を特定し
てメッセージを送信すると、この特定された利用者に対
して、メッセ−ジの存在やその内容が直ちに送信され
る。したがって、従来の電子メールのように受信者によ
るダウンロードを待つことなく、リアルタイムにメッセ
ージを送信することができる。したがって、リアルタイ
ムでダイナミックなコミュニケーションを図ることがで
き、コミュニケーションを始める際の煩わしさを解消す
ることができると共に、利用者を対話に引き付けること
ができる新規なコミュニケーションシステムを構築する
ことができる。
【0024】また、請求項3記載のコミュニケーション
システムは、請求項1または2記載のコミュニケーショ
ンシステムにおいて、サーバ装置のマッチング手段は、
現在接続が確立しているクライアント装置の利用者であ
って、各クライアント装置に最後に送信された情報に対
して、同一の情報を最後に送信された他のクライアント
装置の利用者を選択することを特徴として構成されてい
る。
【0025】この発明によれば、例えば、各利用者がW
ebページを見ている時に、同じWebページを見てい
る他の利用者を容易に知ることができ、また、このよう
な利用者に対して上述のチャットやPBメッセージを行
うことができるので、これまで全く知らなかった人と偶
発的に出会うことができ、コミュニケーションの輪を次
々に広げていくことができる。
【0026】また、請求項4記載のコミュニケーション
システムは、請求項1または2記載のコミュニケーショ
ンシステムにおいて、サーバ装置のマッチング手段は、
現在接続が確立しているクライアント装置の利用者であ
って、各クライアント装置の利用者によって特定の関連
性があるものとして予め登録された利用者を選択するこ
とを特徴として構成されている。
【0027】この発明によれば、例えば、本システム上
で出会った他の利用者を友達リストとして登録してお
き、この友達リストを見ながらチャットやメッセージ送
信の相手を選択することができるので、同じ趣味等を有
する人とのコミュニケーションを容易に図ることがで
き、利用者相互の適切な出会いを促進できて、一層親密
なコミュニケーションを行うことができる。
【0028】また、請求項5記載のコミュニケーション
システムは、請求項1〜4のいずれか一つに記載のコミ
ュニケーションシステムにおいて、サーバ装置のマッチ
ング手段は、選択した利用者を、所定の基準に従って整
列およびまたは階層化することを特徴として構成されて
いる。
【0029】この発明によれば、選択された利用者が整
列・階層化されて表示されるので、利用者が多数表示さ
れるような場合であっても、これら多数の利用者の中か
ら特定の利用者を容易に検索することができる。したが
って、コミュニケーションを一層円滑に行うことができ
る。
【0030】また、請求項6記載のコミュニケーション
システムは、請求項1〜5のいずれか一つに記載のコミ
ュニケーションシステムにおいて、サーバ装置には、1
のクライアント装置から他のクライアント装置に対する
所定の処理が要求された際に、当該1のクライアント装
置の利用者が、当該他のクライアント装置の利用者によ
って特定の関連性があるものとして予め登録された利用
者である場合、上記所定の処理の要求を拒否する認証処
理手段を備えることを特徴として構成されている。
【0031】この発明によれば、例えば、自分の嫌いな
相手等を拒否リストとして予め登録しておくことによ
り、この拒否リストに登録された相手からチャット開設
やメッセージ送信の要求を受けた場合であっても、この
要求を自動的に拒否することができる。したがって、不
適切なコミュニケーションを制限することができる。
【0032】また、請求項7記載のコミュニケーション
システムは、サーバ装置にネットワークを介して接続さ
れた複数のクライアント装置を用いて、各クライアント
装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うコミュ
ニケーションシステムであって、サーバ装置は、利用者
をネットワーク内において一意に識別するために当該利
用者に対して予め付与された第1識別情報と、利用者を
コミュニケーションシステム内において一意に識別する
ために当該利用者に対して予め付与された第2識別情報
と、少なくとも第1識別情報に対応付けて格納される情
報であって当該利用者に対するサービスの利用可否に関
する許可情報と、を格納するプロフィール格納手段と、
クライアント装置から第1識別情報および第2識別情報
が提示されると共に所定のサービスの利用要求があった
際に、この第1識別情報に対応する許可情報を上記プロ
フィール格納手段から抽出し、この許可情報とクライア
ント装置から提示された利用要求とに基づいて、クライ
アント装置に対するサービスの提供の可否を判断する認
証処理手段とを備えることを特徴として構成されてい
る。
【0033】この発明によれば、第1識別情報を用いて
本システム利用の可否を判断することによって、本シス
テムの利用を禁止すべき者によるシステム利用を確実に
排除することができる。すなわち、このような者が本シ
ステムに再入会することによって新たに第2識別情報を
取得した場合であっても、第1識別情報はネットワーク
内において不変であるため、このような者を排除するこ
とができる。
【0034】また、請求項8記載のコミュニケーション
システムは、サーバ装置にネットワークを介して接続さ
れた複数のクライアント装置を用いて、各クライアント
装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うコミュ
ニケーションシステムであって、サーバ装置は、利用者
をコミュニケーションシステム内において一意に識別す
るために当該利用者に対して予め付与された識別情報
と、当該利用者の任意のハンドル名と、を互いに対応さ
せて格納するプロフィール格納手段と、1のクライアン
ト装置から識別情報が提示されると共に他のクライアン
ト装置に関連する所定のサービスの利用要求があった際
に、この識別情報に対応するハンドル名を上記プロフィ
ール格納手段から抽出し、このハンドル名によって上記
識別情報を変換するID変換手段とを備えることを特徴
として構成されている。
【0035】この発明によれば、各利用者の識別情報は
ハンドル名として他の利用者に表示等され、識別情報が
そのまま表示されることがない。したがって、他の利用
者のに識別情報が不用意に漏洩することを防止すること
ができる。
【0036】また、本発明は、サーバ装置に関するもの
であって、請求項9記載のサーバ装置は、ネットワーク
を介して複数のクライアント装置に接続されるもので、
これら各クライアント装置の利用者が相互にコミュニケ
ーションを行うためのコミュニケーションシステムを構
成するサーバ装置であって、チャットの参加者の候補と
なる利用者を所定の基準にて選択して、この利用者に関
する情報をクライアント装置に送信するマッチング手段
と、1のクライアント装置から、利用者選択手段にて選
択された利用者の全部または一部を特定してチャット開
始の要求があった際、この特定された利用者のクライア
ント装置と、要求を発した1のクライアント装置とに対
して、チャットを開始するための所定の情報を送信する
チャット処理手段とを備えることを特徴として構成され
ている。
【0037】この発明によれば、本サーバ装置を用いて
コミュニケ−ションシステムを構築することにより、ク
ライアント装置からの要求によってチャットが動的に開
設され、リアルタイムでダイナミックなコミュニケーシ
ョンを図ることができ、利用者の興味を新たに喚起する
ことのできる新規なコミュニケーションシステムを構築
することができる。
【0038】また、請求項10記載のサーバ装置は、ネ
ットワークを介して複数のクライアント装置に接続され
るもので、これら各クライアント装置の利用者が相互に
コミュニケーションを行うためのコミュニケーションシ
ステムを構成するサーバ装置であって、メッセージの送
信先の候補となる利用者を所定の基準にて選択して、こ
の利用者に関する情報をクライアント装置に送信するマ
ッチング手段と、1のクライアント装置から、利用者選
択手段にて選択された利用者の全部または一部を特定し
てメッセージ送信の要求があると共に、メッセージの内
容が特定された際、このメッセージの内容を、上記特定
された利用者のクライアント装置に対して送信するメッ
セージ処理手段とを備えることを特徴として構成されて
いる。
【0039】この発明によれば、本サーバ装置を用いて
コミュニケ−ションシステムを構築することにより、ク
ライアント装置からの要求によってメッセージが直ちに
送信され、リアルタイムでダイナミックなコミュニケー
ションを図ることができる。これによって、コミュニケ
ーションを始める際の煩わしさを解消することができる
と共に、利用者を対話に引き付けることができる新規な
コミュニケーションシステムを構築することができる。
【0040】また、請求項11記載のサーバ装置は、請
求項9または10記載のサーバ装置であって、上記マッ
チング手段は、現在接続が確立しているクライアント装
置の利用者であって、各クライアント装置に最後に送信
された情報に対して、同一の情報を最後に送信された他
のクライアント装置の利用者を選択することを特徴とし
て構成されている。
【0041】この発明によれば、本サーバ装置を用いて
コミュニケ−ションシステムを構築することにより、例
えば、各利用者がWebページを見ている時に、同じW
ebページを見ている他の利用者を容易に知ることがで
き、また、このような利用者に対して上述のチャットや
PBメッセージを行うことができるので、これまで全く
知らなかった人と偶発的に出会うことができ、コミュニ
ケーションの輪を次々に広げていくことができる。
【0042】また、請求項12記載のサーバ装置は、請
求項9または10記載のサーバ装置であって、上記マッ
チング手段は、現在接続が確立しているクライアント装
置の利用者であって、各クライアント装置の利用者によ
って特定の関連性があるものとして予め登録された利用
者を選択することを特徴として構成されている。
【0043】この発明によれば、本サーバ装置を用いて
コミュニケ−ションシステムを構築することにより、例
えば、本システム上で出会った他の利用者を友達リスト
として登録しておき、この友達リストを見ながらチャッ
トやメッセージ送信の相手を選択することができるの
で、同じ趣味等を有する人とのコミュニケーションを容
易に図ることができ、利用者相互の適切な出会いを促進
できて、一層親密なコミュニケーションを行うことがで
きる。
【0044】また、請求項13記載のサーバ装置は、請
求項9〜12のいずれか一つに記載のサーバ装置であっ
て、上記マッチング手段は、選択した利用者を、所定の
基準に従って整列およびまたは階層化することを特徴と
して構成されている。
【0045】この発明によれば、本サーバ装置を用いて
コミュニケ−ションシステムを構築することにより、選
択された利用者が整列・階層化されて表示されるので、
利用者が多数表示されるような場合であっても、これら
多数の利用者の中から特定の利用者を容易に検索するこ
とができる。したがって、コミュニケーションを一層円
滑に行うことができる。
【0046】また、請求項14記載のサーバ装置は、請
求項9〜13のいずれか一つに記載のサーバ装置であっ
て、1のクライアント装置から他のクライアント装置に
対する所定の処理が要求された際に、当該1のクライア
ント装置の利用者が、当該他のクライアント装置の利用
者によって特定の関連性があるものとして予め登録され
た利用者である場合、上記所定の処理の要求を拒否する
認証処理手段を備えることを特徴として構成されてい
る。
【0047】この発明によれば、本サーバ装置を用いて
コミュニケ−ションシステムを構築することにより、例
えば、自分の嫌いな相手等を拒否リストとして予め登録
しておくことにより、この拒否リストに登録された相手
からチャット開設やメッセージ送信の要求を受けた場合
であっても、この要求を自動的に拒否することができ
る。したがって、不適切なコミュニケーションを制限す
ることができる。
【0048】また、請求項15記載のサーバ装置は、ネ
ットワークを介して複数のクライアント装置に接続され
るもので、これら各クライアント装置の利用者が相互に
コミュニケーションを行うためのコミュニケーションシ
ステムを構成するサーバ装置であって、利用者をネット
ワーク内において一意に識別するために当該利用者に対
して予め付与された第1識別情報と、利用者をコミュニ
ケーションシステム内において一意に識別するために当
該利用者に対して予め付与された第2識別情報と、少な
くとも第1識別情報に対応付けて格納される情報であっ
て当該利用者に対するサービスの利用可否に関する許可
情報と、を格納するプロフィール格納手段と、クライア
ント装置から第1識別情報および第2識別情報が提示さ
れると共に所定のサービスの利用要求があった際に、こ
の第1識別情報に対応する許可情報を上記プロフィール
格納手段から抽出し、この許可情報とクライアント装置
から提示された利用要求とに基づいて、クライアント装
置に対するサービスの提供の可否を判断する認証処理手
段とを備えることを特徴として構成されている。
【0049】この発明によれば、本サーバ装置を用いて
コミュニケ−ションシステムを構築することにより、第
1識別情報を用いて本システム利用の可否を判断するこ
とによって、本システムの利用を禁止すべき者によるシ
ステム利用を確実に排除することができる。すなわち、
このような者が本システムに再入会することによって新
たに第2識別情報を取得した場合であっても、第1識別
情報はネットワーク内において不変であるため、このよ
うな者を排除することができる。
【0050】また、請求項16記載のサーバ装置は、ネ
ットワークを介して複数のクライアント装置に接続され
るもので、これら各クライアント装置の利用者が相互に
コミュニケーションを行うためのコミュニケーションシ
ステムを構成するサーバ装置であって、利用者をコミュ
ニケーションシステム内において一意に識別するために
当該利用者に対して予め付与された識別情報と、当該利
用者の任意のハンドル名と、を互いに対応させて格納す
るプロフィール格納手段と、1のクライアント装置から
識別情報が提示されると共に他のクライアント装置に関
連する所定のサービスの利用要求があった際に、この識
別情報に対応するハンドル名を上記プロフィール格納手
段から抽出し、このハンドル名によって上記識別情報を
変換するID変換手段とを備えることを特徴として構成
されている。
【0051】この発明によれば、本サーバ装置を用いて
コミュニケ−ションシステムを構築することにより、各
利用者の識別情報はハンドル名として他の利用者に表示
等され、識別情報がそのまま表示されることがない。し
たがって、他の利用者のに識別情報が不用意に漏洩する
ことを防止することができる。
【0052】また、本発明は、コミュニケーション方法
に関するものであって、請求項17記載のコミュニケー
ション方法は、サーバ装置にネットワークを介して接続
された複数のクライアント装置を用いて、各クライアン
ト装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うコミ
ュニケーション方法であって、サーバ装置において、チ
ャットの参加者の候補となる利用者を所定の基準にて選
択して、この利用者に関する情報をクライアント装置に
送信するマッチング手順と、サーバ装置において、1の
クライアント装置から、利用者選択手段にて選択された
利用者の全部または一部を特定してチャット開始の要求
があった際、この特定された利用者のクライアント装置
と、要求を発した1のクライアント装置とに対して、チ
ャットを開始するための所定の情報を送信するチャット
処理手順と、クライアント装置において、サーバ装置か
らチャットを開始するための所定の情報が送信された
際、この情報に基づいてチャット用の領域を表示する表
示手順とを順次行うことを特徴としている。
【0053】この発明によれば、各手順をコミュニケ−
ションシステムにおいて実行することにより、クライア
ント装置からの要求によってチャットが動的に開設さ
れ、リアルタイムでダイナミックなコミュニケーション
を図ることができ、利用者の興味を新たに喚起すること
のできる新規なコミュニケーションシステムを構築する
ことができる。
【0054】また、請求項18記載のコミュニケーショ
ン方法は、サーバ装置にネットワークを介して接続され
た複数のクライアント装置を用いて、各クライアント装
置の利用者が相互にコミュニケーションを行うコミュニ
ケーション方法であって、サーバ装置において、メッセ
ージの送信先の候補となる利用者を所定の基準にて選択
して、この利用者に関する情報をクライアント装置に送
信するマッチング手順と、サーバ装置において、1のク
ライアント装置から、利用者選択手段にて選択された利
用者の全部または一部を特定してメッセージ送信の要求
があると共に、メッセージの内容が特定された際、この
メッセージの内容を、上記特定された利用者のクライア
ント装置に対して送信するメッセージ処理手順と、クラ
イアント装置において、サーバ装置からメッセージの内
容が送信された場合に、少なくともその存在を当該クラ
イアント装置の利用者に認識させるための所定の出力を
行う出力手順とを順次行うことを特徴としている。
【0055】この発明によれば、各手順をコミュニケ−
ションシステムにおいて実行することにより、クライア
ント装置からの要求によってメッセージが直ちに送信さ
れ、リアルタイムでダイナミックなコミュニケーション
を図ることができる。これによって、コミュニケーショ
ンを始める際の煩わしさを解消することができると共
に、利用者を対話に引き付けることができる新規なコミ
ュニケーションシステムを構築することができる。
【0056】また、請求項19記載のコミュニケーショ
ン方法は、サーバ装置にネットワークを介して接続され
た複数のクライアント装置を用いて、各クライアント装
置の利用者が相互にコミュニケーションを行うコミュニ
ケーション方法であって、サーバ装置において、利用者
をネットワーク内において一意に識別するために当該利
用者に対して予め付与された第1識別情報と、利用者を
コミュニケーションシステム内において一意に識別する
ために当該利用者に対して予め付与された第2識別情報
と、少なくとも第1識別情報に対応付けて格納される情
報であって当該利用者に対するサービスの利用可否に関
する許可情報と、を格納するプロフィール格納手順と、
サーバ装置において、クライアント装置から第1識別情
報および第2識別情報が提示されると共に所定のサービ
スの利用要求があった際に、この第1識別情報に対応す
る許可情報を上記プロフィール格納手段から抽出し、こ
の許可情報とクライアント装置から提示された利用要求
とに基づいて、クライアント装置に対するサービスの提
供の可否を判断する認証処理手順とを順次行うことを特
徴としている。
【0057】この発明によれば、各手順をコミュニケ−
ションシステムにおいて実行することにより、第1識別
情報を用いて本システム利用の可否を判断することによ
って、本システムの利用を禁止すべき者によるシステム
利用を確実に排除することができる。すなわち、このよ
うな者が本システムに再入会することによって新たに第
2識別情報を取得した場合であっても、第1識別情報は
ネットワーク内において不変であるため、このような者
を排除することができる。
【0058】また、請求項20記載のコミュニケーショ
ン方法は、サーバ装置にネットワークを介して接続され
た複数のクライアント装置を用いて、各クライアント装
置の利用者が相互にコミュニケーションを行うコミュニ
ケーション方法であって、サーバ装置において、利用者
をコミュニケーションシステム内において一意に識別す
るために当該利用者に対して予め付与された識別情報
と、当該利用者の任意のハンドル名と、を互いに対応さ
せて格納するプロフィール格納手順と、サーバ装置にお
いて、1のクライアント装置から識別情報が提示される
と共に他のクライアント装置に関連する所定のサービス
の利用要求があった際に、この識別情報に対応するハン
ドル名を上記プロフィール格納手段から抽出し、このハ
ンドル名によって上記識別情報を変換するID変換手順
とを順次行うことを特徴としている。
【0059】この発明によれば、各手順をコミュニケ−
ションシステムにおいて実行することにより、各利用者
の識別情報はハンドル名として他の利用者に表示等さ
れ、識別情報がそのまま表示されることがない。したが
って、他の利用者のに識別情報が不用意に漏洩すること
を防止することができる。
【0060】また、本発明は、プログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものであっ
て、請求項21記載の記録媒体は、サーバ装置にネット
ワークを介して接続された複数のクライアント装置を用
いて、各クライアント装置の利用者が相互にコミュニケ
ーションを行うためのプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体であって、サーバ装置におい
て、チャットの参加者の候補となる利用者を所定の基準
にて選択して、この利用者に関する情報をクライアント
装置に送信するマッチング手順と、サーバ装置におい
て、1のクライアント装置から、利用者選択手段にて選
択された利用者の全部または一部を特定してチャット開
始の要求があった際、この特定された利用者のクライア
ント装置と、要求を発した1のクライアント装置とに対
して、チャットを開始するための所定の情報を送信する
チャット処理手順とを順次実行するためのプログラムを
記録している。
【0061】この発明によれば、この記録媒体に記録さ
れたプログラムをコンピュータに読み取らせることによ
って、クライアント装置からの要求によってチャットが
動的に開設され、リアルタイムでダイナミックなコミュ
ニケーションを図ることができ、利用者の興味を新たに
喚起することのできる新規なコミュニケーションシステ
ムを構築することができる。ここで、「コンピュータ読
み取り可能な記録媒体」とは、フロッピーディスク、光
磁気ディスク、ROM、CD−ROMなどの可搬媒体、
コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクなど
の記録装置のことをいう。さらに、「コンピュータ読み
取り可能な記録媒体」とは、インターネットなどのネッ
トワークや電話回線などの通信回線を解してプログラム
を送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的に
プログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライ
アントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ
のように、一定時間プログラムを保持しているものを含
むものとする。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであって良く、さらに前述
した機能をコンピュータシステムにすでに記録されてい
るプログラムとの組み合わせで実現できるものであって
もよい。
【0062】また、請求項22記載の記録媒体は、サー
バ装置にネットワークを介して接続された複数のクライ
アント装置を用いて、各クライアント装置の利用者が相
互にコミュニケーションを行うためのプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、サ
ーバ装置において、メッセージの送信先の候補となる利
用者を所定の基準にて選択して、この利用者に関する情
報をクライアント装置に送信するマッチング手順と、サ
ーバ装置において、1のクライアント装置から、利用者
選択手段にて選択された利用者の全部または一部を特定
してメッセージ送信の要求があると共に、メッセージの
内容が特定された際、このメッセージの内容を、上記特
定された利用者のクライアント装置に対して送信するメ
ッセージ処理手順とを順次実行するためのプログラムを
記録している。
【0063】この発明によれば、この記録媒体に記録さ
れたプログラムをコンピュータに読み取らせることによ
って、クライアント装置からの要求によってメッセージ
が直ちに送信され、リアルタイムでダイナミックなコミ
ュニケーションを図ることができる。これによって、コ
ミュニケーションを始める際の煩わしさを解消すること
ができると共に、利用者を対話に引き付けることができ
る新規なコミュニケーションシステムを構築することが
できる。
【0064】また、請求項23記載の記録媒体は、サー
バ装置にネットワークを介して接続された複数のクライ
アント装置を用いて、各クライアント装置の利用者が相
互にコミュニケーションを行うためのプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、サ
ーバ装置において、利用者をネットワーク内において一
意に識別するために当該利用者に対して予め付与された
第1識別情報と、利用者をコミュニケーションシステム
内において一意に識別するために当該利用者に対して予
め付与された第2識別情報と、少なくとも第1識別情報
に対応付けて格納される情報であって当該利用者に対す
るサービスの利用可否に関する許可情報と、を格納する
プロフィール格納手順と、サーバ装置において、クライ
アント装置から第1識別情報および第2識別情報が提示
されると共に所定のサービスの利用要求があった際に、
この第1識別情報に対応する許可情報を上記プロフィー
ル格納手段から抽出し、この許可情報とクライアント装
置から提示された利用要求とに基づいて、クライアント
装置に対するサービスの提供の可否を判断する認証処理
手順とを順次実行するためのプログラムを記録してい
る。
【0065】この発明によれば、この記録媒体に記録さ
れたプログラムをコンピュータに読み取らせることによ
って、第1識別情報を用いて本システム利用の可否を判
断することによって、本システムの利用を禁止すべき者
によるシステム利用を確実に排除することができる。す
なわち、このような者が本システムに再入会することに
よって新たに第2識別情報を取得した場合であっても、
第1識別情報はネットワーク内において不変であるた
め、このような者を排除することができる。
【0066】また、請求項24記載の記録媒体は、サー
バ装置にネットワークを介して接続された複数のクライ
アント装置を用いて、各クライアント装置の利用者が相
互にコミュニケーションを行うためのプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、サ
ーバ装置において、利用者をコミュニケーションシステ
ム内において一意に識別するために当該利用者に対して
予め付与された識別情報と、当該利用者の任意のハンド
ル名と、を互いに対応させて格納するプロフィール格納
手順と、サーバ装置において、1のクライアント装置か
ら識別情報が提示されると共に他のクライアント装置に
関連する所定のサービスの利用要求があった際に、この
識別情報に対応するハンドル名を上記プロフィール格納
手段から抽出し、このハンドル名によって上記識別情報
を変換するID変換手順とを順次実行するためのプログ
ラムを記録している。
【0067】この発明によれば、この記録媒体に記録さ
れたプログラムをコンピュータに読み取らせることによ
って、各利用者の識別情報はハンドル名として他の利用
者に表示等され、識別情報がそのまま表示されることが
ない。したがって、他の利用者のに識別情報が不用意に
漏洩することを防止することができる。
【0068】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかるコミュニ
ケーションシステムの実施の形態を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限
定されるものではない。
【0069】図1はこの実施の形態にかかるコミュニケ
ーションシステム全体のブロック図、図2はサーバ装置
のブロック図、図3はクライアント装置のブロック図で
ある。本実施の形態にかかるコミュニケーションシステ
ム(本システム)は、図1に示すように、サーバ装置1
と、複数のクライアント装置3とを、インターネット等
のネットワーク2を介して通信可能に接続して構成され
ている。以下、本システムにて提供されるサービスの概
要について説明し、その後、本システムの構成および処
理等の詳細について説明する。
【0070】(サービスの概要)本システムにおいて、
各クライアント装置3の利用者は、他の利用者とコミュ
ニケーションを図るための各種のサービスを利用するこ
とができる。本システムで提供される主たるサービスと
しては、WWW、チャット、および、プライベートメッ
セージ(PBメッセージ)がある。また、これら各サー
ビスを円滑に行なうための補助的なサービスとして、プ
ロフィール参照、オンラインURLロケートリスト、W
WWURLロケートリスト、友達リスト、および、拒否
リストを利用することができる。これら各サービスは、
それぞれ個別的に行うことができる他、複数のサービス
を同一画面上において同時的または連携的に利用するこ
とが可能である。
【0071】主たるサービスのうち、WWWとは、基本
的には従来と同様に、本システムの内部または外部のサ
ーバに格納されたWebページをクライアント装置3に
て閲覧することのできるサービスである。また、チャッ
トとは、従来から知られているように、仮想的な対話室
(チャットルーム)において利用者が相互に対話を行う
ためのサービスである。特に、本システムにおいては、
従来の一般的なチャットとしての機能に加え、他の利用
者に対して能動的にチャットルームを開設することがで
きるという特徴を有する。また、PBメッセージとは、
利用者が他の利用者に対して個別的にメッセージを送信
するものである。特に、従来の電子メールに比べて、リ
アルタイム性を有すると共に、他の利用者に対して能動
的にメッセージを送信することができるという特徴を有
する。
【0072】また、補助的なサービスのうち、プロフィ
ール参照とは、各クライアント装置3の利用者が自己の
プロフィールをサーバ装置1内に登録しておくことがで
き、このプロフィールを他の利用者が必要に応じて参照
することのできるサービスである。各利用者は、このプ
ロフィール参照を行なうことにより、後述する友達リス
トまたは拒否リストを作成等する際の参考にすることが
できる。
【0073】また、オンラインURLロケートリストと
は、各利用者に対して、本システムにオンラインしてい
る他の利用者の存在等を知らせるサービスである。ま
た、WWWURLロケートリストとは、WWWサービス
を利用している各利用者に対して、この利用者と同一の
Webページを閲覧している他の利用者の存在等を知ら
せるサービスである。各利用者は、これらオンラインU
RLロケートリストやWWWURLロケートリストを参
照することにより、同一の趣味等を有する他の利用者を
探すことが容易になり、また、後述する友達リストまた
は拒否リストを作成等する際の参考にすることができ
る。
【0074】また、友達リストとは、各利用者が他の利
用者を自己の友達であるとしてサーバ装置1に登録して
おくことができるサービスである。この友達リストは、
チャットサービスやPBメッセージサービスにおいて送
信先等を選択する際に参照することができ、コミュニケ
ーションの輪が広がると共に、選択操作が容易になる。
また、拒否リストとは、各利用者が他の利用者をコミュ
ニケーションを取りたくない利用者(被拒否者)である
としてサーバ装置1に登録しておくことができるサービ
スである。この拒否リストに登録された被拒否者からチ
ャットの参加呼びかけやPBメッセージの送信があった
場合には、これらコミュニケーション要求を自動的に拒
否することができる。
【0075】(システム構成―サーバ装置)このような
各種サービスを提供するための本システムの構成につい
て説明する。まず、サーバ装置1について説明する。図
2においてサーバ装置1は、概略的に、リクエスト実行
部10、接続監視部11、ID変換部12、マッチング
部13、複数のデータベースシステム、および、通信イ
ンターフェース(通信IF)14を備えて構成されてお
り、これら各部はネットワークやバス等の通信路15を
介して通信可能に接続されている。このサーバ装置1
は、さらに、ルータ等の図示しない通信装置および専用
線を介して、ネットワーク2に通信可能に接続されてい
る。
【0076】このサーバ装置1の構成要素のうち、リク
エスト実行部10は、クライアント装置3からの各種サ
ービスの要求を実行する手段である。このリクエスト実
行部10には、利用者が本システムにログインする際の
認証や、各サービスを利用する際の利用可否の判断等の
処理を行なう認証処理部16、WWWに関する処理を行
うWWW処理部17、チャットに関する処理を行うチャ
ット処理部18、および、PBメッセージに関する処理
を行うPBメッセージ処理部19が設けられている。
【0077】また、接続監視部11は、各クライアント
装置3の接続状態を監視する手段である。具体的には、
各クライアント装置3の接続確立状態と、各クライアン
ト装置3に対して最後に送信されたWebページのUR
L(Uniform Resource Locator)とを所定間隔で監視す
る。この監視によって取得された接続確立状態は、接続
状態リストとして、また、取得されたURLはURLロ
ケート元リストとして、それぞれ接続情報保存部20に
一時的に保存される。
【0078】図13には、接続状態リストの構成例を示
す。この図13において接続状態リストは、各利用者の
ユーザIDと、各利用者の接続状態(オンラインまたは
オフライン)とを対応させて構成されている。この接続
状態は、後述する提携ISPから取得することができ
る。また、図14には、URLロケート元リストの構成
例を示す。この図14においてURLロケート元リスト
は、各利用者のユーザIDと、各利用者に最後に送信さ
れたWebページのURLとを対応させて構成されてい
る。なお、本システムの外部のサーバ装置1に格納され
たWebページのURLについては、当該外部のサーバ
装置1の承認の下、当該外部のサーバ装置1から取得す
ることができる。
【0079】また、ID変換部12は、後述するユーザ
IDまたはCommIDと、後述するハンドル名とを、必要に
応じて相互に変換する。この変換によって、各利用者に
は他の利用者のハンドル名のみが表示されることにな
り、ユーザIDやCommIDが不用意に漏洩することを防止
することができる。
【0080】また、マッチング部13は、サーバ装置1
内の各部から取得される情報に基づいて、オンラインU
RLロケートリスト、WWWURLロケートリスト、友
達リスト、および、拒否リストの作成・更新を行う。こ
のうち、オンラインURLロケートリストとWWWUR
Lロケートリストは、接続情報保存部20に保存された
URLロケート元リストに基づいて作成・更新される。
また、友達リストと拒否リストは、後述するプロフィー
ルDB28に格納された友達情報と被拒否者情報に基づ
いて、それぞれ作成・更新される。これら各リストの具
体的な内容については、後述する。このように作成され
た各リストは、マッチング情報保存部21に一時的に保
存される。なお、マッチング部13は、各リストを利用
者に見易いように整列・階層化する機能を有するが、こ
の点については後述する。
【0081】次に、サーバ装置1の各データベースシス
テムについて説明する。これら各データベースシステム
はそれぞれ、各種データを格納するデータベース(D
B)と、このDBに対する情報の書き込みおよび読み込
み(情報操作)等のデータベース管理を行うDBMS(D
atabase Management System)等としてのデータベースア
クセス部(DBアクセス部)とを組み合わせて構成され
ている。
【0082】具体的には、まず、複数のWebページを
格納するWWWDB22と、このWWWDB22に対す
る情報操作を行うWWWDBアクセス部23が設けられ
ている。このWebページとしては、例えば、本システ
ムの初期ページや、利用者情報参照用のベースとなるペ
ージ、あるいは、チャットルームページ等のベースとな
るページが挙げられる。これらWebページは、本シス
テムの管理者または利用者等によって、予めまたは必要
に応じて、HTML(Hypertext Markup Language)ソー
スコードとして作成され、WWWDB22に格納され
る。なお、Webページはいわゆる静的なページに限ら
れず、必要に応じて、CGI(Common Gateway Interfac
e)を達成するためにPerl等にて記述されたスクリプ
トコードや、Javaスクリプトコードを含んだ動的なペー
ジとして構成することができる。これらスクリプトコー
ドの解釈・実行は、上述のWWW処理部17において行
なわれる。
【0083】また、データベースシステムとしては、チ
ャットに関する情報を格納するチャットDB24と、こ
のチャットDB24に対する情報操作を行うチャットD
Bアクセス部25が設けられている。ここで、チャット
に関する情報とは、例えば、チャットルームの開設状態
を示すステータス情報、チャットルーム毎に付与される
ルームID、あるいは、チャットルームに参加するため
に必要となるルームKeyがあり、これらが相互に関連
付けてチャットDB24に格納される。これらチャット
に関する情報は、必要に応じて動的に生成・更新され
る。
【0084】また、データベースシステムとして、PB
メッセージに関する情報を格納するPBメッセージDB
26と、このPBメッセージDB26に対する情報操作
を行うPBメッセージDBアクセス部27が設けられて
いる。ここで、PBメッセージに関する情報とは、例え
ば、クライアント装置3を介して送信されたPBメッセ
ージの送信元、送信先、内容、あるいは、このメッセー
ジの受信の有無があり、これらが相互に関連付けてPB
メッセージDB26に格納される。これらPBメッセー
ジに関する情報も、必要に応じて動的に生成・更新され
る。
【0085】またさらに、利用者情報を格納するプロフ
ィールDB28と、このプロフィールDB28に対する
情報操作を行うプロフィールDBアクセス部29が設け
られている。ここで、利用者情報とは、例えば、ユーザ
ID、パスワード、コミュニケーションID(CommI
D)、本システム上における各利用者のニックネーム
(ハンドル名)、各利用者のプロフィール、友達情報、
拒否情報、利用禁止者リストが含まれる。
【0086】このうち、ユーザIDは、各利用者がIS
P(Internet Service Provider)との間において、自己
のクライアント装置3をインターネットに接続するため
の回線利用契約を行った際に、このISPから利用者に
対して、当該利用者を一意に識別するために付与される
識別情報(第1識別情報)である。またこの時、各利用
者は、当該利用者およびISPのみが知り得る任意のパ
スワードを登録する。なお、ISPとしては、本システ
ムに対して所定情報を提供するための提携関係にあるI
SP(提携ISP)が利用される。また、CommIDは、各
利用者が本システムに入会する際、サーバ装置1から利
用者に対して、当該利用者をシステム内において一意に
識別するために付与される識別情報(第2識別情報)で
ある。
【0087】各利用者のプロフィールとしては、本シス
テム内における自己のニックネームである任意のハンド
ル名、性別、年齢、住所、興味あるジャンル、趣味、血
液型、自己の持つホームページのURL等、各利用者の
属性に関する任意の情報を格納することができる。特
に、このプロフィールは、テキストデータに限られず、
画像や音声等のバイナリデータを格納することができ
る。このプロフィールは、各利用者が本システムに入会
した後の任意のタイミングにて登録することができ、ま
た、必要に応じて編集することができる。
【0088】また、友達情報とは、各利用者によって友
達として登録された他の利用者を一意に特定するための
情報である。また、拒否情報とは、各利用者によって被
拒否者として登録された他の利用者を一意に特定するた
めの情報である。具体的には、これら友達情報および拒
否情報は、上述のユーザIDを用いて構成される。そし
て、利用禁止者リストとは、本システム内において法律
上や倫理上において好ましくない行動を取った利用者が
いた場合、あるいは、その他の任意の理由によって本シ
ステムの利用を禁止すべき利用者がいた場合に、この利
用者(利用禁止者)が本システムを利用することを禁止
するため、当該利用禁止者を一意に特定するためのリス
トである。この利用禁止者リストは、利用禁止者のユー
ザIDを用いて構成されるものであり、本システムの管
理者によって任意のタイミングで格納される。
【0089】さて、これまでにサーバ装置1の各構成要
素について説明したが、図示の各構成要素は機能概念的
なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されて
いることを要しない。例えば、サーバ装置1の各処理機
能のうち、全部または任意の一部は、CPU(Central P
rocessing Unit)および当該CPUにて解釈実行される
プログラムにて実現することができ、あるいは、ワイヤ
ードロジックによるハードウェアとして実現することも
可能である。また、接続情報保存部20やマッチング情
報保存部21は、追記可能な任意の記憶装置、例えば、
RAM(Random Access Memory)やハードディスク(H
D)にて構成することができる。
【0090】さらに、サーバ装置1の分散・統合の具合
的形態は図示のものに限られず、その全部または一部
を、各種の負荷等に応じた任意の単位で、機能的または
物理的に分散・統合して構成することができる。例え
ば、Webページの提供機能に関する部分をWWWサー
バ、チャットの機能に関する部分をチャットサーバ、P
Bメッセージの機能に関する部分をメッセージサーバ
(メールサーバ)、クライアント装置3の利用者の情報
管理機能に関する部分をデータベースサーバとして分散
構成し、これらサーバ群全体として上述のサーバ装置1
を実現することができる。このようにサーバ装置1を分
散構成した場合には、各構成部分をLAN(Local Area
Network)やWAN(Wide Area Network)の如き任意
のネットワークにて通信可能に接続することができる。
なお、実際には、サーバ装置1の構成機能として、さら
にファイアウォールサーバやDNS(Domain Name Syst
em)サーバの機能が付加されるが、これらについては従
来と同様に構成することができるためにその説明を省略
する。
【0091】(システム構成−クライアント装置)次
に、クライアント装置3の構成について説明する。この
クライアント装置3は、図3に示すように、概略的に
は、処理部30、HD31、RAM32、ROM(Read
Only Memory)33、入出力インターフェース(入出力I
F)34、入力装置35、出力装置36、および、通信
IF37を備えて構成されており、これら各部がバス3
8を介してデータ通信可能に接続されている。このクラ
イアント装置3は、例えば、パーソナルコンピュータに
よって、あるいは、一部の機能をゲームに特化させた家
庭用または業務用のゲーム機によって実現することがで
きる。
【0092】このクライアント装置3の処理部30は、
HTML文章の解釈を行うHTML解釈部39、PBメ
ッセージの送受信に関する処理を行うPBメッセージ送
受信部40、音声処理を行う音声処理部41を備えて構
成されている。これら各部による処理内容については後
述する。
【0093】これら処理部30の各部は、その全部また
は任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行
されるプログラムにて実現することができる。すなわ
ち、HD31およびROM33には、OS(Operating
System)と協動してCPUに命令を与え、各種処理を行
うためのコンピュータプログラムが格納されている。こ
のコンピュータプログラムは、RAM32にロードされ
ることによって実行され、CPUと協動して各処理部を
構成する。しかしながら、このコンピュータプログラム
は、クライアント装置3に対して任意のネットワークを
介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに
格納されてもよく、必要に応じてその全部または一部を
ダウンロードすることも可能である。このあるいは、各
処理部の全部または任意の一部を、ワイヤードロジック
等によるハードウェアとして実現することも可能であ
る。
【0094】また、入力装置35としては、キーボー
ド、マウス、および、マイク等を用いることができる。
また、後述するモニタも、マウスと協働してポインティ
ングディバイス機能を実現する。この他、クライアント
装置3がゲーム機として実現された場合の入力装置35
としては、キーボードやマウスに代えて、ゲーム機用の
コントローラを用いることができる。また、出力装置3
6としては、モニタ(家庭用テレビを含む)、および、
スピーカを用いることができる。
【0095】このように構成されたクライアント装置3
は、モデム、TA、ルータ等の通信装置と電話回線を介
して、あるいは、専用線を介して、ネットワーク2に接
続されており、所定の通信規約(例えば、TCP/IP
インターネットプロトコル)に従ってサーバ装置1にア
クセスすることができる。なお、これらサーバ装置1と
クライアント装置3を接続するネットワークとしては、
上述したインターネットに限られず、任意のネットワー
クを利用することができる。
【0096】(各サービスにおける処理)次に、このよ
うに構成された本システムにおいて提供される各サービ
スの具体的な処理等について説明する。図4は各種サー
ビスにおいて各クライアント装置3のモニタに表示され
るページ例である。この図4に示すように、モニタに表
示されるページとしては、ログオン直後に表示される初
期ページP1、オンラインURLロケートを行なうため
のオンラインURLロケートページP2、WWWやWW
WURLロケートを行なうためのWWWページP3、チ
ャットを行なうためのチャットページP4、PBメッセ
ージの送受信を行なうためのPBメッセージページP5
を挙げることができる。
【0097】また、図示は省略するが、この他にも、Co
mmIDの発行を受けるための発行ページや、プロフィール
の登録を行なうための登録ページが表示される。これら
各ページは、相互に任意の順序で移行することができ
る。なお、図4に示したページはあくまで一例であり、
実際には、これら各ページを同一画面に重合させること
があり、また、その他のページが表示されることがあ
る。特に、チャットページP4およびPBメッセージペ
ージP5については、これらを同一画面上で同時に表示
させることがあり、あるいは、オンラインURLロケー
トページP2やWWWページP3と同一画面上で同時に
表示させることがある。以下、各サービスの処理を個別
的に示すが、これら各サービスは一連に行うことができ
る。また、各サービスを行う順序は、特記する場合を除
いて、下記の説明順序に限定されず、任意の順序で行う
ことができる。
【0098】(利用者認証−ユーザID発行)最初に、利
用者の認証を行うための処理について説明する。まず、
利用者が提携ISPとの間において回線利用契約を行う
際、この提携ISPから利用者に対してユーザIDが発
行される。また同時に、利用者は任意のパスワードを登
録する。このようなユーザIDの発行とパスワードの登
録は、従来と同様に行うことができる。これらユーザI
Dおよびパスワードは、提携ISPから本システム内の
サーバ装置1に予め提供され、プロフィールDBアクセ
ス部29を介してプロフィールDB28に相互に関連付
けて格納される(以下、各DB22、24、26、28
の情報操作を行なう際の各アクセス部23、25、2
7、29についての記載を省略する)。このユーザID
が本システム内において持つ意味については後述する。
【0099】(利用者認証−CommID発行)次に、利用者
は、最初にサーバ装置1にアクセスした際に、当該サー
バ装置1に対して、本システムに入会するための入会契
約を行う。この際、サーバ装置1から利用者に対してCo
mmIDが付与される。図5はコミュニケーションIDの発
行処理を示すフローチャートである。この図5におい
て、クライアント装置3の利用者が入力装置35を介し
てCommIDの発行を要求すると、この発行要求がサーバ装
置1に対して送信される(ステップS5−1)。この要
求を受けたサーバ装置1では、CommIDを設定するために
必要な情報の入力を行うための入力ページが、クライア
ント装置3に送信される(ステップS5−2)。
【0100】具体的には、クライアント装置3からComm
ID発行要求コマンドと共に当該クライアント装置3の所
在を示すURLが送信され、この発行要求が認証処理部
16に受け渡される。そして、認証処理部16の処理に
よって、WWWDBアクセス部23を介してWWWDB
22から入力ページのHTMLソースコードが抽出さ
れ、このHTMLソースコードがHTTP(Hypertext T
ransfer Protocol)プロトコルにてクライアント端末装
置に対して送信される。また、この際、HTMLソース
コードに含まれるCGI等が実行される。
【0101】この送信を受けたクライアント装置3にお
いては、HTMLソースコードがHTML解釈部39に
て解釈され、この解釈結果に従って、モニタに入力ペー
ジが表示される(ステップS5−3)。この入力ページ
は任意に作成することができ、その図示を省略する。な
お、このようなHTMLソースコードの抽出〜生成〜送
信〜解釈の各処理については、特記する場合を除いて、
下記の処理においても同様であるため、その個別の説明
を省略する。
【0102】このようにモニタに表示された入力ページ
では、少なくともユーザIDとパスワードの入力が促さ
れる。そして、これらが入力ページに入力されると、サ
ーバ装置1に送信される(ステップS5−4、S5−
5)。サーバ装置1の認証処理部16では、送信された
ユーザIDとパスワードに基づいて、プロフィールDB
28を参照して、CommIDを付与するか否かを決定する
(ステップS5−6〜S5−8)。ここでCommIDの付与
が拒否される場合としては、例えば、送信されたユーザ
IDとパスワードがプロフィールDB28に格納されて
いない場合や、送信されたユーザIDに対して既にComm
IDが発行されている場合が挙げられる。このような場合
には、所定のエラーページがWWWDB22から抽出さ
れてクライアント装置3に送信され(ステップS5−
9)、このエラーページがクライアント装置3のモニタ
に表示される(ステップS5−10〜S5−11)。
【0103】一方、ステップS5−8においてCommIDの
付与を拒否する理由がない場合には、認証処理部16に
てCommIDがランダムに生成される。このCommIDは、先に
送信されたユーザID等を関連付けてプロフィールDB
28に格納される(ステップS5−12)。また、この
CommIDを通知するための通知ページが生成され、クライ
アント装置3に送信され表示される(ステップS5−1
3、S5−10、S5−11)。この通知ページの生成
は、WWWDB22から元になるWebページが抽出さ
れ、このページにCommID等を付加して新たなWebペー
ジが作成されることによって行なわれる。これによっ
て、CommIDが利用者に通知される。
【0104】(利用者認証−ログオン)このようにComm
IDの発行を受けた利用者は、このCommID等を用いて本シ
ステムにログオンすることができる。図6はログオン処
理を示すフローチャートである。この図6において、利
用者からログオン要求が送信されると(ステップS6−
1)、サーバ装置1では、認証処理部16の処理によっ
て、WWWDB22からログオンページが抽出され、こ
のログオンページがクライアント装置3に送信され表示
される(ステップS6−2、S6−3)。なお、ログオ
ンページは任意に作成することができ、その図示を省略
する。
【0105】このログオンページにおいて、利用者に
て、ユーザID、パスワード、および、CommIDが入力さ
れ、送信される(ステップS6−4、S6−5)。な
お、2回目以降の入力は、例えば、以前のログオン時に
入力されたユーザID等をCookieとしてクライアント装
置3のHD31に保存し、このCookieを介して送信され
る環境変数をサーバ装置1側で読込みことによって省略
することができる。
【0106】サーバ装置1の認証処理部16では、送信
されたユーザID、パスワード、および、CommIDに基づ
いて、プロフィールDB28を参照して、ログオンを許
可するか否かを決定する(ステップS6−7、S6−
8)。ログオンが拒否される場合としては、例えば、入
力されたユーザID、パスワード、および、CommIDのい
ずれかがプロフィールDB28に格納された内容に一致
しない場合と、入力されたユーザIDがプロフィールD
B28の利用禁止者リストに該当する場合が挙げられ
る。このような場合には、エラーページがクライアント
装置3に送信されモニタに表示される(ステップS6−
9〜S6−10)。
【0107】このような認証処理によれば、ユーザID
にて構成される利用禁止者リストを用いてシステム利用
の可否を判断することによって、利用禁止者を確実に排
除することができる。すなわち、利用禁止者が本システ
ムに再入会することによって新たなCommIDを取得した
場合であっても、ユーザIDは不変であるため、利用禁
止者を排除することができる。さらに必要に応じて、利
用者がISPに入会する時に示した当該利用者の住所や
氏名を利用禁止者リストに登録し、これら住所等に基づ
いて、利用禁止者か否かを判断してもよい。この場合に
は、利用禁止者がISPに再入会して新たなユーザID
を取得した場合であっても、この利用禁止者を排除する
ことができる。
【0108】一方、ステップS6−8においてログオン
を拒否する理由がない場合には、認証処理部16によっ
てセッションIDが発行されると共に(ステップS6−
12)、初期ページP1がWWWDB22から抽出され
る(ステップS6−13)。そして、これらセッション
IDと初期ページP1がクライアント装置3に送信され
て、初期ページP1がモニタに表示される(ステップS
6−11)。
【0109】この初期ページP1は任意の内容にて構成
することができ、また、初期ページP1を省略して、後
述する他のサービス用のページを表示するようにしても
よい。このように表示されるページの選択は、例えば、
クライアント装置3のHD31に保存されたCookieに任
意のURLを格納しておき、ログオン直後にこのCookie
からURLを読み込むことによって自動的に行うことが
できる。なお、上述のステップS6−12において発行
されたセッションIDは、本システムからログアウトす
るまで継続的に使用されるものであり、クライアント装
置3からサーバ装置1に対して何らかの要求を行なう毎
に送信されて、クライアント装置3の認証状態等を確認
するために使用される。以降、このセッションIDの送
受処理については省略する。
【0110】(プロフィール登録)このように表示され
た初期ページP1から、あるいは、本システム内の他の
ページから、登録ページに移行することができる。この
登録ページにおいて各利用者は、自己のプロフィールを
登録することができる。具体的には、クライアント装置
3から登録要求があると、サーバ装置1の認証処理部1
6の処理によって、WWWDB22から登録ページが抽
出されてクライアント装置3に送信され表示される。こ
の登録ページは任意に作成することができ、その図示を
省略する。
【0111】この登録ページに各利用者が自己のプロフ
ィールを入力すると、このプロフィールが利用者のユー
ザIDと共にサーバ装置1に送信される。そして、プロ
フィールDB28に、ユーザIDとプロフィールが関連
付けて格納される。このプロフィールの登録において
は、テキストデータ以外の音声データおよび画像データ
を登録しておくことができ、例えば、音声データはAI
FF(Audio Interchange File Format)形式、画像デ
ータはJPEG(Joint Photographic Experts Group)形
式にて登録することができる。このように登録されたプ
ロフィールは、後述するオンラインURLロケートリス
ト、WWWURLロケートリスト、友達リスト、また
は、拒否リストを表示している時に、これら各リストに
表示されるハンドル名を選択することによって、各利用
者が自由に呼び出して参照することができる。
【0112】(オンラインURLロケート)この登録ペ
ージから、あるいは、本システム内の他のページから、
オンラインURLロケートページP2に移行することが
できる。図7はオンラインURLロケートページP2の
表示処理を示すフローチャートである。このページには
オンラインURLロケートリストが表示される。このオ
ンラインURLロケートリストは、マッチング部13に
よって作成・更新されて、マッチング情報保存部21に
保存されている。そして、図7に示すように、クライア
ント装置3から要求があった際(ステップS7−1)、
その時点においてマッチング情報保存部21に保存され
ているオンラインURLロケートリストが抽出され(ス
テップS7−2)、このリストを用いてオンラインUR
LロケートページP2が生成されて(ステップS7−
3)、クライアント装置3に送信され表示される(ステ
ップS7−4、S7−5)。
【0113】ここで使用されるオンラインURLロケー
トリストの作成・更新は、クライアント装置3からの要
求の有無に関係ない所定周期で自動的に行なわれる。図
8はマッチング部13によるオンラインURLロケート
リストの作成・更新処理を示すフローチャートである。
この図8において、まず、その時点において接続情報保
存部20に保存されているURLロケート元リストが抽
出され(ステップS8−1)、このリストに対して、I
D変換部12の処理によってユーザIDがハンドル名に
変換される(ステップS8−2)。このような変換を行
なうのは、オンラインURLロケートリストにはユーザ
IDを表示せずに、各利用者のハンドル名のみを表示
し、ユーザIDが他の利用者に知られることを防止する
ためである。
【0114】このように変換されたハンドル名は、マッ
チング部13の処理によって所定基準に従って整列され
る(ステップS8−3)。この整列の基準としては、例
えば、ログオンを確立した順番に整列することができ
る。この時に必要となるログオン時間のデータは、例え
ば、接続状態リストに接続確立の時間を格納しておき、
これを参照することによって取得することができる。ま
た、このように整列されたハンドル名が、モニタに表示
可能な所定数(例えば、100〜300名)を超えてい
る場合には、所定基準に従って一部のハンドル名を削除
することができる。また、マッチング部13は、選択さ
れるハンドル名を、整列順に従って所定数毎に階層化
(グループ化)する。このように更新されたオンライン
URLロケートリストは、マッチング情報保存部21に
保存される(ステップS8−4)。
【0115】図15には、オンラインURLロケートリ
ストの構成例を示す。この図15においてオンラインU
RLロケートリストには、複数のフォルダF1〜F3の
イメージが上下に配置されると共に、各イメージの側方
にはフォルダの名称FN1〜FN3が示されている。各
フォルダは、上述のマッチング部13の階層化によって
作成されるもので、それぞれ所定数(例えば、50人
分)のハンドル名が関連付けられている。そして、任意
のフォルダF1〜F3(図ではフォルダF3)を入力装
置35を介してクリック等にて選択することにより、当
該フォルダF1〜F3に関連付けられた複数のハンドル
名HNが表示される。なお、当然のことながら、このよ
うなイメージやその配置等は一例であり、この他にも、
円形、星形等の任意のイメージを用いて、上述のフォル
ダと同様の機能を達成することができる。
【0116】また、マッチング部13による整列・階層
化の基準としては、上述のようなログオン順以外にも、
他の任意の基準を採用することができる。例えば、プロ
フィールDB28を参照することによって、各ハンドル
名を持つ利用者の趣味、年齢、住所等を抽出して、これ
ら趣味等によってハンドル名をグループ化することもで
きる。この場合には、属性を手掛かりとして、利用者を
容易に検索することができる。
【0117】(WWW)このように表示されたオンライ
ンURLロケートリストから、あるいは、本システム内
の他のページから、WWWに移行することができる。こ
のWWWに関しては、WWW処理部17を介して、一般
的なWWWと同様に行うことができる。
【0118】(WWWURLロケートリスト)このWW
Wにおいては、自動的に、あるいは、利用者による所定
の指示によって、WWWURLロケートリストを表示さ
せることができる。図9はWWWURLロケートリスト
の作成・更新処理を示すフローチャートである。このW
WWURLロケートリストの表示は、概略的には、各ク
ライアント装置3に対して最後に送信されたWebペー
ジのURLに基づいて、接続情報保存部20のURLロ
ケート元リストから必要な情報を取得することによって
行なわれる。すなわち、各クライアント装置3のユーザ
IDと共にWWWURLロケートリストの送信要求があ
ると(ステップS9−1)、その時点においてマッチン
グ情報保存部21に保存されているURLロケート元リ
ストが抽出される(ステップS9−2)。そして、送信
要求を行ったクライアント装置3のユーザIDに基づい
て、当該クライアント装置3に最後に送信されたWeb
ページのURLがURLロケート元リストから取得され
る(ステップS9−3)。
【0119】そして、このURLに基づいて、同一のW
ebページを見ている他の利用者のユーザIDが、UR
Lロケート元リストから抽出される(ステップS9−
4)。このユーザIDは、ID変換部12の処理によっ
てハンドル名に変換される(ステップS9−5)。この
ように変換されたハンドル名は、マッチング部13の処
理によって所定基準に従って整列・階層化され(ステッ
プS9−6)、WWWURLロケートリストとしてクラ
イアント装置3に送信され表示される(ステップS9−
7〜S9−9)。
【0120】図16には、WWWURLロケートリスト
の構成例を示す。この図16においてWWWURLロケ
ートリストは、図15のオンラインURLロケートリス
トとほぼ同様に構成されている。このWWWURLロケ
ートリストの整列・階層化の基準についても、オンライ
ンURLロケートリストの場合と同様に、他の任意の基
準を適用することができる。特に、表示対象となるハン
ドル名がモニタに表示可能な所定数を超えている場合に
は、利用者の検索が容易となるような基準を用いて、表
示するハンドル名を選択することが好ましい。例えば、
プロフィールDB28に友達として登録されている利用
者のハンドル名や、プロフィールDB28に登録されて
いるプロフィールに合致した利用者のハンドル名を優先
的に表示することが好ましい。あるいは、プロフィール
DB28に被拒否者として登録されている利用者のハン
ドル名を除外してもよい。ただし、単にランダムに選択
することも可能である。
【0121】あるいは、WWWURLロケートリスト
を、さらに視覚的な把握性を向上させ得る方法で表示す
ることも可能である。図18には、レーダ状に表示され
たWWWURLロケートリストを示す。この図18にお
いてWWWURLロケートリストは、円形領域40とし
てモニタ上に表示されており、この円形領域40内に
は、その円半径に対応する長さの指示線41が、円心4
2を起点として表示されている。この指示線41は、機
能的に複数(図18では3つ)の線分領域43〜45に
分割されている。
【0122】そして、中央の線分領域44は、利用者が
見ているWebページのURLと同一のURLに接続し
ている利用者の数を表示する領域である。また、円心4
2に最も近い線分領域43は、利用者が見ているWeb
ページのURLより一層上位のURLに接続している利
用者の数を表示する領域、円心42から最も遠い線分領
域45は、利用者が見ているWebページのURLより
一層下位のURLに接続している利用者の数を表示する
領域である。例えば、利用者が見ているWebページの
URLが「http://www.123.com/456/」である場合、線
分領域43は「http://www.123.com」、線分領域44は
「http://www.123.com/456/」、線分領域45は「http:
//www.123.com/456/789/」に接続している利用者の数を
それぞれ表示する。
【0123】そして、各線分領域43〜45には、利用
者の数に応じた数の光点46が表示される。例えば、図
18(a)は指示線41が12時方向に位置する初期状
態を示しており、各線分領域43〜45には、それぞれ
多数の光点46が表示されている。この指示線41は、
経過時間に対応して所定角度だけ回転し、回転する毎に
同様の表示を行う。そして、各回転位置において表示さ
れた光点46は、次にその位置に指示線41が到達する
まで、継続して点灯する。例えば、図18(b)は指示
線41が3時方向に回転した状態を示しており、この方
向に回転する迄の間に、多数の光点46が表示されてい
る。
【0124】このように表示されるWWWURLロケー
トリストにおいて、各線分領域43〜45のいずれかが
クリック等にて選択されると、選択された各線分領域4
3〜45によって表示されているURLに接続している
他の利用者が、図16に示す如きWWWURLロケート
リストとして再表示される。このようなレーダ状のWW
WURLロケートリストを用いた場合、各利用者は、自
己の見ているWebページのURLや、その近傍層のU
RLを見ている利用者の数を一見して把握することがで
き、特に、時間経過に伴う利用者の数の変化を視覚的に
把握することができる。
【0125】(友達リスト、拒否リスト)次に、友達リ
ストまたは拒否リストを作成・更新する処理について説
明する。図10は友達リストまたは拒否リストの作成・
更新処理を示すフローチャートである。これらリストの
作成・更新は、オンラインURLロケートリストまたは
WWWURLロケートリストを用いて行なうことができ
る。具体的には、各利用者は、これら友達リストまたは
拒否リストがモニタに表示されている状態において、こ
れらリスト中の任意のハンドル名を選択すると共に、プ
ルダウンメニュー等にて「友達リストへ追加」または
「拒否リストへ追加」の指示を行う。すると、この指示
を行なった利用者のユーザID、選択されたハンドル
名、および、友達リストまたは拒否リストを区別する種
別情報が、サーバ装置1に送信される(ステップS10
−1)。
【0126】サーバ装置1では、認証処理部16の処理
によって、クライアント装置3から送信されたハンドル
名に対応する他の利用者のユーザIDが、プロフィール
DB28から抽出される(ステップS10−2)。そし
て、この抽出されたユーザIDが、クライアント装置3
から送信されたユーザIDに関連付けて、また、種別情
報に応じて、友達または被拒否者としてプロフィールD
B28に登録される(ステップS10−3)。
【0127】なお、友達リストへの友達の登録は、友達
として選択された他の利用者によって拒否されていない
ことを条件としてもよい。すなわち、友達の登録の際、
友達として選択された他の利用者によって被拒否者とし
て登録されている者のユーザIDをプロフィールDB2
8から抽出し、このユーザIDに、登録指示を行った利
用者のユーザIDが一致する場合には、この登録を拒否
するようにしてもよい。この処理は、認証処理部16に
て行うことができる。
【0128】その後、クライアント装置3から友達リス
トまたは拒否リストの送信要求があった際に、マッチン
グ部13によって、プロフィールDB28に友達または
被拒否者として登録された利用者のユーザIDが抽出さ
れる(ステップS10−4)。また、このように抽出さ
れたユーザIDの接続状態が、接続状態リストから抽出
される(ステップS10−5)。ステップS10−4で
抽出されたユーザIDは、ID変換部12にてハンドル
名に変換され(ステップS10−6)、このハンドル名
はマッチング部13にて所定の基準で整列・階層化され
る(ステップS10−7)。
【0129】そして、このように整列されたハンドル名
に対して、ステップS10−5で抽出された接続状態を
付加することにより、友達リストまたは拒否リストが作
成・更新され、マッチング情報保存部21に保存される
(ステップS10−8)。このように作成された友達リ
ストまたは拒否リストは、クライアント装置3からの任
意のタイミングにおける送信要求があった際に、このマ
ッチング情報保存部21から呼び出されて、クライアン
ト装置3のモニタに表示される。
【0130】図17には、友達リストの一例を示す。こ
の友達リストには、友達として登録された利用者のハン
ドル名が、フォルダにて階層化されている。また、ハン
ドル名の側方には、当該ハンドル名に対応するクライア
ント装置3の接続状態を示すステータスマークM1〜M
3が表示されており、このステータスマークM1〜M3
が点灯している時にはオンライン、消灯している時には
オフラインであることが分かる(図17においては、M
1、M2のみが点灯している状態を示す)。なお、当然
のことながら、このような接続状態の表示方法は任意で
ある。
【0131】(チャット)次に、チャットについて説明
する。本システムにおいて利用できるチャットには、オ
ンラインURLロケートリストやWWWURLロケート
リストに表示された利用者同士のチャット(URLチャ
ット)、友達リストに表示された利用者同士のチャット
(友達チャット)、その他、これらリストとは関連しな
い不特定の利用者同士のチャットがある(不特定チャッ
ト)。このうち、不特定チャットは、基本的には、従来
のチャットと同様に行うことができる。すなわち、UR
L指定やメニュー指定によって既に開設されているチャ
ットルームを選択し、このチャットルームに参加して対
話を行うことができる。
【0132】また、URLチャットおよび友達チャット
は、チャット候補の選択方法が違う点を除いて、同様に
行うことができる。すなわち、URLチャットを行う場
合には、オンラインURLロケートリストやWWWUR
Lロケートリストからチャット相手を選択することがで
き、友達チャットを行う場合には、友達リストからチャ
ット相手を選択することができる。
【0133】(チャット−友達チャット)以下、この友
達チャットを行う場合を例にとって説明する。図11は
友達チャットの開設処理を示すフローチャートである。
いま、クライアント装置3のモニタに友達リストが表示
されている場合において、この友達リストに表示された
ハンドル名のうち、オンラインのハンドル名が任意に選
択されると共に、チャットの開設が要求されると、クラ
イアント装置3の利用者のユーザIDと、選択されたハ
ンドル名がサーバ装置1に送信される(ステップS11
−1)。すると、サーバ装置1では、チャット処理部1
8にてチャット開設が処理される。すなわち、ID変換
部12にて選択されたハンドル名がユーザIDに変換さ
れ(ステップS11−2)、また、チャットDB24か
らチャット開設のためのルームIDおよびルームKey
が取得される。またさらに、WWWDB22からチャッ
トページが取得される。このチャットページは、チャッ
トページの基本データに対して、当該チャットページが
送信される利用者のハンドル名等を付加して新たなペー
ジを生成することによって取得することができる。
【0134】このように取得されたルームID、ルーム
Key、およびチャットページは、チャット開設を要求
したクライアント装置3と、ID変換部12にて変換さ
れたユーザIDに対応するクライアント装置3に送信さ
れる(ステップS11−3)。クライアント装置3で
は、チャットページが送信されると、HTML解釈部3
9を介してチャットページが解釈されてモニタに表示さ
れる(ステップS11−4〜S11−7)。すなわち、
クライアント装置3の利用者にとっては、自己のクライ
アント装置3のモニタに突然にチャットページが表示さ
れることになる。したがって、この利用者に対して能動
的に対話することができる。
【0135】なお、チャットの開設は、チャットの相手
として選択された他の利用者によって拒否されていない
ことを条件としてもよい。すなわち、チャット開設の
際、チャットの相手として選択された他の利用者によっ
て被拒否者として登録されている者のユーザIDをプロ
フィールDB28から抽出し、このユーザIDに、チャ
ット開設の指示を行った利用者のユーザIDが一致する
場合には、この登録を拒否するようにしてもよい。この
処理は、認証処理部16にて行うことができる。このよ
うな要求拒否は、後述するPBメッセージにおいても同
様に行うことができる。
【0136】チャットページを表示した以降は、従来の
チャットと同様の処理によってチャット対話を行うこと
ができる。すなわち、一人の参加者がチャットページに
発言を書き込んで送信指示を出すと、この発言がルーム
IDおよびルームKeyと共に、GET方式やPOST
方式にてサーバ装置1に送信される。サーバ装置1のチ
ャット処理部18では、所定間隔で発言送信の有無が確
認され、発言がある場合にのみ、WWWDB22内のチ
ャットページを更新する。各クライアント装置3に表示
されているチャットページの更新は、例えば、チャット
ページを構成するHTML中に記述されたMETAタグ
のRefresh機能を使って、一定間隔で同ページを読み直
すようにすることによって自動的に行われる。なお、本
システムにおけるチャットでの発言は、テキスト入力の
みならず、入力装置35のマイクを用いた音声入力によ
っても行うことができる。この場合に入力された音声デ
ータは、チャット相手のクライアント装置3の音声処理
部41にて処理され、出力装置36のスピーカから音声
として出力される。
【0137】ここで、チャットの参加者は、現在のチャ
ット参加者の一部のみを選択して、個別的なチャットを
行うことができる。この選択は、上述と同様に友達リス
トに基づいて行うことができ、上述と同様の処理によっ
て個別のチャットが開設される。すなわち、サーバ装置
1のチャット処理部18の処理によって、チャットDB
24から新たなルームIDおよびルームKeyが取得さ
れ、クライアント装置3に送信される。また、WWWD
B22から新たなチャットページが取得されて、クライ
アント装置3に送信され表示される。この新たなチャッ
トページは、最後に送信されたチャットページのデータ
に対して、新たなチャットページの領域データ等を付加
して新たなページを生成することによって取得すること
ができる。
【0138】この個別的なチャットページは、当該チャ
ットページのルームKeyを取得していないクライアン
ト装置3のモニタには一切表示されることがないので、
利用者a、cは秘密性のある個別的な会話を行うことが
できる。このような個別的なチャットルームは、サーバ
装置1やクライアント装置3の処理負荷上の問題や、モ
ニタの表示領域上の問題において許容される範囲内で、
無制限に増やすことができる。
【0139】このようなチャットページの表示例を図1
9に示す。ここでは、クライアント装置3Aの利用者a
(ハンドル名:aちゃん)、クライアント装置3Bの利
用者b(ハンドル名:bちゃん)、クライアント装置3
Cの利用者c(ハンドル名:cちゃん)が相互に友達リ
ストに登録されているものとする。そして、利用者aが
「bちゃん」および「cちゃん」を選択してチャットの
開始を要求すると、上述の処理によって、クライアント
装置3A〜CのモニタにチャットページP4が表示され
る。そして、これら三者によってチャットを行なうこと
ができる。さらに、利用者aによって「cちゃん」が個
別的に選択されてチャットの開始が要求されると、上述
の処理によって、クライアント装置3A、Cに対しての
み新たなチャットページP4’が送信され表示される。
そして、このチャットページP4’を用いて、これら二
者間で個別的なチャットを行なうことができる。
【0140】(PBメッセージ)最後に、PBメッセー
ジを実行するための処理について説明する。図12はP
Bメッセージの実行処理を示すフローチャートである。
このPBメッセージを送信するためには、送信先を選択
する必要があるが、この選択は、オンラインURLロケ
ートリストやWWWURLロケートリスト、あるいは、
友達リストを用いて行うことができる。例えば、クライ
アント装置3Aのモニタに、チャットページと共に友達
リストが表示されている状態において、友達リストに表
示されたハンドル名のうち、PBメッセージを送信した
い相手のハンドル名を選択してPBメッセージの送信を
要求すると、この要求がPBメッセージ送受信部40に
て処理される。
【0141】このPBメッセージ送受信部40の処理に
よって、まず、メッセージ入力用のページがクライアン
ト装置3Aのモニタに表示される。この入力用のページ
は、少なくともメッセージ内容を入力する入力欄を備え
ている。そして、利用者aがこの入力欄にメッセージ内
容を入力して送信指示をすると、このメッセージ内容、
先に選択されたハンドル名、および、利用者aのユーザ
IDがサーバ装置1に送信される(S12−1)。な
お、メッセージ内容は、テキストデータに限られず、画
像データや音声データとして作成することができる。
【0142】サーバ装置1では、ID変換部12の処理
によって、送信されたハンドル名がユーザIDに変換さ
れる(S12−2)。そして、PBメッセージ処理部1
9の処理によって、変換されたユーザIDに対応するク
ライアント装置3Bの接続状態が、接続情報保存部20
に保存された接続状態リストを参照することによって判
断される(S12−3)。そして、オフラインの場合に
は、クライアント装置3Aから送信されたユーザIDや
メッセージ内容等を相互に関連付けてPBメッセージD
B26にスプールし(S12−4)、処理を終了する。
この場合のメッセージは、クライアント装置3Bからユ
ーザIDを特定して、スプールメッセージ有無の問い合
わせがあった時に送信される。
【0143】一方、ステップS12−3においてオンラ
インの場合には、変換されたユーザIDに対応するクラ
イアント装置3Bに対して、メッセージの受信可否を問
い合わせる問い合わせページと、メッセージ内容とが送
信される(S12−5)。これを受けたクライアント装
置3Bでは、まず、問い合わせページのみが表示される
ので(S12−6、S12−7)、利用者はメッセージ
の受信可否を入力する。受信可の入力があった場合にの
み、メッセージ内容がモニタまたはスピーカにて出力さ
れる(S12−8、S12−9)。そして、この受信可
否の結果を示す情報が、サーバ装置1に送信される(S
12−10)。この情報は、サーバ装置1を介してクラ
イアント装置3Aに送信され表示される(S12−11
〜S12−14)。これにてPBメッセージの送信処理
が終了する。
【0144】図20には問い合わせページおよびPBメ
ッセージページの表示例を示す。まず、図20(a)に
示すように、問い合わせページには、送信者のハンドル
名HMと、受信可否を入力するための入力部として「受
信Y/N」の文字が表示されている。また、音声や画像
によるメッセージ内容がある場合には、その旨を示すイ
メージIMが表示される。そして、受信者は、「Y」ま
たは「N」をクリック等にて選択することによって、上
述の受信可否の入力を行うことができる。あるいは、イ
メージIMをクリックした場合には、受信可の入力を行
ったものとみなされる。
【0145】このように受信可の入力を行った場合に
は、図20(b)のPBメッセージページが表示され
る。このページには、送信者のハンドル名HMと、メッ
セージ内容MNが表示される。なお、音声メッセージが
ある場合には、メッセージ内容MNに代えて、または、
メッセージ内容MNと共に、音声メッセージがスピーカ
出力される。
【0146】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
コミュニケーションシステムによれば、クライアント装
置の利用者がチャット開設を要求すると、動的にチャッ
トルームが開設される。したがって、現実と同様に、ま
たは、現実以上に、リアルタイムでダイナミックなコミ
ュニケーションを図ることができ、利用者の興味を新た
に喚起することのできる新規なコミュニケーションシス
テムを構築することができる。
【0147】また、請求項2記載のコミュニケーション
システムによれば、クライアント装置の利用者がメッセ
ージを送信すると、このメッセ−ジの存在やその内容が
直ちに送信されるので、コミュニケーションを始める際
の煩わしさを解消することができると共に、利用者を対
話に引き付けることができる新規なコミュニケーション
システムを構築することができる。
【0148】また、請求項3記載のコミュニケーション
システムによれば、同じWebページを見ている他の利
用者を容易に知ることができ、また、このような利用者
に対してチャットやPBメッセージを行うことができる
ので、コミュニケーションの輪を次々に広げていくこと
ができる。
【0149】また、請求項4記載のコミュニケーション
システムによれば、本システム上で出会った他の利用者
を友達リストとして登録しておき、この友達リストを見
ながらチャットやメッセージ送信の相手を選択すること
ができるので、一層親密なコミュニケーションを行うこ
とができる。
【0150】また、請求項5記載のコミュニケーション
システムによれば、利用者が多数表示されるような場合
であっても、これら多数の利用者の中から特定の利用者
を容易に検索することができる。したがって、コミュニ
ケーションを一層円滑に行うことができる。
【0151】また、請求項6記載のコミュニケーション
システムによれば、自分の嫌いな相手等を拒否リストと
して予め登録しておくことにより、この相手からの要求
を自動的に拒否することができる。したがって、不適切
なコミュニケーションを制限することができる。
【0152】また、請求項7記載のコミュニケーション
システムによれば、本システムの利用を禁止すべき者
が、本システム内での識別番号を変更したような場合に
おいても、この者によるシステム利用を確実に排除する
ことができる。
【0153】また、請求項8記載のコミュニケーション
システムによれば、各利用者の識別情報はハンドル名と
して他の利用者に表示等され、識別情報がそのまま表示
されることがない。したがって、他の利用者のに識別情
報が不用意に漏洩することを防止することができる。
【0154】また、請求項9記載のサーバ装置によれ
ば、本サーバ装置を用いてコミュニケ−ションシステム
を構築することにより、クライアント装置からの要求に
よってチャットが動的に開設され、リアルタイムでダイ
ナミックなコミュニケーションを図ることができ、利用
者の興味を新たに喚起することのできる新規なコミュニ
ケーションシステムを構築することができる。
【0155】また、請求項10記載のサーバ装置によれ
ば、本サーバ装置を用いてコミュニケ−ションシステム
を構築することにより、クライアント装置からの要求に
よってメッセージが直ちに送信され、リアルタイムでダ
イナミックなコミュニケーションを図ることができる。
これによって、コミュニケーションを始める際の煩わし
さを解消することができると共に、利用者を対話に引き
付けることができる新規なコミュニケーションシステム
を構築することができる。
【0156】また、請求項11記載のサーバ装置によれ
ば、本サーバ装置を用いてコミュニケ−ションシステム
を構築することにより、各利用者がWebページを見て
いる時に、同じWebページを見ている他の利用者を容
易に知ることができ、また、このような利用者に対して
上述のチャットやPBメッセージを行うことができるの
で、これまで全く知らなかった人と偶発的に出会うこと
ができ、コミュニケーションの輪を次々に広げていくこ
とができる。
【0157】また、請求項12記載のサーバ装置によれ
ば、本サーバ装置を用いてコミュニケ−ションシステム
を構築することにより、本システム上で出会った他の利
用者を友達リストとして登録しておき、この友達リスト
を見ながらチャットやメッセージ送信の相手を選択する
ことができるので、同じ趣味等を有する人とのコミュニ
ケーションを容易に図ることができ、利用者相互の適切
な出会いを促進できて、一層親密なコミュニケーション
を行うことができる。
【0158】また、請求項13記載のサーバ装置によれ
ば、本サーバ装置を用いてコミュニケ−ションシステム
を構築することにより、利用者が多数表示されるような
場合であっても、これら多数の利用者の中から特定の利
用者を容易に検索することができる。したがって、コミ
ュニケーションを一層円滑に行うことができる。
【0159】また、請求項14記載のサーバ装置によれ
ば、本サーバ装置を用いてコミュニケ−ションシステム
を構築することにより、自分の嫌いな相手等を拒否リス
トとして予め登録しておくことにより、この拒否リスト
に登録された相手からチャット開設やメッセージ送信の
要求を受けた場合であっても、この要求を自動的に拒否
することができる。したがって、不適切なコミュニケー
ションを制限することができる。
【0160】また、請求項15記載のサーバ装置によれ
ば、本サーバ装置を用いてコミュニケ−ションシステム
を構築することにより、本システムの利用を禁止すべき
者が、本システム内での識別番号を変更したような場合
においても、この者によるシステム利用を確実に排除す
ることができる。
【0161】また、請求項16記載のサーバ装置によれ
ば、本サーバ装置を用いてコミュニケ−ションシステム
を構築することにより、各利用者の識別情報はハンドル
名として他の利用者に表示等され、識別情報がそのまま
表示されることがない。したがって、他の利用者のに識
別情報が不用意に漏洩することを防止することができ
る。
【0162】また、請求項17記載のコミュニケーショ
ン方法によれば、各手順をコミュニケ−ションシステム
において実行することにより、クライアント装置からの
要求によってチャットが動的に開設され、リアルタイム
でダイナミックなコミュニケーションを図ることがで
き、利用者の興味を新たに喚起することのできる新規な
コミュニケーションシステムを構築することができる。
【0163】また、請求項18記載のコミュニケーショ
ン方法によれば、各手順をコミュニケ−ションシステム
において実行することにより、クライアント装置からの
要求によってメッセージが直ちに送信され、リアルタイ
ムでダイナミックなコミュニケーションを図ることがで
きる。これによって、コミュニケーションを始める際の
煩わしさを解消することができると共に、利用者を対話
に引き付けることができる新規なコミュニケーションシ
ステムを構築することができる。
【0164】また、請求項19記載のコミュニケーショ
ン方法によれば、各手順をコミュニケ−ションシステム
において実行することにより、本システムの利用を禁止
すべき者が、本システム内での識別番号を変更したよう
な場合においても、この者によるシステム利用を確実に
排除することができる。
【0165】また、請求項20記載のコミュニケーショ
ン方法によれば、各手順をコミュニケ−ションシステム
において実行することにより、各利用者の識別情報はハ
ンドル名として他の利用者に表示等され、識別情報がそ
のまま表示されることがない。したがって、他の利用者
のに識別情報が不用意に漏洩することを防止することが
できる。
【0166】また、請求項21記載のプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、こ
の記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読
み取らせることによって、クライアント装置からの要求
によってチャットが動的に開設され、リアルタイムでダ
イナミックなコミュニケーションを図ることができ、利
用者の興味を新たに喚起することのできる新規なコミュ
ニケーションシステムを構築することができる。
【0167】また、請求項22記載のプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、こ
の記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読
み取らせることによって、クライアント装置からの要求
によってメッセージが直ちに送信され、リアルタイムで
ダイナミックなコミュニケーションを図ることができ
る。これによって、コミュニケーションを始める際の煩
わしさを解消することができると共に、利用者を対話に
引き付けることができる新規なコミュニケーションシス
テムを構築することができる。
【0168】また、請求項23記載のプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、こ
の記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読
み取らせることによって、第1識別情報を用いて本シス
テム利用の可否を判断することによって、本システムの
利用を禁止すべき者によるシステム利用を確実に排除す
ることができる。すなわち、このような者が本システム
に再入会することによって新たに第2識別情報を取得し
た場合であっても、第1識別情報はネットワーク内にお
いて不変であるため、このような者を排除することがで
きる。
【0169】また、請求項24記載のプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、こ
の記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読
み取らせることによって、各利用者の識別情報はハンド
ル名として他の利用者に表示等され、識別情報がそのま
ま表示されることがない。したがって、他の利用者のに
識別情報が不用意に漏洩することを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるコミュニケーショ
ンシステム全体のブロック図である。
【図2】サーバ装置のブロック図である。
【図3】クライアント装置のブロック図である。
【図4】各種サービスにおいて各クライアント装置のモ
ニタに表示されるページ例である。
【図5】コミュニケーションIDの発行処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】ログオン処理を示すフローチャートである。
【図7】オンラインURLロケートページP2の表示処
理を示すフローチャートである。
【図8】マッチング部によるオンラインURLロケート
リストの作成・更新処理を示すフローチャートである。
【図9】WWWURLロケートリストの作成・更新処理
を示すフローチャートである。
【図10】友達リストまたは拒否リストの作成・更新処
理を示すフローチャートである。
【図11】友達チャットの開設処理を示すフローチャー
トである。
【図12】PBメッセージの実行処理を示すフローチャ
ートである。
【図13】接続状態リストの構成例を示す。
【図14】URLロケート元リストの構成例を示す。
【図15】オンラインURLロケートリストの構成例を
示す。
【図16】WWWURLロケートリストの構成例を示
す。
【図17】友達リストの一例を示す。
【図18】レーダ状に表示されたWWWURLロケート
リストを示す。
【図19】チャットページの表示例を示す。
【図20】問い合わせページおよびPBメッセージペー
ジの表示例を示す。
【符号の説明】
1 サーバ装置 10 リクエスト実行部 16 認証処理部 17 WWW処理部 18 チャット処理部 19 PBメッセージ処理部 11 接続監視部 20 接続情報保存部 12 ID変換部 13 マッチング部 14 通信インターフェース 15 通信路 22 WWWDB 23 WWWDBアクセス部 24 チャットDB 25 チャットDBアクセス部 26 PBメッセージDB 27 PBメッセージDBアクセス部 28 プロフィールDB 29 プロフィールDBアクセス部 2 ネットワーク 3 クライアント装置 30 処理部 39 HTML解釈部 40 PBメッセージ送受信部 41 音声処理部 31 HD 32 RAM 33 ROM 34 入出力インターフェース 35 入力装置 36 出力装置 37 通信インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 正臣 東京都新宿区西新宿二丁目6番1号 株式 会社シーエスケイ内 Fターム(参考) 5B075 KK43 KK54 PQ02 PQ05 UU24 5B089 GA11 GB01 JA18 KA04 KC21 KC53 KC54 KC56 KC58 KC59 KE10 KH03 LB14

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ装置にネットワークを介して接続
    された複数のクライアント装置を用いて、各クライアン
    ト装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うコミ
    ュニケーションシステムであって、 サーバ装置は、 チャットの参加者の候補となる利用者を所定の基準にて
    選択して、この利用者に関する情報をクライアント装置
    に送信するマッチング手段と、 1のクライアント装置から、利用者選択手段にて選択さ
    れた利用者の全部または一部を特定してチャット開始の
    要求があった際、この特定された利用者のクライアント
    装置と、要求を発した上記1のクライアント装置とに対
    して、チャットを開始するための所定の情報を送信する
    チャット処理手段とを備え、 クライアント装置は、 サーバ装置からチャットを開始するための所定の情報が
    送信された際、この情報に基づいてチャット用の領域を
    表示する表示手段を備えることを特徴とするコミュニケ
    ーションシステム。
  2. 【請求項2】 サーバ装置にネットワークを介して接続
    された複数のクライアント装置を用いて、各クライアン
    ト装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うコミ
    ュニケーションシステムであって、 サーバ装置は、 メッセージの送信先の候補となる利用者を所定の基準に
    て選択して、この利用者に関する情報をクライアント装
    置に送信するマッチング手段と、 1のクライアント装置から、利用者選択手段にて選択さ
    れた利用者の全部または一部を特定してメッセージ送信
    の要求があると共に、メッセージの内容が特定された
    際、このメッセージの内容を、上記特定された利用者の
    クライアント装置に対して送信するメッセージ処理手段
    とを備え、 クライアント装置は、 サーバ装置からメッセージの内容が送信された場合に、
    少なくともその存在を当該クライアント装置の利用者に
    認識させるための所定の出力を行う出力手段を備えるこ
    とを特徴とするコミュニケーションシステム。
  3. 【請求項3】 サーバ装置のマッチング手段は、現在接
    続が確立しているクライアント装置の利用者であって、
    各クライアント装置に最後に送信された情報に対して、
    同一の情報を最後に送信された他のクライアント装置の
    利用者を選択することを特徴とする請求項1または2記
    載のコミュニケーションシステム。
  4. 【請求項4】 サーバ装置のマッチング手段は、現在接
    続が確立しているクライアント装置の利用者であって、
    各クライアント装置の利用者によって特定の関連性があ
    るものとして予め登録された利用者を選択することを特
    徴とする請求項1または2記載のコミュニケーションシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 サーバ装置のマッチング手段は、選択し
    た利用者を、所定の基準に従って整列およびまたは階層
    化することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに
    記載のコミュニケーションシステム。
  6. 【請求項6】 サーバ装置には、1のクライアント装置
    から他のクライアント装置に対する所定の処理が要求さ
    れた際に、当該1のクライアント装置の利用者が、当該
    他のクライアント装置の利用者によって特定の関連性が
    あるものとして予め登録された利用者である場合、上記
    所定の処理の要求を拒否する認証処理手段を備えること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のコミ
    ュニケーションシステム。
  7. 【請求項7】 サーバ装置にネットワークを介して接続
    された複数のクライアント装置を用いて、各クライアン
    ト装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うコミ
    ュニケーションシステムであって、 サーバ装置は、 利用者をネットワーク内において一意に識別するために
    当該利用者に対して予め付与された第1識別情報と、利
    用者をコミュニケーションシステム内において一意に識
    別するために当該利用者に対して予め付与された第2識
    別情報と、少なくとも第1識別情報に対応付けて格納さ
    れる情報であって当該利用者に対するサービスの利用可
    否に関する許可情報と、を格納するプロフィール格納手
    段と、 クライアント装置から第1識別情報および第2識別情報
    が提示されると共に所定のサービスの利用要求があった
    際に、この第1識別情報に対応する許可情報を上記プロ
    フィール格納手段から抽出し、この許可情報とクライア
    ント装置から提示された利用要求とに基づいて、クライ
    アント装置に対するサービスの提供の可否を判断する認
    証処理手段とを備えることを特徴とするコミュニケーシ
    ョンシステム。
  8. 【請求項8】 サーバ装置にネットワークを介して接続
    された複数のクライアント装置を用いて、各クライアン
    ト装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うコミ
    ュニケーションシステムであって、 サーバ装置は、 利用者をコミュニケーションシステム内において一意に
    識別するために当該利用者に対して予め付与された識別
    情報と、当該利用者の任意のハンドル名と、を互いに対
    応させて格納するプロフィール格納手段と、 1のクライアント装置から識別情報が提示されると共に
    他のクライアント装置に関連する所定のサービスの利用
    要求があった際に、この識別情報に対応するハンドル名
    を上記プロフィール格納手段から抽出し、このハンドル
    名によって上記識別情報を変換するID変換手段とを備
    えることを特徴とするコミュニケーションシステム。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して複数のクライアン
    ト装置に接続されるもので、これら各クライアント装置
    の利用者が相互にコミュニケーションを行うためのコミ
    ュニケーションシステムを構成するサーバ装置であっ
    て、 チャットの参加者の候補となる利用者を所定の基準にて
    選択して、この利用者に関する情報をクライアント装置
    に送信するマッチング手段と、 1のクライアント装置から、利用者選択手段にて選択さ
    れた利用者の全部または一部を特定してチャット開始の
    要求があった際、この特定された利用者のクライアント
    装置と、要求を発した1のクライアント装置とに対し
    て、チャットを開始するための所定の情報を送信するチ
    ャット処理手段とを備えることを特徴とするサーバ装
    置。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して複数のクライア
    ント装置に接続されるもので、これら各クライアント装
    置の利用者が相互にコミュニケーションを行うためのコ
    ミュニケーションシステムを構成するサーバ装置であっ
    て、 メッセージの送信先の候補となる利用者を所定の基準に
    て選択して、この利用者に関する情報をクライアント装
    置に送信するマッチング手段と、 1のクライアント装置から、利用者選択手段にて選択さ
    れた利用者の全部または一部を特定してメッセージ送信
    の要求があると共に、メッセージの内容が特定された
    際、このメッセージの内容を、上記特定された利用者の
    クライアント装置に対して送信するメッセージ処理手段
    とを備えることを特徴とするサーバ装置。
  11. 【請求項11】 上記マッチング手段は、現在接続が確
    立しているクライアント装置の利用者であって、各クラ
    イアント装置に最後に送信された情報に対して、同一の
    情報を最後に送信された他のクライアント装置の利用者
    を選択することを特徴とする請求項9または10記載の
    サーバ装置。
  12. 【請求項12】 上記マッチング手段は、現在接続が確
    立しているクライアント装置の利用者であって、各クラ
    イアント装置の利用者によって特定の関連性があるもの
    として予め登録された利用者を選択することを特徴とす
    る請求項9または10記載のサーバ装置。
  13. 【請求項13】 上記マッチング手段は、選択した利用
    者を、所定の基準に従って整列およびまたは階層化する
    ことを特徴とする請求項9〜12のいずれか一つに記載
    のサーバ装置。
  14. 【請求項14】 1のクライアント装置から他のクライ
    アント装置に対する所定の処理が要求された際に、当該
    1のクライアント装置の利用者が、当該他のクライアン
    ト装置の利用者によって特定の関連性があるものとして
    予め登録された利用者である場合、上記所定の処理の要
    求を拒否する認証処理手段を備えることを特徴とする請
    求項9〜13のいずれか一つに記載のサーバ装置。
  15. 【請求項15】 ネットワークを介して複数のクライア
    ント装置に接続されるもので、これら各クライアント装
    置の利用者が相互にコミュニケーションを行うためのコ
    ミュニケーションシステムを構成するサーバ装置であっ
    て、 利用者をネットワーク内において一意に識別するために
    当該利用者に対して予め付与された第1識別情報と、利
    用者をコミュニケーションシステム内において一意に識
    別するために当該利用者に対して予め付与された第2識
    別情報と、少なくとも第1識別情報に対応付けて格納さ
    れる情報であって当該利用者に対するサービスの利用可
    否に関する許可情報と、を格納するプロフィール格納手
    段と、 クライアント装置から第1識別情報および第2識別情報
    が提示されると共に所定のサービスの利用要求があった
    際に、この第1識別情報に対応する許可情報を上記プロ
    フィール格納手段から抽出し、この許可情報とクライア
    ント装置から提示された利用要求とに基づいて、クライ
    アント装置に対するサービスの提供の可否を判断する認
    証処理手段とを備えることを特徴とするサーバ装置。
  16. 【請求項16】 ネットワークを介して複数のクライア
    ント装置に接続されるもので、これら各クライアント装
    置の利用者が相互にコミュニケーションを行うためのコ
    ミュニケーションシステムを構成するサーバ装置であっ
    て、 利用者をコミュニケーションシステム内において一意に
    識別するために当該利用者に対して予め付与された識別
    情報と、当該利用者の任意のハンドル名と、を互いに対
    応させて格納するプロフィール格納手段と、 1のクライアント装置から識別情報が提示されると共に
    他のクライアント装置に関連する所定のサービスの利用
    要求があった際に、この識別情報に対応するハンドル名
    を上記プロフィール格納手段から抽出し、このハンドル
    名によって上記識別情報を変換するID変換手段とを備
    えることを特徴とするサーバ装置。
  17. 【請求項17】 サーバ装置にネットワークを介して接
    続された複数のクライアント装置を用いて、各クライア
    ント装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うコ
    ミュニケーション方法であって、 サーバ装置において、チャットの参加者の候補となる利
    用者を所定の基準にて選択して、この利用者に関する情
    報をクライアント装置に送信するマッチング手順と、 サーバ装置において、1のクライアント装置から、利用
    者選択手段にて選択された利用者の全部または一部を特
    定してチャット開始の要求があった際、この特定された
    利用者のクライアント装置と、要求を発した1のクライ
    アント装置とに対して、チャットを開始するための所定
    の情報を送信するチャット処理手順と、 クライアント装置において、サーバ装置からチャットを
    開始するための所定の情報が送信された際、この情報に
    基づいてチャット用の領域を表示する表示手順とを順次
    行うことを特徴とするコミュニケーション方法。
  18. 【請求項18】 サーバ装置にネットワークを介して接
    続された複数のクライアント装置を用いて、各クライア
    ント装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うコ
    ミュニケーション方法であって、 サーバ装置において、メッセージの送信先の候補となる
    利用者を所定の基準にて選択して、この利用者に関する
    情報をクライアント装置に送信するマッチング手順と、 サーバ装置において、1のクライアント装置から、利用
    者選択手段にて選択された利用者の全部または一部を特
    定してメッセージ送信の要求があると共に、メッセージ
    の内容が特定された際、このメッセージの内容を、上記
    特定された利用者のクライアント装置に対して送信する
    メッセージ処理手順と、 クライアント装置において、サーバ装置からメッセージ
    の内容が送信された場合に、少なくともその存在を当該
    クライアント装置の利用者に認識させるための所定の出
    力を行う出力手順とを順次行うことを特徴とするコミュ
    ニケーション方法。
  19. 【請求項19】 サーバ装置にネットワークを介して接
    続された複数のクライアント装置を用いて、各クライア
    ント装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うコ
    ミュニケーション方法であって、 サーバ装置において、利用者をネットワーク内において
    一意に識別するために当該利用者に対して予め付与され
    た第1識別情報と、利用者をコミュニケーションシステ
    ム内において一意に識別するために当該利用者に対して
    予め付与された第2識別情報と、少なくとも第1識別情
    報に対応付けて格納される情報であって当該利用者に対
    するサービスの利用可否に関する許可情報と、を格納す
    るプロフィール格納手順と、 サーバ装置において、クライアント装置から第1識別情
    報および第2識別情報が提示されると共に所定のサービ
    スの利用要求があった際に、この第1識別情報に対応す
    る許可情報を上記プロフィール格納手段から抽出し、こ
    の許可情報とクライアント装置から提示された利用要求
    とに基づいて、クライアント装置に対するサービスの提
    供の可否を判断する認証処理手順とを順次行うことを特
    徴とするコミュニケーション方法。
  20. 【請求項20】 サーバ装置にネットワークを介して接
    続された複数のクライアント装置を用いて、各クライア
    ント装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うコ
    ミュニケーション方法であって、 サーバ装置において、利用者をコミュニケーションシス
    テム内において一意に識別するために当該利用者に対し
    て予め付与された識別情報と、当該利用者の任意のハン
    ドル名と、を互いに対応させて格納するプロフィール格
    納手順と、 サーバ装置において、1のクライアント装置から識別情
    報が提示されると共に他のクライアント装置に関連する
    所定のサービスの利用要求があった際に、この識別情報
    に対応するハンドル名を上記プロフィール格納手段から
    抽出し、このハンドル名によって上記識別情報を変換す
    るID変換手順とを順次行うことを特徴とするコミュニ
    ケーション方法。
  21. 【請求項21】 サーバ装置にネットワークを介して接
    続された複数のクライアント装置を用いて、各クライア
    ント装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体であって、 サーバ装置において、チャットの参加者の候補となる利
    用者を所定の基準にて選択して、この利用者に関する情
    報をクライアント装置に送信するマッチング手順と、 サーバ装置において、1のクライアント装置から、利用
    者選択手段にて選択された利用者の全部または一部を特
    定してチャット開始の要求があった際、この特定された
    利用者のクライアント装置と、要求を発した1のクライ
    アント装置とに対して、チャットを開始するための所定
    の情報を送信するチャット処理手順とを順次実行するた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  22. 【請求項22】 サーバ装置にネットワークを介して接
    続された複数のクライアント装置を用いて、各クライア
    ント装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体であって、 サーバ装置において、メッセージの送信先の候補となる
    利用者を所定の基準にて選択して、この利用者に関する
    情報をクライアント装置に送信するマッチング手順と、 サーバ装置において、1のクライアント装置から、利用
    者選択手段にて選択された利用者の全部または一部を特
    定してメッセージ送信の要求があると共に、メッセージ
    の内容が特定された際、このメッセージの内容を、上記
    特定された利用者のクライアント装置に対して送信する
    メッセージ処理手順とを順次実行するためのプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  23. 【請求項23】 サーバ装置にネットワークを介して接
    続された複数のクライアント装置を用いて、各クライア
    ント装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体であって、 サーバ装置において、利用者をネットワーク内において
    一意に識別するために当該利用者に対して予め付与され
    た第1識別情報と、利用者をコミュニケーションシステ
    ム内において一意に識別するために当該利用者に対して
    予め付与された第2識別情報と、少なくとも第1識別情
    報に対応付けて格納される情報であって当該利用者に対
    するサービスの利用可否に関する許可情報と、を格納す
    るプロフィール格納手順と、 サーバ装置において、クライアント装置から第1識別情
    報および第2識別情報が提示されると共に所定のサービ
    スの利用要求があった際に、この第1識別情報に対応す
    る許可情報を上記プロフィール格納手段から抽出し、こ
    の許可情報とクライアント装置から提示された利用要求
    とに基づいて、クライアント装置に対するサービスの提
    供の可否を判断する認証処理手順とを順次実行するため
    のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  24. 【請求項24】 サーバ装置にネットワークを介して接
    続された複数のクライアント装置を用いて、各クライア
    ント装置の利用者が相互にコミュニケーションを行うた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体であって、 サーバ装置において、利用者をコミュニケーションシス
    テム内において一意に識別するために当該利用者に対し
    て予め付与された識別情報と、当該利用者の任意のハン
    ドル名と、を互いに対応させて格納するプロフィール格
    納手順と、 サーバ装置において、1のクライアント装置から識別情
    報が提示されると共に他のクライアント装置に関連する
    所定のサービスの利用要求があった際に、この識別情報
    に対応するハンドル名を上記プロフィール格納手段から
    抽出し、このハンドル名によって上記識別情報を変換す
    るID変換手順とを順次実行するためのプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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