JP2001222260A - 駆動回路一体型液晶表示装置 - Google Patents
駆動回路一体型液晶表示装置Info
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Abstract
る冗長回路を備えた駆動回路一体型液晶表示装置におい
て、シフトレジスタの“L”固定不良だけでなく、
“H”固定不良も救済する。 【解決手段】 駆動回路内に、同一の信号が供給される
2組のシフト回路を有している。また、各シフト回路
は、シフトレジスタ41と、このシフトレジスタ41の
n番目のビット出力端子とn+1番目のビット出力端子
とに接続されたEXORゲートDn と、シフトレジスタ
41のn番目のビット出力端子とEXORゲートDn の
出力端子とに接続されたANDゲートAn とにより構成
されている。これらの2組のシフト回路の出力はORゲ
ートに接続され、このORゲートの出力により、例え
ば、ゲートバスラインに走査信号が供給される。
Description
的に形成されて表示部の画素を駆動する駆動回路を備え
た駆動回路一体型液晶表示装置に関し、特に駆動回路内
のシフトレジスタの不良を救済する冗長回路を備えた駆
動回路一体型液晶表示装置に関する。
もに低電圧で駆動できて消費電力が少ないという長所が
あり、各種電子機器に広く使用されている。特に、TF
T(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)等の能
動素子が画素毎に設けられたアクティブマトリクス方式
の液晶表示装置は、表示品質の点でもCRT(Cathode-
Ray Tube)に匹敵するほど優れたものが得られるように
なり、近年、携帯テレビやパーソナルコンピュータ等の
ディスプレイにも使用されるようになった。
の間に液晶を封入した構造を有している。それらの透明
基板の相互に対向する2つの面(対向面)のうち、一方
の面側には対向電極、カラーフィルタ及び配向膜等が形
成され、また他方の面側にはアクティブマトリクス回
路、画素電極及び配向膜等が形成されている。更に、各
透明基板の対向面と反対側の面には、それぞれ偏光板が
貼り付けられている。
て、ポリシリコンTFTが使用されるようになった。ア
モルファスシリコンTFTの場合は駆動速度が遅いの
で、画素駆動用のドライバ集積回路(以下、ドライバI
Cという)を別途用意して液晶パネルと接続する必要が
あるが、ポリシリコンTFTは駆動速度が速いので、ド
ライバ回路を液晶パネルと一体的に形成することができ
る。これにより、ドライバICを用意する必要がなく、
液晶表示装置のコストを低減することができるという利
点がある。
を示すブロック図、図10は従来の液晶表示装置の液晶
パネルの構成を示す模式図である。なお、この例では、
XGA表示(1024×768ピクセル)対応の液晶表
示装置について説明する。制御回路50は、データ処理
回路51及びタイミング発生回路52により構成されて
いる。データ処理回路51は、パーソナルコンピュータ
等から画像データRGBを入力し、シリアル−パラレル
変換して所定のタイミングで画像データD1〜D96を
出力する。タイミング発生回路52は、水平同期信号H
-sync 及び垂直同期信号V-sync を入力し、1垂直同期
期間の始まりを示すゲートスタート信号GSI 、水平同期
信号H-sync に同期したゲートクロックGCLK及びその反
転信号/GCLK 、1水平同期期間の始まりを示すデータス
タート信号DSI 、画像データD1〜D96の転送タイミ
ングを示すデータクロックDCLK及びその反転信号/DCLK
を生成して出力する。
示部61、データドライバ62、ゲートドライバ63に
より構成されている。この例では、表示部61に、水平
方向に3072(1024×3(RGB))個、垂直方
向に768個の画素71が並んでいる。各画素71に
は、それぞれTFT72と、補助容量73とが設けられ
ている。なお、図10では画素71を模式化して図示し
ており、実際の画素は、画素電極及び対向電極と、それ
らの間の液晶とにより構成されている。
072本のデータバスライン74と、水平方向に延びる
768本のゲートバスライン75が形成されている。T
FT72のソースは画素電極に接続され、ドレインはデ
ータバスライン74に接続され、ゲートはゲートバスラ
イン75に接続されている。データドライバ62は、3
2ビットのシフトレジスタ64と、3072個のアナロ
グスイッチ66により構成されている。シフトレジスタ
64にはデータスタート信号DSI 及びデータクロックDC
LK,/DCLK が入力され、これらの信号に基づいて32個
のビット出力端子から順番に選択信号が出力される。こ
の例では、アナログスイッチ66は96個づつ32のブ
ロックに分けられており、各ブロック毎にシフトレジス
タ64のビット出力端子と接続され、それらのビット出
力端子から出力される信号によりオン−オフする。1つ
のブロックのアナログスイッチ66がオンになると、そ
れらのアナログスイッチ66に接続されている96本の
データバスライン74に、画像データD1〜D96が供
給される。
トのシフトレジスタ67により構成されている。このシ
フトレジスタ67はゲートスタート信号GSI 及びゲート
クロックGCLK,/GCLK を入力し、1垂直同期期間内に各
出力ビットを順番に1水平同期期間だけアクティブにす
る。シフトレジスタ67の各ビット出力端子はゲートバ
スライン75に接続されており、ビット出力端子から出
力される信号は走査信号としてゲートバスライン75に
供給される。
タイミングチャート、図12はゲートドライバ63の動
作を示すタイミングチャートである。図12に示すよう
に、ゲートドライバ63では、垂直同期信号V-sync に
同期したゲートスタート信号GSI によりシフトレジスタ
67がリセットされ、ゲートクロックGCLK,/GCLK に同
期したタイミングでシフトレジスタ67の768個のビ
ット出力が順番に“H”になり、走査信号として出力さ
れる。例えば、シフトレジスタ67の第1番目のビット
出力が“H”になると、1行目のゲートバスライン75
に接続されている3072個のTFTがオン状態とな
る。
バ62では、水平同期信号H-syncに同期したデータス
タート信号DSI によりシフトレジスタ64がリセットさ
れ、データクロックDCLK,/DCLK に同期したタイミング
でシフトレジスタ64の32個のビット出力が順番に
“H”になる。例えば、第1番目のビット出力が“H”
になると、そのビット出力が供給される96個のアナロ
グスイッチ66が同時にオンになり、第1〜第96列目
のデータバスライン74に画像データD1〜D96が伝
達される。これにより、1行目の第1〜第96列目の画
素に画像データD1〜D96が書き込まれる。
ビット出力が“H”になり、1行目の第97〜第192
列目の画素に次の画像データD1〜D96が書き込まれ
る。このようにして、1行目の各画素にそれぞれ画像デ
ータが書き込まれる。次の水平同期期間では、シフトレ
ジスタ回路67の第2番目のビットの出力が“H”にな
り、2行目のゲートバスライン75に接続された307
2個のTFTがオンになる。一方、シフトレジスタ回路
64はデータスタート信号DSI によりリセットされ、デ
ータクロックDCLK,/DCLK に同期したタイミングで32
個のビット出力を順番に“H”にする。これにより、1
行目のときと同様に、2行目の3072個の画素に画像
データが書き込まれる。
部61内の全ての画素にそれぞれ画像データが書き込ま
れ、液晶パネルに画像が表示される。ところで、シフト
レジスタ64,67に不良が発生すると表示不良とな
る。例えば、図13(a)に示すようにシフトレジスタ
67のQn+1 番目のビットが“L”に固定されてしまう
と、Qn+1 番目以降のビットが全て“L”となり、これ
らのビット出力端子に接続されている画素に表示データ
伝達されなくなってしまう。また、図13(b)に示す
ように、Qn+1 番目のビットが“H”に固定されてしま
うと、Qn+1 番目以降のビットが全て“H”となり、こ
れらのビット出力端子に接続されている画素に誤った表
示データが書き込まれてしまう。
晶表示装置の誤動作を回避するために、冗長回路を設け
た液晶表示装置、すなわち、データドライバ又はゲート
ドライバ内にシフトレジスタを2系統以上設けた液晶表
示装置が提案されている(特開平6−324651号及
び特開平9−68950号等)。図14は、このような
液晶表示装置の一例を示す図である。この図14は、冗
長回路を備えた液晶表示装置のゲートドライバを示す。
a,81bにそれぞれ同じ信号(GSI,GCLK,/GCLK )
を供給し、シフトレジスタ81a,81bのn番目のビ
ット出力Qn をn番目の2入力ORゲートCn に入力し
て、これらのORゲートCn の出力Bn を走査信号とし
てゲートバスライン75に供給する。このように、シフ
トレジスタ81aの出力とシフトレジスタ81bの出力
とをORゲートCn に入力し、ORゲートCn の出力B
n を走査信号として表示部に供給することにより、シフ
トレジスタの不良による液晶表示装置の歩留まり低下を
回避することができる。なお、上記の例でゲートドライ
バ側に冗長回路を設けた場合について説明したが、デー
タドライバ側に冗長回路を設けることもできる。
に示す方式では、シフトレジスタのビットが“L”に固
定される“L”固定不良ならば救済することができる
が、シフトレジスタのビットが“H”に固定される
“H”固定不良の場合は、ORゲートの出力が常時
“H”となるので、救済することができない。
固定不良だけでなく、“H”固定不良も救済できる駆動
回路一体型液晶表示装置を提供することである。
ネルに一体的に形成されて表示部の画素を駆動する駆動
回路を備えた駆動回路一体型液晶表示装置において、前
記駆動回路が、同一信号が入力される第1のシフトレジ
スタ及び第2のシフトレジスタと、前記第1のシフトレ
ジスタのi番目(但し、iは1からシフトレジスタのビ
ット数−1までの任意の整数)のビット出力とi+1番
目のビット出力とを比較し、両者の論理値が異なるとき
にはアクティブ信号を出力し、両者の論理値が同じとき
に非アクティブ信号を出力する第1の比較回路と、前記
第2のシフトレジスタのi番目のビット出力とi+1番
目のビット出力とを比較し、両者の論理値が異なるとき
にはアクティブ信号を出力し、両者の論理値が同じとき
に非アクティブ信号を出力する第2の比較回路と、前記
第1の比較回路の出力及び前記第2の比較回路の出力の
少なくとも一方がアクティブのときにアクティブ信号を
出力し、いずれも非アクティブのときに非アクティブ信
号を出力するゲート回路とにより構成されていることを
特徴とする駆動回路一体型液晶表示装置により解決す
る。
発明においては、少なくとも2つのシフトレジスタ(第
1のシフトレジスタ及び第2のシフトレジスタ)と、各
シフトレジスタのi番目のビット出力とi+1番目のビ
ット出力とを比較して、両者の論理値が異なるときには
アクティブ信号を出力し、両者の論理値が同じときに非
アクティブ信号を出力する比較回路(第1の比較回路及
び第2の比較回路)と、それらの比較回路の出力の少な
くとも一方がアクティブのときにアクティブ信号を出力
し、いずれも非アクティブのときに非アクティブ信号を
出力するゲート回路とを有している。
トレジスタでは、正常な状態ではいずれか1つのビット
がアクティブとなり、他のビットはいずれも非アクティ
ブとなる。従って、正常な状態では、シフトレジスタの
i番目のビット出力とi+1番目のビット出力がいずれ
もアクティブとなることはなく、そのような状態が検出
されたときはシフトレジスタが異常であることがわか
る。
のi番目のビット出力の論理値とi+1番目のビット出
力の論理値が異なるときに、比較回路からアクティブ信
号が出力され、同じときには比較回路から非アクティブ
信号が出力される。従って、シフトレジスタのビット出
力がアクティブ(正の論理のときは“H”、負論理のと
きは“L”)の状態又は非アクティブ(正の論理のとき
は“L”、負論理のときは“H”)の状態に固定された
場合に、比較回路の出力は常に非アクティブとなる。
比較回路の出力の一方がアクティブであり、他方が非ア
クティブのときに、アクティブの信号を次段に伝達す
る。従って、第1のシフトレジスタ及び第2のシフトレ
ジスタのいずれか一方が異常な状態となっても、他方の
シフトレジスタにより正常な動作が実現される。比較回
路は、例えば、シフトレジスタのi番目のビット出力端
子とi+1番目のビット出力端子とに接続されたイクス
クルーシブORゲート(EXORゲート)と、シフトレ
ジスタのi番目のビット出力と前記イクスクルーシブO
Rゲートの出力とに接続されたANDゲートとにより構
成することができる。また、例えば、シフトレジスタの
i番目のビット出力とi+1番目のビット出力とに接続
されたイクスクルーシブNORゲートと、i番目のビッ
ト出力を反転するインバータと、前記イクスクルーシブ
NORゲートの出力と前記インバータの出力とに接続さ
れたNORゲートとにより構成してもよい。ゲート回路
は、例えばORゲートにより構成することができる。
て、添付の図面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
の液晶表示装置の液晶パネルを示すブロック図である。
なお、制御回路については従来と同様であるので、ここ
では制御回路の説明は省略する。
向に3072(1024×3(RGB))個、垂直方向
に768個の画素21が並んでいる。各画素21には、
それぞれTFT22と、補助容量23とが設けられてい
る。また、表示部11には、垂直方向に延びる3072
本のデータバスライン24と、水平方向に延びる768
本のゲートバスライン25とが設けられている。TFT
22のソースは画素21に接続され、ドレインはデータ
バスライン24に接続され、ゲートはゲートバスライン
25に接続されている。
トレジスタ回路14と、3072個のアナログスイッチ
16とにより構成されるデータドライバが形成されてい
る。アナログスイッチ16は、96個づつ32のブロッ
クに分けられており、各ブロックのアナログスイッチ1
6はそれぞれ対応するデータバスライン24と画像デー
タ信号線D1 〜D96との間に接続されている。また、シ
フトレジスタ回路14には、制御回路から出力されるデ
ータスタート信号DSI 及びデータクロックDCLK,/DCLK
が入力され、これらの信号に基づいて32ブロックのア
ナログスイッチ16に順番に選択信号が出力される。
フトレジスタ回路17からなるゲートドライバが形成さ
れている。このシフトレジスタ回路17は、制御回路か
らゲートスタート信号GSI 及びゲートクロックGCLK,/G
CLK を入力し、1垂直同期期間内に各出力ビットを順番
に1水平同期期間だけアクティブ(“H”)にする。シ
フトレジスタ17の出力は、各ゲートバスライン25に
走査信号として供給される。
示す回路図である。ここでは、シフトレジスタ回路17
の構成のみを示すが、シフトレジスタ回路14の構成
も、ビット数が異なること以外は基本的にはシフトレジ
スタ回路17と同様である。この図2に示すように、シ
フトレジスタ回路17は2個の768ビット出力のシフ
ト回路31a,31bと、768個のORゲートCi
(i=1,…,n,…768)とにより構成されてい
る。シフト回路31a,31bは同一の構成を有してお
り、いずれもゲートスタート信号GSI 及びゲートクロッ
クGCLK,/GCLK が入力される。そして、ゲートスタート
信号GSI によりクリアされ、ゲートクロックGCLK,/GCL
K に同期したタイミングで各出力ビットを順番にアクテ
ィブ(“H”)にする。
ト出力端子は、いずれもn番目のORゲートCn の入力
端子に接続されており、ORゲートCn はシフト回路3
1a,31bのn番目のビット出力の少なくとも一方が
“H”のときに出力Bn を“H”とし、シフト回路31
a,31bのn番目のビット出力がいずれも“L”のと
きには出力Bn を“L”とする。他のORゲートもこれ
に準じて動作する。
を示す回路図である。シフト回路31a,31bは、い
ずれも、769ビットシフトレジスタ41と、768個
のEXOR(exclusive OR)ゲートDj(j=1,
…,n,…768)と、768個のANDゲートEjと
により構成されている。EXORゲートDnには、シフ
トレジスタ41のQn 番目のビット出力とQn+1 番目の
ビット出力が入力され、これらのビット出力の一方が
“H”、 他方が“L”のときには“H”を出力し、Qn
番目のビット出力の論理値とQn+1 番目のビット出力の
論理値とが同じときは“L”を出力する。他のEXOR
ゲートの出力もこれに準ずる。
スタ41のn番目のビット出力とn番目のEXORゲー
トDn の出力がいずれも“H”のときに出力An を
“H”とし、少なくとも一方が“L”のときには出力A
n を“L”とする。他のANDゲートの出力もこれに準
ずる。以下、本実施の形態のシフトレジスタ回路の動作
について説明する。図4(a)はシフト回路31aの動
作を示すタイミングチャートであり、図4(b)はシフ
ト回路31bの動作を示すタイミングチャートである。
但し、ここでは、シフト回路31b内のシフトレジスタ
41のQn+1 番目ビットが“L”固定不良の場合を示し
ている。
bのシフトレジスタ41のQn+1 番目のビットが“L”
固定不良の場合は、n+1番目のEXORゲートDn+1
の出力が“L”のままとなり、シフト回路31bのn番
目以降の出力An 〜A768 がいずれも“L”となる。し
かしながら、図4(a)に示すように、シフト回路31
aの出力A1 〜A768 はゲートクロックGCLK,/GCLK に
同期したタイミングで順番に“H”になるので、シフト
レジスタ回路14のORゲートC1 〜C768 の出力B1
〜B768 は、ゲートクロックGCLK,/GCLK に同期したタ
イミングで順番に“H”になる。これにより、表示部1
1の各画素にそれぞれ所定の画像データが書き込まれ
る。
b内のシフトレジスタ41のQn+1番目のビットが
“H”固定不良の場合の動作を示すタイミングチャート
である。図5(b)に示すように、シフト回路31bの
シフトレジスタ41のQn+1 番目のビットが“H”固定
不良の場合も、n+1番目のEXORゲートDn+1 の出
力が“L”のままとなり、シフト回路31bのn番目以
降の出力An 〜A768 がいずれも“L”となる。しかし
ながら、図5(a)に示すように、シフト回路31aの
出力A1 〜A768 はゲートクロックGCLK,/GCLK に同期
したタイミングで順番に“H”になるので、シフトレジ
スタ回路14のORゲートC1 〜C768 の出力B1 〜B
768 は、ゲートクロックGCLK,/GCLK に同期したタイミ
ングで順番に“H”になる。これにより、表示部11の
各画素にそれぞれ所定の画像データが書き込まれる。
フト回路31a,31b内のシフトレジスタ41のいず
れか一方に“L”固定不良又は“H”固定不良が発生し
ても、不良が発生したほうのシフト回路の出力が“L”
になる。これにより、シフトレジスタ回路14の出力、
すなわちORゲートの出力はゲートクロックGCLK,/GCL
K に同期したタイミングで順番に“H”になり、表示部
の各画素には正常に画像データが書き込まれる。本実施
の形態においては、液晶表示装置の製造歩留まりが向上
するという効果が得られる。
示す従来の方式に比べてEXORゲート及びANDゲー
トが必要となるが、これらのEXORゲート及びAND
ゲートはいずれもシフトレジスタや表示部内のTFTと
同時に形成することができるので、製造工程数の増加が
回避される。 (第2の実施の形態)図6は本発明の第2の実施の形態
の液晶表示装置のシフト回路の構成を示す回路図であ
る。本実施の形態においては、シフト回路以外の部分の
構成は第1の実施の形態と基本的に同じであるので、液
晶パネルの構成を示す図1及びシフト回路の構成を示す
図2も参照して説明する。
トシフトレジスタ41と、768個のEXNOR(excl
usive NOR)ゲートFj(j=1,…,n,…76
8)と、768個のインバータGjと、768個のNA
NDゲートHjとにより構成されている。EXNORゲ
ートFn には、シフトレジスタ41のQn 番目のビット
出力とQn+1 番目のビット出力が入力され、これらのビ
ット出力の一方が“H”、 他方が“L”のときには
“L”を出力し、Qn 番目のビット出力の論理値とQn+
1 番目のビット出力の論理値とが同じときは“H”を出
力する。他のEXNORゲートの出力もこれに準ずる。
ット出力の論理値を反転して出力する。また、NORゲ
ートHn は、インバータGn の出力とEXNORゲート
Fnの出力とを入力し、インバータGn の出力及びEX
ORゲートFn の出力の少なくとも一方が“H”のとき
は“L”を出力し、いずれも“L”のときは“H”を出
力する。他のインバータ及びNORゲートの動作もこれ
に準じる。
の動作について説明する。図7(a)はシフト回路31
aの動作を示すタイミングチャートであり、図7(b)
はシフト回路31bの動作を示すタイミングチャートで
ある。但し、ここでは、シフト回路31b内のシフトレ
ジスタ41のQn+1 番目ビットが“L”固定不良の場合
を示している。
bのシフトレジスタ41のQn+1 番目のビットが“L”
固定不良の場合は、n+1番目のEXNORゲートFn+
1 の出力が“H”のままとなり、シフト回路31bのn
+1番目以降の出力An+1 〜A768 がいずれも“L”と
なる。しかしながら、図7(a)に示すように、シフト
回路31aの出力A1 〜A768 はゲートクロックGCLK,
/GCLK に同期したタイミングで順番に“H”になるの
で、シフトレジスタ回路14のORゲートC1 〜C768
の出力B1 〜B768 は、ゲートクロックGCLK,/GCLK に
同期したタイミングで順番に“H”になる。これによ
り、表示部11の各画素にそれぞれ所定の画像データが
書き込まれる。
b内のシフトレジスタ41のQn+1番目のビットが
“H”固定不良の場合の動作を示すタイミングチャート
である。図8(b)に示すように、シフト回路31bの
シフトレジスタ41のQn+1 番目のビットが“H”固定
不良の場合は、n+1番目のEXNORゲートFn+1 の
出力が“H”のままとなり、シフト回路31bのn番目
以降の出力An 〜A768 がいずれも“L”となる。しか
しながら、図8(a)に示すように、シフト回路31a
の出力A1 〜A768 はゲートクロックGCLK,/GCLK に同
期したタイミングで順番に“H”になるので、シフトレ
ジスタ回路14のORゲートC1 〜C768 の出力B1 〜
B768 は、ゲートクロックGCLK,/GCLK に同期したタイ
ミングで順番に“H”になる。これにより、表示部11
の各画素にそれぞれ所定の画像データが書き込まれる。
フト回路31a,31b内のシフトレジスタのいずれか
一方に“L”固定不良又は“H”固定不良が発生して
も、不良が発生したほうのシフト回路の出力が“L”に
なる。これにより、シフトレジスタ回路14の出力部、
すなわちORゲートの出力はゲートクロックGCLK,/GCL
K に同期したタイミングで順番に“H”になり、表示部
の各画素には正常に画像データが書き込まれる。本実施
の形態においては、液晶表示装置の製造歩留まりが向上
するという効果が得られる。
実施の形態ではデータドライバ及びゲートドライバがい
ずれも2系統のシフト回路を有するものとしたが、デー
タドライバ及びゲートドライバのいずれか一方のみが2
系統のシフト回路を有するものとしてもよい。また、デ
ータドライバ又はゲートドライバが、3系統以上のシフ
ト回路により構成されていてもよい。
装置によれば、駆動回路内に少なくとも2つのシフトレ
ジスタと、シフトレジスタのi番目のビット出力とi+
1番目のビット出力を比較する第1の比較回路及び第2
の比較回路と、該第1の比較回路及び第2の比較回路の
出力に応じてアクティブ又は非アクティブの信号を出力
するゲート回路とを有しているので、シフトレジスタの
ビットが“L”に固定される“L”固定不良だけでな
く、“H”に固定される“H”固定不良も救済すること
ができる。これにより、液晶表示装置の歩留まりが向上
するという効果が得られる。
装置の液晶パネルを示すブロック図である。
図である。
る。
の一方が“L”固定不良の場合の動作を示すタイミング
チャートである。
の一方が“H”固定不良の場合の動作を示すタイミング
チャートである。
装置のシフト回路の構成を示す回路図である。
の一方が“L”固定不良の場合の動作を示すタイミング
チャートである。
の一方が“H”固定不良の場合の動作を示すタイミング
チャートである。
示すブロック図である。
の構成を示す模式図である。
ミングチャートである。
ミングチャートである。
良を示すタイミングチャートである。
ライバを示すブロック図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 液晶パネルに一体的に形成されて表示部
の画素を駆動する駆動回路を備えた駆動回路一体型液晶
表示装置において、 前記駆動回路が、 同一信号が入力される第1のシフトレジスタ及び第2の
シフトレジスタと、 前記第1のシフトレジスタのi番目(但し、iは1から
シフトレジスタのビット数−1までの任意の整数)のビ
ット出力とi+1番目のビット出力とを比較し、両者の
論理値が異なるときにはアクティブ信号を出力し、両者
の論理値が同じときに非アクティブ信号を出力する第1
の比較回路と、 前記第2のシフトレジスタのi番目のビット出力とi+
1番目のビット出力とを比較し、両者の論理値が異なる
ときにはアクティブ信号を出力し、両者の論理値が同じ
ときに非アクティブ信号を出力する第2の比較回路と、 前記第1の比較回路の出力及び前記第2の比較回路の出
力の少なくとも一方がアクティブのときにアクティブ信
号を出力し、いずれも非アクティブのときに非アクティ
ブ信号を出力するゲート回路とにより構成されているこ
とを特徴とする駆動回路一体型液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記第1の比較回路は、前記第1のシフ
トレジスタのi番目のビット出力端子とi+1番目のビ
ット出力端子とに接続されたイクスクルーシブORゲー
トと、前記第1のシフトレジスタのi番目のビット出力
端子と前記イクスクルーシブORゲートの出力端子とに
接続されたANDゲートとにより構成され、前記第2の
比較回路は前記第1の比較回路と同一の構成を有し、前
記ゲート回路はORゲートからなることを特徴とする請
求項1に記載の駆動回路一体型液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記第1の比較回路は、前記第1のシフ
トレジスタのi番目のビット出力端子とi+1番目のビ
ット出力端子とに接続されたイクスクルーシブNORゲ
ートと、前記第1のシフトレジスタのi番目のビット出
力を反転するインバータと、前記イクスクルーシブNO
Rゲートの出力端子と前記インバータの出力端子とに接
続されたNORゲートとにより構成され、前記第2の比
較回路は前記第1の比較回路と同一の構成を有し、前記
ゲート回路はORゲートからなることを特徴とする請求
項1に記載の駆動回路一体型液晶表示装置。
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---|---|---|---|
JP2000030108A JP2001222260A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 駆動回路一体型液晶表示装置 |
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JP2000030108A JP2001222260A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 駆動回路一体型液晶表示装置 |
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JP2001222260A true JP2001222260A (ja) | 2001-08-17 |
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JP2000030108A Withdrawn JP2001222260A (ja) | 2000-02-08 | 2000-02-08 | 駆動回路一体型液晶表示装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2001222260A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-02-08 JP JP2000030108A patent/JP2001222260A/ja not_active Withdrawn
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