JP2001222132A - 非接触加熱定着方法及びそれに用いられるトナー - Google Patents

非接触加熱定着方法及びそれに用いられるトナー

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JP2001222132A
JP2001222132A JP2000032199A JP2000032199A JP2001222132A JP 2001222132 A JP2001222132 A JP 2001222132A JP 2000032199 A JP2000032199 A JP 2000032199A JP 2000032199 A JP2000032199 A JP 2000032199A JP 2001222132 A JP2001222132 A JP 2001222132A
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Shinichi Kuramoto
信一 倉本
Masahide Yamashita
昌秀 山下
Yuji Yamashita
裕士 山下
Fumihiro Sasaki
文浩 佐々木
Mitsuo Aoki
三夫 青木
Kazuto Watanabe
和人 渡辺
Takashi Okada
崇 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー像の非接触定着方式において、転写不
良による画像欠陥もなく、従来のものより、より一層、
好適な画像光沢や色の鮮やかさを得ることができる定着
方法及びそのためのトナーを提供すること。 【解決手段】 使用されるトナーとトナーに添加される
添加剤が下記式(I)の関係にあり、且つ該トナーの円
形度が0.93以上であるものとする定着方法及びトナ
ー。 10≦Σ(χ・D・ρt)/(4d・ρa)≦60 (I) ここで、χはトナーを100と置いたときの添加剤量
(重量部)、Dはトナー粒径、ρtはトナーの真比重、
dは添加剤の粒径、ρaは添加剤の真比重である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真静電記録
分野において、オーブン等非接触加熱によるトナー像の
定着方法及びトナーに関する。
【0002】
【従来の技術】粉体トナー電子写真プロセスの定着は大
別すると(1)圧力や溶剤を用いた非加熱定着方法、
(2)像保持体の広い部分に加熱された空気を供給して
定着させるオーブン定着法や光により熱を供給する輻射
定着法に代表されトナー像に直接加熱を行わない非接触
加熱定着方法、(3)ヒートロールで熱と圧力を同時に
供給する接触加熱方法の3種がある。電子写真プロセス
を用いた複写機やプリンターの多くは熱効率の点などか
ら熱ロール定着が広く使用されるようになっている。し
かし、熱ロール定着では加熱加圧時にトナー層を押しつ
ぶすため、ドットで形成された精細な画像の出力には不
向きである。
【0003】一方、非接触加熱定着方法はこのような欠
点を持たないが、粘弾性挙動を有する最適定着トナーが
要求される。非接触加熱定着方法に好適なトナーとし
て、例えば特開平6−282102号公報に示されてい
るガラス転移温度及び溶融粘度が異なる2種類の樹脂を
用いた場合、定着自体は十分に行われるが、好適な画像
光沢や色の鮮やかさを得るには至っていない。また、特
開平10−39539号公報においては、トナー粒子と
BET値の関係について規定しているが、該トナーも同
様に画像光沢や色の鮮やかさについての問題があった。
更に、本発明者らが関与した特開平11−52772号
公報には、使用されるトナーとトナーに添加される添加
剤とが特定の関係にあることを規定しているが、その範
囲の一部に画像欠陥の発生し易い領域のあることが判明
した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、非接
触加熱定着方式において、転写不良による画像欠陥もな
く、従来のものより、より一層、好適な画像光沢や色の
鮮やかさを得ることができる定着方法及びそのためのト
ナーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第一
に、トナー像の非接触加熱定着方法において、使用され
るトナーとトナーに添加される添加剤が下記式(I)の
関係にあり、且つ該トナーの円形度が0.93以上であ
ることを特徴とするトナー像の非接触加熱定着方法が提
供される。 10≦Σ(χ・D・ρt)/(4d・ρa)≦60 (I) ここで、χはトナーを100と置いたときの添加剤量
(重量部)、Dはトナー粒径、ρtはトナーの真比重、
dは添加剤の粒径、ρaは添加剤の真比重である。
【0006】第二に、トナーの非接触加熱定着方法にお
いて、使用されるトナーとトナーに添加される添加剤が
下記式(I)の関係にあり、且つ該トナーの円形度が
0.93以上であり、更には定着温度が、トナーに使用
されている樹脂の溶融粘度が80mP・secとなる温
度より10℃以上高いことを特徴とするトナー像の非接
触加熱定着方法が提供される。 10≦Σ(χ・D・ρt)/(4d・ρa)≦60 (I) ここで、χはトナーを100と置いたときの添加剤量
(重量部)、Dはトナー粒径、ρtはトナーの真比重、
dは添加剤の粒径、ρaは添加剤の真比重である。
【0007】第三に、異なる色のトナーで静電潜像を現
像して得られた複数色のトナー像を像保持体に重ねた後
に定着することを特徴とする上記第一又は第二に記載し
たトナー像の非接触加熱定着方法が提供される。
【0008】第四に、イエロー、マゼンタ、シアン及び
ブラックのトナー画像を重ねた後に定着することを特徴
とする上記第三に記載したトナー像の非接触加熱定着方
法が提供される。
【0009】第五に、非接触加熱定着装置に使用される
トナーにおいて、トナーとトナーに添加される添加剤が
下記式(I)の関係にあり、且つ該トナーの円形度が
0.93以上であることを特徴とする非接触加熱定着用
トナーが提供される。 10≦Σ(χ・D・ρt)/(4d・ρa)≦60 (I) ここで、χはトナーを100と置いたときの添加剤量
(重量部)、Dはトナー粒径、ρtはトナーの真比重、
dは添加剤の粒径、ρaは添加剤の真比重である。
【0010】第六に、非接触加熱定着装置に使用される
トナーにおいて、トナーとトナーに添加される添加剤が
下記式(I)の関係にあり、且つ該トナーの円形度が
0.93以上であり、更には定着温度から10℃以上低
い温度での溶融粘度が80mP・sec以下であること
を特徴とする非接触加熱定着用トナーが提供される。 10≦Σ(χ・D・ρt)/(4d・ρa)≦60 (I) ここで、χはトナーを100と置いたときの添加剤量
(重量部)、Dはトナー粒径、ρtはトナーの真比重、
dは添加剤の粒径、ρaは添加剤の真比重である。
【0011】第七に、前記添加剤が少なくとも疎水化処
理されたシリカ、チタニア、アルミナのいずれか1種若
しくはそれらの併用であることを特徴とする上記第五又
は第六に記載した非接触加熱定着用トナーが提供され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、非接触加熱定着
方式において好適な画像光沢や色の鮮やかさを得るため
には、特開平11−52772号公報に述べられるよう
に、以下の条件が必要であることが判った。 (1)トナーとトナーに添加される添加剤が下記式
(I)の関係にあること。 Σ(χ・D・ρt)/(4d・ρa)<60 (I) ここで、χはトナーを100と置いたときの添加剤量
(重量部)、Dはトナー粒径、ρtはトナーの真比重、
dは添加剤の粒径、ρaは添加剤の真比重である。 (2)定着設定温度より10℃低い温度での樹脂の溶融
粘度が80mP・sec以下であること。
【0013】これは、光沢や色調の鮮明化の発現が以下
に示す過程で得られるためと推定される。 (a)定着領域にトナー像が入ってきてトナー表面が溶
融する。 (b)隣り合ったトナーの溶融した樹脂部が接触し、ト
ナーの接触部に形成された空隙に沿って表面張力拡が
る。
【0014】条件(1)は(b)の過程で、条件(2)
は(a)が支配するものと考えられる。種々の条件で調
査した結果、条件(2)の溶融粘度はある程度連続的に
変化するが、条件(1)は、この領域からはずれると、
溶融樹脂の接触がないため、光沢や色調の鮮明化がおき
ない。
【0015】しかしながら、条件(1)において、数値
が小さい程、好適な画像及び色の鮮やかさは得られやす
いが、その一方で転写不良による画像欠陥が発生しやす
くなることが、その後の検討で判明した。。
【0016】そこで、本発明者らが、更に鋭意検討した
ところ、(3)トナーの円形度が0.93以上、好まし
くは0.94〜0.97であることにより、転写不良に
よる画像欠陥がない鮮明な画像が得られることが判っ
た。また、これにより、転写不良を考慮した条件(1)
の範囲は10≦Σ(χ・D・ρt)/(4d・ρa)≦6
0となった。その範囲は好ましくは30〜50、更に好
ましくは35〜45である。
【0017】本発明で用いられる円形度は、種々の方法
で測定可能であるが、本発明においては東亜医用電子社
製フロー式粒子像分析装置FPA−1000を使用して
求めた。円形度は、トナーを1%食塩水の電解液に希釈
して測定を行なった。
【0018】なお、本発明で用いられる非接触加熱定着
装置の一例の主要部の概略は図1で示される。図1に示
される装置は、オーブン定着方式のもので、両面同時定
着が可能であることが特徴であり、紙の搬送に搬送ベル
トを使用しておらず、ロール紙のテンションで紙を搬送
する。図1において、1は転写紙を、2はオーブンを、
示す。
【0019】本発明に用いられる、材料については限定
されず条件を満たせば公知の材料全てが使用できる。バ
インダー樹脂としては、ポリスチレン、ポリp−クロロ
スチレン、ポリビニルトルエンなどのスチレン及びその
置換体の重合体;スチレン−p−クロロスチレン共重合
体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニル
トルエン共重合体、スチレン−ビニルナフタリン共重合
体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−
アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチ
ル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体、
スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メ
タクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブ
チル共重合体、スチレン−α−クロルメタクリル酸メチ
ル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ス
チレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチ
レン−アクリロニトリル−インデン共重合体、スチレン
−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル
共重合体などのスチレン系共重合体;ポリメチルメタク
リレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエステル、エポキシ樹脂、エポキシポリオール樹
脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポリビニルブチラー
ル、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペ
ン樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油
樹脂、塩素化パラフィン、パラフィンワックスなどが挙
げられ、単独あるいは混合して使用できる。このうち、
製造性等を考慮するとポリエステル樹脂とエポキシポリ
オール樹脂が好適である。
【0020】また、非接触加熱定着は、熱ロール定着と
比較して長時間高温に晒されるため、発生するガスによ
る臭気が熱ロール定着と比較して問題となる。スチレン
−アクリル共重合体はスチレン臭が生じるため好適とは
言いがたい。また、ポリエステル樹脂については、構成
モノマー中トリメリット酸(無水物やエステル化物も含
む)含有率が3mo1%以上であったり、ドデセニルコ
ハク酸が2mo1%以上であったりすると、定着時臭気
が発生しやすい。
【0021】着色剤としては公知の染料及び顔料が全て
使用でき、例えば、カーボンブラック、ニグロシン染
料、鉄黒、ナフトールイエローS、ハンザイエロー(1
0G、5G、G)、カドミュウムイエロー、黄色酸化
鉄、黄土、黄鉛、チタン黄、ポリアゾイエロー、オイル
イエロー、ハンザイエロー(GR、A、RN、R)、ピ
グメントイエローL、ベンジジンイエロー(G、G
R)、パーマネントイエロー(NCG)、バルカンファ
ストイエロー(5G、R)、タートラジンレーキ、キノ
リンイエローレーキ、アンスラザンイエローBGL、イ
ソインドリノンイエロー、ベンガラ、鉛丹、鉛朱、カド
ミュウムレッド、カドミュウムマーキュリレッド、アン
チモン朱、パーマネントレッド4R、パラレッド、ファ
イセーレッド、パラクロルオルトニトロアニリンレッ
ド、リソールファストスカーレットG、ブリリアントフ
ァストスカーレット、ブリリアントカーンミンBS、パ
ーマネントレッド(F2R、F4R、FRL、FRL
L、F4RH)、ファストスカーレトVD、ベルカンフ
ァストルビンB、ブリリアントスカーレットG、リソー
ルルビンGX、パーマネントレッドF5R、ブリリアン
トカーミン6B、ポグメントスカーレット3B、ボルド
ー5B、トルイジンマルーン、パーマネントボルドーF
2K、ヘリオボルドーBL、ボルドー10B、ボンマル
ーンライト、ボンマルーンメジアム、エオシンレーキ、
ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリン
レーキ、チオインジゴレッドB、チオインジゴマルー
ン、オイルレッド、キナクリドンレッド、ピラゾロンレ
ッド、ポリアゾレッド、クロームバーミリオン、ベンジ
ジンオレンジ、ペリノンオレンジ、オイルオレンジ、コ
バルトブルー、セルリアンブルー、アルカリブルーレー
キ、ピーコックブルーレーキ、ビクトリアブルーレー
キ、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブル
ー、ファストスカイブルー、インダンスレンブルー(R
S、BC)、インジゴ、群青、紺青、アントラキノンブ
ルー、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレ
ーキ、コバルト紫、マンガン紫、ジオキサンバイオレッ
ト、アントラキノンバイオレット、クロムグリーン、ジ
ンクグリーン、酸化クロム、ピリジアン、エメラルドグ
リーン、ピグメントグリーンB、ナフトールグリーン
B、グリーンゴールド、アシッドグリーンレーキ、マラ
カイトグリーンレーキ、フタロシアニングリーン、アン
トラキノングリーン、酸化チタン、亜鉛華、リトボン及
びそれらの混合物が使用できる。使用量は一般にバイン
ダー樹脂100重量部に対し0.1〜50重量部であ
る。
【0022】また、結着樹脂の溶融粘度は以下のように
測定した。高架式フローテスター(CFT−500)
(島津製作所製)を用い、ダイスの細孔の径1mm、加
圧1.96×106Paの条件で定温法で測定した。
【0023】本発明のトナーは、必要に応じて帯電制御
剤を含有してもよい。帯電制御剤としては公知のものが
全て使用でき、例えばニグロシン系染料、トリフェニル
メタン系染料、クロム含有金属錯体染料、モリブデン酸
キレート顔料、ローダミン系染料、アルコキシ系アミ
ン、4級アンモニウム塩(フッ素変性4級アンモニウム
塩を含む)、アルキルアミド、燐の単体又は化合物、タ
ングステンの単体又は化合物、フッ素系活性剤、サリチ
ル酸金属塩及びサリチル酸誘導体の金属塩等である。
【0024】本発明において荷電制御剤の使用量は、バ
インダー樹脂の種類、必要に応じて使用される添加剤の
有無、分散方法を含めたトナー製造方法によって決定さ
れるもので、一義的に限定されるものではないが、好ま
しくはバインダー樹脂100重量部に対して、0.1〜
10重量部の範囲で用いられる。好ましくは、2〜5重
量部の範囲がよい。0.1重量部未満では、トナーの負
帯電が不足し実用的でない。10重量部を越える場合に
はトナーの帯電性が大きすぎ、キャリアとの静電的吸引
力の増大のため、現像剤の流動性低下や、画像濃度の低
下を招く。
【0025】また、添加物として、例えばシリカ微粒
子、疎水性シリカ、脂肪酸金属塩(ステアリン酸亜鉛、
ステアリン酸アルミニウムなど)、金属酸化物(チタニ
ア、アルミナ、酸化錫、酸化アンチモンなど)、フルオ
ロポリマー等を含有してもよい。特に好適な添加剤とし
ては、疎水化されたシリカ、チタニア、アルミナ微粒子
が挙げられる。シリカ微粒子としては、HDK H 2
000、HDK H 2000/4、HDK H 20
50EP、HVK21(以上ヘキスト社製)やR97
2、R974、RX200、RY200、R202、R
805、R812(以上日本アエロジル社製)がある。
また、チタニア微粒子としては、P−25(日本アエロ
ジル社製)やSTT−30、STT−65C−S(以上
チタン工業社製)、TAF−140(富士チタン工業社
製)、MT−150W、MT−500B、MT−600
B(以上テイカ社製)などがある。特に疎水化処理され
た酸化チタン微粒子としては、T−805(日本アエロ
ジル社製)やSTT−30A、STT−65S−S(以
上チタン工業社製)、TAF−500T、TAF−15
00T(以上富士チタン工業社製)、MT−100S、
MT−100T(以上テイカ社製)、IT−S(石原産
業社製)などがある。疎水化処理されたシリカ微粒子及
びチタニア微粒子、アルミナ微粒子を得るためには、親
水性の微粒子をメチルトリメトキシシランやメチルトリ
エトキシシラン、オクチルトリメトキシシランなどのシ
ランカップリング剤で処理して得ることができる。
【0026】本発明においてはトナー単独で現像剤とな
し静電潜像を顕像化する、いわゆる一成分現像法で現像
しても良いし、トナーとキャリアを混合してなる二成分
現像剤を用いて静電潜像を顕像化する二成分現像法で現
像しても良い。
【0027】二成分現像法で使用されるキャリヤとして
は、鉄粉、フェライト、ガラスビーズ等、従来と同様で
ある。なお、これらキャリヤは樹脂を被覆したものでも
よい。この場合使用される樹脂は、ポリ弗化炭素、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、フェノール樹脂、ポ
リビニルアセタール、シリコーン樹脂等である。いずれ
にしてもトナーとキャリヤとの混合割合は、一般にキャ
リヤ100重量部に対しトナー0.5〜6.0重量部程
度が適当である。
【0028】ここで、光沢は得られた画像をサンプル光
沢度計(VG−1D)(日本電色社製)を用い、投光角
度、受光角度をそれぞれ60℃に合わせ、S、S/10
切り替えSWはSに合わせ、0調整及び標準板を用い、
標準設定の後試料台に前記画像を置き測定を行った。
【0029】本発明で用いられるトナー粒度分布は、種
々の方法で測定可能であるが、本発明においてはコール
ターカウンターを用いて行なった。即ち、測定装置とし
てはコールターカウンターTA−II型(コールター社
製)を用い、個数分布、体積分布を出力するインターフ
ェイス(日科機社製)及びPC9801パーソナルコン
ピューター(NEC社製)を接続し、電解液は1級塩化
ナトリウムを用いて1%NaCl水溶液を調製する。
【0030】測定法としては、前記電解水溶液10〜1
5m1中に分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキ
ルベンゼンスルフォン酸塩を0.1〜5ml加え、更に
測定試料を2〜20mg加え、超音波分散器で約1〜3
分分散処理を行なう。別のビーカーに電解水溶液100
〜200mlを入れ、その中に前記サンプル分散液を所
定の濃度になるように加え、前記コールターカウンター
TA−II型によりアパーチャーとして100μmアパー
チャーを用いて個数を基準として2〜40μmの粒子の
粒度分布を測定し、2〜40μmの粒子の体積分布と個
数分布を算出し、体積分布から求めた体積平均粒径を求
めた。
【0031】本発明に係るトナーを作製する方法の一例
としては、先ず、前述した結着樹脂、着色剤としての顔
料又は染料、荷電制御剤、滑剤、その他の添加剤等をヘ
ンシェルミキサーの如き混合機により充分に混合した
後、バッチ式の2本ロール、バンバリーミキサーや連続
式の2軸押出し機、例えば神戸製鋼所社製KTK型2軸
押出し機、東芝機械社製TEM型2軸押出し機、KCK
社製2軸押出し機、池貝鉄工社製PCM型2軸押出し
機、栗本鉄工所社製KEX型2軸押出し機や、連続式の
1軸混練機、例えばブッス社製コ・ニーダ等の熱混練機
を用いて構成材料を良く混練し、冷却後、ハンマーミル
等を用いて粗粉砕する。また、カラートナーの場合、顔
料の分散を向上させる目的で、結着樹脂の一部と顔料を
予め溶融混練して得られるマスターバッチを着色剤とし
て使用することが一般的である。更に、これら粗粉砕物
をジェット気流を用いた微粉砕機や機械式粉砕機を単独
或いは併用して微粉砕し、旋回気流を用いた分級機やコ
アンダ効果を用いた分級機により分級し、所望の円形度
と粒度をもつトナーを得る。
【0032】
【実施例】以下に本発明を下記の実施例によって更に具
体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。なお、部はすべて重量部である。まず、いくつか
の本発明に関わるトナーの製造例を以下に示す。
【0033】 (トナー製造例1) <ブラックトナー> 水 1200部 フタロシアニングリーン含水ケーキ(固形分30%) 200部 カーボンブラック(MA60 三菱化学社製) 540部 をフラッシャーでよく攪拌する。ここに、エポキシポリ
オール樹脂(Mn;3800、Mw/Mn;3.9、T
g;59℃、140℃での溶融粘度;75mP・se
c)1200部を加え、150℃で30分混練後、キシ
レン1000部を加え更に1時間混練、水とキシレンを
除去後、圧延冷却しパルペライザーで粉砕、マスターバ
ッチ顔料を得た。
【0034】 エポキシポリオール樹脂 100部 (Mn;3800Mw/Mn;3.9 Tg;59℃ 140℃での溶融粘度;75mP・sec) 上記マスターバッチ 8部 サリチル酸亜鉛誘導体(ボントロンE84、オリエント化学社製)2部 上記材料をミキサーで混合後2本ロールミルで溶融混練
し、混練物を圧延冷却した。その後粉砕分級を行い、体
積平均粒径7.5μm、円形度0.94のトナーを得
た。更に、疎水性シリカ(H2000、ヘキスト社製、
一次粒子径20nm)を0.5%、疎水化チタニア(S
TT−30A、チタン工業社製、一次粒子径15nm)
を0.30%を添加し、ミキサーで混合ブラックトナー
を得た。ここで(χ・D・ρt)/(4d・ρa)は40
であった。
【0035】 <イエロートナー> 水 600部 Pigment Yellow17 含水ケーキ 1200部 (固形分50%) をフラッシャーでよく攪拌する。ここに、エポキシポリ
オール樹脂(Mn;3800、Mw/Mn;3.9、T
g;59℃、140℃での溶融粘度;75mP・se
c)1200部を加え、150℃で30分混練後、キシ
レン1000部を加え更に1時間混練、水とキシレンを
除去後、圧延冷却しパルペライザーで粉砕、更に3本ロ
ールで2パスし、マスターバッチ顔料を得た。
【0036】 エポキシポリオール樹脂 100部 (Mn;3800、Mw/Mn;3.9 Tg;59℃、 140℃での溶融粘度;75mP・sec) 上記マスターバッチ 8部 サリチル酸亜鉛誘導体(ボントロンE84、オリエント化学社製)2部 上記材料をミキサーで混合後2本ロールミルで溶融混練
し、混練物を圧延冷却した。その後粉砕分級を行い、体
積平均粒径7.5μm、円形度0.94のトナーを得
た。更に、上記ブラックトナーと同様に添加剤を添加
し、ミキサーで混合イエロートナーを得た。ここで(χ
・D・ρt)/(4d・ρa)は40であった。
【0037】 <マゼンタトナー> 水 600部 Pigment Red57 含水ケーキ 1200部 (固形分50%) をフラッシャーでよく攪拌する。ここに、エポキシポリ
オール樹脂(Mn;3800、Mw/Mn;3.9、T
g;59℃、140℃での溶融粘度;75mP・se
c)1200部を加え、150℃で30分混練後、キシ
レン1000部を加え更に1時間混練、水とキシレンを
除去後、圧延冷却しパルペライザーで粉砕、更に3本ロ
ールミルで2パスしマスターバッチ顔料を得た。
【0038】 エポキシポリオール樹脂 100部 (Mn:3800、Mw/Mn:3.9 Tg;59℃ 140℃での溶融粘度;75mP・sec) 上記マスターバッチ 8部 サリチル酸亜鉛誘導体 2部 (ボントロンE84、オリエント化学社製) 上記材料をミキサーで混合後2本ロールミルで溶融混練
し、混練物を圧延冷却した。その後粉砕分級を行い、体
積平均粒径7.5μm、円形度0.94のトナーを得
た。更に、上記ブラックトナーと同様に添加剤を添加
し、ミキサーで混合マゼンタトナーを得た。ここで(χ
・D・ρt)/(4d・ρa)は40であった。
【0039】 <シアントナー> 水 600部 Pigment Blue 15:3 含水ケーキ 1200部 (固形分50%) をフラッシャーでよく攪拌する。ここに、エポキシポリ
オール樹脂(Mn;3800、Mw/Mn;3.9、T
g;59℃、140℃での溶融粘度;75mP・se
c)1200部を加え、150℃で30分混練後、キシ
レン1000部を加え更に1時間混練、水とキシレンを
除去後、圧延冷却しパルペライザーで粉砕、更に3本ロ
ールミルで2パスしマスターバッチ顔料を得た。
【0040】 エポキシポリオール樹脂 100部 (Mn;3800 Mw/Mn;3.9 Tg;59℃ 140℃での溶融粘度;75mP・sec) 上記マスターバッチ 5部 サリチル酸亜鉛誘導体(ボントロンE84、オリエント化学社製)2部 上記材料をミキサーで混合後2本ロールミルで溶融混練
し、混練物を圧延冷却した。ここで、顔料の最大径は
0.4μmであった。その後粉砕分級を行い、体積平均
粒径7.5μm、、円形度0.94のトナーを得た。更
に、上記ブラックトナーと同様に添加剤を添加し、ミキ
サーで混合シアントナーを得た。ここで(χ・D・
ρt)/(4d・ρa)は40であった。
【0041】(トナー製造例2)トナー製造例1で使用
したエポキシポリオール樹脂の代わりに、エポキシポリ
オール樹脂(Mn:3800、Mw/Mn;4.5、T
g;59℃、140℃での溶融粘度;110mP・se
c)を使用したこと以外は、トナー製造例1と全く同様
に製造した。
【0042】(トナー製造例3)トナー製造例1で使用
したエポキシポリオール樹脂の代わりに、ポリエステル
樹脂(Mn;3800、Mw/Mn;4.5、Tg;5
9℃、140℃での溶融粘度;83mP・sec)を使
用したこと以外は、トナー製造例1と全く同様に製造し
た。ここで、モノマーとしてビスフェノールAポリエチ
レン付加物30mo1%、ビスフェノールAポリプロピ
レン付加物20mo1%、テレフタル酸30mo1%、
無水トリメリット酸1部、多価フェノール樹脂0.5
部、1,3ブタンジオールが18.5mo1%である。
【0043】(トナー製造例4)トナー製造例1で使用
したエポキシポリオール樹脂の代わりに、ポリエステル
樹脂(Mn;5200、Mw/Mn;35、Tg;60
℃、140℃での溶融粘度;76mP・sec)を使用
したこと以外は、トナー製造例1と全く同様に製造し
た。ここで、モノマーとしてビスフェノールAポリエチ
レン付加物30mo1%、ビスフェノールAポリプロピ
レン付加物20mo1%、テレフタル酸30mo1%、
無水トリメリット酸3部、ドデセニルコハク酸が17m
o1%である。
【0044】(トナー製造例5)トナー製造例1で使用
した疎水性シリカの添加剤量を0.3%に、疎水化チタ
ニアの添加剤量を0.5%に変更したこと以外は、トナ
ー製造例1と全く同様に製造した。ここで(χ・D・ρ
t)/(4d・ρa)は37であった。
【0045】(トナー製造例6)トナー製造例1で使用
したトナーの円形度が0.92であること以外は、トナ
ー製造例1と全く同様に製造した。
【0046】(トナー製造例7)トナー製造例1で使用
した添加剤を疎水性シリカ(R972、アエロジル社
製、一次粒子径16nm)を1.0%の単独使用に変更
したこと以外は、トナー製造例1と全く同様に製造し
た。ここで(χ・D・ρt)/(4d・ρa)は75であ
った。
【0047】 (キャリア製造例1) シリコーン樹脂溶液(信越化学社製、KR50) 100部 γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン 3部 トルエン 100部 上記処方をホモミキサーで30分間分散して被覆層形成
液を調整した。この被覆層形成液を平均粒径50μmの
球状フェライト1000部の表面に流動床型塗布装置を
用いて被覆層を形成したキャリアAを得た。
【0048】(実施例1)キャリアA1.75kgと製
造例1のトナー70gをボールミルに入れ、30分攪拌
して現像剤を得た。得られた現像剤を定着温度を150
℃に設定したIBM3470機に入れ画像をだしたとこ
ろ、一次色部分で平均8.6、二次色部で平均10.2
の光沢が得られた。また、転写不良による画像欠陥も見
られなかった。
【0049】(実施例2)キャリアA1.75kgと製
造例2のトナー70gをボールミルに入れ、30分攪拌
して現像剤を得た。得られた現像剤を定着温度を150
℃に設定したIBM3470機に入れ画像をだしたとこ
ろ、一次色部分で平均7.3、二次色部で平均8.9の
光沢が得られた。また、転写不良による画像欠陥も見ら
れなかった。
【0050】(実施例3)キャリアA1.75kgと製
造例3のトナー70gをボールミルに入れ、30分攪拌
して現像剤を得た。得られた現像剤を定着温度を150
℃に設定したIBM3470機に入れ画像をだしたとこ
ろ、一次色部分で平均8.9、二次色部で平均10.6
の光沢が得られた。また、転写不良による画像欠陥も見
られなかった。
【0051】(実施例4)キャリアA1.75kgと製
造例4のトナー70gをボールミルに入れ、30分攪拌
して現像剤を得た。得られた現像剤を定着温度を150
℃に設定したIBM3470機に入れ画像をだしたとこ
ろ、一次色部分で平均8.8、二次色部で平均10.8
の光沢が得られた。また、転写不良による画像欠陥も見
られなかった。
【0052】(実施例5)キャリアA1.75kgと製
造例5のトナー70gをボールミルに入れ、30分攪拌
して現像剤を得た。得られた現像剤を定着温度を150
℃に設定したIBM3470機に入れ画像をだしたとこ
ろ、一次色部分で平均9.5、二次色部で平均11.0
の光沢が得られた。また、転写不良による画像欠陥も見
られなかった。
【0053】(比較例1)キャリアA1.75kgと製
造例6のトナー70gをボールミルに入れ、30分攪拌
して現像剤を得た。得られた現像剤を定着温度を150
℃に設定したIBM3470機に入れ画像をだしたとこ
ろ、転写不良による画像欠陥が見られた。
【0054】(比較例2)キャリアA1.75kgと製
造例7のトナー70gをボールミルに入れ、30分攪拌
して現像剤を得た。得られた現像剤を定着温度を150
℃に設定したIBM3470機に入れ画像をだしたとこ
ろ、一次色部分で平均1.8、二次色部で平均2.2の
光沢しか得られなかった。また画像も全体にくすんでお
り、鮮明とは言いがたい画像しか得られなかった。
【0055】
【発明の効果】本発明を用いることにより、精細なドッ
ト画像の再現に優位な非接触加熱定着装置を用いても、
転写不良による画像欠陥もなく、従来のものより、より
一層、好適な画像光沢や色の鮮やかさを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】非接触加熱定着装置の1例の主要部の概略図で
ある。
【符号の説明】
1 転写紙 2 オーブン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 昌秀 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山下 裕士 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 佐々木 文浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 青木 三夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 渡辺 和人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 岡田 崇 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H005 AA08 AA15 AA21 CA21 CB07 CB13 EA03 EA05 EA07 EA10 FB01 2H033 AA10 BA25 BA58 BE01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像の非接触加熱定着方法におい
    て、使用されるトナーとトナーに添加される添加剤が下
    記式(I)の関係にあり、且つ該トナーの円形度が0.
    93以上であることを特徴とするトナー像の非接触加熱
    定着方法。 10≦Σ(χ・D・ρt)/(4d・ρa)≦60 (I) ここで、χはトナーを100と置いたときの添加剤量
    (重量部)、Dはトナー粒径、ρtはトナーの真比重、
    dは添加剤の粒径、ρaは添加剤の真比重である。
  2. 【請求項2】 トナーの非接触加熱定着方法において、
    使用されるトナーとトナーに添加される添加剤が下記式
    (I)の関係にあり、且つ該トナーの円形度が0.93
    以上であり、更には定着温度が、トナーに使用されてい
    る樹脂の溶融粘度が80mP・secとなる温度より1
    0℃以上高いことを特徴とするトナー像の非接触加熱定
    着方法。 10≦Σ(χ・D・ρt)/(4d・ρa)≦60 (I) ここで、χはトナーを100と置いたときの添加剤量
    (重量部)、Dはトナー粒径、ρtはトナーの真比重、
    dは添加剤の粒径、ρaは添加剤の真比重である。
  3. 【請求項3】 異なる色のトナーで静電潜像を現像して
    得られた複数色のトナー像を像保持体に重ねた後に定着
    することを特徴とする請求項1又は2記載のトナー像の
    非接触加熱定着方法。
  4. 【請求項4】 イエロー、マゼンタ、シアン及びブラッ
    クのトナー画像を重ねた後に定着することを特徴とする
    請求項3記載のトナー像の非接触加熱定着方法。
  5. 【請求項5】 非接触加熱定着装置に使用されるトナー
    において、トナーとトナーに添加される添加剤が下記式
    (I)の関係にあり、且つ該トナーの円形度が0.93
    以上であることを特徴とする非接触加熱定着用トナー。 10≦Σ(χ・D・ρt)/(4d・ρa)≦60 (I) ここで、χはトナーを100と置いたときの添加剤量
    (重量部)、Dはトナー粒径、ρtはトナーの真比重、
    dは添加剤の粒径、ρaは添加剤の真比重である。
  6. 【請求項6】 非接触加熱定着装置に使用されるトナー
    において、トナーとトナーに添加される添加剤が下記式
    (I)の関係にあり、且つ該トナーの円形度が0.93
    以上であり、更には定着温度から10℃以上低い温度で
    の溶融粘度が80mP・sec以下であることを特徴と
    する非接触加熱定着用トナー。 10≦Σ(χ・D・ρt)/(4d・ρa)≦60 (I) ここで、χはトナーを100と置いたときの添加剤量
    (重量部)、Dはトナー粒径、ρtはトナーの真比重、
    dは添加剤の粒径、ρaは添加剤の真比重である。
  7. 【請求項7】 前記添加剤が少なくとも疎水化処理され
    たシリカ、チタニア、アルミナのいずれか1種若しくは
    それらの併用であることを特徴とする請求項5又は6記
    載の非接触加熱定着用トナー。
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