JP2001222037A - 光信号を再生するための方法、装置及びシステム - Google Patents

光信号を再生するための方法、装置及びシステム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は光信号を再生するための方法、装置
及びシステムに関し、光信号のビットレートやパルス形
状等に依存しない光信号の再生方法或いはWDM(波長
分割多重)に適した光信号の再生方法を提供することが
課題である。 【解決手段】 本発明によると、光信号を再生するため
の方法が提供される。この方法では、非線形効果を提供
する光導波構造(例えば光ファイバ)に光信号が供給さ
れると、非線形効果により光信号にチャーピングが生じ
る。そして、光導波構造から出力された出力光信号を光
フィルタに供給することによってチャーピングの小さい
成分が除去される。パルス上の光信号においてチャーピ
ングの小さい成分が除去されると、特にパルスのトップ
部分及び/又は低パワー部分の強度揺らぎや累積雑音を
除去することができるので、光信号のビットレートやパ
ルス形状等に依存せずに光信号を再生することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光信号の再生のた
めの方法、装置及びシステムに関する。
【0002】近年実用化されている光ファイバ通信シス
テムにおいては、伝送路損失や分岐損失等による信号パ
ワーの低下を、エルビウムドープファイバ増幅器(ED
FA)等の光増幅器を用いて補償している。光増幅器は
アナログ増幅器であり、信号を線形増幅するものであ
る。この種の光増幅器においては、増幅に伴って発生す
る自然放出光(ASE)雑音の付加により信号対雑音比
(S/N比)が低下するので、中継数ひいては伝送距離
に限界が生じる。また、光ファイバの持つ波長分散やフ
ァイバ内の非線形光学効果による波形劣化も伝送限界を
与える要因である。こうした限界を打破するためには、
信号をデジタル的に処理する再生中継器が必要であり、
その実現が望まれている。特に、全ての処理を光レベル
において行う全光再生中継器は、信号のビットレートや
パルス形状等に依存しないトランスペアレントな動作を
実現する上で重要である。
【0003】全光再生中継器に必要な機能は、振幅再生
又はリアンプリフィケーション(Reamplific
ation)と、タイミング再生又はリタイミング(R
etiming)と、波形整形又はリシェイピング(R
eshaping)とである。本発明は、これらのうち
特にリアンプリフィケーション及びリシェイピングの機
能に着目して、光ファイバ等の光導波構造内を光パルス
が伝搬する際に受ける自己位相変調(SPM)効果によ
るチャ−ピングを用いて、光通信システムにおける全光
再生中継器や光ネットワークの各種ノードポイントにお
ける信号再生器等を提供するものである。
【0004】
【従来の技術】波形整形器或いは光再生器として最も一
般的なものは、入力光信号をフォトダイオード等の受光
器により一旦電気信号に変換し、この電気信号をロジッ
ク回路を用いて電気的に波形整形処理した後、この信号
でレーザ光を変調するようにしたOEタイプの波形整形
器である。OEタイプの波形整形器は従来の光通信シス
テムにおいて再生中継器に用いられている。しかし、O
Eタイプの波形整形器の動作速度は信号処理のための電
子回路によって制限されるので、再生中継器の入力信号
のビットレートが低いレートで固定されてしまうという
問題がある。
【0005】一方、全て光レベルで処理する全光タイプ
の波形整形器としては、波長変換を伴う非線形ループミ
ラー(NOLM)やマイケルソン型或いはマッハツェン
ダ型の干渉系構成の非線形スイッチ、更には過飽和吸収
体によるスイッチ等が多数提案されている(例えば特願
平11−133576号、特願平11−239854
号、特願平11−293189号参照)。
【0006】しかし、上述した従来の技術による場合、
一度に1チャネルの信号しか処理することができないと
いう問題がある。即ち、再生すべき光信号が、波長が異
なる複数の光信号を波長多重して得られたWDM信号光
である場合、光信号を再生するための方法を複数回実施
しあるいは光信号を再生するための装置を複数台使用す
る必要があり、方法の実施が煩雑でありあるいは装置構
成が大規模になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明の目的
は、光信号のビットレートやパルス形状等に依存しない
新規な光信号の再生のための方法、装置及びシステムを
提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、WDM(波長分割多
重)に適した光信号の再生のための方法、装置及びシス
テムを提供することである。
【0009】本発明の更に他の目的は以下の説明から明
らかになる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面によ
ると、光信号を再生するための方法が提供される。この
方法では、非線形効果を提供する光導波構造に光信号が
供給されると、非線形効果により光信号にチャ−ピング
が生じる。そして、光導波構造から出力された出力光信
号を光フィルタに供給することによって、チャ−ピング
の小さい成分が除去される。
【0011】パルス状の光信号においてチャ−ピングの
小さい成分が除去されると、特にパルスのトップ部分及
び/又は低パワー部分の強度揺らぎや累積雑音を除去す
ることができるので、光信号のビットレートやパルス形
状などに依存せずに光信号を再生することができる。
【0012】また、チャ−ピングの小さい成分を除去す
るための光フィルタとしてインターリーブフィルタやA
OTF(音響光学チューナブルフィルタ)等のように複
数の帯域を有する光フィルタを用いることができるの
で、波長が異なる複数の光信号を波長分割多重して得ら
れたWDM信号光に関して複数の光信号を一括して再生
することができる。
【0013】本発明の第2の側面によると、光信号を再
生するための装置が提供される。この装置は、入力され
た光信号にチャ−ピングが生じるように非線形効果を提
供する光導波構造と、光導波構造から出力された出力光
信号が供給される光フィルタとを備えている。光フィル
タは出力光信号におけるチャ−ピングの小さい成分を除
去する。
【0014】本発明において、光導波構造としては、正
常分散を提供する光ファイバを用いることができ、これ
により効果的に光信号にチャ−ピングを生じささせるこ
とができる。
【0015】本発明では、効果的に光信号にチャ−ピン
グを生じさせるために、光導波構造に入力されるべき光
信号をEDFA(エルビウムドープファイバ増幅器)等
の光増幅器により増幅してもよい。
【0016】本発明の第3の側面によると、光信号を再
生するためのシステムが提供される。このシステムは、
光信号を伝送する光ファイバ伝送路と、光ファイバ伝送
路から出力された光信号が供給される光信号再生装置と
を備えている。光信号再生装置は、本発明の第2の側面
に従って提供され得る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の望ましい実施の形態を詳細に説明する。
【0018】いま、幅T0、ピークパワーP0の光パルス
U(z,T)が光ファイバ中を伝搬する場合を考える。
ここに、Tは光パルスとともに動く座標系での時間であ
る。この光ファイバの波長分散β2があまり大きくな
く、分散長LD=T0 2/|β2|が光パルスに対する非線
形長LNL=1/γP0(γは3次非線形定数)に比べて
十分長い(LD≫LNL)場合には、SPM(自己位相変
調)による位相シフトφN L(z,L)は以下のように表
せる。
【0019】
【数1】
【0020】ここに、zeff=[1−exp(−αz)]
/αは有効(非線形)相互作用長である。
【0021】このとき、チャープδωNLは以下で与えら
れる。
【0022】
【数2】
【0023】|U(0,T)|2はピークパワーに相当
するから、(2)式によれば、光パルスの各部分におけ
るチャーピングは、パワー傾斜がきつい部分ほど大きく
なる。また、伝搬距離zが長くなり非線形長LNLが短く
なる(γP0が大きくなる)とともに大きくなる。こう
して、SPMによるチャーピングは新しい周波数成分を
光パルスに与え、結果としてスペクトルを拡大する。
【0024】一例として、m次のスーパーガウシアン
(Super−Gaussian)型の光パルス
【0025】
【数3】
【0026】を光ファイバに入力する場合を考えると、
(2)式より、
【0027】
【数4】
【0028】である。特に、通常のガウシアン(Gau
ssian)パルス(m=1)については、
【0029】
【数5】
【0030】である。(3)−(5)式の様子を図1の
(A)及び(B)に示す。図1の(A)及び(B)にお
いて、実線はガウシアンパルス(m=1)の場合を示し
ており、破線はm=3のときのスーパーガウシアンパル
スの場合を示している。パルスのスロープに沿ってチャ
ープが発生し、先頭部分では、δω<0、後尾部分では
δω>0となる(アップチャープ)。また、ガウシアン
パルスにおいては、パルスのピーク付近ではほぼ線形な
チャープとなっている。
【0031】図1の(A)及び(B)は、光パルスにS
PMによるチャープを与えることによって、パルスの時
間成分をスペクトル上で分解できることを示している。
特に重要なのは、チャープの大きなスロープ中央付近と
チャープの小さなピーク付近及び裾部分とを区別できる
点である。このことを用いて、例えばピーク及び裾付近
の微小なパワー変動や累積した雑音を光フィルタを用い
て除去することができる。
【0032】即ち、まず光パルスを光ファイバ中を伝搬
させ、強制的にSPMを発生させ、チャープの大きな部
分と小さな部分に周波数的に分離した後、チャープの小
さな(δω〜0)付近のスペクトル成分を光バンドスト
ップフィルタ(BSP)を用いて集中的に除去する。そ
の後、逆符号のチャープを与えてチャープ補償し、雑音
が除去されたパルスの波形をもとに戻すことができる。
【0033】逆チャープを与えるための方法としては、
光ファイバの波長分散(GVD)を用いる方法等があ
る。この方法では、GVDがβ2であるファイバ中を伝
搬する光パルスは、β2>0即ち正常分散ファイバ中で
あればSPMの場合と同様アップチャープを得ることが
でき、β2<0即ち異常分散ファイバ中であればダウン
チャープを得ることができる。このように、異常分散フ
ァイバ中を伝搬させることにより、SPMによるチャー
プを補償可能である。
【0034】SPMによるチャープを効果的に発生させ
るためには、ファイバのγ値を大きくする必要がある。
一般に、光ファイバのγは、
【0035】
【数6】
【0036】で表される。ここに、ωは光角周波数、c
は真空中の光速を表し、n2とAeffはファイバの非線形
屈折率と有効コア断面積をそれぞれ表す。従来のDSF
(分散シフトファイバ)の非線形係数はγ=2.6W-1
km-1程度と小さいので、十分なチャープを得るために
は数km〜10km以上の長さが必要であった。より短
尺で十分大きなチャープを発生するためには、(12)
式においてn2を大きくするかモード・フィールド径
(MFD)、従ってAeffを小さくして光強度を高くす
るのが有効である。n2を大きくする手段としては、ク
ラッドにフッ素等を添加し、コアにGeO2等をかなり
高濃度に添加するなどの方法がある。GeO2の添加濃
度が25〜30mol%の場合で5×10-20m2/W以
上の大きなn2値が得られている(通常のシリカファイ
バではn2〜3.2×10-20m2/W)。一方、MFDを
小さくすることは、コアとクラッドの比屈折率差やコア
形状の設計により可能である。上記GeO2添加ファイ
バにおいて比屈折率差Δが2.5〜3%程度の場合に、
MFD〜4μm程度のものが得られている。これらの効
果の総合効果として15W-1km-1以上の大きなγ値の
ファイバが得られている。
【0037】また、分散長を非線形長に比べて十分長く
したり、チャープ補償をするためには、こうしたファイ
バのGVDを任意に調整可能であることが望まれる。こ
の点に関しても上記パラメータを以下のように設定する
ことにより可能である。まず、通常のDCFにおいて、
一般にMFDを一定にした条件でΔを大きくすると分散
値は正常分散領域で大きくなる。一方、コア径を大きく
すると分散は減少し、逆にコア径を小さくすると分散は
大きくなる。従って、与えられた波長帯においてMFD
をある値に設定した状態で、コア径を大きくしていくと
分散を零とすることが可能となる。逆に所望の正常分散
ファイバを得ることも可能である。
【0038】このような方法により、γ=15W-1km
-1以上の高非線形分散シフトファイバ(HNL−DS
F)やDCF(分散補償ファイバ)が実現している。例
えば、γ=15W-1km-1のファイバは通常のDSFに
比べて2.6/15〜1/5.7程度の長さで同じ効率
を達成可能である。上記のように通常のDSFでは10
km程度の長さが必要であるが、このようなファイバで
は1〜2km程度の長さで同様の効果が達成できる。実
際には、短くなる分損失が少なくなるから更に短い長さ
でよい。
【0039】図2は本発明による光信号の再生装置の第
1実施形態を示すブロック図である。非線形光学効果を
提供する光導波構造として、光ファイバ2が用いられて
いる。光ファイバ2のGVDはβ2であり、光ファイバ
2は例えば供給された光信号に正常分散及び3次の非線
形光学効果を与える。
【0040】中心波長λSを有する光信号としての信号
パルス4は、光増幅器6により所用のチャーピングを発
生させるのに十分な程度のパワーまで増幅された後、光
ファイバ2に入力される。光ファイバ2内においては、
SPMによりチャーピングが発生する。チャーピングが
与えられて光ファイバ2から出力された出力光信号は、
阻止帯域の中心波長がλSのバンドストップフィルタ
(BSF)8を通過してチャーピングの小さい成分が除
去された後、中心周波数がλSの再生パルス10が出力
される。
【0041】チャーピングの小さな成分には、主にオフ
パワー(0符合)成分の零点からの変動分(例えばGV
Dによる波形劣化)やパルスのピーク付近のスロープの
小さな成分が含まれる。これらの成分は光信号対雑音比
(OSNR)を決定付けるものであるので、この部分を
BSFにより除去することにより、これらの成分のパワ
ー変動、消光比劣化、雑音累積等によるOSNRの低下
を改善することができる。
【0042】本発明による光信号の再生の大きな特徴
は、波長変換を伴わないことである。これにより、従来
にない実用的な2R(リアンプリフィケーション及びリ
シェイピング)再生が実現可能である。
【0043】ここで、本発明の実施可能性を評価するた
めに、チャープの程度を見積っておく。例えばT0=1
0psのパルスがβ2=10ps2/km、γ=20W-1
km- 1の正常分散ファイバを伝搬する場合を考える。P
0=100mW程度で入力するとすると、LD=10km、
NL=0.5kmであるから、LD≫LNLが成り立つ。
従って、ここではチャープに対する分散の影響は無視す
る。
【0044】このときチャープδωは、L=1kmのと
き162GHz(0.21nm)である。同様の条件で
0=200mWとすれば、324GHz(0.43n
m)となる。一方、T0=5psのパルスを用いるとす
れば、L=0.5km、P0=200mWに対して33
3GHz(0.43nm)となる。5〜10psの短パ
ルスに対しては、例えば40Gb/s程度の信号であっ
ても、200mW程度のピークパワーは比較的容易に実
現可能であり、帯域0.2nm程度のBSFも実現可能
であるから、上記見積もりを考慮しても本発明は実施可
能である。
【0045】図3は本発明による光信号の再生装置の第
2実施形態を示すブロック図である。この実施形態で
は、光ファイバ2から出力された出力光信号がバンドス
トップフィルタ8だけでなくバンドパスフィルタ(BP
F)12をも通過するようにされている。バンドパスフ
ィルタ12の通過帯域の中心波長はλSに設定されてい
る。図示された例では、光信号の伝搬方向に向かってバ
ンドストップフィルタ8及びバンドパスフィルタ12が
この順に設けられているが、これらは逆の順序で設けら
れていてもよい。
【0046】次に、図4を用いて、図3に示されるバン
ドストップフィルタ8及びバンドパスフィルタ12の役
割について説明する。
【0047】図4は本発明による再生前の信号パルス内
の強度揺らぎを示しており、その横軸は時間(T)であ
る。このパルスの各部分のSPMによるチャーピングを
考えると、まず、a及びa´の部分は光増幅器の自然放
出光(ASE)雑音或いはファイバ伝送による波形歪等
に由来するものである。a及びa´で示される部分は本
来零レベルにあるべきであり、従って強度が低い。従っ
て、a及びa´で示される部分は、チャーピングも小さ
く光バンドストップフィルタ8により除去可能である。
【0048】次に、b及びb´で示されるように、パル
スのピーク付近及びスロープ上の揺らぎは主に信号パル
スと光増幅器のASEとのビート雑音、光ファイバ伝送
による波形歪み等によるものであり、信号の帯域と同等
或いは若干広い帯域を持つものであるから、傾斜はパル
ス自体の傾斜と同等か或いは若干きつい程度である。こ
の場合の強度の変動の山と谷の部分では、傾斜が零とな
るため、その付近のチャープは小さく、光バンドストッ
プフィルタ8により除去される。
【0049】但し、c及びc´で示されるように、極端
にピーキーな変動成分も存在するであろう。このような
特異点では、チャープがパルス自体のスロープにおける
ものよりも大きく、スペクトルはメインスロープのそれ
よりも外側に位置する。従って、こうした特異点の部分
の変動は、光バンドパスフィルタ12の帯域を、メイン
スロープ部のスペクトル成分を含む広さを持ち且つ特異
点の部分の成分までは含まないような適当な帯域に設定
することにより、除去することができる。
【0050】このように、本発明の実施形態では、光フ
ァイバ2から出力された出力光信号を光バンドパスフィ
ルタ12に供給して、光信号のパルスのメインスロープ
部におけるチャーピングよりも大きなチャーピング成分
を除去することによって、光バンドストップフィルタ8
のみを用いた場合に比べてより高精度な光信号の再生が
可能になる。
【0051】図5は図3に示される光バンドストップフ
ィルタ8及び光バンドパスフィルタ12によって与えら
れる透過帯域を説明するための図である。ここでは、中
心波長λSの信号スペクトルに対して波長λSに関して対
象な2つの透過帯域が与えられている。2つの透過帯域
の間の阻止帯域は光バンドストップフィルタ8によって
与えられ、2つの透過帯域の外側の阻止帯域は光バンド
パスフィルタ12によって与えられる。従って、光バン
ドストップフィルタ8による阻止帯域のほうが光バンド
パスフィルタ12の通過帯域よりも狭い。2つの透過帯
域の間の阻止帯域によって図4にa,a´,b及びb´
で示される雑音成分を除去することができ、2つの透過
帯域の外側の阻止帯域によってc及びc´で示される雑
音成分を除去することができる。
【0052】光バンドストップフィルタ8としては、例
えば狭帯域のファイバグレーティングを用いることがで
きる。また、光バンドパスフィルタ12としては、ファ
イバグレーティングによる反射を用いたり或いはダブル
キャビティ型の多層膜フィルタ等の高次フィルタを用い
ることができる。
【0053】ところで、図5においては、中心付近の強
度が最も大きな形でスペクトルが表示されているが、分
散やパルスのパワーを適当に設定すると、スペクトルの
形状をフラットにすることが可能である。正常分散(β
2>0)に設定した場合などがそうであるし、(この場
合パルスは矩形上に広がりつつチャープしていく)、極
端な場合には、スーパーコンティニューム(Super
continuum)と称される超広帯域の白色スペク
トルになる(この場合にはSPMだけでなく四光波混合
等の寄与が大きい)。こうしたフラットなチャープスペ
クトルに本発明を適用すれば、入力ピークパワーに依存
しない一定の出力が得られるので、ピーク付近の揺らぎ
を効果的に抑圧することができる。
【0054】図6は本発明による光信号の再生装置の第
3実施形態を示すブロック図である。この実施形態は、
図2に示される実施形態と対比して、光増幅器6と光フ
ァイバ2との間に光フィルタ14が付加的に設けられて
いる点で特徴付けられる。光フィルタ14は、光ファイ
バ2に入力されるべき光信号を供給されて、その光信号
における信号帯域外の雑音成分を除去する。例えば、光
フィルタ14として、通過帯域の中心波長がλSの光バ
ンドパスフィルタを用いることによって、入力信号帯域
外に累積しているASE雑音を予め除去しておくことが
できる。光フィルタ14として、λSと異なる阻止帯域
の中心波長を有する光バンドストップフィルタを用いる
こともできる。例えば、アップチャープ及びダウンチャ
ープした信号にそれぞれ作用する2つの光バンドストッ
プフィルタを用意しておき、これらをタンデムにつなげ
ることによって、光フィルタ14としての光バンドスト
ップフィルタを得ることができる。光フィルタ14とし
てはファイバグレーティングを用いることができる。
【0055】このように、光信号における信号帯域外の
雑音成分を光フィルタ14により予め除去しておくこと
によって、高いOSNRを得ることができるので、より
効果的に光信号の再生を行うことができる。
【0056】図7は本発明による光信号の再生装置の第
4実施形態を示すブロック図でである。この実施形態
は、図2に示される実施形態と対比して、光ファイバ2
と逆符号の分散を提供するもう1つの光ファイバ16が
光バンドストップフィルタ8の出力に接続されている点
で特徴付けられる。光ファイバ2は正常分散(β2
0)を提供するので、光ファイバ2内のSPMによって
アップチャープが発生し、光ファイバ2から出力され光
バンドストップフィルタ8を通過した出力光信号は、符
号10´で示されるように、ピーク付近に穴(強度の部
分的な低下)を有していることがある。そこで、この出
力光信号を異常分散(β2<0)を提供する光ファイバ
16に供給することによって、光ファイバ2内における
SPMによるアップチャープを補償する。その際、光フ
ァイバ16における分散値及び入力パワーを適切に設定
することによりパルス圧縮効果が起こるので、光バンド
ストップフィルタ8によるスペクトル上及びパルスのピ
ーク付近の穴又は欠落を補正可能であるとともに、チャ
ープの低減化により、符号18で示される再生パルスの
その後の伝送における波形劣化も低減可能である。尚、
このチャープの低減化は、DCF、ファイバグレーティ
ング等の光フィルタ、位相変調器等の他の手段を用いて
行うこともできる。
【0057】このように、本実施形態では、分散補償器
としての光ファイバ16を用いて光ファイバ2の出力光
信号を分散補償しているので、波形劣化を低減すること
ができ、より高精度な光信号の再生が可能になる。
【0058】図8は本発明による光信号の再生装置の第
5実施形態を示すブロック図である。この実施形態は図
7に示される実施形態と対比して、光増幅器6の入力に
パルス圧縮器20が付加的に設けられている点で特徴付
けられる。また、図3に示される実施形態におけるのと
同様に、光バンドストップフィルタ8の出力に光バンド
パスフィルタ12が接続されており、分散補償及び若干
のチャーピングの補償のための光ファイバ16は光バン
ドパスフィルタ12の出力に接続されている。
【0059】パルス圧縮器20は、正常分散(β2
0)を提供する光ファイバ22と異常分散(β2<0)
を提供する光ファイバ24とを直列に接続することによ
って得られる。この場合、光ファイバ22におけるアッ
プチャープと光ファイバ24によるダウンチャープとの
組み合わせにより、入力された信号パルス4は符号4´
で示されるようにパルス圧縮される。光ファイバ22及
び24において所用のチャーピングを得るために、パル
ス圧縮器20の入力には光増幅器6´が設けられてい
る。
【0060】この構成によると、光ファイバ2に入力さ
れるべき光信号は符号4´で示されるようにパルス圧縮
されているので、雑音成分の効果的な除去が可能にな
り、高精度な光信号の再生が可能になる。
【0061】図9は本発明による光信号の再生装置の第
6実施形態を示すブロック図である。この実施形態は、
図8に示される実施形態と対比して、光ファイバ16の
出力に比較的狭い通過帯域の中心波長がλSである光バ
ンドパスフィルタ26が付加的に接続されている点で特
徴付けられる。この構成によると、再生パルスが光バン
ドパスフィルタ26を通過することによって、符号18
´で示されるように、圧縮されていたパルス幅を元の幅
に戻すことができる。
【0062】以上説明した実施形態では、光再生装置を
光ファイバ、光フィルタ及び光増幅器から構成している
ので、光2R再生を行うに際して、偏光依存性がなく、
損失が小さく、しかも多波長一括再生が可能である、と
いう顕著な効果が得られる。多波長一括再生が可能にな
ることをより特定的に説明する。
【0063】図10は本発明によるシステムの実施形態
を示すブロック図である。このシステムは、異なる波長
(λ1,λ2,…,λN)を有する複数の光信号を波長分
割多重して得られたWDM信号光を出力する送信機28
と、送信機28から出力されたWDM信号光を伝送する
光ファイバ伝送路30と、光ファイバ伝送路30から出
力されたWDM信号光が供給される再生装置32と、再
生装置32から出力された出力光信号としてのWDM信
号光を伝送する光ファイバ伝送路34と、光ファイバ伝
送路34から出力されたWDM信号光を受ける受信機3
6とを備えている。受信機36は受けたWDM信号光に
基づき元の複数の光信号を復調する。
【0064】再生装置32における光導波構造が光ファ
イバである場合、その分散は、WDM信号光のクロスト
ークが生じない程度に大きいことが望ましい。
【0065】再生装置32は本発明に従って以上の種々
の実施形態に順じて構成することができる。本発明に従
う再生装置32をWDM信号光に適合させる場合、
(a)帯域の確保及び(b)光フィルタの設計が重要で
ある。これを順を追って説明する。
【0066】(a)帯域の確保 WDM信号光の一括再生を可能にするためには、再生装
置32がWDM信号光の帯域に見合った帯域を持ってい
ることが望ましい。例えば、図8の実施形態について
は、光ファイバ2,16,22及び24並びに光増幅器
6及び6´は全てWDM信号光の帯域よりも広い帯域を
持っていることが望まれる。以下、具体的に説明する。
【0067】光ファイバ2は、WDM信号光の各チャネ
ル(Ch.1,Ch.2,…,Ch.N)のSPMを均
等に与えるだけの帯域を持っていることが望ましい。フ
ァイバ内の3次非線形効果の応答時間はフェムト秒オー
ダであるから、十分広い帯域が確保されているといえ
る。但し、チャネルごとに分散の値が異なるとパルスの
形状に差が出ることがあるので、光ファイバ2として
は、適当な値の正常分散を提供する分散フラットファイ
バ(DFF)或いは分散傾斜が小さいファイバであるこ
とが望ましい。
【0068】光ファイバ16に関しては、各チャネルの
分散補償を均等に行うだけの帯域を持っていることが望
ましい。この場合の分散補償は異常分散を用いて行うか
ら、分散傾斜が零のDFFであることが望ましく、その
フラット領域をWDM信号光の帯域よりも広く確保して
いくことが望ましい。但し、光ファイバ2がDFFでな
い場合には、光ファイバ16としては、光ファイバ2と
逆符号の傾斜を持つ適当な値の異常分散ファイバを用い
ることができる。
【0069】パルス圧縮器20の前段の光ファイバ22
は、パルス圧縮のための大きなアップチャープを与える
必要がある。従って、光ファイバ22に要求される特性
は基本的には光ファイバ2に要求される特性と同じであ
り、やはり適当な値の正常分散のDFF或いは分散傾斜
が小さいファイバであることが望ましい。
【0070】パルス圧縮器20の後段の光ファイバ24
に要求される特性は、基本的には光ファイバ16に要求
される特性と同様である。
【0071】光増幅器6及び6´については、WDM信
号光の帯域内の各光信号を概ね同じ利得で増幅するだけ
のフラットな帯域を持っていることが望ましい。
【0072】(b)光フィルタの設計 一括してチャーピングを与えたWDM信号光を一括して
フィルタリングするためには、例えば図11に示される
ような特性を有する特殊なフィルタを採用することが望
ましい。基本的には、図5に示される一対の透過帯域を
WDM信号光の各チャネルの波長に合わせて用意すれば
よい。光バンドストップフィルタについては、例えば各
波長に帯域の中心を持つファイバグレーティングをタン
デムにつないでWDM信号光を透過させればよい。ま
た、光バンドパスフィルタについては、既に実用化され
ているインターリーバフィルタ等を用いる方法が提案さ
れ得る。更に、必要に応じて、再生装置32にWDM信
号光を入力する前に、インターリーバフィルタ等を透過
させて、信号帯域外のASE雑音を除去しておけば、各
チャネルに関して高精度な光信号の再生が可能になる。
このインターリーバフィルタ等の設置位置は再生装置3
2における光ファイバ2の直前であってもよい。
【0073】WDM信号光の各チャネルの変調方式とし
ては、光振幅(強度)変調方式等を適用可能であり、こ
の場合、信号検出するためには、受信機36で受けたW
DM信号光を帯域フィルタで各チャネルの光信号に分離
した後に光直接検波等を行えばよい。
【0074】光ファイバ伝送路30及び34の各々とし
ては、単一モードのシリカファイバ(SMF)を用いる
ことができ、その例としては、1.3μm零分散ファイ
バや1.55μm分散シフトファイバ(DSF)があ
る。
【0075】光ファイバ伝送路30及び34の各々は、
少なくとも1つの光増幅器を含む光増幅中継伝送路であ
り得る。この場合、光信号の減衰を光増幅器により補償
することができるので、長距離伝送が可能になる。
【0076】本発明を実施するに際しては、効果的にチ
ャーピングを発生させるために、光ファイバ伝送路30
及び34の各々のGVDや非線形効果による波形歪を予
め補償しておくことが望ましい。そのために、光ファイ
バ伝送路30及び34の各々の途中に分散補償器或いは
光位相共役器を設けることができる。また、光ソリトン
伝送を行う場合に本発明を適用することもできる。
【0077】本発明によると、ASE雑音の抑圧が可能
であるので、本発明による光信号の再生装置を中継器と
して用いる場合には伝送路途中でのOSNRの改善が可
能になり、また、本発明による光信号の再生装置を受信
機として用いる場合には、受信感度の改善が可能にな
る。
【0078】最後に、チャープ補償方法について説明す
る。これまで述べてきた方法による再生パルスにはチャ
ープが残っている。再生装置の用途として最も期待され
るのは伝送路途中の光中継器においてであるから、その
後の伝送特性に影響を与えないためにチャープを補償し
ておくことが望ましい。チャープを補償するには、第1
に光位相共役(OPC)を用いればよい。再生パルスに
OPCを施すことでチャープを反転可能であるから、更
に同じ手順で本発明に従って光信号の再生を行って同様
のチャープを発生させることにより、チャープ補償が可
能である。
【0079】尚、OPCには波長シフトを伴わないタイ
プが望まれるが、光信号の再生に波長変換を伴ってもよ
い場合には、波長シフトを伴うOPCを用いることもで
きる。
【0080】第2の方法は、パルスの立上がり部分と立
下り部分とでチャ−プの符号が反対になることを用いて
補償する方法である。図12を参照して、これをより特
定的に説明する。
【0081】図12は本発明による光信号の再生装置の
第7実施形態を示すブロック図である。この実施形態
は、図7に示される実施形態と対比して、光バンドスト
ップフィルタ8と分散補償器としての異常分散を提供す
る光ファイバ16との間に正常分散を提供する光ファイ
バ40が付加的に設けられている点で特徴付けられる。
光バンドストップフィルタ8からの出力光信号のパルス
波形が符号10’で示されるように前後2つに分離する
ように光ファイバ2によるチャ−プ及び光バンドストッ
プフィルタ8の帯域が調整され、この出力光信号は、十
分なパワーを持って光ファイバ40に供給される。この
とき、2つに分離したパルスの先頭部分のパルスの立下
り部分(中心付近)は正チャ−プを受け、後半部分のパ
ルスの立上がり部分は負チャ−プを受ける。一方、パル
スの先頭部分は光ファイバ2内で負チャ−プを受けた部
分であり、後半部分は正チャ−プを受けた部分である。
従って、光ファイバ40による2回目のチャ−ピングに
より中心部分のチャ−プを補償すると共に、符号42で
示されるように、パルスの窪みも補償することができ
る。こうして得たパルスを図7に示される実施形態にお
けるのと同様にして分散補償器としての光ファイバ16
に供給することによって、光信号を正確に再生すること
ができる。
【0082】更に、光ファイバ2によりチャ−プしたパ
ルスのうち、立下り部分の正チャ−プ(又は立上がり部
分の負チャ−プ)した成分のみをフィルタリングして
(その際各々の部分の中心波長は入力信号パルスの中心
波長からシフトしている)、次に、本発明に従って、立
上がり部分の負チャ−プ(または立ち上がり部分の正チ
ャ−プ)で上記正(負)チャ−プを補償することができ
る。その際、光ファイバ40による2回目のチャ−ピン
グにおいては、入力信号パルスの中心波長に一致する中
心波長を有する信号抽出用の光フィルタを用いることが
できる。
【0083】以上説明した本発明の実施形態では、非線
形効果を提供する光導波構造として光ファイバを例示し
たが、本発明はこれに限定されない。例えば、導波路基
板上に形成された光導波路や半導体チップとして提供さ
れる半導体光増幅器(SOA)も非線形光学効果を提供
し得るので、このような光ファイバ以外の光導波構造に
も本発明を適用可能である。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
光信号のビットレートやパルス形状等に依存しない新規
な光信号の再生のための方法、装置及びシステムの提供
が可能になるという効果が生じる。また、本発明による
と、WDM(波長分割多重)に適した光信号の再生のた
めの方法、装置及びシステムの提供が可能になるという
効果もある。本発明の特定の実施形態により得られる効
果は、以上説明した通りであるので、その説明を省略す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(A)及び図1の(B)はガウシアンパ
ルス及びスーパーガウシアンパルスが光ファイバ中を伝
搬する際のチャーピングを説明するための図である。
【図2】図2は本発明による光信号の再生装置の第1実
施形態を示すブロック図である。
【図3】図3は本発明による光信号の再生装置の第2実
施形態を示すブロック図である。
【図4】図4は本発明に従って除去されるパルス内の強
度揺らぎを説明するための図である。
【図5】図5は本発明の実施形態における光フィルタに
よる雑音の除去の様子を示す図である。
【図6】図6は本発明による光信号の再生装置の第3実
施形態を示すブロック図である。
【図7】図7は本発明による光信号の再生装置の第4実
施形態を示すブロック図である。
【図8】図8は本発明による光信号の再生装置の第5実
施形態を示すブロック図である。
【図9】図9は本発明による光信号の再生装置の第6実
施形態を示すブロック図である。
【図10】図10は本発明によるシステムの実施形態を
示すブロック図である。
【図11】図11はWDM信号光に適した光フィルタの
透過帯域を説明するための図である。
【図12】図12は本発明による光信号の再生装置の第
7実施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
2,16,22,24 光ファイバ 4 信号パルス 6,6´ 光増幅器 8 光バンドストップフィルタ 12,26 光バンドパスフィルタ 20 パルス圧縮器 28 送信機 30,34 光ファイバ伝送路 32 再生装置 36 受信機

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非線形効果を提供する光導波構造に光信
    号を入力するステップと、 上記非線形効果により上記光信号にチャ−ピングを生じ
    させるステップと、 上記光導波構造から出力された出力光信号を光フィルタ
    に供給して上記チャ−ピングの小さい成分を除去するス
    テップとを備えた方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、 上記光導波構造は正常分散を提供する光ファイバである
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって、 上記光フィルタは上記光信号の中心波長に実質的に一致
    する中心波長を有する光バンドストップフィルタである
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法であって、 上記出力光信号を光バンドパスフィルタに供給して上記
    光信号のパルスのメインスロープ部におけるチャ−ピン
    グよりも大きなチャ−ピング成分を除去するステップを
    更に備えた方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法であって、 上記光導波構造に入力されるべき光信号を光フィルタに
    供給して上記光信号における信号帯域外の雑音成分を除
    去するステップを更に備えた方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法であって、 上記光導波構造に入力されるべき光信号を所要のチャ−
    ピングが得られるように光増幅するステップを更に備え
    た方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の方法であって、 上記出力光信号が分散補償されるように上記出力光信号
    を分散補償器に供給するステップを更に備えた方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法であって、 上記光導波構造は正常分散を提供する第1の光ファイバ
    であり、 上記分散補償器は異常分散を提供する第2の光ファイバ
    であり、 上記第2の光ファイバから出力された光信号のパルスピ
    ーク近傍の欠落が減少する程度までパルス圧縮が行われ
    るように上記第2の光ファイバの分散値及び入力パワー
    を調節するステップを更に備えた方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の方法であって、 上記第2の光ファイバから出力された光信号のパルス幅
    が上記第1の光ファイバに入力された光信号のパルス幅
    に概ね一致するように上記出力された光信号を光バンド
    パスフィルタに供給するステップを更に備えた方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の方法であって、 上記光導波構造に入力されるべき光信号をパルス圧縮す
    るステップを更に備えた方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法であって、 上記パルス圧縮するステップは正常分散を提供する第1
    の光ファイバ及び異常分散を提供する第2の光ファイバ
    に上記光信号を通過させるステップを含む方法。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の方法であって、 上記光導波構造に入力されるべき光信号は複数の光信号
    を波長分割多重して得られたWDM信号光である方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の方法であって、 上記光導波構造は正常分散を提供する光ファイバであ
    り、上記光ファイバは上記WDM信号光のクロストーク
    が発生しない程度に大きな分散値を有している方法。
  14. 【請求項14】 入力された光信号にチャ−ピングが生
    じるように非線形光学効果を提供する光導波構造と、 上記光導波構造から出力された出力光信号が供給され上
    記チャ−ピングの小さい成分を除去する光フィルタとを
    備えた装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の装置であって、 上記光導波構造は正常分散を提供する光ファイバである
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の装置であって、 上記光フィルタは上記光信号の中心波長に実質的に一致
    する中心波長を有する光バンドストップフィルタである
    装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の装置であって、 上記出力光信号が供給され上記光信号のパルスのメイン
    スロープ部におけるチャ−ピングよりも大きなチャ−ピ
    ング成分を除去する光バンドパスフィルタを更に備えた
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項14に記載の装置であって、 上記光導波構造に入力されるべき光信号が供給され上記
    光信号における信号帯域外の雑音成分を除去する光フィ
    ルタを更に備えた装置。
  19. 【請求項19】 請求項14に記載の装置であって、 上記光導波構造構造に入力されるべき光信号を所要のチ
    ャ−ピングが得られるように光増幅する光増幅器を更に
    備えた装置。
  20. 【請求項20】 請求項15に記載の装置であって、 上記出力光信号が供給される分散補償器を更に備えた装
    置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の装置であって、 上記光導波構造は正常分散を提供する第1の光ファイバ
    であり、 上記分散補償器は異常分散を提供する第2の光ファイバ
    であり、 上記第2の光ファイバから出力された光信号のパルス幅
    が上記第1の光ファイバに入力された光信号のパルス幅
    に概ね一致するように上記出力された光信号が供給され
    る光バンドパスフィルタを更に備えた装置。
  22. 【請求項22】 請求項14に記載の装置であって、 上記光導波構造に入力されるべき光信号をパルス圧縮す
    る手段を更に備えた装置。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の装置であって、 上記パルス圧縮する手段は正常分散を提供する第1の光
    ファイバ及び異常分散を提供する第2の光ファイバを含
    む装置。
  24. 【請求項24】 請求項14に記載の装置であって、 上記光導波構造に入力されるべき光信号は複数の光信号
    を波長分割多重して得られたWDM信号光である装置。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の装置であって、 上記光導波構造は正常分散を提供する光ファイバであ
    り、上記光ファイバは上記WDM信号光のクロストーク
    が発生しない程度に大きな分散値を有している装置。
  26. 【請求項26】 光信号を伝送する光ファイバ伝送路
    と、 上記光ファイバ伝送路から出力された光信号が供給され
    る光信号再生装置とを備えたシステムであって、 上記光信号再生装置は、上記供給された光信号にチャ−
    ピングが生じるように非線形光学効果を提供する光導波
    構造と、上記光導波構造から出力された出力光信号が供
    給され上記チャ−ピングの小さい成分を除去する光フィ
    ルタとを備えているシステム。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載のシステムであっ
    て、 上記出力光信号を伝送する第2の光ファイバ伝送路を更
    に備えたシステム。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載のシステムであっ
    て、 上記光ファイバ伝送路の入力端に接続された光送信機
    と、上記第2の光ファイバ伝送路の出力端に接続された
    光受信機とを更に備えたシステム。
  29. 【請求項29】 請求項26に記載のシステムであっ
    て、 上記光ファイバ伝送路により伝送される光信号は複数の
    光信号を波長分割多重して得られたWDM信号光である
    システム。
  30. 【請求項30】 請求項27に記載のシステムであっ
    て、 上記光ファイバ伝送路及び上記第2の光ファイバ伝送路
    の各々は、少なくとも1つの光増幅器を含む光増幅中継
    伝送路であるシステム。
  31. 【請求項31】 請求項1に記載の方法であって、 上記光導波構造は正常分散を提供する第1の光ファイバ
    であり、 上記光フィルタから出力された光信号を増幅してその増
    幅された光信号を正常分散を提供する第2の光ファイバ
    に供給するステップを更に備えた方法。
  32. 【請求項32】 請求項14に記載の装置であって、 上記光導波構造は正常分散を提供する第1の光ファイバ
    であり、 上記光フィルタから出力された光信号を増幅する光増幅
    器と、 上記光増幅器により増幅された光信号が供給される第2
    の光ファイバとを更に備え、 上記第2の光ファイバは正常分散を提供する装置。
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